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2年ぶりにクラリネットのK氏が、デトロイトに長期滞在したので、2006年秋以来のミニコンサートを開催しました。K氏は大学の後輩で、京大オーケストラに7年(?)在籍した実力者。彼は高校時代に京大オーケストラの生演奏を聴いて、オーケストラに入りたくて、京大理学部を受験したというミュージシャン魂を持った人物です。現在は仕事の傍ら、川口のアンサンブルリベルテ吹奏楽団(全国コンクールで8回金賞受賞している実力派)団員でもあります。コンサートはフルート生徒たちの皆さんの息のあった合奏、独奏で幕開け、雰囲気を盛り上げてくれました。ご父兄の方々も日ごろの練習の成果にめを細めていらっしゃいました。デュオはフルートとクラリネット2本のみの作品を選びました。17世紀のヨーロッパ音楽からから現代のアメリカ音楽まで、時代とエリアの幅を持った選曲・・・・今回のミニコンサートではもの静かな室内音楽の枠を超えた、雰囲気の違う色々な音楽演奏の提供を試みました。まづ17-8世紀のヨーロッパの代表的な室内楽を演奏・・・・・モーツァルト 『2重奏 K424』 第3楽章(主題と6つの変奏) 原曲はヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756-1791)作曲の「ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲変ロ長調K.424」です。この曲とK423の2曲はモーツアルトの友人だったミヒャエル・ハイドン(「交響曲の父-パパ・ハイドン」の5歳年下の弟)がザルツブルグ大司教から依頼された6曲のヴァイオリンとヴィオラの二重奏曲のうち4曲のみ作曲して、病気で役目を果たせないでいることを知ったモーツアルトが、ミヒャエル・ハイドンの手法にならって急遽作曲したという逸話が残っています。続いて、JSバッハ(1685-1750) 『フランス組曲』からジーグ ジーグは17~18世紀に流行した三拍子系の舞曲です。17-8世紀3曲目はラモーの『喜遊曲』 ジャン=フィリップ・ラモー(1683-1764)はJSバッハと同時期にフランスで活躍した、バロック音楽の作曲家・音楽理論家です。今度は20-1世紀のアメリカ大陸の曲最初はブラジルの作曲家エイトル・ヴィラ=ロボス作曲の 『ショーロス第2番』 ショーロス (Chôros) は、都会化された民俗舞曲に基づく、ブラジル風のセレナードとも言うべき音楽です。ヴィラ=ロボスは、多種の楽器のために全16曲のショーロスを遺しています。最後はアメリカ、クラリネット及びサキソフォン奏者での現役作曲家 ダニエル・ドルフの「3つのロマンス」から"Languid"(物憂げな)と"Sulty"(情熱的な)の2曲です。ヴァイオリンとヴィオラの2重奏からの編曲により、フルートとクラリネットの2重奏のレパートリーはさらに広がります。また20世紀以降はフルートとクラリネットの2重奏の為のオリジナルの作曲も多数ありますので、今後も新たなサウンドの可能性を探って行きたいものです。
2008.09.20
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