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私の中でいろんなテーマが同時進行のため、話が飛びます。実は私が絨毯屋になってからの密かなテーマは「遊牧民」です。20~15年ぐらい前までは各地で見ることができました。その頃だったと思いますが(詳しく知りませんが)定住条例が出され、固定した住所を持つこと。遊牧民たちがその頃から村に暮らし、近くを放牧するとか、シーズンだけ遊牧に出るというスタイルを取り始めて、現在では中央トロスの一部に家を持たずに通年テントで暮らす遊牧一族約150世帯がいますが、彼ら以外はほとんど見ることがなくなりました。(テケ系の元遊牧民の男性。15年前に近くの村に定住し放牧に来ている)また最近では夏の野営地への移動はあっても、昔のようにラクダにテントや家財道具一式を積んで行軍・・・・というよりも、バイクやトラクターなどで道路を通って荷物を運び、先に野営地にテントを張る係、羊や山羊を連れて行く係と分担され、作業も簡易化されています。トルコは山奥の村でも、誰もがスマホを持ち、インターネットを使い、インスタに写真を掲げる時代ですから・・・ね。さて、今までまとまって外出していられる機会がなかなかなかったので(店ありますからねえ・・・)実現させることができず、しかもその時代はとっくに終わってしまいましたが、遊牧民と夏の野営地を一緒に移動するのが夢です。かつては自由でしたが、現在はテントを張る場所も許可を取らなければならないなど、法的な規制もありますし、いったいどこでどんな風に生活しているのか、普段は何をしているのか、食事の準備や水の供給や、些細なことでいえばラクダに具体的には何をどう使って荷物を積んでいるのか・・・とか、知ってどうするの? ってことなのですが、個人的に興味があります。過去の体験を振り返ってみると、料理の器具やら、カイマク作りとか、チュワルを使っている場面とか、絨毯の機の設置方法とか、思い出すことはあるのですが、その当時は細部まで詳しく見ようとする頭がありませんでしたから、(またいつでも見られるだろう・・・と)うろ覚えなことばかりです。一緒に移動するのが夢・・・と書きましたが、実際は4月下旬から9月下旬までの期間ですので、現実問題として、どこでもドアがない限り、ずっと一緒に動けるわけではありません。クルマで移動しながら時々一緒、そしてどこかに宿泊したり、アンタルヤに戻って、またクルマで追跡ってことになりますかね。移動ルートは聞いていますので、それに沿った道路事情も知っていかなければなりません。トルコの道路、ここ10年で劇的に整備されてとても便利になっているのですが、今回通ったところは人通りの少ない標高約1000-1600mの中央トロスの山中の道で未舗装路もあれば、すれ違いできない狭い道、ちょっとでもタイヤ踏み外せば真っ逆さまに崖の下・・・。昔、長野を始め各地の山中をクルマでさまよって慣れているはずの私でも、やっぱりトルコは自然の規模が違うなあ・・・・と思わざるを得ない状態です。3日間かけてルートの一部を見てきましたが、途中で牧畜民の連れる羊や山羊の群れにもたくさん遭いました。掲載写真は本当に一部です。ところで羊の群れを見てもすぐに近づいてはいけません。それは狼が出る可能性の高い地域では必ず牧羊犬が一緒だからです。人だけなら訓練されている犬は不容易に襲ってきませんが、クルマを追いかけてくることはありますし、犬を連れている場合はその犬が動いただけで遠くから飛んでくることもあります。そして、遊んでいたらだんだん激しくなってきて最後には襲われている図・・・です。私のスマホを口で取ろうとするので奪われないために必死です。-------------------------------ミフリのショッピングサイトはコチラ↓ミフリ&アクチェにほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村 その他・全般ランキング
April 29, 2018
7月のイーネオヤツアーのご案内第3弾です。7月5日(木)出発ー7月11日(水)帰国…*◆《初級編》トルコの伝統手工芸「オヤ」の心に触れる旅◆*…【トルコ在住20年以上・オヤに精通した野中幾美さん同行】 タウシャンルゆったり2連泊でオヤ三昧&作り手と交流する4泊7日間【成田夜発/ターキッシュ エアラインズ利用】(上のタイトルをクリックすると旅工房さんのお問合せ・お申込みページに飛びます)2つ前のブログではイーネオヤツアーについての私の思いと旅の目的、そして2日目と3日目のオデミシュ・ビルギ村でのプログラムをご紹介しました。↓↓↓↓↓【イーネオヤツアー】タウシャンルゆったり2連泊でオヤ三昧&作り手と交流する4泊7日間1つ前では4日目と5日目のタウシャンルの村滞在とチティオヤについてお話しました。↓↓↓↓↓7月5日出発【イーネオヤツアー】のご案内4日目と5日目タウシャンル編今回は参加ご希望のみなさまに、早期のお申込みのお願いです。・・・というのもおかげ様で何とか人も集まり、催行されると思いますが、今度はトルコ航空の残席数が僅かになってしまいました。お申込みにより席を確保できますが、場合によってはカタール、エミレーツでのご案内になるそうです。もちろんそれでも全く問題ありませんが、直行便を特に希望されている方はお早目のお申込みをお勧めします。一番上のリンクにある旅工房さんのイーネオヤツアーのページからお問合せ、お申込みができます。電話かけちゃった方が早いですね。03-5956-3148オヤツアーのツアーコードで、お申込みをお願いいたします。月~金 10:00-18:30 土・日 11:00-17:00 休日:祝日 ----------------------------------------オットマン刺繍に関連したブログもご覧ください。↓↓↓↓↓オットマン刺繍への誘い~7月に修行ツアーツテコネ駆使しての大先生の登場です。名実ともにトップの先生に教えてもらう最高の機会ですので、刺繍、手芸に興味のある方、トルコと手芸関連の繋がりを持ちたいとお考えの方、参加してください。オットマン刺繍とウズベク刺繍(スザーニ)に関するお問合せ、ご質問はこちらのメールまでお願いいたします。 → ★-------------------------------ミフリのショッピングサイトはコチラ↓ミフリ&アクチェにほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村 その他・全般ランキング
April 27, 2018
7月のイーネオヤツアーのご案内第2弾です。7月5日(木)出発ー7月11日(水)帰国…*◆《初級編》トルコの伝統手工芸「オヤ」の心に触れる旅◆*…【トルコ在住20年以上・オヤに精通した野中幾美さん同行】 タウシャンルゆったり2連泊でオヤ三昧&作り手と交流する4泊7日間【成田夜発/ターキッシュ エアラインズ利用】(上のタイトルをクリックすると旅工房さんのお問合せ・お申込みページに飛びます)1つ前のブログではツアーについての私の思いと旅の目的、そして2日目と3日目のオデミシュ・ビルギ村でのプログラムをご紹介しました。↓↓↓↓↓【イーネオヤツアー】タウシャンルゆったり2連泊でオヤ三昧&作り手と交流する4泊7日間今回は4日目と5日目のタウシャンルの村滞在とチティオヤについてお話したいと思います。タウシャンルの村滞在は昨年のツアーでも実施しました。実はタウシャンルは公募ツアー以外にも個人の修行旅を含めると今回で5回目になります。それだけ行ってもまだまだ習うことが尽きないのがタウシャンルのチティオヤです。チティオヤについては過去に何度もブログなどで紹介していますので、ご存知の方も多いかと思いますが、キュタフュヤ・タウシャンルでのみ作られる独特の形態をもつイーネオヤのこと。この地域では「イーネオヤ」と言うと他地域で最近作られるポリエステル糸の平面の新しいオヤのことを指し、昔ながらのワイヤーにシルク糸で作る立体のオヤ(中には平面もありますが)のことを区別して「チティオヤ」と呼んでいます。これもイーネオヤを作り慣れている方なら、見本を見れば想像がつくかと思いますが、実は実際に習ってみると、意外な作り方をしていたり、組み立ての順番が違っていたりします。またシルク糸で作り続けている地域だからこそ、シルク糸へのこだわりや、扱い方にも慣れていて、この2日間でシルク綛のオヤへの使い方をしっかりマスターできることでしょう。作るモデルは、現地で先生と相談しながらみんなで決めたいと思いますので、もし希望がありましたら事前に教えてくださいね。チティの意味は女性たちに聞いてもそう呼ばれているから・・・との返事でしたが、私のトルコ語の解釈では「垣根」とか「柵」とかいう意味で、ワイヤーが入って垣根のような形でスカーフについていることから来ているのかと思います。想像してみてください。1つだけでもブローチ大のワイヤー上に作られた大きなオヤがスカーフの周りに40個もついているのですよ。しかもチティだけ40個作ればいいというものではなく、別付けの土台となるブレード製作も地道に手間暇がかかります。手の慣れた早い人でも1枚のチティオヤスカーフの製作に最低2か月はかかるというのも納得です。この地域では、嫁入りの際に、チティオヤスカーフを最低2枚は用意します。自分や家族が作れない場合は、作れるご近所さんに材料を渡して依頼します。この嫁入りの風習が未だ続いているからこそ、チティオヤ技術が衰えることなく、現在まで残ったと言えるのです。現地では先生や村の女性たちの作品や嫁入り持参品として手元に残っているもの、年配の女性の長持ちから出てきた古いチティオヤなども見ることができます。授業は女性の村のお家で行います。周囲にはご飯を食べるところもありませんので、ランチは女性宅で、村やこの地方の名物料理を作ってもらいます。昨年のツアーでは家族、親族、ご近所さん総出で、食べきれない分量の料理をこれでもか、これでもか、と出してくれて、とても美味しくて食べたいのにお腹に入らないという状況でした。たくさん残して本当にもったいなかったです。個人の修行旅でもいつもお料理がおいしくて、お家でランチを食べると、ホテルに戻ってから夕飯が入らない状態。そしてこの村で飼育されているマンダ(水牛)製品である、ホットミルクやカイマク、バター、アイスクリームなども他地域では滅多に口にできないものですので、楽しみにしてください。マンダと言えば、夏期間中は朝から夕方まで泥地に放牧に出かけ、夕方になると村に戻ってきますが、その群れの帰宅風景はここの名物にしてもいいと思うほど、面白いです。えーっ、水牛なんか見なくても・・・・と思っていても、実際にマンダたちを目の当たりにすると、その表情や動き、何もかもが愛らしく感じること間違いなしです。(マンダを語らせると長くなってしまいますので、これぐらいで・・・・。)私の修行ツアーの特徴は、現地で臨機応変に対応できること。せっかく村のお家に2日間も滞在するのですから、生活体験を楽しみましょう。もちろんチティオヤをみっちり習うのがメインですが、添加物を一切使わない家庭料理のランチのお手伝いをしたり、近くにある温泉に遊びに行ってもOKです。イーネオヤをしない人も、トルコの田舎生活を体験してみたい方はぜひご参加ください。それから4日目の夜は宿題が出ると思います。でもご安心ください。タウシャンルのホテルは、過去泊まったどのホテルよりも部屋の明かりが煌々として、明るいですので、針仕事も問題なくやっていただけます。(つまり寝ないで宿題終わらせてね・・・・という意味です)※ 郷土料理と温泉とマンダコースの方は宿題は免除です。----------------------------------------イーネオヤツアーと合わせてオットマン刺繍、ウズベク刺繍のツアーも企画中。2つ前のブログに日程などの詳細がありますので、ぜひご覧ください。↓↓↓↓↓オットマン刺繍への誘い~7月に修行ツアー-------------------------------ミフリのショッピングサイトはコチラ↓ミフリ&アクチェにほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村 その他・全般ランキング
April 26, 2018
7月のイーネオヤツアーのご案内です。7月5日(木)出発ー7月11日(水)帰国…*◆《初級編》トルコの伝統手工芸「オヤ」の心に触れる旅◆*…【トルコ在住20年以上・オヤに精通した野中幾美さん同行】 タウシャンルゆったり2連泊でオヤ三昧&作り手と交流する4泊7日間【成田夜発/ターキッシュ エアラインズ利用】(上のタイトルをクリックすると旅工房さんのお問合せ・お申込みページに飛びます)さて、イーネオヤツアー。内容をもっと詳しく知りたいですよね。どこで何ができるのか、何を学ぶことができるのか・・・・。一般的な観光旅行ではなく、少人数で、その土地土地の伝統のイーネオヤをじっくり学びます。イーネオヤのテクニックは実践している方も多いかと思いますが、元来、トルコの中でも地方や地域によって、作るものも、使用する素材も、目的も、形態も、作り方さえ異なります。昔はテキストがあったわけでも(今でも特にないですが)、学校で教えてくれたわけでもありませんし、現在のように村から出ることもないのですから、ネットが普及するまでは、よほどのことがない限り、女性たちが他の地域に別の作り方があること、異なるモチーフがあることを知る機会もありませんでした。だからこそ、地域独特のイーネオヤが伝えられてきたとも言えます。現在はトルコでも市民講座やネットのおかげでイーネオヤの技法自体を知っている人はたくさんいますが、その地域に伝えられた伝統的な形式で作れる人は一握りと言ってもいいでしょう。今回はイーネオヤの本来の形である「本物のシルク糸」で作る地域にこだわり、シルク糸で作る伝統的なイーネオヤを、オデミシュ、タウシャンル、ブルサの3か所で学びます。2日目はオデミシュのビルギに行きます。水と緑の美しい村で、伝統家屋が並んでいます。トルコの連ドラのロケ地にもなりました。そこに暮らす可愛いおばあちゃんたちに、こんなのを習おうと思っています。(Fotoğraflar Ödemiş kadın kooperatifine aittir)年配の女性たちが現在でもなお作り続けている祈祷用のスカーフの縁レースです。それぞれにモチーフ名もあるんですよ。シルク糸でイーネオヤを作ることに不安がある方もいらっしゃるかと思います。。でも実際にやって撚り方のコツを掴むと、思ったほど難しいものではないはずです。旅が終わるまでにはシルク糸で作ることが楽しくなるかもしれません。今はブルサで昔の糸を再現した、イーネオヤ用のシルク糸も作られていますから、糸も手に入りますし・・・ね。到着日のランチもビルギのとても雰囲気のあるレストランか、村の女性の家庭料理か、で考えていますのでお楽しみに。村散策もとっても楽しい一日になりそうです。そして翌日はオデミシュのイーネオヤをはじめ、古い手芸品を堪能できる民族博物館見学と、お楽しみのオデミシュの通称オヤバザールへ。ランチはオデミシュ名物、バターたっぷりのオデミシュキョフテかな。イーネオヤを習い、様々な手芸品を見て、名物料理や生活様式も合わせて文化を学ぶ、私ならではの修行ツアーです。----------------------------------------イーネオヤツアーと合わせてオットマン刺繍、ウズベク刺繍のツアーも企画中。ひとつ前のブログに日程などの詳細がありますので、ぜひご覧ください。↓↓↓↓↓↓オットマン刺繍への誘い~7月に修行ツアー-------------------------------ミフリのショッピングサイトはコチラ↓ミフリ&アクチェにほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村 その他・全般ランキング
April 25, 2018
私は個人でトルコや周辺国のトルコ系住民、中央アジアの伝統的な古い手仕事品を集めています。ヤールック、チェブレ、ナマズルック、ボフチャ、衣装も持っています。それらには主に金属リボン、金糸銀糸、シルク糸で様々な刺繍が施されています。(上3点は私が持っているオリジナルの古いものの一例です)庶民的なものもありますが、コレクションとなると、貴族やお金持ちの嫁入り持参品が対象で、それは繊細であり、また独特なモチーフや色の組み合わせなども含めて、ヨーロッパやアジアものともまた違う魅力があります。テクニック的には世界にある既存の技法を使っているのだと想像します。(←手芸わからないから・・・・どちらから、どう伝わったのかも)それをどう組み合わせたか、また実際にどう作っているのか、オスマン帝国の最初の首都であったブルサはさすがお膝元で、代々伝わる刺繍品やそれらを現代に伝える女性たちが存在します。他にも貴族文化があったキュタフュヤやアイドゥン、オデミシュなどでも同様のものを見ることができますが、ブルサのそれは特別です。先日の話ですが、そのお膝元のブルサで、前々からのお約束で、公的機関で古いオリジナルの刺繍を再現しているのを見学に行きました。生徒さんが授業で製作しているものをちらっと見せてもらいましたが、他の地域の刺繍クラスとの差は、刺繍をしない私でもはっきりわかるほど。1つに生徒さんたちが、本物の古い刺繍の現物を見たり、触れたりする機会に恵まれていること。手芸の土壌があり、金属リボンやシルク糸に抵抗がない人が多いこと。本物を見れるかどうかはとても大切なことですね。たいていの地方の学校では、本からとったカラーコピーや現物でも庶民的なもの、新しめのものがほとんどで、どれぐらいすごいものがあるのかないのか知るチャンスがない。お手本にできるものを実際に見ていないという点がありますが、ブルサ、しかも公的機関ですのでその点は先生、生徒さんたち、本当に恵まれています。その違いが製作作品に反映しているのは否めない事実です。そのブルサで、名実とともに刺繍の先生としてトップにいる方に、オットマン刺繍について実技の指導をお願いしました。先生といろいろトルコの手芸に関してお話もしてきましたし、質問もさせてもらいましたので、少なくとも実技をしない私ですらいろいろ知っていることはご承知の上で、「ブルサ」の名にかけてハイレベルな授業をお約束してくれました。(上は学校の刺繍担当の先生の作品です)日本では各種刺繍が盛んに行われ、知識も技術もお持ちの方がたくさんいらっしゃることかと思います。ここで学ぶのは各種刺繍技術そのものというよりも、トルコでオスマン帝国時代にどんな技術が取り入れられて、どんな素材や色が好まれて、どんな刺繍が作られてきたかを知っていただけたらと思います。日程は7月5日(木)成田発―11日(水)イスタンブル解散のイーネオヤツアーの後半に続けて、10日(火)成田発ー11日(水)イスタンブル着ー14日(土)イスタンブル解散ー15日(日)成田着の予定でプランニングしています。オットマン刺繍ツア―のみの参加ももちろんOKですが、飛行機代は1回分で済みますので、イーネオヤツアーと組み合わせて参加されると2ツアー分になりますのでお得になります。また14日(土)成田発 15日(日)イスタンブル着ー19日(木)イスタンブル解散、20日(金)成田着の日程で、トルコで習うウズベキスタンのスザーニ修行第2弾も予定しています。整理しますと現地滞在時間で言うと、7月6-10日 イーネオヤツアー7月11―14日 オットマン刺繍ツアー7月15日ー19日 スザーニツアーで、上記にあるそれぞれの1日前が成田出発日、それぞれの最終日の翌日が成田到着日になりますので、ツアーとしては以下のスケジュールで予定しています。(あくまで予定です)・イーネオヤ+オットマン刺繍+スザーニツアー 7月5日(木)ー20日(金)・イーネオヤ+オットマン刺繍ツアー 7月5日(木)ー15日(日)・オットマン刺繍+スザー二ツアー 7月10日(火)ー20日(金)・イーネオヤツアー(募集中。下の★を参照) 7月5日(木)ー11日(水)・オットマン刺繍ツアー 7月10日(火)―15日(日)・スザーニツアー 7月14日(土)ー20日(金)中身の濃い、しかも授業時間以外も、トルコ在歴26年目の私がご案内する文化体験いろいろの楽しいツアーです。既に募集中のイーネオヤツアーの詳細はこちら。 → ★それ以外につきましては、もう少ししたらお知らせできるかと思いますので予定をあけてお待ちください。日程はあくまで現時点での予定ですので変更の可能性もあります。オットマン刺繍とウズベク刺繍(スザーニ)修行ツアーのに関するお問合せ、ご質問のメールはこちらまで。 → ikumi@mihri.org-------------------------------ミフリのショッピングサイトはコチラ↓ミフリ&アクチェにほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村 その他・全般ランキング
April 24, 2018
トルコでの「ウズベキスタンのスザーニ修行ツアー」が無事終了しました。今回、急な募集にも関わらず、6名様が参加され、賑やかで楽しい旅になりました。みなさま、大変お疲れ様でしたー。トルコでウズベキスタン? と思われることでしょう。もちろんウズベキスタンのものはウズベキスタンで習うのが一番ですよね。でも今回、意図的にトルコで行ったのにはいくつか理由があります。1、トルコは周辺国の中では最大の観光国です。中央アジアの手仕事もソビエト崩壊後に、トルコへ大量に流れてきました。(それで私もたくさん手に入れることができました)また中央アジアの人たちが仕事でイスタンブールに進出してきているので、中央アジアの素晴らしい手仕事を短時間で効率よく見るのに最適。2.先生はトルコ滞在が長いため、トルコ語で意思疎通が可能。ロシア語もウズベキ語もペルシャ語もわからない私にとっては安心の箇所。言葉って大切です。もしウズベキスタンに行って、トルコ語なり、英語なり、日本語なりの通訳を入れたとしても、通訳者本人がハイレベルで通訳できて、その手芸のことや、関連情報を理解していないと、知りたいことが知れないのは過去にも経験済みだから、この部分は特に重視。3.私自身が慣れ親しんで、周辺環境、生活文化などがわかっている場所だからこそ、短期間での講習、観光、お買い物のご案内などが可能。さらに先生のお家で講習をしたので、毎日ウズベクの家庭料理を味わうことができる。・・・・なんてことを考えた今回のツアーですが、いずれは先生のツテをあてにして、ウズベキスタンでも現地の様子を見てきたいと計画しています。また7月のオヤツアーとカップリングで、シルクの町、古都ブルサで本格的に習うオットマン刺繍の講習会、ウズベク料理を楽しみながらスザーニ刺繍のウズベキ人講師によるさらに進化したスザーニ修行第2弾を、もし希望される方がいればの話ですが、計画する予定でいます。オヤツアーが6名催行なので、もちろん最低それぐらいの希望者がいたら・・・のお話ではありますが・・・。A:オットマン刺繍(テルクルマ、シムサルマ、シルク刺繍の技法とその組み合わせによるオットマンモチーフ製作講習)B:オヤツアー(オデミシュで馬の尻尾の毛を使ったエフェオヤまたは祈祷用レース、タウシャンルでチティオヤ、ブルサで伝統的な小さな小さなシルクのイーネオヤまたは馬の尻尾の毛を使ったエフェオヤ講習) お知らせ済み。詳細は → ☆C:ウズベク刺繍(ウズベク人講師によるスザーニのいくつかの技法とモチーフ作り)ウズベク人家庭でウズベク家庭料理付き講習会。先生は今回の先生と別の方をお呼びします。A+BB+CA+B+C もしくはA、B、Cのいずれか。3つのツアーですが 通しですので全部に参加しても1回の飛行機代で済むのでお得感がたっぷりです。また私のツアーの特徴は、技法を習うだけではなく、土地土地で現地のオリジナルの古いものをたくさん見ることができること。現地の手工芸品バザールや、女性自身のお家や、問屋さんなどから直接お買い物もできますので、仕入旅にもどうぞご利用ください。希望者の人数により日程、内容変更の可能性もあります。参加をご希望の方はメールやメッセージをください。ikumi@mihri.org です。それにより、先生やツアー会社と相談します。※7月の旅工房さんのオヤツアーの申し込み締め切りが6月上旬ごろになりますので、まだお申込みされていない方はお早目にお願いいたしまーす!!-------------------------------ミフリのショッピングサイトはコチラ↓ミフリ&アクチェにほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村 その他・全般ランキング
April 20, 2018
チューリップ畑に出かけてきました。トルコ語でチューリップのことを「ラーレ」と言います。イーネオヤでもお馴染みのモチーフです。イスタンブルに行けば、ちょうどチューリップ・フェスティバルの真っ最中ですので、広場や公園などで色とりどりの満開のチューリップを見ることができますが、ミフリ社長は「花壇」も見たいけど、興味があるのはむしろ「畑」・・・・・。ただそれだけのためだったのですが、1泊2日で約800kmの道のりを走って参りました。正確にはチューリップの球根を栽培している畑で、もうすぐ花を刈り取って、球根を掘り返す作業が始まります。(今日もすでに作業機械で花を刈り、女性たちが球根を手作業で掘り返している姿がありました。)今週が花畑として見れる最後のチャンスでしたので、大慌てで出かけたのですが、慌てるといいことないですね。いろいろ準備不足で思ったような写真が撮れずに(スマホで撮った写真が一番まとも、という)ちょっとがっかりする結果になりました。でも広大で多種多様のチューリップ畑は本当にきれいで、見たこともない種類がたくさんあり、本当に頑張って出かけて行って良かったです。チューリップ畑の隣には菜の花畑もあり、こちらもきれいに咲いていました。規模が大きすぎて、うまく表現できなくて申し訳ありませんが、どこまでもどこまでも続く、黄色の海のような風景でした。さて、5月はウスパルタ・ブルドゥルのダマスクローズ畑を見にいくぞー。-------------------------------ミフリのショッピングサイトはコチラ↓ミフリ&アクチェにほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村 その他・全般ランキング
April 16, 2018
イスタンブルのベヤジットのお天気予報が出ていましたので、掲載しておきます。右端の気温は日中と夜中です。(4月15日更新)使用するシルク糸は、手持ちの刺繍糸をご持参くださっても結構です。持っていない方、トルコのシルク刺繍糸を使ってみたい方は、当日購入できます。(日本で購入されるより分量、価格ともに断然お得です。)今回は51色用意しますが、現在染めているものを含めると約200色あります。また同時にイーネオヤ用のタウシャンル仕様のシルク糸のご購入をご希望の方は送ってもらいますので明日12日(木)までにご連絡ください。イーネオヤ用糸は現在約90色あります。工房が忙しく、次回の染めは秋以降になる予定です。(すでにご連絡くださっている方は手配済みですので連絡不要です)ではみなさまのお越しをお待ちしております。-------------------------------ミフリのショッピングサイトはコチラ↓ミフリ&アクチェにほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村 その他・全般ランキング
April 11, 2018
今回はトルコ繋がりで、トルコのプリント生地を日本で販売されているバスク屋さんのイベントをご紹介させていただきます。4月14日(土)に二子新地で「トルコ祭り」が開催されます。バスク屋さんとMay's Dinerさんのコラボ企画で、トルコのプリント生地の紹介、販売があるそうです。ネット販売と違って、肌触りや色味など直接お手に取って確かめられるのがいいですね。トルコのコットン100%のプリント生地ってなかなか見かけないですよね。実はテキスタイルの工房や問屋が集まるブルサでトカット向けのヤズマ仕様で作られたもの。現地ではこれにオヤを付けたり、首回りに巻けるフラルを作ったりしています。柄がオスマン帝国時代のデザインを元にした思いっきりトルコっぽいものから、可愛いお花柄などがあります。色の組み合わせなども独特で、ちょっと目を引きます。興味がある方は今週末です。お忘れなく!!詳しくはバスク屋さんのブログで!! → ★-------------------------------ミフリのショッピングサイトはコチラ↓ミフリ&アクチェにほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村 その他・全般ランキング
April 11, 2018
終活中のミフリ社長です!!ヤフオクでオールドキリムクッションカバーの1円スタート祭やりたいと思います。クッションカバーも最終処分して終わりかな・・・・と思っていますので、多少難ありのキリムクッションカバーを1円スタートで出します。最低落札価格とか設定しませんので、1円で落札されたら1円で・・・ということですね。多少難ありといっても、こんなのです。クッションカバーの内側に裏打ちしてありますので、使うのにはなんにも問題ありません。キリムも正真正銘のウール糸を使用した手織りのオールドものです。パーツ代、クリーニング代、さらに布やファスナー代、縫製代、税金、運送費用などを考えたら(考えなくても)もちろん赤字でしかないのですが、このまま倉庫に置いておかれるより、お使いいただける方にお譲りしたいです。手直しして商品として販売したい。レストラン、カフェなどでお座布団として使いたい、ショップで装飾用に、舞台や撮影の小道具に、もちろんお家で使っていただくのに、全く問題ない仕様です。今週末は手がつけられませんが、来週になったら出そうかと思っています。ヤフオク、久しぶりの方も、チェックをお忘れなくどうぞ~。支払いはかんたん決済のみになったようです。ミフリのホームページからもヤフオクに入れます。1200-1600-3200円で出品中のキリムクッションカバーも出ているだけになりますので、どうぞご覧ください。-------------------------------ミフリのショッピングサイトはコチラ↓ミフリ&アクチェにほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村 その他・全般ランキング
April 6, 2018
いよいよですね。もうすぐです、出発。旅工房さんのウズベク刺繍(スザーニ)修行ツアー。お知らせや日程表などは届いていますでしょうか?先日の情報に追加して記載します。■まず、カタール航空はサビハ・ギョクチェン空港着の便もありますが、今回はいつものアタチュルク空港ですのでご安心ください。両替は中にもありますが、荷物を受け取って税関(外国人はほぼスルー)を出たところにも銀行があります。お迎えのツアー会社の日本語アシスタントが出口で待っていますので、一度集合してから両替をお尋ねください。■そして気候ですが、先15日間予報によると少し涼しくなって最低気温8-10度、最高気温13-15度ぐらいです。まだ先のことですので、来週になったらまた改めてお天気予報をお知らせしたいと思います。■持ち物ですが、基本的にぬい針刺繍ですので、丸枠などは使いません。先生がご要望があればかぎ針のテクニックも教えるわよーと言ってくれていますので、もし習いたい~という方は丸枠があればご持参ください。なくてもトルコの手芸屋さんで150-200円(たぶん)ぐらいで売っていますので様子を見て現地調達しましょう。使用するのはシルクの刺繍糸ですが、お持ちでしたらお使いのものを持ってきてくださっても構いません。こちらでも必要分は用意しておきます。また現地でトルコ製のシルク糸(ブルサの工房製)を使ってみて気に入られたら、追加購入可能です。(色落ちしない染色方法で改良したそうです)■スマホやカメラの充電器などの口はCタイプです。ホテルには無料wifiあります。チューリップの咲き頃です。こっそり公開。キリマンのことキルキットとか言っちゃったけど間違い箇所はスルーしてね。Yetersiz Türkçem ile bir nebze de olsa bir şeyler anlatmaya çalıştım dilimin döndüğünce. Sürçü lisan ettiysem af ola. Saygılarımla.↓↓↓↓Japon Koleksiyoner İkumi Nonaka’nın Türk Oyaları ve Türk Halıları Tanıtımı Belgeseli-------------------------------ミフリのショッピングサイトはコチラ↓ミフリ&アクチェにほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村 その他・全般ランキング
April 3, 2018
気が付いたら4月になってました。花粉症の影響でぼーっとしたまま過ごしてしまいました。昨日の4月1日はトルコ人の友人たちからエイプリールメッセージが届いていました。実はエイプリールフールだってことも忘れてて、いったいなんのこっちゃ? と思って読み流していました。今になってエイプリールフールだったのか・・・ってわかったところです。トルコ語では「ニサン・ビル・シャカス」または人によっては「ビル・ニサン・シャカス」と言います。そのまま4月1日のジョークですね。花粉症で頭が痛かろうが、目がショボショボしようが、喉が痛くて声がかれていようが、4月は私にとって休めない月です。(休める月というのもなかったですけど・・・・)来週からスザーニ修行ツアーも始まりますが、その前後もどういうわけか偶然、毎週イスタンブルの用件ばかりで、5月も1週目から3週目まであっちに行ったりこっちに行ったりと、下旬にはなんとか落ち着くことができます。飛行機に乗ったり、クルマで出かけるのは嫌いじゃないですけどね。お天気もよく、緑やお花も見どころの時期ですから。今年はトルコ仕事でスケジュールが結構埋まっていて、なかなか帰国のメドが立たないのですが、そろそろ夏以降のスケジュールを考えて行動しないといけないなあ・・・と。何かイベントに呼んでやってもいいぞ~。という話がありましたら、どうぞお声をおかけください。おっと、その前にいつ帰国できるのか考えなくちゃねえ・・・。日本にいると、様々な国の文化イベントがあって、聴講、参加して勉強させてもらいたいものがたくさんあるのですが、なかなかタイミングがあわなくていつも残念です。さて、最近、時間があると手持ちのオヤスカーフや靴下、キリムなどを撮影しています。いずれ手離すときもあるでしょうが、せっかくこれだけまとめたのですから、写真の1枚も撮っておかないとね・・・と意識したからです。過去にも写真を撮ることなく、そのまま手離した大物イーネオヤや衣装、キリムなどもあり、今、大後悔の真っ最中です。でも、instagramやpinterestに載せて気が付くのです。ダブって撮影しているって。量が多すぎて、さて写真を撮ろうと30点ぐらい取り出して、撮影します。それで疲れてしまって、元の棚とか引き出しにしまいます。1~数か月して、ああ、また写真撮らなきゃ・・・・と思って出すと、いったいどれを撮影したのか忘れて、また取り出しやすい一番上にある30点から始めてしまいます。で、後で気が付く・・・同じ写真。それだから下の方のや奥の方のはそのまんま・・・なわけです。一度に撮れないし、どうしても動かすこともありますから、どれを撮ってどれを撮っていないか、全く不明です。100点、200点なら短期間で一度に終わらせることもできるかもしれませんが、たぶん個人所有のものでイーネオヤスカーフだけで4桁あるかと思います。靴下や布、遊牧民系小物、キリムなど含めたらきっと5桁になる。頑張って撮影して資料としてだけでも残しておかないとね。まずは地域や種類などにより分類することが先か・・・・。そしてナンバリングしてリスト化・・・。ああ、もう考えただけではーっ、ふーっって溜息でちゃう。だって女の子なんだもん。カタログ作れるようなちゃんとした撮影はしていない。スマホで適当撮り。しかも1点につき1枚ずつ。それでなんでこんなに大変だって思っちゃうんだろう。論文を自分で書くより、資料提供するから誰か書いてご自分の功績にしてください、とか。翻訳は面倒だからその場で終わる通訳の方がいいな、とか。自分でコツコツ資料作るのも面倒だし、撮った写真は自分のものにしてもいいから誰か撮影して整理してちょ・・・・ってやつ・・・ね。いっそのこと、どこかで展示するから直接見に来てください、っていう方が生資料になっていいのかしら?・・・・やることが多すぎて混乱状態。まずは目の前の4月5月を乗り越えること~。こっそり公開。キリマンのことキルキットとか言っちゃったけど間違い箇所はスルーしてね。Yetersiz Türkçem ile bir nebze de olsa bir şeyler anlatmaya çalıştım dilimin döndüğünce. Sürçü lisan ettiysem af ola. Saygılarımla.↓↓↓↓Japon Koleksiyoner İkumi Nonaka’nın Türk Oyaları ve Türk Halıları Tanıtımı Belgeseli-------------------------------ミフリのショッピングサイトはコチラ↓ミフリ&アクチェにほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村 その他・全般ランキング
April 2, 2018
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