全12件 (12件中 1-12件目)
1
書籍の感想です。今回は「無限の月」です。無限の月 [ 須藤 古都離 ]聡美は3ヶ月前夫である隆に浮気をされ、それ以来別居しています。正確には浮気と思われても仕方のない光景を見た、というのが正しいでしょうか。帰宅時間がずれていたりで久々に家で夫と会ったのですが夫は裸でベットに寝ていて洗面所には口紅があったのです。口紅の事を問いただすと自分のものだという明らかに嘘と思える事しか言いません。聡美はそれ以来部屋を出ています。そんな中、聡美が怪我をしたことをきっかけに隆と話す機会を得ます。聡美は何となく違和感を感じます。この人は本当に自分の夫なのだろうか?姿形は夫なのですが、話し方や態度が以前の隆とは明らかに違うのです。初めて見る人のように困惑してしまう聡美に隆は3ヶ月前に起きた事件の事を話してくれたのでした。隆はブレイン・マシン・インタフェースという技術を使った会社の社長なのですが、ある時、開発途中で放棄した試作品を興味本位で装着してみたところ、ある夢(?)を見ます。その夢は現実と見紛うほどの現実味を持っていて次第にある事に気付き始めるのです。そして・・・ちなみに本筋にはあまり関係ないような、あるような書道の話が出てくるのですが、すごく面白かったです。設定もその後の展開も面白いのですが、結末が若干投げっぱなしな印象を持ちました。そんな世界になったのなら、その世界の事をもっと描いて欲しかったです。素敵な世界なのか、悲惨な世界なのか、後日談風の軽い書き方なので分からないんですよね。もっと知りたかったなあ。
2023.08.30
コメント(0)
書籍の感想です。今回は「思い出のとき修理します2 明日を動かす歯車」です。思い出のとき修理します(2) 明日を動かす歯車 (集英社文庫) [ 谷瑞恵 ]もうどうでも良いというくらいの気持ちで戻ってきた祖母の美容院。寂れた商店街にあるそこで明里は時計師の秀司と出会います。そこでちょっとだけ不思議な事に出会いながら、ついに秀司と付き合うことになった明里。そこまでが前巻でしたが、今回は秀司と付き合うことで心に落ち着きを取り戻しつつある明里とそんな明里を優しく、愛おしげに包む秀司の元に修理したい思い出を持つ人々が訪れます。それは会ったこともないはずの異母姉から送られた時計だったり、学生時代男二人、女一人の3人で培った友情の末のすれ違いだったり、ライバルを怪我させてしまったとずっと悔いている男性だったり、気難しい男性の元に成り行きで嫁ぐことになった女性だったり。修理と言っても、過去に起きた出来事を変えることはできません。親友は海外に行ってしまうし、ライバルが自転車で事故に遭ってしまったことも変わらない。でも、関係者と話すことでその起きてしまったことの別の側面を知ることはできるのです。どれが本当かはわかりません。しかし、当人が前を向く一歩になり、皆が幸せになるなら、それを真実と呼んでも良いはずです。そういう意味では秀司は時計修復師でもあり、思い出修復師でもあるのかもしれません。さて明里、秀司の他に1巻から引き続き出ているキャラがいます。太一というトラブルメーカーみたいなキャラなのですが、たんなる賑やかしだと思っていました。なのですが、だいぶ不思議なキャラであることが分かってきました。・明里、秀司意外と話しているのを見たことがない・神社の社務所に住んでいるが、無人だと思われていた・大昔の写真に太一と同じ顔の人が写っている・しかもその人の名前も太一怪しいですね〜太一は幽霊なのかなとも思うのですが、一方で秀司の妄想なのかなとも思ったり。でもどちらにしても、それが明里にも見えちゃうのは謎ですが。今後、太一の謎も明らかになっていくのかな。
2023.08.29
コメント(0)
書籍の感想です。今回は「西洋菓子店プティ・フール」です。【中古】西洋菓子店プティ・フ-ル /文藝春秋/千早茜(単行本)不器用な男性と女性のお話、という感じでしょうか。舞台はプティ・フールというありふれた商店街にあるありふれた洋菓子店です。そのお店のシェフの孫、亜樹は別のお店で働いていたけど、祐介にプロポーズされたこともあり、お店を辞めました。なのですが、直後にお祖母さんが腰を痛めてしまい、プティ・フールの手伝いをすることになります。忙しいこともあり祐介との関係を延ばし延ばしにする亜樹。最初は弁護士である祐介に浮気疑惑があるかのような描き方だったのですが、そんなことは全くなくむしろ祐介は司法試験には学生時代に合格した秀才だけど、コミュ力に乏しい子でした。いわゆる頭良いけど、実務ではなかなか力を発揮できないタイプで、劣等感というか、頑張っている亜樹に負けないように自分も頑張っている感じです。亜樹は菓子の世界に導いてくれたお祖父さんのもとで働けることも嬉しかったのでしょう。そこで忙しくしてお互いがお互いを気遣うつもりで言いたいことを言わない状態を繰り返すことで徐々に二人はすれ違っていきます。そして・・・出てくるお菓子の話がとても面白かったです。亜樹はフランス仕込のシェフに教え込まれたこともあり、菓子作りは科学だ、と言われていました。材料の分量や割合、混ぜる時間、温度など適切なところは決まっており、いかにそれを徹底するかは素材を知り尽くすことでできるようになるという感じです。お祖父さんはそういう理屈は知りません。しかし最適なところを肌で理解しているのです。まさに菓子職人。そんなお祖父さんが作る菓子は奇をてらったものはありません。しかしどこかホッとする味で溢れているのです。美味しそう。前半は連作短篇集みたいな感じでプティ・フールや亜樹の周りの人の人間模様が描かれるのですが、そこも良かったです。こっちから見たらただの危ない人だと思ったら・・・とか、こっちから見たら今どきのギャルっぽくてなにも考えていないのかと思ったら・・・みたいに前の章で出てきた人が今度はその人視点で描かれていています。
2023.08.25
コメント(0)
書籍の感想です。今回は「唯一無二の最強テイマー1」です。唯一無二の最強テイマー(1) ~国の全てのギルドで門前払いされたから、他国に行ってスローライフします~ (サーガフォレスト) [ 赤金武蔵 ]幻想種という世にも珍しい種族のテイマーのお話。幻想種は珍しいだけじゃなく、普通の人には見えません。そのため、ギルドに仕官に行ってもテイマーなのに使役している魔物がいないと思われ、いくら説明しても嘘つき呼ばわりさせる始末。すべてのギルドで断られてしまい、仕方なく別の国に行きます。そこではどの種族をテイムできるテイマーか判定できるアイテムがあり、それにより初めて伝説的なテイマー、幻想種テイマーだと判定してもらえたのでした。ちなみに幻想種は犯罪的に強いです。3体いてみんな強いのですが、中でもスフィアという未来のロボットみたいな子はあらゆる情報に通じているということなので、敵の探索もラクラク、敵の弱点も簡単に確認できちゃうという感じでツヨツヨです。数百年前に封印した魔族との戦いがこの先待っていそうですが、ちょっと楽しみですね。文体も読みやすいし、とても楽しかったです。
2023.08.23
コメント(0)
書籍の感想です。今回は「デルフィニア戦記 第一部 放浪の戦士1」です。デルフィニア戦記(第1部 〔1〕) 放浪の戦士 1 (中公文庫) [ 茅田砂胡 ]デルフィニアという国にまつわるお話。この巻はその第一作になります。妾腹ということで簒奪されてしまったウォル。命からがら逃げ出したウォルでしたが、なりたくてなった王位ではないと一旦は納得してたかもしれません。しかし、改革派と呼ばれる彼らはウォルを支持する人々を軟禁し、国民から様々なものを絞りとろうとしています。とても善政とは言えず、ウォルは取られてしまった王都の奪還を目指します。そんな中出会ったのが、リィという不思議な少女。細身の身体ながら戦士の剣を受け止め、走れば馬より疾く、高いところからも猫のようにスラッと降りる俊敏性を見せます。そんなリィに驚きつつも、徐々に信頼感を高めていくウォル。周囲の人には「あれは人ではない。勝利の女神だ」と言い、半信半疑だった周囲も、あまりの剣技に称賛と畏敬の目を向けるのでした。というわけで次巻から本格的に王都奪還作戦が始まるのだと思いますが、リィの正体は気になりますね。異世界から来たということなのでしょうが、元々は人間の姿でありながら、獣(オオカミとか?)と暮らしていたようなことが、示唆されています。抜群の運動神経はその生活で培ったのかもしれませんが、一方で戦況を見極める力、考察する力も並ではありません。ウォルは途中で小娘ではなく、軍師と話しているかのような気分になったみたいな思いを持ちますが、そんな戦脳をどうやって獲得したのでしょうね〜とても読みやすく、楽しい本でした。次巻が楽しみです。
2023.08.22
コメント(0)
書籍の感想です。今回は「終末なにしてますか?もう一度だけ、会えますか?#01」です。終末なにしてますか? もう一度だけ、会えますか?#01(1) (角川スニーカー文庫) [ 枯野 瑛 ]ヴィレムが好きだったので、残念ながらヴィレムは出てこないようなのでちょっと残念。クトリがいなくなっても、ヴィレムがいなくなっても世界は終わりにはなりません。獣と呼ばれる脅威がなくならない限り世界は緩やかに破滅に向かっていると言えるでしょう。そんな世界で残された妖精たちはどう生きれば良いのでしょう。規範となる先輩はいなくなり、その尊敬する先輩の真似をするという事は自らを犠牲にして世界を守るということであり、守ってくれる保護者がいないということは一切を自分で考えて決断しないといけないということです。そんな中、妖精たちの秘密を知ってしまったフェオドールは唾棄すべき世界にますます怒りを感じるようになります。大好きだった兄を生贄のように殺した世界を滅亡させたいのかな?でもそうだとしたら今回の行動は少し整合性に欠けるところがあります。もっと別の野望があるのかな?
2023.08.20
コメント(0)
書籍の感想です。今回は「ヨモツイクサ」です。ヨモツイクサ [ 知念実希人 ]医者である茜は家族を不思議な事件で失っている。牧場を営む両親と警察官の姉がある時、こつ然と姿を消したのである。原因も手がかりも不明なまま7年もの月日が経ってしまう。そして、禁域と呼ばれる森のそばで土木作業員が行方不明になる事件が起こる。茜の牧場も禁域のそばにあったことから何らかの関係があるのではと考えて調査に同行することにしたのでした。前半、ヒグマの仕業と考える猟師たちの姿が描かれるのですが、なかなか面白かったです。後半、ヒグマすら倒す恐ろしい存在が明らかになり・・・恐ろしいは恐ろしいのですが、ちょっと無理がある気がしました。あと、グロい。文字だけだから何とかやり過ごせたけど、ちょっと嫌だったなあ。ラストはそうなのかなあと思っていたら、その通りにどんでん返しがきたのでびっくり。うーん、ヒグマの生態とか、ヒグマ猟の話とかは非常に興味深く読めたのですが、全体的にはどうなんだろ。
2023.08.18
コメント(0)
書籍の感想です。今回は「紅霞後宮物語 第十幕」です。紅霞後宮物語 第十幕 (富士見L文庫) [ 雪村花菜 ]小玉は戦場が似合うのかな。今回やられっ放し、迷い放題な感じで読んでて楽しくなかったです。次巻以降の布石なのかもしれないけど。でもやっぱり小玉には後宮という異世界でも将軍スキルとか発動して騒動を飛び越えていくみたいな展開を期待したい。文林は役立たずだし(小玉の心の支えという意味で)、梅花はいないし、面倒な妃がやってくるし、小玉つまんないだろうな。あと、近隣の国も含めて登場人物がわんさか出てくるので展開も辛いこともあって、だいぶ読みにくいです。次巻ですっきりすると良いのですが。
2023.08.14
コメント(0)
書籍の感想です。今回は「俺達の日常にはバッセンが足りない」です。俺達の日常にはバッセンが足りない [ 三羽省吾 ]学生時代の友だちにトラブルメーカー的な存在というのがいます。おごってもらう、借りた金は返さない、ウソを平気でつくけど、調子が良くて微妙に憎めない部分もある、などと、小説やアニメの中だと良くいる存在。エージはそんなトラブルメーカーそのものなのですが、いくつか商売を立ち上げては辞め、その後傷害事件を起こして逮捕される始末。今はシンジの父親の経営する土建屋に居候している。シンジはそんなエージにうんざりしているのですが、エージが今度はバッセン、バッティングセンターを作ると言い出したので、さらに呆れてしまいます。土地もない、金もない、あったとしても経営が成り立つわけがないと思ったわけですが、祖父からエージの手伝いを命じられてしまいます。タイトルにもなっている「俺達の日常にはバッセンが足りない」という言葉をエージは何度も口にします。エージにとっては理屈じゃないんです。しかもこの言葉に意外と多くの人が揺り動かされるのです。日常に何か足りないものを感じていて、学生の頃のバカやっていた時、バッセンは確かに日常の中にあった。懐古主義なのか、自分のためにそんな場を作りたいのか、今の子どもたちにそんな場を提供したいのか、エージの本心は語られませんが、それぞれが少しずつ共感して協力していきます。昔からの友だち経由で融資を受け、安く工場跡地を借りて、バッセンに進んでいきます。それにしても、事実というのは一面的だと感じます。いくつかの商売を立ち上げては辞め、というのも事業に失敗したわけではなく、子どもにたかってくる親から逃げるために離れただけでビジネスとしては成功していたのです。傷害事件も友だちを庇ってやった喧嘩で最後まで友だちの名前を言わなかったからパクられたに過ぎないのです。お調子者で、バカで、思慮が浅いのは事実なのですが、親から食べ物すら与えられなかった彼は借りパクしてでも一人で生きていくしかなかったのです。さていよいよバッセンオープンです。バッセンだけで経営が成り立つわけがないのですが、キッチンカーや自販機、レトロゲームなどを併設することで、何とかやりくりできています。この先、大成功となるかはわかりませんが、子どもから大人までカオスに入り混じった居場所と徐々になっている感じがしました。エージの思い付きが、シンジを、ミナを、アツヤを救うことになります。そして、売れさえすれば客がどうなっても良いと思っていた狩屋まで救うことになるのです。シンジも自分の道を見つけられると良いね。頑張れ〜
2023.08.13
コメント(0)
書籍の感想です。今回は「ビール職人の秘密と推理」です。ビール職人の秘密と推理 (創元推理文庫) [ エリー・アレグザンダー ]平和なはずのレブンワースでまたしても大事件が起きてしまいます。今度は市議会議員立候補者が殺されてしまいました。彼は市議会議員になったら禁酒政策を推し進めようとしていました。レブンワースはビール産業で成り立っています。ビールがあるからこんな片田舎の小さな町に観光客も訪れるのです。禁酒になんてなったらビール職人が職を失うだけではありません。観光客を当てにしているホテルなどかなりの人が影響を受けるわけで、多くの人から反対されています。そんな中で彼は亡くなった。さて犯人は?対立候補、過去に彼と一緒に活動していた者、彼から投資を受けていた者、いろいろ怪しい人はいるのですが。とはいえ、推理小説の部分は普通です。あっと驚くどんでん返しがあるわけでもなく、普通の結末です。スローンの情報収集能力の高さで事件が早期解決したけど、普通のビール職人なんだから、このくらいの活躍がむしろ普通かも。タイトルの「秘密」の部分はスローンの両親のことが少しずつ明らかになっていきます。しかし今まで全面的に信用していた義母のウルスラが大きな秘密を隠し、黙っていたわけでスローンはかなりのショックを受けます。自分の母親かもしれないというその女性は今どこにいるのでしょう?スローンに秘密にするだけでなく、そもそもなかったことにするかのような対応。偉い人の隠し子とか?
2023.08.11
コメント(0)
書籍の感想です。今回は「オーバーロード7 大墳墓の侵入者」です。オーバーロード7 大墳墓の侵入者 [ 丸山 くがね ]大墳墓に侵入者がやってきます。この辺はアニメの時は展開が良く分からなかったのですが、小説版はまあまあ納得。ナザリックが反撃するための口実として、帝国に墓漁りをさせたわけですね。結果は侵入者の全滅。しかも再popする弱いキャラや罠だけで完勝です。それはそうだろうけどね。アダマンタイト級の冒険者でもプレアデスとギリ互角といったところなので、帝国ではそれなりに名前が通っている面々とはいえ、歯がたつわけがない。ちなみにハムスケがリザードマンに教えを受け、ハムスケウォーリアになりつつあるシーンは少しほっこりする。ただ、全体的には陰惨な描写が多い。こんだけ魅力的に描いた侵入者であるワーカーたちがあっさりこの巻で死んじゃうのは寂しいですね。あと、恐怖公のイラストは嫌。文字だけでも怖いのに。次巻は喧嘩を売られた体のナザリックが帝国に反撃に出るようです。途中で出てきたドラゴンは関係してくるのかな?
2023.08.07
コメント(0)
書籍の感想です。今回は「少年は世界をのみこむ」です。少年は世界をのみこむ (ハーパーコリンズ・フィクション ハーパーコリンズ・フィクション F13) [ トレント・ダルトン ]久々に読むのが大変な本でした。580ページもある大作な上に冒頭の50ページほどが理解不能です。主人公であるイーライの妄想と空想と現実がごちゃまぜになった説明は読んでも読んでも全然理解できません。正直このまま500ページ行くとしたら、絶対無理と思って読むのをやめようかと思ったのですが、だんだん形になっていって最後まで読めました。イーライはなかなか大変な環境で暮らしています。父親はアル中気味で離婚し、今は母親と暮らしています。そんな母親もクスリに手を出し、破綻寸前です。父親代わりのライルは麻薬の密売をしているし、兄のオーガストは天才なんだけど、ほとんど言葉を話さず空中に文字を描いて意思疎通します。街にはギャングがいるし、学校もまともとは言い難い。イーライの最も親しいと言える人物は殺人犯として収監され、脱獄を繰り返したスリムだけだったのです。しかし、それでも何とかぎりぎりバランスを保っていたのにある時、ライルは麻薬の密売でミスって連れて行かれてしまいます。イーライは新聞記者になる事を目指すようになります。そしてもう一面。ライルの行方を探す、またはライルを苦しめた奴に罰を与える事を考えるようになります。しかしイーライが妄想のような声を聞いていたのは子どもの時のある出来事がトラウマとなっていたからなのでした。そのことに関する真実を話さない両親に苦しみながらイーライはライルの後釜に収まったDV男から母親を救い、さらに控えの控えの新聞記者として働けるようになります。そして子どもの頃、兄のオーガストが描いていた文字がある意味を持つように感じられる事態が発生するのです。そして・・・すこい込み入っているし、冗長だけど、まあ面白かったかな。それにしても小説に出てくるエピソードの半分くらいは筆者が実際に体験したことだと言うから驚きです。
2023.08.06
コメント(0)
全12件 (12件中 1-12件目)
1