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小説に於いて、完全なオリジナルと呼べるものはもう輩出されないのだろうか。人の行動にも感情にもパターンがある。それらの順列全てをオリジナルとして、それらに限りがあるのは明白だ。楽譜と同じ。出尽くしてしまった。例えば貴方が足を一歩踏み出す。どんな動作でも良い。それは言葉により捉えられ、他の無限の動作と一括りに称される。だから人の言動はテンプレ化される。パターンの一つとして数えられる。人は切り捨てて表現して、自らの業に斬り捨てられた。
2004.11.30
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食事、睡眠、足りない脳は体が不調を訴えて漸く対処する。悪寒に襲われ、食べる。足が縺れ、眠る。本当はどちらも拒否したいのだろうか。そして、こんな都合の好い言葉に酔って自分に病を認めた者はどれほど在るのだろう。
2004.11.29
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日常は流動美しいものもすぐに枯れる君の思考も流動本当は何が美しいわけ?君に永遠の至上をあげたいのに君はすぐに捨ててしまうだろう
2004.11.28
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私が今まで居た世界はただ一人最も近い人は私を認めなくてもそれ以外の殆どの人達が適度に私を認めてくれていましたぬるま湯のようで真綿のようで春のように ゆっくり殺して秋のように ゆっくり死んでそんな世界でした
2004.11.27
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恋とか愛とか好きな人って本当に居るんだなぁとボケーッと考えたりします。「世界よ もっと拡がれ」みたいなそんな日常です。
2004.11.26
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生きるのは面倒くさい何もしなくても体は空腹感を覚えるそして気分が悪くなって脳は初めて空腹感を知る体外の物が体内に入る事すら気持ち悪いのにそれを求める容器と一緒にどうして生きられるのだろう
2004.11.25
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「もう何にもやることないね」笑った。夕陽が眩しかった。多分、僕ら夕陽に釣られて喋ってた。「進むこともないよ。退くこともない。」立ち入り禁止の屋上で、遠くに海が見えた。「生きる必要ない。でも死ぬ必要ない」フェンスが脆い。突き飛ばしてやろうか。「僕は誰だろう」生きてるよ多分。だって僕と喋ってる。「君は誰だろう」さぁそれは君が決めたらいい。夕陽が渦巻いてて溶けながら登っている。手を伸ばし誰かの足を掴み取る。
2004.11.24
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最期の最後まで考えれば人生は無意味でそれを分かっていながら誰もが我慢比べをしているどこまで無意味で居られるかとずっと苦しんで苦しんで悦んでる
2004.11.23
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感情は人の目を塞ぐしかし、かと云って感情を取り払ってしまえばそれは最早、人とは呼ばれない皆、目隠しをしたまま思い浮かべるあなたは素晴らしいあなたは―――
2004.11.22
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腐り続けるんだ生まれてから寸分も休む間も無く形が保てなくなるまで腐り続けるんだ墜ちる直前に甘い香りがする僕は、青い果実よりも形を失う寸前の塊が好き
2004.11.21
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愛情を崇拝してる衝動を神聖化してる存分に理性を働かせてもそれでも動かせぬ意志をかれらが創り出している
2004.11.20
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「自分の責任を自分で取ることを良しとしない人が多過ぎる」「責任を取ってこそ一人前と言うけどねぇ」「そんなの口先だけさ。法律を見てみろよ。 自他の責任の境界を誤認したものの中で最も権威のあるのが法律だ」「責任の領域を間違えるのは個人の尊厳への冒涜へと繋がる」「そうだよ。皆、冒涜せられ、それに満足して生きてる」―――檻の中の方が倖せなんだろ?
2004.11.19
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誰かの一言に助けられる程度の命なんて結局その数文字程度の価値しかないんだあんたはあいつが死ななくてほっとしてるだろうけど別にあいつの命の価値を引き上げてやったわけじゃない一言だけの価値しかないのに重たくてしょうがないそれを抱えて生きてる奴のことを考えたことがあるのか何となく生きてるだけでも楽な奴も苦しい奴もいる「とりあえず生きていよう」の重さを知ってるか無責任で我が儘で、あんたは悪魔みたいに見えるよ
2004.11.18
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だからあなたは排除される理由をあなたに誰も言わないあなたさえ居なくなれば皆が満足するからうねりに呑まれてそれでおしまい
2004.11.17
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帰りたいと思っているそこには使い慣れた生活道具があって不便もなく、戸惑うこともなく、逃げ出すこともない未だ知らない故郷へ帰りたいと思っている
2004.11.16
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どんなに君を愛していても君のための痛みを君のためには増やせない君が目覚める前に僕は消えるよ
2004.11.15
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いっぱいいっぱいだったんだよどれだけしっかりして見えてもねあの頃、大人たちが言ったようにやっと周りが見え始めたぐらいだったんだ今でも変わらない ずっと余裕なんて生まれない だけれど君を見る僕の視界は拡がったと少しでも思いたいよ
2004.11.14
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「恋愛なんてした事ないよ」君が呟いて僕が同意する。「僕は生きた憶えもない」僕が延長線上で君を呼ぶ。何だってすぐに否定できてしまうような戯言なのにそれでも僕らはそれに拘って転んだりする。全く不器用に。
2004.11.13
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相手のことには立ち入らない僕たち自立しているんだから自分の領域は掃除する大切なものを見つめるために排除して排除して君と共に居るという倖せ
2004.11.12
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他人には人格を認めるなと優しい君には教えたい君に関わった全ての人を友人と君が呼ぶのなら君がまだ見ぬ人たちを思い遣るのは止めてほしいそれが君の障害になると僕が案じてしまうから
2004.11.11
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彼を慮るとき、君は君に彼を重ねる。畢竟、誰かを思い遣ることは自分を省みることだろう。
2004.11.10
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世界には君一人しか居ない君が万華鏡みたいにクルクルと君自身を壁一面に映してるだけ
2004.11.09
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ねぇ 暗闇を知らない君神の恵みだと降り注ぐ光を君が受け入れるのは勝手だよでも君が強引に手渡した光で彼が死んだのを知っている?
2004.11.08
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逃げ場所を捜すなら僕は僕の居ない場所に君は君の居ない場所に逃げなければいけない
2004.11.07
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どれだけ頑張っても傷つけることしかできない人もいるよどれだけ抑えても何かを殺してしまう人もいるよ君は否定して、愛を囁いてボクを殺してしまうから
2004.11.06
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時計の針を合わせなければ好き勝手に刻んでしまう針を周りに合わせないとおいていかれてしまうおいていってしまう針を抑えて その手で見失う前に
2004.11.05
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「結局はバランスをとっているだけだよ」と妹であった人は言った。「思いやりとか愛情とかそんなものより何より生き物はバランスをとらなきゃいけないの」「母親が自分の生命を投げ打っても子どもを助けようとする時は生命全体のバランスを保とうとしているし」「逆に子どもを見捨てたときは自分と夫とか家庭のバランスを保とうとしたの」―――だって、子どもが居ないよりも母親が居ない方が明らかにバランスが悪いでしょ?「だからね、虐待された子どもは親になったら自分の子どもを虐めるの。自分の人生のバランスをとろうとして」それは違う、と言いかけた。でも彼女にどう言ったら伝わるだろうかと考えた。単に、彼女がそういう思考回路を形成するのが好ましくなかっただけかもしれない。逡巡する僕を見て、妹が喉で笑った。「安心して、お兄ちゃん。私はやらない」
2004.11.04
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無理して愛されることはない君がずっと愛されてきたのが悪い私がずっと愛してしまったのが悪い神がずっと愛し慈しんできたのが悪い愛し愛される必要なんて何処にもないの君はそれでも生きていけたはずなの
2004.11.03
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欠陥部品だけを取り替えたりできないから大き過ぎるそれに振り回されて人と違うのは概ね欠点というもの良いと云われようと悪しと云われようと君はそれに足を引っ張られるだけ溶けてしまえばいい 全て均一に人の違いを認めることって残酷だろう褒めるようにナイフを突き立てて世界中の人が機械で出来てても自分だけは人間だと思ってるの荒れ果ててるのは大地でも空でもない僕らのチッポケな分布図だ
2004.11.02
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机の上のパソコンでウィルス駆除ソフト弄りながら思ったんだ本当にウィルス対策が要るのは僕らの方だろうっていつもウィルスに晒されてるそのくせ有効な対策法を誰も教えてくれないパソコンの為のウィルスを造る人より人間の為のウィルスを創る人のが圧倒的に多いのにファイヤウォールも使えない不便な僕らの世界
2004.11.01
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