炬燵蜜柑倶楽部。

炬燵蜜柑倶楽部。

2017.10.27
XML
カテゴリ: 昭和の話題
オフコースとどっちを先にしようかと思ったけど、まあこっち。
出会ったのはやっぱりこれだったかな。

「虹とスニーカーの頃」 https://www.youtube.com/watch?v=XBgbRzllflw

コーセー歌謡ベストテンかな。Wikiによると1979年7月ってある。確かにこっちが明星の歌本を見ていた時時期と重なるw
ともかくFM放送のベストテンに出てくるようになって知った曲。
正直、歌詞の意味なぞわからず聴いていたんだけど、まあ半分はわかったというか、頭でわかっていたマセガキというか、という時期だったなあ。
で、一つ思い出すのが「やっちまったなあ」という出来事。
いや、学校のノートの下のほうに歌の内容→ショート小説を内職というのを当時やっていたんだかな。そのノートを提出せんといけなくてなー。
はははは。
六年の時に「ヤングフォーク」の来生せつこの歌詞教室で掲載された、というのは個人的嬉しかったことだが、学校でそういうことがあったのはかなりの黒歴史であるwww
つか小学生でそういう黒歴史するなよ、と言いたいが、何のこたない、小学生も3年から4年くらいまで 少女マンガなポエマー だったのだ!
ポエマーが小説書くようになるまでに時間は要らん!
だが素地が無いから、歌のイメージで言葉を足してく小説しかかけなかったんだな。

で、当時この「虹~」の入ってるアルバムでなく、「ひるの歌謡曲」でシングルベストみたいな選曲の日があったんだな。それが大いに気に入った……のもあるし、そうでないのもある。
まあそんな中から、そしてその後のもので好きなものと言えば。
筆頭は

「青春の影」 https://www.youtube.com/watch?v=LqKxNXMIX1I

ここでは 1976年バージョン を推したい。切れてるのが惜しい。
というのも、 この曲あまりに長く歌い続けられてきたから、何度もレコーディングされていて、その都度微妙に歌い方が違う んだよ。
で、やっぱり 「好きになった時」の音源がベスト なんで、それに一番近いの探したらこうなった。
ちょっとした伸ばし方とか、音の上下とか、こぶし回しとか、しっとり歌うとことか、ほんのちょっとしたことで財津さんの声ってのはニュアンスが変わってくるから、ここはこの時期をあくまで推す。
名曲っていうのもわかるのは、歌詞がどんな風にも取れるって点もあるよな。
単に結婚を決意した男女の仲と取ることもできるし、そうでない、もっと違ったものに取ることもできる。広がりがあるのよ。

ちなみに別バージョン。……まあ何処でこぶしを回すか、どこで長く伸ばすか、という違いなんですがね。
https://www.youtube.com/watch?v=Pki3vghwb-Y(1974)←これはかなり好き
https://www.youtube.com/watch?v=lQTVKNiZkFM(1979)
https://www.youtube.com/watch?v=XcX4TE8Z9r4&list=RDXBgbRzllflw&index=2(1982)
https://www.youtube.com/watch?v=8H8VesYAEps(1985)
https://www.youtube.com/watch?v=yFa6czilRNU
https://www.youtube.com/watch?v=8wb3wNByVtY(わりと近年?)

「風のメロディ」 https://www.youtube.com/watch?v=0ajGSbXeVUA&list=PLzu6brJ8v1AmcZ_c7QkcwSb7aSpbAh7aP&index=10

姫野さんと財津さんの交互のヴォーカル、なのかな。
正直当初は彼らツインヴォーカルと知らなかったからなあ。時々可愛い声が混じるなあと思ったけど、二人いると思っていなかったあたりおかしいんだけどwww
唐突にサビで転調するのが面白いの。

「悲しきレイン・トレイン」 https://www.youtube.com/watch?v=WSau1_Wem4o&index=27&list=PLzu6brJ8v1AmcZ_c7QkcwSb7aSpbAh7aP

これは誰が歌っているということではなく、曲全体にかかってる、ワタシの中での「雨」イメージに近い、というのがありまして。実は好きな割には歌詞の記憶があまりないという。
つまりは財津さんのコーラスの入ったサビが雨っぽくて好き だったのか?

「愛は戻れない」 https://www.youtube.com/watch?v=frkCNTIZR48&index=11&list=RD45WvVlKRHhM

これはちょっと情けない男かもしれないww ただし情けなさはちゃんと目の前に出してるな。

「娘が嫁ぐ朝」 https://www.youtube.com/watch?v=siZyl2XgFe0&index=28&list=RD45WvVlKRHhM

これは背景が辛い。既に妻が無くなっている父親が嫁ぐ娘を見送る歌。
んで同時に妻との日々を思い出してるとこが、実に 綺麗なメロディになっているから悲しくってしかたない

「I am the Editor」 https://www.youtube.com/watch?v=EE1B8LebmW8&list=PLzu6brJ8v1AmcZ_c7QkcwSb7aSpbAh7aP&index=24

普通に別れのうた。恋愛を映画に見立てた歌詞。「この映画のラストシーンは僕には作れない」なんだけどね。これはシングル。

「Someday Somewhere」 https://www.youtube.com/watch?v=LKcF_TOlsp8&index=16&list=PLzu6brJ8v1AmcZ_c7QkcwSb7aSpbAh7aP

……えー、まあ、クリスマス前に恋人と別れてしまった幼馴染だけど好きな相手に思いを持ちつつそれは口にしない、という。
ともかく身に染みたなあ。別に失恋したわけではないけど、ともかく意味もなく(本当に意味も無く!)孤独に苛まれていた時期だったので。 「いつかどこかできっと誰かが君を待っている」 ってのは、やっぱり何か凍り固まった気持ちに心地よかったんだなあ。
だもので、 「今はまだじっと窓を閉めて待つだけ」 という時間をくれる感じ、というか。

それにしても基本的に財津さんの描く男性像は、結構当時多い―――もしくは美学づけようとしていた「情けない格好付け」ではなく、 「優しく見つめる第三者」 視点というものだったなあ。まあだから対「嫁ぐ娘」な歌を作ったりする、要するに 父親や兄目線 だったりするわけで。
どっちもちゃんと居たけど、
そうでなくとも、冒険に出る若者、という不特定対象であっても、 見守る視線 であることが多いんだな。

「さよなら道化者」 https://www.youtube.com/watch?v=u3v9k8jMr8A&list=PLzu6brJ8v1AmcZ_c7QkcwSb7aSpbAh7aP&index=18

これは もの凄く悲しいうた さだまさしの「みるくは風になった」とタメ張る部類
死ぬほど好きだといえばよかった 」って過去形はとてもとても悲しい。

この曲が入ってる「 THE LOVE MAP SHOP 」は一週間系のエアチェックでゲットしてよく聴いていた。タイトル曲

「THE LOVE MAP SHOP」 https://www.youtube.com/watch?v=M_lXCuSLzY4&list=PLzu6brJ8v1AmcZ_c7QkcwSb7aSpbAh7aP&index=48

【送料無料】 チューリップ / THE LOVE MAP SHOP 【CD】
これは普通に人生をどうやっていくのがいい? という感じの問いかけ的な曲。
こういう曲で肯定されることを求めた結果www
「迷ったらここで自分の地図を買っていく」 というあたり、 せかさない辺りが嬉しかった のかもしれない。

財津さんソロとしては、何と言っても

「WAKE UP」 https://www.youtube.com/watch?v=av7h27v0HCg&list=PLzu6brJ8v1AmcZ_c7QkcwSb7aSpbAh7aP

嫁ぐ娘に向けて視線、という「娘が嫁ぐ朝」と近い部分はある。
んだけど、ワタシの個人的記憶からするとこの曲は 新年第一発目にセイコーのCMに使われた 、っていう印象が強いわけだ。 長距離トラックがアメリカのハイウェイを走っていく光景と一緒に記憶をよぎる んだよな。
だから嫁ぐ娘が~というより、 目覚めよ 、という印象が個人的には出てきてしまうのだわ。

これが入ってるアルバム

(LP)財津和夫/I NEED YOU AND YOU 【中古】 ​ってタイトルはそのタイトルそのもんがすげえ気に入った。
CDが楽天には入っていないのでアマゾン貼って置く。

I need you and YOU ビクターエンタテインメント https://www.amazon.co.jp/dp/B002XYKAWY/ref=cm_sw_r_tw_dp_x_dlF8zb2RZ2VT6 

ちなみにタイトル曲

「I need you and YOU」 https://www.youtube.com/watch?v=fSnTcwGMJr0

は「曲」と「歌詞」の関係について歌っていたな。
この中で 「誰もが悲しいから悲しいメロディに悲しい歌詞は似合わない」「悲しいメロディには明るい歌詞を明るいメロディには悲しい歌詞をいつも心がけています」 はずーっと残っている。
つか確かにこのひとの曲ってのはそういうところが多いんだよな。
曲が明るいので安心してはいけない、という。

それにしても、ソロの時の言葉の使い方がなかなか素晴らしくて。

逃避行 」https://www.youtube.com/watch?v=rccZMgYR4qs

「居留守番電話」「虚心未遂」「あなたはだれ」 なんてタイトルだけでぞくぞくするんですが。

それにしてもご病気大丈夫かな。
寂しいときに安らげる曲をずいぶんとくれた人 だし、長生きしてほしい。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2017.10.27 00:37:34
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

© Rakuten Group, Inc.
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: