全16件 (16件中 1-16件目)
1
書籍の感想です。今回は「お迎えに上がりました。国土交通省国土政策局幽冥推進課3」です。お迎えに上がりました。 国土交通省国土政策局幽冥推進課3 (集英社文庫(日本)) [ 竹林 七草 ]元国民様である地縛霊を楽土を送ることを推進する課で頑張る夕霞のお話の3巻です。今回は単に居座っている地縛霊のお話ではなく、亡くなった奥さんを気遣い、限界集落に居座る「現役国民様」のお話と、恨みが募って妖怪化してしまった地縛霊のお話です。相変わらず夕霞は大活躍なわけですが、そんな中、夕霞の師匠?、先輩である火車の存在が消えてしまいます。火車は妖怪なわけですが、妖怪は人の伝承、思い、文化の中があってこそ存在できます。火車は葬儀(野辺送り)に関係する妖怪で野辺送りが文化としてなくなってしまった現代では火車の存在が薄れてしまうのも、仕方のないところ。しかし、まだまだ一緒に仕事がしたい夕霞は一計を設けて火車を黄泉より呼び戻すことに成功したのです。夕霞のまっすぐな思いと、思い切ったヒラメキで今回も大活躍でした。火車も今後も無理しない程度に頑張ってね。
2023.05.28
コメント(0)
書籍の感想です。今回は「夏の雪に溶けたパスワード 注文の多いパズル」です。【中古】 夏の雪に溶けたパスワード 注文の多いパズル / 雅 孝司, 箱田 真紀 / 富士見書房 [文庫]【メール便送料無料】【あす楽対応】うーん、さらさらと読めるのは良いのですが、パズルミステリーという謳い文句なんだけど、パズルではない。いや、パズル問題は出てくるんだけど、事件とは関係ないみたい。ゲレンデで20人もの若者が急に消えるという謎に立ち向かう話が中心になっていて、その点は一つのミステリーではあるけど、パズルミステリーかと言われるとよく分からないです。その消えたトリックもちょっと無理がある気がする。あんなやり方で騙せるものかなあ?犯罪ではない行為が目的なので、全員を完璧に騙せなくても問題ないのかもしれませんが。タイトルの「注文が多い」ってどの辺のことを言っているのか。久斗のよく分からない症状(?)も引っ張ったわりには大したことないし、本筋にも無関係。何かイロイロ中途半端な感じがして物語を純粋に楽しめませんでした。後書きには「シリーズ2作目以降を乞うご期待」と書いてあるので、次巻以降でイロイロ分かる仕組みなのかもしれませんけどね。
2023.05.26
コメント(0)
書籍の感想です。今回は「幽遊菓庵〜春寿堂の怪奇帳〜五」です。幽遊菓庵(5) 春寿堂の怪奇帳 (富士見L文庫) [ 真鍋卓 ]今回は第六天魔王の化身が相手です。第六天魔王と言えば信長だと思っていましたが、信長も名乗ったというだけで、信長=第六天魔王というわけではないのですね。今回は第六天魔王が顕現した半神の女性が名月に恋してしまったので、タイヘンなことになりました。名月は己の不幸を嘆き、玉藻の悪辣さを疎い、人外の方々の理不尽さに呆れます。しかし、名月はそろそろ気付くべきでしょう。人外とは言え、彼のことを愛してくれる方々に囲まれている今の生活こそ「幸せ」という言葉がピッタリだと言うことを。次巻で一応最終巻のはずなんだよなあ。縁に導かれまくった名月はどこに向かうのかな。
2023.05.22
コメント(0)
書籍の感想です。今回は「がんこスーパー」です。【中古】 がんこスーパー ハルキ文庫/山本甲士(著者) 【中古】afb食品メーカーの早期退職という名目のリストラに遭い、早期退職に応じた青葉。早期退職に応じたのは次の転職先が決まっていたからで、しかも商品開発部の課長という悪くない待遇です。リストラをやらないといけない会社にしがみついている必要もないわけで、渡りに船というところ。しかし、急遽社長が変わったとかで弱小スーパーの副店長に出向させられてしまいます。嫌がらせで、青葉が辞めてくれないかな、という、意図が丸見えの所業です。で、そのスーパーもいかにもという感じの小さくて、品揃えも悪くて、従業員の覇気もない。仕方なく、という感じでスーパーで働き始めたのですが、何とか経営を立て直したい。そんな中、小さな幸運が少しずつ皆を変えていき、まず従業員の皆が前向きになってくれます。それだけでお店の雰囲気は良くなっていくのですが、やはり目玉商品がないとお店の経営を改善するまでには至りません。そんな中、小さな出会いから小さなチャンスを掴み取って良いお店にしていくのです。それは利益だけを考えたらバカみたいな提案もあります。しかし、お客さんにとって居心地が良く、また従業員も働いていて楽しいお店というのは何とも魅力的です。青葉が見つけたがんこ野菜が火を付け、その後は他の従業員、パート職員たちの提案もあり、楽しいスーパーになっていく。特に誰を打ち負かすとかではないので、トントン拍子にうまく行き過ぎちゃいますが、まあでも、スカッとして良いかも。
2023.05.20
コメント(0)
書籍の感想です。今回は「スキル【錬金術】と【調停者】で領地防衛」です。スキル【錬金術】と【調停者】で領地防衛~使えない魔獣使いと追放されたので、気楽に無人島開拓はじめます~ (グラストNOVELS) [ 富士伸太 ]追放されて、その先で活躍する系の話はありますが、今回は転生ものでもありました。まあ、転生の部分は軽めで、要は主人公の錬金術の理解の早さの理由付けみたいな感じで使われていただけですが。でも錬金術は化学である、というのは納得です。ある意味、当時の最先端の化学なわけで、理屈を知らない人から見たら、魔法に見えたことでしょう。さて、話の本筋は強力な魔獣が巣食う島に辿り着いた500名ほどの元奴隷の方々が様々なスキルを駆使して、暮らしていくという話なのですが・・・まあまあかな。調停者というクラスは独特で少し面白いけど、少し、かな。争わない、という調停を結ぶ分かりに、恩寵を得るという周りくどさはどうなんだろう。主人公のタクトの目標が世界平和みたいなので、ピッタリとも言えなくもないですけどね。
2023.05.19
コメント(0)
書籍の感想です。今回は「天下人の軍師 黒田官兵衛、水の如く泰然と 下」です。天下人の軍師<下> -黒田官兵衛、水の如く泰然と-【電子書籍】[ 今岡 英二 ]上巻でほぼ天下統一を果たした秀吉。となると、官兵衛の出番もないはずで、そうなると下巻は不遇な話になるのかと思ったのですが、さにあらず。今まで通り飄々と荒波を乗り越えていきます。実際、天下統一を果たした後の秀吉は暗愚で、疑心暗鬼の塊と言えるような状態で、粛清の嵐が吹き荒れます。しかも石田三成に目の敵にされた官兵衛は度々苦境に陥りますが、出世に欲がない性格と、己の奸智で何とか切り抜けます。朝鮮に3度も出兵したのに無事に帰ってこられたのは運も強かったのでしょう。戦では負けないとしても、なれない風土で病気になる可能性もあったわけですからね。そんなこんなで何とか乗り越え、遂に秀吉が身罷られると事態は一気に次の天下人決定に向けて動き出します。三成の仲が悪い黒田家は必然的に徳川陣営となりますが、官兵衛は九州で戦っていて、関ヶ原の戦いには参加していないのですね。ただ、関ヶ原の戦いには息子の黒田長政が参加しており、調略に戦にと大活躍だったので、安泰と言えそうです。そんな活躍を見たのち、のんびりと余生を過ごしつつ、永眠。秀吉を良く輔け、戦場では一度も負けず、息子を名君に育てた官兵衛はすごいですね。
2023.05.18
コメント(0)
書籍の感想です。今回は「謎解き広報課」です。謎解き広報課 [ 天祢涼 ]タイトルから広報課に持ち込まれた謎を主人公が解き明かしていく、みたいな作品を想像していたのですが、ちょっと違いました。主人公である結子がなぞを解き明かすのですが、謎は本質ではありません。田舎の町役場に就職した結子の配属先は広報課です。役場が刊行する広報紙を担当することになります。この広報紙の話がものすごく本格的です。しかもただのお知らせだけでなく、町を愛してもらえるような紙面作りを上司から要求されて大わらわです。「謎解き」は取材の中で「自主防災会を突然解散すると言い出した会長の真意」とか、「頑なに取材を拒否するイラストレーターの真意」とか、「撮ったはずの写真がこつ然と消えてしまったが、誰が消したのか」とか、取材の中で遭遇します。本質ではない、というのは謎を解いても必ずしも広報紙の原稿は完成しないからです。インタビュー取りたい防災会が解散してしまえばインタビューが取れず、紙面も埋まらない。解散する理由が分かってもそれだけではだめなわけで。後を継ぐ若者の心を掴み、彼らの取材をとって何とかミッションクリアです。でもこれはこれで面白かったです。ある理由で、結子はまったくやる気なかったのですが、広報紙を楽しみにしている人々の声を聞くうちに広報という仕事に喜びを感じ、しゃにむに頑張る自分を認められるようになるのも良い展開でした。
2023.05.14
コメント(0)
書籍の感想です。今回は「オーバーロード4 蜥蜴人の勇者たち」です。オーバーロード4 蜥蜴人の勇者たち [ 丸山 くがね ]今回はコキュートスのお話です。前巻のシャルティアもですが、コキュートスも攻撃力は図抜けているものの頭が高いというか、柔軟性に乏しいところがあります。また将としての経験も足りません。そんなコキュートスを総大将としてリザードマンの集落を攻撃したわけですが、攻め手はゾンビやスケルトンなどかなり弱く、何も策を考えずに、しかも敵の戦力の調査もしないコキュートス軍は敗北を喫します。しかし、コキュートスはなぜ自軍か敗れたのか考えることができました。失敗から学ぶことって多いですよね。もちろんコキュートスが動けば負けることはありえないわけですが、部下を動かすためには何が必要なのか良く分かったことでしょう。それにしても、ある意味、ただ蹂躙されるだけのはずのリザードマンの集落が活き活きと描かれます。コキュートスの方が悪役に思えちゃいます(笑)ザリュースとクルシュが凄く良い味です。
2023.05.13
コメント(0)
書籍の感想です。今回は「透明な夜の香り」です。透明な夜の香り (集英社文庫(日本)) [ 千早 茜 ]ギフトとも言えるような嗅覚を持つ男性のもとで働くようになった一香という女性のお話です。もっと香りに関する調香師の楽しい話をイメージしていたのですが、なかなか重い感じでした。まず一香が引きこもりっぽいのですが、理由が明らかにされないまま無気力というか反応が鈍いというか。で、抜群の嗅覚をもつ男性、朔も依頼されればどんな臭いの香水でも作ってしまうのです。その臭いに刺激されて、依頼者が破滅することが分かっていても、「本人が選ぶことだから」と意に介しません。彼も過去に暗いものを持っており、人との関わり方が分からないのかもしれませんが、なかなか極端です。だからか、読み終わっても、「うーん」という印象でした。何か複雑な気持ちです。
2023.05.11
コメント(0)
書籍の感想です。今回は「まず牛を球とします」です。まず牛を球とします。 [ 柞刈 湯葉 ]「未来職安」「横浜市SF」の作者さんの作品です。どちらも好きな作品ですが、今回の作品はまあまあかな〜。短編集なので、面白いものもあったのですが、冒頭の作品はどうにもディストピア過ぎて好きになれなかったです。私が好きなのは「令和二年の箱男」という作品です。箱男、とあるので、箱の中に入るのだろうというのは想像できます。しかし、この「令和二年」というのもポイントなのはなかなか面白いです。ちょっとしたきっかけでダンボールをすっぽりと被ることになった男。その姿のママ外に出てみます。普通なら不審者として連行されるところですが、「コロナが恐いので」と釈明するとお巡りさんも渋々解放してくれました。その後ふらふらと町を歩いていたら、動画に取られ、ネットで公開されるとあっという間に話題になってしまいます。ダンボールを被っているので、彼自身が晒されれたわけではありませんが、どんどん話題となり、真似する人が続出する事態になります。様々な事件も起き、SDBなんていう言葉も生まれるくらいです。SDBはソーシャル・ディスタンス・ボックスの略(笑)悪ノリもここに極まれり、です。ちなみに、彼は有名になりたいわけではないので、「SDBを最初に始めたのは俺だ!」などと言いません。自分だけのものだったダンボールがみんなのものになってしまったのは少し悔しいけど、それを覆そうなどとは思わないのです。そして、盛り上がりに盛り上がったSDBは唐突に廃れます。十分に廃れてから、彼はダンボールを被って町を歩くようになります。そんな彼に向けられる目。そしてそれに対して彼の感慨。いいなあ〜世捨て人になったわけではない。真面目にふざけてる感じです。
2023.05.09
コメント(0)
書籍の感想です。今回は「幽遊菓庵〜春寿堂の怪奇帳〜四」です。幽遊菓庵(4) 春寿堂の怪奇帳 (富士見L文庫) [ 真鍋卓 ]相変わらず巻き込まれる名月ですが、今回は玉藻の過去が語られます。なぜ玉藻は酔狂にも和菓子屋なんぞやっているのか。それは昔交わした約束であり、自分を変えた人間への興味もあるのかもしれません。名月はそれに巻き込まれてしまっているわけですが、しかし名月自身にこれらの縁が良い影響を与えていることも事実な訳で一方的に使われているわけではありません。お互いがお互いに良い影響を与えているのですね。それにしても、今回はあずきの巻でもありました。役立たずなだけでなく、商品のお菓子までつまみ食いするあずきはマイナス要素だったわけですが、今回、講習会で玉藻と名月を助け、更には常闇杉を倒すべく、立ち向かった時に、あずきが持っていた宝珠が活躍することになります。もうあずきを猫の手以下なんて言わせないよ、やる時はやる子だよ!はてさて、いつまでミラクルは続くのかね。楽しかった〜
2023.05.07
コメント(0)
書籍の感想です。今回は「蒼のファンファーレ」です。蒼のファンファーレ [ 古内 一絵 ]風の向こうへ駆け抜けろの続編に当たります。前巻で中央の重賞を勝ち、桜花賞に挑戦することができた瑞穂とフィッシュアイズ。地方の馬でも、そして女性騎手でも中央と渡り合えることを示したわけで、物語としては一つの終わりを迎えたわけです。しかし、実際には重賞一つ勝ったくらいでは世間の見る目は変わらない。まぐれだと言われ、相変わらず女性騎手をアイドル的に広告塔として使われる日々。そんな状況を打ち砕くために、瑞穂はG1への出馬を目指すようになります。しかも今度こそ勝つことが目標です。いやー、面白かったです。一番良いシーンは失語症だった誠が愛する馬の危機を救うために、勇気を振り絞って言葉を発するシーンですね。以前、テレビで「風の向こうへ駆け抜けろ」って放送したことありますが、あの時はレース中に誠が叫ぶのですが、それよりもこちらの方が良かったです。緑川厩舎が一体となって、フィッシュアイズを守ろうとしたことが、フィッシュアイズにも伝わり、それによってフィッシュアイズも瑞穂の期待に応えようと頑張ることができたわけです。フィッシュアイズ、良く頑張ったね。
2023.05.06
コメント(0)
書籍の感想です。今回は「本好きの下剋上 第四部 貴族院の自称図書委員9」です。本好きの下剋上 第四部「貴族院の自称図書委員9」(9) [ 香月美夜 ]あー、とうとうフェルディナンド様がアーレンスバッハに旅立ってしまいました。暴走気味のマインちゃんの真の意味での保護者は彼しかいません。とても良いコンビで恋愛感情とはまた違う確かな絆がありました。マインちゃんのいう「家族みたいなもの」ということなんですかね。そんな保護者兼師匠てあるフェルディナンドがいなくなってマインちゃん大丈夫でしょうか?ハルトムートは有能で神官長としては申し分ないですが、マインちゃんを止めることはできなそうです。むしろ「聖女伝説の始まり」とか言って助長しそうだし。はぁ。心配ですね。それにしても、聖典が盗まれた時はどうなることかと思いましたが、マインちゃんの「本への愛」で見事に野望を打ち砕きます。本に関することなら、僅かな違和感も見逃さないマインちゃんの力(?)が遺憾なく発揮されましたね。次巻はまた貴族院でのお話です。楽しみ♪
2023.05.05
コメント(0)
書籍の感想です。今回は「遺跡発掘師は笑わない 出雲王のみささぎ」です。遺跡発掘師は笑わない 出雲王のみささぎ (角川文庫) [ 桑原 水菜 ]遺跡発掘師西原無量が活躍するシリーズ2巻です。今回は出雲を舞台にして、3種の神器にまつわるお話です。神器の一つである勾玉の本物が出雲に隠されているというお話で、南北朝時代に後醍醐天皇が持ち出したとされる神器。後に統合されるときに、返還されたのですが、返還されたのは偽物で、本物は未だ出雲にあると。その行方と、その神器に縛られた一族のお話です。まあ面白いは面白いのですが、地名も山盛り、出てくる逸話もてんこ盛りだし、秘密の後ろにさらに新しい秘密が出てくるという感じで、途中からちょっと分からなくなっちゃいました。途中からは細かいとこは気にせず、無量と忍、そして萌絵の奮闘ぶりを読んでました。萌絵にカンフーでもっと活躍してもらいたい(笑)
2023.05.04
コメント(0)
書籍の感想です。今回は「天下人の軍師 黒田官兵衛、風の如く迅速に 上」です。天下人の軍師<上> -黒田官兵衛、風の如く迅速に-【電子書籍】[ 今岡 英二 ]黒田官兵衛の半生を描いた作品です。黒田官兵衛、名前はもちろん知っているのですが、それ以外はあんまり知らなかったので、とても楽しく読めました。もともと軍師って好きです。まあ、それは戦国時代ではなく、三国志の軍師たちなんですけどね。諸葛亮とか、司馬懿とか、周瑜とかね。徐庶とか、鳳統とか、楊修とか、そんな方々も好きです。はてさて、黒田官兵衛ですが、豊臣秀吉のもとで活躍した軍師なのですね。元は小寺家の家老でしたが、毛利家につくか、織田家につくか、というところで、小寺家に半ば裏切られるような形となってしまいます。囚われの身となったものの、織田家への忠節を守り抜き、復帰後、正式に秀吉の軍師となり、活躍していくのです。ちなみに同じく軍師として有名な竹中半兵衛も秀吉の軍師的な立場だったんですね。厳密には秀吉も半兵衛も信長の直参であり、同格みたいなのですが、半兵衛が秀吉を支援することが多かったようです。そんな軍師の先達である半兵衛からの薫陶と持ち前の才能もあり、官兵衛はぐんぐん力を発揮し、秀吉を天下人まで押し上げるのでした。物語を読むと、官兵衛は戦上手な軍師というよりかは調略上手という印象ですね。戦わずして勝つとこを良しとして、敵味方問わず、気持ちを察して、その選択が適切であると誘導していくのが上手い感じです。別に騙しているわけではなく、今で言うwin-winな案だからこそ、相手も騙されてやろうと思うのでしょうね。すごいです。
2023.05.02
コメント(0)
映画見てきました。ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービースーパーマリオブラザーズの映画です。感想ですが、まあまあ面白かったです。ストーリーとしては特にひねりはありません。ピーチ姫と結婚したいクッパが攻め込んでくるのをマリオやルイージ、ドンキーの活躍して迎え撃つというある意味お約束な展開です。お約束な展開ではあるのですが、ゲームの中で見たシーンが随所に出てきて、ワクワクします。このワクワク、なんだろうって思ったんですが、ゲームが上手い人のプレイを見ているような感じでゲームを彷彿させるところがワクワクするのかなと思いました。個人的にはマリオたちがカートのチューニングするシーンがすごくツボでした。マリオが好き、ゲームが好きという人なら楽しめると思います。少なくとも「あんなのマリオじゃない」などとは決して思いません。
2023.05.01
コメント(0)
全16件 (16件中 1-16件目)
1