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☆ありがとう (^^)/☆まだまだ記事はいっぱいあるんだけどw とりあえずこのへんで今年は終わりにしたいと思います。気づけば12月は自分で撮影した写真をほとんど載せてなくて、確認したら、チョコバナナ餃子だけだったwww ので今月の写真を何枚か。今年の最後がボツ写真みたいな写真というのも何だけどね。 ☆12/5撮影。白鳥。前に白鳥がたくさんいた川に行ってみました。たまたまかと思うけど2羽しかいなかった。 ☆エサをくれると思ったのか寄って来たけど、何も持っていなかったので行っちゃったw ☆12/8の写真。部屋から見た夕焼け。今は2階のベランダからちょうど夕日が見える時期なんだけど、どんよりどよどよの日が多くて、たまたま家にいても夕焼けが見られる日は少ないです。 ☆この冬は雪が降るのが早かったです。庭の赤い実たちは、鳥さんに食べられずに無事でいますが、何度も雪をかぶっています。写真はピラカンサの赤い実。★今年は久しぶりに、それらしい年末を過ごしています。 ☆前倒しで23日に大きいケーキを食べました。クリスマスは雪も降らず、どちらかといえとポカポカでした。★庭には花がたくさんありますが、今は咲いているものはないです。部屋の花は長く仏様のものしか飾っていませんでしたが、最近はちょっと飾ったりしています。生け花もアレンジも習ったこともなく、全くの自己流ですが。 ☆たがめ作、クリスマスの花。花屋さんの花が高い~バラだけ購入。雪ダルマは仏花兼用のピンポン菊。あとは庭の葉っぱw ☆たがめ作、新年の花(のつもり) 仏花からちょっと菊とカーネーションをもらってw あとは庭のナンテンと裏山の木。100均のお正月飾りをふたつ付けたので、200円かかりました~★今年もありがとうございました。時間があまりなくて存続させるだけで精一杯ですが、何とか年を越せそうです。ブログでは毎年いろいろ不愉快な思いをしたり、もめたり、トラブルに巻き込まれたりしていましたが、今年は何事もなく、もうすぐ終わりです。なので、このまま静かに正月休みに突入させてください。★今年は快適にブログができたので、来年もこんな感じで行こうと思っています。更新予定やスタイル、次の旅も決まっていますが、押しつけがましいのでお話はしません。まあ更新したら駆けつけてくれるような読者もほとんどいないブログですけどね。適当におつき合いくださいませ。☆大晦日は昼から雨になりました。今はみぞれ、これから雪になるようです。来年は雪のスタート。初詣はつらそうですw★では、よいお年をお迎えください♪ ページビューランキング
2014.12.31

小野田坂道は千葉県の総北高校の1年生。毎週ママチャリで秋葉原に通うアニメが大好きな気弱な少年が仲間と出会い自転車競技部に入部。試練を乗り越え才能を開花させていく......原作、渡辺航の自転車ロードレース漫画の第2期。 ★1期 (1~38話)はこちら→ 「弱虫ペダル 全話あらすじまとめ」弱虫ペダル GRANDE ROAD ~グランロード~ あらすじ・感想・各話タイトルクリックで、あらすじ・感想記事にリンクしています☆第1話 「フェイズ49」 ☆第2話 「エースたち」 ☆第3話 「翔」 ☆第4話 「覚悟」☆第5話 「薬局までの3km」☆第6話 「モってる男」☆第7話 「迫る、集団」☆第8話 「アラキタ」★(おまけ) 「チョコバナナ餃子」を作ってみた☆第9話 「呉の闘犬」☆第10話 「その先の領域」☆第11話 「サバイバル」☆第12話 「泉田の誇り」ページビューランキング
2014.12.31

小野田坂道は千葉県の総北高校の1年生。毎週ママチャリで秋葉原に通うアニメが大好きな気弱な少年が仲間と出会い自転車競技部に入部。試練を乗り越え才能を開花させていく......原作、渡辺航の自転車ロードレース漫画の第2期。☆前のお話は→ 第1話~第11話 あらすじまとめ★1期 (1~38話)はこちら→ 「弱虫ペダル 全話あらすじまとめ」弱虫ペダル GRANDE ROAD ~グランロード~第12話 「泉田の誇り」 荒北が落ち箱学は5人になった。今泉が坂道に覚悟しろと言った。俺たちにもバラバラになるときが必ず来る。だからこのチーム6人で走っているのは、今が最後の瞬間だと思えと。箱学に離される総北。みんなで走るのはこれが最後なんだ。坂道は、だったら僕は何でもしますと言った。勝利のために、このチームのために僕ができることがあるなら何でもやります。今泉と鳴子も同じだと言った。1年にそんな真っ直ぐな目で見られると照れるけど、よく言ったと巻島。そのくらいでないと本当のゴールは取れないと田所。金城が6人そろった最初のオーダーを出す。先行している箱学を追う、お前らの全力を俺に預けろと金城は言った。坂道は誓った。限界まで走る。レースのために、3年生のために、そして勝つために。前を行く箱学との差は200m。俺が引いてすぐに追いついてやる。今泉が前に出ると鳴子も出ていた。お互いにここは俺がと譲らない。しゃあないなと言うとふたりで一緒に引いた。ふたりで引くことで体の大きい田所の風よけになった。むちゃくちゃだ、でも戦う意思は全開だと巻島。田所にこいつらバカかと言うと田所は大バカだと言った。箱学との差が少しずつ縮まる。後ろの坂道が3年生に、ここまで連れて来てもらってありがとうございましたと言った。僕たち限界まで頑張りますから、絶対勝ってください。坂道が鳴子と今泉に代わるよと言って前に出たが路肩が荒れている場所だった。待て小野田と田所は言うが坂道はそのまま直進。大丈夫ですと先頭に出た。こんなところに来てまだ成長してやがると巻島は思った。箱学に近づいてきた。鳴子が言った。どけ箱学、そのポジションは俺たちのもんだ。ゴールまで残り30kmを切った。平坦区間はあと数キロで山が始まる。追い上げて来た総北を見て福富は、ゴールは山の先、6人では行けない。一丸となって俺たちを追っている総北の金城に手はあるのかと思った。6人が6人でなくなった時、総北は総北じゃなくなるのではないか。金城は思った。総北はこのジャージ6枚が全部そろって完成形だ。全員の力でここまで来た。ひとり欠けてもおそらくここまで到達していないだろう。オーダー通り1年が引いて箱学に追いついた。よくやったと金城。これで五分だなと田所が言うと福富は加速だと泉田に声をかけた。驚く総北。アブ、アブ。泉田が前に出て加速する。追えるか総北。この最終局面ではセレクションをして数を減らしたほうが有利だ。福富は思った。極限まで身を削りしぼったほうが勝つ。チーム6人全員で戦う場面じゃない。泉田が引いて箱学が加速する。泉田にはアンディとフランクの悲鳴が聞こえていたがペダルを回した。僕はシングルゼッケン。誇り高い箱根学園6人のうちのひとりだから。泉田の引きは、あっという間に総北に500m以上の差をつけた。筋肉は限界を超えていた。終わりが近づいていた。総北を引き離しましたと泉田。あとは頼みますと言うと足が止まった。新開が泉田の背中を叩いた。まかせとけよ泉田。そういうと前に出た。離れていくみんなの背中を見ながら泉田は、新開さん、照れくさくてずっと言えなかったことがありますと言った。新開さんは強く速く、そして美しかった。僕は追いつきたかった。いつか新開さんと一緒に走るために。1年のとき、勝てずに悩む泉田が、ゴール前でのとっておきの戦略を聞くと、新開は、お前を出し切りゃいいんじゃないかと言った。新開さんと一緒に走りたい。卒業してしまう前にインターハイで一緒に。初勝利のあと、新開さんのアドバイスのおかげですと言うと新開は何のことだと言った。その勝利は自分の実力で掴み取ったんだ。お前は追い込みすぎなんだよ。もっと自分を褒めてやれと新開は言った。今なら言える。照れることなんかなかったんだ。僕は、あなたのあの一言で変われた。インターハイであなたを引いて走った。出し切りました。触れられた背中は今も暖かい。悔いはない、心から言います。新開さん、僕はあなたと走れて今、とても誇らしい。総合優勝を取ってください。箱学は4人になった。選べ、金城、いつまでも仲良しでは走れない。福富は山に入るまでの数キロで追いつかなければ総北に勝利はないと思った。泉田を総北が抜いて行く。離されたなら追いつくだけ。1年3人が前に出て交代で引く。鳴子が言った、死ぬ気で回せ、最後の役目だ、見せるぞ全力。金城が1年に下がれと言った。よくやったと田所。金城は最後のオーダーだと言った。ペースをあげて箱学との差をつめる。そして山に入る手前でチームを切り離すと言うと、金城、巻島、田所が前に出た。切り離す? 鳴子が、待ってください、まだ走れます、まだ全力出していませんと言った。金城は、今は全力かどうかは問題じゃないと言った。敵に追いつくか、そうじゃないかだ。ロードレースは一瞬の判断で勝負にならないほどの差がひらくことがある。山の手前のこの平坦で箱学は決定的な差をつけようとしていると。箱学は新開が福富に、来ないな、途中でお土産でも買っているのかと言った。福富はまだ緩めるなと言った。レースはまだ決まっていない。山に入る前に1km以上の差をつけて総北を振り落とす。勝負を決めるのはゴール前とは限らないと言った。坂道が、今は負けるかどうかの危機的な状況なんですねと言うと、巻島は首の皮一枚と答えた。ロードレースでは、ゴールにからむ前にいくつものハードルがある。運、実力、メンツ、人生と同じ、常に不平等だ。だったらどうする?決まってると巻島。そいつをどうやってひっくり返すか考えるんだよ。俺がつなげてやるよと田所が前に出る。いや俺もだと金城も。巻島も続く。凄い速度だ。これが3年の実力なんだと感じる1年。鳴子が巻島に覚悟はできましたと言った。わいらをここで切り離して先に行ってください。巻島はできねえと言った。そして金城からの伝言だと言った。「お前たちにはまだ役割がある。俺たちの背中を見届けろ。山の手前まで」箱根学園に追いつけなきゃ勝負にならない状況で自分たちに出来る役割は、ただ見守ることだけなのか......☆次回 「激走、山中湖」★感想 おお、ここで切りますか、話。荒北さんに続き泉田くんも落ちて箱学は4人ですね。総北は追いつけるのでしょうか。役割りが背中を見届けることって、3年は1年にゴールを託すつもりなのかな。次は来年ですね。楽しみです。ページビューランキング
2014.12.31

小野田坂道は千葉県の総北高校の1年生。毎週ママチャリで秋葉原に通うアニメが大好きな気弱な少年が仲間と出会い自転車競技部に入部。試練を乗り越え才能を開花させていく......原作、渡辺航の自転車ロードレース漫画の第2期。 ★1期 (1~38話)はこちら→ 「弱虫ペダル 全話あらすじまとめ」弱虫ペダル GRANDE ROAD ~グランロード~ あらすじ・感想・各話タイトルクリックで、あらすじ・感想記事にリンクしています☆第1話 「フェイズ49」 ☆第2話 「エースたち」 ☆第3話 「翔」 ☆第4話 「覚悟」☆第5話 「薬局までの3km」☆第6話 「モってる男」☆第7話 「迫る、集団」☆第8話 「アラキタ」★(おまけ) 「チョコバナナ餃子」を作ってみた☆第9話 「呉の闘犬」☆第10話 「その先の領域」☆第11話 「サバイバル」ページビューランキング
2014.12.31

小野田坂道は千葉県の総北高校の1年生。毎週ママチャリで秋葉原に通うアニメが大好きな気弱な少年が仲間と出会い自転車競技部に入部。試練を乗り越え才能を開花させていく......原作、渡辺航の自転車ロードレース漫画の第2期。☆前のお話は→ 第1話~第10話 あらすじまとめ★1期 (1~38話)はこちら→ 「弱虫ペダル 全話あらすじまとめ」弱虫ペダル GRANDE ROAD ~グランロード~第11話 「サバイバル」 もうすぐ先頭に追いつく。倒れそうになる荒北を坂道と真波が支える。と、支えるなと叱られたが、よくついて来たと荒北は言った。ふたりともついて来た。不思議ちゃんだな。俺はひょっとして、とんでもないものを運んできたんじゃないかと荒北は思った。先頭が見えた。広島野郎をひねってやったから少し遅くなったが、不思議ちゃんふたり運んで来たぜと荒北。坂道は荒北に礼を言う。福富は注文がきつすぎると言う荒北に、お前ならやれると思っていたからと言った。総北、箱学の他のメンバーも追いついて両校6人がそろった。田所が先頭を代わる。6人揃って給水所へ。手嶋らの声援を受ける。ここから後半戦。命がけの戦いになる、ついてこい1年と田所。坂道たちは力強く返事をした。箱学も6人そろって、福富が総合優勝を取るぞと言った。その後ろには京伏。広島が追いつかなかったので二人のまま。石垣が広島は来ないのではと言うと、御堂筋は、いいんじゃないのと言った。追いつかなかったということは、それまでのやつだということ。純粋に勝利を求めていないやつらだったということや。そんなのは例え追いついても戦力にはならないと御堂筋。石垣に心配しなくてもいいと言った。今日は最終日、レースは残り半分、本当の意味でのサバイバル。全員を運ぶ必要などない。チームは身を削りながら走る。ここから先は数なんてさほど問題じゃないよと笑った。今、一番生きのいいやつほど落ちて行くよ。先頭を行く総北、箱学、そして続く京伏。この中から確実にインターハイの総合優勝者が出る。今までとは空気がまるで違うと感じる坂道。爆発しそうな緊張感だ。これがインターハイの最後のゴールが近いってことなのか。スプリントライン手前で箱学の新開が前に出た。エース福富を連れている。このままゴールを狙う気か。田所と金城が追う。追いついて、逃げらんねえぜと田所が言うと、みたいだなと新開。いまさらスプリントを狙う気かと言うと額に入れるにはちょうどいいからなと新開は言った。一歩も譲らない気迫が後ろの坂道にも伝わってくる。この緊張感の中でついていけるだろうかと坂道は思った。張りつめた空気に潰されそうだ。巻島が坂道の背中を叩いた。今は楽しめ、この緊張感を。ようやくここまで来たんしょ、最後のゴールを戦えるところまで。こんな状況に俺たちは6人全員でいるんだ、楽しいだろうと。3年間、俺たちはこれを夢見て来たんだと巻島は言った。 スプリントラインまで1km。そろそろ俺の仕事も終わりかと荒北は思った。新開に代わって先頭を走る。さっきまで広島とバトルしていたのにと言う田所に昨日たっぷり休んだから調子がいいんだと荒北は言った。このままエースを連れてゴールまでだって行ってやるよと飛ばす荒北。福富は荒北の走りに何か気づいていた。スプリントなんかいらねえよと荒北は思った。なあ福ちゃん、上って来たぜ、インターハイのこの大舞台まで。観客、照らす日差し、ひとりで走って上って来た。わかったぜ、確かにインハイ、ラストステージの先頭は、半端なく気持ちいい。荒北が失速。新開が前に出た。荒北に手を伸ばしたが届かず、そのまま後方に離れて行った。なあ、福ちゃん、俺は十分やったろ。あんな折れ曲がっていた俺が自転車始めて、毎日乗って3年間、走った、走りまくった。前だけを向いて。濃密な3年間だったよな。福ちゃん、俺はお前にだけは褒めてほしいんだ。ああ、靖友(荒北)お前は最高の走りだった。福富は言った。最後のスプリントリザルトは新開が取った。あばよ、箱学、あとは頼んだぜ。荒北が落ちて行く。総北が京伏が、荒北を抜いて行く。荒北の姿に驚く坂道たち。箱学2番の人が落ちましたと繰り返す坂道に、今泉はあの人は精一杯チームのために仕事をして力尽きた。それだけだと言った。たった一枚のジャージをどこよりも速くゴールに届けるために、他の5枚は必ず犠牲になる。それがロードレースというものだ。3年の先輩はそれがわかっているから振り向きもしないんだと今泉は言った。5人になった箱学。さらに加速する。俺が今ここで走っていられるのも、お前のおかげだよ靖友と新開。初心者で口が悪くて、すぐ辞めると思っていたお前が、インターハイまで一緒に走るとはな、大したものだよ。お前の意志はこの俺が受け継ごうと東堂。あなたからいろいろなことを学びました(泉田)すごい人だったな(真波) そして福富は、お前なしではこのチームは成立しなかった。最高の走りだった。お前が支えたこのジャージは誰よりも速くゴールに到達する。決して振り返ることなどしない。☆次回 「泉田の誇り」★感想 あ~荒北さん、残念だけど、カッコよかったですね。箱学もいい仲間たちですよね。ところで御堂筋くんと石垣さんも頑張っていますね。これから次々脱落していくのかな、過酷だね。心配です。ページビューランキング
2014.12.30

小野田坂道は千葉県の総北高校の1年生。毎週ママチャリで秋葉原に通うアニメが大好きな気弱な少年が仲間と出会い自転車競技部に入部。試練を乗り越え才能を開花させていく......原作、渡辺航の自転車ロードレース漫画の第2期。 ★1期 (1~38話)はこちら→ 「弱虫ペダル 全話あらすじまとめ」弱虫ペダル GRANDE ROAD ~グランロード~ あらすじ・感想・各話タイトルクリックで、あらすじ・感想記事にリンクしています☆第1話 「フェイズ49」 ☆第2話 「エースたち」 ☆第3話 「翔」 ☆第4話 「覚悟」☆第5話 「薬局までの3km」☆第6話 「モってる男」☆第7話 「迫る、集団」☆第8話 「アラキタ」★(おまけ) 「チョコバナナ餃子」を作ってみた☆第9話 「呉の闘犬」☆第10話 「その先の領域」ページビューランキング
2014.12.30

弱虫ペダル GRANDE ROAD ~グランロード~第10話 「その先の領域」☆前のお話は→ 第1話~第9話 あらすじまとめ★1期 (1~38話)はこちら→ 「弱虫ペダル 全話あらすじまとめ」 ・荒北の回想シーンから 子どもの頃から野球好き。中学の野球部では入部したときから期待され、中一で県の新人投手賞。来年は県大会で華々しくデビューのはずが中二の夏、県大会直前の大事な試合の前に肘を壊した。治療を終えて元に戻そうとしたが球威は戻らなかった。仲間にはお前は終わったんだと言われ、二度と野球はしないと誓った。高校は野球部のない箱根学園を選んだ。荒れた高校生活を送っていたある日、福富と出会った。自転車になんか乗って何になるんだと言う荒北に福富は、進む前に確実にと言った。原付で勝負したが自転車に負けた。何でてめえが勝っているんだと詰め寄る荒北に福富は、ここから先は乗らなければわからないと言った。ロードバイクに乗れない荒北に、前を向いていないからと福富は言った。自転車は下を向いていては進まない、前を、遠くを見ろ。過去もしがらみもすべて忘れて前だけを見ろ。すべてを使って進もうとしなければ自転車は速くはならないと。荒北は髪を短く切った。バカは自分だととっくに気づいていたが向き合うのにビビッていた。今の何者でもない自分を外側から見るのが怖かった。原付をロードバイクに替えた。振動が凄くて手も痺れたが、体の奥から声が聞こえる気がした。お前の限界はそこか、まだ行けるだろうと。自転車部に福富をたずねて速くなる方法を教えろと言うと、どこまで行きたいかと福富。てっぺんはどこだと聞くと、毎年夏に行われる最大のレース、インターハイだと言った。だったらそこだと言うと部員たちが笑った。インハイには6人しか出られない。お前はまだ始めてもいない、うちは常勝校で出るだけでも何人も蹴落とさないと...それが現実ですか。だったらひっくり返してやりますよと荒北は言った。ついこの間まで現実は覆らないと思っていた。けど福富にひっくり返る瞬間を見た。自転車部に入部した。福富は荒北に自転車を渡すとローラーを2時間やれと言った。ハムスターじゃねえぞと言った荒北だったがローラーを回し続けた。甘くないのはわかっていたが不思議と心は落ち着いていた。ほんの少しだけ、出口はわからないが階段に足をかけた感覚があった。毎日、前を見て走る。進もうとしなければ進まない。それが自転車。荒北は福富にぶっ飛ばしてやるなどと言いながら毎日2時間のローラーを倒れるまで続けた。態度の悪い荒北を東堂は雰囲気を乱す気に入らないやつだと新開に話した。自慢のカチューシャを変なダサいとも言われたw 新開は荒北は持久力と筋力は確かにある。何か部活やっていたんだろうなと言った。荒北に聞いたが答えなかった。苦々しい過去があったのだろうと東堂は言った。新開が荒北に東堂が煙たがっていると言うと、全員に嫌われているのは知っていると言った。なぜ自転車に乗るのかとたずると、荒北は俺がここにいるってことを証明したいからだと言った。自転車はたまたまだと。なるほど、わかったよと新開。俺の何がわかるというのかと絡む荒北に寿一(福富)のほうだよと言った。たぶん寿一はお前みたいなタイプが好きだよ。俺は嫌われ者、どうしようもないやつと言う荒北に寿一は変わり者が好きなんだと新開は言った。そういうやつは意志が強い。そうでなければ自転車は速くならないからと。外を走らせろと言う荒北を福富はいきなりレースに連れてきた。ルールを知らないというと、ルールは簡単、最初にゴールラインを越えればいいと言った。俺もレースを走るから聞きたいことがあれば前に上がってくればいいと福富。新開も、俺も走るからよろしくなと言った。高校生Cクラス1年生の部。後方スタートの荒北だったが福富を目指して上がる。ゴールもレースもどうでもいい、鉄仮面野郎(福富)に追いついて鼻を明かしてやろうと思った。めちゃくちゃに飛ばして福富と新開に追いついた。何とか言えと福富に言うと聞きたいことは何だと言った。荒北は力尽きて倒れた。そんなもん忘れた。倒れながら走り去る自転車の音を聞いて結構な人数を抜いて来たんだなと思った。もう一歩だけ階段を上がった気がした。どんだけやったらレースに勝てるかと聞と福富はレースはたったひとりしか勝てない。そのひとりにお前はなれるのかと言った。お前がなったことあるなら俺もという荒北に先輩は優勝はそんな簡単なものじゃない、現実を見ろと言った。次の真鶴のレースの狙いを聞かれて福富は2位ですと答えた。俺が出るからなと先輩。どういうことだと荒北は怒った。どうして言い返さないんだと怒る荒北に彼は敵ではないと福富。俺が2位と言ったのは、お前の勝つ意志に本物を見たからと言った。だがお前は俺のアシストなしでは優勝できない。ひとつだけ、その絶対に勝つというモチベーションをレースまで落とすなと言った。そして真鶴周回ロードレース。福富は荒北に自分の自転車に乗れと言った。荒北が使っている部の借りものではゴール前で勝負にならない瞬間が出てくるからと。福富の自転車に乗ると確かに違うと感じた。俺をゴールに連れて行く気なのか。勝ちが欲しければ絶対に俺の後ろを離れるなと福富。命をかけて離れないと荒北は答えた。スタートする。現実を変えるんだ自分の力で。荒北は福富について行く。あの日、お前は俺の原チャリを自転車で追い抜き、現実がひっくり返ることを見せつけた。このひねくれた俺に自転車を与えた。前を向いていないと自転車は進まないと言い放ち、しがらみも過去も捨てて、すべての力を使って進もうとしなきゃ速くならないと教えてくれた......最後のひとり、先頭の選手が見えた。ゴールも近いから追い抜き様に前に出ろと福富。今だ、荒北が前に出る。福富が背中を押した。勝て、荒北。荒北は1位でゴール、初勝利を手にした。初勝利は簡単じゃなかった。悔しいけどこのレース、全部お前のおかげだよ、鉄仮面。いや、福ちゃん。(ここまで回想) 荒北は待宮に俺は全部の力を使って前に進んでいるんだと言った。お前が前を見て全力で走っていたら箱学を脅かすくらいになっていたかもな。荒北が前に出る。広島を引き離す。あの時こうしていればというのが時々出て来て心を絡め取って動けなくする。重たい荷物を引っ張り出して思いを濁らせてしまう。ここから先は濁ってちゃいけない領域。純粋な気持ちだけにならないといけない領域なんだよ。荒北はどんどん加速して広島を引き離す。自分とは違う走りに一瞬見とれる待宮。そんなわけない、勝つのは自分だと荒北を追う。荒北が後ろを見て言った。レース終わったら一緒に飲もうぜ。ペプシおごってやるよ俺が。強いよお前。旗2本分以上の差がついた。待宮は追いかけなかった。ここでふるい落とされた。これ以上ついて行っても、この先の領域では戦えない。気力、体力、闘争心、今持っている力を全部出して負けたんだと言った。闘争心を裏で支えるものの差。悔しいがやつの言う通りかもしれない。荒北、悪いのう、おごってくれや、ペプシ。☆次回 「サバイバル」(荒北さん、いい話だがまさか回想がこんなに長いとは。ペプシwww)ページビューランキング
2014.12.30

小野田坂道は千葉県の総北高校の1年生。毎週ママチャリで秋葉原に通うアニメが大好きな気弱な少年が仲間と出会い自転車競技部に入部。試練を乗り越え才能を開花させていく......原作、渡辺航の自転車ロードレース漫画の第2期。 ★1期 (1~38話)はこちら→ 「弱虫ペダル 全話あらすじまとめ」弱虫ペダル GRANDE ROAD ~グランロード~ あらすじ・感想・各話タイトルクリックで、あらすじ・感想記事にリンクしています☆第1話 「フェイズ49」 ☆第2話 「エースたち」 ☆第3話 「翔」 ☆第4話 「覚悟」☆第5話 「薬局までの3km」☆第6話 「モってる男」☆第7話 「迫る、集団」☆第8話 「アラキタ」★(おまけ) 「チョコバナナ餃子」を作ってみた☆第9話 「呉の闘犬」ページビューランキング
2014.12.29

小野田坂道は千葉県の総北高校の1年生。毎週ママチャリで秋葉原に通うアニメが大好きな気弱な少年が仲間と出会い自転車競技部に入部。試練を乗り越え才能を開花させていく......原作、渡辺航の自転車ロードレース漫画の第2期。☆前のお話は→ 第1話~第8話 あらすじまとめ★1期 (1~38話)はこちら→ 「弱虫ペダル 全話あらすじまとめ」弱虫ペダル GRANDE ROAD ~グランロード~第9話 「呉の闘犬」 広島、呉南に追いついた荒北、真波、坂道。荒北は待宮に、お前ら大したことないじゃないと言った。逃げんなよ、やろうぜと荒北。俺たちを出し抜こうとしたお前らを喰ってやりたくてゾクゾクしていると言った。待宮はもっと引けと指示を出し引き離そうとするが荒北は離れない。俺に喰われて、てめえはここで終わりだと荒北。井尾谷が箱学は大したもんだと言った。ペテンと見せかけの足だけじゃ引き離すことはできんいうことじゃろと井尾谷。待宮に、アレをやらないと引き離せないぜと言う。待宮は先頭に着くまでとっておきたかったんだがと言った。空気が変わったと感じる坂道。そんなに勝負したければ乗ってやると井尾谷。ルールを決めようと言い出す。20m引き離しレースを提案する井尾谷。20m離されたら終わり、相手を20m、道に立っている旗2本分、離したほうが勝ち。そんなルールなくても引き離してやると荒北。こちらも3人でやるからと井尾谷。ふたりを後ろに下げた。そして広島にはスプリンターが3人いると言った。東村(メガネスプリンター)が上がる。今まで引いていたのはスプリンターではなかった。東村と井尾谷と待宮の3人がスプリンター。悪運だけでここまで来たと思うなよと待宮は言った。匂いが変わった。性格もガラッと変わってしまったような待宮が走り出す。こいつ、自分にまでペテンかけてやがったのかと荒北。気性が荒くてセーブしておかないと、どうしようもなくなるんだと待宮。本性を解放したら止められないと井尾谷。待宮は目の前の敵に噛みつき息絶えるまで追うバトルスプリンター、ついたあだ名は、呉の闘犬。ハンドルが胸に着きそうな体勢で待宮が飛ばす。ゼロスタートが異様に速かった。待宮のダンシングは異常で、バイクを振るたびハンドルに胸を打ち当て、痣を作った。それが闘犬と呼ばれるもうひとつの理由だった。一気に旗1本分を引き離す。坂道は荒北に、僕はあの人を金城さんや今泉君に近づけたくないから、出来ることがあるなら言ってください、何でもやりますと言った。荒北は坂道と真波に絶対、俺から離れるなと言った。目の前チラチラ走られるほうが燃えるんだよと荒北が待宮を追い並んだ。振り出しだ残念だったなと言うと、今のは小手調べ、闘犬はいきなり首に噛み付いたりしないと待宮は笑った。箱学もエース以外は普通だな、これなら楽に先頭にたどり着けそうだと待宮。そろそろ先頭にたどり着かないといけない。御堂筋との約束があるからなと言った。一日目の上りで待宮は集団をコントロールする京伏の御堂筋に、三日目最終日に同じく優勝争いをしているとしたら京伏と広島で手を組まないかと言った。何でやと聞く御堂筋に、わしはザクとは違う、それにお互い箱学をぶっ潰すという目的が同じだと待宮。京伏と広島の協調で箱学を潰そうと言った。先頭集団は広島がすぐ後ろに来ていることをボードで知る。やっぱりなと福富に言う新開。御堂筋はやっと動き出したか待宮君と笑った。京伏との協調と聞いてヤバいと感じる荒北。自分たちが千切られて広島が京伏と合流したら8人。主導権を取ることになる。さっさと決着をつけようと待宮は言うと荒北に頭突きをした。体勢を立て直した荒北だが頭から流血していた。広島は再び引き離しにかかる。待宮は荒北に、狼と呼ばれているらしいが飼われたペットの狼だなと言った。旗1本半分、離されたと言う坂道に荒北は、黙ってついてこいと言い広島を追う。待宮は箱学のそういう必死の顔が見たかったんだと言った。いよいよ果たせる。去年のインターハイ広島大会の雪辱を。昨年のインターハイ、待宮はエースナンバーをもらった。死ぬほど練習して勝ち取ったエースナンバー、それに地元開催で期待も大きかった。一日目で遅れていたが、二日目に追いつき先頭の総北のすぐ後ろの集団にいた。箱学の福富が飛び出した。待宮は先輩たちに任せてくださいと言うと福富を追った。先輩たちが引いてくれたおかげで足は十分残っていたが、水のボトルが2本とも割れて水がないことに気づいた。この暑さで水分がなくてはこの先からだが持たない。恥さらしなことはできないと思っていたが、待宮は福富にボトルをひとつ分けてくれないかと言った。福富はできないと言った。ゴールまで行くのにボトルを失うわけにはいかないと言う福富に、アクシデントだから頼むと待宮。後続のうちの選手にボトルに余裕がある者がいるからもらってくれ、すまないが俺にもやることがあると福富は言った。福富は前に出て待宮は離された。第2ステージは箱学が表彰台を独占した。たった1本のボトルさえあれば。待宮は誓った。この恨みは必ず晴らすと。東村が引くと言って前に出ようとしたが待宮はじゃまするなと突き飛ばした。井尾谷は東村に箱学への恨みだけで走っている今の待宮は絶対に負けないからついて行くだけでいいんだと言った。広島がまた飛ばして引き離す。2本分引き離したと思い見ると荒北が並んでいた。待宮とぶつかる。地元開催のプライドを箱学が踏みにじったと待宮。荒北は坂道と真波に黙ってついてこいと言った。俺は福ちゃんに運べと言われているんだ。それを聞いて完全に飼われているなと笑う待宮。今年の箱学は敵じゃない、ひっくり返してやると言うと荒北が笑った。驚く待宮。荒北は待宮の背中に手を置くと、わかるぜその気持ちと言った。触るなと手を振り払う待宮に単なるペテン野郎じゃない、根性あるじゃないかと荒北。俺はお前みたいなタイプ嫌いじゃない。けどそれじゃ勝てないなと言った。お前みたいな箱学のエリートに何がわかると待宮。荒北は言った。そっくりなんだよ、昔の俺に......☆次回 「その先の領域」★感想 荒北さん、カッコイイね。てか、待宮、それって逆恨みだろ。普通あげないよね水。雪辱とか言うからどんな酷い目にあったのかとwページビューランキング
2014.12.29

セブ旅行記 2014 (14) ☆9月9日はセブの祝日「オスメニア・デー」☆セブ3日目。ジンベエザメに出会うシュノーケルツアーを終えてまた長い時間をかけてホテルに戻ります。まったく知らなかったのだけど、行きに旗を立てたり飾り付けをしている家があるので聞いたら、今日は祝日だということでした。祝日はお店やツアーがお休みになったりするので、いつも気をつけているんだけど、これはフィリピン全土じゃなくてセブのみの祝日ということで、ノーマークでした。★「オスメニア・デー」セブ出身でフィリピンの第4代大統領だった、セルジオ・オスメニア(1878/9/9~1961/10/19)の生誕を祝う日。☆祝日で学校や仕事はお休みのようだけど、観光客相手のツアーや町のレストランなどは開いていたのでよかったです。通勤ラッシュがないから道はすいているかと思ったけど、お出かけする人が多いようで、やはり道路は混んでいました。オスロブのあたりはそうでもなかったけど、セブの中心部は渋滞していそうな感じ。今日の夕食は、これもツアーについていた、スペイン料理なんだけど、ホテルに戻ってまた出かけたら遅くなりそうなので、レストランに直行することに。ガイドさんとはレストランで待ち合わせ。☆前に地図を載せたのですが、レストランはホテルに戻る途中のセブの中心部にあって、そこからホテルまでは1時間くらい。部屋に戻ってまた出てくると2時間よけいにかかってしまう。海の帰りで荷物は多いけどしかたないですね。ドライバーのおじさんがガイドさんと携帯で連絡を取りながら町に向かいます。☆さて、セブの道は一日中混んでいるとお話したけど、日本の渋滞とはちょっと違います。普通の車も走っているけど、混み合うのは、ジプニーやトライシクルなどの少し速度が遅い乗り物がいっぱいだから。乗り降りする人も多いし、そこらへんにたくさん停まっているし。その上、車の間を横断する人、それとウロウロ歩いている犬。犬が出てきてブレーキということも多いです。これはレンタカーなどで走れるところじゃないなと思いました。★あんまりピンとこないかもなので、町の様子を車の中から撮りました。途中の小さな町です。 ☆撮影のためにゆっくり走ってもらったわけではないです。町の中はこんな感じ。バイクや人をかき分けて進んでいるみたいなw 運転手さん、かなり頑張ってくれたので、予定より少し早くレストランに到着。荷物を持って私たち夫婦だけ車をおります。レストランの外の席でしばらくまってガイドさんと合流。晩ごはんです。 ☆外で食事をするのは、かなり久しぶりかも。お店の外はけっこう人がいたけど、中はガラガラでした。荷物を車に運ぶと運転手さんはそのまま路上で待ち、ガイドさんは席に案内すると奥のほうで従業員と話などしながら食事が終わるまで立って待っていました。さて、お食事ですけど、 ☆飲み物は別料金。サンミゲルビールを注文。150ペソだったかな、スーパーの5倍、部屋の冷蔵庫の3倍。かなり高い。日本円にしたら370円くらいですけどね。メニューを見たらレギュラーとプレミアムが同じ値段だったので、プレミアムを注文。いつもスーパーマーケットで買う時に、プレミアムは1割ほど高いからやめていたのですw やはり美味しかった。★料理は次々運ばれてきて、別に説明もなくて、何か話しかけられもせず、ビールのおかわりも聞きに来なかったです。ふたりで静かに食事ができたし、ビールのおかわりもしなかったので安上がりだったし、よかったかな。では食べたものを、 ☆サラダ。普通に美味しかった。説明にも何もなってないけどw 普段は部屋食なので生野菜があるとうれしい感じwww ☆ジャガイモのスパニッシュ・オムレツ。うす味で美味しいです。 ☆名前知らないけどw 鶏肉料理。さっぱり系で温かくてビールに合う。少な目の量で、そこそこ美味しいし、いい感じだねなどと話していたら、出てきました。ドカンと。 ☆パエリア。二人前ですごい量。これは多いわ。小皿に取り分けたけど半分も減ってなくて、米が柔らかすぎて私はあまり好きでないし、主人はもともと小食だしw 不味いというわけでもないんだけど、何せ量が多い。ので完食は諦めて行儀悪いかもだけど、上の具を全部食べました。米は2/3ほど食べて終わり。 ☆チュロス。もうお腹いっぱいと思ったけど、甘い物は別腹w 揚げたてで柔らかめで美味しかったです。つけて食べたチョコレートは、めっちゃ濃かったです。★お腹いっぱい、まあまあ美味しくいただきました。本格的なスペイン料理とか出ていたから、変わったものでも出るのかと思ったけど、日本でもなじみのものばかりで、パエリアの量は別として、どれも問題なく食べられたのでよかったかな。★レストランを出て、1時間ほどかけてホテルに戻り、海の用意を片づけて、風呂に入って、ビールと焼酎を飲んで寝ました。今日は早起きしたので、明日はちょっと朝寝坊しよう。★では次は4日目の朝からです。 ★「拍手」にコメントもできます。記事にまったく関係のないコメントはこちらにお願いします。 ページビューランキング
2014.12.28

セブ旅行記 2014 (13) ☆スミロン島は宿泊者だけの島だった(>_<)★セブ島3日目。ジンベエザメと泳ぐシュノーケリングはとても楽しかったです。日本人女性のインストラクターは、使えない、英語も下手、最悪 何だかなな人だったけど、そんなことどうでもいいくらい楽しくて満足です。一緒に泳いだフィリピン人の男性ガイドさんやボートのキャプテンは無口だけど親切な人たちでした。★まあ、フィリピンではどこでもダイビングやシュノーケリングは「殿様」「お姫様」なので気分はいいですよ。準備も全部してくれるし、泳いで戻ると、じっとしているだけでフィンは脱がせてくれるし、すぐに手を出して引き上げてくれるし、タオルや飲み物も持って待っているし、といった具合。日本人スタッフはそうはいかない人が多いみたい。あの人たちはインストラクターでガイドじゃないからね。お客の扱いとか教育を受けてないんじゃないかな。ま、こちらも仲良くする気もないので別にいいですけどねwww★ちょっと話が長いですね。ジンベエザメをまだ見ていなかった方はこちらを見てね→ ジンベエザメ★ジンベエザメって、お母さんの体の中で50センチくらいになって外に出て来て、70年とか生きるのだから人間とあまり変わらないよね。一緒に泳いだ彼らを見ていたら、大人しいだけじゃなくて、魚だけど、いろいろわかっているんじゃないかなという気になってくる。★泳いでいると寄って来るけど、正面衝突はあちらから避けてくれている。ちょっと上に乗っかってしまったし、尾ヒレにも当たったけど、撥ね飛ばされもしなかったし。あ、そうそう、ジンベエザメはサメ肌でした。当たり前かw ザラザラ、ベタッって感じ。よく見るとあちこち傷もあったけどね、何十年も泳いでいたらケガもするよね。★そう、エサをまいているおじさんの前に顔を出している写真があったでしょう。あれで、おじさんに危害を加えたり舟を転覆させたりすることはないんですよ。ドカッと当たってひっくり返したら、そこいらじゅうエサだらけになるだろうけど、実は「待て」もできるのかなw ☆ジンベエザメの話はきりがないのでこのへんでw かわいいジンベエザメとお別れしたら昼ごはんとシュノーケリングです。スミロン島というところに行きます。すぐ近くにある小さい島です。 ☆前と同じ地図ですけど、場所はココ。緑の丸のところです。島の周りのサンゴが多くて魚もいるであろうところでシュノーケリング。う~ん、パンフレットの写真とは違ってた~透明度があまりよくないかな。サンゴは小さいのが多くて、魚は群れでいるけど小さいのが多かったです。まったく餌付けはされていないので近づくとビャーっと逃げちゃう。台風のせいで風が強くて波も高かったので、少し写真を撮って、あとは1時間ほど泳いでいました。写真、まとめてどうぞ。細かく見えているのは全部魚です。 ☆魚はいっぱい、いるにはいたんだけど、ジンベエザメに比べたら、深いし遠いし速かったwww それに小さいしね。動画も撮ろうとしたけど、波が高くてまた船酔いしそうな動画になりそうだったのでやめました。次はもっときれいな写真を撮りますね。っていつも言ってるかもだけどw☆いいわけしておくと、こういう砂地は穏やかな時はきれいに撮れるけど、風が強かったり波が高かったりすると砂が上がってしまって透明度が落ちる。奥は深く切れ落ちた感じになっていて、少し大きめの魚もいて、そちらでも撮ってみたんだけど、暗くて魚がわかる写真は撮れませんでした。肉眼では見えていたので楽しみましたけどね。☆お昼ご飯なんだけど、ボートの上とスミロン島とどちらがいいかと日本人ガイドが聞くので、「島」と即答。てか風が強すぎてボートの上で弁当など食えないわ。もらった弁当を持ってスミロン島に上陸。 ☆お昼ご飯です。和食ぽくて美味しかったです。すごく狭い砂浜。で、ここはリゾートの島なので上には行けないですとかガイドが言っていて、説明がよくわからなかったんだけど(日本語なのに) その辺を歩くのは平気かなと思ったら、砂浜から階段のようになっていて、ガードマンがいて、一段のぼったところで止められた。ゲー。☆上陸できない島なら連れて来るなとか思ったけど、とりあえず食事。ここも風が強かったので岩の下に入って、持って来たレジャーシートを広げて美味しくいただきました。☆シュノーケリングも終えて陸地に戻り、ダイブショップでシャワーを浴びて着替え。来た時よりもっと時間をかけて、同じホテルのご夫婦と一緒にホテルに戻ります。そう、このご夫婦、滞在中に何度か会ったけど、とても感じがいい人たちでした。ジンベエザメシュノーケリングは、夜中にセブに着いて寝ないで参加したと言っていたけど、奥さんはとても明るい人で、ご主人は魚みたいに泳ぎが上手な方でした。やはり夫婦であちこち出かけているようで、普段私は他の日本人観光客と話すことはほとんどないけど(てか会わないし)珍しく少しお話しました。☆海のコンデションはいまひとつだったのかもですけど、台風と昨日の雷雨を思えば天候に恵まれて良かったなと思います。一日雨に降られることもなかったし。★次は帰りに通った町の様子と夕食など。 ★「拍手」にコメントもできます。記事にまったく関係のないコメントはこちらにお願いします。 ページビューランキング
2014.12.28

第59回 グランプリ有馬記念 GI2014年12月28日(日) 中山競馬場10R 芝2500m 発走15:25全着順1着 4 ジェンティルドンナ 戸崎 圭太2着 6 トゥザワールド W.ビュイック3着 14 ゴールドシップ 岩田 康誠4着 15 ジャスタウェイ 福永 祐一5着 13 エピファネイア 川田 将雅6着 5 ラキシス C.デムーロ7着 7 ラストインパクト 菱田 裕二8着 1 トーセンラー 武 豊9着 12 デニムアンドルビー 浜中 俊10着 10 フェノーメノ 田辺 裕信11着 11 サトノノブレス 池添 謙一12着 9 ウインバリアシオン 藤岡 康太13着 3 ワンアンドオンリー 横山 典弘14着 2 ヴィルシーナ 内田 博幸15着 8 メイショウマンボ 武 幸四郎16着 16 オーシャンブルー 蛯名 正義払戻単勝 4 870円複勝 4 280円 6 500円 14 160円枠連2-3 2,610円馬連4-6 12,350円ワイド4-6 3,390円4-14 850円6-14 1,190円馬単4-6 21,190円3連複4-6-14 15,250円3連単4-6-14 109,590円 ページビューランキング
2014.12.28

セブ旅行記 2014 (12) ☆Whale Shark (ジンベエザメ) と泳いだよ (^^)/☆セブ島3日目。今日は海にジンベエザメと泳ぎに行きます。前から一度いっしょに泳いでみたいと思っていたのです。数年前にTwitterのお友だちがカンクンでジンベエザメと泳いだ写真を見て感動。私もと思ったけど、かなり遠いので主人が嫌がって実現せず、近場にないかなと探していたところでした。☆今回、このツアーがついていたので、パッケージツアーを選んだのです。オプショナルで現地申込みもできますけどね。パッケージツアーがけっこうお得だったのでそちらにしました。シュノーケリングに昼食、送迎付きで25000円くらいの高額ツアーです。もしジンベエザメを見ることができなかったら全額返ってくるそうで(パッケージでも25000円)心配はないというか、ガソリン代も取らないのだから必ず会えるみたいです。 ☆9月9日。朝4:30にホテルピックアップ。まだ真っ暗。私たち夫婦の他に同年代の日本人夫婦一組。フィリピン人ドライバーのおじさんの運転で出発。場所ですけど、セブ島の南の突端のあたり、地図の青い丸のところになります。ホテルがあるのは緑の丸のあたり。セブ島は南北225kmなので、150kmくらいの移動かな。 ☆何もないですがココ。オスロブという町のWhale Shark (ジンベエザメ) ウォッチングです。ガイドブックには片道3時間とか出ていましたが、道が混んでいるので早朝出発でも4時間くらい、帰りはもっとかかります。実際、移動のほうが泳ぐ時間よりずっと長いですw ホテルで朝ごはんを用意してくれて、ツアー会社もサンドイッチの朝食を車の中でくれたので、朝ごはんがふたつにw とりあえずサンドイッチを食べながら、途中ガソリンスタンドで休憩してオスロブへ。 ☆途中から海が見える道沿いを走ってオスロブの町に到着。大きな観光バスも来ているみたい。ちょうど8月くらいにテレビでやっていたので見た人もいるかもだけど、ジンベエザメセンターみたいなところがあって、ボートから眺めるだけの安いツアーもあるらしいです。でもせっかくだから泳がないとね。私たちはそのセンターではなくて海辺のダイブショップへ。☆日本人の感じの悪いおばさんインストラクターがいて、書類を書いたらダイビングの日本人6人と一緒にボートへ。注意事項がいろいろあって、エサをあげない、5m以内に近づかない、フラッシュを使用しない、6人以上で囲まないなど。監視員がいて写真を撮るので違反するとあとで罰金だとか。☆で、ボートに乗って沖までいくのかと思いきや、岸も見えるすぐそこでした。小さなボートがいくつかあって、フィリピン人のおじさんがエサのオキアミみたいなのをバケツから海に投げています。おじさんのボートひとつに観光客のボートひとつという感じかな。海に入ってジンベエザメを待ちます。さて、ジンベエザメについてちょっとお話しておきますね。ジンベエザメ Whale Shark・テングザメ目ジンベエザメ科の原生最大の魚・成長すると10~12mくらいになる・プランクトン、小魚、海藻などを食べる・卵胎生で30センチくらいの卵が胎内で孵化し、50センチくらいになって出産・30年くらいで成熟して70年くらい生きる。中には100歳をこえるものも・臆病でおとなしい☆昨日は雨に降られたりしましたが、今日は天気は回復、雲はありましたが雨の心配はもうないようです。ただ台風が通り過ぎたばかりなので風が強くて波も少し高かったです。水の透明度はまあこんなもんかな。魚が見えない感じではなかったです。☆ジンベエザメを待つと言ったけど、すぐに現れました。おじさんの舟にエサをもらいにw では、ジンベエザメです。大きすぎて始め全体を写そうと思ったらストロボオフなので上手く色が出なくて、途中から全身は諦めて近くで撮りました。 ☆ジンベエザメにエサをあげる時間は午前中の2時間くらいと決まっていて、その時間だけツアーがあるようです。いきなり10m級が来ました。 ☆小さい魚をいっぱい連れています。水深10~20mくらいの場所です。 ☆ときどきこんなふうに水の中に立っているみたいな姿勢になります。これ習性らしいです。ので水槽で飼うなら水深10mは必要だねw ☆いやあ、想像していたよりデカい。それにカワイイ~もう全体の写真は諦めて近くで泳ぐことに。 ☆一匹を大勢で囲まないようにと注意があったけど、それどころか、ひとり3ジンベエって感じ。私の近くに3匹いて、1匹を撮ろうと追いかけていると別のが後ろから来て私にぶつかったり、もう楽しすぎ~ ☆ホントに人に慣れているみたいで、エサやりのおじさんの前に顔を出して、エサちょうだいってやってるw ☆カメラをふたつ持って、ああでもない、こうでもないとやっていたけど、しばし撮るのをやめてジンベエザメたちと泳ぎました。 ☆大きいのわかるかな。上にうっすら泳いでいるひとが写っている。 ☆こんな顔だし、他のサメみたいにとんがってないし、キバむいてないし、おとなしそうだよね。口の幅は1.5mほどあるから、人間が入ってしまうかもw 入歯を外したじいさんみたいな感じだけど、実際は歯も300本以上あります。大きさがわかる写真をひとつ。 ☆主人が撮影したもの。ジンベエザメと泳ぐ姿を撮ってくれとカメラを渡したら、撮れそうにないから適当に何枚か撮ったら偶然私が写っていた。右下にいるのがダイバー、で、2匹のサメの上にいるピンクのパンツが私w☆途中から写真どころじゃなくなったけどw すごく楽しかったです。水面近くを泳ぐほうが多いから、ダイビングよりシュノーケリングのほうが楽しいと思います。1時間ほどジンベエザメと泳いだあとは近くの島に行きました。字数足りないので次に。
2014.12.27

『一年のクライマックスに ヒーローは誕生する』 ~ウルトラ有馬記念 @AKIBA~2014/12/22~12/28 ベルサール秋葉原 第59回 グランプリ有馬記念 GI2014年12月28日(日) 中山競馬場10R 芝2500m 発走15:25枠順1 トーセンラー 武 豊2 ヴィルシーナ 内田 博幸3 ワンアンドオンリー 横山 典弘4 ジェンティルドンナ 戸崎 圭太5 ラキシス C.デムーロ6 トゥザワールド W.ビュイック7 ラストインパクト 菱田 裕二8 メイショウマンボ 武 幸四郎9 ウインバリアシオン 藤岡 康太10 フェノーメノ 田辺 裕信11 サトノノブレス 池添 謙一12 デニムアンドルビー 浜中 俊13 エピファネイア 川田 将雅14 ゴールドシップ 岩田 康誠15 ジャスタウェイ 福永 祐一16 オーシャンブルー 蛯名 正義ページビューランキング
2014.12.26

ヤマノススメ セカンドシーズン あらすじ・感想 ★ファーストシーズンはこちら→ 「ヤマノススメ」・各話タイトルクリックで、あらすじ・感想記事にリンクしています★セカンドシーズンのススメ☆第1話 「テントに泊まろう」☆第2話 「富士山を見に行こう」☆第3話 「山に登るということ」☆第4話 「降りた後のお楽しみ」☆第5話 「ゆるして、あげない!」☆第6話 「好きな事をするために」☆第7話 「カワノススメ?」☆第8話 「素敵な思い出を」☆第9話 「初めまして、富士山」☆第10話 「富士山って、甘くない...」☆第11話 「もぉ、やだ!!」☆第12話 「Dear My Friend」 ☆第13話 「不思議なホタルの物語」☆第14話 「お母さんと霧ヶ峰」☆第15話 「雨具の記憶~ねえ、ゆうか。今なにしてるの?」☆第16話 「思いをうけついで」☆第17話 「高いところって、平気?」☆第18話 「アルバイト、始めます!」☆第19話 「宿題が終わらないよぉ」☆第20話 「ここなの飯能大冒険」☆第21話 「思い出の山へ」☆第22話 「ともだちになろ?」☆第23話 「約束」☆第24話 「さよなら、わたしたちの夏」 ヤマノススメ セカンドシーズン(1)【Blu-ray】井口裕香楽天ブックスで詳細を見るページビューランキング
2014.12.25

ヤマノススメ セカンドシーズン二十四合目 (最終回) 「さよなら、わたしたちの夏」★前のお話は→ 「第1話~第23話 あらすじまとめ」★ファーストシーズンはこちら→ 「ヤマノススメ」 一緒に思い出の山、谷川岳に登るというひなたとの約束は叶った。でも次の約束が待っている。明日は飯能納涼花火大会。谷川岳で知り合ったほのかが遊びに来てみんなで花火を見る約束をしていた。とても楽しみにしていたが、あおいとひなたは些細なことでケンカをしてしまった。 花火大会の日。ほのかが高崎からやって来た。東飯能の駅に迎えに行くあおい。ひなたはまだ謝ってこなかった。高崎から飯能まで退屈しなかったかと聞くと、景色を見ているだけでも楽しかったとほのかは言った。ぐんまちゃんに似ている夢馬くんもお出迎えw 飯能銀座を案内するあおい。実はひなたとケンカしちゃったと話していると担任の先生に会った。写真を撮りまくりのほのか。何を撮っているのとあおいがたずねると、古い建物とか蔵とかが面白いと言った。見慣れているから何とも思わなかったあおいだが、ほのかのカメラに収めたものを見ると何だか新鮮な感じがした。ちょっと視点を変えるだけで見える景色が変わるのだとほのかは言った。 バイト先の前を通る。ひかりが仕事をしていた。ほのかを見て、友だちって彼氏だったのと言う。店長まで男の子と間違えてお母さんに報告しないとと言う。女の子ですと言うとお詫びに?菓子をくれた。象の像の前で食べる。みんな優しいとほのかは言った。 ここには放課後におしゃべりしたりよく来るんだとあおい。前にスカート下ろし事件でひなたとケンカになった話をする。花火大会の会場の飯能河原に行く。前にみんなとここでご飯を食べたんだとあおい。ひなたのせいで川に落ちたが。 高所恐怖症の原因になったジャングルジムも見て、展覧山に行く。きれいな景色に驚くほのか。天気がいいとスカイツリーや富士山も見えるんだよとあおい。ここはひなたと初めて登った山なんだと話すあおいに、あおいちゃん、ひなたちゃんの話ばかり。本当に仲良しなんだねとほのかは言った。そんなことないよと、あおいは言ったが、ほのかの言う通りだと思った。飯能はどこに行ってもひなたとの思い出ばかり。ケンカしたのはひなたが悪いけど少しは私も悪いから、ちょっとだけ謝ろうかなと思った。仲直りするよとほのかに言った。 あおいが連絡してこないのでバイト先に行ってみるひなた。ひかりに今日は休みだと言われた。店長が、君がひなたちゃんか、うわさはよく聞いているよと言った。小さい頃どぶに落ちたとか、好きな子のことバラされたとか、割とおっちょこちょいだとか...でも、頭はいいし、気が利くし何事にも前向きで、見習わなきゃいけないところがたくさんあると言っていたよと二人は言った。シュークリームを食べながら、ケンカしたのは私もほんの少し悪かったから、ちょっとだけ謝ってやるかとひなたは思った。 浴衣に着替えて花火大会へ。ほのかも、あおいの母に着せてもらった。待ち合わせ場所でお互いに謝りづらいあおいとひなたは、まだ険悪ムード。お互いに先に謝ってくれればいいのにと思った。かえでとここなが来た。かえでは、ゆうかが選んでくれた浴衣を着ていた。みんなで祭りに繰り出す。 ここなが金魚すくいをする。金魚さん、いきますと言うと、金魚飛ばし、尾ひれ外し、三日月おとしと次々技を披露w 大量金魚ゲット。すごっ。 あたりもすっかり暗くなって、花火がはじまる時間。みんなで河原で花火を待つ。謝ろうとするあおいとひなた。ふたり同時に、ごめん、と花火が始まり、声は花火にかき消された。ふたりで顔を見合わせて笑った。夏の夜空に花火が広がる。 花火が終わってあおいの家に。ふたりがケンカしていたことに全然気づかなかったとかえでとここな。いつもとかわらなかったよねとかえで。いつもあんな感じなんだとほのかが言った。ケンカの理由をここなに聞かれたが、あおいもひなたもわからなかった。わたしたち、なんでケンカしていたんだっけ。みんなで笑った。 わたしたちの夏、とっても楽しい日々。この宝物のような毎日が、これからも続きますように。そう、明日も、あさっても、ヤッホー。(おわり)★最終回は山の話ではなかったけど、きれいにまとまって、いい話でした。いい友だちがいて、楽しそうですね。1期から見てますけど、2期は時間も拡大されたし、富士山も谷川岳もきれいでした。山が好きな人たちが丁寧に作っているなと感じました。もっと山の話が見たかったけどねw 続きも見たいですね。来年か再来年か、また夏ごろかな。楽しみにしています。ではまた、いつか。ヤッホー(^^)/ページビューランキング
2014.12.25

弱虫ペダル GRANDE ROAD 第6話 Cパートチョコバナナ餃子を作って食べてみた☆クリスマスイブ、いかがお過ごしでしょうかw 今夜はアニメに興味がない方もぜひご覧くださいませ。力作ですwww☆さて、「弱虫ペダル GRANDE ROAD」ですが、今月で終わるアニメを優先でアップしておりましたら、すっかり更新が遅れてしまって、よけいな記事を作っている場合でもないのですが、前から気になっていたので作ってみました。 ☆はい、これでございます。「チョコバナナ餃子」です。毎回おもしろいCパートなんですが、第6話で出てきたもの。箱根学園の新開と荒北がやって来たのは見ため普通の中華屋さん。が、新開は、チョコバナナ餃子をうまいと食べる。 ☆美味しいからお前も食えよと新開。荒北は拒否。すると新開が泣き出したので、 ☆心やさしい荒北は、アムッと食べたのでしたwww☆なんじゃこれと思ったけど、ちょっと気になっていて、クリスマスでちょうど材料もあったので、勢いで作ってみました。 ☆たがめ作、「チョコバナナ餃子・クリスマスバージョン」でございます。いやこれ、バナナだから、クレープ生地とかで巻けば普通に美味しいだろうと思ったんだけど、何せ「餃子」なので餃子の皮を使用。 ☆番組では中身の画像はないので、ちょっと悩んだんだけど、切ったバナナを餃子の皮で包んで、餃子の皮は生では食べられないので茹でて。水で冷やしてチョコレートをトッピング。ホイップクリームを添えました。 ☆中はこんな感じ。少しとけた感じのバナナの酸味とチョコ、ホイップクリームがよく合いますw これ、意外といけるかも。☆餃子の皮は、中身が何でもやはり餃子の皮だねw 水餃子のツルツルモチモチした感じが微妙にいい。テーブルに出したら、大爆笑の家族だったけど、けっこういけるとか言って、ペロッと食べてしまいました。☆聖なる夜に何やってんだ、という感じではありますが、けっこう美味しかったです。たまには変わった餃子が食べたい方はお試しをwww☆で、実は画像にある、チョコバナナ焼売も気になっているんだよなwww★アニメのほうは来年も続きます。私の記事も1期からだから長い付き合いになります。遅れてしまっていますが必ず完走しますので、チョコバナナ餃子に免じてお許しいただければとwww★では、みなさま、素敵なクリスマスを(^^)/ページビューランキング
2014.12.24

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2014.12.24

蟲師 続章 第20話 (最終回) 「常の樹」 (とこしえのき)★前のお話は→ 蟲師 続章 あらすじまとめ★蟲師1~26話 特別篇は→ 蟲師 あらすじまとめ 仕事で長く家を離れていた幹太。家に戻る途中に山で休んでいると赤い実が。李かありがたいと食べた。少し見ない間に大きくなったな娘のふたばに今度はどんなところに行っていたのと聞かれ、東の大きい町で竜宮城みたいな屋敷を建てて来たと話す。妻は、ふたばが寂しがっていた。もう少し近くで仕事をしたらと言う。あんたの腕ならどこでだってやっていけると。幹太は、俺は知らない土地を腕一本で渡って行くのが面白い。もう少し年をくったら落ち着くからさと言った。その晩えらくはっきりとした夢を見た。大きな木の夢だった。幹太は数日して家を出てまた遠くの町で仕事をしていたが、また同じ木の夢を見た。いったい何なんだろう。何だか見覚えのある木だった。幹太がお茶屋で休んでいるとギンコがやって来た。どこかで会ったことがあるなと幹太。ギンコは覚えがないと言ったが間違いないと幹太は言った。あんたは山の中を5.6人と連れ立って歩いて来た。それからまた山の中を歩いて行った。あんたは10歳ほどの子どもで一行にはもうひとり子供がいた。それから長老のじいさん。子供の頃からよく見た顔だ。話を聞いていたギンコが、おい待てと言う。何でじいさんの子どもの頃なんか知っている。お前、年いくつだよ。そういやそうだ。何で俺こんなことをと幹太。誰かに聞いたかな。でたらめじゃない。何か急に思い出したんだ。ギンコは新手のペテンならもう少し上手くやれよと言って去った。幹太はまた夢を見た。大きな木を切り倒す人々。そして里が出来ていく。この里どこかで見た...幹太は自分の里の近くの山に来た。見覚えがあるはずだ、夢に出てきたのはこの山から見た俺の里だ。木を探す。これで謎が解ける。たどり着いた巨木は随分前に切り倒されたものだった。幹太が帰るかと腰を上げると足が木の根元にくっ付いて抜けなかった。誰かいないかと声を上げるとギンコが現れて遅かったかと言った。里の人を呼んで足を木から切り離したが足は木のようになっていた。ギンコは茶屋で会ったあと思い当たることがあって後を追って来たと言った。一人のヒトが知り得るはずもない、ある一定の場所の遥か昔の出来事をまるでその目で見てきたかのようにつぶさに語る者がいると。何でこんなことになった、まるで足が木になったようだと幹太。李に似た赤い実を先ごろ喰ったはずだとギンコ。幹太が喰ったと言うと、そいつは覚木(さとりぎ)という蟲だとギンコは言った。木の内部に宿り養分を得るモノだが、木の本体が危機に陥ると赤い花のようなモノをつけ、やがて一つの実に姿を変えて木から離れる。その実には木の記憶が封じ込められている。そして獣や鳥に喰われるとその体内に巣喰い宿主が木に近づくのを待つ。宿主が木に長い間触れていると木と融合し動けなくさせ、やがて完全に木と同化させてしまう。どうすればこの足は治るのかと幹太が聞くと、治す術は見つかっていないとギンコは答えた。宿主が危険だと出ていくなら死ぬふりをしたらと幹太。ギンコは花をつけることはあっても実をつけて抜けることはない。覚木には本当の危機とそれ以外を見極める能力があるらしいと言った。おそらくそれを見極めるために木の膨大な記憶を利用するのだろうと。幹太の母は命が奪われずにすんだだけでありがたい。家族皆で助けるからと言ったが、幹太は皆の世話になって生きていくなんてまっぴらだ、頼むから治してくれと言った。ギンコは手がかりでもあればと文を出した。あの時のあの木、切られちまったんだな。ギンコは少年の日を思い出した。この木は千年もここに立ち続けているという。巨木の下でワタリの長老が話してくれたがイサザは前にも聞いたと言ってちゃんと聞いていなかった。長老は忘れないように何度でも聞け。お前もいずれ若いワタリに伝えられるようにと言った。この木には長いこと覚木が棲んていて今までに二度ほど赤い花を付けたことがあると長老はギンコとイサザに花の絵を見せた。一度目は550年ほど前、大地震があり地が割れ根から倒れそうになったが何とか生き延びた。二度目は170年ほど前、木に雷が落ち傷を負ったが、そこに見える里の者たちが懸命に傷を治した。里の者らがここへ来たのは300年ほど前、山を拓くのにこの木を伐ろうとしたがどうやっても伐れなかった。人々はこの木を畏れ、やがて神木と祀り大事にした。ここは光脈筋。長くそこに生きた木は時に特殊な力を持ちヒトの力が及ばない事もある。長老はいろんな巨木を見てきたがこれほど大きく見える木はそうはない。だがこの頃はこの木を訪れる里の者の姿が減ったのが少々気にかかると言った。幹太の母が木に手を合わせていた。かつてはご神木だったそうですね。それがなぜこんなことにとギンコが聞くと、皆このままでは里は終わりだと怯えていたのだと言った。15年ほど前、当時は里の大半の者が杣人として木を売ることを生業としていた。大きな山火事があって木が焼けてしまい頼るものがなくなった。巨木は無事だった。町の材木商が大金で買いたいと言っていたことを思い出し伐って売ろうと言い出した者がいた。あの木は先祖が代々大事にしてきたご神木、それに伐れないと言ったが、伐れなければ諦めると言って巨木に向かった。すると木は赤い花をたくさんつけていた。木が怒っているように見えた。だが斧を振り下ろすと伐れないと言われていた木が伐れた。迷信だったと伐り倒した。すると光る水が出てきて広がった。木は里全体がしばし暮らせるほどの額で売れた。そして焼けた山も不思議な早さで蘇った。ああしなければ今の里はなかった。でもこの木は怒っていたのでしょうね。これは報いなんでしょうかと幹太の母。ギンコは草木は怒ったりしませんよと言った。自らは動けないが周囲の変化を敏感に感じ取り自らを変える術を持つ。この木にはヒトの斧を寄せ付けないほどの力があったのにその時は伐れたのは、この木が自らその身を伐られるように変化させたのかもしれない。傷ついた山全体のために。足の治療法は見つからなかった。ギンコは幹太に蟲の成長を抑える薬を渡すと別の蟲師にあたってくるから何かあったら文をくれと言って里をあとにした。再び訪れると幹太の足に赤い花が咲いていた。幹太は体の具合は別に悪くないと言う。ギンコはなら何か起こる前兆だと言った。あんたの身に危険の及ぶ何か。幹太は草木が騒いでいる気配を感じた。この気配は知っている。遥か昔に一度...思い出せ、あの時何が起こったか。幹太は里の者全員に急いで集まるようにと告げ皆を避難させた。急がないともうじきだ。大地震が起きた。足の花は散っていた。多くの家が壊れたが里の者は皆無事だった。またあの大杉に助けられたのかもしれないと人々は話した。里の人たちは自分の家よりも先に動けない幹太の家を修理してくれていた。すまんなと言うと、気にするな命の恩人なんだからと言った。あの大杉を伐ってしまったことは今でも古傷のように残っている。受けた恩ももう返せない。だからお前に返させてくれ。里の人たちは幹太に言った。困ったことがあったら里の皆で助けるから、またあの木が教えてくれることがあったら、わしらにも教えてくれ。気の遠くなるような永い永い時間、この地には一本の木が立っていた。深く深く根を下ろし高く広く枝を張り、この地に生まれては消えるもの達の移ろいを、変わらず静かに見下ろしていた。 (完)
2014.12.24

新宿の路地裏で、午前0時から朝7時頃まで営業しているめしや「深夜食堂」 店をひとりで切り盛りするマスター(小林薫)と客の交流を描くドラマ。第三部。 ★2011年に放送された第二部はこちら→ 「深夜食堂2 全話あらすじ」★2009年に放送された第一部から→ 第5話「バターライス」深夜食堂3 あらすじ・感想・各話タイトルクリックで、あらすじ・感想記事にリンクしています☆第1話 「メンチカツ」 ☆第2話 「豚バラトマト巻き」☆第3話 「里いもとイカの煮もの」 ☆第4話 「紅しょうがの天ぷら」☆第5話 「春雨サラダ」☆第6話 「ロールキャベツ」☆第7話 「しじみ汁」☆第8話 「きんぴらごぼう」☆第9話 「レバにらとにらレバ」☆第10話 「年越しそば」ページビューランキング
2014.12.23

新宿の路地裏で、午前0時から朝7時頃まで営業しているめしや「深夜食堂」 店をひとりで切り盛りするマスター(小林薫)と客の交流を描くドラマ。第三部。☆前のお話は→ 第1話~第9話 あらすじまとめ☆2011年に放送された第二部はこちら→ 「深夜食堂2 全話あらすじ」☆2009年に放送された第一部から→ 第5話「バターライス」深夜食堂3 第10話 (最終回) 年越しそば 大晦日はいつもより早く店を開ける。マスター(小林薫)の店で年越しをしたいという客がけっこういるので仕込みも早めにしないといけない。蕎麦打ちをするマスター。かすみ(谷村美月)が差し入れに来た。貰い物の蕎麦。打ち立ての年越し蕎麦を食べていくかと言うと忙しいし、うどんしか食べないからと言って帰った。かすみが店を出ると向こうから小道(宇野祥平)が来た。バキューンとかすみ。タイミングを外した小道に、人生タイミングが勝負や、運を手繰り寄せなあかんでと言った。よいお年をと挨拶して店へ。ビールを飲みながら大阪は年越しうどんなんですかねと小道は話し、かすみの蕎麦を注文する。そこに金本(金子清文)と八郎(中山祐一朗)が来た。駅で会って、めずらしくふたり揃って、その上ふたりとも手打ち蕎麦を持って来た。取引先と元上司にもらったもので感想を聞かせろと言われているので、これで年越し蕎麦を作ってくれと言う。マスターのは後でいただきますから、先にこっちでと。蕎麦打ち、流行っているんですねと小道。定年後の男の趣味さと金本。教室もたくさんあるしDVDも出ていると話す。俺たち今年も一緒にここで年を越すんだよななどと話しながら、それぞれ注文の蕎麦を食べる3人。そこにマリリン(安藤玉恵)とキミトシ(高橋周平)が来た。マリリンが持って来たのも蕎麦。長野の美味しいお店のお取り寄せをもらったと言う。持って来た蕎麦でかき揚げ入りと月見を注文。ふたりで美味しいねと仲良く分け合いながら食べた。蕎麦も食べ終えて5人でババ抜きをしていると忠さん(不破万作)が、一足先にパチンコ屋にお年玉をやっちゃったよと言って入って来た。ババ抜きをしている5人に、大晦日に何やってんの、修学旅行の中学生じゃあるまいしと言う。で、忠さんが持って来たのも蕎麦。田舎から送ってきた十割蕎麦。よろしくとマスターに渡す。蕎麦を食べる忠さんにマリリンが、ちゃんと噛んでる?詰まらせちゃうよと言うと蕎麦はのど越しを味わうものだと忠さんは言った。いずみ(篠原ゆき子)が来て年越し蕎麦ざるで3人前をテイクアウトで注文。俺の蕎麦でいいのかいとマスターが言うと、当たり前じゃないですかと言った。マスターちょっと嬉しそうに作る。いずみはマスターの手打ち蕎麦を、近くの交番で、野口(光石研)と小暮(オダギリジョー)と食べた。野口が本わさびにむせていると除夜の鐘が聞こえてきた。年がかわるギリギリセーフでゲイバーの小寿々(綾田俊樹)とコウちゃん(吉見幸洋) ここで年越ししたいから、しつこい客を蹴飛ばして閉めてきたのと小寿々。ふたりが、かけ蕎麦を注文すると、他の常連客も今度はマスターが打った蕎麦をとかけ蕎麦を注文する。みんなでかけ蕎麦を食べていると新年になった。みなさん、あけましておめでとうございますとマスター。今年もよろしくと皆で挨拶し合う。新年の乾杯。音頭をとる忠さんが立ち上がったところに、待った~と飛び込んできたのは晴れ着姿のお茶漬けシスターズ(須藤理彩、小林麻子、吉本菜穂子) みんなで乾杯。メニューの「酒はひとり3本まで」の上にマスターが謹賀新年の紙を貼った。いいのかいと聞くと、こいつは俺からのお年玉と言った。一同大喜び。そこに、用意ができたからと現れたのはヤクザの竜(松重豊)とゲン(山本崇) 店の前でみんなで餅つき。マスターは雑煮を作る。 雑煮を食べながら涙ぐむ、お茶漬けシスターズ。こんなふうにみんなといられて幸せだなあ。かけがえのない時間。そのうちひとりずつ亡くなっていくんだよね。人間って儚いねえ~何いってんの、あんたたちにセンチは似合わないから、メートルとか言っていた小寿々が餅を詰まらせた。ゲンが背中をたたくと口から餅が出て生還w 飛んだ餅は竜に命中。交番では、いずみがワンカップを出し、野口が酒はダメだと言っていると、人が来て交差点でおじさんが肩を脱臼しているという。ハイタッチをしすぎたらしい。いずみと野口が現場に向かう。小暮は酒を手にして、まんざらでもありませんと言った。店ではみんなが、今度は雑煮をおかわりしていた。一日が終わり人々が家路へと急ぐ頃......★感想というか...このあと1話~9話をダイジェストで紹介、映画になるんだってということで終了。最終回はどんな話だろうと楽しみにしていたのですが、みんな揃って年越しでおしまいでした。私は役者さんの名前を拾うだけの記事でwww でもまあ最終回は別として、久しぶりの深夜食堂は楽しかったです。ということで、また機会がありましたら。ページビューランキング
2014.12.23

YOKOHAMA ☆Illumination 2014 ☆ランドマークタワー ☆クイーンズスクエア ☆赤レンガ ☆マリンタワー ☆アメリカ山 ページビューランキング
2014.12.22

ソードアート・オンライン II あらすじ・感想★I期はこちら→ 「ソードアート・オンライン 第1話~第25話あらすじまとめ」【ファントム・バレット編】 仮想世界で銃で撃たれたプレイヤーが現実世界でも死亡。SAO事件から1年。死銃(デス・ガン)事件の捜査を依頼されたキリトはガンゲイル・オンライン(GGO)にログイン。そこで出会ったのは、スナイパーの少女、シノンだった。☆第1話「銃の世界」☆第2話「氷の狙撃手」☆第3話「鮮血の記憶」☆第4話「GGO」☆第5話「銃と剣」☆第6話 「曠野の決闘」☆第7話 「紅の記憶」☆第8話 「バレット・オブ・バレッツ」☆第9話 「デス・ガン」☆第10話 「死の追撃者」☆第11話 「強さの意味」☆第12話 「幻の銃弾」☆第13話 「ファントム・バレット」☆第14話 「小さな一歩」★第14.5話「Debriefing」 (総集編)【キャリバー編】 ALOで新たなクエストが始まった。それは伝説の聖剣「エクスキャリバー」を獲得するもの。新たにシノンがメンバーに加わり、キリトたちは7人でクエストに挑む☆第15話 「湖の女王」☆第16話 「巨人の王」☆第17話 「エクスキャリバー」【マザーズ・ロザリオ編】 新生アインクラッド、24層の小島に現れる「絶剣」オリジナル・ソードスキルを賭けたデュエルで対戦相手全員を打ち負かした。キリトも敗北。デュエル以外に何か目的があるのではと気になったアスナは戦いを挑む。☆第18話 「森の家」☆第19話 「絶剣」☆第20話 「スリーピング・ナイツ」☆第21話 「剣士の碑」☆第22話 「旅路の果て」☆第23話 「夢の始まり」☆第24話 「マザーズ・ロザリオ」 ページビューランキング
2014.12.22

第24話 (最終回) マザーズ・ロザリオ★前のお話は→ 第1話~第23話 あらすじまとめ ★I期はこちら→ 「ソードアート・オンライン 第1話~第25話あらすじまとめ」 ☆ダイジェストでその後のユウキの楽しい日々をw・アスナ、キリトの仲間たちとスリーピング・ナイツが初顔合わせ。アスナの家の庭でバーベキュー。それにしてもすごいメンバーだとシリカが言うと、何ならこのまま次の階層のボスも倒しにいこうとジュン。クラインもいいねと言った。・で、みんなで29層に出かけて見事に(あっさり)ボスを攻略。・現実世界では、和人(キリト)たちが開発した視聴覚双方向通信プローブ(アスナが肩に乗っけているやつ)を利用してアスナと共に学校へ通う。・統一デュエル・トーナメント。決勝戦はユウキVSキリト。ユウキの11連撃が炸裂。キリトは反撃しようとするも時間切れ。ユウキが優勝する(キリト二刀流じゃないし本気出してないだろw)・現実世界で旅行も楽しむユウキ。アスナ、リーファ、リズベット、シリカと京都へ。桜の蕾がふくらみはじめた2026年3月29日、ユウキの主治医の倉橋からアスナに緊急メールが入り容体が急変したとのこと(緊急時にメールなのか?)アスナは病院へ急ぐ。病室に着くと無菌室のドアは開いていてユウキの機械は外されていた。間に合ってよかったと倉橋。40分前に一度心臓が停止したと言った。除細動と投薬で脈拍は戻ったがおそらく次はもうと倉橋。本当は1月にアスナがここを訪れた頃からいつこの日が来てもおかしくなかったと言った。しかしこの3ヶ月、ユウキは驚くほどの頑張りを見せた。絶望的な戦いを日々勝ち続けて、ユウキにとっては15年の人生そのものが長い長い戦いだったと。HIVだけでなく冷酷な現実そのものにずっと抗い続けてきた。メディキュボイドの臨床試験も計り知れない苦痛を与えたはずだがユウキは頑張り抜いた。だからもうゆっくり休ませてあげましょうと倉橋。アスナが手を握るとユウキは何か言おうとしているようだった。今、メディキュボイドは使えますかとアスナは聞いた。倉橋はユウキも最期は機械の外でと言ったが、アスナはユウキはもう一度あの世界に行きたがっているからお願いしますと言った(おいおい何を言い出すw) 倉橋が機械を機動させアスナは隣室のアミュスフィアでログインする。 ふたりが出会った木の下に現れたユウキは、ありがとうアスナ、僕、大事なことをひとつ忘れていた。渡すものがあったんだと言った。今、作るから待ってと言うとユウキは11連撃のスキルを出した。そして倒れた。駆け寄るアスナ。痛くも苦しくもないのに力が入らないよとユウキ。疲れただけだよ、休めばよくなるよとアスナは言った。オリジナル・ソードスキルをアスナに受け取って欲しいんだとユウキ。11連撃を渡した。技の名前は「マザーズ・ロザリオ」きっとアスナを守ってくれる。ありがとうユウキ、約束するよ。もし私がいつかこの世界から立ち去る時が来ても、その前に必ずこの技は誰かに伝える。あなたの剣は永遠に絶えることはない。スリーピング・ナイツのメンバーがやって来た。最期の見送りはしない約束なのにとユウキ。あんまりウロウロしないで待っていろよ、俺たちもすぐに行くからとジュン。すぐ来たら怒るからねと言うユウキにノリが泣き出してみんな泣きながらユウキの手を握った。しょうがないなあ、ちゃんと待ってるから、なるべくゆっくり来るんだよとユウキは言った。キリト、ユイ、リーファ、リズたちがやってくる。そしてたくさんのプレイヤーがユウキのもとへ。すごい、妖精たちがあんなにたくさん、何でとユウキ。アスナはあなたはこの世界に降り立った最強の剣士。あなたほどの剣士はもう二度と現れない。そんな人を寂しく見送るなんてできないと言った。みんな祈っている。ユウキの新しい旅がここと同じくらい素敵なものになりますようにって。嬉しいよとユウキ。ずっと考えていた。死ぬために生まれた僕がこの世界に存在する意味は何だろうって。今この瞬間にいなくなったほうがいいと何度も思った。なんで僕は生きているんだろうって。でもようやく答えが見つかった気がする。意味なんてなくても生きていていいんだって。だって最期の瞬間がこんなにも満たされているんだから。こんなにたくさんの人に囲まれて大好きな人の腕の中で旅を終えられるんだから。絶対にまためぐり会うから、その時にはユウキが見つけたものを教えてねとアスナは言った。姉の姿が浮かぶ。僕、ここで頑張って生きたよ。ユウキは静かに目を閉じた。桜の花が咲く中、紺野木綿季の告別式。たくさんのプレイヤーも参列した(オフ会?多すぎだろ)アスナに初めましてと言った女性はシウネ(本名アン・シウン)だった。4月から外出ができるようになったとシウネ。急性リンパ性白血病を3年前に発症。薬の副作用がきつくて何度も諦めかけたがユウキに励まされた。2月頃から薬の量が減ってその時が来たのかと覚悟していたが、1週間前、ユウキとお別れした次の日に完全寛解したと言われた。退院したが治った実感はない。私だけここに残っていいのかなというシウネにアスナは、命は心を運び伝えるものだと最近思うと言った。長い間おびえていたがユウキが教えてくれた。自分からふれ合おうとしなければ何も生まれないと。ユウキからもらった強さをいろんな人に伝えたい。ユウキの心を歩み続けられる限り遠くまで運びたい。そしていつかユウキと出会ったとき、たくさんの心をお返しできればいいなと思う。ジュンも最近使い始めた薬がよく効いているらしい。まるでユウキがまだこっちに来るのは早いと言っているみたいだとシウネは言った。スリーピング・ナイツがもう一度そろうのはかなり先になってしまいそう。キリトが倉橋医師とやって来た。知り合いだったのかと聞くと、通信プローブの件でメールのやりとりをしているとキリト。医療用フルダイブ機に生かせないか相談に乗ってもらっていると倉橋は言った。メディキュボイドをテストした最初の人間としてユウキの名前はずっと残ると思うと倉橋。初期設計の外部提供者とならんで賞を贈られてもいいくらいだと言った。設計したのは医療機器メーカーではないのかと聞くと、基礎設計は外部からの無償提供で名前は、神代凛子(こうじろりんこ)教授と言ったかなと倉橋は言った。キリトの顔色が変わった。俺はその人を知っていると言った。ダイブ中のヒースクリフの体の世話をしていた人で彼と同じ研究室で一緒にフルダイブ技術の研究をしていた。つまりメディキュボイドの基礎設計の本当の提供者は茅場晶彦...遅くなったがみんなで花見。ユイも一緒に来れたのはユウキが開発に協力してくれたおかげとキリト。仮想世界と現実は近づけば理想的な未来が来るものだと思っていたが、その境界が曖昧になると人を惑わせたりすることもある。でもそれで救われるひともたくさんいる。あの男がどう思っているかわからないが、自分の目で確かめたいという思いが強くなったとキリトは言った。この先、未来がどうなるかはわからないけど、君はいつまでも一緒にいてほしい、俺はずっと一緒にいたいとキリト。地球の裏側でもついて行くからとアスナは言った。私もとユイ。みんなが記念撮影しようと呼んでいる。キリトはアスナの手を取った。 (完)★感想 最終回は突っ込まないつもりだったのですがね。いきなりOPダイジェストで詰め込みましたねw 思えばあまり好きじゃないと言いながら24回。1期からだと50回。長かった~またいつか続きがあるのでしょうかね。マザーズ・ロザリオは悲しいけどいい話だったとは思います。泣くほどじゃなかったけどね。長くおつき合いいただきありがとうございました。とりあえずSAOはこれにて終了かな。ページビューランキング
2014.12.21

バグズ2号の悲劇から20年経ち、地球では火星からの未知のウイルスが猛威をふるっていた。ウイルスのサンプルを入手してワクチンを作るため、アネックス1号が火星へと向かう。人間とゴキブリの種の存続をかけた戦争が始まる。 TERRAFORMARS あらすじ・感想・各話タイトルクリックで、あらすじ・感想記事にリンクしています☆第1話 SYMPTOM 変異☆第2話 DEPARTURE 出陣☆第3話 TO MARS 災いの星へ☆第4話 WAR 全面戦争☆第5話 EXCEPTIONAL TWO 奇跡の子☆第6話 2MINUTES 2分間☆第7話 CRAB 猛士☆第8話 DER ZITTERAAL 電撃生物☆第9話 TOO SAD TO DIE 雷雨の一粒☆第10話 DESIRE 願い☆第11話 BOXER ボクサー☆第12話 SHOOTING STAR 軌道と無軌道☆第13話 TERRA FOR MARS 彼方と此方ページビューランキング
2014.12.20

バグズ2号の悲劇から20年経ち、地球では火星からの未知のウイルスが猛威をふるっていた。ウイルスのサンプルを入手してワクチンを作るため、アネックス1号が火星へと向かう。人間とゴキブリの種の存続をかけた戦争が始まる。☆前のお話は→ 「第1話~第12話 あらすじまとめ」#13 最終回 ~TERRA FUR MARS 彼方と此方~ 1班と2班が合流した。地球にも通信が入った。七星(蛭間七星、蛭間一郎の弟。アネックス1号計画の副司令官のひとり)が苦労して日米を合同班にしたかいがあったなと蛭間一郎(日本国内閣総理大臣。バグズ2号乗組員のひとりで生還者。11人兄弟の長男) だがそのしらせが届いた直後、火星からの通信は途絶えた。グッドマン(アメリカ合衆国大統領)から一郎にホットラインが入る。首脳会談のお誘いだった。1班のマルコスたちの到着を確認したアレックスは、そこにシーラがいないことに気づいた。どうしたのと聞かれて、加奈子は燈と班長を届けたし薬も渡したし、マルコスたちのことも燈たちが守ってくれると言った。燈はマルコスにまわりのゴキブリをたのむと言い、加奈子には生きている人の救助をと告げ、オケラのような手の形をしたテラフォーマーと戦う。・オケラ よじ登る、泳ぐ、穴を掘る、走る、跳ねる、飛ぶ、鳴く。7つの能力はオケラの七つ芸とも呼ばれる。加えて圧倒的な腕力を誇る。燈はオケラ型に、今からするのはもしかしたらただの八つ当たりで、てめえにとっちゃ身に覚えのないとばっちりかもしれねえ。だがどうせ言葉も通じないんだから言わせてもらうぜと言った。ミッシェルはニジイロクワガタ型のテラフォーマーと戦う。・ニジイロクワガタ 甲虫類特有の硬い体を持ち、その玉虫色の体表は迷彩効果がある。負傷しているジャレットがミッシェルに俺にやらせてくださいと言う。休んでいろと言ったがジャレットは、俺は頭よくないから国際情勢とか全然わかんない。それどころかバカやって食い詰めて運よく手術しただけの流れもんだけど、人類を未知のウイルスから救うためと聞いて誇らしかったと言った。だからそれを阻むゴキブリたちにも、ましてや人間なのにこの命がけの計画を利用しようとしているやつらにも、死んでも負けたくないんですとジャレット。そうだな、頼むとミッシェルはジャレットに薬を投げた。テラフォーマーと戦うマルコスのところにアレックスが来た。マルコスは土下座して、すまなかった、俺がついていながら、シーラは...と泣いた。テラフォーマーたちが近づいてくる。アレックスはマルコスを一発殴ると、俺たちは何しに火星まで来ているんだと言った。俺に謝る必要はない。俺たちは生まれた時から、利用される側、捨てられる側の人間だった。そんな人生を変えるために来ているんだろう。まっとうに生きるための戦いだろう。ゴキブリだらけのこの星で泣いてる暇なんかないだろうが。取るぞ、仇。完璧に任務をこなしてゴキブリも裏切り者も全員ぶっ殺して地球に帰る。でいいんですよね艦長とアレックスは言った。小町艦長が来てテラフォーマーを倒していた。慶次も一緒だった。ああそうだと小町。この戦いも、これからの戦いも俺たちは負けない。救助艦が来るまでの残り39日を。4人はテラフォーマーの大軍に立ち向かう。必ず生き延びるぞ。・反響定位 シャチを含むイルカの仲間が持つ音波を使った定位能力。ジャレットがニジイロクワガタ型の位置を特定してミッシェルが攻撃したがテラフォーマーは同じように攻撃しミッシェルの体を締めつけた。ミッシェルは口から霧状のものを出した。地球では嫌がる女子に無理に触るのをセクハラと言ってな、訴訟、罰金、減給、免職、もしくは、こうなる。ミッシェルはニジイロクワガタ型を粉砕した。地球では、グッドマン大統領からの報告で、プランデルタの救助艦が未だ飛んでいないことがわかる。救助が来るのを信じて戦っている小町艦長やクルーたちはどうなるのか...火星からの通信が途絶えたことは本多にも伝えられていた。全部の班からの電波が一度に消えた。これは全滅ではなく妨害か、しかしまさかゴキブリどもの知恵ではないだろうと本多。いったい誰が。七星は、ファイターとスニーカーをご存じですよねと言った。・ファイター・スニーカー 昆虫の生態。自らの力で挑み勝ち取るのがファイターで戦わずしてずる賢く奪うのがスニーカー。アネックス1号計画の司令官はアメリカ人。その下に七星を含め副司令官が14人いる。そこにもファイターとスニーカーはいると七星。 アドルフの戦いの跡にひとり到着したジョセフ。リーダーを失ったテラフォーマーたちに、どうすんの?と聞いた。作戦を練り直すか、これ俺がやったことになってる?仇討ち的なものがあるのか、それとも何でもいいから全力でぶっ殺すってやつか。もう君らだけ相手にしている場合じゃないけどねと言った。壁画を見つけた第3班。何者かがこれをゴキブリどもに見せていた。それでやつらは倉庫を狙い打ちできた。薬の意味も理解していた。壁に描かれている脱出機の着陸場所はウソだった。そうか、やつらかとアシモフは言った。燈の戦い方が雑になった。どうした落ち着けと声をかける。戻って来いと小町。もう昔のお前じゃない、我々の仲間になったんだとミッシェル。我に返った燈は大丈夫ですと言った。オケラ型のテラフォーマーは燈が穴に置いた糸の網にかかってミノムシみたいになっていた。小町に礼を言う燈。俺は何もしてねえよと小町。全部おわったような顔をするのはまだ早いぞと言った。1匹みたら30匹いるとかいうのは本当だなとミッシェル。それ100匹じゃなかったですかと燈。何にしろやることはひとつだと小町。狡猾なスニーカーたちと違い彼らは、俺たちはファイトしている。理解者を装いながら他人の戦いの成果の出るその瞬間だけを計算高く奪い取ろうとするやつらに彼らは負けないと七星は本多に言った。膝丸燈、ミッシェル・K・デイヴス、あなたの研究も渡しません。来てもらえますね、私と一緒に。なあ、シーラよ。俺たちはまだまだお前のところには行けないんだよ。このど真ん中勝負があるからよ。アレックスがテラフォーマーに球を投げた。蛭間一郎はグッドマンと会っていた。小町小吉を、あいつと、あいつが仲間と認める者たちを、だれひとり俺は見捨てない。この蛭間一郎、全身全霊をかけて、絶対に助ける。ミッシェル・K・デイヴスが、小町小吉が、鬼塚慶次がテラフォーマーを倒す。共に戦うマルコス・E・ガルシアとアレックス・K・スチュワート。膝丸燈が、三条加奈子が、押し寄せて来るゴキブリと戦う... 燈が言った、てめえら、一回じゃわかんねえなら何度でも言ってやる。俺らの道具や技術を盗んで強くなったとしても、内側から俺らの足を引っ張る汚いやつがいたとしても、俺らは絶対に負けねえ。「地球を、地球生物を、なめんなよ!!!」(完)★俺たちの戦いはこれからだ。とまとめたわけですね。前半ガッカリな部分もあったので残念です。最終回、それぞれの戦いは良かったし、一郎もカッコよかった。原作は全巻よみました。切羽詰っているのに笑わせるところも、昆虫などのうんちくも好きです。アニメもカッコイイ続きに期待します。ページビューランキング
2014.12.20

『蟲(むし)』見慣れた動植物とは違う、時にヒトに妖しき影響を及ぼすもの。蟲師(むしし)は、それらを調査し在るべき様を示す。ヒトと蟲の世を繋ぐ者、蟲師ギンコの旅の物語。★前のお話は→ 蟲師 続章 あらすじまとめ★蟲師1~26話 特別篇は→ 蟲師 あらすじまとめ蟲師 続章 第19話「泥の草」 娘のユリを探すシゲル。山の中で見つかったが体がなく衣だけが残っていた。山に取られたんだと言われた。奇妙な病が蔓延している里にやって来たギンコ。人々の足にはイボのようなものがたくさん出来ていた。この三日のうちに急に発症、足が痺れて辛いと訴えた。誰かが山に入ったんだ。だから死が伝染ったんだと囁く。死が伝染る? ギンコに老人が話した。四日前に亡くなった者がいる。この里では山のあちこちにある沼地に死者を置いて葬る。するとやがて骸は骨まで消えて衣のみとなる。山に帰るのだと我々は思っていると老人は言った。それが終わるまで七日間は山に入ってはいけない。遠い昔にそれを破ったものが持ち帰り里中に広めたという言い伝えがあるので畏れている。骸草(むくろそう) 動物の骸を骨まで分解して泥状にする蟲。その泥を生体に踏まれることで子株を拡げ、それをまた踏んだ生体に寄生していく。里の人たちの足に生えているのは骸草の芽のようだった。言い伝えとも重なる。ギンコが調合した薬を塗るとイボがポロっと取れて痺れも治った。ギンコは道で骸草を見つけた。草全体には塩をまけば消える。骸草が生えていた家から少年(草介)が出て来た。その足にもイボがあったので薬がいるのかとギンコが聞くと伯父さん(シゲル)を看てあげてと言った。その足には芽ではなく成長した骸草が生えていた。抜いても抜いても出てくる。抜くと手にも生えるとシゲルは言った。シゲルの足の骸草には薬が効かなかった。他のものと違う。山に入ったのはあんたかと聞くとシゲルは、ああと言った。亡くなったのは弟(シノブ)で、その息子の草介と山へ供養に行った。あんな言い伝えは嘘だと思っていた。十年前に娘がいなくなり探すと山で衣だけが見つかった。皆、山に取られたと言ったが山に入った誰も病にはならなかった。だから大丈夫だと思った。父さんに会いたい、山にひとりにするなんて可哀想だと泣く草介を見て、お別れを言いに行こうとふたりで山に入った。シノブの骸には草がたくさん生えていて体は消えかけていた。草介は駆け寄って草を抜こうとした草介だが、父さんは本当に山の一部になったんだと言った。この草は父さんの分まで生きているんだと。ひとりになってしまった草介に、うちの子になるか、伯父さんを父さんの代わりと思ってくれとシゲルは言った。家に帰ろうと近づいたときに草(が生えている骸)を踏んだ。その日以来、足から草が生えてきて育っている。話を聞いてギンコは妙だなと思った。山で偶然、泥状の骸を踏んで病になった例はわりとあるが薬で治っている。何か他に原因があるはずだと。弟さんはどんな亡くなり方をしたのかと聞くと崖から落ちて見つかった時にはもう亡くなっていた。いつも俺を慕ってくれて特別仲のいい兄弟だったから辛かったとシゲルは言った。伯父さんは治ったかと聞く草介にギンコはまだわからないことがあってと答える。お前も薬を塗るかと言うと俺はいいよと草介は言った。この草は父さんの代わりに生えてきたんだという草介に、でも辛いだろう、薬は伯父さんに預けておくからその気になったら使うといいとギンコ。ふたりはどんな兄弟だったかと聞くと草介は、父さんは伯父さんのことが大好きだった。小さい頃はよく伯父さんとの思い出話をしてくれた。でも何年か前からあまり伯父さんのことを話さなくなったと言った。兄さんに話があると思いつめた様子のシノブが来た。何でも言ってみろとシゲル。シノブはすまなかったと泣いて謝った。ユリは自分が死なせてしまった。いると知らずに荷車の下敷きに。兄さんに言えなくて山に運んだ。自分も子を持って、あの子を見るたび苦しかった。どうしてこんなことを......地面に手を着いて何度も謝るシノブの頭をシゲルは石で殴りつけた。シノブを背負って運ぶと崖から投げ落とした。夢の中でシノブが兄さんすまないと言う。シゲルは、もういい、お前は死んだんだと言って飛び起きた。足の草を見て、お前まだ生きているのかと呟いた。草介は父の言葉を思い出していた。父は昔ある人に酷いことをしてしまったと言った。もし父さんに何かあっても、お前は誰も恨んだりしないでくれと言った。この里の者はいつかはみんな山に帰るんだ。何も心配することはないと。ひとつ考えが浮かんだので試しに聞いてみてくださいとシゲルに話すギンコ。この足に生えている骸草という蟲は普段は泥状のものだが生き物の死臭に反応し死骸から芽を出す。その芽を踏むと寄生されるが生きたものから芽を出しても育つことはない。だがあんたのは骸と同じ反応をしている。あんたの体に死臭がしみついているからと考えると筋が通る。いったい何のことを言っているとシゲル。ギンコは、それを追及するつもりはないと言った。この考えが正しければわずかな死臭も残さぬようしっかりと洗い清めれば薬も効くようになるはず。心当たりがあるなら試してみるといい。俺が口を出すのはここまでだ。川で体を洗うシゲル。そこに草介が来た。父さんを殺したの?と草介。何を言っているんだとシゲルが言うと、さっきの蟲師さんの話を聞いていたと言った。そのことを誰かに言ったかとシゲル。誰にも言わないよ、父さんは誰も恨むなって言ったからと草介は言った。シゲルが草介に近づく。伯父さんは俺に優しくしてくれた。なのにどうして、そんなことをしてしまったのと草介。怒りでどうしようもなくなったとシゲル。だがもしあの時こらえられたとしても、どのみちいつかはこうなっていただろうよ。お前だっていつかは俺を...草介を捕まえようと手を伸ばしたシゲルが川に落ちた。足が痺れて動かないシゲルは草介に早く助けてと言いながら沈んで行った。ギンコが川を通りかかると河原に骸草が生えていた。山にも帰れなかったのかとギンコは言った。☆次回 「常の樹」ページビューランキング
2014.12.19

『蟲(むし)』見慣れた動植物とは違う、時にヒトに妖しき影響を及ぼすもの。蟲師(むしし)は、それらを調査し在るべき様を示す。ヒトと蟲の世を繋ぐ者、蟲師ギンコの旅の物語。★前のお話は→ 蟲師 続章 あらすじまとめ★蟲師1~26話 特別篇は→ 蟲師 あらすじまとめ蟲師 続章 第18話「雷の袂」(いかずちのたもと) 遠くで雷が鳴っている。あの光を見ると心が騒ぐ。おいで、こっちへおいで。(木に縛り付けられたレキは何度もごめんなさいと謝って泣いたが母は許してくれなかった。雨が降り出し雷が鳴った。そして木に雷が落ちた)何度も落雷にあっている木があると聞いてやって来たギンコ。家をたずねて母親(しの)に何か原因があるのではないかと思ってと話す。あの木は確かに立派だが他にも大きな木はある。それなのに何度も落雷するというのは何らかの要素が加わっている場合が多いのだとギンコは言った。例えば、蟲がそこにいるとか。庭の木には蟲はいなかった。この家に雷に打たれたことがある人はいないかと聞くと息子のレキがそうだと言った。レキの腹をみると確かにいるようだった。雷が近づくとヘソのあたりがあつくならないかと聞くとレキは頷いた。雷に打たれたのはいつかと聞くと父親が最初は5年ほど前。それからあと3度ほど、いずれもあの木の下で打たれたと言った。よく無事でしたねとギンコ。これはやはり蟲の仕業だと言った。招雷子(しょうらいし)といって、本来は上空を漂い雷を食って生きているものだが、落雷の拍子に幼生が地表に落ちてくることがある。そうなると自ら上空に戻ることはできず、近くの木のくぼみや、ヒトがいた場合はヘソから体内に入り身を隠す。そして体内から放電して雷を呼び宿主に落とし、それを食って羽化する時を待つ。招雷子が雷を食うため落雷を受けても即死することは少ないが何度も受けているといずれは命を落とす。雷が鳴ったら入れる洞でもあればいいがとギンコは言った。地下の壕にいろと言うのだがいうことを聞かないと父親は言った。この子のへその緒で煎じ薬を作れば招雷子を体外に出すことができるとギンコは言い、使わせていただけますかと聞いたが、しのはどこにやったかしらと言った。レキの命にかかわるからすぐに探すんだと夫に言われた。レキは俺いいよ、このままでと言った。ギンコはレキの父親に、立ち入ったことを聞くが、あのふたりは実の母子なのかと聞くと、妻は子どもとの接し方がわからないようだが、確かにあれは腹を痛めて産んだ子ですよと言った。しのはこの縁談をどうしても受けたくないと母に言った。他に嫁ぎたい人がいるのだと。だが聞き入れてもらえなかった。嫁いで子を授かったが産みたくないと思い川に入ろうとしたが夫に止められた。レキが生まれた。でも私はきっとこの子を愛せないと思った。雷が鳴る中、幼いレキを木に縛りつけた。鳴き声が聞こえたが耳をふさいだ。木に雷が落ちた。それからレキは雨の中木に登るようになった。雷が鳴って危ないから中に入りなさいとしのは言ったがレキは聞かなかった。そしてまた雷に打たれた。木に登るレキにギンコが話しかける。なぜ雷から逃げようとしないのか怖くはないのかとたずねると、怖いよ、でも好きだとレキは言った。凄く強くて、凄くきれいだ。父さんも母さんも俺を真っ直ぐ見てくれないが、雷は真っ直ぐ俺に向かって来る。だがこのままでは、いつ命を落とすかわからないぞと言うと、かまうもんか、もともと生まれてこなければよかったんだとレキは言った。へその緒は見つかったかとしのにギンコが聞くと、それが、どこにも。きっとうっかり捨ててしまったのだと言った。腹を開いて取り出す方法もあるが息子さんはそうさせてくれそうもないとギンコが言うと、あの子はこんな母を怒っているのですとしのは言った。だから目の前に雷を落として母を罰する。それも当然だ。実の母子だというのに愛情のひとつも受けられなくて、でもどうすればいいのかわからない。雨雲が出て来た。木を見ていたギンコは気づいた。ギンコはしのにレキがなぜあの木の上で雷を待つのか本人に聞いたことがあるかとたずねた。聞かずともわかりますからと言うしのに、こうも考えられませんかねとギンコは言った。あの木は自分以外のものを落雷に巻き込む確率が一番低い場所。家屋からは離れていて雷の被害が及ぶことはないがこの距離なら雷に気づいて駆けつけることができる。村の者も雷が鳴ればあの木には近づかない。あんたは、そんなふうに考えたことはなかったのか。レキが雷を呼ぶのを止めに行くギンコ。しのに一緒に来るように言うが、しのはレキは私のいう事なんか聞かないと言った。あんたじゃなきゃ止めさせられない、あんたでなきゃダメなんだとギンコは言った。ふたりでレキのところに行く。しのが死んでしまうかもしれないから戻りなさいと言うと、俺、かまわないよとレキは言った。もっとしっかり言ってやれ、お前に生きていて欲しいんだって言ってやれとギンコはしのに言う。しのは思えないと言った。どうしてもそんなふうに思えないと言って泣いた。しのはレキに近づくと抱きしめた。そして一緒に死のうかと言った。今度はちゃんと子どもを愛せる母親に生まれてきてあげるから。レキはしのを突き飛ばすと走り出した。雷がレキに向かう。そして雷が落ちた。あんたを守ったんだとギンコ。それでもまだと聞くと、わからないわ、としのは言った。レキが気づいた。ヘソから蟲が出て行った。その後、レキは親戚の家に預けられることになったという。この母子にはそれが生きる道なのかもしれない(へその緒はレキが持っていた)☆次回 「泥の草」(後味悪いの連続ですね。きついかも)ページビューランキング
2014.12.19

丸の内 イルミネーション 2014KITTE(雪のクリスマスツリー) オアゾ 新丸ビル 丸の内仲通り 丸ビル ブリックスクエア ページビューランキング
2014.12.18

ヤマノススメ セカンドシーズン あらすじ・感想 ★ファーストシーズンはこちら→ 「ヤマノススメ」・各話タイトルクリックで、あらすじ・感想記事にリンクしています★セカンドシーズンのススメ☆第1話 「テントに泊まろう」☆第2話 「富士山を見に行こう」☆第3話 「山に登るということ」☆第4話 「降りた後のお楽しみ」☆第5話 「ゆるして、あげない!」☆第6話 「好きな事をするために」☆第7話 「カワノススメ?」☆第8話 「素敵な思い出を」☆第9話 「初めまして、富士山」☆第10話 「富士山って、甘くない...」☆第11話 「もぉ、やだ!!」☆第12話 「Dear My Friend」 ☆第13話 「不思議なホタルの物語」☆第14話 「お母さんと霧ヶ峰」☆第15話 「雨具の記憶~ねえ、ゆうか。今なにしてるの?」☆第16話 「思いをうけついで」☆第17話 「高いところって、平気?」☆第18話 「アルバイト、始めます!」☆第19話 「宿題が終わらないよぉ」☆第20話 「ここなの飯能大冒険」☆第21話 「思い出の山へ」☆第22話 「ともだちになろ?」☆第23話 「約束」 ヤマノススメ セカンドシーズン(1)【Blu-ray】井口裕香楽天ブックスで詳細を見るページビューランキング
2014.12.18

ヤマノススメ セカンドシーズン二十三合目 「約束」★前のお話は→ 「第1話~第22話 あらすじまとめ」★ファーストシーズンはこちら→ 「ヤマノススメ」 谷川岳肩ノ小屋に到着したあおいたち。雨は降り続いていた。晴れてくれないと、ひなたとの約束が叶わないと心配するあおい。遅れてほのかが小屋に到着。トマの耳まで行って来たと言った。あおいが、いい写真とれたかと聞くと、雨が降ってたから景色はあまり見えなかったけど、花とか岩とか撮ったとほのかは言った。 写真っていいよねとかえで。でもカメラには別の使い方もあるんだよと言うと、ほのかのカメラを持って山小屋のご主人に写真を撮ってもらえますかと言った。みんなで記念撮影。突然のことに驚いたほのかだが、人はあまり撮らないから新鮮だと言い、かえでに、ありがとうございますと言った。 ほのかも交えて5人で同じテーブルで食事。美味しい。そういえばあおいは富士山のときは、ごはん食べなかったんだよねとひなた。高山病でダウンしたことをほのかに話してしまった。無事に登ってこれてよかったですねとここな。お母さんにプレゼントでもらった靴のおかげだなとここなは思った。 いきなり今日は何月何日だったっけと言い出すひなた。何いってんの今日は8月11日じゃないとあおい。8月11日といえばとかえで。「ここなちゃん、お誕生日おめでとう」あおいがバイト先でレシピをもらって作ったパウンドケーキをプレゼントした。他の登山客もおめでとうと拍手。ここなは大喜びだった。 食事のあとトランプをしていたが、ここなが眠そうなので、みんなそろそろ寝ることに。片づけをするかえでとひなた。かえでが、あおいちゃんのサプライズ、大成功だったわねと言うと、ひなたが実は気になっていたことがあると言った。あおいへのサプライズをひなたが計画した三ツ峠。あおいが本当に喜んでいたのか気になっていたとひなた。かえでは、大胆そうに見えて繊細なんだねとひなたに言った。 さっき、ほのかちゃんに余計なおせっかいしたけど、満更でもなさそうなさそうだったでしょとかえで。だからいいんだよ、きっと。笑顔って人から人に伝わっていくものだと思う。私は自分のやったことを信じる。だからひなたちゃんもとかえでは言った。ひなたは実はもうひとつ、約束が叶ったら、その後は、と言いかけてやめた。 ほのかは今日とった花の写真をあおいに見せてくれた。晴れているときの花もいいけど、雨のときは別の良さがあると思うとほのか。写真は自分の目線がそのまま残るから後で見るとそのとき何を考えていたかがわかって面白いとほのかは言った。 明日、晴れるといいねとほのか。あおいは、でも自分でも変だと思うんだけど、約束が叶っちゃうことが何だか不安なんだと言った。何かが変わってしまいそうで、今までの私たちじゃなくなっちゃうんじゃないかって。ほのかは、写真でずっと撮りたかった景色、それが撮れても終わりじゃないと言った。また別の撮りたい景色がきっと出て来るから。たぶん、それはずっと続いていくと思う。 ずっと続いていく。あおいはほのかに、ありがとうと言った。よかったらアドレス交換しないかとあおい。またお話したいし写真も見たいから。あおいとほのかはアドレスを交換した。よかったら飯能にも遊びに来てねとあおいは言った。そろそろ消灯だってとひなたとかえでが戻って来て就寝。 翌朝。朝日を見るため暗いうちに出発する。雨はやんでいた。霧の中を歩く。あとは霧が晴れてくれれば。あおいはほのかに何で山に登るのと聞かれたことを思い出していた。何でだろう、わかんない。でも登り続けていれば、いつかその答えが出せるかもしれない。 見えてきたよとひなた。あたりが少し明るくなってきた。トマの耳に到着する。来たね。うん、来た。とあおいとひなた。いろいろあったよね。 いつかまた、ふたりで来ようね。ぜったいだよ。小さいころにふたりでそう話した思い出の山に朝日が昇る。あおいとひなたは手をつないだ。そう、約束。 トマの耳からオキの耳へ。山頂でみんなで写真を撮った。 約束が叶っても、それは終わりを意味しない。ひなたと、みんなと、約束はずっと続いていく。次はどこへ行こう。どこまで行こう。思えばきっと、どこまでだって行けるよ。これからも、たくさん作るんだ。忘れられない思い出を。★谷川岳、無事登れて朝日も見れてよかったですね。山の景色もきれいで、いいお話でした。あ、最終回ではないの?wページビューランキング
2014.12.18

『蟲(むし)』見慣れた動植物とは違う、時にヒトに妖しき影響を及ぼすもの。蟲師(むしし)は、それらを調査し在るべき様を示す。ヒトと蟲の世を繋ぐ者、蟲師ギンコの旅の物語。★前のお話は→ 蟲師 続章 あらすじまとめ★蟲師1~26話 特別篇は→ 蟲師 あらすじまとめ蟲師 続章 第17話 「水碧む」(みずあおむ) ギンコが河原で休んでいると、上手に泳いでいる少年(湧太・ゆうた)がいた。岸に泳いで来た湧太はギンコの蟲タバコの煙にむせたのか咳き込んだ。悪いな、煙たかったかとギンコ。体にふれると水に入っていたにしてもやけに冷たかった。母親のタキが探しに来た。湧太は獲った魚を差し出した(その手には水かきのようなものが) 今日もたくさん獲れたわねとタキは言ってふたりは帰って行った。ギンコがタキに声をかける。その子、泳ぎは達者だが走るのは少々不得手では。だったら何なのとタキ。異様に喉の渇きを訴えたり。何が言いたいんですかとタキ。ギンコは家をたずねて話した。いくつか蟲師の記録と符合することがある。低い体温、言葉の遅れ、稀に水かきがある者。それらの原因が蟲なら影響を薄める薬がある。やはり他の子と様子が違うのはいろいろと不安なんじゃないですかとギンコは言った。 湧太は寝ていても水をかくように手を動かしていた。夢の中でも泳いでいるのかとギンコが見ると目から水のようなものが流れ出た。ギンコは、あの子の中には、「雨蠱(うこ)」という蟲がいますと言った。個体としては肉眼では捉えられないほど小さなもの。それが雨に紛れ川に流れ込むと群れて青い巨大魚のような姿で川を下り、やがて海に出て子を生す。それがまた水蒸気に紛れ雨となり山河に降り注ぐ。そうして生きていくものにすぎないが、川を下るときに群れの一部が淵などに取り残されると、魚に喰われないように山椒魚などの体内に寄生する。が、ごく稀に、溺れて仮死状態となったヒトに寄生することがある。そうなると蘇生はするがこのような影響が残り完全に抜くことはできない。大水が起こると濁流に乗じて海に出ようと自ら抜け出ることもあるが、いつ起こるともわからない。ギンコは薬を渡し、まずはしばらく、この薬で様子を見てくださいと言った。夜中に水の夢を見て起き出し川に行く湧太。タキが後を追い夜は来ちゃダメだって言ったでしょと止めた。タキは薬を飲ませる決心をした。薬を飲むようになった湧太は、相変わらず川で魚を獲っていたが、水かきのようなものは消えていた。体温も上がってきたようだった。体が魚みたいに冷たいから人の子じゃないんだと言って遊んでくれなかった子どもたちも、そんなことないなと魚を獲るのが上手な湧太と遊ぶようになった。言葉も多くなった。湧太はタキに川はどこから来るのとたずねた。山奥の谷から流れて来るのよとタキ。谷の水は? 空の雲から降ってくる。空の雲は? 海から生まれる。海? この川が行き着くところ、たくさん水があるところ、母子はそんな話をした。海は母さんもまだ見た事がないけど、見渡す限り水なんだってと言うと、湧太は目を輝かせた。じゃあ、海も川も雨も雲も、みんないっしょ?と湧太。形は違うけどみんな同じなのとタキは言った。ギンコが再びやって来た。元気そうな湧太は煙もそんなに嫌じゃなくなったと言った。薬が効いたようだなとタキと話すギンコ。体温も上がってきたし、以前は日に一升も欲しがった水が七合ほどに減ってきたとタキ。ありがとうございますと言うと、あの薬をまたいただけますかと言った。ギンコは、言っておくがおそらくこれ以上の効果は望めないと言った。蟲が抜けたわけではないのでね。本来、ヒトに寄生するものではないから、そう深く結びつかないが、山椒魚などは寄生されて数年経つと同化して水に消えてしまう。あの子は薬で影響を抑えながら現状を保てるはずだ。それで良ければまた頃合いを見て薬を持ってくるとギンコが言うと、そうね、それで十分とタキは言った。次はいつ来るのと聞く湧太に秋口だと答えるギンコ。じゃあな、もう溺れるなよと言うと湧太は溺れたことないよと言った。忘れてるんだろうとギンコは思った。 大雨になり川は濁流が流れた。夜、湧太が雨の中、行かなきゃと出て行った。タキは後を追う。ここらが長雨だと聞いて来たギンコが湧太を捕まえた。ギンコはこのままだと鉄砲水が来る。危険も伴うが雨蠱を抜けるかもしれないと言った。タキは湧太に、きっと他の子たちと同じになれるから我慢してねと言った。村のみんなに認めてもらえる子に。湧太を木の上に連れて行くと、もう行かなきゃと言った。絶対にどこへもやらないからとタキは湧太を抱きしめた。鉄砲水が来た。そして通り過ぎて朝になった。湧太はタキに雨、怖かったね、でももう怖くないよと言った。雨蠱は抜けたかとギンコは思った。湧太は喉が渇いたと言った。蟲が抜け切っていないのかと思ったら湧太の体がひどく熱くなった。おかしい。とにかく水をとギンコ。すると湧太の体は水蒸気のようになって空に上り消えていった。着物だけが残った。どうしてこんなことに......あの子は溺れたことがないと言っていた。川で溺れたのはあんたかとギンコはタキに言った。湧太が生まれる十か月ほど前、夫と魚を獲っていて舟が転覆、気づくと岸に流れ着いていたが夫は亡くなった。その後、夫の子を身ごもっていることに気づいた。腹の中で無事でいてくれたことに感謝した。生まれてきたのは冷たい赤子だった。けれど確かに生きていた。みんな恐ろしいと言ったけど嬉しかった。普通でないなりにこれまで生きてくれていた。どうして今になってとタキは泣いた。胎児は腹の中で水に浸されていてヒトよりも水の生き物に近いという。あの子はその段階で雨蠱に寄生された。そのまま体内で成長していくうちに分離できないほど深く一体化してしまった。私があんなものにつかれていなければと言うタキにギンコは、腹の中で無事だったのはあんたが寄生されて蘇生したから。でなけりゃ、ふたりとも生きていなかったろうと言った。あいつは生きた。確かにここに生きていた。 じゃあ、海も川も雨も雲も全部いっしょ? そうよ、形は違ってもみんな同じなの。湧太との会話をタキは思い出していた。湧太、あんた今、どこにいる? 川の中かしら海かしら、雨かしら。どうしたの? もう怖くないよと湧太の声。そうだね、あんたはどこにでもいるんだものね。タキは空を見上げた。☆次回 「雷の袂」ページビューランキング
2014.12.18

新宿の路地裏で、午前0時から朝7時頃まで営業しているめしや「深夜食堂」 店をひとりで切り盛りするマスター(小林薫)と客の交流を描くドラマ。第三部。 ★2011年に放送された第二部はこちら→ 「深夜食堂2 全話あらすじ」★2009年に放送された第一部から→ 第5話「バターライス」深夜食堂3 あらすじ・感想・各話タイトルクリックで、あらすじ・感想記事にリンクしています☆第1話 「メンチカツ」 ☆第2話 「豚バラトマト巻き」☆第3話 「里いもとイカの煮もの」 ☆第4話 「紅しょうがの天ぷら」☆第5話 「春雨サラダ」☆第6話 「ロールキャベツ」☆第7話 「しじみ汁」☆第8話 「きんぴらごぼう」☆第9話 「レバにらとにらレバ」ページビューランキング
2014.12.17

新宿の路地裏で、午前0時から朝7時頃まで営業しているめしや「深夜食堂」 店をひとりで切り盛りするマスター(小林薫)と客の交流を描くドラマ。第三部。☆前のお話は→ 第1話~第8話 あらすじまとめ☆2011年に放送された第二部はこちら→ 「深夜食堂2 全話あらすじ」☆2009年に放送された第一部から→ 第5話「バターライス」深夜食堂3 第9話 レバにらとにらレバ 店にやって来た刑事の野口(光石研)と夏木いずみ(篠原ゆき子) 注文したのは野口が「レバにら」で夏木が「にらレバ」ふたりはコンビを組んでいるが、前世では敵同士だったんじゃないかというほどそりが合わない。考え方も捜査の方法も違うふたりは、ことあるごとに衝突していた。下着泥棒の被害にあった女性の部屋に捜査に行くふたり。ここでもまた言い合いになる。野口は被害者に優しそうで好色な性質がのぞいていると言われショックを受ける。車で張り込む野口だが、夏木は下着姿で犯人をおびき寄せ逮捕する。狙い通りだったじゃないですかという夏木に野口は、たまたまだ二度とするなと言った。あんなのはおとり捜査でもなんでもないと野口。結果を出したでしょと夏木。正しい捜査手法のもと結果を出すんだと野口が言うと、そんなこと言っているから税金泥棒とバカにされるんだと夏木は言った。お前は何を目指しているんだと野口が聞くと夏木はハリー・キャラハンですと答えた。・ハリー・キャラハン 映画ダーティハリーシリーズの主人公。クリント・イーストウッドが演じた職務遂行のためには暴力的な手段も辞さないアウトロー刑事(架空の人物)店でマスターに愚痴る夏木。ヤクザ相手に一歩も引かず署長賞3回、警視総監賞の候補にもなった野口刑事も焼きが回ったもんよと話す。ケンカするほど仲がいいって言うけどとマスターが言うと、それはないと答えた。野口は一人暮らし。今朝も自分で朝食を作る。郷里の母親からの電話に母の体のことを気づかう。俺のことはいいからと野口。この年になったら、ひとりのほうが気がラクだと母に言った。警察署の前で母子と親しげに話す野口。同僚たちは、野口さん、また始まっちゃった、あれは病気だなと噂する。母子は殺人事件で夫を亡くした三上佐代子(阿部朋子)とその娘で、野口はいろいろと相談にのっていて、同情以上の感情を抱いているようだった。娘の誕生日と聞いてケーキを持って家をたずねる野口。チャイムを押そうとすると夏木がいて、何やってるんですかと言われた。慌ててケーキをつぶす野口。訪問中止でめしやへ。マルボーにいたとき、保険金目当てで殺しをやったヤクザを逮捕した。ご主人がその事件の被害者だった。俺たちの仕事は犯人を逮捕すれば終わりだが、被害者遺族にとってはその先の人生があるんだと野口は言った。何、ちょっといい話風に飾っているんですかと夏木。私たちは招かれざる客。刑事に同情されても迷惑でしかない。その上、野口さんのやっていることは、ストーカー規制法第3条に抵触しかねませんと言った。理屈で割り切れる話じゃないんだと野口が言うと、要するにご亭主を亡くされた未亡人に気があるんでしょうと夏木は言った。野口が帰ってひとりで飲む夏木。あれこそ公私混同だ、刑事に向いてないんじゃないかなあの人と話す。マスターは俺がひとりの時はいいけど、ちょっとおしゃべりが過ぎるんじゃないのかなと言った。コンビ解消かなと夏木。マスターは、そうやってきたんだ、今までと言った。コンビ解消、今度が初めての感じがしなかった。人材不足なんです。私に見合う相手がいなくてと夏木。本当にそう思っているんだと言うと、思ってますと夏木は答えた。そう思っている限り相手には伝わるさ。簡単に人を見限るなんて俺は嫌だねとマスター。そして、すまん、立ち入ったこと言っちゃったなと言った。それから数日後、ふたりが店にやって来た。今日は野口さんに会わせたい女性を呼んであるからレバにらを食べちゃダメと夏木。三上佐代子と娘が入ってきた。どうなってるんだよと聞く野口。今までのお礼が言いたいと言って来たのだった。ちゃんとお礼を言わなきゃと思っていたら夏木さんが場所を用意すると言ってくれたと三上は言った。続いて男性がひとり店に入って来た。婚約者ですと三上は紹介した。今、一緒に暮らしているんです。いろいろお世話になって、ありがとうございましたと礼を言われた野口は、ショックでグラグラ来るとビールをこぼした。三上たちが帰ったあと夏木は野口に気が付かなかったんですかと言った。あのふたりは3ヶ月も前に婚約してるんですけど。マスターがレバにらを出す。夏木はふたりで食べると言って野口にも取り分けた。にらだけ炒めても、レバーだけ炒めても、何か物足りなくて味気ないけど、ふたつが一緒になったとたん、何倍も美味くなるんだよな。★レバにらは、下味を付けたレバーに片栗粉のあと油をまぶすと、炒めるときにくっつきにくくなります。ページビューランキング
2014.12.17

小野田坂道は千葉県の総北高校の1年生。毎週ママチャリで秋葉原に通うアニメが大好きな気弱な少年が仲間と出会い自転車競技部に入部。試練を乗り越え才能を開花させていく......原作、渡辺航の自転車ロードレース漫画の第2期。 ★1期 (1~38話)はこちら→ 「弱虫ペダル 全話あらすじまとめ」弱虫ペダル GRANDE ROAD ~グランロード~ あらすじ・感想・各話タイトルクリックで、あらすじ・感想記事にリンクしています☆第1話 「フェイズ49」 ☆第2話 「エースたち」 ☆第3話 「翔」 ☆第4話 「覚悟」☆第5話 「薬局までの3km」☆第6話 「モってる男」☆第7話 「迫る、集団」☆第8話 「アラキタ」ページビューランキング
2014.12.17

小野田坂道は千葉県の総北高校の1年生。毎週ママチャリで秋葉原に通うアニメが大好きな気弱な少年が仲間と出会い自転車競技部に入部。試練を乗り越え才能を開花させていく......原作、渡辺航の自転車ロードレース漫画の第2期。☆前のお話は→ 第1話~第7話 あらすじまとめ★1期 (1~38話)はこちら→ 「弱虫ペダル 全話あらすじまとめ」弱虫ペダル GRANDE ROAD ~グランロード~第8話 「アラキタ」巨大な集団に飲み込まれた坂道。その集団を率いていた待宮の呉南はスパートして用済みの集団を置いて行った。オーバーペースで走ってきた集団の各選手は、もう追いかける足が残っていなかった。そういえば呉南の連中は一度も引いていなかった。集団の意思はバラバラになっていた。あの人は雰囲気を悪くする人だと坂道は思った。待宮は、今ごろ大混乱だろうと言った。バラバラな集団は失速するのも早い。希望を他人に預けたりするからだ、自業自得だと切り捨てた。呉南が総北と箱学の集団に迫る。 後ろの大集団は混乱していた。あの人だけは絶対に行かせちゃダメだ。追いかけようと坂道は思った。でもどうやって? 協調を思い出した坂道。人数が増えれば速度が上がる。まわりに声をかけるが無理だよと言われる。早くしないと。再び、前を追いかけたいんですけど協調しませんかと声をかけると、こちらを見たのは怖~い荒北だった。坂道が苦手な人だったが、僕と協調して一緒に前を追いかけてくれませんかと言った。うるせ~何でお前と走んなきゃなんねえんだよと荒北。俺は広島野郎に出し抜かれて頭に来てんだ。てめえの遊びに付き合ってる暇はねえんだよ。そう言うと荒北は前に飛び出した。どんどん前に行く荒北。二度も判断ミスをした。スタート前にやつのペテンにペースを乱されて、この集団が追いつくことを想定できなかった。そしてこのタイミングで広島が出るとは思わなかった。この集団に入ったとき、あいつは掛かったという顔で笑っていやがった。あいつらは俺たち王者を、福ちゃんが作ったこの箱根学園というチームをコケにしやがった。狭い場所も抜けて前に行く荒北。後ろから坂道が来た。あの2番の人に追いつきたいので道を譲ってください。坂道は荒北を追う。荒北は集団の先頭に出たが前を行く呉南は見えなかった。後ろから坂道が追いついてきて待ってくださいと言った。「細メガネ」まだ諦めてなかったのかと言う荒北に、お願いします、一緒に走ってください、あなたしかいないんですと言った。知るかボケと荒北。広島に追いつきたいけど平坦苦手だし、だけど僕は、前に出るためなら他の人を裏切ってもいいみたいな、あの人のやり方がいやなんですと坂道は言った。箱学の人たちは真っ直ぐだと思う。御堂筋くんも無口で口下手だけどたぶん間違ったやり方じゃないと思う。御堂筋が口下手? 荒北は戦略だ、バーカと言った。坂道、怯えるw 追い付くためなら何でもしますと坂道。真剣な坂道を見た荒北は、なんだこいつと思ったが少し福ちゃん(福富)に似ている気がした。坂道に、お前には福ちゃんのことどう映っているとたずねると、坂道は話したことないですけど、一見こわいですけど、みなさんに信頼されている感じでカッコイイと思いますと言った。当たってるよ、ついでに鉄仮面と荒北。そして、じゃあ俺は? と聞いた。坂道は思わず、怖くて怖くて、今にも食べられそうな人ですと答えてしまった。なんで話しかけた、俺が怖けりゃ触れなきゃいい。避けて通れば平穏無事だろうと荒北。できません、僕はチームのために走りたいんですと坂道。やりたいことがある時は、全力で出来ることで突破しろと言われましたから。 バカ正直な上に不器用だ。ロードレースに向いてねえよと荒北。誰かに似てるけどな。乗ってやるよ、協調。行けと荒北が手をあげた。箱学と総北が飛び出した。ふたりじゃ無理だろうと後ろの集団。振り返った荒北は、もうひとり連れてくやつがいると言った。やあ、坂道くん。真波がやって来た。3人なら3倍の速度で追いつくよ。前を追う。3人が飛び出した。見る見る集団を引き離す。坂道を見て、こいつ走り出したら意外に回すと荒北は思った。引っ張っていた坂道が呼んだので、限界かと荒北が言うと、全開で走っていいですかと言った。真波が荒北に、彼はもっと回しますよと言った。ケイデンスを上げる坂道。匂いが変わったと荒北は思った。獲物を追う獣の匂い?いや、もっと違う何かだ。追う、追いかける、ただ追いつきたい、そんだけみたいな。敵をかっ食ってやろうという欲がない純粋な匂いだ。しかし坂道のコース取りはメチャメチャだった。効率が悪い。どけバカ、見ててイライラする走りだな。でもお前、期待以上だ小野田ちゃん。坂道、怯えるw 真波が今度は俺の番だ代わるよと前に出た。急に風が変わったと感じる坂道。何か包まれているような、真波くんを風が避けているようだ。行くよと真波。スピードが上がった。荒北は、この不思議ちゃんが、ON/OFFが激しすぎるんだよバーカと言った。 今、俺、生きてる。笑いながら走る真波。楽しいね坂道くん、坂ならもっと楽しいねと真波。坂道もうんと答えて笑った。楽しい? なんだこいつら、笑ってやがる。敵を追っかけでピンチだっていうのに。福ちゃんが言っていたのはこれかと荒北は思った。福富は荒北に、真波が後方に沈むようなことがあったら引っ張ってやってくれと言った。新開は使える男だとわかるが真波はぼんやりしていて、ちょっと上れるクライマーてだけだろうと荒北が言うと、おそらくやつにはまだ覚醒していない部分があると福富は言った。連れ戻してくれ、お前の運び屋としての力をわかって頼んでいると。何となくわかったよ、福ちゃん。荒北は、平坦じゃクライマーてやつは遅いんだよと言って前に出た。見せてやるよ、王者箱学のエースを過去何度もゴールまで運んだ、箱根学園ゼッケン2番の引きってやつを。振り落とされんなよ。空気の感じがガラッと変わった。風圧で空気が後ろに引っ張られる感じだ。伏せていないと持って行かれるようだ。ギリギリのコース取り。ついて行くのがやっとの坂道。まわりの景色を見る余裕などない。すごい、これが戦ってゴールを取る人の走りなんだと坂道は思った。 見えたと荒北が声を上げた。広島ですかと坂道が言うと、残念賞と言われた。小野田くんと鳴子の声。総北と箱学の集団に追いついた。荒北は泉田に、てめえが引いていて広島に抜かれてるんじゃねえよと言った。でも合流できて良かったと坂道。荒北さんや真波くんのおかげでここまで、と荒北は合流せずに先に行く。合流しないんですかと聞く坂道。におってるだろうと荒北。臭いにおいが。止めらんねえんだよ。呉南に追いついた。驚く待宮。小細工してチョロチョロ逃げ回るドブネズミの臭いだと荒北。集団に取り込まれたはずのお前らがなぜここにと慌てる待宮。そうだ俺が見たかったのはそういう顔だよと荒北は言った。☆次回 「呉の闘犬」(遅れているので感想は後でまとめて)ページビューランキング
2014.12.16

☆表参道 イルミネーション 2014 ☆表参道けやき並木 ☆表参道ヒルズ ☆東急プラザ ページビューランキング
2014.12.15

中山競馬場 グランプリロード はなみち★12月6日、第4回中山競馬初日。新スポット「グランプリロード」が登場。・パドックと本馬場を結ぶ通路で、本馬場入場、退場時に使用されます。・競走馬、騎手との距離が近くなりました。☆12/6撮影 ★12/6(土) 3R 芝1,800mで初お目見え ・パドックからグランプリロードへ。騎手は通常パドックで騎乗しますが、連続騎乗でパドックに行けなかった場合はここから騎乗。騎手の控室は後ろの建屋にあります。 ・本馬場へ。レースによってはグランプリロードが使用されないこともあります。 ・誘導馬 ・レース後は検量。数字と←が書いてあるのは、勝馬整理所。上位馬は順位の数字の場所に入って下馬。騎手はゼッケンを外し鞍を持って後検量へ。正面1階が検量室。テレビ中継で「検量室前です」とインタビューなどが行われているのがココ(建物の外) ・検量、レース確定後、優勝馬は記念撮影。馬を返した後に表彰式。☆今年の競馬も残り少なくなりました。グランプリ「有馬記念」に向けてラストスパートといった感じでしょうか。馬券も気持ちよく締めくくりたいものですwページビューランキング
2014.12.15

およそ遠しとされしもの。下等で奇怪、見慣れた動植物とはまるで違うとおぼしきモノ達。それら異形の一群をヒトは古くから畏れを含み、いつしか総じて蟲と呼んだ。★2014年4月より放送の「蟲師 続章」→ 蟲師 続章 あらすじまとめ★前のお話は→ 蟲師 あらすじまとめ蟲師 第16話 暁の蛇(2006年に放送されたものです) 桜の花びらが舞う。木の下で昼寝をしていた女に蛇のようなモノが近づき耳から体に入る春爛漫。舟で川を行くギンコ。居合わせた男と女房の物忘れやいびきの話をする。舟を降りると船頭の少年カジが母親のさよの物忘れのことで相談があると言う。ギンコは家を訪ねた。家に行くとさよは変な生き物がいると騒いでいた。カニだったが忘れてしまっていた。初対面のギンコにカジのお友だちだったわねと言った。カジの話では、もともとおっとりしていて物忘れもあったが、昨年の春くらいから妙な忘れ方をするようになったという。その日は客が多かったのでさよの好物の団子を買って帰った。さよは美味しいわねこの菓子、こんなの初めて食べたわと言った。たまに食べているだろうと言ったが団子についての記憶を全部なくしていた。他にも、あまり着ない着物の中で柄のあるものだけ忘れてしまっていたり、くしゃみというものを忘れてカジがくしゃみをすると変な事しないでよと言ったり、正月に親戚の家に行ったときには、叔父、叔母、自分の妹まで忘れていた。確かに妙だなとギンコ。物忘れというより進行性の記憶喪失のようだ。それに昼も夜もずっと起きて働いているんだとカジ。前は家事の合間に桜の木の下で昼寝なんかしていたのに。絶対おかしい。ギンコはカジに母さんが忘れたものを思い出せるだけ書き出すようにと言った。母子と夕食を食べるギンコ。さよは行商をしている夫の陰膳を用意していた。こうすると旅先で食事に困らないというのでと。これは夫が死んだのを忘れているとかではなさそうだ。いつもなら帰ってきている頃なのに手紙もよこさないとカジは怒るがさよは道にでも迷ったんでしょうと笑っていた。ギンコが息子さんが心配していると言うと、あなたも頼まれて来たんでしょう、どうかお願いしますとさよは言った。このままだと夫やカジのことも忘れてしまう。そして忘れたことさえ忘れてしまうかもしれない。それが恐ろしいと。さよが忘れたものをカジが書き出した。忘れた記憶に一定のきまり事があればとギンコは思ったが、いまいち傾向がない。忘れていた親族の共通点を聞くと川向うに住んでいてあまり会わない人だとカジ。日頃遭遇する回数の少ないものから忘れているようだが、それなら夫のことはとうに忘れているはずだとギンコは思った。夜もふけたが寝そうにないさよ。寝ようとしてもうまく眠れないから夜じゅう機を織って父さんのことを忘れないように繰り返し思い出しているんだって。せめて眠れたら待っているのも少しはラクだろうにとカジは言った。ギンコは気づいた。暖かな風、花の匂い、機を織る音。こんな宵は常ならば深い深い眠りの淵に落ちるためにあるんだろうに。明け方になってさよがウトウトし始めた。と思ったらすぐに起きた。ごはんの用意をと立ち上がり歩き出した。が影は寝た格好のままで、やがて何が黒いものが動き出して...あれは、やっぱりとギンコは思った。さよとカジに話をする。・記憶を食う蟲で「カゲダマ」という。半透明の黒い膜状をしていて古い巨木の陰に好んで潜み同化している。そこで人や動物が休むのを待ち眠りはじめると耳から脳に入る。すると宿主はほとんど眠らなくなり記憶を少しずつ失っていく。そして一定量の記憶を食うと内部で分裂し宿主がわずかに眠ったすきに分身を外に出す。それがまた木の陰に潜み増えていく。本来、日に長くあたると消えてしまう弱いものだが体内に潜まれると深く脳内に入り込み手を出す術はない。・カゲダマの弱点でわかっているのは日の光だけ。頭の中には当てられない。だが忘れたくないことを守ることはできるかもしれない。例えば記憶が頭の中のタンスのようなものにしまわれているとする。団子のこと、遠くに住む親せきのこと、くしゃみのこと。そんなふうにそれらは無数の引き出しに区分されて入れられているが、それをカゲダマは引き出しごと抜き取っていく。その順序は関心などとは無関係でまるで無秩序に見えるが、ひとつだけカゲダマに侵されていない記憶がある。毎日くりかえししていること、見ていること、考えていることだ。飯の炊き方や機織りの仕方、息子や夫のこと。カゲダマは宿主を死なせないように日常の基本となっている事柄は後に残しているのではないだろうか。あくまで推測だがとギンコは言った。それにこの先、記憶が底をつきはじめたら、それも食われるのかもしれない。言える対処法は、より多くの記憶を蓄えていくということと、何度も何度も忘れたくないことは思い出すということ。さよはわかりました、そうしてみますと言った。家でじっと待っていないで外にも出てみるといいとカジが言うと、そうね、待っていないで父さんを探しに行こうかしらと言った。ずっとそうしようかと考えていたが父さんに何があったか知るのが怖かった。でももう待つのはたくさんと笑った。夫はよく西の町の話をしていたから、まずはそこにカジとふたりで行ってみるとさよ。3人で舟に乗り、ギンコは途中で降りて別れる。気をつけてなと言うと、お元気でとふたりは手を振った。その決断がふたりにとって良かったのか、そのいきさつを知ったのは、ちょうど1年が過ぎたころだった。ギンコがたずねるとカジは戻ってまた舟に乗っていた。さよも元気そうだった。父親は西の町にいたとカジは言った。そこで別の家族と暮らしていた。ふたりが訪ねると父親は妻と一緒に赤ん坊を風呂に入れているところだった。さよは何も言わずにカジの手を引くとその場を去った。旅の帰路、さよは黙々と歩き続けた。食事も睡眠もとらず、やがて道端で倒れた。疲れ切っていたのか、そのまま何日も眠り続けた。明け方、カジが目を覚ますと、さよの体から何かが出て行くのを見た。黒い大きな蛇のような影が空に消えた。目を覚ましたさよは良く寝たと言うと、ここどこだっけ、何をしていたんだっけと言った。その朝、さよはカジのことと家のこと以外のすべての記憶を失ってしまっていた。寝込んでいる間に記憶の大半を食われてしまったようだ。でも相変わらず俺のこととか飯の炊き方とかは忘れないでいる。ギンコさんに言われたように外に出て毎日いろんな物事に出会うようになったからかなとカジ。それもほとんど次の日には忘れているけど、毎日たのしそうにしている。今も夜は眠らずに機織りをしている。そうか相変わらずだなとギンコが言うと、うん相変わらずだよとカジは言った。食事がまた一膳多いよとカジに言われるさよ。そうよねふたり分でいいのにね。なんでこうしなきゃと思ったのかしら、でもこうするとなんだか安心するのよ、どうしてかしらとさよは言った。★原作では第5巻にあります。ページビューランキング
2014.12.15

『蟲(むし)』見慣れた動植物とは違う、時にヒトに妖しき影響を及ぼすもの。蟲師(むしし)は、それらを調査し在るべき様を示す。ヒトと蟲の世を繋ぐ者、蟲師ギンコの旅の物語。★前のお話は→ 蟲師 続章 あらすじまとめ★蟲師1~26話 特別篇は→ 蟲師 あらすじまとめ蟲師 続章 第16話 「壷天の星」(こてんのほし) この家に私はひとりで住んでいる。でも私には見えない何かがここにはいる。このごろはあまり怖くなくなった。たぶん神様みたいなものだと思う。ここはもうずっと夜だ。あの空の向こうはどこなんだろう。ここに誰もいないのは、みんなあの空の向こうに行ってしまったからかもしれない。小さな空に星が輝いている。前にもどこかで見たような気がする。でもここは何もかもがきれいで心地よくて何かを思い出すのがおっくうになる。今日も見えない何かが隠した人形を探して遊ぶイズミのもとに知らない男が来た(ギンコ) イズミはいるか、と言うと家に入ってきた。イズミは隠れた。ギンコは時間切れかというと消えた。 ミズホは人形を見つけた。父が何をしているんだと聞くと、イズミと遊んでいると言った。お前までそんなことを、よしてくれと父。母さんはまた妙な輩を呼んでいるし。イズミはきっと誰かにさらわれてしまったんだ。でも本当に見たとミズホが言うと夢だと言われた。父は井戸の底には何もありはしなかったと言った。廊下にギンコが現れた。母親が、いかがでしたかイズミはと聞くと、時間切れでしたと答えた。隠れてふたりの話を聞くミズホ。ギンコは、でも娘さんは確かにここで生きていますと言った。互いをとらえられなくなっているだけです。しかし一度に同調していられる時間はわずかです。それ以上つづけるとこっちも戻ることを忘れてしまう。あちら側と水の合う者は特に。明日また同調してみますとギンコは言った。ミズホはギンコに、イズミは家にいるのねと言った。ああ、見えんかもしれんがなとギンコは答えた。やっぱりとミズホ。見えないが、いつも私の人形を誰かが持っていく。イズミはいつもそうしていた。自分の人形を持っているのに。だから今も人形を隠してイズミと遊んでいるとミズホは言った。 イズミが人形をさがして遊んでいると、見つけたぞとギンコが現れた。逃げるイズミに、お前の母親にたのまれて、お前を連れ戻しに来たと言った。お前は家の裏山の古井戸に落ちて、こっち側へ来てしまった。イズミは何いってるの、井戸なんか知らない、私の家はここよと言った。随分とこっちの水が合うようだなとギンコ。だが、待っている者のいるところが、お前の帰る場所だと言った。 あの空の向こうでお前を待っている。母親は毎日食事を作り、姉は人形を隠して遊んでいる。ギンコは思い出せとイズミに言った。ここはお前のいるべき場所じゃない。そして、マズイ時間がない、勝手にやらせてもらうぞと言った。ギンコが焚き木に蟲タバコで火をつけると煙が空を上って行った。空の上から誰かが見ている。イズミ戻っておいでと声がした。 ある日、イズミはミズホに、井戸の中に星が光っているよと言った。ミズホには見えなかったが、イズミは、ほら、あんなにたくさんと井戸の底を指さす。何もないじゃない、ここで遊ぶと叱られるから家に帰ろうとミズホは言った。それからイズミは人形で遊ぼうと言っても井戸の中ばかり眺めていた。そして星の数が減っていると言った。 ミズホが自分の人形をあげると、イズミは井戸へは行かず人形でしばらく遊んでいたが、今度は人形に井戸の底の星を見せに行った。星の数はまた減っていた。ミズホが来て声をかけると、人形が井戸に落ちてしまった。取ろうと手を伸ばしたイズミも...父親が井戸に入って探したが、イズミは見つからなかった。あったのは人形だけだった。そんなはずない、イズミが落ちるところを見たとミズホは言ったが、父はいいかげんなことを言うなと言った。イズミとケンカでもしたんだろう、イズミはどこか他の場所にきっといると。 大丈夫よ母さんとミズホは言った。私はギンコさんが言うことを信じる。井戸の中から煙が上ってきた。煙が上がったら井戸の底に向かって呼んでくださいとギンコが言っていた。母とミズホはイズミを呼んだ。ギンコはイズミが失くしている記憶を取り戻せれば戻ってくることができると言った。時間は限られているから間に合わないようなら無理やり向こうからこちらに繋がりを作る。そうすればここから声が届くはずだと言ってギンコは再び同調した。 上から呼んでいるのは母とミズホだと気づいたイズミ。ここよと声を上げた。母とミズホに、イズミの声が聞こえた。家のほうからだった。庭を見るとギンコと一緒にイズミがいた。ただいまとイズミは言った。 井戸の底を見て、星も戻ったようだなとギンコ。でも前よりだいぶ少なくなったとイズミは言った。ギンコは、あれは井星といって光脈が流れる土地の井戸に稀に現れる現象で、光脈がふつかってできる火花みたいなものだと言った。それに大量に触れるとお前さんのようになる。数が減っているのは光脈の位置がずれてきているのかもしれない。何にしろ、お前にはあずかり知れない遠い世のことだから、もう別れを言うんだとギンコは言った。父が井戸を埋めると言った。もうここには来ないからとイズミは言ったが、これ以上心配させないでくれと父は言い、井戸の神様が苦しくないようにと竹を1本さすと石を入れて井戸を埋めた。土の底は冷たいか、苦しいか、怖いか、寂しいか。その底は清らかな水の、無数の星の棲むところ。 ミズホが、イズミの手をしっかり握った。夜、イズミは井戸にさした竹から星が出ているのを見た。きれいな星に触れようとしたが、ギンコの言葉を思い出して手をひっこめた。ページビューランキング
2014.12.15

国営昭和記念公園 Winter Vista Illumination【国営昭和記念公園 Winter Vista Illumination 2014】★2014年12月6日~12月25日 17:00~21:00 入場は20:50まで 16:00以降は立川口ゲートからのみ 入園料 大人410円 こども(小中学生)80円 65歳以上210円☆期間中の土日祝 18:30~・19:30~ ミニコンサート☆☆12月23日・24日 20:10~ 冬の花火 ページビューランキング
2014.12.14

ソードアート・オンライン II あらすじ・感想★I期はこちら→ 「ソードアート・オンライン 第1話~第25話あらすじまとめ」【ファントム・バレット編】 仮想世界で銃で撃たれたプレイヤーが現実世界でも死亡。SAO事件から1年。死銃(デス・ガン)事件の捜査を依頼されたキリトはガンゲイル・オンライン(GGO)にログイン。そこで出会ったのは、スナイパーの少女、シノンだった。☆第1話「銃の世界」☆第2話「氷の狙撃手」☆第3話「鮮血の記憶」☆第4話「GGO」☆第5話「銃と剣」☆第6話 「曠野の決闘」☆第7話 「紅の記憶」☆第8話 「バレット・オブ・バレッツ」☆第9話 「デス・ガン」☆第10話 「死の追撃者」☆第11話 「強さの意味」☆第12話 「幻の銃弾」☆第13話 「ファントム・バレット」☆第14話 「小さな一歩」★第14.5話「Debriefing」 (総集編)【キャリバー編】 ALOで新たなクエストが始まった。それは伝説の聖剣「エクスキャリバー」を獲得するもの。新たにシノンがメンバーに加わり、キリトたちは7人でクエストに挑む☆第15話 「湖の女王」☆第16話 「巨人の王」☆第17話 「エクスキャリバー」【マザーズ・ロザリオ編】 新生アインクラッド、24層の小島に現れる「絶剣」オリジナル・ソードスキルを賭けたデュエルで対戦相手全員を打ち負かした。キリトも敗北。デュエル以外に何か目的があるのではと気になったアスナは戦いを挑む。☆第18話 「森の家」☆第19話 「絶剣」☆第20話 「スリーピング・ナイツ」☆第21話 「剣士の碑」☆第22話 「旅路の果て」☆第23話 「夢の始まり」 ページビューランキング
2014.12.14

新生アインクラッド、24層の小島に現れる「絶剣」はオリジナル・ソードスキルを賭けたデュエルで対戦相手全員を打ち負かした。キリトも敗北。デュエル以外に何か目的があるのではと気になったアスナは戦いを挑む。★前のお話は→ 第1話~第22話 あらすじまとめ ★I期はこちら→ 「ソードアート・オンライン 第1話~第25話あらすじまとめ」ソードアート・オンライン II #23 夢の始まり ユウキは学校へ行きたいと言った。キリト(和人)はユイのために作った装置を使って、その夢をかなえることにする。アスナの肩に装置を着け、ユウキはレンズ越しに学校生活を体験することに。 次の授業の現国の先生に挨拶をしに職員室に行く。先生はユウキにこれからも授業を受けに来なさいと笑顔で言った。教室ではみんながユウキによろしくと挨拶してくれた。先生が来て授業が始まる。今日は芥川龍之介の「トロッコ」指名されてユウキが朗読した(いい先生だなw) 授業が終わるとみんなユウキの周りに集まってきた。朗読上手だね、学校を案内しようか...ユウキは、みんな、ありがとうと言った。そしてアスナに、すごく楽しかった、今日のこと絶対わすれないと言った。他に見たいものはないかとアスナがたずねると、一か所だけ行ってみたいところがあると言った。その町は空が広いきれいな町だった(相鉄線の星川のようですね) ユウキが見たかったのは今は空家になっている昔住んでいた家だった。もう一度見られるとは思ってなかったよとユウキ。ありがとうアスナ、僕をここに連れて来てくれて。中に入ってみるかと言うと、これで十分と答えた。この家で暮らしたのは1年足らずだったが、あのころの一日一日はすごくよく覚えているとユウキは話す。庭でいつも姉ちゃんと走り回って遊んでいた。バーベキューしたり、パパと本棚を作ったりもした。楽しかった。でもこの家は取り壊されることになったらしい。だからその前にもう一度見たいと思ってたんだとユウキは言った。ユウキに16歳になったら好きな人と結婚すれば、その人がずっとこの家を守ってくれるよとアスナが言うと、すごいこと考えるねとユウキは笑った。でも相手がいないかな。アスナにはもう大事な人いるもんねとユウキ。そして気をつけたほうがいいよと言った。あの人も僕とは違う意味で現実じゃないところで生きている感じがするから。 この家に住んでいたころ、ママはよくお祈りのあとに、僕と姉ちゃんにこう言ってくれた。「神様は私たちに耐えることのできない苦しみはお与えにならない」でも僕は少しだけ不満だった。ホントは聖書じゃなくて、ママ自身の言葉で話してほしいとずっと思っていた。でもこの家をもう一度見てわかった。言葉じゃない、ママは気持ちで包んでくれてたって。僕が最後までまっすぐに前を向いて歩いていけるように、ずっと祈ってくれてた。ようやくそれがわかったよとユウキは言った。アスナは私ももうずっと母さんの声が聞こえないと言った。向かい合って話しても心が聞こえない。言葉も伝わらない。ユウキはぶつからなければ伝わらないことがあると言ったけど、どうしたらユウキみたいに強くなれるのとアスナが聞くと、僕は全然、強くなんかないよとユウキは言った。現実世界にいたころは、いつも自分じゃない自分を演じていた気がするとユウキ。パパとママを悲しませないように、いつも元気でいなきゃって思っていた。でも、演技でもいいやって思う。それで笑顔でいられる時間が増えるなら。僕はもうあまり時間がないから、遠慮する時間がもったいないって思う。最初からドカーンとぶつかって相手に嫌われてもいい。その人の心のすぐ近くまで行けたことに変わりはないから。ユウキがそうやってくれたから、私たち、たった何日かでこんなに仲良くなれたんだよね。アスナが言うと、ユウキはそれは僕じゃないよと言った。僕が逃げてもアスナが一生懸命、追いかけてくれたからだよ。だからお母さんともあの時みたいに話してみたらどうかな、気持ちって伝えようとすれば、ちゃんと伝わると思うよ。大丈夫、アスナは僕よりずっと強いから。 ユウキの言葉にアスナは母に気持ちを伝えようと思った。部屋をたずねると編入申請書の期限は明日だと言われた。そのことで話があるが、ここでは説明しにくからバーチャルワールドに来てほしいとアミュスフィアを渡した。嫌だと母は言ったが見せたいものがあるから、5分だけでいいからとお願いして、母は渋々ログインする。バーチャルワールドのアスナの家。知らない顔が自分の思い通りに動くなんて妙な感じねと母。見せたいものって何なのと言われアスナは窓を開けた。外は雪。似てるとおもわない?というアスナに、ただのつまらない杉林と答えてハッとする母。ねえ思い出すでしょ、おじいちゃんとおばあちゃんの家。そこは母の実家に似ていた。 宮城のおじいちゃんとおばあちゃんの家が大好きだったとアスナは話す。母たちがお盆に京都の本家に行ったのにアスナだけ勝手にひとりで宮城に行ったことがあった。お母さんがお墓参りに来れなくてごめんなさいとアスナが謝ると祖父は母のことを、自分たちの大切な宝物なんだと言った。村から大学にすすんで学者になって雑誌にたくさん寄稿してどんどん立派になるのがすごくうれしいと。でも、いつかは疲れて立ち止まりたくなる時が来るかもしれない。もし支えが欲しくなった時に、帰って来られる場所があるんだよって言ってやるために、ずっと家と山を守り続けていくんだ。アスナは最近になってようやく、おじいちゃんの言葉の意味がわかってきた気がすると言った。 自分のために走り続けるだけが人生じゃない。誰かの幸せを自分の幸せだと思えるような、そういう生き方だってあるんだ。まわりの人たちみんなを笑顔にできるような生き方をしたい。今はあの学校で勉強やいろんなことを頑張りたい。雪の中をウサギが駆けていた。母の目から涙があふれた。翌朝、母は、人を支えるにはまず自分が強くなければダメなのよと言った。大学にはきちんと行きなさい。そのためにも3学期と来年度はこれまで以上の成績をとること。じゃ転校しなくていいのかとアスナが言うと、成績次第よ、頑張るのねと母は言った。ありがとう母さん。ありがとうユウキ。☆次回 「マザーズ・ロザリオ」★ユウキが学校に行けて、住んでいた家も見れてよかったですね。アスナは母に気持ちを伝えることができたようだし。(お母さん、意外とチョロかったなw) 次回いよいよ最終回か、きれいにまとまるといいな。ページビューランキング
2014.12.14

MIDTOWN CHRISTMAS 2014 ページビューランキング
2014.12.13

バグズ2号の悲劇から20年経ち、地球では火星からの未知のウイルスが猛威をふるっていた。ウイルスのサンプルを入手してワクチンを作るため、アネックス1号が火星へと向かう。人間とゴキブリの種の存続をかけた戦争が始まる。 TERRAFORMARS あらすじ・感想・各話タイトルクリックで、あらすじ・感想記事にリンクしています☆第1話 SYMPTOM 変異☆第2話 DEPARTURE 出陣☆第3話 TO MARS 災いの星へ☆第4話 WAR 全面戦争☆第5話 EXCEPTIONAL TWO 奇跡の子☆第6話 2MINUTES 2分間☆第7話 CRAB 猛士☆第8話 DER ZITTERAAL 電撃生物☆第9話 TOO SAD TO DIE 雷雨の一粒☆第10話 DESIRE 願い☆第11話 BOXER ボクサー☆第12話 SHOOTING STAR 軌道と無軌道ページビューランキング
2014.12.13

バグズ2号の悲劇から20年経ち、地球では火星からの未知のウイルスが猛威をふるっていた。ウイルスのサンプルを入手してワクチンを作るため、アネックス1号が火星へと向かう。人間とゴキブリの種の存続をかけた戦争が始まる。☆前のお話は→ 「第1話~第11話 あらすじまとめ」TERRAFORMARS #12 ~SHOOTING STAR 軌道と無軌道~ 西暦2599年。バグズ2号での話。カイコの幼虫を食べる小町小吉。お前も食えよとアキ(秋田奈々緒)にすすめるが絶対いやだと言った。アキのベースはクモイトカイコガ。だからなおさら食べられないと言った。ふたりは幼なじみ。仲良くなったきっかけも蛾だった。部屋に蛾がいたのでアキが外に出ていると小吉が俺に任せろと。アキは火星到着直後、テラフォーマーと会話をしようと不用意に近づき攻撃されて死亡。クモイトカイコガの力を発揮することもなかった。小吉はアキを地球に連れ帰ることができず、火星に遺体を置いてきた。そして今、小吉の前に現れたテラフォーマーはカイコガの能力を持っていた。糸を張り巡らせ襲ってくる。俺が置いてきてしまった。小吉はテラフォーマーをパンチでを浴びせ糸を切り刺した。アキちゃん、ごめんな。テラフォーマーを倒し捕獲した。 慶次が来て、さすがです艦長と言った。いったい何回手術を受けたらそんなになるんですかと慶次。昼から連続100匹くらい倒していた。何回と聞かれて小吉は、何いってんだ、オオスズメバチだけだよと言った。スズメバチだからね、毒液飛ばしたり、毒針刺したり、腕力も、それとカッコイイのもと小吉。と、それはいいんだが、ふたりが今いるのは穴の底。上に戻らないといけない。さてどうしたものか。飛べないしwアシモフ率いる第3班はピラミッドの中を進む。妙だ、ここは大して重要な施設じゃないかもしれないとアシモフ。追手もなければ警備もいなかった。地球人が来るとわかっている割にはあまりに不自然だ。だが任務に変わりはないとアシモフ。アレはきっとここにあるがおそらくラハブの意思とテラフォーマーたちの意思はひとつではない。そう言うと飛んでいた蛾を捕まえて見てみろと差し出した。ゴキブリが500年で進化したというだけでも十分ファンタジーなのにw バグズ2号からたった20年、火星のカイコガの腹からは脚ではなく人間の指のようなものが生えていた。第1班、マルコスは棒と糸を使ってテラフォーマーを倒す。加奈子が、糸も出せたんだね、それに棒術も大したもんだと言った。でも1本しか出せないんだとマルコス。今回は息切れもしていないみたいと話していると空で何か光った。 ピラミッド内を進んでいたアシモフは、ここはやつらの住居でも宗教施設でもなく物置小屋だと言った。そこには100年前に最初に通信が途絶えた無人機、グレイト・カープ3号があった。ゴキブリたちが手にしているのはバグズが積んでいた銃、乗り物、繊維、薬品くらいだと思っていたがもっと前から見つけていた。より強力な戦いの道具を。穴の底の小吉と慶次。捕獲したテラフォーマーを見てこいつらは俺らを倒したらどうやって上に戻るつもりだったのかなと言った。小吉も確かにさっきからこいつらの行動は不自然だと思った。テラフォーマーたちが手にしていた、さらなる戦いの道具は、地球へ帰るための燃料装置だった。地上では爆発が起きていた。マルコスらは無事だったが薬が切れた。ジャレットは左足を失う。クルー2人が亡くなった。小吉と慶次は糸を伝って地上へと登っていた。小吉は思った。銃を拾って引き金をひくのは勘でできる。それだけの知能があれば車を使おうとするのも想像できる。だがこれはさすがに... アシモフたちは壁に描かれたものを見つけた。決まりだなとアシモフ。アネックス1号計画に参加した国のどこかが裏切っている...どこだ。小吉もそれに気づいた。倒れたマルコスにテラフォーマーの大軍が向かってくる。万事休す、とバットのようなものを振り上げたテラフォーマーに球が命中して倒れた。援軍到着。今たすけるぜ、イカ野郎と球を持つアレックス。 【アレックス・K・スチュワート ベースはオウギワシ マーズランキング12位】 人類が進化の過程で捨てなかった戦うための身体機能「投てき」アレックスの球が次々テラフォーマーに命中、頭を破壊する。マルコスも危ない。あのタコ野郎と逃げる。とマルコスの足元に落ちて回転する球に薬が付いていた。マルコスの薬はガムタイプ。噛んで復活。火星まで来て野球ごっこか。しょうがねえから付き合ってやるよ。おめえの球に反応できるのは俺だけだからな。アレックスの投げた球をマルコスが棒(アラクネバスターとかいうらしい)で打ってテラフォーマーを倒す。 負傷したジャレットは、隠れていた江莉佳にそのままでいるようにと指示。全身鏡みたいなテラフォーマー(ニジイロクワガタ型)がいた。ムシカゴを開けようとしていた。マズイ。八重子とともにミッシェル、燈が飛んで来た。マルコスのところに八重子が下りて来て、さっきのがもう一発、すぐそばまで来ていると言った。大丈夫だ、2班にすげえのがいるからとマルコス。アレックスがミサイルを粉砕した。 足の応急処置をするミッシェルにジャレットは犠牲者が何名も出てしまいすみませんと泣いて謝った。ミッシェルは、よく耐えたな、たくさん捕獲してくれた。ジャレット、江莉佳、あとは任せろと言った。ニジイロクワガタ型テラフォーマーに向かう。燈が向かって来るテラフォーマーたちに言った。 「待たせたな、ゴキブリども。さあ、どっちが害虫か決めようぜ」☆次回 「彼方と此方」【感想】今回、今までで一番おもしろかったかも。やはりバトルシーンはいいね。小町艦長はカッコイイですね。あ、スズメバチだからかw 何といってもアレックスの投てきは見事だわ。特に変化球w ジャレットは重症のようだけど、ミッシェルさんと燈も遅いけど到着したし、よかったです。回想が多いとか規制ばかりとか言われていたけど、今回の感じは悪くないかな。まあいきなりアネックス1号編なので回想も必要だとは思うけどね、バランスかな。裏切ったのは出て来ないから中国かな。出てこないといえばランキング1位もまだでしたね。13回で終わりと聞いているんだけど...ページビューランキング
2014.12.13

新宿の路地裏で、午前0時から朝7時頃まで営業しているめしや「深夜食堂」 店をひとりで切り盛りするマスター(小林薫)と客の交流を描くドラマ。第三部。 ★2011年に放送された第二部はこちら→ 「深夜食堂2 全話あらすじ」★2009年に放送された第一部から→ 第5話「バターライス」深夜食堂3 あらすじ・感想・各話タイトルクリックで、あらすじ・感想記事にリンクしています☆第1話 「メンチカツ」 ☆第2話 「豚バラトマト巻き」☆第3話 「里いもとイカの煮もの」 ☆第4話 「紅しょうがの天ぷら」☆第5話 「春雨サラダ」☆第6話 「ロールキャベツ」☆第7話 「しじみ汁」☆第8話 「きんぴらごぼう」ページビューランキング
2014.12.12

新宿の路地裏で、午前0時から朝7時頃まで営業しているめしや「深夜食堂」 店をひとりで切り盛りするマスター(小林薫)と客の交流を描くドラマ。第三部。☆前のお話は→ 第1話~第7話 あらすじまとめ☆2011年に放送された第二部はこちら→ 「深夜食堂2 全話あらすじ」☆2009年に放送された第一部から→ 第5話「バターライス」深夜食堂3 第8話 (第28話) きんぴらごぼう 常連客のゲンは地回りのヤクザ。ごはんの上にきんぴらごぼうを乗せて美味しそうに食べる。チンピラだから金平が好きなのかなと言われて怒るw かたわらには注文したビールがあったが、ゲンは見かけ倒しwで酒は飲めず、ビールは置いてあるだけだった。女性客がひとり入ってきた。きんぴらごぼう、あるかしらと聞き、あるよと答えると、良かったと言って座り、きんぴらごぼうと冷や酒を注文する。さっそうとした感じの女性を見たゲンが驚いた顔をする。出されたきんぴらごぼうを見て、やっぱりきんぴらは、こうじゃなくっちゃねと女性。ささがきにしたんじゃ、この歯ごたえが出ないものといいながら美味しそうに食べる。それを見ていたゲンが、やっぱりきんぴらは千切りですよねと言った。お兄さんも好きなんだと女性が言うと、ゲンがいきなり立ち上がって、ご無沙汰しています、市川先生と言った。女性は市川千鶴(つみきみほ) ゲンの高校の英語教師で、ハンド部の顧問もしていた。ケンカばかりしていた、あのゲンくん?と千鶴。千鶴はゲンに抱きつくと、見違えたわよ、いい男になったわねと言った。千鶴は教師をやめてニューヨークで通訳の仕事をしていて、10年ぶりの帰国だった。最初に再会したのがゲン。何か縁があるのかしらと千鶴は言った。ニューヨークで千鶴は同じ職場の女ともだちと一緒に暮らしていて独身だと言った。先生はあの頃と全然かわっていないですとゲンは言った。千鶴に誘われてもう一軒のみに出かけた。小寿々の店で酔っぱらったゲンは千鶴に愛していると大騒ぎしたらしい。翌日店に来た千鶴が大変だったのよと話した。今日は千鶴の高校時代の担任の先生が誘われてやって来た。憧れの先生と楽しそうに飲む千鶴。ゲンちゃんがいなくて良かったとマスターは思った。千鶴のお土産さがしに付き合うゲン。仕事は大丈夫なのかと聞く千鶴に、自由業だからとゲンは言った。店で小寿々に女が一番きらいなのは隠し事をする男よと言われ、頃合いを見計らっているんだと答えた。日本滞在2週間の予定の千鶴はのこり5日ほどとなった。ここに呼べばと言うと毎晩、昔の仲間や世話になった人と飲み明かしていて忙しんだとゲン。ゲンは順番待ち状態w 何だかお別れを言いに来たみたいねと小寿々と忠さんは言った。その3日後、ゲンの出番がきた。ふたりで美味しいねときんぴらごぼうを食べる。今日は飲ませないからという千鶴にゲンは、みっともないところを先生に見せてしまってすみませんでしたと謝った。明日から熱海に行く予定だったが連絡がないと話す千鶴。昔の男だが、どうせ女房が怖いんでしょと言った。熱海、俺じゃダメかなとゲン。千鶴はこんなお婆ちゃんでいいの?と言った。お婆ちゃんなんてとんでもない、そんなこと言うやつはぶっ殺してやりますとゲン。千鶴はマスターも大変ねと笑った。ゲンは千鶴をホテルの前まで送った。明日は遅れないようにねと千鶴。ゲンが帰ろうとすると男がやって来て遅くなったが明日は一緒に行けると言った。千鶴はゲンを昔の教え子だと紹介した。手を払いのけた千鶴に怒っているのかと男。ゲンはそりゃ怒りますよと言った。先生が電話をどれだけ待ちわびていたか。だからもっと大事にしてあげてください、お願いします。ゲンは深々と頭を下げた。そして千鶴に先生も意地張らないで気持ちよくふたりで行ってきなよ。土産は干物でいいですからと言うと、失礼しますとその場を離れた。千鶴が、行かないでとゲンの腕を掴んで男を置き去りにしてホテル内に入った。何で?と言うゲンに、お互いとっくに賞味期限切れてたのだからいいのと言った。ゲンは先生に隠していたけど実はと言った。ヤクザなんでしょ、どう見ても堅気には見えないもんと千鶴。俺なんかでいいんですかと言うゲンに、そのかわりちゃんと抱いてねと言った。明日まで取っておくつもりだったけど残っている時間は少ないからめいっぱい楽しもうと。ゲンがマスターに話す。高校をやめて上京するとき、先生は、いい男になって戻っておいでと言って餞別をくれた。そのときいっしょに自分の弁当を汽車の中で食べなさいと持たせてくれた。他にも具は入っていたけど、その中でもきんぴらごぼうの甘じょっぱさが体にしみた。ゲンは足を洗って先生を幸せにしたいと思っていると言った。明日には帰る先生に伝えてあるのかと聞くとまだだとゲンは言った。でもまた思い出にしてしまいたくはない。そこに千鶴が来た。入院している友だちの見舞いに行くと言っていた千鶴に具合はどうだったかと聞くと元気で来月には退院できるそうだと答えた。それはめでたいから飲まないととゲンもビールを飲んだが酔って寝てしまった。次はいつ帰ってくるんだいと聞くマスター。わかんないと千鶴は言った。ゲンちゃん寂しがるだろうなと言うと、私はもう思い出さない。ここで会ったときも言われなきゃ思い出さなかったしと言った。ずっとアメリカにいるつもりかいとたずねると、今度はもっと遠くに行くからゲンくんも私のことを忘れてほしいと言った。酔っぱらってホテルの部屋で眠るゲン。千鶴は頬にキスをすると、バイバイと旅立った。ゲンが足を洗ってそろそろひと月になる。今日ものぞいたらちゃんと働いていたと話す常連客たち。ゲンはパチンコ店で働いていた。剣崎がたずねて来て手紙を渡した。読んだゲンは号泣した。★感想あ、先生は病気で亡くなったとかいうくだりはないのですね。まあそれが深夜食堂かな。千鶴は随分と若いなあとか思ったけどwゲンちゃん、良かったですね。それと久しぶりにちょっと出た剣崎さんも。きんぴらごぼう、私もけっこう作ります。そう千切りでね。ページビューランキング
2014.12.12

けやき坂 GALAXY イルミネーション☆「隠れハート」は2か所。毎時0分と30分から5分間ずつ点灯。キャンドル&レッド スノー&ブルー 六本木ヒルズ付近 ページビューランキング
2014.12.12

新宿の路地裏で、午前0時から朝7時頃まで営業しているめしや「深夜食堂」 店をひとりで切り盛りするマスター(小林薫)と客の交流を描くドラマ。第三部。 ★2011年に放送された第二部はこちら→ 「深夜食堂2 全話あらすじ」★2009年に放送された第一部から→ 第5話「バターライス」深夜食堂3 あらすじ・感想・各話タイトルクリックで、あらすじ・感想記事にリンクしています☆第1話 「メンチカツ」 ☆第2話 「豚バラトマト巻き」☆第3話 「里いもとイカの煮もの」 ☆第4話 「紅しょうがの天ぷら」☆第5話 「春雨サラダ」☆第6話 「ロールキャベツ」☆第7話 「しじみ汁」ページビューランキング
2014.12.11
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