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私は許しません

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2004/12/06

Ｍちゃんママから電話。

声が震えている。（どうしたのかしら？）

「ＭがＡの顔を見て『怖い、気持ち悪い』と言うのです（－－）ご飯も食べたあと『気持ち悪い』と言ってはいてしまいます・・・それから、一緒に食事をしないで別の部屋で食べるのです・・・それでも、気持ち悪いといって吐きます。ここまで、変化が出ると思っていなかったので・・・（涙）」

「ママもつらいね。今日は早めに行くから待っててね。しっかりするのよ！大丈夫だから」

と、一旦電話を切って考えさせられました。

先週、私が行ったときも私までＡちゃんＡちゃん、可愛いねえ。なんて言って・・・。
その時居た多くの大人たちの関心は全てＡちゃんに向いていた。
その横でＭちゃんはややすね気味で、むっつりとビデオを見ていました（反省）

Ｍちゃんの通う幼稚園にも電話をしました。
Ｍちゃんの幼稚園での様子を知りたいと思ったからです。
役所（幼稚園）はなるべく直接的責任を回避するために幼稚園での話し合いはお母さんとの話し合いを先に進めて欲しいという。
園はあくまで、子どもを単に『教育』するところだと言わんばかりの対応だった。（冷たいね）

予定より３０分ほど早くに言ってママとお話をあらためてする。
その時入院中のときの看護士さんが丁度来ていてくださったのでＡちゃんのことをお願いしてゆっくりとお話しをしました。

Ｍが『気持ち悪い』『怖い』とか言ったことは、パパもショックだったらしいが、週末はパパがいつもよりたくさんＭと関わってくれるのですが、食事になると嫌がり別の部屋で食べたりします。
それで、吐いたりして・・・。

Ｍちゃんは５歳。
５歳の子どもに、弟が出来た事は嬉しいが、長い間入院していたわけだから、急に大きな赤ちゃんが出現し、大人の気はすべてＡ君に注がれるわけだからＡ君が『障害児』じゃなくとも、平常心ではいられないだろう。

家族中でＡくんの退院を待っていたはずが帰ってきたＡくんの顔を見て『口蓋烈』と言う現実をＭちゃん自身受け入れられない。
Ｍちゃんの目には『怖い』と映るのも本当だろう！
なのに、大人たちは「可愛い!可愛い！」と言う。

ママはＭちゃんの気持ちがわかっていてもＡちゃんから、目が離せない。

ママ！大丈夫！
私がもっとＭちゃんに関わり方を工夫してみます。
Ｍちゃんが「ｎｏｈｏｈｏｎおばさんは、Ｍの味方。Ｍのおばちゃん」って、思ってもらえるように頑張るよ！

今日は園の帰りにＭちゃんの大好きなＴちゃんのお家に遊びに行きました。
Ｔちゃんは、とっても大人しい女の子。
ペットの「ハムスター」を見せてもらったり、いろいろの玩具で遊ばせてもらいました。
Ｍちゃんったら、『おやつの時間だよ』ってちゃっかりおやつまで戴いていました。

１時間ほど遊ばせていただいて、帰る前にＴちゃんのママにも、今のＭちゃんの様子やママの様子を簡単にお伝えして、これからも、お世話になりこと。Ｍちゃんのままの力にもなってやって欲しい事をお願いしてきました。

今、Ｍちゃんままを人りぽっちにしないことが大事だと思いました。
Ｍちゃんはなかなかおうちに帰りたがりません。

今日は、かえろう！

明日も来て良い？？

いいのかしら？

いいですよ！

でも、おかあさんが・・・。

大丈夫、おばちゃんは、Ｍちゃんの味方だから、お母さんにきっと言ってあげるよ！

と言う事で、お家に送り届ける事が出来ました。
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帰途、姉の家に行き一月ほど前から頼まれていた年賀状。
やっと印刷できたので届けました。

いつもの雑談をして帰ろうとしたとき『これ、印刷代』
といって差し出された○万円。
いらんよ！
欲しいもんがあったら、言うから、それまで、貯めといて！
と言うが、
ええがな！
その時はそのときよ！
もって帰り！
と言うので、ありがたく戴いてきました。

ありがとうです。

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