<12R>
【スタート情報】
1コース1号艇西山 貴浩.09
2コース2号艇赤坂 俊輔.11
3コース3号艇吉川 元浩.11
4コース4号艇片岡 雅裕.08
5コース5号艇茅原 悠紀.12
6コース6号艇濱野谷 憲吾.12
進入 123/456
【レース結果】
1着1号艇西山 貴浩
2着3号艇吉川 元浩
3着6号艇濱野谷 憲吾
4着5号艇茅原 悠紀
5着4号艇片岡 雅裕
6着2号艇赤坂 俊輔
連に絡むことが出来ず残念ではありましたが、今節の機力気配を考えると贅沢は言えないですし、見せ場は作ってくれましたから、いいレースはしてくれたのではないかと思います。
進入枠なり3対3でスタートも横並びとなると、1マークも何の展開も無いままにレースが進んでしまいます。
1マークでは若干前に出ていた4号艇に茅原選手は抑えられる恰好になったことで、4号艇はキッチリ2番差しをして、さらに3号艇がまくり差しということで、やや遅めにまくり差した茅原選手が入る隙はどこにもありませんでした。
バックでは5番手で航走し、2マークには最後に入ることになり、回るのも5番目で内を差すことになりました。ここで2号艇と4号艇を振り切り、ここから6号艇との3番手競りが始まります。
2周1マークでは先に回って6号艇に差し返され、2周2マークでは握って回るも6号艇に届かず。
3周1マークでも差しを狙うも届きませんでしたが、最後3周2マークで先に回った6号艇のターンがながれたところを茅原選手が差して並んでゴールに向かうことになります。
結局は6号艇に1/3艇身ほど届かず4着でのゴールとなりましたが、最後の最後まで競り合ってレースを盛り上げることが出来ました。
ずっと6号艇と競り合う展開でしたから惜しかったとも思えますが、気配の差を考えると競り勝つのは難しかったので、順当な結果だったでしょうね。
あの手この手を駆使したターンで6号艇から離れず走っていましたが、終始直線では6号艇が前に出て行っていましたから、茅原選手が前に出ることは難しかったですね。なので、最後3周2マークで追いついた時も振り切られてしまうのはわかったいたことでした。
ですから、競り勝てなかったと考えるより、あの気配差で最後の最後によく接戦にまで持ち込めたことに拍手を送りたいと思います。
ということで、気配は変わらずでしたし、優勝戦の中に入ると機力が劣勢であることが顕著でした。
今日の優出メンバーの公開インタビューでも、「 バランスが取れて平凡な感じがします。最低限の足に仕上げてはいるんですけど。もう多くは求めずに最低限のところでしっかりさせていきたい。ピット出は普通くらい。スタートは行ける範囲の中で行っています。」と言っていましたから、大きな事をせず手堅く調整するということだったので、機力が劣勢であることは前提でのレースでした。
それでも、展示タイムも最下位でなかったですし、機力上位の4号艇より前でゴール出来ましたから、出来る事はやってレースに臨めていたのではないかと思います。
今節も前節に続いて、モーター気配に苦しめられ、予選の1号艇も走らせてもらえないという、2節連続での不利な状況でのシリーズとなりましたが、それでも優出したということで、前節と異なる結果が残せたことはとても良かったと思います。
そして、今節も水面コンディションは荒れ気味でしたが、それでも事故も無く無事に最終日、最終レースまで走り、終えることが出来たわけですから、悪くないシリーズとなったのではないでしょうか。
次節に向けてもリズムアップ出来た面もあると思いますから期待です。
茅原選手、今節も無事故で優勝戦での完走、大変お疲れ様でした!
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