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4/2にお遍路仲間と二人で四国八十八ヵ所お遍路の最後の行程高野山へのお礼参りに行って来ました。折しも当日は4/2付の新聞に大々的に取り上げられている様に高野山は開創1200年の大法会が始まる日でした。この1200年の行事に合わせて南海電車の特急も派手なラッピングがなされています。3種類ありまして、写真は『紫こうや』でこの紫の部分が赤いのが『赤こうや』黒いのが『黒こうや』と言うらしです。難波からの南海高野線終点のここ極楽橋駅で降りて・・・日本でも1.2を争うという急傾斜のケーブルに乗りますと・・・運転手さんの首には多分この期間の為のものだと思いますが輪袈裟が・・・・頂上の高野山駅に着いても駅員の方も全員・・・乗り換えるバスの案内の人首にも・・・・輪袈裟です。輪袈裟のこともさることながらこの催しへの対応のための駅員の多さにはびっくりでした。 高野山は標高約900mにあり、人口は約4000人、内僧侶が1000人とか、とにかく大きな世界遺産の街です。バスに乗り奥の院で降りますと・・・このグルーブみんな外人さんでここも御多分に洩れず外人さんが多いのです。バス停から参道で奥の院へ・・・ 名の知れた大名家の墓がいくつもいくつもあり・・・ 大手企業の物故者のお墓がまた多いのですが、代表に今ニュースに再々登場しているこの企業のお墓を撮って来ました。私等はバス停『奥の院』まで行って逆コースでお参りして、ここ奥の院への入口へ出て来ました。奥の院から金剛峰寺への道にも外人さんが・・・。但し日頃は少ない日本人が1200年の催しのため多かったのでそう外人さんが目立つと言うこともなかったです。(去年にもこの高野山で外人さんが多いことを書いていますのでこことここを見て下さい) 歩いていますとどのお寺も入口にこのように杉の葉と水が置かれていたのですが、その意味が分かりません。金剛峰寺の枝垂れ桜は今年もまだこんな状態でした。お大師さんと繋ぐ紐もに(何と言うのか知りません)全くの新品で今回の行事に合わせての新調なのでしょう。そして今回この朱印を頂き(朱印を頂いたのし奥の院です)・・・大阪へ帰って祝杯を挙げ、四国八十八ケ所お遍路を完結することが出来ました。
2015.04.02
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先日、結願したことを書きました四国八十八ケ所お遍路ですが番号に従い書かして頂きます。まず最初のこの78番・郷照寺は前回自転車で回った時、最後に訪れた宇多津のお寺ですが、今回はツアー参加のため2度目お参りでした。79番・天皇寺は保元の乱で敗れた崇徳上皇が讃岐へ配流されてゆかりのお寺です。神仏分離の為お寺と神社が隣接して共存している形になっているため瓦の載った鳥居になっているようです。崇徳上皇ゆかりのお寺だからなのでしょう紋が菊でした。 京都の東山周辺は前にも書いていますが、法住寺、新日吉神宮、新熊野神社等など保元の乱で勝った後白河法王ゆかりの史跡が多いのですが、負けて讃岐へ配流された崇徳上皇の小さなご廟も祇園の花街の中にあります。詳しくはここを見て下さい。続いて80番国分寺までは多少の起伏はあってもほゞ平地のお寺だったのですが・・・81番と82番は自転車遍路を断念した理由の一つである五色台という連なる小高い山並の中にあります。ここもまた崇徳上皇ゆかりのお寺でした。白峰と言えば・・・上に崇徳廟のことを書きましたが、別に明治時代に讃岐から移されて創建された白峰神宮と言うのが京都の上京区にあります。詳しくはここを。81番から82番への移動は・・瀬戸内海の海と本四連絡橋を見下ろす眺めの良い山並みのドライブウエイでした。そして、82番・根香寺(ねごろじ)も山の上・・・そして山を下り、83番一宮寺は高松市内に・・・八十八ケ所のお遍路も最近は外国の方が多くなったと聞いておりますが・・・案内板まで英語で・・・。ここで初日の納経は終り、高松市内のホテルに宿泊しもう1日で残りを回ったのですが明日に続けます。 今年もこれで最後となりました。今年1年訪問頂き、温かいコメントを頂きありがとうございました。 来年もまたよろしくお願いします。皆様良い新年をお迎え下さい。
2014.12.31
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長らくご無沙汰いたしました。 更新を休ませて頂いている間にも沢山のコメント頂きありがとうございました。修理に出していたパソコンが新品の様に綺麗になって戻ってきました。故障は3ケあるUSBコネクタの内1ケが使えなくなったのです。原因が分かるまでも手間取りましがメーカーとの電話で原因が分かり、1年の保証期間が切れる前に直して貰いました。 早速ながら、タイトルの件ですが・・・・ 更新を休ませて貰っている間に四国八十八ヶ所すべての納経を終わり『結願(けちがん)』出来ました。88ケ所すべてを回り終えることを『結願』とは知ってましたが、そのあと1番に戻ってお参りすることを『満願』と言うらしく、私は貰ってませんが88番では『結願』の証明を、1番では『満願』の証明を貰えることになっていました。当初は今回も自転車で回る予定で行程を作ったのですが、最終の78番~88番は山の上にあるお寺が多く大変な難コースにになるため自転車行を断念し1泊2日のバスツアーに参加しました(お蔭で78番は2度行くことになりました)高い山の上にある88番大窪寺で結願して・・・。そのあと、1番に戻り・・・納経のあと住職の講話を聴き『満願』となりました。振り返りますとここ1番で納経したのが2012年の3月、その後一緒に回っていた仲間が自転車事故で亡くなると言う悲しいアクシデントで中断したこともあり、2年9ケ月かかりました。詳しい報告は引き続きさせて頂きます。満願の次は高野山への『お礼参り』です。バスツアーでは来年1月の予定なのですが・・・寒い時に山の上の寒い場所に行くこともないと、我々は3月~4月温かくなってから行く予定です。
2014.12.26
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昨日の続きです。登山仲間の忘年トレイルの二日目はここ、仁和寺の・・・・。名物『背の低い桜』を左に見て・・・五重塔を右に見て奥に進み・・・裏門から出ると直ぐあるのが・・・・四国八十八か所のお堂が並ぶ『御室八十八ケ所巡り』の入口です。直ぐ一番札所・霊山寺の仏をお祀りしたお堂があり・・・山の頂上に向かい・・・二番、三番と札所のお堂が続きます。阿波の国の札所を過ぎ、土佐の国の札所を過ぎて・・・伊予の国に入りますと・・・間もなく京都市内を見渡せる頂上です。こんな山道を進みますと・・・黒姫三四郎さんが思い入れをお持ちの、今治・五十五番・『花尊し』の石碑のある南光坊です。そして、まだまだ札所が続き・・・讃岐の国に入り・・・山から一度下り、また次の山に登り返し、お堂を巡り・・・麓の八十八番で結願です。ここのコースについて興味をお持ちでしたらここを見て下さい。他にも「御室八十八か所」で検索して頂ければ詳しい記事がいっぱいあります。・・・と言うことで本場四国八十八ケ所のお遍路は七十八番までしか終わっていませんが、ひと足先にここで八十八ケ所結願したことになりました。(本場八十八ケ所へは近々行く予定です)この御室八十八ケ所は大体2時間コースと言われていますが途中でコーヒータイムをとったりして約2時間半かかりました。下山後金閣寺へ行ったのですが・・・東南アジア系の外人さんの数に圧倒されての観光でした。・・・と言うことで二日間の行程を無事終わることが出来ました。因みにこの日の歩数は25600歩、前日も20000歩を超えていましたのでかなりのトレーニングになった二日間でした。
2014.12.10
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昨日の続きです。72番 曼荼羅寺を済ますと、直ぐ近く坂の上に 73番 出釈迦寺(しゅっしゃかじ)です。 遥か彼方に海と多度津の町が見下ろせることで、ここへ辿り着く坂道がお分かり頂けると思います。 74番 甲山寺と75番善通寺はすでに済ましていますので・・・・次は76番金倉寺(こんぞうじ)です。 ここは山の上でなく平地の町中にありました。 続いてここも多度津の町の平地にあった77番 道隆寺です。 そして丸亀市に入り、丸亀町を右に見て進みますと・・・ 同じく右手に滋賀県の近江富士とそっくりで形の良い讃岐富士(飯野山(いいのやま)です。 そして宇多津の町に入り・・・・またまた坂道を登り、郷照寺です。 このお寺は次回お参りする予定だったのですが、昨日頑張って1ケ寺多くお参りしたお蔭で、予定外にお参り出来たのでした。 このあと宇多津駅で自転車を折り畳み、JRで帰ったのですが・・・・ 二日目の走行距離はこれだけで、無事66番~78番までを終わることが出来ました。 続きは難コースの連続、いつになりますやら???
2014.11.02
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昨日の続き、四国お遍路 香川県2です。 当初計画では初日は70番の本山寺で終わり、観音寺駅前で泊まる予定だったのですが、予定より行程が早やかったので13km先の71番弥谷寺(いやだにじ)まで進むことににしたのですが・・・ 登りの多い13kmを走り、やっとの思いで門前に着いたのが16:40でした。朱印の受付は17:00までなのですが、待ち受けていたのが540段の階段だったのです。 ここまで来て明日に延期も出来ず残った力を振り絞り・・・ 締切ぎりぎりに駆け込みお参りを後に回し、朱印を先に頂き・・・・ 下山にかかる頃には辺りも暗くなって来て・・・ 石段の途中にある茶店の灯りがほんのりと・・・、カメラの感度が良いので明るく写っていますが実際はもっと暗かったのです。 このお寺の近くに宿泊も出来る公営らしき日帰り温泉があったのですが、満室で泊まることが出来ず、紹介してもらってJR詫間駅前のビジネスホテルに泊まることになりました。・・・・ということで一日目は予定より1ケ寺多く6ケ寺の参拝で55kmの走行でホテルに着いたのが18時過ぎの強行軍となりました。 (怪我の功名と言いますか、海の近くに泊まったものですからねホテルの近くの寿司屋でべらぼうに安い新鮮な魚が食べられました) 翌日は詫間駅から善通寺駅までJRで移動中し、駅から善通寺に向かう途中、朝食場所を探していて・・・・なんと、こんな看板を発見。朝の7時半頃なのです。 食べたのが・・・かけうどんに大きなカボチャの天ぷらのトッピングで220円とは!!!! さすが、うどん県、高校生まで食べていました。 うどんのモーニングを済ませて、程なく善通寺に到着です。 さすが善通寺、今までのどのお寺より大きく、まるで京都の東寺の様でした。 お参りした後、門前直ぐの熊岡菓子店で、ビッグジョンさんに教えて貰った善通寺名物『かたパン』を購入。 堅いのなんの、金属性の音がする程の堅さです。 そして、74番甲山寺・・・・ 72番曼荼羅寺(まんだらじ)を済まして・・・ 73番出釈迦寺(しゅっしゃかじ)に向かいました。続きは明日に。長くなりますがもう1回お付き合い下さい。
2014.11.01
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今回よりいよいよ香川県に入ります。 新幹線 で岡山まで、そして在来線特急で9:38に観音寺駅に着き、自転車を組立行動開始です。 香川県の始まりは66番雲辺寺(うんぺんじ)なのですが、遠く山の上の為後に回して、駅から近くの68番神恵院(じんねいん)と69番観音寺へ・・・山の上のお寺が多い中、ここは海辺の近くで、何とこの山門内に二つの札所が並んであるのです。 神恵院のこのコンクリートの本堂入り口にはびっくりしましたが・・・・ 納経の朱印を頂く納経所は共通の1ケ所で二つの朱印を頂いて・・・当然とは言え、二口分600円なのです。 そて、次はいよいよ難関の66番雲辺寺です。四国山脈へ向かう道は少しではありますが、登り傾斜で山麓からロープウエイ乗り場までは・・・・このようなみかん畑があるのでお分かりの様に傾斜がきつい為かなりの距離を自転車を押して進みました。 写真では分かりませんが遠く向こうに瀬戸内海の海が見えていました) そして自転車を置き、ロープウエイで一気に頂上へ。楽は楽なのですが往復2060円とは・・・・。 頂上は916m、八十八ケ所の霊場の中で、一番高所にあるお寺で・・・・ 順番では香川県に入っているのですが、香川と徳島の県境を越えて徳島県側にあるお寺なのです。 『県境』 を越え、徳島県に入り、左の道を進みますと・・・ 目指す66番雲辺寺で、ロープウエイは乗ったものの、苦労の果ての到着でした。 そして、ロープウエイで下山して、次は67番大興寺へ・・・・ そして68番69番は先に済ませていますので・・・70番本山寺(もとやまじ)へ・・・ 立派な五重塔があるお寺でした。 出発前の計画は一日目はこの70番で終わり、観音寺駅で泊まることになっていたのですが・・・。予定より早く行程が進んでいましたので、予定変更13km先の72番弥谷寺(いやだにじ)へ向かったのですが・・・大変な苦労が待っていました。 続きは明日に・・・。
2014.10.31
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元の計画では前日にお参りする予定だった61番と62番なのですが、一日に数本しかない60番横峯寺へのバスダイヤに合わせるため60番を優先したため、翌日参拝となりました。 と言うことで宿泊し伊予西条からJRで3駅引っ返し伊予小松からのスタートでした。 61番香園寺は駅から約2km平坦地です。 すいすいと到着したのが7時半過ぎだったのですが、既にもうたくさんの参拝者が・・・。 このお寺は写真の様に鉄筋コンクリートのこんな建物でした。 次は61番から約1.5kmとすぐ近くの 62番 宝寿寺だったのですが間違ってうっかり写真を削除してしまいました。 63番吉祥寺も62番から約2kmの平坦地ですいすいでした。 次の64番前神寺へも3km程で・・・ 計4ケ寺を効率よく短時間でお参りし、次はこの無人駅から1時間に1本のJRで伊予三島まで移動しました。 伊予三島駅からは距離は6~7km しかないのですが、ともかく半分は登り、マイカー参拝の車がすいすい追い越して行く中登りの半分は自転車を降り歩いたのですがカンカン照りで高温で・・・途中の自販機で冷たい飲み物の追加を買って・・・・振り返りますと・・・製紙の町・伊予三島(今は四国中央市)の町と煙突が・・・。 やっとの思いで着きますと・・・この階段です。たったこれだけの階段なのですが登る前に休憩してしまいました。 このお寺は珍しいと思うのですが山門に鐘がありました。これなら鳴らし易いです。 そして、こんな仏像もありました。 登りの苦しさがあったお蔭で、帰りは下り坂を一気に・・・。登りでは1時間はかかったと思ういますが下りは10分もかかりませんでした。 伊予三島と言えば愛媛県の東の端で直ぐ香川県です。香川と言えばうどん、しかもセルフの・・・ 。数軒あったうどん屋のここで遅い昼食を食べたのですが、大きな天ぷらを自分でトッピングして360円はやはり『さすがうどん県』でした。 そして伊予三島から特急、岡山から新幹線と乗継ぎ今回のお遍路を無事予定通り終えることが出来ました。 いくら詳細の計画を組んでいっても、知らない土地では変更も再々、1時間に1本のJRや1日数本の路線バスを利用するために、 タブレットが大活躍。 私にはタブレット(他の方にはスマホ)が必需の旅でした。 今回のお遍路でこの65番まで終わりました。今回回ったお寺が21ケ寺です。 この朱印を頂くのに1ケ寺300円、計6300円かかったのですがそれが高いと思うか、安いと思うかは宗教心の問題でしょうか。 これで今回のお遍路の旅愛媛版を終わり、次回からは香川県に入ります。長らくお付き合い頂きありがとうございました。
2014.09.25
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今治駅前のビジネスホテルで朝を迎え、まず最初のお参りき約4km走って、54番延命寺へ。着いたのが7時40分位でしたが既に個人のお遍路さんが数組居られました。 そして次は約10km走って、57番永福寺へ。ここまでの道は少しの起伏だったのですが・・・・ 58番仙遊寺への道は一途に登るだけ・・・・、しかも漸くこの山門に着いたと思ったら今度は曲がりくねった長い階段が待ち受けていました。 お参りを終り・・・坂を下って行きますと・・・・右手前が今治市街と左方向にしまなみ海道 の橋が見えて来ました(橋が分かり難いので画像を暗くしています。 そして、約8km走り、59番国分寺へ・・・ 国分寺を済ますと最寄りのこの無人駅からJRで伊予西条駅へ・・・。 (下記の路線バスに乗るために当初の順番を変更したのでした) 西条駅からが難関を待ち受けていました。石鎚山の中腹にある60番 横峯寺へはとてもとても自転車では登れないので路線バスを利用です。 1日3本しかないその路線バスで約30分乗り下車・・・そこから参拝専用のマイクロバスに乗り換え約20分走りやっと到着したのですが・・・道幅が狭く曲がりくねった道で対向車と離合出来る場所が限られている為、運転手が無線で連絡しながら前へ進んでいました。 そしてそのバスを降りると・・・今度は徒歩で長い曲がりくねった坂道を下りやっとの思いでお寺に到着でした。 帰りの参拝専用バスを待つ休憩所の茶店でひまわりの種のようなものを貰って掌に置くと・・・野鳥のヤマガラが数羽次から次へ餌付けされたように掌に・・・。 ・・・と言うことで自転車移動の2日目を終り西条駅前のビジネスホテルに泊まり明日に備えました。 翌日にはもう一つの難関のお寺があるのですが明日に続きます。もう一回だけお付き合い下さい。
2014.09.24
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昨日の続きです。44番と45番は松山市から遠く離れた久万高原にあります。 翌日、最初に行ったのは45番岩屋寺でした。橋を渡り・・・ 山門をくぐるり・・・ 長い石段を登りますと・・・・ 名の通り、お寺は岩の絶壁にへばりつく様に建っていました。 そして少し移動すると・・・44番大宝寺です。 大宝寺からバスで山を下り・・・平地に出ますと・・・ 46番浄瑠璃寺です。 そして、直ぐ近くにある47番八坂寺にお参りして・・・・ バスツアーは予定の10ケ寺を2日間で無事回り終えたのでした。 ここからバスは一路京都へ向かって帰るのですが我々二人は土産物屋に止まった時、そこでツアーから別れたのですが、こんな『退団届』なるものを書かされました。 バスを降りたところから自転車で10分足らずに有ったこの駅から伊予鉄道に乗って松山市へ向かいました。 そしてJR松山駅から特急で移動し、今治に着いたのが4時過ぎでした。お寺の朱印受付は5時迄なので1時間で回れる駅近くの2ケ所のお寺を回りました。 最初に行ったのが56番泰山寺だったのですが、普通のお寺の様であり、時間が急いていたこともあり、うっかり写真撮影を忘れてしまいました。 そして時間ぎりぎりに駆け込んだのが今治駅の直ぐ近くの55番南光坊でした。このお寺ではブロ友の黒姫三四郎さんから与えられたミッションがありました。 それはここにある『花尊し』という石碑の撮影でした。お参りをして朱印を頂く時に尋ねてみると、住職らしき人が 『花尊し』の石碑を訪ねる人はまずいないと言いながら・・・・『花でも尊いのだから、人間の命はもっと尊い』と言うことだと言うことを教えてくれました。 ある場所はくぐって来た山門傍の、萩の花の横と教えられて振り返りますと・・・・確かに右側に・・・ アップしますと・・・・時まさに萩が咲いて、この石碑には 一年中で一番良い時のような気がしました。 このお寺の納経が済んだのが既に5時20分頃゜でした。3日目はバスツアーでの4ケ寺と自転車での2ケ寺を回り合計6ケ寺を回っり・・・・今治駅前のビジネスホテルに入りました。そして夜の食事に町に出たのは良いのですが、アルコールが入り過ぎ翌日まで残ることになってしまいました。 お遍路の事が続きますので明日は9/4のブログに書きました妙法院の仏教文化講座に参加しましたのでそのことを挟ませてもらいます。
2014.09.21
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今回は一泊二日のバスツアーで10ケ寺と二泊三日の自転車(JRと登山バス併用)旅行で11ケ寺の計21ケ寺を予定通りお参りしてきました。高知県や愛媛県南部に比べ愛媛県も松山近くまで来ますと現地への移動距離が短い事と、お寺とお寺が比較的近いところが多いのでこれだけ回れる訳です。 今回で88ケ所の内65ケケ所をお参りしたことになり愛媛県を全部終わり、次回からは香川県に入ることになります。今回もスタートは阪急交通社のツアーバスで松山に向かいました。 前回までに43番まで回っていますので今回は44番からなのですが、44番55番が遠い山の中であるために2日目の参拝となり、48番からのスタートです。48番 西林寺 49番 浄土寺 50番 繁多寺 51番 石手寺 石手寺の裏山にはこんな大きな像がありました。 52番 太山寺 53番 円明寺 初日に回ったのは以上6ケ寺だったのですが殆どが松山市内及び周辺のお寺で道後温泉の近くでもありました。・・・と言うことで 、宿泊は道後温泉でしかも、『坊ちゃん湯』で有名な道後温泉本館の横でしたので夕食の後、撮影をして来ました。 初日の6ケ寺は比較的平坦地に有りましたので、かなり楽に回れたのですが翌日は凄い山中で長い石段など厳しいお参りになりましたが明日に続けます。
2014.09.20
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その1 田宮虎彦の『赤い椿の花』を探して・・・。今回の足摺岬周辺の四国八十八ケ所お遍路 で蘇った田宮虎彦の小説 『赤い椿の花』を読みたくなって、ネットで調べました。(ネットで借用の写真です)アマゾンも楽天もこの作家の他の本は売り物があるようなのですが、『赤い椿の花』は本の名前は出て来ても売りものがない様なのです。50余年前の本ですので、勿論普通の本屋には無いので市立図書館行き市内に10ケ所以上ある市立図書館の蔵書を調べて貰ったのですがですがどこにも無いのです。諦めて帰ろうとすると・・・・他の市の立図書館にあれば借りられますとの事そこで調べて貰うと隣接の寝屋川市立図書館にもなかったのですが、大阪市の中央図書館にあることが分かり・・・何と取り寄せてくれると言うのです。しかも借りるのも返すのも地元のこの図書館で良いと言うのです。行政サービスはここまで??? と思いましたが・・・甘えて取り寄せてもらうことにしました。お遍路さんから田宮虎彦の本探しと変な方向へ進展しましたがこれも縁、本が届けば若き日の倍賞千恵子の顔を思い出しながらの読書というヒマ潰しの材料が出来そうです。 その2 高知の穴場を案内すると誘われました。元の会社で現役の時、高知勤務の経験のある元社員が関西に2名いるのですが、今回の高知編の当ブログを見て、『高知の事は任せて、食べ物と観光の穴場を案内するので3人で高知へ行こう』とのメールを貰いましたさていつ実現するか分かりませんが・・・昔話をしながらの美味しいものを求めての旅、ひょんなことから楽しみなヒマ潰しのネタが一つ増えることになりました。
2014.08.30
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昨日の続きです。 何分にも二日目は四国の最南端から5ケ寺を回って京都まで帰るためとにかく走ってばかりでした。(バスは交代運転手さんとの2人態勢でした) しかも41番龍光寺(真言宗御室派) 辺りからバスが増え、納経が終わっても朱印を頂く順番待ちで時間がかかるためバスの中で待つことが続いたのです。 真言宗御室派の42番仏木寺(ぶつもくじ)も同じ調子で時間ロスが続き・・・ 最後が43番明石寺(めいせきじ)は珍しくも天台寺門宗のお寺でした。 そしてこのお寺は一部檜皮葺きもありましたが殆どが赤というか茶色の屋根瓦でした。 先達さんの説明でここは赤い石州瓦 の屋根ですと説明を受けたのですが・・・石州瓦と言えば先日ビッグジョンさんの山陰旅行のブログで教えて貰ったところでしたので余計に関心を持って見学したのでした。 石州瓦につきましてはビッグジョンさんのブログに詳しく書かれていますのでここを見て下さい。 バスのトラブルや朱印待ちの時間は有ったもの明石大橋でこの景色を見て・・・ 予定では京都帰着が20時~22時だったのに対し、京都駅着が21:30頃と一応予定通り帰れたのですが・・・ 京都駅から近鉄、京阪と乗継ぎ、自宅へ帰ったのが22:30分過ぎと言う強行軍でしたので今回はぐったりのお遍路となりました。
2014.08.29
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昨日の続きです。38番金剛福寺は宿泊したホテルから直ぐ近くで、その前が足摺岬の展望台です。 このお寺は真言宗豊山派(本山は長谷寺) です。境内は広く・・・ 本堂の周りには立派な仏さんが並んでいて・・・ 極楽を象徴するような立派な池もあって素晴らしいお寺でした。 上の写真を見て頂ければお遍路さんの多さがお分かり頂けると思います。そして直ぐ近くがに昨日のブログ゛後姿を載せました、この地区出身のジョン万次郎の大きな銅像があり・・・ ジョン万次郎詳しくはここ 熱帯林のような森を抜けますとこの景色です、西側に灯台・・・ 東側もこんな素晴らしい景色でした。 上の38番金剛福寺と前日の39番延光寺で高知県のお寺は終わり・・・いよいよ愛媛県入りです。40番観自在寺は真言宗大覚寺派のお寺です。 境内には干支の守り本尊があるのですが、何故か8体しかなく、4体の仏さんは二つの干支のお守りを兼任(?)していました。 あと1回続きます。
2014.08.28
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足摺岬でお遍路で・・・今は亡き小説家・田宮虎彦の世界を思い出して来ました。 今回は高知県足摺岬周辺の38番.39番の2ケ寺と愛媛県に入って4ケ寺を回って来ました。何分にも四国の最南端て゜四国を縦断と言うより1周するような長距離でした。まず最初に向かったのが39番延光寺なのですが、高速道路の徳島・高知県境のトンネル手前で乗っているバスが煙を吐くトラブルが発生、原因はラジエターが破れて冷却水が漏れていたのです。 側道の広いところに停めて予備水を入れたり対応に約30分、ゆっくりゆっくり動かしてトンネルを出ると下り坂、何とかパーキングエリアに辿り着き・・・結論はそのバスを乗り捨て・・・急遽チャーターされた高知県の別のバス会社のバスに乗り換えることになりました。そのバスが迎えに来るまで約2時間、計2時間半程の遅れが発生したのです。 お蔭で最後の清流と言われているこの四万十川の遊覧船での観光は中止となりました。 行程上どうしても初日に39番の1ケ寺は済ませなければならず・・・受付締切が5時に対し到着が4時40分頃で駆け足のお参りでした。 このお寺は・・・見慣れた紫に桔梗の紋・・・我が庭(???)の智積院の真言宗智山派のお寺でした。 慌てて納経を終わり、足摺岬の先端へ向かったのですが九十九折の長い山道を登って下って進む左右は椿の木が密集していたのです。 『足摺岬と九十九折の山道と椿』 これは田宮虎彦の小説『赤い椿の花』 の世界です。若い頃この小説を読んで、昔観た佐田啓二・倍賞千恵子出演の映画の印象が蘇ったのです。小説は『赤い椿の花』でしたので、映画の題名も同名だと思っていましたが調べて見ますとら『雲がちぎれる時』というタイトルで1961年で53年前の公開でした。 曲がり曲がった山道の下にトンネルが出来て、明日からは開通したそちらの道を通る様になる、前日最終便のバスが曲がりくねった道から転落して、婚約していた運転手(佐田啓二)が死に、婚約相手の車掌(倍賞千恵子)が生き残るという悲しいストーリ-を未だに憶えている小説であり、映画でした。 赤い椿の花についてはこの方のブログを 映画についてはここを見て頂ければと思います。 53年前の若い若い頃読んだ小説、観た映画なのに鮮明に憶えているのは『昔の事』だからなのでしょう。 それに引き換え今の事は・・・。 話は横道にそれましたが・・・足摺岬の先端のホテルに着いたのが6時半を回っていたかと思います。翌日はこの足摺岬にある・・・・38番金剛福寺と足摺岬灯台観光からスタートだったのですが・・・明日に続けます。
2014.08.27
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昨日の続きですここまで使っていたお経のコピーの折り目が擦り切れ、バラバラになってきたため旅館の売店でこれを買い求め、その日のスタートをしました。 まず初めに34番・種間寺 続いて33番・石渓寺 32番・禅師峰寺(ぜんじぶじ)は土佐湾に面した山の上で・・・・ 遠く桂浜が見えるということなのですが・・・この通り霞の彼方でした。 不動明王は大体炎を背景にしている像ですが、このお寺にあった不動明王は天然の石を炎として迫力がありました。 そして最後に、31番・竹林寺です。 このお寺には八十八ケ所霊場には珍しい五重の塔がありました。 今回は一番遠いお寺から始めましたので部分的に逆打ちのようになりましたが2日間で7ケ寺のお参りが出来ました。因みに案内に依りますと1日目の走行距離が約420km、2日目が約350kmとのことでした。明石大橋が出来、四国の高速道路の整備がかなり行き届いたので1泊2日でこんなに遠いところのお寺を7つも回れることになったのでが昔は・・・・なんて考えますとぞっとします。そして次は一番遠い、足摺岬の先端にある38番・金剛福寺からのスタートとなりました。
2014.07.18
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今回はこの高知県の31番竹林寺~37番岩本寺の7ケ寺のバスツアーでお参りしてきました。 移動の都合でまず一番遠い37番まで行き31番へ帰ってくる形で、その中でも順番の入れ替えもありました。まず37番岩本寺はポツンと離れた足摺岬の手前窪川町にあります。この方は私たちの先達さんです。 この岩本寺は昭和53年に再建された本堂の575枚の天井画が一般公募されたもので画法も画材もてんでバラバラのものなのですが・・・ 一番有名なのがこのマリリンモンローの絵でした。 今回お参りしたお寺き真言宗豊山派(奈良県の長谷寺が本山)が多かったのですが・・・・ここは見慣れた桔梗の紋、そうなんです我が智積院が本山の智山派のお寺でした。 次が36番ではなく、35番の清滝寺です。 ここは本堂前の高さ15mの薬師如来像で有名です。 そして次は土佐市の海辺に出て・・・下の写真の右端小さい点の様に見えるところが・・・・ 高校野球で有名なこの高校なのですが・・・・ 今は廃業した元横綱の朝青龍の母校でもあります。 なぜこんなことを書くかと申しますと・・・この学校のすぐ近くの山にあるのが次に行っ36番青龍寺で、朝青龍のしこ名はこのお寺の名前に由来しているとか。 そういえばお寺のこの表札の字体を朝青龍のまわしで見たような気がするのですが・・・ しかも、このお寺への170余段の階段で高校生時代の朝青龍がトレーニングをしたとか。 初日は以上3ケ寺をお参りして、上の海辺の写真を撮った場所にある旅館がこの日の宿だったのですが・・・塩分のきつい、しかも鉄分を含んで匂いのきついかけ流しの温泉宿ここでした。
2014.07.17
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昨日の続きです。24番最御崎寺(ほつみさきじ)の真横、歩いて2分もかからない所が室戸岬灯台です。台風の報道では必ず出て来るこの灯台のレンズは直径259cmで第一等灯台と言い全国に5ケ所あるらしいです。ただ49km先まで光が届くのはここだけとか。この方向が高知市です。次に向かったのが海岸線にある御厨人窟(みくろど)と言う洞窟で2つ 並んであったのです片方が崖崩れで、ご覧のように近付けませんでした。空海がこの洞窟で修行し・・・・出て来たところ・・・・荒波が岩礁に砕ける轟音のなか、空と海しか見えなかったことから『空海』と名乗ったとか。そして室戸岬から海岸線を走り、徳島県に入り日和佐の23番・薬王寺へ。ここは前回自転車でお参りしたところで2度目のお参りでした。ここも長い石段の上、当然景色も良く・・・・。絵画調ではこうなります。・・・・と言う事で23番~30番までの納経を終え・・・・淡路島~明石大橋を経由して無事お遍路の旅を終わりました。次回は7/中を予定しているのですが果たして????
2014.06.16
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二日目は高知市内から室戸岬方向へ進みました。25番・津照寺に有った案内板で見て頂きますとこうなります。一番下の室戸岬へ向いました。まず最初が27番・神峰寺(こうのみねじ)です。この石段までは・・・私達はバスでしたのですんなり到達したのですが・・・何せ、太平洋がこんなに下に見える山の上、歩き遍路の方にはそれはそれはきつい行程です。道中一面の太平洋で地球の丸さを確認し(?) 遠く足摺岬までが薄っすらと見えました。室戸半島と言うのは海岸線まで山が迫っているところばかり、次の26番・金剛頂寺も名の通り山の上でこんな階段も最後の一部です。 そして25番・津照寺(しんしょうじ)は漁港の直ぐそばの小山の上でした。ここは海抜ゼロメーターからこの高さまで階段登りでした。向うに見えるのが次に目指す室戸岬です。 上の写真の岬の山の上に有るのが・・・24番・最御崎寺(ほつみさきじ)で写真の通り山の上です。このお寺の真横が室戸岬灯台ですが続きます。
2014.06.15
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今までに自転車で2回と厳しい山の上のお寺を含む箇所のバスツアー参加1回の計3回で徳島県の23番までの寺はお参りを済ませていましたが1年余の間隔の後、再開して行って来ました。今回からはいよいよ高知県に入り、24番~30番までの7ヶ寺なのですがツアーに23番が含まれている為23番は2度目となり計8ケ寺のお参りでしたが、今回は行程の関係で30番から23番への逆打ちのお参りとなりました。梅雨の季節ながら天気に恵まれた2日間でした。一日目は京都から明石大橋を渡り、徳島から高知市に入り、1ケ寺目が高知市の30番 善楽寺で・・・・2ケ寺目の29番 国分寺は高知市近くの南国市で・・・3ケ寺目も高知市近く香南市の28番 大日寺でした。初日の3ケ寺のお参りを終わり、宿泊は高知市でした。はりまや橋の前を通り・・・・高知と言えば坂本龍馬・・・・この生誕地の石碑の裏が宿泊のホテルだったのですが・・・ 上の石碑のある場所から我々が泊まったこのホテルまでが地続きの坂本龍馬の生まれた家の敷地であったとのことでした。入口のこの言葉には、上手いこと言うなぁと思いながら中に入りますと・・・・さすが生誕地に建つホテル、中は龍馬一色でした。階段の壁には1階から6階まで龍馬の時代の資料がぎっしりと貼られており・・・・龍馬の体格の説明もあり・・・・龍馬と言えば武田鉄也が泊まった時の写真までありました。そして50m程離れた場所にはこんな建物も有りました。翌日は室戸岬へ向いましたが続きます。
2014.06.14
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今までに自転車で1番~9番を日帰りで、 10番、11番と17番~23番を2泊3日でお参りしたのですが12番~16番を残していました。何故かと言いますと12番の焼山寺(しょうざんじ)が「へんろころがし」と呼ばれ急峻な山の標高700mに有ってとても自転車では行けないと思いバスツアーで行くことにしたのです。 と言うことで、焼山寺を含む12番~16番のツアーに参加してきました。参加したのは阪急交通社のこのバスツアーで40人満席の盛況でした。 回ったお寺は同じようで順不同ですが・・・・各お寺の本堂と太子堂にロウソク、お線香をお供えし般若心経をあげるのでですから意外と時間がかかります。個人で自転車で行けばかなり端折るのですが、先達さんの引率のもとでは手抜きなしのフルコースです。ただ、個人で行った時は自分で朱印を貰わねばなりませんが、ツアーでは納経中に添乗員が貰ってくれるので手間が省けます、が、ちょっとありがたみがありません。平成26年には開創1200年とか、また一層賑わうのでしよう。この様に白装束の人は半分くらいの人だったでしょうか、勿論私達は普通の服での参加です。 さて難所の12番焼山寺ですが・・・・バスで山道をかなり登ったのですが、さらにここからマイクロバスに分乗して細い山道をさらに登ります。雪景色を見ながら10~15分位だったでしょうか、駐車場に到着し歩き始めたのですが・・・・ 雪が踏み固まられ凍結していて大変な歩行となりました。やっと標高700mの焼山寺に到着です。と言うことで12番焼山寺、13番大日寺、14番常楽寺、15番国分寺、16番観音寺を回ることが出来ました。これで1番から23番まで、徳島県の札所を全てお参り出来、来年温かくなってから高知県(室戸岬周辺)からまた自転車でスタートの予定です。
2012.12.14
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3日目はあと1ヶ寺回るだけです。海岸線の漁師町を通ったり、自走出来る程度の峠を越えたりしましたが比較的楽な行程でした。交通標識は大きいですが、歩き遍路のお遍路さんの為にあちこちにこんな標識が貼ってあります。誰が貼るのか色々のタイプのものがありました。88ヶ所を88番から1番に向けて回ることを『逆打ち』と言って、うるう年(即ち今年)がその逆打ちをする年らしいのです。 こう言った標識は順打ちに歩く人の為に貼ってある為、逆打ちの人には目に入り難く、逆打ちは難しいと言われていますのも当然かと思います。 最後の峠を越て見えて来たこの砂浜の海岸線が、海亀が産卵に来る事で有名な日和佐の砂浜です。 そして少し走ると遠く、山の中腹に見えて来たのが23番薬王寺です。この23番で徳島を終わり、24番からは高知県に入ります。 その24番は室戸岬にあり。ここから75kmも有るのです。 ここで最後の朱印を貰い今回の全行程を無事終了しまた。全てのお寺で朱印を貰ってはいますが・・・・・・ 決してスタンプラリーで無く・・・・読経、納め札、線香、ロウソクなど巡拝の手順は、形だけではありますが行っています。 とは言っても我が家は浄土真宗なので門外漢なのですが・・・・・ 最後のお寺を済ますと直ぐそこがJR日和佐駅で・・・・・ 本日は29kmの走りでした。 そして帰りの高速バスの乗り場は駅前の道の駅にがありました。 往きの徳島便は京都からでしたが、室戸から来るこのバスは大阪梅田行きです。ということで前回と今回で徳島県にある23ヶ寺の内、今回難所の為パスして12月のバスツアーで回る予定の焼山寺など13番~17番の5ヶ所を除き全て終了し・・・ 次は高知の室戸からスタートと言う事になりました。
2012.09.26
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西日本最長の2,775mで川を越え、600mの山を越えて行くロープウエイは圧巻でした。(自転車は折り畳まず乗せてもらいました) 片道1300円にはびっくりしましたがその値打ちはありました。 (歩き遍路の方は登り口は違いますがここも歩いて登られます)和歌山の熊野川の様にUターンする那賀川を越え・・・・ 600m級の山を越えていますと・・・・・明治時代まで狼が生息していたと言う事で眼下に狼の像が・・・・・そして476mの山頂駅に着きますと、太龍寺は直ぐ近くで・・・・高野山の様な佇まいでした。そして、バス遍路の方はロープウエイでの下山ですが、我々は遍路道での下山で平等寺の方向へ進みましたが・・・・・登山口まで舗装が剝げ剝げの曲りくねった下りは緊張の連続でブレーキを握る指が痛くなり、連続ブレーキでブレーキのゴムが過熱しないか心配で、前後のブレーキを交互に使ったりするほどの急なものでした。 下った後はほぼ平地で約14km走り22番平等寺に到着です。この平等寺で本日の予定を終了。泊まりは・・・・・・平等寺山門横のこの民宿でした。 泊まり客は単独歩き遍路の方3人(内女性1人)、自動車遍路の夫婦1組と我々2人の計7人でした。そして走った距離(押して歩いた部分も有りますが) 55kmでした。3日目は明日に続けます。もう一回お付き合い下さい。
2012.09.25
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自転車での遍路なんて偉そうなことを言いながら・・・・長距離は・・・・ 2日目は朝一番徳島駅から南小松島駅まで約20km余をJRで移動です。 今日の行程に昨日書きました過酷な登りの20番鶴林寺が入っており、体力を温存せねばなりのません。 駅からほどなく少しの登り道で18番恩山寺に到着です。朝早かったこともあってか人影は疎らでした。続く19番立江寺は街中のお寺で楽々到着したのですが・・・・・。続く20番鶴林寺は・・・・・それはそれは高い所に有りました。 徒歩の遍路道は3kmなのですが階段があるので自転車は自動車道へとの案内で、長い長い曲りくねった急登を自転車を押して歩くこと約5km、厳しい厳しい『修行』でやっとの思いで到着することが出来ました。 そして門をくぐると今度は階段が待ち受けており、長い休憩を余儀なくされました。苦しい登りのあとは『苦あれば楽あり』、殆どペダルをこぐことなく下山し、次の21番太龍寺(たいりゅうじ)へ向かいました。太龍寺は歩き遍路の方には昨日書きました通り第3の難所なのですが、バス遍路の人やや自転車遍路は今はロープウエイ利用です。 平成4年完成の予想以上の100人乗りと言う大きなキャビンに自転車を載せて標高476mの山頂駅へ向かいました。 明日に続けます。
2012.09.24
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台風騒ぎで延び延びになったお遍路に20~22日の3日間で行って来ました。前回は旅行社主催の自転車によるお遍路のお試しコースに参加して1番~9番まで回ったのすが、半年が過ぎても2回目が催行されない為、ヒマ人二人で独自に計画しての旅でした。初日は京都駅から高速バスで徳島駅まで、JR徳島駅から一両のワンマンカーに38分乗って、旅番組に出て来そうな無人の阿波川島駅で下車です。 駅から直ぐの吉野川のこの潜水橋を渡り・・・・・ちょっと登り傾斜の道を約9km行くと10番札所切幡寺に到着です。 ・・・・・が、長い階段が待ち受けていました。自転車を置き、徒歩で登り・・・・・ 納経を済ませ・・・・・ 約12km移動で11番札所藤井寺に到着です。 ガイドブックに寄りますと寺の名前の通り弘法大師お手植えの藤が有るのですがこのシーズンでは・・・・。 本来ならここで12番焼山寺(しょうざんじ)へ向かうのが筋なのですが・・・ ガイドブックに依りますと12番焼山寺は昔から『一に焼山、二にお鶴(鶴林寺)三に太龍(たいりゅうじ)』 と言われ、遍路道の中で一番の難所で標高938mの山の8合目にあって自転車では行けず徒歩で6時間、徒歩で行くか別の道を車で遠回りするしか方法の無い難所です。と言うことで出発前から12番は別の日にバスツアーで参加すべしとそのバスツアーに含まれる12番~16番までをカットして12km先の17番井戸寺に向かいました。井戸寺は山の中で無く、住宅地中のお寺で登りが無く疲れていた身には大助かりでした。 そして徳島駅へ向かい、徳島駅近くの眉山登り口のビジネスホテル到着が17:20、一日目の走行距離は・・・45kmでした。 初日は比較的平坦な道だつたのですが、2日目は上に書きました残りの二つの難所へチャレンジのため景気づけに町へ出てアルコールで気勢を上げて明日に備えました。 にも拘わらず2日目は長い長い徒歩での登りに疲れ果てたのでありますが・・・・明日に続けます。
2012.09.23
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一昨日書きました通り、自転車での四国八十八ケ所お遍路の旅に行って来ました。 全てが初めての経験でしたが・・・。当日京都駅前に集まった参加者は11名。内訳は明らかにリタイヤ男性9名、65才過ぎかと思われる女性1人、20代の女性1人でした。それとガイド1人、案内マイクロバス運転手、自転車輸送のワゴン車運転手の計14人のメンバーでした。私の自転車は予め預けていたので既に車に載っていましたが、他の人は嵩を低くする為前輪を外して積込み出発しました。淡路島経由で途中事故で高速の長い渋滞に遭い、かなり遅れましたが無事徳島に到着高速のパーキングから自転車走行開始でした。まず5分ほどで1番目札所、霊山寺に到着です。次から次へとバスで白装束のお遍路さんが駆けつけ、大変な賑わいです。最初はガイドにより手順の説明を聞きながら言われた通り・・・・。 水屋で口をすすぎ、手を洗って、鐘をつき・・・本堂でおローソクと線香を供え、納め札を納め・・・・。 合掌礼拝し、般若新経を読経です。続いて大師堂でも同じことを行いますので意外と時間はかかります。 (この手順を全ての札所で行います) そして納経所で朱印を頂きます。 納経軸と納経帳が有りますが、私は我が家には既に西国33ケ所の軸がありますので、納経帳を買いました。 もし全部回れたら納経帳をばらして、我が家にある古くて破れた衝立てを、朱印を貼って作り直そうと思うのですが・・・(表具屋の友人は出来ると言ってくれています) 果たして全部回れますやら???、 札所一番目で頂いたのはこれです。朱印を頂くのに300円必要です。(軸は500円)道中の案内は万全です。徒歩のお遍路さんも沢山歩いていて分かり易いです。こんな形で次々へと同じことを繰り返してお遍路が続きます。あと1回次に続けます。
2012.03.25
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自転車仲間3人で、自転車による四国八十八ケ所の日帰りお試しツアーに参加することになりました。現地まで人間はバスで行き、自転車はトラックで運んでくれるというツアーで、現地では1番から9番まで約30km余を自転車で走り、後はまたバスで帰るというのです。パンフレットはこれなのですが・・・・。 旅行社から下の、経本と同行二人のTシャツと納め札を貰い、準備したものは線香とローソク、ライターに珠数・・・・・そして退職する時四国の支店の社員から『退職後は八十八ケ所を巡って下さい』と貰ったガイドブック等々です。 納経帳は現地で買うつもりです。 明日は天気が余り良く無い様ですが、ツアーなので行かねばなりません。果たしてどんな道中になりますやら・・・・・。
2012.03.23
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