多少着物が古くても ショボくても やはり帯は目立ちます。
当世のお嬢さんは Tシャツやセーターにちんちくりんの着物を重ね
帯もなんだかよくわからんという代物で着ているそうな。
まあ私も似たようなモンで、着物に伊達締め帯なし 袢纏とか
足は靴下+つっかけサンダル カバンはでっかいショルダーの斜めがけ
車で買い物なんて こんなんで十分。
普段着て楽しむなら それなりの自分なりの着方でいいですね。
でも パーティやおめでたい席など 一流ホテルとか会館などに着て行く時は
また 変わってきます。
何十万もしたからと言って 大島紬にキンキラキンの帯してなんて
ここは やはりセオリー通りに 縮緬もので付下げ以上+袋帯となります。
最近は 大島紬の白生地に柄は染め付けした訪問着もセーフです。
元々は 大島や牛頸紬などは、普段着用でした。
お召しも 殿様が着た撚りの強い織り出し柄のもの
(将軍様がお召しになったのでお召しと呼ばれるようになった)
生地の格付けで言えば
太物という唐絹 打ち掛けなどにする幅の広い生地
皇族の方などがお召しになる袖幅の広いもの これは最高位の生地です。
よく時代劇の呉服屋の看板に 太物 唐物 呉服とありますが
これがそうです。
まあこの打ち掛けの下はかなりアバウトみたいだったようですが。
色にも格付けがあり(聖徳太子が官位が着る物で判断するために決めたのが始めなのかな)
好きだから着たいというものではなかったらしいです。
また横道にそれましたね。
帯の事でしたね。
ということで 塩瀬の帯も おしゃれ着用
名古屋帯も格から言えば 略式バージョンで そこそこの席まででストップ
今の袋帯だって、昔は丸帯で裏表柄ありの全通し
これじゃー ゴロゴロして締めにくいし重いからってんで
裏は白絹とか表地に準じた色の無地かぼかしになりました。
まあ 丸帯ってのは唐ものの太物を半折りして帯にしたのでこのようになった次第で
すべて昔は メイドインチャイナ
今でこそ 安いから中国産なんて言ってますが、昔はあちらが本場でした。
なんでもコピって改良しちゃう日本人は京都でこの織物や染色技術を進化させました。
裏も表も同じ柄
また横道に行きつつ・・・・・
昔、着物は仕立て直ししたり、傷んだ部分は(膝の部分が薄くなるとか)切って
袢纏にしたり、帯にしたりと 仕立工賃が安かったし、自分で縫えたので
何回も手をいれて、使いました。
染め直しとかもされたりしたようです。
でも帯は 仕立て直しはできても、染め直しは出来ませんよね。
なので すごく大事にしたようです。
特に 丸帯というのは女性のステータスみたいなもので
嫁入りに箪笥◯棹 丸帯◯本とかいわれました。
良い物は、すごく価値も高かったので、着物より帯の格付けの方が高かったのでしょうか。
何回も仕立て直ししたりして、長さが足りなくなったら半幅にしたりと
目一杯利用したようです。親娘何代にもわたって使われたりもしたようです。
やはり いい帯は重いし、本当に良い物だと芯もいれなくても十分なものまであります。
当店で かなりの帯をお買いになった方ならよくおわかりいただけたと思います。
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