旅とメシと鉄道と酒と温泉と…あと何だ??

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2019年01月20日
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秋田新幹線「こまち」号

盛岡(・雫石)・田沢湖・角館・大曲・秋田。
※雫石は停車本数が少ない。田沢湖と角館は上りの始発と下りの最終は通過。

しかぁし、実際に「こまち」に乗車すると、 上記以外の駅に停車することもしばしば
鉄道ファンの方はご存知だと思いますが、盛岡~秋田間は在来線扱いかつ単線のため、列車交換(行き違い)の必要があるため、市販の時刻表に記載された駅以外にも停車をするのです。
特に、 谷底の信号場 (大地沢信号場・志度内信号場)に停車したならば、知らない乗客は驚くものです。
ただし、旅客の乗車下車はできません。

そういった条件に当てはまる駅を一か所、見に行ってみました。
なお、夕暮れに訪ねたので画像が暗いです。





赤渕駅
岩手県雫石町にあります。
「秋田新幹線」というが本来は「田沢湖線」で、ローカル輸送も行っています。
この赤渕駅は盛岡側(橋場線)、大曲側(生保内線)双方で建設がすすめられた田沢湖線(計画名称「生橋線」)のうち、昭和39年に岩手県側の雫石駅から2駅延伸したときに開業した駅で、田沢湖線において岩手県側最後の旅客駅です。ということは、一時期は終着駅だったことがあります。
その後まもなく昭和41年、秋田県側の田沢湖駅と当駅との間が開通し、「田沢湖線」となったものです。





赤渕駅は 開業時から無人駅 だったそうで駅舎はありませんが、保線詰所があり、ご覧の通り保線基地となっています。多少、鉄道員の息吹が感じられる駅となっております。





電照式の駅名看板(消灯)。全国の駅にみられる縦書きの駅名標ですが、白地に黒字のシンプルな電照式の駅名標は、昭和後半の国鉄新線に見られる様式ですね。同じ様式のものが、三陸鉄道の国鉄から承継した駅にもあります。





こちらは、大分色褪せてしまっていますがJR様式の駅名標です。





盛岡方を見る。
険しい奥羽山脈を越えていざ雫石盆地へ踊り出さんという視界の広がり方…に見えませんか?
線路は、「こまち」走行に合わせてすべて新幹線と同じ標準軌で敷設。
輪留めが設置されている線路は、先に紹介した保線機械の留置線です。
なお、開業当初から貨物営業は実施されたことがないそうですので、貨物側線というものもなかったでしょう。





ホームは少し狭めの島式で、特記事項はありません。待合室が1棟だけあります。
ホームへの出入りは構内踏切+スロープ。





大曲方を見る。
盛岡方とは一転、行く手には山が立ちはだかっています。あれが、この先「こまち」が15分近くもかけて越える「 奥羽山脈 」です。この間に旅客駅はなく(集落もない)、現在、JR東日本在来線では駅間距離2位(18.1km)ということです。
現在JR東日本在来線最長は、山田線の上米内~区界25.7kmだが、これは途中にあった2駅が廃止となった結果の最長記録。こちら田沢湖線はもとから駅がない状態で駅間距離最長だった。
すごいのは、 どちらも岩手県 関係だということ。


「橋場駅」について

廃線関係をお好みの方の間では知られつつある橋場線の終点「 橋場駅 」へは、ここ 赤渕駅付近から北西方向に 線路が伸びていたそうです。ただし、雫石~橋場間には途中駅はなかったとのこと。雫石~橋場間は戦時の不要不急路線として休止され、戦後、この赤渕駅から南西に向かい、県境を長大トンネルで抜ける計画に変更の上建設され、現在の田沢湖線となりました。
一方、「休止中」の橋場駅までは、現在の国道46号と並行しており、駅の跡は苔むしているもののホームの石組みなどを残しているということです。
山さ行がねが「国鉄橋場線 および橋場駅」
ヨッキれん氏の記述では、橋場線の田沢湖線に転用されなかった区間と橋場駅について「JRに引き継がれた形跡はない」とあり、Wikipediaには「国鉄清算事業団に引き継がれた」と記述されています。
橋場駅は現在も「休止中」…実態は 「廃止」手続きがとられた記録がない
レールを他線区に持っていかれた上に「廃止」の手続きさえ放棄された…不遇の駅でした。


話を赤渕駅に戻し…




駅に面して、盛岡と秋田を結ぶ大幹線「国道46号」(秋田街道)が通っています。
盛岡と秋田とをダイレクトに結ぶ高速道路はなく、秋田自動車道を経由しても高速料金に見合うほどの所要時間差は見いだせないため、平日の日中は往来が激しい国道です。
(さすがに、夜の峠越えはひとり旅になることが多い)
ちなみに盛岡市街地から付かず離れずで近い距離を走ってきた田沢湖線と国道は、ここでしばしのお別れ。国道は元来の鉄道計画が辿るはずだった竜川ルートをさかのぼって奥羽山脈を越えます(旧道も同様)。





駅には自転車置き場があり、数台の自転車が停められていました。
ただ、この自転車たちは現役ではなさそうです。
かつて、この駅を利用した学生の置き土産でしょうか。





赤渕駅への滞在中に「こまち」は来ませんでしたが、盛岡行きの普通列車が大曲方から入線し、特に交換もなく発車してゆきました。1日4本しかない、貴重な県境越えの普通列車です。
1日4本、うち2本は朝の通学時間帯の運転ですので、なおさらレアな県境越え鈍行です。
なお、盛岡方面はここ赤渕折り返しの普通列車もあります。


[雫石町]南部手前みそ3.5kg樽

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最終更新日  2019年01月20日 09時30分06秒
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