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『LIVE』FRANK MARINO & MAHOGANY RUSH(1978年)彼らの作品中、最も有名かつ人気の高いアルバム。脂の乗り切った彼らはついにライヴ盤をリリースした。もともと彼らのライブはレコードでは感じることの出来ない“ロックンロール魂”に溢れており観客の熱狂度は想像以上に熱い。 またレコードよりもライヴ・パフォーマンスの方がよりジミヘンらしさをアピールしているので、その手のファンには堪らない空間なのだ。このアルバムが出た時は音楽雑誌もこぞって彼らを褒めちぎっていた。 まぁ無理もない、だって本当に素晴らしいパフォーマンスを繰り広げているんだもん。 「Introduction」でいかにもなSE&CALL、これがあるのと無いのでは雲泥の差。 盛り上げていきなりの「The Answer」でガツンとかます。 ドラムスのJim Ayoubはライヴの方が断然光ってるね。 もともと巧いドラマーなんだけどライヴを観ると上半身ハダカでメッチャ叩いてる! レコードでは感じられなかった力強さが倍増してる。 しかしトリオでこれだけの音が出せるのは凄いネ!!「I'm A King Bee」ではオーソドックスなブルーズ・コードの上を恐ろしく自由自在に弾きまくるフランク・マリノの超絶ギターが炸裂。 こういうところでギタリストの良し悪しがハッキリ出るね。 今のギタリストってこういうギター、弾けるのかな?このアルバムの最大の聴き所はB面の「Talkin' 'Bout A Feelin'」から「Purple Haze」までの15分間でしょう。 この時間、1秒も聴き逃してはいけない…いや、耳自体が音楽から離れてくれないくらい白熱のライヴが続くのだ。 このテンションの高さは尋常ではない。 まるでギター組曲のように起承転結があり本当に一瞬たりとも聴き逃せないクオリティの高さ。 彼の生涯で一番かっこいいリフの「Talkin' 'Bout A Feelin'」では超高速の速弾きを堪能できるし5分過ぎからのギター1本でのジミヘンばりのソロタイムは本当に鳥肌が立つくらい緊迫した時間が続く。 これほどのライヴ・パフォーマンスはそうそう無いね。 短いドラム・ソロのあと劇的な「The World Anthem」が始まる。 なんというメドレー構成なんだっ!! 感動で涙が出そうになる(大袈裟ではない)。 そして一旦ステージを去った後再び出てきて披露するのはジミの「紫の煙」だ。 本家よりもカッコイイんじゃないの!?と思っちゃうくらい素晴らしい☆ 死ぬ。もう本当に満足。 お腹いっぱいのライヴです。 ごはん1食抜いてもいい。さてそんな彼らのパフォーマンスがDVDで観られる世になったことに感謝したい。 ブートレッグなのであまり奨励したくはないんだけど、ロックを語る上でも貴重な映像なのでつい買ってしまったのだ。 なんといっても世界デビュー前の1975年のライヴが圧巻です。 まだ「World Anthem」がなかった頃で、「Talkin' 'Bout A Feelin'」のあと「Star Spangled Banner」をジミのように弾いているのだ。 これは貴重でしょ♪ 結局アメリカ人ではないフランク・マリノが“ジミヘンの真似”(もちろんリスペクトしてのパフォーマンス)をしてアメリカ国歌を演奏しているというところに彼自身もある種の葛藤があったのではないかと思っちゃうんだよねぇ。 それで作り上げたのが「World Anthem」という史上稀なる超名曲だったわけで… こういった向上心が単なる“ジミヘン・フォロワー”という姿に終わらないフランク・マリノの素晴らしいところだと思います。なお、このDVDには1977年に来日した際のTV番組(「THE POP」?)の様子も収録されている。
2006年03月31日
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『世界の賛美歌』Frank Marino & MAHOGANY RUSH(1977年)こちらも恐ろしくB級なジャケットだけど内容は素敵。で、今作から名義も変わった。このアルバムではメロトロンを外した代わりにシンセが大活躍しており、よりスペイシーなサウンドが強くなった印象を受ける。 またリズム面も多彩でよりかっちりまとまった感がある。 音質的にも向上しているため、リバーブ大好きなフランク・マリノの音もぼやけることなく聴きやすくなっているのが特徴。とにかく1曲目「Requiem For A Sinner」でのグルーヴ感あふれるリフがカッコイイ。 で、そのままギターを弾きまくるかと思いきやアラビア・テイストなメロディを配したソロから官能的でスピリチュアルな世界へと誘う。 普通こういうタイプの曲ってA面ラストかB面頭に収めるのが定石だと思うが、これを1曲目からやってしまうところにこの時期の彼の精神的な位置付けが感じ取れるような気がする。 ちなみに、彼の母親はアラブ人らしく幼い頃からその手の音楽を聴いていたとのこと。 なるほどね~2曲目の「Hey, Little Lover」は今回フランク・マリノ自ら取り入れたというパーカッションがフィーチュアされたリズムの面白い傑作。 3/4+2/4という変則拍子に心躍る。 彼は一体どこへ行こうとしていたのか…「Broken Heart Blues」「In My Ways」と従来のフランク・マリノ節が続く。 そして5曲目は日本の某ビジュアル系バンド(ボクは正直好きではない)がライブのオープニングに使って一部で有名になってしまった「World Anthem」。 『世界の賛美歌』というだけあって荘厳なメロディーとアレンジ(ティンパニがその雰囲気をより高めている)が素晴らしい超名曲。 インストだがこの曲のための詩がジャケットに載っている。 しかも数カ国語に訳されているのだ。 この気品と威厳に満ちた詩をラジオで渋●陽一さんが朗読しながら曲を流したのには驚いた(笑) だってあの人、文章を読むの下手だもん(^^ゞしかしこの曲は本当に出来がよく、世界国歌にしてもいいんじゃないかと思うくらいだ。ムーディーな「Look At Me」に続き「Lady」が始まる。 この曲こそマホガニー・ラッシュが残した名曲のひとつで、テクニックのあるロック・ギタリストがジャズ風なオカズを散らばらせつつロック・ギターの可能性を世に知らしめたある意味実験的な曲なのかもしれない。 とにかくイントロからCoolでカッコイイ!! リバーヴを深くかけた彼のボーカルも堂に入ってて実に気持ちよさそうである。 気分はジョージ・ベンソンか(笑) そのままの雰囲気を保ちつつラストの大作「Try For Freedom」へとなだれ込む。 11分以上もあるのはちょっと長すぎたかなぁ~とも思うが、この頃のフランクさんは結構ラリってたから(苦笑)まぁ仕方ないか。このアルバムは名盤『STRANGE UNIVERSE』(3rd)に次ぐ出来で、比較的入手しやすいアルバムなのでロックファンには是非聴いていただきたい一枚です。 「World Anthem」だけ聴きたいのならば次作『Live!』をお薦めするが、トータル的にはスタジオ盤の方がボクは好き。
2006年03月30日
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『鋼鉄の爪』MOHOGANY RUSH(1976年)4作目にしてとうとう世界進出です。ところがこのジャケットのダサさは一体!?(苦笑)このアルバムから大きく変わったのはメロトロンの導入により、より情緒的なサウンド・プロダクツが進んだことだろう。 いきなり1曲目「I'm Going Away」からその効果が聴ける。 もともと彼の楽曲はマイナー・メロディとギターの弾き倒しソロの絶妙な融合からくる幻想的で不思議な世界観であった。 アルバムではもちろんロックンロール調な脳天気ナンバーも挟んではいたが、全体的な視野からすると彼の音楽はサイケデリックでアートなハードロックであったのだ。そんな彼が手にしたメロトロンという神秘系サウンドは正に鬼に金棒で、彼の世界観を正しく増幅させる魔法の楽器だったと思われる。いや、異論もあるだろう。…というのは、マホガニー・ラッシュの最高傑作を『LIVE!』(1978年)だとするファンにはもしかしたらこのメロトロンの導入を邪魔者扱いにする風潮があるかもしれないからだ。 フランク・マリノにはもっとゴリゴリ弾きまくってほしいと願うファンも多いことだろう。 しかし、ボクは敢えてこう言いたい……。 スタジオ盤での彼の緻密な音作りこそ彼の真骨頂だ、と。異論はあるだろうケドね。さて、この世界デビュー盤も過去3作で魅せたフランク・マリノという孤高のギタリストの素晴らしさを聴かせる。 まずは「I'm Going Away」の安定感を体験してほしい。 ミディアムテンポながらも曲が進むにつれ音楽自体が持つスピード感を感じることが出来る。 シンバルやハイハットの使い方が巧いJIM AYOUBのドラムス(個人的には彼のスネアの音は好みではないが…汗)が活きている。 サラッと包み込むようなメロトロンがサウンドに奥行きを出し、マリノのギターに程よくマッチしているのも聴きもの。5曲目の「It's Begun To Rain」でもメロトロンが大活躍している。 といってもプログレッシヴ・バンドのような大仰なそれではなく、あくまでもストリングスの代用というシンプルなものである。 その辺のスタンスはパブロフズ・ドッグのそれに近いものがある。 それとこの曲の後半ではやはり軽めのジャズテイストなパートもあり、一筋縄ではいかないフランク・マリノというギタリストの性格みたいなものを垣間見たような気がする。 なお、この曲ではメロトロン・フルートもさり気なく聴かれ、なかなか良い味を出している。『Live!』でもおなじみの「The Answer」と「Dragonfly」もこのアルバムからの選曲だった。 この2曲の出来はやはり頭ひとつ出ている。 どちらの曲もファンキーなギターが聴かれ単なるハードロックとは一線を画す。 特に後者の跳ねるリフはその後に出てきたエレクトリック・ボーイズやエクストリームにも通ずるファンク・ロックを感じる。 「Moonwalk」はシンセを多用したナンバーで、その不思議なトリップ感は過去3作の流れをしっかり踏まえている。 2分を過ぎた頃、いきなり曲調が変わり古いジャズ・レコードを高速で回したような凄い展開になっている(聴けば納得できるよ)。 この辺を聴くとベースのPAUL HARWOODも上手いなぁ~と思う。そしてアルバム最後を飾る大作「IV...(THE EMPEROR)」。 アコースティック・ギターのアルペジオと優しいメロトロンの調べ…まさにフォーク・プログレじゃないか!…と思うがそうは問屋が卸さない。 マーチング・ドラム風なバックに乗せてギターが次第に熱を帯びてくる。 正直なところ、全体的なまとまりや聴いた後の満足度からすると前作『STRANGE UNIVERSE』の方が断然出来がよいが楽曲自体はこのアルバムの方がクオリティが高くなっていると思う。 このアルバムならば楽天でも入手できますのでハードロック・ギターが好きな人には是非聴いていただきたい作品です。 ここで買えるよ♪↓鋼鉄の爪
2006年03月29日
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『STRANGE UNIVERSE』MAHOGANY RUSH(1975年)ジャケットも凄いが内容も凄い!!このアルバムは名盤とされるCAPTAIN BEYONDの1stと並んで称されてもいいくらいの出来だと思っている。 この懐の広い音楽性と緻密さ、コンセプトに基づいたトータル的なまとまり、そして何よりもフランク・マリノ自身の音楽に対する志しの高さに敬服する。このアルバムから彼はトレードマークでもあるギブソンSGにギターを替えているが、その効果は1曲目から全開だ。 「Tales of the spanish warrior」はその名からも察しがつくようにちょっとスパニッシュなメロディーを配したスピード感あふれるナンバーで、1作目からの不動のメンバーによる一体感もより深まっているのが聴き取れる。 2曲目「The king who stole(The universe)」はうって変わって軽快なテンポで軽めのギターサウンドが心地よい。 しかしこういうサウンドだからこそマリノのギター・テクニックが冴え渡る。 ちょっとしたフィルイン・フレーズにも彼のテクニックとセンスがうかがわれる。3曲目「Satisfy your soul」はストレートなハード・ロックンロール。 彼のサウンド・プロダクションの大きな特徴として深いリバーブが挙げられるがこの曲も例外ではなく、そのために曲自体はストレートではあるのだがマリノ節フィルターがかけられており独特な世界となっている。4曲目「Land of 1000 nights」はこのアルバム中最大の聴きもの。 ZEPPELINを彷彿とさせるような力強いドラムスに激しいマリノのギターとボーカルが乗る。 メディアム・テンポながらモノ凄いスピード感を感じるのはベースラインの素晴らしさとギターのフランジャー効果か。 途中でチラッと入るオクターブ奏法の美しさは筆舌に尽くしがたい。 続く「Moonlight lady」はジミの「風の中のマリー」に通ずるセンチメンタルなメロディーに泣かされる。 間奏部分の多重録音によりツイン・リードは切なく美しく心を締め付けられるよう。 名曲といっても差し支えない出来である。B面に移って軽快な「Dancing lady」。 ボンゴだかコンガだかわからないが(ごめん…)パーカッションを取り入れていたり、マリノのギターもチャカポコとワウを効果的に使っており非常にダンサブルな仕上げになっている。 アルバム中ではちょっと浮いた存在だが逆に良いアクセントとなっているのも事実。「Once again」は影のハイライトと言っても過言ではないだろう。 この曲も軽めのタッチで少しジャズ・テイストが感じられるが、同じフレーズを繰り返すリズム隊の巧さが最後まで緊張感を持続させている。 しかしフランク・マリノというギタリストはオカズの入れ方が本当に巧妙だ。 「Tryin' anyway」は再びハードロックに戻るが前曲で見せたジャズ・サウンドをここでは完全にジャズそのものを披露しており驚かせる。 輸入盤なので一体どういう展開でストーリーが進んでいるのかわからないが、とにかく凄いことになっている予感はする。 しかしこのドラムスもベースも本当に巧いなぁ~。 マリノのジャズ・ギターソロも様になっている。物語りも終盤だ。 「Dear music」ではまたもや東洋的なフレーズが出てきてニヤリとさせられる。 「Land of 1000 nights」と同系列のサウンドだが、途中でスペイシーなヴァイオリン奏法などを取り混ぜたギターサウンドをバックにマリノが“Dear music…”と語り始めるが、きっとここでこのアルバムの確信に触れているんだろうなぁ~。 あぁ、知りたいっ!!最後は彼のアルバムでは必ず挿入される壮大なインスト・ナンバー「Strange universe」で締められる。 この曲だけにモーグシンセが使われている。 このアナロギーな分厚いシンセ・サウンドと手数の多いドラムスがもの凄~く気持ちイイ。 特に2:40過ぎあたりからのモーグの細かいリフレインをバックにギター、ベース、ドラムスがスピード感いっぱいに駆けめぐるパートはボクの脳内に音楽による麻薬でも作られているんではないかとさえ思うくらいテンションが高くなる。 とにかく凄い。 素晴らしいアルバムだ。何度聴きなおしても飽きない。 それどころか終わりと同時に何度でも聴きたくなる。 それは楽曲の素晴らしさはもとよりトータル・コンセプトに基づくバランスの取れた幅広い音楽性、丁寧な音作り、メンバー全員のテクニック………すべてがひとつの頂点へと向かっている。 名盤と呼ばれるに値する崇高性を持ち得ているのである。この素晴らしいアルバムを単なる“ジミヘン・フォロワーの一枚”として片付けるのはあまりにも惜しい。 きっとジミが生き続けていたらこんなアルバムを作っていたに違いないとボクは確信する。 それほどフランク・マリノという男はジミになりきろうとしていたのだ。
2006年03月25日
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『CHILD OF THE NOVELTY』MAHOGANY RUSH(1974年)某所では“東宝チャンピオン祭”開催中のロマですが(謎)、こちらではフランク・マリノわっしょいです。で、今日は2ndアルバムの『CHILD OF THE NOVELTY』を聴いた。まず音を聴く前にジャケットの不気味さというか面白さで心奪われる。(なのでデカジャケにしてみました)さてサウンドの方ですが、これまた素晴らしいギター・アルバムを作ってくれましたね。 まず1stに比べて音の迫力がかなり増してます。 音全体に勢いがあり、また楽曲自体も練られておりクオリティがあがってます。 すでに全盛期のフランク・マリノ節が聴かれます。 下手くそな彼のボーカルもなぜかサウンドにマッチしていていいバランスなのだ。 (そういえばスコピの「Polar Nights」もそうだけど、こういうスタイルのギタリストは同じような声をしているなぁ…)『ライブ!』でも披露されてて知っている人も多い3曲目「TALKIN' 'BOUT A FEELIN'」もそのライブ演奏に負けないくらいライブ感があり、すでに完成されたナンバーだったことも知ることができる。まぁ、このナンバーに限らずどの曲も20才前の若者が作ったとは思えない程大人びており、「MAKIN' MY WAVE」などで聴かれるタメなど色っぽささえ感じるくらいだ。 本当に凄い。このアルバムではちょっとした実験っぽいこともしており興味深い。 それは9曲目の「GUIT WAR」だが、1stの「MAXOOM」に似たサウンド・エフェクトとアーミング・テクニックによるいわゆるジミの“爆撃機奏法”が堪能できる。 しかも、丁寧にもジャケ裏でこう書かれている・・・・ On "Guit War" all the effects except voice were made with a Fender Stratocaster and Super-Reverb amp. No other devices, instruments, or sound effect record or tape were used.素晴らしいこだわりです!! まるで初期のQUEENのようです♪こういう姿勢って大好きだなぁ。最後のインスト・ナンバー「CHAINS OF (S)PACE」では何ともいえない心地よいギターサウンドが聴ける。 この世界こそ他のジミ・フォロワーが持っていない彼独自の世界観だよねぇ。 というわけで、このアルバムもやっぱり現在は入手困難ですが中古屋さんでアナログを見つけたら是非買いましょう。 あ、初期3枚をひとつにまとめたお買い得CDも出ておりますので、それで我慢してもイイですけどね。最後にボクがこのジャケットで一番好きな部分の大写しを貼っておきます。ジジイ3兄弟とチューリップもどきに小さなロックスター?
2006年03月23日
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『MAXOOM』MAHOGANY RUSH(1973年)ジミヘン・フォロワーとして有名なフランク・マリノ率いるマホガニー・ラッシュのデビューアルバム。マホガニー・ラッシュといえば6枚目の『live』(1978年)が最高作として有名ですが、実は当時カナダだけでしかリリースされなかった初期3枚も通好みな作品なので要チェックである。怪しく不気味なナレーションから始まるこのアルバムは彼がまだ18歳の時に制作されたことにまず驚く。 本当に大人びたブルーズのフレーズが飛び出し目が点になる。 よく言われるところの“若さ”を感じるどころかいぶし銀的な貫禄さえ感じるほどスタイルが完成されている。 しかもプロデュースも彼自身で行なわれている。 全く凄いギタリストである。 よっぽど好きだったんであろう…、ジャケット裏には“DEDICATED TO JIMI HENDEIX”の文字も見える。 実質的1曲目「BUDDY」から渋いブルーズギター炸裂ですよ。 有名になってからのあの(エフェクターの魔術師的な)音色はまだ聴けないが逆にねばっこいギター本来の“いい音”が聴けて、それはそれで気持ちよくさせてくれる。 続く「MAGIC MAN」「FUNKY WOMAN」の2曲はフランク・マリノ特有のファンキーなブルーズ・ロックで、ここでも素晴らしいギター・サウンドとテクニックを披露している。 ちょっとアンニュイ「MADNESS」のボーカルなんかはJIMIが歌っているんじゃないかと錯覚を起こす。 ホントに彼は18歳なのかっ???B面もA面の流れを汲む素晴らしいナンバーが揃っているが特に2曲目の「BLUES」は7分超の力作で、彼のチョーキングのひとつひとつに身体が震える。 またそれに続く「BROADWAY LADY」はコケティッシュでキュートな雰囲気を持つナンバーで、このアルバム中よいアクセントとなっている。 面白い。さて、そんな天才ギタリストのデビュー・アルバムにちゃっかり参加しているのがデビュー前のパット・トラヴァースだ。 一体どの部分を弾いているのかはちょっとわからないが、若き日の彼がフランク・マリノと共演していたことは驚きだ。 カナダのミュージック・シーンってそんなに狭いのか(笑)で、プチクイズの答だが、正解された方はdriさん、judasさんの御二方でした。 おめでとう~♪ (賞品はなしw)そう、アイアン・メイデンのニコ・マクブレインです。 これが彼のデビューなのかな? ライナーを書いてるセーソクさんも全くのスルーだ(笑) とほほ…
2006年03月22日
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『HEAT IN THE STREET』PAT TRAVERS(1978年)カナダ出身のパット・トラヴァースの最高作だとボクは思っているアルバム。12歳でギターを手にし(ドラムをやってた)17歳ではすでにセミプロ活動をしていたパットだが、紆余曲折がありながらも1976年に念願のソロ・デビューアルバム『Pat Travers』をリリース。 翌年にはこれまた素晴らしい内容を誇る2nd『Makin' Magic』を発表。 ボクが初めてパットの音を聴いたのがこのアルバムだったが、タイトル・チューンのリフのカッコ良さは今でも10本の指に入るくらいだと思っている程だ。 そういえばこの『Makin' Magic』でドラムを叩いているのがある有名な人って知ってる人はいるのかなぁ? (下の方でクイズしてま~す♪)さて本日取り上げるのは彼の4枚目にあたるアルバム『HEAT IN THE STREET』。今まではソリッドなハード・ロックンロール的なサウンドだったが、このアルバムで彼は少しキャッチーなフレーズを取り上げだしている。 コーラスもゴージャスになっており彼の変化が顕著にみられる。メンバーも一新している。 後にグレン・ヒューズとの共作やASIAなどでお馴染みとなったパット・スロールをギターに、そしてドラムスにはオジーやホワイトスネイクなどを渡り歩いたトミー・アルドリッジを向かえている(ベーシストはそのまま)。 これが良い化学反応を起こし、結果このような素晴らしいアルバムが誕生したわけである。ギターによるハードロックの良き時代を代表するかのようなナンバーが全8曲収められており、天気のイイ日にハイウェイをぶっ飛ばしたくなるようなアルバムに仕上がっている。 特にA面の流れは文句のつけようがない程素晴らしい流れである。ハードなタイトル・チューンからその流れを汲んでちょっと大人なロック「Killer's instinct」、そしてポップな「I Tried To Believe」へと続く。 彼の独特なギターサウンドのうねりが気持ちイイ。 フランク・マリノもそうだがカナダのギタリストはフランジャーをはじめとするエフェクターの使い方が巧いとボクは勝手に決め付けていたりする。そしてアルバムのハイライト「HAMMERHEAD」のイントロが鳴り響く。 これはインストでめちゃくちゃカッコイイ!! ロックファンは絶対に聴くべしっ!! ちょっと腕に自身のあるバンドだったら是非ともコピーして披露して欲しいナンバーである。 Pat Travers『The Best Of Pat Travers』(クリックすると無料試聴できるサイトに飛びます)ついでに若き日の某有名ドラマーも貼っちゃうゾ♪↓だーれだ?
2006年03月19日
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『ESQUIRE』エスクワイア(1987年) 夫婦シリーズ第2弾。第3弾はないよ、たぶん…(  ̄ー ̄)ということで本日のご夫婦はYESの版権を持つクリス・スクワイアさんご夫妻です。 といっても彼自身はバンドメンバーではなく、プロデューサー兼コーラスで参加しているだけ。さて、このエスクワイアでボーカルを取っているニッキー・スクワイアさんこそクリスの奥様。 なんとなくジョン・アンダーソンに似た声質でニヤリとさせるが、これが結構ハマッていて非常に良い!1987年と言えば本家YESが再結成第2弾の『BIG GENERATOR』をリリースした年でもあり、他にはキース・エマーソンが『3』を結成したりハウとハケットのスティーヴ・コンビによるGTRも活躍してた頃だ。 こう羅列すると皆さんにも大体のサウンドが見えてくると思うが、正にそんな感じのポップ・ロックが展開された好盤である。 ドラムスにはアラン・ホワイトも参加しており、これでベースがクリスだったりしたらもろYESです。 1曲目「TO THE RESCUE」から名曲の匂いが漂ってきます。 ここでいきなりクリスがコーラスで出てくるのでホントに『BIG GENERATOR』のアウトテイクと言われても信じてしまうんじゃない? それくらいしっかりした音作りをしているし、メロディも素敵です。 っていうか、クリスがコーラスに加わればYESになる!という事実を再確認した気がした。「KNOCK TWICE FOR HEAVEN」はスケール感のあるナンバー。 ちょっとIT BITESを思い起こさせる。 切なそうに歌うニッキーがちょっといい。 後半ではアカペラだけのパートがあるが素晴らしいのひと言です。「UP DOWN TURNAROUND」もゆったりしたスケール感のあるイントロに揺さぶられる。 その後ノリのよいリズムに変わり思わず一緒に口ずさみたくなるサビのメロディが秀逸。 チャールズ・オリンズの時代を感じさせるキラキラなキーボード・ワークも良い。 一瞬ナイジェル・マクラレンのベースがクリスっぽくなる部分があってちょっとドキッとする(笑)「HOURGLASS」は壮大なバラードでボーカルの説得力がものを言う。 どの曲にも言えるのだが、コーラスの付け方がYESに似ていてなかなか楽しめる。 「SILENT FUTURE」はこのアルバムで一番プログレ色が濃いアレンジがなされているのでその手のファンには最大の聴きものかも。 とりあえずボクのお気に入りの曲を数曲だけ紹介したがその他の曲も非常にレベルが高く、新人バンドとは思えないクオリティを誇っている。 買いです。あと、このバンドにはギタリストがいないので助っ人が3人参加してます。 その中でもロマ的に一番嬉しかったのがパット・スロールでしたね。 彼は一般にはグレン・ヒューズとの合作『Hughes/Thrall』(1982年)や復活ASIAでの知名度が高いと思われるが、ボクにとってはPAT TRAVERS BANDでの活躍が思い出されますね。 とにかくギター好きには堪らないバンドでしたネ!さてそれでは最後に彼らのお写真を貼っておきましょう。 昨日のミッシング・パーソンズに負けず劣らず(苦笑)こちらもイケメンですよ♪ 現在、このアルバムは入手が難しそうですね~ ><とりあえずこちらのオムニバス・アルバムで数曲聴くことが出来ます。↓イエス,フレンズ・アンド・レラティヴズイエス,フレンズ&レラティヴズ Vol.2
2006年03月17日
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『GIVE, RIGHT NOW』MISSING PERSONS(1984年Live)寒かったので更新サボってました。うそ。確定申告とかプチ風邪で休んでました。 今日ちょっくら行きつけのCDショップに立ち寄ったらワゴンセールでこれを見つけた。 正規盤なのかブートなのかもわからない怪しい(妖しい?)ジャケットだったが、まぁ買ってみた。ミッシング・パーソンズといえばUK解散から突如として復活したTerry Bozzioさん(Dr.)と、後に離婚しちゃったけど当時奥様だったDaleさん(Vo.)を中心に結成したニューウェーヴというかテクノ・ポップというか…とにかく発売当時ヒットチャートをかけ上がった80年代そのもののサウンドが特徴のポップ・バンド。最初その情報が耳に入った時はビックリした。 だってフランク・ザッパやUKで超絶テクニックを披露したテリーさんが、まさかこんな音楽をやるなんて誰が予想できたでしょう。 UKでの先輩ビルさんと同じくゲートエコーばっちりのシンセ・ドラムを4/4拍子で叩くんですよ。 デュラン・デュランかカジャ・グー・グーに間違えられてもおかしくないような派手なルックスも手伝って…本当に別人かと思ってました(笑)これでデビューしたのさてさて、今日買った『GIVE, RIGHT NOW』は1984年のライブが13曲収録されており、加えてボーナス・トラック的にミックス違いの曲が3曲追加されています。さすがにザッパ門下生のバンドだけあって曲自体はポップ・ソングだけれども演奏に関しては実は凄い。 だまされてはいけない!の典型です。 テリーさん、メチャクチャ張り切って叩いてます。 バスドラ連打なんてUKの時よりもキレがある(笑) それに音も凄く良く録れてます。 まるで正規盤、いやそれ以上の高音質!! でもね、途中でアナウンサーっぽいオッサンがしゃべってるんです(^^;....何コレ?とにかく今日は素敵な掘り出し物が見つかってちょっとウキウキです♪こちらで無料試聴できますよ o(^0^o)♪↓Missing Persons『THE BEST OF...』オススメは「WORDS」かな。
2006年03月16日
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『The Great Deceiver』キング・クリムゾン(1992年)日記レビュー400件目という素晴らしい節目にこの偉大なるクリムゾンを取り上げられるという名誉なことにちょっと興奮気味のロマです。今まで畏れ多くて彼らを取り上げること自体控えていたのですが、流れ的に触れておかなければいけなくなりました。 それでまずはどのアルバムを?と考えましたが、クリムゾンと言えばライブですのでやはりこのボックスセットだろう!と。このアルバムは最もファンから熱望されていた1973-74年のライブ音源を4枚組にした豪華なセットです。 当時は腐るほどブートレッグが氾濫していたが、このように公式アルバムとして最終期のクリムゾンが聴くことが出来たことはブートレッグに手を出せないファンには本当にありがたいものであった。ロバート・フリップという類稀なミュージシャンによって形成された一大ロックプロジェクト“キング・クリムゾン”の肉体的にも精神的にも最もテンションの高かった時期のライブだが、本当にこれを聴かずしてロックを語るなかれとでも言いたくなるような素晴らしいパフォーマンスがCD4枚に収められている。 メンバー達のその最高レベルに達した演奏力は言うに及ばずだが、特にヴァイオリンのデヴィッド・クロスの儚げな悲痛な叫びにも似た狂気のプレイには涙が出てくる。彼は元々ロックのプレイヤーではなくヒョンなことからロバートとプレイすることになったのだが、そこで彼は人生の大きな転機を迎えることとなったわけである。クリムゾンのライブ・パフォーマンスはひとつとしてカッチリと型にはまったものはなくインプロヴィゼイションを最大の聴きものとして繰り広げられていた。 いくら有能なミュージシャンであってもこれだけのテンションを長いツアー中保つのは精神的に非常に辛いわけで、ナイーブな音楽家であったデヴィッドはギリギリのところで精神のバランスをキープしつつ自分の役割をこなしていたのだ。その心のせめぎ合いが恐ろしいほど音に顕れているのがこの時期のライブで、まさに命を削っているようなパフォーマンスが聴かれる。 彼の奏でるヴァイオリンそしてメロトロンの音色には究極の美しさと狂気が入り混じり、精神的に圧倒的な音圧で迫ってくる。 Disc2の「太陽と戦慄パートI」のむせび泣く彼のヴァイオリンは非常に危険だ。 むやみにその波長に合わせようものなら………マジで死ぬ覚悟が必要。デヴィッド自身このツアーを最後に脱退を決意した。こうしてクリムゾンのいわゆる絶頂期のパフォーマンスをどっぷり聴くと、デビューからそれまでに至った諸々の経緯…そしてその後の再結成やフリップ自身の歩んだ道を深く考えさせられる。そしてボクの考えがひとつのところに導かれる。 本当の意味での“プログレッシヴ・ロック”と語れるのはロバート・フリップだけではないかと。 つまり、世間で言われているプログレッシヴ・ロックというものはそのほとんどが形骸化されたものであってプログレッシヴと呼んでいいのはフリップだけではないか…と。 いや、唯一フリップという人物のみがプログレッシヴな感性を持ち得たミュージシャンなのでは!?とさえ思ってしまう。まぁ、便宜上“プログレッシヴ・ロック”というジャンルをあやふやながらに使ってはいるが、その真の精神はそれらに分類されるミュージシャンではなく渡辺香津美や上原ひろみなどジャズの世界の方が多いのでは…とさえ感じるロマであった。(ただし1960年代後半にひとつのムーブメントとして“プログレッシヴ”という言葉を選んだのは正解だと思います。)
2006年03月12日
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『Road Test』UK(1978年)≪ご注意≫ブートレッグは違法なものですからこうして大々的に晒すのは非常に問題があるとは思うのですが商業ベースとしてではなく一応記録としてレビューしたいと思いますUKもかなり多くのブートレッグが出回っているようだが、ボクはこれしか聴いたことがない。 かの有名な『PARADISE LOST』も聴いてないので比較は出来ないけど、この『Road Test』はかなり音質も優れており100%満足のいく盤だと思われます。さてその内容ですが、収録日は1978年11月9日(Cleveland)です。 アランの脱退寸前の時期じゃないかな? 収録曲はその年のツアーのブートレッグとほとんど同じだが、残念ながら「The Sahara Of Snow」と「Caesar's Palace Blues」は未収録。Alaska - Time To KillThe Only Thing She NeedsCarrying No CrossForever Till Sunday(表記通り)Thirty YearsBy The Light Of DayPresto VivaceIN The Dead Of Nightやはりファンの興味といえば2nd収録のナンバーを4人で演奏してる「The Only Thing She Needs」や「Carrying No Cross」でしょうね。 当然のことながらアレンジがかなり違っているし、構成自体が全く違う部分があり非常に興味深い。特に2ndではテリー・ボジオが壮絶なドラムスを叩いている「Carrying~」がビル・ブラフォードが叩いたらこうなる!というところが必聴ですね。 この聴き比べはかなり面白いです。 それとこのアルバムで一番特徴的なのはジョン・ウェットンのベースの力強さですね。 「Carrying No Cross」でのスタジオ盤と全く違うパートでのベースラインは滅茶苦茶カッコイイです!! また、他のパートでもライブということを差し引いてもブリブリ弾きまくってます。 ボーカルしながらよくもまぁここまで!と驚愕のプレイ続出です。 ウェットン・ファン必聴!!アラン・ホールズワースに関しては、モチベーションが落ちているだろうと予測できるがしっかりとプロの技と誇りを感じるプレイをしてくれています。 このアルバムの全体像としてボーカルとギター(特にソロ)が非常にクリアーに聴こえるのでちょっとしたピッキングのニュアンスまでもまるで息遣いのように鮮明に聴こえます。 で、やはり彼は神だなぁ~と感じざるを得ません。 必殺。実はこのCD、元テラローザの三宅くんに借りたものなんだけど、その後会う機会がなくなってしまって未だに返してないんですよ(汗) ホントにごめんなさい。連絡つかないかなぁ~あ、エディのこと書いてないや…(汗)
2006年03月11日
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『ブラフォード ライヴ』BRUFORD(1980年)というわけで、今日はBRUFORDです。1979年2月に名盤『ONE OF A KIND』の録音を終え、春にはリリース、夏からツアーを開始したBRUFORD。 ご存知の通り、すでにアラン・ホールズワースは脱退し新たなギタリストジョン・クラークを迎えてのツアーだった。そのツアーのとある夜、FMでオンエアするためのライブが行なわれた。 それがこの音源だった。 正直なところ、正式にライブ・アルバムとしてリリースできるような準備はしておらず、音自体は粗い。 ちょっと音質の良いブートレッグという感じだ。しかもバンド側の承認を得る前にカナダでリリースしてしまったといういわく付きのアルバムである。 後にビル・ブラフォードも事後承認したわけだが、きっと色んな思惑があったのだろうと予測できる。確かに音質は良くないがさすがにこれだけの凄腕ミュージシャンがプレイすれば演奏自体は悪いはずがない。 4人が4人とも程よい緊張感の中、白熱のプレイを演じている。 特にアルバムでは冷静かつ正確に弾いていたデイヴ・スチュワートの鍵盤はまるで人が変わったようにパッションを感じる。 もちろんリズム隊の2人も観客に煽られて次第に熱くなっていくのがよくわかる。 ラストの「5G」のテンポの速さを聴いたら納得だろう(笑) しかし本当にジェフ・バーリンというベーシストは天晴れだなぁ。 圧巻!! BRUFORDのライブだったら5万払っても観たいなぁ。(←意外と少ない?汗)また予想以上にアラン節を再現して頑張っているジョン・クラークにも大きな拍手を送りたい。さて何年か前、中古アルバムを掘りおこしていたらこんなブートCDを見つけた。確か500円くらいで売ってた♪ 普段はほとんどブートレッグは買わない主義だが、値段の安さと魅力的なボーナストラックに釣られて購入。全11曲中9曲までが上記と同じツアーの音源(LA)だが、正にブートレッグ!という音質で萎える。 ただしボクの大好きな3rdからのナンバー「Joe Frazier」が収録されているから良しとした。 渋々ね。そしてボーナストラックには1978年のBBC LIVEからの2曲が収録されているのが嬉しかった。 そのメンバーが驚きだ。 なんとベースがニール・マーレイだったのだ!! @@ ニール・マーレイといえば最近のロック・ファンにはホワイトスネイクやブラックサバスの助っ人(?)ベーシスト…あ、そうそう、VOWWOWにもいたっけ♪、として名を馳せているが、その昔はカンタベリー系のナショナル・ヘルスやギルガメッシュといった超テクニカルなバンドに在籍しており、本当は凄い人なのだ(笑) そのニールさんがデイヴ・スチュワートと再び組むなんてねぇ~ (そういえばBRUFORDの1stの裏ジャケには名前が載ってたね)。そんなわけで「こりゃ~お買い得だわ☆」と勇んで買ったわけだが、肝心の音の方は……… ┐(-。-;)┌ これホントにライブ?テレビの前にラジカセを置いて録音したような代物。 ま、1stでも歌ってたANET PEACOCKの歌声も聴けるからまぁいいか… (この音源の真実を知ってる方は是非教えてください)
2006年03月10日
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『THE SPICE OF LIFE』渡辺香津美(1986年)実は渡辺香津美というギタリストはジャズ畑に居ながらも非常に真の意味でのプログレッシヴなミュージシャンでデビュー当初は典型的なジャズ/フュージョンの形を取っていたものの、その後は知的ジャズ集団マライアとKAZUMI BANDを結成したり枠に捕らわれない活動を行なっている。1980年にNYのツワモノ・ミュージシャンと『TO CHI KA』を発表した翌年にはそのマライアのメンバー等と『頭狂奸児唐眼』をリリースしているが、奇しくもその年はクリムゾン(BassはTONY LEVIN)が再結成し名盤『Discipline』を発表しているのは非常に興味深いことである。その後彼は『ガネシア』(1982年)をリリース。 あくまでもボク個人の私感だがこの頃の彼は再結成クリムゾンと同じベクトルのスタイルを強めていっている。そして超名盤『MOBO』(1983年)の発表となるわけだが、ここではなんとツイン・ドラム&ツイン・ベースの形を取り、淡々としたリズム進行とは裏腹にどんどんその音楽に引きずり込まれてしまう本当に言葉では言いようのない凄い音楽を作り上げている。こうしたプロセスを経て、彼が到達したのがこの『THE SPICE OF LIFE』である。彼はとうとうドラムスにBILL BRUFORDを招き、ベースにはそのBRUFORDでの朋友JEFF BERLINを迎えた。 これはプログレ・ファンにもかなり話題になり、その時の来日公演では以前の客層とはまた違った人達が集まった。さて、このアルバムで聴かれるサウンドはジャズをフィールドにしながらもテクニカルな世界が満載されており、ジャズ・ロックやテクニカル・ロックが好きな人には堪らないだろうと思われる。特に1曲目などは再結成クリムゾンと聴き間違えてしまうほどベクトルが同方向を向いているし、他のナンバーも和田アキラ氏率いるPRISM風な世界観が広がっていたり、KYLYNっぽいものもあったりと、彼の幅広さを堪能できる一枚となっている。ビル・ブラフォードはこの頃になるともうバカテクをひけらかすスタイルではなく、シモンズを巧く取り入れつつ大人なドラミングに徹している。 その辺は“いわゆるプログレ・ファン”には拍子抜けするかも知れない。一方ジェフ・バーリンはというと相変わらず細かい技を随所に入れ、超絶テクニックを披露している。 ただしサウンド全体が大人な雰囲気なのでそれさえもさり気なく聴こえてしまう所が素晴らしい。昨今のテクニカル・プログレメタルを聴いて「超絶テクニックーッ!!」とか言ってる人は、それで満足せず是非こちらの世界にも飛び込んでステップアップしていただきたいと思います。 (偉そうでごめんなさい)また、最近上原ひろみさんに興味を持った方も是非どうぞ。 渡辺香津美さんは20年も前にやってます。 超必見のDVDが出てるーっ!!
2006年03月09日
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「ユニコーン」渡辺香津美(1980年)70年後半から80年前半くらいの5年間というのはロックもポップスも変革期で、その波は当然ジャズ界にも普及した。 最初はクロスオーバーと言われていたが、いつの間にかフュージョンという新しい言葉がそれにとって替わり、ジャズという多少取っ付き難かった世界を一般レベルの音楽ファンにまで広げた時期であった。日本でもちょうどカシオペアやザ・スクェアなど若いバンドがデビューしたことによってより身近に感じられたし、やはりCMなどでこの種のインストゥルメンタルが多く取り上げられたことも大きな一因だと思われる。そんな中、非常にキャッチーなメロディーが日立Lo-DのCMに使われ話題を呼んだ。それがこの渡辺香津美の「UNICORN」である。 これは彼とマイク・マイニエリ(Vibes)が組んだ1980年のアルバム『TO CHI KA』からのシングル・カット。 伸びのある香津美のギターとマーカス・ミラーのウネるベースラインがめちゃめちゃカッコイイ!! もちろんスティーヴ・ジョーダンのドラムスもキレキレで凄すぎる。 このアルバムには若かりし頃のトニー・レヴィンも参加しているのが、プログレ・ファンには興味をそそるだろう。 当時はマーカスの影に隠れていた感が強く、正直ボクもあまり注目はしていなかった。 チョッパーでバキバキやるマーカスの派手なプレイに比べオーソドックスなスタイルだったため印象に残らなかったのだ。 ごめんよ、トニー。 でもキミの「COKUMO ISLAND」におけるフレットレス・ベースのプレイはとても良かったよ♪こちらがアルバム『TO CHI KA』です。ポップスファンや洋楽ファンでも十分楽しめるサウンドなので、一家に一枚! どうぞ~↓
2006年03月07日
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「春咲小紅」矢野顕子(1981年)今日“春一番”が吹いたそうですね。…ということで本日はこの曲をチョイスしました。 (キャン●ィーズのあの曲はきっと多くの人が選ぶだろうからネ!)この曲は某化粧品会社とのタイアップCMで使われていたので、ある程度の年齢の方ならよくご存知の曲だと思う。 超個性的な矢野さんのボーカルと時折東洋的なアレンジをみせるポップなメロディーが秀逸な作品で結構ヒットした記憶がある。作曲は矢野さん自身だが作詞は糸井重里さんを起用している。 そういえば当時の化粧品のCMは“春は唇”“秋はアイメーク”と分かれていたようで、この曲により男のボクでも春と秋、どちらがどちらか区別できるようになった。 しかし、バブル時代になるとその境界線はなくなり唇も目も両方セットでプッシュするようになった。さて、実はボクはこのA面の「春咲小紅」よりもB面の「在広東少年」が聴きたくてこのシングル盤を買った。 この曲は実は遡ること2年、1979年にリリースされた『KYLYN LIVE 』にすでに収録されており初めて聴いた時はそのボーカルとオリエンタルなメロディーに衝撃を覚えた。この頃のミュージックシーンは世界的にも≪フュージョン全盛期≫で、日本でも渡辺香津美氏を中心に動いていた。 このアルバムに参加したメンバーもそうそうたるミュージシャンで渡辺香津美 (Guitar.)、 坂本龍一 (Keyboards.)、矢野顕子 (Keyboards, Vocal)、 小原礼 (Bass.)、 村上ポンタ秀一 (Drums.)、高橋ユキヒロ (Drums.)、 ペッカー (Percussions.)、 益田幹夫 (Piano)、向井滋春 (Trombone.)、 本多俊之 (Sax.)、 峰厚介 (Sax.)、 清水靖晃 (Sax.)といった名うてのミュージシャン達が参加している。 その頃の日本の音楽シーンを牛耳っていたミュージシャンが一堂に会したといっても過言ではない。そんな実力者揃いのメンバーのライブなので当然緊張感溢れるレベルの高いライブアルバムになっているのだが、その中で「在広東少年」は個性的で程よいアクセントとなっている。 先日某番組で矢野さんが出演する番組を観たのだが、今もなお時代を超えて変わらぬオーラを発していた。
2006年03月06日
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『我破』わっぱがっぱ2004年FREEWILL繋がりで…。(現在表立った活動を休止しているFREEWILL〔実は昨年末オムニバスアルバム用にレコーディングをしている〕のギタリストLee君が2003年より正式メンバーとして参加している。 ただしこのアルバムは2002年10月よりレコーディングされておりこのアルバムで彼のプレイを聴くことはできない。)さてこのわっぱがっぱ(日本よりも海外で注目されているのでWAPPA GAPPAと表記されることが多いが、正式名はひらがなで「わっぱがっぱ」という)の結成は1992年と古い。 メンバーチェンジもあったがライブを重ねつつ翌年には最高の布陣となり、1996年に待望の1stアルバムをリリースした。 その翌年にはフランスのMUSEAレーベルより2ndアルバムが世界48カ国でリリースされた。 その後も精力的にライブ活動を続け2002年に本作のレコーディングを開始した。 このアルバムを聴いたのはつい最近なのだが、まずそのクオリティーの高さに驚いた。 一聴して連想したのは札幌の PROVIDENCEだが、彼らほどのダイナミックさはないものの代わりに日本人の持つ文学的な奥深さと繊細さがこのアルバムには凝縮されており、非常に丁寧に独自の世界観を創り出しているのが印象的だった。 しかも(こう言うと固定観念を植え付けてしまうかもしれないが)Pageantの永井博子さん(=大木理紗さん)にも似た声質と歌唱力は久々に安心して聴くことのできるボーカリストの出現で嬉しさを覚えた。収録曲は全8曲だが、どれも大作揃いで一番短い曲でも6:50もある。 正直なところ多少緊張感がなくなる箇所もなくはないが、それをも消し去る何かがこのアルバム全体に蠢(うごめ)いている感じがある。 例えばオープニングを飾る「Souk-スーク(虚栄の市)」ではいきなりの変則拍子でボクたちの様式美プログレ魂を揺さぶる。 そしてどの曲にも言えることだが、彼らの魅力のひとつに圧倒的なアレンジ力の素晴らしさが挙げられる。 これはやはりリーダーでBASSを担当している遠藤敬三氏の卓越した才能に他ならない。 彼の奏でるベースラインは本当に息つく暇さえ与えないテクニックとメロディーが融合しておりその存在感の大きさに感服する。 その才能が最も顕著に顕れているのが4曲目「太陽の金の林檎」だろう。 この曲でのベースラインはジャズロックの匂いも感じさせる恐ろしくテクニカルで緊張感溢れたものだ。 ベースだけを聴いていても退屈しないのだ。 素晴らしい!!またドラムスの三根生啓氏の巧さも見逃せない。 レコーディングでのミックスと音質のためか一聴するだけではそんなに目立たないが、やっていることは凄まじいテクニックの連続である。 もっと(ドラムスの音を)前に出せばこのアルバムの印象も変わっただろうに。7曲目の「エッシャー」なんかはまるでVIENNAのような複雑な変拍子&シンコペーションの連続技で彼の凄さが一番伝わるナンバーではないでしょうか。キーボードは現在のミュージック・シーンを鑑みると前半のごく一般的な音使いが災いしてそんなに印象に残らなかったが、ラストの「エトランゼ」での奥深いシンセパッド系の音色とそのオリエンタルなフレーズで一気に耳を奪われた。 そして改めてアルバム全体の彼の働きを聴き直すと素晴らしいソロなど要所要所で演っていて大活躍していた。 「ロマネスク、ダメじゃん…」と自分にツッコンだ(苦笑い) 弁解するわけではないが、このバンドはやはりドラムスとベースのリズム隊が凄すぎるのだ。 そして印象的なボーカルも相まってその装飾としてどうしてもキーボードがバックに回ってしまうという雰囲気が作られてしまう(のではないか)。 また、これは完全にボクの好みの問題なのだが、ギターの音色がいわゆる木と弦によるギターの音ではなくエフェクトをたくさん通したキーボード的な使われ方をしているのもその理由の一端にあるのではないかと自分なりに推測する。 いや、“ギターの音”だっていろんな可能性があるからこういう音色でのギターもアリなんだけど、ちょっとエフェクトに頼りすぎているのでは?と思ってしまう。 もうひとつの弦楽器、ベースがこれだけエモーショナルな音を出しているがゆえ余計にそう感じてしまうのかもしれない。今回はちょっと批判めいたことを書いてしまったが、それはこのアルバムが凄く高いレベルに位置しているためにボクもつい期待と希望を込めて感じたことを書いてしまったわけで決して悪いわけではないという事をハッキリと言っておく。…ていうか、凄くイイんです!! めちゃくちゃオススメですよ、このアルバム。 メジャー・レーベルの、ただ売れるためだけに作られたようなその場限りの音楽を聴くよりもこういう何度でも何年後でも聴くことができるような、真の意味でのミュージシャンシップを感じる良い作品をもっと聴きましょう♪
2006年03月05日
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『幽遠』六合(2005年)昨日(3/1)名古屋新栄のライブハウスSONSET STRIPで熱いパフォーマンスを繰り広げた六合。 30分というかなり短く制限された時間の中で、表現出来得る限りを見せてくれた。 このバンドは昨年暮れの東京オフ会の時にWoogさんに教えていただいた京都のバンド。 FREEWILL(現在活動休止中)のsin君がドラムを叩いているバンドということで否が応にも期待は高まります。 事実、CDを聴くとそのテクニカルな個々の力量とバンド・アンサンブルの絶妙なバランス及びアレンジにド肝を抜かれる。 ライブ・パフォーマンスはというと、これが本当に、本当に素晴らしかった!! 小さなハコだったため音を聴くベストポイントが狭く、またPA自体のバランスも若干聴き辛かったがそれらのマイナス点をものともせずボクの音楽魂を強引に揺さぶった。 本当にグイグイと引き込まれた30分間だった。バンドの顔で音楽の基本的な部分をプロデュースしているボーカル&ギターの積田君の世界観にまず圧倒される。 詳しくは彼らのHPを見てほしいが、とにかくその複雑で奥深い精神世界をハード/へヴィで時にプログレッシヴなサウンドが彩る。 内面から突き刺さる音楽である。そんな彼を支える他メンバーも一筋縄ではいかない連中ばかりだ。 ギターの宮脇君のプレイスタイルは一聴してジョン・ペトルーシを連想させる。 彼の操る7弦ギターから生み出されるキメ細やかなフレーズはその一音一音に緊張感があり、まるで蜘蛛の巣に捕らえられた昆虫のようにボクの耳と目は完全にロックオンさせられた。 残念なことに彼はこの後バンドを脱退するとのこと。 今後の彼にもバンドにもいい結果が出ることを願わずにはいられない。ベースの増戸君の織り成すベースラインは美しかった。 メリハリを大切にしたそのフレーズは妙に色気があって、ボクの好きなタイプのベーシストだった。 弾く姿もカッコ良くて是非もっと大きなハコで弾いているところを見たいと思わせてくれた。 ドラムとのコンビネーションは最高で、ドラムとベースだけのソロタイムがあっても面白いと思ったくらいだ。ドラムスのsin君はFREEWILLの時とはスタイルこそ違っているが、そのタイトで正確なショットは力強さと安定感を持ち合わせており、テクニックではその辺のプロ・ミュージシャンを凌駕している。 六合のサウンドは“キメ”が重要なポイントなのだが、このリズム隊2人とギターの2人が驚異的なタイミングで迫ってくる。 その気迫に満ちた瞬間の気持ちイイことったらありゃしない!! これは是非ライブで体験してほしい。 ライブ終了後、少しの時間sin君とお話させていただくことができた。 彼はものすごく礼儀正しく丁寧に六合やFREEWILLなど音楽の話をしてくださった。 お疲れのところ、本当にありがとうございました。早く新しいギタリストを見つけて活動ができるといいですね。 (ちなみにまだ京都のライブが残っているので、まずはこのツアーの成功を祈りたいと思います。)*:..。o○☆*゚¨゚゚・*:..。o○☆*゚¨゚゚・*:..。o○*:..。o○☆*゚¨゚あと、静岡からやってきた袋井心中というバンドもかなり良かった。彼らはSOILWORKのようなへヴィなリフにメロディアスなフレーズが絡む今時のスタイルだが、時折みせる(聴かせる)リフの素晴らしさと展開の面白さは洋楽のソレに引けを取らない魅力があり、是非CD化してより多くのみなさんに聴いていただきたいと思わせた。 ギターソロも独特の世界を持っており(タッピングの多用など)このバンドの幅を広げていた。このバンド名も是非覚えておきたい。
2006年03月02日
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『無限との遭遇 -INFINITY-』ジャーニー(1978年)今日から3月ですね。 そろそろ春の匂いがしてくる時期ですが、みなさんはもう春を感じましたか?ボクは3月になると必ずこの曲を思い出します。「Winds of March」=3月の風、です。 僕はバラの花できみを包む夜空に輝く星のように僕は愛できみを包む凍てつく冬の夜の暖かい毛布のように夕暮れに吹くそよ風のようにきみのまなざしが優しく僕に触れる風が樹々の間を拭きぬける時きみの腕は優しく僕を抱きしめるきみは3月の風のようにやってきたきみは僕の大切な恋人その眼にいっぱい愛をたたえてきみは朝日のようにやってきたそれでもかっ!というくらいのラブソングです(照)。しかしこれをスティーヴ・ペリーが歌うと魔法のように誰もがとろけてしまいます。 このアルバムはジャーニーにとっても大きな区切りとなった作品で、このアルバムに収録された「ホイール・イン・ザ・スカイ」の大ヒットによって知名度が飛躍的に上がりました。 その要因として2つの大きな変化があったことが挙げられる。ひとつは新ボーカリスト、スティーヴ・ペリーの加入ですね。 かれのハイトーンは女性的で線の細い切なさと愁いがある反面、強烈な説得力があり聴く者を魅了した。 もうひとつはプロデューサーにロイ・トーマス・ベイカーを迎えたことにある。 かれはご存知の通りQUEENの名プロデューサーであり、コーラス・ワークを際立たせるその繊細な仕事ぶりは実証済みだった(このアルバムのエンジニアも彼の片腕だったことも忘れてはいけない)。 こうして若干泥臭かった初期ジャーニーからの見事な脱却を図ることに成功し、一躍スターダムに登りつめるきっかけとなったわけである。レコード帯にはこう書かれている・・・・無限宇宙に銀河の戦慄が走る!ボストンへのジャーニーからの解答!ボストンがもたらしたアメリカでの新しいロック(アメリカン・プログレ・ハードと呼ばれるが…)のスタイルはかなり衝撃的で、一部では産業ロックとも揶揄されるこのようなストリームが確立した。 そうした反対勢の言葉をよそに彼らは驚異的なセールスを伸ばす。 いいものはいいのだ。このアルバムではニール・ショーンのテクニックとフィーリングが絶妙にブレンドされた職人技ともいえる素晴らしいギター・ワークも必聴だ。 どの曲にもギターソロがハイライトとしてフィーチャーされドラマチックに曲を彩っている。 「ラ・ドゥ・ダ」や「キャン・ドゥ」でのハードなリフのカッコ良さや「ペイシェントリー」での泣き泣きのソロなどを聴くと、ギターこそがロックの花形だったことを懐かしく思い出さずにはいられなくなる。それにしてもこの「ウインズ・オブ・マーチ」でのドラマチックな展開と比類ない美しさはいったい何だろう。 音が、一瞬一瞬のすべてが輝いている。 ピアノとアコースティック・ギターのアルペジオが優しく旋律を爪弾く。 切ないボーカルがそれに拍車をかける。 途中のスティーヴ・ペリーのファルセットの美しさは筆舌に尽くしがたく、あのスコーピオンズの名曲「日暮れの風」(『IN TRANCE』に収録)を彷彿とさせる。 クライマックスに進むに従ってニール・ショーンのギターも熱を帯びてくる。 その様子はボク達聴き手の感情の盛り上がりと正確にシンクロして彼らの音楽とひとつになる感覚にさせられる。 この感覚こそ音楽を聴くということの醍醐味である。さて、ボクの3月はこんなドラマチックな日々が訪れるのだろうか…3月の優しい風が吹くといいな♪
2006年03月01日
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