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2021.06.09
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カテゴリ: 気になる本
図書館で『さだの辞書』という本を、手にしたのです。
おお 生さだのエッセイ集ではないか・・・これは要チェックでんがな♪
さださんについては、NHK「今夜も生でさだまさし」で親しくフォローしております。





さだまさし著、岩波書店、2020年刊

<「BOOK」データベース>より
「1998年11月。岩波書店の『広辞苑第五版』に「目が点になる」が載ったとき、僕の仲間たちは一時騒然とした」-この事件がご縁の自伝的エッセイ集。テーマは「家族・故郷・ご先祖様」「友・仲間・恩人」「歴史・土地・希望」「本・音楽・映画」。ときに爆笑、ときに涙の三題噺25話。思い出話や今の関心、次世代への期待に、温かな人柄とユーモアが、紡ぐ言葉にセンスが光る。多芸多才の秘密も見えてくる。

<読む前の大使寸評>
おお 生さだのエッセイ集ではないか・・・これは要チェックでんがな♪
さださんについては、NHK「今夜も生でさだまさし」で親しくフォローしております。

rakuten さだの辞書


さださんと言えば借金の話であるが、それを見てみましょう。
p142~145
<借金・長江・胡耀邦>
 テレビのバラエティ番組に呼ばれると、大概、僕の借金の話になる。
 さだまさしは映画で失敗し、個人で28億円の大借金をし、金利を入れたら35億円以上になる借金を30数年掛けて返済したという話を、とても面白がってくれるが、多くの人はそれが「どういう映画であったか」や「映画の意味」については、ほとんど興味がないようだ。
 日中国交正常化直後に長江(揚子江)を遡りながら、中国人ですら観たことのない中国を日本人が撮影するということが、どれほど奇跡的なことであったかを誰も知らない。中国軍機を使った空撮まで行った。現代でも不可能なことなのである。

 はじめ、その企画書を「中国のどこに届けるのか」さえ解からなかった。思えば乱暴な話だが、半年ほどかけて作った企画書を、観光旅行で北京に出掛けた父が中国中央電視台(国営放送)の郵便受けに私信を添えて投げ込むという逮捕覚悟の荒業を使った。当時、日本人の誰も、中国とのパイプを持っていなかったからだ。

 すると最初の奇蹟が起きた。中央電視台のトップから我が社に電話が入った。
 彼は「この企画は仏・独・英をはじめとする6カ国の競合企画」と告げ、「秘かに貴社を調査し、いかに小さな会社であるか把握している」ことを告げた後、「しかし」と言った。「貴社の企画書は他国のそれと比べて中国を知るという点で抜群に優れ、中国への愛に満ちていたのでこの壮大な企画を貴社に書かせる」と。
 我々は勢い込んで資金の手当てに走った。僕の会社が用意できる金額程度では不可能であることは解かっていた。

 僕はこの企画を、世間が思っているような「行き当たりばったりで」で始めたわけではないのだ。まず在京の民放テレビ局にこの企画を持ち込んで意気投合し、「共同制作」の約束ができた。これで制作費の一定保証を得たのだから安心だと思った。ところが数ヵ月後、再び中国中央電視台のトップから電話が入ったのだ。

「貴社が共同制作を予定しているテレビ局から、貴社の企画書の安直な抜粋のようなテレビ番組の企画が持ち込まれた」と彼は憤った。「この行為は当然許可できない。そればかりか、共同制作をする貴社や映画を出し抜いて一足先にテレビ番組を制作しようという、まことにもって信義にもとる裏切り行為であるから、我々は義に拠ってこの局を拒否する。直ちに縁を切り、貴社独自もしくは他社との共同作業で行わなければ許可できない」と。

 頭の中が真っ白になった。
 テレビ局は慌ててその企画を取り下げ、映画完成後に改めて申請することを申し出たが、中国側が頑としてこの局との共同作業を拒んだ。曰く「信義上信頼できぬ会社に、我々の懐を開くことは出来ない」と。かくして僕は中国に対して「単独で撮影をする」と約束せざるを得ず、「日本を背負って」しまったことが個人の借金に繋がったのである。
 これがあの時のいきさつだ。

 父の夢を実現させたいという思いが、決心の何よりの原動力だった。この企画は、ウラジオストクで生まれ、樺太で少年時代を過ごし、旧満州で青春を過ごした父の「中国への郷愁」から始まったようなものなのだ。

 父の父、僕の祖父が陸軍省の軍事探偵時代に中国の奥地を闊歩したことも、僕の中国への憧憬を育んだ。ある意味では「父と祖父の夢」を引き継ぐ映画だった。

三峡下り

 中国を撮る上で敢えて長江を選んだのは、川が岩盤の上を流れており、上流地域は数千年間、流れを変えておらず、従って川の畔の生活も数千年の間維持されてきたからだ。結果、僕は、当時中国人も観たこともなかった絶景や、中国の日常生活に至るまで撮影することになる。

 四川省の九賽溝や湖南省の張家界など、今は世界的なホテルが建ち並び、観光客で溢れる大観光地に変貌したが、僕らの撮影当時は人っ子独りいない僻地だった。40年前、そこは静寂で美しく、まさに異次元の別天地だった。

 夜など鼻をつままれても分からないほどの漆黒の闇の中で銀河を振り仰ぐと、プラネタリウムでも観られない程の満天の星の光に満ちており、見慣れた北斗七星やカシオペアですら星々の中に埋もれてしまうようで、思わず声を失った。三国時代に詠われた長江の絶景「三峡」も長江ダムの完成で水位が60メートル近く上がったため、諸葛亮の「水八陣」や劉備終焉の地「白帝城」のほとんどが水没した。これらの歴史的絶景が35ミリフィルムに残っているのは、今や僕のフィルムだけなのである。

 実は100万フィートも回した。無駄も多いが奇跡的な映像もある。「ドキュメンタリーを撮る」とはそういう作業なのだ。


ウーム 「父と祖父の夢」に誘われて大借金に陥るのが、佐田家の性癖なんでしょうね。それにしてもその借金を返済したまさしさんは、偉い♪

『さだの辞書』2 :無人島を買って
『さだの辞書』1 :東日本大震災関連
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Last updated  2021.06.09 00:09:17
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