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4月30日土曜日、私にとって9連休の初日は、埼玉県秩父郡小鹿野町にある、二子山の西岳に昇った。秩父と言えば、武甲山に2006年と2007年の2回登ったことがあるが、今回は二子山西岳に挑戦。二子山とは、武甲山と同じく石灰岩でできている山で、西岳と東岳の2つの山があり、非常に独特な姿を呈しているのだが、残念ながら山の全景の画像を撮っていないので、詳しくはネットで検索されたし。 これが西岳への登山道にある案内板だ。赤い線が上級者コースで、青い線が一般コースなのだが、この絵を見ると上級者コースはどえらいところを通っている(笑)。何やら不吉な予感がしたのと、私は今回は初めてということで、一般コースから登ることに。 上級者コースと一般コースの分岐点から見上げた西岳の様子。この位置から左へ行くと上級者コースで右が一般コースなのだが、石灰岩の崖が垂直にそそり立っていて、まるで人を寄せ付けないかのようなド迫力である。こんな山にどないやって登るっちゅうねん、と突っ込みのひとつでも入れたい気分だ(笑)。 一般コースとは言っても、足場は非常に不安定で、頂上に近付くにつれて斜面の角度はきつくなり、嫌な予感が高まる(笑)。そして、急斜面の岩場をロープや鎖を伝って登らなければならない箇所があり、どこが一般コースやっちゅうねんという気がしなくもなかった(笑)。 いよいよ一般コースの急斜面を登り切り、上級者コースと合流したところがここ。画像では分かりにくいが、足元の幅わずか数十センチの登山道の下は垂直に切り立った崖なのだ。ここから足を踏み外したら間違いなく命はない。高所恐怖症の方にはちょっとお勧めできない山だ。私は極端には高所恐怖症というわけではないのだが、やはり高いところは苦手で、さすがにこの時は超ビビった(笑)。 この画像の右側に見える道を数十メートルほど進んだところが頂上なのだが、ここは山の稜線、つまり「▲」のてっぺんを縦走することになる。右側は急斜面で左は断崖絶壁で、かなり身の危険を感じる箇所だ。その光景を見た時に、さすがにここを進むことを躊躇してしまい、数分ほど心の準備(笑)をした後に気合を入れ、頂上へ向かったが、途中、鎖につかまって断崖絶壁すれすれのところを通過する箇所があり、もうカンベンしてくれ~(泣)という気分だった。 で、なんとか頂上へ到着。標高は1165.6mと、それほど高いわけではないのだが、頂上は文字通り「山のてっぺん」となっていて、断崖絶壁と超急斜面に囲まれているため、高度感がハンパない(笑)。ただ立っている時でさえ平衡感覚が狂いそうになり、ちょっと風が吹いただけでも否応なしに緊張感は高まり、何かにつかまっていないと身の危険を感じるほど。 そして、頂上付近から、先ほど来た道の方を振り返って撮ったのが、いかにこの山の険しさが分かるかと思う。そして、この時にまたまた驚く光景を見た。ちょっと見にくいのだが、画像の丸で囲った箇所にご注目。 ヽ(゚Д゚;)ノ゙ェェェェエエエエ工工!? これが上級者コース??? マジかよ(笑)。ここまで来ると登山というよりロッククライミングの領域では? こんな危険度の高い山をよくぞ一般開放したものだ。あの分岐点で、一般コースを選択していたのは大正解だったとこの時悟った(笑)。よく見ると、その人はヘルメットを装着している。実は、私が登っている途中で下山してくる人と何度もすれ違ったのだが、ヘルメットを装着した人が多かった理由が良く分かった。それぐらいにこの山は装備をきっちりして登らねばならない山なのだ。過去には実際に滑落事故が何度かあったらしい。 ともかく、今まで経験した登山は、ほとんどハイキングの延長みたいなものが多かったのだが、今回は今までに見たことのない世界を体験することができて、非常に実りがある登山だったと思う。頂上では冗談抜きにかなりビビった(笑)が、異次元の世界に魅了されてしまい、今度来たときは完全装備で上級者コースから登りたいと思っている。早速、登山のベテランの友人に連絡を取り、登山用具を買いたいとの旨を伝えたところ、快く相談に乗ってくれることになった。この山には、私がどうしても見たい植物が何種か自生しているので、機会があったら開花している姿を見てみたい。訂正(6月11日) 一番最後の画像は上級者コースと紹介したが、後日、再び二子山に登って上級者コースから下ってみた結果、誤りと判明。どうやらロッククライマー用コースらしい。詳しくは6月11日の日記を参照されたし。
2016.04.30
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アパートの北側に植えているヤマシャクヤクが開花した。ヤマシャクヤクと言えば、2006年4月29日に自生の姿を紹介しているが、今回紹介するのは自宅で栽培しているもので、ブログ初登場である。実際に購入したのは、前回の成田在住時代の2012年の春である。植えた年は当然ながら開花せず、翌年の開花を期待していたものの、翌年2013年1月末には転勤のために神奈川県座間市へ転居し、その時にヤマシャクヤクも移植した。が、植えた場所が悪かったのかしばらくは開花せず、2015年の4月にようやく1輪だけ開花した。ところが、花が開き切ったら開花しようと思っていたところ、あっという間に花が散ってしまい、撮影時期を逃してしまった(+_+)。 そして昨年の9月10日に再び千葉県成田市へ転勤することになり、ヤマシャクヤクを掘り上げて鉢植えで管理することにした。が、時期が悪かったせいか地上部は全て枯れてしまった。幸いにも根は生きていたので、3月になってアパートの北側へ移植したところ、小さいながらも4輪もつぼみが付いてくれた。昨年は花が開き切るまで待ったせいで撮影時期を逃してしまったのだが、今回は花が開き切る前からこまめに撮影し、ここに散る前日の姿を紹介することができた。質素な花ではあるが実に日本人の美意識に合った花だと思う。本来ならもっと花が大きく、花弁ももっと開くはずであるが、来年に期待したい。
2016.04.27
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4月26日火曜日、車で出勤する途中で気になる花を見つけた。1枚目の画像の中央付近に写っているピンク色の花、私は実物を見るのは初めてだったのだが、自称(笑)園芸研究家としての勘で、この位置からも花の正体が分かった。信号待ちをしている間にすぐにスマホで撮影し、帰宅時にももう一度立ち寄って花を撮影した。そう、その花の正体は、日本ではあへん法によって栽培が禁止されているアツミゲシである。 以前からテレビやネットで、アツミゲシが日本各地で野生化しているという話は知っていた。毎年この時期になると、アツミゲシが生える地域では保健所や警察が駆除しているという。とは言っても私自身はまだ実物を見たことがなかったのだが、今回、ついに自分の身近なところにも来たかという思いだった。早速、保健所へ連絡したところ、すぐに調査するとの回答があった。 この日記を書いている5月4日に現場へ行ってみると、すでに除草剤が撒かれていたようで、葉が枯れかかっていた。ただ、ケシの繁殖力を考えると、地道に駆除を続けても、もはや手遅れのような気がしないでもないのだが。。。
2016.04.26
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昨年はメロンのサンライズ、大和プリンスS、大和ルナメロンの種子からの栽培に挑戦した。が、結果は昨年7月12日にお伝えした通り、見事に惨敗(笑)。当時借りていた神奈川県座間市の市民農園は粘土質で、しかも大雨が降ると冠水してしまうため、それが原因で根腐れを起こしたらしい。 まず、これが昨年7月4日の、旺盛にツルを伸ばしている様子。この時すでに、大和プリンスSは4個、大和ルナメロンは7個も着果していて、大いに期待が高まった。ところがそのわずか1週間後の7月11日の姿がこれ。 何じゃこりゃ(笑)? 私がこの惨状を前にして、いかにボー然としたかが想像できるだろうか(笑)。もうここまで見事な枯れっぷりを見ると、落胆を通り越してただただ苦笑いするばかり(笑)。 で、今は千葉県成田市在住ということで、先日新たに貸農園を借りたわけだが、昨年の雪辱を晴らすべく、再びメロンの栽培に挑戦。今回も、下仁田ネギのコンパニオンプランツ付きだ。成田市の畑は砂みたいにサラサラな土で、お隣の富里市はスイカの産地として大規模にスイカ栽培が行われてている。ということは、同じウリ科のメロン栽培にも適しているはずだ。今度こそは収穫を目指したい。 ちなみに、改めて品種紹介をすると、サンライズはナント種苗から発売されている、露地栽培ができると謳われているネットメロンだ。大和プリンスSと大和ルナは大和農園から発売されているもので、それぞれマクワの血が入っていて露地栽培に向く品種だ。実際、昨年枯れる直前までの生育と着果状況はかなり良かった。サンライズは生育が今一つだったが、今回は砂質土壌の成田の畑でどう育つかが興味深いところ。メロン 露地deメロン(サンライズ)[種子小袋 8粒入]価格:540円(税込、送料無料)
2016.04.19
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サトイモ科の山野草、ユキモチソウ(雪餅草)が開花した。これは今年の1月に球根を買ってアパートの北側の庭に植えていたもの。実はユキモチソウは2007年4月6日の日記にも登場しているが、そちらは神奈川県秦野市在住時代のもので、植えた場所が乾燥気味だったせいか、いつの間にか消えてしまった。 前回登場時にも書いたが、ユキモチソウという名の由来は、花(仏焔苞)の中にある付属体と呼ばれるものが、白いお餅のように見えることによる。で、私はこの付属体を見るとついつい触りたくなってしまう(笑)。というわけで今回もそっと触ってみた(笑)。やはり見かけによらず案外しっかりした感触だ。なお、前回のユキモチソウの付属体は真っ白だったが、今回はカビが生えたお餅(笑)みたいになっている。来年はもっと真っ白に咲かせてみたい。
2016.04.17
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サクラの園芸品種、市原虎の尾(イチハラトラノオ)が開花した。これは神奈川県在住時の昨年の春に、いわゆる棒苗を買って鉢植えにしていたもの。以前、桜の収集で有名な東京都八王子市にある多摩森林科学園で実物を見たことがあり、ぜひとも育てたいと思っていた品種である。 この画像を見る限りでは、単なる白花の八重桜にしか見えないのだが、実はこの品種は成木の樹形に大きな特徴がある。横に伸びた太い枝から、節間の短い小枝が上に向かって伸び、その小枝に白い八重咲きの花が固まって咲くという、一種独特な樹形となる。と、言葉で説明してもわかりづらいので、興味のある方は画像検索されたし。 ところで、サクラは棒苗から開花まで何年かかるのかというと、鉢植えにして栽培方法や環境が適切であれば、翌年に開花することが多い。'90年代後半に、私はサクラの鉢植えに凝ったことがあり、10鉢ほど育てていたが、その半数以上が苗を買った翌年に開花したと記憶している。ただし、転勤の関係で処分してしまったのが非常に惜しい。 また、サクラを鉢植えで長年育てるのは案外難しい。サクラは大木性であるため、先へ先へと枝を伸ばすのだが、鉢植えのサクラはある程度枝が伸びたところで突然枯れてしまうことが多い。ソメイヨシノなどの鉢植えや盆栽が出回らない理由はそこにあると思われる。その辺のところは4月2日の日記にも書いている。で、今回購入した市原虎の尾だが、このまま鉢植えで育てても、あの一種独特な樹形は再現できないかもしれない。もしかして職場の許可が下りれば、職場の敷地に移植しようかと思っている。 なお、この時期になると園芸関係の質問サイトなどでサクラの鉢植えの育て方についての質問が見受けられるが、ネットでの回答を見ただけで育てられるほど簡単なものではないと私は思う。というわけで、本を買った方が早い。NHKから出版されている『サクラ[改訂版](NHK趣味の園芸 よくわかる栽培12か月)』がお勧めである。
2016.04.16
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3月18日の日記に続いてタイリントキソウ開花報告第2弾。今回紹介するのは白花のタイリントキソウだ。東京ドームでの世界らん展日本大賞の即売場で買い求め小さな球根が開花したもの。 ご覧の通り、まったく混じりけのない純白色の花を咲かせる。暗い場所ではその白さが非常に神秘的にも見える。この白花タイリントキソウを見ていると、胸がトキメキソウだ(笑)。来年は紅白の競演ができることを期待したい。
2016.04.10
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4月9日の土曜日は、先日借りたばかりの成田の貸農園に、現在育成中のレッド&ブラウン下仁田ネギを定植した。ちなみに、レッド&ブラウン下仁田ネギとはなんぞや?とお思いの方は、このブログの下仁田ネギのカテゴリーの過去ログを参照されたし。 これが昨年の10月に種子を蒔いて育ててきたレッド&ブラウン下仁田ネギの苗である。右がレッドで左がブラウンである。昨年9月に転勤があった関係で播種時期が遅く、本来よりも苗が細く小さいが、気温の上昇と共に遅れを挽回してくれると思う。 これがレッド種の苗の根元で、ちゃんと赤い色素が入っている。この中から、さらに色が濃く、ずんぐりむっくりした形状の個体を選別し、種子を採ってさらに育種を続ける予定だ。 これが貸農園に仮植えした直後の様子。しかし、これだと秋のタマネギの定植時の光景と変わらない。貸農園の周囲の人は、なんで今頃タマネギなんか植えるんだ?と首を傾げているのではなかろうか(笑)。 ちなみに、レッド下仁田ネギが私の畑に出現したのが2009年2月のこと。その1本から育種を繰り返し、この上の画像のものは2015年1月4日に収穫した4代目である。今回仮植えしたのは5代目になる。上手く形質が固定できたら、種苗登録して一山当てようかと皮算用している(笑)。ブラウンが出現したのは2007年1月のことで、それから数えて6代目だ。こちらも期待したい。
2016.04.09
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このブログを始めたのが2006年(平成18年)4月7日のこと。ということで、今日はブログ開始10周年という記念すべき(でもないか?)日ということになる。ブログを始めたきっかけは、当時ブログが流行り出したからという単純な理由だったのだが、まさかこんなにも続くとは思っていなかった(笑)。また、私は幼少時から園芸に親しんではきたが、園芸作業の記録というものを取ったことがない。そんなわけで、園芸作業の記録を取ることも兼ねて始めたわけだ。実際、過去に書いた日記が自分の園芸作業の参考になったりもする。 しかし、改めて初期の頃の日記を読むと、結構しょうもないギャグを書いていたりするが、実は実生活でもギャグを言って周囲をしらけさせたりする(笑)。当初から、私は「10年後に読み返しても恥ずかしくない文章を書く」つもりでいたのだが、いざ10年経つと当時の文章を読むと少々恥ずかしくもなってくる(笑)。多分、今書いている文章も、あと10年後に読んだら恥ずかしくなるのかも知れない。 それにしてもこの10年。自分にとっては非常に長かった。転職、転勤、震災など様々な体験をした。では、そういう体験を経て自分が人間的に成長したのかというと、それは???である(笑)。また、皆さんお察しの通り、私は独り者である。実年齢は明かしたことはないが、まあ、だいたい何歳ぐらいかは予測はつくのではなかろうか。結婚願望がない理由だが、それは私の生い立ちに原因があると考えている。幼少時の実母の死、継母との再婚、家庭内不和、度重なる転校、学校でのいじめ、継母との離婚、異母妹の自殺等、封印したくなるような過去がある。もし私が正常な家庭で育ったならば、人並みに女性を好きになり、人並みに結婚して、今頃は子供が学校に通っている年頃なんだろうなあとは思う。 まあ、過去は過去で仕方がないとして、未来を変えていこうという気持ちで生きている。仕事の方は大変だが、やりがいがる仕事だと思っているし、趣味の園芸の方もやりがいのある趣味だと思っていて、実生活はそれなりに充実しているとは思う。ブログを始めてから10周年。これからいつまで続くのか!?
2016.04.07
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カトレア系原種、Brassavola digbyana 'Kodama'(ブラサブラ ディグビアナ ’コダマ’)のオリジナル株が開花。一昨年(2014年)の暮れに購入したもので、ハワイのコダマ・オーキッドが持っていた個体だと聞いた。今回が初開花となり、ブログにも初登場である。ただし、実は昨年の7月13日に別個体の'Kotki'を紹介した時に、'Kodama'の「葉っぱ」だけ(笑)が登場している。 ディグビアナの特徴と言えば、やはりこのリップの周囲にある欠刻だ。実に幻想的な花を咲かせるのでとても気に入っている。また、夜間に柑橘系の強い芳香を放つことでも有名。ただし、残念ながらこの個体は現在貸温室に入れているため、香りが楽しめないのが非常に残念。 なお、同時に育てている'Kotki'は、現在シースの中につぼみが上がっている状態だが、この状態で株を移動して環境が変わってしまうと、つぼみが傷んで正常に開花しない可能性があるので、こちらの貸温室での花見となりそうだ。タイミングが合えば、開花した後に自宅に持ち帰って香りを楽しみたい。
2016.04.04
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4月2日(土)と3日(日)は、一泊二日で静岡県は南伊豆へドライブに行ってきた。その目的地の一つが下賀茂熱帯植物園である。この植物園は以前も何度か行ったことがあるのだが、今回はある植物を見るのが目的であった。その植物とは、マメ科のヒスイカズラである。 ご覧の通り、目も醒めるような実に鮮やかな青い花を咲かせる。大型のツル性植物でしかも熱帯地方のフィリピン原産であるため、日本では植物園でないとお目にかかれない。小さな苗は通販で入手可能で、タキイなどの園芸カタログにも載ったほど比較的入手は容易だが、沖縄ならともかく、本州以北の個人宅で開花に成功した人は果たして何人いるのだろうか? それだけに、この花にお目にかかれた時の有り難さは格別だ。 植物園のスタッフの話では。開花期は3月下旬から5月上旬のGWまで持つか持たないかとのこと。ちなみに、今回私が行った時はまだつぼみがたくさんあったので、ある程度は開花が続きそうだ。 ちなみに、この下賀茂熱帯植物園、伊豆半島最南端の南伊豆町にあり、首都圏からは遠く離れているという地理的要因や少子高齢化などが災いして、少々ひなびた感がなくもない。初めてこの植物園に行ったのが1998年(平成10年)だったと記憶しているが、当時は町全体が活気があったナァとつくづく思う。 そう言えばその時、同じく南伊豆町にある石廊崎ジャングルパークへも行った。そこにも熱帯植物が見られる大きな温室があり、その時は入場料をケチって(笑)温室には入らず、いつか機会があったらまた行くつもりであったが、2003年(平成15年)にあえなく廃業してしまった。あの時温室に入らなかったことを後悔している(笑)。というわけで、少しでも興味を持った場所にはぜひ行ってみることを皆様にはお勧めしたい。後悔しないためにも(笑)。下賀茂熱帯植物園については公式サイトを参照されたし。
2016.04.03
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私が交配したサクラ、「中国冬桜?×ソメイヨシノ」が開花した。実は、交配したのが1996年(平成8年)の4月のことで、20年近く育てていて今までブログに登場しなかったのだが、2001年(平成13年)春以来、実に15年ぶりに開花してくれたので、ようやくブログに登場することになった。 ご覧の通り、ウメにそっくりな白い花を咲かせるが、こう見えても純粋なサクラなのだ。しかもこの花、かすかに甘い香りがある。もちろん、これは私しか持っていないオリジナル品種というわけだ。 このサクラを作出した経緯について説明したい。まず、1995年(平成7年)の秋に、とある園芸業者にて「中国冬桜」と称するサクラの鉢植えを購入した。このサクラ、冬に咲くのかと思いきや、名前に反してソメイヨシノとまったく同じ時期に開花した。その花は、まったく混じりけのない純白色で、一重の小輪。顎筒(がくとう)にもまったく赤い色素がなく、ミドリザクラ(緑桜)またはリョクガクザクラ(緑顎桜)のように鮮やかな緑色をしていた。顎筒の形は、エドヒガン(江戸彼岸)のような「壺型」をしていた。そして、甘い香りもあった。このような特徴を持つサクラはどの文献にも持っていなかったので、交配親に使ったら面白いと思い、ソメイヨシノを交配しておいた。 交配は成功して4個の種子が実り、すぐに蒔いたところその年の夏の終わりには早くも4個とも発芽した。2001年(平成13年)にそのうちの2本が開花したが、カメラを持っていなかったので画像は残っていない。その後、転居を何度も繰り返すうちに枯れたり処分したりして、残ったものはこの1本のみとなった。そして長らく開花していなかったのだが、このたび15年ぶりに開花し、その姿を画像に収めることができ、これまでの長年の苦労が報われたと思う。 ただ、サクラの鉢植えというものは、簡単なようで意外と難しい。もともとサクラは大木性であるため、枝が先へ先へと伸びる性質があり、盆栽のウメのように小ぢんまりとはまとまってくれない。そして、ある程度長く枝が伸びたかと思うと、突然枯れ込んでしまう。これの繰り返しで、今まで15年間も咲かなかったのだ。上の画像では盆栽風に見えるが、故意にこういう樹形に育てたのではなく、成行きに任せて育てた結果、図らずも盆栽風の樹形になってしまった次第である。 余談だが、ソメイヨシノなどのサクラの盆栽を見ないのは、もともと鉢植えに向いていないからである。しかし、春先にアサヒヤマ(旭山)という極矮性のサクラの小品盆栽が出回るが、あれは接ぎ木してから2年ぐらいで開花株まで育て上げられたもので、おそらく購入した後に枯らしてしまう方が多いのではなかろうか。あの品種を鉢植えで長年育てている例をあまり聞かない。 というわけで、私が作出したこのサクラ、大きな木に育て上げて豪快に咲かせたいところだが、鉢植えでは育てにくいし、アパート暮らしの身としては、また今後転勤があった時に移植が困難なので、庭に植えるわけにもいかない。どこかの植物園にでも寄贈することも考えたが、やはり自分で交配したサクラだけに愛おしくて手放したくない。いっそのこと、土地でも購入してしまおうと思うこともある。実際、私に手の届きそうな値段の土地があるので、本当に購入してしまうかもしれない(笑)。が、それでも転勤になった時のことを思うと頭が痛い。とりあえず、今年は大き目の鉢に植え替えてさらに大きく育てて、可能ならば挿し木して分身を作っておきたい。 なお、この交配の母親に使った中国冬桜(?)は、残念ながら10年ほど前に枯れてしまった。上の画像は11年前に撮影した在りし日の姿である。このサクラは小型のようだったが、それでも長年鉢植えで育てるのは難しかった。また、どの文献にもこのサクラのことが載っておらず、それを売っていた業者に尋ねても今後の入荷はないとのこと。ということで、未だにこのサクラの素性は不明である。ただ、画像は何枚か撮ってあるので、サクラを研究している植物園にでも近々問い合わせたいと思う。
2016.04.02
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