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MOMENTの続編・・・になるのだろう、か。今回の主人公は「M~」の主人公神田の幼馴染の葬儀屋・森野。「M~」から時は経ち、現在森野は29歳。人の死と向き合い、残された人のため、死者を眠らせるために心を尽くす森野の姿が亡くなる直前の人のために奔走した神田と重なる。ACT.0 プロローグ18歳のとき、両親が事故で亡くなった。両親の葬儀を手配したのは従業員の竹井だった―ACT.1 空に描く高校の同級生だったという佐伯杏奈の父の葬儀を請負う。後日、彼女の周辺に父親が出たという。死者を眠らせるのが葬儀屋の仕事だと、不思議な話の原因を探ることに。そこには血縁は関係なく、父からの愛が隠された秘密が隠されていた。神田は7年前に大学を卒業した後、アメリカで暮らしている。(交換留学生として2年アメリカに→その後、帰国して大手の出版社に入社→2年後、退職し、アメリカでアメリカの出版物を翻訳する仕事に。)神田との関係性が変わっていたのが、「M~」で森野を気に言っていた自分には嬉しい。が、何か躊躇しているところがあるようだ。従業員として残った竹井と、新たに正社員として雇ったのはバンド上がりの桑田。葬儀屋である森野は色々な宗派の葬儀を請負うから無信心(菩提寺はあるが)という言葉に妙に納得。ACT.2 爪痕一度、妻が喪主として済んだ葬儀を自分を喪主としてやり直して欲しいと依頼してきた女。断るが、その後も女の影があり、調べると依頼人(の名前の女)は既に亡くなっていた。同じ状況の人間に思い入れする余り暴走する。そのために言いがかりをつけられてしまう人もいる。人の心は簡単で、脆く、危うい。神田も国際電話から助言。ACT.3 想い人15年前に亡くなり、森野の父が担当し、葬儀をした夫の生まれ変わりが姿を現したと、老女・有吉里子が訪ねてくる。調べると生まれ変わりでは無いが、彼女のことを想っている中学生の姿が浮かび上がる。いじめられていた少年のために一肌脱ぐ森野ら。桑田と元バンドメンバーたちの友情、老女を思う少年の心意気はなかなか。森野を娘のように思う竹井の”親心”も心に残る。ACT.4 空に描く(REPRISE)~エピローグ佐伯杏奈の母が精神不安定のままだという。その原因を探り、解放の手助けをする。竹井の助言で今度はちゃんと喪主として両親の葬儀をしなおすことに。そこに、神田の姿が―森野が飛び込める場所を作る為、あえて家族と離れ、組織からも身を外し、一人となった神田が竹井の嘘に背中を押されるかたちで森野を迎えに来る。WILL~いつだって意志と一緒にあるもの未来、森野の名前でした。
December 16, 2009
義父の策略で離縁され、出戻り部屋住みとなった彦四郎が酔って手を合わせた三巡稲荷。そんな彼の前に現れたのは貧乏神で―幕末を舞台に繰り広げられる話。節々が違ったりするが、映画版もテンポ良く、キャスティングも悪くなかったし、映画オリジナル設定(死神との契り)も可愛らしかったなと確認。映画版に坂本龍馬が出てきたのは、視覚的・知名度的に分かりやすかったからだなとも理解。(映画を観て、どうにも唐突過ぎる登場だと思っていたので。)
December 12, 2009
特殊な宿「左近」を営む家の長男・左近桜蔵が引き寄せるのはこの世の者では無いモノのようで―淡々としているようで、妖艶な雰囲気が漂っている。どうやら血のつながらぬ父・柾や、拾われ子でその後、養子に出た(その存在すら知らなかった)母の(義)兄・桜生なども気にかかる。これはまだ続いている、のだろうか?
December 12, 2009
鎮火報 埋み火の番外編といったところか?雄大と一緒に勤務してたこともある機関員(運転手)生田温志が本編主人公。現在生田が勤務するのは、第三方面渋谷消防署恵比寿出張所。入庁して15年、消防車機関員一筋の生田の運転技術、日々の努力は周囲の認めるところだが、2ヶ月前に移動してきたばかりのここでははじめて救急車も運転担当することに。~ネタバレメモ~機関員の運転の基本は、緊急走行中でも赤信号は必ず一時停止、車の所元の把握、法廷速度の遵守、地形調査の4つ。それでも、消防車(スピード、消火栓の場所把握など)と救急車(揺れは最小限、場所把握の仕方が違うなど)の運転では気を付けるところが違い、救急車の運転の方が求められていることも多いので勉強の日々。今回は救急車、救急救命士などの豆知識搭載。個人情報保護法発布以降、火災や救命のためでも、詳細情報を放送で流すことが出来なくなり、追加情報での捕捉を待つという。また、救急車に乗っているのは基本的に隊長、救急救命士、機関員の3名の為、機関員も基本知識を求められる。(ために生田は勉強中)最近問題となった救急車を呼ぶほど出ないのに気軽に救急車を呼ぶ人、無理難題、クレーマーのことも触れられる。また、搬送先の決定が難しいケース、受け入れ病院のランクなども判りやすく描かれている。生田が組むのは一部救急隊の隊長・筒井圭一、震災によって家族を失ったことがきっかけで救急救命士になった森栄利子。年下だが、生真面目で、優等生的、ミスに対しては容赦ない正論での注意をぶつけてくる森から生田は怒られることも多い。筒井は短期間で救急車の運転を習得した生田を信頼している。そんな中、生命に関わる損傷の監察と処置のみを行い、その他は省略して5分以内に現場を出発し、病院に搬送する―ロード&ゴー(救急における非常事態宣言)を必要とする男を救助する。だが、その状態はフェイクで男・悠木は家族を人質に取られていることを理由に爆弾を持って救急車をジャックした。悠木を脅す犯人の要求は、制限時間内に救急病院にたどり着くこと。次々と指定される病院。生田は運転をし、悠木の人質になった森を助けようとした筒井が負傷する―その情報は無線を聞くのが趣味な高校生・真琴をはじめとする無線マニアの中を駆け巡り、マスコミにも犯人から情報がもたらされた為、救急車はマスコミ車に囲まれながらの運転を余儀なくされる。災害情報センターで対応するのは今は現場を離れていたはずの筒井と同期の鬼島秀平だった。―実は悠木が首謀者で、犯人一味は皆、救急車を呼んだが搬送先が見つからずに家族を亡くしたり、救急救命士の判断が軽かった為に、取り返しがつかなくなったりした人たちばかりだった。その自分たちの実体を世間に知らしめ、改善を要求しようとした彼らだが、筒井が負傷したこと、悠木が親身に、一生懸命に行動する生田ら救急隊員を身近に感じることで自分たちの過ちを認める。悠木以外は出頭。悠木も捕まることを申し出るが、筒井を救急病院に下ろしたあとの生田は悠木も心の傷をもつ傷病者として最後まで付きあうことに。その判断を森も支持。無線がつながらなくなった状態でも、今はハイパーレスキュー隊員になった星野が、雄大が、各地の消防隊員・救急隊員などが生田らに協力。最後の病院に到着後、悠木は警察の元へ。この事件を通して森はものの見方が少し変わり、生田のことを認め、彼の優しさを知り、心惹かれるように。だが、元暴走族の生田には元婦人警官の愛妻・冴子と愛する子供達がいる。冴子は事件中、生田の身元が知られた為、マスコミが押し寄せた時の対応も言葉には無い迫力があり、言葉を発すれば潔く格好良い。生田は事件後も変わらず熱心に勉強する日々。真琴は災害救急センターの通信員を目指すことを決意。折り合いの悪かった母親への誤解も少し解ける。
December 1, 2009
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