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大学生の有栖川有栖と推理研の先輩・江神二郎部長のシリーズ火村英生と違い、江神部長の推理、発表(?)の仕方はどこか優しい。・月光ゲーム Yの悲劇'88英都大学法学部に入学したアリスは推理小説研究会に入会。推理研メンバーは文学部哲学科の4回生を2回目(2年目)という江神部長、経済学部2回生の望月周平と織田光次郎のみ。夏合宿のために矢吹山のキャンプ場にやってきた彼らは他大学のサークルや仲間と出会う。楽しいキャンプが一転、矢吹山が噴火し、キャンプ場は孤立してしまう。そんな極限状況の中、殺人鬼が出没。キャンプ仲間が次々殺されていく。犯人は誰か、現場に残されたYの文字が意味するものとは何か?…噴火した山でこんなに悠長に(?)殺人事件が起こるとは…人間とは怖いものだ…(ということにして、設定と犯行動機に無理がありすぎね?という本心は隠しておきたいものだ、が無理。)~ネタバレメモ~犯人は経験なクリスチャンの山崎小百合とキャンプ場で出会い、想いを寄せ合ったが、その現場を見られ、からかわれたことが原因で彼女が下山し、途中で噴火に巻き込まれただろうことなどに憤った年野(ねんの)武。”ねんの”を”としの”と読み違えた被害者が「と」と書こうとして「Y」のような文字になった。アリスは失恋。・孤島パズル江神部長は相変わらず4回生。アリスは2回生に。推理研には新風である紅一点・有馬麻里亜(法学部2回生)が入会。彼女は伯父の持つ孤島で伯父の遺産が隠された宝捜しをしないかとメンバーを誘い、都合がついた有栖と江神部長が参加。麻里亜の親族や、島で唯一の隣人である画家などと交流するなかで殺人事件が発生。三人は推理をめぐらす。その背景には、過去に宝捜し中に亡くなった麻里亜の従兄の一件が関わっているようで―~ネタバレメモ~犯人は麻里亜の死亡した従兄・英人の元婚約者で、その後、従兄の父親の養女となった礼子。英人は宝を探し当てていたが、その手伝いを頼んだ弟・和人に殺され、遺産目当てにその死を画家と当時彼の恋人だった須磨子により隠蔽され、事故死とされていた。真相を知った礼子は彼らを殺した。推理しつつも、礼子が犯行を隠そうとしたのは、養女にしてくれた父の面倒を一生みたいと思っていたからだとも気付いていた江神部長は、礼子に推理を否定して欲しかったと漏らす。礼子は海で姿を消す。その後、麻里亜は大学を休学する。
May 22, 2009
ドラマ化された原作。ドラマは独自の謎を作ったり、キャラクターもかなり脚色されているが、設定が残った話も多々アリ。それぞれ別物として楽しめば良いのでは。臨場―警察組織では、事件現場に臨み、初動捜査に当ることを言う。捜査一課調査官・倉石義男は組織に与せず、己の道を貫いてきた。死者からのメッセージをつかみ取り、誰もが自殺や病死と疑わない案件を殺人と見破り、また、殺人の見立てを「事件性なし」と覆してきた。だが、その判断の正確性から「終身検視官」と呼ばれている。そんな彼を「校長」と慕う刑事らも多い。こんな魅力的な人物が実際の警察にいたら素敵なのだが。まぁ、職人気質で一人が突出してしまうとなかなか後が育たないかもしれないけれど。~ネタバレメモ~・赤い名刺自殺に見せかけられた女。彼女はかつて現検視担当の調査官心得・一之瀬と関りのあった女だった。→一之瀬とも顔見知りで、彼女と不倫していた警察医の犯行。・眼前の密室夜回りの記者が張る警部の官舎で殺人が。完全密室内で起きた犯行にみえたが、上司の妻と倉石が真相に辿り着く。・鉢植えの女彼の心変わりを疑い心中を図った女。何故犯行はこの日だったのか―?一之瀬の卒業試験と同時に、他殺に見せかけた自殺に見えた短詩(俳句)にダイイングメッセージを残した男の動機を倉石が見事突き止め、彼に反感を持っていた高嶋捜査一課長も脱帽する。・餞定年間際の小松崎周一は、長年届いていた差出人不明の葉書がぱったりなくなったことを考えていた。最後に担当した殺人事件は倉石が臨場したことから、あっさり隣人の犯行だと判明。小松崎に相談された倉石は、葉書の差出人が小松崎を捨てた実の母親で、死因は自殺ではなく事故だったことを解き明かし、彼の定年退職に際しての餞とした。・声判事志望の修習生が自殺した訳とは―?過去の様々な出来事から女である自分を憎み、許すことが出来なかったから。・真夜中の調書血液型とDNA鑑定により事件解決。真相にいち早く気付き、暗躍(?)したのはもちろん倉石。振り回されつつ、真相に近づく刑事。真犯人を挙げ、庇った男を叱咤しつつも実は救いの言葉を投げかける倉石。彼の仕事に関わった刑事らは順々に倉石を理解していくようだ。・黒星自殺したのは短期間だったが倉石の元部下。彼は自分が見立てを覆し、自殺を他殺としてまでも彼女の死の真相を調べさせる。あてつけ自殺に見せかけ殺された芸能人の事件と、家族のことを思って自殺した老人の事件も真意を汲み取り丁寧に捜査。・十七年蝉異動を拒み、自らを蝕む病魔の影を無視してまでも17年ごとに起こる殺人事件にただ一人立ち向かう倉石。過去に自分が臨場した現場で恋人の死をつきつけられ、その後、警察に入った永嶋を自分の部下に引っ張り上げ、捜査する。永嶋は過去に倉石がその場(彼女が死んだ)にいたことを知る。・・・とここまでまとめてアップした後に過去に既に読了し、まとめていたことが判明。フリーページでこちらは再読とする。過去のまとめは→臨場
May 22, 2009
神々櫛村にある二つの旧家、谺呀治家と神櫛家は微妙な関係で並び立っていた。祀られる「カカシ様」をはじめ、神隠しなどの無数の怪異に彩られた村でもあった。戦争からそう遠くない昭和の年、怪奇幻想作家・刀城言耶(東城雅哉)がこの地を訪れて間もなく最初の怪死事件が起こる。巫女の周りで起こる不穏な事件の真相とは―民俗学っぽくもあるが、名前がとにかくややこしい。巫女の名前は漢字違いの全て「さぎり」だったり、本家と分家の相関図もややこしいので。いないはずの男がいるのではとしたり、死んだはずの少女が生きていたりと何でもアリの推理(設定)が展開していただけに犯人を名指しした後に、どれだけ"フェア"に描写されていたかの種明かし(言い訳?)をずらずら長くされても興ざめしてしまうだけった。ちなみに主人公の父親は昭和の名探偵と謳われていたらしい。身分もそれなりに。
May 22, 2009
臨床犯罪学者・火村英生と推理作家・有栖川有栖のシリーズ。・あるYの悲劇殺されたバンドメンバーが残した「Y」の文字の真相は?・女彫刻家の首首無しで見つかった女彫刻家の死体。何故?・シャイロックの密室金貸しが殺された部屋は密室だった。・スイス時計の謎殺された男は有栖川の高校の同級生だった。~ネタバレメモ~・Yは↓(矢印)だった。・不倫相手を妻である彫刻家に見立ててアリバイを作ったが、殺害時に妻の髪形が違っていたため。・磁場(磁石)と自殺に見せかけた銃を使って部屋をロック。
May 19, 2009
RIKOシリーズ、聖なる黒夜に登場し、とうとう花咲慎一郎シリーズにも姿(のみ)あらわした麻生龍太郎の若かりし頃が描かれる。龍太郎が剣道部の先輩だった刑事・及川との関係を続けている頃。勘に頼りすぎず、地道に捜査する、こんなにきめ細かい捜査をしているなら、本当に何故山内の時だけ・・・と彼の運の悪さというか、彼らの運命が悔やまれてしまうなぁ。・大根の花連続して鉢植えや花をめちゃくちゃにした犯人は誰か?・赤い鉛筆自殺したはずの死体からロープを持ち去ったのは誰か?・割れる爪突然少女に襲いかかった女性、理由は何?・雪うさぎ娘の隣りの部屋で死んでいた母親、逃走経路不明―・大きい靴飼い犬が持っていた手首、死体(身体)はどこに?
May 19, 2009
a song for youフォー・ディア・ライフ フォー・ユア・プレジャー シーセッド・ヒーセッド無認可保育園の園長兼私立探偵・花咲慎一郎シリーズ・ブルーライト・ヨコハマ過去に出会った呪いの藁人形の持ち主探しを依頼された慎一郎。その依頼人はいまだに慎一郎を恨んでいるはずの刑事・安岡の姉らしかった。時間が溶かすものもある・・・のか。このシリーズはハードなこともあるが、どこか救いがあるのが救いかね。・アカシアの雨園のあるビルの裏の隙間に赤ん坊が捨てられていた。その経緯を探る事になった慎一郎。その中で慎一郎は山内の過去を知り始める。(詳しくは「聖なる黒夜」にある。)一方、城島の依頼で彼の姪の飼っているインコを探すことになるのだが―春日組の若頭・山内練になにかとかまわれる慎一郎に山内の秘書・長谷川環も接近し始める。・プレイバックPart3靴磨きのカンちゃんが子供に突き飛ばされて怪我をした。その場に居合わせた慎一郎はその子を探すことに。その子は赤ん坊を助けるために捨てた張本人だった。・骨まで愛して恋人の理紗から、店の常連客が盗まれたという遺骨探しを依頼される。同時に山内から赤ん坊を捨てた子がチンピラに絡まれ怪我した時に慎一郎が(直接ではないが)警察に通報したため、山内の縁ある組に迷惑をかけたからとその子(性別は男だが、女の子として振舞う)の母親のヒモの男を替わりに探すはめに。一冊の中でちょこちょこ出てくる事柄が、どこかで繋がり一本になる、そんな一冊。慎一郎は長谷川環の悪戯心(?)から山内の恋人(最近うまくいってないらしいが)麻生龍太郎の姿を見る。
May 19, 2009
・ミスティー・レイン恋も仕事も失った茉莉緒は若手俳優の雨森海と出会い、彼が所属する芸能プロダクションに再就職する事に。だが、海のマネージャーになった前後から殺人事件が発生。嫌疑がかかる海を茉莉緒は守ろうとする。恋と愛、仕事とけじめ、事件の内容などよりも売れない芸能人にも、知名度は低くても仕事によっては莫大なお金が動く芸能界裏事情が目を引いた。読んだ直後だった事もあり、絢香の結婚記者会見を観たときは他人事ながら影でいろいろあったであろう事務所のことを考えてしまった。・風精(ゼフィルス)の棲む場所京都北山の奥深く、地図にない村へやってきたミステリ作家・浅間寺竜之介と愛犬サスケ。村祭りの奉納舞を観て欲しいと言う小説愛読者の少女の誘いにのったのだが、通し稽古の会場で、舞手の一人が殺された。浅間寺竜之介は「桜探し」の登場人物らのかつての”先生”として登場する。~ネタバレメモ~事件の起こったはずの村はとうの昔に廃村になっていた。タイムスリップした過去で事件にあった竜之介とサスケというオチは地図にない村の説明上、必要だったのかな?・好きよ同僚の愛果がビルから飛び降りた。死んだはずの彼女の影を感じる董子の前に伊勢崎という男が現れる。伊勢崎の周囲で起こる奇怪な出来事の数々。時空が歪み、記憶も操られる中、事件は董子の故郷、彼女の血筋に関わってきて―~ネタバレメモ~愛憎関わる"普通"の物語かと思ったら、SFというかなんというかでした。
May 13, 2009
16歳の永見明帆が付き合っていた北畠藍子が住んでたアパートが火事で全焼し、彼女も死ぬ。だが、その死に不可解さを感じた明帆は、彼女の幼馴染で同じアパートに住みながら死を免れた柏木陽とともに真相を探る事に。その死の影には知られざる藍子のバイト、明帆と陽を「迎えに行く」と言う謎の男が関わっているようで―現実に溶け込みきれず、どこか冷めている明帆と同じようでありながら、それに気付き、気になりつつも危険を感じている陽の間にはだんだん不思議な絆が出来出すが、それでも友情とも、同情とも、仲間意識とも違う関係。権力者の秘密に関り、痴情のもつれが元で藍子は殺されるが、証拠隠滅を図った権力者と契約を結ぶ暗殺者に同じ素質を持つと明帆と陽は目をつけられてしまう。似ている様で違う明帆と陽。最後の一線を越え、闇の一面に足を踏み出すかに見えた明帆を留めたのは藍子と陽の言葉だった。藍子の死の直前、揺れる彼女の心を女友達の目線から描いた一編もあるが、事件自体、物語の終結は唐突で、その後のフォローもない。だからこその余韻もあるのだろうけれど、その後が気になるところも多い。
May 13, 2009
推理作家・有栖川有栖と犯罪学者・火村英生コンビのシリーズ…これが第一弾らしい冒頭の編集者との会話から想像するに、"大学生"有栖川有栖のシリーズは"推理作家"有栖川有栖の創作(小説)ということになるのだろう…か?たしかにそうでないと江神先輩と火村がこれから先どこかで出会うかと期待してしまう。火村と江神先輩との犯罪者へのスタンスの違いの間で揺れるアリスというのもみてみたいものだが。・46番目の密室45の密室トリックを発表した推理小説化の大家・真壁聖一の家に招待された有栖川、その友人の火村。招待客には馴染みの編集者や作家たちもいた。そんな中、密室と化した地下の書庫の暖炉に上半身を突っ込むという悲惨な姿で真壁が殺された。彼の46作目は仕上がっていたのか?犯行の動機は何だったのか?大胆というか、密室トリックにせよ、その前のパフォーマンスにしても消化不良。~ネタバレメモ~犯人は真壁と関係のあったアリスの友人でもある男性推理作家。女性編集者と恋愛関係になったが、それを知った真壁が嫉妬し、妨害される事を危惧して殺した。・スウェーデン館の謎取材で泊まった先の隣家・スウェーデン館の人々と知り合った推理作家・有栖川有栖。その館で殺人事件に遭遇。臨床犯罪学者・火村英生に応援を頼む。過去の悲しい少年の死。それが殺人事件とどう繋がるのか―スウェーデンが核家族化(結婚し独立しているから)で、結婚後めったに両親と同居しないと言うのは本当だろうか。確かに、そうだった気がするし、妙に納得するのだが。密室の作り方がかなり強引。国名シリーズ第2弾、だそうな。~ネタばれメモ~犯人はスウェーデン館主で童話作家・乙川リュウの妻でスウェーデン人のヴェロニカ。夫と愛人関係にあった挿絵画家が湖に落ちた息子を見殺しにしたから。それを知った夫が隠蔽に協力。・ブラジル蝶の謎短編集。国名シリーズ第3弾。 ・ブラジル蝶の謎~殺害された男の部屋には美しい異国の蝶が天井を埋めていた。 ・妄想日記 ~精神障害を追った男が焼死した。自殺か他殺か― ・彼女か彼か ~女性になりたかった男が殺された。原因は恋敵か遺産相続か? ・鍵 ~秘書殺しの秘密は一本の鍵。これはどこの…? ・人喰いの滝 ~撮影隊の一員が川に流されて死んだ。次の年、近隣に住む老人が― ・蝶々はばたく ~35年前に蒸発したカップルの謎とは―~ネタバレメモ~・犯罪者を駆り立てていると逆切りされた火村の「こうするしかないんだ」と言う一言が印象的。・事故に近い形で死んだ彼の死を隠蔽したのは面倒を見ていた夫婦。・恋敵と遺産相続人の一人である従姉妹が手を組んだ犯行だった。・妻の浮気を心配した社長が用意させた貞操帯の鍵。・足跡トリックはいつもながら考えてしまう。(消化不良)大量の長靴なんて!!!・駆け落ちしたカップルの砂浜に残った足あとは高波(津波)で消えてしまっていた。
May 13, 2009
26歳の恋愛小説化・五百沢今日子。恋人が自分以外の誰かのものになるのが嫌なので、死んでくれたらいいなと思ったことがある反面、小説を書くためにはこの恋が終わればいいと思うことも。毎日何も起こらず、出来ることは少ないけれど、人を愛することは出来る。今まで読んだ彼女の小説の中で一番、私小説っぽい。
May 7, 2009
三浦しをんの解説に惹かれて文庫本購入。・些末なおもいでとても幻想的な物語。身体が部分的に羽が生えて飛び立つ奇病にかかった矢鳴と夜中であった眠れぬ檜山。自由になりたかったのに身体が勝手に飛び立ち自由になっていく。消え行く彼が残したかった想いとは―・dysprositosコンプレックスからいじめていた男に母校で再会する。・熱い骨飼えなくなった犬を友人に引き取ってもらったまつほ。犬の散歩をする彼女の兄・伊織と一緒に散歩をすることになったまつほだったが・・・揺れる想いと、唐突な終わりが心に残る。
May 7, 2009
アリスは兄に煽られた蜜蜂と彼の飼い犬・耳丸と一緒に夜の学校に。そこでは夜だけ行なわれる人とは別の、生まれる事が出来なかった鳥たちの授業が行なわれていた。人の形をとる彼らは星を架け替え、月をつくり、朝とともに標本の卵に戻る。彼らに見つかったアリスは捕まるが、石膏で作った卵を持っていたため、仲間(生徒)と思われ授業に参加。だが、正体がばれて―一方、蜜蜂は姿が消えたアリスを耳丸と探す。アニメ化された宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」を思い出した。雰囲気だろうか?映像が浮かぶような可愛らしい話。
May 7, 2009
穏やかな恋愛短編集…なのかな・ショートカット「ワープ」が出来るというなかちゃんの話を聞き、大阪から好きな人のいる表参道に来た南津。・やさしさ友人のカフェ1周年記念の帰り、片野くんに送ってもらうわたし。彼は東京にいて遠距離恋愛だ。・パーティーなかちゃんの写真モデルになったわたしたち。・ポラロイドポラロイド写真を撮り、仕事にしている吉野。いつでもいける、思い立てばどこでもそんなには遠くない距離なのだ。
May 7, 2009
・聖なる黒夜RIKOシリーズや花咲慎一郎シリーズに度々登場する山内練と麻生龍太郎の…なれそめ?冤罪で捕まり、その後闇に落ちたとされる練。その経過が描かれる。彼の検挙に関わった龍太郎も殺人事件を通した彼との再会によって人生を転換させる。これを読んで両シリーズを読み返したらまた違った印象を受けそう。時に主役を食うほどインパクトの強い脇役達が表舞台に立ったら十分主役がつとまっておりました。・貴船菊の白京都を舞台にした短編集。 ・貴船菊の白~殺人事件に隠された女性の想い ・銀の孔雀 ~過去の出来事が孫が欲しい元姑の計算ずくの計画だったとは・・・ ・七月の喧騒~自分を捨てた男と再婚した友人。その前妻は殺されていた― ・送り火が消えるまで~姉妹が関係したと見られる殺人事件の背後には嫉妬と愛憎が。 ・一夜飾りの町 ~若い彼に絶望し、夜行バスに乗った女性は一人の男性と出会う。 ・躑躅幻想 ~猫を探す少年。一人の作家。一つの死亡事件。 ・幸せの方角~編集者と作家と一人の女性。
May 5, 2009
夫の探偵事務所を守り、失踪した夫を待つ下澤唯が様々な依頼をこなしながらついに夫探しに乗り出したところで終わる「観覧車」。「回転木馬」はその後が描かれる。帰ってこない夫の現在の設定を読むとどうしても「はいからさんが通る」を思い出してしまう。刷り込みって怖い。
May 5, 2009
どちらも火村・有栖川コンビのシリーズ。「ABC」~はアンソロジーに寄せた一編。・ダリの繭シュールレアリズムの巨匠サルバドール・ダリ。この天才に心酔してやまない宝石チェーン社長が、自身の持つフロートカプセルの中で死んでいた。社長とつながりのある広告会社の社員は有栖川の友人で―・・・凶器の指紋についてかなり無理があるのが気になる。いろいろ破綻してそうに見えたのは気のせいだろうか?・ABCキラー~「ABC」殺人事件所収尼崎市安遠町で浅倉氏が、豊中市別院町で番藤氏が殺され、警察には犯行声明が送られてきた。本当にABC殺人事件を模したものか、はたまた偶然だったのか、手がかりのないまま第三の殺人事件が起きた。・・・コメントしづらい。
May 5, 2009
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