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例えば、一般に“権利の獲得”として知られる歴史の一コマ。あれは獲得であるのと同時に“剥奪”の記録でもある。権利というのは伝統と同じく、現存する時にその価値を認めるのは難しい。“伝統”に於いて、歴史の浅い米国民が日本の金閣寺を愛でたり、九谷焼の後継者が居なくなって愛好家が焦り出すように、それが存在しない時と失われつつある時に漸く意識される。例を二つ挙げると、フランス革命と太平洋戦争後の日本の民法改正。前者は、第三身分(平民)が主張する自由・平等の権利の獲得である。後者は、女性の参政・婚姻の自由の権利の獲得である。見て判る通り、前者は王侯貴族の特権の消失で、後者は戸主権の剥奪だ。労働基本権なんかもその類であろう。それまで労働者を駒のようにしか見ていなかった雇い主からすれば、それは彼の行使し得る一部の権利の剥奪である。権利というのは行使される事の他に、周囲との差異に本質的な意味がある。つまり周囲との平等を図ってきた二十世紀後半の歴史は殆ど、権利の獲得というよりは剥奪であった感が強い。我々が平生、それらの革命を『権利の獲得』と呼ぶのは無意識に過去の弱者の側からそれらを見ているからであり―――それが歴史を語る時に、同一視(摂取)として働いているかは置いておいても―――全体を公平に見た上での発言とは言い難い。過去の出来事に関しては、まぁそれぞれの想う所を心に留めておけば、獲得だろうが剥奪だろうが消失だろうがあまり問題にはならないのだが、これから我々は権利を剥奪される側になる可能性が大いに有る。今、科学者と倫理学者の間で問題になっているクローン人間なんかがそれに当たる。それまで存在しなかったものが創られれば、そこには必ず何らかの差異が見えてくる。完璧に自分たちと同じように扱う事は不可能だろう。そして保障としての権利が作られる。今、我々は与えられるだけの権利を与えられ、その上に踏ん反り返っている状態だ。これからは権利を剥奪される未来が訪れるだろう。その記録の後に、我々はそれでもまた『権利の獲得』とそれを呼ぶのだろうか?
2004.05.31
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多分、生きなくても良いんだよ僕ら本当に君が全ての存在に、存在する為の理由を要求するなら多分、一番要らないのは僕らだよだって僕らだけだよ?こんなに生きることの意味なんて考えるの特質、特権なんて飾ってもさ結局は暴走し出した足につられて頭がくっ付いてくる無様さだよ
2004.05.30
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「長続きするといいね」何の嫌味も込めずに、心からそう思ったまま言った。これが、元彼の今の彼女とのノロケを聞かされて言った科白なんだから、もしかしたら嫌味に聞こえたかもしれない。でも私は本当に、続けばいいなと思ったんだ。誰かに恋愛感情を抱くという事、分からないんだ。寧ろ、元彼に対して私が謝ることはあっても、彼が私に謝るべきではないよ。私は愛してないのに付き合ってたってことになるから。普通の友達程度には好きだった。少なくとも人間嫌いの私が二、三時間程一緒に居ても大丈夫なくらいには好きだった。それでも、それが恋愛感情と呼べたかは分からない。依存してた頃は苦しかった。自立したら、どうでも良くなった。“永遠に続く愛”ってのを見てみたかった。結婚という枷に縛られた関係じゃなくて、愛情で惹きつけ合う二人というのを見てみたかった。お互いに必要として、安定して、二人で居るのが当たり前のような、そういう関係を見てみたい。だから無責任にも、今度は君たちがそれを体現してくれたらいいなと、そう思ったんだ。君たちがずっと一緒に居てくれたら、何か素晴らしいものでも、そこに在るような気になるから。ごめんね、自分勝手で。
2004.05.29
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ヤンバルクイナという飛べない鳥が存在するらしい。私はこの鳥について殆ど何も知らない。だから、この記事を見て思うことがあった。“ヤンバルクイナ「非常事態宣言」 マングース北上止めろ 沖縄本島 増殖に捕獲追い付かず”マングースがヤンバルクイナを食い散らして絶滅の危機に追いやっているようで、そして人はヤンバルクイナを保護しようとしている。―――どうして?そう思ったのは私だけなのだろうか。とても子ども染みた行為に思えるよ。絶滅しようとしている動物、可哀想だとは思うけど、そのまま絶滅すべきだと思う。人がマングースを沖縄に持って来た事が生態系が崩れた原因なのだろう。それは確かに責任を取るべき由々しき事だとは思う。人はそれを繰り返してはいけない。少なくとも後からこうやって種が絶滅する事を憂うなら。生物の種が淘汰され、絶滅していくのは至極当然のことだ。時は止まることなく流れ、再び戻ることは無い。種が絶滅・生成する事によって保たれてきた調和を、此処で人がエゴの為に壊すのは見苦しい。人が動物を見て、勝手な主観で和んだり、『この種を自分たちが守ってやってるんだ』とか勝手な充実感に浸ったり、彼らそんなことの為に生きてるんじゃないよ。最近の動物・環境保護団体の行為には目に余るものがある。彼らは気付いてやっているのだろうか。大した偽善者だ。『地球のために』と云いながら人間のための緑作り、『動物のために』と云いながら囲って牙を抜いて爪を削いで自己防衛さえできなくしてる。“尊厳”という言葉の意味、考えたことありますか?何を想ってこんな残酷なことをするのか教えてほしい。せめて『私たち人間のために』と正直に云ってほしい。淘汰されゆく生き物の為にも。いつか淘汰される私たちの為にも。
2004.05.28
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僕らは願っているこの頭上に降り注ぐ汚い雨水がたとい 僕らをずぶ濡れにしても僕らの大切な人々を悲しませぬように
2004.05.27
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解かっているでしょう?皆が皆、口々に「世界は」と呟くけど本当はその「世界」には彼ら独りずつしか存在していないこと。解かっているでしょう?それでも僕ら此処で叫び続けるだろうこと
2004.05.26
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君は何の為に僕に話しかけたの?君は何の為に僕の隣に居るの?君の中身の無い話にはもうウンザリなのになぜ君はそんな愛想笑いを繰り返してるの?僕の事なんて好きでも嫌いでもないんでしょう?なぜ友達みたいな顔してるの友達が居るって事をステータスみたいに思ってない?自分の周りに誰でも良いから居てほしいだけなんでしょ本当は誰も居なくても良いくせに人目を気にして話しかけてくるだけなんでしょ?君は僕をバカにしてる君が今まで友達みたいに振まってきた全ての人を君はバカにしてるんだねぇ 何の為に君は僕の隣に居るの?
2004.05.25
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たとえば小さな虫けらを 知らずに踏み潰したところで 罪には問われないだろう 僕らはそうやって殺しながら生きていくんだ――― 何が死んだのかすら 知ることもなく
2004.05.24
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「昨日、何食べた?」「最近母親みたいなこと言うね。・・・きつねうどん、和風スパゲッティ、あとグラタン」「見事に全部インスタントだな、このインスタント人間」揶揄された言葉に一瞬固まった。「・・・お湯掛けたり電子レンジに3分で人間ができるのを想像した」「別にあんたがレトルト3分でも誰も驚きやしないよ」
2004.05.23
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「君は厭なガキだと思うよ。」随分前に或る女性に言われたのを思い出した。「愛情を貰って、それを平然とゴミ箱に入れられるガキだよ。」交差点の信号が青に変わった。―――僕が愛情を捨ててるって意味だったのかな。隣を歩いてた知人に訊いてみる。「ねぇ、愛情を捨てる為のゴミ箱が在るとしたら、そこには愛情以外に何が捨てられてるの」少し首を捻って考えた彼が答える。人で埋まった横断歩道。 白。黒。白。黒。「金銭欲や性欲みたいに、一般に善くないと考えられている感情じゃないかな」―――つまり、愛情を性欲とゴチャ混ぜにしてしまうこと?・・・でもそれって「誰だってやってる事じゃん」「そりゃね、そうしないと巧くは生きていけないだろ」では、何故彼女は僕を『厭なガキ』だと言った?唾棄すべき物を、そうあるべきようにして何がいけなかった?何が彼女の勘に障った?「あれは多分、子どもがそれをするって事が嫌だったんだろう」頑なに「愛情」を保存するなんて僕には出来ないよ。無理だよ、疲れるし。夜の街は優しい。優しい流れが皆を取り巻く。
2004.05.22
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才能も欠落も一般から外れているという意味では等しく等しく 惨めでも、私たちはその才能と欠落を抱く憐れな人々の恩恵を当然の如くに享受する利便性であったり、エンターテイメントであったりするその恩恵嘲笑い 疎みながら享受するだけ
2004.05.21
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土が波打つ何か埋まっているのかと掘り返しても掘り返してもドク、ドク と波打つ掘り返す肘が埋まり肩が埋まりドク ドク土が波打つ胎動を 続ける
2004.05.20
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友人というのは物理的に使役しようとすれば持て余して精神的に頼ろうとすれば足りな過ぎるそういう存在かもしれないよ
2004.05.19
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大勢で居るのは嫌い親しい友人数人と居るのは好きで、一人で居るのも好きだけど、二人で喋っていて会話が途切れて終わって独りになる その瞬間だけはいつまでも馴染めない
2004.05.18
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想うに、或る言語・単語等の存亡の危機に直面し、それに対する愛着故に保護しようと使う場合以外に於いて難解な語句を意図的に使用するのは愚行中の愚行である。単なる知識のひけらかしに過ぎず、またその幼稚な思考を以って意志伝達の疎外を為す罪深い行為である。難解な単語を虎に見立てた狐どもに、そう告ぐ。
2004.05.17
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「リスカなんて大したことじゃないよ」そう思って口にして、そうやって辞めた。辞められたと思った。実際、八ヶ月以上やってないと思う。あの頃は何度も「これで終わり」と言いながら数日で泣き出して刃を手にした。刃物なら何でも良くて、包丁に触る料理が出来なくなったりした。去年の創はまだ見えるんだ。縦横無尽に走らせた白線、茶線が視力の悪い私にも見えるんだ。また新しい創を付けるのは嫌だ。でも腕は怠そうに垂れ下がって、刃物を待ってる。そろそろ絆創膏と包帯を買ってこなくちゃ。手首が「切ってくれ」って鈍痛で訴えてる。辛いから切るんじゃなくて、切らないのが辛いんだ。何てことだよ、全く。神様、あと通りすがりの誰か。願望に忠実な愚か者をもう見ないでください。つうかてめえら関係無いだろ、いちいち傷痕みて退くな。一時間で腕は真っ赤になるのに一年経っても治らないなんて、分が悪過ぎるのに。
2004.05.16
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憎むことでしか愛せなかったのは多分、私ででもそれが一過性だと解かっていたから目が醒めても存外に冷静だった何も失うこと無く何も哀しむこと無く感情の振れは上皿天秤の目盛りみたいに正確に零を指した理解してしまうと莫迦々々しくて二度と恋愛という名を使うことは無いだろうと幸せそうな人々を横目で見ながら思う泣きそうになった原因も死にたくなる原因も全ては自分の中にしかない他人なんて要らないそんな位置に他人は要らない
2004.05.15
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大好きなデザインのカレンダー次の月になっても、次の年になっても壁に貼り続けることができますか?
2004.05.14
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まだ信じている こと がある叶わなくても多分、私は生きていくけれどその生きている間は ずっと確実に この胸にあり続けて靄を出して 涙を造って 時々、笑わせる光を欲しがって創り出したレプリカなのかもしれないあまりにも色を失って見えた世界が恐ろしくて気休め を造ってしまったのかもしれない
2004.05.13
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恋なんて麻薬と同じどんどん人を駄目にする留まる事を知らず人生の縮図のようで浅はかで物足りなくて酷く頼りないでも、人は独りだからね他人を突き落とすことはできても救い上げることはできないんだよ薬と同じ遊びなら良いけど本気で縋ると堕ちてゆく心臓から腐蝕してく誰か取り締まってくれないかな
2004.05.12
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君の留守録に入れた私の声が死にそうだったって?冗談じゃないよそれだけで私は随分 私を見損なうのに。誰かに弱みを見せるなんて縋ろうとでもしてるみたいじゃない私はそんな私は大嫌いだよ君に見せて良い姿じゃないよずっと友達でいたいんだから
2004.05.11
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彼女は云った。畢竟、社会といふものは悪意で出来ておるのでせうその悪意の中で人は他人の幸福なぞを望んでみたりしておるのでせう嗚呼、滑稽。もし人の心が善意しかなかったら、と考える。 僕はショック死していただろう 適度な嘘は ぬるま湯のようなもの 僕を生かす、居心地の好いものだから。・・・ああ、ショック死してみたかったかもしれない。
2004.05.10
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枯れ果てた町で声をかけた赤い着物の後ろ姿つむじ が見えるくらいの丈の少女長い黒髪が揺れて 振り返ったなあに と 訊ねるその目 目 目片方は真っ黒な石もう片方は真っ暗な闇だったぼくは訊ねたこの町は何処へ続きますか と少女は云ったどこへも続きませんここで終わりですそして哂ったかんだかい紅い声が紅い空に反響する世界 世界 世界ほんとうはこんなものも要らないのです小さな掌をその小さな顔の凹凸に宛がい、ぽん と叩くす と音を立て、落ちてくる玉真っ黒な石掌でそれを少々玩びながら赤い少女が歩みだす赤い町を赤い足跡残しながら時々 石を目に宛がってみたりしながら真っ赤な声で哂って
2004.05.09
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この途を見つめるその過程を見つめる行きたかった天地伝えたかった感情目を凝らした道標そのための手段いつか道に迷い伝わらずに泣いた足元しか見えなくなったこの声届けとそれのみで此処で死んでも良いと思えてきたプロセスに終始しても良いかなってこの地を愛したこの言葉が私のプライド大地にキスをしてもうあなたには会わないサヨナラ、天国あなたなんて要らない
2004.05.08
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睡眠 で 大事 なのは体 を 休め る こと じゃない一 瞬でも意識 を分 断する ことだ人 間が人 間たる連 続性を断ち 切るこ とだ地球 上 で人 だ けが昨 日と今日が繋が ること に 耐え られない の だ
2004.05.07
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「諦めなければ何だって出来る」当たり前出来ないから諦める出来るまで諦めない途中放棄は諦めなんだから「まだ本気になってない」とか言い訳はいくらでも付けられるそうやって猶予期間を延ばそうよあたしは逃げた捕まったら負けなら 戦う力が無いなら逃げるのが当然でしょ?いつか後ろを振り返って怪物の頭に鉄槌を振り落とすまで逃げるよ いつまでだって
2004.05.06
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どれだけ好きだと思った人間でも丸三日間ずっと顔を合わせる事なんてできない息苦しくなって厭わしくなるから好きな人を「重い」と思うのは自分に自信が無いからだってそうだよ あたしは自分の能力は過信してるけど自分の人格は卑下してるんだどちらも等しく愚かな行為
2004.05.05
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ずっと前に僕が言ったこと「君が居なきゃ生きていけない」ごめんねあれ 嘘なんだ君が今にも死にそうだったから生きることに繋ぎ止めようとしてたんだただ君を苦しめたかっただけなのかもね、僕は君が居なくても生きていけるよ君を殺してでも生きるよねぇ ごめんね
2004.05.04
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罪と罰について罪と罰はどちらが先ですかそんな卵と鶏の話を持ち出したつまりは罪悪感と罰則とどちらが先かという話で罰則が全くなくとも良心の咎めというものはあるのかそういう話何を以って君は罪悪感と云うのだろう僕は、君が白い目で見ることが無くなれば罪を犯しても良いと思ったんだそれが縦い死刑に当たったとしても君が認めるのなら躊躇わないだろう僕は罪を意識していますか君は僕の罰則になりますか僕が何もかも躊躇うようになったのは君が居るからでしょうか
2004.05.03
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目を覚ます。カーテンの下から漏れる光に、もう夜明けかと思い時計を見る。 23:51まだ、五月二日さえ終わっていなかった。そういえば実家の私の部屋も夜中でも明るかった。街灯は強く、目の悪い私は星など見えなくて時々 月を見て 哂った。環境は変わったようで変わっていない。しかし死体を捜すことはなくなった。鏡を見るのはまだ厭だ。私はゆっくり流れるだけ。
2004.05.02
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随分前に付けた創が未だに消えないみたいにいつまでも消えない創が在るのだろうか私があの時した事は彼の人の創になったのだろうかそう考える事で私の行動は創になり私に帰って来たのだろうかみんな創だらけ赤く線を引いた後 黒く瘡蓋になっていつしか消えて 白く線が残るスケッチで影を付けるように白くいつまでこれは残っているんだろう
2004.05.01
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