まずは改めて、茅原選手、芦屋周年優勝おめでとうございます!
今回の優勝はG1で10回目となるものでしたが、初日からずっとシリーズリーダーを維持しつつけた優勝というのは初めてのことで、特別な優勝だったといえます。
G1の優勝戦1号艇で出走したのは今回5回目でしたが、その内予選トップ通過したのは過去2回だけ。
2016年の若松周年、2017年の地区選となっています。その2回も初日から得点率トップということはありませんでした。
ただ、初日の得点率トップというのは番組に大きく左右されます。仮に完全Vしたとしても初日のドリーム戦に選出されていなければ得点率トップにはなれないので、初日の得点率トップにそれほど意味があるわけではありません。
しかし、今回は初日にドリーム戦に選ばれていたとはいえ、6号艇ということでなかなか勝てる番組ではなかったのにもかかわらず、そこで勝って得点率トップを手にしたことから始まり、その後得点率トップを維持したまま、準優で逃げ、優勝戦でも逃げて優勝したということで、特別な感があるわけです。
完全V程ではないとはいえ、完璧なシリーズを通してのレースが出来て優勝したというのは、先ほど確認したこれまでの戦歴を見ても感じるところです。
今年の茅原選手は昨年までと全然違うということは、既に何度も記しているところですが、それのまさに集大成といえるシリーズになったのではないかと思っています。
これまでの茅原選手は、記念レースにおいて、予選トップからの優勝というイメージも低く、予選トップが狙える状況で取りこぼしたり、なかなか王道の優勝をすることが少なかったのが実情ではないかと思います。そのこと自体は茅原選手らしいく私的には不満はないのですが、今回のような勝ち方をしてくれると強さを感じられ、これはこれで格別な喜びもお感じますね。
では、この強さはどこから来ているのかということについて、今回は勝利者インタビューに
注目したいと思います。
今節の勝利数は6勝ということで、6度勝利者インタビューを目にする機会がありました。
そのいずれでも感じたのが、茅原選手の落ち着きでした。
調子に乗ることも、浮かれることもなく、かと言って機嫌が悪い感じもなく、過剰に気負っているわけでもなく、集中力を高めた自然体で受け答えしているのが印象的でした。
さすがに、準優勝戦後のインタビューはホッとしたのか笑顔も多く見られましたが、それも話の内容的に笑うものだったというのもあり、そんなに砕けた話し方ではなかったです。
このことから思うことは、今の茅原選手は状況を冷静に判断し、理解出来ているということです。それは主観的にも客観的にもです。
もし、それが出来ていなければ、話を誤魔化すために、過度に戯けてみたり、逆に無口になったりすることもあると思いますが、今回はそういうところが全く無かったです。
状況をしっかり把握出来ているので、話せることと話せないことの判断もスムーズに出来ていて、話せることは的確に答えることが出来ていることで、落ち着いて話が出来ていると感じました。
また、レースリプレイの見方もしっかり集中して見ているというのも、その雰囲気に影響しているのかなと思いますが、今の茅原選手は、ストイックなまでに情報収集していることも伝わってくるワンシーンではないでしょうか。
といことで、改めて今年の茅原選手の調子の良さを思い知らされる結果となりましたし、グランプリに向けて準備が整ってきていることを感じさせられました。
そして、次節はいよいよグランプリとなります。優勝インタビューでも、昨日の壮行会でも語っていましたが、「はったりでなくグランプリ穫る」という言葉が真実味を増してきているだけでけに、期待に胸が膨らみますね。
最後に今節の注目レースですが、やはり初日12Rドリーム戦ですね。
6号艇で出走し、5コースから1着になったレースです。
今節は、このレースで始まり優勝まで駆け抜けましたから、このレースなくして優勝はなかったと言っても過言ではないかと思っていますから、このレースしか無いでしょう。
結果的にはドリーム戦2着でも予選トップにはなれていましたが、瓜生選手と一緒に走っていましたから、瓜生選手が勝っての2着だと結果は逆転していますから、やはり、ドリーム戦を勝てたことは大きかったですね。また、ドリーム戦で勝っていなければ、初日からシリーズリーダーになることもなかったですからね。
また、特定のレースではないですが、4日目の連勝も良かったですね。4日目にまさかの瓜生選手の連勝で追い上げられていた状況で、取りこぼしすることなく自力で予選トップを取り切ったのは感慨深いものがありました。
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