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2022.07.07
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カテゴリ: 夢中文庫

2019年11月刊
夢中文庫セレナイト
著者:田崎くるみさん
「大人になったら絶対迎えにくるから待ってて。……結婚しよう」十五歳の春。大好きな人、透はそう言って去っていった。きっと彼は約束通り迎えにきてくれる、明奈はずっと信じていた。あれから十年──社会人になっても約束は果たされず、同期に気になる人も出来た。新しい一歩を踏み出そうと思い始めていたそんなとき。会社で透と思いがけない、いきなりの再会! 学生時代とは違い独占欲全開でちょっと強引になった透と、気になる同期の存在。突然の再会で自分の気持ちが分からなくなる明奈。昔のふたりのままじゃない。大人になりお互い変わってしまったところもあるはず。ちゃんと自分と向き合うことにした明奈は──
​      ↑楽天ブックスより、あらすじ引用

登場人物
 今泉明奈=ヒロイン。外資系ホテルグループ広報課勤務のOL
      10年前、幼馴染で彼氏の透と結婚の約束をしていたが、その後彼か
      ら何の
音沙汰も無く、いい加減諦めて新しい恋をしようとしていた。
  浅葱透=ヒーロー。明奈の勤めるホテルグループ代表の跡取り。
      明奈との交際途中で母と外国人との再婚が決まり、一緒に海外移住し
      たが、この度日本支社勤務が決まって帰国した。

  寺門渚=明奈の同僚で友人。明奈に想いを寄せているが、彼女が透の帰国によ
      って縒りを戻しそうな雰囲気に焦って行動に移す。
 西村秀美=明奈の親友。透の帰国前は寺門との交際を明奈に薦めていたが、寺門
      と透、どちらかを選びかねていた明奈の態度を諫める。

三角関係ものです。
恋人との約束を10年もの間待ち続けていたけれど、その間全く連絡が無い。
自然消滅だったのかも、と自分を納得させて、最近良いなと思っている同僚と新しい恋を始めるのもいいかもしれない。
そんな矢先、恋人が前触れもなく帰国し、自分に会いに来て​・・・。っていうお話。

ずっと想い続けていたと言う割にはメール一つ寄越さず、どの面下げてっな心境だった明奈。
でも、透はあの頃よりもっとかっこよくなっており、しかもこのホテルグループの代表・スミス氏の息子だと言う。
どうやら、透の母の再婚相手がスミス氏だったようだ。
透は彼の後継者としての勉強に励み、いっぱしの人間になったら改めて明奈にプロポーズするのだと人一倍努力していたらしい。
でも、10年放って置かれた立場の明奈は内心複雑。
何も諦めて新たな恋をしようと思っていた矢先に現れなくても。
複雑なのは明奈だけでなく、寺門もであった。結婚の約束をしていた上に、いずれはスミス氏のあとを継ぐ御曹司が彼女の恋人だったとは。ライバルが大物過ぎる。

そんな明奈との10年間の穴埋めをすべく、透は明奈を溺愛。
それと、何故連絡を絶っていたのかも教えられ、明奈の気持ちも透を好きだった頃に戻ります。
明奈に相応しい男になるのだと努力していたのに、彼女に連絡したら日本にすぐ帰りたくなる、それじゃだめだと思ったとか言われたら怒れない。
久しぶりに再会した彼の母によれば、透はイギリスに居た時も他の女に目もくれなかったそうだ。
一途にずっと想われてたと知って、明奈はやはり透のことが好きなのだと自覚します。
もう少ししたら来日するらしいスミス氏にも会って欲しいと告げられ、緊張していた明奈に、寺門はどうしても彼女を諦めきれずに告白して来て・・・。

寺門の想いを知った明奈は親友の秀美に相談するも、自分の気持ちはもう固まっているくせに寺門に気を持たせているのは狡いとズバリと言い当てられて明奈は猛省。
結局、透を諦めきれずずっと待っていたのだ。彼の本心も聞けてもう答えは決まっている。
未来のホテルグループ代表の妻なんて不安もあるけれど、やっぱり透が好きだし結婚したいと思っていたら、透が倒れたと聞きパニック。
まぁ、これはただの寝不足と過労だったんですけど、二人は想いを確かめ合って元鞘に。
翌日明奈は寺門にその気持ちは受け取れないと告げます。
答えはもう予想していたのか、寺門たっての頼みにより、今後も良き同僚で友人、ライバルとしてやっていくことになった。
それから一ヶ月ほど経って、透がイギリスの本社に重要な会議で2週間ほど戻らねばならず、見送りに行った明奈は空港で改めて彼からプロポーズをされ、それを受けるのだった。

おまけのエピソードではその後の二人。子供は三人は欲しいと、イチャ付いてる様子が描かれてます。


微妙に中盤までのヒーローの影が薄い気がしましたが、そこからグイグイ巻き返してきます。
寺門君もかなりの優良物件なんだけど、今回ばかりはしょうがない、相手が悪かったよね。
きっとすぐに良い人が見つかる。
展開的にはとにかく王道展開なこともあって、安心して読めます。
ヒロインのふわふわ具合は読んでて確かにイラっと来てたので、喝を入れてくれた親友はよくやった。


評価:★★★★





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最終更新日  2022.07.08 17:30:40
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