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書籍の感想です。今回は「オーバーロード8 二人の指導者」です。オーバーロード8 二人の指導者 [ 丸山 くがね ]エンリにあげたゴブリンを召喚できる角笛。これから出てきたゴブリンたちが大活躍する巻です。ですが、お話としては小休止感が強いです。この巻飛ばして読んでも大勢に影響ない感じ。エンリとゴブリン、そしてンフィーレアの活躍をエンリ視点とアインズ視点で描いています。途中ところどころ面白い考察とか考え方とか、出てくるのですが、普通かな。早く次の巻を読みたいな。
2023.09.30
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書籍の感想です。今回は「黒猫王子の喫茶店 お客様は猫様です」です。黒猫王子の喫茶店 お客様は猫様です (角川文庫) [ 高橋 由太 ]勤めていた会社をリストラされた胡桃は次の就職先が見つからず、極貧生活に喘いでいました。そんな中出会ったのが店長募集の貼り紙。思わず飛びつこうとしたところ、何とイケメン男子が既に店長になっていたのです。ショックで落ち込んでいると、なんとそのイケメンは猫が変化した姿で、しかも俺の飼い主になれとか、お店で働いても良いとか、言われて混乱する胡桃。捨てられていた(?)猫さんは胡桃に恩を感じていたのかも。そして人間の姿の時に人に触られると猫の姿に戻ってしまうので、お店をやっていく上で胡桃の助けが必要だったのかも。ツンデレで口の悪い猫さんの本意はわからないですが、何とか就職先を見つけることができた胡桃でした。ちなみにお店は順調・・・とはいかずなかなかお客様は来ません。猫さんのお客様は来るのですが。動物の言葉が分かるドリトル先生みたいなイメージで有名になっちゃいました(笑)黒猫のポウ、三毛猫のまげ太、ロシアンブルーのユーリの3人と暮らすことになった胡桃の挑戦は続くのでした。それにしても猫さんたち、自由過ぎる。そして時々真理を言い放つ。「それが普通でしょ?」と言う胡桃に「普通って何だ?」と問返すポウ。普通って言葉で諦める胡桃を嗜める言葉でした。そうね、普通なんて言葉に縛られる必要ないよね。
2023.09.25
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書籍の感想です。今回は「デルフィニア戦記 第一部 放浪の戦士4」です。デルフィニア戦記 第I部 放浪の戦士4【電子書籍】[ 茅田砂胡 ]第一部はこれでラストです。前巻まででグチャグチャになってしまった状況をどうやってたった1巻で終わらせるのかと思っていたのですが、見事に終わりました。素晴らしい。ウォルが皇帝の遺児ではない可能性が高まったことで、国の英雄と目される人が敵に回ります。彼らを打ち破るのも一苦労だし、殺してしまっては今後の復興に支障をきたします。そこでリィが取った策は一騎討ちです。これは上手い作戦です。騎士が一騎討ちを断るはずもないし、一騎討ちに掛けた約束を違える事もない。とはいえ、それだけなら大将を助けにすぐにでも軍が攻めて来そうです。軍は無傷ですからね。しかし、部下たちは考えます。我らが大将があんな女の子に負けるわけがない。つまり、何か理由があってわざと負けたのだろう。もしそうなら、我々は静観すべきなのでは・・・そんな感じで将軍も部隊もほとんど傷つけずに掌握してしまったのです。みごと。あと一つはウォルへの皇帝の遺児ではない疑惑をどうするかですが、当初からチラチラ出てきた女官長のカリンがここに来て大活躍です。何か言えない事実があると思っていたのですが、なるほどという感じで、一気にペールゼンを追い詰めることに成功しました。ラスト、いつもリィに振り回されている面々からの意表をつく提案にタジタジになるリィ。まあ、みんな幸せになるはずの提案だから仕方ないよね。さてさて、第二部ではどんな冒険になるのかな。楽しみ♪
2023.09.21
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書籍の感想です。今回は「丘の上の賢人 旅屋おかえり」です。丘の上の賢人 旅屋おかえり (集英社文庫(日本)) [ 原田 マハ ]旅に行けない人の代わりに旅に行く「旅屋」を始めた丘えりか。通称おかえり。もちろん最初からこんな変わった商売をしようとしていたわけではなく、唯一のレギュラー番組である旅番組をあるきっかけで失い困ってた時に代わりに旅行に行ったことがきっかけでした。本作は前作に載せられた2つのエピソードの間のエピソードとのこと。文庫化にあたり収録されなかった北海道のお話です。このお話は「故郷」というものを思い出させてくれます。ふるさととは、生まれ育った場所の事だけを言うんじゃないってことです。北海道に旅する依頼を受け、母と息子、姉と妹、想いながら離れ離れになった二人の過去を追体験することで、おかえりも一人前になるまで帰らないと豪語して出た自分のふるさとと母親の事を改めて冷静に考えることができたのでした。前作の「旅屋おかえり」がすごい好きだったので、今回の「丘の上の賢人」は悪くはないのですが、まあまあな印象です。巻末に載せられたおかえりの高校時代のエピソードのマンガは良かったです。
2023.09.19
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書籍の感想です。今回は「転生大聖女の強くてニューゲーム」です。【中古】 転生大聖女の強くてニューゲーム 私だけがレベルカンストしていたので、自由気ままな異世界旅を満喫します グラストノベルス/古森きり(著者),ゆのひと(イラスト) 【中古】afbタイトルの通り転生ものです。しかもレベルマックスの状態のゲームの中に転生したのでもう何にもしなくても強い。ちょっと強すぎ。チート的なスキル、能力だったとしてもそれを工夫して活用するとかそのくらいは見たいところ。なのですが、普通にチートスキル使いまくるだけだからなあ。少し単調な感じがします。
2023.09.16
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書籍の感想です。今回は「終末なにしてますか?もう一度だけ、会えますか?#04」です。終末なにしてますか? もう一度だけ、会えますか?#04 (角川スニーカー文庫) [ 枯野 瑛 ]役者が揃ってきたというところでしょうか。フェオドールはお尋ね者となり、しかもインプの魔眼の本質を知る。魔眼は相手と自分の一部を交換する能力。交換したままだとだんだん境界が分からなくなり、やがて消滅することに・・・しかし全力で妖精たちを守ることに決めたフェオドールにはその魔眼の呪いともいうべき力を解除することはできません。ある意味、死ぬことを決意した戦い。それは妖精たちを守るためには相応しいとさえ思えてしまうのでした。そんな中にナイグラート参戦。成体妖精に調整することを止められている現状を打破しようと動き出す。調整ができないと妖精たちは長くは生きられないのです。少しでも長くと願う事は罪なのでしょうか。調整をいつも施してくれる医者であるマゴメダリがナイグラートの学生時代の先輩で、さらにフェオドールの姉が学生時代の知人とは世の中狭い。フェオドールと姉は目的は別で護翼軍も別で、さらにマゴメダリとナイグラートはそのどれにも与しないで妖精たちを守ろうと動き出す。果てさて、誰の願いが叶うのかな?
2023.09.15
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書籍の感想です。今回は「終末なにしてますか?もう一度だけ、会えますか?#03」です。終末なにしてますか? もう一度だけ、会えますか?#03(3) (角川スニーカー文庫) [ 枯野 瑛 ]うーん、悲しい展開で読むのが辛くなってきた。良い子を演じてきたフェオドールがついに決行しちゃいます。具体的には機密倉庫からヤバいブツの持ち出しです。ラキシュは一度は心を砕かれ、後は消えるだけだったはずなのに、前世の記憶が混じり合い、ほぼ別人格として蘇ります。よく分からないけど、フェオドールの側が居心地が良いから、フェオドールのやることに協力しようとする。そんなフェオドールとラキシュに明るい未来があるようには見えない。かと言って、残った妖精兵の娘たちが幸せかというとそんな事もなく、自分が死ぬことで妖精兵の有用性を認めさせ、妹たちの未来を確保しようとする・・・はぁ。どこ見ても悲しい展開ばかり。少しは素敵な未来が切り開かれると良いのですが。
2023.09.11
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書籍の感想です。今回は「終末なにしてますか?もう一度だけ、会えますか?#02」です。終末なにしてますか? もう一度だけ、会えますか?#02(2) (角川スニーカー文庫) [ 枯野 瑛 ]滅ぶ寸前の世界を描くシリーズ第2巻です。前シリーズは災厄の具現化とも言える獣との攻防が主だったわけですが、今回はそんな獣を道具として使おうと暗躍する奴らとの戦いがメインとなります。道具として使われようが、何であれ、一度活動を始めてしまった獣を普通の人には倒すことはできません。妖精である彼女たちはやはり戦いに行かなくてはならないのです。街中で解放された獣。それを見たまだ幼い赤ちゃん妖精であるリンゴ。彼女は何も分かってないけど、本能的に獣を敵と理解し、愛すべき者を守ろうとします。しかしタグウェポンも持たないリンゴが獣と対抗する方法は一つしかありません。そして・・・いやー、かなり辛い展開になってきましたね。フェオドールはますます世界に絶望してしまいそうです。それと、獣を解き放そうとしている側にフェオドールの姉だけでなく、フェオドールの許嫁もいるようですね。姉と許嫁が同じ陣営なのか今のところは不明ですが。次巻が楽しみです。
2023.09.08
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書籍の感想です。今回は「デルフィニア戦記 第一部 放浪の戦士3」です。デルフィニア戦記(第1部 〔3〕) 放浪の戦士 3 (中公文庫) [ 茅田砂胡 ]決戦を前に父親を盾に脅迫されたウォル。さすがに言う事を聞くわけにはいかないが、心情的に父親を見殺しにするのも・・・実際、父親を見殺しにする王様って国民に信奉されるのかね?そういう意味でも何らか奪還作戦を行う必要があります。しかし難攻不落、侵入不可能、脱出不可能な牢獄となればリィの超常的な能力に頼るしかありません。シャーミアンと大隊長のルカナンという最低限の人数で侵入を試みます。何とか父親であるフェルナン伯爵に会う事ができたもののフェルナン伯爵は度重なる拷問で生きているのが不思議なくらいでした。やっとのことで牢獄の外に出し、ウォルを連れてきて、辛くも父子は再会を果たします。フェルナン伯爵は最後まで臣下という立場を取っていたものの父親としての気持ちも聞くことができたウォル。父親を看取ることができたのは幸せなのでしょうか。復讐心に燃えたぎりながら、政府軍を打ち破るウォル。このまま快進撃を続けられるやと思ったら、何とこのタイミングでペールゼンの策略が発動。今まで仕方なくペールゼンに従う振りをしてウォルの帰還を心待ちにしていた者たちの心を砕くのでした。第一部は次巻で完結だけど、どこまで進むのかな。とても後1巻じゃあ王都は取り戻せないよねぇ。果てさて、次巻が気になります。
2023.09.04
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書籍の感想です。今回は「デルフィニア戦記 第一部 放浪の戦士2」です。デルフィニア戦記(第1部 〔2〕) 放浪の戦士 2 (中公文庫) [ 茅田砂胡 ]前巻で運命的な出会いを果たしたウォルとリィ。勢いそのままに二人でコーラル城を奪還しちゃうのかと思いましたが、さすがにそれは無理があるようです。リィならやりかねないですが。とはいえ、リィしか無理な道程では厳しいのは確か。というわけで、追いついてきたドラ将軍らと歩を進めます。しかしその途中で自軍の2倍以上の兵で固めた城に進路を塞がれてしまいます。何とか突破するしかないのですが、味方を少しでも増やしたいウォルたちにとってはとても痛い状況です。そもそも城攻めは兵の損耗が大きい。仮に勝てたとしてもその先が続きません。そんな中リィが敵の城に忍び込み、火を放ってくるという常識では考えられない案を立てます。その前に今まで一度も人に捕まることのなかった馬を見事手懐けたリィに多少の敬意は持っていたもののだからと言って、そんな無理な作戦がうまく行くとは到底思えません。しかし君主であるウォルはリィを信頼し、侵入作戦を許可してしまうのです。ドラ将軍、面白くありません。しかも体裁も良くありません。王様が少女とも言える歳の美少女を脇に侍らせ、彼女のわがままの言いなりになっているかのように見えたわけです。しかしリィは作戦をやり遂げ、城を大混乱に陥れます。そしてリィが実際に戦う姿を見た時、ドラ将軍も感嘆せざるを得ませんでした。こうして味方に大きな損害を出すことなく敵を打ち破り、更には味方にリィの超常的な力を示し、己の能力で仲間を黙らせることに成功しました。しかし改革派も黙っていません。ウォルが妾腹の子でもなく、まったくの王族とは無関係な者であるとして内部から切り崩しを図ります。そしてこの巻のラストでウォルの育ての親の命が惜しかったら降伏せよ、と言ってきたのです。果てさてこの苦境をどうやって乗り越えるのかな。
2023.09.02
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