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≪ガイド≫海岸に沿って走る気動車を大村湾の海を大きく取り入れ、国道の上から手軽に撮影できます。≪レンズ≫70mm相当(35ミリ換算)≪アクセス≫松原駅から千綿の方に向かって国道34号線を3kmほど進むと、才貫田トンネルと一本松トンネルの間で線路が大きく左カーブしたところがあります。付近には路肩が広くなったパーキングエリアもありますので駐車は可能です。≪撮影日≫2007(平成19)年1月21日
2007/01/31
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海岸線を走る線路では、足回りが隠れてしまうポイントが多い中で、きれいに車両を見ることのできるのが千綿駅から少し松原駅寄りに行ったカーブ付近です。晴れていれば彼方に雲仙の山影を眺めることができるのですが、あいにくの曇天で、それはかないませんでした。そのかわりに気動車のヘッドライトが海面に反射してオレンジ色に輝きました。曇り日ならでは、の情緒が出たと思います。
2007/01/30
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諫早に1泊した翌日は朝一番で「あかつき」を撮影したのち、大村線へ移動しました。前日と一転して、今にも泣き出しそうな曇天です。長崎自動車道を移動中、大村線を走っている列車を見る瞬間があったのですが、4両編成のうち前の2両が国鉄色でしたので、これはぜひとも撮影しなければ、と思い、先を急ぎました。大村線の好撮影ポイントは松原と千綿の間に点在していますので、高速を大村インターで下りてから松原へと急ぎました。それにしても、九州まで来て追っかけじみたことをするとは思ってもみませんでした(笑)。大村を通過したときに国鉄色の列車より若干先行していることが分かりましたので、海がバックに見える場所で車を停め、待つことにしました。しばらくしてやってきた国鉄色。2年半前にも一度撮影していますが、やはり何度見ても良いものです。
2007/01/29
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≪ガイド≫「海の中道」ともいえる情景のなかを気動車が走ります。午前中は逆光になりますが、銀色に輝く水面をバックにして、列車をシルエットにする方法もあります。≪レンズ≫210mm相当(35ミリ換算)≪アクセス≫東園駅から1km。東園駅を走る国道207号線を大草方面へ進みます。大草小学校前を過ぎると上り坂にさしかかります。大村湾と東園の町を眼下に見下ろしながら、山の木バス停近くのみかん畑から撮影します。≪撮影日≫2007(平成19)年1月20日
2007/01/28
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多良と肥前大浦の間で撮影したのち、一気に南下して長崎本線の旧線へ行きました。東園を中心に喜々津から大草までの区間は海辺を走る情景地として、撮影地情報では必ずリストアップされる場所です。ここは以前にも訪れたことがあるのですが、前はポジでの撮影でしたので、今度はデジタルで撮っておこうと考えたのです。ただ、移動にそれなりの時間がかかったのと、天気が晴れから曇りへと変わってきたため、諫早を過ぎるころから光線の量が少なくなっていきました。喜々津を過ぎ、峠越えをする途中でちょうど列車がやってくる時刻となりましたので、俯瞰して撮影することにしました。港のそばを一直線に走る単行の気動車が本日の「思い出の1枚」です。この次は港の方から撮影したらどうなるだろうか、と思っています。
2007/01/27
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有明海は干潟で有名で、干潮になれば、あんなにあった水はどこへいったの、と思うぐらい、見事に干上がってしまいます。そうした海ならでは、の漁具に四つ手網というのがあります。わたしも実物を見たのは初めてだったのですが、竹竿を×字形に組んで網を張り、支柱の先端にくくり付けた縄を上げ下げして魚を獲る、ある意味、悠長な漁法だそうです。港の一角に四つ手網を設けた小屋があり、その向こうに鉄橋が架かっていましたので、これをモチーフに撮影することにしました。しばらくすると783系の「かもめ」がやってきました。有明海らしい写真を撮ることができました。
2007/01/26
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長崎本線は単線ですので、列車の交換は基本的に駅で行われることになりますが、多良と肥前大浦の間には交換施設(里信号所)が設けられています。駅間の長さが信号所設置の理由の1つなのかもしれません。白浜海水浴場を見下ろすお立ち台で撮影したのち、時刻表を見ると「白いかもめ」同士が里信号所ですれ違うことが分かりました。これは撮影しておかねば、と思いましたので、信号所へと移動しました。長崎から来る列車も、博多から来る「かもめ」も信号所からだと、ともによく見通せます。ただ、どの位置ですれ違うのか、もっと言えば、すれ違ったあと、しばらくの間、両方の列車が停車するのかどうか、そのあたりのことがよく分かりませんので、このあたりで停まってくれれば、と期待を込めた場所で待ち構えました。結果から言うと、予想した場所はそれほど期待はずれの位置ではなく、「白いかもめ」はきれいなカーブを描きながら離合していきました。2つのかもめが並んだシーンも捨てがたいのですが、離れていく2編成も自分なりに気に入りましたので、それを本日の「思い出の1枚」にしたいと思います。
2007/01/25
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長崎本線でもう1つ定番カットといえるのが本日の「思い出の1枚」です。国道の横にある空き地から見下ろす形で撮影するのですが、正面気味に望遠レンズで圧縮する縦構図と、標準系レンズで横位置に撮影する構図に分けられます。後者の場合、バックに海水浴場のやしの木が入るため、南国的な雰囲気を出すことができます。わたしも両方を撮影したのですが、本日は縦位置の方をご覧いただこうと思います。お昼ごろは満遍なく光が当たるのですが、午後少しおそくなると影が伸び始めます。長崎本線といえば「白いかもめ」と呼ばれる885系が一番良く紹介されますが、お昼過ぎに撮影したときはハイパーサルーンの783系でしたので、885系のカットも撮影しておこうと、午後おそくに再度、現場を訪れると奥のカーブ付近は影になっていました。こだわりを捨てれば、それなりに見ることのできるカットではあるのですが、これでまた再訪の理由ができてしまいました……(笑)。
2007/01/24
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きれいにカーブを描きながら鉄橋を渡る885系「白いかもめ」の写真は、長崎本線における定番カットの1つです。わたしは2年半前にも長崎本線の撮影に行っているのですが、そのときは勘違いをして、別のところをウロウロし、結局この場所へはたどり着くことができませんでした。今回は事前に情報を集め、じっくりと地図を調べたうえで現地に向かいましたから(笑)、念願だったカットを撮影することができました。リベンジを果たすためにも情報収集と対応策の準備は必要なんですね(笑)。
2007/01/23
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週末、九州へ行ってきました。今日からしばらく長崎本線と大村線で撮影した写真をご覧いただこうと思います。伊丹を朝一番の飛行機で佐賀へ行き、長崎本線をめざしました。佐賀空港に着き、レンタカーで諫早の方をめざしていると、佐賀市内を抜けるとき、熱気球が数個、空中に浮かんでいるのに気がつきました。佐賀は熱気球が盛んで、テレビなどでも見たことがありますが、実際に浮かんでいるのを見るのは初めてです。長崎本線の鍋島駅と久保田駅の間に流れている嘉瀬川と長崎本線が交差するところには、熱気球の試合が行われるときに「バルーンさが」という臨時駅も開設されるようです。熱気球と列車をからめた写真を撮影したいと、カーナビを頼りに長崎本線をめざしたのですが、線路際に着いたときには熱気球は次々と地面に下り、結局、イメージどおりの写真を撮影することはできませんでした。熱気球が上がるのは風が吹かない早朝の一ときだけのようです。そのまま移動するのも勿体ないので、牛津駅と肥前山口駅の間の線路際で編成写真を撮影することにしました。普通電車が2本ほどと、ハイパーサルーンタイプの783系「みどり・かもめ」併結号などがやってきました。線路から程近いところに石仏がまつられていましたので、お決まりの石仏入りカットも押さえました。この石仏は円筒形の柱の側面に仏さまが数体掘り込まれているもので、これまでこういう形のものはあまり見たことがありませんので、珍しいな、と思いました。
2007/01/22
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≪ガイド≫土佐くろしお鉄道なはり線のなかで、太平洋を手軽に取り入れて撮影できるポイントです。場所を少し変えれば、サイドから撮影することも、正面からストレートに撮影することも可能です。≪レンズ≫40mm相当(35ミリ換算)≪アクセス≫赤野駅から国道55号線に出て室戸方面に進みます。1kmほどで上り坂になりますが、車道の横に走っているサイクリングロードが撮影ポイントです。≪撮影日≫2006(平成18)年8月15日
2007/01/20
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≪ガイド≫鉄橋を渡った路面電車を正面から撮影することができます。電車の正面をアップで撮るのもよし、引いて橋を写し込むのもいいでしょう。電車は次々とやってきます。≪レンズ≫130mm相当(35ミリ換算)≪アクセス≫葛島橋東詰駅から国道に出て高知に向かい、葛島橋を渡ると歩道橋があります。この歩道橋の上が撮影ポイントです。また、葛島橋を渡る電車をサイドから撮ることも可能です。周辺にポイントはいくつかありますので、好みの場所を探してください。≪撮影日≫2007(平成19)年1月7日
2007/01/19
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団体臨時列車の発車まで1時間ほどありましたので、遅めの昼食をとることにして、セルフサービスのうどん屋さんへ入ってみました。日和佐は阿波の国ですが、さすがは四国。讃岐うどん風でおいしくいただきました。団臨の返しは、やはり薬王寺の境内から写すことにしました。正月三が日ほどの賑わいはないものの、年明け早々の時期ですので、薬王寺はそれなりの人出でした。このお寺では、厄除けを祈願する人は、参拝道となっている石段に1円玉や10円玉を1枚ずつ置きながら上っていくのがしきたりになっているのですが、この日は置かれているお金の量がいつも以上に多く、止むを得ずコインを踏みしめながら進まないといけないほどでした。そのあたりが正月明けの風情、いつもと違うところでした。境内からは牟岐線と日和佐の町並みを見下ろすことができますから、これまでも何度か撮影させてもらっていますが、今回は臨時列車ということもあって4両編成と、普通の列車の倍の長さです(昼間の閑散時には単行での運行も当たり前ですから、それと比べたら4倍の長さになります)。「ここでこんなに長い列車を撮影するのは初めてじゃない?」。横で見ている妻のつぶやきです。確かに、いつもの画角だと編成が切れそうなので、素早くズーミングを変え、何とか画面に収めました。
2007/01/18
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高知からの帰路はいつものように牟岐線に沿って走りました。高知(室戸岬)から徳島に向かう途中に日和佐という街があります。ネイチャーが好きな人ならウミガメが産卵に来る街、ある程度年配の方なら厄除けで有名な薬王寺のある街として知られています。鉄道写真を撮る方から言えば、薬王寺の境内は絶好の撮影ポイントになるのですが、この薬王寺はお正月シーズン、参拝客で大変混み合います。駐車場所を探すのも大変で、最近は薬王寺の近くに「道の駅」ができましたから、車をそこに停めて参拝する人も多いようです。この「道の駅」はJR牟岐線の日和佐駅と接しており、日和佐駅の中へも自由に入れる構造となっています。私も車を「道の駅」に停め、カメラを片手に駅へ行ってみました。時刻表を見た限りでは、次の列車が来るまでにしばらく間があります。しかし、すでに列車が停車しているのが見えます。ただ、全く動く気配がなく、ホームの端では運転士さん・車掌さんとおぼしき人が休憩しています。ヘッドマークを見ると「アイランドエクスプレス」となっています。季節柄、どうやら日和佐の薬王寺に参詣する団体用臨時列車のようです。停車中のカットを何枚か撮影したあと、運転士さんに発車時刻を尋ねると約1時間後とのことでした。折角の機会なので、走行写真を撮りたいと思い、場所を探すことにしましたが、そのあたりについては明日のブログで紹介させていただきます。というわけで、本日の「思い出の1枚」は、日和佐駅に停車中のキハ185系団体臨時列車「アイランドエクスプレス」。正月明けに思わぬお年玉となりました。
2007/01/17
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朝倉で土佐電鉄のタブレット交換を撮影したあと、高知市内を抜けて妻の実家のある室戸方面へと車を走らせました。しかし、冬場とはいえ、まだまだ撮影可能な時間帯ですので、あと少しだけ帰りがけの駄賃をねらうことにしました。土佐電鉄は西の枝川から高知市内を抜け、東は後免(ごめん)まで走っていますが、高知市の葛島(かつらしま)あたりで国道から離れていきます。その葛島橋東詰電停から後免方面にかけては少し急な勾配となっており、線路も大きくカーブしていますので、後免方面から登ってくる電車を、手前に線路を入れて撮影することができます。ちょうど西日を受ける時間帯ですので、やってくる電車は逆に順光線できれいに撮影できました。
2007/01/16
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高知方面へ行く電車を見送ったあと、朝倉停留所には伊野行きの電車が入ってきました。朝倉と伊野の間では今でもタブレットが使われており、朝倉を出た電車が伊野で折り返してくる間、次の電車は入って来られない仕組みになっています。伊野までの途中区間では交換できる場所がありますので、朝夕のラッシュ時には朝倉以外の場所でもタブレット交換がなされるのでしょうが、休日の午後では基本的に朝倉停留所での交換となっていました。伊野から高知市内に向けて走っていく電車がやってきました。この電車は伊野行きの電車の横で一旦停止し、運転室横の窓越しにタブレット交換を行います。一瞬のことですので、タイミングを外さないように撮影する必要がありますが、何とかタブレットと分かる状況で捉えることができました。ただ、もう少しアップの方がよかったかな、という気もしていますので、次回以降の帰省時にでも再チャレンジしたいと思っています。
2007/01/15
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高知の朝倉には土讃線の朝倉駅のほかに土佐電鉄(路面電車)の朝倉停留所もあります。朝倉は大学の街です(高知大学があります)ので、朝倉どまりの路面電車も結構頻繁に走っています。JRの列車を撮影したあと、土佐電鉄の朝倉停留所へ行ってみました。ちょうど朝倉折り返しの土電(高知の人はこれを「とでん」と呼びます)が入ってきました。電車が停車したあと、行き先表示を変更した運転士さんはトイレ休憩のため、停留所の横にある待合室に入っていきました。停留所の中はどうなっているのだろうと思い、わたしも入ってみました。壁には時刻表やポスターが貼られ、室内には椅子がいくつか並んだごく普通の待合室です。ちょうど表を地元の老人が通りかかったので、発車待ちをしている路面電車とからめて撮影させていただきました。ゆったりとした時間が流れます。
2007/01/14
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わたしが高知に住んでいたころ、「あしずり」といえばキハ58系で編成された急行列車でしたが、今は特急に昇格しています(ちなみに、同じく土讃線を走る「南風」は、当時から特急でした)。しかし、現在、「南風」が高松や岡山まで行っているのに比べると、「あしずり」は高知から中村までの区間が限定された特急です。その分、なかなか撮影することができませんので、今回の高知行きでは気合を入れて撮影することにしました。朝倉から枝川へ向かう上り坂を軽快に飛ばしてくる下りの特急「あしずり」が、本日の「思い出の1枚」です。
2007/01/13
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高知市内を抜けて向かった先は土讃線の朝倉駅でした。実は昔、この駅の近くに住んでおり、当時はDF50やキハ181系の特急「南風」などを撮影していました。ことさらに「国鉄色」などという枕詞をつけなくてもよかった時代。逆にいうと、現代のような時代が来ることさえ予想もしなかった正真正銘の「国鉄時代」でした。朝倉駅から高知の方に向かうと、列車はほどなく鏡川という川を渡ります。その鉄橋のそばにお地蔵さんが並んでおり、昔はそれとDF50が牽引する貨物列車とを組み合わせて撮影したりしたものです。あのお地蔵さんは今、どうなっているのだろうか。高知自動車道が須崎まで延びたことに伴って朝倉の町にも伊野ICに通じるバイパスができ、そのため道路事情も大きく変化したに違いない。ことによると道路の付け替えに伴って移動させられているかもしれない。鉄橋のそばのお地蔵さんを確かめてみたい、というのが今回、高知の方に向かった理由の1つだったのです。結論からいうと、今でもお地蔵さんは残っていました。当時は雨ざらしでしたが、こじんまりとした祠もでき、相変わらず地元の人たちの信仰を集めているようでした。ちょうど、上りの特急「南風」がやってくる時刻でしたので、昔と同じように列車と組み合わせて撮影してみました。ただ、覆い屋ができたため、お地蔵さんに近寄らないといけない分、レンズの画角が変わって列車が小さくなってしまいました。ちなみに、下の写真は1976(昭和51)年4月28日に同じ場所で撮影したDF50の重連貨物列車です。
2007/01/12
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夜須駅で高知行きの気動車を見送ったあと、車を西へと進めました。時刻表を確認すると20分ほどで高知からやって来る気動車とすれ違います。どこかに良い撮影場所がないかと、車を運転しながら探したのですが見当たりません。ままよ、と思って適当な場所で国道から脇道にそれ、線路が走っている方向に進みました。正面に踏切が見えてきましたので車を停め、カメラを持って外に出ました。踏切で左右を確認すると、次に来る列車に対しては後追いの形になりますが、線路が大きくカーブしています。複数の車両がつながっていればインカーブ、アウトカーブ、どちらからでも絵になる所なのですが、残念ながら土佐くろしお鉄道は単行もしくは2両連結でしか運転されていませんので、そうした曲線美は期待できません。そうこうしているうちに踏切が鳴り始めました。やってきたのは先ほど夜須駅で撮影したのと同じタイプの「パンダカラー」です。気動車が通過したあと、追いかけながらファインダーをのぞくと、最後尾の窓に孫を抱いたおばあちゃんの姿が見えます。「ほら、見えるかね。写真を撮りゆう人がいるぞね」といった会話が聞こえてきそうです。微笑ましい気持ちでシャッターを切りました。
2007/01/11
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一夜明け、ゆっくりと朝食をすませてから妻の実家を出ました。今回の行先はとりあえず土讃線の朝倉駅付近と想定しましたが、高知へ行くまでには土佐くろしお鉄道なはり線がありますし、土佐電鉄(路面電車)もいろいろな角度からねらえる、ということで、あれもこれもと考えると忙しい1日となりそうです。土佐くろしお鉄道は新しく敷設された線ですので、高架区間が多く、海岸線を走る割には海とからめることのできる場所が限られています。夏に太平洋を入れたカットを撮影していますので、今回は海入り写真の撮影は見送りました。かわりに国道と交差する場所のうち、いくつかのところで架けられているトラス橋をモチーフにして撮影することにしました。撮影ポイントとして選んだのは、夜須駅から程近いところにあるトラス橋です。ここは駅のホーム端から撮影することができます。夜須駅はヤッシーパークという公園の一角にあり、夏場は海水浴客でにぎわいますが、地元でとれた作物の販売所などがあるため、冬場も観光客が多く訪れます。公園の駐車場に車を停め、列車の到着時刻を確認してホームに上りました。程なく単行の気動車が近づいてきました。前面の窓ガラスのまわりが黒で大きく縁取られており、ボディの白とあわせるとパンダを連想してしまいました。この駅からは3人の若者が乗車し、高知へと向かっていきました。
2007/01/10
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今日からしばらくの間、高知へ帰省したときに撮影した写真をご覧いただこうと思います。高知へ帰省するときは、いつもなら徳島から室戸岬の方へ、つまり牟岐線に沿って南下するのですが、今回は高知に用事があったため、徳島から池田の方へ、つまり徳島線に沿って西進したのち、南下しました。普段の帰省ルートですと、徳島線はなかなか撮影できないのですが、今回、久々の徳島線訪問ということで楽しみにしていました。というのも、以前、JR四国がSL阿波四国三郎号としてC56を走らせたとき、撮影ポイントを探して徳島線の沿線を右往左往した思い出があるからです。今回もそのときの記憶をたどって数年ぶりに出かけたのですが、人間の記憶というのは、いいかげんなものですね。あのときも撮影ポイントを探してウロウロしたのですが、当時の記憶が全く役に立たず、同じことを繰り返したのです。結局、最初に目標とした場所へはたどりつけず、次善の場所として下浦駅の近くにある文永板碑(ぶんえいいたび)とからめて撮影することにしました。以前に訪れたときも、この石碑を取り入れて撮影したのですが、それがどういう謂れのあるものかについては、よく分かりませんでした。今回、改めて調べてみますと(板碑についての詳しい説明はこちらをご覧ください)、板碑というのは中世の石造供養塔の一種で、1個の石材でつくられていることに特徴があるということが分かりました。阿波の板碑は、13世紀後半以降おおむね定型化し、山形に整形された頭部とその下に刻まれた2条の横線が特徴となっており、さらに、塔身部には、仏像や種子などの標識、造立者名、造立趣旨、紀年銘などが刻まれていて、これらを囲む枠線が見られるものが一般的なのだそうです。こうした要素を備えた板碑を「阿波型板碑」といい、石井町下浦の阿弥陀三尊種子板碑(文永7年=1270年銘)が初見だということです。この文永板碑のそばを駆け抜けるJR四国の気動車が、本日の「思い出の1枚」です。
2007/01/09
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今日は成人の日。帰省していましたので、今年の新成人の写真は撮れませんでした。本日の「思い出の1枚」は、1年前に撮影した成人の日の写真ですが、わこうどの輝かしき未来に幸あれと祈ります。
2007/01/08
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正月にしか撮れないものの1つに阪急電車(特急)の「初詣」ヘッドマークがあるのですが、年始や買い物など、車で出かけることが多くて撮影するチャンスがなく、昨日、ようやく時間ができましたのでカメラ片手に撮りにいってきました。本日の「思い出の1枚」は、京都線淡路駅を通過する特急についていた「初詣」のヘッドマークです。梅に亥の図案ですが、考えてみるとこのマーク、この次は12年先でないと見られないんですね。その意味では貴重なヘッドマークかも。連休を利用して今日から高知に帰省してきます。よって、ブログの更新は週明けに。
2007/01/06
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以前、住吉大社前で阪堺電軌の路面電車を撮影したときは車で参詣しましたので、住吉公園駅まで電車に乗ったのは初めてのことでした。3日のブログにも書きましたが、住吉公園駅は島式ホームの両側に行き止まりのレールが敷設された駅です。改札口などなく、簡素な造りの駅構内にレトロな路面電車が停まっていると、それだけで「おぢさん鉄」はワクワクして、思わず「カメラ小僧」に変身してしまうのであります。阪堺電軌の車両にはカラフルなペイントをされたものや、新しい車体のものも走っているのですが、ファンとして乗ったり撮ったりするのは、やはりレトロな雰囲気を漂わせる3枚窓の車両の方がうれしいものです。ちょうどその古い車両がホームをはさんで並びましたので、撮影できるギリギリのところまでさがって撮らせていただきました。折りしも、発車に備えて運転士さんが休憩所から出てきました。
2007/01/05
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品川530さんと出かけた住吉大社。鳥居前でスナップしたあと、境内に入らせていただきました。大きく盛り上がった太鼓橋から鳥居の方を振り返ると阪堺電軌が鳥居の中に見えます。また、鳥居の上には南海本線の住吉大社駅ホームがあります。残念ながら両方のそろい踏みは実現しませんでしたが、路面電車がすれ違いましたので、それはしっかりと記録させてもらいました。境内を埋め尽くす初詣客に露店の列。正月ならでは、の鉄道写真を撮ることができました。
2007/01/04
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正月らしい写真を撮りたいと思い、2日はどこかへ出かけようと思っていた矢先、携帯に電話がかかってきました。昨日のブログで書かせていただいた東京在住で京都に実家がある友人からのお誘いコールです。帰省しているので、どこかへ撮影しに行きませんか、との由。願ってもないお声がけに話はすんなりとまとまり、大阪と堺を結ぶ路面電車の阪堺電鉄で住吉大社へ出かけることにしました。わたしは、このブログの本館である「鉄道幻灯館」のGallery 3に「住吉大社界隈」と題して8点ほどの作品をアップしているのですが、彼はそれを覚えてくれていて、初詣でにぎわう住吉大社に行こうと言ってくれたのです。どこかに行きたいとは思いながらも具体的な目的地を考えていなかったわたしにとって、この提案は全く異論のないものでした。午後2時に天王寺で落ち合い、路面電車にゆられて20分あまり。小雨に煙る住吉公園駅は、これまた味わいのある駅でした。旧型の路面電車が発車に備えてホームに停まっているところなどは模型の世界を眺めているようで、わたしたち以外にデジカメを構える鉄道ファンとおぼしき人たちを何人も見かけたのは納得いくものでした。駅構内でスナップを楽しんだあと、住吉大社へと移動。小ぬか雨にもかかわらず晴れ着を着た女性を見かけ、思わず、「眼の正月、眼の正月、ありがたや……」と思いながらスナップさせていただきました。
2007/01/03
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2日は夜に来客、3日は実家へ新年の挨拶と、正月といえども、それなりに予定が入っていますので、元旦は家族水入らずで過ごしました。朝は正月恒例のお屠蘇と雑煮、昼は遅めの食事、夜はまた定番の鍋物と、しっかり日本の正月を堪能しました。午後からは梅田あたりにでも出かけようかと思っていたのですが、たまっている片づけものをしているうちに日が傾いてきて面倒になり、結局、家の中で過ごしてしまいました。片づけ仕事の中には撮影データの整理も含まれたのですが、1年前の正月に撮った写真を見直すことにもなりました。去年の3日には東京在住で京都に実家がある友人に誘われて相生市中央公園に保存されていた中国の蒸気機関車を撮影しに行っています。そのことは1月4日付けのブログでも書かせてもらっていますが、本日の「思い出の1枚」は再度、このときに撮影した写真をご覧いただこうと思います。アスベストの関係で近く解体されるから、ということで観にいったので、1年が経った今、すでにこの機関車はなくなっていると思われますが、あれから1年、時の流れの速さを改めて実感する1日でした。
2007/01/02
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あけましておめでとうございます。この1週間、出張でインドネシアのバリ島に行っておりましたので更新がストップしてしまいました。2007年初のブログです。昨年の1月1日から始めたこのブログ。最初は続くだろうか、と思っていたのですが、365日のうちの9割にあたる330回あまりを更新することができました。このブログには書き込みがほとんどないのですが、こんなブログでも贔屓にしてくれている方が少しずつ増えてきているようで、わたしとしても、うれしく思っています。おかげさまで大晦日には30000アクセスを超えることができました。今年も肩の力を抜き、マイペースで更新していきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。本日の「思い出の1枚」は、昨年の12月24日に新しく開通した今里筋線のマークをつけている大阪地下鉄です。鉄道の新線が開通することはめでたいことです。このカットが今年の初撮りとなりました。
2007/01/01
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