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各地で最高気温が30度に達した真夏日を記録した。晴天の多い瀬戸内で太陽光・太陽熱は貴重なエネルギー。その昔、瀬戸大橋が開通した頃に四国側で開かれた博覧会では高い塔の上にボイラーを置き、地上に多数の鏡を置いてボイラーに熱を集中し、お湯を沸かした。太陽熱を利用してお湯を沸かすのは昔から行われてきた。水槽を屋根に置き、地下水を汲み上げて槽を満たし、温まった頃を見計らって浴槽に入れるのは子供の仕事だったが、とにかく熱くて、子供には辛かった。現在は貯湯槽と熱交換器が分離して非常に効率が良くなっているので、我が家の200 Lの湯船が2回適温に出来る。ざっと400 Lの風呂用の湯が作れることになる。今日は出湯温度が58度にもなっており、水でうめながら約8分で満量にできた。ガスはプロパンなので都市ガスより割高。これを使わずに風呂に2回分入れるのだから、物価高のおり非常に助かる。動くところもないから装置自体の故障もない。ただ、なぜか固定用のワイヤがずれていたので、緩みを取るためにターンバックルを取り付けただけだ。汲み上げ用のポンプには電力を使うが、十分にエネルギーを回収していると思っている。今から11月くらいまでは確実に貢献するはずだ。
2024年05月18日
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製品と原料の一部から検出されたとする「未知の成分」については、会社側は「構造までは見えてきた」としつつ、成分の特定には至っていないと説明した。 ところが、会見途中、同社が28日に厚生労働省に対し、「未知の成分」は青カビから発生する「プベルル酸」の可能性が高いと報告していたことが、厚労省の発表で明らかになった。会見ではこの点に質問が集中。同社は「プベルル酸が直接的に腎障害、腎疾患を引き起こしているという仮説もまだ立てていない。毒性のメカニズムすら検証ができていない状態で、混乱させたくなかった」と弁明に追われている。以上朝日新聞デジタルから引用ーーーーーーーーーーーー私もこのプベルル酸と言うのは初めて聞いたので検索してみたが、ほとんど引っかかるのは今日のニュースばかり。構造式がわかったが、生物学的特性についての記述はほぼなかった。50年前に手に入れた化学大辞典にも記載はあったが、物理化学的特性のみの記述だった。炭素7つが環状になり、メチル基や水酸基がいくつかついているので、若干の水溶性はあるかも知れないが、あまり溶けなさそうな感じである。着色料として使うなら水溶部分だけとっているから、量的にも少ないしあまり影響はないだろうと考える。しかし菌体を摂取するときには否応なく体内に入るので、何らかの影響があるかも知れない。毒性のデータ待ちというところか。いち技術屋としては、この朝日新聞の記述はやや酷だと思った。報道としては隠したような解釈をするかも知れないが、生物に対する影響が曖昧なままで物質名を発表する方がよほど問題である。高速液クロからマススペクトルを得て成分の特定をするのはさほど難しいとは思われないし、仮にも製薬会社のことだ。物質名が出たらそれが一人歩きしてしまうのは目に見えている。むしろ厚生労働省の発表の方が軽率と感じる。プベルル酸は青カビが産生するものだが、これが仮に汚染によるものだとすれば、微生物を扱う工場としてはかなり恥ずかしいことだ。「麹」は作っているものにとっては結構汚い。埃のような胞子が飛んでいるから、呼吸して痰として吐き出すくらいのもので、鼻水も同じだが、真っ黄である。あまり「麹は体に良さそう」などと思わない方がいいし、黄麹菌だといってもアスペルギルス・フラバスは、猛毒かつ発がん性もあるアフラトキシンを作る。有用なものが多いアスペルギルス属だが、油断してはいけない。今回の「紅麹」は、モナスカス属なので黄麹菌と混同するようなネーミングにも問題があるかも知れない。
2024年03月29日
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小林製薬は色々とおもしろいものを作る会社だが、サプリメントを摂取した人が腎障害を起こしたので「使用しないように」というお詫びのメッセージを出した。紅麹菌はモナスカス属とよばれ、赤い色素を産生する。この色素は健康にも良いという触れ込みでこの商品ができたのだろうと思うが、特定のロットで腎障害が出たと聞く。「シトリニン」という物質が混入したのではないかという可能性が考えられ、まだ特定できていない成分が検出されたという報道だ。シトリニンはベンゼン環2個にメチル基がたくさんついている、水溶性が高そうだがあまり食べる気にはならないような構造式だ。元々青黴(ペニシリウム)が作るものらしい。特定のロットで中毒を起こした原因としては、モナスカスが変異を起こしたか、青黴の汚染が考えられる。原因究明は今後に待つとして、麹菌を使っていた者としては、こういう伝統的なものは「昔から無事だったから」と使われていることがほとんどで、事実事故が起きていないので今後も全く問題がないと「推定」のもとに生産がされている。しかし全く変異の心配がないかというとそれは未知だ。同業の者としては何とも「運が悪かった」としか言いようがないのだが、早い解明が望まれる。
2024年03月23日
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物置の隅に入浴剤が置いてあるのが見つかった。未開封で誰がいつ買ったのかわからないが(貰い物かもしれない)一応名のあるメーカー品。捨てるには忍びないし、まあ腐るものでもないし、と使うことにした。少し濁って温泉気分にはなる。うちの風呂は昔ながらの循環式で、ボイラーで熱交換し、熱くなった湯を浴槽に戻す方式だ。翌日風呂掃除でストレーナーを見ると白いものが詰まっている。ここには普通は湯垢のなりそこないとか毛とかが詰まるのだが、白くなったのは初めて。容器の原材料を見ると真っ先に「酸化チタン」の文字が。有名な白の顔料だ。これが湯垢に絡まって詰まったものと思われる。濁りタイプのまあ宿命とでも言おうか。硫黄泉なら硫黄のコロイドで見かけは同じようになるが、中身は全く異なる。風呂の残り湯は洗濯にも使うので洗濯機の汲み上げのストレーナっをみれば、ここも真っ白。ストレーナは二重で、どちらのフィルターも白くなっていた。もみ洗いして水は真っ白になった。伸びのいい顔良なのだが、この細かいのを引っ掛けた素材は大したもの。そう言えば洗濯槽に入った水はほとんど濁っていなかった。でも、濁りタイプのやつは買わない方がいいなと思った。ストレーナの掃除が面倒だ。
2024年01月23日
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突然息子からこんなメールが入った。背景なしには語れない。私は化学屋だったが、息子は機械屋。お互い「この程度の事くらい知っとけよ!」というところ。結局は「軽油の中に含まれるカルボン酸量を知りたい」と言う事だったのだが、カルボン酸たって、カルボキシル基(-COOH)を含むものはすべてカルボン酸と言う。1つだけ含むものも、2つ含むものもある。身近であれば、酢酸、クエン酸、酪酸など。「極性溶媒で抽出してLC-MSってとこかな」と言う返事で分かってくれるほどなら話は早いのだが、そうは行かない。少し調べてみると、どうもディーゼルエンジンに使う軽油に含まれるカルボン酸がその流動性に関係しているらしい。原油はもともと動物がため込んだ油脂が長い間に変化して出来たという話。そこに単純なカルボン酸が混じっているのは不思議でも何でもない。ちょうど見かけた文献に「メタノール抽出した後に液体クロマトグラフで分画して質量分析計につなぐ」と言う例があったのでそれを紹介し、「あとは化学屋に振っておけばいい」と返した。私も失業して化学メーカーに再就職するまで、分析からは遠ざかっていた。再就職した時には分析機器にコンピュータがつながっているのが常識になっていた。ガスクロマトグラフも、3mばかりのカラムに自分でクロマトの基材を詰め込んでいたのが、100mの分析用カラムの内部にすでにコーティングしてあるのに驚いた。そして質量分析計につながり、保持時間と物質名がデータベース化されていて、物質名で定量値も表示されるのに2度びっくり。そんなことがあったからまあ息子に質問にも答えられた訳だが、息子の本来の業務は品質保証。たぶん国外からの問い合わせか何かがあったのだろう。老体でも役立てるのは嬉しい気もする。
2023年07月26日
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わが家の風呂はガス炊きでボイラーと浴槽の水が循環する。そうすると皮脂や垢もその流れに乗り、熱交換器〔ボイラー〕に溜まって行き、湯ドロのようなものが発生してくる。これを除くために、はじめはJ&J社の洗浄剤を使っていたが、これが結構高価で、成分表を見てその主原料である商品を買って使っていた。価格は重量あたりは約十分の一になるが、少し濃くして使っているからまあ四分の一と言う所か。成分からしてアルカリになることは想像できるがどのくらいなのかわからない。畑の土のpHを測るべく買ってあった試験紙につけてみた。この試験紙は2種類の薬品の変色の度合いを見て判断するものだ。結果は9をはるかに超えていた。正確にはわからないが、この色なら11以上だろうと思われる。かなり強いアルカリだ。このお湯、素手では触らない方が良い。また眼鏡をかけて使い、目に入らないようにした方が身の為だ。これがわかっただけでも収穫だが、ひょっとしたらもう少し濃度を落とせるかもしれない。コストダウンが出来るかな?
2023年02月26日
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雪はやんだが、融け始めると熱が奪われ余計に寒い風が吹く。庭に出て測ると目盛りがないが、マイナス4-5℃という所だろうか。洗濯物はたちまち凍る。そして脱衣所につけた二重窓の効果が面白い。ガラス窓ならべったりと水に濡れるのに、ポリカーボネートは細かい水滴がびっしりついてすりガラスみたいになっている。更に寄ってみると見事に水滴が独立した状態。ガラスと水は相性が悪く、水滴が1つになって拡大し、大きな液滴になって流れ落ちるが、ポリカーボネートは〔表面に何らかの処理がしてある可能性はあるが〕ちょうどつり合うような特性があると思われる。ガラスだと水滴が流れ落ちて窓枠を濡らし、乾きにくいが、ポリカーボネートは合一が起きないので比表面積が大きくなるため蒸発しやすい。何とも絶妙な材料だ。そして外窓は全く濡れていない。効果絶大だ。他にも広げる価値がありそう。
2023年01月26日
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ガレージで使っているLED蛍光管がつかなくなった。外してみると電極のところが融けて膨れ上がっていた。ケースの色も変わっている。熱による劣化で電極の片方が引っ込んでしまったようだ。クラックも入っているから、LEDの回路につなぐところでトラブルがあったのだろう。取り換えたのは2年前で、夜間もずっとつけている訳ではないので外れをつかんだものらしい。同時に買ったもう1本は健康だ。LED地震の発熱も結構あるらしいが、万の単位の発光時間、やっぱり外れだったと考えるのが妥当だろう。中華ものの品質管理は当たり外れがひどい。まあ、燃える材料は使っていないようだ。こんなこともあるさ、の報告。
2023年01月04日
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玄関の呼び鈴〔古い言い回しだ〕が急に鳴らなくなった。ワイヤレスの安物だが、電波を飛ばしてダイニングのチャイムが鳴るようにしてある。23Aと言う規格の12Vの積層電池だ。新しいものと取り換えると見事よみがえったが、念のためテスタで電圧を測って見ると12Vある。新品と変わらないから、普通なら動くはずだ。電流レンジに切り替えて測ると〔実はテスタのためにはよくない。電流計は内部抵抗が非常に低いので理論上は大電流が流れる〕、振り切る。新しいものでももちろん振り切るが、針の動く速さが全く違う。古くなって電力を生み出せなくなっているのだ。納得して捨てられる。デジタルテスタは便利だが、こういう使い方は出来ない。邪道とも言えるが、問題解決できることを優先している。
2023年01月03日
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今日はこの冬一番の冷え込みになると言う。天気は良いが西風が強く、畑に行く気がしない。実はこんな日を待っていた。夏に取り付けた太陽熱温水器は暑い時には水を混ぜないと入れないくらい熱かったが、温度を測っていなかった。もちろんこの時はガスは使っていないのでガス代もCO2排出もない。では冬はどうか?で温度を測ってみた。地下水の温度が20℃。温水器の出湯温度が37℃風呂の適温が42℃。地下水を湧かすと22℃の加温が必要だが、温水器を使うと5℃の加温で済む。熱効率を同じとしての話だが、風呂に使うガスは1/4にできることがわかった。もちろん調理にもガスは使うので風呂の分の減少が見込めるだけだが、冬でも一定の効果がある。太陽光のパネルほどの投資額ではないので効果も小さいか。それでもエネルギーの利用率は上だと思っているが。尤もこれから更に気温は低い日が増える。同じように沸くかはこれからのお楽しみだ。
2022年12月14日
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「理系の人々」と言う漫画がある。息子に「読んでみない?」と渡されて読んだら、自分のことが書かれてあるみたいでなかなか面白かったが、「ものを測ってみるのが好き」なのは理系の素質の1つかも知れない。長さでも重さでもとにかく測ってみる。大きなイモが取れたら重量と長さを測って見る。ドヤ顔で「大きいだろ」ではだめ。重量を測って可視化しないと気が済まない。太陽熱温水器をつけてお湯が出たら、「ものすごく熱い、手が触れられない」のは何度くらいからそう感じるのかを可視化しないと気が済まない。そのための棒温度計を買うと言う投資だか消費だかわからないようなことをやってのける。温度計は本来校正しなきゃいけないが、量産品の安いのだから、「この温度計で」と言う制約つきで使う。最近は1日晴天でも45度くらいにしかならないが、地下水から沸かすことを思えば、琺瑯の浴槽で冷えるのを勘定に入れても十分燃料費の節約になる。温度設定を40度にして沸かしているが、実際測って見ると42度くらいになっていて、この時期は快適だ。温度調整器の指定と合わないのは本来変だけれども、まあ2度くらいの誤差は風呂としては問題はなかろう。快適に入れればそれでいい。畑をやっていて気になるのは土壌のpHだ。中性を好むものが多いけれど、ほうれん草などはややアルカリを好むし、酸性を好むものもある。この頃はあまり聞かなくなったが、「酸性雨」が降り注いだ時期もある。窒素肥料から、亜硝酸が生成されて、これはこれで植物が利用するのだが、酸性になって行く傾向がある。中和するのに消石灰を撒く。しかしどのくらいのpHになるのかはチェックせずにやることが多い。本来、土はpHを合わせてから施肥して土となじませ、播種したり苗を植えたりする。「テキトー」にやっているが、結構ストレスがたまってくる。「この労働は報われているのか?」だ。pH計はアマゾンでも売っているが、だいたいの商品が校正については書いていない。大学や職場では毎日校正をしてから使うが、アマゾンのは「自動校正」なんて書いてある。校正液はそれ自身が試薬として売っているくらいのもの。1回分が付属していたって事実上役に立たない。多くのpH計は少数以下2桁表示するが、きちんと校正せずに土壌のpHをそこまで細かく測っても意味がない。ブラックフライデーとやらに乗せられて、買おうかと思ったが、「pH試験紙でいいんじゃない?」これは濾紙に色素を吸わせて乾燥し、色の変わる様子で1~14の整数値の見当をつけるものだが、これでも土の特性を知るには十分だ。校正などという細かい話はない。息子は機械屋。ねじや釘にも「何ミリの」を使うかは大きな問題だ。たまに帰ってきて何かする時、ドライバーのビットまで指定して「もってない?」と聞いてくる。そうあるべきだと確かに教えた。
2022年11月29日
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このところは台風11号の影響か天気が不安定で1日晴れという日が少ないけれど、太陽熱温水器は健気に動いている。昨日は長い雷で太陽が顔を出したのは2時間ほどだったと思うが、180Lの我が家の風呂は1回準備することができた。全てを太陽熱温水で溜めて、冷却も加温も無く1回を使い切った。太陽が5−6時間もでてくれれば2回風呂が沸かせる。水を混ぜなければとても入れたもんじゃない。ガスを使う時は20号の湯沸かし器で10分ほどで地下水から沸かすが、ガス給湯器で10分ばかりで設定された温度に到達する。このガスが太陽でほぼ無料になるのだが、冬の日照でも1日晴れれば供給できそうだ。冬が楽しみ。
2022年09月02日
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キンモクセイが花をつけたと書いたが、「良い香りだね〜」と反応する人が多い中、「キンモクセイの開花は温度依存かな」と考える私は変わり者だろうな、と思う。確かに気温の高かった10月にはほとんど咲かず、朝が冷え始めたこの時期に1ヶ月遅れで咲き始めた。そしてえらく早く咲いたのがサザンカ。こっちは日照時間が鍵なのかも知れない。女房に「お茶を飲む?」と聞かれて「うん」と答え、入れてくれるのはありがたいが、「あら、少し足りなかった」となると「じゃあ、水で良い」お茶の味や香りを楽しむのはいいが、基本的に「H2Oを採っておかないと」が動機なのである。情感も何もあったものじゃない。良くもまあこんな面白みの無い亭主と40年も連れそってくれたものだ。一方食事の味にはうるさい。若い時の仕事で味の評価を1日中やっていたもので、グルタミン酸ソーダの味にかなり敏感に反応する。「これどこの調味料使った?」食えないレベルではないのだから、「おいしいねえ」と言ってやれば丸く収まると思うのだが、それが出来ない。全く色気がない。インスタントのシジミのみそ汁がでてきたら「コハク酸だ」とほざくし、かわいげの無いことこの上ない。
2021年11月05日
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このところ歯ブラシの音が大きい割に電池の持ちが悪くなってきた。ブラウン社製のよくある充電型のやつだが、7年前に買ったものだ。買った時には一度満充電すれば1週間くらい持っていたと思うが、去年くらいからは充電器で保管している。1日も持たないのだ。2回分は無理だと言うことになる。しかもスイッチのところの表面がべたべたするようになってきた。ポリマーか、可塑剤が壊れてきたのだろう。そろそろ寿命かと思い、買い替えたら、何と静かなこと。今までがブーンと音を立てていたのがスルスル・・と言う感じで回っている。またブラシを取り付ける部分の遊びも小さく、少し渋いくらい。今までのは取り付けには「スコン」と言うくらいだったからまあ全体にすり減って来ていたのではないかと思う。この商品には昔ながらのNi-Cd電池が使われているのでリサイクルのために「壊し方」が書いてある。ペンチなどで接続部を挟んで回せとある。Cdの拡散を防ぐ意味なのだろうが、かんたんに外れた。ところが逆さまにしたら白い水が出てきた。たぶん歯磨きの時に水がはいったのだろう。ということはこのパッキンもあやしいということ。継時劣化だろう。続けて説明書にしたがって行くと、最後に基板に取り付けられた電池が見つかった。なんとハンダ付けしてある。この接続基板はなかなか頑丈で、説明書に書かれたほど簡単には折れなかった。ハンダ付けの極板は子供のハサミでも切れる程度のものだった。しかし「ハサミで切れ」とは書いてない。この手のグローバル商品は丁寧過ぎるほど細かく書いてある説明書が多いと思っていたが、そうでないものもある。
2021年10月19日
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どこを切っても金太郎飴のようにこの言葉が出てくる。兵庫県でも日本海側はフェーン現象のためにしばしば高温記録を出すが、瀬戸内は涼しいもんだと思っていた。ところがどっこい、今日ばかりは話が違う。寒暖計を庭の伽羅木1mほどの高さのところにおいてみたら36℃超え。いくらか蒸散作用で葉の上は涼しいかと思っていたが、体温程度。しかもこれは16時頃の気温だから最高は37℃には達していたのではないかと思う。畑の夏野菜も疲れ切った表情だ。暑い!
2021年08月05日
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夕べのこと、寝入ったところで左足に激痛を感じ、目を覚ました。どうもムカデにやられたようだ。女房を起こし(これがまた大の虫嫌いだが、なぜかムカデには闘志を燃やす)、キッチンに向かった。ポットで湯を沸かし、洗面器に入れて熱めの風呂くらいに温度を調整し、足を突っ込んだ。ムカデに噛まれると長らく痛いが、足や体毛にも毒素があるという。この毒素はたんぱく質分解酵素。つまり、肉を溶かすので痛みが長引く。肉をこそげ取られたのと同じだ。しかしこの酵素は比較的熱に弱く、40度前半で失活し、効力を失う。そんな訳で熱い湯に足をつけた訳だが、やはり痛いものは痛い。ハブの毒も同じたんぱく質分解酵素だそうだが、こちらの方の性質は詳しく知らない。女房はと言えばトングを取りだして寝室に戻り、「おった!」と言う声が間もなく聞こえてきて、はさみあげてガラス瓶に入れ、蓋をしたのを持ってきた。10cm近くあり、かなり大きなものだった。蒸し暑い季節になり、動きが活発になってどこからか侵入してきたのだろう。まあ、やっつけるには頭をたたきつぶすに限る。高温処理の後、抗ヒスタミン剤と消炎剤の混合を塗ったが、痛みは簡単には引かない。子供用の冷えピタを指に巻き、靴下を履いて固定したらずいぶん楽になったのでそのまま寝てしまった。朝になって起きだしてから2,3度ぴりりと痛んだが、大事にはならず、落ち着いた。田舎の古い家の宿命か。
2021年05月15日
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過炭酸ナトリウムはいわゆる酸素系漂白剤である。次亜塩素酸ナトリウムよりも使い勝手がいいのでよく使う。衣類であれば漬け込んでからそのまま洗濯機に放り込めるし、塩素のように金属腐食の心配もない。もっぱらネット購入だ。ヨドバシだと1kgで500円弱だがAmazonではなぜかかなり価格が変動する。700円近くの時もあれば400円強のこともあるので、どちらが安いか比較してから注文する。過炭酸ナトリウムは化合物名で買うと安いが、何らかの商品名がつくと一遍に跳ね上がる。風呂釜の洗浄とか洗濯槽のカビ取りとかに絶大な効果がある。だいたい全量を使わせる商品ばかりなのでそれも商法かも知れない。たまたまAmazonのページを見たら、何と300円台の、過去最安値がでているので、ちょうど切れてきたからと3kgも注文してしまった。説明通りであれば風呂を1回洗うのに500g使うが、それだとゴムを侵すのでもう少し少なく使っている。しかしAmazonの値付け、いったいどうなっているんだろう。そう変動するような相場みたいなものではないと思うが。
2021年04月09日
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女房の検診で胃部X線があり、バリウムは排出したがその後トイレの流れが悪いという。確かに、流れが悪く水が便器内にたまっている。下水が出来てから30年近くになると思うが、一度もトラブルが起きたことはなかった。まあ溢れるほどではないので排出口に何かたまっているのだろうと考えたが、バリウムぐらいしか思い当たらない。「バリウムってなんだ?」言うまでもなく造影剤だが、調べてみると硫酸バリウムらしい。「パイプ洗浄剤使ってみようか」と女房は言うが、うちにあるのには次亜塩素酸ソーダとカセイソーダの混合品である。カセイソーダで硫酸バリウムが溶ける可能性もなくはないが、硫酸イオンが出てくるはず。濃度は低いが、次亜塩素酸塩から塩素が遊離でもしてきたりしたら大変だ。「いや、やめといたほうがいい」物理的に崩す方が安全である。ホームセンターでラバーカップを買ってきた。バコバコするやつだ。初めてなので要領が分からなかったが、水をほぼ一杯にしてやったら、流れるようになった。まずはめでたしめでたし。ラバーカップを買いに行って、和式用と洋式用があることを初めて知った。ついでながら、私はこの検査の時には終わってから水を1L近く飲むが、1時間以内に催してきてトイレに行き、排出が始まる。その後2−3回くらいでほぼバリウムはでてしまい、翌朝に名残程度がでて終わり。バリウムはほとんど会社で排出していたわけだ。女房は「コップ3杯飲んだんだけどな」と言うが、提供されるのは150mlばかりの小さな紙コップ。下痢するほど水は飲むべきだ。確かに3杯以上飲むようにとの記述はあるが、もう少し行動に結びつく書き方はないものか。
2020年11月09日
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コロナの影響でこの頃はどこに行ってもスプレーの消毒液がおいてあるが、便利に使わせてもらっている。だいたいがエタノールと書いてあるのだが、所によっては床が白く汚れていたりする。エタノールの匂いは良くかぎ慣れているのですぐに分かる。またイソプロパノールも消毒用に良く使われるので、この匂いも独特だからすぐに分かる。混合液でも分かる。ところが、白く汚れているところの液の匂いをかいでも、どちらの匂いもしないことが増えてきた。そんな容器を見ると「エタノール」が原材料として書いてある。「看板に偽りあり」だが、まあ、この物不足の時、界面活性剤とかも効果がない訳ではないし、原料としてみたことはないが塩化ベンザルコニウムという有名な殺菌剤がその正体なのかも知れない。手にこすりあわせてもそれだけでは気味が悪いので帰宅してから石けんで手と顔を洗うようにしているが、消毒液の匂いをいちいちチェックする姿、人が見ればさぞかし悪趣味と思うことだろう。
2020年05月10日
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カメラバッグに入れたまま忘れてしまっていた飴がとけだし、、べたべたになって埃をくっつけていた。どうしたものかと思っていたが、女房に相談すると「洗えばいいじゃない」いわれて見れば風呂の残り湯を汲み上げ、粉石けんを溶かしてやればいい訳だ。所詮水あめなんだから洗えない訳がない。ただ、バッグの内側にはもう一つ緩衝材が使われたインナーバッグがあるのでこれは別に洗うことにした。ベルトなんかは汚れていなかったのではずし、洗濯機に放り込んだが、槽の中でかばんが一つ回っているのはなんとも奇妙。少し可笑しいような動きだ。基本的には軟らかいナイロン素材なのでへなへななはずだが、形がつくと強度が出る。幸い脱水機でも適当に変形してくれたらしく、振動はなかった。今日は結構風もあったのでこんなものはすぐ乾く。すっきりして、また活躍してもらおう。ポケットに入れていたカメラのマニュアルにもしみが出来ていたが、これは洗う訳にはいかないな。
2019年11月04日
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家庭用のやつだが、多分10年以上使っていると思う。ディスプレイに何もでなくなってしまい、どこに送ったか、うまく通信できたのかが全く分からなくなってしまった。紙の食いも悪くなっているので寿命だろう。電話の送受信は大丈夫らしい。こいつの問題点はよく家を留守にして、注文が入った時にスマホに転送なりメールなりして欲しいのだが、それができない。かといってスマホに送る機能のついたのは3万円からする。物色してみるとブラザーの複合機にメールに転送できるものがあるらしく、2万円ぐらいらしい。この値段なら何とか出来るかな。地元の電気屋でどこの複合機だったか見たことがあるし、週末には大阪に行く。ヨドバシででも実機が見られればいいな。きちんと説明の出来る担当さんだといいが。数をこなせる商品じゃない。好事家の部類だ。
2019年07月23日
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うちには全自動7kgと二槽式3.5kgの2つの洗濯機がある。女房殿が石鹸カスが出るので、全自動の終了後にもう一度すすげと言う命令による。何せこちらは家事初心者、逆らう訳には行かない。7kgの洗濯物をいちいち体重計なんかで測る事はないので、実際に洗っている重量は分からないが、それに見合う水の量は洗濯機が計っているので、約60Lにするといっぱいになる量が7kgなんだろうと思う。ところが、これがそのまま3.5kgの二槽式に入ってしまう。二槽式だと全自動の倍量を扱えるのか?片や撹拌式、片や渦巻き式だが、処理能力は倍半分も違うものだろうか。それとも撹拌式の詰め込み方が足りない?しかしあれ以上水が少ないと、とてもじゃないが洗濯物が動かないだろうと思う。とにもかくにも不思議な表示である。ついでながら二槽式は2009年製、そろそろ異音が出始めている。そろそろ交換時だ。
2019年07月08日
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エアコンのフィルターと言うのは、特に家庭用では実に始末の悪いものだ。埃と空気中に散乱した油煙が一緒になって、なんとも扱いにくい塊になっている。鹿もこれがフィルターの網にこびりついているから余計にやる気をそがれる。そこで目をつけたのがセスキ炭酸ソーダと言うやつ。成分的には炭酸ナトリウムと炭酸水素ナトリウム(重曹)の混合物で、ナトリウムが炭酸にいくつくっついているかを見ると、炭酸ナトリウムは2つ、炭酸水素ナトリウムは1つだ。これが等量に混合してあるので、1.5を示す「セスキ」という言葉がくっついているんだそうだ。この「セスキ炭酸ソーダ」が先に活躍したのは風呂の床の脂落としだった。人間の皮膚にあるやつに蛋白やら汚れが一緒になって黄色くなっていたのがきれいになった。エアコンの方がもう少し厳しいかなと思うが、洗面ボウルに湯を張り、それに溶かしてからしばらくフィルターを漬けておく。が、あまり落ちない。そこで汚いところにセスキ炭酸ソーダの粉末を振りかけ、タワシでこすってみた。これはかなり有効。ただ、水酸化ナトリウムほどではないが炭酸ナトリウムもアルカリなので手袋をはめ、伊達眼鏡もしておく方が良い。家庭でも酸よりはアルカリに気を付けた方が良い。特に目は危ない。このセスキ炭酸ソーダ、開ける時になぜかチャックの部分の接着が取れてしまい、口が締まらなくなっている。品質的には問題ないが、容器の方がいまいち、尤もこれはあたりが悪かったと言うべきだろう。そうやって取ったら、かなりの部分が取れ、フィルター本来の地の色になった。十分に水で洗い、陰干ししておけばよい。昨日の雨はどこへやら、見事に晴れ上がった夏の日差しだった。明日も雨は少ないらしい。
2019年07月04日
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過炭酸ナトリウムと言うのは酸素系漂白剤なのだが、初めてこの名を聞いた時、炭酸が2価の酸でナトリウムは1価なのにどうやって過炭酸になれるのかと不思議で仕方がなかった。調べてみるとなんの事はない、炭酸ナトリウムと過酸化水素の混合物という事だった。この名前を見たのは外資系の化学洗剤を扱うJ&J社の風呂釜洗浄剤だった。原材料としてはあと界面活性剤が主なもので、これなら過炭酸ナトリウムだけでもいいんじゃないかと思った。この洗浄剤が結構高く、きれいにはなるもののちょっと不満に思っていたら、通販でも入手できるという。J&J社の商品はちょっと特殊な容器にはいっているのだが、結局のところは温湯に溶かす事になる。うちの風呂にはポンプがついているので環流するのは簡単な事だ。価格的には半額以下なので試してみた。充分湯あかは取れる。ぞっとするほど取れてくる。界面活性剤がはいっていないので泡はまったくたたない。それだけに余計に汚く見える。湯あかは皮脂・蛋白に微生物が生えているものと勝手に推測しているが、たぶんそれを熱交換器からはがしているのだろう。同じように洗濯機の槽もはがしとれる。少し時間はかかるが、いかにもカビの生えたような塊がふわふわと浮いてくる。塩素だとステンレスを傷める事があるが、酸素なら大丈夫だ。もちろん洗濯物の黄ばみ取りにも使えるし、これ一つでいろいろな商品の代わりに使える。原材料を見る事で出来るコストダウンもある。
2019年01月29日
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家の畑に実っている柚子を2つに切り、50%アルコールを加えておいたものを(もう2週間くらいにはなるかな?)風呂上がりに塗ると、乾燥肌が改善されるのかも知れない。自分自身がサンプルで、対象区がないため、実験としては意味を成さないが、毎年この季節になると、風呂にはいった時にひざから下がとんでもなくかゆくなる。かきむしる訳にも行かないので叩いたりなだめたりだ。特に湯ぶねにはいった直後がかゆい。このアルコールは50%にする事で消防法の「危険物」扱いにはならない。また柿渋を加えて不可因措置をしてある。それでエタノールでありながら税金をかからなくしてある。これを風呂上がりに患部にぬりこんでおくと翌日の風呂が非常に楽になる。
2018年12月20日
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機械屋ではないが、製造に携わると機械なしには語れないので、機械屋さんと話するうち、専門語も覚えるものだ。フランジとかテーパーとか。さて、4月にパナソニックの洗濯機を買ったが、使っているうち日立との違いについていろいろと感じるところが出てきた。脱水機の構造。日立の篭には大きな穴が沢山開いている。パナのほうは小さく、少ない。これに洗濯物を入れて、動かして見る。洗濯物を脱水槽に詰め込んでフタをし、回す場合にはあまり差がないが、少量の洗濯物を適当に放り込んで回した時に差が出る。こんな場合、多くは洗濯物が偏っているので脱水槽は回転と言うよりも振動をする。それが振動によりだんだん洗濯物が動いて回転をはじめるのが日立、いつまでも振動しているのがパナ。この差は結構大きい。使用者がストレスを感じる。思うに、日立のが洗濯機のあるべき姿を追求した設計をし、パナは原価を下げるためにどこまで穴の数を減らすか、と言うことに腐心しているように見えてしまう。もう何十年も前だが、両社のミキサーを開いて見たところ、日立の使うリード線はパナよりもはるかに太かった。三洋電機はパナと組んでいたが結局放り出された。深い事情は知る由もないが、白物に対する考え方には相いれないものがあったのかも知れない。脱水槽や排水の穴の数、企業の顔と言えるかも。
2018年07月30日
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女房の趣味で粉石鹸を使っている。なんでも合成洗剤を使うと皮膚がかゆくなるんだそうだ。石鹸の欠点は冷水に溶けにくいこと。だから風呂の残り湯が重宝する。まず石鹸を溶かして、そこから洗濯物を放り込んで洗いにかかる。この粉石鹸だが、始め近所のドラッグストアで買っていたが、とにかく重い。たまたま切れていたのでAmazonで買うと、翌日届いた。しかも200円弱安い。持ち帰らなくて良くて、しかも安いとなればドラッグストアで買う理由はない。翌日届くはず、出荷は隣町からだ。そのレビューを見ていると、おおむね良い評価がついているが、「金属封鎖剤が配合されているのでこれは体に良くないから使うのはいやだ」というのがあった。金属塩が含まれていると金属石鹸を作って溶けなくなるから使える水の範囲を広げるために配合しているのではないかと思うが、これを書いた人は猛毒みたいに感じたのだろうか。金属封鎖で有名なのはシアン化カリだ。こいつは確かに猛毒。メーカーのものではないので詳しくはわからないが、クエン酸だって金属封鎖の能力はある。EDTAが一番有名だが、これもエデト酸なんて書き方をされることがあるが、この書き方は個人的には支持できない。エチレンジアミン4酢酸ナトリウム塩がなんでエデト?と言う思いがあるので。退職してから考えるに、日常生活の中に一番関連してるのは化学かなと思う。界面化学、有機化学、栄養化学・・・
2018年05月14日
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10年あまり使った日立の二槽式洗濯機だが、製造終了になったので部品の確保できず、買い替えることになった。本日納品。結婚してから日立ばかりを買ってきたが、少し大きくなり過ぎるのでパナソニックに乗り換えた。自閉君のおかげで洗濯物は多分普通の家庭の倍あると思う。そんな中でほとんどの洗濯機が10年以上使えた。日立は非常に優秀なメーカーだと思っている。全自動はこれに比べると短命で、よく稼いでくれるのだろうが、だいたいコンピュータがダメになる。考えて見ると小学生のころに噴流式だ渦巻き式だと言う洗濯機が現れ、中学のころに脱水機のついたのが出回るようになったと記憶している。二槽式は構造も単純だし、見ていて分かりやすい。高齢者にはうってつけだろう。二槽式はロングセラーだ。さあ、いつまで使えるだろう。
2018年04月24日
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哲学的な話ではなく、家庭科に近い話。リタイアしてから洗濯は私の担当になっている。正確に言うと「洗濯機オペレーター」だが。まず検討課題になったのは粉石けんの量をどう決めるかだった。女房の趣味か、合成洗剤ではなく、粉石けんを使っている。気温の低い時期、まず粉石けんをきれいに溶かさなければならない。今さら言うまでもなく、石けんは界面活性があり、脂質や埃を水の中に分散する働きがあるが、同時に空気と水の混合系である泡も作る。この泡と言うのは独特の物性を持ち、非常に役に立つこともあれば作業の邪魔になることもある。出来た石けん液の評価には欠かせないが、あり過ぎると排水時に排水管を逆流してふき掃除と言う余計な仕事を作ってくれる。理由はないが、まず肌着を洗う。石けんの量が適当であるかどうかは、まず30Lの風呂の残り湯に溶かして泡の高さを見て決める。洗濯物を放り込み、水量を60Lに設定して洗い、泡の出具合を見て追加したり、逆に洗い物を追加して相対量を減らしたりして、あとはシーケンスを設定して終わるのを待つ。2回目は上着を洗う。この時には粉石けんは7割方に減らす。はじめはこれをやらないで泡をよく逆流させた。つまり、汗やら皮脂やら垢で肌着の方が汚れがひどいのだ。だから人間は汚いと言える。手が発達しているからどんなものにでも触る。微生物がくっつく。これも汚い。抗菌だ除菌だと広告しているが、多くは役に立たない、気休めだと言える。それでも心配することはない。病原性のある微生物はごく限られているのだから。
2018年01月08日
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洗濯に洗剤でなく粉石けんを使っている。洗剤(合成洗剤)をどのくらい入れるかは経験則で身についてくると思うが、定年以降の就業となると女房には全くかなわない。が、汚れのひどいものにはたくさん必要だと思うし、洗濯物の量によっても変わってくるだろう。うちの場合、前日に着ていたものを翌朝洗う。その他に通園先で着るもの、家で着るもの(自閉くんのみ)が加わるので1回目に下着を含む前日のものと風呂で使うタオルを洗い、その他のものを2回目に洗っている。当然ながら1回目の方が汚れはひどい。皮脂や汗、垢をくっつけてくるのだろうと思う。風呂の残り湯30Lほどを使って石けんをまず溶かし、洗濯物を投入して60Lにして予洗いをし、朝食の用意やら仏壇の読経をしてから本洗いにかかり、食事をして朝ドラを見たらだいたい洗濯は終わっている。さて、だいたい適当な石けん濃度になっていれば、予洗い後に見ると、水面を薄く泡が覆っているようであればだいたい適当な石けん量と言える。これが10cmも盛り上がっていると絶対に排水で泡が逆流してくる。排水管にはいった時に衝撃で泡になる訳ではない。洗剤が多すぎるものと見ている。泡とは何か?空気と水の分散体である。石けん水は石けんの水溶液だが、これが界面張力を下げて埃や油脂のような難溶物を水中に分散する。泡は水と空気が作る混合物だ。それはさておき、やはり2回目は汚れが少ないと見る。泡吹きをなくするには洗剤を多く使わねばいい。消泡の方法にはアルコールを使えばいいが、結構高いもの。他は思案中だ。
2017年12月21日
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先に乾電池の液漏れの話を書いたが、どうもこれがユーザーの責任らしい。と言うのは、アルカリ電池の破裂である可能性があると言うことだ。ぼろぼろになった液漏れ電池は即刻処分したが、見かけ上異常のないのは取り置いて、新しく買った懐中電灯に入れてみた。懐中電灯専用の単4×3本と言うホルダーがあるので、流用したもの(2本がマンガン電池、1本がアルカリ電池)を入れてみるとどうも明るくない上、瞬間的に消えることもある。昔の懐中電灯ならば電球が緩んだりして同じような現象がでていたが、これはおかしい。そこで電圧をチェックしてみた。アルカリ電池だけ、針がマイナスに振る。おかしいと思い調べてみると、「転極」と言う現象らしい。アルカリ電池が劣化したまま電圧を掛け続けると陽極と陰極が入れ替わる現象が起き、内部圧力が上がって、安全弁から液が漏れるらしい。有効年月が読めなくなっており、液漏れの可能性も考えられる。違う種類の電池を混ぜて使うな、と言うのはこういうことだったらしい。アルカリ電池をはずし、マンガン電池に入れ替えると本来の明るさを取り戻した。ニッカドやニッケル水素は1.2Vなのでマンガン電池と混用はしないが、マンガンとアルカリも出来るだけやめた方がいいということだ。ついでながら、テスタは昔ながらの針式がやっぱりいい。逆ブレが感覚的に分かるし、反応も速い。デジタルは多機能だが使わない機能ばかりだ。
2017年11月27日
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