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「メデューサの聖廟」 一部抜粋 5
プロット「イケメン」 0
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こんにちは。やーっとパイレーツオブカリビアン3を観ることができました。やはり3時間はきつかったですね。面白いのは確かですが、CMなどがなく全く動かない状態での3時間は堪えます。一度観ただけで、満腹してしまい、2度目はもういいかってカンジです。かの有名な「タイタニック」でさえ一度しか行きませんでした。もう少し沈没するエピソードや船内を逃げ回るシーンなどを微妙に削ってくれれば良かったのですが、私にはお尻が痛くて痛くてという痛かったという記憶しか残りませんでした。 一度でも痛かったとか辛かったとかいう苦痛の記憶としてインプットされると、なかなか気が進まなくなりますよね。 映画とは関係がありませんが、記憶というのは以外にとても重要です。デイズニーにリピーターが多いのはあそこで聞いた音楽や体験した想い出が楽しかった感動したという記憶として刺激としてインプットされるからです。脳は刺激が大好きな器官です。脳を発達させたければ刺激を与えよと言います。常に脳は刺激を求めているので、ホラーや過激なものが人々に受けるのもそのためです。 もしもディズニーランドから園内音楽を取り除いたとしたら、きっと退屈だったという記憶が残り、行きたいという衝動には駆られないはずです。それと同じように陰気だったという記憶が一度植えつけられると、よほどの状況ではない限り、そこには二度と近づかないでしょう。 それと同じように、閉店が多い商店街は買い物客にとっては陰気で憂鬱な場所としか思えず、綺麗で最新の店があり、楽しい癒しの音楽が流れる大型ショッピングセンターで買い物が常習化します。どうせ同じ買い物するなら楽しいところでしたいというのが消費者の心理でしょうから。 つまり楽しかった面白かったという記憶を植えつけられるかということがさまざまなイベントや場所の成功の鍵になります。 ですから陰気で人気が低下ぎみのイベントは商店街も明るく楽しく、安く買い物ができるお洒落な商店街というのを無理やりにでも演出する必要があります。 それではパイレーツですが、ま、シリーズものですからそれなりの完成度でした。最近は映像の力もありどれでもそれなりに完成度が高く面白いのでピカ一というものがなくなりました。 ハリーはやはり一度でよく、パイレーツでも2度でいいかというカンジですね。前ほど観たいという欲求がなくなったのは、シリーズ3だからでしょうか。1作目、2作目とそれなりに面白かったという記憶が植えつけられているので3作目もいこうかって気になっていました。これも洗脳の一種かしら。 しかし、あの女占い師にあんな正体があったとは? まさかウィルがラストでああなるとは。 船が沈んだときあの船長のあとを継ぐのだなとは思いましたが、タコ船長と同じグロテスクな怪物になっているのかもと推理していました。あの女神(なんだっけ?)から与えられた任務を果たしていれば、怪物にはならないで済むのね。よかった、よかった。でもエリザベスと一緒に住めないなら結婚した意味もないような。でも今までにはない展開はオリジナリティがありかなり上級テク。さすがはハリウッド。金も知恵も人材も世界一。 ま、いいか。映画だから。主人公はキャプテンスパローで、ウィルはあくまでの脇役。でもまぁ、活劇ものは大好きなので、もう一度は観て見たいです。 相変わらずジャック・スパローってオカマちっくな海賊でしたね。あのキャラの今までの主人公と違うところはあの、オカマ走りです。あの指を立て、両腕を開いて内股気味に走る様。アクションの主人公は陸上選手のようにかっこよく走るのが普通です。でもジャックは、何に追われてもオカマ走りで、頑張ります。彼はあれで独特のカリスマ性の発光に成功したのかもしれません。とにかく異色の主人公ナンバーワンですね。(フリルのブラウスも着てるし)(笑) 次はトランスフォーマーでしょうか。人間が逃げ回る作品って、以外に好きかもしれません。(サドかしら…ホホホ) 多分脳が刺激を欲しているのでしょう。ボケ防止のために「刺激的映画」は観ます。
2007.08.06
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