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雄大なそば畑を独り占めできる気持ちよさに、当初予定していたポイントでの撮影は次回まわしとし、この場所で「トワイライト」を待つことにしました。次々とやってくる「サンダバ」や「しらさぎ」、普通電車などを押さえて一巡すると、今度は少しアングルを変えてみようと思いました。特に「トワイライト」の場合、編成がかなり長いため、全部入れると列車そのものがとても小さくなります。いわゆる「鉛筆ころがし」の図になりかねません。さて、どうしよう? それなら逆に、縦位置にして機関車だけを切り取ったらどお? どこからかアドバイスの声が聞こえたような気がします。そば畑の向こうには、稲穂が倒れたせいか、まだ刈り取りの済んでいない田んぼがあり、列車の進行にあわせて移動させると、最初はそば畑だけだったものが、次第に稲穂1対そば9、稲穂2対そば8……というふうに、その面積比が変わり、最終的には4対6くらいにまでなっていきます。黄色と白の対比もおもしろく、あとは列車の進行にあわせて上手に画面の中に機関車を入れられるかどうか……。ま、これはアナタの技量次第なわけですから、ダメならダメで、あきらめるしかないよね。高速で移動するダークグリーンのEF81の動きにあわせて、何回シャッターを切ったでしょうか。通り過ぎたあとにはよく分かりませんでしたが、ふ~う、とため息一つ。心地よい達成感に満たされていました。今日9月30日は、クレーンの日、京都市の路面電車が全廃された日(1978年)だそうです。
2010/09/30
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小松に1泊した翌朝、朝練のスタートは、やはり「日本海」です。でも、この朝の機関車はローピンではなくトワがま。う~ん、残念!そのあと2時間後にやってくる「トワイライト」を狙おうと、あらかじめ目星をつけていたポイントへ移動したのですが、現地到着寸前に広大なそば畑を発見。その向こうには、ちょうど良い具合に北陸本線が走っています。前日といい、この日といい、これだけ広々としたそば畑を見るのは初めてです。四国で生まれ、関西で育った「うどん文化圏」の人間としては、大人になるまで、そばはあまり身近な食材ではありませんでした。でも、今はそばも大好きで、日本酒を傾けながらそばを手繰るときなどは、しみじみと日本人に生まれてよかった~、と思ってしまうのでございますよ。ここに咲いている花の実が稔り、その粉で打った新そばはどのような味がするのだろう? 現実的には叶わぬ想いですが、そんなことを想像して、ジュルっと、よだれを垂らしているうちに、福井始発の「はくたか」がやってきました。今日9月29日は、クリーニングの日(全国クリーニング環境衛生同業組合連合会)だそうです。
2010/09/29
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湖東での撮影は午前の「北びわこ号」だけで終え、午後は再び福井を越え、加賀の方まで移動することにしました。最近、「マイブーム」となっているやきもの見学をしようと思ったからです。加賀といえば当然、九谷焼。まずは大聖寺にある九谷焼美術館へ行きました。そのあと窯元を1軒のぞいてから、午後3時前に下ってくる「トワイライト」を狙いました。やきもの見学の合間にも「鉄」は忘れない。はい、やっぱりわたくし、二兎も三兎も追いかけたい欲張り者なのでございます(笑)。ダークグリーンに統一された「トワイライト」は、軽く逆光気味になる午後遅めの日ざしを浴びてギラギラとテカっています。機関車から電源車にかけては車体の微妙なデコボコが浮かび上がり、う~む、これはこれで何やらなまめかしいぞ。今日9月28日は、京浜線で自動ドアの電車が登場(1926年)、上越線の新清水トンネルが開通した日(1967年)だそうです。
2010/09/28
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時間が経つにつれ、きれいな秋空が広がっていきます。この日は久しぶりに「北びわこ号」も運転されます。通いなれた湖東の米原~木ノ本区間ですが、いつもは名神で吹田から彦根へ、さらに一般道を長浜へと移動するのですが、北の方からアプローチするのは初めてです。すでにローピンの「日本海」や国鉄色の「雷鳥」など、朝からそれなりの収穫を上げていますので、「北びわこ号」はガツガツしますまい。衣食足りて礼節を知る。ちょっと、違うか(笑)。いつもなら、まなじりを上げて追いかける「SL北びわこ号」ですが、午前中の1号は1回だけでいいんじゃない? と思い、河毛の築堤でのんびり待ち構えることにしました。時間もたっぷりありますから、どういう構図にしようかと、あれこれ悩み、アングルを探すのも楽しいものです。ふと見上げると、ついこの間までは豪快な積乱雲が仁王立ちしていたのに、今は掃いたような雲や筋状の飛行機雲が青い空に浮かんでいます。この場所ならC56も少しは煙を出してくれるでしょうから、それをアクセントに、青空主体でいきましょうか。今日9月27日は、初の地下鉄(銀座線)起工式(1925年)、日独伊三国同盟調印日(1940年)だそうです。
2010/09/27
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ローピンの「日本海」が通過したあと、わたしは即座に撤収し、追跡モードに入りました。敦賀でカマ替えをする間に先行し、もう一度ローピンを撮ろうと思ったからです。アタフタと片づけるわたしとは裏腹に、居並ぶ「鉄人」たちは微動だにしません。え? 今日はこのあと何かイベント列車でも来るんかいな、と思いましたが、今はローピン優先です。首を傾げながらも、先を急ぎました。敦賀の先で二度目のローピン「日本海」をゲットしたあと、ハタと気づきました。「雷鳥や!」。おいおい、おぬしも焼きが回ったようだのぉ、越後屋。はい、さようにございますなあ。面目次第もございませぬ……、と独白をつぶやきながら、国鉄色を待つことにしました。周囲では、すでにほとんど刈り取られた稲の穂が、ここにはまだしっかりと残っています。天は我らに味方したようでございますよ、お代官さま。そうよの、おぬしもなかなかの悪よのぉ。いえいえ、お代官さまには適いませぬ。そうかのぉ、ふぉ、ふぉ、ふぉ……。思わず軽口が出てくるほど、きれいな秋景色の中を走る国鉄色「雷鳥」でございました。今日9月26日は、台風15号で青函連絡船洞爺丸が転覆し、死者・行方不明者1151人(1954年)、伊勢湾台風が上陸し、死者行方不明5200人余りが出た日(1959年)だそうです。
2010/09/26
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少し前の夏景色をふり返っているうちに、季節は完全に秋になりました。あの暑さはどこへ行ったんや!? と思えるほど涼しくなりましたね。「暑さ、寒さも彼岸まで」。昔の人は良く言ったものです。実をいうと、この間の三連休にも再び北陸本線へ行っていました。夏雲はすっかり姿を潜め、代わりに掃いたような秋雲が……。「秋来ぬと眼にはさやかに見えねども 風の音にぞ驚かれぬる」。季節は少しずつ、でも、確実に移ろっています。朝一番の狙いは当然、ローピンの「日本海」。湯尾か王子保あたりで撮影しようかと思いながら北陸道をひた走り、今庄ICで降りました。そしてポイントをめざして走っていると、前方にずらりと並んだ「鉄」集団を発見! その前方には白くて可憐なそばの花が、今を盛りと咲き誇っています。ここで撮ろう。即決です。当初、望遠レンズでフレーミングしましたが、ここまで広いそば畑だし、バックの杉林もきれい、さらに空も青く澄んでいる……。となると、これはワイドレンズで、こうした要素をすべて盛り込まなくっちゃ、と思い始めました。ええ、ええ、わたくし、欲張りなのでございますよ(笑)。今日は「トワがま」ではなく、できれば「ローピン」で来てほしい。欲張り者の願いが天に通じたのか、想像したとおりの絵柄でシャッターを切ることができました。もう、朝一発目から会心作をゲットでき、これでもう帰ってもええわ(いえ、帰りませんけどね)、と思いながら次のポイントをめざしました。今日9月25日は、藤ノ木古墳記念日、江戸幕府がシーボルトを国外追放した日だそうです。
2010/09/25
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琵琶湖がきれいに見えているため、場所を変えてもう少しだけ撮影していくことにしました。琵琶湖バックの有名ポイントといえば、近江高島と北小松の間にある棚田も忘れてはいけません。ここは午後から順光となるので、下りのトワイライトが通過したあと、上り列車を狙うのには最適です。いやあ、それにしても暑いわ。遮るもののない田んぼの中に立っていると、それだけで目まいがしそうです。炎天下の撮影は、へたなスポーツよりエネルギー消費量が多いのではないでしょうか。「鉄は格闘技だ」というのがわたしの持論ですが、あと少しだけ、あと少しだけ、ガンバレ、自分!琵琶湖の上空には、ニョキニョキすっくと、絵のような夏雲がそびえ立っています。運よく、今や数が少なくなった湘南色がやってきました。「JR」のロゴが入っていなければ、昭和の時代の鉄道夏写真とも言えそうです。よくがんばったぞ、自分! 湘南色の通過は、天のご褒美なのかもしれません。そう考えて撤収に取りかかりました。今日9月24日は、清掃の日、メートル原器制定(1872年)、フランスの超高速新幹線TGVが時速300キロの世界最高スピードで営業を開始した日(1989年)だそうです。
2010/09/24
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この日は天気がよく、高台からは青い琵琶湖がクリアに見えていましたので、琵琶湖バックの写真は、こういうときにこそ撮るべきだ、と自らに言い聞かせて撮影ポイントをセレクトしました。湖西線の沿線には、琵琶湖をバックに撮れるお立ち台が何カ所かあります。乙女が池もその1つ。手前に池、その向こうに落ち着いた家並み、さらに青い琵琶湖と、情景写真を撮る場所としては申し分ありません。しかも稲が収穫のときを迎え、黄金色に色づいています。自分の選択は間違っていない。少なくとも現地に立つまではそう思っていましたね、わたくし。でも、何か違う。思い描いていた図柄と少し異なっています。そう、青もしくは緑であるはずの乙女が池が黄色なのです。水草が生い茂った結果、水面が見えなくなり、まわりの水田と同化していたのでした。う~む。悩ましいところです。でも、絨毯のような黄色い稲穂は今しかありません。バックの琵琶湖もきれいに青が出ているし……。これはこれで十分じゃない? そう思って「トワイライト」を待つことにしました。列車通過後、カメラのモニターで確認すると、ダークグリーンに黄色の縁取りとラインの入った「トワイライト」は、黄金色の景色に最適のカラーリングです。今しか撮れないカットを撮ることができ、写真の醍醐味を味わった気がしました。
2010/09/23
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大俯瞰ポイントで列車を待っていると、わたしのあとにもう一人、ファンの方が見えました。聞くと、この朝、高速を使って石川県から福井県にかけて「日本海」を追いかけ、三度撮影されたと言います。すっげえ、そんなこともできるのか、とわたくし心底感心しましたね。その方はさらに、ここへ来るまでの間、湖西線でローピンのパーイチが牽く工臨のチキを見かけたと話されました。残念ながら撮影はできなかったそうですが、この工臨運用のため、明日の「日本海」の機関車は「トワがま」になる可能性が大だと言われます。ふむ、なるほど、と思いながら、聞いていました。上りの「トワイライト」」が眼下を通過したあと、下りの「トワイライト」」を撮るため、移動している途中、駅で停まっているローピンの工臨を発見しました。こんなところにいたのか、と思いながら、この調子なら、うまくいけば先行してお迎えできるかも、とアクセルを踏む足に力を入れました。想定していた撮影ポイントに着くのとほぼ同時に、チキ2輌を牽いたローピンがやってきました。貨車の長さは機関車とほとんど変わりません。まるで模型の世界を見ているよう。思わぬ拾いものに、えへへと頬が緩むのを止められませんでした。今日9月22日は、日本救世軍創立記念日、夫婦の日(毎月)、リンカーンが奴隷解放宣言をした日(1862年)だそうです。
2010/09/22
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湖西線へ通うようになって、どうしても撮っておきたいカットがありました。山の上からの大俯瞰です。そこへは車で行くことができ、すでに立ち位置も確認済みなのですが、夏場は水蒸気の量が多いせいか、なかなかクリアに見通すことができません。何度か挑戦したものの、透明度の良い日に再チャレンジ、と出直すことの繰り返しでした。さらに欲が出てきます。はい、わたくし、ちょっぴり欲深い人間なのであります(笑)。できれば、水田がこがね色の絨毯となった景色の中を走る「トワイライト」や「日本海」を撮影したい。そんな想いをいだきながら、この日も出かけたのであります。おそらくこの週末には稲の刈り取りが始まるだろうから、田んぼがまだら模様にならないのは今しかない、と思いながら山の頂へと車を走らせました。本当は「日本海」で狙いたいのですが、早朝だと逆光になる可能性が高いため、「トワイライト」で撮影することを選択したのです。緑から黄色へと少しずつ色彩の異なる田んぼが眼下に広がっています。その向こうには琵琶湖、さらには湖北の山々が連なっているのも遠望できます。この夢に見た景色の中を「トワイライト」が軽快に駆け抜けていきます。ああ、今日まで待った甲斐がありました。今日9月21日は、室戸台風が関西に来襲し、死者・行方不明者3036人(1934年)、プロ野球でフリーエージェント制が導入された日だそうです。
2010/09/21
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今年は、過去最高の熱夏で、線路際に立っていても何度クラっとしたことでしょう(笑)。しかし、季節は確実に移ろい、青々としていた田んぼも黄金に色づいて稔りの時期を迎えました。湖西線の沿線は、名にし負う近江米の産地。重たげにこうべを垂れた稲穂の黄色と、夏雲を配した青空の中にローズピンクとブルーの「日本海」の組み合わせは、色彩的にも申し分ありません。秋の訪れを感じさせる要素を全部組み合わせたくて、縦位置を選択したのが、本日の「思い出の1枚」です。今日9月20日は、バスの日(日本バス協会)、空の日だそうです。
2010/09/20
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北海道の旅日記を続けているうちに、すっかり秋めいてきました。今日から北陸本線に転線します。現在「日本海」はローピンのパーイチ(EF81)が牽引しており、寝台特急ならびにEF81の先行きからして、いつまで現状が続くのか不透明なところがあります。線路際で偶然居合わせた方と話をしても、さまざまな憶測が飛び交っています。いわく、来年3月までだろう。いわく、当分続くのではないか、などなど。いずれにせよ、「お名残り鉄」でホームや線路際が狂乱状態になったとき、そのなかに混じるのは本意ではありませんから、静かな今のうちにせっせと記録しておこうと思っています。最近、「日本海」や「トワイライト」を撮影する機会が増えているのは、そうした考えからですが、北海道から帰ってきて再び湖西線を訪れました。この朝も「日本海」は定時で姿を現しました。しかし、牽引機はローピンではなく、ダークグリーン。あらら、トワがまか……。ちょっぴりガッカリしたわたくしですが、これはこれで1つの記録になります。というわけで、少し前に湖西線で撮影したトワがま牽引の「日本海」が「本日の思い出の1枚」です。今日9月18日は、かいわれ大根の日(日本かいわれ協会)、頭髪の日(毎月)だそうです。
2010/09/17
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そろそろ大阪へ帰る時刻が迫ってきたようです。日高本線で1日を過ごしましたが、最後はやはり北海道の青いDD51で締めくくりたいものです。空港に近くて、手軽に撮影できる美々駅へと車を走らせました。すでに日は大きく西に傾いています。露出も次第に厳しくなってきて、最初はISO感度を上げて対応していたのですが、それにも限界があり、じゃあ逆に流してしまおうと思いました。駅構内とはいえ、結構なスピードで「北斗星」は通過していきます。まあ、1カットでもまともなものが残せたら、それで御の字。欲張りますまい。そう思いながら通過する列車に合わせてカメラを右に振ります。ピントの合い具合は家に帰って大型モニターでチェックしないといけませんが、とりあえず数枚は見られるものが残せたようです。「北斗星」も流れたことだし、あとは空港で関西行きの飛行機を待つとしましょうか。今日9月17日は、モノレール開業記念日(東京モノレール株式会社)だそうです。
2010/09/17
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日高本線といえば、やはり何といってもサラブレッドです。馬と日高色のキハ40とを組み合わせられないか、というのがこの日の課題の1つでもありました。1日数往復しか走っていない列車に、広い牧場の中を自由に動き回る馬たち。これもなかなかにハードルの高い宿題です。車を走らせながらも、線路際の牧場に馬がいないかと目を凝らしていました。昆布干しの浜辺へ行く途中、鉄橋の下あたりに馬たちが集まっていました。今、ここにキハ40が来たら申し分ないのに……。でも、気動車が来るのは数時間後。それまでこの状態で、待て!昆布干しの情景を撮影したのち、折り返しのキハ40が通過するまでに、くだんの鉄橋へ移動し、馬たちに「動かないで」と言い含めなければなりません(笑)。わたしが心の中で念じた言葉は馬たちに届いたようです。気動車が鉄橋を渡る音にも動じず、のんびりと草を食んでいます。これで夏休みの絵日記を1枚仕上げることができました。今日9月16日は、マッチの記念日だそうです。
2010/09/16
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前日に引き続き、本日の「思い出の1枚」も「限定品」のカットです(笑)。日高本線には3年前にも訪れています。しかし、ロケーションが分からないため、撮影地情報などを頼りに南下を続けましたが、いかんせん列車本数が少ないため、限られた場所でしか撮影することができませんでした。次に来るときには、ぜひとも訪ねてみたいと思いながら帰ったのが、東町の向こうにある昆布干しの海岸です。そこは昆布を干している浜辺のすぐそばを日高本線の列車が通過していくのです。昆布干しが行われるのは夏場だけ。しかも海が穏やかな日に限られる。そして晴れていなければならない。加えて列車本数が少ない。「限定」の4乗ですから、もしかすると前日の「カシオペア」より条件は厳しいかもしれません。また、襟裳岬の先端に近い場所ですから、いやになるほど千歳からも遠いわ。というわけで、やっとの思いで念願の浜辺に立てたときは、わたくし、ちょっと感動してしまいましたね。列車通過後、船から下ろした昆布を引きずりながら浜に上げている老人を見かけました。潮をたっぷり含んだ昆布は見るからに重そう。こうした苦労の末に完成した本場の日高昆布が、まずいはずはありません。まだまだ鍋物という季節ではありませんが、こういう景色を見てしまった以上、我が家へのみやげに日高昆布を買ってしまったのも、ある意味、当然のなりゆきでした。今日9月15日は、新橋~横浜間で国内初の貨物列車が運転された日(1873年)だそうです。
2010/09/15
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わたくし、限定品ということばに弱いのです。夏季限定、期日指定となると、これは限定品の2乗ですから、何としてでも手に入れる必要があります。そうしたものの1つに「カシオペア」のサンセットカットがあります。東上する「カシオペア」は、夏場ですと北舟岡あたりで日没を迎えます。「カシオペア」は毎日運転されるわけではありませんし、晴れないと光の量が不足して撮影できません。夏季限定の期日指定に加え、晴れの日限りと、クリアすべき条件が山盛り。「限定」の3乗ですから、いやあ、難しい。でも、その分燃えます。この日は「カシオペア」の運転日ですし、天気も穏やかに晴れわたっています。わたしと同じ思いをいだいた人たちが、すでに1時間以上も前から北舟岡駅に集まってきました。手軽に海を入れて撮影できるとあって、構内の陸橋上には早くも三脚がセットされています。わたしもその中の一人となって「カシオペア」を待ちかまえました。雲がほとんどない快晴とはいうものの、やはり光量は少しずつ、そして確実に落ちていきます。そのたびに写り具合をチェックし、シャッター速度やISO感度を調整します。そうしたことを繰り返すうちに列車の接近を告げる構内放送がありました。カメラを構えている人たちは瞬時に反応し、臨戦態勢に入ります。しばらくしてDD51の重厚なエンジン音が近づいてきました。う~ん、いい感じです。走行写真を撮るにはギリギリの光の量。それでも何とか押さえることができました。今夜のビールはうまいぞ、と。今日9月14日は、メンズバレンタインデー(日本ボディファッション協会、199年1)、コスモスの日、セプテンバーバレンタインだそうです。
2010/09/14
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2007年9月以来、約3年ぶりの室蘭本線。この間に姿を消した列車とか、形を変えた車輛というのはあまりないのですが……、あ、いや、ありました。DD51です。貨物列車を牽くDD51の姿をほとんど見かけなくなりました。加えて、今回の北海道行ではレッドベア(DF200)との相性もあまりよくなく、目にはするのですが、撮影できないシーンが何度もありました。これもフラストレーションが溜まります。午前中、白老付近で撮影したあと、午後はどうしようかと考えた結果、もう一度東室蘭方向へもどることにしました。この日は「トワイライト」と「カシオペア」が走るのですが、これらはやはり未電化区間で収めたいと思ったからです。夕方の撮影ポイントを視野に入れながら本輪西あたりを走っていると、線路際で三脚を立ててスタンバっている「鉄人」を発見。もうすぐ貨物がやってくるのは分かっていましたので急遽、車を停め、混ぜてもらうことにしました。そして遠くに見えたのは、レッドベアならぬDD51。やった!あとで同席させていただいた方に聞くと、東室蘭まではDF200が牽いてくるのですが、東室蘭と本輪西の先にあるヤードの間だけDD51が担当しているそうです。偶然とはいえ、ラッキーでした。今日9月13日は、世界法の日(法務省)、司法保護記念日(司法保護事業団)だそうです。
2010/09/13
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北海道内で寝台特急を青いDD51が重連で牽いているのは、電化区間と未電化区間が交互に現れるためです。特急用の青いDD51は、全国でも北海道だけでしかお目にかかれませんから、はるばる来たぜ、北海道! というわたしの立場からすると、ついつい力が入ってしまいます。「カシオペア」のあとの「トワイライト」は続行してやってきますので同じ所で撮影し、それが一段落したのち、「北斗星」に備えて白老の跨線橋へと場所を変えました。ここも有名ポイントの1つです。現地に着くと、すでに撮影準備をすませている方が一人いましたので、挨拶をして並ばせてもらいました。霧は次第に姿を消し、「霧の朝は晴れる」という言い伝えどおり、夏のパワーみなぎる太陽が姿を現しました。先ほどまでの白い世界はどこへ行ったの? という感じです。初日、2日目とそれぞれ1回ずつ撮影し、渡道3回目となる「北斗星」。西方に住むわたしにとって、寝台特急に優先順位をつけるとすれば「カシオペア」「北斗星」「トワイライト」となります。さあ、気合いを入れて撮影しましょう。今日9月11日は、公衆電話初設置の日だそうです。
2010/09/11
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2日目の撮影を終え、東室蘭に引き返し、一夜を過ごしました。2日目は室蘭から以西を攻めましたので、3日目は以東に進路を変えました。電化区間になるのですが、定番の撮影ポイントもいくつかあり、これまた楽しみです。朝一番のお約束、モーニングワンダーといえば「カシオペア」です。すでにダークグリーン(「トワイライト」)とブルー(「北斗星」)の編成は撮影済みですが、シルバー(「カシオペア」)にはまだ遭遇していません。渡道3日目にしてようやく出会える銀の稲妻です。ただ、予想もしないことが起こってしまいました。朝、東室蘭を出るときには快晴で、真っ青な空が広がっており、今日も暑くなるけど、その分、天気は、よっしゃあ! という感じだったのですが、東に向かうにつれ、見る見る霧が立ち込めてきたのです。うそやろ~。現地に着いても、海霧はなかなか晴れそうにありません。少し明るくなったかと思えば、次の瞬間には視界がかなり悪くなるということの繰り返しで、ヤキモキしてしまいます。そして通過時刻。少しはマシになりましたが、望遠レンズの中の遠いところは白くモヤっています。その中から青と銀の編成が姿を現しました。まさに「カシオペア、見参!」という感じ。霧の中の銀色編成。これはこれで、カッコよろし!今日9月10日は、全国下水道促進デー(建設省、1961年)、車点検の日、寝具の日、屋外広告の日(全日本屋外広告業団体連合会、1974年)、カラーテレビ放送記念日、LPガス消費者保安デー(毎月)、二百二十日だそうです。
2010/09/10
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室蘭本線といえば、何カ所かで海辺の景色を撮影することができます。その中の1つが長和駅から程近い丘の上から見下ろす構図です。雄大な噴火湾を背景に、単行の気動車がトコトコと走るのどかな風景は、いかにも北海道。遠くに見えるのが駒ケ岳というのは、家に帰ってきて知りました。今日9月9日は、救急の日(厚生省、消防庁)、チョロQの日、重陽の節句、福祉デーだそうです。
2010/09/09
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夏の時期、北海道では黄色い花が至る所で咲いていました。有珠の近くにあるお立ち台でも、あたり一面この黄色い花で覆われていました。ここはS字カーブの下り勾配を駆け降りてくる列車を撮るポイントですが、黄色い花を強調するため、あえて列車を画面の中央から外しました。できれば「トワイライト」か「カシオペア」か「北斗星」で狙いたかったのですが、この日はすでに通過したあとですし、現場へ辿りつくためには藪こぎをしなければならず、蚊をはじめとする虫の襲来が結構きつかったので、翌朝再挑戦する勇気は出ませんでした。でも、やってきたのが、いつまで存続するのか分かりませんが、それほど長い寿命ではないキハ185系「北斗」でしたので、これで満足することにしました。今日9月8日は、サンフランシスコ平和条約調印記念日、国際識字デー(ユネスコ)、米の日(毎月)だそうです。
2010/09/08
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「トワイライト」「北斗星」と、朝の課題を無事すませたたあとは、有名撮影ポイントを順番に転戦することにしました。北海道非電化区間のクィーンは、やはりキハ281系でしょう。前日の千歳線でも、石勝線へと進む姉妹特急を撮影していますが、やはり架線のない場所で撮影したいもの。静狩のあと、さらに長万部方向へ進むことも考えましたが、ここは素直に引き返し、礼文の直線コースでキハ281系「スーパー北斗」を狙うことにしました。静狩と礼文の間には長いトンネルがあります。朝の大岸同様、列車の接近に伴って警報が鳴りますので、それにあわせて心の準備をすればよく、落ちついて撮影することができます。トンネルから飛び出した「スーパー北斗」が、そのパワーにものを言わせてグングンと近づいてきます。線路のそばの少し下がった場所でカメラを構えていますので、ローアングルから見上げる形のキハ281系は迫力満点で、これもまた文句なしにカッコいい!今日9月7日は、白露(24節気の一つ。大気が冷えて露ができ始める)、クリーナーの日、国際青年デーだそうです。
2010/09/07
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「トワイライト」の次は「北斗星」です。またしても対角線構図になりますが、これは静狩の跨線橋でいただきましょう。車で移動し、お決まりの場所で待っていると、カメラバックを背負ったファンがやってきました。挨拶を交わし、列車が来るまでしばらく話をしました。友人と一緒に北海道へやってきた東京の大学生とのこと。気持ちの良い若者でした。この場所は遥か彼方から列車の接近が確認できます。ヘッドライトを見つけてから足元にやってくるまで数分かかりますので、その間に最後の調整が可能です。列車の動きを見ていると、気持ちも徐々に高ぶっていきます。そしてターゲットロックオン! 列車の動きにあわせてズーミングしながら連写します。連写は連射とも書けるように、これはまさしくシューティング。「北斗星」がきっちり画面の中に収まりました。今日9月6日は、黒の日(京都黒染工業協同組合、1989年)、妹の日(妹の日実行委員会、1991年)、墨の日、クロスワードパズルの日だそうです。
2010/09/06
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この前、室蘭本線を中心に撮影したのは2007年のことでしたから、すでに3年が経過しています。今回はデータを更新するため、以前撮影した場所も含め、有名ポイントで積極的に列車を撮影し直すことにポイントを置きました。東室蘭で泊まった翌朝、空は快晴です(やっぱ、晴れ男だわ、と自我大絶賛。爆)。朝一番の撮影は「トワイライトエクスプレス」ですが、どこで撮りましょう。そうだ、礼文~大岸間の直線を俯瞰するのがよいかもしれない。一気に西へ走り、そこから東に向けて移動しながら東室蘭へ帰ってくることにしました。撮影ポイントの横は静かな海岸線。この朝は波もなく穏やかな海面が、朝のエネルギーに満ちた太陽の光をギラギラと反射しています。キャンプをしていた人たちでしょうか。すでに海水浴を始めている人もいます。そんな光景を眺めながら撮影準備に取りかかりました。展望台へと続く階段の中腹がお立ち台なのですが、今回は前回よりもう少し高みから見下ろすことにしました。トンネルとトンネルに挟まれた場所ですので、列車の接近に伴って注意をうながす警笛が鳴ります。列車がやってきたことはそれで知ることができますから、本番に備えて最後のチェックを行います。DD51のエンジン音がトンネルの中から響いてきます。そして画面の端と端を結んだ対角線上を一直線にこちらへと伸びてきる「トワイライトエクスプレス」。ただ、11輌編成の客車というのは、思った以上に長くて、最後尾がトンネルから出きらなかったのは想定外でしたが、陰りひとつもないド順光のもとで見る寝台特急は、まだ少し本調子になっていない頭にガツンとカツを入れ、朝の眠気を吹き飛ばしてくれました。う~ん、ビュリフォ~!今日9月5日は、石炭の日(クリーンコール・デー・資源エネルギー庁、1992年)、国民栄誉賞の日だそうです。
2010/09/05
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今年の夏休みは北海道へ撮影に行きました。毎年、1回か2回は北の大地を踏んでいるのですが、今回は千歳線、室蘭本線、日高線などを3泊4日で駆けめぐりました。千歳空港に降り立ったあとレンタカーを借りたのですが、夏のハイシーズンとあって、空港で長蛇の列、移動してレンタカー会社でも待たされと、空港に着いてから実際に走りだすまでに1時間半近くかかってしまいました。観光客のほとんどがレンタカーで移動という土地柄を考えると仕方ないのかもしれません。当初は石勝線へ足を伸ばそうと思ったのですが、途中で気が変わり、千歳線でまずは「トワイライト」を狙うことにしました。最近、湖西線や北陸本線で撮影する機会が増えている「トワイライト」。ダークグリーンのパーイチトワ釜でない北の青いDD51ダブルに牽引されるさまは、これはこれで格好良い!今日9月4日は、くしの日(美容週間実行委員会)、クラシック音楽の日、関西国際空港開港記念日だそうです。
2010/09/04
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桜島線で撮影したあと、大阪環状線へと移動しました。北摂に住んでいるため、大阪市内に来ることはあまりなく、土地勘がないのですが、雑誌で京セラ大阪ドームの前を通過する大阪環状線の写真を見たことがありましたので、現地はどのような感じなのかを確認することにしました。大阪ドームには少し前、野球観戦で来たことがありますが、そのときは電車で行き、試合が終わればすぐに帰りましたので、ドームの特徴的な風貌もじっくりと眺めることはありませんでした。あらためて外観を見ると、やはり変わった姿です。帽子の裾が丸まってウェーブしたような感じですが、この写真を眺めているうちに、何かに似ているような気がしてきました。う~ん、スターウォーズでダースベーダーの配下にいる白い戦闘スーツを身にまとった兵士のヘルメットのようでもあります。いずれにしてもロボットの頭部をイメージさせます。銀色に輝くドームの前を通過していくオレンジ色の環状線の電車が、本日の「思い出の1枚」です。今日9月3日は、ホームラン記念日、草野球の日、盲聾唖者児童保護デーだそうです。
2010/09/03
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東京では中央線の201系が最後のお勤めに励んでいますが、大阪では201系どころか、103系、しかも高窓車ではないタイプが堂々と現役を張っています。さらに大阪環状線以外でも播但線や関西線、奈良線、阪和線など、103系はまだまだ主流なのであります。JR-Wがいかに車輛を大切にする会社であるかが(笑)、この1点をとってもよく分かるというものでございましょう。さて、そうした103系も、姿を消し始めると早いもの。しかも日常的に使用されているものですから、大々的なイベントもなく、気がついたらいつの間にか変わっていた、ということもありえます。普段着の姿を記録しておくのも大切ということで、大阪市内の103系、201系を撮りに行ってきました。桜島線ではUSJ(Universal Studios Japan)仕様の103系が走っています。このユニバーサルデザインは、そのときどきのアトラクションに応じて変化します。今は「セサミストリート4-Dムービーマジック」仕様になっています。USJはずっと以前に一度訪れただけ。ディズニーランドに至っては一度も行ったことがないというわたしのような人間にとっては、「4-D? どんなものじゃろう? 3-Dの間違いじゃないの」としか思えませんが、会場へ行き来するお客さんにとっては、夢を運ぶ、まさしくドリームトレインになるのでしょうね。今日9月2日は、宝くじの日(第一勧業銀行宝くじ部、1967年)、靴の日だそうです。
2010/09/02
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先日、久しぶりに山崎カーブへ行ってきました。この近くにある大山崎の「名神クロス」にはチョコチョコ出かけているのですが、山崎カーブは随分ご無沙汰していました。カーブで待っていると、列車の接近してくる様子が、かなり遠くから見えます。快速や普通などが何本か通過したあと、外側の線路を近づいてくる編成がありました。貨物でもないし、特急でもないし、最初は223系の新快速かな、と思ったのですが、近づいてくるにつれ何となく前面窓周りのデザインが異なります。新型車だ!ほう、これが噂に聞いた225系ね。目と鼻の周りを黒いマスクで覆った、少し縦長に見えるロボット顔です。今は貴重な存在ですが、そのうち、ああまたこいつか、と見向きもされないようになるのでしょうね。今日9月1日は、上野~青森間(現・東北本線)全通(1891年)、防災の日、関東大震災記念日、国際青年デー、宝塚歌劇団レビュー記念日、羊毛年度始め、霞ヶ浦の日、省エネルギーの日(毎月)だそうです。
2010/09/01
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