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その昔、風見鶏と揶揄されたのは中曽根康弘氏(故人)だった。岸田総裁を見ていると、支持率を見て対策や行動を柔軟にか無分別にかわからないが行動を変えてくる。裏金問題の審議会を公開しない方向でブーイングを浴び、自らが審議会に出席するという奇策?に出た。その直前まで「怪しい奴は出さない」と見える作戦だったが、ことが裏金だけに「とても言えるような内容ではない」と見られるのを「まずい」と思ったか。支持率が裏帳簿、裏金、いずれも税金の関係する「ズル」である。庶民の生活ではちょっと縁のないような単位の金が動く。それは正当なのか?海を出し切って欲しいもの。
2024年02月28日
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自民党の裏金問題で派閥の解体や離脱が大流行り。私は派閥というのは志を同じくするものの政策集団と思っていたが、どうも「組」とか「「会」とか「軍」みたいな、縦社会の構造らしい。その昔、「党議拘束」というのがあって、それに背く行動をとると懲罰を喰らう、という話があって、「そんなの『不自由非民主党』じゃないの?」などと考えたことがあったが、これこそ派閥の論理らしい。「反社団体」というのと構造は一緒ではないか。上からの指示は絶対、古株に反抗してもダメ、というのが果たして自己改革できるものか、甚だ疑問に思う。「ムラ」とも同じように思われる。「安倍派」はそのトップを失って、どちらに走ればいいのかわからなくなった。ヒエラルキーは「No.2」を持っていなきゃいけないと思うのだが、それらしいのがおらず、いずれも裏金を操作していたようだが、「秘書が、秘書が」で逃げ仰せたようだ。けれどもそれで良いのか。「戦後レジーム」などという難しい言葉を便利に使っていたが、戦後は一貫して「アメリカの言いなり」になってきて、原子力やら兵器やらを受け入れさせられていたのではないのか。これを脱却することこそ「レジームの決算になると私は考えていたが、どうもその方向ではなく、「強い軍事力を持つこと」という意味だったようだ。そもそもだが、同じ血統の一族で複数の首相を出す、なんてのは封建社会の再現ではないだろうか。そんな中で育って、庶民の感覚を持てるわけがない。民主国家とは縁遠い。各地の紛争は宗教上のこともあろうが、「やられたらやり返す」「やられないよう先に叩く」のいずれかで、いつまで経っても収まらない。背景に身分の固定化があるように思う。違いを認めあい、その上で相手を理解、尊重、共存する社会は空想でしかないのだろうか。
2024年02月05日
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自民党派閥の裏金問題はそろそろ終焉か?と、火消しに余念のない首相発言である。「政治活動の自由を侵す」には呆れる。もらったものは自由に使って良い、ならば企業会計にも適用しようものなら世の中とんでもないことになるだろう。政党交付金の原資は税金だ。税金である異常、虚偽記載、記載漏れなどもってのほかではないか。現役時代、県の新規事業の助成金に応募して、それに合格し、機材を購入したら、数年後にそれを転売したりしていないかの検査を受けたことがある。1円単位の出納も検査された。「なかなか厳しいですね」「税金を使ってるんです。当たり前でしょう」この言葉、そのまま政治家に投げつけてやりたい。20万円以下なら記載不要、などとザルの穴を開けておくのはお見事。手前勝手な法律解釈をしておきながら、「煩雑だ」と涼しい顔をする。塵も積もれば山となるとはいうが、チリのほうが大きくなって本末転倒である。煩雑というのを理由にするならインボイスも撤回しろというものだ。個人事業主にとっては煩雑以外の何者でもない。「〇〇はたらふく食っている 汝臣民飢えて死ね」の時代を引きずっているのか。自分ができないことを他人には強要するという図ではないか。こともあろうに、派閥解消に消極的な領袖が外務大臣を捕まえて「美形ではない」なるセクハラ発言(まあこの人には昔からそういうことの定評も実績もあるが)をする始末。「時代遅れ政党」と呼ばれても仕方あるまい。政治家の不始末は「秘書が」という弁解で始まる。通常の会社なら「部下の不始末は上司の責任」が相場だ。強力な連座制を敷くべきだ。秘書の不始末は議員の責任、隠れ蓑にしてはならない。
2024年01月31日
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取りまとめの方針が出たが、なんとも場当たり的としか思えない内容だ。派閥をなくするという事がどういうことかが見えてこない。領袖をトップとするヒエラルキー構造を壊せるとは思えないし、全てを党内で処理するという方針が見え見えだ。党内処理は「なあなあ」と翻訳できる。おりから、損保ジャパンの会長が「私が何もない」という事はあり得ない、と退任を表明した日だ。「儲けに走る体質を育てた自分が無傷はあり得ない、というわけだ。政治資金を監視しようと思ったら、一円漏らさぬ収支計算と連座制適用は不可欠と考える。「部下の不祥事は上司の責任」はビジネスでは当然のことだ。おりからのインボイス。政治資金が現在20万円未満の収入を書くのを勘弁してくれというなら、インボイスを準用すれば良い。税金を取られる方は一円合わなくても文句をつけるが、ならば政治家もそれをやれ、できないならばインボイスを国民に強要するな、といいたい。だいたい政党交付金を受けながら副収入を裏金にしよう、餅代だ氷台だといういう隠語をまな板に載せてくる神経を疑う。税金で食っていることを忘れるな。何よりも政治を家業にするからこういうことになる。抜本的改革という言葉は何度も自民党から聞かされたが、いつも「元が抜けている」結果になっている。自分に罰を設定せよ。
2024年01月26日
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刷新本部を作って派閥という典型的ヒエラルキー組織を見直すったって、自民党の場合は資本主義の上に成り立っている以上、まあ無理だろうと思う。だいたい刷新本部のメンバー構造からして総理経験者が顧問、現職総理がリーダー、幹事長が副リーダーでどうやって改革するのだろう。派閥は志を同じくするものの集団だから、できて当たり前だと思うが、そこに金が絡むと不順になってくる。それが党への貢献度によるキックバックで、家業となっている国会議員を続けるためには「金がいる」の悪循環。選挙のための印刷費とか遊説のための交通費とかは必要だから、「選挙資金」という元入金が必要だ。落選したら元入金はなくなる。借り入れをしたら負債が残る。返せなければ破産、禁治産状態になる。更に借り入れをしても議員報酬がなくなれば返せない。それでも貸してくれる人がいたら、その人の意向に従う他ない。自民党は産業界から政治献金を受けている。産業界の方を向いて政治をしているから、金持ちに気を配ることになる。庶民から金を集めるために消費税を作り、物品税をやめた。相続税も下がった。孫に教育資金を渡しても無税。持てるものが富み、持たざる者は更に剥奪される。それが資本主義経済だ。繰り返しになるが、そんな体質の集団が本気で構造改革できるわけがない、するわけがないと思っている。安倍派の10人の委員が、抱負を聞かれて「差し控え」たというから本気度がわかる。
2024年01月14日
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17兆円の経済対策ということで所得税減税やら給付金やらを打ち出している総理だが、どうも最近の動きを見ていると、支持率を気にして、ウケのいいことばかりを並べ立てているように見える。累積赤字が千兆円を超えるというのに、減税をやって、野放図とも思えるような軍事費の設定、どうやって国の会計を立て直すのだろう。先送り、先送りでしかない。海外に大きな債権を持っているらしいが、債権は現金化してなんぼの物のはず。極端な話、踏み倒しだって出ない保証はない。デフォルトとかいうんだっけ?我が家は障がい者のいるお陰で住民税を払っていない。年金が主たる収入だ。7万円高を給付していただく対象ではあるが、「ええんかいな?」が正直なところだ。食費をうかせるために(でもないか)畑で野菜を生産している。なんにせよ、買わなくて済むものは買わないで済ませたい。買いに行くための経費も要らなくなるから、酸素の生産効果も合わせ貢献しているつもりだ。今日は新米が届いた。「米だけじゃ食えない」と言う農家がほとんどの現在、農業者に炭素固定報奨金のようなものを考えれば食料安全保障、二酸化炭素削減の問題が排出者に賦課金を課することで良くなる、というようなことができないのか。自民党の身内から「リーダーシップに欠ける」と言われたのはついこの間の話。自民党も結構近視眼的ではあると思うが、そこから言われたらちょっと立つ瀬がないのではと思った。首相はド近眼か?国立大学の扱いも近視眼的だ。すぐに効果を求める体質では大昔の「金持ちのための大学」にしかなりえない。私が学んだ頃の「月額千円」くらいで広く学生を集めたからこそノーベル賞級の学者、技術者が育ったのではないか。文科系学部の予算を削るというのも文科の学生を学問から引き離した「学徒出陣」の頃の視点と大きく変わらないと思う。「100年安心」の社会保障も脆かったが、今やそういう視点もない気がする。
2023年11月02日
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電気やガス、燃料などエネルギー関連の値上げが大きいが、政府の補助金を100%価格に還元している企業は少ないという。収支改善に充てていて、これでは企業延命に税金を投入しているのと同じではないか。いや、自分がその立場でも会社の建て直しに使うと思う。過去にもバブル崩壊の時に銀行救済で税金投入を行い、貸し渋り・貸し剥がしで中小が痛めつけられた。更に前、オイルショックのときには石油業界は「千載一遇のチャンス」と大幅な値上げ、便乗値上げを行った。大企業優先としか見えないこれらの政策は本来の税金の使い道ではあるまい。過去にも書いたが、政治家はカネの使い道を決めるだけで何も生産していないにもかかわらず高額の報酬や特権を付与されている。統一教会の問題も詰まる所は「議席の確保」だろう。「10万票いりまへんか、ありまっせ」と言う話に飛びついてもなんの不思議もないだろう。岸田内閣が出来て1年、癒着や忖度、庶民には厳しい生活費の値上げが相次ぐ。食料もエネルギーも海外に頼る日本が、安値で買いたたかれてドルの支配下から逃げられない現状が「新しい資本主義」だろうか。もはや「帝国主義」に組み込まれているのでは?
2022年10月19日
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などと大上段に振りかぶったって答えは出る訳がない。我々はいわゆる「逃げ切り世代」だが、子や孫は厳しさに耐えながらまだ何十年かを生きていかねばならない。波はと姉の遺品整理をしていて常に思うのが「親の遺品は子供の迷惑」だ。土地や家屋などどうしようもないものはともかく、断捨離とまで行かなくても(結局はそうなるのか)残されたモノはない方が楽である。新聞には「偉大な指導者を失った」「求心力を持った人材がいない」とアベ元首相を祭り上げるような記述が繰り返し出てくるし、「やり残したことを受け継いで」とも自民党の幹部は述べている。何から何まで考え方が同じ、と言う人はこの世にはいるまい。国の借金をどうするかも大きな問題だが、結局人を育てなかった、育てられなかったと言うのがこの人の最大の負債になったのだろう。会社では珍しくない、「自分より出来るやつは遠ざける」やり方だ。結局は自分の首を絞めることになる。私の学生時代、国公立大学の授業料は月額1000円だった。息子の時には約50000円になっていた。値上げの時には反対運動もした。当時の値上げの名目は「私立大学との差を小さくする」で、安い方を揚げた訳だ。その後も大学を法人化して研究費を実績連動にしたり、すぐに結果を出せるような研究テーマに絞ったりと大学予算を締めつけた。その結果がどうだ。研究論文に引用されることはなくなっていき、私は嫌いだが大学の世界ランクは低迷。「質が落ちた」のである。企業の実績、給与も低迷。格差社会になっている。子供も産めない、育てられない。そんな「諦めた若者」が増えていると言う。何をするにも人がいる。防衛費を増額しても兵器で国は守れまい。優秀なオペレータは育てるしかない。育てる若者がいないんじゃ話にならない。
2022年07月12日
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政権の混迷には目も当てられない。ワクチン不足は風評だなどと言う前はアメリカに行って直接交渉し、十分な量を確保したと言うし、台湾には気前よくワクチンを送るしインドネシアの邦人救出もやる。目立つことをやって人気取りをしようとする姑息なやり方としか思えない。数字の裏付けがあれば説明できるのに。上から目線なんだろうね。「従わねばペナルティ」銀行に圧力かけるとか、まるでやくざ。さすがに猛反発くらって撤回したが、その程度のもんなんだと分かると行政が言うことを守っても自分が損するだけだと気付き、これからは飲食店の営業も増えるんじゃないだろうか。かんさいでは「ええかっこしい」と言うが。
2021年07月13日
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小池知事、疲労回復のため公務を離れるとのこと。体調不良ではどうしようもないから復調に務めてもらいたいが、菅首相と悪くない対立関係にあったのがこのところは鳴りを潜めているように思う。兵庫県はまず順調?にコロナ新規感染者を減らしているように見えるが、東京は下げ止まりか微増とも見える。政府とJOCはオリンピックを客を入れて強行するようだが、感染症の収束が見えないままやるのが、如何に危険か理解していないようだ。専門家の意見もいわゆる「勝手つんぼ」で、利用できるところは利用、都合の悪いところには聞く耳持たずで、まことに見苦しい。その点、丸川大臣の「スポンサー第一」の論理はまことに分かりやすい。またひとときではあったが、「会場内は飲酒OK」も分かりやすい。この位内情を明らかにしてくれれば、主催者がとる行動理論が明らかになってくる。また7月の日本が酷暑であってとてもじゃないが屋外競技に不向きなことは誰の目にも明らかなのに「温暖な時節である」とか、「事故を起こした原発は完全にコントロールされている」なんて嘘っぱちを吐いた背景がどうなのかも垣間見えて来る。どこを見ても都民ファーストとは言えるまい。小池氏は政局の見極めが卓越しているのかも知れない。今のところは「御身ファースト」か。東京64がなつかしく思い出される。2020が嘘でかためられたオリンピックにならないかと心配しながら。
2021年06月23日
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コロナウイルスは若干新規感染者の増加は鈍ってきたものの兵庫県は日本で一番病床の占有率が高いそうだ。衛生状態も比較的良く、病院や医師の数もそう少ない訳ではないのに、なぜこんなに逼迫するのかを考える時、運用のまずさがあるのではないかと思う。クルーズ客船の中で患者が報告され、神戸大学の医師が乗り込んで「ゾーニングがなってない」と意見して船から降ろされたというあたりからまずおかしい。病原菌を扱ったことはないが、映像を見て、これでは封じ込めは出来ないなと私も思った。船内で死者が出たりしてまるで棺桶船見たいな状態だった時期があるが、そこから陰性者を帰すのに公共交通機関を使わせたのも微生物を知るものにとっては「何と危ない!」レベルだった。こういう訳の分からない問題に対峙する場合、異見を排除してはならない、と言う鉄則を無視した政府の責任は免れない。イエスマンばかりを揃えた御用学者だけが専門家ではない。学術会議の議員任命問題についても同じような感触を持つが、これが今の行政府の最大の問題ではないか。更に特別措置法の改正?にも特徴がある。罰則規定は早い話、「言うことを聞かないとためにならんぞ」と言う「脅し」と根は一緒だと思う。なぜそっちの方向に行くかを考えると、理論だった説明が出来ないからだろう。「問答無用」というやつだ。時代劇で出てくる悪徳奉行あたりが正論を訴える町民に対し、返答に窮して必ず吐くのがこの言葉だ。今に生きる官尊民卑か。いかに感染を押さえるかというよりは指揮権の方を重視しているのではないかと感じる。その上で銀座を飲み歩いた議員が嘘をつくようでは「選良」とは言えるまい。何でも自民党では党員の推薦がなければ入党できないらしいが、そこからして親分−子分という古めかしい形態から抜け出せないのではないかと思う。確か同じような理由で学術会議を批判していたような気がするが。立法は方向性を決め、行政が具体化して役人が実行する、と言うのが政治ではないかと思うが、役人の人事にまで口を出すのは萎縮するだけではないか。マイナンバーをやるなら、宝くじのように当選人を議員として選ぶ方が民主的なのではないか。或いはここまでネットが出来るなら直接民主制の方がより柔軟な世界をつくれるのではないかとも思う。悪用は怖いけれど。
2021年02月02日
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この条約くらい国民と政府との意識が噛みあわないものも珍しい。学生時代に読んだ金沢嘉一さんの本の中にも日本が棄権した旨の記述があった。講和条約からいくらもたっていない時期でもそれだったのだから、言えば70年ばかりはなんの進展もなく、近年は反対表明という「唯一の被爆国」にあるまじき対米盲従を続けてきた訳だ。どっち向いて政治をやっているんだか。代表質問への答えも「反対している国だってたくさんある」じゃあ自分はどうするの、寄らば大樹の陰かい?と突っ込みたいところだ。答えになっていない。国会議員の選挙時には「核兵器禁止条約を支持・批准するか」という設問への回答を義務づけるとか、食い違いをうめるための対策をしたらどうかと思う。一方、感染防止のために色々な命令を発出でき、それに従わないなら刑事罰、と言うのもまるで悪代官を思わせる行為だ。特に「桜を見る会」が結局トカゲのしっぽ切りで、そこから時を経ずに商売をしたら罰則だと?迷走内閣もひどいもんだ。飲食店が感染の元凶という命題は本当に真なのか?思い込みではないのか?科学的裏付けに乏しい気がする。
2021年01月23日
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けったいな話になったもんだ。誰が推薦されたか見ていなくて、特定の候補者を任命しないというのは、『こいつらだけは通すな』と言うリストを官僚に渡していたか、官僚が抹消(改ざん)したかということになる。いずれにしても違法行為というほかない。こう言うのでも『総合的、俯瞰的』というのかしらん。異見というのは貴重なものだと思う。誰だって電話料金なんぞ安い方がいいに決まっている。しかし、5Gと言う新たな市場へ参入する時期に足を引っ張る結果にならないか、将来の市場をとらないと通信業界で完全に遅れてしまい、税収が減ることにならないのだろうか。科学技術のことといい、大学の科研費といい、将来の芽を摘んでいる気がする。不妊治療もそうだが、子育ては産んで終わりということではない。妊娠も大事だが、子育ての期間の方が長い。子育てをしやすい世の中にするのが政治の仕事だと思う。同じ借金を返すのも、兵器よりは教育の方が理解は得やすいのではないか。私は月額1000円の学生時代だったが息子は50000円くらいになっていた。しかしアイデアの種は昔の方がむしろ多かったのではと言う気がする。国が教育、研究を投げ出したのではないか。
2020年10月12日
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けったいな話になったもんだ。誰が推薦されたか見ていなくて、特定の候補者を任命しないというのは、『こいつらだけは通すな』と言うリストを官僚に渡していたか、官僚が抹消(改ざん)したかということになる。いずれにしても違法行為というほかない。こう言うのでも『総合的、俯瞰的』というのかしらん。異見というのは貴重なものだと思う。誰だって電話料金なんぞ安い方がいいに決まっている。しかし、5Gと言う新たな市場へ参入する時期に足を引っ張る結果にならないか、将来の市場をとらないと通信業界で完全に遅れてしまい、税収が減ることにならないのだろうか。科学技術のことといい、大学の科研費といい、将来の芽を摘んでいる気がする。不妊治療もそうだが、子育ては産んで終わりということではない。妊娠も大事だが、子育ての期間の方が長い。子育てをしやすい世の中にするのが政治の仕事だと思う。同じ借金を返すのも、兵器よりは教育の方が理解は得やすいのではないか。私は月額1000円の学生時代だったが息子は50000円くらいになっていた。しかしアイデアの種は昔の方がむしろ多かったのではと言う気がする。国が教育、研究を投げ出したのではないか。
2020年10月11日
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鶏が先か卵が先かと言うような議論になるかも知れないが、アメリカの大統領・副大統領の討論がほぼこれになっているように思う。相手の叩き合いというのは心情的には分からないこともないが、結果は双方の品位下落みたいなもので、まんまとトランプの兆発にのせられたということになろう。司会者もうんざりしたことだろう。トランプ自体が下品であるから、悪口をいなす話法の方がバイデンには有利、どうかすると『私も話していいかな?』くらいの方が受けは良かったかも知れない。トランプはリモート討論を拒否したというから、相手を挑発に乗せることを彼は目的としているのではないかと思う。目の前にいなけりゃ挑発もしようがあるまい。副大統領候補の場合はもう少しマシだった。情緒の政治は危険だ。『総合的・俯瞰的に見て』と言うのは、『何となく』に置き換えられると思う。学術会議の会員は理論と数字で仕事をしてきたようなもの。データが全てである。10億円の経費を問題にするなら政党助成金こそ廃止してからにするべきだ。『支持政党なし』が最も多いのが現状、議員の失業保険に成り下がっている、国民にとっては全く無意味な経費だ。しかも一桁違う。アベ政治で最も問題なのは政治の私物化だ。本来学術会議に諮問すべきところを御用学者ばかりの専門家会議を作り、責任を負わせ、しかもうまくいっていない。小さな本質でない成果をアピールし、うまくいったと打ち上げるのはトランプと同じ手法だ。
2020年10月10日
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『学術会議の推薦をそのまま通すと言うのはいかがなものか』と菅総理は言うそうだ。拒否する理由としてはなんとも答えになっていないが、国民としてもいかがなものかと思うことはいくらでもある。例えば小選挙区制。40%ほどの得票で過半数の議席が取れると言うのは選挙制度としていかがなものか。比例区においても人の名前=政党名として有効とするのはいかがなものか。理由を示さず結果だけを認めろと言うのはいかがなものか。あれは分からん、これは廃棄したと言うような議員達に税金から億単位の経費をつけて報酬を払うのはいかがなものか。何よりも国民が幸福感を感じない政治を継承して行くしか能のない政治姿勢、いかがなものか。『法に書いてないから解釈する』からよしとする姿勢、いかがなものか。施政方針演説に是非折り込んでもらいたい事項だ。民間の契約書には必ず『内容に判断の疑義が生じた場合には両者誠意を持って話し合う』と言う条項がある。
2020年10月08日
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『学術会議の推薦をそのまま通すと言うのはいかがなものか』と菅総理は言うそうだ。拒否する理由としてはなんとも答えになっていないが、国民としてもいかがなものかと思うことはいくらでもある。例えば小選挙区制。40%ほどの得票で過半数の議席が取れると言うのは選挙制度としていかがなものか。比例区においても人の名前=政党名として有効とするのはいかがなものか。理由を示さず結果だけを認めろと言うのはいかがなものか。あれは分からん、これは廃棄したと言うような議員達に税金から億単位の経費をつけて報酬を払うのはいかがなものか。何よりも国民が幸福感を感じない政治を継承して行くしか能のない政治姿勢、いかがなものか。『法に書いてないから解釈する』からよしとする姿勢、いかがなものか。施政方針演説に是非折り込んでもらいたい事項だ。民間の契約書には必ず『内容に判断の疑義が生じた場合には両者誠意を持って話し合う』と言う条項がある。
2020年10月07日
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学術会議の推薦者を任命しないと言うニュースに「日本学術会議法」を見てみた。内閣お得意の「法令に基づき適切に」を検証するためだ。href="http://www.scj.go.jp">http://www.scj.go.jp/ja/scj/kisoku/01.pdf学術会議法は短い。総理が推薦を拒否することが出来るともできないとも書いていない。だから拒否するというのならこれは不法行為だ。都合の良いところばかりのつまみ食いは自民党の得意とするところだが。「良薬は口に苦し」と、異論を尊重してこその行政府ではないか。イエスマンを揃えての運営は国を滅ぼす。「有識者会議」とやらは法律に規定してあるのかな。一見なさそう。
2020年10月02日
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一応と言っては失礼かも知れないが、自民党総裁の候補が出そろった。菅氏が最有力とのことでたぶん投票結果もそうなるんだろうが、どうもこの人を見ているとなぜか宮崎アニメの「千と千尋の神隠し」に出てくる妖怪「カオナシ」を思い出す。宮崎アニメのキャラクターでいえば石破氏はトトロか豚に似てそうだし(ちょっと強面か)岸田氏はムスカかな。私はと言えば一番なって欲しくないのは菅氏だ。でたらめなアベの補佐官として火種に懸命に水をかけてきたことであり、それを継承すると言うことは今後もでたらめを続けると言うことではないか。そもそも補佐官と言うのは補い、助ける役職だろう。それを言われるがままに実行しているならただのロボットではないか。頭脳のなくなったロボットに何が出来る?更に、自助・共助・公助とか言いだした。これは日産自動車のことか?やや古い話になるが、銀行がピンチの時に「公的資金」をつぎ込んだ。でたらめ経営の銀行がつぶれたら困る人が多いから銀行に資本注入したが、普通の企業では考えられない厚遇だ。一方で銀行がやったのは「貸し渋り・貸し剥がし」で末端の企業がつぶれた。公助のあるのは大企業だけか?コロナの医療従事者にどれだけの助けをしたか?ブルーインパルスくらいしか記憶にない。尤も飛行や拍手で助けにならないことは言うまでもないが。そんな中、あるインタビューで「余裕のヨッちゃん」と軽口を叩いたアナウンサーに「総理になる人に対して失礼だ」と言うクレームが「炎上」したという。仕事をしない行政の方が納税者に対してよほど失礼だと思うが、まあ考え方はそれぞれだろう。しかし彼の給料は税金から払われているが、アナウンサーは仕事をして収入を得、納税しているはず。議員が一番怖いのは有権者にそっぽを向かれることであるはず。コロナで傷ついた日本をどう直して行くのか。争点はそこであるはずだ。永田町は未だに幕藩政治だな。
2020年09月08日
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当面の課題はコロナ・中国・景気と言ったところか。コロナも感染力が強い変異株が出てきたと言う話もあるので、インフルエンザが増えてくる秋以降にはまた何らかの目新しいものが示されるのだろう。ペーパークロマトを使うインフルエンザの診断でインフルエンザ(-)で症状があればコロナとして処置するのだろうか。安倍政権でのコロナの扱いは非常にずさんと言うか、微生物を扱うものから見るとまずゾーニングの甘さが目に付いた。そしてそれを指摘した医師を調査グループからはずすと言う不可解な行動に出た。現場の医師の声を封印して、その後クルーズ船がひどい状態になったことは記憶に新しい。専門家会議を解散して分科会と言うことになったが、どうも御用学者を残して辛口論者を遠ざけた感が否めない。役人にしろ政治家にしろ感染症についてはド素人。委員の選任は科学的裏付けが出来る人、先が読める人が書かせないと思うが、いきなりの自粛でそのあたりがどれだけ見えるものだったかが結局分からない。アベノマスクは場当たりの象徴だと思う。どんなイベントにせよ、準備期間が必ずいる。一時なくなっていたマスクが出回りだした頃の配布ではありがたみも少ない。コロナで顕在化したことは、世界的分業なんて無理な話だと言うこと。止まってしまえば自給するしかない。中国はコストも安いのだろうが、いざとなれば需要を満たすだけ作ってくれる保証はない。価格だけが基準ではないということだろう。自分のことは自分で、が基本だと思う。特に食料。食べられてナンボ、である。首相候補も名を挙げてきたが、今までの継承を出来る人を、と言う派閥もいたけれども、継承で良いのか?と疑う人も必要なんじゃないだろうか。少なくともオトモダチでなく切磋琢磨に切り替えるべきだろう。って、まだ選出方法も正式には未定か。
2020年08月31日
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しらばっくれること、物事を隠ぺいすること、記録を残さないこと、アメリカにはいはいと従うこと、忖度させること、(だいたいこの時代まで忖度なんて言葉を知らなかった)信賞必罰を徹底するが、自分には適用しないこと、海外派兵の道を開いたこと、論理より感情を優先させること、憲法を無視すること、我田引水を徹底すること、民意は都合の良いように解釈すること。拉致問題、経済復活、北方領土問題(「最低でも二島」は「最低でも県外」と変わらんぞ)、財政再建、モリカケ問題などは積み残し。やっぱり「ええかっこしい」だったんだ。
2020年08月29日
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安倍総理が史上最長の総理大臣の任期を迎えたと言う。しかし私の目には関西でいう「ええかっこしい」としか見えない。口先だけで実がない。不遜にも「アベノミクス」などと言う造語でいかにも経済がよくなるように見せて、求人倍率が高くなったと自慢していたが、求人倍率を高くするのは派遣会社の存在だと思う。ある企業で1人の求人をし、それを5つの派遣会社に連絡して職安の求人ルートに乗せればもう5人になる。求人票を繰れば、よく似ている条件の票が出てくる。特にリストアップした訳ではないが、田舎の企業なら場所や仕事内容でだいたい派遣先は割り出せる。だから私は「アベノミクス」を「アベノリクツ」と読み替えた。そしてまた、この人が作る内閣のメンバーに特徴的な発言がある。「シッカリト」この言葉を聞くたびに「ああ、こいつも期待できないな」と思い、実際任期中にしたことは増税くらいなもの。消費税くらい消費の妨げになっているものはないと思う。コロナ汚染が始まった時から「シッカリト」「注視する」これ以外に言った言葉はないに等しいのではないか。学校を強制休校、自粛強要にして大混乱。揚げ句マスクの配布に不良品で「質より量」を指針にしたとか。外部との接触を絶って一応陽性者の発生が減少すれば「日本モデルの勝利」などと根拠の無い自画自賛、実は何も出来ていなかった。証明は第二波である。トランプに媚びて戦闘機の大量購入、そんなカネはどこからでるのか?次代にツケを回す体質は何も変わらない。オトモダチの優遇の象徴であるモリカケも「問題ない」でうやむや。国会の開会要求にも応じない。憲法を守らない希代の無法総理だ。
2020年08月26日
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go to の行き先はどこ?朝令暮改のモデルみたいな状況だ。東京をはずし、高齢者をはずし、若年層をはずし、となると対象は誰だ?と突っ込まざるを得ない。地方在住の40-60代のみ適用か?一番出にくい世代のように思うが、働き方改革とやらで行けるようになったのだろうか。そしてなぜに第二波かと疑われるこの時期に実施を前倒しか?友人の医師も同じようなことを言っている。あまりにずさん、姑息な予算計画ではないか。観光業が非情な痛手を受けているのは分かる。地元のバス会社でも観光車がほぼ動いていない。たまに見ると「オー、動いてる!」と拍手したくなるような状態だ。関西でも漸増傾向はある。兵庫県もそうだが、実際に陽性者が出ているのはほぼ「神戸ナンバー地区」である。おおむね淡路島・明石市・小野市・西脇市・丹波市までが神戸ナンバー、それ以外が姫路ナンバーである。姫路ナンバー地区での陽性者は神戸ナンバー地区に比べると非常に少ない。(それだけ田舎だということも言える訳だが)面積は神戸地区の2倍以上あるが、人口は1/3以下ではないか。(無責任数値!)ディスタンスは人口に反比例している。だから発生が少ないのかも知れない。日本中見ても傾向は同じ。そこを一律に扱う方が無理なのではないか。経済は回さなきゃいけないがもう少し説明できる対応を望みたい。新規感染者の数だけでうんぬんしているのが現在の政府とマスコミだ。それを指標にするのが感染防止に正しいのか?死亡者・重篤者の比率を指標とする方が良いのではないか?是非「ていねいに、しっかりと」した回答を出して欲しい。アベ語のそれでなく、日本語の意味で。
2020年07月17日
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大雨の被災者に対して「スピード感を持って対処するように・・・」大臣に任命して辞任・離党した現国会議員の起訴について「責任を痛感」桜を見る会とかモリカケは「説明責任がある」にもかかわらずほったらかし、議事録はとらないわ資料は廃棄するわで、好き放題にやっている。そればかりか「日本モデル」とやらを自画自賛。統計といえないほどのPCR検査のツケが今東京の200人を超える新規感染者の数字となって出てきているのではないか。日本モデルというのがあるならば、日本人のマスク着用率が世界的には異常なほど高かったということではないかと思う。たまたまそれに助けられただけ、と言う方が説得力があると思う。返して言えば休業にはどれだけの効果があったのか疑問ということでもあるだろう。きわめつけは専門家会議の廃止。二言目には専門家というが、苦言を吐く人を黙らせたかっただけではないのか。自分が無知であり、不完全な人間という前提の専門家会議招集ではないか。苦言こそ価値があり、評価手法は科学。これでなくてはリーダーとは言えまい。だから首相のスピード感や責任感は我々の間隔から大きく乖離しているのだ。
2020年07月09日
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年にいくつかは迷言がでるものだが、アベ首相の自画自賛には恐れ入る。「何もしなかった、ただ外に出るなと号令しただけで補償も何もなく、思いつきでマスクを配って親しい関係先を儲けさせた」だけのものだと思う。アルコール製剤は圧倒的に不足し、インフレ状態になった。これをアベノミクスの効果と言うのだろうか。日本国民が従順に「ともかく人との接触を断つ」ことをし、自衛のためにマスクをつけ、手洗いとうがい励行にいそしんだ、それだけのことではないか。幸いにもこの国にはMRI装置が比較的普及していて、重い肺炎を起こしているかのスクリーニングをすることで患者に優先順位をつけられたために乏しい設備でも何とか対応が出来た、それだけのことだと思う。「ここまで医療費を絞っても出来るぞ」というのは日本モデルとは言えるまい。言葉の上で大阪の後を追い、突然出てきた「日本モデル」なるもの、人の手柄をかっぱらうだけのものと恥じるべきだ。「瀬戸際」も長かった。地方に対して、国は指示出しだけをやり、実務は丸投げ。「えらそうにしてる」だけのもので足下では選挙違反の泥沼化、金をもらった地方議員や首長が名乗り出ている。嘘にまみれた政治は無駄である。そして今回ほど自民党の本質、古さが見えた局面はあるまい。
2020年06月22日
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賭マージャンから急転直下の検事長辞任、法外に軽い処分で「官邸の指示・意向」と検察が言った・官邸の意向だ」の混乱である。巧言令色もここに至れりという気がする。およそここまで責任から逃げ回る往生際の悪い政権が過去にあっただろうか。「責任を取れば済むというものではない」これもある意味名言かも知れないが、「そんじゃどうするの?」と突っ込まれた時の答えはたぶん用意していないと思う。どこのサイトだったか、アベの大学時代の指導教官が「彼は授業に全く出てこなかったので不可をつけたはずなのになぜか卒業していた」と書いている。これは必須科目だったらしいから、不可をくらったら卒業できない。この話がフェイクかどうかは知る由もないが、何らかの方法(おそらくはカネだろうが)で規則をねじ曲げるなどの行為が仮にあったならば現在の行動はその線に沿ったものであろうと思う。今日、コロナの緊急事態解除が決まった。零細の企業がつぶれ、失業者が増え、社会不安が高じる。解釈を曲げ、オトモダチの内閣で独りよがりのお坊ちゃまがそういう人たちと共感するのは無理だと思う。批判を真摯に受け止めるなら支持率低下も納得できると思うが。私は無名だから好き勝手に書いても何も攻撃はないが、有名人がネットイジメでなくなった途端、攻撃書き込みのアカウントが消えたという。アカウントを消しても、通信記録からIPを特定し、個人を割り出せること、知らないかなあ。
2020年05月25日
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「前に進めない」そうだ。森友、加計学園の問題も理解できてないし、F35Bの購入も全く理解できないのだが。そもそも理解できるに足る情報が全く開示されていないのが一番問題では?言ったことはしない、言わないことはする。目立たないと思うところでこっそりと。見つかったらしらを切る。または他人のせいにする。巧言令色だらけの政治、もうごめんだ。
2020年05月22日
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なんとも珍妙な問答が繰り広げられる国会。「検事長の定年延長だけが取り上げられる」いやいや、もぐり込ませて法案を出してきたからそうなるんでしょう。「ごり押しに反対だといったら委員をやめさせられた」いやはや、自由でも民主でもない。14人の元検察庁幹部も法案に反対している。法曹界には疎いが、よほど問題があるからであろうことはわかる。Twitterの500万の発言があるそうだ。「一人が何度も発言している可能性がある」自分の都合の良い時には数をひけらかし、具合の悪い時には無視する。安倍内閣が伝統的にやって来たことだ。私はtwitterは好きでないのでやらないが、こういうネットの時代、国民の生の声を反映できるなら直接民主制を考えてもいいのではないかと思う。それが出来る国民を育てることこそ国家の義務だろう。「芸能人は黙ってろ」というような声が通るようでは民主とは言えない。
2020年05月15日
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「緊急事態条項」という国民を束縛する憲法がお好きなようである。本来憲法というのは政権を縛るものであるはずだ。かなりないがしろにされてはいるものの、子供の時に雑誌に「日本国憲法の三本柱」として、「主権在民、戦争放棄、三権分立」が書いてあったのを思い出す。これは国の守るべき大方針だと思っていたし、今もそう思っている。朕思うにわが皇祖皇宗国をはじむること・・の時代ではないのである。この意味で安倍首相は大きな間違いをしている。国民を規制するのは法律だ。憲法ではない。それよりも議事録を自分の都合で作ったり作らなかったりの方がよほど「忠実義務違反」だろう。議員は国民を代表することになっているが、山口2区とはそういうところなのか?自分の都合で解釈を変えたとか、忖度を好むとか。数を頼んで無理を通すのは無茶である。
2020年05月03日
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ヨーロッパ圏ではロックダウンの代償に現金を支給している国があるという。「きちんと納税していて良かった」と支給を受けた人は話している。ips細胞の山中教授が休業の補償に拠出すべきだ、と言うが国は出すつもりはないという。政治に限らないが、出来ないという人はとにかくどんな理由でもつけて出来ないことにしてしまう。出来ないことの理由捜しだ。どうすれば出来るかということは表明しない。どちらにしても、国庫の金というのは税金で出来ているのは間違いない。しかし政治家自身がどう考えているかでたぶん使い道は大きく変わってくる。「国民から戴いたものだから無駄遣いは出来ない」あるいは「税金は予算と同じく奪い取るものだ。私達は選ばれたのだから使う自由と集める権利がある」どうも自民党政府は後者の体質のようだ。
2020年04月13日
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令和新選組の2人の初登庁のニュース。新議員を開門して迎え入れたところに既にマスコミが陣取っていると言う珍妙な光景から始まった。参議院は議員よりもマスコミを優先するのか?国会事務関係者がはいり、準備が出来ましたから議員を入れる、と言うのが順番であろうと思うが。そして最も注目を浴びたであろう、重度障害の2議員。頚椎損傷とALSでは介助なしの生活はあり得ない。それを「職を得たものには介助をやめる」などという制度があると言うので一悶着あった。結局参議院が費用を負担すると言うことになったら今度は維新の代表が「議員だけそうするのはおかしい」と言ったとか。外国の事情は知らないが、日本は障害とか難病を持つ人に対して、実に冷たい。「はんぱもん」「ごくつぶし」の域を出ない意識だ。機能を失うとこうなるだけのことで、高齢者の先取りみたいなもんだ。こういう人が暮らしやすい世ならすべての高齢者にも優しいはず。誰にでも機能を失う可能性は平等にあるのだ。平等に死があるのと同じ。既に物理的な改革が動き出している。障害児を育ててきた一人として、この人達なら分かってくれるはずだし、法律の壁を崩す穴を開けて欲しい。障害者は優遇なんか望んでいない。一人の個人として生活できる環境が欲しいだけだ。
2019年08月03日
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令和新選組の2人の初登庁のニュース。新議員を開門して迎え入れたところに既にマスコミが陣取っていると言う珍妙な光景から始まった。参議院は議員よりもマスコミを優先するのか?国会事務関係者がはいり、準備が出来ましたから議員を入れる、と言うのが順番であろうと思うが。そして最も注目を浴びたであろう、重度障害の2議員。頚椎損傷とALSでは介助なしの生活はあり得ない。それを「職を得たものには介助をやめる」などという制度があると言うので一悶着あった。結局参議院が費用を負担すると言うことになったら今度は維新の代表が「議員だけそうするのはおかしい」と言ったとか。外国の事情は知らないが、日本は障害とか難病を持つ人に対して、実に冷たい。「はんぱもん」「ごくつぶし」の域を出ない意識だ。機能を失うとこうなるだけのことで、高齢者の先取りみたいなもんだ。こういう人が暮らしやすい世ならすべての高齢者にも優しいはず。誰にでも機能を失う可能性は平等にあるのだ。平等に死があるのと同じ。既に物理的な改革が動き出している。障害児を育ててきた一人として、この人達なら分かってくれるはずだし、法律の壁を崩す穴を開けて欲しい。障害者は優遇なんか望んでいない。一人の個人として生活できる環境が欲しいだけだ。
2019年08月02日
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結局選挙前の体制が続くことになった。やはり問題なのは投票率の低さだと思う。いろいろな事情があるにせよ、選挙管理委員会の中には投票箱を持ち回って投票を促すところもあったらしい。しかし政権交代が進まないのは、自民党言うところの「安定した政治」を支えているのがこういった不投票の集団であると思うのである。得票率20%そこそこで過半数の議席をとってしまうという変な選挙制度も問題だが、「政治にかかわらない」人間を育ててきた、長期自民党政権の成果とも言える。歴史をたどれば高校生でも「自由民権運動」は知っているだろうし、一定以上の納税をしている男子しか選挙権のなかった時代、女性に選挙権も被選挙権もなかった時代のことを学んだはずだ。そして第二次大戦後普通選挙制となり、誰もが選挙権・被選挙権を持つようになったのである。しかしながら、この制度を十分に利用していこう、守っていこうと言う教育は行われていない。「自分一人投票したって意味がない」と言う若者がテレビで報道されていたが、それでは何も変わらない。そもそも政治というのは税金をどう集めて、どう使うかを考えるだけの、きわめて非生産的な仕事である。子供の消しゴム1個から消費税を取っているのだ。年金生活者が年額150万円の買い物をしたら12万円を献上していることになる。政治にかかわらないということは、「好きに使え」と渡しているのと同じこと。親にゲーム機をねだった時の手練手管を思い出して欲しい。いろんな戦略を立てたはずである。立場代わり、何かを買わされる立場になったら逆の戦略を立てるだろう。それをねだられるままに渡しているのが物言わぬ有権者なのである。こういう層が多いのはまことにありがたい。至近の話題であれば、「年金を減らす」「武器をたくさん買う」「税金を更に上げる」と言ったところ、黙っている手はないのではないか。現在の大赤字は歴代の自民党が作ってきたのである。都合の悪い報告書は受け取らない。都合の悪い密約はなかったことにする。こういうのを好き放題というのだろう。
2019年07月22日
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本願寺新報というのは毎月寺から門徒に届く新聞である。おおかたは浄土真宗の教義やら門徒の活動などが報道されているが、今月のは中国新聞社の論説委員が例の2000万円問題に触れた記事が載っていた。毎日新聞と日本経済新聞の記事が引用され、報告書が政府にとっては「不都合な真実」であり、国民にとっては「不愉快な真実」と述べられていた。どっちにしても、「しっかりと」した対応も「丁寧な」説明もなく、なかった事にされた報告書である。森友問題も加計学園獣医学部の問題も「臭いものにフタをした」だけでなんの解決もみない。長く首相をやっているが、安倍氏は結局「感覚的政治」しか出来ないのではないかと考える。「こんな人たちに負ける訳には・・・」の発言、G20の終わりとともにミニトランプ的に韓国に課した制裁的処置。判断の姑息さがかいま見える。韓国のやり方もどうかとは思うが、今や子供のケンカのレベルではないか。「頭を下げてくるのを待つ」のだろうか。今までの動向を見てそういう国民性には見えないが・・・おりしも、年金の運用が「3年連続黒字」だったそうだ。こういう食いつきの良い情報は出すが、不都合なものは出さないと言うことは、国民を愚弄し、判断を誤らせるものではないか。かつての「大本営発表」だ。専横的な行政は有害である。
2019年07月05日
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県知事と総理大臣の対立する意見を聞くと本当に安倍氏は戦争を分かっていないなあと思ってしまう。「空母いぶき」をコミックで読んでいるが、これに出てくる首相の方がよほど首相らしい。フィクションの話を現実に結びつけるのは問題があるが、実際の所アメリカ盲従のために横暴を働く、と言うパターンから抜け出せていない。イラン訪問は何も生み出さなかった。報道で見る限り、目に力がない。おそらくは「もう少しアメリカの言うことに耳を貸したらどうか」「アメリカと交渉する余地はない」「そうか」で終わったのではないか。日本はイランから原油を輸入している大事な客だが、それ以上のものを持つ国ではない事を見抜かれているのではないか。訪問中にタンカーが攻撃を受けたのも「アメリカの言うことを聞いてると原油は売らないぞ」と言うメッセージではないかと思う。これについてはほとんど報道がないので根も葉もないが、以後何もない所を見ると当たらずとも遠からず、か。知事や小学生の発言に比べ、総理の言葉の響かない事。
2019年06月25日
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安倍内閣は「もみ消し内閣」と言う評がふさわしいような気がしてきている。都合の悪い事はなかった事にする。ところでその2000万円だがどういうシチュエーションを想定しているのかが興味がある。私にはとてもそんなものはない。世の中で一番高いのは人件費だから、やれる事は自分でやる。焼き板の外壁が傷んできたら、同じものを買ってきて貼り替える。屋根の漆喰がはがれたらこれも漆喰かコーキングを買ってきて修理する。床板もそう。大工仕事にはやはり道具が必要だ。おかげでDIY店に行く回数が増えた。食物の生産、野菜は完全自給とは行かないけれど土地だけはあるのでまあそこそこに自給する。じゃがいも、タマネギ、葉物(これは害虫が多いのでなかなか難しい)、夏野菜はこれからだが、とにかくぐんぐん大きくなるのでこれからの季節は頼もしい。新鮮さは買えない。それから植木。植木屋並みにとは行かないが、大きくなったものを縮めなければいけない。が、そこそこ木の幹が見え、葉が茂っていながらも風通しが良ければこれも趣味の世界だ。多少ゆがんでいるのもご愛嬌。しかしこれも道具がかなりものを言う。脚立類は必須だ。何だかだと言いながら、2000万円は30年間に自分で生産・消費することで計上できるんではないかと言う気もするのである。リタイヤした後は何もしない、と言う人もいるのだろうが、それは多分病気の元。体を動かし、よく寝て、出来るだけ病気をしないようにする。これを積み重ねて2000万円にするしか私の生き方はないなあ。
2019年06月21日
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トランプ大統領が訪日して、ゴルフだ大相撲だ晩餐会だ炉端焼きだと庶民から見れば接待漬けの首脳会談のように見える。それはまるで悪代官と越後屋の関係そのものであるように見える。賄賂だ。「賄賂に免じて日本に不利な貿易条件をツイートしないでね」と言うような首相がかいま見える。そもそもトランプ氏、政治家と言うよりは商売人だ。表の顔と裏の顔は必ずしも一致しない、要注意人物だ。安倍首相は「貿易に関する取り決めを出来るだけ早く実現する」などと言っていたが、最速で決めたいなら相手の言うことをすべて受け入れる、無条件降伏だ。安倍首相が小泉元首相が突然に北朝鮮を訪れた時の随行トップであった事は意外と報道されないが、小泉氏によれば「トップが動く時はお膳立てが整った時」らしい。事務方が動かないのか、指示が出ないのかは分からないけれど、アメリカ頼みの北朝鮮対応は今回、少々場違いにみえる。トランプを動かす裏には巨額が必要だろう。どこから都合するのかな。商売と接待、あまり良いイメージがわかない。ところで、時代劇に出てくる悪徳(=権力と癒着)商人と言えばなぜか越後屋と備前屋というのが相場だ。なぜか越中とか備中は出てこない。備後はあったかな?口調の問題か、実績に基づくものか?
2019年05月27日
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商業捕鯨の理解が得られないからと国際捕鯨委員会を脱退して商業捕鯨を沿岸で再開するという、官房長官の発表だったが、唐突でとても議論を尽くした結果とは思えない。今まで調査捕鯨で南極海で捕獲したクジラの肉を売っていた。副産物という事だが。クジラの肉を食べる習慣は反捕鯨国にはまあわからないのだろう。ただ、「かわいいクジラを殺すな」と言うのはあまりに情緒的で、科学的根拠とは言えない。この問題で、クジラ漁で生計を立てる人がどれだけいるのか、需要量がどのくらいなのだ、南極海を撤退してどのくらい供給量が減るのか、近海でクジラを捕る事のコストは、などと分からない事だらけだ。行政が条約とか国際的な取り決めを変更するのに国会での議論がなくて良いのか、と言う手続き論の疑問もある。また商業捕鯨となると、海でクジラをを追っかけ回す「狩猟」型の産業になるが、陸上で営む「牧畜」型の肉供給と商売で勝負になるのだろうか。かつては貴重な動物たんぱく源であり、私も小さい時に水菜との炊き合わせを食べたが、特に今食べたいとは思わない。油揚げで代用できる。(こちらは植物だけど)今や珍味としての需要しかないのではないかと思う。クジラは多くの魚を食べるから「害獣」扱いなのかも知れないが、それならば「駆除」であろう。鹿やイノシシとおなじ「ジビエ」か?議会の承認と別に政策を進めるのはトランプの移民締め出しとよく似ている。「トランプの壁だ」と報道した局があったが、私はつい「バカの壁」の方を連想してしまった。トランプ氏はTwitterで自分の考えを発信しているが、つぶやくのは議論ではない。そうまでトランプを見習うとおかしくなると思うが。
2018年12月27日
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南北会談で核兵器の廃止を目標にすると発表した。日本は拉致問題の話を俎上にあげてくれるよう頼んだが良いように解釈してあしらわれたようだ。アメリカにも頼んでいるが、アメリカとて日本は属国程度にしか考えていないだろう。リップサービスはうまいトランプ氏。オバマ氏の方が日本としては御しやすかったと思う。「過去の歴史の清算」となると北朝鮮はとんでもない条件を出してくるのではないか。北朝鮮と韓国は日本を共同の敵と見るという共通認識がある。これまで苦労してきた南北の分裂はそもそも日本によって引き起こされた。朝鮮と日本には和解の歴史がないから賠償請求ができる、日韓合意で請求権を放棄させられた韓国にも請求する権利がある・・・くらいの見解を出してくるのではないかと危惧する。北朝鮮の核放棄はおそらく行われないだろう。「あくまで目標である」屁理屈を主張する国はうさんくさい。
2018年04月29日
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報道が偏っているとの麻生財務大臣の発言で陳謝の騒動である。早く森友から撤退したい本音が出たか、TPPの重大さを強調したいのか。今すぐに対応しなけりゃならないのは「官僚が勝手に文書を書き換えた」経緯を追及・解明することだろう。立法の管理下にあるはずの行政府が暴走したことの重大さ、公務員が書類を改ざんしたことの意味がわかっていないのではないかと思うほどだ。TPPの「何か」はまだ表面化していないだけのことなのではないのか。かつて政府が声高にアピールしていた「非核三原則」も「密約」があった。自民党政治の歴史は疑惑隠しの歴史であったと思う。だから積極的に勧める影にあるものを我々国民は見逃さないようにしなければならない。嘘をつくような官僚に税金を払うのは背任行為だ。それほど森友の根は深い。背任は刑事事案である。
2018年03月30日
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証人喚問とはかくも甘いものかと思った。嘘を言ったら処罰になるが、自分に不利なことを無理に言わされるものではない、となると「発言しません」が何度もあったので、「役人ちゅうのはそんなに公開できない悪いことばっかしやってんのか」と突っ込みたくなった。訴追の恐れがあると言うことはとりもなおさず「悪いこと」と解釈すべきだろう。与党は「疑惑は晴れた」総理やその夫人から指示を受けたことはない、と証人が言ったからだが、そういうものではなかろう。「なぜ改ざんしたのか」に始まる5W1Hの何もが見えないからだ。野党も追及が甘い。今までの疑問詞を直接証人に投げかけただけのことで、「想定内の」質問でしかなかったと言うべきだろう。露骨に言えば証人になめられていた。文書の改ざんなんて、理由がなければしないだろう。指示されたからする、ではあまりに大人げない。誰が指示したかを言うと訴追されるなら司法取引をしても明らかにすべきことだ。病巣を取り出さないことには何度でも繰り返される。
2018年03月28日
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昨日の朝日新聞に掲載されていた対談の記事だが、私の学生時代、不破氏は共産党の書記局長だった。その後委員長を務められたと思うが、当時鮮やかに記憶に残っているのは理研の測定したデータが捏造であることを指摘した記事だ。放射性物質の計測か何かだったと思うが、常に変動している筈のバックグラウンドデータ(自然界からの放射量)が全く同じものが示されているのをとらえて、「こんな結果はある筈がない」と与党に反論したものだ。氏は東京大学の物理学科卒だと記憶している。時の政府も反論できず、理研を指定分析機関からはずす処置をした。こういう理詰めの論戦が為されてしかるべきと思うが、どうも現実はかなり違っていて、記録がないだの記憶がないだの、およそ公金を失効するものの姿勢にはほど遠い。「昔から比べると政治は劣化していると思う」「誤りは誤りで認めていたが、今は居直るだけではないか」と言うような内容の記事だった。今回の特別国会、首相の所信表明は記録的な短さだった。私は現代の政治が理論よりも情緒や感情で動いているように思っているが、ツイッター気分で書いているのではないか。所信表明も論文であるべきだと思っている。現状の把握、推論あるいは仮説の設定、それに必要な検証、結論をもって成文とすべきと思う。希望の党の小池氏が先の選挙を惨敗と総括したが、彼女の言っていたのは「しがらみのない政治」だった。しかし、政治と言うものはそもそも集めた税金の使い道を決める、極めて非生産的な仕事だ。仮にしがらみを断ちきっても、新しいしがらみが生まれるだけのことで、全く的外れだ。「しがらみを切るためにこれをする」でなくては公約にならないだろう。もうひとつ気になったのが「共産党を除く政治の集合体」が戦後生まれたと言うことだ。戦前は非合法だが政党として認められていたと言う。イデオロギーの問題だから好きなひとも嫌いなひともいるだろうが、こういう排他的統合と言うのはあまり良い結果にならないのではないかと思う。「仲間はずれ」とか「村八分」みたいなものでいじめの原点のような気がする。それが国政レベルで通用すると言うのは民主主義後進国の証しではないか。このような与党をたたくのは老人に多いそうだ。若者は自民党支持率が高いんだそうな。
2017年11月19日
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トランプ大統領の娘が露払いにやってきた。57億円の女性のナントカに拠出すると言う。57億円あったら待機児童の問題はいくらか解決しないのか。「国民を守る」と言う言葉はどこに消えたか。「日本に生まれたおかげで」と言うよりは「日本に生まれたばっかりに」と書きはじめるほうが多い。障害児を育ててもう成人してしまったけれど、「この制度はいいな」というのは国外ばかりだ。「だめなやつ」「社会のお荷物」「役立たず、穀潰し」「キチガイ」と言う直接な言葉もあったし、態度も見せられた。人間としての尊厳なんて口だけだ。その影響は兄弟にも及ぶ。「兄弟児」と言うキーワードがあるそうだ。障害のあるこどもの兄弟だと言うだけで差別、いじめの対象になる。生まれたのが日本でなかったら変わっていたかもしれない。一方、「地域に住んでいたおかげで」と言うのはいくつかある。行方不明になった時に「北のほうにあるいていった」「その角を向こうにいった」と言う情報をくれる。「こんな子ですから」とカミングアウトしていて、事故にも遭わずにすんだこともあった。趣旨が外れた。いったい日本の政治家はどんな金銭感覚をしているのだろう。たかが57億円なのだろうか。あるいは会計検査院でも森友学園の売り渡しは安すぎると判じたが、どこが責任を持つのだろう。全く不透明だ。加計学園も金の流れは闇の中。でも、なんで京都や岡山から人口の少ない四国に進出?地元国立大学は何をしていたのか?の疑問は消えない。やったらやったもん勝ちか。継ぎはミサイル迎撃のシステムを買い増すと言うが、予告しなくて発射されたミサイルにピンポイントで迎撃できるだろうか。しかもマッハを超える高速で。私は無理でムダだと思う。圧力に頼らず対話を進めていくのが一番安い。「この道しかない」「圧力しかない」政治手法としてはもっと広い目で見て欲しい。アベ総理は発送が貧弱と言えないか。
2017年11月04日
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トランプ大統領就任1ヶ月の評価を報道各社がやっている。集約すると「大統領令乱発」「自画自賛」「マスコミ否定」「株価上昇」「裁判所と衝突」「組閣不調」というところか。今挙げたものだけでもこの大統領のたち位置がだいたい分かる。企業経営者、降りかかっている目先の問題におおげさにぶちあげて取り組むが、深慮遠謀は苦手。他人の評価を気にするが、弱気は見せない。異なる考えの持ち主を説得する意欲はあまりない。どちらかといえば博徒?叩けば埃が出てくる体質かも知れない。今の行動を見ていると、どうも独裁者のほうが近いような風である。そういえばマレーシアの殺人事件で北朝鮮の大使が同じようなことを言っていた。「マレーシアの警察の言うことはおかしい」「司法解剖したのは行き過ぎ。早く遺体を返せ」人の考えは一人一人違うものだ。どこかですり合わせをやらないと絶対に行き詰まる。トランプ大統領、口はよく動くが、もう少し耳のほうも働かせた方がいいんじゃないか。まあ今の状態じゃあ口に出す人も多くないだろう。社長に正面切って異論を述べる社員が少ないように。
2017年02月20日
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尖閣はわかった。自動車問題が会談の俎上に乗らなかった。「説得する」とこだわっていたTPPについては何の報告もない。「おべっか使い」と揶揄した外紙もあったが、私もそんなもんじゃなかったのかなあと思う。(尖閣防衛を)やらんでも良いからとにかく言って下さいよ、とか、貿易赤字解消に戦闘機を買いますがな、とか言う密約でなかったことを願う。特に防衛問題は「日本の役割を見直す」とか「憲法の問題に抵触しないように」とかどうとでも取れる発言が目立つ。役割を見直すとは防衛費を増やすとも取れるし、抵触しないは憲法を変えるとも取れるのである。ニュースでは「この問題は数の論理でなくじっくりと論議して・・・」と伝えていたが、この間まで「こんな議論は無意味だ」とか言って強行採決を繰り返していた「立法府」とやらの「長」は誰だった?と突っ込んでしまう。唯一一貫しているのは「入国の政策をどうこういう立場にない」だ。確かに日本は難民の受け入れ数が極端に少ない。それが批判に回ることは自己矛盾に他ならない。むしろ笑いものになるだろう。結局会談で何がよかったのか、自画自賛にの域を出るものではない。アベノミクスに不可欠だと言うTPPなくしてはデフレ解消もないと言う見解ではなかったのか?
2017年02月14日
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何かもう決まったみたいに言ってるが、特例法で対応するのはおかしいと思う。人間の寿命が延びると典範で対応しないと、極端な話ナルちゃんに同じことが怒ることは充分に考えられる。何かより良くする政治のための採決ではなく、会期をにらんでやってるように思う。いつでも起きることだから普遍的な法律が必要なのである。いつまでたっても実現しない・・・
2017年01月19日
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毎年のように日本から受賞者が出るのは喜ばしいことだ。共同受賞が多かった中、今年は単独で「オートファジーに関する研究」が受賞した。しかし、単純に喜んでばかりはいられないと思う。こういった受賞は過去の研究なのである。国立大学の法人化により教授の仕事は「カネを集めること」に軸足が偏っている。こういったスポンサー付きの研究は短期の結果が要求される。短期で結果のでる研究ばかりになると独創性とか基礎研究なんてのは隅に押しやられてしまう。「面白いこと」ではなく「儲かること」が前に出てくるとノーベル賞の可能性はどんどん低くなるだろう。発想の転換が出来なくなるからだ。「ひとつのことに集中する」のと同じ程度に「広く見渡せる脳」が必要なのだ。このような教育行政の元ではおそらく20年で日本の技術は枯渇するだろう。「技術立国」首相の好きそうな言葉だが、やっていることは反対のことばかり。中国の脅威をあおり、沖縄では横暴を働く。司法も取り込む。「不自由・非民主」である。およそ安倍首相には「庶民感覚」はわかるまい。生まれた時から税金生活なんだから。
2016年10月04日
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非常に高齢の鳥越氏が勝てそうだと言うことで野党が相乗りしたか、自民は反逆児が飛び出して調整できないまま選挙戦に入り、何とも理念とか言うものとはかけ離れた選挙に見える。その昔、社共共闘で革新系知事が生まれたことがあったが、この時はもっと議論が先に行われていた記憶がある。そもそも理念とか協定とかがあって理論が確立した上での共闘だと思うのだが、数の論理だけが先行して、「ええんかいや」と言うのが本音である。安倍内閣になってから特に感じるのが数で押すと言う姿勢だ。多数派は常に正しい訳ではない。昔参院議長であった河野謙三氏は少数派に発言時間を多く与えたと言う。また徹夜国会と言う言葉もあった。近頃は議員もサラリーマン化したのだろうか。報酬をもらって執行を託されているのだから、もっと議論してもらわないと会議の意味がない。
2016年07月14日
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アホちゃうんかい、と言ったら叱られるかも知れないが、3人続けて知事がカネの問題で辞職するってどうなの?投票の基準は何?それとも「タレントでよく顔を見てるので相手も自分のことを知ってるだろう」なんていうイメージ戦略に負けた、あるいは詐欺を見破れない役者だった?地方交付税を回してもらってる田舎から大きな声は出せないが、いい加減に真贋を見分ける目を持たないといけないんじゃないの?かつて「料亭に行きたくて」立候補、当選した正直者がいたけど、この人だって選挙期間中にはこんなことは言わなかっただろう。実際10日ばかりの選挙運動で詐欺性を見破るのは至難の業だと思う。私の地元では未だに「男にしてくれ」などという感情に訴える候補者がいる。「あんたが男になろうとなるまいとしったこっちゃない」と言ってやりたい。感情型の候補はやめようよ、だ。
2016年06月15日
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アベ政権の暴走も極まれり、というところか。前の判断も今回の判断も言うに及ぶ根拠がなかったということではないか。臨機応変というのか風見鶏というのか。前の風見鶏の時は今ほど深刻な赤字ではなかったが、国債は膨れ上がっている。しかも当時は中選挙区制で派閥の結束もあり、それなりにバランスもあったが今は一強の独裁だ。小選挙区だけに政権交代も実際に起こった。ところで、選挙で落選すると毎日毎日届くのは請求書の束らしい。選挙に金が要るのは全く変わっていない。これを解消するにはどこからか金を持ってこなきゃならない。金を持っている人に世話になったら、その人が有利になるような状況を作らざるを得まい。そのためには法律を変えて対応すれば安上がりで贈収賄に問われる可能性もない。こういう結果、富裕層からの取り立て額が少なくなっている。「法人税が高いと企業が海外に逃げる」ところが逃げてみたらもっと悲惨な結果が待っていた。品質低下による信頼失墜。そして日本の労働賃金は落ち込んだ。人づくりに失敗したらこんなものだ。新しい判断なら国防費の削減に手を付けない訳には行かないだろう。前の風見鶏といい、ドンパチものが好きなのは信念のない人の特徴か。
2016年06月05日
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