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トラックボール(エレコム M-DPT1MRBK)の左ボタンの調子が悪くなったので交換をした。■不具合と対応の履歴2019年11月:同トラックボールの使用開始2023年08月:左ボタンのクリックができなかったり意図せずダブルクリックになる不具合が発生2023年09月:延命処置を実施(分解して左ボタンのスイッチの電気接点を研磨・清掃)2024年05月:先の不具合が再発。再発防止のため、以下のスイッチ交換を実施■修理 分解開始。 まずは底面のねじを外す。ねじは六角星形の特殊ねじで、電池ボックスの中や滑り止めシートの下にこっそりと配置されている。対角寸法が合うマイナス精密ドライバーを使用して計7本を取り外した。「8ボタン+チルトホイール」が装備されるため、複数種のスイッチが多数使用されている。 今回故障のスイッチは左ボタン用のもので「オムロン D2FC-F-7N(10M)」が使用されていた。エレコム社の宣伝文句にも「OMRON社製の1000万回高耐久スイッチ」と謳われている。因みに同形のスイッチは計4個使用されており、内オムロン製が2個、残る2個はKailh社製であった。察するにスイッチの使用頻度を想定してスイッチのメーカーと種類を使い分けているようだ。 さて、交換したいスイッチ「オムロン D2FC-F-7N(10M)」だが、残念ながらオムロンに標準ラインナップされていなかった。ネット検索でデートシートも見つからないので個別注文品と思われる。 そこで標準ラインナップから上位互換品(耐久性が2,000万回以上)と思われる「オムロン D2FC-F-7N(20M)」を選択して交換。無事に回復を確認した。 一方、楽天市場やAmazonでオムロン社や同じ型番を謳う互換製品が多数検索される。これらはデータシートが不在(=仕様や性能が不明)のため安心して採用できない。故に購入はしっかりとした販売店を選択したい(当方はマルツオンライン(DigiKeyの取次)で購入)。追記 検索を進めると入手性の良い「オムロン D2F-01F」で代替交換する事例が複数あった。データシートを比較すると形状や寸法は同じだが、細かな仕様の違いが複数散見された。故に代替交換の是非は各自で判断されたい。(私なら出所不明の互換品を使用するより「オムロン D2F-01F」で代替交換する)※以下、オムロンの各製品データシートより抜粋◎ マイクロスイッチ D2FC-F-7N(20M) 歯切れの良いクリック感を備えた、長寿命で高信頼性の操作用極超小形基本スイッチ。マウスなどの操作用途に最適動作に必要な力(OF)0.59N耐久性、機械的/電気的 2,000万回以上(300回/分)定格電圧 DC6V 1mA ...等々◎ マイクロスイッチ D2F-01F 豊富な端子バリエーションを持つ極超小形基本スイッチ動作に必要な力(OF)0.74N耐久性、機械的/電気的 100万回以上(60回/min)/10万回以上(30回/min)定格電圧 DC 30V 0.5A / AC125V 1A ...等々(おわり左
2024年06月03日
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自宅の鉄部の塗装が劣化したため、再塗装を行った。前回の塗替え(門鉄扉、物干し場、トタン屋根)は2009年なので14年前である。時々補修で部分塗装をしていたとは言え、「アサヒペン 水性スーパーコート」の耐久性の良さに寄るところが大きい。よって今回の塗り替えでも、上塗り塗料はこれを使用した。 アサヒペン ジンクスプレー 420mL・・・錆止め(錆びやすい部分用)アサヒペン 強浸透性水性シーラー 1L 透明(クリヤ)・・・下塗り1回(旧塗膜との密着性向上)アサヒペン 水性スーパーコート ツヤ消し黒 1.6L・・・上塗り2-3回(錆止剤配合)アサヒペン 水性スーパーコート 若草色 1.6L・・・上塗り2-3回(錆止剤配合) やはり今回も「天候を見計らうこと」「下地処理をしっかりすること」が最も大変であった。このレベルの再塗装は、目の衰えや体力・気力の低下傾向からすると、今回が最後となるだろうか。(おわり)
2023年06月21日
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キッチンの混合水栓が水漏れしたので、新しいもの(TOTO TKS05304J)に交換した。 前回の交換は2016/10/11。次の交換は10年後の2026年頃と想定していたので少し早めだ。 旧水栓からの水漏れの様子。原因は内部の止水パッキン等と思われる。分解して劣化部品を交換することも可能ではあったが、その手間と余命を考慮し、丸ごとの交換が適切と判断した。新しいキッチン混合栓「TOTO TKS05304J」が到着。今回の入手費用は約1.6万円(前回1.5万円)。旧水栓の取外し。今回は前回の交換のように固着は無く、円滑に取り外せた。ただし、7年ほどの使用でこの程度のカルシウム分が付着。固着時の取外しの困難さを考えると、早めの交換が良いかもしれない。新しいキッチン混合栓「TOTO TKS05304J」を取付。無事に完了。 節水シャワーになり、水の跳ね返りが強くなった。元水栓で水量を少し減らして調整。次の交換は、7年後の2030年頃を想定しておこう。(おわり)
2023年06月03日
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前回のキッチン用混合水栓に次ぎ、浴室のシャワー付サーモスタット混合栓を交換した。 既設水栓は竣工時に設置された約30年前のものだ。一般的には10年前後が製品寿命とされることを考えると、随分と長く使えたものだ。 数年前に不調のシャワーヘッドを交換したが、最近はサーモスタットの調子が悪く、湯温調整にムラがあった。[既設シャワー付きサーモスタット混合水栓] 同様の水栓は、ホームセンターや通販などで約1万円からで入手できる。専門業者さんから調達すると、工賃込みで約4万円からの費用がかかるようだ。 さて、今回新たに購入したのは「SANEI SK1800DS9-13」だ。既にメーカー製造・販売を終了した製品のようで、送料込みで約1.2万円で販売されていた。 同水栓の交換要領は、SANEI社の「水まわり解決帖」の当該ページに従ったので、こちらを参照いただきたい。また、新しい水栓にも、施工・取扱説明書が添付されており、こちらも参考にした。 以下、施工写真を順に紹介する。 偏心管を取り外すと、ザルボと呼ばれる部品も一緒に外れてしまった。 このザルボは偏心管と固着して取り外すことができなかった。 急遽ザルボの寸法を測定し、最寄りのホームセンターで調達。このザルボと呼称する部品、同じSANEIの物を購入したが、品名は「継足しソケット(ツギタシソケット)」と異なる名称が付けられていた。説明書とは呼称が異なるため、注意が必要である。 ザルボ(継足しソケット)用の六角スパナ(六角レンチ 12mm)も併せて調達。[SANEI SK1800DS9-13 シャワー付サーモスタット混合栓] 説明書には、定期的(3-5年)な部品(逆止弁2個 税別定価\1,400/個)交換の指示がある。また、製品寿命は10年前後との記載もある。交換部品1個が約千円から5千円超(工賃別)であること、また、新品の同水栓が1万円程度であることを考えると、10年毎で同様の水栓をDIYで新品交換する方が得策のようだ。 故に次の交換は、10年後の2029年頃だ。 (おわり)
2019年04月19日
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2009年の暮れ頃に施工完了した床下防湿工事から8年。その経過を報告する。結論から言えば、現在もさらりとした足触りで、良好な状態が続いている。 さて、先日、既設の畳表の裏返しをしたので、併せて床の点検も実施した。 まずは、既設の畳を撤去した床板の状態だ。床板表面にカビ等は見当たらない。極めて劣化の少ない良好な状態だ。カビ臭さもほとんどない。床板を手で触ると幾分湿気を含んでいると感じるが、実用上の問題が無い程度だ。 次に床板固定用のネジを確認すると、錆を目視できるものが散見された。 錆びたねじを数本外して確認したところ、錆は表面(特にネジ頭)のみで、強度上、致命的な問題に至っているものはない。室内の湿気が畳を通して作用した結果の錆と推定する。人が生活している環境下にあることを考えれば、自然な経年劣化と判断される。 ネジはそのままでも良いが、折角の機会なので、ネジ頭の錆びているものを80本ほど交換した。 結露対策用に床下直下に設置(2010.7)した防湿シート(ポリエチレン製)も健全だ。同シート固定用のタッカー針表面は錆びているが、まだ十分に効いている。そのシートから透けて見える土間の防湿シートとプチプチにも問題は無いようだ。 外した床板(構造用合板)にも問題は無い。床板裏面に塗布した防カビ用の塗料にも、カビの発生や劣化等の問題は見られない。 今回の点検・確認で、過去に設置した土間と床下の防湿シートの有効性が改めて確認できた。(おわり)
2018年02月24日
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前回は台所用換気扇を交換したが、トイレの既設換気扇も設置から15年が経過したため、交換した。[15年経過した壁埋込形の同時給排形換気扇 National FY-13GH] 撤去開始。まずは、ルーバーを外す。 旧型は木ねじ4本を外し、仮止め用定ねじ2本を緩めると、本体を外せる。 しかし、粉塵の付着が多い。過去に何度か除去したのだが、どうしても付着する。粉塵は主に紙粉だ。付着すると動作音が若干大きくなる。 旧型本体撤去後の壁面開口部。 奥に見えるのは屋外フード(FY-HSP13)。先日取り外して点検・清掃したときに問題ないことを確認しているので、これは現状のまま継続使用する。 新しい換気扇には、同型の「Panasonic FY-13GH2」 を選択した。新型と旧型で、基本的な仕様は同じだが、異なるものがいくつかある。 まずは、ルーバーのデザインと表面の質感(ツルツル→サラサラ)が、また、本体の色がグレー色から黒色に変更されている。[写真左がNational FY-13GH、右がPanasonic FY-13GH2] また、旧型にあった仮止め機構が新型では廃止され、固定ねじ4本のみとなっていた。 取扱説明書と工事説明書が付属する。 新型を取り付ける。プロペラ形状等が変更され、排気風量(m3/時)は旧型より向上。また、旧型では取り外せなかったプロペラも、新型ではワンタッチで取り外せるように変更されており、清掃性が向上している。 また、消費電力(W)は、旧型の76%程度に低減されていた(すごい!)。騒音(dB)はほぼ変わらず。 最後にルーバーを取り付けて試運転。問題ないことを確認し、交換完了。 「使用期限:15年」 のシールが貼付されていた。次の交換は、15年後の2031年だ。 作業は、30分ほどで完了した。(おわり)
2016年12月06日
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調子の悪かったキッチンの「INAX SF-B442SX シングルレバー混合水栓(2002年設置)」 を交換することにした。やはり10年程度が寿命のようだ。[調子の悪かった既設のINAX SF-B442SX シングルレバー混合水栓] 水栓の類は、取り外しの方が困難を伴うようだ。水道水中のカルシウム分などが、水栓のあらゆる隙間で固着し、取り外しを困難にしているからだ。インターネット検索で先達の経験を学習し、何とか取り外すことができた(感謝)が、全作業1.5時間の内、1時間は取り外しに要した。 この機種は、下部のリングを回すとねじが現れる。固着対策として、「呉工業 5-56」を隙間から含侵し、打撃振動を与えた。 水道系のナットは大きいため、その脱着には配管レンチ(モーターレンチ、パイプレンチの類)が必要となるので、事前に準備が必要だ。 新しい「TOTO 台所用 シングルレバー混合栓 TKGG31EB」を設置する。シンプルで使いやすく、価格も手ごろで、まったく不満がない。定価は42,300円(税別)だが、15,000円程で入手できた。 取付は、付属の説明書と不明な個所はインターネットで確認すれば難しくはないが、水漏れを避けるため、慎重に作業を行った。 10年も経つと細部が改善され、格段に施工しやすくなっている。 無事に取り換え完了。水はねしにくい泡まつシャワー「ミクロソフト」が妻にも好評だ。 説明書には、設計寿命は10年程度、定期メンテナンスの実施が記載されていた。次の交換は、10年後の2026年頃だ。 余談 旧水栓のヘッドパーツを交換しようと入手したものの、固着により分解できず、今回の水栓交換に至った。
2016年10月11日
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実家の母から修理の相談があった。 新しい電子辞書を購入したものの、機能が多くて使い辛いので、古い電子辞書「SII TR-9700(発売日:1998年頃)」が修理できないかとのこと。当時35,000円ほどしたようだ。■主な故障と原因電源が滅多に入らない → [電源]ボタンのプリント配線の断線+スイッチ接点の劣化液晶表示部の開閉留め具が効かない → 同ラッチの破損■修理 症状を確認の上、分解。この年代の電気製品は、「爪」よりも「ネジ」固定が多いので、分解し易い。 侵入している粉塵を除去しつつ更に分解。 電子辞書のキーボードは、多くのリモコンと同じく、導電性ゴムを押下して直下の電気接点に通電させる型式を採用している。このゴムと接点が汚れや磨耗で、電気的に接触不良となり、上記の不具合を呈する。 同部を清掃の上、導電性ゴム部にはアルミ箔を添付(上写真)。接点にはハンダを薄く溶着(下写真)。 しかし、回復しない。同接点付近に僅かな液漏れ跡があったので、母に聞いたところ、「[電源]ボタン付近にお茶を少しこぼした」とのこと。 同部印刷配線の同通を点検すると、対向側接点にこれが無いことを確認。代替修理として、ジャンパー線(黄色)を設置したところ回復を確認。 液晶表示部の開閉留め具が効かないのは、ラッチのバネ部が内部で破損していた。疲労破損と推定される。手持ちのゴム管を小さく切って、そのバネの代替修理とした。 以上でほぼ復旧。ただし、[電源]ボタンがたまに誤動作するが、これが限界。 以上で修理完了とさせてもらった。母曰く「まさか直るとは思わなかった。新しい辞書にどうしてもなれない場合は、古い辞書を貰い受けに行く」とのこと。母の奮闘を期待したい。
2016年01月16日
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正月早々、 電気式湯沸しポット「National(Panasonic) NC-ELV22(2000年製造)」が故障した。「ボタン押してもお湯が出~へん!。昨日(12/31)は出てたのに!」とのこと。 お湯は沸くので、軽量カップで湯をくみ出して使うことで急場を凌いだ(重要な対応!)。 さて、このポット、息子の誕生祝に妻の友人からいただいたもので、既に15年が経過している。当時は3時間おきのミルク作りに活躍してくれた。その後は来客の多い時に引っ張り出し、時々使用していたものだ。 操作ボタンが誤動作している。 どうやら押下式スイッチが劣化故障しただけのようだ。その交換で直る確率が高い。 そこのねじを外すと内側がごっそりと外れる仕組み。 操作基板を確認。 押下式スイッチを交換し、無事に回復を確認。 それ他は軽い錆が所々にある以外、問題は無いようだ。これでもう数年は使用できると思う。
2016年01月13日
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15年以上は使っているOAチェアー。座面の生地が擦り切れてきたので、修理をした。 作業は、正確には「張替え」でなく、古い生地の上に新しい生地を張る、「張増し」だ。この方が、旧生地の撤去に起因する手間がないため、作業が簡単だ。 まずは、作業しやすいように座面を取外す。 新しい生地は、古くなったワイシャツをリサイクル活用。 タッカーを使い、座面裏で生地を「パン、パン」と留めてゆく。針が入りきらない場合は、金槌で打ち増し。余った生地は、針留め位置から2cmほどの余裕を残して切り取り、その端部を養生テープを貼って解れ止めする。養生テープは、糊残りが無く剥がせるので何かと便利だ。 出来上がった座面を取り付けて完成。雰囲気がガラッと変わった。一連の上記作業は、この椅子の使用者である中3の息子が実施。1時間程度だった。このように、椅子の生地の張り替えは比較的簡単にできるので、DIYにはうってつけだ。
2015年11月26日
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大きく成長した息子(中3)の腕には、少々小さくなった彼愛用の腕時計。電池が切れたとのこと。前回の交換は2012年。きっちり3年で電池切れとは、時計(SEIKO)も電池(Panasonic)も安定した品質だ。 今回は、彼が自分で電池交換をした。 電池は「酸化銀電池:SR626SW」というボタン型電池。前回同様、近所の電気店で入手できた。防水用のゴムパッキンも交換したかったが、あいにく手持ちの物は大き過ぎたために断念。 ところで、この腕時計も7年目。次の電池交換は2018年となるが、そろそろ買い替え時かもしれない。
2015年10月29日
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先ごろ続く暑さのせいか、調子が悪くなる古い家電製品が続出している。人間にとって厳しい夏は、電気製品にとっても同様に厳しい。 さて、第一弾目は扇風機「SHARP PJ-J3HR(1998年製)」のリモコンだ。リモコンに型番は未記載で、適応機種と題して、左記の扇風機の型番が明記されている。 不具合症状としては、リモコンが非常に効きにくいというもの。 直近まで近づけると問題なく操作できる。 点検すると、赤外線LEDの発光が弱いようだ(赤外線は、デジカメで可視化して確認できる)。赤外線LED交換で修理できるだろうと仮説を立て、分解に着手。 一見して実装部品に問題は無いので、赤外線LEDのみ交換。ついでに操作ボタンの接点をクリーニングした。 交換後は、操作ボタンを押下すると、見事に赤外線LEDが発光。 リモコンを天井に向けても、操作が効くようになった。心配は、扇風機本体が今夏を乗り切れるかだ。可動部の清掃とグリスアップはしておいた。
2015年08月12日
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近頃の回覧板が既存ポストに入りきらない。このため、雨の日は投函物が全て水浸しに。思い切って大型ポストを設置することにした。 [メイワ ステンレス大型ポスト MK-820ダイヤル鍵付 左開き扉タイプ] 私が子どもの頃(40年も前だ)は、回覧板を回すのは子どもの仕事で、「回覧板ですぅ~」と隣家の人に手渡しすることが多かった。 しかし、昨今は我が家を含め、日中不在のお宅が多くなり、ポストに投函するようになった。昔はB5紙中心だった回覧板も、今はA4紙と一回り大きくなり、もはや古い既設の郵便ポストには入り切らない。 このポストのサイズの違いを見て欲しい。 大きさはW470×D195×H350mmで、回覧板も余裕で投函可能だ。因みに旧ポストは、モルタルで壁に接着されており、取外せないのでそのままだ。 内部にはクッション材と水濡れ防止材の二種類が装備され、投函物を保護するようになっている。 材質はステンレス。壁面への固定は、取り付け説明書に従い、付属のコンクリートアンカーとステンレスねじ4個で行う。 工具として、コンクリート用ドリル、+ロングドライバー、金槌、メジャー、水平器を使用した。 ダイヤル錠付き。ただし、番号の変更はできない。 明日の朝刊は、新旧いずれのポストに投函されるか、少々楽しみだ。
2015年02月21日
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昨年の初夏に交換した車庫のポリカ波板。縦樋にはホースを使用していたのだが、ヒノキの落ち葉で頻繁に詰まってしまい、困っていた。 思案した結果が上記の写真。ホースを廃し、短い横樋で受けてプラ鎖で排水する方式に変更。 写真には写っていないが、既設アルミ横樋の排水溝口面積を2倍に拡大。また、これが詰まった時に容易にごみを除去できるよう、直上のポリカ波板の一角を切り欠いた。 今のところ樋も詰まらず、縦樋に使ったプラ鎖も上々に機能している。
2015年01月17日
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台所の混合水栓のレバーハンドルの動きが渋くなり、少し異音がするようになってきた。 「INAX SF-B442SX シングルレバー混合水栓」 で2002年に交換設置したものだ。そろそろ壊れてもおかしくない時期だ。 ちょっと点検してみる。 見えているヘッドパーツの上部を清掃し、シリコングリースを塗布してみる。渋さは若干軽減したが、やはりヘッドパーツの交換が必要なようだ。 イナックス(現LIXIL)のビジネス情報サイトにデータサービスがあり、詳細な製品情報を取得できた。交換部品表や施行説明書など、全てがそろっている。すばらしい! もうしばらく様子を見て、症状が悪化するようならばヘッドパーツを交換することにした。(おわり)
2014年12月05日
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床下の湿気対策として「防湿シート」を設置してから4年余りが経過したので、現状を報告する。 結論が言えば、現在も快適である。床下の湿気に悩まされる生活とは無縁になって久しい。詳細は、「6ヶ月経過報告」と同様であるので参照されたい。また、防湿シートや粘着テープの劣化も認められない。 ただし、注意している点が1つだけある。それは「定期的な床下換気口の開閉」である。 元々は冬季(11月-3月)の寒気対策として床下換気口を閉じていたのだが、長梅雨による床下の大結露が発生した年以降、梅雨時期(6月-7月)も床下換気口を閉じるようになった。つまり、外気の湿度が低い時期だけ床下換気口を開けている。もちろん理由は、湿った外気が床下換気口から流入し、外気温よりも冷たい床下で連続的に結露することを防止するためだ。 結局、防湿シートを設置して以降、1年12ヶ月中、6-7ヶ月は床下換気口を閉じた状態にしている。この作業は少々面倒だ。床下換気口を12ヶ月連続で閉じっぱなしにしても、床下が湿気る問題は無いようにも思えるので、これを今後のDIYの課題としたいと思う。(おわり)
2014年10月31日
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今回の修理は、「SANYO DSC-S4 デジタルカメラ(発売日:2004/07/09)」だ。 400万画素CCDを搭載した小型で操作性の良いデジカメだ。DIYなどの作業記録用などに自分で使用している一台だ。各種作業ごとにデジカメを分けて使用しているので、この機種は3台所持している。 [SANYO DSC-S4 デジタルカメラ] ■主な故障と原因 日付時刻の保持ができない → メモリーバックアップ用内蔵充電池の劣化■修理概要 デジタルカメラ等では、主バッテリー交換時に日付や時刻、各種設定データが失われないよう、メモリーバックアップ用の電池やキャパシタを別途装備している。Canonのデジカメなどは、市販のボタン電池で交換可能としているが、本機種などでは内蔵充電池が採用されており、メーカーに修理依頼しないと交換することができない仕様のデジカメも多い。デジカメ分解で、安全上、特に注意が必要なのは、内蔵されるフラッシュ用キャパシタだ。分解時に誤ってショート(短絡)すると、90V前後の電圧で感電する。 下記の写真で、レンズの右隣に黒色と灰色で直立する部品がフラッシュ用キャパシタだ。注意深く分解し、写真のような段階でキャパシタの端子間電圧を測定。放電させた後、改めて安全な電圧であることを確認し、続く作業をする必要がある。 因みに放電時の負荷には、半田ごてを接続して使用している。 では、分解する。 事前に作業環境周辺の粉塵を除去し、戸や窓を閉じ、室内空気の対流が少なくなるよう留意する。 この時点でレンズ内側やCCD素子が暴露するため、埃や粉塵には要注意だ(逆に埃を取り除く機会でもある)。交換すべき内蔵充電池は、下記の写真の右手基板上に位置する。 既設の劣化した内蔵充電池付近を拡大撮影したものが下記の写真だ。 既設の充電池は、リチウム二次電池「SANYO ML614」(写真左)。これを新たに入手した同等の「SII MS621FE(写真右)」に交換する。後者の方が、若干蓄電容量が多い。 内蔵充電池は、別種部品との交換が憚られる電気部品の一種だ。充電特性や放電特性をデータシートで比較し、性能と安全に留意しながら、交換の妥当性を十分に事前吟味する必要がある。 交換を完了したのが下記の写真だ。 上記作業を完了した当該デジカメを毎日1ヶ月間使用し、現状、問題なくメモリーバックアップができ、使用もできている。
2014年10月20日
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トタン葺庇の修繕の修繕(葺き替え)を行ってから2年が経過したので、その経過を報告する。 以下の写真は、当時問題となった軒先に設置した唐草を下方向から撮影したものだ。 錆等は一切発生していない。また、唐草の端部には、汚れの付着が確認できる。この汚れは、同端部からの排水に伴い、庇に付着した粉塵も流れ集まり、付着・乾燥・残留したものである。 いずれの箇所の唐草にも同様の状況を確認した。同じように排水されているようだ。 今年は京都市でも経験のない豪雨があった(8/16)が、当時検証・施行した雨水の排水メカニズムが上手く機能しているようで、トタンの錆や下地木材の腐食は認められない。 因みに樋は設置位置が悪く雨水の跳ね返りによる下地木材の濡れが多かったため、トタン葺き替え直後から取外したいた。樋取付け金物だけが残っている。 なお、庇上面の写真は、汚れの付着はあるものの特段の問題がなかったため、撮影を忘れてしまった。ご容赦を。まずは順調。祝・トタン葺き替え後丸2年だ。 (おわり)
2014年10月18日
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洗面所キャビネットの鏡扉を閉じたとき、ポロローンと白いプラスチック片が落下した。見ると鏡扉のヒンジが今にも外れてしまいそうな状態。20年以上も使ってきたので仕方はないが、危険なのでとにかく取外した。 確認すると、扉側のヒンジ金具取り付け台座(プラスチック製)に亀裂が入り、がボロボロになっていた。 ボロボロのプラスチック台座の下には、ねじ取付(雌ねじ)金具が埋めてある。いずれにせよ、ヒンジを支持するのはプラスチック台座なのでこれを補修する。 補修方法は、「熱溶着」 だ。熱コテでプラスチックを溶かし、接着・成型しながら補修する。一般の接着剤よりも母材に近い強度が期待できるし、今回のように接着剤が用を成さない場面でも摘要可能だ。 使用器具は、普通の半田ごて。ただし、そのままではコテ温度が熱過ぎるため、このプラスチックが焦げない温度まで出力調整機で温度を下げている。 下の写真は、半分ほど熱溶着補修を行い、 欠け落ちた破片をはめ、これから後半の補修しようとするところ。 熱溶着補修の完了。見えない箇所なので、やすりがけは省略。 ヒンジが水平になるよう微調整を行う。 元のキャビネットに取り付け。 表側。やすり掛けしなかったので、補修後が多少気になるが、まぁ良しとする。 これで数年はもってくれる事を期待したい。隣の鏡扉にある微かなヘアークラックが気になるが、また次回ということで。 (おわり)
2014年10月08日
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取り付けから23年も経過した台所用の金属性換気扇。かなり劣化が進んだので、全て交換することにした。[23年間ご苦労様の台所用金属製換気扇 National FY-25PM1] Panasonicで調べると、同じ形式の金属製換気扇(FY-25PM5)を製造していた。細部が改良されているものの、ほぼ同じ仕様だ。枯れた製品のようなので、安心してオプションの屋外フードと防鳥網を含めて選定し、注文した。 中三日でメーカーから直送されてきた。早速、古い換気扇を取外して交換作業に着手。 新しい換気扇は。 見た目はまったく同じ。 油受けに「使用期限:15年」 のシールが貼付されていた。このように明示されると、目安になって良い。 取り付けはネジ三本で完了。電気配線も説明書に従って機器内を取りまわり、既設のコンセントに挿すだけ。よく観察すると、細部が改善されている。 羽を取り付け試運転。音が静かだ。しかも運転の強弱調整ができるようになった。 続いて屋外フード(FY-HDA25)。価格と耐久性をバランスし、アルミ製を選択した。こちらはネジによる組み立て式。 ポリプロピレン樹脂製の既設屋外フード。 さすがにぼろぼろで、指で押すと穴が開く箇所もある状態。 新しいアルミ製の屋外フードに交換。防鳥網(アルミ製)も取り付けた。かなり目立つが、誰も見ないだろう。取説に従って防水のシーリングも実施。 作業は、2時間ほどで完了。設置枠は既設を流用したので、短時間で済んだ。次の交換は、15年後の2029年だ。 (おわり)
2014年09月11日
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【6月初旬】取外した後、水洗いできれいになった既設のポリカーボネート波板を改めて設置していく。 「波板の張り方」にも、外せない多数の施工条件があり、設計段階で全ての値を決めておく必要があった。 例えば、「止め付けは、6山おき」、「重ね代は、2.5山」といった具合だ。設置場所の建屋や気象条件で変化する。 波板の止め付けには、若井産業の波板専用ビス「波座セット 木下地・アルミ兼用 トラス頭(仕様:Φ5×35mm:ポリカ製波座+EPDM製スポンジワッシャ+ラスパート表面処理の鉄ビス)」を選択した。 結果、止め穴は、(日射等による波板の伸縮を考慮して)ビス径よりも、1-2mm大きくする必要があると言う施工条件に従い、「Φ6.5mm」とした。これは穴あけに電動ドライバーに取り付けて使用できる「スターエム 六角軸波板キリ」の製品仕様でもある。 新規購入したこの波板キリは、刃先が滑らずに山に穴あけできて作業性が大変に良い。100箇所以上穴あけするので、買って損は無い一品だった。下穴なしでビスを直打ちするのは厳禁だ。遊びが無くなり、夏場に波板が波打つ原因になる。 既設の波板だったので、古い穴が開いていた。これを塞ぐべきか事前に思案た。もちろん古い穴から、雨水が漏れ入らないかが心配だったからだ。 結果的には、塞がずとも問題になる程の事態が無いことを、後日の雨天で実際に確認した。 一方、 風の吹き上げによる波板の「まくれ破損」を防止するため、棟先と軒先とには「押え縁」を設置した。この押え材は、専用部材の市販が無いようだった。よって、強度があり、薄くて耐食性に優れた材料を条件とし、他部材を流用することにした。 材質はアルミに決定。だが、安価で気の利いたアルミ材がホームセンターなどには無い。特にアルミに穴あけすることは、手間なので避けたかった。八方探索した結果、産業用電装で使用される「DINレール(アルミ製)」を選択、設置した。 押え縁の威力は絶大。一山ごとにビスを打つよりも、固定効果が高いと思う。ゴミの引っ掛かりが、多少心配ではある。 これでようやく波板の張り替えが完了。 張り始めれば、1日ほどで仕上げられた。下地に追加した桧材が、透けて丸見え状態。接合部が2本取りとなっているため、見場は今一だが、仕上がりは上々。 下から見上げるとこんな感じ。 最後に雨樋に排水ホースを取り付けて完成。 後日、太陽の熱線を遮るため、波板裏には、断熱アルミシートを設置した(冬場にカーペットの下に敷くあれです)。 なお、以前設置していた「アルミプチ」は、この用途には不適切だったようで、既に撤去した。アルミ蒸着層がプチプチから剥がれてしまったためだ。おそらくは、風のあおりによるプチプチの繰り返し変形が、剥がれの原因と思われる(もちろんメーカー指定外の用途で、自己責任での設置である)。
2014年07月12日
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【6月初旬】注文した材料が届くまでの間に、これまで波板があって作業できなかった庇のトタン部を再塗装した。 ペンキは以前の残りだ。塗膜の劣化はあるものの、波板のお陰でかなり健全な状態だ。 再塗装後の状態。塗料は「アサヒペン スーパーコート 水性」。油性のようなツンとした異臭も無く、火気に注意する必要も無い。作業しやすく、家庭用塗料としては、耐久性も高い最強塗料の一つだ。 塗装直後は写真のようにギラついていて嫌らしい感じだが、1年も経過すれば、落ち着いたツヤ消し調になる(単に塗装表面が劣化だけですけどね)。 木下地の桧材が納品されてきた。 下地用途なので節や節抜けがあるため、木工パテで穴埋めする。次いで、学習机をDIYしたときに残ったオイル塗料(リボス244クノス)で塗装。オイル系塗料は、水ははじくものの、ペンキ(=プラスチック膜コーティング)とは異なり、木材自身の呼吸を妨げないのが長所。この塗装の有無で、桧材の劣化にどの位の差異が生じるかの屋外実地テストを兼ねた塗装だ。 翌日、塗装の乾燥を確認後、作業を再開。 車庫の既設アルミフレームと補強用の桧材とは、防食を考慮してラスパート表面処理のコースレッドで結合し、更に黄銅の針金で補強した。 端部は、ラスパート表面処理の板金用ビスで固定。 以上で補強のための木下地材の設置が完了。次は、いよいよ波板の設置だ。(つづく) 次回:【DIY】波板の張替え「ポリカ波板の設置」
2014年07月09日
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【5月下旬】 居間でくつろいでいた風の強い夜のこと、「ババッ、ババッーン」という屋外らの大きな音に家族全員が驚いた。 表に出て見ると、車庫の波板が、風にに飛ばされそうになりながらも、何とか留まっている。これは危ない! この車庫の波板、ここ5年ほどは「バタバタ」と鳴る度に、破損フックを取り替えてその場を凌いでいたのだが、ついに年貢の納め時が来たようだ。この状態では、今年の台風シーズンを乗り切れそうもない。 バタついた波板が、今夜の風で飛ばぬように応急処置をしながら、近々に波板を張り替える決断をした。 ■調査と現場確認 翌朝から現場調査を始める。各部の寸法と材料、破損状態を確認した後、波板を取外し、見えない箇所の状態も確認する。波板は耐侯性のポリカーボネート製波板であった。 アルミ製の主フレームが、派手に凹んでいる。中古で購入する以前、大屋根から波板に落雪の直撃があったためと思われる。できれば交換しいところだが、予算も無いのでこのままとする。 補強用にアルミの支柱を追加し、梁には鉄製アングルと木材が添えられていた。 波板フックには、「ワンタッチフック(プラスチック製だが材質不明)」が使われていた。ただし、耐侯性に劣る材質だったため、ご覧のようにボロボロで、ほとんど用を成していない状態だった。 全てのポリカ波板を取外す。点検したところ、材質には大きな劣化が無いことが判明。表面の汚れを洗浄し、そのまま再利用することにした。 樋には、びっしりと枯葉が詰まり、コケまで生えていた。 樋をきれいに清掃。 アルミフレームの歪みは、 屋根下地全体に広がっており、落雪時の衝撃の大きさを連想させる。■結果・考察と設計要件 思いのほか屋根下地のアルミ梁材が歪んでいる → 木材(桧材)を追加して下地を補強する波板を固定するワンタッチプラフックの劣化・脱落が、波板のバタつきや剥がれを助長する → 耐侯性に優れる波板専用ビス(仕様:ポリカ製波座+EPDM製スポンジワッシャ+ラスパート表面処理の鉄ビス)を使用する風にあおられ易い波板屋根の端部から破損が進行しやすい → 屋根端部に押え材(アルミ材)を設置する 翌日、以上の結果を元に、いつものように「簡単木工作図ソフト『もでりん V.3』」で設計し、図面化を行った。設計にあっては、「波板の張り方」で検索すると、有用な情報を得られた。 設計要件に合う材料を選定して注文した。木材は、いつもお世話にっている、地元の「近治材木店」に加工も含めて注文した。 (つづく) 次回:【DIY】波板の張替え「補強下地材の設置」
2014年07月07日
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今回の修理は、「三洋電機 SAP-406VR2 家庭用エアコン(1996年製)」だ。 我家で最も古い18年も前のエアコン。買い替え時期はとっくに過ぎているのだが、今も現役。まだ機能するし、余りエアコンを使わないので、「もったいないなぁ」と今に至ってしまっている。[SANYO SAP-406VR2]■主な故障と原因 リモコンが利き難い → 電解コンデンサの劣化故障 ■修理 リモコンが利き難くなってから、かれこれ6年は経過しただろうか。1m以内に近づくとリモコンが利くものだから、「まぁ良いか」と使っていた。 今年もシーズン前のエアコン清掃で筐体を外したので、修理できるかなと、ちょっと確認してみた。すると、赤外線の受光ユニット基板だけを簡単に取りはずことができた(もっと早く確認すればよかった)。 ユニット基板表上には、赤外線受光部品(基板上の四角い部品)が見える。 裏面には、コネクタと高分子電解コンデンサが配置されている。このコンデンサを測定したところ、 静電容量とESR値が所定の値を大きく外れ、故障状態と判明した。 同タイプのコンデンサは在庫が無いため、同等の性能を持つ電解コンデンサで代替交換したところ、無事に復旧。 久方ぶりに快適なリモコン操作ができるようになり、家族一同「おぉ!」とリモコン操作を確認し、ささやかに喜び合った。これでもうしばらく、このエアコンも使えるかな。
2014年06月09日
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今回の修理は、「SHARP UX-T7CL FAXコードレス電話機(1996年3月発売) 」だ。かれこれ17年間も、故障知らずで頑張ってくれている我家のFAXコードレス電話機だ。[SHARP UX-T7CL FAXコードレス電話機] ■主な故障と原因 送信原稿に縦筋が何本も入ってしまう → 原稿読み取り部(スキャナ部)の汚れ ■修理 子どもの成長とともに行事が増え、FAXを使うことも多くなったため、原稿読み取り部(スキャナ部)にごみや汚れが付いてしまう事も多くなった。 スキャナ部が、何とか手の入る箇所にあったので、都度汚れを拭き取っていたのだが、ついに取りきれなくなってしまった。 ここまで分解して表側に返すと、ボタン操作部を取外すことができる。 細長い黒棒状のスキャナ部を取外して確認すると、 やはり硬い黒い点々(インクなど)で所々汚れていた。無水アルコールでしっかりとクリーニング。 せっかく分解したので、各部を点検・清掃。 電源基板が電源用ICの発熱で変色していた。動作時最大110W、待機時5Wの電力を常時消費するので、17年間も電源を入れっぱなしにしていれば、このようなるだろう。そろそろ買い替えるた方が良さそうだ。 ともあれ、無事に復旧した。 --- 分解清掃修理した や や を出品中 --- ★京とんびの『もったいない』オークション★ ♪ あの頃の懐かしい や や を もう一度 てみませんか 音楽と一緒に 懐かしい思い出が甦ります ♪ ☆ラジカセ修理・ミニコンポ修理の相談は、ここをクリック!☆
2013年11月02日
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今回の修理は、「CASIO WVA-300 ソーラー電波腕時計(発売日:2001年11月)」だ。2001年に発売された、世界初のソーラー電波腕時計だ。「時刻調整が不要!、電池交換も不要!」と喜んで入手したが、4年目くらいで充電能力が低下し、実用不能となった。[CASIO WVA-300 ソーラー電波腕時計] 当時、最寄の時計店で修理の相談をしたところ、7千円ほどの見積額に修理を断念し、8年ほど書棚に放置保管していた。■主な故障と原因針が一切動作しない → バッテリー残量不足による節電動作(正常動作)ソーラー充電してもバッテリーが充電されない →充電池(二次電池)の性能劣化(寿命)■修理 この機種は、既にメーカーが修理受付終了している。もう処分しようかと思い、今一度インターネットを検索したところ、二次電池の交換修理事例を多数発見。二次電池も手頃な価格で入手可能とのこと。修理に挑戦した。 裏蓋を外すと、ボタン電池ホルダーがある。一般的な腕時計と大差ない。二次電池に貼付のシールには、「指定電池に交換後、指定箇所をショートしてリセットせよ」との旨の説明書きがある。 二次電池(Panasonic CTL1616)は、Amazon.comで入手(約1400円)した。このような保守部品は、日本国内では一般に流通していないので、本当にありがたい限りだ。 新品と交換し、先の説明書きに従ってリセットを行い、裏蓋を閉じる。丸一日、直射日航の下で充電させると、無事に復活。多機能を面白がって、息子が使っている。 しかし、この二次電池の寿命も、4年後の2017年であることに代わりはない。 --- 分解清掃修理した や や を出品中 --- ★京とんびの『もったいない』オークション★ ♪ あの頃の懐かしい や や を もう一度 てみませんか 音楽と一緒に 懐かしい思い出が甦ります ♪ ☆ラジカセとミニコンポ修理のご相談は、ここをクリック!☆
2013年06月04日
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今回の修理は、「東芝 AW-702HVP 全自動洗濯機(2002年製)」 だ。我家で現役活躍中の洗濯機。発売当時、汚れや洗剤で弱まった水に除菌パワーをつけた除菌活性水で、すすぎながら衣類も槽も除菌するがうたい文句の一台。 [東芝 AW-702HVP 全自動洗濯機]■主な故障と原因電源が入ら無いことがある → スイッチ接点の劣化 ■修理 操作盤のみの取り外しができる。ポイントは写真(下)の隠しねじだ。マイナスドライバーなどで隙間をこじると小パネルが外れ、隠しねじが現れる。このねじを外すと、操作盤全体を右に5mmほどスライドさせ、上へ持ち上げると外れる。 全ての信号線コネクタを外すと操作盤を本体から切り離せる。 電源ボタンは、オムロン社製のマイクロスイッチだった。 分解すると、案の定接点が激しく劣化している。これが接触不良して電源が入らなかったりする原因だ。 スイッチ類は、同じものが入手できれば交換した方が良いが、古くなると大概入手できない。よって、マイクロスイッチ自体を分解し、劣化した両接点を紙やすり等で研磨する。 組み直して復旧を確認し、修理完了。
2012年12月18日
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吊り棚を設置した。 今回は、造作も簡単で、在庫端材を使用することもあり、設計図面は作成せず、全て現場合わせとした。 以前製作した作業机の天板に使った床材とトタン葺庇修繕時の下地木材の余りを活用した。吊り紐と金具は近場で購入。 物を置くとこのような感じだ。 紐をねじる事で長さの微調整が可能だ。 イメージ通りの仕上がりとなった。
2012年12月08日
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唐草と防水膜の設置が完了したので、一文字葺の本体部を設置した。軒先から設置する。本体は右山(右はぜ)なので、軒の左から右に葺いていく。 本体の固定は、「吊子(つりこ)」と呼ばれる折り返しのある短冊状の金具を介して行う。本体自体に穴を開ない工夫のようだ。吊子の固定には、ステンレス製のスクリュー釘を使用した。 本体は、 各本体の「はぜ」同士をかぎ手のように引っ掛けて設置していく。配置は列ごとに2分の1幅ずらした千鳥配置とした。この配置も、浸入した雨水を速やかに下流側の本体上面に排水するための工夫だ。 軒からはみ出た本体は切断し、下面に既設の唐草を巻くように折り曲げて端部の固定を行う。この時、水平方向のはぜは、折り曲げ部分に含まれないよう切り取る。 軒と壁面の接合部は、旧トタン板を残し、これを上から覆うように新しい鋼板を設置した。残した旧トタン板部は、モルタル壁面の裏側まで続いており、雨水の浸入から壁面本体を護っている。このため、この旧トタン部を交換するためには、モルタル壁面を部分破壊しする作業を伴う。幸いこの旧トタン部に錆等の問題はなかったため、大事を避けた次第だ。 この部分は吊子で固定できないため、軒側と壁面側に対して直接釘を打って固定した。最後にかみ合わせた「はぜ」部分を潰さない(カシメない)程度に一様に叩き慣らす。 以上で完成。鋼板部材の現場合わせに時間が掛かったものの、その設置自体は短時間の作業だった。 軒の下側から見た様子。周囲(軒先とけらば)は、本体を折り曲げて唐草に引っ掛けてあるだけだ。この部分もカシメてしまうと排水性が損なわれる。顕著な毛細管現象が発生しない程度の折り曲げに留意した。 今回のDIY、特にガルバリウム鋼板の加工作業は、私が行ったDIYの中で最も大変な作業となった。良い経験になったが、次は既製品を使いたいところだ。(おわり)
2012年10月14日
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加工したガルバリウム鋼板。まずは「唐草」を設置した。唐草は、養生テープで仮留めし、ステンレススクリュー釘で固定。軒先から設置するのは、雨水の流れを考慮するためだ。 「けらば」 にも唐草を設置し、雨水の浸入に対抗する。 続いて防水膜を設置。 アスファルトルーフィングの少量入手が困難だったため、代替品として入手性の良い「塩ビ製の床シート」 を選択した。 防水膜は、切り残した既設のアスファルトルーフィングの下に潜り込むように設置した。軒先とけらば部分は、縁より2cm程短めに切断することで、そこからの毛細管現象による雨水浸入に備えた。
2012年10月09日
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原板をカットしてもらい納品してもらったガルバリウム鋼板。設計に従い、事前加工した。 カットされた鋼板の幅は、原板幅の半分(約46cm)。最も無駄が少ない。 使う道具は、木槌(写真はゴムハンマー)と拍子木、しっかりとした木製土台。厚手の作業手袋も怪我防止に必須だ。 強力クランプで鋼板を土台にはさみ、罫書き線に沿って木槌で叩いて少しずつ曲げていく。 はぜ(折り返し部分)を潰さないよう、3mm厚のペット樹脂版をはさんで仕上げる。 必要に応じて、金バサミで切断する。 こつを掴むまで何度か失敗し、ようやく出来上がった「唐草」。 こいつの曲げ加工には、木槌と同じくらい腕力を使った。 唐草の必要数20個を加工するのに2日かかった。 一文字葺の本体(50枚)加工にも、2日を要した。 最後は、各鋼板部品を保持するための「吊子」100個を加工。 いや、大変だった。肉体的に疲れた。お陰で筋力アップした。 予算に余裕があるなら、既製品(「はやぶき」や「真生一文字」)が断然に良かった。今回の鋼板代金は8000円。既製品はその3倍以上の費用になるため、仕方ないと言ったところか。
2012年10月05日
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設計に従い、下地木材の設置を実施した。 まずは、腐ってボロボロだった軒先の桧材を交換。取り付けは、コースレッドで設置。木目がきれいだ。 次に構造用合板(特類)を構造用ねじ(FDコンパネビス)で設置。 余談だが、この修繕を実施するにあたり、足場用にアルミ脚立(210cm高さ)2台と電動丸のこ1台を購入した。 腐って切り取った箇所にも合板を設置する。 現物の寸法が微妙に狂っているので、プレカットした木材を現場合わせするのに時間を取られた。また、210cmの脚立に立っての高所作業も安全に気を使うし、上り下りに予想外に体力と時間が食われた。
2012年09月28日
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庇(軒)改修の設計業と並行し、使用する材料の調査・選定を行った。■下地木材◎構造材 全て桧(檜、ヒノキ)が使用されていた。使用箇所の環境を考えると、やはり同じ桧を選定。 地元の材木店でカットとかんな仕上げを含めて納品してもらった。 ◎屋根下地材 合板が使用されていた。種類や性能は不詳。 合板は、安価で強度が均一、寸法安定性に優れる一方、水を吸うと接着材が分解し、各層がバラバラになる欠点を持つ。 桧の無垢板材の使用を考えたが、価格が合わずに断念。次善の策として、常時湿潤状態での接着性がある構造用合板(特類)を選定した。 ◎固定金物 鉄釘が使用されていた。改修する部分の釘は、錆びてぼろぼろだった。今回は、防食性の高い構造用ねじ(FDコンパネビスなど)を使用した。 ■屋根材◎防水膜 トタン屋根と下地木材の間に設置し、主に防水性を確保するための材料だ。 これには、アスファルトルーフィングが使われていた。定番材料らしい。安価なため、同じものを選定使用と考えた。 しかし、調べてみると「切り売り」がなく、1巻42m(5千円~1万円)を購入しなければならない。だが、今回必要な量は、僅か4m。販売店に切り売りを頼んでみたが、できないとの返事。 考えた末、代替品として入手性も良い「塩ビ製の床シート」 を選択した。 耐水性は完璧。耐酸性、耐アルカリ性、難燃性に優れる。紫外線に劣化しやすいが、設置場所は直射日光が当たらないので、問題ない。ただし、価格は高い。 近所のホームセンターで切り売りしてもらった。 ◎鋼板 亜鉛めっきカラー鋼板(カラートタン板)が使用されていた。異なる屋根材や銅など他の金属も検討したが、結局は現在主流のガルバリウムめっき鋼板を選択した。 鋼板は、宅配便サイズ1小口に収まるようにパーツ設計し、ネットショップでカットを含めて切り売りしてもらった。 上の写真は、2畳ほどの面積を葺く鋼板の束なのだが、約20kgもある。やっぱり鉄は重い。 ◎固定金物 ステンレス釘が使用されていた。こちらの釘には、ほとんど錆びは発生していなかった。よって、保持力の高いステンレススクリュー釘を選定した。
2012年09月22日
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庇(軒)の解体作業と並行し、不具合の再発防止の改修設計案を検討した。 ○被害の原因原因1・・・「毛細管現象」による雨水の浸入(特に軒先トタン板のかしめ接合部)原因2・・・「よどみ板の構造的欠陥」(本来、軒先部でトタン板端部を固定するのが主な役割だが、浸入した雨水の排水阻害と軒先木材の乾燥阻害している)原因3・・・軒先やケラバで雨水を効果的に排水する水切り材「唐草」の設置がない(多量の雨水が、軒先トタン板のかしめ接合部を通過。結果、毛細管現象で内部に浸水する機会が増加した○原因1の対策・・・トタンのはぜを潰さないように注意して施工する トタン板のかしめ接合部から雨水が浸入した真の原因は、「かしめ過ぎ」による毛細管現象だった。接合部の折り返し(はぜ)を木槌などで叩いて潰してしまったようだ。叩いて潰しさえしなければ、問題視するほどの毛細管現象は発生しないだろうし、浸入した雨水も外部に排水され易くなると考えられる。○原因2の対策・・・よどみ板(トタン製)は使用しない よどみ板の長所は、軒先部のトタン板を固定するために設置する。雨水の流れるトタン板表面に直接釘で穴を開けずに固定し、軒先を包むように設置するため意匠性に優れることだ。 一方短所は、一旦雨水が軒先トタン板とよどみ板の内側に侵入してしまうと、雨水が溜まり易く、かつ乾燥し難いことだ。特に両者の接合部のはぜをかしめ過ぎて潰してあったため、この短所が助長されたと考えられる(ブリキバケツの如し)。 よって、よどみ板は用いず、代わって同じ役割をする「捨板(すていた)」で軒先トタン板を固定することにした。捨板は軒先を包まずに軒先トタン板を固定できる。○原因3の対策・・・ 水切り材「唐草」の新規設置 軒先部は下地木材に合わせて直角に折ったただけの水切り仕様であったた。このため、軒先の接合部分から雨水の浸入を十分抑制することができなかった。 よって、今回は水切り材としてトタン製の「唐草」を新たに設置することにした。 以上を改善ポイントとし、今回も作図ソフト「もでりん」を使って設計を行った。
2012年09月19日
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トタン板が錆びて穴が開き、下地木材の腐った庇(軒)を解体した。トタン葺に限らず、屋根を葺く場合は、軒先から棟へと材を設置していくため、その途中にある一部分を交換修理するのは、少々強引に行わねばならない。 このトタン葺は、一文字葺と言う葺き方のようで、瓦のように幾つものトタンパーツを重ね合わせる方式だ。一つのパーツは、吊子(つりこ)と言われるトタン片を介して下地木材に固定されおり、パーツ自体には一本の釘も打たれていない。 また、トタン板同士は、ハゼと呼ばれる折り返し継ぎ手で相互に引っ掛けてある。このため、 一度相手方方向に押し込むようにし、互いのハゼを外してから出ないと外れない。 軒先から解いたトタンと下地の間にバールを差し込み、吊子に打たれた釘を抜いていくことで横一列分のトタン板を外すことができる。 釘はステンレス製で錆びはほとんどない。 黒いシートはアスファルトルーフィングと呼ばれる屋根防水膜で、トタン板などの屋根材とペアで屋根を雨水から護る仕組みになっている。これも軒先部は要交換である。 外したトタン板は、軒先を中心に外周部が錆びていた。 腐った合板を「電気丸ノコ(チップソー付) リョービ MW-46」を使って途中から切断した。 任意の切り込み深さで木材を切断するには、電動丸のこが適しているが、反面、事故の危険性も高いため、注意深く利用したい。 交換すべき下地木材を採寸し、ここまでの作業とした。(つづく)
2012年09月14日
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先日の点検でトタン板が錆びて穴が開いていた庇(軒)。気を取り直して被害の程度を点検することにした。 軒裏のトタン板は、もっと酷い錆び状態。塗膜が錆びきったトタン板を保持しているという末期状態。錆びたトタン板がぼろぼろと崩れ落ちた。 下地木材が見えたが、それも腐っている。この軒先の木材は水分を含んでいるようだ。目視できる軒受け木材(上写真右部)にも水が染みたと思われる跡が確認できる。 さて、被害は相当に深刻だ。 これ以上の確認は、トタン板を剥がさなければできない。トタン板を葺いた経験も知識もない。私のDIYの範疇で解体・復旧できるかをインターネットで入念に調査した。 結果は「Go」だ。DIYで復旧する覚悟を決め、解体を進める。ただし、トタン板再施工の難易度(技術、工具費用)はかなり高い。 金属板葺きの端部は、1cmほど折り返してかしめてあるので、これをドライバーとペンチで地道に解除した。 案の定、トタン裏の軒先部分は、表に達する錆が発生している。 因みにこのようにめくってしまったトタン板は、錆びの発生如何に寄らず、折り目やしわ、傷が付いてしまい再利用は困難だ。 防水幕のアスファルトルーフィングも、錆びたトタン板に貼り付いてこの有様。軒板の合板は接着が解除され、写真のように剥がれている。しかも腐っている。 1枚目の写真で下側から確認した軒先木材は、ご覧のように完全に腐食してしまっていた。シロアリが巣食わなかったのが、せめてもの救いか。 さて、被害の程度は確認できたので、次の作業の段取りに繋げる。■トタン葺庇の被害状況と原因○被害の状況「トタン板部」・・・軒先部(約20cm)に集中して錆が発生し、塗膜を内部から半球ドーム所に押し上げていた。特に木下地側と接する裏面は錆びの発生が顕著で、折り曲げでは多数箇所で鉄部崩壊。「木下地部」・・・軒先木材に著しい腐食が発生し、木材としての性能は完全に失われている。軒板の合板も軒先部(約20cm)に集中して接着剤が分解しており、腐食が認められる。特に北側端部で腐食が顕著。ケラバの軒受け木材の一部にも腐食が認められた。○被害発生の推測メカニズム トタン板の折り返し接合部(特に軒先部)から、雨水が毛細管現象により内部に浸水浸入した雨水は軒先に集まるが、軒先を包むように軒先裏側に設置されたトタン製よどみ板が速やかな排水を阻害軒先木材が排水されない雨水を吸収し。結果、軒先木材の腐食が進行し、水を吸い易いスポンジ様に変質並行してトタン板に内側面から錆が発生施工から20年余りの年月で上記が繰り返され、現在の被害状況に至った推測○被害の原因原因1・・・「毛細管現象」による雨水の浸入(特に軒先トタン板のかしめ接合部)原因2・・・「よどみ板の構造的欠陥」(本来、軒先部でトタン板端部を固定するのが主な役割だが、浸入した雨水の排水阻害と軒先木材の乾燥阻害している)原因3・・・軒先やケラバで雨水を効果的に排水する水きり材「唐草」の設置がない(多量の雨水が、軒先トタン板のかしめ接合部を通過。結果、毛細管現象で内部に浸水する機会が増加した■今後の進め方○復旧でなく、改修が必要 旧来の設計仕様のまま復旧すると、同様の不具合が発生すると考えられる。 よって、再発を防止するためには、上記原因を排除した新たな設計仕様に改め、施工し直す必要がある。
2012年09月09日
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前回に続き、最も広い庇のトタン葺のペンキを塗り替えようと、まずは掃除をした。 するとトタンの塗装がブツブツと膨れていた。 もしやと思いブツブツをガリガリと削り落とすと、あぁ、トタンが裏側から錆びて穴が開いていた。 庇の先の部分は、所々写真のような状態。ペンキ塗り替えどころではない。トタンはどこまで錆びているのか、木下地は腐ってないのか。 少なくとも、一部トタン板の葺き替えは、必要が確定してしまった。 この日は落胆が大きく、アルミテープで応急処置し、作業を終えた。
2012年09月07日
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竣工してから約22年間、一度も塗り替えてないトタン葺庇のペンキを塗り替えた。 分かってはいたものの、ペンキは既に劣化しきっており、粉状になっていた。幸い、錆びた箇所はなく、旧塗料を拭き取るだけでけれん作業は完了。 今回も家庭用塗料「アサヒペン スーパーコート 水性」 を使った。DIYで扱う上では申し分ない。我家での実績では、3~5年は塗膜として十分機能している。優秀な成績だ。この期間内に塗料の重ね塗りをすれば、最も大変な錆び落し作業を省き、水洗いと塗装だけで済む。 直線・平面飲みの塗装なので、養生作業(ペンキが付いては困る箇所をテープなどで覆う作業)は省略した(多少はみ出るが、まぁ許容範囲か)。 ペンキを塗るのは、あっという間の短時間作業。今回は、今回も2度塗りで仕上げた。 気になっていた小屋根のトタン雨仕舞いも塗り替えた。 延べと総面積は畳2畳ほど。けれん作業に1.5日、塗装作業に0.5日の工数となった。
2012年08月30日
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樋詰まったゴミを取り除いていたところ、偶然にも棟瓦端部のしっくいが剥がれていることを発見。 通常は鬼瓦が位置しているのだが、周辺から見えない(=施主が確認できない)ここを含む2箇所を、しっくいで雨仕舞いしたようだ。鬼瓦代4万円×2個をケチったようだ。設計図書と異なる仕様ならば、「詐欺」だぞ! 仕方ないので補修する。ホームセンターで「屋根瓦しっくい 黒 2kg(648円)」を購入。安全帯を装備し、いざ大屋根へ。 しっくいを使用するのは初めての経験。ボソッとした粘土のような感じで、コテで塗るのはかなり難しい。手指も併用して仕上げる。 後日仕上がりを確認。しっかりと硬化していた。 もう一箇所も点検したいのだが、転落防止の親綱を設置できないために断念。目視確認する限り問題はないように見えるので、良しとした。
2012年08月01日
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3年ほど前にペンキを塗り替えたトタン屋根。時間経過とともに汚れてきたので、初の保守清掃を実施。 落ち葉や糸屑を掃き取り、水洗いして粉塵を除去。塗装の経年劣化はあるものの、トタンの錆やペンキのはげはなし。あと2、3年は持ちそうだ。 因みに保守(英語では"Maintenance"が近い)とは「正常な状態を維持すること」 で、機械に限らず、住宅にもあてはまる。それが有する機能を継続して享受するためには、とても重要な作業だ。しかし、買ったが最後、つい疎かにしがちで、壊れてから右往左往してしまう(虫歯に似ている)。 住まいも適時点検をし、適切な保守を実施することで、長持ちする。できれば、住宅購入時に保守計画を提示してくれるような、そんな販売者から購入したいところだ。
2012年07月21日
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車庫の屋根にも遮熱シートを設置した。手前がアルミプチ、奥は押入れ用アルミシートだ。[遮熱シート(川上産業 アルミプチ)を設置した車庫の屋根] 効果はてき面だ。明らかに日射による熱線が遮られる。 見た目が悪いのは、目をつむる。 シートに穴を開けて紐を通し、屋根に結び付けただけなので、設置も撤去も容易だ。
2012年07月18日
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先日、屋根裏に設置した遮熱シートの途中経過報告。[遮熱シート(川上産業 アルミプチ)設置後の屋根裏]■途中経過報告 <施工前>日中の外気温が30度になると、屋根裏は40度を越えていた<施工後>日中の外気温が30度を超えたが、屋根裏は36度だった 体感的にも屋根裏の気温が下がったのが分かる。特に顔に感じる輻射熱は、明らかに減少したと。2階の各部屋も明らかに涼しい(無人・人工熱源なしで室温24-26度)。 この調子だと、この夏はエアコンなしで乗り切れる可能性が大だ!車庫の屋根にも設置を検討しよう。
2012年07月02日
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一昨年の断熱材追加に続き、今年は「遮熱シート」を屋根裏に新規設置した。遮熱シートには、入手性が良く価格も手頃な「川上産業 アルミプチ」を選択。[川上産業 アルミプチ] 太陽光で蓄熱した屋根瓦から室内方向への輻射熱をアルミプチで反射させ、天井裏および2階の室温上昇を抑制することが目的だ。[遮熱シート設置前の屋根裏] 5月下旬とは言え天気が良い日中には、天井裏は35度前後にもなる。更に屋根から輻射熱を明らかに感じる。 [遮熱シート設置後の屋根裏] アルミプチを設置するや否や、顔に感じる輻射熱が明らかに減った! [南西側の側壁にも遮熱シートを設置] アルミプチがどのくらい効果を発揮するかのか、少し楽しみだ。今年の夏をエアコンなしで乗り切れとありがたいのだが。
2012年06月05日
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今回の修理は、「ジャノメ コンピュータミシン メモリア5002(1980年発売)」だ。妻が嫁入り道具で持参したミシンだが、買ってもらったのは中学生の時と言うビンテージなミシンだ。 [ジャノメ コンピュータミシン メモリア5002(1980年発売)] 30年以上も昔のミシンだが、現在も子供の雑巾縫いや内職にと活躍している現役マシンだ。当時としては画期的なコンピュータ(マイコン)搭載ミシンで、ほとんどの設定を自動で行ってくれる最先端の高級家庭用ミシンだったようだ。 価格も188,000円とかなり高価だった。 ■主な故障と原因故障なし。多量の埃蓄積 → 分解清掃 ■修理作業 現状、故障箇所はないが、目視で内部に蓄積している埃が多いこと、30年以上経過していることを理由に分解清掃した。ミシンの分解は始めての経験だ。 外装の分解自体は至って簡単な作業。コンピュータミシン宜しく、ビンテージなマイコン&ICが現れる。もはや入手は不可能なものだ。 多量の埃も塊となって可動部の隙間に溜まっている。特にボビンケース周りには、大量にある。 写真には写っていないが、駆動はタイミングベルトとプーリーだった。ベルトにも劣化はほとんどない。 針の上下などは、フォトセンサを使用して検出していた。電気的調整用の半固定抵抗がある。現状は特に調整の必要はなし。 内部全体の埃を除去し、注油して完了。 ねじを締め付けて可動部を固定するとき、回転軸に重さがかかっていると、機械的摩擦が大きくなってしまい、ミシンの動作音が大きくなった。再度注意を払いねじを締め付け、メンテナンスを完了した。 機械類には、定期的メンテナンスは必須だが、より細部のメカはちょっと手が出せなさそうだ。やはりメカが緻密・複雑にできている。 調べると、30年以上も昔のミシンだが、オーバーホール済みの同型機は、現在でも2万円前後で中古販売されている。機械とはこうありたいものだ。
2012年03月24日
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3年前の息子の誕生日に贈った腕時計が動かなくなった。どうやら電池がなくなったようだ。電池の寿命である3年間を動き続けてくれた。 安価な腕時計なので、 マイナスドライバーで裏蓋をこじると簡単に開けることができる。 電池は「酸化銀電池:SR626SW」というボタン型電池だ。近所の電気店で息子が買ってきた。 「またガンバて3年間、元気に時を刻んでくれよ」と思いながら裏蓋を閉めて作業完了。
2012年03月16日
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地震の時、クローゼットの中身が飛び出さないよう、開き戸をゴムバンドで止めている。扉の開閉には人手間かかるが、慣れれば苦にはならない。 さて、この天然ゴム製のバンドが劣化してきので、交換することにした。交換に使用したのは、「バンコード」。音響機器の修理に使用しているウレタン製ゴムコードだ。 任意の長さで切断し、熱融着して使用できる。 天然ゴムよりも強度があり、劣化し難い。細くなったので、目立たず、使い勝手も良くなった。
2012年02月13日
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今回の修理は、「Panasonic DMR-EH60 DVDレコーダー(2005年製)」だ。アナログTVチューナーしか搭載していないため、デジタルTVを録画することはできない。 我が家では、DVD-RAMを公式記録メディアとしているため、取りためた息子のビデオや写真を再生するための予備プレーヤーとして入手した。 また、ラジオチューナーと組み合わせ、長時間ラジオ予約録音機としての活用も行うことにしている。 DVD-RAMを選択しているのは、CD-RやDVD-Rは安価だが、その物理特性上、記録層の劣化が早く、長期保存には不向きだからだ。紫外線や温度変化による記録層劣化は、予想以上に進行する。■主な故障と原因特になし → 電源用コンデンサの劣化■修理作業 使用上の不具合は特にできなかったので、主なメンテナンスは清掃となる。が、分解してみると、電源用のコンデサがペアで劣化(膨張)していた。赤マジックで印の付いている物がそれだ。 コンデンサの容量を測定すると、規定より40%ほど低下していた。 同規格のコンデンサが手元になかっため、オーバースペックのコンデンサを装着し、修復した。 因みに、 CD/DVD光ピックアップの型番は、「RAF3201A」であった。Panasonicは型番を明記しないことが多いので、これは助かる。 かなり綿埃があったため、完全オーバーホールして除去した。 無事に動作することを確認。HDDも快調だ。 取り急ぎ東京JAZZ2011をMDにダビングし、BGMとして楽しんでいる。
2012年01月04日
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久しぶりのDIY。スピーカーを壁掛けにした。 壁に掛けたのは、Victorのミニコンポ「MX-S7WMD(1999年製)」のセットスピーカー(SP-MXS7WMD)で、3ウェイで再生周波数域が40~20Hkzとなかなか良いスペック。 ただ、センタードームに修理しきれない凹みがあり、オークションには出品するには憚られる状態。しかし、音はちゃんと出るので、捨てるには大変惜しい。壁掛けか、天吊りにして作業部屋のBGM用のスピーカーとして使用しようと考えていた。 適当な金具を探していたところ、液晶ディスプレイ用のモニターアーム「サンワサプライ モニタアーム CR-LA303」が安価に入手できたので、スピーカー用に流用(自己責任で)してみた。 上記スピーカーは約3kg。モニターアームの耐荷重は12kg以下なので、十分だ。 内容物には、水準器まで含まれており、申し分ない。アーム金具も、しっかり丁寧に作られた印象を受ける。 スピーカーの裏板より、壁面の方が強度が弱いため、壁面用の金具をスピーカーに、スピーカー(モニター)側の金具(ねじ穴が多い)を壁面に取り付け、荷重分散に配慮した(ねじは手持ち品を使用)。 スピーカーコードは予め設置してあったため、作業は30分ほどで完了。 スピーカーの角度が上下左右に90度の範囲で自在に調整できるため、音場設定も簡単にできた。 なかなか良い状態で設置ができたと自画自賛。
2011年12月16日
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今回の修理は、「brother MFC-410CN カラーインクジェット複合機」だ。ブラザーの製品は、キャノンやエプソンほど支持されていないが、実はなかなかの実力派。2005年に購入し、自宅で使用していたが、現在に至るまで故障知らずだ。ジャムることも少なかった。 が、ここに来て「インク漏れ」が発生。使用頻度は、一週間に1~2回、A4紙で3~4枚プリントアウトする程度だが、まったく使用できなくなると困る。 既に本機種は、「補修用性能部品の保有期間を過ぎており修理をお受けできません。」ということなので、躊躇なく自己修理に挑んだ。 ■主な故障状況と原因背面右からのインク漏れ → 廃棄インクのオーバーフロー赤色の発色が悪い → 廃棄インクのオーバーフロー■修理作業1.物理的修理 修理作業に先立ち、インターネットを入念に検索。「廃棄インクオーバーフロー」が原因と推測し、作業開始。 ねじ4本を外すだけで上部カバーまで分解。上部カバーにインクカートリッジがぶら下がる。 廃インクカートリッジを発見。背面に位置しており、インクがあふれ漏れ出していることを確認した。 廃インクカートリッジを取り外すには、繋がっている2本のシリコン樹脂製チューブを取り外す必要がある。引っ張るだけで感嘆に抜くことができた。 ご覧のように、傾けると廃インクが滴り落ちる状態。 本来は新品カートリッジと交換するのだろうが、メーカーからの入手は困難なため、吸収パッドを交換することにする。 新たに補充する吸収パッドの代替品に選んだのは、台所用品の雄「リードキッチンペーパー」だ。写真のようにペーパーを折りたたんで詰め、可能な限り状態を復旧した。 復旧した廃インクカートリッジの取り付け前に、廃インクで汚れた箇所を拭いていると... なんと、他に3箇所、廃インク吸収材が設置されていた! これは事前のインターネット調査では、見当たらなかった事態。 思案した結果、吸収材に若干の吸収の余力があると判断し、交換を先送りすることにした。 ただし、印字ヘッドからの廃インクを吸収する小さなスポンジ部(約1×3cm)だけは、交換することにした。台所からスポンジの在庫を1個頂戴したことは内緒である。 逆の手順で組み戻し、ここまでで物理的修理は完了。 2.論理的修理 事前調査では、複合機をメンテナンスモードにし、廃インクカートリッジ満杯の履歴を消去してやる必要があるということだったが、結果的には何もせずに使用できる状態に復旧していた。 もしかすると、昨年に複合機のファームウェアを最新版に更新したため、この時に履歴も更新(消去)されたのかもしれない。 因みに最新版ファームウェアでは、メンテナンスモードの呼び出し方が事前調査で確認した参考情報とは異なり、履歴を消去する手順が自力では分からなかった。 ただし、メンテナンスモード ユーザーアクセスメンテナンスモード(アクセスメニューに制限あり。方向キーでメニュー選択可能)への入り方のみ判明したため、参考に記載しておく。「機能→モノクロスタート→機能→モノクロスタート」でメンテナンスメニューが表示された。 因みに私は、「91:PARAMETER INIT」を発見したので、実行をした。 当然、全ての設定値が初期化された。当然、複合機内のネットワークのプリンタ名も改名されたため、家中のパソコンのネットワークプリンタ/スキャナの設定をやり直す羽目になったので、ご注意を。 結局、一日仕事になってしまった。 追記(2013/10/12) 本日、「クリーニングできません」が表示された。分解して確認したが、廃インク吸収カートリッジは一度交換(上記)したので、満杯にはなっていなかった。どうやら、上記の 「91:PARAMETER INIT」では、インク廃棄のカウンターがゼロにリセットされていなかったようだ。 改めて根気良くインターネットを探すと、ハンガリー語のサイト(http://elektrotanya.com/)で、英語版のサービスマニュアルが見つかった(感謝)。これに従い作業を行ったのが、下記の手順だ。■パージカウンタ(インク廃棄カウンター)をゼロにリセットする手順(自己責任で実施のこと)(共通:MFC-620,MFC-420,MFC-410,MFC-210) 廃インク吸収BOXを交換した場合に実施する。 電源をオンにするキーボタン[機能][モノクロスタート][上矢印]を4回の順に押下し、メンテナンスモードに入る(表示部に「MAINTENANCE」の表示) テンキーから[8][0]と押下し、ファンクションコード80番を指定表示部に「PURGE:*****(*印はカウンターの数字)」が表示されるまで、[モノクロスタート]キーを(26回くらい)押下([上矢印][下矢印]キーでも代用可能)テンキーから[2][7][8][3]と押下し、パージカウンタをゼロにリセット(表示部に「PURGE:00000」の表示)[停止/終了]キーを押下し、メンテナンスモードの初期画面(表示部に「MAINTENANCE」の表示)に戻るテンキーから[9][9]と押下し、メンテナンスモードから離脱完了(電源をオフにしても良し) 以上
2011年08月23日
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京都市でも、連日摂氏30度を越える日が続いている。我が家では、2階南西角の洋室の暑さ(寒さ)対策が、ここ数年の課題の一つとなっている。 これまで、屋根裏に断熱材を追加したりといくつかの対策を打ってきたが、窓からの日射対策は、「すだれ(簾)」のみに頼ってきた。窓からの熱の出入り(放射、伝導)は、全体の60%ほどになるそうだ。 そこで今回、窓に設置したのは「アルミ蒸着シート」だ。 アルミ蒸着と書くと大げさに聞こえるが、何のことは無い食器棚に敷く厚さ2mm程度のシートだ。ホームセンターなどで容易に入手できる。 どの程度熱線(赤外線) を反射(遮熱)できるかはやってみないと分からないが、昨今同様のサンシェードやカーテンが発売されてるため、試してみることにした。 結論から言うと、遮熱効果は「大きい!」だ。熱伝導による室内への熱侵入(アルミサッシは室内側も暑い)には無力だが、太陽光の日射はほとんどが反射される。 簾を使用した場合と比較しても、圧倒的に室温の上昇が抑制されているのが実感できる。設置した洋室は、例年他の部屋より2~3度室温が高いのだが、設置後は同じか1度高い程度だ。 ただし、効果の大きさと同じくらい短所もある。室内が暗くなる(厚手のカーテンを引いたのと同じくらい暗い)屋外から窓を見ると、銀色の窓がギラギラと下品だ(写真上右) 今年は、「アルミ蒸着シート+すだれ」で凌いでみようと思う。
2011年06月29日
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