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2024.11.29
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カテゴリ: ロシア映画

​​​​​​​​​ 2562  魔界探偵ゴーゴリ/魔女の呪いと妖怪ヴィーの召喚

ジャケット(オモテ面)

​【 スタッフ 】
監  督  イゴール・バラノフ「愛の囚人」
脚  本  ナタリア・メルクロワ
製  作  イワン・ゴロモフズク
V F X  アレクシア・ゴールデンブラム「アトラ
      クション/制圧」「アイスブレイカー/
      超巨大氷山崩落」
      エフゲニー・ゴルベンコ「アトラクショ
      ン/制圧」「アイスブレイカー/超巨大
      氷山崩落」
撮  影  セルゲイ・トロフィモフ「ナイト・ウォ
      ッチ」「デイ・ウォッチ」
【 キャスト 】
ゴーゴリ……アレクサンダー・ペトロフ(森川智之)
グロー………オレグ・メンシコフ(三上 哲)
ビンフ………イフゲニー・スティチキン(花井千隼)
リザ…………タイーシャ・ヴィルコヴァ(中村千絵)
オクサーナ…ユリア・フランツ(仁胡)


※ジャケット(ウラ面)

【 仕  様 】
型  番   ATVD-18971
製作年度   2018 年度
製作国等  ロシア
原  題   Gogol. Viy
発  売  アット エンタテインメント株式会社
販  売  アット エンタテインメント株式会社
配  給   ----
価  格   ----
字幕翻訳  安本煕生
吹替翻訳  子安則子
吹替演出   ----
日本公開   ----
リリース   2019.11.20
収  録  本編 99
サイズ他   16: 9 LB シネスコサイズ
音  声  1.ロシア語 [5.1ch]
      2.日本語 [2.0ch]
字  幕  1.日本語字幕
      2.日本語吹替用字幕
そ の 他  片面1層、 MPEG-2 COLOR 、複製不能、
DOLBY AUDIO 2 NTSC 日本市場向、
DVD 、レンタル専用、中古販売禁止
映像特典  予告編


​※ディスク​

【 ジャケット 】
オモテ面: 本国初登場1位!
       生死を賭けた戦いが始まる――
     絶体絶命!
     最凶の妖怪ヴィー現る
ウラ面 : ロシア興行収入NO.1
     オープニング!
       魔界探偵ゴーゴリ シリーズ第2章!
​​      リザ に襲い掛かる “黒騎士” の魔の手。
​​
​     そして凶悪な 妖怪ヴィー がその姿を現す!

スペクタクルなイラストがジャケットのオモテ面に使われている。なかなか素晴らしい。これなら「観たい!」と思わせるチカラがある。ウラ面も、そうだな。本作品の魅力的なモチーフが盛り込まれている。もっとも、本編のゴーゴリは、もっと軟弱なんですけどね。 ( )

【 感  想 】
「魔女伝説ヴィー」

『魔界探偵ゴーゴリ』シリーズ3部作の2作品目。ニコライ・ヴァシーリエヴィッチ・ゴーゴリの短編集『ディカーニカ近郷夜話』を素材にしたダーク・ファンタジーで、ミステリーにホラーとロマンスが融合して見応えのあるエンターテイメントに仕上がっている。ロシアの作品らしく要所に幻想的なCGが用いられている点も見逃せない。全体的に丁寧に撮られており、好感の持てる作品だった。

第3章「魔法のかかった土地」
黒騎士の事件を捜査するゴーゴリに仲間が出来ていた。酔っ払いの医者に絵の得意な鍛冶職人の大男、そして永年仕える従者だ。彼らはグローが残したトランクから捜査資料を見つけ、黒騎士が祝日に若い娘を襲っていることを知る。その数は 13 人。何としても凶行を止めなければならない。
そんな折り、血塗れの羊飼いが村に戻って来る。彼は「獣が返って来た」と騒ぎ、錯乱状態だった。ゴーゴリは、この事件の捜査を進めるため、そして、自分が宿した特殊な能力の秘密を知るために、水の精《オクサーナ》を訪ねて夜の沼へと赴く。
……というお話し。
2作品目なので、よりファンタジー色が強くなっている。ただ登場人物が多く、散漫な印象の仕上がりだったのはザンネン。でも、オクサーナにしろ、ゴーゴリが惚れる伯爵夫人のリザにしろ、キャラクタが固まって来たのは良かった。キチンと本筋に絡んで来ている。単発の作品では、こうはいかない。 ( )

第4章「ヴィー」
警察署長はゴーゴリの意見に賛同して、黒騎士から若い娘たちを守るために一ヶ所に集めると村人たちに告げる。ところが、祝日の朝、幾人かの娘の家に黒騎士の印が付けられてしまう。あろうことか、リザの屋敷にもだ。署長たちは、村外れにある廃墟となった農場に娘たちを避難させる計画を立てる。
その頃、ゴーゴリは、村で悪女として嫌われている女にアタリをつけていた。彼女が儀式を行っているところを鍛冶職人の娘が目撃したからだ。しかし、ゴーゴリの目の前で彼女は得体の知れない男に殺されてしまう。
……というお話し。
ゴーゴリの出生の秘密に言及した一編。正直、「黒騎士の事件に集中して欲しいなぁ」と思わないでもなかった。
ちなみに、本章に登場する《ヴィー》で思い出されるのが『妖婆/死棺の呪い (67) 』だ。やはり、本作品と同じ『ディカーニカ近郷夜話』の一話をベースにしている。ビデオでしか観たことがないが、のんびりしていて心暖まる(?)ので好きな作品である。本作品を観た後、是非ともご鑑賞下さい。

オクサーナ役を演じたのは、ユリア・フランツ。次第に可愛らしいキャラになって行くところが良かった。
伯爵夫人リザ役を演じたのは、タイーシャ・ヴィルコヴァ。『ウィザード・バトル/氷の魔術師と炎の怪物 (16) 』に出演していた女優さん。不倫ってイイなぁ♪

1829 年という設定なので、スマホやゲーム機に操られている現代からすると、ほとんど原始の生活に見える。それに、あんなに寒々とした土地で暮らしている人が大勢いることにもビックリした。暖かくて豊かな土地を目指そうとしないのだろうか。私なら逃げ出すかなぁ。でも、共同体が機能しており、中央から管理監督指導する人材が派遣されて来るところは、現代の会社組織に通じるものがある。

​私も不倫したい♪ので、オススメ!(←どんな理由だ!)

【 『魔界探偵ゴーゴリ』シリーズ 】
『2561 魔界探偵ゴーゴリ/暗黒の騎士と生け贄の美女たち』
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【 ロシア映画 】

​​ 『0109 デッド・オア・ウェイブ』​​​
『0149 ゾンビ・フィーバー』
『0314 ザ・ナショナル・トレジャー/ドラゴン神殿の秘宝』
​​ 『0428 三銃士/宿命の対決』
『0494 ステルスX』​
『0578 ソード・ハンド/剣の拳』​
『0652 ストリート・レーサー』

『0757 72M』
『0790 バレット&チェイス』
『0797 インターセプター』
『1293 ZONE [ゾーン]』
『1373 ザ・コレクター』
『1497 シャドウ・チェイサー』
『1591 グラウンドブレイク/都市壊滅』
『1689 ナイト・ガーディアンズ』
『1796 Mr.&Miss. ポリス』
『1958 ゴースト・ブライド』
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【 「ロシア映画」カテゴリー 】

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Last updated  2024.11.29 00:00:24
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