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2024.05.08
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カテゴリ: 気になる本
図書館で『外国人記者が見た平成日本』という本を、手にしたのです。
どこを開いても・・・外国人記者による見慣れない視点が出て来るわけで、興味深いのである♪




ヤン・デンマン著、ベストセラーズ、2018年刊

<出版社>より
現代日本に蔓延している悪性のニヒリズムはいったいどこから来ているのか? これほどまでに高まっている「不信感」はどうすればよいのか? 『週刊新潮』の名物コラム「東京情報」の執筆者で自称オランダ人記者ヤン・デンマンによる珠玉の平成日本の比較文化論。

<読む前の大使寸評>
どこを開いても・・・外国人記者による見慣れない視点が出て来るわけで、興味深いのである♪

rakuten 外国人記者が見た平成日本


「第5章 日本のジャーナリズムの弱点」で反捕鯨カルトを、見てみましょう。
p324~327
<イルカをめぐる雑音>
 世界動物園水族館協会(WAZA)がイルカの追い込み漁を残酷だと問題視し、それを受けて日本動物園水族館協会(JAZA)が、和歌山県太地町産のイルカの入手を禁止したという。先日S・P・I本社に送った記事をもとに、一人の外国人特派員の立場からこの問題を考えてみたい。

 食文化は、宗教と密接にかかわるものだ。ご存じのように、イスラム諸国では豚を食べることはない。彼らからすれば、日本のトンカツは論外である。日本でも仏教の影響で、明治までは四つ足のものは口にせず、たんぱく質は豆腐や納豆などで摂っていた。
 中国は儒教の影響が強く、タブーがないので、なんでも食べる。「四つ足で食べないものは机だけ」と言われるように、犬や猫も食べる。

 それではキリスト教諸国はどうか。
 日本の捕鯨に一部の欧米人は文句を言うが、これも完全に宗教問題である。聖書の「ヨブ記」には、神がヨブに様々な試練を与える様子が描かれている。そこにクジラが登場するが、「神はクジラを遣わした」との記述がある。つまり、「神の遣いを獲ってはならない」というわけだ。

 もっとも、欧米人は長年にわたり捕鯨を続けていた。その言い訳はすでに用意されている。メルヴィルの小説『白鯨』にはこうある。
「我々はクジラを殺して、その油を絞る。その油はランプの灯となり、各家庭の中で、その光で神の言葉を読むのだ」

<「恵比寿信仰」>
 日本の捕鯨やイルカ漁も宗教と深い関係がある。
 イルカ漁は和歌山だけでなく、熱海や能登、千葉でも行われてきた。ただし、必要最小限の量を捕獲し、その場で消費する。

 私は取材した漁師から「恵比寿信仰」を教えてもらった。
 釣竿を持ち鯛を掲げる恵比寿様は、漁師の神様でもある。その信仰においては、自分たちの浦に流れ着いたものは、神からの恵みであり、ありがたく頂かなければならない。
 日本ではイルカもクジラも神の贈り物とされてきたのである。伊勢神宮の遷宮の際に使われる御物のひとつにクジラのひげがある。欧米が日本の捕鯨にケチをつけるのは、伝統文化への侵略に他ならない。

 若い頃からクロード・レヴィ=ストロースの思考に馴染んでいた私は、自分たちと異なる風習を「野蛮だ」と切り捨てる態度がいかに野蛮なものであるか、身にしみて感じていた。
 宗教により食文化が異なるのは当然であり、他国に口を出すのは慎むべきである。

 私は日本でイルカやクジラを食べることに、それほど抵抗はなかった。千葉の九十九里に住む友人は、子供の頃、「イルカのタレ」というおやつがあったという。イルカの肉をしょうが汁に漬けて臭みをとり、しょうゆに漬けて天日干ししたものだ。これを炙れば酒の肴にもなる。

 クジラも旨い。日本人は肉、骨、ひげ、皮にいたるまで、目玉以外はすべてを活用してきた。先述の友人によれば、戦後の給食でクジラは定番のメニューだったという。クジラのベーコンは今では高級食材だが、当時は安い弁当に入っていた。日本人にとって、クジラは思い出の味なのだ。

 実はわれわれ欧米人にもクジラ好きは多い。渋谷のクジラ料理屋に行けば、欧米人も舌鼓を打っている。一部の反捕鯨カルトに、むやみに譲歩するのはナンセンスである。

<エコ・テロリスト>
 反捕鯨、反イルカ漁の背後には、グリーンピースやシーシェパードなどの環境保護を唱えるテロ集団が存在する。いわゆるエコ・テロリストだ。彼らがクジラやイルカに執拗にこだわるのは、ニューエイジ思想の影響である。

 60年代のアメリカでは反ベトナム戦争のヒッピー文化が発生した。彼らはやがて「ガイア思想」、つまり地球は一つの生命体であるという思想に取り憑かれるようになる。瞑想により意識のレベルを高めることで地球と一体化するというオカルトだが、その教祖が脳科学者のジョン・カニンガム・リリーだ。彼は脳神経に電極を通す研究を行い、FBIなどの政府情報機関の洗脳に悪用されることもあった。また、法律で規制される前には、LSDを使って人体実験を行っていた。
 LSDを使ってトリップすれば、動物、地球と一体化し、神に近づくことができるという荒唐無稽な発想である。
(中略)

『ザ・コーヴ』という映画がある。太地町のイルカ漁を隠し撮りした映画だが、監督のルイ・シホヨスは、インタビューで「ジョン・カニンガム・リリーとは友達だ」と言っていた。
 結局、カルトは連鎖する。

 テレビドラマの『わんぱくフリッパー』や映画『イルカの日』により、イルカは知能が高く、アシカやオットセイを食べるシャチのような獰猛な生物ではないというイメージが振りまかれた。しかし、イルカは別に平和的な動物ではない。弱い仲間をいじめて殺すこともあるし、気晴らしのためにアザラシを食べる前にいたぶることもある。
 大体、人間に近いということは、残虐であるということではないか。


『外国人記者が見た平成日本』1 :文庫文化





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Last updated  2024.05.08 07:26:23
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