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1487 ユー・アー・ネクスト/YOU ARE NEXT※オモテ面【スタッフ】・監 督 マルタイン・ハイン・脚 本 アレックス・ファン・ハーレン・撮 影 マールテン・ヴァン・ケラー・製 作 クラース・デ・ヨンク・製作総指揮 ベルナール・タルプ【キャスト】・カロリーン・スプーア 「ポール・ヴァーホーヴェン/トリック」・ヨルド・ノッター・ホリー・ブルード・イェーレ・デ・ヨンク・サネ・ランゲラール※ウラ面【仕 様】・型 番 NSD-6340・製作年度 2016年・製 作 国 オランダ・原 題 SCREAM WEEK・発 売 ニューセレクト株式会社・販 売 ニューセレクト株式会社・提 供 ----・価 格 ----・字幕翻訳 ----・吹替翻訳 ----・吹替版制作 ----・吹替演出 ----・日本公開 ----・リリース ----・収 録 113分・サ イ ズ シネスコ・音 声 1.オリジナル (オランダ語) (Stereo)・字 幕 1.日本語字幕 2.デカ字幕・そ の 他 片面 1層、COLOR、MPEG-2、 DOLBY DIGITAL、2 NTSC 日本市場向、 DVD VIDEO、レンタル専用・映像特典 予告編※ディスク【ジャケット】・オモテ面:全員死ぬまで 終わらない。 本国で大ヒットを記録した、 絶叫サプライズ・ホラー!!・ウラ面 :惨劇の闇に、ひとり、またひとりと 飲み込まれていく。 犯人は一体誰だ?! この映画、登場人物すべてが怪しい。なかなか凝ったジャケットだ。殺人鬼の鉄仮面に写し出された本編画像が、不気味な感じを漂わせている。相変わらず邦題は意味不明だが、オモテ面は良い出来映えだ。(笑)ウラ面は、意味不明のキャッチコピーに失笑を禁じ得ない。「惨劇の闇に、ひとり、またひとりと飲み込まれていく。」まぁ、これは許せるかな。(苦笑)「犯人は一体誰だ?!」おいおい、それを言っちゃオシマイよ。そこが映画の楽しみでしょ。(笑)「この映画、登場人物すべてが怪しい。」どこぞのヒット作のコピーのパクリっぽいな。(汗) そういう映画じゃないじゃん!【感 想】「酒とHと興奮剤の日々」鼻持ちならない大学生らが酷い目に遭うお話し。一応、ホラー映画らしいが、被害者に全く感情移入できないので、誰が殺されても「あ、そう」ってカンジ。(笑)それに、役者さんに馴染みがないせいか、いつの間にか主人公グループの人数が増えたり減ったりしている。正直、「いま(殺された)の誰?」と何度も思ってしまった。(苦笑)ストーリーは、オランダ版『ラストサマー』といった趣き。2年前、サークル(?)の入会儀式で新入生を死なせてしまった6人の大学生。卒業旅行でやって来た湖で、謎の覆面男に次々と仲間が殺されて行く、というお話し。舞台は、大きな湖を擁する町で、“スネーク・ウィーク”というフェスティバルの真っ最中。卒業記念に若者が大挙して押し寄せており、昼夜を問わず、あちこちでパーティが開かれている。基本的に男も女も常時、水着姿。(素晴らしい! 我社の制服もビキニにしたい)湖ではヨットレースが行われ、映画に華を添えている。オランダのリゾート地だろうか、みんな水着で過ごしているなら、私も、ここで数ヶ月暮らしたい。(笑)映画としては、特に伏線らしきものはなくストレート。犯人は誰かという謎解きもあるが、クライマックスで唐突に真相が語られる。でも、辻褄の合わないところがあり、「違うだろ!」とツッコミそうになってしまった。(苦笑)一番解らなかったのが、どこに怯える原因があって、どうして復讐をしようとしたかってこと。新入生が死んだことで、彼らは裁判を受けているし、それで無罪にもなっている。そんなニュース映像が本編中にあった。罪を逃れるために本当のことを言わなかった可能性があるにしても、彼らが2年前のことをひた隠しにする理由が解らない。個人的な後悔の念があっても、対外的にはOKなはずだ。それに、死んだ新入生が実は興奮剤を常用していて、それが原因で心臓発作に襲われた可能性があることも、中盤で明かされている。(警察の司法解剖で死因くらい特定しないのか?) ……ということはだ、入会儀式のバカ騒ぎが過ぎていたにしても、彼らが直接殺したわけではないじゃん。隠蔽しようとしたにしても、どうして犯人(覆面男)はその事実を知ったのだろう? 死んだ新入生が実は生きていたか、大学生6人の中に裏切者がいたか、どちらかだろう。そうでないと、動機にならないんじゃないか? どうも釈然としない。そんな案配だったから、エンディングをむかえても、カタルシスが得られなかった。豪華な別荘で酒とHと興奮剤三昧の日々。ちょっと羨ましいが、何だか腹が立つが作品だった。(苦笑)オススメ致しません!(ロケ地は美しいし、カメラもキレイなのに勿体なかった)
2019.04.30
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1486 ハザード・オブ Z※オモテ面【スタッフ】・監督・脚本・製作 ザッカリー・ラメラン・製作・撮影 カール・ジャニス・脚 本 レイヴン・コーセンス・音 楽 ニコラス・シャイナー【キャスト】・デヴィッド・マイケル・モート・レイヴン・コーセンス・ティモシー・ポール・マッカーシー・チャーリー・ハミルトン・リッチ・ペイトコウスキー・カレイ・ル・グランド※ウラ面【仕 様】・型 番 PWAD-4510・製作年度 2016年・製 作 国 アメリカ・原 題 DEAD RUSH・発 売 プライムウェーブ株式会社・販 売 プライムウェーブ株式会社・提 供 ----・価 格 ----・字幕翻訳 ----・吹替翻訳 ----・吹替版制作 ----・吹替演出 ----・日本公開 ----・リリース 2015.・収 録 80分・サ イ ズ 16: 9 ビスタ・音 声 1.オリジナル (Stereo)・字 幕 1.日本語字幕 2.デカ字幕・そ の 他 片面 1層、COLOR、MPEG-2、 DOLBY DIGITAL、2 NTSC 日本市場向、 DVD VIDEO、レンタル専用・映像特典 予告編※ディスク【ジャケット】・オモテ面:《アポカリプス》終末に備えよ・ウラ面 :荒廃した街で《危険物》ハザードとして 駆除される感染者 ゾンビ・ウィルスにより たった3週間で文明は滅んだ 「昨日までの友を殺す」 それがこの世界の 新しい掟なのか? 「バイオハザード:ザ・ファイナル」に 続くゾンビ・パニック最新作 全編POV(主観撮影)で描く “地獄巡りの旅”へようこそ相変わらずジャケットのイラストは素晴らしい!(笑)然も、本編のラストとシンクロするような構造になっている。けれど、こんなにゾンビはウジャウジャ出て来ないし、センターで銃を構えた色っぽい女性も出て来ない。うーん、是非とも彼女には、本編に登場して欲しかった。(苦笑)ウラ面は、ややゴチャゴチャしていて良くない。もっと抒情的なデザインにしても良かったんじゃないか? その方が、本作品には相応しい。(♪)【感 想】「『ハザード・オブZ』は、なぜ『オブ・Z』ではないのだろう?」POV形式のゾンビ映画。取り立てて目新しいところはない。でも、最後のオチを計算した上で一人称視点を用いたことは評価したい。(そうなると、プレオープニングや最後の数カットが納得出来ないが……。あれ? もしかしたら、何も計算されていなかったんじゃないか?)――妻の妊娠を知らされたデビッドは、幸せの絶頂にいた。その頃、世間では得体の知れないウィルスが蔓延し、連日、報道される騒がしいニュースも耳に入らなかった。その夜、デビッドが友人のウェインとバーで飲んでいると、妻から電話が架かって来る。助けを求めていた。慌てて表に出ると、町は、いつの間にかパニック状態に陥っていた。人が人を襲い、警官たちが狂った人たちを撃ち殺している。デビッドの妻も目の前で撃ち殺されてしまう。「感染者は殺すしかない」そう言い放つ警官の前で泣き叫ぶデビッドを連れて、ウェインはボクシングジムに逃げ込む。幸い感染者はいないようだ。2人は、そこで隠れて暮らすことにする。けれど、少しずつウェインの様子が変わり始めた。感染したのだ。苦しむウェインの姿に、デビッドは恐れおののいていた。……というお話し。この後、デビッドは、安全が確保されたコミュニティに身を寄せ、食料調達のためにゾンビが彷徨く危険な町に行ったり、ストーリー展開は、ありきたり。“天使”と呼ばれる免疫のある少女の噂も、『地球最後の男/オメガマン』のチャールトン・ヘストンの役回りを思わせる。私が生存者なら、食糧も水も他人になんかに分けてあげない。(笑) カワイイ女の子だけ、食べ物と安全をエサに服従させるな。男は騙してゾンビ君の食料になって貰う。調理をしないゾンビ君は、相手が誰であっても好き嫌いせずに食べてくれるから、楽だ。(鬼畜だな)本作品が退屈なのは、演出や脚本の拙さにある。日常が非日常に変わって行く怖さ、安全が確保されたコミュニティ崩壊のカタルシスが表現できていない。折角のPOVなのに、その特性を活かせていないってことだ。(溜息)意図的な部分は面白く観ることが出来たが、総じて退屈だったと言える。あまりに予算が少なかったせいもあるだろう。でも、マジメなだけでは面白い作品は撮れないってことの証左だと思う。才能は余裕を生み、余裕が遊びを作り出し、遊びが作品に幅を持たせるってことである。それにしても、感染してから発症、ゾンビ化するまで、あんなに時間がかかるなら、3週間で文明は崩壊しないと思うぞ。だいたい、ゾンビ君に内臓まで食べられた人は、ゾンビ化するのだろうか? 無理だよね、筋組織もないんだし、体が機能しないよね。でも、噛まれただけなら、ウィルスに感染するのは、何となく理解できる。狂犬病みたいなものだ。そうなると、ゾンビ人口はそんなに増えないんじゃないか? ……そのぉ、何だ、ゾンビ君たちに捕まったらヘタに助けたりせずに、心ゆくまで食べさせた方が善いってことだよね。(やっぱり、鬼畜だな)オススメ致しません!
2019.04.29
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1485 アルプス/天空の交響曲(シンフォニー)※オモテ面【スタッフ】・監 督 ペーター・バーデーレ セバスチャン・リンデマン・製作総指揮 ペーター・バーデーレ・カ メ ラ クラウス・シュトゥール・編 集 ローランド・ポッセール・音 楽 リッヒ・ディッカーソン ルイジ・メロニ クレーメンス・ヴィンターハルター【キャスト】・小林聡美(ナレーション)『かもめ食堂』『紙の月』※ウラ面【仕 様】・型 番 NSD-5950・製作年度 2013年・製 作 国 ドイツ・原 題 A SYMPHONY OF SUMMITS THE ALPS FROM ABOVE・発 売 ニューセレクト株式会社・販 売 ニューセレクト株式会社・提 供 ニューセレクト・後 援 ドイツ観光局 スイス政府観光局 オーストリア政府観光局・配 給 アルバトロス・フィルム・宣伝協力 テレザとサニー・価 格 ----・字幕翻訳 ----・吹替翻訳 ----・吹替版制作 ----・吹替演出 ----・日本公開 劇場公開作品・リリース ----・収 録 93分・サ イ ズ 16: 9 ビスタ・音 声 日本語 (5.1chサラウンド)・字 幕 ----・そ の 他 片面 1層、COLOR、MPEG-2、 DOLBY DIGITAL、2 NTSC 日本市場向、 DVD VIDEO、レンタル専用・映像特典 予告編※ディスク【ジャケット】・オモテ面:モンブラン、マッターホルン、 ドロミーティ…。 眼下に広がる世界遺産! 空中からアルプスの全貌を俯瞰する、 美しきランドスケープ・ドキュメンタリー!!・ウラ面 :超高性能カメラで空撮した、 見たことのない大自然。 それはどこまでも高く、深い、 夢現の遊覧飛行!本編と同様に、無難な仕上がりのジャケットだと思う。「可もなく不可もなく」と言ったところ。……まぁ、これ以外に作りようのない作品であることは確かだ。(苦笑)面白いのは、裏面にシネフレックスカメラについて、説明がなされているところ。ここがウリなんだろうなぁ。「シネフレックスカメラとは?アメリカ諜報局が軍事目的で開発したヘリコプター用カメラ。時速 320kmで高度数千メートルから地面までぶれる事なく、高解像度のズーム撮影が可能な高性能カメラ。」ふーん、そうなんだぁ。(笑)【感 想】「無難な絵ハガキ」ヘリ用の高解像度カメラ《シネフレックス》で撮られたドイツ製のドキュメンタリー映画。成る程、映像は精細でキレイだ。でも、DVDの音声は、日本語のナレーションのみ。字幕もない。だからオリジナル版で何を伝えようとしているのか分からなかった。何で、こんなことになってしまったのか理解に苦しむ。(溜息)と言うのも、小林聡美さんのナレーションが、あまり良くないからだ。何となく早口だし、耳に障る。変なところで語尾が上がるし、余韻もない。TVのバラエティ番組じゃないんだからさ、ナレーションに変に表情を付けて欲しくなかった。思うに、小林聡美さんって女優さんなのか? 大林宣彦監督の『転校生』くらいしか思い浮かばないし、TVのシチュエーション・コメディに出ていた時のイメージが強い。私はてっきりタレントさんかと思っていた。(汗)台本の出来も悪く、「~ですから」という言葉を飲み込む表現が目立つ。倒置法なのか、文末を省略したのか不明だが、翻訳がヘタなんだろうな。「本当は何を言おうとしているんだろ?」と気になってしまった。その上、片面1層の日本語音声のみって、売る側にもヤル気が見られない。(溜息)ダイナミックな映像は勿論のこと、どんな切り口で私たちに何を伝えるのか、ドキュメンタリーの醍醐味は、そこにある。環境汚染に警鐘を鳴らし、自然保護を訴えるのが定番だ。それをどれだけ納得させることが出来るのか、精緻で広範なリサーチと深い洞察力、そして未来を見せるイマジネーションが必要になる。残念ながら、本作品にはそれらが見られなかった。一番ガッカリしたのは、映像がワンパターンだったこと。無難な絵ハガキといった感じ。いやいやいや、観光地の絵ハガキですら、もう少しアートな仕上がりで自己主張している。確かに、シネフレックスの映像は美しい。素晴らしい。けれども、それだけでは何も伝えられない。見たことのない映像ではあるが、私たちがTVや映画、旅行本などで見知っている映像の延長線に過ぎない。もっと、「え? 何コレ?」とか「おお、スゴイな」と好奇心を刺激する映像を見せてくれないと、飽きてしまう。台湾の現状を映し出した『天空からの招待状』に較べたら、志もスキルも精神性も低い作品だった。(カメラの性能は高くても、撮影者の感性と知性が低いってことね)いつの間にか、どこかにいってしまう観光地の絵ハガキと同じくらいの価値しかないと思う。アルプスを訪れた方々には追体験できる良い機会になるかも知れないが、そうでない人には全く意味のない作品だった。体系的に何か語れないのでは意味がない。オススメ致しません!(ブルーレイを買うまでもないな)
2019.04.28
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1484 ブロンコ・ビリー [CLINT EASTWOOD COLLECTION]※オモテ面【スタッフ】・監 督 クリント・イーストウッド・製作・脚本 デニス・ハッキン・撮 影 デビッド・ワース【キャスト】・ブロンコ・ビリー……………クリント・イーストウッド・アントワネット・リリー……ソンドラ・ロック・ジョン・アートリン…………ジェフリー・ルイス※ウラ面【仕 様】・型 番 DLR-11104・製作年度 1980年・製 作 国 アメリカ・原 題 BRONCO BILLY・発 売 元 ワーナー・ホーム・ビデオ・販 売 ----・提 供 ----・価 格 ----・字幕翻訳 高瀬鎮夫・吹替翻訳 ----・吹替版制作 ----・吹替演出 ----・日本公開 ----・リリース 2001.・収 録 117分・サ イ ズ 16: 9 LB ビスタサイズ・音 声 1.オリジナル (ドルビーサラウンド)・字 幕 1.日本語字幕 2.英語字幕・そ の 他 片面 1層、COLOR、MPEG-2、 DOLBY DIGITAL、 2 NTSC 日本市場向 輸出禁止商品、 DVD VIDEO、レンタル専用商品・映像特典 ----※ディスク【ジャケット】・オモテ面:----・ウラ面 :曲撃ち、荒馬乗り、ナイフ投げ……。 イーストウッド監督・主演、 ウエスタン・コメディ。昔の映画ポスターのような雰囲気のジャケットだ。テントの前に立つ看板には、“CLINT EASTWOOD”“BRONCO BILLY”と記されている。主要な登場人物が揃い踏みのイラストってのも、何だか微笑ましい。やっぱり西部劇には、こういうテイストが似合うよなぁ。(苦笑)ウラ面は、ワーナーらしいシンプルなデザイン。本編画像3枚ともクリント・イーストウッドだ。キャッチコピーもクレジットも最小限しか記載されていない。作品に対する自信の現れが、そうさせるんだろう。この辺りは、弱小プロダクションが製作し、弱小配給会社からリリースされるC級ホラー映画なんかとは一線を画している。いいジャケットだ。(♪)【感 想】「西部への郷愁とロマンス」西部への郷愁をこめたロマンス映画。いつ観ても楽しい。(笑)何しろ、オープニングのタイトルバックと主題歌にしびれてしまう。本編中、随所で流れるカントリーミュージックも素晴らしい。――曲乗りや早撃ちで観客を古き善き西部の世界に誘う《ワイルド・ウェスト・ショー》。団員を連れて全米を巡業して回る“ブロンコ”・ビリー・マッコイには夢があった。牧場を買って、団員たち皆で暮らすのだ。けれど、現実はそんなに甘くはない。ビリーの女性アシスタントは直ぐに辞めてしまうし、観客は日ごと減って行く。団員に給与すらまともに支払うことが出来ない。そんな或る日、ビリーは、リリーと出会う。彼女は資産家の一人娘だった。父親の財産を相続するために嫌な男と結婚をしたものの、ワガママが祟って身の回りの物を全て持ち逃げされてしまう。無一文のリリーは仕方なく、ビリーの一座に厄介になるが、生来の性格が災いしてトラブルばかり。さすがのビリーも辟易し始めた頃、思いも掛けないトラブルに見舞われてしまう。……というお話し。基本的なストーリーは、『或る夜の出来事』とか『ローマの休日』なんかと同じ。生まれも育ちも違う男と女が、出会い、喧嘩し、惹かれ合って行く姿を、雄大な大地を背景に描き出す。クリント・イーストウッドらしい作品だった。1930年生まれのクリント・イーストウッドは、撮影当時は50歳くらい。まだ若さの残る風貌がロマンス映画を成立させていると言える。いくら何でも、今は無理だもんね。(90歳で監督・主演で新作をリリースするなんて、それだけで凄いことだと思う)正直、ソンドラ・ロックは、あまり好きじゃない。ふとした表情が「ジュリア・ロバーツに似ているな」と思う時もあるが、決定的に愛嬌が足りない。もう少し可愛らしいところを見せてくれていたら、興行的にも成功したかも知れない。ちょっと残念に思っている。ウエスタン・サーカスは、明らかに時代遅れだ。設備は古い、愛馬も脚を故障している。団員たちの中には若い人もいるが、一般社会からドロップアウトした人ばかり。テントが燃えてしまうのも終焉を象徴している。ヤケクソ気味に行う列車強盗の滑稽さにも涙が出る。時代は、決して戻らないのだ。(溜息)本作品を観ると、サム・ペキンパー監督作品の『ジュニア・ボナー』を思い出す。主演はスティーブ・マックィーン、撮影は名手ルシエン・バラード。あの名作にも匹敵する郷愁は、もっと評価されても良いと思う。いい作品だ。オススメ!
2019.04.27
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1483 最終絶叫計画4※オモテ面【スタッフ】・監 督 デヴィッド・ザッカー・脚 本 クレイグ・メイジン& ジム・エイブラハムズ& パット・プロフト・ストーリー クレイグ・メイジン・キャラクター原案 ショーン・ウェイアンズ& マーロン・ウェイアンズ& バディ・ジョンソン& フィル・ボーマン and ジェイソン・フリードバーグ& アーロン・セルツァー・製 作 ロバート・K.ワイス クレイグ・メイジン・製作総指揮 ボブ・ワインスタイン ハーヴェイ・ワインスタイン・共同製作 グレイス・ギルロイ・撮影監督 トーマス・アッカーマン・編 集 クレイグ・P.ヘリング and トム・ルイス・プロダクション・デザイナー ホルガー・グロス・衣装デザイン キャロル・ラムジー・音 楽 ジェームズ・L.ヴェナブル・キャスティング ロジャー・マッセンデン,CSA※ウラ面【キャスト】・シンディ・キャンベル…アンナ・ファリス(山田里奈)・トム・ライアン………クレイグ・ビアーコ(堀内賢雄)・ブレンダ………………レジーナ・ホール(喜田あゆ美)・ヘンリー……………………ビル・プロマン(仲野 裕)・マハリク………アンソニー・アンダーソン(斎藤志郎)・CJ………………………ケヴィン・ハート(落合弘治)・ホリー………………カーメン・エレクトラ(上田純子)・ハリス大統領………レスリー・ニールセン(小島敏彦)・マリリン………………モリー・シャノン(櫨山めぐみ)※スタッフ・キャストリスト【仕 様】・型 番 VWDS3377・製作年度 2006年・製 作 国 アメリカ・原 題 SCARY MOVIE 4・発 売 元 ブエナ ビスタ ホーム エンターテイメント・販 売 ----・提 供 ----・価 格 ----・字幕翻訳 森本 務・吹替翻訳 ----・吹替版制作 ----・吹替演出 ----・日本公開 ----・リリース ----・収 録 83分(本編)・サ イ ズ 16: 9 LB ビスタサイズ・音 声 1.英 語 (5.1chサラウンド) 2.日本語 (5.1chサラウンド) 3.ポルトガル語 (5.1chサラウンド) 4.タイ語 (5.1chサラウンド)・字 幕 1.英語字幕 2.日本語字幕 3.ポルトガル語字幕 4.タイ語字幕 5.中国語字幕 (英語音声用) 6.スペイン語字幕 7.韓国語字幕 8.マレー語字幕 9.インドネシア語字幕 10.日本語吹替用字幕 11.ポルトガル語吹替用字幕 12.タイ語吹替用字幕・そ の 他 片面 2層、COLOR、MPEG-2、 DOLBY DIGITAL、2 NTSC 日本国内向、 DVD VIDEO、無許諾レンタル不可・映像特典 1.未公開シーン集 ・デヴィッド・ザッカー(監督)、 ロバート・K.ワイス(製作)、 クレイグ・メイジン(脚本/製作)、 による音声解説付き 2.NGシーン集 3.カメラの後ろで笑う男/デヴィッド ・ザッカー監督 4.ザッカー監督のパロディ・スタイル 5.視覚効果について 6.ヤングブラッズと赤い草 7.演技を楽しむラッパーたち 8.キャスト 9.トーク・ショーのメイキング 10.恐ろしい真実:フィルムメーカーたち の会話 11.音声解説 ・デヴィッド・ザッカー(監督) ロバート・K.ワイス(製作) クレイグ・メイジン(脚本/製作)※リーフレット①【ジャケット】・オモテ面:Bury the grudge , Burn the village , See the saw・ウラ面 :おバカ健在! 「絶叫計画」シリズ第4弾、ついに襲来!※リーフレット②『○○絶叫計画』シリーズの4本目。これまでと同じレイアウト。登場人物が揃って映画館のシートに座っているかのように並んでいる。今回は、宇宙人の“トライポッド”からの光線が映写機のように演出されている。そして、描かれた登場人物たちが、元ネタのキャラクタを模しているところも、いつも通りだ。『SAW/ソウ』や『呪怨』、M.ナイト・シャマラン監督は、パロディ映画で扱われやすいのか、『シックス・センス』『サイン』に続いて、今回は『ヴィレッジ』。まぁ、確かにアクロバティックな展開だもんねぇ。(笑)ウラ面の出来映えは、イマイチ。何の工夫もないし、熱意も感じられない。あまりに事務的すぎる。こうした作品は、やっぱりノリのいい方、下ネタが好きな方、パロディ映画が好きな方にデザインした貰った方がいい思うぞ。(苦笑)※リーフレット③【感 想】「パロディとギャグ映画の間には深い溝がある」今回は、『SAW/ソウ』から始まり『呪怨』や『ブロークバック・マウンテン』、S.スピルバーグ版の『宇宙戦争』、M.ナイト・シャマラン監督のスリラー『ヴィレッジ』へと展開していく。まるで三題噺のようだ。(それにしてもヘンな映画ばかりだな……) 一応、ストーリーらしきものがあり、観ていて「なる程なぁ」と感心してしまった。しかし、それがつまらない原因でもある。(苦笑)ウエイアンズ兄弟が作った第1作目のバカバカしさは、唐突にギャグが始まるところにあった。ストーリーなんか関係ない。だからこそ、突き抜けるような面白さが堪能できた。観客はストーリー展開を期待しているわけではないだろうから、その方が“正統”ではないか、と私は思うのだ。つまり、本シリーズの始まりは、パロディではなくギャグだった。ヘンな蘊蓄がなくても、英語力がなくても、笑えた。元ネタとなった映画を観ていなくても、絵面だけで笑えた。観ていれば、もっと笑える、そういう映画だった。前作から登板したデヴィッド・ザッカー監督は、昔ながらのナンセンス・パロディをもって本シリーズを引き継いだ。そのため、弾けるようなバカバカしさから遠ざかってしまった。いまさら間の抜けた『フライング・ハイ』のような映画を見せられても楽しくはない。パロディ映画とギャグ映画の間には、深い溝があるようだ。一時期、ナンセンス・パロディにばかり出演していたチャーリー・シーンだって、いまとなっては過去の遺物だ。だから本作品では、前作の失敗を反省してか、原点回帰を目論んだかのように直感的な“笑い”が多い。ただ、監督サンがご高齢なためか(笑)、物語をなぞるのに精一杯で、弾け方がイマイチ物足りないのが残念だった。おかげで今回は、アンナ・ファリスの出番が増えて魅力全開。介護の様子を手振りで表現する彼女の姿はキュートだ。チャーリー・シーンには悪いが、彼が主演するよりも遥かに楽しい。(これは天性のものだから仕方ないか) それだけでもオススメかも知れない!※ピクチャディスク
2019.04.26
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1482 最‘新’絶叫計画 [特別編]※オモテ面【スタッフ】・監 督 デヴィッド・ザッカー・脚 本 クレイグ・メイジン パット・プロフト・製 作 ロバート・K.ワイス・撮 影 マーク・アーウィン※ウラ面【キャスト】・シンディ・キャンベル…アンナ・ファリス(山田里奈)・トム・ローガン………チャーリー・シーン(堀内賢雄)・ハリス大統領………レスリー・ニールセン(青野 武)・シャニーカ(オラクル)… クィーン・ラティファ(京井 幸)・マハリク………アンソニー・アンダーソン(斎藤志郎)※チャプターリスト※チラシ【仕 様】・型 番 GXBS-27860・製作年度 2003年・製 作 国 アメリカ・原 題 SCARY MOVIE 3・発 売 元 20世紀 フォックス ホーム エンターテ イメント ジャパン株式会社・販 売 ----・提 供 ----・価 格 ----・字幕翻訳 林 完治・吹替翻訳 木村純子・吹替版制作 ----・吹替演出 ----・日本公開 2004年劇場公開作品・リリース 2005.・収 録 85分(本編)・サ イ ズ レターボックス 16: 9 ビスタ・サイズ・音 声 1.英 語 5.1chサラウンド 2.日本語 ドルビーサラウンド・字 幕 1.日本語字幕 2.英語字幕・そ の 他 片面 2層、COLOR、MPEG-2、 DOLBY DIGITAL、2 NTSC 日本市場向、 DVD VIDEO、無許諾レンタル不可・映像特典 1.もうひとつのエンディング「宇宙人 VS.ハルク」の舞台裏 2.メイキング・オブ・『最‘狂’絶叫 計画』 3.メイキング・オブ・『最‘狂’絶叫 計画』~ヤバすぎる真実~ 4.NGシーン集 5.未公開シーン集(音声解説付き) 6.日本版劇場予告編 7.MGMタイトル・プロモーション※リーフレット①※リーフレット②【ジャケット】・オモテ面:サインはリング?・ウラ面 :全米2週連続No.1ヒット!! 超人気ホラー・パロディ・シリーズ第3弾!!『○○絶叫計画』シリーズの3本目。前作同様に、登場人物が揃って映画館の座席に座っている。映写室ではなく、トム・ローガン(チャーリー・シーン)の農場から投射されている。農場の前のトウモロコシ畑にはミステリー・サークル。ポップコーンは井戸から溢れ出している。描かれた登場人物は元ネタの作品のキャラクタを模しており、Tシャツやビデオテープに書き込まれた短い文がギャグになっている。なかなか凝ったイラストだ。本作品では、『ザ・リング』をはじめ『8mile』や『マトリックス/リローデッド』等が茶化されているが、それらを紹介するような本編画像が、ウラ面に使われている。元ネタを観た人は、興味を示すかも知れない。そう言う広告戦略が、前2作より明確になっているような気がする。(笑)※リーフレット③※帯【感 想】「ウェイアンズ監督はどこに行った?」今回は、M.ナイト・シャマラン監督の『サイン』をモチーフにして、そこに『ザ・リング』等のホラー映画を絡ませている。でも、残念ながら、本作はつまらない。前2作に較べてかなりトーンダウンしているように感じる。スピード感もないし、パワーもない。間も悪い。何より全くはじけていないのだ。(溜息)監督が盛りを過ぎたデヴィッド・ザッカーだったから心配していたんだけどね。しかも、MGMだし。最悪だ。そもそも、こうした作品にはインディーズの香りがなければいけない。巨大資本の関与は御法度だ。ヘンにまともなパロディを作ろうとするから作品が詰まらなくなる。メイキングを見たら、『マトリックス』を取り入れるのに何週間もかけたって監督が得意気に話していた。バカじゃないの? 信じられん! 数時間で十分だろ! これだから過去にヒット作を持つ監督はダメなんだ。パロディ映画で作家ぶって、どうするだよ。(ウェイアンズ監督はどこに行ったんだ?)時々、映像特典のインタビューで、監督が得意気に喋っているのを見掛ける。あれは止めた方がよろし。だいたい必要以上に喋っているのは、無能な監督ばかりだ。見識のある監督は、こんなところで大事なことを喋ったりしない。チャーリー・シーンもそろそろ役者を辞めた方がいいんじゃないか?(もともと演技力は皆無だし……)下品でも何でもいい、短いギャグでテンポよく畳み掛けた前2作に軍配を上げる。本作は、廃棄処分にしましょう。(怒られるかな?)※ピクチャディスク
2019.04.25
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1481 最‘新’絶叫計画 [ブルーレイ]※オモテ面【スタッフ】・監 督 キーナン・アイヴォリー・ウェイアンズ・製 作 エリック・L.ゴールド・製作総指揮 ボブ・ワインスタイン ハーベイ・ワインスタイン【キャスト】・シンディ……アンナ・ファリス(根谷美智子)・レイ…………ショーン・ウェイアンズ(森川智之)・ショーティ…マーロン・ウェイアンズ(佐藤せつじ)・アレックス…トリ・スペリング(安達 忍)・バディ………クリス・マスターソン(小野塚貴志)※ウラ面【仕 様】・型 番 1000442814・製作年度 2001年・製 作 国 アメリカ・原 題 SCARY MOVIE 2・発 売 元 ワーナー・ホーム・ビデオ・販 売 ----・提 供 株式会社パルコ・価 格 ----・字幕翻訳 林 完治・吹替翻訳 松原桂子・吹替版制作 ----・吹替演出 ----・日本公開 ----・リリース 2014.・収 録 本編 69分・サ イ ズ 1080p High Definition 16x9 ビスタサイズ・音 声 1.5.1ch DTS-HD Master Audio:英語 2.2.0ch DTS-HD Master Audio:日本語・字 幕 1.日本語・そ の 他 dts-HD Master Audio、Blu-ray Disc、 無許諾レンタル不可・映像特典 1.まだやるか!?未公開封印シーン& 復活最低エンディング(日本語吹替 音声付) 2.これでもか!?“絶叫”メイキング 3.スペシャルな世界へようこそ 4.“おいで ネコちゃん” 5.おバカな効果あれこれ 6.とあるアーティストのおしごと 7.日本版予告編※クラブワーナー【ジャケット】・オモテ面:もっと残酷に。もつと不謹慎に。・ウラ面 :----『○○絶叫計画』シリーズの2本目。前作同様に、登場人物が揃って映画館の座席に座っているイラスト。大きな屋敷が舞台だったから、映写室ってことだろうな。中央のショーティ(マーロン・ウェイアンズ)の頭が切開されて、ポップコーンが溢れ出している。後ろにいるハンニバル(笑)らしき男が手を伸ばしているところが面白い。『ハンニバル』のパロディですね。劇中でも1カット挿入されている。ハンニバルの隣にいるのは、『エクソシスト』の悪魔に憑かれた少女(リーガン)ってことでしょうねぇ。(笑)もっともっとジャケットで遊んでもいいような気がするな。何しろ、ウラ面は全く面白くないのだから……。(溜息)※はじめにお読みください【感 想】「プレオープニングが一番面白い!」今回のベースは、オカルト・ホラー。ヤン・デ・ポン監督の『ホーンティング』のストーリーをなぞらえているが、タイトル前の『エクソシスト』のパロディが一番面白い。この後、『エクソシスト・ビギニング』の製作が開始されることを思うと、なかなかタイムリーではないか。パロディには、こうした時代の空気や流れを先読みする器用さが必要だ。(笑)相変わらずバカな下ネタ満載だが、ジェームズ・ウッズの神父役は圧巻。よく出演したものだ。観ていてキャリアを心配してしまったが、米国の映画界は、こうしたものなのだろう。(それとも本国では、J.ウッズのイメージはこんなものなのかも知れない。ティム・カリーは、もともと変態親父だから驚きもしないが……)トーンはややおとなしめになったけど、その分、映画としての作りはしっかりしたから、安心して観ていられる。個人的には『スクリーム』『ラストサマー』をパロった狂騒的な前作よりも本作品の方が好きだ。出来たらゾンビもので作ってほしいなぁ。観るものを決められない時には最適の一本。是非どうぞ!※ピクチャディスク
2019.04.24
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1480 最終絶叫計画※オモテ面(表)【スタッフ】・監 督 キーナン・アイヴォリー・ウェイアンズ・脚 本 ショーン・ウェイアンズ& マーロン・ウェイアンズ& バディ・ジョンソン& フィル・ボーマン and ジェイソン・フリードバーグ& アーロン・セルツァー・製 作 エリック・L.ゴールド リー・R.メイズ・製作総指揮 ブラッド・グレイ ピーター・サフラン ボー・ゼンガ ボブ・ウェインスタイン ハーベイ・ウェインスタイン ケリー・グラナット ピーター・シュウェリン・共同製作 リサ・スザンヌ・ブラム・製 作 補 ロブ・ウィルソン・キング・視覚効果監修 ブライアン・ジェニングス・撮 影 フランシス・ケニー,A.S.C.・編 集 マーク・ヘルフリック,A.C.E.・音 楽 デヴィッド・キティ・音楽監修 マイケル・ディルベック・衣 装 ダリル・ジョンソン・キャスティング マリー・ヴァニュー アン・マッカーシー クリスティン・シークス※オモテ面(裏)【キャスト】・ボビー:ジョン・エイブラハムズ(川島得愛)・ドリュー・デッカー: カーメン・エレクトラ(大原さやか)・バフィ:シャノン・エリザベス(小林優子)・シンディ・キャンベル: アンナ・ファリス(根谷美智子)・保安官:カート・フュラー(星野充昭)・ブレンダ:レジーナ・ホール(まるたまり)・ケニー:ダン・ジョフレ(川村拓央)・“スクィギー”スクィッグマン校長: デイヴィッド・L.ランダー(仲野 裕)・グレッグ:ロシリン・ムンロ(成田 剣)・ゲイル・ヘイルストーム: シェリ・オテリ(佐々木優子)・ドゥーフィ:デイブ・シェリダン(宮本 充)・ショーティ:マーロン・ウェイアンズ(佐藤せつじ)・レイ:ショーン・ウェイアンズ(森川智之)※オモテ面(中①)【仕 様】・型 番 ASBY-1848・製作年度 2000年・製 作 国 アメリカ・原 題 SCARY MOVIE・発 売 日本ヘラルド映画株式会社・販 売 アミューズピクチャーズ株式会社 アミューズソフト販売株式会社・提 供 テレビ東京/博報堂/ テレビ大阪/日本ヘラルド映画・価 格 4,700円(税抜)・字幕翻訳 林 完治・吹替翻訳 原口真由美・吹替版制作 ----・吹替演出 ----・日本公開 ----・リリース 2001.01.26.・収 録 APPROX. 88分・サ イ ズ 16: 9 LB シネマスコープ・音 声 1.ドルビーデジタル 5.1サラウンド オリジナル (英語) 2.ドルビーデジタル ステレオ 日本語吹替・字 幕 1.日本語字幕 2.吹替用字幕・そ の 他 片面 1層、COLOR、MPEG-2、PG-12、 DOLBY DIGITAL、2 NTSC 日本市場向、 DVD VIDEO、レンタル禁止・映像特典 1.オリジナル予告編 2.未公開シーン 3.日本版TVスポット※オモテ面(中②)【ジャケット】・オモテ面:No mercy. No shame. No .sequel.・ウラ面 :----・帯 :全米が熱狂・絶叫 記録的大ヒットのパロディ・ホラー 早くもアカデミー賞絶望!! ――全米初登場第1位! R指定映画の歴代NO.1 オープニング記録樹立。※ウラ面登場人物が揃って映画館の座席に座っているイラスト。面白いことに、ここにシンディ(アンナ・ファリス)の姿が見られない。クレジットも4番目。まだキャリアが浅かったのだろう。このパターンのイラストが、本シリーズの定番となって行く。ウラ面は、パロディ場面の画像がコラージュされている。『シックス・センス』や『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』、『マトリックス』……。この手の作品は、ネタ探しも楽しい。昨今のジャケットと違って、過剰な宣伝コピーが印刷されていないのも、いい。まぁ、その辺りに古さを感じさせるが、個人的には、こういう方がいいなぁ。いいジャケットだ。(笑)※帯【感 想】「なんで『最終』絶叫計画なんだろう?」まともにレビューを書くのがバカバカしくなるくらい下らない映画なのだが、どうもこの手の映画が、私は好きらしい。(笑)昔の話で恐縮だが、『フライングハイ』や『裸の銃』シリーズなんかにも面白い作品があった。チャーリー・シーンが主演した映画は全部、この系統の映画だと私は思っている。(苦笑) ファンには怒られそうだが、“下らない映画”と言う共通項でくくれると言うワケだ。さて、本作がウェス・クレイヴン監督の『スクリーム』をモチーフにしたパロディ映画であることは明らか。逆に言えば、それほど『スクリーム』はツッコミどころ満載の映画だと言うことだろう。良くも悪くも誰かにインスピレーションを与えられるというのは凄いことだ。改めて『スクリーム』という映画に感心してしまった。ラストが気に入らないが、まぁ、時にはこんな作品をみんなでワイワイやりながら観るのもいいんじゃないですか?※ピクチャディスク
2019.04.23
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1479 サファリ※オモテ面【スタッフ】・監 督 ダレル・ルート 『デス・サファリ/サバンナの悪夢』・製作総指揮 ラジャ・コリンズ タイラー・ヒゼル アレキサンダー・ロブ・製 作 アントン・エルンスト・脚 本 タイラー・ヒゼル・撮 影 トレヴァー・ブラウン【キャスト】・キム・アーゲッツシンガー・ロッキー・マイヤー・クロエ・カービィ・ロバート・パーマー・ワトキンス・カール・ブーク※ウラ面【仕 様】・型 番 MPF-11681・製作年度 2013年・製 作 国 アメリカ・南アフリカ・原 題 SAFARI・発 売 ミッドシップ[MIDSHIP]・販 売 元 ミッドシップ[MIDSHIP]・提 供 プレシディオ・価 格 ----・字幕翻訳 ----・吹替翻訳 ----・吹替版制作 ----・吹替演出 ----・日本公開 2014年 2月15日・配 給 ミッドシップ チャンス イン・リリース 2014.07.02.・収 録 81分・サ イ ズ 16: 9 LB ビスタサイズ・音 声 1.オリジナル 5.1ch (英語) 2.日本語吹替 5.1ch・字 幕 1.日本語字幕 2.吹替用字幕・そ の 他 片面 1層、COLOR、MPEG-2、 DOLBY DIGITAL、2 NTSC 日本国内向、 DVD VIDEO、レンタル専用・映像特典 劇場予告編※ディスク【ジャケット】・オモテ面:地獄と化したサファリツアー 人間はもはや肉食獣の餌食でしかない!!・ウラ面 :喰って喰って喰われまくる!!! 地獄と化したサファリツアーを描く アニマルパニック・スリラー!! 一人の少女が、アメリカ大使館に 持ち込んだビデオカメラ。 そこには、消息を絶った旅行者たちの サファリツアーの一部始終が 記録されていた――。うーん、なかなか良いジャケットだ。(笑)両手を広げて助けを求める女性に、ライオン君が覆いかぶさっている。その後ろには、豹だの毒蛇だのが顔をのぞかせ、サバンナに沈む夕陽が象徴的に使われている。いかにも、アフリカって感じだ。いいジャケットだと思う。(カッコイイ!)ウラ面も、いい雰囲気。たくさん画像が使われているが、本編に登場しないものもある。資料画像だろうか。手間暇かけている。それに、「喰って喰って喰われまくる!!!」というコピーにも気合いが入っている。発売・販売会社としては、売れると踏んだんだろうなぁ。情熱が感じられる。本編に、このジャケットくらいヤル気があったなら、もっと面白い作品になったに違いない。(笑)【感 想】「ほんとにほんとにほんとにほんとにライオンだぁ♪」ファウンド・フッテージものとしては、中途半端な作品だった。だいたい、オープニングとエンディングがPOVでないのは何故? ツアー客は何台かカメラを持っていたようだけど、米国大使館に届けられたのは1台だけ。他のカメラは、どうしたんだ? 後から回収したの? 分からん。いくら何でも説明を端折り過ぎじゃないか?(苦笑)――念願のサファリにやって来たジェスと恋人のザック、そして、その友人カップル。4人は国立公園内を3日間、ガイドツアーに参加するのだ。シマウマやキリンなどの野生動物を間近に見られて大興奮の参加者たち。けれど、ライオンなどの猛獣は姿を現さない。参加者の不満を察したガイドは、公園を出て狩猟エリアに行くことを提案する。そうすれば、確実にライオンなどを見ることが出来る。多少不安はあったものの、皆が賛同して、車は安全なエリアから危険な狩猟エリアへと進んで行った。そして、念願のライオンを間近に見ることが出来て、不安は消し飛んでしまった。嘗てない素晴らしい体験に、皆の興奮は収まらなかった。けれど、サバンナをただ1人で逃げて来た幼い少女ムバリを助けてから事態は急変し始める。車が壊れて立ち往生した挙げ句、ガイドがコブラ(?)に咬まれてしまう。移動手段がなくなった上に、帰り道を知っている唯一の人物が、生死の境をさ迷っている。ジェスたちは生き残るための選択を迫られることになる。……というお話し。誰だって、このタイトルと粗筋を知ったら、猛獣に人間が襲われる作品だと思うだろう。少なからず『グレート・ハンティング(75)』のようなシーンを期待したはずだ。(或いは、リアル『グレート・ハンティング』の松島トモ子さんか……)けれど、登場人物のほとんどは、崖から落ちたり、毒ヘビに咬まれたり、ライフルの誤射で頭を吹き飛ばしたり、助けを呼びに行ったままフェードアウトしたり、心臓の発作で動けなくなったり、密猟者に撃たれたり、おおよそ舞台設定には似つかわしくない死に方をする。半数以上は、期待ハズレだ。(苦笑)そもそも、ツアーは3日間の予定とか言ってなかったっけ? キャンプするって言ってたじゃん! なのに、水も食糧も持たずに参加するのって、間違っていません? もしかしたら、主催者側が用意していて、車に積んでいたかも知れないが……。それに、どこで寝泊まりする予定だったんだろ? テント? コテージ? それとも、日帰りのツアー×3回と言う意味だったのか? どうも釈然としない。然も、猛獣に殺されるシーンは、夜間ばかりだし、やたらブレて見切れているし、つまんない。ちゃんと撮れないなら「撮るなよ!」と言いたい。(笑)それに、1人だけ生き残ったムバリは、大人たちが右往左往した広大なサバンナを簡単に抜け出してヒッチハイクして街まで戻る。あんなに英語を喋れないはずのムバリが、終盤には理解して、カメラを米国大使館に届けてしまう。“ご都合主義”と言われても仕方ないだろう。こんな薄い作品では、誰も満足しないと思うぞ。全くオススメ出来ません!
2019.04.22
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1478 テキサス・バイオレンス※オモテ面【スタッフ】・監督・製作・編集 ダミアン・スキナー・製 作 ケリー・ボーン ジェイ・ショーツ・脚 本 マシュー・ガンサー ゲイリー・モエール・音 楽 ブライアン・バンダー・アーク・撮 影 ビル・エリオット・メイクアップ ジェイソン・コールマン【キャスト】・スティーヴン・チェスター・プリンス: 高瀬右光(ブランドン)・ルイス・ハーサム:佐藤広太(ネス)・ショーナ・マクリーン:一色まゆ(ドーン)・ロバート・プレンティス:斉藤次郎(ラロ)・アマンダ・ウェレズ:若泉絵子(アリシア)・ケン・ファーマー:松田健一郎(保安官)・クリフ・スティーヴンス・アンソニー・バートン・リシャ・ブロック・アーロン・ギャレット※ウラ面【仕 様】・型 番 NSD-3240・製作年度 2006年・製 作 国 アメリカ・原 題 RED RIDGE・発 売 ニューセレクト株式会社・販 売 ニューセレクト株式会社・製作・配給 ----・価 格 ----・字幕翻訳 ----・吹替翻訳 ----・吹替版制作 ----・吹替演出 ----・日本公開 ----・リリース ----・収 録 91分・サ イ ズ 4: 3 シネスコ・音 声 1.オリジナル (Stereo) 2.日本語吹替 (Stereo)・字 幕 1.日本語字幕・そ の 他 片面 1層、COLOR、MPEG-2、 DOLBY DIGITAL、2 NTSC 日本市場向、 DVD VIDEO、レンタル専用・映像特典 予告編※ディスク【ジャケット】・オモテ面:全米が震えた 戦慄の実話・ウラ面 :実在の連続レイプ・監禁事件を 完全映画化!! 灼熱の陽射が降り注ぐ テキサス州レッドリッジ 誘拐され 監禁され 壊されてゆく女たち 叫んでも 助けはこない 戦うしかない 生き残りたければ 戦慄のリアル・セックス・クライムシーンに 絶句!!大層な宣伝文句が並ぶが、本編の出来映えからすると、少々誇大広告気味かな。(笑)ジャケットのオモテ面は、拉致されて拘束されたドーンの額に銃が突きつけられているイラストが使われている。精細な出来映えは悪くない。ただ、動きがないので、邦題にある『バイオレンス』からすると、物足りない。一方、ウラ面の出来映えは、悪くない。緊張感のある画像が使われており、斜めになった[ストーリー]と[クレジット]の文字の並びが、不安感をあおる。本編が、バイオレンス・ホラーというよりクライム・サスペンスに近い出来映えだったことを考えると、ジャケットがこうなるのも分かるような気がする。(笑)【感 想】「大人しいB級バイオレンス映画」意外と真面目に撮られたバイオレンス映画だった。バイオレンス映画に「真面目」って形容が正しいのかどうか分からないがキチンとした映画作りがなされていたことは確かだ。(笑)――メキシコとの国境に近いテキサス州レッドリッジ。義父の葬儀のために車を走らせていたブランドンは、車道に飛び出して来た女性を助ける。暴行の痕が見られ、血だらけだ。何か犯罪に巻き込まれたに違いない。けれど、携帯電話も繋がらない状況では、車で彼女を病院に連れて行くしかなかった。ところが、走り始めてほどなくして、女性保安官補に車に止められる。すると、彼女はパニックになり、銃で保安官補を撃ち殺した挙げ句、ブランドンの車を奪って逃げてしまう。急転した事態に動揺するブランドンは、森の中を横切り、何とか人家に辿り着く。けれど、それが、惨劇のはじまりだった。……というお話し。主人公のブランドンは、アル中気味で、妻とは離婚寸前。割と人物設定がしっかりしていた。正直、セクスプロイテーションの粗悪品だと思っていたので、クライム・サスペンス風の作りは、意外だった。脚本も整理されており、作り込まれている。感心してしまった。(苦笑)一方、ブランドンの動きと呼応して、妻の妹のドーンの姿が描かれる。ドーンは、恋人のカイルに送って貰って葬儀を目指していたが、途中で寄り道をしたが故に拉致監禁されて、売春を強要されることになる。ほとんどの男性は、ブランドンのくだりよりも、こちらが興味の対象だろう。でも、扇情的なHシーンや凌辱のシーンはないので、そこを期待する方は、ここでUターンして下さい。肩透かしをくらうことになります。(苦笑)テキサスと言うと、トビー・フーパー監督『悪魔のいけにえ』のイメージが強い。人気のない寂れた米国の田舎町は、法律や道徳、倫理が通じない。住人の表情からは、ひとの感情すら読み取ることが出来ない。ケモノのようなものだ。本能だけ生き延びるしかない土地だと思っていた。(こんなことばかり言ってると米国人に殺されるぞ)でも、本作品の悪党は、人として描かれている。客には頭が上がらないし、粗野な部下に手を焼いている。やってることはチンピラみたいだが、何だか会社の中間管理職みたいで、ちょっと笑ってしまった。(不謹慎でスミマセン)確かに、ブランドンが立ち寄った町の住人は、不気味だ。近寄りたくないし関わりたくないと思う。けれど、日本もそうであるように、どこの国にも、時代の流れから取り残されて死んで行く町や村がある。そこで代々暮らして来た人々の風俗や因習は、都会で暮らす人たちの目には奇異に映ることだろう。未開の高地に住む部族が遺体を焚き火で炙ってミイラにし、それを神輿のように担ぐ習慣があると言ったら、多くの人たちが嫌悪すると同時に、「どうやって作るんだ?」と好奇心にかられるはずだ。(魚の燻製やビーフジャーキーと同じだが、食べたりはしない)つまり、奇異な世界に、人々は惹かれるのだ。本作品は、実話をベースにしていると、冒頭にテロップが流れる。本当なのかどうかは知らないが、本作品を観ると「そうかなぁ」と納得出来てしまう。地球は狭くなったし、グーグルで世界中を上空から眺められるようになった。でも、世の中には私たちが知らない世界があるのだ、ということを痛感する。これが、巨大な人身売買の組織犯罪ではなく、場末の売春宿の非合法なリクルート活動であることが興味深い。もし、拉致された女の子が欧州の金持ちに売り払われるストーリーだったら、セガール御大が登場するアクション映画になっていたに違いない。(笑)そうならなかったところに、或いは『悪魔のいけにえ』に繋がるホラー映画に仕立てなかったところに、本作品の価値があるのかも知れない。ちょっぴりオススメ!
2019.04.21
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1477 コックリさん(2004/韓国)※オモテ面【スタッフ】・監督・脚本 アン・ビョンギ「ボイス」「友引忌」・製作総指揮 チョン・オククァ・製 作 キム・ヨンデ「ボイス」「友引忌」・美 術 チョン・ソンウォン「ボイス」「友引忌」・撮 影 キム・ドンチョン・特殊メイク キム・ヒスク「THREE/臨死」・照 明 キム・ゲジュン【キャスト】・イ・ユジン役:イ・セウン(優香)・イ・ウンジュ役:キム・ギュリ 「リベラ・メ」「友引忌」(戸田菜穂)・キム・インソク役:イ・ユリ・ハン・ジェフン役:チェ・ソンミン 「永遠の片思い」「スキャンダル」・ホギョン役:チェ・ジョンユン・特別出演:ウン・ソウ「ボイス」※ウラ面【仕 様】・型 番 12DRJ-20129・製作年度 2004年・製 作 国 韓国・英 題 Bunshinsaba・発 売 ハピネット・ピクチャーズ・販 売 元 ハピネット・ピクチャーズ・製作・配給 ----・価 格 12,000円(税抜)・字幕翻訳 ----・吹替翻訳 ----・吹替版制作 ----・吹替演出 ----・日本公開 全国劇場公開作品・リリース ----・収 録 本編 92分・サ イ ズ 16: 9 LB ビスタサイズ・音 声 1.韓国語 ドルビーデジタル 5.1chサラウンドEX 2.韓国語 DTS-ESサラウンド 3.日本語 ドルビーデジタル 5.1chサラウンド 4.韓国語 ドルビーデジタル 2.0chステレオ (オーディオコメンタリー)・字 幕 1.日本語字幕 2.日本語吹替用字幕 3.オーディオコメンタリー用字幕・そ の 他 片面 2層、COLOR、MPEG-2、 DOLBY DIGITAL、2 NTSC、 DOLBY DIGITAL SURROUND EX、dts-ES DVD VIDEO、レンタル専用・映像特典 1.日本版劇場予告編 2.オリジナル劇場予告編 3.監督&主演女優による オーディオコメンタリー※ピクチャディスク【ジャケット】・オモテ面:日本震撼! たった1度の 〈禁断の遊び(コックリさん)〉は、 〈永遠に続く恐怖〉へと変わる。・ウラ面 :「友引忌」「ボイス」のアン・ビョンギ監督が 描く《絶対恐怖》最恐のホラームービー!! コックリさん、 コックリさん、 オイデクダサイ…“コックリさん”にも様々なバージョンがあるようで、国や地方によって遣り方が異なる。ジャケットのオモテ面は、2人でやる時のバージョン。その後ろに、主演女優2人の顔の画像があしらわれている。片や睨み、片や恐怖におののいている画像だ。このデザインが、本作品のネタバレになっている。色調を青で統一し、タイトルとクレジットを赤にして際立たせている。ホラー映画としてはオーソドックスだが、良い出来映えだ。ウラ面は、イ・ユジン役のイ・セウンの目を見開いた画像が右上に使われていて、インパクトがある。左側には、テーブルを挟んだ男女3人の画像に「コックリさん、コックリさん、…」と呪文が重ねられているが、決してコックリさんをしているところではありませんので、お間違いありませんように。(笑)この頃、韓国映画は人気が高かったし、ホラー映画は陸続と封切られていたから、リリースする方も力がこもっていた。だから、ジャケットの出来映えも、いい。この後、韓国のホラー映画は程なく底を尽く。次第に粗雑な作品が日本で紹介されるようになって、評価を落としていくことになる。たぶん、本作品くらいまでが、充実期だったような気がする。(苦笑)【感 想】「正直、失敗作です」退屈な作品だった。“コックリさん”なんか関係ないじゃん。おかげで、幾度か睡魔に負けてしまいました。A^_^;それにしても、出演者がみんな同じ顔に見えるのは、私だけ? 歳をとったせいか? うーん、キャラクタの描き分けが出来ていないような気がするな。(溜息)ストーリーもどこかで聞いたような話しで、本作を観ながら『アイ[EYE]』を思い出していた。唐突に30年前の魔女狩りの因果を説明されたって、「あーそうですか」という感想しかない。説明がすべて回想シーンというのも、どうかと思う。現在との関わりが希薄になる分、印象が薄くなる。演出も冴えていなかったしね。もう少し掘り下げて、脚本も演出方針も整理するべきだった。明らかに練り込みが足りない。そもそも“村”というわりには閉塞感が描かれないから緊迫感も説得力も、いまひとつ。お洒落なカフェ(?)も出て来るし、女子高生も大勢登場し、どこが村なのかサッパリ分からない。緑の多い郊外型の新興住宅地みたいだ。そんな環境でオドロオドロしい因習の話しをされても、ちっとも怖くない。それに、女優サンが下から上目づかいに睨んで来る画が頻繁に出て来るけど、これもなんだかなー。カメラのボケ味を活かした演出も随所に見られたけど、効果的じゃなかった。残念。ラストシーンも劇場版『呪怨2』を彷彿させたけど、いつまでもあちこちからパクったツギハギ作品を作っていては、観客にあきられますよ、監督サン。前作の『ボイス』はそこそこ観られたけど、本作をもう一度観ることはないだろうなぁ。友人に薦める気にもならない。(嘆息)
2019.04.20
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1476 死ガ二人ヲワカツマデ…/第二章「南瓜花 –nananka-」※オモテ面【スタッフ】・企画・監督・脚本・プロデュース 松村清秀・脚 本 檜山 豊・プロデューサー 千葉善紀・ラインプロデューサー 坂口慎一郎・アクション監督 川澄朋章・撮 影 島田貴仁・照 明 北條 誠・録 音 伊藤裕規・編 集 堀 善介・主 題 歌 ゴールデンボンバー 「春が来る前に -リマスターバージョン-」【キャスト】・豊永利行(SET)・藤江れいな(AKB48)・粟根まこと(劇団☆新感線)・中谷さとみ(劇団☆新感線)・保坂エマ(劇団☆新感線)・國立 幸・林 明寛・磯貝龍虎・桑野晃輔・長沢美樹・あじゃ・高宗歩未・佐治彩子・おぐちえりこ(SET)・伴 大介・高田聖子(劇団☆新感線)・宮内 洋・特別出演 喜矢武豊(ゴールデンボンバー)※ウラ面【仕 様】・型 番 80DRN-10152・製作年度 2012年・製 作 国 日本・英 題 Till Death Do Us Part・発 売 元 日活株式会社・販 売 元 株式会社ハピネット・製作・配給 日活株式会社・制作・宣伝 エバーグリーンプロジェクト・制作プロダクション パイプライン・字幕翻訳 ----・吹替翻訳 ----・吹替版制作 ----・吹替演出 ----・日本公開 2012年全国劇場公開作品・リリース 2013.07.02.・収 録 本編 102分・サ イ ズ 16: 9 LB・音 声 1.日本語 5.1ch ドルビーデジタル・字 幕 ----・そ の 他 片面 1層、COLOR、MPEG-2、 DOLBY DIGITAL、2 NTSC 日本市場向、 DVD VIDEO、レンタル専用・映像特典 ----※ディスク【ジャケット】・オモテ面:一人…また一人… 夜の病院で、 確実に殺されていく…・ウラ面 :豊永利行(SET)、 藤江れいな(AKB48)主演、 「尋常じゃない」キャストが勢揃いした、 「死ガワカ」第二章(セカンドインパクト) サスペンス・アクション!手術室などで見掛ける無影灯を背景にして、登場人物が正面を向いて揃い踏み。(笑)確かに病院が舞台だが、だからって、皆がみんな、白い衣装で登場させることないじゃん。本編もそうだったが、何だか汚らしい。監督さんには清潔感という概念がなかったんだろうなぁ。それが、このジャケットにも現れている。(言いがかり?)ウラ面は、画像の大きさと配置に少し工夫が見られる。それはそれで良いと思うが、画像の選択がダメだ。出演者を魅力的にみせるどころか、カッコ悪く見えるし、可愛らしく見えない画像ばかり。こんなんでは、誰もレンタルしないし、買わないと思うな。(苦笑)主人公を演じた女の子がアイドルなら、一番可愛らしい画像を選ぶべきだった。どのみち、サスペンスなんて誰も期待していないんだからさ、転落死した死体だのベッドの血だまりだの、要らないじゃん。青年医師も不要だし、看護士長もいらないんじゃない? 彼女がカボチャを笑顔で差し出す画像が良かったと思うな。(笑)【感 想】「怪しげなドリンク」もう最初から最後までツッコミっぱなしの1本だった。(笑)このクラスの脚本力と演出力、出演者の演技力で病院を舞台にしたミステリーを撮られると、なんだか“お医者さんゴッコ”を見せられているようで、見ているこっちが恥ずかしくなってしまった。(苦笑)山や畑に囲まれたクリニックが舞台。治療が難しい患者も多く入院している。たぶん、監督さんとしては、サナトリュウムみたいなイメージだったに違いない。でも、場末の古い診療所にしか見えなかった。私だったら、絶対にこんなところに入院させない。ビンボーくさい病院に入院したら、ビンボーが移りそうじゃん?清潔で明るい病室、ちゃんと分煙が出来ていて、珈琲メーカーからは湯気が立ち、朝食の時にはどこからかパンを焼くにおいが漂って来る。スカート丈の短い看護婦さんが運んで来る朝食をベッドでいただく。お風呂は温泉で24時間入り邦題。そういう環境でないと、入院したくないなぁ。――レイナは、次第に目が見えなくなる病を患い、山間の稲葉クリニックに入院している。若い医師のナカザトに憧れてはいても、失明する不安感を拭い切れるものではなかった。然も、ここのところ入院患者が自殺する事件が続いている。何か不穏な空気がクリニックを支配していた。……というお話し。『死ガ二人ヲワカツマデ……/第一章「色ノナイ青」』の2作品目である。続編ではないし、第2弾と言う訳でもない。でも、物語世界の一部が重複している。重複しているのは、怪しげなドリンクを密かに供するバー。それは、孤独な殺し屋に超人的な力を与え、絶望の縁に立つ医大生の病を治してしまう。そして本作品では、失明に怯える少女が、そのドリンクを口にする。どうやら、本作品は、そのドリンク(クラゲ由来?)を巡る1本ということらしい。オススメ出来る作品ではないし、クライマックス以降の無理矢理な展開には失笑しかない。まぁ、コメディ・テイストではあるので、失笑も冷笑も嘲笑も本作品にとっては賛辞かも知れない。(それはそれで腹が立つのだが……)オススメ致しません!
2019.04.19
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1475 死ガ二人ヲワカツマデ…/第一章「色ノナイ青」※オモテ面【スタッフ】・企画・監督・脚本・プロデュース 松村清秀・プロデューサー 千葉善紀・ラインプロデューサー 坂口慎一郎・アクション監督 川澄朋章・撮 影 島田貴仁・照 明 北條 誠・録 音 伊藤裕規・編 集 堀 善介・主 題 歌 ゴールデンボンバー「泣かないで」【キャスト】・喜矢武豊(ゴールデンボンバー)・野水伊織・中河内雅貴・川原正嗣・関 智一・葵・高野八誠・上原 歩・山本カナコ(劇団☆新感線)・村木 仁・松尾れい子・宮下ともみ・吉田エマ・誠 直也・高田聖子(劇団☆新感線)・宮内 洋※ウラ面【仕 様】・型 番 80DRN-10151・製作年度 2012年・製 作 国 日本・英 題 Till Death Do Us Part・発 売 元 日活株式会社・販 売 元 株式会社ハピネット・製作・配給 日活株式会社・制作・宣伝 エバーグリーンプロジェクト・制作プロダクション パイプライン・字幕翻訳 ----・吹替翻訳 ----・吹替版制作 ----・吹替演出 ----・日本公開 2012年全国劇場公開作品・リリース 2013.07.02.・収 録 本編 84分・サ イ ズ 16: 9 LB・音 声 1.日本語 5.1ch ドルビーデジタル・字 幕 ----・そ の 他 片面 1層、COLOR、MPEG-2、 DOLBY DIGITAL、2 NTSC 日本市場向、 DVD VIDEO、レンタル専用・映像特典 予告編※ディスク【ジャケット】・オモテ面:コロシナガラ… 守リヌクモノ…・ウラ面 :「ゴールデンボンバー」喜矢武豊、 映画初出演! 「尋常じゃない」キャスト陣勢揃い! 哀しくも美しい、 新感覚ハード・アクション!大きな月を背景に、ポケットに手を入れたメイファを右側に配置し、その後ろに海(うみ)らしき女の子と男性の姿。イラストだろうか? メイファも、海も、こんな顔だったっけ? 海の隣りにいるのは、誰? うーん、分からない。(汗)ウラ面は、本編からの取り込み画像が10枚。真ん中にメイファ(喜矢武豊)が両手に銃を構えた大きな画像を置いて、その上に4枚、その下に5枚。特に何の工夫もなく並んでいるが、まぁ、変に捏ね繰り回されるよりは良いだろう。あまり良いジャケットとは言えないが、本編が酷かったので、これで充分だろう。(溜息)【感 想】「本作品の監督さんは、もう映画を撮らないで下さい」今風のVシネマって感じ。オリジナルビデオが、心霊系ホラーとヤクザものに占拠されて久しい。エロ系も根強いが、お芝居が下手な日本人俳優では、この辺りが限界なのかも知れない。本作品は、何かしら新しいモノを産み出そうと模索している感じは受ける。それはそれで尊いが、願っただけで努力の痕跡が見られない。「大きくなったらお巡りさんになる!」というのと同じ気分。ただカッコつけに終始してしまったのは残念だ。(溜息)――寡黙な殺し屋のメイファは仲介人から仕事を請け負っていた。或る日のこと、その仲介人の妹、海(うみ)が、「殺し屋になりたい」と言って来る。本気にしないメイファだったが、彼の生活に入って来た海に、次第に心を開いて行く。けれど、仲介人は、“強化された”暗殺者のチームを組織し、闇の世界の覇権を手に入れようとしていた。……というお話し。この手の作品を観て、いつも思うことは、何でストリート・ギャングみたいに拳銃を横にして撃つんだ? 腕を真っ直ぐに伸ばして拳銃を撃つのも、有り得ない。(腕を叩かれて銃を落としてしまうからだ)拳銃を片手に接近戦を行う時、それなりに基本がある。もっとも、CIAとFBIのそれが異なるように、セオリーはない。ただ、きちんとしたロジックに基づいていなければならない。だから、頭が悪いとプロフェッショナルにはなれない。本作品に登場する殺し屋たちは漫画のキャラクタよりも説得力がなかった。コミックが原作と言うわけでもないのに、変な話しだ。(同名タイトルの漫画もあるが関係なさそうだ)出演している役者さんに演技指導がなされていないのか、所作の一つ一つにダメ出ししたいくらいズボラなお芝居だった。それに、女子の殺し屋チームは、やたら煙草を吸うが、誰一人として、ちゃんと吸えていない。非喫煙者なのだろう。だったら煙草なんて小道具は止めておくべきだったな。(溜息)然も、クライマックスでは刀を持ち出すし……。オタクくんは楽しいかも知れないが、こちらとしては興醒めだった。おそらく、脚本を書いた人は、コミックしか読んだことがないんじゃないか? 刀と銃撃戦と言うと、『男たちの挽歌2』を思い出す。あの作品も荒唐無稽だが、あれくらい熱気に溢れていたら、多少の瑕疵は目をつむることが出来るんですけどね。スタッフもキャストも、みなさんシロートのようだし、自己陶酔ぶりを長々と見せられてもねぇ……。どこにもオススメしたいところがなかった。年末の大掃除で処分してしまった方がいいな。間違って観てしまうと、時間の無駄になりますから……。(苦笑)
2019.04.18
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1474 アナザー※オモテ面【スタッフ】・監 督 ジョアン・スファール 「ゲンスブールと女たち」・脚 本 ジル・マルシャン「ボン・ヴォヤージュ」・製 作 ヴィンセント・マラバル 「シティ・オブ・ゴッド」「レスラー」【キャスト】・フレイア・メーバー(斉藤佑圭) 「サンシャイン/歌声が響く街」・バンジャマン・ビオレ(高宮俊介) 「ザ・パック/餌になる女」・エリオ・ジェルマーノ(徳本英一郎) 「マイ・ブラザー」・ステイシー・マーティン(畑中万里江) 「ニンフォマニアック Vol.1&2」※ウラ面【仕 様】・型 番 ADX-1081R・製作年度 2015年・製 作 国 フランス・ベルギー・原 題 The Lady in the car with Glasses and a Gun・発 売 アメイジング D.C.・販 売 アメイジング D.C.・提供協力 ----・発売協力 ----・価 格 ----・字幕翻訳 額賀美雪・吹替翻訳 岡田まゆみ・吹替版制作 ----・吹替演出 ----・日本公開 全国劇場公開作品・リリース ----・収 録 本編 94分・サ イ ズ 16: 9 LB ビスタサイズ・音 声 1.フランス語 ドルビーデジタル 5.1ch 2.日本語 ドルビーデジタル 2.0ch・字 幕 1.日本語字幕 2.日本語吹替用字幕・そ の 他 片面 1層、COLOR、MPEG-2、 DOLBY DIGITAL、2 NTSC 日本国内向、 DVD VIDEO、レンタル専用・映像特典 予告編※ピクチャディスク【ジャケット】・オモテ面:[アイズナー賞 最優秀国際作品] [トライベッカ映画祭 主演男優賞 受賞] [バーリ国際映画祭 審査員特別賞 受賞] [ヨーロッパ映画賞 作品賞ノミネート] [セザール賞 新人監督作品賞・主演男優賞 音響賞 受賞] 全欧注目の新鋭監督が仕掛ける 異色のサイコロジカル・スリラー! もう一人の自分が 殺人を始めた――・ウラ面 :あなたは、この衝撃の展開に 耐えられますか!? ★★★★★ ダイナマイト級の衝撃 ――Village Voice ★★★★ ヒッチコックの傑作に匹敵する ――VARIETY 「もう一人の自分」の謎を解き明かせ! フランスアカデミー賞受賞監督が 仕掛ける傑作ミステリー!真っ黒な雲に雨、ヘッドライトを点けたサンダーバード、車道に座り込んで泣き叫ぶ主人公のダニー。手前には拳銃と薬莢。水鏡に写っているダニーの顔は、俯いて暗い顔をしている。うーん、このイラストは明らかにミスリードだし、出来映えもよくない。何よりも、本編の雰囲気を全く伝えていない。(溜息)ジャケットに関して言えば、北米版のジャケットの方が、はるかに出来がいい。作品に対する評価が、こういう差を生むんだろうなぁ。とても残念だ。(ふぅ)【感 想】「新車の中の女」脚本家であり小説家でもあるセバスチヤン・ジャプリゾの『新車の中の女』の二度目の映像化作品。(TVドラマを含めると3度目になる)1度目は、1970年に製作された『殺意の週末』。ウィリアム・ワイラー監督の名作『コレクター(65)』のヒロイン、サマンサ・エッガーと名優オリバー・リードが出演し、『追想(56)』や『将軍たちの夜(66)』のアナトール・リトヴァクがメガホンを取っている。然も、撮影はクロード・ルノワール。印象派の巨匠オーギュスト・ルノワールの次男ジャン・ルノワール監督の甥で、『ピクニック(36)』や『大いなる幻影(37)』、『フレンチ・カンカン(54)』等の撮影に携わって来た方だ。その上、音楽はミシェル・ルグラン! 『シェルブールの雨傘(63)』や『華麗なる賭け(68)』等、数えきれないほどの名曲を生み出して来た名匠である。さて、本作品は、フランス製のミステリー映画。何と言うか、フランスってだけでオシャレだよなぁ。いちいちアートっぽい。(笑)――秘書のダニーは、社長から資料のリライトを命じられる。然も、時間がない。何とか徹夜で仕事を仕上げ、空港から車の回送を頼まれる。高級車のサンダーバードだ。社長を見送ったダニーは、気分が高揚し、海を見に行こうと南へとハンドルをきる。内向的で週末の予定などついぞなかった彼女にとって冒険のチャンスが訪れたのだ。けれど、行く先々で、自分を知っている人たちと出会う。カフェの店員やガソリンスタンドのオーナー……。ダニーは、次第に混乱して行く。……というお話し。セバスチヤン・ジャプリゾは、60~70年代の数々のヒット作に携わって来た。タバコに火を点けるシーンに痺れた『さらば友よ(68)』、ルネ・クレマン監督の『雨の訪問者(70)』と『狼は天使の匂い(72)』では脚本を書いている。『O嬢の物語(75)』を経て『続・個人教授(76)』では監督も務め、私たち映画スズメの間でも「Hな脚本を書く人」として有名だった。この頃は、アラン・ドロン人気もあってフランス映画は頻繁にロードショーされていたし、露出も多かった。個人的には、イザベル・アジャーニ主演の『殺意の夏(83)』がお気に入り。彼の小説が原作だった。ロジックよりも雰囲気というか空気感で魅せるところが持ち味。そういう点では本作品の演出は、間違いないと思う。本作品では、ダニー役を演じたフレイア・メーバーの細くて長い足を執拗に映し出すが、好みの問題ではあるが、ビンボー臭くていただけない。ゴボウのような足には何の魅力も感じられない。お尻も貧相だしね。(笑)ただ、監督さんは、かなり入れ込んでいたようで、1970年代の雰囲気を再現しようと、かなり頑張っている。それに、オーバーラップやら画面分割を多用して、エンドロールまで飽きさせない。妄想とリアル、過去と現在が交錯し、セリフとモノローグが入り乱れ、第4の壁をもブッ壊して観客を惑わせて行く手腕は見事。クライマックスの謎解きに異論を唱えるレビューもたくさん読んだ。けれど、もともとダニーを混乱させる目的などなかったことに気がついて欲しい。結果的に、まるで「もう1人の自分」がいるかのようにダニーは受けとめる。それが、彼女の呪縛からの解放に繋がり、ラストシーンへ雪崩れ込む。いい映画だ。ちなみに、『新車の中の女』は日本でもドラマ化されている。1976年のことで、浅丘ルリ子と加賀まりこさんが出演している。演出は、『源氏物語/千年の謎(11)』を撮った鶴橋康夫さんだった。70年代に映画を観て来た方にオススメ!
2019.04.17
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1473 ワナオトコ※オモテ面【スタッフ】・監督・脚本 マーカス・ダンスタン・共同脚本 パトリック・メルトン【キャスト】・ジョシュ・スチュワート:アーキン(桐本琢也)・マイケル・ライリー・バーク:マイケル(加藤亮夫)・アンドレア・ロス:ヴィクトリア(勝生真沙子)・ファン・フェルナンデス:ワナオトコ※ウラ面【仕 様】・型 番 DZ-9432・製作年度 2009年・製 作 国 アメリカ・原 題 THE COLLECTOR・発 売 松竹株式会社 映像商品部・販 売 元 松竹株式会社 映像商品部・提供協力 ----・発売協力 ----・価 格 ----・字幕翻訳 稲垣 彩・吹替翻訳 川岸 史・吹替版制作 ----・吹替演出 ----・日本公開 日本未公開・リリース ----・収 録 本編 90分+映像特典約 2分・サ イ ズ 16: 9 LB シネマスコープサイズ・音 声 1.ドルビーデジタル 英語(オリジナル) 5.1chサラウンド 2.ドルビーデジタル 日本語(吹 替) ステレオ・字 幕 1.日本語字幕 2.吹替用字幕・そ の 他 片面 1層、COLOR、MPEG-2、R18+、 DOLBY DIGITAL、2 NTSC 日本市場向、 DVD VIDEO、レンタル専用・映像特典 オリジナルトレーラー※ディスク【ジャケット】・オモテ面:「ソウ」シリーズ(4,5,6)の脚本家コンビが 贈る、究極のトラップスリラー大作! その罠(トラップ)―― 匠の技・ウラ面 :激しすぎる描写でR-18指定に! ワナオトコが仕掛ける 怒涛のデストラツプが襲いかかる! 強盗が侵入した家には、 恐ろしい先客がいた――ワナオトコ君の後ろ姿が、ジャケットのオモテ面。地下室だろうか、彼が視線を向けている先に、拘束された女の子が見える。ワイヤーも張られているし、ワナオトコ君の右手には、トラバサミの付いた鎖が握られている。本作品の内容を端的に表現した、いいイラストだと思う。(鬼畜だな)ウラ面は、ちょっと分かりづらい。本編を観ないと、何のことか分からない画像も見受けられる。ネタバレになるから、これくらいで丁度のいいのかも知れないが、歯切れが悪い。その点は、残念だった。でも、日本未公開の作品としては、良く出来たジャケットだと思う。(笑)【感 想】「充実した1本」ホラー映画を観て「充実した」なんて感想は、鬼畜みたいだが、ここまで凝って撮られると他に言葉が見つからない。(笑) 滅法面白かった。――妻の借金を返すために金庫破りの腕を活かすことにした男。昼間、リフォームの仕事で狙った屋敷の下見をし、着々と準備を進めている。しかし、返済期限が今夜0時に迫り、男は計画の実行を決断する。返済が滞れば、妻と娘の身に何が起きるか分からない。猶予はなかった。折しも、屋敷の住人は留守のはず。――だった。屋敷に忍び込んだ男は、自分以外の誰かの気配を察知する。然も、そこかしこにワナが仕掛けられている。誰が、一体何のために?……というお話し。邦題がストレート過ぎて笑ってしまった。近年トレンドの付題だが、本作品に限っては、ピッタリだった。(笑)凝った脚本を書いたのは、パトリック・メルトンとマーカス・ダンスタン。『フィースト』シリーズのコンビ。『ソウ』シリーズに抜擢されただけあって、なかなかぶっ飛んでいる。マーカス・ダンスタンが監督も務めているが、とても初監督とは思えない出来映えだ。いいスタッフとプロデューサがついたのだろう。過激な描写だけでなく、緊張感のある演出が見事だった。どんなワナが仕掛けられているのかは、見てのお楽しみ。ここで記すのはヤボってもんだ。小さいのから大掛かりなものまで、実に多彩だった。ひとつ気になったのが、この“リフォーム”をたった1人で、僅か数時間で行ったのだろうか、というコト。資材の搬入からセッティングまで匠のワザが光る。やっつけ仕事じゃない。きっと腕のいい職人さんを抱えているに違いない。一軒の家を建てるにも、左官屋さんから瓦屋さんまで、たくさんの業者さんの力を借りなければならない。ワナオトコ君だって誰か下請けさんにお願いしないとムリだろう。(笑)面白いのは、ワナオトコ君の正体が終盤でわれてしまうコト。キャラクタとして、そいつが誰かということより、何をするのかに重きを置いている証しだ。無駄な推理に時間を割くくらいなら、観客にはワナを堪能して貰い、ワナオトコ君が次に何をするのかワクワクして欲しい、という作り手側の配慮に違いない。……うーん、“鬼畜”だな。(笑)終盤の展開はホラー映画の定番なので、ちょっとガッカリした。けれど、映像に力があったので、最後まで気持ちよく観ることが出来た。(やっぱり鬼畜だな) 続きが観たいと思ったのは、久しぶりのことだった。余談だが、私は、あのワナが仕掛けられた屋敷が欲しい。(笑)或いは、どこか地方の観光施設に移築して一般公開して欲しい。(爆笑) 地域の活性化に繋がるンじゃないか? ホンモノの生死をかけたカラクリ屋敷として宣伝すれば、ニンジャ屋敷より人気が出ると思う。観覧の際には、万一に備えて免責同意書にサインさせれば雰囲気満点だ。定年になったら、その施設でツアーガイドをしたい。(笑)その前に精巧なミニチュアモデルが欲しいなぁ。米国なら誰か作ってそうだ。e-Bay で探してみるかな。オススメ!
2019.04.16
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1472 ザ・ギフト※オモテ面【スタッフ】・製 作 ジェイソン・ブラム・製作・監督・脚本・出演 ジョエル・エドガートン 『ジェーン』『ブラック・スキャンダル』【キャスト】・ジョエル・エドガートン as ゴード(小原雅人)・ジェイソン・ベイトマン『ディス/コネクト』『宇宙人 ポール』 as サイモン(佐久田脩)・レベッカ・ホール『トランセンデンス』『アイアンマン 3』 as ロビン(加藤美佐)※ウラ面【仕 様】・型 番 VPBU2554・製作年度 2015年・製 作 国 アメリカ・原 題 THE GIFT・発 売 元 株式会社バップ・販 売 元 ----・提供協力 日活・発売協力 ----・価 格 ----・字幕翻訳 岡田理枝・吹替翻訳 淺香真規子・吹替版制作 ----・吹替演出 ----・日本公開 全国劇場公開作品・リリース 2017.03.・収 録 本編 108分・サ イ ズ 16: 9 LB シネスコ・音 声 1.英 語 ドルビーデジタル 5.1ch 2.英 語 ドルビーデジタル 2.0ch 3.日本語 ドルビーデジタル 2.0ch・字 幕 1.日本語字幕 2.吹替字幕・そ の 他 片面 2層、COLOR、MPEG-2、 DOLBY DIGITAL、2 NTSC 日本市場向、 DVD VIDEO、レンタル専用・映像特典 ----※ディスク【ジャケット】・オモテ面:全米スマッシュ・ヒット! 4週連続TOP10入り (BOX OFFICE調べ) 驚異の満足度93%! 米有名レビューサイト 「Rotten Tomatoes」 何度も届く、恐怖(ギフト)。 夫婦を襲う驚愕のラスト。 男から贈られた本当の“ギフト”とは…・ウラ面 :全米が戦慄したサイコ・スリラー、 日本上陸! 始まりは、赤ワイン 2つ目は、鯉 3つ、4つ、5つ、6つ… 衝撃のラストで明かされる “恐怖の贈り物”の真相とは?ゴード(ジョエル・エドガートン)がリボンをつけたプレゼントの箱を持ったイラストが、ジャケットのオモテ面に使われている。本作品の内容を伝える良いデザインだと思う。『セブン』みたいに「一体何が入っているんだろう」と気になるような仕掛けだ。うまい!ただ、ウラ面は、サイコ・スリラーのようなテイストに仕上げている。宣伝コピーにも“サイコ・スリラー”とあるので、売り手としては、この路線でウリたかったのだろう。でも、これは間違いだと思うな。もっとロジックのきいたスリラーなので、正攻法のデザインにして欲しかった。「こんなに画づらが汚いジャケットによるなよ」ということである。(笑)【感 想】「コイのから揚げ」贈り物は、いつでも嬉しい。キレイに包装されてリボンなんか付けられたひには、つい微笑んでしまう。(笑)とはいえ、贈り物は、貰うのも贈るのも苦手だ。どう反応したら良いのか分からないし、何を贈ったらいいのか迷うし、喜ばれなかったらどうしようとドキドキしてしまう。然も、後になって本当に喜んで貰えたのか気に病む。生来、小心者の私には贈り物ってヤツはいつも悩みのタネだ。(溜息)――セキュリティ会社に転職したサイモンは、妻ロビンを連れてシカゴからカリフォルニアに引っ越して来る。豪邸も購入して、新たな人生の門出は順調だった。或る日、サイモンはゴードと再会する。高校時代の同級生だ。自分が育った土地だから、何の不思議もないのだが、まるで親友であったかのように話し掛けて来るゴードに違和感を禁じ得なかった。その違和感は、ゴードから贈り物で嫌悪感に変わって行く。最初は、ワイン。ガラスクリーナー、鯉と続いて行く。返礼にゴードを夕食に招いたことから、事態は思わぬ方向へと転がり始める。……というお話し。ワインやガラスクリーナー、地域の情報なんかは役に立つけど、“鯉”って何だよ?(笑)鯉は、内臓を抜いてウロコを取って、片栗粉をまぶして油で揚げると美味しい。生臭いから胡麻油が必要だな。最後は、あんかけ風に仕上げる。コイ毒の心配はあるが、今まで失敗したことがないので、たぶん大丈夫。(胆のうに毒があるらしいので内臓を取り除く際には、充分にご注意下さい)本作品は、スリラー映画らしく意表をついたラストシーンがウリになっている。客観的に見ると、「そんなワケねぇだろ」と思うのだが、夫婦が他人であることを考えると、なかなかコワイ頭脳プレイだ。術中にハマって執着すれば、サイモンは自滅する。妻のロビンが気づかないわけはないので、共犯であることが知れれば離婚すればいいだけのこと。もとより自分の子供でないわけだから罪悪感もない。或いは、DVDの意味がわからず、普通に日常生活を送ることが出来るか……。幾つものシナリオが考えられるが、本作品ではサイモンは自滅する。そこに至るまでの伏線が丹念に散りばめられていて感心してしまった。サイモンはサルが嫌いだとか、ゴードが語る政府が個人を監視する話しだとか……。いい脚本だ。演出も凝っていて、物事の両面を描く映像が随所に見られる。シャワールームの曇りとか、うずくまるサイモンを長い廊下の両側から撮ってスイッチするとか、ウソと真実の二つの面を表す工夫がラストで効いて来る。ウソで人生を滅茶滅茶にされたゴードが、ウソでサイモンの人生を壊して行く。(サイモン夫婦が招かれて訪問するまでのゴードの行為にウソはない)ただ、男の目線で撮られた作品なので基本的にロビンの扱いや演出が雑だ。そもそも、演じたレベッカ・ホールは健康的すぎるし、神経を病んで行く繊細さが見られない。演じる力もなかった。その点は残念だった。サイモン役には、ジェイソン・ベイトマン。マイケル・J.フォックス主演のTVシリーズ『ファミリー・タイズ』に姉のマロリー役で出演していたジャスティン・ベイトマンの弟さんである。わかりにくいか。(汗)でも、あまりお芝居は上手くないなぁ。ゴード役には、ジョエル・エドガートン。同時にメガホンも取っている。本作品が初監督とは思えない出来映えだった。贈り物は、贈る側に優位性がある。いわゆる受動攻撃ってヤツだ。へりくだって贈り物を渡す方が次第に強くなり、受け取る方は、だんだん追い詰められて卑屈になって行く。「善意のほどこしは、最もタチの悪い自意識である」と言われるのは、それ故である。贈り物を受け取るには、人間性に高いスキルが必要だ。クリスマスプレゼントに靴下を貰ったら、その中に「プレゼントを入れて返さなきゃいけないのかなぁ」と考えているようじゃ、まだまだだな。(苦笑)ちょっぴりオススメ!
2019.04.15
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1471 カリフォルニアトレジャー※オモテ面【スタッフ】・監督・脚本 マイク・ケイヒル・製 作 マイケル・ロンドン『サイドウェイ』 アレクサンダー・ペイン 『サイドウェイ』(監督) 『アバウト・シュミット』(監督)【キャスト】・マイケル・ダグラス・エヴァン・レイチェル・ウッド※ウラ面【仕 様】・型 番 NKDF-2151G・製作年度 2007年・製 作 国 アメリカ・原 題 KING OF CALIFORNIA・発 売 元 日活株式会社・販 売 元 日活株式会社・提 供 ----・発売協力 ----・価 格 ----・字幕翻訳 ----・吹替翻訳 ----・吹替版制作 ----・吹替演出 ----・日本公開 ----・リリース 2008.02.09.・収 録 本編 93分・サ イ ズ 16: 9 LB ビスタ・サイズ・音 声 1.オリジナル [英 語] (5.1chドルビーデジタル) 2.日本語吹替 (2.0chドルビーデジタル)・字 幕 1.日本語字幕 2.吹替用字幕・そ の 他 片面 1層、COLOR、MPEG-2、 DOLBY DIGITAL、2 NTSC 日本市場向、 DVD VIDEO、無許諾レンタル不可・映像特典 ----※ディスク【ジャケット】・オモテ面:『ザ・センチネル/陰謀の星条旗』 マイケル・ダグラス主演 300年前のスペインの財宝が眠るの は、巨大スーパーマーケットの地下だ った!? 莫大な財宝をめぐるご近所アドベンチ ャー!!・ウラ面 :300年前の財宝が眠っているのは、 巨大スーパーマーケットの地下だった!? スペインの伝道師が隠した莫大な財宝を 探しだせ! 財宝発掘の夢に取り付かれたダメ親父 と、振り回される娘 ↓ でも手がかりらしきものが見つかるの は、ゴルフ場や新興住宅地、国道脇の 丘の上…?! ↓ そんな手がかりが指し示す財宝のあり かは… 巨大スーパーマーケット!? ↓ 店内のありあまる商品を利用して、 深夜の発掘作業が始まる!! はたして財宝は見つかるのか?!B級アクション冒険映画って感じのジャケット。そう言えば、マイケル・ダグラスは昔、『ロマンシング・ストーン』だの『ナイルの宝石』といったロマンス色強めの女性向け冒険活劇に出演していたっけ。相手役は、キャスリン・ターナーだった。毒にも薬にもならない映画だったが、なかなか楽しかった。本作品のジャケットは、そんなことをちょっと思い出させるデザインだが、実のところ、オフビートのコメディ映画である。ウラ面に、その雰囲気が現れている。うん、ウラ面は、いい感じだなぁ。ウラ面は、いいジャケットだ。(笑)【感 想】「日常の中の宝物」トーンの低いコメディ映画だなぁと言うのが、最初の感想。そして、最後の感想。(笑)だからって本作品がつまらないってワケではない。もし、語り部であり主人公であるミランダにコケテッシュな魅力があったら、かなり面白い作品になったのではあるまいか。それくらいしっかりした作りだった。――母親が家を出て以来、父親のチャーリーと暮らしていたミランダ。貧しいながらも楽しい日々だったが、チャーリーが精神病院に入院するに至って、高校生ながら自活する道を選ばざるを得なくなる。役所を騙し、学校を辞め、マクドナルドで昼夜勤働いて生活費を稼ぐ。節約して車も手に入れたし、16歳にしては悪くない生活だ。けれど、チャーリーが退院して来てからは、その平穏が破られる。彼の行動は意味不明だったし、デタラメな言い訳からすると、何かを企んでいるのかも知れない。案の定、チャーリーは入院中に読んだ本に感化され、宝探しをしていたのだ。スペインから来た神父が、国王の財宝をカリフォルニアの何処かに埋めたと言う。チャーリーは、神父の日記から一つ一つ手掛りを拾い集めては検証し、遂に、その財宝が《コストコ》の地下に眠っていると確信する。……というお話し。イカれた親父のチャーリー役を演じるのは、マイケル・ダグラス。コメディとはいえ、奥行きのある演技を披露しているところは、さすがオスカー俳優である。セ○クス依存症だの何だのと色々言われても、役者としての矜持を保っている。語り部である娘のミランダ役を演じたのは、エヴァン・レイチェル・ウッド。TVシリーズ『ウエストワールド』でアンドロイドの女の子を演じている方ですね。可愛いしキレイな子だとは思うが、本作品ではイマイチ輝きが足りない。16歳ながら世間を欺いて自活して来た設定なので大人びているのは解る。けれど、そこに子供らしい明るさや無邪気さがないと、観客としては同調出来ない。コメディなので、基本的にシチュエーション重視。チャーリーの滅茶苦茶な性格やミランダの悩み、債権差し押さえの顛末もそうだ。ミランダがチャーリーの宝探しを手伝う姿もユーモラスでいい。でも、ストーリー展開に面白さが少ないのは残念。(インディーズの限界か……)オフビートな笑いは、日本ではウケないかも知れない。でも、それが故に醸し出される不思議なテイストは、繰返し観ているとクセになる。味わい深い。現実感に乏しいし、寓話のような仕上がりには否定的な意見が多いことは推測できる。でも、たった2人の登場人物で90分も引っ張った上に厭きさせなかったのだから、演出の腕前は確かだと言えるだろう。宝探しに興じるあまり借金が嵩み、家まで取り上げられてしまう。最後は車1台になって、お宝を冷蔵庫に詰め込んで去って行くラストシーンには、ちょっと余韻が残る。こういう冒険映画もいいなぁ。宝物は、日常の中に眠っているってことなんだろうなぁ。カノジョかも知れないし、子供かも知れないし、恩師や両親かも知れない。でも、独り身の私の宝物は、何処にあるんだ?(コストコに探しに行くか?)それにしても、コストコって何でもあるんだなぁ。ちょっと感心してしまった。スキューバの器材まで揃うなら、やっぱり行ってみよう。ダイビング初心者のカワイイ女の子が見つかるかも……。(邪な考えだな)のんびりした方にオススメ!(そういうオマエが一番のんびりしているぞ)
2019.04.14
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1470 狙撃者/ボーン・アイデンティティ※オモテ面【スタッフ】・監 督 ロジャー・ヤング・製 作 フレデリック・ミュラー・原 作 ロバート・ラドラム【キャスト】・ジェーソン・ボーン…… リチャード・チェンバレン(有川 博)・マリー………………ジャクリン・スミス(田島令子)・ウォッシュボーン…… ダンホーム・エリオット(小林 修)※ウラ面【仕 様】・型 番 DL-11813・製作年度 1988年・製 作 国 アメリカ・原 題 THE BOURNE IDENTITY・発 売 元 ワーナー・ホーム・ビデオ・販 売 元 ----・提 供 ----・発売協力 ----・価 格 ----・字幕翻訳 林 完治・吹替翻訳 大野隆一・吹替版制作 ----・吹替演出 ----・日本公開 ----・リリース 2002.・収 録 本編 188分・サ イ ズ 16: 9 LB ビスタサイズ・音 声 1.オリジナル (ドルビーサラウンド) 2.日本語 (ドルビーデジタル)・字 幕 1.英語字幕 2.スペイン語字幕 3.ポルトガル語字幕 4.日本語字幕 5.中国語字幕 6.タイ語字幕 7.ハングル字幕 8.インドネシア語字幕・そ の 他 片面 2層、COLOR、MPEG-2、 DOLBY DIGITAL、 2 NTSC 日本市場向 輸出禁止商品、 DVD VIDEO、無許諾レンタル不可・映像特典 ----※はじめにお読みください【ジャケット】・オモテ面:----・ウラ面 :ベスト・セラー小説『暗殺者』原作 決死のサスペンス・スパイ・アクション!「昔の映画のジャケットって、こんな感じだったなぁ」というのが、感想。主人公である2名のバストショット。背景は省略され、余計な描き込みはなされていない。もちろん、キャッチコピーもだ。ニューシネマの影響を受けた60年代の後半から70年代の初頭くらいまではアートな感じのポスターが多かったが、80年代から90年代の初頭くらいまでは、再びスターで売るメジャー作品の方針がポスターに現れていた。アクション映画であっても、女性客に訴求するために甘いロマンスと軽いラブシーンは欠かせなかったし、ジャケットには必ず、そういう場面の画像が用いられていた。本作品のジャケットは、そんな80年代のテイストがプンプンと匂っている。いいジャケットだ。(笑)※ピクチャディスク【感 想】「TVMの名作」1988年にロバート・ラドラムのスパイ小説を、リチャード・チェンバレンを主演に迎えてTVのミニ・シリーズとして映像化。70~90年代に映画に浸っていた身としてはマット・デイモンの『ボーン』シリーズよりも面白かった。(笑)何と言うか、ゆとりがあると言うか、贅沢と言うか、映画としてウソが満載で、ギスギスしたリアリティを追求する姿勢は見られない。だから、ストーリー展開にも情景描写にも余裕がある。――南フランスの海岸に男が漂着する。銃で撃たれ、頭部を怪我していた。飲んだくれの町医者は、この男を治療し、命を助ける。けれど、やがて目覚めた男は、自分の名前すら思い出せない重度の記憶喪失になっていた。手掛りは、臀部に埋め込まれたマイクロフィルムだけ。体力の戻った男は、自分が何者なのかを知るために、マイクロフィルムに写されていた銀行があるチューリッヒへと旅立つ。……というお話し。南フランスからチューリッヒ、パリ、そしてNYへと舞台を移して行くが、ロケ地が見事。こういう映像を見せられたら、ヨーロッパを旅行したくなる。昨今の映画にはない豪華さだ。ホテルもいいが、チューリッヒの銀行が素晴らしい。お金持ちになったら、こういう銀行でお金を動かしたい。(仮想通貨なんぞ、ビンボー人の発想だよなぁ)そして、ブティック! モデルが取っ替え引っ替え衣装を着けて広間を歩き、買い物する女性はソファに座って品定め。男は別室でお酒を飲みながら予算を伝えるだけ。「パリの買い物は、こうでなくちゃ」R.チェンバレン演じるボーンの台詞にグッと来てしまった。一度でいいから使ってみたい台詞だ。(笑)でも、さすがに巨大な肩パットの入った女性の衣装に80年代を感じざるを得ない。古き善き時代の豊かさが、随所に見られる作品だった。ジェイソン・ボーン役を演じるリチャード・チェンバレンは、私たち世代なら、『タワーリング・インフェルノ(74)』の施主の娘婿で、大火災の原因を作った建築士の役が印象深い。マリー役には、ジャクリン・スミス。TVシリーズ『チャーリーズ・エンジェル』の時よりも表情が良かったような気がする。女優としての仕事を楽しんでいた。前後編で3時間オーバーだが、アッという間。後編の展開に性急さが見られるし、「それはないだろ」とツッコミたくなる場面もあるが、総じて出来映えがいい。映像面も満足だ。監督は、『エアポート98』のロジャー・ヤング。TVM中心の方だが、良い作品をモノにしている。脚本を書いたキャロル・ソビエスキーは、難病モノの『サンシャイン(73)』や名作ミュージカル『アニー(82)』、『フライド・グリーン・トマト(91)』の名脚本家。撮影は、ジェームズ・アイヴォリー監督と組んで名作を世に送り出して来たトニー・ピアース=ロバーツ。『眺めのいい部屋(86)』や『ハワーズ・エンド(92)』、『日の名残り(93)』。『アンダーワールド(03)』や『DOOM/ドゥーム(05)』も撮っている。音楽は、『奇跡の人(62)』や『巨象の大陸(71)』、『オレゴン魂(76)』等の名作・大作に携わったローレンス・ローゼンタール。これだけのスタッフが携わった作品だ、面白くないワケがない。オススメ!
2019.04.13
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1469 ジェイソン・ボーン※オモテ面【スタッフ】・監督・製作・脚本 ポール・グリーングラス・製 作 フランク・マーシャル ジェフリー・M.ワイナー ベン・スミス マット・デイモン グレゴリー・グッドマン・製作総指揮 ヘンリー・モリソン クリストファー・ラウズ ジェニファー・トッド ダグ・リーマン・キャラクター原案 ロバート・ラドラム・共同脚本 クリストファー・ラウズ※ウラ面【キャスト】・ジェイソン・ボーン…マット・デイモン(平田広明)・ヘザー・リー博士……… アリシア・ヴィキャンデル(竹内絢子)・ロバート・デューイ…… トミー・リー・ジョーンズ(土師孝也)・作戦員……………ヴァンサン・カッセル(向井 修)・ニッキー・パーソンズ… ジュリア・スタイルズ(沢海陽子)※Amazon DVD コレクション①【仕 様】・型 番 494445・製作年度 2016年・製 作 国 アメリカ・原 題 JASON BOURNE・発 売 元 NBCユニバーサル・エンターテイメント・販 売 元 ----・提 供 ----・発売協力 ----・価 格 ----・字幕翻訳 戸田奈津子・吹替翻訳 栗原とみ子・吹替版制作 ----・吹替演出 ----・日本公開 ----・リリース 2017.10.06.・収 録 本編 約 123分・サ イ ズ 16: 9 LB スコープサイズ・音 声 1.英 語 (5.1chサラウンド) 2.日本語 (5.1chサラウンド)・字 幕 1.英 語字幕 2.日本語字幕・そ の 他 片面 2層、COLOR、MPEG-2、 DOLBY DIGITAL、2 NTSC 日本市場向、 DVD VIDEO、レンタル禁止・映像特典 1.ボーンの復活 2.ラスベガスでのクライマックス※Amazon DVD コレクション②【ジャケット】・オモテ面:----・ウラ面 :マット・デイモン主演× ポール・グリーングラス監督、 最高傑作感性! 取り戻した記憶すべてが覆された時、 新たな戦いが始まる。大ヒットしたスパイ・アクション映画の5作品目。再びジャケットは、アートな仕上がりになった。銃を構えるジェイソン・ボーンとヘザー・リーの立ち姿。背景は、クライマッスのラスベガスでのカーチェイスをイメージしたものだろうか。もう少しラスベガスらしくても良かったような気がするが、静謐感の漂う良いジャケットだ。ウラ面は、シンプル。これまでの作品と同じレイアウトだが、主要な登場人物の画像が使われている。色調も合わせられていて悪くない出来映えだ。ストーリーも伝わって来ないし、文句をつけたい出来映えではあるが、メジャー作品であると同時にスターの映画だ。それを考えると、いいジャケットだと言えるだろう。(苦笑)※ディスク【感 想】「陳腐化の果て」『ボーン』シリーズ第5弾。マット・デイモンが主演する作品としては4本目になる。正直なところ、あまり楽しめなかった。ストーリーに新味がないし、演出にも冴えが見られない。アクションにもキレがなかった。何故、あらためて本シリーズを続けようとしたのか理解に苦しむ。確かに、ロバート・ラドラムの3部作は、エリック・ヴァン・ラストベーダーによって引き継がれている。それらを随時映画化して行けば、『007』のように長期シリーズを目論めるかも知れない。ところが、前作『ボーン・レガシー』も本作品も、E.V.ラストベーダーが紡いでいるシリーズを原作としていない。映画オリジナルである。――ブラックブライヤー作戦を暴露し、CIAを追い詰めたジェイソン・ボーンは、ギリシャの片隅に身を隠していた。そこに、かつてCIAの支援要員だったニッキー・パーソンズから連絡が来る。CIAの新たな陰謀を暴くために力を貸して欲しいと言う。彼女は、リサーチの過程で、ドレッドストーン作戦にジェイソンの父親が関与していた情報をつかんでいた。けれど、ニッキーの動きはCIAの知られており、二人は襲撃される。……というお話し。いまさら全市民の監視システムと言われたって、驚きはない。これまで幾度となくこのモチーフは映画化されて来たし、それをどう使うかを明らかにしてくれないのでは、観客としてはモヤモヤを募らせるだけだ。そもそもシステムは陳腐化が早いから、そんなのを追いかけ回すなんて了見が狭いよ。第一、SNSのアプリ開発者と組むなんて諜報機関として低俗すぎないか? 世界中の防犯カメラや監視衛星を自由自在に操って来たのに、たかだかネット上のアプリを巡る陰謀を真剣な顔で語られても失笑しかない。(溜息)やっぱり、トニー・ギルロイの抜けた穴が大きかったと思う。『ボーン・アイデンティティ』から始まる3作品すべての脚本に携わった彼の存在は大きい。勿論、ロバート・ラドラムが書いた原作の魅力もあるだろう。でも、ミステリアスな主人公の先の読めない行動とスピード感のある場面展開は脚本の為せるワザだ。それに較べ、本作品の薄っぺらさは、どうだ? 話しにならない。これまでの3作品の焼き直しに終始している。本作品を観ると、『ボーン・レガシー』の不評は、彼のせいだけとは限らないと思えて来る。だいたい、ジェレミー・レナーって、日本にオージービーフを売りに来たオーストラリアの牧場主みたいだ。(失礼!)マット・デイモンにしろ、ジュリア・スタイルズにしろ、皆さん、相応に歳を重ねている。トミー・リー・ジョーンズにしても化石みたいに見えた。あまり年齢的なことは言いたくはないが、ヘザー・リー役を演じたアリシア・ヴィキャンデルの若さと相容れない感じだ。彼女の役柄は、CIA組織の中で密かにデューイ長官と対立する若手。それは、前3作のパメラ・ランディと同じ立ち位置に見え、折角の魅力を半減させてしまっている。思うに、ボーン対CIAという構図にも、既に我々観客は飽々しているのかも知れない。世界情勢は、刻々と変化しており、いつまでも内紛だの揉み消しを見せられても、「だから何なの?」という感想しか沸いて来ない。そのクセ、ド派手なカーチェイスをクライマックスに持って来られても、説得力がない。装甲車が一般車輛を撥ね飛ばすシーンを見て、「ID4かよ!」と思ったのは、私だけではあるまい。これなら、ピアース・ブロスナンが演じるボンドが、戦車で街並みを破壊しながら敵を追う『007/ゴールデンアイ』の方が、まだマシってもんだ。6作目があるのかどうか知らないが、少なくとも本作品は、ボーン対ヘザーの構図を示唆するエンディングだった。尤も、大人のジェイソン・ボーンが、野心家で底の浅いヘザー・リーを相手にするとは思えないが……。(車の中のやり取りにはガッカリした。陳腐な台詞だった)というワケで、オススメ致しません!
2019.04.12
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1468 ボーン・レガシー※オモテ面【スタッフ】・監督・原案・脚本 トニー・ギルロイ・製 作 フランク・マーシャル パトリック・クローリー ジェフリー・M.ワイナー ベン・スミス・製作総指揮 ヘンリー・モリソン ジェニファー・フォックス・原 作 ロバート・ラドラム・共同脚本 ダン・ギルロイ・音 楽 ジェームズ・ニュートン・ハワード※ウラ面【キャスト】・アーロン・クロス…ジェレミー・レナー(中井和哉)・マルタ・シェアリング博士… レイチェル・ワイズ(松雪泰子)・リック・バイヤー…………… エドワード・ノートン(森田順平)・アルバート・ハーシュ博士… アルバート・フィニー(大塚周夫)・パメラ・ランディ……ジョアン・アレン(小山茉美)・ノア・ヴォーゼン…………… デヴィッド・ストラザーン(小川真司)※再生上のご注意①【仕 様】・型 番 GNBF-1314・製作年度 2012年・製 作 国 アメリカ・原 題 THE BOURNE LEGACY・発 売 元 ジェネオン・ユニバーサル・ エンターテイメント・販 売 元 ----・提 供 ----・発売協力 ----・価 格 ----・字幕翻訳 戸田奈津子・吹替翻訳 栗原とみ子・吹替版制作 ----・吹替演出 ----・日本公開 ----・リリース 2013.02.02.・収 録 約 135分(本編)・サ イ ズ 16: 9 LB スコープサイズ・音 声 1.英 語 (5.1chサラウンド) 2.日本語 (5.1chサラウンド)・字 幕 1.英 語字幕 2.日本語字幕・そ の 他 片面 2層、COLOR、MPEG-2、 DOLBY DIGITAL、2 NTSC 日本市場向、 DVD VIDEO、レンタル禁止・映像特典 ----※再生上のご注意②【ジャケット】・オモテ面:----・ウラ面 :新たなシリーズの幕開け 〈ボーン〉3部作の裏側には「同時進行」 する極秘計画が存在した!!大ヒットしたスパイ・アクション映画の4作品目。折角、前作でアートな仕上がりになったジャケットも、本作品は再びB級アクション映画風になってしまった。うーん、扱いが悪いな。マット・デイモンからジェレミー・レナーに代わり、舞台をフィリピンに移したこともあって、まるでスティーブン・セガール御大が出演するアクション映画みたいだ。(溜息)ウラ面もそうだな。レイチェル・ワイズを起用した作品にも関わらず、その御尊顔をジャケットに用いないなんて、罪だ。とても、本作品を売ろうという意欲が見受けられないジャケットだった。(溜息)※ピクチャディスク【感 想】「君の生まれの不幸を呪うがいい by シャア・アズナブル」『ボーン』シリーズ4作品目。――と言っても、番外編のような趣き。監督が代わって、マット・デイモンも出ていないとあっては仕方ない。(笑)これまで、脚本を書いて来たトニー・ギルロイが、監督・原案・脚本と孤軍奮闘。頓挫しそうだった企画を執念で完成させたような感じだ。その熱意は、十分に伝わって来た。けれど、正伝ではない哀しさで、輝きが足りなかった。――CIAの工作員アーロン・クロスは、アラスカで訓練を受けていた。過酷なミッションをクリアしながら、薬の服用、血液採取といったルーティンをこなす。しかし、彼は、この訓練に疑問を持ち始めていた。予定より早く連絡員と落ち合ったアーロンは、疑念を抱きつつも、連絡員との会話に何かを探り出そうとする。しかし、翌日、彼らを待ち受けていたのは、無人機による爆撃だった。……というのが、序盤。『ボーン・アルティメイタム』と時間軸が重複している。――CIAのパメラ・ランディの告発により“トレッドストーン作戦”や“ブラックブライヤー作戦”が明るみに出ようとしており、国家調査研究所のリック・バイヤーによって、その証拠一切が葬られようとしていた。アーロンが参加している訓練は、その発展型の“アウトカム計画”。彼は、その被験者だった。……というのが、前提。告発が立証される前に、すべてを消してしまおうという大雑把な計画を指揮するリック・バイヤー役に、エドワード・ノートン。真面目な性格だから、本作品でも熱演。でも、ダイアログが陳腐で、「いまさらこんなお芝居を見せられても……」といった印象だった。『逃亡者』のトミー・リー・ジョーンズの“焼き増し”みたい。(笑)シリーズとしてのアイデンティティを保ちたかったのだろう。いくつかの場面で『アルティメイタム』とリンクしていたが、これは不要だろう。ジョアン・アレンなど、幾人かが同じ役柄で出演していたが、これもみみっちい。彼らも喜んで演じているようには見えなかった。アーロン・クロスを演じたジェレミー・レナーは、相変わらずもっさりとした顔をしている。顔は変わらないか……。(笑)メル・ギブソンやラッセル・クロウのデビュー当時を思い出す。リスクの大きな役柄だったと思うが、そんなことを感じさせない存在感を示していた。後半、アーロンに助けられる博士役にレイチェル・ワイズ。残念ながら、役柄のせいか輝いていなかった。エンディングだけは、彼女本来の輝きを垣間見ることが出来る。本作品唯一のカタルシスだ。これだけ美人の学者さんだったら、論文を発表しただけで、学会で有名になることは必至だろう。○○○さんの比ではないな。たとえ、論文が捏造でも改竄でも赦しちゃう。全世界の学者が全精力を傾けて、論文を立証しちゃうからヘイキ。(笑)そんなことを思わせる美しさだった。作品の出来映えとしては、“難あり”の良品と言ったところ。前半はミステリアスな展開でグイグイ引っ張って面白かった。けれど、後半に入ってアクションの比重が大きくなると、物語としては短絡的になり、つまらなくなる。それは、カーチェイスに説得力がなかったことも起因している。監督さんの熱意はかうが、いま一つスキルが足りなかった。煽るようなコピーも良くなかった。――ジェイソン・ボーンは氷山の一角に過ぎなかった。どこが“氷山の一角”なんだ? 宣伝も失敗だな。『ボーン』シリーズでなければ、もっと好意的な評価が出来ただろう。フツーのスパイ・アクション映画として観たら、かなり上出来な部類だ。シャアの台詞ではないが、「君の生まれの不幸を呪うがいい」ってやつだ。(笑)ザンネン!
2019.04.11
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1467 ボーン・アルティメイタム※オモテ面【スタッフ】・監 督 ポール・グリーングラス・製 作 フランク・マーシャル パトリック・クローリー ポール・サンドバーグ・製作総指揮 ジェフリー・M.ウェイナー ヘンリー・モリソン ダグ・リーマン・原 作 ロバート・ラドラム・原案・脚本 トニー・ギルロイ・脚 本 スコット・バーンズ ジョージ・ノルフィ※ウラ面【キャスト】・ジェイソン・ボーン…マット・デイモン(平田広明)・ニッキー・パーソンズ… ジュリア・スタイルズ(沢海陽子)・ノア・ヴォーゼン……… デヴィッド・ストラザーン(小川真司)・エズラ・クレイマー…スコット・グレン(伊藤和晃)・サイモン・ロス…パディ・コンシダイン(田中 完)・パズ…………………エドガー・ラミレス(伊丸岡篤)・パメラ・ランディ…ジョアン・アレン(小山茉美)※商品アンケートのお願い【仕 様】・型 番 45570・製作年度 2007年・製 作 国 アメリカ・原 題 THE BOURNE ULTIMATUM・発 売 元 ジェネオン・ユニバーサル・ エンターテイメント・販 売 元 ----・提 供 ----・発売協力 ----・価 格 ----・字幕翻訳 戸田奈津子・吹替翻訳 平田勝茂・吹替版制作 ----・吹替演出 ----・日本公開 ----・リリース 2010.04.02.・収 録 約 115分(本編)・サ イ ズ 16: 9 LB スコープサイズ・音 声 1.日本語 (5.1chサラウンド) 2.英 語 (5.1chサラウンド) 3.タイ語 (5.1chサラウンド)・字 幕 1.日本語字幕 2.英語字幕 3.タイ語字幕 4.韓国語字幕 5.インドネシア語字幕 6.中国語字幕 (2言語)・そ の 他 片面 2層、COLOR、MPEG-2、 DOLBY DIGITAL、2 NTSC 日本市場向、 DVD VIDEO、レンタル禁止・映像特典 1.未公開シーン 2.世界を駆ける男:ジェイソン・ボーン 3.屋上の大追跡シーン撮影秘話 4.格闘シーンの撮影 5.カースタントのレッスン 6.ニューヨークでのカーチェイス 7.ポール・グリーングラス監督による 本編音声解説※再生上のご注意【ジャケット】・オモテ面:REMEMBER EVERYTHING FORGIVE NOTHING・ウラ面 :世界40カ国で初登場第1位を獲得! CIAが生み出した究極のエージェント! ジェイソン・ボーン誕生の謎が明らかに!?大ヒットしたスパイ・アクション映画の3作品目。前作と前々作のジャケットはダサかったが、本作品は一気にアートになった。このポスターなら額装して部屋に飾れるレベルだ。シリーズ中一番だろう。素晴らしい。(笑)ただ、ウラ面は、相変わらずB級アクション映画って感じ。うーん、イマイチ。オモテ面とウラ面の落差が大きいなぁ。もう少しアート系に仕上げても良かったんじゃないか?(溜息)※ピクチャディスク【感 想】「007になっちゃった」驚いたことに、終始“追いかけっコ”で、アッという間に最後まで観てしまった。有無を言わせぬ作りだったなぁ。(笑)――“トレッドストーン作戦”に関する新聞記事を読んだジェイソンは、記者にアプローチする。しかし、既に記者はCIAからマークされており、ジェイソンの手助けも虚しく狙撃手に殺されてしまう。……というのが、序盤。CIAの包囲網から記者を逃がそうとする場面からスリリングで面白い。前作『スプレマシー』のクライマックスから時間軸が前後して描かれる。オシャレな感じだが、そのことに大した意味があるように思えない。悪く言えば、連続ドラマで“これまでの経緯”がダイジェストで流れるようなものだ。(笑)陳腐に見えないのは、編集が見事だからだろう。オスカーを受賞したのも頷ける。相変わらずジェイソン・ボーンの能力は“神がかり”的だが、違和感がなかった。前作は辛口の批評をしたが、あれがなければ、すんなりと受け入れられなかっただろう。『ボーン・スプレマシー』の価値を観なおさなければ……。(苦笑)――“トレッドストーン作戦”から“ブラックブライヤー作戦”へと発展して行く秘密を握るCIA幹部を追ってジェイソンはタンジールへと向かう。しかし、機密漏洩を怖れた上層部によって“掃除人”が送り込まれる。……というのが、中盤。本作品でも、カーチェイスが見応えがあった。車が事故るとこんな感じなんだろうなぁ、とヘンに感心してしまった。自動車事故対策センターの教本にしたいくらいだった。(笑)本作品では、ジェイソン・ボーンは、ほとんど“ジェームズ・ボンド”だった。そのことに慣れてしまったが、やはりナマ身の人間が追われる緊張感がなくなってしまったことは残念だ。個人的には、等身大のアクションの方が好きだが、まぁ仕方あるまい。(笑)本作品は、ロバート・ラドラムの『最後の暗殺者』を原作としたアクション映画。マット・デイモンが三度、主人公ジェイソン・ボーンを演じ、“ブラックブライヤー作戦”を明るみにする。ジェイソンを手助けするCIAの女性幹部パメラ・ランディを、再びジョアン・アレンが演じている。どうやら彼女の当たり役になりそうだ。また、後方支援のニッキー役を演じたジュリア・スタイルズも、三度目の出演。ジェイソンをサポートする。彼女とジェイソンとの間には何かありそうだが、本作品では明かされない。監督は、ポール・グリーングラスが続投。今作は、フラッシュバックでも画面の横揺れが抑えられていて観やすかった。全編に渡って短いカットの積み重ねだったから、撮影が大変だったろうなぁ。(余計なお世話か……)脚本のトニー・ギルロイ、撮影のオリバー・ウッド、音楽のジョン・パウエルも三度目の登板。作品のトーンは統一されている。見方によっては、『スプレマシー』が前編、本作品が後編といった感じだ。ブラッシュUPしたら、1本におさまるのではなかろうか。(笑)いやいや、むしろ、シリーズものの1本というより単体のサスペンス映画として評価した方が、いいかも知れない。それほど熱のこもった作品だった。オススメ!
2019.04.10
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1466 ボーン・スプレマシー※オモテ面【スタッフ】・監 督 ポール・グリーングラス・脚 色 トニー・ギルロイ・製 作 フランク・マーシャル パトリック・クローリー ポール・L.サンドバーグ・原 作 ロバート・ラドラム・製作総指揮 ダグ・リーマン ジェフリー・M.ウェイナー ヘンリー・モリソン・撮 影 オリヴァー・ウッド・音 楽 ジョン・パウエル※ウラ面【キャスト】・ジェイソン・ボーン…マット・デイモン(平田広明)・マリー………………フランカ・ポテンテ(湯屋敦子)・ワード・アボット…ブライアン・コックス(糸 博)・ニッキー…………ジュリア・スタイルズ(沢海陽子)・キリル…………………カール・アーバン(根本泰彦)・パメラ・ランディ……ジョアン・アレン(小山茉美)※ブックレット①【仕 様】・型 番 GNBF-1552T・製作年度 2004年・製 作 国 アメリカ・原 題 THE BOURNE SUPREMACY・発 売 元 ジェネオン・ユニバーサル・ エンターテイメント・販 売 元 ----・提 供 博報堂DYメディアパートナーズ・発売協力 ----・価 格 ----・字幕翻訳 菊地浩司・吹替翻訳 栗原とみ子・吹替版制作 ----・吹替演出 ----・日本公開 ----・リリース 2009.07.08.・収 録 約 108分(本編)・サ イ ズ 16: 9 LB スコープサイズ・音 声 1.英 語 (5.1chサラウンド) 2.日本語 (5.1chサラウンド)・字 幕 1.英語字幕 2.日本語字幕 3.韓国語字幕・そ の 他 片面 2層、COLOR、MPEG-2、 DOLBY DIGITAL、2 NTSC 日本市場向、 DVD VIDEO、レンタル禁止・映像特典 1.未公開シーン 2.アイデンティティーの一致: キャスティング 3.撮影手法:リアルさの追求 4.爆破シーンの舞台裏 5.ジェイソン・ボーン 逃亡の軌跡 6.格闘シーンの舞台裏 7.クラッシュシーン:モスクワでの カーチェイス 8.カーチェイスシーンの舞台裏 9.橋からの逃走シーン 10.ジョン・パウエルによる音楽 11.ポール・グリーングラス監督による 本編音声解説 12.DVD制作スタッフ 13.予告編集※ブックレット②【ジャケット】・オモテ面:----・ウラ面 :最強のエージェント=ジェイソン・ボーン 失われた記憶を求め、新たな戦いが始まる!※商品アンケートのお願い大ヒットしたスパイ・アクション映画の2作品目。前作のジャケットはダサかったが、本作品はまぁまぁの出来映え。何とかメジャースタジオの作品っぽくなった。でも、まだまだB級アクション映画って感じだなぁ。(苦笑)オモテ面は、主人公ジェイソン・ボーン(マット・デイモン)が右手に銃を下げた姿が用いられている。CGっぽい出来映えなのは、いただけない。それに、ジェイソンを少し右に寄せて、左のスペースにターゲット十字をあしらい、マリーやパメラの画像をコラージュしている。そのせいで、ハーフコートの裾がはためいて動きを演出している画像なのに、その“動き”が失われてしまった。ブックレットの表紙の画像と見較べていただくとお分かりいただけるだろう。つまらないことをしたものだ。このブックレットの表紙を、そのままジャケットのオモテ面に使えば良かったのだ。うーん、やっぱりイマイチだなぁ。(溜息)※再生上のご注意【感 想】「007にならないで」1作目が面白かったので期待していたが、始まって30分で鼻白んでしまった。あまりに手際が良すぎるからだ。(笑)ナポリの税関で領事館の男を倒した後、携帯電話からデータを吸い出し、“借用”した車のナンバープレートを貼り替える。オイオイって感じ。バッグの中にSIMカードのリーダーや偽物のナンバープレートを入れていたら、どこの国だって保安検査で引っ掛かるぞ。(笑)――インドのゴア。マリーと暮らすジェイソン・ボーンは、夜ごと悪夢にうなされていた。彼が失った記憶に起因しているのは、明らかだった。或る日、彼の許に刺客が送り込まれる。異常を察したジェイソンだったが、逃亡の途中でマリーが銃弾に倒れる。マリーの死を悲しむ間もなく、ジェイソンは、失われた記憶を求めてナポリへと旅立つ。……というお話し。原作を読んでいないのでエラそうなことは言えないが、敵の素姓を明らかにするために、敢えて素顔を晒し、ジェイソン・ボーン名義のパスポートを使ったのは理解できる。けれど、その後の展開は上手く行き過ぎでしょ。白けてしまった。(溜息)物語をスピーディに進めるために、いろいろ端折ったようにしか見えない。如何にも一流のプロフェッショナルの仕事ぶりだが、何かを誤魔化しているようで、気持ち悪かった。そもそも、不発になった起爆装置に残された指紋を誰も疑わないなんて、CIAって何て単純なんだろう。中盤になって、そのことを疑問に思ったCIAのパメラ・ランディの部下が○○○○に殺されるが、「何で今更?」と思ってしまった。これじゃあ、自分がやりましたって言っているようなもんじゃない。(笑)本作品では、ジェイソン・ボーンが、ダニエル・クレイグ版“ジェームズ・ボンド”ばりのアクションを披露する。特に地下鉄からフェリーへと続くアクションは見事だった。カーチェイスも凄い。やっかみ半分で言わせて貰えば、見事すぎて「お前、一体何者なんだよ」と思ってしまった。あまりにヒーロー然としてしまったことで、ジェイソンのナマ身の人間としての存在感が薄れてしまい、緊張感がなくなったと言わざるを得ない。前作の等身大のアクションの方が面白かったなぁ。本作品は、ロバート・ラドラムの『殺戮のオデッセイ』を原作としたアクション映画。マット・デイモンが、引き続き主人公ジェイソン・ボーンを演じ、“トレッドストーン作戦”を暴き出す。ジェイソンを追うCIAの女性幹部パメラ・ランディをジョアン・アレンが演じる。『フェイス/オフ』や『タッカー』など奥さん役のイメージだったが、キャリアを演じる姿もサマになっていた。残念ながら、フランカ・ポテンテの出番は少なかった。また、後方支援のニッキー役を演じたジュリア・スタイルズが、出番は少ないながら印象に残る演技を見せていた。監督は、ポール・グリーングラスに交代。(ダグ・リーマンは製作総指揮に回っている)『ユナイテッド93』や『グリーンゾーン』といった話題作をタイムリーにリリースする方で、アクションの手腕よりも実際の事件からフィクションを編み出す能力に長けていると思う。手持ちカメラが好きなようで、本作品でも遺憾なくスキルを発揮している。ただ、回想シーンの映像は横揺れが激しく、台風の真っ只中を航行する船でも酔わなかった私でさえ、めまいに似た症状を自覚した。ジェイソンがフラッシュバックに襲われる度に感じる動揺を観客に追体験させたかったのだろうか。(笑)脚本のトニー・ギルロイ、撮影のオリヴァー・ウッド、音楽のジョン・パウエルも続投しているので、作品のトーンは統一されている。前作に較べると辛口評価だが、スパイ・アクション映画としては破格の面白さなので、オススメとしておきましょう!※ピクチャディスク
2019.04.09
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1465 ボーン・アイデンティティー※オモテ面【スタッフ】・監 督 ダグ・リーマン・脚 色 トニー・ギルロイ ウィリアム・ブレイク・ハーロン・原 作 ロバート・ラドラム・製作総指揮 フランク・マーシャル ロバート・ラドラム・製 作 ダグ・リーマン パトリック・クローリー リチャード・N.グラッドスタイン・撮 影 オリヴァー・ウッド【キャスト】・ジェイソン・ボーン…マット・デイモン(平田広明)・マリー・クルーツ…フランカ・ポテンテ(湯屋敦子)・コンクリン……………クリス・クーパー(菅生隆之)・教授…………………クライヴ・オーエン(楠 大典)・アボット局長……ブライアン・コックス(糸 博)・ウォンボシ…………… アドウェール・アキノエ=アグバエ(藤本 譲)※ウラ面【仕 様】・型 番 33445・製作年度 2002年・製 作 国 アメリカ・原 題 THE BOURNE IDENTITY・発 売 元 ジェネオン・ユニバーサル・ エンターテイメント・販 売 元 ----・提 供 ----・発売協力 ----・価 格 ----・字幕翻訳 戸田奈津子・吹替翻訳 栗原とみ子・吹替版制作 ----・吹替演出 ----・日本公開 ----・リリース 2009.07.08.・収 録 約 119分(本編)・サ イ ズ 16: 9 LB スコープサイズ・音 声 1.英 語 (5.1chサラウンド) 2.英 語 (5.1chサラウンド/DTS) 3.日本語 (5.1chサラウンド)・字 幕 1.英語字幕 2.日本語字幕 3.韓国語字幕・そ の 他 片面 2層、COLOR、MPEG-2、 DOLBY DIGITAL、dts Digital Surround、 2 NTSC 日本市場向、 DVD VIDEO/ROM、レンタル禁止・映像特典 1.もうひとつのエンディング 2.未公開シーン 3.「ボーン・アイデンティティー」 誕生物語 4.ミュージック・ビデオ モービー 「エクストリーム・ウェイズ」 5.イーモン家での食事シーン (ロング・バージョン) 6.ダグ・リーマン監督による音声解説 7.オリジナル予告編 8.DVD-ROMコンテンツ 9.Johnny English 予告編 10.The Hulk 予告編※商品アンケートのお願い【ジャケット】・オモテ面:----・ウラ面 :ニュー・アクション・ヒーロー誕生!! ヨーロッパを縦断して繰り広げられる 壮絶なチェイス! マット・デイモン主演の 新感覚スパイ・アクション!!※再生上のご注意大ヒットしたスパイ・アクション映画の第1作目だが、そうとは思えないほど、ジャケットはダサイ。ほとんどB級アクション映画って風情だ。(苦笑)主人公ジェイソン・ボーン(マット・デイモン)が走る姿に、照準器の十字が重なっている。何故だか、少し柔らかい雰囲気の顔つきだ。背景には本編画像が用いられているが、これだけではストーリーは伝わって来ない。“マット・デイモン”というスターの映画だから、スタジオ側としてはこれで正解なのだろうが、いまとなっては古臭い。ウラ面には、ほとんど宣伝コピーはなく、マット・デイモンの顔だけが強調されている。徹底的に「スターで売る」という方針が貫かれている。面白いけど、やっぱりダサイなぁ。(苦笑)※ピクチャディスク【感 想】「スパイ映画はラストが淡白」ロバート・ラドラムのスパイ小説は、あまり好きじゃない。エンターテイメントの傾向が強いからだ。――とは言っても、ジョン・ルカレは、もっと好きじゃない。眠くなり過ぎるからだ。(笑)スパイ小説ってヤツは、程ほどに大雑把で、ほどほどに緻密で、程ほどに派手でなければいけないと思う。個人的には、フリーマントルの初期作品群が好みだな。『別れを告げに来た男』は名作だと思っている。……思い切り地味だな。(笑)本作品は、ロバート・ラドラムの『暗殺者』を原作としたアクション映画。マット・デイモンが主人公ジェイソン・ボーンを演じ、自らの失策を隠蔽しようと執拗にジェイソンを追う男をクリス・クーパーが熱演。男くさい出演陣に仏国女優のフランカ・ポテンテが華をそえている。見ようによっては彼女の顔もゴツくて男性みたいだ。(笑)まだ若く、少年のような顔つきのM.デイモンが堪能できる。女性ファンが多そうだ。(笑)――地中海。マルセイユ沖で、漂流していた男が漁船に救助される。男は記憶を失っており、背中を銃で撃たれていた。身許を明かす手掛かりは、銀行口座を映し出すマイクロカプセルだけ。男は、そのカプセルが映し出すスイスはチューリッヒの銀行へと向かう。……というのが、出だし。展開が早いので、いちいち記すのは面倒だが、要は、記憶喪失の男が警察やCIAに追われながら、自分がどこの誰なのかを突きとめて行くお話しである。ポイントは、自分ではそうとは知らずに多国語に精通し、自分ではそうとは知らずに格闘技術に優れ、自分ではそうとは知らずに諜報活動のスキルが高いこと。このギャップが、観客の心を掴んだ。誰にでも変身願望はあるが、スーパーマンやスパイダーマンみたいな「ピチピチのタイツは嫌だ」と思っている人には、お誂え向きのヒーローだったと言える。監督は、ダグ・リーマン。『ジャンパー』や『Mr.&Mrs.スミス』といったアクション映画に才を見せて来た方で、本作品でも等身大のアクションでみせてくれる。脚本は、トニー・ギルロイ。シリーズ全作品の脚本を担当している。『消されたヘッドライン』も彼の作品だ。説明不足なところがある方で、本作品でもジュリア・スタイルズ(リメイク版『オーメン』で主人公の妻役を演じた方ね)の役割わりを明確にせず、観客をミスリードしているのかと思ったが、オチがなかった。(笑)撮影は、オリヴァー・ウッド。『ダイハード2』や『フォードフェアレーンの冒険』でレニー・ハーリン監督と組んでいたので、その印象が強い。観客に分かりやすいアクションを撮る名手だと思う。音楽は、ジョン・パウエル。アニメ作品に多く楽曲を提供しているが、アクション映画も多い。『フェイス/オフ』や『ペイチェック/消された記憶』などジョン・ウー監督とも組んでいる。でも、『アイスエイジ』シリーズの印象が強いなぁ。メジャースタジオ作品らしい豪華な布陣だ。これで面白くないわけがない。然も、製作にはフランク・マーシャルが加わっている。スピルバーグ監督と一緒に数多くのヒット作品を排出して来た方だ。映画づくりはお手のものだろう。作品に迷いがない。原作者のロバート・ラドラムも、製作に名を連ねているが、おそらく本作品の製作中だろうか、2001年に逝去した。オススメ!
2019.04.08
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1464 カルマ※オモテ面【スタッフ】・製作・脚本 デレク・イー・監督・脚本 ロー・チーリョン・脚 本 ヤン・シンリン・撮 影 ヴィーナス・カン (HKSC)・美 術 シルバー・チャン【キャスト】・レスリー・チャン… 「ダブルタップ」「ブエノスアイレス」・カリーナ・ラム…… 「男人四十」第21回金像賞助演女優賞、新人賞受賞・マギー・ブーン・リー・チーハン……「男たちの挽歌」・ヴァレリー・チャウ…「恋する惑星」※ウラ面【仕 様】・型 番 PCBE-70519・製作年度 ----・製 作 国 ----・原 題 異度空間 INNER SENSES・発 売 元 株式会社クライドフィルムズ・販 売 元 株式会社ポニーキャニオン・提 供 ----・発売協力 ----・価 格 ----・日本語字幕 ----・吹替翻訳 ----・吹替版制作 ----・吹替演出 ----・日本公開 ----・リリース 2003.06.04.・収 録 本編 100分・サ イ ズ 16: 9 LB ビスタ・サイズ・音 声 1.5.1chドルビーサラウンド オリジナル (広東語) 2.2.0chドルビーステレオ 日本語吹替・字 幕 1.日本語字幕・そ の 他 片面 2層、COLOR、MPEG-2、 DOLBY DIGITAL、2 NTSC 日本市場向、 DVD VIDEO、レンタル専用・映像特典 1.日本版予告編 2.オリジナルトレーラー 3.15秒CM 4.レスリー・チャン特別インタビュー (カリーナ・ラム、スタッフ含む) 5.スタッフ・キャスト プロフィール※ピクチャディスク【ジャケット】・オモテ面:日本中を恐怖に包みこんだ“震・感覚” パニックホラー 呼び覚ましてはいけない心の闇・ウラ面 :恐怖に、震え泣き 哀しみに、震え上がる それは、姿を見せた。 初めは遠くに、そしていつしか すぐ真後ろに…「カルマとは –As for “karma”-1.[仏][梵 karman]人が担っている過去や逃れられない運命に隠された意味を知る事。主に悪運を言う。「―が深い」2.身体・言語・心による人間の働き・行為。行為は必ずその結果をもたらし、また現在の事態は必ずそれを生む行為を過去に持っているとする思想。」ジャケットのウラ面に、「カルマ」という言葉について辞書のような解説文の載っている。でも、変な日本語だ。仏教やバラモン教に関して述べられていないところを見ると、現代用語としての字引かも知れない。ジャケットのオモテ面は、陰陽の太極図の中に、カリーナ・ラムの顔。不気味な手が伸びている。その下にいる女子中学生はレスリー・チャンの演じる精神科医に取り憑いた(?)幽霊だろう。一応、物語に則ったデザインになっている。ウラ面は、ちょっとJホラー風。邦題もジャケットのデザインもミスリードを誘っているが、もっとスリラーかミステリー映画風にデザインするべきだったと思うなぁ。【感 想】「相手が幽霊でも女子中学生なら淫行になるか?」香港製のホラー映画。香港映画って、昔から画質が悪いイメージがある。(本作品もまた、相応に悪い) 古い作品になるとオリジナル・フィルムすら残っていないと聞いたことがある。管理に手が回らないくらい映画製作が多忙を極めたのだろう。香港映画の隆盛を思わせるエピソードだと思う。――古いアパートに引っ越したヤンは、やがて不気味な気配と人影に怯え始める。それは、亡くなった大家の妻と娘の姿のように思えた。次第に追い詰められて行くヤンの姿を見かねた従姉妹は、夫の同僚である精神科医のジムを紹介する。ジムは、幽霊などいないとヤンを落ち着かせる。けれど、ヤンの様子から何かが彼女を苦しめていることを察する。そして、彼女に幻の原因と直接対峙するように説得する。……というお話し。幽霊モノの体裁を取ってはいるが、基本的な姿勢は「幽霊はいない」である。だから、ホラー映画ではあるものの、怖がらせることが主眼にしていない。幽霊を使ってヤンとジムの内面を掘り下げ、トラウマと対峙させる。そうして乗り越えた2人が肩を寄せ合って夜明けの街並みを眺めるラストシーンは、BGMの効果もあって爽やかだ。後半は、女子中学生の幽霊に追い掛ける回される精神科医ジムのお話しになる。うーん、幽霊と言えども、これって淫行じゃない?(笑)余談だが、女子中学生の幽霊が手を振ったり、思い出に涙したりする。ちょっと新鮮な感じがした。何しろ、分身の術も使うし、チューもする。(やっぱり淫行じゃない?) 自由奔放な幽霊の描き方は、『リング』や『呪怨』のヒット以来、日本ではお目に掛かれなくなった。昔は、幽霊とHしたり、子供に朝御飯を作ったり、生前と同じ行為をしていたものだが、昨今の幽霊はすっかり無精になったような気がする。雪女なんか男と結婚して子育てまでしていたんだもんね。(あれは、幽霊じゃない?)貞子さんが、エプロンを着けて味噌汁を作ってもいいんじゃないかなぁ。(映画のプロモーションで踊っているのを見たことあるが……)俊雄くんが運動会の百メートル走で1等になるのは、ダメ?まぁ、確かに、その何だ、幽霊にピースサインされたら心霊写真も台無しだもんね。……でもさぁ、時代は変わって来ていることだし、わざとヘン顔で写りたがる女子高生の幽霊が出て来ても、おかしくないと思うんだよねぇ。女子中学生の幽霊との淫行を夢見る変態さんたちにオススメ!
2019.04.07
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1463 バトル・オブ・ガーディアン/暗黒部隊 vs 謎の少女※オモテ面【スタッフ】・監 督 コリンダ・ボンジャース タイス・ミューズ・脚 本 タイス・ミューズ・製 作 コリンダ・ボンジャース ヴィンセント・クローネンバーグ タイス・ミューズ クリス・パトモ・音 楽 ヨヘム・ヴェイエリンク・撮 影 クリス・パトモ・編 集 コリンダ・ボンジャース タイス・ミューズ クリス・パトモ【キャスト】・ジュリア・ベイトラーン・エマ・ドゥ・コーヌパウ・ヨースト・ボルト・アンリーズ・アッペルホフ『小さなバイオリニスト』・タマラ・ブリンクマン※ウラ面【仕 様】・型 番 TMSD-437・製作年度 2017年・製 作 国 オランダ・原 題 MOLLY・発 売 株式会社トランスフォーマー・販 売 元 株式会社トランスフォーマー・提 供 ----・発売協力 ----・価 格 ----・日本語字幕 ブレインウッズ・吹替翻訳 ----・吹替版制作 ----・吹替演出 ----・日本公開 ----・リリース ----・収 録 本編 95分・サ イ ズ 16: 9 LB ビスタ・音 声 1.英語 ステレオ 2.日本語吹替 ステレオ・字 幕 1.日本語字幕 2.吹替用字幕・そ の 他 片面 1層、COLOR、MPEG-2、 DOLBY DIGITAL、2 NTSC 日本国内向、 DVD VIDEO、RENTAL ONLY・映像特典 ----※ピクチャディスク【ジャケット】・オモテ面:生きるために、闘え! 超能力を持った少女が暴れ回る! SFサバイバルアクション!!・ウラ面 :荒廃した世界で たった1人生き抜く少女の戦いを描く、 SFサバイバルアクション超大作!! 暗黒部隊<サンダーランド>たちに 連れ去られた女の子を救出せよ! 不思議な力が今、覚醒する――!!定番とも言えるジャケットだと思う。主要な登場人物が重なるようにコラージュされている。中央には、主人公モリーの走る姿。その後を追う《サンダーランド》の刺客たち。左端に見える櫓みたいなのが、海上に建つ《サンダーランド》だ。うん、物語世界も伝わって来る。ウラ面は、矢をつがえたモリーの勇姿を筆頭にして、4枚の本編画像を並べている。その下には[ストーリー]、そして[クレジット(スタッフ&キャスト)]の背景には本編画像が2枚。青い空に荒野、砂浜……。いい出来映えだ。【感 想】「アーマード超能力メガネっ娘ヒロインは、幼気ない少女を救えるか?」オタク感に満ち溢れたSFサバイバル・アクション映画。(笑)とは言え、なかなかの力作。悪くない。いやいや、「悪くない」どころか、むしろ、この上なく楽しかった。続編があるなら、是非とも日本に紹介して欲しいと思っている。――文明社会が崩壊し、僅かに生き残った人々は、凶暴化した人間《サプリカント》に怯えつつ、日々の糧を得るのに必死だった。モリーは、当て所なく廃墟から廃墟へと渡り歩いていた。追われ続ける身であることは承知していた。けれど、頼れるのは、自分だけ。追っ手をかわし、戦い、生き延びることしか出来ない。或る日、海辺で小さな小屋を見つける。住んでいたのは幼い少女ベイリー。食糧の調達に出掛けた両親の帰りを待って留守番をしていた。少しずつベイリーと打ち解けたモリーだったが、そこへ《サンダーランド》からの刺客がやって来る。彼らは、海上に建つ要塞で、サプリカント同士を戦わせる娯楽を提供することで、生存者を集めて統治していた。そして、超能力を持つ少女の伝説を信じ、探し求めていた。……というお話し。『マッドマックス/サンダードーム』の世界。超能力を持つ少女のサバイバルは、それだけでハラハラドキドキである。小さな体と細い腕で、いかつい大人たちに、どうして対抗できるのか。その辺りの説得力が重要になるが、本作品はまずまずの出来映え。モリーを演じたジュリア・ベイトラーンの面構えが、いい。美人ではないし、スタイルがいいワケでもない。(お尻が大きくてアヒルみたいに走る) でも、粗野な所作や目のチカラが、それを補ってあまりある。然も、近眼で、メガネなしでは著しく戦闘力が落ちる設定が、マニアの心をくすぐる。更に、中盤以降は腹部に深手を負っている。一見すると、弱々しくて欠点だらけの主人公は、アニメや漫画、ゲームでは定番だが、実写映画ではあまり見掛けない。本作品は、数少ない実写映画の成功例ではなかろうか。(ちなみに、彼女は撮影当時、二十歳を過ぎていた。中学生くらいかと思った)映像面でも、かなりの拘りようで、30分に及ぶクライマックスの戦いでは、編集でワンカットのように見せている。カメラが被写体を追わない場面も多々ある。コントラストも強めで、彩度も高い。こういうセンスは好きだ。監督は、タイス・ミューズとコリンダ・ボンジャース。(オランダ映画なので知らない方たちだ)この2人と、プロデューサーのクリス・パトモは、度々組んで作品を撮っている。T.ミューズとK.パトモが製作・監督・脚本、J.ベイトラーン主演で2012年にオリジナルビデオ『MAGISTRATUS:OVERTURA』をリリースしている。そして、C.ボンジャースとK.パトモが製作、T.ミューズが監督、主人公モリー役をJ.ベイトラーンが演じた『KILL MODE』という作品が現在、ポストプロダクション中。この作品が、本作品の続編であることを切に願っている。(続編を期待させるラストだったしね)あまり運動神経がよくなさそうなジュリア・ベイトラーンが演じるモリーが、妙にハマっていて、どうしても気になってしまう。腕のいい監督さんだとは思うがそれ以上に彼女の存在が大きな作品だった。オススメ致しますので、是非とも『KILL MODE』を日本に紹介して下さい!(笑)
2019.04.06
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1462 鮫の惑星※オモテ面【スタッフ】・監督・撮影 マーク・アトキンス・脚 本 マーク・ゴッドリーブ マーク・アトキンス・編 集 マーク・アトキンス エリカ・スティール・製 作 デヴィッド・マイケル・ラット・製作総指揮 デヴィッド・リマゥイー【キャスト】・バリック(黒澤剛史)…… ブランドン・オーレ「エリジウム」・ニコルス(早川 舞)……ステファニー・ペラン・ショー(岡 寛恵)………リンジー・サリヴァン・モファット(遠藤 航)…ダニエル・バーネット※ウラ面【仕 様】・型 番 ALBD-9110・製作年度 2016年・製 作 国 アメリカ・原 題 PLANET OF THE SHARKS・発 売 アルバトロス株式会社・販 売 アルバトロス株式会社・提 供 ----・発売協力 ----・価 格 ----・字幕翻訳 ----・吹替翻訳 ----・吹替版制作 ----・吹替演出 ----・日本公開 劇場公開作品・リリース ----・収 録 90分・サ イ ズ 16: 9 ビスタ・音 声 1.オリジナル (Stereo) 2.日本語吹替 (Stereo)・字 幕 1.日本語字幕 2.デカ字幕・そ の 他 片面 1層、COLOR、MPEG-2、 DOLBY DIGITAL、2 NTSC 日本市場向、 DVD VIDEO、レンタル専用・映像特典 予告編※ディスク【ジャケット】・オモテ面:人類か。 鮫か。・ウラ面 :これは、人類への警鐘か。 あるいは、完全なる捕食か。 種の存亡を懸けた、最終決戦への カウントダウンが始まる!!う-ん、素晴らしい! 素晴らしいイラストだ。半水面の構図で、水面下には鮫の群れ、そして、水上には無数の鮫の背びれ。そして、自由の女神が海に没している。描き込みも精緻だし、いい出来映えだ。ウラ面は、主要登場人物の画像がイラストのように仕上げられ、いい雰囲気を醸し出している。[ストーリー]の下に並んだ画像も、いいチョイスだ。アサイムラの製作作品を、アルバトロスが日本でリリースする。アルバトロスも販売には力を入れているようで、ジャケットも力作が続いている。この蜜月が長く続き、私たちB級映画ファンの目を楽しませ続けて欲しいと心から思っている。ちなみに、本サイトも丸々4年が経った。1日1本が精いっぱいだが、呆れずに駄文にお付き合いいただいている方々に感謝したい。有難うございます。今後とも宜しくお願い致します。【感 想】「カマボコ作れば?」アサイラム製のSFモンスター(サメ)映画。いつも通り、ムダに迫力を追求し、デタラメな理屈で突拍子もないストーリーを展開させている。さすがアサイラムだ。(苦笑)――近未来。地球の温暖化が進み、海水面が上昇。都市は水没し、生き残った人類は、各地で水上都市を築いて細々と暮らしていた。物資は不足し、水も雨水に頼るしかない。人類は絶滅の危機に瀕していた。しかし、本当の危機は、海の中にあった。……というのが物語世界。小さな水上都市“ジャンクシティ”が鮫の大群に襲われて壊滅するのが、導入部分のハイライト。ショボいCGにウンザリしてしまうのだが、妙に熱気があって、最後まで楽しんで観てしまった。(とはいえ、CGの使用率は、ここが一番多いので、無用な期待はしないで下さい、念のため)――壊滅した“ジャンクシティ”で少女を助けたバリックは、ボートで水上都市“サルベイション”に向かう。イリジウムを受け取って“ベストロン海洋研究所”に届けるのが、彼の本来の仕事だった。その後をサメの大群が追う。食物連鎖の頂点に立つサメは、温暖化の影響からエサが枯渇し、飢えていた。バリックは警告を発するが誰も聞く耳を持たない。撃退できると豪語するダマートが、仲間を集めてサメを迎え討とうとする。しかし、敢え無く全滅してしまう。……というお話し。本作品は、ケヴィン・コスナーが主演した『ウォーター・ワールド』と、よく似ている。アサイラムのお得意の“バッタもん”かと思っていたが、似ているのは“水没した世界”ってトコだけ。でも、青い空と水上生活という共通点のインパクトは大きい。もっとも、あの作品自体、椎名誠さんの小説のパクリだと日本では言われているので、この程度ではパクリとは言えないかも知れない。(笑)――バリックら一行は、ベストロン海洋研究所に向かう。そこでは、温暖化を止める装置を開発し、ロケットで飛ばす計画を立てていた。しかし、サメの大群が迫りつつあった。……という展開。本作品で存在感を示していたのは、バリック役を演じたブランドン・オーレ。いい顔つきの役者さんだ。『第9地区』等のニール・ブロムカム監督作品に軒並み出演している。ベストロン海洋研究所のリーダ、ロイ・ショウ博士を演じるのは、リンゼイ・サリヴァン。この役名は『JAWS』に主演したロイ・シャイダーとロバート・ショーの名前にあやかっている。クライマックスも、R.ショウが演じた“サメ・ハンター”クイントの最期へのオマージュだろう。ニコルス博士を演じたのは、ステファニー・ベラン。カイト・サーフィンが見どころの一つ。もっとも、本人がサーフィンをしているわけではないので微妙な感じもするが、オイシイ役どころなのは確かだ。監督は、マーク・アトキンス。この手の作品が好きなファンには、お馴染みの方。酷い作品も多いので全く期待していなかったが、彼の作品の中では面白い方ではなかろうか。(苦笑)青い空、碧い海、強い日差し、ロケ地は最高だ。浅瀬での撮影が多かったのは残念だが、全体的には悪くない。(それが全てとも言える)大量のサメが攻めて来たら、全部捕まえて、カマボコにしたら一気に食糧事情が改善するんじゃないか?(笑)制作サイドの熱意に免じて、ちょっぴりオススメ!
2019.04.05
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1461 ナイトウォッチメン※オモテ面【スタッフ】・監 督 ミッシェル・アルティエリ 『悪魔はそこにいる』・製 作 ジェフリー・アラード 『テキサス・チェーンソー』・音 楽 ケヴィン・ケリガン・撮 影 アマンダ・トレイズ・VFX アーテム・ミロシン『アンナチュラル』【キャスト】・ケン・アーノルド『メン・イン・ブラック3』・ケヴィン・ジゲッツ『コンカッション』・ジェームズ・レマー『ジャンゴ/繋がれざる者』・マックス・グレイ・ウィルバー 「殺人を無罪にする方法」・カーラ・ルイズ 「ビッグバン★セオリー/ギークなボクらの恋愛法則」※ウラ面【仕 様】・型 番 CFTD-469・製作年度 2016年・製 作 国 アメリカ・原 題 THE NIGHT WATCHEMEN・発 売 元 彩プロ・販 売 元 シネマファスト・提 供 ----・発売協力 ----・価 格 ----・字幕翻訳 メディアゲート・吹替翻訳 ----・吹替版制作 メディアゲート・吹替演出 椿 淳・日本公開 ----・リリース 2017.04.05.・収 録 本編 80分・サ イ ズ 16: 9 LB スコープサイズ・音 声 1.オリジナル (英語) 5.1chドルビー・サラウンド 2.日本語吹替 2.0chドルビー・ステレオ・字 幕 1.日本語字幕 2.日本語吹替用字幕・そ の 他 片面 1層、COLOR、MPEG-2、 DOLBY DIGITAL、2 NTSC 日本市場向、 DVD VIDEO、レンタル専用・映像特典 オリジナル予告編※ディスク【ジャケット】・オモテ面:全米騒然! ゾンビのように増殖するバンパイア ゾンパイア・アポカリプス 人類の運命は、はみ出し警備員たちに 託されてしまった!・ウラ面 :絶対絶命アクション 銃は利かない! 最凶ピエロ発、新たな恐怖 ゾンパイアホラー!! これとは別に、ゾンパイアを倒すと ○○○が出ます! 突然のヌード… ウジャウジャ増殖!ゾンパイアとなったピエロ《ブリンポ》が、かいなを広げて燃え盛る大都市を抱え込んだイラストは、なかなかの出来映えだ。そして、返り血を浴びた主人公たちが、武装した姿で見得を切っている。イラストの出来映えは、かなりいい。精細だ。ウラ面も、まずまずの出来映えだろう。コメディらしい画像の選択と宣伝コピーが楽しい。ツッコミどころも紹介している。たぶん、このジャケットをデザインされた方は、本作品が好きなんだろうなぁ。そういう愛情が品質を向上させる。(笑)いいジャケットだ。【感 想】「偏見と差別を笑う気質」変なテイストのコメディ・ホラー映画。笑えるのか笑っていいのかビミョーな作品で、面白いとも、つまらないとも言える。たぶん、製作サイドは、こういうバランスが好きなのだろう。個人的には、笑いに毒があって好きだが、一般ウケはしないだろうなぁ。(笑)時に、英国映画かと思っていたら、米国映画だった。――ボルティモアのオフィスビル。その夜、警備員として就職の面談に来たナジーブ(仮)は、即日採用されて早速仕事に就くことになる。警備室には、ケンとジゲッツとルカの3人が詰めており、みんないわくありげな様子だ。モニターにはビル内の各所に設置されたカメラの映像が映し出されており、まだ仕事をしているビジネスマンも大勢いる。特別、何かが起きない限りは、巡回をして一日が終わる。造作もない仕事だ。ところが、医療施設に届けられるはずの《棺桶》が間違って配達されてしまったことから、オフィスビルは地獄絵図と化して行く。棺桶の中に横たわっていたのは、有名なブリンポの遺体だった。彼は人気のあるピエロで、サーカスの一座を率いてルーマニアで興行中だった。けれど、団員全員が、謎の死を遂げていた。……というお話し。「ルーマニア」と出ただけで、モンスターが吸血鬼系であることが判る。(笑)本作品に登場するのは、ゾンビ×バンパイアといった感じのモンスター。だからなのか、ジャケットの宣伝用コピーでは《ゾンパイア》と紹介されていた。基本的な特性は、吸血鬼。頭を銃で撃たれても死なないが、木の杭で心臓を刺されると死ぬ。ニンニクや太陽の光も苦手らしい。でも、ゾンビのように人を食べ、『ドーン・オブ・ザ・デッド』のように走り回る。それに、『クレイジーズ』に登場する感染者のように凶暴だ。そして、死ぬ時、何故か臭い屁をこく。馬鹿馬鹿しいけど、面白い設定だ。(子供が好きそう)コメディ映画として秀逸なのは随所に毒のある笑いが盛り込まれていること。新人の警備員が、最後まで前任のインド人の名前で呼ばれ続ける。ケンもジゲッツもルカも、実は役者さんの本名だ。(つまり、主人公である新人警備員は《ノーボディ》ってことね)パワハラやセクハラの描写からイジメ、LGBT、職業の貴賤、国籍や宗教の問題にもチクリと触れてみせる。その上、『バイオハザード』や『IT』等のヒットしたホラー映画のパロディも見られる。挿入される音楽も、いいセンスだ。いろいろ盛り込んでいるが、意外とスピーディに物語を展開させて飽きさせない。ミッシェル・アルティエリ監督の腕前がいいんだろうなぁ。(笑)何となく人格を疑われそうな気もするが、面白かったのでオススメ!(笑)
2019.04.04
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1460 レイプ・オブ・アナ・フリッツ※オモテ面【スタッフ】・監督・脚本・製作総指揮 ヘクトール・ヘルナンデス・ビセンス・製作総指揮 オリオル・マイモ「REC」シリーズ アルベルト・アランダ ザビエ・アタンス ベルナット・サミュエル・脚 本 アイザック・P.クレウス・撮 影 リカルド・カニエラス・音 楽 トロ・プラッツ【キャスト】・アルバ・リバス・クリスチャン・パレンシア・ベルナート・ソーメル・アルバート・カルボ※ウラ面【仕 様】・型 番 PWAD-4120・製作年度 2015年・製 作 国 スペイン・原 題 EL CADAVER DE ANNA FRITZ・発 売 プライムウェーブ株式会社・販 売 プライムウェーブ株式会社・提 供 ----・発売協力 ----・価 格 ----・字幕翻訳 ----・吹替翻訳 ----・吹替監修 ----・吹替演出 ----・日本公開 ----・リリース ----・収 録 75分・サ イ ズ 16: 9 ビスタ・音 声 1.オリジナル (Stereo)・字 幕 1.日本語字幕 2.デカ字幕・そ の 他 片面 1層、COLOR、MPEG-2、R-15、 DOLBY DIGITAL、2 NTSC 日本市場向、 DVD VIDEO、レンタル専用・映像特典 予告編※ディスク【ジャケット】・オモテ面:真夜中の遺体安置所(モルグ) “美しすぎる死体” 暴走する狂った欲望・ウラ面 :「REC」シリーズのプロデューサーが 仕掛ける 衝撃度200%の レイプ・リベンジ・スリラー!! “信じがたいことに、モルグでは しばしば死体がレイプされている。 この作品のアイデアは その事実から生まれた” ――監督: ヘクトール・ヘルナンデス・ビセンス ■今年のSXSW映画祭で最も物議を かもす問題作!!★★★twitch ■超ヤバイ映画がやって来た!! ★★★Dread Central ■レイプ・リベンジ・ムービーの進化形だ! ★★★Horror Honeysジャケットのオモテ面には、本作品を象徴する画像(?)が使われている。この1枚で勝負したセンスは、好きだ。悪くない。ウラ面の上方には、目を覚ましたアナ・フリッツの画像を配置し、オモテ面からの流れで、彼女が蘇生したことを伝えてくれる。レイアウトも極めてオーソドックスなものだ。いい仕上がりだと言いたいが、画像の選択が悪い。ストーリーの流れに添って画像を選び出して欲しかった。「目を覚ます」→「まだ動けない」→「少しずつ動けるようになる」→「逃げ出す」→「捕まる」という具合に、ジャケットからも本編を盛り上げる選択が出来たはずだ。まぁ、廃棄処分しても差し支えのない作品なので、そこまで労力をかけたくないと言われれば、それまでだが……。(笑)【感 想】「不謹慎で罰当たり、その上、昇華しないホラー映画なんてクズ同然」監督は、ヘクトール・ヘルナンデス・ビセンス。ジョージ・A.ロメロ監督の名作『死霊のえじき』をリメイクした『死霊のえじき/ブラッドライン』を撮った方。オリジナルに遠くおよばす、その出来映えが酷評されたことは記憶に新しい。ま、死体を甦らせることが好きなのは、確かだな。(笑)大勢のスタッフがクレジットされているが、その多くは本作品のみという方だ。それに、こんな小品にも関わらず、プロデューサーに16人も名前を連ねている。題材が題材なだけに、製作が順調でなかったことがうかがえる。普通のホラー映画なら兎も角、死体とHしちゃうようなアブノーマルな題材なんだから、誰だってイヤだよぁ。アナ・フリッツ役を演じたのはアルバ・リバス。『パラノーマル・エクスペリメント』に出ていたらしいが、ちょっと記憶にない。正直なところ、有名なアイドル女優という設定だったが、もう少しカワイイ子をキャスティングしても良かったんじゃない?民族の違いもあるし、個人的な嗜好の違いもあるから、一概には言えないが、やっぱり可愛くないと思う。(死体でレイプされる上に男2人をハサミで刺し殺す女の役なんだから、誰もやりたがらないか……)――遺体安置所(モルグ)で働くパウの許に、悪友のイバンとハビが訪ねて来る。パーティに誘いに来たのだが、パウの仕事が終わるまで、まだ1時間あった。ヒマを持て余した3人は、モルグで眠っているアナ・フリッツの遺体を見に行くことになる。突然死した有名なアイドル女優だ。遺体の美しさに衝動にかられたイバンは、アナの死体とヤリたいと言い出す。……というお話し。死を禁忌とし、その尊厳を守ろうとする日本人からは想像もつかない行為が繰り広げられる。私には理解出来なかった。監督が「モルグで死体がレイプされている事実が意外と多いと知って、この作品を撮ろうと思った」とコメントしていたが、実にあさましい。確かに、映画が持つ見世物小屋のいかがわしさが、そこにはある。或る意味で、正当な(?)エクスプロイテーション映画だ。モンド映画と言ってもいい。でも、個人的には、そのあさましい根性が好きになれない。何しろ、ホラー映画としても中途半端。ストーリーに広がりがないし、スリリングな演出もない。禁忌に触れるなら、それなりの覚悟が必要だ。本作品に、その覚悟があるようには見えない。エンターテイメントとして振り切れていないのが、その証拠だろう。最も常識的な判断をしていたハビを早々に序盤で殺してしまったのは、間違いだ。これで観客が感情移入できる相手がいなくなってしまった。以降、観客は置き去り。終盤、アナが意識を取り戻して、自力で逃げようとするが、それでは手遅れだ。映画的なウソを用いるなら、アナはもっと早く自分の足で立てるようになるし、終盤では走っていなければならない。その勢いから、観客はアナに感情を移入して行くことが出来るし、スリリングな展開を演出できる。正直なところ、このバカで愚かな若者3人が、どうなろうと知ったこっちゃない。禁忌に触れるなら、その対局にある善なる心を描かないと、カタルシスは得られない。そこに気づかなかった監督さんは、見識が低かった、ということだろうなぁ。(溜息)こんな作品、オススメ致しません! 廃棄処分にしましょ!
2019.04.03
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1459 グッドナイト・マミー※オモテ面【スタッフ】・監督・脚本 ヴェロニカ・フランツ ゼヴリン・フィアラ・製 作 ウルリヒ・ザイドル【キャスト】・ルーカス・シュワルツ(青山玲菜)・エリアス・シュワルツ(恒松あゆみ)・ズザンネ・ヴースト(根谷美智子)・ハンス・エッシャー(砂山哲英)※ウラ面【仕 様】・型 番 FMDR-9685・製作年度 2014年・製 作 国 オーストリア・原 題 Goodnight Mommy・発 売 AMGエンタテインメント・販 売 AMGエンタテインメント・提 供 ----・発売協力 ----・価 格 ----・字幕翻訳 町野健二・吹替翻訳 高師たまみ・吹替監修 ----・吹替演出 ----・日本公開 ----・リリース ----・収 録 本編 99分・サ イ ズ 16: 9 LB シネマスコープ・音 声 1.ドイツ語 [ドルビーデジタル 5.1ch] 2.日本語吹替 [2.0ch ステレオ]・字 幕 1.日本語字幕 2.日本語吹替用字幕・そ の 他 片面 1層、COLOR、MPEG-2、 DOLBY DIGITAL、2 NTSC 日本国内向、 DVD VIDEO、レンタル専用・映像特典 予告編※ピクチャディスク【ジャケット】・オモテ面:あなたはどこまで耐えられるか?! 異常なまでの恐怖映像がついに日本解禁! 僕らのママを返して [アカデミー賞外国語映画賞 オーストリア代表作品] [シッチェス・カタロニア国際映画祭 グランプリ受賞] [テッサロニキ国際映画祭 国際批評家連盟賞受賞] [ベネチア国際映画祭 オリゾンティ賞ノミネート]・ウラ面 :[2016年アカデミー賞外国語映画賞 オーストリア代表作品] [シッチェス・カタロニア国際映画祭 グランプリ受賞] [テッサロニキ国際映画祭 国際批評家連盟賞受賞] [ベネチア国際映画祭 オリゾンティ賞ノミネート] [リュブリャナ国際映画祭 最優秀作品賞受賞] [ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞 外国語映画賞受賞] [ポーランド・ニューホライゾン国際映画祭 観客賞受賞] [ジェラルメ国際ファンタスティカ映画祭 審査員賞・ヤング審査員賞受賞] [ファンタスポア国際ファンタスティック 映画祭/審査員賞受賞] [ヨーロッパ映画賞/撮影賞受賞] [トロント国際映画祭/正式出品] [ロッテルダム国際映画祭/正式出品] 変わり果てた“ママ”の驚愕の正体が 暴かれる時、 日本中の心臓が止まる――。 動画サイトでの再生回数13,000,000回突破 全世界を絶叫させた“恐ろしすぎる予告編” ついにその全貌が、明らかになる!! 目を背けたくなる展開の連続。 近年で最も素晴らしく、最も怖い。 ――ニューヨーク・タイムズ紙包帯を巻いたママの横顔、その上をゴキブリが這っている画像が、ジャケットのオモテ面。怜悧で不気味、インパクトがある。タイトルの下には、幼い双子の兄弟の画像。2人の冷たい目が、本作品の本質を現している。(笑)ウラ面は、姿見の前に立つママの姿、デカデカと煽り文句が並び、その下には、ベッドの上の誰から何かをしている双子の兄弟の後ろ姿……。ザックリとした感じだが、本作品の雰囲気をよく伝えられていると思う。いいジャケットだ。【感 想】「美しい映像と残酷な物語」強く心に残る作品だった。けれど、鑑賞後は胸クソ悪くなる。「子供を甘やかすから、こうなるんだよ」と思ってしまった。(あくまでも、個人の感想ですので、念のため)以前、駅の構内にあるスーパーマーケット《KINO○NIYA》で、母親が2人用のベビーカーが入口のガラスドアを「通れないじゃないの!!」と店員に文句を言っているのを見たことがある。本作品を観ていて、つい思い出してしまった。最近、ベビーカーを押して何処にでもズカズカと入って来る若い夫婦をよく見掛ける。通路の狭いスーパーや電車の中を自分ん家の居間か何かと勘違いしているんじゃないかと思うこともしばしば。惣菜やパンが並んでいるところでも、平気で父親が子供を肩車したり抱きかかえたりしている。その間、母親はカラのベビーカーを押して通路を塞ぐ。いい迷惑だし、不衛生だ。店内にベビーカーなんか入れるべきじゃないし、社会も容認すべきじゃない。(母親が買い物をして、父親は子供と一緒に外で待っていればいいじゃないか)レストランだって、小学校の低学年生以下の利用をお断りしている。それは正しいと、私は思っている。(ホテルも、そうだな) 公共の場で、子供に謹みある行動を教えられないなら、出入りすべきじゃない。(閑話休題)さて、本作品は、スタイリッシュな映像で綴ったサイコ・スリラー。「まるで少女漫画の読み切りみたいだな」と言うのが、最初の感想であり最後の評価である。(苦笑)――エリアスとルーカスは双子の兄弟。森の中に建つ家で、母親の帰りを待っている。或る日、母親が帰宅するが、手術で顔中に包帯を巻いていて痛々しい。そして、何か冷たい感じだ。二人は母親の帰りを待ちわびてはいたが、強い違和感を覚える。「本当にママなの?」まるで、ルーカスが見えないかのような立ち居振舞い。二人が拾って来た猫を殺したのも、ママの仕業に違いない。やがて、その違和感が確信に変わって行く。「本当のママじゃない」二人は、見知らぬ女を拘束すると、尋問を始める。「本当のママはどこ?」……というお話し。かなり早い段階で、ネタは読めてしまうが、映像がもたらす雰囲気が抜群で、草いきれや雨のにおいまで伝わって来る。終盤まで、その雰囲気を堪能することが出来るので、満足感はかなり高い。でも、ネタをバラした辺りから作り手の躊躇いがうかがえる。監督さん達も、どう着地させるのか、そのヴィジョンは出来上がってはいても、そこに至る十数分については、自信が持てなかったのかも知れない。つまり、子供たちにどこまでさせることが出来るのか、させて良いのか、迷っていたに違いない。そんな感じだった。母親ではないとは言っても、姿は母親だ。エリアスの逡巡は当然のことだが、罪悪感がそれを許さない。どうやら交通事故に遭ったらしいことは推測できるが、具体的な説明はない。セリフでも映像でも説明されない。そのもどかしさが、ミスリードとなって、観客を欺くところには感心した。それは、予告編にも言える。見事に欺いてみせた。いい腕前だなぁ。オススメしたいところではあるが、どこか寓話めいたところに昔の少女漫画のような印象を受ける。オーストリアの作品だからだろうか。これがアメリカ映画で、母親がモデルではなく、パートタイムでスーパーのレジ係をしているぽっちゃり体型のお母さんだったら、ハッピーエンドで終わったんだろうなぁ。(たとえば、メリル・ストリープとか……)やっぱり、オススメ!
2019.04.02
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1458 THE 衝撃映像5/腹切万歳 解散LIVE!※オモテ面【スタッフ】・プロデューサー 小田泰之・監 督 躰中洋蔵・撮影スタッフ 和田みさ・制作スタッフ 江尻 大・編 集 石井 塁・音 楽 小鷹 裕・オープニング制作 村岡洋一・製 作 アムモ98【キャスト】・腹切万歳 ZENIM CHACHA-MARU GOME t-city iwaki※ウラ面【仕 様】・型 番 AMAD483・製作年度 ----・製 作 国 日本・原 題 ----・発 売 アムモ98・販 売 アムモ98・提 供 ----・発売協力 ----・価 格 4,200円(税抜)・字幕翻訳 ----・吹替翻訳 ----・吹替監修 ----・吹替演出 ----・日本公開 ----・リリース 2014.・収 録 本編 67分+新作情報・サ イ ズ 16: 9 LB ビスタサイズ・音 声 1.日本語 2.0ch ドルビーデジタル・字 幕 ----・そ の 他 片面 1層、COLOR、MPEG-2、 DOLBY DIGITAL、2 NTSC 日本市場向、 DVD VIDEO、SELL or RENTAL・映像特典 ----※ピクチャディスク【ジャケット】・オモテ面:良い子も大人も 絶対マネしないでください。・ウラ面 :見よ! 本物のバカとは コイツらのことだ!! 全部ガチ! これがヤツらの 過激動画ベストテンだ! そしてヤツらのラスト・パフォーマンスは …これだ!『THE 衝撃映像』シリーズの5本目。最後の作品である。よく続いてものだなぁ。感心してしまった。(笑)今回は、過激パフォーマンス集団《腹切万歳》をフィーチャーしているので、ジャケットのレイアウトを大きく変更。何だか香港の“おふざけ”アクション・コメディ映画みたいだ。ウラ面は、彼らのパフォーマンス動画から抜粋された画像を使ってデザインしている。なかなか熱い出来映えだと思う。作り手であるアムモ98としても、力を入れたのだろう。その熱い情熱は買うけど、彼らがやっていることは理解できないし、どれも凄いとは思えない。和製モンド映画の末裔として見ると、興味深いけどね。(溜息)【感 想】「モンド映画の系譜5」和製モンド映画『THE 衝撃映像』シリーズの5作品目。これまでとは毛色を変えて、過激なパフォーマンス・グループ《腹切万歳》の解散ライブの様子を収めている。いろいろ作ることを諦めたのかも知れない。(笑)ときに、映像のクオリティが上がっていたのには、笑ってしまった。新しいカメラを買ったのね。(苦笑)《腹切万歳》の出演を交渉中に解散してしまったので、これまでのパフォーマンスの中からベスト10を紹介。■10.チンコトレーニング1.2.3.ひたすらはチンコを痛めつけるパフォーマンス。1.手すりにチンコからおちる。2.路上に寝ている男のチンコめがけて飛び降りる。3.舗道に立つポールにチンコからぶつかる。……バカだねぇ。(苦笑)■9.水掻きに釘打ち&背中に画鋲1.街路樹に左手の水掻きを釘で打ち付ける。2.並べられた無数の画鋲の上に裸で落とされる。……やっぱり、バカですねぇ。痛いだけじゃん。■8.舌道花火を口で受けて、その灰を使って書道をする。……商品の注意書に「人に向かってやってはいけません」って書いてあるのにDVDに収録していいの? バカな中学生が真似しそう。■7.車からのダイブ走る車から積み上げたダンボールにダイブする。……スタントマンの真似をしたかったのかな? バカな大学生が河川敷で真似しそう。■6.風鈴を頭で割る風鈴を座っている男の頭を叩き割る。……これも飛び切りのバカですね。バカな高校生が夏休みにやりそう。■5.凧あげ舌ホチキス凧糸をホチキスで舌にとめて凧あげする。……お尻でもやったらしい。正月にヒマなワルガキがやりそう。(でも、痛いから1回試してオシマイだな)■4.50km/hパンチで失神時速50キロで走る車からパンチを見舞う。……殴られた方は脳震盪をおこしてアタフタする。そりゃ、そうなるよな。■3.高いところからジャンプ高いところから飛び降りる。……で、腰骨を折りましたとさ。メデタシめでたし。アホだな。■2.ペットボトルアーマー体中にペットボトルを巻き付けて車にハネられる。……意外と大丈夫らしい。学祭で真似するヤツが出そうだな。■1.ゲロカクテルは諸事情により音声だけでお送りしています。……だよねぇ~。(苦笑)ここでプロデューサーが「いまは、ゲロとかグロいのは駄目なんだよね。厳しくてさ。こんなの、レンタル店で置いてくれないよ。何か他のをやってよ」と宣う。(笑)結局、神様の神託によって《腹切万歳》の5人は、解散ライブとして《大人の運動会》と称する新たなパフォーマンスをすることになる。■.腹切万歳 大人の運動会・第1種目 蝋燭イッキ飲み・第2種目 ガスガン人間射的・第3種目 スタンガン耐久手押し車・第4種目 蛍光灯耐久レース・第5種目 人肉釣り針綱引き5人のメンバーが、それぞれの種目名で想像されるようなことを行う。でも、ちょっと地味かな。全種目終了後、何故かショパンの♪別れの曲♪が流れる。この曲を聴くと、大林宣彦監督の『さびしんぼう』を思い出してしまう。富田靖子さんが歌っていたっけ。(笑)面白いのは、彼らにも命の危険とか安全に対する意識があること。だからなのか、欧米の同系列のTV番組やビデオ作品に較べると、テンションは低めだ。でも、或る意味で、本シリーズでは一番の衝撃映像だった。でも、絶対にオススメ出来ませんけどね。(子供の無茶な遊びには付き合えない)
2019.04.01
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