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Pゲルブ 2時から緊急会見!更新日時 2011年5月31日 12時39分45秒MET Japan Tour 2011METRolando joins Met Opera tour to Japan 2011. He will give a one-night-only performance on June 9 in the role of Edgardo in Donizetti's Lucia di Lammermoor in Tokyo. The performance marks the tenor's first appearance with the Met since 2009 and comes on the heels of his critically acclaimed run of performances in the title role of Werther at London's Royal Opera House at Covent GardenRolando Villaz?nVIDEOMet's General Manager Peter Gelb Press Conference in Japan 31 May 2011He announced the withdrawal of two major singers, Anna Netrepko and Joseph Calleja due to concerns about radiation.and also announced the new tenors and soprano to join, Marcelo ?lvarez, Rolando Villaz?n, Alexey Dolgov and Marina Poplavskaya. Peter Gelb said,"Anything can happen in the volcanic world of opera, and with this tour it seems that our volcano has momentarily erupted," "While sympathetic to those artists who felt compelled to withdraw, we are particularly grateful to the stars that are rallying to our side from around the world in support of the Met and the Japanese people. Thanks to them, our show will go on."Rolando Villaz?n will give a one-night-only performance on June 9 in the role of Edgardo in Donizetti's Lucia di Lammermoor in Tokyo. The performance marks the tenor's first appearance with the Met since 2009 and comes on the heels of his critically acclaimed run of performances in the title role of Werther at London's Royal Opera House at Covent Garden--from his official site statementcome on the heels of~ ~の直後に続いて起こるMarcelo Alvarez canceled a vacation with his family in Argentina and decided to come to Japan.He will sing last two performances as Rodolfo in La Boh?me.***NYTMet Stars Back Out of Tour to JapanBroadway World com.Cast Changes Announced as Metropolitan Opera Company Arrives in Japan***Mr. Gelb, he's so brave, fair, smart and powerful.I appreciate his effort so much.Met does not abandon us. Never !!
2011年05月31日
内容にふれますけど、書いたら即落としますので…ご注意くださいこれから見る方は以下は絶対読まないでください。第2幕女性たちはおしゃべりしている。小川のほとり。男たちがやってきていきなり脱ぎだす。水着になって泳ぐ。男たちは服を握って出ていく。夜になる。ここからロマンティックな世界が始まっていく。ライトを持って暗い森の中を散策している恋人たち。ここがすごく幻想的でしかも懐かしい感じがしてすごく気に入った。今まで戯画だったのがリアルな世界に変貌し、私は引き込まれていった。女性をくどく男たち。言葉が出てこない。むしろ女性の方が積極的。フィオルディリージがフェルランドと散歩に行くと、気になってしょうがないグリエルモ。ここの演技が秀逸。グリエルモはものすごくフィオルディリージを愛しているのが伝わってくる。しかし大胆なドラベッラに迫られ彼は計画を実行する。ハートのネックレスを与え、フェルランドのロケットとすり替える。ここの二重唱、待ってました!本当に美しくてうっとりします。2人が去り、フェルランドはドラベッラが落ちたことを知り、がく然とします。しかしグリエルモは全然うれしそうではない。彼はだんだん楽しんでいたのに嫌気がさしてきた。なんか人間を嫌いになってきちゃったのね。まだフォルディリージは裏切っていないのに、自分を許せないのよね。けんかする2人。高い丘の上から転がり落ちるエレート。すごい危ない~!大丈夫なのかしら!フェルランドを拒んだフィオルディリージはなんとなくすっきりしない。さっぱりしているドラベッラ。毛布をかけてもらうシーン。これはフィオルディリージの幻想。彼を思って死のうとする。しかしそこへ現れたフェルランド。ついに落ちてしまう。背後で見ているグリエルモの絶望の表情と、アルフォンソ。またけんかになる男たち。結婚することになり衣装替えまたお着替えです!女たちは喜んでいるが男たちは憮然としている。特にグリエルモは割り切れない。彼一人だけがアルフォンソに操られるのを拒んでいる。しかしまた車のクラクション!出征した2人が帰ってきた。男たちは裏切った女性を責める。種明かししても言葉と裏腹に大団円はない。全員が大喧嘩を始める。彼らは全員散り散りになっていまう。アルフォンソ一人残される。彼はメフィストフェレーのような悪魔のように感じられる。
2011年05月29日
Wolfgang Amadeus Mozart:Cos? fan tutte2010/2011 Season[New Production]Conductor : Miguel A. G?mez-Mart?nezProduction : Damiano MichielettoScenery and Costume Design : Paolo FantinLighting Design : Alessandro CarlettiCASTFiordiligi : Maria Luigia BorsiDorabella : Daniela PiniDespina : Talia OrFerrando : Gregory WarrenGuglielmo : Adrian Er?dDon Alfonso : Roman TrekelChorus : New National Theatre ChorusOrchestra : Tokyo Philharmonic Orchestraダミアーノ・ミキエレット、新国に登場しました!若い!20~30代にしか見えない。背が高くて長髪で眼鏡をかけている。とにかく若い!カーテンコールで出てきた彼に待ち構えた客からブーイングの嵐。しかしそれを上回るブラヴィの声。ミキエレットもブーイングこそ名誉と思っているらしくまったく動じない。読み替えコジ、賛否両論だと思うけど、おもしろかった。ザルツブルクのクラウス・グートの「ドン・ジョヴァンニ」とすごくセットが似ている。森林。回り舞台。森の中で語られる愛。夏のキャンプ地のひんやりした空気が感じられる。懐かしいような不思議な舞台。ミキエレットさすがです。最初はコメディ。でも最後は悲劇シリアスドラマになっていた…歌手には非常に大変な舞台。歌手たちはよくやったと思う。まるでヨーロッパでしか見られないような大胆な読み替え舞台が日本で見られるとは!そういう感激でひとしおだった。歌手ではやはりエレートの声の美しさと豊かさが際立つ。エレートは演技も抜群!ドラベッラのピーニもすばらしかった。あとはデスピーナがよかった。トレーケルは歌唱は微妙。しかし演技力や存在感は異様なぐらい突出していた。テノール君は…だった。ソプラノはがんばっていた。エレートが脱ぐシーンがあるんですけど、すごく細い~こんなに細くてどうしてあんなに豊かで美しい声が出せるのかしら!これから内容にふれますけど、書いたら即落としますので…ご注意くださいこれから見る方は以下は絶対読まないでください。***第1幕Camping Alfonso.夏のキャンプ場。アルフォンソはなぜか女性が大嫌い。ゲイの設定かもと思ったが違う。デスピーナとよろしくやっていたから。BBQを焼くフェルランド。薪を割るグリエルモ。すかっとカラぶったりして笑わせる。エレートの演技はドジなのかマジなのかわからないぐらいアクシデントだらけ。歌手には大層Demanding な舞台。だってテントを作ったり殴り合ったり泳いだり脱いだり…脱ぐのはいいんだけどコルチャック君だったらよかったな。アルフォンソはキャンプ地の管理人。賭けをする。女たちが貞淑かどうか。もうキャンプのかっこうをしている男2人をみただけで笑える。いよいよ女性たちが到着。女性たちはキャンピングテーブルをセットしながら歌う。雑誌の切り抜きを見て、男に熱をあげている。アルフォンソが来る。アルフォンソはフェルランドとグリエルモが戦地に行くと告げる。キャンピングカーからでっかいスーツケースを持って出てくる男たち。(笑)女たちは半狂乱でスーツケースの荷物を放り投げる。男たちは拾い集める。プップ~ジープのクラクション(笑)アーミーの車が迎えに来た。この車には「フィレンツェの部隊」というステッカーが貼ってある。イタリアの軍らしい。しかしキャンプ場の表示は英語。2人はジープに乗っていく。女たちは絶望しているアルフォンソにあやつられて、椅子に座る。これは後の伏線。デスピーナを黙らせねばというアルフォンソの独白はない。デスピーナに金を渡そうとするデスピーナはキャンプ場で働く女性。金を奪い取る。このへんのやりとりも軽妙。デスピーナはアルフォンソのふとももをさわる。アルフォンソは身をよじらせて逃げる。いよいよ変装した男2人の登場。ライダーの格好。鼻ピアスのパンク。とても似ても似つかない!女たちは突然現れてわがもの顔にふるまう男たちに驚く。シートに寝袋。そしてテント。フィオルディリージのアリア。キャンピングカーに逃げ込んだ女たち。フィオルディリージはキャンピングカーの屋根から出てきてアリアを歌う。その最中に男たちは一生懸命テントを組み立てている。客の目はそっちに釘付け!拍手。気のない女たちに最終手段洗剤を飲んで自殺を図る。見物人がやってくる。立ち入り禁止のロープを見物人が貼るちょっとした事件。見物人は倒れてる男の写真を撮りまくる(笑そのカップルが痴話げんかをしているのがおもしろい。救急隊員がやってくる。(デスピーナ)じょさいどうきを持って。(笑ここ笑える~しかしあまりにもべたすぎて引く人もいるでしょうね。痙攣する男たち人々も痺れる生き返った男たちは言動が変。女たちに迫る。キスしてあげて!治るかもしれないから!客受ける。女たちをテントに引きずり込もうとする男たち第1幕了。
2011年05月29日
本日のWEB radio サイモン・キーンリーサイド&デセイの「ペレアスとメリザンド」France Musiquesamedi 28 mai 2011le samedi de 19h ? 23h 現地時間日本時間29日2時~Claude Debussy, Pell?as et M?lisande (1893,1895)Natalie Dessay, Soprano, M?lisandeSimon Keenlyside, Baryton, Pell?asMarie-Nicole Lemieux, Contralto, Genevi?veLaurent Naouri, Baryton basse, GolaudAlain Vernhes, Baryton, ArkelKhatouna Gadelia, Soprano, YnioldNahuel di Pierro, Basse, Le M?decinCh?ur de l'Orchestre de Paris Orchestre de Paris Louis Langr?e, DirectionConcert donn? le 15 avril 2011 au Th??tre des Champs-Elys?es. Version de concert.> cette ?mission est disponible en ?coute ? la carte pendant 7 jours apr?s sa diffusion ? l'antenne※1週間聴けるようです。***フォロストフスキー&ブレスリク、フルラネットという豪華なウィーンの「オネーギン」。これは再放送でしょうか。ものすごいキャストです。28-05-2011 20:00 現地時間日本時間5月29日3時~RAI Radio3STAATSOPER WIENEVGENIJ ONEGINdi P?tr Il'ic Cajkovskij Larina Zoryana KushplerTatjana Olga Guryakova Olga Nadia Krasteva Filipp'evna Margareta Hintermeier Evgenij Onegin Dmitri Hvorostovsky Lenski Pavol Breslik Il principe Gremin Ferruccio Furlanetto Capitano / Zareckij Marcus Pelz Triquet Alexander Kaimbacher Orchestra e Coro della Staatsoperdirettore Kirill PetrenkoRegistrazione Euroradio del 5 giugno 2010. Vienna, Staatsoperむきゃあ~すごくいい!やっぱチャイコだよね~ディーマとブレスリクがすばらしい!いっそドンカルロ、ブレスリクでよかったのに。レパートリーにないかも(笑楽しみだな~ドンカルロ!いよいよ秒読み段階!神様お願い!ランドセルは自分で選びたいなあ~じゃなくて、あの人が来てくれますように!♪♪♪***関係ないけどチャンピオンズリーグ決勝があすの未明。バルサバルサバルサ~~~ウエンブリーが泣いている。まるでカンプノウのようなスタンド!お家芸!スコールズさんギグスさん、泣かないで!***フレンチオープンもすごく熱いですYO~ジョコとデルポの死闘に感動!!!インヴィンシブル・ジョコ!今夜はフェデヴァヴ、ガスケジョコと言うドロー!きゃっきゃっ!(壊れ気味)***日曜日のNZ 時差3時間。日本時間の正午からヴァルキリー頭30分聴かないと…オーストラリアABCでもワルキューレ。***Oe1 で注目なのはグルジアのガグニーゼのリゴレット!まあ今となってはチェックも必要ないけども。彼は歌はすごくいいんですよね~デムーロだし。Oe1Sonntag29. Mai 201119:30日本時間5月30日2:30~Festspielsender 2011Spieltage29.05.11 19:3001.06.11 19:3003.06.11 19:3005.06.11 19:30Giuseppe Verdi: "Rigoletto"Mit George Gagnidze (Rigoletto), Chen Reiss (Gilda), Francesco Demuro (Duca), G?bor Bretz (Sparafucile), Ieva Prudnikovaite (Maddalena),Susan Rigvava-Dumas (Giovanna), Vladimir Braun (Monterone), Sokolin Asllani (Marullo) Arnold Schoenberg ChorORF Radio-Symphonieorchester WienDirigent: Omer Meir Wellber?bertragung aus dem Theater an der Wien im Rahmen der Wiener Festwochen 2011指揮は新進気鋭のオマール・マイアー・ヴェルバー。***ラジオネザーランドの「大地の歌」ファビオ・ルイージ。RDスミスうむむむ。これも聴いてみたい。
2011年05月28日
BRB ダフニスとクロエ / 真夏の夜の夢The Dream「真夏の夜の夢」音楽:フェリックス・メンデルスゾーン振付:フレデリック・アシュトン衣裳・装置:ピーター・ファーマー照明:ジョン・B. リードオベロン:セザール・モラレスタイターニア:吉田 都インドからさらってきた男の子:小林 巧 (東京バレエ学校)パック:アレクサンダー・キャンベルボトム:ロバート・パーカー村人:ジョナサン・カグイオア、キット・ホールダ-、ロリー・マッケイ、ヴァレンティン・オロヴィヤンニコフ、クリストファー・ロジャース=ウィルソンハーミア:アンドレア・トレディニックライサンダー:トム・ロジャースヘレナ:キャロル=アン・ミラーデミトリアス:マシュー・ローレンス蜘蛛の精: アランチャ・バゼルガエンドウの花の精:レティシア・ロ・サルド蛾の精:ローラ・パーキスカラシナの精:ジャオ・レイ妖精たち: 英国バーミンガム・ロイヤル・バレエ団指揮:ポール・マーフィー演奏:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団合唱:江東少年少女合唱団※内容に触れますのでご注意ください。う~~~んだった「ダフニス」がやっと終わっていよいよドリーム!もちろん私のお目当てはアレックス!出てくるのを今や遅しと待つ。妖精たち。背後に現れるオーベロン。セザール・モラレスはすごく細くて顔が浅黒くて東洋人ぽいです。実は東洋人だと思って見てました~めちゃ勘違い…!ピルエットとかめちゃ上手です。しかしその倍ぐらい太いパワフルなキャンベルのパックが飛んでくるとどうしてもそっちに目が行っちゃいます。タイターニアと子供の奪い合いをする。タイターニアのソロ。および妖精たちとの踊り。これが絶品です!軽やかで妖精のよう。片足を軽く床から浮かしてまるでシェネに見えるが変形のピルエットダブルの連続で進んでいく。すごい!スピーディーで凄さを感じさせないぐらい自然にすごいのが都さん流!美しくて涙が出るその優美さ、上品さ。ロホとは違う形で格の違いを見せつけた。オーベロンはパックを呼び、惚れ薬の花を持ってこさせる。パックがもう~普通に歩いては絶対出てきません。常に飛んだり、跳ねたりして出てきます。地面についてる時間の方が短い!オーベロンは愛し合っている人間のカップルと片思いのカップルを森で見つけます。オべロンはパックになんとかするよう命じるがパックはカップルを取り違えてしまう。パックは最初の方でいきなりものすごいピルエットをかまします。7回転してました。抜群の安定感。オべロンは仕返しのために、惚れ薬を使って、タイターニアに不細工なロバに恋させます。ここからもう爆笑もの。恋人たちの演技もものすごくうまくて笑えるし。マシュー・ローレンスのヘレナを嫌がる演技が本当おもしろい。村人たちがファニーなダンスを踊る。いきなり一人がロバに変身させられる。このロバ・ボトム(ロバート・パーカー)がもうすごいです!ポワントのロバさん。背中をかきかきしたり餌を食べたり、やることなすこと笑いをとります。ポワントで踊った後にタイターニアが目をさまし恋に落ちます(笑)ロバは(?)(笑)背中に乗るのがもう~可愛い~じゃあ僕の背中に乗って!客は大喜び。ぱっかぱっか。ボク眠い…一方恋人たちはさんざんヘレナを忌み嫌っていたディミトリアスに惚れ薬をかけてしまって大変。ヘレナはいきなりもてもてになり2人の男に求愛されまくります。目が覚めてあれ?というちょっと恥ずかしい記憶を思い出すタイターニア。タイターニアと仲直りしたオべロン。2人の美しいパドドウ。オべロンは事態がもつらかってしまったことで、パックを叱ります。大騒動の間中、パックがものすごいスピードでいろんなジャンプやシェネで舞台を横切ります。シェネで舞台をすべて横切って行った時はがく然としました。後半でピルエット6回転を見せます。パックは長い棒切れで殴り合おうとするライサンダーとディミトリアスの棒を取り上げて舞台の袖に投げ込もうとする。しかしかみてに投げた棒は岩に激突して舞台上にある。そこでまた!キャンベル君は棒切れを拾って再度投げいれてました。本当にお疲れ様~恋人たちをうまく寄り添って寝かせるのが大変。お~いそっち行っちゃだめだ~と引きもどしたり。パックの手つき通りに恋人たちが動くのがおもしろい。すべてがうまくおさまり大団円。楽しかった~!真夏の夜の夢はRSCロイヤルシェークスピアカンパニーの日本公演を見ているのでそのはちゃめちゃさにやはり近いなと思いました。バレエだとどうしてもおときばなし風に可愛く演じられますが実は違うのです。猥雑な下世話な、エッチで色っぽい、ものすごく下品な喜劇なんです。その雰囲気をさすが英国の劇団!演じてました。またアレックスのパックが見たいわ~彼のパックを記録にとどめなくていいのかしら。「真夏」に関して。オべロンについては今までフェリ・フェアウェル・ガラで見たマルセロ・ゴメスのオーベロンが最高!存在感やセクシーさで彼にかなうものはいない。相手役はジュリー・ケント。スティーヴン・マックレーのオべロンも数年前に見た。これは東京バレエ団への客演だった。この時まだ駆け出しのプリンシパルだったがものすごくうまかった。やっぱり天才は最初から天才なんだよね。映像版でもABTの真夏、ありましたよね~スカラ座のドリームもすてきだったわ!ムッルとボッレの豪華共演!これはかなりヴァージョンが違ってすごくいろいろダンスが付け加えられていた。
2011年05月27日
Birmingham Royal Ballet Japan Tour 2011 double billDaphnis and Chlo? | The Dream 27 May 2011Tokyo Bunka Kaikan"DAPHNIS and CHLOE"Choreography: Frederick AshtonMusic: Maurice RavelNatasha OughtredJamie BondMatthewMatthew LawrenceAlexander Campbell"THE DREAM"Choreography Frederick AshtonMusic Felix MendelssohnArranged by John Lanchbery Miyako Yoshida (Guest Artist) as TitaniaC?sar Morales as OberonMatthew Lawrence as Alexander Campbell as PuckBRB ダブル・ビルダフニスとクロエ / 真夏の夜の夢2011年5月27日 東京人々が口々に『楽しかったね~』と満面の笑みで帰っていくそんな公演だった。やっぱりさすが英国のバレエ団だけある。芝居がうまい!笑える!真夏の夜の夢は最高のおもしろさだった。ダフニスとクロエはぶっちゃけ退屈した~キャンベル君以外は…ダフニスとクロエはアシュトンのシルヴィアとニジンスキーの牧神の午後を足して二で割ったような作品なのである。演出も神話と現代が入り混じっててわけわからん。私にとってはきょうはアレクサンダー・キャンベル君につきます。2役やってくれたのでそれぞれ違う味が見られてうれしかったし、パックのすごいことすごいこと!期待以上だった。彼はスティーヴン・マックレーに負けていないテクニックだ。きっとどっかそのうち移籍するのかもね。ピルエット7回転やりました。6回転も4回転もやった。シェネで舞台を横切るというのもやった。とにかくパックは超絶技巧のオンパレードで一人だけすごかった…※内容にふれますのでご注意ください「ダフニスとクロエ」音楽:モーリス・ラヴェル振付:フレデリック・アシュトン衣裳・装置:ジョン・クラクストン照明:ピーター・テイゲンクロエ(羊飼い):ナターシャ・オートレッドダフニス(山羊飼い): ジェイミー・ボンドリュカイオン(都会から来た人妻):アンブラ・ヴァッロドルコン(牧夫):マシュー・ローレンスブリュアクシス(海賊の首領):アレクサンダー・キャンベルパンの神: トム・ロジャースニンフたち:ヴィクトリア・マール、ジェンナ・ロバーツ、アンドレア・トレディニック羊飼いたち、海賊たち:英国バーミンガム・ロイヤル・バレエ団指揮:フィリップ・エリス演奏:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団パン(山羊の神)の洞窟に供物を捧げる若者たち。肩を組んで踊る。前半ではかみてから2人目のコールドが、マティアス・ディングマン君。後半ではしもてから2人目になっていた。ダフニスとクロエのカップル服装がどうみても現代。おじゃま虫の男(マシュー・ローレンス)が恋路を邪魔する。あつかましい女(アンブラ・ヴァッロ)が横恋慕する。じゃあダンス比べで買った方が恋人になるんだ!よ~し!マシュー・ローレンスはものすごくノーブルなうまいダンサーなのに僕の筋肉見て~という筋肉ダンスを踊る。(笑)ダフニス(ジェイミー・ボンド)は羊飼いの杖を肩に担いでピルエットを回るという大変な技を踊る。ダフニスが勝つ。ドルコンは追い払われる。しかし!クロエがさらわれるいきなり現れた海賊たち首領のブリュアクシス(アレクサンダー・キャンベル)がクロエを高々とリフトして運び去る。え~な展開。誘拐されるが神様に救われるって、シルヴィアといっしょ~場面転換海賊たちのねぐら。ここでのキャンベル君は髭で赤いベルト頭にバンダナ、まるっきり海賊のかっこうだ。テンション高く荒々しく踊る。それでも踊りが美しい!最初軽く後ろにアントルラセ2回してそのあと!ピルエット4回転します。この時はこの後ドリームで7回転するなんて思わないからほ~と思ったんだけど彼のアグレッシブな踊り、だんだんヒートアップし海賊たちの群舞になるここで拍手!神様が現われると海賊たちは逃げてゆく肩にクロエを乗せて片手を離す神様すごい~場面転換倒れているダフニス。クロエが戻ってきて皆でダンスここで恋敵のマシューローレンスがすごいソロを見せる!やはりすばらしいダンサーだとここで証明される。大団円。というか長く感じたわ。多分主役の2人にまったく思い入れできないからよね。あしたはマッケイとエリシャだからすごくいいかもしれない。
2011年05月27日
The World of David Bintleyというわけでビントリーにはまってます!アラジンのパドドゥ、何回見たやろ。しまいには娘とアホー・ニューワールド爆唱!…そのアラジンじゃないから!カールデイヴィスのアラジンのCD買おうかしら~!Carl Davis: Aladdinきのうなんか勢いでビントリーのシンデレラ即買いしちゃった!Cinderella (Birmingham Royal Ballet)Cast:Elisha Willis - (Cinderella)Iain MackayGaylene Cummerfield - (Skinny)Carol-Anne Millar - (Dumpy)Blu-rayだってキャンベル君が出てるっぽいんだもん。わかんないけどバレエマスターじゃないのかな~やっぱ自分がバレエロスだったのが感じられる。水をやってなかった鉢植えに水をやるように、ビントリーのBRBのバレエの世界が沁み込んでいく…いやあれはPWrightだったんだけどさ。絶対パゴダの王子、見に行くよ~サラマンダ~!***Birmingham Royal BalletTour to Japan 2011 Performance scheduleSaturday 14 MayThe Sleeping BeautyKamakura HallKamakuraTuesday 17 MayBenefit Performance for the Japan Earthquake and Tsunami ReliefDaphnis and Chlo? and The DreamU-Port HallTokyoThursday 19 MayThe Sleeping BeautyAichi Performing Arts CentreAichiSaturday 21 MayThe Sleeping BeautyBunkakaikan HallTokyoSunday 22 MayThe Sleeping BeautyBunkakaikan HallTokyoWednesday 25 MayDaphnis and Chlo? and The DreamHyogo Performing Arts CentreHyogoFriday 27 MayDaphnis and Chlo? and The DreamBunkakaikan HallTokyoSaturday 28 MayDaphnis and Chlo? and The DreamBunkakaikan HallTokyoSunday 29 MayDaphnis and Chlo? and The DreamBunkakaikan HallTokyo
2011年05月23日
Alexander CampbellBorn in Sydney,Birmingham Royal Ballet First Soloistシドニー出身の24歳。BRB のビデオサイトを発見していろいろ見ていたらやっぱりおもしろ~~い!そして昨日青い鳥を踊ったアレクサンダー・キャンベル君はやっぱりすごく魅力的なダンサー!やっぱり確実なテクニックの上に芸術的な表現力。これがある!ビントリーのペンギン・カフェからカンガルーラットをPenguin Caf? - Kangaroo Rat踊っているがすばらしいです!アラジンのパドドゥもいいわ~いっそBRBはBRBアラジンをやってくれたらよかったのに。セットもあるし、ちょうどいいじゃない。見比べで楽しいでしょう~(妄想中)くるみNutcracker studio rehearsalきょう22日の公演は出ていないようです17日の追加公演では、「ダフニス」でブリュアクシス(海賊の首領)、「真夏」ではパックと大忙しだったようです。写真期待大です~Japan Tour 20115月14日 鎌倉 「眠り」 青い鳥5月17日 五反田ゆうぽうと「ダフニス」ブリュアクシス 「真夏」パック5月21日マチネ 上野 「眠り」 青い鳥5月27日 上野 「ダフニス」ブリュアクシス 「真夏」パック 19日名古屋、22日東京、25日西宮、28日東京の公演には出ていないようです。***BIO1986DecBorn in Sydney2003ローザンヌコンクール・ファイナリストPrix de Lausanne演目は「ドン・キホーテ」他。この時まだ15歳。スティーヴン・マクレーの年です。2005Joins Birmingham Royal Ballet2006Promoted to First Artist2007Promoted to Soloist2008JanBRB JAPAN Tour 2008「コッペリア」ですでに来日しています。Birmingham Royal Ballet Japan tour 2008“Copp?lia”2008NovNutcracker studio rehearsal2009Promoted to First Soloist2009FebKangaroo Rat rehearsal2010FebAn excerpt from ALADDINThe 2010 Evening of Music and Dance at Symphony Hall, BirminghamAn excerpt from ALADDINThe 20 years Gala at Birmingham Hippodrome 2010Apr-Maya guest role as the Prince in The Australian Ballet’s Copp?liaSydney Opera HouseInterviewAlexander was born to dance2010October 15BRB’s Triple Bill Sadler's Wells Theatre, LondonIn the Upper Room Review2010Nov-DecCinderella Choreographed by David Bintley.Birmingham Hippodrome Balletmaster Review Photos***Schedule2011-2012Birmingham Hippodrome
2011年05月22日
WFMT ScheduleThe Bucksbaum Family Lyric Opera BroadcastsSaturday, May 21 at 1:30 pm 現地時間日本時間22日(日) 3:30~Verdi's MacbethThomas Hampson (Macbeth); Nadja Michael (Lady Macbeth); Leonardo Capalbo (Macduff); Stefan Koc?n (Banquo)Lyric Opera Cho & Orch/Renato Palumboこれはライブ中継ではなく録音放送のようです。***NZ Concert FM のアリアドネ放送がアーカイブの過去番組になっていました。理由はよくわかりませんが…3:00 Opera on Sunday Metropolitan Opera SeasonSTRAUSS: Ariadne auf Naxos, an opera in two actsAriadne......................... Anna Tomowa-SintowZerbinetta..................... Kathleen BattleHarlequin...................... Urban MalmbergScaramuccio.................. Josef ProtschkaTruffaldino.................... Kurt RydlBrighella........................ Hans SojerComposer..................... Agnes BaltsaMusic Master................ Hermann PreyBacchus......................... Gary LakesDancing Master............. Heinz ZednikWigmaker...................... G?nter von KannenFootman....................... Alfred SramekOfficer........................... Ewald AichbergerMajor Domo.................. Otto SchenkNajade.......................... Barbara BonneyDryade.......................... Helga M?ller MolinariEcho.............................. Dawn UpshawVienna Phil/James Levine (DG 419 225)配信できない何かあったのでしょうかABCも要チェック!
2011年05月21日
ロッシーニ:歌劇『トルヴァルドとドルリスカ』台本]チェーザレ・ステルビーニダリーナ・タコヴァ(ドルリスカ/ソプラノ)フランチェスコ・メーリ(トルヴァルド/テノール)ミケーレ・ペルトゥージ(オルドウ公爵/バス)ブルーノ・プラティコ(ジョルジョ/バリトン)ジャンネット・フィッシャー(カルロッタ/メゾ・ソプラノ)シモーネ・アルベルギーニ(オルモンド/バリトン)演出]マリオ・マルトーネ装置]セルジオ・トラモンティ衣裳]ウルズラ・パツァーク照明]チェーザレ・アッチェッタ指揮]ビクトール・パブロ・ペレス演奏]ボルツァーノ・トレント・ハイドン・オーケストラプラハ室内合唱団合唱指揮]ルボミール・マートル収録]2006年8月テアトロ・ロッシーニ(ペーザロ)スカパーの再放送を見た。悪役の、しかもものすごい悪役!のミケーレ・ペルトゥージがすごくワルでセクシーでかっこいい!!演技派だよね~フランチェスコ・メーリの歌唱がやはりすばらしい!ハイCはやはり苦手みたいですけど…普通オペラって必ず眠くなるのにプラティコはおもしろいしペルトゥージはセクシーだしメーリはすごいわシモーネ・アルベルギーニも出てるわで見ちゃいました~会場が小さいの。客席の幅が、METの3分の1文化会館の2分の1ぐらいしかなくて、本当に緊密な空間。イタリアのオペラの楽しみ方はやはりぜいたくだよね。日本でオペラやるところといったら決まっちゃってるし。こんな空間ないよね~リサイタルの距離でオペラを聴けるんだよね!
2011年05月21日
ベルリオーズ「トロイ人」エネアス(トロイの英雄):ランス・ライアンコレーブ(カッサンドラの許婚):ガブリエーレ・ヴィヴィアーニパンテー(トロイの神官):ジョルジョ・ジュゼッピーニナルバル(ディドーの側近):スティーヴン・ミリングイオパス(テュロスの詩人):エリック・カトラーアスカーニュ(エネアスの息子):オクサナ・シロヴァカッサンドラ(トロイの女予言者):エリザベーテ・マトスディドー(カルタゴの女王):ダニエラ・バルセロナアンナ(ディドーの妹):ズラータ・ブリチェワヒュラス(フリギアの若い水夫):ドミトリー・ヴォロパエフプリアモス(トロイの王):アスカル・アブドラザコフギリシャの隊長/トロイの兵士/メルキュール:トメウ・ビビローニヘクトルの亡霊/トロイの番兵1:ユーリ・ヴォロビオフトロイの番兵2:ヴィンセント・パヴェージポリュクセネー:ドロレス・ラフエルタ<合唱>バレンシア自治州合唱団<管弦楽>バレンシア州立管弦楽団<指揮>ワレリー・ゲルギエフ<舞台>ラ・フラ・デルス・バウス<演出>カルルス・パドリッサ<字幕>米沢 啓子収録:2009年 11月バレンシア州立歌劇場(スペイン)
2011年05月21日
BRB Japan Tour 2011「眠りの森の美女」 Part 2100年経っているので人々の服装が変わっている。王子のお付きが人々の世話を焼いている。ロリーマッケイが演じている。すごくおもしろくて爆笑なんだけど日本人ってほとんど笑わないんだよね~伯爵夫人が出てくるそして王子様 フロリムント王子。上着が軍服調の短い丈のものイアン・マッケイ、すごくかっこいい!彼はソロを華麗に踊ってみせる。ここは及第点。王子に気のある伯爵夫人は王子に言う。ねええ~目隠し鬼ごっこしましょ?はーい、はーい、やりま~す!それを聞いていたお付きがハンカチを千切れるほど振っている(笑)僕が鬼をやりま~す!何のことはない、彼は貴族の女性たちをタッチしたかったのだ。しかし最後にタッチしたのは…(ここでも笑いがおきないんですよ、ああ~英国なら爆笑なのに)じゃあ狩りに行こう!と人々はいなくなる。王子にひっついていようとするお付きの尻を伯爵夫人が蹴飛ばす(笑)むちをもっている女性は怖いよ!狩猟用のライフルに乗馬用のむち。王子は一人残され、思い直したように後を追おうとするがやめる。するとフェアリーが現われる。リラの精は王子に幻影を見せる。そして幻影とのダンス。ここの音楽がね~眠りの中で一番好きなところです。チェロのソロ。甘い甘いせつない調べ。王子と姫はふれそうでふれられない。ついに姫に触れた時、チェロ独奏に他の弦がさざなみのように入ってくる…はあ~ここがもう絶品です!幻影は去り、王子はリラの精に導かれ姫を救いに行く。ここ、ふつうは乗り物で移動したりする移動シーンなんですが乗り物ありません!(笑)大量のドライアイスが噴出し、幻想的な光景で何も見えません(笑)そしてついに王子とカラボスの対決。考えるのよ!そうか!結婚の誓いでカラボスの呪いは破れる。そしてキス。めざめここから絶品のパドドゥがあります。他の版にはなかなかないものなのでびっくり!どんだけ主役を踊らせるんだよという!ここのヴァイオリンソロがまたすばらしくてねえ~とろけそうになりました。しかし最後拍手がヴァイオリンの音が消える前から始まってしまったの。これは残念!音が消えるまで拍手は待ってほしい。個人的には。2回目の休憩。第3幕結婚のお祝い。定番バージョンです。パドカトルなのは新鮮だった。パドトロワでもなく。妖精たちのでもなく。パドカトルの男性2人、絶品だった。すばらしかった。よく揃ってたし、ノーブルでよく踊れていた。上手サイドの女性がバランスを崩す場面もあったが。Mathias Dingman 君とOliver Till君なんですけどなんといってもマティアス・ディングマン君に目を奪われた。柔らかい踊り。これは天性のものだ。(末尾に映像リンクあり)表情も優しげで、次期王子候補!この子は21日のソワレで青い鳥だったんですよね?見ていないですけど違ったらすみませんが。そして定番のかぶり物オンパレードが開始される。ここはちょっとげんなりだが、ビントリーはかぶり物大好きだからしょうがない。まずは長靴をはいた猫と白い猫水色の長靴猫は出てくるなり自分の長靴をさわってアピールしている。長靴猫は白い猫のふわふわのスカートをさわりまくっている(笑)。ホールドして伸ばした足をちょこちょこ変態ぽくさわるのでその度に白い猫がバシ!と音が聞こえるぐらい長靴猫の手を叩く。ここでさすがに客笑う。かみてに退場する時白い猫が白いレースの布を落としていく。一同ぎょっとなるがそのまま。そして青い鳥とフロリナ王女。主役のマッケイ君に超絶技巧は期待できないので、この青い鳥、アレクサンダー・キャンベル君にいやがおうにも期待が高まってしまう。出てきた時ぶっといふとももにびっくり。体重がやや重くなっているような気がする(パンフレットの写真に比すると)だからジャンプは低めで最初のソロはそつなくは踊れていたがすげえ~超絶技巧~とは思わなかった。青い鳥はさきほどの落とし物を上手に退場する時に拾っていった。なんとなく安堵する出演者と客。フロリナはナターシャ・オウトレッド。子役の頃からおなじみ。にこやかにオーラを振りまきながら踊った。そして青い鳥のブリゼ・ボレ。これはよかった。最後に飛び過ぎて舞台の端までいって音楽が余ってそこでジャンプしてた(笑)若いね~フロリナもきれきれで、コーダ終了。この2人は及第点かな。そして赤ずきん。オオカミはさきほどのロリー・マッケイ。ジャンプが高かった。そしてお待ちかね!GPDD です。伝統版そのままで、もう圧巻のアダージョ!まぶしくてくらくらでした。これがクラシック・バレエの王道よ!という感じ。王子が手を出すと~そうよフィッシュダイブよ!3連発。これ久々に見たわ~マッケイのホールドは安定している。けんけんしながら揃って後ろに下がる最後がパドシャバージョンじゃなくてPライト版はホールド付きのピルエットなんだよね。王子のソロはどんなもんかはらはらしどおしでした。眠りの王子のソロは非常に難しいのでとてもうまい人じゃないと無理です。ここはフラストレーション!しかし次のタマラのスーパーな踊りが払しょくしてくれた。またスロウなソロで最後にマネージュ。コーダ。ここでのタマラはいつものように高速回転女王になっていてそれはそれはすごかった!舞台を斜めに突っ切る、シェネの3連続、プラス、ダブルのピケ・ピルエット(!)の高速のコンビネーション。最後は高速シェネ!もうすごいとしかいえない。そしてホールド付きのピルエットできゅっと2回転回った後ストップさせさらにきゅっと2回転今度はアン・オーで回るという超絶技巧!すご~~~い!タマラ女王炸裂のコーダでした!そしてアポテオーズ皆さんのポーズこんじきの紙吹雪美しい絵巻の終了~お疲れさまでした~~いや~次回のダフニスと真夏の夜の夢がすごく楽しみになりました~きょう注目したダンサーをじっくり見たいと思います。それに都さんの相手役がセザール・モラレス!この人は見たかったので期待大です!***Related LinksVideoBirmingham Royal Ballet Artist Mathias Dingman rehearses the 'Bruy?res' section from BrouillardsBirmingham Royal Ballet dancers Robert Parker and C?line Gittens rehearse the pas de deux from Slaughter on Tenth AvenueAmbra Vallo and Mathias Dingman rehearse Blue Bird pas de deux from Act III of Sir Peter Wright's production of The Sleeping Beauty アンブラ・ヴァッロとマティアス・ディングマンの青い鳥。Birmingham Royal Ballet's Director David Bintley created a new version of Aladdin for the National Theatre of Japan in 2008 平田桃子とアレキサンダー・キャンベルのアラジン!***TOUR5月14日 鎌倉芸術館 BRB『眠れる森の美女』 演奏:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団 オーロラ:佐久間奈緒 王子:ツァオ・チー5月17日 追加公演(チャリティ公演) ゆうぽうと 「ダフニスとクロエ」オートレッド ボンド 「真夏の夜の夢」吉田都 セザール・モラレス5月19日 名古屋 第34回名古屋国際音楽祭 BRB『眠れる森の美女』 愛知県芸術劇場 管弦楽:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団 予定キャスト:エリシャ・ウィリス,マシュー・ローレンス
2011年05月21日
Birmingham Royal Ballet Japan Tour 2011"SLEEPING BEAUTY"Saturday, 21 May 1:30 pm 6:30 pmSunday, 22 May 1:30 pmTokyo Bunka KaikanChoreography Peter Wright; Marius PetipaMusic Pyotr Ilyich TchaikovskyProduction Peter WrightMay 21st (matinee): Tamara Rojo (The Royal Ballet) Iain MacKayMay 21st (soiree) Nao Sakuma / Chi CaoMay 22nd Tamara Rojo / Iain MacKayMay 21st (matinee): Tokyo Opening DayKing Florestan Jonathan PaynHis Queen : Victoria MarrCatalabutte : David MorseCarabosse : Marion TaitThe Lilac Fairy : Andrea TredinnickAct 1Four Princes : Robert Parker, Jamie Bond, Dominic Antonucci, Tyrone SingletonAct 2The Countess : Yvette KnightThe Prince's Aide : Rory MackayAct 3Pas de quatre : Laetitia Lo Sardo, Laura Purkiss, Mathias Dingman, Oliver TillPuss-in-Boots and the White Cat : Robert Gravenor, Callie RobertsThe Bluebird and the Enchanted Princess : Alexander Campbell, Natasha OughtredRed Riding Hood and the Wolf : Arancha Baselga, Rory Mackayバーミンガム・ロイヤル・バレエ・ジャパン・ツアー2011東京公演初日「眠りの森の美女」Part 12011年5月21日上野・東京文化会館音楽:チャイコフスキー振付:マリウス・プティパ、ピーター・ライト演出:ピーター・ライト国王:ジョナサン・ペイン王妃:ヴィクトリア・マールオーロラ姫:タマラ・ロホフロリムンド王子:イアン・マッケイカタラビュット:デヴィッド・モースカラボス:マリオン・テイトリラの精:アンドレア・トレディニック美しさの精:ジェンナ・ロバーツお付きの騎士:ジョセフ・ケイリー誇らしさの精:アンブラ・ヴァッロお付きの騎士:マティアス・ディングマン謙虚さの精:レティシア・ロ・サルドお付きの騎士:ジョナサン・カグイオア歌の精:ジャオ・レイお付きの騎士:クリストファー・ロジャース=ウィルソン激しさの精:キャロル=アン・ミラーお付きの騎士:ヴァレンティン・オロヴィヤンニコフ喜びの精:サマラ・ダウンズ → セリーヌ・ギッテンスに変更お付きの騎士:タイロン・シングルトン4人の王子:ロバート・パーカー、ジェイミー・ボンド、ドミニク・アントヌッチ、タイロン・シングルトン伯爵夫人: イヴェット・ナイト王子の側近:ロリー・マッケイパ・ド・カトル:レティシア・ロ・サルド、ローラ・パーキス、マティアス・ディングマン、オリヴァー・ティル長靴をはいた猫と白い猫:ロバート・グラヴノー、カリー・ロバーツ青い鳥とフロリナ王女:アレクサンダー・キャンベル、ナターシャ・オートレッド赤ずきんと狼:アランチャ・バゼルガ、ロリー・マッケイ指揮:ポール・マーフィー演奏:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団久しぶりのがちバレエです~!!やっぱりバレエは楽しい!美しい!すばらしい!まず最初にこの状況下で来日してくれたバーミンガムバレエの一行に感謝申し上げたい。ありがとうございます!そしてタマラ・ロホさん!デーヴィッド・ビントリーは新国立の芸術監督だけではなくバーミンガムもやっているBRB ので本日お見かけしました~ありがたいことです。彼のオピニオンが団を動かしたことは間違いないのですから!本当に感謝申し上げたい。まさに夢のような舞台。こんじきのひらひらが舞台に舞い散り、滝のようなスモークがオケピになだれ落ちる…(笑BRBの眠り、ピーター・ライト版、ロイヤルと同じかな~?と思っていたらいろいろと違うところもありました。せっかくのBRBなんだから私はビントリーの振付作品が見たかったのですが興行上しょうがなかったんでしょうか?それとも新国立がビントリー新制作をどんどんやっているからビントリーがこのラインナップにしたのかな?前回は美女と野獣が入っていてすごくおもしろくて、私は大好きだったんだ~もう最高に笑えた。きょうのステージは予想通りの女王降臨!でした。タマラ・ロホだけ突出して実力が違いすぎるのでどうかと思っていたがまさに危惧したとおりになった(笑)イアン・マッケイはハンサムでスレンダーで背が高くてノーブルでまさに王子!なのだが残念ながらタマラのむこうをはって踊るダンサーでは明らかにない。実力が違いすぎる。サポート系はよかったけど。タマラの眠りはロイヤルバレエの来日公演で見た。それはそれは名演だった。相手役はRBのプリンシパル、フェデリコ・ボネッリだった。今回のBRBは全体的にダンサーが若くてRBの養成所みたいな感じかな~プロローグこのヴァージョンはプロローグで1回休憩入っちゃうという客の都合も考えないヴァージョンなのだ。主役が2人とも出てこないのですよ。カタラビュットが仕切っている。誕生した王女様のお祝い。このカタラビュットはBRBのバレエマスター、デヴィッド・モースが演じている。がんこで融通のきかない年寄りで、厳格で人に厳しい。一度も笑わない。カタラビュットはけっこういつも私のツボなのである。さすが英国のバレエ団。このカタラビュットはもう完全役者だった。それもストレートプレイの役者っぽい。カタラビュットは赤ちゃんを見たいわ!という女性たちの願いをむげにはねつける。彼は落ち着かずに招待客リストを見ている。何か忘れている気がするがそれを思い出せないのだ。しかし宴は始まる。王様は鷹揚に招待客リストを見てOKの合図をする。しかし何か忘れているのだ…お祝いにおとずれる妖精たち。(多分)セリーヌ・ギッテンスという喜びの精 The Fairy of Joy を踊った娘がぴかいちだった。黒人で手足が長く背が高い。一際抜群のプロポーションに存在感。相手役のカヴァリエはタイロン・シングルトン Tyrone Singleton で同じアフリカ系で非常に美しくお似合いなカップルだった。あわてふためいて駆け込んでくる伝令招待するのを忘れていた魔女がやってきた。カラボス。カラボスにとりなす王妃を下がらせ王様は尊大に説明する。ただ忘れていただけだ他意はないんだ!誰が忘れたのさ?王様はカタラビュットのせいにする。哀れカタラビュットは例によってむしられる。しかしこの役者喜劇系でなく悲劇系なので笑えない可哀そうになっちゃう。カラボスは姫が糸紡ぎの針で死ぬという呪いをかける大変だ!しかしリラの精がその呪いを弱める死ぬことはありませんああよかった…!安堵するカタラビュット。リラの精にお礼を言うカタラビュット。多分こんなに爺のカタラビュットばっかり見ているのは私だけだろう。はは…1回目の休憩第1幕16年たった。王宮では姫の婚約者を呼んでいる姫のデビュー。どんどん4人の王子がやってくるんだが、カタラビュットはいつものように冷たくあしらっている。君たちはそこで待っていなさい。王様の脇に行っちゃだめだ!なんだよあの爺さんは…と王子たちは思っている。いよいよオーロラの登場。元気よく飛び出してきたオーロラ、タマラ・ロホに会場中から万雷の拍手!いよいよローズ・アダージョ。見ているだけで涙が出てきた。こんなに美しいものをまた見ることができるなんて思わなかった。なんでローズアダージョで泣けるのか自分でもわからない。アラベスク、ポワントでのバランス、タマラ・ロホは手を変える時すべてアン・オーに持っていく。いつものタマラだ。すごい。しかし以前ほどバランスがすごくないのはまだ時差ボケのせいかな?そして斜めに並んだ王子の前を進んでいく。ピケ・アラベスクからア・テールアラベスク・パンシェ。今度は薔薇の花を一輪ずつ受け取っていく抜群の安定感に溢れるオーラ。この求心力!そして極めつけのプロムナード、今度はポワントでのアチチュード、そのまま回る。手を離しアン・オー。2人目でぐらつくが大丈夫。最後で足を伸ばし切る。すばらしい!大喝采。そして今度はオーロラのソロ。ゆっくりたっぷり情感をこめて踊る。最初は連続のロンドウ・ジャンブ・アンレール。たっぷり時間と空間をかける。そしてピルエットは4回転を3連続。これも非常にゆっくりした回転。タマラ独特のもの。そしてタマラしかできない。そして脚を後ろで打ちつけるバットゥリーと回転のコンビネーション、マネージュは舞台を2周する。グラン・ジュテからピケピルエット、シェネのコンビネーション。大喝采のソロ終了。カラボスが出てきて花束を渡す。オーロラは花を落とす。するとそこから出てきたのは糸紡ぎの針。皆色めき立つがどうしようもないスピーディに回りながらオーロラは指を刺してしまい、糸紡ぎの針は勢い余って袖の中まで飛んで行った(笑)オーロラは大丈夫よと回りを安堵させるが毒が回っていた。オーロラが倒れ、老婆はつかまる。老婆はカラボスだった。なぜか奥に金色の塔があるのだがその脇にリラの精が立つ。皆眠りに落ち、城はいばらで閉ざされるPART2に続く。
2011年05月21日
Deutschlandradio KulturSamstag, 21. Mai 201119:05 Uhr 現地時間日本時間22日2時~Staatsoper im Schillertheater, BerlinAufzeichnung vom 21.4.11Alban Berg "Wozzeck", Oper in 3 Akten op. 7Wozzeck - Roman Trekel, BaritonTambourmajor - John Daszak, TenorAndres - Florian Hoffmann, TenorHauptmann - Graham Clark, Tenor Doktor - Pavlo Hunka, BassMarie - Nadja Michael, MezzosopranMargarethe - Katharina Kammerloher, AltEin Narr - Heinz Zednik, TenorKinderchor der Staatsoper Unter den LindenStaatsopernchorStaatskapelle BerlinLeitung: Daniel Barenboimベルリン国立オペラバレンボイムのヴォツェックDRK ドイチェランドラジオクルチュアで放送します。***Medici TVバレンボイム WEDO ライブ!Daniel Barenboim and the West-Eastern Divan Orchestra Live from the Salle Pleyel, Paris21日GMT18時マーラーの10番とエロイカthe program:the Adagio from Mahler’s Symphony No. 10Beethoven’s Symphony No. 3, Eroica
2011年05月21日
コジの予習▽ムーティ指揮ウィーンフィルフィオルディルージ:フリットリドラベッラ:キルヒシュラーガーフェルランド:シャーデグリエルモ:ボー・スコウフスアンデアウィーン劇場▽2000年アッバード指揮フェラーラフィオルディルージ:メラニー・ディーナードラベッラ:アントナッチフェルランド:チャールズ・ワークマングリエルモ:ニコラ・ウリヴィエーリ▽ムーティ指揮ウィーン国立歌劇場フィオルディルージ:フリットリドラベッラ:キルヒシュラーガーフェルランド:メーリグリエルモ:ダルカンジェロドン・アルフォンソ:演出:▽ムーティ指揮ウィーン国立歌劇場・日本公演フィオルディルージ:フリットリドラベッラ:キルヒシュラーガーフェルランド:シャーデグリエルモ:ダルカンジェロドン・アルフォンソ:演出:▽ザルツブルクフィオルディルージ:ペルションドラベッラ:フェルランド:トビー・レヒティプーグリエルモ:フロリアン・ベッシュドン・アルフォンソ:ボー・スコウフス演出:グート▽ヴェルザー=メスト指揮ウィーン国立歌劇場フィオルディルージ:ドラベッラ:フェルランド:サイミール・ピルグ? トビー・レヒティプー?グリエルモ:ダルカンジェロドン・アルフォンソ:演出:
2011年05月21日
大地の歌 カウフマン を聴きながら調べ物。レイフ・オヴェ・アンスネス。あまりにもブラームスのコンツェルトが良かったので!ぜひ生で聴きたい!するとすごいの発見!N響とラフマの3番ですわ~今秋。でもこれがオペラの狭間でねえ…多分平常心じゃないからやめた方がいいのかも。おあずけですね。NHKで放送してくれないかな?日本最強のオケとアンスネスですよグレード的には世界最高クラスでしょう。アンスネスのリサイタルの方、王子ホールは完売!!!これまたびつくり。オペラシティの方も瞬殺なのかな?わからないけどショパン集もあるしぜひ聴きたい。しかしやはりオペラの狭間であるからして精神的に多分対応できない。王子ホールでは12月にゲルハーヘルさんが歌うんですね。これも行きたいな~プログラムがいいもんね。ゲルハーヘルのプログラムサイモン・キーンリーサイドのリーダーと聴き比べになる。サイモンのリュッケルトの詩による最後の7つの歌、これは本当に一番すばらしいから…。秋は日本はいつもコンサート天国(コンサート地獄とも言う…)なので、とっても悩ましいのです。(逆にね)晩秋にはキーシンも来るしキーシンはショパンの1番だからねえ…こっちはシドニー響だからどんなものなのだろう?しかしショパンのコンツェルトのオケは伴奏でしかない。キーシンのショパンの2番は聴いているが(録音で)もう~~~言葉にできないぐらいすばらしい!!だから1番も相当すごいだろうしな。しっかし大地の歌やっぱカウフマンすごい~彼の世界だ。そんでもってマーラーの10番の方が先なんだよ!びっくり。逆だと思っていました。アンデルシェフスキさんもイケメンだよ~ときょう教えてもらいました。ありがとうございます。あしたがサントリーであさってがミューズ。なんかこの人バッハ弾きなんですね?サントリーではショパンもちょこっとやるようです。いくならどっちなのかな~あすはバーミンガムもある。
2011年05月20日
Gustav Mahler died 100 years ago in Vienna on 18 MayBerliner Philharmoniker, Claudio AbbadoWed 18. May 2011 8 pm (現地時間Philharmonie Berliner Philharmoniker Claudio Abbado ConductorAnne Sofie von Otter Mezzo-SopranoJonas Kaufmann TenorGustav MahlerAdagio from the Symphony No. 10 (Performing version by Deryck Cooke) Das Lied von der ErdeBPOデジタルコンサートホール日本時間19日3時~(おいおい…アーカイブだと10ユーロか。生はいらないからアーカイブだけ5ユーロ1ヶ月とかそういうの設定してほしい。アルテで放送されます。ヨーロッパ圏のテレビ(ライブ)。ARTEAbbado dirige MahlerMercredi 18 mai 2011 ? 20h15Direction musicale : Claudio AbbadoAvec : Jonas Kaufmann, Anne Sofie von Otter, l’Orchestre philharmonique de BerlinThu, 19.05.201120:03 p.m.現地時間日本時間20日(金)3時~Deutschlandradio Kultur20:03 Uhr KonzertaufnehmenPhilharmonie BerlinAufzeichnung vom 18.5.11Gustav MahlerSinfonie Nr. 10 Fis-dur (Adagio)"Das Lied von der Erde", Eine Sinfonie f?r eine Tenor- und eine Altstimme und OrchesterAnne Sofie von Otter, MezzosopranJonas Kaufmann, TenorBerliner PhilharmonikerLeitung: Claudio Abbadoやった!ラジオでもやるよ!BPO デジタルコンサートホールでもやるよね。しかし、なんだなあ。土曜の夜はヨーナスがMETで歌ってて、その裏でアバドがマーラー10番を振っていた。そしてその4日後、ベルリンでヨーナスとアバドがマーラーをやるんだよ。地球は狭いね。東京だけが遠いとこになっちゃったんだ…私も「M」だよ、Kew Gardensさん。きのうからもう~ヨーナスばっかり聴いてる。
2011年05月16日
イタリア・オペラ・フェスティバル紀行2010~ロッシーニ・オペラ・フェスティバル出演ダニエラ・バルチェッローナアントニーノ・シラグーサアルベルト・ゼッダクラウディオ・アバドフアン・ディエゴ・フローレスジャン・フランコ・マリオッティ他制作]2010年スカパーで再放送されたものを今頃見てます~すごく勉強になる~!ペーザロ・ロッシーニ・フェスの特集で、ダニエラ・バルチェッローナ主演の「シジスモンド」初日を取材している。演出がダミアーノ・ミキエレットという新進気鋭の人で、この人は今度の新国立劇場「コジ・ファントゥッテ」を手掛ける人です!読み替えの美しい舞台。コジも期待大です!しかも指揮者がミケーレ・マリオッティ。この若さでボローニャ歌劇場の首席指揮者。共演はアントニーノ・シラグーザ。バルチェッローナは東京のオペラの森でムーティと来日、スターバト・マーテルを聴いた。その時テノールは今や引っ張りだこのドミトリー・コルチャク。クラウディオ・アッバードがイタリア語でしゃべっていて、あ、この人イタリア人だったんだ!と思いだす。***ワルキューレ一日遅れの放送を聴いているが第2幕の幕間がすべてカットされている。残念。幕間が楽しみなのに。しかしカウフマン。やはり2幕は絶品ですね。初日の時も思った。2幕がいいわ~あのスローな歌唱!ドキューン。胸を撃ち抜かれた。こんなジークムント、聴いたことない!彼の場合いつも役柄に新鮮な驚きをもたらす。やはりトップスターとはそういうもの。彼が歴史を作るのだ。しかしまたもや開始時間を間違えていた。はは…あの演出じゃなかったらよかったな。もっと別の演出で見たいわ。って見てもいないのに言ってますけど。
2011年05月16日
映画『オーケストラ!』 原題:Le concert (2009)Wowow で放送されたので見ました~クラヲタにはたまらない作品。それに加えてハラハラドキドキ、笑いと涙、という映画の王道を行っている立派な娯楽作品。セリフもツボにはまるものが多いですよ。「プロコフィエフなんかどうでもいい。チャイコフスキーだ」とか。***METワルキューレ。1幕の終わってのカウフマンのインタビュー。もう~ハイテンション!(笑)英語で高速で大興奮でしゃべりまくっていた。言葉を探しながら。インタビュアーが英語のそう得意でないドミンゴ。とにかく新旧スター・テノールそろい踏みで大層豪華!カウフマン、音程が不安定な部分もあったが大車輪の歌唱。マックスだったよ~まあ彼はいつもそうですけど。ヴェーーーールゼ のみならずまあ伸ばす伸ばす!逆にエヴァマリアはやはり病み上がりなのでなかなかマックスとまではいかないが。実はちゃんと聞いていないんだ開始時間を間違えていて。1時間遅れで聴いたらすでに始まっていて、でもまだ1幕の最初の方。あれ?開演遅れたなと思いつつ。途中アッバードの方に移動しまして。やはり早く英語で聴きたいので今夜またトライするよ~まあね。ドンカルロのヨンフン・リー、録音をまた聴いてみたけどやっぱり弱いよね~ドンカルロはもっとパワーないとあかんよ。ルイージが彼を仕上げてほしい。がんばって!これでABTシーズンに入ったからオペラのリハーサルに入るんでしょう。ヴァレンティをパッパーノが鍛えきれなかったことを考えると不安はあるが、ヴァレンティは基礎がそもそもできてなかったから。それよりはましだと思う。相手役がフォロストフスキーだからね~逆にバランスはいいのかわかんないけど(高い声と低い声)(こないだの相手はサイモン・キーンリーサイド)サイモンとカウフマンだとバリトンが2人、だったからね(笑)サイモンがハイバリトンだからそうなるね。アンサンブルが大得意のサイモンとフォロストフスキーは違うと思う。おけいこしてほしいな。今回はフルラネットでなくパーペだから歌唱が美しい。リーもベルカント(系)。大審問官のコーツアンは超美形(!)パーペとコーツァンの絡みも激萌えだね~(何を期待してるの~こう考えるとスカラは本当に芸術的に総合的にすごかったけどMETドンカルロはやはりスターオーラがすごいわね。まぶしいわ~エンターテイメント性が高いんだよね。今回のキャッチフレーズは「…それでもすごい!METドン・カルロ」これでどうでしょ?私としては今回のドンカルロのトピックスは、「初生お目見えカウフマン」、ではなく「パーペが主役のドンカルロ パート4」となりそうです!(スカラを3回見たので)パーペのドンカルロだったら何百回でも見たい!というのが本音。
2011年05月15日
Vasily Ladyuk (Russian bariton)NHK BSきょう夜放送5月14日(土) 午後11時30分~プレミアムシアターボリス・ゴドノフ」(ムソルグスキー)ボリス・ゴドノフ:オルリン・アナスタソフフョードル(ポリスの息子):パヴェル・ズボフクセニヤ(ポリスの娘):アレッサンドラ・マリアネルリワシーリー・イワノヴィチ・シュイスキー公爵:ペーター・ブロンダーシチェルカーロフ書記官長:ワシーリー・ラジュクピーメン(僧):ウラディーミル・ヴァネーエフグリゴリー(グリーシカ):イアン・ストーリーワルラーム(浮浪人):ウラディーミル・マトーリンミサイル(浮浪人):ルーカ・カサリン女主人:ナジェジダ・セルジュクユロディヴィ/聖愚者:エフゲニー・アキモフ合唱>トリノ・レージョ劇場合唱団、トリノ・レージョ劇場 および トリノ・ジュゼッペ・ヴェルディ音楽院児童合唱団管弦楽>トリノ・レージョ劇場管弦楽団指揮>ジャナンドレア・ノセダ美術>グラツィアーノ・グレゴリ衣装>カルラ・テーティ演出>アンドレイ・コンチャロフスキー収録:2010年10月10日トリノ・レージョ劇場(イタリア)***シチェルカーロフ書記官長を演じたワシーリー・ラジュク(Vasili Ladyuk )がちょっといい男で存在感があるんですけど今シーズンのMETのアリアドネにキャスティングされている人ですね。出てきた瞬間誰かに似ていると思ったのよ。ジャック・ブラック!(笑)ワシーリー・ラジュクは5月17日、ボリショイ・オペラの「エウゲニー・オネーギン」にタイトルロールで出演します。このヴァージョンは残念ながらポーリッシュ・アクトがないのよね~だからランゴーニもマリーナも出てこないの。だから華やかさには欠けるわね。順番もMET版と違っていたわ。ボリスが死んで終わるようになっているの。お話としてはすごくあのヴァージョンよりはわかりやすいわ。コンチャロススキーもわかっているから。残酷なとこは残酷なんだけどね…リンチ、拷問、ありますわよ~この作品の定番ね。***楽劇「サロメ」(リヒャルト・シュトラウス)サロメ(ヘロディアスの娘)/ ナージャ・ミヒャエルヘロデ(ユダヤの領主)/ トマス・モーサーヨカナーン(予言者)/ ミヒャエル・フォレヘロディアス(領主の妻)/ ミヒャエラ・シュスターナラボート(若いシリア人、護衛隊長)/ ジョゼフ・カイザー管弦楽>コヴェントガーデン王立歌劇場管弦楽団指揮>フィリップ・ジョルダン演出>デーヴィッド・マクヴィカー美術>エス・デヴリン照明>ウォルフガング・ゲッベル振付>アンドルー・ジョージ収録:2008年3月コヴェントガーデン王立歌劇場(ロンドン) これは2つとも楽しみです!***今リリックFM(アイルランド)でブリンが告別熱唱中。もうすでに6時間近く経過している。あまりにもザロメ、おもしろすぎてすごすぎて最後まで見ちゃった!きゃ~ミヒャエル・フォレ、すごくいい声~!キャストが全員すごい~しかしなんといってもマクヴィカーですね。すばらしいです!マクヴィカー、日本のトリスタンなんかと比べると全然すごいんですよね。いったいあれはなんだったのだろう。確かに「ザロメ」は演出家の意欲を掻き立てる存在だが…カーセンか?と思ったぐらいよかった。
2011年05月14日
ちょっとお~これ放送されますよ!涙!RBB Kultur (Radio)BERLINER PHILHARMONIKER14.05. 20:00 bis 23:00 Uhr 現地時間日本時間5月15日(日)3時~DruckversionBeitrag empfehlenBildergalerie live aus der Berliner PhilharmonieClaudio Abbado dirigiert die Berliner Philharmoniker Alban BergSymphonische St?cke aus der Oper "Lulu" Wolfgang Amadeus MozartVorrei spiegarvi, oh Dio - Ah conte, partite, Arie f?r Sopran und Orchester KV 418 Anna Prohaska, Sopran Klavierkonzert Nr. 17 G-Dur KV 453 Maurizio Pollini Gustav MahlerAdagio aus der Symphonie Nr. 10 Fis-Dur (Auff?hrungsversion von Deryck Cooke) ---- Claudio Abbado zum ersten Mal bei seinem ehemaligen Orchester dirigiert.アッバードはBPOの前指揮者。退任以来初めてのBPOとの共演らしいです!マーラー10番マウリツィオ・ポルリーニも共演アッバードのBPOとの共演、フィルハーモニーへの帰還!ポリーニとアバドの共演はルツェルン音楽祭ジャパンツアーで聴きましたけどしかもブラームスでチェロ独奏がブルネロだった!今回はBPOですよ!マーラーですよはああ…そういえば今夏のルツェルンもアッバードのマーラーありますよね~Claudio Abbado, Maurizio Pollini, Anna ProhaskaLive webcast on 15 May in the Digital Concert Hallもちろんデジタルコンサートホールでも生放送です(有料)上記サイト見ていたらマーラーの没後100年コンサートを18日にアッバード+BPOでやるんですけどソリストがカウフマンだった…今一番見たくない名前を見ちゃった…ごめんね~彼のせいじゃないよ。今回誰も悪くないんだ!がんばろうよ日本!傷ついても立ち上がれ!どん底まで落ちてこそ幸せが感じられるんだお財布もどん底…ちなみにだけどきょうの夜ヨーナスのワルキューレだよ!***ポリーニさんが歌いながら弾いてるんですけど…おいおい…マーラー。BPOの客は観光客が多いのか!拍手が早すぎた。(それでももちろん音が消えてからの拍手ですが。)ルツェルンでのあの奇跡の静寂は今回訪れなかった。METワルキューレ、ミュージカルじゃないんだから演奏中に拍手するのやめてほしい(大ラス)。***RadioOe1Wiener Festwochen 2011 - Matinee liveSonntag 15. Mai 2011 12:08~現地時間日本時間5月15日(日)19:08~Wiener PhilharmonikerEr?ffnungskonzert der Wiener Festwochen mit Daniel Harding 2011-05-15, 11:00 Gro?er Konzerthaussaal (Wien, ?sterreich) Dirigent: Daniel Harding Lisa Milne, Sopran Programm:Johann Sebastian Bach: Brandenburgisches Konzert Nr. 3, G-Dur, BWV 1048Johann Sebastian Bach: Ich habe genug, BWV 82Gustav Mahler: Symphonie Nr. 4, G-Dur *ウィーン・フィル&ハーディングコンサートがOe1であす日曜に放送されます。
2011年05月14日
MET Japan Tour 2011METStar tenor Jonas Kaufmann withdraws from the MET Japan tourJonas Kaufmann Indexカウフマン MET ジャパンツアー 降板NYTMay 12, 2011, 6:10 pm日本時間5月13日朝7時過ぎMet Opera Singers Pull Out of Japan Tour招へい元も同日夕方に降板を正式発表。Related LinksYonghoon Lee as Don Carlo at the MET 18 Dec 2010
2011年05月13日
MET Live in HD 2010-2011Gioachino Rossini : Le Comte OryApril 9, 2011Conductor Maurizio BeniniProduction Bartlett SherSet Designer Michael YearganCostume Designer Catherine ZuberLighting Designer Brian MacDevittCountess Ad?le : Diana DamrauIsolier : Joyce DiDonatoRagonde : Susanne ResmarkCount Ory : Juan Diego Fl?rezRaimbaud : St?phane DegoutThe Tutor : Michele PertusiMET オリー伯爵ライブ・ビューイング雨の銀座。皆さまの評判があまりにもいいのでやはりオリーだ!と優柔不断な私はやっと決意し、終了の前の日に行ってきました。やはりバートレッド・シャーの才能に驚嘆しました。これぞ演出だよこれが演出だよ。多分オリジナル版とはすべて味付けが変わっているはず。オリジナル版は多分ズボン役の女性が演ずるイゾリエを伯爵夫人だと勘違いしたオリー伯爵が襲っちゃって、あとでえ~!!色好み伯爵は懲らしめられました!…ということなんだろうけど、巧みに(やってることは同じだが)意味合いが違ってきている。現在は男を男がというのはもうタブーではないのでその悦楽を出してきている。しかしこの3人が演じると本当にいやらしくないんだよね。セクシャリティを感じるというよりもやはりコメディによっているというか。ロッシーニははっきり言ってドタバタコメディでまるでドリフターズを見ているようで、笑いが主体の作品なんだよね。その部分はちゃんとやりつつ、歌はすごいわ、劇中劇で二重構造になっているわ実は解釈が読み替えられた展開になってるわでもう~驚嘆の作品だよね。でもバートレット・シャーの作品て好みが分かれると思うんですよね。あのバーバー・オブ・セビールマッティがフィガロだったあれとホフマン物語カレイヤ主演の、あれもシャーなんだよね。バーバーも派手でね~極彩色で色の派手な感じとかが今回の作品にシリーズ?ってぐらい似ている。ロッシーニだしね。ホフマンはやはりすごくゴシックなグロさが加味されていてなんかすごくこれも別世界なんだよね。好みが分かれると思うけど…すごく演出が強い!主張している!ので歌だけを聴きたい人には本当どうかなというぐらいの作品。私は大歓迎だけど。最初に見るヴァージョンとしてはおすすめできないよね。帰り道にさっそくロッシーニを聴こう!と思ったら今のiPhoneになにひとつロッシーニが入ってない!はは…いかに最近ロッシーニを聴いてないかだ。さて歌手なんですけど♪もう~ズボン役のジョイス・ディドナートがかっこよくってえ~!もう大ファンにさらに加速しちゃいました。ベルサイユのばらのオスカル萌えです。可愛くって演技もうまいし、もうハンサムな青年にしか見えないし。歌がまた!本当にうまい!私は低音の方に引かれる傾向があるのはカレン・カーペンター以来実証済みなんですけどやっぱりステキ~ジョイス見たいな~見たいな~いつかは絶対生で聴きたい歌手!それもズボン役で(照)そしてやはりタイトル役のJDF,ファンディエゴ・フローレスですけど本当すごい!いや~この人の歌唱はマイクでは絶対に実態がわからないぐらいすごいんですけどLive in HD でもそのすごさは実感できました。これを聴いちゃうとあらゆるテノーレ・レッジェーロを聴き比べたくなる。シラグーザは?コリン・リーは?ハイCだかハイDだか Dフラットだか、何べん出てくるんだ?というぐらい軽く最初の歌唱から最高音がなんなく出てくるもちろん彼に何のためらいもない。どうだ!ってぐらいの自信に満ちた歌唱。ただ彼のお気に入りのゆっくりしたアダージョのいわゆる聞かせどころのアリアっつーのこの作品ないんだね?ありましたっけ?あったかもしれない…連隊の娘の連続でハイcを決める派手さとかはないけど普通に最高音だらけなんだよね~そしてディアナ・ダムラウ。産後だからかふっくらしていたけどものすごくコメディな演技がうまいんですね。びっくり彼女はコメディエンヌだったんだ、実は!それもすごいコロラチューラを歌いながらさわりまくる伯爵に{?}という表情をして見せたりと演技に歌唱に両方大忙しですごく驚嘆する。本当すごいよ~そしてダムラウとディドナートが本当に愛し合っている恋人のように仲がいいのも微笑ましい。ああうらやましい。女学生ののりで楽しくやっているみたい。※内容にふれますのでご注意ください。第1幕解説するルネーフレミングの後ろを通りぬけていく役者。すでにもうここから始まっている。劇中劇で中世 12世紀のお芝居を見ている多分17世紀の人たち(?)見ている人っていうのは私たち観客のことなの。つまりタイムスリップして芝居を見ているわけ。だから十字軍が出征していきました、涙の別れとかもきまりきったお芝居風。え~といういわゆるだささも昔の芝居だからわざとそうしている。だからいっしゅ爽快感があるリアリティーがいらないんだからね。行者のなりをしてオリー伯爵が現われ村の娘たちと楽しく過ごす。これも宗教的な行者から読み替えで多分享楽的な行者になっている。トレイラーかなんかでフランス語だ!と知っていたのであれだたけどいきなりだったらなんでフランス語?と驚いたろうな。ペルトゥージのお守役の長々とした歌唱はいけてなかったなシャーも言ってたけどロッシーニの繰り返しの多い歌唱展開がなかなか現代ではつらいんだよね何回同じ歌詞を歌うんだ!?という…ステファン・デグーというフランス人が行者を宣伝する担当。はじけた演技と歌唱。低音です…!伯爵の小姓(ページ)であるイゾリエはいとこの伯爵夫人に恋をしているのでなんとかして城に入り込みたい。行者が伯爵の変装と知らずに行者に相談する。行者は逆にイゾリエにアイディアをもらう。そうかあ~そうすれば潜り込めるぞ!お城ものすごくでかいふくらんだドレスの伯爵夫人。何かに悩んでいる彼女は行者に相談するんだが突如自分で勝手に気付く私はイゾリエに恋してるのよ!!この勝手な展開が(笑)。イゾリエは大喜びしかし伯爵とその仲間は怒る。伯爵が水戸黄門のように本来の姿を明らかにするのが本当笑える。休憩JDFインタビュー。ハンサム!自宅で水中出産で息子が生まれたと語るシャーのインタビュー。ディドナートとダムラウのインタビュー。第2幕雷と雨風の演出(笑)しつこいわー!(笑)伯爵に狙われている尼僧の一団を城に保護することにする伯爵夫人。でも実は尼僧は伯爵だったというべたな展開。でも実は伯爵夫人はもうすべてわかっていて逢引のために一行を引き入れたのだと思わせる節も。尼僧と伯爵夫人のシーンも爆笑。一方デグー演じる伯爵の部下は城の貯蔵庫のワインをかすめ取る。男たちはワインで大喜び。女たちとよろしくやり出す。怖い叔母さんは結局お守役のペルトゥージとくっつく(笑)そして問題のシーン(笑)イゾリエと伯爵夫人とオリー伯爵の爆笑の…(以下18歳以下自粛)あ~笑った笑った。おとなの展開にいきなりなっちゃって。大団円…ではないけど楽しく終わる結局男たちは楽しむだけ楽しんで去っていき、女たちも満足、知らないのは十字軍の男たちだけという。イゾリエは城に残って伯爵夫人の兄上にあいさつする。めでたしめでたしで、いいのかな~?ちゃんちゃん。
2011年05月12日
レヴァインの降板で特別コンサートの曲目が豪華、Rシュトラウスづくしになっとるわ!聴きたい!!!クヴィエチェンとネトレプコだから買ってなかったんだけどルイージが来るなら…な~んてね。…売り切れだった。とっくに。
2011年05月09日
Teatro Alla Scala 1997MacbethConducted by MutiBrusonGuleghinaAlagnaColombara演出がグレアム・ヴィックでこれが本当にひどい演出。衣装もセットも最悪。これはもうマクベスとは言えないね。ムーティがカリスマティックでまるでクライバーのように、その指揮ぶりが芝居が続いているにも関わらず、映し出される。観客はこのひどい演出にも関わらず熱狂。ムーティのカリスマ性に熱狂している。グレギーナが若く美しく恐ろしい。ブルゾンがルチッチと違うのはやはりパワーとかダイナミックさかな。存在感もすごい。ブルゾンは声が上品。ルチッチはなんというかもっと繊細な歌唱だよね。***カプリッチョParis Opera July 2004R. Strauss - CapriccioCountess: Renee FlemingClairon: von Otter, Olivier: Gerald Finley, Flamand: Reiner Trost, The Count: Henschel, La Roche: Frantz Hawlata, Dell'Oste, The Italian Singer:Barry Banks, TearCond. SchirmerDirected by Robert Carsenフィンリーの演じる作詞家(詩人)のオリヴィエ、演出家を演じるハヴラタがすばらしい。眼だけで演技できるフィンリー。圧倒的プレゼンスと声量のハヴラタ。作曲家はライナー・トロスト。やっぱりカーセンはスゴイ!としか言えない。なんかおかしいなと思っていたら舞台の設定がナチス支配下のパリ(近郊)なんだって。シュトラウスがナチスの協力者だったことを強烈に皮肉っている。アンネ・ゾフィー・フォン・オッターの演じるクレイロンがマレーネ・ディートリッヒを意識した化粧ですごくキモイ。連れている将校はナチスのSS.でもディートリッヒなら二重スパイのはずだ(笑本音ではナチスに協力していない。しかしそれ以外にナチスの陰はまったくない。見ながら、第二次世界大戦直前の時代だろうと思っていたがパリだったのか。ヴェルサイユ宮殿の廊下でロケをしていてそこを歩いてくる伯爵令嬢。それがパリ・ガルニエに再現されている。もう圧倒的、めくるめく陶酔。腐敗した時代の腐敗した破滅へ突き進む腐りかけた貴族の匂い。それがあまりにも美しいRシュトラウスの音楽でくるまれている。フレミングって何を見てもフレミング(=お姫様)でしかない。そこが不満。私は最後にハヴラタを選ぶのかな?って思ってたから期待外れ。ペトリ・リンドーロスはキーンリーサイドのモネ劇場ジョヴァンニにも出ていた人。あまりにもOpera愛好者をもてあそぶような構成。彼の最後のオペラ作品はとっちらかっている。彼の迷いというかファルスタッフのように諧謔で終わりたかったのか。名作ではない。私たちオペラ好きに突きつけている作品。ファルスタッフもそうだもんね。これだけ作ってきた僕の本音を聴きたまえ、伝統的保守的な観衆よ、と言いたいのか。+++MET 2011 AprilCapriccioConductor: Andrew Davis Countess: Ren?e Fleming Clairon: Sarah Connolly Flamand: Joseph Kaiser Olivier: Russell Braun The Count: Morten Frank Larsen La Roche: Peter Rose Production: John Cox
2011年05月08日
きょうも衝撃が!というかこれはとっくに予想されていたことですけど…レヴァインさんが日本公演からwithdrawです。問題なのは代わりに振るのは誰か、だったから、ルイージで安堵。私がMadokakipさんのサイトを見て「ルイージーーー!」と叫んだら娘がスーパーマリオのメロディーを歌いだした。そのルイージじゃなあい~!!でも日本人でルイージがFirst nameだと思ってる人多いんじゃないでしょうか(笑)レヴァインさんは前回の来日公演にも来られなかったんです。ヴォルピさんの最後の雄姿は目にしましたが。代わりの指揮者はワルキューレがエシェンバハだったんですよ。ルイージはドレスデン国立歌劇場の来日公演で「ばらの騎士」を振っていた。でも何よりも私にとってルイージが神になったのはドレスデンのルチッチのリゴレットですわ!いや~ドン・カルロがすごく楽しみになったわ~!ネゼ=セガンじゃなくてよかったよ~とKew Gardensさんが言ってそう(笑)。生レヴァインさんは昨年の「ドン・パスクワーレ」の初日で堪能させていただきました!ルイージは今日の夜のアリアドネに登板です。***METAriadne auf NaxosSaturday, May 7, 2011, 1:00 pm - 3:40 pm日本時間8日2時~Ariadne ..... Violeta Urmana (soprano)The Composer ..... Joyce DiDonato (mezzo-soprano)Zerbinetta ..... Kathleen Kim (soprano)Harlequin ..... Vasili Ladyuk (baritone)Scaramuccio ..... Mark Schowalter (tenor)Truffaldino ..... Joshua Bloom (bass)Brighella ..... Paul Appleby (tenor)The Music Master ..... Thomas Allen (baritone)Bacchus ..... Robert Dean Smith (tenor)The Dancing Master ..... Tony Stevenson (tenor)A Wigmaker ..... David Crawford (baritone)A Footman ..... James Courtney (bass)An Officer ..... Noah Baetge (tenor)The Major-Domo ..... Michael Devlin (spoken role)Metropolitan Opera Conductor ..... Fabio LuisiProduction: Elijah MoshinskyRelated LinksAriadne auf Naxos by Richard Strauss4-20 Feb 2010 at the META revival of Elijah Moshinsky’s 1994 productionAriadne: Nina Stemme, sopranoBacchus:Lance Ryan (Michael Hendrick 2/4)Zerbinetta: Kathleen Kim, sopranoComposer: Sarah Connolly, mezzo-sopranoMusic Master: Jochen Schmeckenbecher, baritoneHarlequin: Markus Werba (The Austrian baritone, Met debut)Metropolitan Opera Chorus and OrchestraConductor: Kirill Petrenko2010年の2月。これはすごいキャストですよね。初日の2月5日はランス・ライアンが降板したらしいが。代わりに歌ったのがアメリカ人のマイケル・ヘンドリックという人で(Michael Hendrick)NYTにさんざんに書かれております(笑)。可哀そう。代役で急に歌わされて酷評されるのは本当可哀そうだけど、NYT容赦ないね。NYTは観客は暖かいけど批評家はひどい(笑)。ヨーロッパは客が容赦ない。イギリスのマスコミは容赦ない。多分昨日のワルキューレあれをヨーロッパ(独語圏)でやったら一部の歌手には容赦ないブーイングだろうね。NYT Review 2010年2月5日***あす日曜のニュージーランドとシドニーはカプリッチョです。NZ Concert FMSunday at 3 pm.(現地時間)08 May, 2011日本時間あす8日昼12時~(時差3時間)Metropolitan Opera SeasonSTRAUSS: Capriccio, an opera in one actCountess....................... Ren?e FlemingClairon.......................... Sarah ConnollyFlamand........................ Joseph KaiserOlivier........................... Russell BraunCount............................ Morten Frank LarsenLa Roche...................... Peter RoseMonsieur Taupe............ Bernard FitchItalian singer.................. Olga MakarinaMajor-Domo................ Michael DevlinMetropolitan Opera Orch/Andrew Davis (EBU)Aufgenommen 23 Apr. 2011
2011年05月07日
New National Theatre Tokyo forced the cast change AGAIN! -this time in "Cos?"New National Theatre, TokyoNew National Theatre Tokyo announces 6 May 2011 the cast change of upcoming "Cos? fan tutte" - Adrian Er?d as Guglielmo and Roman Trekel as Don Alfonso come to Japan as scheduled while Anna Samuil as Fiordiligi and Dmitri Korchak as Ferrando withdraw.Adrian Er?d, Baritonありがたいことです!METリゴレットの最新の写真をいただきました!ひたすら感謝です!涙が出るほどうれしいです。***新国立劇場がまたもやキャスト変更を発表しました。私としてはエレートさんが降板しないでくれて…よかった!!アンナ・サムイルはかなり残念ですが…Related Links Anna Samuil as Donna Anna ベルリン国立歌劇場『ドン・ジョヴァンニ』 いまだったらこのキャスト相当スゴイね~
2011年05月06日
MET OPERA が iPhone で聴ける!すげ~! PCいらずである。ちなみにきょうの出し物はオルフェとエウリディーチェ。終了~日本時間10時40分。ところでラジオで言っていましたが、5月10日のアリアドネの放送の中で、今シーズンの(?)視聴者のもっともお気に入りのオペラの投票結果を発表するそうです。***MET Opera ShopBryn Terfel and Jonas Kaufmann on May 3rd, 2011.MET Opera ShopのFACEBOOKでカウフマンとターフェルのサイン会の写真がUPされています。***BPO DCHSat, 07 May 2011 8 p.m. (Berlin)Berliner PhilharmonikerChristian Thielemann Ren?e Fleming, Thomas Hampsonティーレマン/フレミング/ハンプスンアラベラからの抜粋などRシュトラウスづくしのプログラム※有料***Stefan Dohr complete interviewFREEベルリンフィルのホルン奏者、シュテファン・ドールのロング・インタビュー(英語)。
2011年05月05日
日本時間できょうは、METリゴレットのマチャイゼがジルダ・ヴァージョンの初日だったんだけど、当然ながら聴くことあたわず。悲しい~!それで今年の連休はルチッチ・in ヴェルディGW となりそうです。ヒマやな~ブレゲンツ・トロヴァトーレとドレスデン・リゴレットを聴きまくってきっとあしたはマ×××かな。私は合理的な人間だが理由もなくそういうのすごく怖いんだよね…子供の頃から。うちの子供たちは子供の頃からまったくお化けとか怖がらないんだけど、今の子ってそうなのかな? supernaturalな部分が減ってきているのかな。今の人間は。ルイザ・ミラーとかもちゃんと聴きたいんだけど…シモンとか…ぶっちゃけルチッチさんの音源がないんだよね。今年の9月はさすがにナブッコはMETが放送してれるでしょうからAnother Lunatic は9月までお預けか。まずトロヴァトーレなんだけど、カール・タナーがヘルデンテナーばりに声が太くて、ルチッチの声がベルカントに歌っていて繊細だからどっちがバリだよ!?と突っ込みたくなるシーンも…それにくらべるとマルセロは美しいテノール声です。それに声がヒロイック!これ大事。テノールもバリトンもそれぞれ、聴き比べると本当にいろんな声があるんですよね~ドレスデン・リゴレットのJDF、フローレスの声なんか本当すごいもんねえ~ラドンナエーモビレもいきなり高い音程から歌唱が始まるが楽楽だもんね~彼にとってマントヴァの高さはまったく意に介してない。Powerもすごくて。本当に突出した名歌手で生で聴くべき歌手だ。この主役の3人ぜんぜん3人ともスタイルが違うんだけど、それぞれ天才的なんだよね。ルチッチはとにかくヒューマン!感情がこぼれでてくる。暖かい優しい声。パパ。とてもツェッペリンとパープルとメタリカばかり聴いているハード・ロッカーとは思えません(笑)。私もティーンの頃はブリティッシュ・ロック命だったよ!キング・クリムゾン、EL&Pは神だったし。ダムラウは恋に浮かれたティーンエージャーで、ぜんぜん清楚なジルダのイメージじゃないんだけど可愛くて超強烈なベルカントソプラノ。驚くことにヘッドフォンで聴くとほぼプロンプターの声が入りまくってんだよね。マイクを歌手がつけていて感度が良すぎるので全部拾っちゃってるの。これを聴くと歌手はどんなに舞台で安心して歌っていられるか謎が解ける気がしますよね。ど忘れしたらどうしよう!って舞台の前日に夢に見るぐらいに恐怖を感じるかもしれないじゃない?でもプロンプターがいたらど忘れしても絶対平気だし。でも聴く方はこれが気になっちゃって困るんだけど。ヘッドフォンで聴くのがいけないんだよね。***「マ×××」はあまりにも陰惨な話なので本当に聴くのも見るのも辛い!特に子供が殺されたシーンをリアルに表現している演出ヴァージョンなんか封印だよね。絶対見たくない。METのマクベスは、ダンカン王を殺すシーンも衝立の陰になっている。子供の死体も出てこない。逆にラストとかアメリカナイズな演出になっていてちょっとぷっ…な感じもある。でもやっぱりすごく怖くて、きのう怖い怖いと絶叫しながら見ていたら娘にうざがられた。そんなに怖いなら見なきゃいいじゃん?怖いもの見たさという言葉を知らんのかね。史上最悪に怖い名作映画「ゾンビ」だって死ぬほど怖がりながら見ちゃったもんね…このMET版の演出家が確か言っていたと思うのだがマ×××の基本動機はSEXなんだよね。妻との強いセクシャルな関係。これが彼を突き動かしていると。マ×××は居城に帰ってきた時第一声がア~・ミア・ドンナ~(お~い俺の女!)なんだよね(笑)「お前、帰ったぞ!」って感じなんだけど。お~い俺の女!ってよく私もダンナに言われる。マ×××は妻が大好きなの。だから妻を喜ばせたくって期待に応えたくって手を血に染めるんだよね。魔女たちの予言に翻弄されていくんだよね。コーダーの領主になったとき不思議な魔女との出会いをまっさきに手紙で妻にだけ教えるの。妻は帰ってきた夫にすぐにダンカン王の殺害を仕向けるあうんの呼吸で共同正犯なんだよね夜明けにマ×××とバンコーが駆け付ける。ダンカンの死体を発見する。犯人は誰かわからないが明らかにバンコーはマクベスを疑っている。マ×××はピストルを持ってぼんやり長椅子に座っている自殺しようとする。妻は夫をまたあやつり始める今度のターゲットは王の父になると予言されたバンコーとその息子。息子は危うく難を逃れるがバンコーはむごたらしく殺される。そしてマ×××は晩さん会でバンコーの暗殺が成功したことを知る。すると途端にマ×××には見えてくるバンコーの亡霊が!血まみれで座っている血まみれで自分を指さしているまさに恐怖映画のワンシーン。錯乱するマ×××に妻は侮蔑の言葉をささやく権力は絶対だ。人々はマ×××がすっかりおかしくなっていることに気づくが逆らえないマクベスはまた魔女の予言を求めて洞窟に行く。そこでまた奇怪な予言をいくつも得る。「バーナムの森が…」と「女の胎から…」というの。有名ですよね。このシーンもめっちゃ怖いが幻想的ですばらしい。吐き気もするが。一方で国土は荒れ果て難民が続出スコットランドを救いにイングランドに逃げていたダンカン王の息子マルコムが帰ってくるこれが多分英国軍を助けに来た第二次世界大戦のアメリカ軍のイメージで笑えるのだ。マクダフは悲痛に言うマ×××を殺しても完璧な復讐にはならない彼には子供がいませんから!妻子を殺されたマクダフのショックははかりしれない。復讐の鬼と化しているマ×××の居城ではすっかり発狂してしまったマクベス夫人。マ×××はもう破滅へと突き進む自分の運命がわかりすぎるほどわかっているここのアリアが本当に胸を打つ!マ×××は奥方が狂い死にしたと聞いても取り乱すこともなく人生なんかなんだ…と吐き捨てる。敵が迫ってくるマ×××は予言にすがるがすべて打ち砕かれる。マクダフは母親の腹を裂いて生まれてきた。ということは多分、母親は死亡し、赤子だけが取り出されたということ?マクダフもとても悲惨な人生を送ってきたと想像される。母親は自分のせいで(?)死に、妻子は自分がイングランドに救援を請うため行ったためにマ×××に見せしめに殺されるという…マクダフはマ×××をあっけなく殺害する。マクダフはテノールだがほぼ最後の方にしか活躍の場がないがやはりキーパーソンである人々は勝利を讃える全幕了。***リゴレット:ルチッチがインタビューの中で語っていた"high note"最後の「ああ、あの呪いだ!」というところの高音。高さはAフラットなんだそうですが。マーガレット・ジャントウェイトが軽く聞いていたルーナとリゴレットの違いってどこなの?という質問。考えてみたらこの役って全然違う役なんだよね。バリトンにもいろいろあってルチッチさんもいろいろやっていて最近ではプッチーニのスカルピアとかもやっているし、ヴェルディのナブッコ、シモーネ、ヤーゴとかまでやっている。しかし、キーンリーサイドが得意とするような役、言ってみればロドリーゴ、とかレナートとかはそう言えばルチッチで聴いたことない。でもルチッチはルーナ伯爵とか運命の力のドンカルロディヴァルガスはやってるんだよね。マクベスもどっちかというと後者の方の役なのかな。私にはいまだによくわからないのだがキーンリーサイドとハンプスンは間違いなくハイ・バリトン。ハンプスンにはスカルピアは無理だと思う。音符が彼にとって低すぎる。バス・バリトンもわかる。だったらハイバリトンでもバスバリトンでもない単なるバリトンというのもいるのだろうか?それがヌッチとかブルゾンなのだろうか?ブルゾン=最も正統的なヴェルディ・バリトンと言われているが私もバリトンと言えばこの人なんですよね、イメージが。生舞台は一度しか見ていないけどローマ歌劇場のリゴレットだった。マントヴァ公がステファーノ・セッコだった。ブルゾンの声にすごくルチッチの声って似ているんだけどそれでも、ルチッチはいわゆる正統的なイタリアのヴェルディバリトンじゃない、って書かれちゃう。それはなぜなのか私にはわからない。ちなみに下記のムーティ指揮のリゴレット、ブルゾンは最後の高音を下げて歌っていました。(ライブ録音)これはこれで上品です。BGM:Verdi: Rigoletto 1994 Roberto Alagna, Renato Bruson, Andrea RostConductor: Riccardo Muti Orchestra/Ensemble: Milan Teatro alla Scala Orchestra, Milan Teatro alla Scala Chorus Related Links新国立劇場「リゴレット」 2008年10月31日
2011年05月04日
八幡君のアラジン Part2八幡君はジャンプした時も、曲げた足先がきちんと膝の上に入っている。基本がすごくきれい。後ろに足をはね上げるのもきれいに上がっている。どんなスピーディな踊りでも音楽についていけないということがまったくなくそれでいてテクニック的に完璧に踊れる。日本人離れしたリズム感とテクニック。日本人男性ダンサーの踊りというのはしばしばもっさりした重い感じになりがちだが彼は多分体重が軽いので本当に空中に軽く舞い上がる。今回彼の踊りが見られて本当に良かった!※内容にふれますのでご注意ください。ついにアラジンはランプを手にする。マグリブ人はランプをよこさないアラジンに怒って閉じ込めてしまう。アラジンは光を求めるがどんどん光が消えていく。(このへんピンスポで表現される)暗い中困ったアラジンはランプを取りに行くランプをこすると大魔神が現われあっという間にアラジンは生まれ故郷の街に帰っていく。母親は一人でアラジンを待っているこの母親は苦境でけっしてめげることなくいつも明るくてお手本にしたいような母親。アラジンとの再会。ここでアラジンは今までのいきさつを話す。ここがアシュトンの「くるみ割り人形」へのオマージュだと思うのだがアラジンは今までの経緯をマイムで表現する。とても可愛くて笑える。そして魔人が現われる。みんな魔人で超巨大なのかな~?というイメージで見ているじゃない?だから最初は巨大でもよかったのかもしれないがとにかくこの魔人は終始人間サイズでディズニーのジーニーのようにおもしろいキャラクターではない。宝石の精たちも現れるいっせいに建物の中に入って消えていく。市場アラジンはいつものように屋台の果物をくすねる。王様の娘が輿に乗ってやってくる。これが洋装なんだよねこれ違うと思う。ペルシャ式服装でよかったのに。初々しい踊り。小野さんすばらしい!アラジンは目を奪われる。アラジンは思わずりんごを彼女に放り投げる受け止める王女王女も彼に恋してしまう去っていく。ここで1回目の休憩第2幕宮廷湯あみの場バスタオルの王女が着替える洋装。白いドレスやってきた闖入者アラジン王女はりんごをアラジンに投げるアラジンはりんごをかじる見つめ合い、踊り出す。お付きの女性が悲鳴をあげ、アラジンは捕えられる。王女は王にとりなす「私はこの人を愛しているの!」しかし王様は聴く耳もたない。アラジンに刀を振り上げる役人。アラジンは這いずって逃げる(笑)まさに殺されそうになった時、母親が駆け込んでくる。母親は宝石を王様とマグリブ人に渡す残りはちゃっちゃとしまう。ランプを渡され、魔人が現われる。ここの魔人のソロ圧倒的見せ場すごい!最初の方でトゥールザンレールの連続2回ジャンプを2セット。すこしよろけるがそして驚異的なマネージュでのシェネのスピードそしてすばらしいダブル・ピルエットをちりばめたフェッテ。ビントリーは相当この魔人も踊れる人でないとだめなように振りつけている。とにかくアラジンと魔人に対する振付は超超難度である。お客さん大喝采。王様は誤解を解く。王女とアラジンのグラン・アダージョ、これが絶品です!王女のリフトは肩に乗せたり体をホールドしてそのまま床に座り込んだりあまり男性ダンサーの腕の筋肉を必要とするものすごいリフトがない。そのへん考慮されているのかわからないがすごく繊細で美しい感情あふれる小野さんが本当にすばらしくて満場の大喝采だった。友人2人のお祝いの獅子舞。これがすごくファニーで楽しい!中華風です。王様は喜んで涙をぬぐう。花嫁の父の心境。マグリブ人はすごく怒り復讐を誓う。ここで2回目の休憩第3幕宮廷 チェスをしているアラジンと王女友人がアラジンを狩りに誘いに来る王女は淋しいがアラジンを送り出すそこにランプ売りがやってくる(笑)ランプ売りからランプを買って古いランプをあげてしまう王女魔人が現われ、王女はさらわれる。追いかけていくアラジン(走って)マグリブ人の居城マグリブ人は他にもさらってきた女たちを召使にしていて身の回りの世話をさせているセクシーなペルシャ風の衣装になっている王女。いやよいやよの踊りアラジンがしのびこんでいてこの薬を飲ませるんだ!王女はマグリブ人と踊り、杯を差し出してアラジンに薬を入れるよう促すここが(笑)そしてマグリブ人が倒れ、女たちに殺される。マグリブ人の演技はすごい!さすがトレウバエフさんです。すごくマグリブ人の孤独がリアルに伝わってきました。帰還した2人。魔人を自由にする。お祝いの龍が現われる。この龍もなかなかおもしろい振付で感心する。フィナーレで全員が出てきてちょっとずつ踊る。ここで魔人の吉本さんが見せる。4回転のピルエットのコンビネーション。本当にうまい!皆が去ってまた2人きりのアダージョ。ここも胸にしみる美しさです。大団円おつかれさまでした~
2011年05月04日
Ballet ALADDIN2-8 May, 2011New National Theatre, Tokyo Artistic Director : David BintleyChoreography: David BintleyLighting: Mark Jonathan Music: Carl DavisConductor: Paul MurphyScenery: Dick Bird Orchestra: Tokyo Philharmonic Orchestra Costumes: Sue BlaneMay 3(Tue) 2:00pm / May 6(Fri) 7:00pm / May 8(Sun) 2:00pmAladdin: Yahata AkimitsuPrincess Badr al-Budar: Ono AyakoDigest VIDEO新国立劇場デヴィッド・ビントレー「アラジン」2011年5月3日渋谷区初台・新国立劇場・オペラ劇場再演(初演は2008年(下記))芸術監督:デヴィッド・ビントレー 演出・振付:デヴィッド・ビントレー照明:マーク・ジョナサン作曲:カール・デイヴィス指揮:ポール・マーフィー装置:ディック・バード管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団衣裳:スー・ブレインアラジン:八幡顕光 (3日・6日・8日)プリンセス 小野 絢子 (3日・6日・8日)魔術師マグリブ人 マイレン・トレウバエフ(2日・3日・5日・6日)ランプの精ジーン 吉本泰久(2日・3日・6日・8日)アラジンの母 楠元郁子(2日・4日・5日・7日)サルタン(プリンセスの父 イルギス・ガリムーリンオニキスとパール】 さいとう美帆 高橋有里 大和雅美(3日・6日・8日) 菅野英男 福田圭吾 原 健太(3日・6日・8日)【ゴールドとシルバー】西川貴子 丸尾孝子(3日・4日・6日・7日)貝川鐵夫 小笠原一真(3日・4日・6日・7日) 【サファイア】 湯川麻美子(2日・3日・6日) 【ルビー】 長田佳世 厚地康雄(2日・3日・4日・6日・8日) 【エメラルド】 寺島まゆみ 寺田亜沙子(2日・3日・5日・6日・8日) 古川和則(2日・3日・6日)【ダイヤモンド】 川村真樹(3日・5日・6日・7日)昨日新国立劇場に行ってきました。きのうはビントリーのバレエ「アラジン」の2日目でした。タイトルロールのアラジンは八幡さんで八幡さんの今回3回踊るうちの最初の日です。タイトルロールと言いながらカーテンコールで最後に出てきたのは小野さんでしたが…私はこの作品をビントリーが作った時に八幡君をイメージに振りつけたと言っていたのでプレミエの時に八幡君で見なかったことを実は長いこと後悔していて、今回見るチャンスが与えられたことに感謝している。彼はすばらしかった!とっても細くてウエストなんか女性より細いんじゃないかと思われるぐらいきゃしゃ。しかし少年のアラジンを見事に表現していた。アラジンはなぜか中国人の設定なので謎なのだが彼は日本人のアラジンだったと思うよ(笑)彼はとにかくダンスがきれきれで、もうAmazing!日本人でこれだけ踊れる人はいないだろう。彼の場合すごく細いので体が軽いからこれだけ飛べるしきれた踊りができるのだ。ジャンプの高さなんかすごかった。それに今回音楽もすごく楽しみにしていた。オケが見えるお気に入りの席。なんといってもオリジナルバレエのオリジナル(?)音楽だから。トランペットで語られる勇壮なアラジンのテーマが短調に転じるとマグリブ人のテーマになる。初回見た時もすごく楽しかったんだけど世間的評価はイマイチだった。まあお子様はディズニーの「アラジン」を期待するから裏切られ、というのがあるのかもしれない。ディズニーオンアイスじゃないですから(笑)かぶり物は出てきませんあのお祝いの獅子舞以外は…(笑ビントリーのいろんな過去の名作へのオマージュが感じられるシーンもあっておもしろい。まず言いたいのはこの作品GPDDがないんである。いわゆるグランパドドゥー形式がない。グラン・アダージョはあるのだがそれに続くソリストのヴァリアシオンがない。コーダもない。これはあってもいいのかな~という気がした。やっぱり主役の踊りのテクニカルな面を楽しむのはヴァリアシオンだからね。これは作ってほしいなだって1幕で出てくるいろんな宝石たちのディベルティスマン、これがあるってことはある程度古典の形式を取り入れてるということだからね。自然と2幕ではGPDDを期待しちゃうんですよ。「マノン」みたいなまじドラマでもない、どちらかというと「くるみ割り」とか「シンデレラ」のオマージュでビントリーは作ってると思うよ。そういうシーンがいっぱい出てきたもん。子供向けオンリーで作っている作品ではないと思うんで…ディズニーの世界は全部子供向けです。ディズニーが好きな大人は子供に返っているのです。しかし我われが新国立劇場で見るのは大人も子供も見られる芸術作品なのだから。※内容にふれますのでご注意ください。序曲第1幕 第1場 むかしむかしのアラビアの市場赤い帽子をかぶった中国人のアラジンが現われる友人2人と遊んでいる。この友人2人は2人とも背が高くて男前。3人で踊るところとかマクミランのロミジュリの悪ガキトリオを思い出す。アラジンはお役人を怒らしてしまうツボに隠れて、コブラのフリとかして笑いをとるが見破られここから大立ち回りになる。ここのアラジンの踊りがすごい~!ジャンプが高いし縦横無尽に舞台を駆け回る。ここの部分はレオニード・サラファーノフとかワシーリエフとかでも見たいわ~と思っちゃった。さすが八幡さん!キレキレでした!そこにやってきた不思議なマグリブ人(マイレン・トレウバエフ)にアラジンは助けられる。魔術師のマグリブ人は身のこなしの軽いアラジンに目をつけ、魔法の洞窟から魔法のランプを盗ませようと思ったのだ。第2場 砂漠への旅砂漠を旅するアラジン砂漠の精?妖艶な美女たちと踊るアラジン。第3場 財宝の洞窟洞窟の中でさまざまな宝石たちがディベルティスマンを踊るオニキスとパール女性3人と男性3人。お面をつけているので顔がわからなくて残念。ゴールドとシルバー女性2人男性2人ここの振付はとても難しそう~!サファイア 女性1人 湯川麻美子ルビー女性1人 男性1人 長田佳世 厚地康雄エメラルド女性2人に男性1人 寺島まゆみ 寺田亜沙子 古川和則ダイアモンド 女性1人 川村真樹Related Links新国立劇場「アラジン」2008年11月19日(水)Message from the artistic director David BintleyFree Event for the ticket holders of Aladdin on May 7
2011年05月04日
Oe1Sonntag01. Mai 201111:03 現地時間2011年5月1日 18:03~ 日本時間K?nigliches Concertgebouw Orchester Amsterdam, Dirigent: Mariss Jansons; Leif Ove Andsnes, KlavierJohannes Brahms: Konzert f?r Klavier und Orchester Nr. 2 B-Dur, op. 83 aufgenommen am 7. Februar im Konzertsaal des D?nischen Rundfunks in Kopenhagenアンスネス/ヤンソンス/コンセルトヘボウ ブラームスピアノ協奏曲Nr.2***RAI Radio3luned? 2 maggio 2011 20.00日本時間2011年5月3日3時~IL CARTELLONEIn diretta dal Teatro alla Scala di MilanoFILARMONICA DELLA SCALAdirettore, Semyon Bychkovpianoforte, Lang Lang Fryderyk Chopin Concerto per pianoforte e orchestra n. 2 in fa minore op. 21Gustav Mahler Sinfonia n. 6 in la minore " Tragische "ショパン ピアノ協奏曲第2番 ピアノ: ランランマーラー 交響曲第6番 悲劇的 指揮:セミヨン・ビシコフ***RAI Radio3mercoled? 11 maggio 2011 ore 20.00In diretta Euroradio dal TEATRO COMUNALE DI BOLOGNA ERNANI musica di Giuseppe VerdiErnani Roberto Aronica Don Carlo Marco Di Felice Don Ruy Gomez de Sylva Ferruccio Furlanetto Elvira Dimitra Theodossiou Orchestra e Coro del Teatro Comunale di Bolognadirettore Bruno Bartolettiregia Beppe De Tomasi
2011年05月01日
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