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一足お先にご挨拶です。年末年始はイーネオヤ千本ノック修行及び、モチーフ名と妙に細かい産地名調査に出かけます。ただでさえ寒いの苦手なんですが、さらに寒い北の町へ向かいます。と言っても意外と大雪降る所じゃないんだよね。大晦日も元旦も関係なく、私たち(私は傍観するだけ)に千本ノックを打ち続けてくれる先生に感謝。そしてタイトル通りの話が出たので、慌てて練習しました。流行っているとのことで、丁寧なレッスン動画まであるので楽勝です!?(もちろん脳内イメトレだけで身体は全くついていかないけど・・・)今回、パソコン持って飛行機に乗るのはもう面倒なので、持っていきません。(バスの中とかに置き忘れるかもしれないし・・・トカットでやったし)その代わりクリスマスプレゼントにもらった新旧Noteシリーズがお供です。(Noteシリーズしか買わせてもらえない。画像はHxxxxの方が素人目にも断然よか)危険地帯(オヤとか刺繍とか関係)での滞在ですので見ないと言っても絶対見てしまいます。面白いもの見つけたら初売り代わりにFacebookのページにでも載せておきますので気になったら連絡ください。(あともし北の酒場通りで買って来て欲しいものがあったらご遠慮なく~)Facebookのページは以下の通りです。「トルコキリムとイーネオヤの店 ミフリ&アクチェ」2018年最後のブログです。今年もいろいろとみなさまに助けていただきながらなんとか乗り越えてこれました。ありがたいことです。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。年金退職まで4年5か月とカウントダウンに入りつつ、来年ももう少しだけ頑張ります。みなさま、どうぞよいお年をお迎えください。2019年もよろしくお願いいたします。ミフリ 野中幾美-------------------------------ミフリのショッピングサイトはコチラ↓ミフリ&アクチェにほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村 その他・全般ランキング
December 27, 2018

トルコ・ギョルジュック市主催「第10回パッチワーク大会」について、追記も含めて改めてお知らせしたいと思います。パッチワーク関連以外の方も最後まで読んでくださいねー。★来年2019年8月23日ー25日にトルコのコジャエリ県ギョルジュック市主催で開催される「第10回国際パッチ―ワーク大会」に私、ミフリ社長はトルコの伝統手工芸品のコレクション展示で招待されています。★一緒に外国人ゲストとしてパッチワークや刺繍の布に関連した作品出展、もしくは日本独特の手芸作品などの紹介と出展をしてくれる方(グループ、個人)を募っています。★もちろん出展は無料です。期間中の宿泊(5つ星ホテル)、食事、移動、観光ツアーなどは市が負担してくれます。専用ブースも用意してくれますので販売も可能です。韓国、フランス、キリギスなどのチームが参加予定だそうです。航空券などの交通費は自己負担になりますが、来年のサマーホリデーは大会と合わせてトルコ旅行もしちゃうなんていかがですか?ギョルジュック市はイスタンブールの東、マルマラ海の南沿岸に位置します。★パッチワークとは意外に思われるかもしれませんが、オスマン時代から衣装などに使われ、伝統手芸の一つとして捉えられています。今大会は過去9年間の実績があるイベントです。私的には実はまだ悩み中なのですが、もし一緒に参加してくださる方がいましたら招待をお請けしようと思っています。以下、追記です。★パッチワーク以外の手芸でも、作品写真で軽く審査させていただくことになるそうですが出展可能だそうです。例えばイーネオヤ、タティング、各種レース、各種刺繍、染め、織り、編み物、フェルト、ビーズアートなどなど。(会期は真夏です)★グループ展、個展をするイメージで、お友達と、または個人でワンコーナーを埋められるぐらいの作品点数があるといいかなあ・・・。★日本チームの専用ブースもありますので作品、キットなど紹介、販売、デモンストレーションなども可能です。(販売ブースの様子は下の紹介動画などでご覧いただけます)★海外で自分の作品を展示、紹介できる公的な国際文化交流イベントです。海外の作家さん、先生たちと異種手芸交流のチャンス。出展の費用がかからず、しかもゲスト待遇ですので期間中の宿泊、食事、ツアーなどは市が負担してくれます。★私が当日までのお手伝いをしますので、難しい手続きや言葉の壁もなく、気軽に参加できます。自力で行くのが不安・・・という方でも、イスタンブールまでの往復航空券を取れるならそこから先はお手伝い可能です。それもなあ・・・という場合でも相談に乗りますのでどうぞ安心してご参加ください。グループの場合、日本の旅行社、現地手配会社を通して前後を含めたツアーを組んでもらうことも可能です。★作品製作期間、旅行日程確保などのためのお時間を十分取っていただけるように、早め早めに告知しております。★前回のブルサ市主催「国際シルクオヤフェスティバル」同様、私は主催者ではなく金銭的な支援ができる立場ではありませんので、私から個人的に出展を打診したり、お願いすることはないです。あくまでトルコでの公的イベントでの作品出展チャンスの提供であり、参加を希望される方からの自主的な挙手をお待ちしておりま~す!!参考までに今年2018年の第9回大会の様子を紹介した動画をリンクしておきます。興味を持たれた方は私までメールください。→ ★第9回国際ギョルジュックパッチワークフェスティバル韓国チームのレポート1韓国チームのレポート2過去大会の画像倉庫なんか楽しそうですよね~。どうですか? -------------------------------ミフリのショッピングサイトはコチラ↓ミフリ&アクチェにほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村 その他・全般ランキング
December 26, 2018

気が付くと年末年始のイーネオヤ千本ノック修行への出発日が目の前です。ええ、今年の年末年始も家族を残して県外出張のミフリ社長です。家族には年末年始とか誕生日とか夏休みとか、家にいないものだと認識されていますので気にしていませんけど、時々考えます。逆の立場だったらどうだろう・・・。ちょっと寂しい気もするけど、愛する人がしたいことして幸せでいてくれるなら、いいかな。(都合いい話・・・)気持ちだけいろいろ忙しいのですが、せめて年末年始っぽいことだけでもしてみよう・・・って、あんまり柄じゃないのですけど、【福袋】と称してシルク糸のお試しセットを作ってみました。期間限定(〜12月末日)撚り済みオヤ用シルク糸福袋 各色7m(×6本)お任せ10色経費の都合上、卸しとか一定数量以上のまとめ売りでないと赤字の商品ですので、普段、卸しの分の半端などが出たときぐらいしか小売りで出せませんが、たぶん・・・300色セットは買えないけど、噂に聞いてちょっと試してみたいなあ・・・3月にはオヤフェスJapan2019もあることだし(!?)なんて考えていらっしゃる方がきっといる! と想像して思いっきりました。(※オヤフェスJapan2019はシルク糸作品に限りません。)シルク糸、今のところ円高リラ安の影響で日本円に換算するとお安く出せていますが、トルコリラではじわじわ値上がり中なのと、いつリラが戻るかが予測つきませんので、この値段でいつまでできるかわかりません。それに恒例の元旦付け突然郵便料金が値上がりしました~! も、あり得る話だし。というわけで今月末までの限定です。この機会にぜひお試しください。オットマン刺繍、ウズベキスタンのスザーニ刺繍、タッセル、曼荼羅とか、各種手芸にきっとお役に立つはず。もちろんイーネオヤにもです!!-----------------------------------------------------------------お知らせです。来年2019年8月23日ー25日にトルコのコジャエリ県ギョルジュック市主催で開催される「第10回国際パッチ―ワーク&刺繍大会」に正式招待されトルコの伝統手工芸品のコレクション展示を予定しています。で、一緒に外国人ゲストとしてパッチワークや刺繍など布に関連した作品出展、もしくは日本独特の手芸作品紹介と出展をしてくれる方(グループ、個人)を募っています。もちろん出展は無料です。期間中の宿泊(5つ星ホテル)、食事、移動、観光ツアーなどは市が負担してくれます。専用ブースも用意してくれますので販売も可能です。韓国、フランス、キリギスなどのチームが参加予定だそうです。航空券などの交通費は自己負担になりますが、来年のサマーホリデーは大会と合わせてトルコ旅行もしちゃうなんていかがですか?ギョルジュック市はイスタンブールの東、マルマラ海の南沿岸に位置します。パッチワークとは意外に思われるかもしれませんが、オスマン時代から衣装などに使われ、伝統手芸の一つとして捉えられています。ブルサのオヤフェスは初回でもありこの手のイベントとしてはテキスタイル博物館の初の試みでしたので不慣れなこともあったかと思いますが、パッチワーク&刺繍大会は過去9年間の実績がある大会です。私的には実はまだ悩み中なのですが、もし一緒に参加してくださる方がいましたら招待をお請けしようと思っています。参考までに今年の第9回大会の様子を紹介した動画をリンクしておきます。興味を持たれた方は私までメールください。→ ★第9回国際ギョルジュックパッチワークフェスティバル韓国チームのレポート1韓国チームのレポート2過去大会の画像倉庫-------------------------------ミフリのショッピングサイトはコチラ↓ミフリ&アクチェにほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村 その他・全般ランキング
December 20, 2018

マニサのシェケルオヤ。1960-80年頃に全盛でかぎ針で作られ立体のモチーフ。一部例外もあるけどコットン糸が使われているのも特徴。通常、かぎ針で作った立体のオヤはぬい針のイーネオヤと違ってヘタッ、ってしてしまうから板ゼラチンで固めて形を保たせた。板ゼラチンが手に入らない時は砂糖水で固めったことから、シェケル(砂糖)オヤと呼ばれる。シェケルには「可愛い」とか「愛らしい」の意味もあるから、ぴったりの名称だね。お店の在庫整理をしていたら、コンディションの良いシェケルがオヤがたくさん出てきたのでちょっと載せてみました~。お知らせです。来年2019年8月23日ー25日にトルコのコジャエリ県ギョルジュック市主催で開催される「第10回国際パッチ―ワーク&刺繍大会」に正式招待されトルコの伝統手工芸品のコレクション展示を予定しています。で、一緒に外国人ゲストとしてパッチワークや刺繍など布に関連した作品出展、もしくは日本独特の手芸作品紹介と出展をしてくれる方(グループ、個人)を募っています。もちろん出展は無料です。期間中の宿泊(5つ星ホテル)、食事、移動、観光ツアーなどは市が負担してくれます。専用ブースも用意してくれますので販売も可能です。韓国、フランス、キリギスなどのチームが参加予定だそうです。航空券などの交通費は自己負担になりますが、来年のサマーホリデーは大会と合わせてトルコ旅行もしちゃうなんていかがですか?ギョルジュック市はイスタンブールの東、マルマラ海の南沿岸に位置します。パッチワークとは意外に思われるかもしれませんが、オスマン時代から衣装などに使われ、伝統手芸の一つとして捉えられています。ブルサのオヤフェスは初回でもありこの手のイベントとしてはテキスタイル博物館の初の試みでしたので不慣れなこともあったかと思いますが、パッチワーク&刺繍大会は過去9年間の実績がある大会です。私的には実はまだ悩み中なのですが、もし一緒に参加してくださる方がいましたら招待をお請けしようと思っています。参考までに今年の第9回大会の様子を紹介した動画をリンクしておきます。興味を持たれた方は私までメールください。→ ★第9回国際ギョルジュックパッチワークフェスティバル韓国チームのレポート1韓国チームのレポート2過去大会の画像倉庫-------------------------------ミフリのショッピングサイトはコチラ↓ミフリ&アクチェにほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村 その他・全般ランキング
December 19, 2018

「ミフラップ」より「ミフラーブ」の方が通じるかな?モスク(ジャミィ)の中にあるメッカ(メッケ)のカーバ(キャーべ)神殿の報告を示すキブラ(クブレ)壁のロケット型の先の尖がった窪みを指す。※( )内はトルコ語の音をカタカナ表記したもの。トルコ語では「ミフラップ」と言うので私はそのまま使っていたけど、一般的には使わないようですね。私はトルコに来るまで「ミフラーブ」という言葉も知りませんでした。トルコで「ミフラップ」として覚えたからミフラップなんですけど・・・。どうりで「ミフラップ」で検索すると、私の過去ブログかサイトがゾロゾロと出てくるわけです。過去ブログにもちょこちょこ載せていますが、基本的に絨毯は家での使用以外では自分用に分けないのですけれど、ミフラップのある絨毯はデザインが面白いので集めています。お祈り用に使われる目的のものなので一人で畳んで運べる小ぶりサイズなのも気に入っています。天井からランプが下がったモスクの内部を表したもの。先の尖がったミフラップの中に生命の樹があったり、無地だったり、いろいろありますが、ミフラップモチーフのものではこのタイプもよく見ます。カンディル・ゲジェシという宗教上の特別な日がありますが、カンディルはカンテラのことで、手提げランプを意味しますが、その下に人が集まりホジャ(イスラムのお坊さん?)のお説教を聞いたりしたことからカンテラやランプ自体に宗教的な意味が含まれているのだと思います。こちらは昔の墓石を象ったモチーフ。ロケット型の上に頭のような丸みのあるモチーフがついているものです。モスクに隣接している墓地に行くとこのタイプの墓石を見ることができます。これはメッカ巡礼のカーバ神殿だろうと思います。これは上が二分離されていて左側にカーバ神殿、右側はなんでしょうね。いずれも宗教的な意味を持つモチーフでしょう。ミフラップのある絨毯はお祈り用に使われるものとして作られました。ミフラップの先の方をメッカ方向に向けて敷き、足を下の方、頭がちょうど中央から少し上になるように着けます。そのせいでしょう。古い使用されただろうミフラップの絨毯を見ると、足の置き場と、額が着く辺りの起毛が摩耗によりなくなっていることがあります。ミフラップは方向を示すものであって、それ自体は神格化されたものではないので踏んでもいいわけですね。古くはモスクに寄進され、中にミフラップのある絨毯が敷き詰められていることもありました。ただ生活空間での普段使いの敷きっぱなしの絨毯ではなく、家庭ではお祈りの時のみに使われたのだと想想像します。自分の額を着ける場所ですから多数の人の足で踏まれたところはいくら清潔にしていても限界があります。絨毯の場合は丸めてしまっておきますが、キリムには横に輪っかになった引っ掛ける場所がついていて、お祈りに使ったあとは壁の高い位置にある釘などに掛けておいたのでしょう。-------------------------------ミフリのショッピングサイトはコチラ↓ミフリ&アクチェにほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村 その他・全般ランキング
December 16, 2018

「ドラゴンとフェニックス」と書こうか、はたまた「龍と火の鳥」か。でトルコ語の「エジデルハーとアンカクシュ」にした。なんの話かと言うと、最近、在庫の絨毯の整理をしているのだけれど地元柄「ドシェメアルトゥ」の絨毯がないないと思っていたら大小合わせて20点ほど出てきた。ドシェメアルトゥは私が暮らすアンタルヤの中心地から北に約40kmの高台にある地区で、「舗装路」を意味する地名だけれど、その昔ローマ時代に山間に石で道が造られたことから。その石畳はブルドゥルーウスパルタへと現在もなお「古代の道」として残っています。ブログに時々登場する20年来の友人アイシェの暮らす村もドシェメアルトゥ地区のひとつです。アイシェと一緒にアンタルヤ商工会議所のPR動画でも絨毯を織りました。日本からの糸紡ぎ、草木染め、絨毯織り研修などでも村生活体験と共にお世話になっています。ドシェメアルトゥの絨毯は中央部のデザインにいくつかパターンがあるものの、ボーダーはほぼ同じ、使われているモチーフもほぼ同じ、色遣いもほぼ同じです。色遣いに関しては村で採れる植物に由来するからあり得る話なんだけど、例外のデザインがほとんどないというのが特徴的で面白い。話によるとドシェメアルトゥ絨毯は ハヤットアージュ(生命の樹)があり、エジデルハー(ドラゴン)とアンカクシュ(フェニックス)の闘いが描かれているそうです。中央のデザインが異なるものもあるので全部ではないですが、マダリオン型でないものは該当します。それはいずれも生命や長寿を意味するもので、遊牧民として移動し、最終的にこの地に定住した彼らが旅の途中で取り込んできたものなのでしょう。で、タイトルにエジデルハーとアンカクシュの死闘の物語・・・って書いたにも関わらず、話はその部分じゃなくてボーダーの話なんですが・・・20年前から村に通って一緒に絨毯織ったり、見たりしていますので知っているつもりだったモチーフのひとつが「あれっ? コレなんだったけ?」と思うものがあったので、忘れないうちにココに書いておこうと思います。中央の赤と青のモチーフは「デべ」こと「ラクダ」。形からもわかりやすいですが、これは彼らが遊牧民であったことを主張したもの。5つ菱形っぽい丸が並んだモチーフの間に星型のあるボーダー部分。これはたいていのドシュメアルトゥ絨毯で見られるものですが、全く同じモチーフがベルガマの絨毯にもあります。人によっては「ベシ・タシュ」、つまり5つの石という誰もが知っている石を投げる子供の遊びを意味します。星のモチーフは「ザックム」で「キョウチクトウ」の花だそうです。人によってはベシ・タシュと合わせて「ザックム」と言います。これが思い出せなくて「う~ん」ってなってしまったモチーフですが、触覚のある蝶にも見えるし、地面から出てくる何か・・・だったような気もする。アイシェは何て言ってたかな・・・・。ってもう20年前に聞いてメモしただけのことを思い出そうと頑張りました。「コジャス」のモチーフ。直訳すると巨大な水ですが、水の湧いているところ、泉などのことです。言われると確かにドシュメアルトゥは水を蓄えた西トロス系山脈の山裾にあり、村のあちらこちらから水が湧きだしています。時期にもよりますが水量も半端ではありません。噴き出している水って思うとそれにしか見えなくなるので不思議ですねえ。ということでエジデルハー(ドラゴン)とアンカクシュ(フェニックス)とハヤットアージュ(生命の樹)の話はまた次回~!!ドシェメアルトゥの絨毯を始め、在庫のオールド絨毯を放出中。大きめのウールの手織り絨毯がびっくり価格です。糸紡ぎ、染め、織り、仕上げの過程、それに費やす労力と歳月を知っている立場からすると、いくら日本に比べて物価の安いトルコとは言え、本当に申し訳ない価格ですが、仕舞っておいても仕方がない。興味ある方、使っていただける方にどんどんお譲りしていきたいと思っています。-------------------------------ミフリのショッピングサイトはコチラ↓ミフリ&アクチェにほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村 その他・全般ランキング
December 12, 2018

ブルサのテキスタイル博物館でのイーネオヤコレクション展示が11月末を持って閉幕しました。フェスティバルに参加されたみなさま、尽力された関係者のみなさま、訪問してくださったみなさま、そしてオヤを愛し、作り続ける全ての人たちへ厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。博物館の展示にはフェスティバル以降も多くの訪問者があったようで、オヤフェス専門の記念ノートにもたくさんのコメントが残されていました。週末2日間は撤収作業のために会場を訪れました。初日はトルコのコレクターさんたちの展示を、翌日は私とイブラヒムと日本人作家さんたちの作品をそれぞれお片付けしに行きました。展示にはあれだけ時間をかけたのに、撤収となるとあっけないものですね。撤収しながらガラスケースを外した状態でじっくり写真を撮らせてもらったり、展示しなかった分のオヤを見せてもらったりしながら、最後は半分片づけ終わった割礼式のベットで(別の角度から見たらかなりお行儀の悪い姿で)記念撮影しました。博物館スタッフとの打ち上げランチでは、オヤにまつわる面白い話をいくつか聞きましたが、コレクターさんや先生たちは学術的な面からのアプローチを考えているようです。もちろんそれはトルコでイーネオヤの地位を上げていくためには必要不可欠なことです。その一方で私がはトルコのイーネオヤを作る女性たちにもっと見てもらうべきだとも思います。昔の技術、素材、それによる繊細さ、モチーフ、そしてこれらが自分たちの先輩である一般の女性たちの手によって作られたこと、これらを作ることが可能だということ。今回、展示されたようなイーネオヤは普通には目にすることのないものばかりです。見る機会がなければ基準が身近なものだけになってしまうのは仕方がありません。だからこそ少なくともイーネオヤをウリにしている市町村はバスを出しても女性たちを展示会に連れてきて欲しかったですし、イーネオヤを自分たちの「伝統手芸」と考えるならなおさら自分たちが今作っているものを見なおすことができる良い機会になったのではないかと思います。これは私だけの思いではなく、本来のイーネオヤの素晴らしさを知っている人なら、残念に思っていることのひとつでもあります。とはいえ、嫁入りや女性たちの生活に関わるイーネオヤの伝統が失われつつあり、イーネオヤを作る理由が変わり、素材や形も異なるものとなっていくのも時代の流れで誰にも止められないのかもしれません。さあ、次回は日本でトルコの伝統のイーネオヤを愛でることにしましょう。以下はオヤフェスJapan2019の続報です。オヤフェスJapan2019では私も仮想ギャラリートークとして3日間に渡り、ブルサでの展示品の詳細をスライド、もしくは映像を見てもらいながら解説する予定です。お楽しみに~。---------------------------------------------------------3月1日(金)ー3日(日)に西荻のHAPA HAPAさんで開催される「オヤフェスJapan2019」のお知らせです。出展をお考えのみなさまへ。明日12月1日(土)19時より、出展申込みが始まりまっています。詳しくはオヤマニアの会さんのブログをご覧の上、お早目にお申込みください。スペースの都合上、おおよその出展者数を把握するためですので、予定されている方、お悩み中の方もまずはお申込みください。お申込み詳細はこちら ⇒⇒⇒ オヤマニアの会のブログ-------------------------------ミフリのショッピングサイトはコチラ↓ミフリ&アクチェにほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村 その他・全般ランキング
December 3, 2018

蚕の繭を茹でて、糸を引き出して、撚って、染めて・・・出来上がってみれば、手のひらにちょこっと乗るだけのシルク糸を作るのに、どれだけの手間暇がかかるか、私も見てみるまでは知りませんでした。シルクロードの時代にはシルク取引で栄えた地トルコ。しかし養蚕業、シルク産業が廃れてしまった昨今、材料が手に入らなければそれを使って手芸をする人たちも消えていくのは自然の摂理です。本来、シルク糸で作られていたイーネオヤですが、イーネオヤの定義としてナイロン糸、ポリエステル糸で作るもの、ライターの火で糸を止めるものと思っている方が多いのに驚かされることが度々ありました。それも時代の流れと言えばそれまでですが、1970年代初頭に手間がかからず、安価で簡単で多色のナイロンのボビン糸が流通したことにより、シルク糸で作る人が激減。さらに長い糸のボビンのオヤ糸の登場でかぎ針のオヤへと流行が変わります。こうしてシルク糸は売れなければ生産がストップしますし、職人さんは廃業し、手に入らなくなったのです。私がトルコのイーネオヤを調べ始めたころも、ナイロン糸が主流でシルクで作る人を見つけるのがほぼ無理な頃でした。これだけ手のかかるイーネオヤなんだから、シルク糸で作ったらよかったのに・・・。わかっているけど、いったいどこでシルクが買えるっていうんだよ。そんな会話をイーネオヤを作る女性たちと何度となく交わしてきました。手持ちの古いシルク糸を使って作るのがせいぜいでした。そして一昨年、そんな女性たちの声に応えるべく、ブルサで細々とシルク工房を続けていた職人さんの手によって、イーネオヤや刺繍に使えるシルク糸が新たに作られるようになりました。過去ブログ「イーネオヤ用100%シルク糸の話」をご参照ください。この時は20色、最大60色だったんですね。色落ちの心配もちょっぴり・・・。そして光沢度が増してます。お試し段階で大量生産はできなかったのですが、時は満ちて今年は300色の色数を従えて本格的にご紹介できるようになったのです。イーネオヤの場合、タウシャンルを除けば、特に専用のシルク糸というのはありません。通常は刺繍用に作られた糸を1本ずつ引き出して使っていたそうです。これはこのシルク糸を使ったイーネオヤ。日本のイーネオヤを作る方たちにもお使いいただいていますがとても好評です。もちろん刺繍にも使います。特に伝統のオットマン刺繍にシルク糸はかかせません。この糸のおかげでブルサで古いヤールックを再現するプロジェクトが実現しています。古いオリジナルと再現品を一緒に展示している刺繍博物館というのがあります。それはそれはその再現力がどれだけ素晴らしいかご覧いただきたいです。ちなみに弊社ミフリではプロジェクトの先生によるオットマン刺繍特別講習会@ブルサを開催しています。3人以上集まればいつでも受講可能ですのでぜひご検討、ご連絡ください。そしてウズベク刺繍のスザーニにも。スザーニは20世紀に入ってからのものはコットン糸も多様されていますが、本当に古いものはシルク刺繍。画像は古いスザーニを修復しているところですがシルク糸があってのことですね。トルコで習うウズベキ刺繍修行でももちろんこの糸で刺しました。弊社ミフリはブルサブランドのシルク糸の日本向け専売店です。100束以上で製造元と同じ価格で販売していますのでご安心してご購入ください。現在、数量限定ですが弊社のショッピングサイトで300色の有料色カタログを配布中です。色番がふってありますのでご注文にお役立てください。円高リラ安のおり、使い勝手のあるボリュームでびっくりするぐらい価格もお安いですよ~。現地価格でご購入いただけるのですから当然ですけど・・・。しかも300色です!この機会にシルクで作る楽しみをぜひ味わってみてください。詳しくは弊社のショッピングサイトにて。↓↓↓↓↓-------------------------------ミフリのショッピングサイトはコチラ↓ミフリ&アクチェにほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村 その他・全般ランキング
December 1, 2018
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