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2024.04.09
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カテゴリ: 気になる本
図書館で「ガダルカナル島の近現代史」という本を手にしたのです。
著者はかなり中国嫌いのようで・・・私の腑にもストンと落ちるようです。




内藤陽介著、扶桑社、2020年刊

<「BOOK」データベース>より
中国の札束外交にソロモン諸島は陥落寸前!日本軍の撤退後、悲劇の激戦地はいかなる歴史をたどり、中国はどのように浸透していったのか。切手や郵便物を資料とする“郵便学”で読み解く!

<読む前の大使寸評>
著者はかなり中国嫌いのようで・・・私の腑にもストンと落ちるようです。

rakuten ガダルカナル島の近現代史



まず「はじめに」から、見てみましょう。
p12~15
<はじめに>
 いわゆる歴史認識問題をめぐって日本と近隣諸国の間で摩擦があることはご周知のとおりである。もちろん、同じ国民でも歴史認識は人それぞれだから、異国間になれば認識の齟齬が拡大するのは避けられない。ましてや、直近の戦争の勝者(の継承者)と敗者という立場の差があればなおさらであろう。

 中華人民共和国政府は、しばしば、1937年の南京事件などを持ち出して戦前の日本軍国主義を非難し、現在の日本政府もその原罪を負うことを要求している。もちろん、支邦那事変も戦争の一種だから、日本軍の南京占領時に相当の犠牲者がしょうじたことは事実だろうが、中国の主張する事件の概要(犠牲者数が30万人以上という認定など)には明らかな誇張や歪曲も少なからず含まれており、客観的な歴史的事実として鵜呑みにはできない。

 中国側の主張する歴史的“事実”の誤りについては、さまざまな論者が縷々指摘しているが、中国(とその主張に賛同する人々)は彼らの歴史認識に少しでも疑義をさしはさむ者を“歴史修正主義者”として非難し、「歴史を学べ」と威圧するのが常である。
 このため、中国から「歴史を学べ」といわれると片腹痛いと反論する論客も多いのだが、視点を変えると、実は、現在の中国政府は“歴史を学ぶ”ことにかなり熱心なことがわかる。

 2014年に習近平政権が始めた一帯一路政策では、中国は新興国のインフラ建設に対して返済困難な過剰融資を行い、新興国を“債務の罠”に陥れてその影響下に置き、その国の港湾などを長期間にわたって“租借”することが横行している。
 これなどは、まさしく19世紀から20世紀初頭にかけて西側列強諸国が盛んに行い、清朝から中華民国にかけての中国中央政府が苦しめられてきた植民地主義を忠実に再現したものにほかならない。

 こうした中で、昨年(2019年)9月16日、南太平洋の島国、ソロモン諸島が台湾と断交し、中国と国交を樹立した。ソロモン諸島という克明にはなじみがなくても、同国の最大の島がかつての激戦地、ガダルカナル島だといえばイメージしやすいのではないか。

 いうまでもないことだが、歴史上の激戦地は、戦略上の要衝であるがゆえに、交戦国は大きな犠牲を払うことを厭わず、死守ないしは奪取しようとした土地である。先の大戦でのガダルカナルの戦いに関しては、日本軍がここを掌握することで、太平洋における連合国の拠点であったオーストラリアを孤立させようとしたのに対して、連合国側はガダルカナルを確保することで日本の勢いを封じ込め、攻守の転換に成功した。

 そんなガダルカナル(を含むソロモン諸島)を外交的に取りこんだことで、中国は、年来の親中国家であるヴァヌアツを起点に、ソロモン諸島→パプアニューギニア→東ティモールを結ぶ親中国家のリンクを形成することに成功し、事実上のオーストラリア包囲網を構築したにも等しい状況にある。

 さらに、ソロモン諸島に続き、同年9月20日には、南太平洋のキリバスが台湾と断交した。キリバス領内には、やはり、先の大戦中の激戦地であったタラワ環礁がある。
 戦史を振り返ってみれば、ガダルカナルを含むソロモン諸島方面で勝利を収めた米軍は中部太平洋の拠点を確保すべく、タラワの戦いで日本軍と壮絶な戦いを展開してギルバート諸島(=キリバス)を制圧。その後、ギルバート諸島は日本の委任統治領であったマーシャル諸島攻略の拠点として使われた。

 したがって、オーストラリア包囲網からウィングを北に伸ばし、キリバスを影響下に置いた中国の戦略は、先の大戦での日本軍と連合国の双方の戦略をミックスしたものであり、彼らが日本を攻略しようという意図を持っているなら、まさに“歴史に学べ”というフレーズを忠実に実践したものと理解すべきであろう。

 昨今、中国の艦船が我が国の領土である尖閣諸島周辺の領海を日常的に侵犯していることを安全保障上の脅威と考える人は多い。たしかに、その認識は正しいが、上述のような現状を考えれば、尖閣諸島のある南西方面からの脅威と併せて、先の大戦中の米軍の進路をなぞる南東方面からの脅威についても鈍感であっていいはずがない。

 これに対して、我が国では、“ガダルカナル”の物語は、あくまでも昭和戦史のひとこまであり、日本軍のガダルカナル撤退(ガ島転進)をもって、わが国とガダルカナルの濃密な関係は終了したと理解している人が大半だろう。もちろん、戦力の逐次投入の愚を象徴する事例として、ガ島転進の故事を引用することは十分に意義のあることだ。

 しかし、ガ島転進の印象が強烈すぎることに加え、ガダルカナルでは戦闘に直接巻き込まれたソロモン人は必ずしも多いわけではなく、それ故、強烈な反日感情が醸成されず、“戦後賠償”が二国間の大きな問題となることもなかったが、ガダルカナル(とソロモン諸島)は歴史用語として凍結保存され、多くの日本人の視界から“現在のガダルカナル”は長きにわたって抜け落ちたままになってきた。
 そして、一部の漁業者等を除き、戦後のガダルカナルにおいて日本の存在感が希薄であり続けた結果、中国が南太平洋に進出してオーストラリア包囲網を形成し、そこから日本に圧力をかける地歩を築く土壌を育んでしまったという点を見逃してはなるまい。

 以上のようなことを踏まえて、常に“現在”と結び付けて“歴史”を学んできた中国が,2019年というタイミングでソロモン諸島との国交を樹立したことの意味を正確に理解しようとするなら、そもそも、ガダルカナルを擁するソロモン諸島はどんな国なのか、なぜ“激戦地”になった(なり得た)のか、戦後ながらく多くの日本人がガダルカナルのことを忘れているうちに、この島とソロモン諸島がどのような歴史をたどり、そこにどのようにして中国が食い込んでいったのか、それぞれの経緯を十分に理解しておく必要がある。





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Last updated  2024.04.09 07:55:22
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