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途中渋滞にハマったとのLINE報告もあったので無事に東京駅に着けるのかな…と少し心配にもなりましたが、予定通り午後7時に上の子の運転するヤリスは東京駅丸の内口に到着しました。駅前広場に上の子がクルマを乗り付ける姿は、文句なしでカッコ良かったです。凄いね!ところが褒める間もなく、妻と下の子、それと荷物を下ろし、上の子はクルマを返しに千葉へと戻らなければなりません。夕食も一緒に食べられないので少し申し訳ない気持ちになりました。クルマを降りた妻と下の子の3人で、東京駅構内のレストランで夕食。この時はアルコールはなく食事だけでした。ドライブの思い出話を聞きながらのひと時。ずっと話を聞いていたい気持ちになりましたが、下の子とも別れ、夫婦で福島に帰らなければならない時間が迫っています。午後8時に改札に入り下の子ともお別れ。新幹線の車両に乗り込みます。淋しいお別れですが、子供達からLINEでの報告が次々に入ってきます。まずは上の子からアパートに着いたことが、しばらくして下の子からも同様の連絡が来ました。上の子の走行距離は100キロを超えたんじゃないかなぁ?本当に頼もしいドライバーぶりです。また、下の子からは、「豪遊」と題したアルバムが、LINEで送られてきました。中には一昨日から今日までの画像が何十枚も入っていました。下の子が住む街を拠点に、3日間で行った場所が浅草、上野、下の子が通う大学、そして海ほたる、横浜と、まさにタイトル通り「豪遊」。遊び過ぎて手持ちのお金もカラカラになりましたが、その分首都圏を堪能しきった行程でもありました。こんな「思い出」を作成してくれる下の子に、ただただ感謝。新幹線の車内で豪遊最後のアルコールとなるビールを飲み干すと、眠くなってきました。目が覚めたら日常に戻るのか…容赦なく、新幹線は北上し、時間は進みます。東北新幹線沿線の不思議と謎【電子書籍】[ 栗原景 ]
2023.10.22
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こんな具合に街巡り、あとちょっと観光もして中山法華経寺も見てきたりと私が単独行動を堪能している間、家族からはLINEで頻繁に報告が送られてきました。まず千葉から木更津市へ出てアクアラインを通って海ほたるへと行き、フードコートで昼食。非常に混んでいたそうです。海ほたるでは東京湾越しに浦安のTDRがかすかに見えたり、羽田や成田を発着する飛行機がいたりと、ベイエリアをそれなりに堪能してきたようです。海ほたるからトンネルを抜けて川崎市へ。アクアラインの木更津市側は田畑が広がっているのに川崎市側は純然たる工業地帯でその差に驚いたとのこと。そこから横浜市へと南下し、横浜駅付近の地下駐車場に車を停め、電車でみなとみらいへと向かったそうです。コスモワールドや赤レンガ倉庫などの画像がたくさん送られてきました。みなとみらいから少し足を伸ばして神奈川県庁のあたりまで歩いたようです。また、自衛隊マニアの妻はみなとみらいにある海上保安資料館横浜館に展示されている北朝鮮の工作船にもかなりの興味を示していました。そんなこんなで日暮れを迎えます。私は午後5時には東京駅に着き、丸の内と八重洲を往復しながらウロウロ歩き回っていました。東京駅に向かう家族からは、「まだ子安だよ」「大田区に入ったよ」「港区を走っているよ」と逐一LINEで報告が入ります。それにしても、上の子、東海道をよく運転できるなぁ…と、ただただ感心した次第。社会人になったら見知らぬ土地を営業車で走り回る機会もあるかと思いますが、これだけ走れるなら安心です。濱文様 絵てぬぐい 夢のみなとみらい ブルー
2023.10.22
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上の子のアパートは大学進学と同時に借りた物件ですが、学生専用のアパートであり卒業時には退去する必要があります。従って就職時に家探しとなる訳ですが、はてさてどこに引っ越すか。その場合どんな場所になるのかを探るのが、今回の私の単独行動の目的であります。上の子の転居先として有力な物件は、会社の独身寮。先輩や同期との交流が進む可能性が高いこともあり、上の子自身も入寮を望んでいる模様です。ところが、上の子の内定先には千葉県内各所にもいくつか営業拠点があるため、独身寮も千葉市内と葛南、東葛の某所にそれぞれ1ヶ所ずつあるようです。「ようです」とぼかして書いたのは、寮の所在地が原則非公開だからで、ネットで検索すれば断片的な情報は出てくるものの、下の子の学園祭の時と同様にこちらから積極的に情報を開示することは極力控えたいと思う次第。そんな訳で回りくどい表現にならざるを得ませんが、とりあえず、今回の単独行動では寮がある(とされている)街の様子を、それぞれ探ってきました。いずれも物件は駅の近くに所在するものの周辺は商店街から外れた住宅地で閑静なロケーションだったこと。また物件入口の看板が意図的に外されており企業として寮の存在は公にはしていないことが改めて確認できました。まぁ住む分にはどこの街でも特段問題はないんじゃないかな?と一安心。また、葛南と東葛の寮周辺の街を比較すると、最寄駅自体の乗車人員はさほど差がなかったものの、葛南の方が街として栄えている印象を受けました。というか、葛南の総武、東葛の常磐両路線の沿線を比較すると、全体的に総武線沿線の方が街の発展度合いが高いように見受けられます。移動の際に武蔵野線を利用したので西船橋、新松戸両駅で乗り換える機会があったのですが、JR以外の路線が乗り入れているとはいえ西船橋の方が明らかにエキナカ、周辺の街並み自体発展していましたし。千葉県にとっての大動脈はあくまで東京~千葉市間で、常磐線沿線は所詮傍流なのかな…JR的にも総武線が千葉支社、常磐線が首都圏本部の管轄で、前者の方がより地元密着感がありそうに見受けられますしね。なお、千葉市からの行程は、千葉中央駅から京成千葉線⇒新京成線で東葛に出、新松戸駅から武蔵野線に乗って葛南へというルートになりました。ただ単純に新京成線がどんな路線だか知りたかったというのもあるのですが(笑)チーバくんの首筋から目の周りにかけてを蠅のように飛び回っている感覚にもなりました。新京成線沿線は住宅地時々畑(船橋市内では梨畑も目立ちました)、駅前広場は殆ど未整備といった状況で、私が知っている路線の中では西武国分寺線に似ている印象を受けました。チーバくん リフレクター 赤 反射板 子供 小学生 キッズ ネコポス対象 チーバくんグッズ ちーば君 千葉県 ゆるキャラ チーバ君 誕生日 プレゼント L-074
2023.10.22
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朝5時半に目が覚めました。出勤日と同じ時刻の起床となりましたが、今日はここから千葉に行き、更に横浜まで行くという行程になるので、行動も早くならざるを得ません。朝食と身支度を済ませ、8時過ぎに下の子のアパートを出発。そこから千葉までがまた一苦労。私一人だけなら何度も乗り換えして総武快速線の電車を捕まえ一気に千葉へGO!なんですが、なにぶん今日福島に帰るので両手には荷物。加えて下の子が頻繁な乗り換えを「性に合ってない」と嫌うため、今回は極力乗り換えが少ないルートでアプローチせざるを得ません。結局、下の子のアパートの最寄駅から新宿で乗り換え、総武緩行線で各駅に停まりながら千葉へ向かうという片道1時間を超えるチョイスと相成りました。結局、上の子のアパートに着いた頃には10時過ぎ。そこから上の子が身支度をしてアパート近くのタイムズ駐車場を出たのが11時過ぎのこと。残された時間はそう多くはありません。今回の行程は、妻子3人がここからアクアライン経由で横浜へ、私が千葉県内某所を周遊(次回のエントリで書きます)と別行動をとり、午後7時に東京駅で待ち合わせとなります。そんな所にクルマを乗り付けられるのか少し心配になりましたが、上の子はその経験も過去にしているらしく、特に問題はないとのこと。タイムズ駐車場に常備しているヤリスをマイカーのように使いこなしている様子が伺えます。駐車場からは私も同乗し、とりあえず出発。まず向かったのは、千葉市内のオフィス街にある上の子の内定先の本社でした。これは私が「見たい」とリクエスト。かなり立派な建物で、非常に驚いた次第。周辺の風景もオフィスビルが立ち並ぶ中にモノレールが一直線に通るという「昭和生まれ世代が想像する近未来」的なもので、その中で上の子も仕事をするのかな?とふと想像します。が、そうではない可能性もあったりする訳で、それをある程度検証するのが、私が別行動をとることにした目的でもありました。【期間限定 最大25%OFFクーポン有】トヨタ ヤリスクロス パーツ ドアハンドルプロテクションカバー 4P メッキパーツ カスタム パーツ エアロパーツ 外装 ハイブリッド TOYOTA YARIS CROSS
2023.10.22
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学園祭見物を切り上げ、下の子のアパートに帰還してしばし休憩。夕方に家族全員でまたも飲み会です。行先はアパートのある街の隣町と言っていいかな。駅前にある居酒屋。実はここ、先日「出没!アド街ック天国」で激安のおつまみが大量にあるお店として紹介されていて、ちょっと気になっていたんです。人気店とのことなので、妻が予約を入れていました(笑)訪れてみると確かに人気店で、座敷は私たちの予約席を除いてすべてお客さんで埋まっていました。オヤジの集団が多くてとにかく賑やか。駅前だから付近を電車がひっきりなしに通過しているはずですが、オヤジの声にかき消されてその手の音は全く聞こえませんでした。関西風の串カツがおススメとのことだったので、それをつまみに一献。店内では、明日の予定をどうするか?という話題になりました。明日は上の子に予定があると聞いていたので妻と下の子と3人でどのように行動しようか具体的に決められずにいたのですが、なんと上の子、明日は時間が空いているとのことだったので、上の子が運転するクルマで遠出しようか!という話に。最近上の子はタイムズカーシェアにハマっているとのことで、気が向いたら友達や後輩とドライブに行くんだとか。最長で静岡県富士市まで往復したことがあるそうで、明日の予定もアクアライン経由で横浜まで行くというルートで比較的サクサクと決まります。ただし、このドライブには、私は参加しません。思うところがあってちょっと訪れたいスポットがあったんですね。それに妻子を巻き込むのはどうかと思ったし、だからこそ妻と下の子は上の子が明日空いていると聞いて渡りに船だったという訳。なお、明日の私の行動については、22日付のエントリで書くことにします。そんなこんなで話は弾むのですが、上の子に異変が。「眠い」と言い出して隣の下の子の膝を枕にして寝入ってしまったんですね。大して飲んでいないのに寝ちゃうなんてお酒弱いのかな?とも思ったのですが、聞くところによると就寝したのが午前4時過ぎだったそうで、そこから殆ど寝ずに下の子のアパートまで馳せ参じたのだから、眠くなるのもある意味当然ではあります。飲み会の展開によっては昨日同様二次会以降もあるかな?と考えていたのですが、明日運転手としてお世話になる上の子の体調を考慮し、今日は一次会のみで切り上げることにしました。【ネコポス送料360】 のぼり旗 居酒屋のぼり TWE0 やってます
2023.10.21
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上の子がアパートに来訪し、家族全員が揃いました。今月企業から正式な内定を得た上の子から内定先の話や大学内での話など近況報告的な話を受けながら、学園祭へのお出掛けの身支度。上の子が通う大学の学園祭はコロナ禍もあって行く機会がなかったので、子供絡みで学園祭に行くのは妻も私も初めての体験。今回の旅行のメインイベントと言ってもいい企画です。とは言うものの、下の子が通う大学は学生のプライバシーの保護にも力を入れており、学園祭の実行委員や参加団体はSNSで学生の顔写真を一切掲載せず、学生の名前を記載することもしていません。学園祭では下の子にとって非常に嬉しい出来事があったのですが、上記の事情を考慮するとその内容を本文ではまるまるカットせざるを得ず、学生の方々のプライバシーに支障がないと思った範囲の内容についてのみ記述することにします。下の子が通う大学は、アパートから徒歩圏内にあります。午前11時頃に訪れたのですが、既に構内はたくさんの人・人・人…驚いたことに、大半の人がマスクをしていません。体感的にマスク2、ノーマスク8の割合でしょうか。福島だとマスク8、ノーマスク2ぐらいと割合が反転するので、非常に意外に感じました。下の子の話だと「東京ではマスクしていると『まだコロナを気にしているの?』と思われちゃうし。だって、大半の人が1回感染してるしね」とのこと。我々も、この空気感に従って、マスクを外すことにします。構内では、下の子の案内で図書館や学食を訪れました。こんな所で勉強しているんだなと興味深く拝見。学食は普通に営業していたので、お昼ご飯も食べてきました。食堂内を見回すと、いろんな人がいます。学生やその家族、近所の方と思しき子連れの家族など様々でしたが、40~50代と思しき方々が数人固まって談笑する様子も散見されました。恐らく卒業生なのかなと推察。そう言えば、構内では卒業生が主催する露店や、サークル卒業生によるステージ発表も見られました。卒業生を大事にする校風があるのかなと好ましく感じました。露店と言えば、サークルやゼミなどの諸団体に混じって協賛企業の露店が出店していたのも、非常に興味深く感じました。パンフレットを見ると、協賛企業には名だたる企業がズラリ。私は学園祭の協賛というと、実行委員が「パンフレットに広告掲載するからン万円ご協賛ください」と地元の中小企業や飲食店を歩き回ってやっとの思いで協賛を得る印象しかなかったのですが、東京の大学の学園祭は明らかにそのノリとは異なります。むしろ企業のプレゼンテーションの場として学園祭が活用されている印象で、積極的に協賛した方が広告宣伝や採用活動にも効果があるんでしょうね。学園祭内の企画の景品も協賛企業から商品がいろいろ提供されていたようです。都鄙の差を強く感じました。オードブル 学園祭 文化祭 イベント 屋台 食材 たこ焼き 手焼きまんまるたこ焼き【20g×50個/冷凍】食材 冷凍食品 業務用 家庭用 食べ物
2023.10.21
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「よく眠れましたか?」嫌に丁寧な妻の一声で目が覚めました。あれあれ、いつの間にか寝入ってたんですね。妻だってあれだけ飲んだのに昨晩も今朝もピンシャンとしていて、いやいや酒強いな~とただただ感心。普段はアルコールを口にしないだけに、驚きもします。そんな親に昨日一日付き合わされた下の子は、まだ寝入っています。ただ、今日は下の子の通う大学の学園祭が開催されるので、ちょっと足を運ぼうかと思っています。昨日は所用で来られなかった上の子も、今日は来てくれます。学園祭で家族全員集合というのも面白いですね。ただ、起床した時点で午前8時前。学園祭が始まるまではまだ間があります。そこで、昨晩の酒を抜きに、ちょっと散歩でもするかと思い立った次第。行先は、板橋区大山。下の子のアパートからだと30分ぐらい歩けば着きそうな距離にあります。朝食もそこそこに早速出発。大山自体よく知らない街だしそこに至る道中なんてますますよくわかりません。つまりプチ迷子になる可能性があるのですが、それこそが散歩の醍醐味の一つだと、個人的には考えます。密集した住宅地の中の隘路を通り抜け、何度か大きな道路を横断すると、大山の商店街に到着。私鉄の駅前にありがちな、駅前広場が未整備で商店街がごちゃっと広がっている、そんな街でした。遊座大山、ハッピーロード大山と東武東上線大山駅を挟んで二つの商店街が対峙しますが、メインストリートは直線的ではなく、それがまたスプロール現象の結果に思えて面白いですね。歩いている人はお年寄りの割合が比較的多く、朝から開いているスーパーへと吸い寄せられていました。大山からは東上線などを使って電車で下の子のアパートへと帰宅。下の子は私が出掛けている間に起きていて、ちょうど朝食を食べているところでした。上の子からも、先ほど千葉市にある自室を出発したとのLINE。東武東上線 駅発車メロディー [ (BGM) ]
2023.10.21
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今日一日通常勤務し、その帰りの足で東京まで新幹線で移動しました。目的は、子供達の状況確認…もあるのですが、実は妻が前日から上京しており、家族全員東京で集合となった次第。上の子は首都圏での就職が決まったし、今後はこのパターンでの家族内交流が進むのかなぁ…と思います。ちなみに、私が勤務している間、妻と下の子は浅草や上野を観光していたとのこと。ついでに下の子が、所属するお祭りの若連で使用する雪駄を購入してきました。今履いている雪駄は経年劣化でボロボロになっていたので、買い替えようなんて話が出ていたんですよね。せっかくだからお祭り用品販売の本場・浅草で買おうとなった次第。というか、お祭り用品を浅草で買うパターンは、かれこれ7年ぐらい続けています。地元で買えなくもないものを「わざわざ本場で買う」ことを繰り返していた結果、今は大学まで首都圏…という状況に繋がったのかもしれませんね。それはともかく、訪れた先々でさっそく妻はビールを飲んでいて、浅草ではもんじゃ焼きをつまみに、上野ではアメ横の路面店で…といった具合。それに付き合わされた下の子から妻が飲んでいる様子の画像がLINEで頻繁に送られてくるので、羨ましく感じました。で、仕事から放免された私も上京。まずは下の子のアパートに寄って荷物を置くと、さっそく「夕飯がてら飲みに行きましょう」と妻からの提案。結局、下の子の住む街で3軒も飲み屋を回ることになりました。1件目は普通の居酒屋、2件目はバングラディッシュ人が切り盛りするちょっと怪しい居酒屋、3件目はウイスキーをメインで出している小洒落た飲み屋だったかな。3件目は地元に住んでいる常連さんが多くいらっしゃるお店とのことで、ベロンベロンに酔っぱらったよそ者が邪魔して少し申し訳なかったかな…実のところ、仕事の疲労で酔いが回るのが早かったからか軒目での記憶がありません。下の子のアパートに帰宅した後シャワーもそこそこに寝入ってしまったと、後で妻や下の子から聞きました(苦笑)【RC2.0-21】長谷川工業 ハセガワ hasegawa 軽量 はしご兼用脚立 長谷川 はしご 折りたたみ アルミ 梯子 ハシゴ 軽い 脚立はしご アルミ脚立 剪定用 折りたたみ脚立 折り畳み ガーデニング 7段 ステップラダー 園芸用品
2023.10.20
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前のエントリでは主に首都圏1都3県以外の都市雇用圏の出生状況についてみてきましたが、一方、1都3県の出生状況はというと、見事なまでに「東京に近いほど出生率が高い」という結果になります。以下、1都3県の地域別に、今年4~7月の出生率および今年4月1日の推計人口を紹介します。<埼玉県>(地域割の根拠はこちら)さいたま市 出生率2.42‰(県平均+0.39P) 人口1,341,939人南部 出生率2.37‰(県平均+0.34P) 人口807,609人南西部 出生率2.26‰(県平均+0.23P) 人口730,390人東部 出生率2.04‰(県平均+0.01P) 人口1,150,957人県央 出生率1.88‰(県平均△0.15P) 人口528,490人川越 出生率1.81‰(県平均△0.22P) 人口569,421人東松山 出生率1.59‰(県平均△0.44P) 人口219,190人西部 出生率1.78‰(県平均△0.25P) 人口766,751人利根 出生率1.60‰(県平均△0.43P) 人口628,616人北部 出生率1.73‰(県平均△0.30P) 人口362,169人本庄 出生率1.58‰(県平均△0.45P) 人口132,014人秩父 出生率1.35‰(県平均△0.68P) 人口90,527人<千葉県>(地域割の根拠はこちら)千葉市 出生率2.08‰(県平均+0.09P) 人口978,064人葛南 出生率2.19‰(県平均+0.20P) 人口1,693,211人東葛 出生率2.19‰(県平均+0.20P) 人口1,530,935人印旛 出生率1.85‰(県平均△0.14P) 人口716,835人香取 出生率1.11‰(県平均△0.88P) 人口100,393人海匝 出生率1.32‰(県平均△0.67P) 人口150,407人山武 出生率1.37‰(県平均△0.62P) 人口193,272人長生 出生率1.38‰(県平均△0.61P) 人口140,352人夷隅 出生率1.05‰(県平均△0.94P) 人口64,813人安房 出生率1.30‰(県平均△0.69P) 人口114,967人君津 出生率1.94‰(県平均△0.05P) 人口321,346人市原 出生率1.74‰(県平均△0.25P) 人口264,977人<東京都>(地域割の根拠はこちら。なお、特別区と島嶼部は一括で取り扱った)特別区 出生率2.26‰(都平均+0.11P) 人口9,748,492人北多摩 出生率2.07‰(都平均△0.08P) 人口2,475,435人南多摩 出生率1.75‰(都平均△0.40P) 人口1,443,075人西多摩 出生率1.57‰(都平均△0.58P) 人口373,623人島嶼部 出生率1.05‰(都平均△1.10P) 人口22,939人<神奈川県>(地域割の根拠は基本こちらだが、政令指定都市間の比較のため相模原市は県央から分離している)横浜市 出生率2.04‰(県平均+0.03P) 人口3,768,664人川崎市 出生率2.45‰(県平均+0.44P) 人口1,541,640人相模原市 出生率1.81‰(県平均△0.20P) 人口724,724人横須賀三浦 出生率1.48‰(県平均△0.53P) 人口676,242人県央 出生率2.09‰(県平均+0.08P) 人口864,013人湘南 出生率1.88‰(県平均△0.13P) 人口1,315,362人県西 出生率1.53‰(県平均△0.48P) 人口331,463人4~7月の段階だと、特別区およびこれに隣接する区域と県庁所在都市で出生率2.00‰を超えている一方で、それ以外の地域だと大半が2.00未満という結果になります。特に千葉県東部の出生率の低さは特筆もので、過去に何度か当ブログでも取り上げていますが、秋田県の平均出生率(1.33)並みかそれ以下の地域ばかりとなります。他の都県だとこのような地域は埼玉県秩父と東京都島嶼部ぐらいしかありませんから、千葉県東部の状況が余計に目立つ結果となります。また、都県平均との比較でみると、埼玉県北部や神奈川県の横須賀三浦、県西といった地域も出生率が低く、子育て世代がこれらの地域に住まず首都圏が徐々に縮小しているのかな…と思ってしまいますね。首都圏大予測 これから伸びるのはクリエイティブ・サバーブだ! (光文社新書) [ 三浦展 ]
2023.09.04
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それでは、前回の続きで、東日本にある東京都市圏以外の大都市雇用圏(2015年基準。定義についてはこちらを参照)における出生率(県平均に対する増減)および今年4月1日現在の推計人口を、出生率が高い順に紹介します。1位 つくば都市圏 出生率2.10‰(県平均+0.25P) 推計人口852,562人2位 仙台都市圏 出生率1.99‰(県平均+0.15P) 推計人口1,612,360人3位 浜松都市圏 出生率1.98‰(県平均+0.15P) 推計人口1,106,566人4位 甲府都市圏 出生率1.97‰(県平均+0.10P) 推計人口567,670人5位 松本都市圏 出生率1.95‰(県平均+0.08P) 推計人口437,027人6位 水戸都市圏 出生率1.942‰(県平均+0.09P) 推計人口662,126人7位 前橋都市圏 出生率1.935‰(県平均+0.11P) 推計人口1,230,822人8位 長野都市圏 出生率1.91‰(県平均+0.04P) 推計人口586,173人9位 山形都市圏 出生率1.90‰(県平均+0.19P) 推計人口504,373人10位 新潟都市圏 出生率1.888‰(県平均+0.12P) 推計人口1,003,700人11位 郡山都市圏 出生率1.885‰(県平均+0.20P) 推計人口516,176人12位 小山都市圏 出生率1.87‰(県平均+0.11P) 推計人口215,697人13位 盛岡都市圏 出生率1.85‰(県平均+0.29P) 推計人口436,614人14位 宇都宮都市圏 出生率1.844‰(県平均+0.08P) 推計人口1,063,593人15位 長岡都市圏 出生率1.837‰(県平均+0.07P) 推計人口334,733人16位 富士都市圏 出生率1.82‰(県平均△0.01P) 推計人口373,395人17位 静岡都市圏 出生率1.81‰(県平均△0.02P) 推計人口952,605人18位 上越都市圏 出生率1.80‰(県平均+0.03P) 推計人口211,590人19位 石巻都市圏 出生率1.78‰(県平均△0.06P) 推計人口179,048人20位 弘前都市圏 出生率1.76%(県平均+0.11P) 推計人口265,114人21位 八戸都市圏 出生率1.74‰(県平均+0.09P) 推計人口301,572人22位 太田都市圏 出生率1.71‰(県平均△0.12P) 推計人口589,072人23位 沼津都市圏 出生率1.683‰(県平均△0.15P) 推計人口472,826人24位 鶴岡都市圏 出生率1.680‰(県平均△0.03P) 推計人口124,984人25位 三条都市圏 出生率1.67‰(県平均△0.10P) 推計人口198,395人26位 島田都市圏 出生率1.646‰(県平均△0.18P) 推計人口99,630人27位 いわき都市圏 出生率1.645‰(県平均△0.04P) 推計人口322,732人28位 古河都市圏 出生率1.64‰(県平均△0.21P) 推計人口206,514人29位 栃木都市圏 出生率1.62‰(県平均△0.14P) 推計人口152,115人30位 秋田都市圏 出生率1.58‰(県平均+0.25P) 推計人口372,198人31位 福島都市圏 出生率1.563‰(県平均△0.13P) 推計人口413,927人32位 成田都市圏 出生率1.562‰(県平均△0.43P) 推計人口315,604人33位 会津若松都市圏 出生率1.55‰(県平均△0.14P) 推計人口199,740人34位 日立都市圏 出生率1.54‰(県平均△0.31P) 推計人口317,993人35位 青森都市圏 出生率1.53‰(県平均△0.12P) 推計人口284,242人36位 酒田都市圏 出生率1.39‰(県平均△0.32P) 推計人口128,077人やはりと言うべきか、出生率の上位には人口の多い都市圏が顔を出す傾向がありますね。また、県の中での出生率の突出度を見ると、特に東北地方においては山形、郡山、盛岡、秋田の4都市圏が群を抜いていて、県のプライメイトシティの強さが伺えます。北関東や中部地方だとつくばや甲府など、交通網の整備に伴って人が集まり出生率も上昇していると思われる都市圏もみられます。一方、出生率が低い都市圏を見ると、新しい産業や交通網の整備が立ち遅れている所が多いように見受けられます。また、宇都宮や太田のように、予想外に都市圏が広がってしまった影響で都市圏全体の出生率が落ち込んでしまった事例も見られます。地方都市の持続可能性 「東京ひとり勝ち」を超えて (ちくま新書 1367) [ 田村 秀 ]
2023.09.04
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前のエントリで紹介した東日本各都県の出生率、多い順に並べてみます。なお、各都県の今年4月1日現在の推計人口および2022年における合計特殊出生率も付記します。1位 東京都 出生率2.15‰ 推計人口14,063,564人 合計特殊出生率1.042位 埼玉県 出生率2.03‰ 推計人口7,328,073人 合計特殊出生率1.173位 神奈川県 出生率2.01‰ 推計人口9,222,108人 合計特殊出生率1.174位 千葉県 出生率1.99‰ 推計人口6,269,572人 合計特殊出生率1.185位 長野県 出生率1.871‰ 推計人口2,007,647人 合計特殊出生率1.436位 山梨県 出生率1.866‰ 推計人口796,231人 合計特殊出生率1.407位 茨城県 出生率1.85‰ 推計人口2,828,848人 合計特殊出生率1.278位 宮城県 出生率1.84‰ 推計人口2,264,921人 合計特殊出生率1.099位 群馬県 出生率1.833‰ 推計人口1,902,834人 合計特殊出生率1.3210位 静岡県 出生率1.829‰ 推計人口3,561,252人 合計特殊出生率1.3311位 新潟県 出生率1.77‰ 推計人口2,135,036人 合計特殊出生率1.2712位 栃木県 出生率1.76‰ 推計人口1,898,513人 合計特殊出生率1.2413位 山形県 出生率1.71‰ 推計人口1,031,642人 合計特殊出生率1.3214位 福島県 出生率1.69‰ 推計人口1,773,723人 合計特殊出生率1.2715位 青森県 出生率1.65‰ 推計人口1,190,685人 合計特殊出生率1.2416位 岩手県 出生率1.56‰ 推計人口1,168,771人 合計特殊出生率1.2117位 秋田県 出生率1.33‰ 推計人口918,881人 合計特殊出生率1.18こうしてみると、出生率は各都県の人口とはある程度の相関性を有しますが、合計特殊出生率とはあまり相関性がないように見受けられます。合計特殊出生率は平たく言えば「一人の女性が平均何人子供を産むか」の指標ですが、「各都道府県に出産適齢期の女性がどのぐらいいるか」は加味していません。むしろ主産適齢期の女性の多さが、出生率には大きくかかわってくるものと考えてよいでしょう。そう考えると、若い世代が集まる地域ほど、少子化は抑制傾向にあると言えるでしょう。首都圏は言うまでもないですが、首都圏以外の各県で出生率が最多となる地域圏を拾ってみると、各県内では若い世代が比較的集まりやすいロケーションなのかな…と感じます。各県の詳細については、エントリを改めて紹介しようと思います。【中古】 都会と田舎 日本文化外史 平凡社選書137/塚本学【著】 【中古】afb
2023.09.04
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今年の出生数、昨年以上に減少するとの見込みが報じられていますね。個人的に興味があり東日本各都県のデータを取っているのですが、確かにそんな気配があります。とりあえず、東北、関東両地方の全都県及び関東地方に隣接する新潟、山梨、長野、静岡の各県における今年4~7月の出生数および今年4月1日の推計人口を基準とした出生率を、ここで紹介します。青森県 出生数1,960人 出生率1.65‰岩手県 出生数1,818人 出生率1.56‰宮城県 出生数4,175人 出生率1.84‰秋田県 出生数1,221人 出生率1.33‰山形県 出生数1,760人 出生率1.71‰福島県 出生数3,004人 出生率1.69‰茨城県 出生数5,220人 出生率1.85‰栃木県 出生数3,350人 出生率1.76‰群馬県 出生数3,488人 出生率1.83‰埼玉県 出生数14,860人 出生率2.03‰千葉県 出生数12,484人 出生率1.99‰東京都 出生数30,287人 出生率2.15‰神奈川県 出生数18,539人 出生率2.01‰新潟県 出生数3,780人 出生率1.77‰山梨県 出生数1,486人 出生率1.87‰長野県 出生数3,756人 出生率1.87‰静岡県 出生数6,515人 出生率1.83‰これについての感想などは次回以降のエントリで。なぜ少子化は止められないのか (日経プレミアシリーズ) [ 藤波 匠 ]
2023.09.03
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こちらとこちらの続きなのですが、1984~1993年と2014~2013年の学校別勝利数についても調べてみました。こちらは2014~2023年の方から紹介します。1位 仙台育英(宮城) 20勝5敗 優勝1回2位 大阪桐蔭(大阪) 18勝3敗 優勝2回3位 近江(滋賀) 12勝7敗 聖光学院(福島) 12勝8敗5位 花咲徳栄(埼玉) 11勝4敗 優勝1回 敦賀気比(福井) 11勝6敗7位 履正社(大阪) 10勝2敗 優勝1回 八戸学院光星(青森) 10勝5敗9位 明徳義塾(高知) 9勝7敗10位 盛岡大附(岩手) 8勝4敗 智辯学園(奈良) 8勝5敗 智辯和歌山(和歌山) 8勝5敗 不戦勝1含む。優勝1回 作新学院(栃木) 8勝6敗 優勝1回 星稜(石川) 8勝6敗この上位14校、すべて私立高校である他に、実は1984~1993年の勝利数ベスト10には1校も登場しなかったりします。この期間のランキングは、以下の通りとなります。1位 沖縄水産(沖縄) 20勝7敗2位 天理(奈良) 18勝4敗 優勝2回3位 PL学園(大阪) 16勝1敗 優勝2回4位 帝京(東東京) 12勝3敗 優勝1回 宇部商(山口) 12勝4敗6位 松山商(愛媛) 10勝4敗 常総学院(茨城) 10勝5敗8位 尽誠学園(香川) 9勝4敗9位 西日本短大附(福岡) 8勝2敗 優勝1回 東海大甲府(山梨) 8勝6敗 鹿児島商工(鹿児島 現・樟南) 8勝6敗2014~2023年が東西拮抗しているのに対し、1984~1993年は完全に西高東低ですね。にしても、沖縄水産がトップだとはまったく想像していませんでした。優勝経験こそありませんけど、10年間で7回出場し1991、92の両年に準優勝、1988年ベスト4、1986年ベスト8ですから、堂々たる成績と言っていいでしょう。で、改めて調べてみて驚いたのは、ランキングがガラッと入れ替わったばかりか、2014~2023年にベスト10入りした高校の半数が1984~1993年は夏の甲子園に出場すらしていなかったこと。聖光学院、花咲徳栄、履正社、敦賀気比、八戸学院光星、盛岡大附、作新学院の7校が該当します。このうち作新学院は1960~70年代に春夏連覇や江川卓の存在で甲子園の話題をさらった古豪が最近になって復活した形になりますが、それ以外の高校は敦賀気比が1994年、盛岡大附が1995年、八戸学院光星と履正社が1997年、聖光学院と花咲徳栄が2001年に初出場したいわゆる新興勢力です。一方、1984~1993年にベスト10入りした高校も、沖縄水産、PL学園、帝京、宇部商、松山商と半数近い5校が2014~2023年の夏の甲子園に未出場。PL学園のように野球部自体が一時廃部になった所もありますが、公立高校が3校もある点が、時代の流れを感じますね。マルちゃん 沖縄そば カップ麵 ソーキそば おすすめ 沖縄限定 沖縄そばカツオとソーキ味 ×12個セット 東洋水産
2023.08.23
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決勝戦は、慶應が8ー2で仙台育英を破りましたね。丸田の先頭打者ホームランをはじめ、慶應打線が仙台育英自慢のピッチャー陣を見事に攻略していたのが非常に印象に残りました。おめでとうございます!仙台育英は、連覇へのプレッシャーもあったのかなぁ? あるいはOBが多数詰めかけた慶應サイドの応援に気圧されたのかもしれませんが、準優勝は立派な成績。そう言えば、宮城県勢が夏の甲子園で実際に試合して負けたのって、2019年に仙台育英が星稜に大敗して以来じゃなかったでしょうか?それでは、前回のエントリの続きです。2014~2023年の各地域の勝敗表は、以下のようになりました。1984~1993年に比べて勝率が上下したかどうかも、「↑」「↓」「→」の矢印で紹介します。北北海道 1勝9敗 ↓南北海道 7勝9敗 ↑青森 11勝9敗 ↑岩手 14勝9敗 ↑宮城 23勝8敗(不戦敗1含む。優勝1回) ↑秋田 8勝9敗 ↓山形 8勝9敗 ↑福島 12勝9敗 ↑茨城 8勝9敗 ↓栃木 11勝8敗(優勝1回) ↑群馬 8勝9敗 ↑埼玉 15勝9敗(優勝1回) ↑千葉 8勝10敗 ↓東東京 12勝9敗 ↓西東京 14勝9敗 ↑神奈川 17勝8敗(優勝2回) ↑新潟 5勝9敗 ↑富山 7勝9敗 ↑石川 10勝9敗 ↑福井 11勝9敗 ↑山梨 5勝9敗 ↓長野 6勝9敗(不戦勝1含む) ↑岐阜 7勝9敗 ↑静岡 3勝9敗 ↓愛知 9勝10敗 →三重 11勝9敗 ↑滋賀 13勝9敗 ↑京都 8勝9敗 ↓大阪 29勝7敗(優勝3回) ↑兵庫 11勝10敗 ↓奈良 13勝9敗 ↓和歌山 10勝8敗(不戦勝1含む。優勝1回) ↑鳥取 1勝9敗 ↓島根 3勝9敗 ↑岡山 5勝9敗 ↓広島 9勝9敗 ↓山口 10勝9敗 ↓徳島 5勝9敗 ↓香川 5勝9敗 ↓愛媛 7勝9敗 ↓高知 12勝9敗 ↑福岡 5勝10敗 ↓佐賀 1勝9敗 ↓長崎 7勝9敗 ↑熊本 8勝9敗 ↓大分 4勝9敗(不戦敗1含む) ↓宮崎 4勝9敗 ↓鹿児島 9勝9敗 ↓沖縄 9勝9敗 ↓(ブロック別勝敗再掲)北海道 8勝18敗 勝率.308 ↑地域1 ↓地域1 トータル↑ 東北 76勝53敗 勝率.589(不戦敗1含む。優勝1回) ↑地域5 ↓地域1 トータル↑関東 98勝80敗 勝率.551(優勝4回) ↑地域5 ↓地域4 トータル↓北信越 39勝45敗 勝率.464(不戦勝1含む) ↑地域5 ↓地域0 トータル↑東海 30勝37敗 勝率.448 ↑地域2 →地域1 ↓地域1 トータル↑近畿 84勝52敗 勝率.618(不戦勝1含む。優勝4回) ↑地域3 ↓地域3 トータル↑中国 28勝45敗 勝率.384 ↑地域1 ↓地域4 トータル↓四国 29勝36敗 勝率.446 ↑地域1 ↓地域3 トータル↓九州 47勝73敗 勝率.392(不戦敗1含む) ↑地域1 ↓地域7 トータル↓東日本で勝率がアップしていても北海道、東北、北信越の頑張りが底上げしていて関東はむしろ勝率が悪化しているし、西日本は近畿がなんとか現状維持している(と言うか、1984~93年の和歌山県の勝率が予想外に低かった)一方でそれ以外の地域、特に九州が1984~93年の東北並みに勝率を落としていることが見て取れます。地域別勝利数の比較も、一応紹介しましょう。ベスト10およびワースト10は以下の通りとなります。(1984~1993年)<ベスト10>1位 大阪 26勝(優勝3回)2位 福岡 22勝(優勝1回)3位 奈良 21勝(優勝2回) 沖縄5位 東東京 20勝(優勝1回)6位 茨城 19勝(優勝1回) 鹿児島8位 千葉 16勝9位 兵庫 15勝(優勝1回)10位 広島 14勝(優勝1回) 埼玉 山梨 山口<ワースト10>1位 富山 1勝2位 北北海道 2勝 南北海道 青森 福島 島根7位 岩手 3勝 新潟 長野 和歌山 長崎(2014~2023年)<ベスト10>1位 大阪 29勝(優勝3回)2位 宮城 23勝(優勝1回)3位 神奈川 17勝(優勝2回)4位 埼玉 15勝(優勝1回)5位 岩手 14勝 西東京7位 滋賀 13勝 奈良9位 福島 12勝 東東京 高知<ワースト10>1位 北北海道 1勝 佐賀3位 静岡 3勝 島根5位 大分 4勝 宮崎7位 福岡 5勝 新潟 岡山 徳島 香川(両年代において勝利数を増やした地域)1位 岩手 +11勝(3勝⇒14勝)2位 宮城 +10勝(13勝⇒23勝) 福島 (2勝⇒12勝)4位 青森 +9勝(2勝⇒11勝)5位 和歌山 +7勝(3勝⇒10勝)6位 栃木 +6勝(5勝⇒11勝) 神奈川 (11勝⇒17勝) 富山 (1勝⇒7勝)9位 南北海道 +5勝(2勝⇒7勝) 福井 (6勝⇒11勝) (両年代において勝利数を減らした地域)1位 福岡 △17勝(22勝⇒5勝)2位 沖縄 △12勝(21勝⇒9勝)3位 茨城 △11勝(19勝⇒8勝)4位 鹿児島 △10勝(19勝⇒9勝)5位 山梨 △9勝(14勝⇒5勝)6位 千葉 △8勝(16勝⇒8勝) 東東京 (20勝⇒12勝) 奈良 (21勝⇒13勝)9位 香川 △7勝(12勝⇒5勝) 宮崎 (11勝⇒4勝)1984~1993年はワースト10だったのが2014~2023年でベスト10に入っている地域が岩手と福島、逆に1984~1993年はベスト10だったのに2014~2023年でワースト10に入っているのが福岡という変化ぶりにも驚かされますが、ベスト10、ワースト10の顔ぶれを見ても、両年代にランクインしている地域がベスト10で大阪、奈良、東東京、ワースト10で北北海道、島根、新潟と、それぞれ3地域だけというのも時代の変化を感じます。参考として両年代の比較で勝利数を増やした地域と減らした地域も書きましたが、増やした地域は上位4位まで東北地方が独占、減らした地域は上位4地域中3地域までが九州と、明暗がくっきり分かれる形になります。また、勝利数に関しては2020年の大会が中止になった影響でどうしても現在の方が少なくなってしまうのですが、ワースト10のボーダーがこの30年間で3勝⇒5勝に上がっていることには注目です。要は、各地域のレベル差がかなり縮まっているんだな…と。1984~1993年は特定の地域を中心に優勝が争われ実際ベスト10の地域からしか優勝校が輩出されませんでしたが、2014~2023年は2016年作新学院(栃木)、2021年智辯和歌山のように優勝校を輩出しても、ベスト10に食い込めない地域が存在します。神奈川県内への発送限定 シングルモルトウイスキー 宮城峡 モルティ&ソフト 55度 500ml (専用BOX入り) #1161 alc
2023.08.23
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いよいよ、夏の高校野球の決勝が開催されます。仙台育英vs慶應という東日本勢の対戦となりましたね。しつこいようですが、高校野球の東高西低ぶりが如実に表れた形になります。ところが、今から30年以上前となる1984~1993年の勝敗を切り取ってみると、明らかに西高東低の傾向が伺えます。以下紹介しましょう。北北海道 2勝10敗南北海道 2勝10敗青森 2勝10敗岩手 3勝10敗宮城 13勝10敗秋田 12勝10敗山形 5勝10敗福島 2勝10敗茨城 19勝9敗(優勝1回)栃木 5勝10敗群馬 8勝10敗埼玉 14勝10敗千葉 16勝10敗東東京 20勝9敗(優勝1回)西東京 11勝10敗神奈川 11勝10敗新潟 3勝10敗富山 1勝10敗石川 6勝10敗福井 6勝10敗山梨 14勝10敗長野 3勝10敗岐阜 6勝10敗静岡 5勝10敗愛知 9勝10敗三重 8勝10敗滋賀 9勝10敗京都 10勝10敗大阪 26勝7敗(優勝3回)兵庫 15勝9敗(優勝1回)奈良 21勝8敗(優勝2回)和歌山 3勝10敗鳥取 5勝10敗島根 2勝10敗岡山 8勝10敗広島 14勝9敗(優勝1回)山口 14勝10敗徳島 10勝10敗香川 12勝10敗愛媛 13勝10敗高知 11勝10敗福岡 22勝9敗(優勝1回)佐賀 6勝10敗長崎 3勝10敗熊本 10勝10敗大分 9勝10敗宮崎 11勝10敗鹿児島 19勝10敗沖縄 21勝10敗(ブロック別勝敗再掲)北海道 4勝20敗 勝率.167東北 37勝60敗 勝率.381関東 118勝88敗 勝率.573(優勝2回)北信越 19勝50敗 勝率.275東海 28勝40敗 勝率.412近畿 84勝54敗 勝率.609(優勝6回)中国 43勝49敗 勝率.467(優勝1回)四国 46勝40敗 勝率.535九州 101勝79敗 勝率.561(優勝1回)都道府県別の勝利数を見ると、トップの大阪はPL学園の全盛期(大阪桐蔭の黎明期でもあった)から納得にせよ、2位以下が福岡、奈良、沖縄、東東京、茨城、鹿児島という面々。ここまでが10年間で19勝以上で、ざっくり言うと出場すれば平均して3回戦までは進出していた訳。更にベスト10まで紹介すると千葉、兵庫と続いて10位タイに埼玉、山梨、広島、山口の4地域が入りますが、実は2014~2023年の10年間においては、トップの大阪は変わりないものの2位以下の地域がガラッと変わります。極端な話、30年前にワースト10に入っていた地域がベスト10に入ったり、その逆の地域もあったりします。その詳細については、決勝終了後に執筆予定です。K&K KKコンビ−フ 80g
2023.08.23
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前のエントリで、出生率は都市部の方が郡部より高い傾向にあるという話を書きました。これを図にすると、下記のようになります。千葉県の図です。出生率が高い自治体ほど色が濃くなるように配色しました。流山、袖ケ浦、印西の3市の出生率が飛び抜けて高くなりますが全体的に都市部(東京寄り)の方が色が濃くなる傾向にあります。しかし、山梨県は違います。千葉県内の自治体と同程度の出生率を同じ色に配色した地図が、以下のものです。忍野村の色がめちゃくちゃ濃い!のが目立ちますが、昭和町や富士河口湖町といった町も健闘している様子が伺えます。忍野村には産業用ロボットの世界的メーカーであるファナックの本社があり、昭和町や富士河口湖町はリニア中央新幹線の山梨県駅予定地から比較的近い地点にあります。山梨県駅自体は甲府市の南部に設置予定ですが、駅設置効果と思しき人口流入や出生率の向上は、当の甲府市よりも先に述べた昭和町や富士河口湖町の他、南アルプス市、甲斐市、笛吹市、中央市といった周縁の自治体に見られるようです。なお、4市とも平成の大合併によって発足した市で、それ以前は町村でした。一方、平成の大合併以前から市だった地域は、軒並み出生率が低めだったりします。特に中央本線沿線が悲惨な状況になっており、大月、甲州、山梨、韮崎といった市はいずれも出生率が昭和町の半分以下となっています。上野原市や北杜市といった平成の大合併後に発足した市も中央本線沿線だと出生率は低くなります。山梨県の交通軸はもはやリニアが中心となりつつあり、彼我の差がハッキリ現れている状況です。いや、「軸」ではないですね。駅という「点」が、明確に出生率に影響しています。忍野村におけるファナックも、富士吉田市など隣接自治体の出生率を押し上げる状況になっていないことを考えると、リニア山梨県駅と同様「点」でしょうね。
2023.08.09
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ここ数日東日本各都県の今年4~6月の出生数を調べていました。今年4月1日の人口を基準とした出生率は、やはり合計特殊出生率など参考になりませんね。都市部ほど高いという結果になります。以下、各都県における出生率を、「市郡別」に紹介します。青森県 市部1.29 郡部1.10 合計1.25岩手県 市部1.21 郡部0.97 合計1.17宮城県 市部1.43 郡部1.12 合計1.39秋田県 市部1.03 郡部0.70 合計1.00山形県 市部1.34 郡部0.95 合計1.27福島県 市部1.29 郡部1.19 合計1.28茨城県 市部1.42 郡部1.13 合計1.39栃木県 市部1.33 郡部1.11 合計1.31群馬県 市部1.37 郡部1.20 合計1.34埼玉県 市部1.54 郡部1.02 合計1.50千葉県 市部1.49 郡部0.85 合計1.47東京都 区部1.68 市部1.41 郡部1.05 島部0.87 合計1.59神奈川県 市部1.49 郡部1.13 合計1.48新潟県 市部1.32 郡部1.02 合計1.31長野県 市部1.47 郡部1.15 合計1.41静岡県 市部1.38 郡部1.24 合計1.37(政令指定都市別掲)仙台市 1.59さいたま市 1.77千葉市 1.54横浜市 1.49川崎市 1.80相模原市 1.34新潟市 1.43静岡市 1.38浜松市 1.52 ※単位はいずれも‰ところが、東日本でこの傾向に思いっきり逆らっているのが、山梨県。こんな結果になりました。山梨県 市部1.30 郡部1.63 合計1.35市部より郡部の方が出生率が高い、しかも他の都県に比べて圧倒的に高いって、どういうこと!?次のエントリで、その要因に迫りたいと思います。【ふるさと納税】 甲州市産 「匠の逸品」 シャインマスカット 2房 ~ 3房 約1.2kg 山梨県 産地直送 フルーツ ぶどう 甘い 大きい 果実 くだもの 人気 マスカット 【2023年先行予約】 (KSD) 【B-485】
2023.08.09
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前のエントリで紹介した千葉県内のピンク地域にあるJR東日本の駅の2022年度における乗車人員、上位15駅を紹介すると以下の通りになります。1位 茂原(外房線) 8,689人2位 大網(外房線他) 8,293人3位 東金(東金線) 3,791人4位 佐原(成田線) 2,620人5位 銚子(総武本線) 2,520人6位 上総一ノ宮(外房線) 2,566人7位 成東(総武本線他) 2,411人8位 求名(東金線) 1,725人9位 旭(総武本線) 1,591人10位 八日市場(総武本線) 1,435人11位 本納(外房線) 1,402人12位 館山(内房線) 1,396人13位 大原(外房線) 1,189人14位 新茂原(外房線) 1,171人15位 横芝(総武本線) 1,118人3位以下がこれまたグッと減りますね。実はこの乗車人員、福島県の上位15駅と大差ない人数だったりします。福島県についても紹介しましょう。1位 郡山(東北本線他) 14,310人2位 福島(東北本線他) 13,182人3位 いわき(常磐線他) 4,662人4位 新白河(東北本線) 2,407人5位 安積永盛(東北本線他) 2,327人6位 金谷川(東北本線) 2,303人7位 泉(常磐線) 2,011人8位 会津若松(磐越西線他) 1,964人9位 湯本(常磐線) 1,582人10位 南福島(東北本線) 1,520人11位 植田(常磐線) 1,511人12位 本宮(東北本線) 1,372人13位 二本松(東北本線) 1,322人14位 相馬(常磐線) 1,009人15位 矢吹(東北本線) 949人乗車人員が5,000人を超えるのは上位2駅のみ。3位~7位は2,000人~5,000人の範囲に収まり8位以下は1,000人台で10位は1,000人台半ば。主要都市の中心駅が上位を占めるものの求名、金谷川と学生利用の多い駅が10位以内に食い込むなど、ピンク地域と福島県とは共通項が多いですね。外房線街と鉄道の歴史探訪 [ 山田亮 ]
2023.07.10
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先日のエントリで紹介した千葉県の地域差ですが、2022年度におけるJR東日本の駅別乗車人員を確認すると、その差が更にハッキリと出ます。ここでも下記の図を用いて「人口の多い地域=緑色」「人口の少ない地域=ピンク」で表記するとして、千葉県内各駅の乗車人員を多い順に紹介すると、以下のようになります。1位 西船橋(緑) 119,941人2位 船橋(緑) 119,230人3位 柏(緑) 108,820人4位 千葉(緑) 94,864人5位 津田沼(緑) 85,072人6位 松戸(緑) 84,595人7位 舞浜(緑) 63,906人8位 市川(緑) 52,412人9位 海浜幕張(緑) 52,058人10位 本八幡(緑) 51,805人11位 新浦安(緑) 47,382人12位 稲毛(緑) 43,078人ここまででJR東日本全体で上位100位圏内ですが、千葉県内の駅はすべて緑色。更に続けます。13位 新松戸(緑) 33,675人14位 南流山(緑) 33,562人15位 蘇我(緑) 29,462人16位 南柏(緑) 28,943人17位 我孫子(緑) 26,818人18位 幕張本郷(緑) 24,874人19位 新八柱(緑) 22,585人20位 馬橋(緑) 22,116人21位 南船橋(緑) 21,123人22位 下総中山(緑) 20,847人23位 北小金(緑) 20,676人24位 新検見川(緑) 19,677人25位 西千葉(緑) 19,466人26位 東松戸(緑) 19,217人27位 四街道(緑) 19,176人28位 北松戸(緑) 19,110人29位 東船橋(緑) 18,745人30位 都賀(緑) 18,559人31位 稲毛海岸(緑) 18,519人32位 鎌取(緑) 17,958人33位 北柏(緑) 16,560人ここまででJR東日本全体で上位200位圏内ですが、まだピンクの駅は登場しません。くどくなりますが更に続けます。34位 船橋法典(緑) 16,244人35位 五井(緑) 16,157人36位 天王台(緑) 15,390人37位 千葉みなと(緑) 15,354人38位 幕張(緑) 14,113人39位 検見川浜(緑) 13,870人40位 成田(緑) 13,871人41位 木更津(緑) 12,061人42位 本千葉(緑) 11,039人43位 新習志野(緑) 11,330人44位 土気(緑) 10,706人…44位の土気でやっと「隣の駅がピンク」の駅が登場。しかし、ピンクの駅はまだ登場しません。45位 市川大野(緑) 10,459人46位 八幡宿(緑) 10,375人47位 茂原(ピンク) 8,689人47位の茂原でやっとピンク初登場。せっかくだから、このまま50位まで続けます。48位 姉ケ崎(緑) 8,533人49位 佐倉(緑) 8,409人50位 大網(ピンク) 8,233人50位でもピンクの大網駅が登場しましたが、ここまでで緑色48駅に対しピンクはわずかに2駅という結果になりました。緑色トップの西船橋駅とピンクトップの茂原駅との乗車人員の差は111,252人、割合も7.2%とかなり差をつけられています。また、余談ですが、緑色の中でも、印旛、君津、市原の3地域はベスト50に登場する駅数が5駅と少なかったですね。トップでも五井駅の35位でした。JR東日本 鹿島線・東金線運転席展望 鹿島神宮 ⇔ 佐原 (往復) 大網 ⇒ 成東/成東 ⇒ 誉田 4K撮影作品【Blu-ray】 [ (鉄道) ]
2023.07.10
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さて、その仙台都市圏南部に根を張る尚絅学院大。まずはデータから紹介します。【尚絅学院大】・進学者数 205人・進学者がいた高校 35校/67校・進学者がいた高校の偏差値別分布60~ 0校/4校 0人(0.0%)55~59 2校/6校 7人(3.4%)50~54 4校/6校 29人(14.1%)45~49 8校/8校 35人(17.1%)40~44 8校/11校 95人(46.3%)35~40 9校/15校 32人(15.6%) ~35 4校/17校 7人(3.4%)・進学者がいた高校の平均偏差値(加重平均) 43.7・進学者がいた高校の地域別分布南部 4校/8校 19人(9.3%)亘理名取 4校/4校 46人(22.4%)仙台南 5校/9校 57人(27.8%)仙台北 5校/10校 24人(11.7%)塩釜 3校/4校 24人(11.7%)黒川 2校/2校 6人(2.9%)大崎 3校/11校 5人(2.4%)登米 2校/3校 4人(2.0%)栗原 2校/4校 5人(2.4%)石巻 4校/8校 12人(5.9%)本吉 1校/4校 3人(1.5%)注目すべきはやはり地域別分布。お膝元の亘理名取、仙台南の両地域で極端に進学者数が多くなっています。ちなみに、宮城学院女子大と比較してみると、亘理名取で宮城学院女子大15人、尚絅学院大46人と圧倒し、仙台南で宮城学院女子大54人、尚絅学院大57人と拮抗しています。ここから少し離れただけの仙台北では宮城学院女子大76人に対し尚絅学院大24人とトリプルスコアをつけられていますから、仙台都市圏にありながら小地域密着型の珍しい形態を有していると言えるでしょう。ただし、塩釜でも宮城学院女子大23人に対し尚絅学院大24人と拮抗しているので、決して仙台都市圏全体での知名度が低い大学ではありません。仙台都市圏や南部においては偏差値40台前半から30台後半の高校からだと宮城学院女子大を上回るケースが多いです。なお、仙台都市圏以北の地域では、宮城学院女子大の後塵を拝しています。仙台の私立大学への志向度が強い石巻でも進学者数はあまり伸びていません。宮城県南部に地盤を置く大学は尚絅学院大の他に仙台大があります。地元では「柴田町に所在する仙台大」と揶揄されることがままあります。体育学部のみで構成される単科大学でもあります。以下、データを紹介します。【仙台大】・進学者数 107人・進学者がいた高校 36校/67校・進学者がいた高校の偏差値別分布60~ 0校/4校 0人(0.0%)55~59 1校/6校 1人(0.9%)50~54 3校/6校 3人(2.8%)45~49 6校/8校 16人(16.8%)40~44 9校/11校 50人(46.7%)35~40 11校/15校 28人(26.2%) ~35 6校/17校 7人(6.5%)・進学者がいた高校の平均偏差値(加重平均) 41.7・進学者がいた高校の地域別分布南部 6校/8校 17人(15.9%)亘理名取 4校/4校 17人(15.9%)仙台南 4校/9校 15人(14.0%)仙台北 5校/10校 11人(10.3%)塩釜 3校/4校 26人(24.3%)黒川 1校/2校 3人(2.8%)大崎 2校/11校 2人(1.9%)登米 3校/3校 3人(2.8%)栗原 1校/4校 2人(1.9%)石巻 5校/8校 6人(5.6%)本吉 2校/4校 5人(4.7%)進学者数が最も多かった高校は、スポーツ科学科を擁する利府。従って、塩釜の比率が高くなっています。また利府の基準偏差値はスポーツ科学科(38)ではなく普通科(44)で設定したため、偏差値40~44の高校からの進学率が非常に高くなる結果となりました。地元の南部も体育科を擁する柴田が所在することもあり、地域別の比率は高め。柴田以外の高校からも進学者がそれなりにおり、地元に定着している様子もある程度伺えます。ただし、南部トップの偏差値(普通科で50)の白石からの進学者はゼロ。宮城県内を見渡しても偏差値50以上の計16校中進学者がいた高校は4校にとどまっています。あと、仙台都市圏以北で、沿岸部と内陸部の進学率に有意差が見られます。確かに沿岸部の方が内陸部に比べてスポーツな盛んなイメージはありますが…【中古】テクノブレイン ぼくは航空管制官2ベストコレクション 仙台空港
2023.06.20
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今回も東北工大および宮城学院女子大と「特定の分野に尖った大学」を取り上げますが、前回紹介した大学に比べると進学者数も多く、ある程度は人口に膾炙した大学です。まずは東北工大のデータから紹介。【東北工大】・進学者数 359人・進学者がいた高校 47校/67校・進学者がいた高校の偏差値別分布60~ 1校/4校 1人(0.3%)55~59 5校/6校 17人(4.7%)50~54 6校/6校 50人(13.9%)45~49 8校/8校 99人(27.6%)40~44 11校/11校 116人(32.3%)35~40 10校/15校 68人(18.9%) ~35 6校/17校 8人(2.2%)・進学者がいた高校の平均偏差値(加重平均) 44.3・進学者がいた高校の地域別分布南部 4校/8校 25人(7.0%)亘理名取 4校/4校 44人(12.3%)仙台南 7校/9校 84人(23.4%)仙台北 8校/10校 87人(24.2%)塩釜 4校/4校 36人(10.0%)黒川 2校/2校 19人(5.3%)大崎 6校/11校 26人(7.2%)登米 2校/3校 7人(1.9%)栗原 3校/4校 5人(1.4%)石巻 6校/8校 25人(7.0%)本吉 1校/4校 1人(0.3%)調べていて意外に思ったのは進学元の高校が東北福祉大よりも多い47校だったこと。その東北福祉大の項でも触れたように東北工大は工業高校からの進学が69人(19.2%)もいることが目立ちますが、多くの高校から薄く広く学生が集まっていることもまた、特筆すべき特徴ではないかと思います。また、偏差値50以上の高校からの進学が20%を割り込み極端に少ないことも、特徴と言えるでしょうか。これは工業高校(すべて偏差値50未満)からの進学者が多いことともリンクしますが、そもそも東北工大は建築学部以外の学部で国公立大の併願校として検討されないケースが多く(されたとしても志望順位は東北学院大より下になるケースが多い)、その分受験生にとって「敷居の低さ」が際立っているのかもしれません。地域別では、仙台都市圏の比率が他大学に比べてやや高め。仙台都市圏内の非進学校における人気が高い一方で、理系大学で学費が高い関係からか進学に際し下宿が必要となる地域ではやや苦戦しています。【宮城学院女子大】・進学者数 308人・進学者がいた高校 40校/67校・進学者がいた高校の偏差値別分布60~ 1校/4校 1人(0.3%)55~59 6校/6校 43人(14.0%)50~54 6校/6校 68人(22.1%)45~49 8校/8校 105人(34.1%)40~44 8校/11校 45人(14.6%)35~40 10校/15校 42人(13.6%) ~35 1校/17校 4人(1.3%)・進学者がいた高校の平均偏差値(加重平均) 47.2・進学者がいた高校の地域別分布南部 3校/8校 26人(8.4%)亘理名取 2校/4校 15人(4.9%)仙台南 6校/9校 54人(17.5%)仙台北 8校/10校 76人(24.7%)塩釜 4校/4校 23人(7.5%)黒川 1校/2校 26人(8.4%)大崎 6校/11校 19人(6.2%)登米 3校/3校 14人(4.5%)栗原 2校/4校 14人(4.5%)石巻 4校/8校 34人(11.4%)本吉 1校/4校 6人(1.9%)工業高校を得意とする東北工大に対し、宮城学院女子大が得意とするのは旧女子校。宮城県内には女子校をルーツとする共学校が5校現存しますが、これらの高校からの進学者は61人で進学者全体の19.8%に達します。ただし、旧女子校で最も偏差値が高い宮城一(偏差値62)からの進学者はゼロ。宮城学院女子大も東北工大同様国公立大の併願校として検討されないケースが多い大学なだけに、国公立大とは縁が薄い偏差値40台の高校との親和性が高い傾向にあります。ただし、工業高校からの進学者は、1校から2人だけでした。地域別では、仙台都市圏以外で比較的高い傾向にあり、全国的には長期低落傾向にあると言われる女子大の中では比較的ブランド力を維持できているとみてよいと思います。ただし、仙台都市圏南部では、名取市にキャンパスを置き宮城学院女子大と多くの学部・学群コンテンツが重複する尚絅学院大の浸食を受けているようです。その尚絅学院大については、次のエントリで詳述します。ノスタルジーとは何か [ 宮城学院女子大学人文社会科学研究所 ]
2023.06.19
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ここからは「特定の分野に尖った大学」がしばらく続きます。マニアック過ぎて私も若干辟易気味ですが、ご容赦くださいませ。まず紹介するのは、東北医薬大です。【東北医薬大】・進学者数 102人・進学者がいた高校 26校/67校・進学者がいた高校の偏差値別分布60~ 4校/4校 25人(24.5%)55~59 6校/6校 27人(26.5%)50~54 6校/6校 28人(27.5%)45~49 6校/8校 17人(16.7%)40~44 3校/11校 4人(3.9%)35~40 1校/15校 1人(1.0%) ~35 0校/17校 0人(0.0%)・進学者がいた高校の平均偏差値(加重平均) 54.7・進学者がいた高校の地域別分布南部 1校/8校 4人(3.9%)亘理名取 1校/4校 1人(1.0%)仙台南 7校/9校 21人(20.6%)仙台北 6校/10校 37人(36.3%)塩釜 3校/4校 10人(9.8%)黒川 1校/2校 2人(2.0%)大崎 2校/11校 5人(4.9%)登米 1校/3校 1人(1.0%)栗原 0校/4校 0人(0.0%)石巻 2校/8校 18人(17.6%)本吉 2校/4校 3人(2.9%)進学者の大半は2016年に設置された医学部ではなく、元々この大学にあった薬学部に進学したものとみられます。それでも東北地方の国公立大には薬学部が東北大にしかないことも相俟って、偏差値の高い高校からの進学者が目立ちます。逆に偏差値50未満の高校からの進学者は少なく、結果、加重平均による進学者の平均偏差値は、国公立大と大差ないものとなっています。地域別にみると、この大学でも石巻からの進学者数の多さが目立ちます。石巻の人口規模は大崎と同程度、石巻も大崎も仙台からの距離感も近すぎず拠点都市が相応に機能していて似通った性格の地域だと思うのですが、「仙台の私立大学」への志向度は両地域で大きく異なります。以下主要大学への進学者数を紹介すると、・石巻 東北学院大67、東北福祉大53、東北医薬大18、東北工大25、宮城学院女子大35・大崎 東北学院大65、東北福祉大36、東北医薬大5、東北工大26、宮城学院女子大19といった具合。とりわけ学生の女子比率が高い大学ほど差がつく結果となっています。石巻には石巻専修大という地元私立大があるのですが、どうして石巻の方が仙台志向が強いのでしょう?続いて紹介するのは、山形市にあるデザイン・芸術系私立大の東北芸工大。仙台から高速バス利用で通学する学生が多いことでも知られます。データは以下の通りです。【東北芸工大】・進学者数 75人・進学者がいた高校 24校/67校・進学者がいた高校の偏差値別分布60~ 0校/4校 0人(0.0%)55~59 4校/6校 29人(38.7%)50~54 5校/6校 13人(17.3%)45~49 4校/8校 15人(20.0%)40~44 6校/11校 11人(14.7%)35~40 4校/15校 6人(8.0%) ~35 1校/17校 1人(1.3%)・進学者がいた高校の平均偏差値(加重平均) 49.7・進学者がいた高校の地域別分布南部 2校/8校 4人(5.3%)亘理名取 2校/4校 6人(8.0%)仙台南 3校/9校 10人(13.3%)仙台北 6校/10校 30人(40.0%)塩釜 3校/4校 10人(13.3%)黒川 1校/2校 4人(5.3%)大崎 3校/11校 6人(8.0%)登米 1校/3校 1人(1.3%)栗原 1校/4校 2人(2.7%)石巻 2校/8校 2人(2.7%)本吉 0校/4校 0人(0.0%)数字上だけでみると偏差値55~59および仙台北地区の高校が突出して多くなっています。それもそのはずで、美術科を擁する宮城野1校で21人の進学者を輩出している次第。なお、宮城野の基準偏差値は普通科の56で計算していますが、新みやぎ模試の偏差値表を確認すると美術科の偏差値は49となっているため、進学者の平均偏差値は加重平均により求めた上記の49.7よりも低いものと推定されます。地域別では、山形市まで通学可能な仙台都市圏からの進学者が8割を占めています。【中古】 私の語るアートとデザイン 東北芸術工科大学からの48章/芸術・芸能・エンタメ・アート 【中古】afb
2023.06.19
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お次は国公立大の最後、宮城大編です。まずはデータを紹介します。【宮城大】・進学者数 192人・進学者がいた高校 26校/67校・進学者がいた高校の偏差値別分布60~ 4校/4校 29人(15.1%)55~59 6校/6校 94人(49.0%)50~54 6校/6校 45人(23.4%)45~49 7校/8校 19人(9.9%)40~44 0校/11校 0人(0.0%)35~40 3校/15校 5人(2.6%) ~35 0校/17校 0人(0.0%)・進学者がいた高校の平均偏差値(加重平均) 55.4・進学者がいた高校の地域別分布南部 1校/8校 5人(2.6%)亘理名取 2校/4校 2人(1.0%)仙台南 6校/9校 63人(32.8%)仙台北 8校/10校 82人(42.7%)塩釜 1校/4校 7人(3.6%)黒川 1校/2校 5人(2.6%)大崎 2校/11校 12人(6.3%)登米 1校/3校 3人(1.6%)栗原 1校/4校 3人(1.6%)石巻 2校/8校 8人(4.2%)本吉 1校/4校 2人(1.0%)県立大だけに幅広い高校から進学者がいるのかと思いきや、そうではありませんでした。進学者がいた高校は、山形大より少ない26校にとどまっています。この原因の多くは、宮城大の入試制度にあるものと考えています。宮城大の入試って、総合型選抜も学校推薦型選抜も、共通テストの5教科受験が必須なんですよね。だから、どうしたって共通テストの受験を義務付けていない高校からの進学は少なくなりがち。恐らく宮城大サイドとしては基礎学力がしっかりした学生を取りたいという意図があるのでしょうが(一般入試の二次試験でもしっかり3教科を課している点でも、その意図は伺えます)、現時点でそれが有効に機能しているかというと、少々疑問に残る部分もあります。偏差値60以上の高校からの進学者の比率が、これまで見てきた国立大に比べて低いんですよね。同じ宮城県内にある宮城教育大と比較してみるとその差がハッキリ確認できますが、進学者数自体が宮城教育大138人、宮城大192人となっているのに、偏差値60以上の高校に限定すると宮城教育大39人に対し宮城大29人と逆転します。その一方で、偏差値55~59の高校からの進学者は宮城教育大50人に対し宮城大94人とほぼダブルスコア。偏差値上位校に選ばれるブランド力を有していない点が宮城大の弱点と言えば弱点だし、だからこそ、偏差値50台の中堅進学校にとっては非常に狙いやすい大学になっているようにも感じます。また、地域別にみると、仙台都市圏からの進学者の比率が80%を超えており、極端な一極集中ぶりが伺えます。仙台都市圏外で共通テストの受験を義務付けている高校が限られることもありますが、仙台の街から遠く離れた大和町や仙台市太白区の山間に位置する宮城大のキャンパスの立地の悪さも影響している可能性があります。同じ宮城県内なのに自宅からは通えず転居必至、しかも宮城大には学生寮が整備されていませんから、志望校の選択肢から外れるケースが多くなるのではないでしょうか。事業構想学入門 [ 宮城大学事業構想学研究会 ]
2023.06.19
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前のエントリで紹介した山形大は、宮城県内の公立高校からの進学者のうち実に8割超が仙台都市圏からとなります。宮城県内定着枠の影響がある宮城教育大でも7割超。やはり仙台市、仙台都市圏とそれ以外の地域との学力格差は著しいのかな…そう思ってしまうのですが、必ずしもそうではないというデータが、岩手、福島両大学への進学者から伺い知ることができます。以下、両大学のデータを紹介します。【岩手大】・進学者数 128人・進学者がいた高校 23校/67校・進学者がいた高校の偏差値別分布60~ 4校/4校 28人(21.9%)55~59 6校/6校 27人(21.1%)50~54 4校/6校 41人(32.0%)45~49 5校/8校 25人(19.5%)40~44 3校/11校 4人(3.1%)35~40 1校/15校 3人(2.3%) ~35 0校/17校 0人(0.0%)・進学者がいた高校の平均偏差値(加重平均) 54.4・進学者がいた高校の地域別分布南部 1校/8校 1人(0.8%)亘理名取 1校/4校 1人(0.8%)仙台南 6校/9校 19人(14.8%)仙台北 6校/10校 40人(31.3%)塩釜 1校/4校 5人(3.9%)黒川 0校/2校 0人(0.0%)大崎 2校/11校 34人(26.6%)登米 1校/3校 9人(7.0%)栗原 2校/4校 5人(3.9%)石巻 2校/8校 10人(7.8%)本吉 1校/4校 4人(3.1%)【福島大】・進学者数 89人・進学者がいた高校 24校/67校・進学者がいた高校の偏差値別分布60~ 4校/4校 16人(18.0%)55~59 6校/6校 28人(31.5%)50~54 6校/6校 33人(37.1%)45~49 3校/8校 4人(4.5%)40~44 3校/11校 4人(4.5%)35~40 2校/15校 4人(4.5%) ~35 0校/17校 0人(0.0%)・進学者がいた高校の平均偏差値(加重平均) 54.4・進学者がいた高校の地域別分布南部 2校/8校 20人(22.5%)亘理名取 1校/4校 2人(2.2%)仙台南 6校/9校 23人(25.8%)仙台北 7校/10校 25人(28.1%)塩釜 2校/4校 5人(5.6%)黒川 1校/2校 1人(1.1%)大崎 1校/11校 6人(6.7%)登米 0校/3校 0人(0.0%)栗原 2校/4校 3人(3.4%)石巻 1校/8校 2人(2.2%)本吉 1校/4校 2人(2.2%)地域別にみると、岩手大は大崎、福島大は南部の割合が極端に高くなっています。同程度の学力の受験生がいたとすれば、仙台都市圏の受験生は山形大、大崎の受験生は岩手大、南部の受験生は福島大を、それぞれ受験する構図でしょうか。宮城県民は山形大志向が強いと言われますが、県全体を見渡せば決してそうではないということですね。また、大崎、南部からの進学者が多かった影響で、岩手大や福島大の進学者の平均偏差値は、山形大や宮城教育大と比べて若干低くなってしまいました。これは単純に大崎や南部に偏差値55以上の高校が存在しないことに起因するもので、決して進学者自体の偏差値が低い訳ではないことを、強調しておきます。大事なことなので何度でも繰り返しますが、偏差値が60以上あったとしても地理的条件で偏差値50前後の高校にしか進学できないというケースは、非都市部では結構あるのです。被災大学は何をしてきたか 福島大、岩手大、東北大の光と影【電子書籍】[ 中井浩一 ]
2023.06.19
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東北大に続いては、山形大と宮城教育大です。この二つの大学は進学傾向が似通っているので、まとめて紹介します。【山形大】・進学者数 340人・進学者がいた高校 30校/67校・進学者がいた高校の偏差値別分布60~ 4校/4校 101人(29.7%)55~59 6校/6校 123人(36.2%)50~54 6校/6校 66人(19.4%)45~49 7校/8校 33人(9.7%)40~44 6校/11校 16人(4.7%)35~40 1校/15校 1人(0.3%) ~35 0校/17校 0人(0.0%)・進学者がいた高校の平均偏差値(加重平均) 56.7・進学者がいた高校の地域別分布南部 2校/8校 12人(3.5%)亘理名取 3校/4校 8人(2.4%)仙台南 8校/9校 104人(30.6%)仙台北 7校/10校 152人(44.7%)塩釜 2校/4校 20人(5.9%)黒川 1校/2校 2人(0.6%)大崎 2校/11校 15人(4.4%)登米 1校/3校 3人(0.9%)栗原 0校/4校 0人(0.0%)石巻 3校/8校 18人(5.3%)本吉 1校/4校 6人(0.8%)【宮城教育大】・進学者数 138人・進学者がいた高校 22校/67校・進学者がいた高校の偏差値別分布60~ 3校/4校 39人(28.3%)55~59 6校/6校 50人(36.2%)50~54 6校/6校 28人(20.3%)45~49 5校/8校 17人(12.3%)40~44 2校/11校 4人(2.9%)35~40 0校/15校 0人(0.0%) ~35 0校/17校 0人(0.0%)・進学者がいた高校の平均偏差値(加重平均) 56.4・進学者がいた高校の地域別分布南部 2校/8校 7人(5.1%)亘理名取 0校/4校 0人(0.0%)仙台南 6校/9校 46人(33.3%)仙台北 7校/10校 50人(36.2%)塩釜 1校/4校 4人(2.9%)黒川 0校/2校 0人(0.0%)大崎 2校/11校 12人(8.7%)登米 1校/3校 3人(2.2%)栗原 0校/4校 0人(0.0%)石巻 3校/8校 11人(8.0%)本吉 1校/4校 5人(3.6%)両大学で傾向が特に似通っていると感じるのは、進学者の偏差値帯分布です。7割超が60台の高校だった東北大に比べてだいぶ下がり、55~59の高校がボリュームゾーンとなっています。ただし、偏差値55以上の高校だけで進学者の3分の2を占めており、高校入試の時点で偏差値55ギリギリでは両大学への合格はおぼつかないのではないかと推測されます。また、偏差値54以下の高校からも一定数の進学者がいますが、その多くは東北大同様相応の学力を有しながら地理的条件で近場の高校に進学せざるをえなかった生徒や、あるいは学科の特性や本人の興味関心、特技を活かして学校推薦型選抜や総合型選抜で進学した生徒とみられます。学校推薦型選抜といえば、宮城教育大には宮城県内の特定の地域(大崎市、栗原市、加美町、色麻町、涌谷町、美里町、石巻市、登米市、東松島市、女川町、気仙沼市、南三陸町)において教職に就くことを強く希望する学生を募集する宮城県内定着枠の推薦入試があり、その影響もあってか、仙台都市圏外、特に県北部での進学者数が、山形大と拮抗する結果となっています。逆に仙台都市圏ではトリプルスコアに近い人数で山形大が宮城教育大を凌駕しており、特に仙台市外の高校において圧倒的な差をつけています。山形学 山形の魅力再発見 (単行本・ムック) / 山形大学都市・地域学研究所/編
2023.06.19
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一昨日書いたこちらのエントリ、今日以降に書くエントリの前振りでもありました。宮城県公立高校ガイドブックの各校の項目から今春卒業した生徒の大学進学者数を抽出して、その進学傾向について調べていたんですよ。例えばこんな感じに。【東北大】・進学者数 216人・進学者がいた高校 16校/67校・進学者がいた高校の偏差値別分布60~ 4校/4校 157人(72.7%)55~59 6校/6校 38人(17.6%)50~54 3校/6校 13人(6.0%)45~49 3校/8校 8人(3.7%)40~44 0校/11校 0人(0.0%)35~40 0校/15校 0人(0.0%) ~35 0校/17校 0人(0.0%)・進学者がいた高校の平均偏差値(加重平均) 62.9・進学者がいた高校の地域別分布南部 0校/8校 0人(0.0%)亘理名取 0校/4校 0人(0.0%)仙台南 4校/9校 84人(38.9%)仙台北 6校/10校 111人(51.4%)塩釜 1校/4校 1人(0.5%)黒川 0校/2校 0人(0.0%)大崎 2校/11校 12人(5.6%)登米 1校/3校 1人(0.5%)栗原 0校/4校 0人(0.0%)石巻 1校/8校 6人(2.8%)本吉 1校/4校 1人(0.5%)このデータを、国公立大では東北大、山形大、宮城教育大、岩手大、福島大、宮城大の6校、私立大では東北学院大、東北福祉大、東北医薬大、東北芸工大、東北工大、宮城学院女子大、尚絅学院大、仙台大、石巻専修大、東北文化学園大の10校について取っております。で、東北大のデータを改めてみると、偏差値60以上の高校(は、仙台市内に4校しかない)に進学することが最低条件と言えそうです。偏差値55~59の高校でも人数の過半数は中高一貫校の仙台二華であり、高倍率で過酷な中学入試を乗り越えることが条件になるかもしれません。その一方で偏差値54以下の高校からも進学者がいますが、その大半は仙台都市圏外に位置する高校です。仙台市内にある高校にも合格できる学力を有しながら、地理的条件などの理由で近場の高校に進学した生徒が多数を占めるものと推察されます。それでも地理的条件をものともせず仙台都市圏外から仙台市内の高校に進学する生徒は少なくないようです。地域別分布を確認すると、実に90%を超える生徒が仙台市内の高校から進学しています。仙台市とその他の地域との学力格差は長年宮城県内で問題とされるところではありますが、それだけでは済まされないような仙台一極集中ぶりが伺えます。窓から建築を考える/五十嵐太郎/東北大学五十嵐太郎研究室/市川紘司【3000円以上送料無料】
2023.06.19
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先週書いたこちらのエントリに関してなんですが、福島市の場合、地域区分がかなり細かいため、現実の小学校の児童数に対して出生数がどれだけ減少しているかを調べることがほぼ可能です。昨年度の児童数と比較した結果、このようになりました。中央 出生数221人 児童数2,003人(8校 1学年平均333.8人) 増減率▲33.8%渡利 出生数107人 児童数499人(2校 1学年平均83.2人) 増減率+28.7%杉妻 出生数61人 児童数624人(1校 1学年平均104.0人) 増減率▲41.3%蓬莱 出生数34人 児童数383人(2校 1学年平均63.8人) 増減率▲46.7%清水 出生数192人 児童数1,962人(4校 1学年平均327.0人) 増減率▲41.3%東部 出生数68人 児童数541人(2校 1学年平均90.2人) 増減率▲24.6%北信 出生数226人 児童数1,609人(4校 1学年平均268.2人) 増減率▲15.7%信陵 出生数69人 児童数619人(2校 1学年平均103.2人) 増減率▲33.1%吉井田 出生数81人 児童数510人(1校 1学年平均85.0人) 増減率▲4.7%西 出生数43人 児童数286人(3校 1学年平均47.7人) 増減率▲9.8%土湯温泉町 出生数0人 児童数は西に含む立子山 出生数3人 児童数13人(1校 1学年平均2.2人) 増減率+38.5%飯坂 出生数96人 児童数856人(4校※ 1学年平均142.7人) 増減率▲32.7%信夫 出生数137人 児童数1,081人(4校 1学年平均180.2人) 増減率▲24.0%松川 出生数74人 児童数544人(4校※ 1学年平均90.7人) 増減率▲18.4%吾妻 出生数116人 児童数1,131人(4校 1学年平均188.5人) 増減率▲38.5%飯野 出生数17人 児童数183人(1校 1学年平均30.5人) 増減率▲44.3%合計 出生数1,545人 児童数12,844人(47校 1学年平均2,140.7人) 増減率▲27.8% ※2022年度の校数。2023年度はそれぞれの地域で1校ずつ減少している。児童数に比べて出生数が増加しているのは渡利と立子山の2地域。このうち立子山は児童数、出生数ともに些少なので偶然の要素が強く、渡利も子供を中央にある国立、私立の小学校に通わせる傾向が一部見られるため、単純に増加とみなしにくいように感じます。なお、「中央+渡利」で出生数と児童数を比較した場合、中央+渡利 出生数328人 児童数2,502人(10校 1学年平均417.0人) 増減率▲21.3%となります。これらの地域を除けば比較的少子化が抑えられているとみなせる地域は、吉井田、西、北信、松川といったところでしょうか。逆に、中央周辺の杉妻、蓬莱、清水といった地域で少子化が意外に目立っています。結構地域差がある感じですね。新・子どもの世界と福祉/竹中哲夫【3000円以上送料無料】
2023.06.15
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郡山、いわき両市の少子化状況について紹介した前のエントリに引き続き、福島市の少子化状況についても紹介します。何故福島市だけ別枠にしたのかというと、地域区分が郡山、いわき両市に比べて細かいんですよ。だからその分、詳細な分析ができます。以下、各地域の昨年度1年間の出生数について紹介します。【福島市】中央 221人 (中央) 163人 (野田町) 58人渡利 107人杉妻 61人蓬莱 34人清水 192人 (清水) 190人 (野田町の一部) 2人東部 68人 (岡山) 58人 (大波) 2人 (鎌田の一部) 8人北信 226人 (鎌田) 81人 (瀬上) 56人 (余目) 89人信陵 69人 (大笹生) 7人 (笹谷) 62人吉井田 81人西 43人 (荒井) 28人 (佐倉) 15人土湯温泉町 0人立子山 3人飯坂 96人 (飯坂) 33人 (平野) 50人 (中野) 0人 (湯野) 11人 (東湯野) 1人 (茂庭) 1人 (大笹生の一部) 0人信夫 137人 (大森) 107人 (鳥川) 24人 (平田) 6人松川 74人 (松川) 49人 (金谷川) 2人 (水原) 2人 (下川崎) 21人吾妻 116人 (野田) 81人 (庭坂) 26人 (庭塚) 7人 (水保) 2人飯野 17人合計 1,545人ふぅ…長かった(苦笑)こんな感じで細かく地域分けがなされているので、どの地域が少子化の波にさらされているかも一目瞭然です。例えば中心部一つとってみても、(中央)の範囲には公立小学校が5校もある訳ですよ。なのに出生数が163人しかいないのだから、単純計算で各校平均して1学年30人ちょっとしかいないということになります。ただ(中央)の場合、福島大附属小に進学する児童が少なく見積もって1学年70人以上はいるでしょうから、実際に公立小学校に進学する児童は90人程度。となると公立小学校が5校もあるのは過剰…という判断ができてしまうんです。こんな感じで、今後小学校の整理統合がされるのではないか?と思われる地域を洗い出していくと、既に小学校が廃校になった(大波)、土湯温泉町、(中野)、(東湯野)、(茂庭)、(水原)の出生数の動向に鑑みれば、(大笹生)、立子山、(金谷川)、(平田)、(庭塚)、(水保)は間違いなく整理統合の対象で、(佐倉)、(湯野)も場合によっては対象になると判断できます。(佐倉)と(平田)に関しては現在小学校が2校あるので少なくとも1校は閉校になるだろうし、下手すると2校とも閉校になるかもしれません。小学校2校と言えば、蓬莱も、現行の2校が1校に統合される可能性が非常に高そうです。中学校に関しては、学区と地域の範囲が一致しないのでわかりづらいのですが、蓬莱、西で近隣の中学校への統合話が出ることが想定されるほか、現在中学校が3校ある飯坂、2校ある吾妻で1校に統合される可能性が高そうです。消滅都市 Everything in its right place
2023.06.08
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福島県の少子化の状況は折に触れて当ブログで取り上げていますが、今回は、福島、郡山、いわきの3市における少子化について取り上げてみたいと思います。3市とも市のサイトで市内の地域別の人口統計を見ることができるのですが、市の近郊に「都市内過疎地域」とでも言うべき地域を抱えており、少子化もちょっとシャレにならない状況なんですよね。とりあえず、昨年度(2022年4月1日~2022年3月31日)の出生数について、紹介します。今回は郡山市から。【郡山市】郡山 680人富田 239人大槻 174人安積 209人三穂田 12人逢瀬 9人片平 29人喜久田 96人日和田 77人富久山 290人湖南 6人熱海 21人田村 77人西田 19人中田 9人合計 1,947人地域別にみると、三穂田、片平、湖南、熱海、西田、中田の少子化度合いが突出して酷いことがわかります。小中学校が義務教育学校化された湖南と西田、小学校が1校しかない片平を除けばいずれも小学校が複数あるのですが、恐らく統廃合は必至の情勢でしょう。また、中学校も、近隣の中学校との統合が検討されそうです。いわき市もまた、同様の傾向がみられます。【いわき市】平 463人小名浜 542人勿来 266人常磐 168人内郷 125人四倉 64人遠野 11人小川 10人好間 76人三和 5人田人 4人川前 0人久之浜大久 17人合計 1,751人川前がなんと0人…それ以外にも遠野、小川、三和、田人、久之浜大久といった旧常磐五市以外の地域で、少子化傾向が強く出ています。三和と田人は小中学校が統合され事実上義務教育学校化が完了していますが、それ以外の地域でも、小中学校の統合が行政課題として俎上に載る可能性は極めて高いと思われます。福島市については、次のエントリで。過疎地域再生の戦略改訂版 地方創生から地域再生へ [ 中藤康俊 ]
2023.06.08
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福島、会津若松の両市に続いて、いわき市編です。5年前に書いたエントリでは「現時点で常磐線が完全復旧していないため仙台市との時間距離は高速バス~東北新幹線経由が最速となりますが、復旧後は常磐線経由が優勢となるか否かに、ちょっと注目しています」と書いたのですが、結論から言うとそうはなりませんでした。いわき駅以北を通る常磐線の特急は午前10時以降にならないと走らないんですよね。今回は午前7時発という条件で調べているため、対象外ということになりました。ただ、その常磐線の特急自体はいわき駅~仙台駅間を2時間ないし2時間10分の運行時間で結んでいます。これはいわき駅から福島駅の最速ルートの所要時間よりも短いものです。なお、いわき駅から福島駅の所要時間は、 いわき市から…いわき駅7:10発~(高速バス)~福島駅東口9:13着(2時間13分) いわき市へ……福島駅東口7:30発~(高速バス)~いわき駅9:34着(2時間34分)で平均2時間23.5分。5年前は郡山駅で高速バス⇔新幹線の乗り換えが最速だったのですが、現在は直通高速バスの方が午前7時出発の場合最速になり、所要時間も9.5分延びています。それでは、福島県外の都市について、ランキングを見ていきましょう。1位 水戸市 1時間22.0分(±0.0分) いわき市から…いわき駅7:03発~(ひたち4号)~水戸駅8:09着(1時間09分) いわき市へ…水戸駅7:03発~(常磐線)~いわき駅8:35着(1時間35分)2位 宇都宮市 2時間25.0分(△2.0分) いわき市から…いわき駅7:05発~(高速バス)~郡山駅前8:41着 郡山駅8:57発~(やまびこ50号)~宇都宮駅9:19着(2時間19分) いわき市へ……宇都宮駅7:01発~(つばさ121号)~郡山駅7:30着 郡山駅前7:50発~(高速バス)~いわき駅9:31着(2時間31分)3位 仙台市 2時間47.0分(+8.5分) いわき市から…いわき駅7:05発~(高速バス)~郡山駅前8:41着 郡山駅8:57発~(やまびこ125号)~仙台駅9:38着(2時間38分) いわき市へ……仙台駅7:11発~(やまびこ122号)~郡山駅7:54着 郡山駅前8:25発~(高速バス)~いわき駅9:56着(2時間56分)4位 東京特別区 2時間57.5分(+3.0分) いわき市から…いわき駅7:03発~(ひたち4号)~東京駅9:32着(2時間32分) いわき市へ……東京駅7:52発~(ひたち3号)~いわき駅10:23着(3時間23分)5位 さいたま市 3時間13.0分(+2.5分) いわき市から…いわき駅7:03発~(ひたち4号)~上野駅9:32着 上野駅9:45発~(上野東京ライン)~浦和駅10:03着(3時間03分) いわき市へ……浦和駅7:01発~(上野東京ライン)~上野駅7:21着 上野駅8:00発~(ひたち3号)~いわき駅10:23着(3時間23分)6位 川崎市 3時間17.0分(△5.0分) いわき市から…いわき駅7:03発~(ひたち4号)~東京駅9:39着 東京駅9:51発~(上野東京ライン)~川崎駅10:11着(3時間11分) いわき市へ……川崎駅7:00発~(上野東京ライン)~東京駅7:17着 東京駅7:52発~(ひたち3号)~いわき駅10:23着(3時間23分)7位 横浜市 3時間21.0分(△5.0分) いわき市から…いわき駅7:03発~(ひたち4号)~東京駅9:39着 東京駅9:51発~(上野東京ライン)~横浜駅10:19着(3時間19分) いわき市へ……横浜駅7:06発~(上野東京ライン)~東京駅7:33着 東京駅7:52発~(ひたち3号)~いわき駅10:23着(3時間23分)8位 千葉市 3時間29.5分(+30.5分) いわき市から…いわき駅7:03発~(ひたち4号)~東京駅9:39着 東京駅9:54発~(総武線快速)~千葉駅10:36着(3時間36分) いわき市へ……千葉駅7:02発~(総武線快速)~東京駅7:40着 東京駅7:52発~(ひたち3号)~いわき駅10:23着(3時間23分)9位 盛岡市 3時間35.5分(△1.0分) いわき市から…いわき駅7:05発~(高速バス)~郡山駅前8:41着 郡山駅8:57発~(やまびこ125号)~仙台駅9:38着 仙台駅9:51発~(はやぶさ7号)~盛岡駅10:30着(3時間30分) いわき市へ……盛岡駅7:11発~(はやぶさ4号)~仙台駅7:51着 仙台駅8:06発~(やまびこ126号)~郡山駅8:50着 郡山駅前9:10発~(高速バス)~いわき駅10:41着(3時間41分)10位 山形市 3時間52.5分(△1.5分) いわき市から…いわき駅7:15発~(高速バス)~郡山駅前9:00着 郡山駅9:32発~(やまびこ・つばさ127号)~山形駅11:04着(4時間04分) いわき市へ……山形駅7:08発~(つばさ124号)~福島駅8:13着 福島駅8:36発~(やまびこ126号)~郡山駅8:50着 郡山駅前9:10発~(高速バス)~いわき駅10:41着(3時間41分)会津若松市と同様、対地方都市との所要時間は若干延びているようです。ただし、千葉市だけは例外的に所要時間が大幅に短縮しています。これは、常磐線特急がすべて品川駅発着になった影響によるものです。ジェイク・シマブクロ / フラガール [CD]
2023.06.05
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それでは、私案を紹介します。なお、私案中「花輪+十和田+小坂」「男鹿海洋+男鹿工」「増田+雄物川+平成」は、既に統合が決まっております。(県北)鹿角 「花輪+十和田+小坂」 280人 ⇒ 120人 計 280人 ⇒ 120人大館 大館鳳鳴+大館国際情報学院 360人 ⇒ 160人 大館桂桜 210人 ⇒ 160人 計 570人 ⇒ 320人北秋田 秋田北鷹 210人 ⇒ 80人 計 210人 ⇒ 80人山本 能代+能代松陽(普通科系) 325人 ⇒ 160人 能代科学技術+能代松陽(商業科系) 245人 ⇒ 120人 計 570人 ⇒ 280人(中央)南秋田 「男鹿海洋+男鹿工」 210人 ⇒ 80人 秋田西+五城目 255人 ⇒ 160人 計 465人 ⇒ 240人秋田市 金足農 175人 ⇒ 120人 秋田 275人 ⇒ 200人 秋田北+新屋 388人 ⇒ 160人 秋田南 228人 ⇒ 200人 秋田中央 210人 ⇒ 160人 秋田工 210人 ⇒ 160人 秋田商 240人 ⇒ 160人 計 1,726人 ⇒ 1,160人由利 本荘 210人 ⇒ 160人 由利+矢島 235人 ⇒ 120人 由利工+西目+仁賀保 385人 ⇒ 160人 計 830人 ⇒ 440人(県南)仙北 大曲 195人 ⇒ 160人 大曲農+六郷+大曲農太田分校 315人 ⇒ 160人 大曲工+西仙北 200人 ⇒ 120人 角館 200人 ⇒ 120人 計 910人 ⇒ 560人平鹿 横手+横手清陵学院 360人 ⇒ 160人 横手城南 160人 ⇒ 120人 「増田+雄物川+平成」 300人 ⇒ 120人 計 820人 ⇒ 440人雄勝 湯沢+羽後 245人 ⇒ 120人 湯沢翔北+湯沢翔北雄勝校 220人 ⇒ 80人 計 465人 ⇒ 200人秋田県の懸案事項として「中途半端な中高一貫校の配置」があったのですが、該当校である大館国際情報学院および横手清陵学院は、いずれも地元を代表する進学校と統合させることにしました。それも含めて秋田市を除く各地域で高校の統廃合は必至の情勢となります。しかも統合後でもすべての高校が1学年4クラス以下の小規模校となるので、2050年代には更なる統廃合が行われる可能性が高いと思われます。藤あや子大全集 シングルベスト [ 藤あや子 ]
2023.05.26
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北東北シリーズ、最後は秋田県編です。秋田県の少子化の状況についてはこちらのエントリでも紹介しましたが、改めて、県内各地域における、2006年10月1日~2007年9月30日および2021年10月1日~2022年9月30日の出生数比較を紹介します。(県北)鹿角 255人 ⇒ 113人(55.7%減)大館 545人 ⇒ 314人(42.4%減)北秋田 181人 ⇒ 86人(52.5%減)山本 489人 ⇒ 229人(53.2%減)計 1,470人 ⇒ 742人(49.5%減)(中央)南秋田 492人 ⇒ 275人(44.1%減)秋田市 2,418人 ⇒ 1,648人(31.8%減)由利 784人 ⇒ 404人(48.5%減)計 3,694人 ⇒ 2,327人(37.0%減)(県南)仙北 876人 ⇒ 531人(39.4%減)平鹿 607人 ⇒ 339人(44.2%減)雄勝 397人 ⇒ 166人(58.2%減)計 1,880人 ⇒ 1,036人(44.9%減)県合計 7,044人 ⇒ 4,105人(41.7%減)こうしてみると、同じ秋田県といえど秋田市の少子化は比較的軽微で、それ以外の地域の少子化がかなり深刻な状況になっていることがわかります。また、秋田新幹線や秋田自動車道から離れれば離れるほど、出生数の減少率も高い傾向があります。なお、2023年度現在各地域の県立高校の定員は、(県北) 鹿角280、大館570、北秋田210、山本570 計1,630(中央) 南秋田465、秋田市1,726、由利830 合計3,031(県南) 仙北910、平鹿820、雄勝465 合計2195 県合計6,846となっております。秋田県も青森県と同様40人学級を採用していない高校が多いため、定員が40の倍数にならないのが特徴です。ただし、私の未来予想図では、40人学級制で表示したいと考えております。出生数をそのまま定員減少率に反映させると、昨年度に生まれた子供が高校入試に臨む2038年度の県立高校の定員は、(県北) 鹿角120、大館320、北秋田80、山本280 計800(中央) 北秋田240、秋田市1,160、由利440 計1,840(県南) 仙北560、平鹿440、雄勝200 計1,200 県合計3,840となる見込みです。これをベースに、秋田県の県立高校再編案を、再作成してみました。次のエントリで紹介します。(第3類医薬品)龍角散 20g
2023.05.26
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それでは、私案を紹介します。なお、私案中「青森西+浪岡」「むつ工+大湊」は、既に統合が決まっております。(東青) 青森 240人 ⇒ 200人 「青森西+浪岡」 310人 ⇒ 160人 青森東 240人 ⇒ 200人 青森南 200人 ⇒ 160人 青森中央+青森北 400人 ⇒ 160人 青森商+青森工 410人 ⇒ 200人 計 1,800人 ⇒ 1,080人(西北) 五所川原 200人 ⇒ 120人 木造+鯵ヶ沢 200人 ⇒ 120人 五所川原農林+五所川原工科 315人 ⇒ 120人 計 715人 ⇒ 360人(中南) 弘前 240人 ⇒ 200人 弘前中央 240人 ⇒ 200人 弘前南 200人 ⇒ 160人 黒石+柏木農 340人 ⇒ 160人 弘前工 210人 ⇒ 160人 弘前実 240人 ⇒ 160人 計 1,470人 ⇒ 1,040人(上北) 三本木 240人 ⇒ 200人 三沢 240人 ⇒ 200人 七戸+野辺地 200人 ⇒ 160人 三本木農業恵拓+十和田工 350人 ⇒ 160人 三沢商+六ヶ所+百石 280人 ⇒ 160人 計 1,310人 ⇒ 880人(下北) 田名部 200人 ⇒ 120人 大間 70人 ⇒ 40人 「むつ工+大湊」 265人 ⇒ 120人 計 535人 ⇒ 280人(三八) 八戸 240人 ⇒ 200人 八戸東 230人 ⇒ 160人 八戸北 240人 ⇒ 200人 八戸西+三戸+名久井農 350人 ⇒ 200人 八戸工+八戸水産+八戸商 435人 ⇒ 200人 計 1,495人 ⇒ 960人予想に反して、統廃合の件数自体はさほど多くないようです。ただし、津軽半島の先端部のように現時点で高校が所在しない地域もあり、進学する高校の選択には難渋しそうな配置ではあります。50周年記念アルバム4~語り歌~ [ 吉幾三 ]
2023.05.25
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岩手県に引き続いては青森県編です。まずは、県内各地域における、2006年10月1日~2007年9月30日および2021年10月1日~2022年9月30日の出生数比較を紹介します。(東青) 2,357人 ⇒ 1,417人(39.9%減)(西北) 950人 ⇒ 494人(48.0%減)(中南) 1,882人 ⇒ 1,338人(28.9%減)(上北) 1,584人 ⇒ 1,084人(31.6%減)(下北) 599人 ⇒ 313人(47.7%減)(三八) 2,261人 ⇒ 1,454人(35.7%減)県合計 9,633人 ⇒ 6,100人(36.7%減)実は、北東北3県のうち、青森県の出生数の減少度合いは、青森県が一番マシだったりします。三八上北が比較的頑張っている他、近年では弘前市近辺も踏ん張っているようです。ただし、県都・青森市近辺や五所川原市を中心とした西北地域に、ちょっと元気がありません。なお、2023年度現在各地域の県立高校の定員は、(東青) 1,800人(西北) 715人(中南) 1,470人(上北) 1,310人(下北) 535人(三八) 1,495人県合計 7,325人となっております。青森県では実業系の学科を中心に35人学級制を施行している高校が少なくないため、これまで見てきた各県とは違い、定員が40の倍数にならないのが特徴です。ただし、私の未来予想図では、40人学級制で表示したいと考えております。生数をそのまま定員減少率に反映させると、昨年度に生まれた子供が高校入試に臨む2038年度の県立高校の定員は、(東青) 1,080人(西北) 360人(中南) 1,040人(上北) 880人(下北) 280人(三八) 960人県合計 4,600人となる見込みです。これをベースに、青森県の県立高校再編案を、再作成してみました。次のエントリで紹介します。送料無料 八戸東洋 八戸郷土料理 せんべい汁 しょうゆ味 ×1箱【6個入り】
2023.05.25
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それでは、私案を紹介します。なお、私案中「不来方+盛岡南」「水沢工(+一関工)」「福岡工+一戸」は既に統合が決まっており、「宮古商工+宮古水産」「久慈東+久慈工」は統合計画があります。(県央)盛岡市 盛岡一 280人 ⇒ 240人 盛岡二(盛岡北に統合) 200人 ⇒ 0人 盛岡三 280人 ⇒ 240人 盛岡四 240人 ⇒ 200人 盛岡南(不来方に統合) 200人 ⇒ 0人 盛岡農(+雫石) 200人 ⇒ 160人 盛岡工 280人 ⇒ 200人 盛岡商 240人 ⇒ 160人 計 1,920人 ⇒ 1,200人(△80人)盛岡西部 盛岡北(+盛岡二) 200人 ⇒ 200人 雫石(盛岡農に統合) 40人 ⇒ 0人 計 240人 ⇒ 200人(+40人)盛岡北部 沼宮内+葛巻+平舘 200人 ⇒ 80人 計 200人 ⇒ 80人盛岡南部 不来方(+盛岡南) 240人 ⇒ 200人 紫波総合 120人 ⇒ 120人 計 360人 ⇒ 320人(+40人)(県南)稗貫 花巻北 240人 ⇒ 160人 花巻南 200人 ⇒ 160人 花巻農+花巻青雲+大迫 320人 ⇒ 160人 計 760人 ⇒ 480人遠野 遠野+遠野緑峰 200人 ⇒ 80人 計 200人 ⇒ 80人和賀 黒沢尻北 240人 ⇒ 160人 北上翔南+西和賀 240人 ⇒ 160人 黒沢尻工 240人 ⇒ 120人 計 720人 ⇒ 440人胆江 水沢 240人 ⇒ 160人 水沢農+水沢商+前沢 280人 ⇒ 160人 「水沢工(+一関工)」 160人 ⇒ 120人 岩谷堂+金ケ崎 200人 ⇒ 80人 計 880人 ⇒ 520人両磐 一関一 200人 ⇒ 160人 一関二+花泉 240人 ⇒ 120人 一関工(水沢工に統合) 120人 ⇒ 0人 千厩+大東 320人 ⇒ 160人 計 880人 ⇒ 440人(沿岸)気仙 高田 160人 ⇒ 80人 大船渡 160人 ⇒ 120人 大船渡東+住田 200人 ⇒ 80人 計 520人 ⇒ 280人上閉伊 釜石+釜石商工+大槌 360人 ⇒ 160人 計 360人 ⇒ 160人下閉伊 宮古+山田+宮古北 280人 ⇒ 160人 「宮古商工+宮古水産」 280人 ⇒ 120人 岩泉 80人 ⇒ 40人 計 640人 ⇒ 320人(県北)九戸 久慈+種市(普通科)+大野 240人 ⇒ 120人 「久慈東+久慈工」+種市(海洋開発科) 320人 ⇒ 120人 計 560人 ⇒ 240人二戸 福岡+軽米+伊保内 280人 ⇒ 120人 「福岡工+一戸」 200人 ⇒ 80人 計 480人 ⇒ 200人他地域との距離が離れていて統合が難しい高校の扱いに、少し難儀しました。福島県でも只見、山形県でも小国を容赦なく統合対象にしたのですが、岩泉に関しては現時点で定員が80人で今年度の入試でも40人ほどの志願者がいたため、とりあえず存続とした次第です。南部蝉しぐれ「響」・「煌」 [ 福田こうへい ]
2023.05.25
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昨日のエントリで南東北3県の県立高校の未来予想図について書きましたが、北東北3県についても一応調べてみました。結論から言うと、(1)町村部にある高校はほぼ全部統廃合される(2)1学年2クラスの高校を設置せざるを得ないという形になりますね。まず紹介するのは岩手県。これまでと同様に、県内各地域における、2006年10月1日~2007年9月30日および2021年10月1日~2022年9月30日の出生数比較を紹介します。(県央)盛岡市 2,618人 ⇒ 1,763人(32.7%減)盛岡西部 671人 ⇒ 395人(41.1%減)盛岡北部 338人 ⇒ 154人(54.4%減)盛岡南部 487人 ⇒ 354人(27.3%減)計 4,114人 ⇒ 2,666人(35.2%減)(県南)稗貫 725人 ⇒ 444人(38.8%減)遠野 225人 ⇒ 102人(54.7%減)和賀 939人 ⇒ 548人(41.6%減)胆江 1,108人 ⇒ 662人(40.3%減)両磐 1,005人 ⇒ 484人(51.8%減)計 4,002人 ⇒ 2,240人(44.0%減)(沿岸)気仙 443人 ⇒ 223人(49.7%減)上閉伊 354人 ⇒ 169人(52.3%減)下閉伊 666人 ⇒ 322人(51.7%減)計 1,463人 ⇒ 714人(51.2%減)(県北)九戸 503人 ⇒ 205人(59.2%減)二戸 419人 ⇒ 186人(55.6%減)計 922人 ⇒ 391人(57.6%減)県合計 10,501人 ⇒ 6,011人(42.8%減)県内では比較的人口減少幅が軽微な北上市、滝沢市、矢巾町といったところで出生数の減少が著しくなっており、結果として全県的に減少幅が広がっています。同様の現象は仙台都市圏の北部や福島県中通り中南部でも起こっており、前者は仙台市泉区や富谷市、後者は大玉村と西郷村を除く全市町村で、人口減少幅に比して出生数の減少が顕著になっています。また、東日本大震災の影響もあって沿岸部の出生数が半減未満となっている他、険しい峠越えがある訳ではない宮城、青森両県の県境においても、減少幅が顕著です。2023年度現在各地域の県立高校の定員は、(県央) 盛岡市1,920、盛岡西部240、盛岡北部200、盛岡南部360 計2,720(県南) 稗貫760、遠野200、和賀720、胆江880、両磐880 計3,440(沿岸) 気仙520、上閉伊360、下閉伊640 計1,520(県北) 九戸560、二戸480 計1,040 県合計8,720となっているのですが、出生数をそのまま定員減少率に反映させると、昨年度に生まれた子供が高校入試に臨む2038年度の県立高校の定員は、(県央) 盛岡市1,280、盛岡西部160、盛岡北部80、盛岡南部280 計1,800(県南) 稗貫480、遠野80、和賀440、胆江520、両磐440 計1,960(沿岸) 気仙280、上閉伊160、下閉伊320 計760(県北) 九戸240、二戸200 計440となる見込みです。盛岡北部と遠野が定員80人という点に、岩手県、ひいては北東北の苦境ぶりを感じざるを得ません。これをベースに、岩手県の県立高校再編案を、再作成してみました。次のエントリで紹介します。読んでおきたいベスト集!宮沢賢治 (宝島社文庫) [ 宮沢賢治 ]
2023.05.25
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それでは、私案を紹介します。なお、私案中「新庄北+新庄南(普通科)」「新庄神室産+新庄南(総合ビジネス科)」「米沢工+米沢商」「鶴岡南+鶴岡北」は既に統合が決定しており、「鶴岡中央+加茂水産+庄内農」も統合計画があります。(村山)東南村山 山形東 240人 ⇒ 200人 山形南 240人 ⇒ 200人 山形西 200人 ⇒ 160人 山形北 200人 ⇒ 160人 山形工 200人 ⇒ 160人 山形中央 240人 ⇒ 200人 上山明新館 240人 ⇒ 120人 天童+山辺 240人 ⇒ 160人 計 1,800人 ⇒ 1,360人(+40人)西村山 寒河江+谷地 280人 ⇒ 200人 寒河江工+左沢 200人 ⇒ 120人 計 480人 ⇒ 320人(△40人)北村山 村山産+北村山 320人 ⇒ 160人 東桜学館 200人 ⇒ 200人 計 520人 ⇒ 360人(最上)最上 「新庄北+新庄南(普通科)」 360人※⇒ 200人 「新庄神室産+新庄南(総合ビジネス科)」 240人※⇒ 120人 ※定員には分校の定員も含む。 計 600人 ⇒ 320人(置賜)東南置賜 米沢興譲館+米沢東 360人 ⇒ 200人 「米沢工+米沢商」 280人 ⇒ 120人 南陽+高畠 240人 ⇒ 120人 置賜農(+長井工) 120人 ⇒ 120人 計 1,000人 ⇒ 600人西置賜 長井+荒砥+小国 280人 ⇒ 200人 長井工(置賜農に統合) 120人 ⇒ 0人 計 400人 ⇒ 200人(庄内)田川 鶴岡南+鶴岡北 320人 ⇒ 200人 鶴岡工+庄内総合 280人 ⇒ 200人 「鶴岡中央+加茂水産+庄内農」 360人 ⇒ 200人 計 960人 ⇒ 600人 飽海 酒田東+酒田西 360人 ⇒ 200人 酒田光陵+遊佐 360人 ⇒ 240人 計 720人 ⇒ 440人山形県はもともと小規模校が多いため、少子化が進行すれば大々的な高校統合が不可避となります。東南村山以外の全域で、高校統合が当たり前の状況になるものと見込まれます。米沢牛 ブランド牛 父の日 2023 送料無料 お肉 高級 ギフト プレゼントまとめ 買い 米沢牛カルビ 1kg
2023.05.24
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宮城、福島の両県について再調査したので、ついでという訳ではないのですが、山形県についてもちょっと調べてみました。まず出生数について、県内各地域における、2006年10月1日~2007年9月30日および2021年10月1日~2022年9月30日の出生数比較を紹介します。(村山)東南村山 3,101人 ⇒ 2,260人(27.1%減)西村山 599人 ⇒ 366人(38.9%減)北村山 777人 ⇒ 514人(33.8%減)計 4,477人 ⇒ 3,140人(29.9%減)(最上)最上 574人 ⇒ 294人(48.8%減)計 574人 ⇒ 294人(48.8%減)(置賜)東南置賜 1,279人 ⇒ 761人(40.5%減)西置賜 433人 ⇒ 213人(50.8%減)計 1,712人 ⇒ 974人(43.1%減)(庄内)田川 1,221人 ⇒ 787人(35.5%減)飽海 876人 ⇒ 527人(39.8%減)計 2,097人 ⇒ 1,314人(37.7%減)県合計 8,860人 ⇒ 5,722人(35.4%減)山形県も福島県と同様多極分散型の人口配置ではあるものの、出生数に関しては村山の減少率が比較的低く、地域格差が伺えます。2023年度現在各地域の県立高校の定員は、(村山) 東南村山1,800、西村山480、北村山520 計2,800(最上) 最上600 計600(置賜) 東南置賜1,000 西置賜400 計1,400(庄内) 田川960、飽海720 計1,680 県合計6,480となっているのですが、出生数をそのまま定員減少率に反映させると、昨年度に生まれた子供が高校入試に臨む2038年度の県立高校の定員は、(村山) 東南村山1,320、西村山360、北村山360 計2,040(最上) 最上320 計320(置賜) 東南置賜600、西置賜200(庄内) 田川600、飽海440となる見込みです。これをベースに、山形県の県立高校再編案を、再作成してみました。次のエントリで紹介します。【予約】【送料無料】山形産 さくらんぼ 「佐藤錦」1kg(500g×2P)M〜L玉バラパック詰 山形 佐藤錦 サクランボ 露地 産直 1キロ ご家庭用
2023.05.24
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宮城県の県立高校について書いていたら、同様の方法で福島県の県立高校の配置についても見直したくなりました。一応こちらで書いていたのですが、詳細な出生数をもとに修正を試みたいと思います。まず福島県の出生数ですが、2007年1月1日~12月31日および2022年1月1日~12月31日で、各地域の出生数比較をしてみます。(県北)福島 2,660人 ⇒ 1,600人(39.8%減)伊達 599人 ⇒ 309人(48.4%減)二本松 480人 ⇒ 275人(42.7%減)本宮 325人 ⇒ 267人(17.8%減)計 4,064人 ⇒ 2,451人(39.7%減)(県中)郡山 3,334人 ⇒ 1,978人(40.7%減)岩瀬 882人 ⇒ 540人(38.8%減)石川 333人 ⇒ 133人(60.1%減)田村 439人 ⇒ 221人(49.7%減)計 4,988人 ⇒ 2,872人(42.4%減)(県南)西白河 1,006人 ⇒ 612人(39.2%減)東白川 283人 ⇒ 127人(55.1%減)計 1,289人 ⇒ 739人(42.7%減)(会津)会津若松 1,189人 ⇒ 727人(38.9%減)喜多方 444人 ⇒ 252人(43.2%減)両沼 361人 ⇒ 195人(46.0%減)南会津 203人 ⇒ 86人(57.6%減)計 2,197人 ⇒ 1,260人(42.6%減)(相双)双葉 593人 ⇒ 194人(67.3%減)南相馬 692人 ⇒ 279人(59.7%減)相馬 434人 ⇒ 233人(46.3%減)計 1,719人 ⇒ 706人(58.9%減)(いわき)いわき 2,954人 ⇒ 1,776人(39.9%減)計 2,954人 ⇒ 1,776人(39.9%減)県合計 17,211人 ⇒ 9,804人(43.0%減)こうしてみると、原発事故の影響が色濃く出ている相双以外の地域にはさほど地域差がなく、ほぼ均等に出生数が減少していることが見て取れます。地域格差は確かに広がらないかもしれませんが、「共倒れ」の感は否めません。なお、2023年度現在各地域の県立高校の定員は、(県北) 福島2,000、伊達240、二本松320、本宮120 計2,680(県中) 郡山1,760、岩瀬960、石川80、田村360 計3,160(県南) 西白河840、東白川200 計1,040(会津) 会津若松1,040、喜多方400、両沼360、南会津160 計1,960(相双) 双葉160、南相馬480、相馬360 計1,000(いわき) いわき2,320 県合計12,160となるのですが、出生数をそのまま定員減少率に反映させると、昨年度に生まれた子供が高校入試に臨む2038年度の県立高校の定員は、(県北) 福島1,200、伊達120、二本松200、本宮80 計1,600(県中) 郡山1,040、岩瀬600、石川40、田村200 計1,880(県南) 西白河520、東白川80 計600(会津) 会津若松640、喜多方240、両沼200、南会津80 計1,160(相双) 双葉40、南相馬200、相馬200 計440(いわき) いわき1,400 計1,400 県合計7,080となる見込みです。これをベースに、福島県の県立高校再編案を、再作成してみました。次のエントリで紹介します。【ふるさと納税】【母畑温泉 八幡屋】 日帰りペア招待券【03001】
2023.05.24
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宮城県の県立高校の配置について書いてから、もう一度、宮城県内の出生数の数値を見返してみて、かなり驚きました。結論から言うと、地域格差が拡大しているんですよね。以下、県内各地域における、2006年10月1日~2007年9月30日および2021年10月1日~2022年9月30日の出生数比較を紹介します。(南部)刈田・柴田 1,103人 ⇒ 546人(50.5%減)伊具 332人 ⇒ 133人(59.9%減)計 1,435人 ⇒ 679人(52.7%減)(中部南)亘理・名取 1,344人 ⇒ 1,038人(22.8%減)仙台南※ 3,351人 ⇒ 2,796人(16.6%減)計 4,695人 ⇒ 3,834人(18.3%減)(中部北)仙台北※ 6,140人 ⇒ 4,434人(27.8%減)塩釜 1,568人 ⇒ 1,048人(33.2%減)黒川 822人 ⇒ 525人(36.1%減)計 8,530人 ⇒ 6,007人(29.6%減)(北部)大崎 1,458人 ⇒ 791人(45.7%減)遠田 289人 ⇒ 131人(54.7%減)登米 643人 ⇒ 362人(43.7%減)栗原 487人 ⇒ 215人(55.9%減)計 2,877人 ⇒ 1,499人(47.9%減)(東部)石巻 1,701人 ⇒ 949人(44.2%減)本吉 548人 ⇒ 280人(48.9%減)計 2,249人 ⇒ 1,229人(45.4%減)県合計 19,786人 ⇒ 13,248人(33.0%減)※仙台南と仙台北の境界は区境を跨ぐが、ここでは便宜的に仙台南=若林区+太白区、仙台北=青葉区+宮城野区+泉区としている。ものの見事に仙台都市圏とそれ以外の出生数の減少率に差が生じています。2023年度現在各地域の県立高校の定員は、(南部) 柴田・刈田1,160、伊具280 計1,440(中部南) 亘理・名取960、仙台南2,120 計3,080(中部北) 仙台北2,120、塩釜1,040、黒川480 計3,640(北部) 大崎1,240、遠田440、登米560、栗原520 計2,760(東部) 石巻1,280、本吉600 計1,880 県合計13,760となっているのですが、出生数をそのまま定員減少率に反映させると、昨年度に生まれた子供が高校入試に臨む2038年度の県立高校の定員は、(南部) 柴田・刈田560、伊具120 計680(中部南) 亘理・名取760、仙台南1,760 計2,480(中部北) 仙台北1,520、塩釜680、黒川320 計2,520(北部) 大崎680、遠田200、登米320、栗原240 計1,440(東部) 石巻720、本吉320 計1,040 県合計8,160となる見込みです。これをベースに、宮城県の県立高校再編案を、再作成してみました。次のエントリで紹介します。地域格差の正体 [ 栗岡 完爾 ]
2023.05.24
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このシリーズのラストを飾るのは、少子化先進県の秋田県です。以前こちらのエントリで「県内全域で生き残りそうな高校数をチェックしていくと、25校程度が存続という形になるでしょうか。いずれも1学年100人を少し超える程度の小規模校になる見通しです。」と書いたのですが、確かに、まさに暴力的に高校が減少しそうな予感があります。秋田県の側でも危機感を抱いていて、検討会を何度か開催しているようです。詳細は
2023.05.18
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山形、岩手の両県に続くは青森県です。青森県もまた、少子化の傾向が著しいです。山形、岩手の両県とは比較期間が異なりますが、2007年1月1日~2007年12月31日および2021年10月1日~2022年9月30日の出生者数を比較すると、10,188人⇒6,100人で率にして59.9%。地域ごとの出生数は以下の通りとなります。なお、出生数の末尾に2022年10月1日現在の人口を()書きにて表記します。(東青地域) 1,417人(287,893人)(西北地域) 494人(127,957人)(中南地域) 1,338人(255,966人)(上北地域) 1,084人(187,989人)(下北地域) 313人(65,481人)(三八地域) 1,454人(279,086人)岩手県同様人口に対する出生数を比較すると、県平均で0.51%と岩手県と同程度になりますが、地域別では東青0.49%、西北0.39%、中南0.52%、上北0.58%、下北0.48%、三八0.52%と、県都・青森市を含む東青地域は県平均を下回っており、逆に最も比率が高くなるのが10万都市を擁さない上北地域という結果になります。また、県北西部の西北地域の比率が他地域に比べて極端に低くなるのも特徴です。2038年度の高校配置は、以下のように予想してみました。なお、現在進行形で再編計画が進んでいる高校に関しては、実施時期を明記しております。(東青地域) 青森、「青森西+浪岡(2027年)」、「青森東+青森南」、「青森北+青森中央」、 「青森工+青森商」(計5校)(西北地域) 「五所川原+木造+鯵ヶ沢」、「五所川原農林+五所川原工科」(計2校)(中南地域) 弘前、「弘前中央+弘前南」、「黒石+柏木農」、「弘前工+弘前実」(計4校)(上北地域) 三本木、「三沢+六ヶ所」、「七戸+野辺地」、「三本木農業恵拓+十和田工」、 「三沢商+百石」(計5校)(下北地域) 「田名部+大間」、「むつ工+大湊(2027年)」(計2校)(三八地域) 八戸、「八戸北+八戸東」、「八戸西+三戸+名久井農」、 「八戸工+八戸水産+八戸商」(計4校)弘前市を擁する中南、八戸市を擁する三八両地域の校数がかなり少なくなってしまいましたが、両地域には私立高校が集中しており、県立高校はかなり絞られるのではないかとみています。同様に、私立高校を擁する西北地域も、私立高校のない下北と同様に県立高校2校となるものと予想しています。\クール便送料無料/ 【光センサー選果】 高糖度 光センサー 訳あり 10kg 28 ~ 46 玉 ふじ 送料無料 青森 りんご 青森県産 リンゴ 林檎 果物 家庭用 自宅用 b10
2023.05.18
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続いて岩手県版。こちらも、山形県と同様、こちらのページから入れる「岩手県人口移動報告年報」によれば、2006年10月1日~2007年9月30日および2021年10月1日~2022年9月30日の出生者数を比較すると、10,501人⇒6.011人と率にして57.2%に激減していることがわかります。地域ごとの減少率についてはわからなかったんですが、地域ごとの出生数については確認可能で、以下の通りとなります。なお、出生数の末尾に2022年10月1日現在の人口を()書きにて表記します。(県央地域) 2,666人(460,307人)(県南地域) 2,240人(459,572人)(沿岸地域) 714人(173,436人)(県北地域) 391人(102,963人)人口に対する出生数を比較すると、県都・盛岡市を擁する県央が0.58%と比較的高い一方で、県南0.48%、沿岸0.41%、県北0.38%と県平均(0.50%)を割り込んで低くなっているのが特徴です。2038年度の高校配置も、盛岡・県央一極集中の度合いが広がるものと考えられます。以下が予想です。なお、現在進行形で再編計画が進んでいる高校に関しては、実施時期を明記しております。(県央地域) 盛岡一、盛岡三、盛岡四、「盛岡北+盛岡二」、「不来方+盛岡南(2025年)」、 「盛岡農+紫波総合+雫石」、盛岡工、盛岡商、「沼宮内+葛巻+平館」 (計8校)(県南地域) 「花巻北+花巻南」、「花巻農+花北青雲+大迫」、「遠野+遠野緑峰」、 「黒沢尻北+西和賀」、「北上翔南+黒沢尻工」、「水沢+金ケ崎+前沢」、 「水沢農+水沢商+岩谷堂」、「水沢工+一関工(2025年)」、 「一関一+一関二+花泉」、「千厩+大東」(計10校)(沿岸地域) 「大船渡+高田(普通科)+住田」、「大船渡東+高田(海洋システム科)」、 「釜石+釜石商工+大槌」、「宮古+山田+宮古北+岩泉」、 「宮古商工+宮古水産」(計5校)(県北地域) 「久慈+大野+種市」、「久慈東+久慈工(時期未定)」、 「福岡+軽米+伊保内」、「福岡工+一戸(2024年)」(計4校)かなり悩んだのは少子化が著しく私立高校も所在しない沿岸、県北の両地域ですね。気仙、下閉伊、上閉伊、九戸、二戸の5地域に細分して下閉伊以外は普通科系と実業系各1校ずつという配置にしてみたのですが、これでも校数過剰かもしれません。【ふるさと納税】うに海宝漬350g めかぶ ウニ 雲丹 お取り寄せ 産地直送 贈答品 岩手県 釜石市 中村家 海宝漬け 海宝漬 三陸 海産物 魚 魚介 海鮮 新鮮 贅沢 高級 ご褒美 酒の肴 米に合う ご飯が進む おかず ギフト 贈答用 snowman
2023.05.18
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時折執筆している「県立高校、『暴力的に』減りそう」シリーズ。福島、宮城以外の東北地方4県についても、ちょっと調べてみました。予想はしていたことですが、昨年度に生まれた子供が高校入試に臨む2038年度には、各県ともかなりの高校が再編されるものと見込まれます。まずは、その中でも再編が軽微と思われる山形県から。まず、山形県の概況についてみていくと、今年3月における中学校卒業予定者数についてはわからなかったのですが、こちらの資料から2006年10月1日~2007年9月30日および2021年10月1日~2022年9月30日の出生者数を比較すると、9,260人⇒5,722人と率にして61.8%に激減していることがわかります。ただし、地域によってかなり差がみられることが特徴です。以下紹介すると、村山地域 4,627人⇒3,140人(67.9%)置賜地域 1,777人⇒ 974人(54.8%)最上地域 635人⇒ 294人(46.3%)庄内地域 2,221人⇒1,314人(59.2%)となっており、県都・山形市を擁する村山地域とそれ以外の地域との差が激しくなっていることが見て取れます。最上地域について例示すると、2022年10月1日時点で人口67,592人の地域で1学年300人弱しか生徒数がいない…ということになります。端的に言って、最上地域の規模では高校は2校維持するのがやっと、更に人口が減って5万人以下の地域だと普通科系と実業系の学科が混在する高校1校、人口3万人以下の地域だと高校を維持できないというのが、標準的な配置になるものと思われます。前置きが長くなりましたが、上記の状況に鑑みて2038年度における山形県内の高校配置を予想してみました。なお、現在進行形で再編計画が進んでいる高校に関しては、実施時期を明記しております。(村山地域) 山形東、「山形南+山形中央」、「山形西+山形北」、「山形工+寒河江工」、 上山明新館、「天童+山辺」、「寒河江+谷地+左沢」、「村山産+北村山」、 東桜学館(計9校)(置賜地域) 「米沢興譲館+米沢東」、「米沢工+米沢商(2025年)」、「置賜農+長井工」、 「南陽+高畠」、「長井+荒砥+小国」(計5校)(最上地域) 「新庄北+新庄南(普通科)(2026年)」 「新庄神室産+新庄南(総合ビジネス科)」(計2校) ※新庄北最上、新庄南金山、新庄神室産真室川の3校はいずれも廃校(庄内地域) 「鶴岡南+鶴岡北(2024年)」、 「鶴岡中央+加茂水産+庄内農(以上時期未定)+鶴岡工」、 「庄内総合+遊佐」、「酒田東+酒田西」、酒田光陵(計5校)県立高校を数えてみたら19校!? 山形県内には全日制の私立高校が14校、あと山形市立の商業高校に鶴岡高専がありますが、それを合わせても中学生の進学先として想定されうる全日制の学校が30校台にとどまる訳でして、心配なのが高校スポーツの予選ですか…実はお隣の秋田県がもっと悲惨な状況になっているだけに、両県とも単独で県代表を輩出することが難しくなってしまいそうな予感があります。【ふるさと納税】 ふるさと納税 米 山形県 パック ライス 保存食 パックごはん 山形県産 つや姫 ごはん 無菌パック 36個
2023.05.18
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前のエントリの続きです。「仙台都市圏でも場合によっては高校の統廃合が進む」と考えた理由は、以下の2点です。(1) 仙台都市圏では定員6~8学級の高校が多いため、定員4学級の高校が存続しても他校とのバランスが悪くなる。(2) 特に中部北地域で顕著なのだが、一部の高校で定員割れが常態化しつつあり、今後も不人気が続けば、統廃合の話が出る可能性がある。危険度があると考えている高校は、以下の通りです。(中部南) 名取北(6学級)、仙台西(6学級)(中部北) 宮城広瀬(6学級)、泉松陵(6学級)、利府(7学級)、富谷(7学級)いずれも普通科主体で学校設立から50年未満、富谷を除けば大学への進学指導に力を入れていない傾向が見られます。同じく大学への進学指導に力を入れていない普通科系の高校であっても中部南地域の名取、中部北地域の塩釜は、伝統校という威光も働いてか、定員割れの憂き目には至っていません。不思議な傾向ではありますが。これらの高校についても、統廃合の案を出しておきます。杞憂に終わることを祈りつつも…(中部南) 「仙台東+名取北」、「仙台三桜+仙台西」(中部北) 「利府+黒川(前エントリで既出)」、「富谷+泉松陵」、 「仙台+宮城広瀬(宮城県から仙台市に移管の上統合)」【ふるさと納税】仙臺牛たん屋 牛たんシチュー 250g×5袋 【牛タン・お肉・牛肉・加工食品・惣菜・レトルト・シチュー】
2023.05.15
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こちらのエントリの宮城県版を、このほど考えてみました。なお、宮城県の出生数も、福島県と五十歩百歩の減り具合のようです。今年高校入試を迎えた2007年度生まれが19,755人(なお、今年中学校卒業予定者数は19,988人)だったのに対し、昨年度1年間の出生数は12,723人と64.4%にとどまっているので、福島県と同様、昨年度に生まれた学年が高校入試を迎える2038年度には、今年度において1学年4学級以下の高校はすべて統廃合の対象となっている可能性が高いです。以下の高校が該当します。(南部) 蔵王、村田、柴田農林川崎、柴田、角田、伊具(中部南) なし(中部北) 松島(北部) 松山、鹿島台商、南郷(この3校は2027年統合予定)、岩出山、中新田、加美農、 涌谷、登米、築館、岩ヶ崎、一迫商(東部) 石巻西、石巻北、宮城水産、石巻商、南三陸、本吉響、気仙沼向洋また、現在1学年5学級であっても今年度の入試で志願者数が定員割れとなっている高校も、統廃合の可能性が高い高校としてここで取り上げます。(南部) なし(中部南) 亘理(中部北) 黒川(北部) 迫桜(東部) 石巻好文館一方、無傷、あるいは統合対象校を受け入れた上で生き残る可能性が高い高校は、(南部) 白石、白石工、大河原産(中部南) 名取、名取北、宮城農、仙台一、仙台二華、仙台三桜、仙台向山、仙台南、 仙台西、仙台東、宮城工(中部北) 仙台二、仙台三、宮城一、宮城広瀬、泉、泉松陵、泉館山、宮城野、 塩釜、多賀城、利府、富谷(北部) 古川、古川黎明、古川工、小牛田農林、佐沼、登米総産(東部) 石巻、石巻工、気仙沼となります。仙台都市圏が含まれる中部南、中部北の両地域はほぼ生き残る一方で、それ以外の地域は壊滅的な状況に陥る可能性が高いという、両極端な構造を見せています。以上の状況を踏まえると、宮城県内各地域における2038年度の高校配置は、このようになるのではないかと予想されます。「」で示した統合パターンが私案です。(南部) 白石、白石工、「村田+蔵王+柴田農林川崎」、大河原産、 「柴田+亘理(普通科普通コース)」、「角田+伊具」(計6校)(中部南) 「名取+亘理(商業科、家政科)」、名取北、 「宮城農+亘理(普通科園芸コース、食品化学科)」、仙台一、仙台二華、 仙台三桜、仙台向山、仙台南、仙台西、仙台東、宮城工(計11校)(中部北) 仙台二、仙台三、宮城一、宮城広瀬、泉、泉松陵、泉館山、宮城野、 「塩釜+松島」、多賀城、「利府+黒川(普通科)」、富谷(計12校)(北部) 古川、古川黎明、「中新田+岩出山」、(鹿島台商+松山+南郷)、 「古川工+黒川(普通科以外)、小牛田農林、佐沼、登米総産、「築館+岩ヶ崎」、 「迫桜+一迫商」(計10校)(東部) 石巻、「石巻西+石巻好文館」、「石巻北+涌谷」、「宮城水産+石巻商」、 石巻工、気仙沼、「南三陸+登米」、「気仙沼向洋+本吉響」(計8校)仙台都市圏一極集中がかなり進む形になりますね。ただ、その仙台都市圏においても、場合によっては高校の統廃合が進むかもしれません。その詳細については、次のエントリで書きたいと思います。【10%クーポン有 母の日用 受注中】「生食用 殻付き 牡蠣 20kg」【一部条件付き要説明確認】 20キロ 牡蠣 殻付き 牡蛎 牡蠣 殻付 宮城県産 カキ【お花見バーベキューに!】 松島牡蠣屋 東北関東以外追加送料あり飲食店用 あす楽対応 牡蠣食べ放題【140】
2023.05.15
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前のエントリの続きになりますが、トップ校への進学率が高い中学校には、もう一つ特徴がありました。進学者数が必ずと言っていいほど、トップ校>二番手校になるんですよね。以下、前出の中学校について、トップ校への進学率が高い順に進学者数を紹介してみます。【トップ校=福島高校 二番手校=橘高校】福島大附属中 福島205人 橘40人福島二中 福島28人 橘不明(32人以下)渡利中 福島37人 橘34人岳陽中 福島39人 橘34人福島四中 福島44人 橘40人福島三中 福島38人 橘33人清水中 福島37人 橘41人福島一中 福島37人 橘48人信陵中 福島32人 橘66人信夫中 福島31人 橘52人北信中 福島28人 橘不明(32人以下)野田中 福島不明(27人以下) 橘37人【トップ校=安積高校 二番手校=安積黎明高校】ザベリオ中 安積60人 安積黎明不明(25人以下)郡山二中 安積82人 安積黎明36人郡山一中 安積103人 安積黎明45人郡山五中 安積51人 安積黎明43人郡山三中 安積41人 安積黎明不明(25人以下)緑ケ丘中 安積27人 安積黎明35人市立安積中 安積27人 安積黎明不明(25人以下)富田中 安積39人 安積黎明37人郡山七中 安積29人 安積黎明36人郡山六中 安積26人 安積黎明不明(25人以下)須賀川二中 安積不明(25人以下) 安積黎明37人船引中 安積不明(25人以下) 安積黎明29人行健中 安積不明(25人以下) 安積黎明27人安積二中 安積不明(25人以下) 安積黎明26人【トップ校=磐城高校 二番手校=磐城桜が丘高校】中央台南中 磐城86人 磐城桜が丘47人平一中 磐城86人 磐城桜が丘64人中央台北中 磐城74人 磐城桜が丘48人平二中 磐城49人 磐城桜が丘30人平三中 磐城58人 磐城桜が丘46人内郷一中 磐城42人 磐城桜が丘34人植田中 磐城34人 磐城桜が丘25人磐崎中 磐城27人 磐城桜が丘不明(23人以下)泉中 磐城55人 磐城桜が丘64人小名浜一中 磐城不明(26人以下) 磐城桜が丘26人草野中 磐城不明(26人以下) 磐城桜が丘24人 結構きれいに差が出ますね。なお、トップ校も二番手校も進学率がさほど高くならない中学校の中には、三番手校への進学率が高い所もいくつかあったりします。【中古】 二番手を生ききる哲学—信念の武将・藤堂高虎が身をもって示したもの
2023.05.02
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また長いタイトルだ(苦笑)福島、安積、磐城の3校について、出身中学校別「進学率」を算出してみました。なお、ベースとなる出身中学校別生徒数のデータは「駿英式『勉強術』!」さんより引用した(恐らく)2021年度現在の、各中学校の生徒数は各自治体や学校が公表している2018年度現在の、それぞれ人数を使用しております。また、各校の順位は、進学者数の多い順に並べています。【福島高校】1位 福島大附属中 205人/413人 進学率49.6%2位 福島四中 44人/441人 進学率10.0%3位 岳陽中 39人/375人 進学率10.4%4位 福島三中 38人/439人 進学率8.7%5位 福島一中 37人/598人 進学率6.2%5位 清水中 37人/430人 進学率8.6%5位 渡利中 37人/336人 進学率11.0%8位 信陵中 32人/584人 進学率5.5%9位 信夫中 31人/613人 進学率5.1%10位 北信中 28人/787人 進学率3.6%10位 福島二中 28人/253人 進学率11.5%◎コメント福島大附属中の凄まじさが一目でわかる数値になりました。それ以外の中学校は進学率10%をマークするのがやっとの状況で、地域的には福島市中心部およびその西側の地域が比較的高めです。それ以外の地域は5%前後の進学率といったところでしょうか。福島一中だけ中心部に所在しながら進学率が低めですが、郊外部を学区に含んでいるからかもしれません。【安積高校】1位 郡山一中 103人/746人 進学率13.8%2位 郡山二中 82人/452人 進学率18.1%3位 ザベリオ中 60人/184人 進学率32.6%4位 郡山五中 51人/549人 進学率9.3%5位 郡山三中 41人/492人 進学率8.3%6位 富田中 39人/642人 進学率6.1%7位 郡山七中 29人/696人 進学率4.2%8位 市立安積中 27人/409人 進学率6.6%8位 緑ケ丘中 27人/365人 進学率7.4%10位 郡山六中 26人/677人 進学率3.8%◎コメント福島大附属中ほどではないですが、ザベリオ中の進学率がかなり高めです。また、公立中でも郡山二、郡山一の両中学校の進学率が周辺中学校を圧倒する結果となりました。ただし、2025年度より県立安積中が開校するためこのランキングは10年後には大きく変化する可能性が高く、郡山二、郡山一の両中学校も福島市中心部の中学校並みの進学率に落ち込むかもしれません。【磐城高校】1位 平一中 86人/537人 進学率16.0%1位 中央台南中 86人/403人 進学率20.0%3位 中央台北中 74人/469人 進学率15.8%4位 平三中 58人/550人 進学率10.5%5位 泉中 55人/835人 進学率6.6%6位 平二中 49人/347人 進学率14.1%7位 内郷一中 42人/423人 進学率9.7%8位 植田中 34人/479人 進学率7.1%9位 磐崎中 27人/405人 進学率6.7%◎コメント多極分散型のいわき市ですが、磐城高校の進学率は平、中央台の両地域が他を圧倒する結果となりました。福島高校や安積高校でも進学者数が多い中学校は同一市内の中学校ばかりでしたが、磐城高校ではそれが露骨に出た格好です。3校について調べてみた結果、以下の傾向が読み取れます。・進学校への進学率が高い中学校は、基本的に都心部や、学区内に進学校が所在する所が多い。なお、福島高校は福島四中、安積高校は郡山一中、磐城高校は平一中の学区内に所在する。・進学率の高さは進学校からの距離と相関関係が見られる。都心部と郊外では、進学校への進学率は少なくとも2倍、ないしはそれ以上の差がある。また、いわき市に見られるように、ある程度の人口を擁する地域であっても、進学校からの距離が離れていた場合、進学率は低くなる傾向がある。・特に郡山市に顕著だが、今現在人口が増加している地域であっても、進学校への進学率が周辺地域に比べて高くなるといった状況にはならない。・逆に、今現在人口が減少していたとしても、進学校への進学率が高い地域が存在する。この種の地域はかつては新興住宅地として開発が進められた経緯がある場合が多く、進学率のピークは人口増加のピークから少なくとも10年以上遅れてやってくるものと思われる。ルポ 名門校 「進学校」との違いは何か? (ちくま新書 1645) [ おおたとしまさ ]
2023.05.02
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前のエントリの続きです。11位 常磐線 いわき~原ノ町間 2021年度輸送密度1,311 運行本数 いわき~原ノ町間 下り3本 上り3本(特急) いわき~草野間 下り17本 上り18本(普通のみ) 草野~久ノ浜間 下り17本 上り17本(普通のみ) 久ノ浜~広野間 下り16本 上り16本(普通のみ) 広野~原ノ町間 下り12本 上り12本(普通のみ)12位 只見線 会津若松~会津坂下間 2021年度輸送密度978 運行本数 会津若松~西若松間 下り19本 上り19本(快速+普通) 西若松~会津坂下間 下り7本 上り7本(普通のみ)13位 水郡線 磐城塙~安積永盛間 2021年度輸送密度819 運行本数 磐城塙~磐城石川間 下り9本 上り8本(普通のみ) 磐城石川~安積永盛間 下り10本 上り9本(普通のみ)14位 磐越西線 喜多方~野沢間 2021年度輸送密度402 運行本数 喜多方~野沢間 下り11本 上り11本(普通のみ※) ※4月1日以降のダイヤ15位 磐越東線 いわき~小野新町間 2021年度輸送密度200 運行本数 いわき~小川郷間 下り8本 上り8本(普通のみ) 小川郷~小野新町間 下り6本 上り6本(普通のみ)16位 水郡線 常陸大子~磐城塙間 2021年度輸送密度139 運行本数 常陸大子~磐城塙間 下り9本 上り8本(普通のみ)17位 只見線 会津坂下~会津川口間 2021年度輸送密度124 運行本数 会津坂下~会津川口間 下り6本 上り6本(普通のみ)18位 磐越西線 野沢~津川間 2021年度輸送密度80 運行本数 野沢~津川間 下り7本 上り7本(普通のみ※) ※4月1日以降のダイヤ19位 只見線 只見~小出間 2021年度輸送密度69 運行本数 只見~大白川間 下り3本 上り3本(普通のみ) 大白川~小出間 下り5本 上り5本(普通のみ※) ※土休日運休の列車が下り1本、上り1本あり20位 只見線 会津川口~只見間 2021年度輸送密度12(代行バスの数値) 運行本数 会津川口~只見間 下り3本 上り3本(普通のみ)輸送密度が少ない線区はさすがに運行本数も少なくなりますね。その中でも磐越西線が輸送密度が近い路線の中では運行本数が多めになっている点が興味深いです。潜在的な需要はあるにも関わらず高速バスにお客さんを奪われているということなんでしょうか?只見線 2009年晩秋 会津若松~小出【Blu-ray】 [ (鉄道) ]
2023.03.10
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思うところがあって、今月18日に実施されるダイヤ改正内容を盛り込んだ時刻表を、購入してきました。コロナ禍や沿線人口の減少もあって、以前よりもずいぶん列車本数が減ったな~というのが、ざっと目を通してみての印象です。そこで今回は、福島県内を走るJR在来線の今回のダイヤ改正時点での運行本数を、輸送密度の多い線区の順に、紹介してみようかと思います。1位 東北本線 郡山~福島間 2021年度輸送密度9,884 運行本数 郡山~松川間 下り24本 上り24本(普通のみ) 松川~福島間 下り25本 上り26本(普通のみ)2位 東北本線 新白河~郡山間 2021年度輸送密度6,518 運行本数 新白河~矢吹間 下り19本 上り19本(普通のみ) 矢吹~安積永盛間 下り22本 上り23本(普通のみ) 安積永盛~郡山間 下り32本 上り32本(普通のみ)3位 常磐線 高萩~いわき間 2021年度輸送密度6,300 運行本数 高萩~いわき間 下り15本 上り15本(特急) 下り24本 上り24本(普通のみ)4位 東北本線 福島~白石間 2021年度輸送密度5,532 運行本数 福島~藤田間 下り20本 上り21本(普通のみ) 藤田~白石間 下り17本 上り17本(普通のみ)5位 奥羽本線 福島~米沢間 2021年度輸送密度3,731 運行本数 福島~米沢間 下り17本 上り17本(特急) 福島~庭坂間 下り11本 上り11本(普通のみ) 庭坂~米沢間 下り6本 上り6本(普通のみ)6位 常磐線 原ノ町~岩沼間 2021年度輸送密度3,332 運行本数 原ノ町~岩沼間 下り3本 上り3本(特急) 原ノ町~新地間 下り23本 上り23本(普通のみ) 新地~山下間 下り25本 上り25本(普通のみ) 山下~岩沼間 下り27本 上り26本(普通のみ)7位 東北本線 黒磯~新白河間 2021年度輸送密度3,087 運行本数 黒磯~新白河間 下り14本 上り14本(普通のみ)8位 磐越西線 郡山~会津若松間 2021年度輸送密度1,820 運行本数 郡山~磐梯熱海間 下り18本 上り18本(快速+普通) 磐梯熱海~会津若松間 下り17本 上り17本(快速+普通)9位 磐越東線 小野新町~郡山間 2021年度輸送密度1,809 運行本数 小野新町~郡山間 下り14本 上り15本(普通のみ)10位 磐越西線 会津若松~喜多方間 2021年度輸送密度1,500 運行本数 会津若松~喜多方間 下り15本 上り15本(普通のみ※) ※一部駅を通過する普通列車ありとりあえず輸送密度が高い線区10位までを紹介しましたが、輸送密度と列車の運行本数って比例しているようなしていないような…という印象ですね。常磐線の原ノ町以北に比べると、より輸送密度が高い東北本線の新白河~安積永盛間や福島~白石間は冷遇されているような気がしなくもありません。また、常磐線では高萩~いわき間も、輸送密度の割には列車本数が多い印象を受けますね。次のエントリに続きます。JR東日本 常磐線全線運転再開記念 特急ひたち E657系 常磐線全線運転席展望 品川 ⇒ 仙台【Blu-ray】 [ (鉄道) ]
2023.03.10
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