おはようございます。
10月になりました。訳のわからないままあっという
間にコロナが激減して緊急事態宣言は解除、首相も
交代とまるでローラーコースターに乗っているよう
な9月でした。秋本番。秋らしい食べ物もたくさん
ある中で、京都の家庭料理のひとつあぶ玉丼(衣笠丼
)をお昼のまかないでおだしいたしました。
あぶ玉丼(衣笠丼)(クリックで拡大します)
材料(1人前)
油揚げ(厚手の長いもの) 1枚
卵 2個
長葱 1/3本
ご飯 1膳
鰹・昆布合わせ出汁 80㏄
醤油 大さじ1
砂糖 大さじ1
粉山椒 適宜
1.油揚げは2㎝ほどの幅に切り、長葱は斜めに切り、
卵は割りほぐしておきます。
2.出汁に醤油と砂糖を弱火で煮溶かします。
3.丼用の小鍋に2.を入れて弱火で煮立て、煮立っ
たら油揚げを入れて弱火のまま3分ほど煮ます。
4.長葱を入れて1分程煮たら卵を全体に回しかけて
蓋をして中火で1分程煮たら火を止めて1分蒸らし
ます。
5.丼にご飯を盛、4.を乗せてから粉残照を適宜振
ります。
丼汁は3~4人前を一度に作る方が作り易いです。当
店でも一回に3人前を作ります。お揚げ、豆腐、湯葉
は京都を代表する伝統大豆加工食品です。今回のあ
ぶ
玉丼は大黒屋、ひさごなど京都の人々が日常的に利用
する店でも食べられますが、お揚げの好きな京都人の
家庭でも簡単で素早くできるごはんとして愛されてい
ます。丼汁を少し卵に混ぜてかけると美味しくできま
す。京都では九条葱を使いますが、他の地域では入手
不可能なので普通の長葱を使っています。
亭主敬白
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