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このブログの左横の、フリーページには、過去に交流があった患者さんの話があります。その中の「こぐまママ」さん。2004年6月にスキルス胃癌で30代の若さで亡くなりました。米村先生の元へは来る機会がないまま・・・その後もご主人である、こぐまパパとはずっと年賀状のやりとりが続いていて、今年は、こぐまちゃんの花嫁姿の写真が載ってました。こぐまママさんは、手術不能のスキルス胃癌と診断され、つまり、腹膜播種だった訳ですが、関東圏の癌専門病院で抗癌剤治療を受けていました。抗癌剤治療を続けるも、病気が進行してしまいます。一通りの治療が終わってしまい、治療対象から外れてしまいました。癌専門病院や、大学病院では、治療を施しても、もう効果が見込めないと判断されると、系列病院に転院を促されるものですが、こぐまママさんも、例外ではなかったのです。こういった病院は、そもそもが治療効果のある患者さんの為のもの。限られたベッドは、他の患者さんに渡さねばなりません。非情のようにも思えますが、こういった措置は他の誰かを助けているとも言えるのです。散々治療を受けた後、もう治療法がないと言われたら、癌専門病院なら、大学病院なら何かあるのでは?と思いたいところですが、現実はそうではないのです。フリーページには、促された転院先の病院に、こぐまママさんをお見舞いに行った話を書いています。あの時、病室で会ったこぐまちゃんは、まだ小学校の4年生だったかな。ママの病気の真実を告げられていませんでした。真実を知らないこぐまちゃんは、無邪気な笑顔でした。あのお見舞いから2週間あまりで、こぐまママは旅立ってしまいました。こぐまちゃんは、すくすくと成長して医療関係の専門学校に進み、医療従事者になり、そして花嫁さんになりました。こぐまちゃんは、こぐまママのこと、どれだけ覚えているのかわからないけど・・・私はあの頃、よくこぐまママとはケータイでメールをしてました。可愛い人でした。こぐまパパは、ママが亡くなった後、ずっと、めそめそしていて、ママとのケータイメールを何度も何度も読み返していたら、ケータイが壊れたって言ってました。修理に持ち込んだけど、ダメだったと落ち込んでました。でも、これはきっとママから何時までもめそめそしていないでっていうメッセージだと思ったって。あのパパも年賀状では笑顔でしたあの時の無邪気な子供が、今は花嫁さん。。。めそめそだったパパは、花婿の父・・・時の流れを感じます。とっても感慨深いです。相談受付アドレス yukibasiri1188@yahoo.co.jp「 癌の相談」である事がわかるように件名にご明記ください 沢山の方とメールの交流がございます 必ず、お名前の明記をお願い致します お返事は別の未公開の交流アドレスから致します通常、新規の方には3日以内にお返事していますが、3日以上、経ってもお返事が届かない場合はお手数ですが、再度、メールをお送りください。尚、通常のお返事は4~5日程度お待ち頂いております。
2018年01月27日
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年末に、久しぶりに懐かしい方からメールが届きました。スキルス胃癌で奥様(50代)を亡くされた方で、三回忌を終えたとありました。闘病中、最初は患者さんの娘さんから相談メールが届き、次第に私とのメール交流は患者さんのご主人に移っていきました。今回届いたメールには、娘さんとの生活の近況が書かれていましてね。娘さんの手料理の味が、亡くなった奥様と同じになってきたそうです。そんなほっこりした内容の他に、奥様と共通の友人が亡くなった話が書かれていました。本人には、病気を告げずにいたそうで、それはそれで家族にとっては大変な覚悟と器が必要なことなのですが、「命は誰のものなのだろう」と思ったと書かれていました。この言葉を見た時に、ある患者さんのことが浮かびました。この数ヶ月前のことでした。あるご高齢のスキルス胃癌の患者さんの娘さんから相談メールが届いたのです。別の病気で入院中に、たまたまスキルス胃癌が判明したのです。一般的には、ここで抗癌剤治療やら、手術やら・・・そういった治療に向けての話になるのですが、何分、この方はご高齢。私も長年スキルス胃癌の相談を受けておりますが、過去、2番目のご高齢です。1番の高齢患者さんは90歳でした。この方は私にとって2番目にご高齢。頭も体も、普通にお元気とは言え、90歳近いご年齢です。主治医からは、年齢を考慮して手術は薦めない。抗癌剤治療もどうだろうか・・・と言った話がされたそうです。確かに、癌という病気には5年生存率という言葉がつき物ですけど、この方の場合、ご高齢であることから癌じゃなくてもそういった余命的な時間制限が頭に浮かびます。手術のリスクや、その後のQOLやら・・・主治医の丁寧な説明はしごくご尤もで、家族は皆、納得しました。ところがただ一人、納得しない人がいたのです。当の本人です。癌と言えば、先ず手術なのに何故、手術の選択肢がないのか・・納得がいかないご様子でした。それで、相談メールが届いたのです。私個人の考えとしては、さすがに、この場合は主治医のご見解がご尤もだと思いました。術後の経過は様々ですけど、元気になるまでそれなにり時間を要します。その間の食事の苦労、術後の感染症や合併症のリスク・・・まだ何十年も生きなければならない年齢であれば、是非、この山々、越えてくださいとエールを送るとこです。ですが、この患者さんの場合は・・・米村先生なら、何と言うだろう・・・で、聞いてみたのです。スキルスで90歳近いご年齢の患者さんがいるんですけど・・・て。すると。。。 命は自分のものなんだからぁ、 本人が手術したいって言うなら、すればええんですと言われます。 でも、ご家族は治療しないことで納得しているんですよと言うと、 家族なんてどうでもええんです 本人が一番大事や!と熱く言われます。なので、 じゃ先生、この患者さん、切るんですか?と畳み掛けてみたら、 ん~、まずは抗癌剤やって経過をみてからやねと、さすがの米村先生も直ぐに「切る」とは言わなんだ。米村先生が怒ったのは、本人の意思が二番目になっていたことなんですね。「経験」から思う最善策は、あくまでも第三者としての話。当の本人が、何を最善と思うか、悔いを残さないかはわからない。他の誰かが、命の道筋を決めてはならないというのが、米村先生のお考えなんですよね。しかし。。。この会話、朝一番ですよ。まぁ、朝っぱらから、熱く熱く語る米村豊医師でした相談受付アドレス yukibasiri1188@yahoo.co.jp「 癌の相談」である事がわかるように件名にご明記ください 沢山の方とメールの交流がございます 必ず、お名前の明記をお願い致します お返事は別の未公開の交流アドレスから致します通常、新規の方には3日以内にお返事していますが、3日以上、経ってもお返事が届かない場合はお手数ですが、再度、メールをお送りください。尚、通常のお返事は4~5日程度お待ち頂いております。
2018年01月14日
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現在、先月27日に頂いたメールのお返事をしております。順次、お返事しておりますので、お待ちくださいませ!尚、緊急メールや電話には即、対応しております。バタバタと緊急も入っております。年末や年始には、ほっこりするメールが幾つも届きました。中には、ご遺族となった方からも届き、私を懐かしんで下さる思いに、かさかさだった心が癒される思いがします。また、中にはお元気な近況をご報告下さる患者さんもいるのですが、お名前がない誰だろうん~、内容から推測する楽しさもありです今日は、あの腹水4Lからの癌の患者さんの近況です。腹水が4Lもある状態で卵巣癌が判明したのは、2009年6月のこと。余命数ヶ月か、半年か・・と思われた状況でしたが、今もお元気でご存命です癌専門病院で匙を投げられましたけど、米村先生の元へ来て、腹腔内化学療法を受けたら、腹水が消え、その状態を維持できたことから、腹膜切除の手術を施行。これ、2010年2月のことです。当時70代半ばでしたから、今は80代です。昨年の8月ぶり以来の近況となります。今はですね、足腰が弱ってしまい、さすがに遠路の電車での通院には、車椅子が必要になってはいますけど、食欲旺盛で、元気に米村先生に会いに来られます。腫瘍マーカーは、高い数値ですけど安定状態です。背中の傷の化膿状態がずっと続いていて、ドレーンを付けていて、地元の病院でケアして頂いています。その為か、感染症の発熱が時々でます。だから、今回、年末に外来が予定されていましたが、行けるかどうか・・・だったんですが、ご本人は行く気満々。何故か、当日は熱も出ず、行くことになりました。娘さんは、この年齢だし、遠路だし、車椅子だし、無理に連れて行くのは躊躇われたようですけど、本人が楽しみにしていますし、何より、大阪から帰った後は本当に元気で機嫌が良いので、大変だけど、連れて行きます!って頑張ってます。私はこのお二人の通院を、R子とY子の大冒険って言ってます米村先生の外来に行くというのは、ご本人にとって、旅行に行くみたいな感じのようで、楽しみらしいんですね。今回は、抗癌剤ジェムザールを予定していたんですが、感染症で発熱の後だったこともあり、今回はパスとなりました。笑えたのは、帰りのタクシーに乗る際に、タクシーの運転手さんに、「おばあちゃん」 って呼ばれたらしいんですね。これに対して、この患者さん、 誰がおばあちゃんやと、お怒りですいやぁ~これを聞いて私、ちょっと不安になりました。ここだけの話ですよ、絶対に内緒ですよ、実は米村先生、この患者さんの話を私がするとですよ あの○○(←お名前)のお婆ちゃんかぁって言うんですよ。うわっ、ヤバこれ相当、やばいじゃん。米村先生に言うとかないと。。。検査の数値とか、感染症とか、抗癌剤治療とか・・・なんだか、そんなものはこの患者さんにとっては、オマケ的なもので、癌でも闘病でも、そんなの関係なくて、人生、全てに楽しみが存在しているみたいな感じがします。腹膜切除後、来月で正真正銘8年です相談受付アドレス yukibasiri1188@yahoo.co.jp「 癌の相談」である事がわかるように件名にご明記ください 沢山の方とメールの交流がございます 必ず、お名前の明記をお願い致します お返事は別の未公開の交流アドレスから致します通常、新規の方には3日以内にお返事していますが、3日以上、経ってもお返事が届かない場合はお手数ですが、再度、メールをお送りください。尚、通常のお返事は4~5日程度お待ち頂いております。
2018年01月05日
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新年あけましておめでとうございます今年も恒例の 「黒まめ」 でご挨拶です。昨年末も、丹波笹山の黒豆が届きました。送り主は、2007年にスキルス胃癌でご主人を亡くされた女性です。かれこれ10年。。。毎年、欠かさず送って下さるのです。 私も、もう69歳になりまして、 お商売であつかう品も減らしているんです 何とか元気に暮らしておりますが、 これが最後になるかもしれません どうぞ召し上がってくださいそう言われます。毎年、本当にありがたいことです。お心を生かすべく、頑張ってつくりましたうちの博士、毎年、美味い美味いと食べます彼女のご主人は若い頃に胃癌を患いました。胃を部分切除して、何事もなく20年という月日を送ったのです。20年という月日を経て、残った胃に癌ができました。これが、スキルス胃癌だったんです。新たな原発なのか、再発なのか・・・20年も前のデータや、検体が残っているハズもなく、わからぬままでした。そもそも20年も経って再発んなバカな・・・とも思いますが、可笑しな話、胃がなければ胃癌にはならない訳で、20年前、胃を全摘していたらなんて考えても仕方ないですけども。この亡くなったこの患者さんは、米村先生の元へセカンドオピニオンに来られましたが、いつ何時、地元の病院に世話になるかもしれない。米村先生の治療や手術を受けたい気持ちは大きくあるけれど、治療は米村先生、困った時だけ地元の先生では申し訳ない・・・そう言われましてね。結局、地元の病院での延命治療を選択したのでした。私は病状の変化の都度、奥さんをフォローしただけなんですけど、恩義に思ってくださって、今もこんな交流が続いているのです。で、昨年末に届いたメールのお返事が遅くなっております。年末は本当にドタバタで、時間がつくれず申し訳ありませんでした。これから、お返事いたしますので、いま少し、お待ち下さいませ。本年も宜しくお願いいたします相談受付アドレス yukibasiri1188@yahoo.co.jp「 癌の相談」である事がわかるように件名にご明記ください 沢山の方とメールの交流がございます 必ず、お名前の明記をお願い致します お返事は別の未公開の交流アドレスから致します通常、新規の方には3日以内にお返事していますが、3日以上、経ってもお返事が届かない場合はお手数ですが、再度、メールをお送りください。尚、通常のお返事は4~5日程度お待ち頂いております。
2018年01月02日
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