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目黒川みんなのイルミネーション20142014年11月21日~12月25日 17時~22時品川区立五反田ふれあい水辺広場(東京都品川区東五反田2-9)及び目黒川沿道☆バイオディーゼル燃料による発電機利用 120,000球★写真は大崎駅付近です (ふれあい水辺広場は大崎駅より徒歩6分) ページビューランキング
2014.11.30

バグズ2号の悲劇から20年経ち、地球では火星からの未知のウイルスが猛威をふるっていた。ウイルスのサンプルを入手してワクチンを作るため、アネックス1号が火星へと向かう。人間とゴキブリの種の存続をかけた戦争が始まる。 TERRAFORMARS あらすじ・感想・各話タイトルクリックで、あらすじ・感想記事にリンクしています☆第1話 SYMPTOM 変異☆第2話 DEPARTURE 出陣☆第3話 TO MARS 災いの星へ☆第4話 WAR 全面戦争☆第5話 EXCEPTIONAL TWO 奇跡の子☆第6話 2MINUTES 2分間☆第7話 CRAB 猛士ページビューランキング
2014.11.30

【Nakameguro 青の洞窟】☆2014/11/23~12/25目黒区上目黒一丁目~目黒区青葉台一丁目17:00~21:00★2014年、初開催のイルミネーションです。イタリアの青の洞窟をイメージしたもので、全長約500メートル、約43万球。開催期間中、青い衣装のサンタさんが不定期で登場するそうです。 ★毎年紹介している東京近郊のイルミネーション(主に友だちが撮影) 今年も多数紹介予定です(ブログのカテゴリはいっぱいなので昨年の「イルミネーション」の続きになります)ページビューランキング
2014.11.29

バグズ2号の悲劇から20年経ち、地球では火星からの未知のウイルスが猛威をふるっていた。ウイルスのサンプルを入手してワクチンを作るため、アネックス1号が火星へと向かう。人間とゴキブリの種の存続をかけた戦争が始まる。☆前のお話は→ 「第1話~第6話 あらすじまとめ」TERRAFORMARS #07 ~CRAB 猛士~ 地上で気がついたミッシェル。足四の字固めですでに足が折れているテラフォーマーを離し腕をへし折り息の根を止める。糸が付いているのを見て燈が助けてくれたのだと気づく。糸が付いている別のテラフォーマーが現れ、燈がやられたのかと思い怒るが、燈が落ちて来て、ミッシェルさん、よかった無事でと言った。おう、と答えるミッシェルw まだ酸欠でしょうから、ここは俺がとミッシェルにコートをかける燈。お前もフラフラじゃないか、それにそのコートは臭いとミッシェル。「撤回する、お前はいい部下じゃない、いい男だ」ミッシェルがテラフォーマーを攻撃、燈が捕獲した。謎のバグズ型テラフォーマー2体、捕獲完了。 1班と6班からSOSが入っていたと報告。みんなが生きているのはお前のおかげと言うミッシェルに燈はさっき聞き取れなかったが、いい部下じゃないの後に何て言ったんですかと聞く。ミッシェルは「ブタ野郎だ」と言ったんだと答えたw タイヤを修理するようにと言うとミッシェルは岩陰でお着替え。燈とアレックスは八重子を買収、着替えを覗く。どの班も通信に答えなかった。交戦中か? ミッシェルは嫌な予感がした。この火星でゴキブリとの戦争以外に、それ以上の何かが起こっているような。 3班のアシモフがまわりを囲んだテラフォーマーに話す。仮説その1。なぜほんの500年前まで6本足の昆虫だったお前らが突然ソフトマッチョな原人みたいなのに進化したのか。自然選択では絶対にそんなことにはならない。外見もさることながら異常なまでの学習能力の高さと人間への攻撃性は明らかに人為的な変化が加わっている。バグズ2号の責任者はテラフォーミング計画には先客がいると言っていた。攻撃してきたテラフォーマーに責任者を出す気がないなら、お前から死ねとアシモフ。切断された右腕が生えてきていた。 【シルヴェスター・アシモフ】 ●ベースはタスマニアン・キング・クラブ ☆マーズランキング3位★海洋甲殻類の甲羅は昆虫のそれと比べ水圧に耐えるためにカルシウムを多く含み非常に硬く作られている。そして分厚い。また一部には防衛自切と呼ばれる技能があり非常の際には足やハサミを自らの意思で外す。再生することもできる。 クルー全員が戦闘任務に向いているとは限らない、他の国ならとアシモフ。サインAを班員に告げる。人類の敵、姉の仇、娘に群がる菌をばらまくブタの骨ども。痛覚も恐怖もないからお前らは進歩しないんだと言うとアシモフはパンチ1発で頭を破壊、次々テラフォーマーを倒した。 イワンと戦うテラフォーマーは幻覚を見ていた。半端に地球生物に近づいたのが敗因だったなとアシモフ。地球には緑色でおいしそうでも喰らってはいけない草がある。幻覚の中で知るといい、後悔という感情をと言った。 ★チョウセンアサガオ 中央アメリカ原産のナス科植物。全草に幻覚性物質トロパンアルコロイドを含む。摂取量により発熱、自律神経の不全、呼吸、心拍の停止を引き起こす。☆テラフォーマーは中枢神経のいくつかはゴキブリだったときのまま。つまり体のコントロールを頭部ではなく胸部の食道下神経節に任せている。ゆえに首が切り離されても体だけで活動を続けることがある。食道下神経節が無事で肺の入り口が開いている限り。だが、喉を潰せば話は別。アシモフの娘はU-NASAの病棟にいた。身重の状態でA・Eウイルスに感染。お腹の中の子はアシモフの孫。「俺はあの子が帰る国を守る」それを脅かすテロリストどもはウイルスだろうがゴキブリだろうが古代文明だろうが必ず見つけ出しどこまでも追いつめて息の根を止めてやる。 第3班はテラフォーマー2体を捕獲、格納完了。亡くなった姉エレナの隣に座るイワン。テラフォーマーは最後は背を向けて逃げたように見えた。ただの判断なのでしょうかと聞かれ班長アシモフは案外学んだのかもしれないぞと言った。人間は怖いロシア人は特にと。 夜になりミッシェルにアドルフから通信が。1班か6班の救助に向かおうかと言うアドルフにミッシェルは、アネックス本館の墜落地に向かってくれと言う。中国やロシアよりも早くと。雨が降り出した。テラフォーマーに会わずに地上を進む2班だが、地球のゴキブリは夜行性、その性質をそのまま受け継いでいるのなら、やつらの時間はこれからだとミッシェルは言った。その頃、アドルフは......☆次回 「電撃生物」【感想】アシモフさんのベースはカニですか。ものすごく強いわ。ロシア班は強者ぞろいですね。イワンのチョウセンアサガオも凄い。植物はベースに考えてなかったのでビックリ。みんな薬を使っていればエレナが死ぬこともなかったでしょうね。残念。SOSは1班と6班のようですが、見ればアドルフもピンチ? 心配です。★よけいなはなしw昔、「クモにコーヒーを飲ませるとデタラメな巣を作る」とテレビでやっていて、試したことがあります。動画におさめようと、クモを捕獲、コーヒーを垂らした上に置いたのですが、なめたか確認はできない上に巣を作るところまで追跡できず失敗www クモはコーヒー一滴で中枢神経が数時間麻痺してデタラメな巣を作るらしいです。暇な方はお試しをw そうそう、クモの糸は、くっ付くのは横糸で縦糸は粘着力がないそうだけど、酔っぱらったクモは自分の糸に引っかかるかも。ところでベースがクモのクルーはコーヒー飲んでも平気かな?wwwページビューランキング
2014.11.28

【INTERSTELLAR】2014年 アメリカ 2時間49分 日本公開 2/14/11/22☆監督 クリストファー・ノーラン☆出演 マシュー・マコノヒー、アン・ハサウェイ他 地球の寿命が終わろうとしている。異常気象による環境破壊が進む。今日も降り積もる砂。畑の作物に、家の中にも。食器はいつも伏せて、窓は閉め忘れないようにしないと、えらいことに。優秀な宇宙飛行士だったクーパーは、ある事故以来仕事を辞め、今は義父と15歳の息子のトム、10歳の娘のマーフと農業をして暮らしていた。異常気象で作物は枯れてオクラは全滅、今はトウモロコシしか作れない状況。まわりには、砂を吸い込み肺の病になる人も多かった。このままでは、人類はいずれ窒息死するか餓死することになるのか。娘のマーフは部屋に幽霊がいると言っていた。本棚の同じ場所から本が落ちる。それが重量を使ったメッセージだと気づいたクーパー。解読した座標の場所に行くと今はもう活動をしていないはずのNASAだった。かつて一緒に仕事をしたブランド教授と再会する。そこでは、地球に代わる人類の新天地を探す、ラザロス計画が極秘で進められていた。クーパーはパイロットとして参加するように頼まれ、教授の娘で生物学者のアメリア等と宇宙船エンデュアランス号に乗り込むことになる。幽霊?からマーフに届いた言葉は「STAY」父に行かないでと言うが、クーパーは、「愛している」「必ず戻ってくる」と告げて地球を後にする。土星起動上のワームホールに到着。冷凍睡眠状態で地球を発って2年が経過していた。ワームホールから先陣のミラーが待つ惑星へ。そこはブラックホールによる重力の影響で時間が早く経過していた。ここでの1時間は地球の7時間に相当する。着陸船で不時着、水に覆われた惑星の調査を始めたクーパーたちだったが、巨大な波が来てのみ込まれる。乗組員のひとりを失い、エンジンの回復を数時間待って、エンデュアランスに戻ったときには、23年が経過していた。☆と、お話はこれくらいにしておきましょうか。久しぶりに長めの作品を観ましたが、時間を感じさせない、スケールが大きく美しく、愛に溢れた物語でした。話の展開は予想をはるかに超えたもので、やられたなという感じ。面白かったです。必ず戻ると言ってクーパーが出発してから長い年月が過ぎ、成長した娘のマーフはNASAでブランド教授のもと重力の研究をすることに。不可能と思われていたが、ブラックホールのデータを回収すれば可能だとわかる。そうすればスペースコロニーを打ち上げて移住することが可能になる。でも、誰が、どうやってそのデータを地球に届ける?人類を救ったのは、マーフの部屋の幽霊?からの暗号だった。幽霊の正体は? 必ず娘のところへ戻ると誓った父、父の言葉を信じて待つ娘。愛が人類にもたらすものは......素敵なお話です。おすすめ。ぜひ映画館でご覧ください。☆ところで、あまり関係ないけど「オクラ」って英語なんだね。知らなかったw☆そういえば、マット・デイモンが出ていた。救世主かと思ったら、かなり嫌なやつw★実は観に行く予定ではなかったのです。ブログの広告に何度も表示されるので、行ってみるかとw はるばる街の映画館まで山を下りて出かけていきました。ふたりで2200円の割引日。観客はわたしたち夫婦を入れて5人。ものすごく得した感じ。ふたりで「今日、来てよかったね」なんて久しぶりの会話かも。まあ正規料金でも満足だったと思うけどwページビューランキング
2014.11.27

昭和記念公園 (東京都) ☆2014/11/24撮影 ページビューランキング
2014.11.26

☆ブロ友さんのお友だちの「imiさん」が猫ちゃんの里親さんを探しています。現在、お宅には16匹の猫と通い猫3匹、ワンちゃんも1匹いて、ご主人を亡くされたばかりで世話をしきれないとのことで、いつでも里親募集中さんに登録されました。★里親さんになってくださる方、拡散していただける方、どうぞよろしくお願いします。☆詳しくは、いつでも里親募集中さんに掲載されています。→ 『いつでも里親募集中』 猫オス 2~3歳くらい 猫オス 生後4ヶ月 猫オス 生後4ヶ月 猫オス 生後4ヶ月位 兵庫県加東市 どの子も 去勢手術済み 各種検査済 ウイルス検査陰性ページビューランキング
2014.11.25

ヤマノススメ セカンドシーズン あらすじ・感想 ★ファーストシーズンはこちら→ 「ヤマノススメ」・各話タイトルクリックで、あらすじ・感想記事にリンクしています★セカンドシーズンのススメ☆第1話 「テントに泊まろう」☆第2話 「富士山を見に行こう」☆第3話 「山に登るということ」☆第4話 「降りた後のお楽しみ」☆第5話 「ゆるして、あげない!」☆第6話 「好きな事をするために」☆第7話 「カワノススメ?」☆第8話 「素敵な思い出を」☆第9話 「初めまして、富士山」☆第10話 「富士山って、甘くない...」☆第11話 「もぉ、やだ!!」☆第12話 「Dear My Friend」 ☆第13話 「不思議なホタルの物語」☆第14話 「お母さんと霧ヶ峰」☆第15話 「雨具の記憶~ねえ、ゆうか。今なにしてるの?」☆第16話 「思いをうけついで」☆第17話 「高いところって、平気?」☆第18話 「アルバイト、始めます!」 ヤマノススメ セカンドシーズン(1)【Blu-ray】井口裕香楽天ブックスで詳細を見るページビューランキング
2014.11.25

ヤマノススメ セカンドシーズン新十八合目 「アルバイト、始めます!」★前のお話は→ 「第1話~第17話 あらすじまとめ」★ファーストシーズンはこちら→ 「ヤマノススメ」 山に登るのもお金がかかる。谷川岳行きの計画をするあおいだが、おこづかいがピンチ。谷川岳は大丈夫だが、その後のことを考えると、お金がない~ ひなたに話すとバイトすりゃいいんじゃないと言われた。ひなたは小学生の家庭教師をたまにしているらしい。 バイト未経験のあおい。ひなたは、楽じゃないけど、お金がもらえて、やれることが増えるよと言った。ひなたは自分で稼いだお金で雨具を買ったときは嬉しくて雨の中を駆け回ったらしいw いろんな経験が出来るし世界がきっと広がるよ、でもあおいには無理かなと言われ、アルバイトくらい私だってできるとあおいは言った。 母にアルバイトをしたいと話すと、勉強と両立させられるならいいと言った。どんなバイトをするのか聞かれ、これから探すんだけどと言うと、知り合いの洋菓子屋さん(商店街の会長のスーさん)が人手が足りないと言っていたから電話してみなさいと言った。 知っている人のほうが安心でしょと母に言われ、洋菓子店すすきに電話する。緊張しながら話すあおいだったが、スーさんは即バイトオッケーで、さっそく今日このあと来るようにと言った。履歴書を持ってきてねと言われ、ひなたに聞きながらなんとか記入、履歴書に貼る写真はこれから撮りに行くと言うと、ひなたは、笑顔だよと言った。 出がけに母にも面接は笑顔でと言われる。私ってそんなに笑顔が暗いのかなあとあおいは思った。写真もなんとか撮れて店に行く。スーさんは最近は山に登っているんだって、健康的でいいねと言った。これから商店街のの会議があって、店はバイトの子ひとりになってしまうから、すぐに手伝ってくれないかと言われた。 いきなり働くことになったあおい。制服に着替えたが、何か恥ずかしくて落ち着かない感じ。店に行くとバイトの先輩、小野塚ひかりがいた。ひかりは大学2年生、軽いノリの人。あおいが初めてなのでと言うと、大丈夫、とレジの打ち方を適当おしえてくれた。 大丈夫かな、やっぱり事務とかなほうがよかったかなとあおいが考えていると、ひかりに暗いよと言われた。お客さんが来た。まずはあいさつ。あおいは緊張しながら、いらっしゃいませぇぇぇ~ 最初のお客さんをなんとかこなしレジを打って品物を渡す。ひかりに笑顔と言われ、やっとの思いでひきつった笑顔w お客さんに、新人さん? カワイイわね、頑張ってと言われた。 最初は恥ずかしいよね。相手の目を見るのが無理なら目の下あたりでもいいから、お客さんの顔をみようねとひかり。そんでもって、笑顔だよ。自分が客だったら店員が笑顔のほうが気持ちいいでしょと言われた。笑顔で仕事をするひかりを見て、軽そうだと思ったけど、すごくちゃんとしてるなとあおいは思った。お客さんたちも気持ちよく買い物をしている。 人は表情を見る。表情で印象は変わる。ひなたも母も笑顔と言っていた。ようし、私だって。ドアが開いたので、笑顔でいらっしゃいませと言うと、入って来たのはひなただった。何しに来たのよと言うと、私、お客さんだよとひなた。あおいの母に面接に行ったと聞いて来てみたと言った。ここ、美味しいからよく買うんだとひなたはお菓子をひとつ買った。 ひなたはひかりに、あおいがお世話になってますと挨拶。仕事のじゃまだからもう帰ってとあおいは言った。帰りがけにひなたは、入って来たとき、いい笑顔だったよと言った。ひなため、余計なことをと思うあおいだったが、おかげて少し気が楽になった。 初日のバイトを終えてクタクタのあおい。帰り道、母が待っていてくれた。どうだったと聞かれ、クタクタだけど嫌な疲れ方じゃない、達成感があると答えた。働くのって、ちょっと登山に似ているなと思った。心配で落ち着かなくて迎えに来たと言う母は、帰ったらごはんにしましょうねと笑顔で言った。初めてのほんの数時間のバイト。でもそれだけで自分の世界が広がる予感がした。(谷川岳行きまで感想なしの予定です)ページビューランキング
2014.11.25

ヤマノススメ セカンドシーズン あらすじ・感想 ★ファーストシーズンはこちら→ 「ヤマノススメ」・各話タイトルクリックで、あらすじ・感想記事にリンクしています★セカンドシーズンのススメ☆第1話 「テントに泊まろう」☆第2話 「富士山を見に行こう」☆第3話 「山に登るということ」☆第4話 「降りた後のお楽しみ」☆第5話 「ゆるして、あげない!」☆第6話 「好きな事をするために」☆第7話 「カワノススメ?」☆第8話 「素敵な思い出を」☆第9話 「初めまして、富士山」☆第10話 「富士山って、甘くない...」☆第11話 「もぉ、やだ!!」☆第12話 「Dear My Friend」 ☆第13話 「不思議なホタルの物語」☆第14話 「お母さんと霧ヶ峰」☆第15話 「雨具の記憶~ねえ、ゆうか。今なにしてるの?」☆第16話 「思いをうけついで」☆第17話 「高いところって、平気?」 ヤマノススメ セカンドシーズン(1)【Blu-ray】井口裕香楽天ブックスで詳細を見るページビューランキング
2014.11.25

ヤマノススメ セカンドシーズン新十七合目 「高いところって、平気?」★前のお話は→ 「第1話~第16話 あらすじまとめ」★ファーストシーズンはこちら→ 「ヤマノススメ」 谷川岳に登ろうと決めたあおいとひなただったが、ロープウェイとリフトに乗らなければならない。思い出の山に登るためには避けて通れないよとひなた。高いところがダメなあおいは、わかっているが気が重いと言った。 ひなたが、行ってみたいところがあると言った。たまには山以外のところで遊ぼうというひなたの提案でみんなで出かけることになった。かえでとここなも誘って4人でやって来たのは「武蔵丘陵森林公園」東京ドーム65個分の広さで園内をバスが走る。とても一日じゃまわりきれないよとひなたが言った。 いろいろな遊具で遊ぶひなたたち。あおいも少し高いところに登ってみた。古鎌倉街道を歩く。リスもいた。川に入って遊び、みんなでお昼ご飯。手作りのお弁当を持ち寄ると約束していた。あおいは朝5時に起きて作った弁当を出す。ここなのテーマは妖精さんのおやつ、6時に起きて作った。かえではおにぎり、最後にひなたが重箱三段重ねを披露。絶対ひなたが作ったんじゃないでしょとあおい。お父さんが3時に起きて作ったとひなたは言った。 食事のあと、行きたいところがあるとひなた。やって来たのは吊り橋。青ざめるあおい。渡り終えた3人が大丈夫だというが、あおいは前に進めない。ひなたが戻って来てあおいの手を引いた。慌てないでゆっくり、下を見ないで。吊り橋を渡りながらあおいは気づいた。ひなたは私に高いところに慣れさせようとこの公園に連れてきたんだと。 吊り橋を渡り終えた。するとその先に、ぽんぽこマウンテンがあった。山の上で楽しそうに跳ねる3人。あおいは、そっちは高いから私はいいよといったが、少しだけ登ってみた。上のほうがよく跳ねる。楽しくなってあおいは気づくと一番上に登っていた。はしゃぎすぎてひなたと接触してふたりで下まで転がった。高いところ平気だったじゃんとひなたに言われた。ホントだ、怖くなかった。楽しんでいたから?夢中になっていたから? あおいはひなたに、ありがとうと言った。ひなたは、何が?と言った。ううん、いいの、でもありがとう。 あおいは、高いところは、まだまだ怖いと思うけど、ひなたとみんなが一緒なら、ロープウェイだってリフトだって乗り越えられそうな気がした。(山の話じゃないんで感想は省略w)ページビューランキング
2014.11.24

【高幡不動尊】 高幡山明王院金剛寺☆高幡不動尊もみじまつり 2014/11/15~11/30☆たかはたもみじ灯路 2014/11/22・23 東京都日野市高幡 (京王線・多摩都市モノレール 高幡不動駅下車徒歩5分)・2014/11/23撮影もみじ灯路 五重塔ライトアップ ページビューランキング
2014.11.24

新宿の路地裏で、午前0時から朝7時頃まで営業しているめしや「深夜食堂」 店をひとりで切り盛りするマスター(小林薫)と客の交流を描くドラマ。第三部。 ★2011年に放送された第二部はこちら→ 「深夜食堂2 全話あらすじ」★2009年に放送された第一部から→ 第5話「バターライス」深夜食堂3 あらすじ・感想・各話タイトルクリックで、あらすじ・感想記事にリンクしています☆第1話 「メンチカツ」 ☆第2話 「豚バラトマト巻き」☆第3話 「里いもとイカの煮もの」 ☆第4話 「紅しょうがの天ぷら」☆第5話 「春雨サラダ」ページビューランキング
2014.11.24

新宿の路地裏で、午前0時から朝7時頃まで営業しているめしや「深夜食堂」 店をひとりで切り盛りするマスター(小林薫)と客の交流を描くドラマ。第三部。☆前のお話は→ 第1話「メンチカツ」 第2話「豚バラトマト巻き」第3話「里いもとイカの煮もの」 第4話「紅しょうがの天ぷら」★(2014年追加) 2009年に放送された第一部から→ 第5話「バターライス」☆2011年に放送された第二部はこちら→ 「深夜食堂2 全話あらすじ」深夜食堂3 第5話 (第25話) 春雨サラダ 宵の口から雨が降っている。カサをさしたほうがいいような、ささなくてもいいような春雨が。シングルマザーのミホ(辻香緒里)が小学校の同級生のサユリ(粟田麗)を連れて店に来た。サユリは母校で教師をしている。ふたりは月末にある同窓会の幹事をしていて、今日はその打ち合わせの帰り。好きだった山ちゃんの頭がかなりさびしくなっていてショックを受けたとミホ。卒業の時に埋めたタイムカプセルを25年ぶりに掘り出すから準備が大変だとマスターに話した。★タイムカプセルといえば1970年の大阪万博で大阪城公園に埋めたものが有名。掘り出すのは何と5000年後の6970年だそうです。お茶漬けシスターズのひとりも小学生の時にタイムカプセルを埋めたと話す。10年後に掘り出したが中に水がしみていて手紙はグチャグチャで読めなかった。カプセルのふたがちゃんと閉まってなかったらしい。ミホたちのは上手くいくといいね、同世代として幸運をお祈りするわと言った(ん?同世代?www)サユリが注文したのは春雨サラダ。美味しいと食べながらミホが、春雨サラダといえば、シガッチだよねと言った。シガッチ(眞島秀和)は給食の春雨サラダが好きで他の人の分までもらって食べていた。変なこと覚えてるねとサユリが言うと、シガッチは山ちゃんの次の次くらいに好きだったからとミホは言った。サユリは誰が好きだったのとミホがたずねると、サユリはシガッチと答えた。春雨サラダは嫌いだったが、志賀君が大好きだから私も好きになろうと思って毎日たべていたら、いつのまにか春雨サラダが好きになった。シガッチ、同窓会に来るといいねと話しながら、ふたりは春雨サラダを食べた。タイムカプセルを掘り出す日が来た。みんなで交代で掘るが、サユリの姿がない。携帯にかけたがつながらない。どうしたんだろうとミホと山ちゃんが話しているところにシガッチがやって来た。そしてタイムカプセルは無事に出て来た。ミホが息子の太一とシガッチを連れて店に来た。マスターがシガッチに春雨サラダの大盛、太一に特製お子様ランチを出す。サユリさんはと聞くと、盲腸炎で入院しちゃったのとミホが言った。同窓会の当日に入院してしまい、今日はお見舞いに行ってきたのだとミホ。3人でお見舞いに行くとサユリはシガッチにビックリしていた。お見舞いの花とタイムカプセルに入っていた手紙とオルゴールを渡す。ミホはサユリにこっそり、シガッチはまだ独身だって、良かったねと言った。店でシガッチはサユリが全然変わってなくてビックリしたよとミホに話す。ミホは純粋な子って変わらないのよと言った。サユリは父親を早く失くしてずっと母親と二人暮らしだったから、なかなかお母さんをひとりにできないのとミホ。詳しいんだなとシガッチに言われ、つき合い長いからと言った。初めてのお産で不安なときも、離婚が決まって落ち込んだときも、いつもサユリが支えてくれたと言った。退院したらお祝いしないとな、3人でまた来ようよとシガッチは言った。そして今日はサユリの退院祝い。でも同窓会、行きたかったなとサユリ。さすがに25年もたつと、みんな変わっていたとシガッチ。志賀君は全然かわらないねとサユリが言うと、小松(サユリ)もなと言った。田島(ミホ)は...でも中身は変わってないなと言った。ミホはサユリにシガッチをデートに誘いなよと言う。この間、会ったばかりだよというサユリに、何いってんの、25年前から知り合いでしょと言った。ふたりとも独身なんだしと言うミホに、ミホだってとサユリが言うと、男は息子だけで十分だとミホは言った。ミホが酔いつぶれてしまい、サユリとシガッチは家に送って行く。こんなにミホがハメ外すの久しぶりとサユリが言うと、小松が元気になって嬉しかったんだよとシガッチは言った。つらいときはいつも支えてくれたって言ってたよとシガッチが言うと、私はただそばにいただけ、ミホが自分で乗り越えて来たのよ、強い人だからとサユリは言った。サユリがひとりで店に来た。春雨サラダとビールを注文する。常連客が同窓会行けなくて残念だったねと話し、先日ミホが息子とシガッチと店に来たときに、旦那さんと間違えてしまってと言うと、サユリは、それが本当にそうなりそうなんですと言った。ミホはサユリの仕事場(母校)に放課後たずねてきた。教室で、いろいろ変わっているけど、やっぱり懐かしいなと言うと突然サユリにごめんと謝った。どうしたの急にと聞くと、志賀君に好きだと言われたと言った。結婚を前提に付き合ってくれと言われ、サユリの気持ちを知っているから断ったが、息子のこともちゃんと考えてくれていた。正面から私に向き合おうとしている姿を見ていたら、私もこの人のこと好きだなあって...サユリは、もういい、聞きたくない、勝手なこと言わないでよと言った。でも自分の気持ちに嘘はつけないとミホ。だったら私の気持ちはどうなるのとサユリは言った。ミホっていつもそう。私に話をするときには、もう答えは出ている。ただ自分を肯定してほしいだけじゃない。最初の結婚の時だってと言うと、私はそういうふうにしか生きられないのとミホ。だったら、私なんて必要ないよねとサユリは言った。昔からミホに憧れてた。自分をしっかり持っていて失敗してもいつも前向きで、私もそうなれたらいいなあって。でも私はミホみたいに強くなれない。マスターが春雨サラダを出す。タイムカプセルに入れた手紙に、大好きな人と結婚して春雨サラダを作ってあげたいと書いてあったと話すサユリ。そんなこと書いたなんて、すっかり忘れていたのに。手紙と一緒に入れてあったオルゴールをサユリは出した。流れてきたのは、別れの曲。私がこの曲が好きだったからミホが誕生日にくれたんだとサユリ。今の私にピッタリ。笑っちゃいますよねと言った。笑い飛ばして忘れちゃいなさいよと言われ、そうですよねとサユリは言った。やけ食いしちゃおうと笑いながら春雨サラダを食べた。無理に笑わなくたっていいんだよとマスターが言うとサユリは泣き崩れた。今夜の雨はサユリさんの涙雨かな。いつの間にか降り出した雨がどしゃ降りになっていた。サユリは店で酔いつぶれて朝になった。すみませんでしたと謝るサユリにかまわないよとマスターは言った。オルゴールは捨ててしまおうと思って持って来たとサユリ。捨てられるのかいとマスターは聞いた。ミホに電話するサユリ。幸せになってね、私、強くなるからと言った。ミホはありがとうと言った。サユリが店を出ると雨はあがっていた。春雨の季節はもう終わりだなあとマスター。そうですねと言ってサユリは歩き出した。★春雨はゆでたあと、しっかり洗って水気を切ります。具材はきゅうり、ハム、キクラゲなどをお好みで。ドレッシングにネギ油を加えると、コクが出て深みのある味になります。ページビューランキング
2014.11.24

新宿の路地裏で、午前0時から朝7時頃まで営業しているめしや「深夜食堂」 店をひとりで切り盛りするマスター(小林薫)と客の交流を描くドラマ。第三部。☆前のお話は→ 第1話「メンチカツ」 第2話「豚バラトマト巻き」第3話「里いもとイカの煮もの」★(2014年追加) 2009年に放送された第一部から→ 第5話「バターライス」☆2011年に放送された第二部はこちら→ 「深夜食堂2 全話あらすじ」深夜食堂3 第4話 紅しょうがの天ぷら 常連客のひとり小道(宇野祥平)は今夜は元気がない。恋わずらいだそう。相手は店にときどき顔を見せる浪速娘のかすみ(谷村美月)だ。小道に頼まれて今夜はたこ焼きを焼くマスター。小道はかすみに気に入られようと大阪の名物を注文する。マスターの串揚げ美味しいでしょうと小道が言うと、串カツや、東京の串カツは上品ぶってて味はもうひとつなやとかすみ。小道はぞっこんのようだが相手にしてもらえないようだ。困った小道は東京に進出してきたドラッグストアチェーンの社長の井出(荒谷清水)に相談、ふたりで店にやって来た。かすみも来てマスターに天ぷらにしてと袋を渡した。中には紅しょうがが入っていた。こんなものを揚げるのかいとマスターが言うと「斜めにスライスして油の中でジャーや」とかすみ。「紅天」が出来上がった。マスターや小道同様、紅しょうがの天ぷらを知らなかった常連客たちも食べてみたらいけると言った。かすみは浪速娘ということ以外は素性がわからなかった。いつも小道が奢っていたので体の言い無銭飲食ではと女性陣は噂した。紅しょうがをストックしておくことにしたマスター。紅天は大阪では普通にお惣菜として売っていて、家でもよく食べるらしいと話す。今日もかすみは美味しそうに紅天を食べる。見ていた井出がわしにもと言うが売り切れ。きざみならあるからかき揚げにするかとマスターが言うと、そんなんいらんわと言った。今夜も小道に支払いをさせようとする井出。かすみは帰りがけに井出に、そのカツラ、バレバレやで、取ったほうがいいと思うでと言った。かすみが帰ったあと、井出はおもろいねえちゃんやなと言った。後日、小道とかすみが飲んでいると、カツラを取った井出が来て紅天を3人前注文した。井出はかすみに愛人にならないかと言った。かすみは「お母ちゃんがようゆうてたわ、ドケチの愛人にだけはなるなって」と言うと、勘定しといてと言って帰った。井出はまたおもろいねえちゃんやなと言った。そんな大阪弁のやりとりに飽きてきた頃、天災は忘れたころにやって来た。今夜もかすみをしつこく口説く井出。そこにやって来たのは井出の妻だった。夜中に仕事だとちょくちょく出かけると思ったら色ボケしおってと散々言われて妻に連れられて井出は帰って行った。それからしばらくして店に来た井出は、病気が見つかって手術することになったと言った。明後日は手術だからその前にとまたかすみを口説く井出。いいかげん諦めたほうがいいですよと小道は言った。かすみは、「いいで、ほな行こか」というと井出と出て行った。大喜びでホテルにいこうと歩く井出。小遣いはずむからと言うと、まだわからんのかとかすみは言った。ドケチの愛人にだけはなるなと教えてくれたお母ちゃんはずっと前に天国に行った。あんた見てすぐわかったわとかすみ。紅天はお母ちゃんとうちの、母子家庭の味、貧乏の味や。後ろから包丁刺されないだけでも、ありがたいと感謝せなあかんで、お父ちゃん。誰やと言う井出に、あんとき生まれたばかりだったから、わかるわけないわなとかすみ。顔をよく見てみ、面影あるやろ、25年前、あんたが東住吉で捨てた女がうちのお母ちゃんやと言った。思い出した井出は絶句した。手術も無事に済んで病室で妻が剥いてくれたリンゴを食べる井出。そこにメールが届く。紅天の写真だけでメッセージはない。何かの暗号かと見る妻。井出はあの女とは一線を越えていないと言った。越えなければなかったことになるのかと妻。なんぼ値切ったんやと聞かれ井出が慌てて3000円と答えると、ほなよろしいと妻は言った。いい値で商売されたら商人の名折れだと携帯を投げつけると笑った。店で紅天の写メを撮るかすみ。毎回そんなもの撮ってどうするんだとマスターが聞くと、日記みたいなもんやと答えた。☆生姜はしっかり水分を切ってスライス、衣をつけたあとは、ジャーwww★感想?紅天、食べたことないです。作ってみようかな(と実は食べる気も作る気もないですわw今のところ。子供の頃に嬉しくない思い出がありましてねwww 深夜食堂に関係ないですけど気が向いたら話すかも)ページビューランキング
2014.11.23

新宿の路地裏で、午前0時から朝7時頃まで営業しているめしや「深夜食堂」 店をひとりで切り盛りするマスター(小林薫)と客の交流を描くドラマ。第三部。☆前のお話は→ 第1話「メンチカツ」 第2話「豚バラトマト巻き」★(2014年追加) 2009年に放送された第一部から→ 第5話「バターライス」☆2011年に放送された第二部はこちら→ 「深夜食堂2 全話あらすじ」深夜食堂3 第3話 里いもとイカの煮もの 煮ものを多めに作った日には、ときどき火にかけて匂いを店に漂わせる。すると、それくださいと注文が。これも商売w里いもとイカのの煮ものを美味しいと食べる里見。興信所に勤める探偵の里見けい(石橋けい)は研修中の新人の佐々木守(淵上泰史)を連れて来ていた。遠慮しないで食べなさいと里見は言うが、佐々木は食べる気が起きないと言った。この仕事に向いてないんじゃないのと里見。正直、こんなに浮気や不倫が多いとは思わなかったと佐々木。里見はそれは人間の本能。結婚なんていうきれい事で縛りつけるから面倒なことになるのよと言った。どうしてこの仕事をしようと思ったのかと里見に聞く佐々木。里見はそんなのお銚子1本くらいじゃ話せないわよと言った。めしやはお銚子は3本まで。酒の弱い佐々木が酔いつぶれてしまった。佐々木は一流大学を出てちゃんとしたところに勤めていたらしいが、何だか急に会社に行くのが怖くなって辞めたらしい。人間関係でうまくいかなかったらしいが、よりによって人の裏側を見るような仕事に転職しようなんてねと里見は言った。男前の女、里見は酔った佐々木を連れて帰って行った。ふたりが帰ったあと、あの兄ちゃんは頼りなくて里見さんの相手にはならないねと店では話していた。それでもわからないのが男と女www 後日、店にひとりでやって来た里見は、この前の彼はどうしたと聞かれ、ビックリしたと答えた。佐々木は初めてだったらしく、仕事にも来なくなりメールの返信もない。悪い事しちゃったかなと里見は言った。メールでここで待ち合わせたのだがと里見。佐々木がやって来た。そしていきなり、結婚を前提に付き合ってくれませんかと言った。何で私が佐々木君と結婚しなくちゃならないの、バカじゃないの一回寝たくらいでと里見は言った。自分のことを好きじゃないのか、それなのにあんなことできるのかと佐々木。そもそも私は結婚する気はないと里見。気持ちって、そんな簡単なものじゃないのよと言った。他の客が帰り、里見は話し始めた。昔あるところに人を疑ったことがない純粋な娘がいました。娘には素敵な婚約者がいました。ある日、娘は町で偶然、婚約者がタクシーに乗り込むのを見て、ついいたずら心からそのタクシーを尾行してみようと思いました。娘は刑事ドラマが大好きだったから。そして娘は婚約者の浮気現場を見てしまいました。それから娘は毎日のように婚約者を尾行するようになりました。そのうち尾行そのものにはまってしまい、興信所に勤めるつとになりましたとさ。その後、婚約者とはどうなったかと聞かれ里見は、浮気の証拠をファイルにまとめ慰謝料を請求して婚約解消したと答えた。人間は強くならないと生きていけないのよと言った。社員になるための卒業試験に浮気調査をすることになった佐々木。(里見に渡された調査だったが、佐々木にやらせてみてはと里見が上司に言ったもの)これがうまくいけば正式に社員として認められる。そうしたらもう一度、里見に告白しようと思っていると佐々木はマスターに話した。佐々木は浮気調査に向かう。調査対象は吉野純一郎(古舘寛治) 尾行する佐々木。タクシーを降りホテルのロビーで待ち合わせた女性とチェックイン。エレベータに消えた。エレベーターの中でこちら向きになった女性の顔を見ると、なんと里見だった。めしやで待つ佐々木。里見がやって来た。佐々木は調査結果を渡す。写真を見ながらよく調べたわねと里見。吉野は里見の元婚約者なのだという。一昨年偶然10年ぶりに会った。人生わかんないわよねと里見。浮気されて別れたのに、今度は私のほうが。奥さんや子供に悪いと思わないんですかと佐々木。全然、と里見は言った。じゃあ僕らの仕事って何のためにやるんですかと聞くと、本当のことを知りたいというのも人間の本能なんじゃないと言った。里見さんがわかりませんと佐々木。この10年で裏切られるより裏切るほうが楽だと気づいたと里見は言った。このことを報告したらどうなるかわかってるんですかと聞くと、里見はもちろんと答えた。最後にひとつだけと言って佐々木が、どうして僕はダメでこの男ならいいんですかと聞く。里見は、里いもとイカみたいなもんかなと言った。何だか相性がいいのよと。佐々木は店を出て行った。軽蔑したかと言う里見にマスターは、強くならなきゃ生きてこれなかったんだろと言った。佐々木は約束通り報告書を提出し、里見は興信所をクビになった。それからしばらく経って、佐々木が吉野と店に来た。佐々木は写真を渡して、データを整理していて気づいたと言った。吉野は里見は尾行されていることに気づいていたと言った。妻に知られるのは時間の問題だった。興信所に頼らなくても、相当疑っていたし、自分もどこかでバレてもいいやと思っていたと吉野。離婚してけい(里見)と一緒になれたらと本気で思ったこともあったが、と吉野。里見さんはどうして尾行されているのをわかっていてと佐々木。吉野が言った。あの晩ホテルで、あいつは初めて泣いて、昔の自分を裏切ってしまったと言った。あいつなりに、けじめをつけたんだと思いますと吉野は言った。俺とのことも、あなたとのことも、自分が悪者になって。いい女でした。俺よりよっぽど男らしい。ひとり店に残った佐々木にマスターが就職祝いだと酒を1本出した。女ってよくわからないですと佐々木。でも男にしてもらったなって思います。里見さん、必ず見つけ出しますからと佐々木は言った。☆イカは最初、軽く煮て取り出し、仕上がる前にもう一度入れて煮るとかたくならず、柔らかく煮えます。ちなみに里いもはお湯ではなく、調味料の入った汁で煮るとぬめりが気にならなくなります。★感想 う~ん、やめとこう。何か伝わらないな。まあそういう経験もないし、こういう女が強いとも思えないし、そんな相性を里いもとイカに例えられてもねえ。イカに失礼じゃなイカwwwページビューランキング
2014.11.22

小野田坂道は千葉県の総北高校の1年生。毎週ママチャリで秋葉原に通うアニメが大好きな気弱な少年が仲間と出会い自転車競技部に入部。試練を乗り越え才能を開花させていく......原作、渡辺航の自転車ロードレース漫画の第2期。 ★1期 (1~38話)はこちら→ 「弱虫ペダル 全話あらすじまとめ」弱虫ペダル GRANDE ROAD ~グランロード~ あらすじ・感想・各話タイトルクリックで、あらすじ・感想記事にリンクしています☆第1話 「フェイズ49」 ☆第2話 「エースたち」 ☆第3話 「翔」 ☆第4話 「覚悟」☆第5話 「薬局までの3km」☆第6話 「モってる男」☆第7話 「迫る、集団」ページビューランキング
2014.11.22

小野田坂道は千葉県の総北高校の1年生。毎週ママチャリで秋葉原に通うアニメが大好きな気弱な少年が仲間と出会い自転車競技部に入部。試練を乗り越え才能を開花させていく......原作、渡辺航の自転車ロードレース漫画の第2期。☆前のお話は→ 第1話~第6話 あらすじまとめ★1期 (1~38話)はこちら→ 「弱虫ペダル 全話あらすじまとめ」弱虫ペダル GRANDE ROAD ~グランロード~第7話 「迫る、集団」 富士山の北側、標高800m~1,000mに連なるように並ぶ富士五湖。青木ヶ原樹海を貫き本栖湖から山中湖まで5つの湖を真っ直ぐ結ぶ国道139号線。インターハイ3日目、最終ステージ前半の戦いの舞台。新開を追う今泉。速い、めいっぱい回しているのに追いつけない。張り付くのがやっと。インハイ最終日てのは毎年こんななのか。前半から超ハードだ。新開が後ろの今泉に大したもんだ、よく我慢してついてきたなと言う。「お待ちかねだよ、俺たちのエースが」前方に金城たちが見えた。エースに追いついて新開と今泉が前に出る。金城は上出来だ、よく離されずに来たと今泉に言った。オーダー通り逃がしませんでしたよと今泉が言うと、のんびり話をしている暇はないと金城。新開が今泉に息が上がっているね限界かいと言う。ここは先頭、最もゴールに近い場所。わかるかい、戦場だよ。そういうと新開は加速した。箱学が動いた。後ろを待たずにゴールまで独走する気か。追いますと言うと当然だと金城。総北も加速してなんとか追いついた。やるね今泉くん。その勢い、どこまで持つかな。箱学がまた加速する。また追いつく総北。見事なまでにしつこいねと新開。それがうちのチームカラーと今泉は言い、6人揃ったらもっとしつこいですよと言うと、揃ったらの話だろうと新開は言った。 8人で走る坂道たち。真波が後ろを振り返った。どうしたのとたずねると、ちょっと気になる感じがしてと言った。何か荒れそうだなと言う真波に天気?と坂道が聞くと、いや違うと答えた。総てのカーブの先には先頭のやつがいると思え。待宮が率いる巨大集団はどんどん加速していた。前の選手を次々飲み込んでいく。坂道たちは、泉田が下がり田所が前に出た。想定したより追いつきませんね先頭にと泉田。すでに先頭争いが始まっていると東堂。ゴールを狙った優勝争いだよと坂道に言った。それは先に行っちゃうということですかと坂道。チーム6人揃わないということですかと言うと、十分にありうると東堂は言った。俺たちは勝負をしている。誰が一番早くゴールにジャージを届けるかという戦いにもはや条件がどうかなんで関係ないんだよと東堂。今日は3日目。1日目や2日目のように全員を残す必要はない。ロードレースが本来そうであるように、チャンスがあれば動く。昨日、金城はみんなに、よくここまで来てくれた、ここまで来られたのはお前たちのおかげだ、ありがとうと頭を下げた。誰ひとり欠けてもここへは辿りつけなかった。2位に甘んじているわけではないが悔いても時は戻らないのがロードレース。チャンスはある。明日はそれを生かせばいいと言った。全員が最高の仕事をした。明日は3日目、最終日だ。振り向くな、俺たちのやってきたことは何ひとつ間違ってはいない。ただ、ひとつだけ覚悟しておいてくれと金城は言った。明日は最後のレース、誰もが死ぬ気で仕掛けてくる。箱学もチャンスがあれば動くという戦略で来るだろう。今までとは違った展開になる。おそらく最終日は全員が必ずゴールできるわけではない。傷ついた者、限界になったものは置いていけ。明日は今日のような救出はしなくていい。おそらく想定できない事態になる。変化に対応しワンチャンスを逃すな。チャンスを掴んだものは置いていった者の心を積んで走ればいい。絶対、その覚悟だけは忘れるな。何か自分にもできることをしたいと坂道は思うが、6人そろわないのだったらと思い悩む。なんつう顔してるんだ巻島。6人そろわないと寂しいなって顔だな。それでいいと巻島は言った。全員の思いはバラバラでいい。そいつがひとつになって前に進むんだ。寂しいと思うなら全力で思え。寂しい、楽しい、みんなと一緒に走りたい。お前のそういうのは勝ち負けには関係ない。けど、意外にみんなの背中、押してんだぜ。 追いつくんだ先頭に。僕もチームの力になりたい。巻島の言葉に坂道は勇気づけられ先頭を目指す。そういえば後ろにいた京伏のふたりがいませんねと泉田。箱学と総北に置いていかれた京伏のふたりに集団が迫っていた。こんな速い集団は見た事がない。成す術もなく...協調している箱学と総北に先頭に追い付けよと声援が飛ぶ。さっきからピリピリした様子の真波が坂道の隣に来て、感じる?きみならわかるかいと言う。前じゃない後ろと言われて振り向くと何か異様な雰囲気が。きみがピリピリしていると感じたのは俺にじゃないかもねと囁いた。真波は荒北に、すぐ来ますよと言った。何コソコソやってんだと振り向いた荒北も感じた。泉田のフランクも何か知らせている。田所が巻島にこいつはヤベエなと言う。巻島はこいつは正直、想像していなかったと両手を広げた。後ろから凄い数の集団が迫っていた。そしてその中央には待宮がいた。箱学と総北に食らい付けと指示が出る。このままでは飲み込まれますと言う泉田の背中を荒北が押した。この集団をコントロールして遅らす。お前らは是が非でも福ちゃんに追い付け。この状況を読めなかった俺のミスだ。荒北は自分から集団に飲まれて行った。坂道も必死でペダルを回すが集団に吸い込まれそうになる。列から出たらあかん、掴まれと鳴子が手を伸ばすがわずかに届かなかった。坂道が集団に飲み込まれた。巻島が鳴子に上がって引けと言った。小野田くんを見捨てられないという鳴子に田所は振り向くなと言った。振り向いたら総北のレースが終わる。小野田は置いて行く。鳴子は前に出た。集団に飲み込まれて落胆する坂道に田浦が声をかけ、この集団の行く先は先頭だから安心しろと言った。先頭? ここまで心をひとつにして追いついてきたから先頭にも追い付けると田浦は言った。リーダーがひとつにまとめたから。と、そのリーダー待宮の呉南はまとまって前に出て来た。急にまとまってお出かけかと聞かれて待宮は答えた。 「ああ、お前ら捨てて、先頭まで」ご苦労だった、あとは各自リタイアでもしてくれと待宮。この集団で先頭まで行くんじゃなかったのかの声に、敵まで連れいてくバカがどこにおると言った。わざわざ敵を先頭まで連れて行くはずがないだろう。もう用済みだ。レースの最中に飲み切ったボトルは...先頭に追い付くのは広島の6人だけだ。そういうと呉南は飛び出した。3日目が始まって一度も全開で走っていない。一気に加速し集団を引き離した。☆次回 「アラキタ」★うわっ、待宮、えげつないわ。用済みの集団は捨てたか。さて、坂道くんはどうする? 集団をコントロールすると言っていた荒北さんは? お、次回、男、荒北の活躍でしょうか。目が離せないですね。ページビューランキング
2014.11.22

小野田坂道は千葉県の総北高校の1年生。毎週ママチャリで秋葉原に通うアニメが大好きな気弱な少年が仲間と出会い自転車競技部に入部。試練を乗り越え才能を開花させていく......原作、渡辺航の自転車ロードレース漫画の第2期。 ★1期 (1~38話)はこちら→ 「弱虫ペダル 全話あらすじまとめ」弱虫ペダル GRANDE ROAD ~グランロード~ あらすじ・感想・各話タイトルクリックで、あらすじ・感想記事にリンクしています☆第1話 「フェイズ49」 ☆第2話 「エースたち」 ☆第3話 「翔」 ☆第4話 「覚悟」☆第5話 「薬局までの3km」☆第6話 「モってる男」ページビューランキング
2014.11.21

小野田坂道は千葉県の総北高校の1年生。毎週ママチャリで秋葉原に通うアニメが大好きな気弱な少年が仲間と出会い自転車競技部に入部。試練を乗り越え才能を開花させていく......原作、渡辺航の自転車ロードレース漫画の第2期。☆前のお話は→ 第1話~第5話 あらすじまとめ★1期 (1~38話)はこちら→ 「弱虫ペダル 全話あらすじまとめ」弱虫ペダル GRANDE ROAD ~グランロード~第6話 「モってる男」 前回大会総合3位、広島、呉南のエース、3年、待宮。先頭に歩み寄ると魔法を使えると言った。金城の手を握り、福富の腕を触る。何のつもりだと言われると、こうやって持ってるやつの星を吸い取ることができるんだと言った。荒北が怒るが福富はそういうのは信じないからかまわないと言った。待宮が話す。昨年のインターハイ最終日、残り5kmで6番手で走っていた。タイム差は絶望的だったが残り3kmで前のやつがパンク。のこり1kmでその前のやつが落車。その前のやつがコースミス。気づけば総合3位の表彰台に上っていた。今日の3日目、呉南と先頭の差は15分。ひっくり返すのはそうとう無理があるが100%無理じゃない。何が起こるかわからないのがロードレースだと言った。立ち去ろうとした待宮に何か言おうとして呼び止めた坂道はコケた。転びながら総北は頑張りますと言うと、スタート前から落車とは持ってないなと待宮は言って、気の毒ついでにクイズ。ロードレースで最も必要不可欠なものは何だと思うと聞いた。坂道は自転車と答えてお笑い担当と言われた。せいぜい頑張ってと言って待宮は去った。 呉南は最終集団にいた。昨年は表彰台だったのにと話す他校に、わしらにはわしらの勝ち方があるんじゃと言った。スタート3分前。御堂筋は来ないのかと荒北。最終日にスタートラインに立つことすら至難だ。東堂は真波によく味わっておけと言った。このプレッシャーを飲み込む強さがなければ勝利はあり得ない。と、真波は寝ていたw 集中していたので、まわりの音を遮断すると眠たくなると真波。いつもこうして一度リセットしてから走るんですよ。本気のときはと真波は言った。インターハイ最大の山で最高の勝負をする。それが今はたまらなく楽しみなんだ。坂道に約束を果たすときだよと言った。坂道もうんと頷いた。 坊主頭の御堂筋が来た。ほな行こか、役者は揃った。インターハイ3日目、最終日のスタート。着順スタートなので、まず福富、金城、御堂筋がスタート。続いて新開、今泉、少し遅れて京伏の石垣がスタートした。今日のオーダーも当面は昨日と同じ。俺に追いつけ、新開の後ろにつけと今泉は金城に言われていた。わかっていたが前を走る新開はすごく速かった。この人、アホみたいに速いと今泉は思った。だがやってやるぞと新開を追う。 続いて箱学、総北の最初のグループ、坂道たちがスタートする。鳴子がスタートのときに話した理想のゴールを覚えているかと言った。3人で一緒にゴールする。鳴子は一緒にゴールを目指せるだけでも嬉しいと言った。ほんとにありがとう鳴子くんと坂道。スタート10秒前、ふたりで拳を合わせた。笑顔でスタートした。暑い夏、最後のレース。きっと僕らの願いはかなう。だからこの道の先のゴールを目指して全力で走ろう。そのためにはまずは金城さんたちに4人で追いつく。と、坂道の前に東堂が来て交渉成立だよメガネくんと言った。やあ坂道くんと真波も来た。箱学と一列になっている。何だかわからずにいると田所が協調だよと言った。目的が同じ、あるいは敵が同じ場合、チーム間の垣根を越えて協力しあって走ると東堂。荒北はこういうの嫌いなんだよと言ったが、田所はロードレースのセオリーだと笑った。共に走る人数が多ければ多いほど個人の負担は減る。結果、全体の速度は上がる。エースに追いついてからが勝負、それまでは休戦だと巻島が言った。4人が8人になるだけで、すごいスピードだった。自転車ってすごいなと坂道。これなら先頭ににすぐに追いつけそうだと思った。 最終集団がスタートする。協調、ロードレースのセオリー。待宮は集団に声をかけた。今日は最終日、何もためらうことはない、わしらの目的はひとつだと言った。先頭の連中は俺たちが絶対に追いつけないと思っている。やつらに集団の速さを味あわせてやろう。集団が迫る恐怖を。その前を走っていた熊本台一。3人で走っていたがひとりが脱落しかけていた。田浦は一緒に行こうといった。と、後方から聞こえてきた。大量の車輪の音。最後尾の最終集団が迫って来ていた。飲み込まれたら終わりだ。後ろに何人かいたはずだが、すでに集団に飲み込まれていた。全部飲み込んでさらに加速している。まるで巨大な蛇だ。必死にペダルを回す熊本台一だが集団に飲み込まれた。先頭では金城が福富に待宮のことをどう考えるかと聞いていた。宣戦布告をしてきた、何か策があるはずだと金城。らしくないなと福富、15分は絶望的な数字だと言うと金城は、後続をまとめてひとつの集団にしているとしたらと言った。福富はまとめたとしても人の意思はバラバラだ。それでも俺たちに追いつくようなことがあれば、そいつはホントの魔法使いか心を操るペテン師だと言った。待宮は飲み込んだ田浦にラッキーだと言った。この集団の行先は先頭だから。驚く田浦。何分差があると思っていると言ったが、待宮は全員の力で追いつくから乗れと言った。山までは平坦メインだから、スプリンターをひとり出すだけでいい。1分引いたら10分休んでいい、楽なもんだろうと待宮。ケガをしたクライマーは置いていくのかと聞くと、けが人やクライマーは空気抵抗がゼロになる集団の真ん中に集めると言った。置いて行くなんてできるわけがない、真ん中で休めばいいと。 待宮の言葉に、やってやると集団の面々。エーススプリンターが交代で引き出す。笑う待宮。これは1日目や2日目では不可能だ。追い詰められて諦めかけて、チームが欠けてバラバラになった3日目だからできる集団。箱学も総北もせいぜい油断しとけ。この集団は守るもののない集団。ちっぽけな集団はすぐに飲み込む。☆次回 「迫る、集団」(待宮、やはりただ者ではないですね。これで追いついてしまうのか。と私のほうはすっかり記事が遅れているので先を急ぎますわw)ページビューランキング
2014.11.21

小野田坂道は千葉県の総北高校の1年生。毎週ママチャリで秋葉原に通うアニメが大好きな気弱な少年が仲間と出会い自転車競技部に入部。試練を乗り越え才能を開花させていく......原作、渡辺航の自転車ロードレース漫画の第2期。 ★1期 (1~38話)はこちら→ 「弱虫ペダル 全話あらすじまとめ」弱虫ペダル GRANDE ROAD ~グランロード~ あらすじ・感想・各話タイトルクリックで、あらすじ・感想記事にリンクしています☆第1話 「フェイズ49」 ☆第2話 「エースたち」 ☆第3話 「翔」 ☆第4話 「覚悟」☆第5話 「薬局までの3km」ページビューランキング
2014.11.21

小野田坂道は千葉県の総北高校の1年生。毎週ママチャリで秋葉原に通うアニメが大好きな気弱な少年が仲間と出会い自転車競技部に入部。試練を乗り越え才能を開花させていく......原作、渡辺航の自転車ロードレース漫画。2期、GRANDE ROADは、インターハイ2日目のゴール争いからスタート。☆前のお話は→ 第1話「フェイズ49」 第2話「エースたち」 第3話「翔」 第4話「覚悟」★1期 (1~38話)はこちら→ 「弱虫ペダル 全話あらすじまとめ」弱虫ペダル GRANDE ROAD ~グランロード~第5話 「薬局までの3km」 明日はレースに出ないと言い出した御堂筋。石垣は頼むから走ってくれと言う。京都伏見はお前が中心にまとめてきたチームだからお前が必要だと言った。チームのために、出走するだけでいいからと手をついて頼んだ。御堂筋は、すべてを出して手をつくして勝てなかった。もう明日走る理由がないと言った。悪いが今日で自転車部を退部すると言うと御堂筋は出て行った。京都までこの足で帰ると自転車に乗って行った。本心なんだと石垣は思った。レースで御堂筋が助けてくれて、3位に入ったと聞いて心から良かったと、最高のチームだと思った......京都まで400kmくらい。足はプルプルいうがダラダラ走れば帰れるだろう。御堂筋は夜の町を走っていた。御堂筋の後ろに自転車が近づいて来た。こんな時に誰やと思ったら話しかけてきて離そうとしたら上りでついてきて、御堂筋くんも買い出しですかと言った。見ると総北のウザい量産型じゃないメガネ(小野田坂道)だった。話しかけずに素通りするのも悪いかなと思ってと言う坂道は、主将のテーピングとスプレーを薬局に買いに行くところだと言った。ひとつ聞いてもいいかなと坂道。ダメや、気安く話しかけるなと言ったが、前からすごく気になっていたと坂道は言った。そして目を輝かせながら聞いた。「ザク、ザクって言ってるけど、アニメ好きなの?」はあ? アニメ? 坂道は語り始めた。ザクは素晴らしいと思うんだ。ザクは量産型ゆえの機能美と強さがあるんだ。そしてそれをまとめている御堂筋くんは...御堂筋が無視してスピードをあげると、坂道はついてきて、ザクなんて誰でも知ってるよね。早とちりしちゃってゴメンと言った。聞きたいことがそんなこと? 「アホか、例えるなら僕は王立軍。人型兵器2号機や」それを聞いた坂道がうれしそうにまた近づいてきて、薬局まで一緒に走らないかと言う。話したいことがたくさんあるんだと坂道。レースで疲れているせいか王立軍などと言ってしまったが、御堂筋は群れることに意味はないから先に行け、それか僕が先に行くと言った。坂道は、ずっとアニメの話をする人がいなくて、ひとりでアキバに通っていたんだと言った。毎週自転車で往復90km、夏休みは毎日通っていたんだ。欠かさず。夏に毎日欠かさず? 御堂筋は母の病院に通った日々を思い出した。坂道に勝負してやると言った。薬局まで、お前が買ったらじっくりアニメの話を聞いてやる。坂道は嬉しそうに頷いた。勝負できたらの話、次のカーブで千切ってそのまま京都に帰ろうと御堂筋は思った。坂道は御堂筋の加速についてきた。しかも笑っていた。レースで2回走りを見たときは苦痛に顔を歪めていた。あれが全力の走りだったはず。御堂筋はまた加速。また追いつく坂道。こいつ、笑っているときのほうが圧倒的に速い。速いね御堂筋くんと坂道。これから京都に帰るのに、レースは終わったのに、なぜこんなんと走ってるんだと御堂筋は思った。薬局に着いた。御堂筋が先着。やっぱり速いね、荷物も背負っているのに追いつけなかったよと坂道。アニメの話が出来なくて残念だったとうなだれる。王立軍とかラブヒメとかモグリンとか...ひとつだけ聞きたいことがあると御堂筋。アニメの話ですかと目を輝かせる坂道。勝負しているとき笑っていたのは、勝ってアニメの話をしたかったからかと聞いた。気になってましたか、すみませんと坂道。アニメの話もあるけど、ついついなんですと言った。「自転車に乗っていると、特に誰かと一緒に走っていると、楽しくなって笑ってしまうんです」楽しく? それで笑うって単純すぎるだろう。御堂筋は坂道に、お前キモイなと言った。母の言葉を思い出した。「翔は自転車に乗るようになってから、よう笑うな」明日、最終日だから頑張ろうね。と坂道が言うが御堂筋はもういなかった。あれ、買い出しじゃなかったのかな。箱学は東堂がバイクが1台ないなと言っていた。どうしてもトレーニングに行くというので、今日もさんざん走ってきたというのに...真波がひとりで走っていた。ダメダメだ、緊張感を持たないといけないのに、上っていると、どうしても笑っちまう。 翌朝、いよいよインターハイ3日目、最終ステージが始まる。緊張する坂道に巻島が、行くぞ、てっぺんと声をかけた。膝の具合を聞く田所に、問題ないさ、回復していると金城は言った。俺たちは6人でここまで来た。あとは全員全力、すべての意思をひとつにしてゴールをとるだけ。スタート地点に選手が集まって来る。箱学への声援が飛ぶ。主に女子の俺への声援だなと新開。ウゼッと言う荒北に拗ねるな、お前に声援をおくっている人も3人か4人くらいいると東堂。女子ではないが。めんどくせえ、勝ちゃいいんだと荒北。そう勝たなければならないと泉田。なぜなら僕らは王者、シングルゼッケン。いよいよだ、強者そのすべてを証明する時が来たと福富。真波は最高の風だねと言った。京伏に御堂筋の姿はなかった。京都に戻ったのか、前日3位を捨ててレースを終えるのか。石垣は自転車を降り、忘れ物だからすぐ戻ると言うと御堂筋を探して走った。俺は昨日6位だった。それもお前のおかげや。どんなにお前が2日目ボロボロになっていても、俺がゴールまで連れていく。控えテントに戻ったが御堂筋はいなかった。来い御堂筋、一緒に走ろう。京都に帰ったのではと部員に言われたが石垣は御堂筋を探す。テントの裏から自転車が出てきた。京都伏見のジャージ。「あかんやろ、こんな時間にこんなところでうろついとったら石垣くん。スタートで待っとかな、君は僕のアシストなんやから」坊主頭の御堂筋がいた。坂道もスタート地点へ向かう。ドキドキする、緊張する。すごいピリピリした空気だ。手嶋が緊張したら箱学だけを見ろと言っていた。今日のレースは総北と箱学の一騎打ちになる。インターハイのルールは単純でいい。途中で何があっても今日3日目に先頭でゴールした者が勝ちだから。そう言っていた、呉南工業の待宮が幹に近づき肩を抱く。カワイイな彼氏いるの? レース終わったらつきあわないか。トップでゴールしたらと言う待宮に幹はそれは無理ですと言った。タイム差があるし、この日のために厳しい練習をしてきたからと言うと、一理あるがわしは星を持ってるよと待宮は言った。昔から悪運が強く最後の最後で勝つんだと待宮。1日目、小田原のクランクで3人が落車したが、まとまって追い上げて今日も6人全員が残っている。「総北さん、あんたら星、持っとる?」☆次回 「モってる男」★御堂筋くん、京都に帰ってしまわなくて良かったです。と、いかにも悪そうな方が登場しましたね。何をやらかしてくれるか心配だけど楽しみ~wページビューランキング
2014.11.21

セブ旅行記 2014 (9) ☆セブの人々を守る幼い日のキリストの像☆セブ島2日目。市内観光の続き【サントニーニョ教会】1565年に建てられた、フィリピン最古の教会で、守護神は、幼い日のイエス・キリスト。サントは「聖」、ニーニョは「少年」マゼランクロスがある八角堂の北側、すぐ近くにあります。まわりにはセブ市庁舎など。たくさんの人が集まる賑やかなところです。★教会の奥に安置されて、信者が長い列を作って参拝するのは、幼い日のキリストの立像。これはマゼランがセブ王の妻、ファナ王女に贈ったもの。当初サントニーニョがあった建物は焼失。焼け跡から無傷で見つかり「奇跡の神」と言われセブのシンボルとなる。その後、幾度もの戦禍もくぐり抜け現存している。 サントニーニョ教会の入り口。信者、観光客、ロウソク売りなど人でいっぱい。建物の右の崩壊部分は、以前は鐘楼があったんだけど、2013年10月の地震で崩壊しました。崩壊の瞬間をYouTubeでアップした人がいて、見てビックリしたけど、教会の中のサントニーニョは無傷でした。 手前の部屋から撮った写真、こちらもたくさんの人で混み合っています。十字架のキリストの像と亡くなって横たわるキリストがあり、お祈りしている人が多数。写真におさめる雰囲気じゃなかったのでパス。 オリジナルはここにあるけど、セブの人々の暮らしは、サントニーニョと共にあって、各教会やホテル、家庭でもよく見かけます。お土産になってるのはご利益がありそうな気はしないですけどね。では、無理無理ズームでボケていますが、セブの守護神サントニーニョです。穏やかで可愛らしいです。 ★マゼランクロスの時にお話したけど、マゼランがラプラプと戦って敗れて亡くなって、ラプラプが英雄になったので、セブでキリスト教はそんなに普及しなかったのではと思ったけど、サントニーニョの奇跡が人々をキリスト教徒へと導いたようです。★ちょっと余談かもですが、言葉の話をしたとき、セブの人はタガログ語を話さない人がけっこういると言ったけど、使わない理由は、マニラへの対抗意識みたいなのもあるのかなと思いました。階級に関係なく、フィリピン人はプライドが高いなとよく感じるけど、セブの人は特に感じる。★「セブは神の祝福を受けている」フィリピン最古の植民都市セブ。フィリピン最初のキリスト教徒はセブ王フマボンと王女ファナ。マゼランに贈られたサントニーニョは今も無傷で人々を守り続ける。お土産屋のおばちゃんが言っていた。昨年の大きな地震も震源地はセブをそれた。台風の直撃も受けない。サントニーニョが守ってくれるのだと。☆サントニーニョと共にあるセブの人々の暮らし。彼らを支えるのは、神に選ばれた者のプライドなのかもしれない。(ちなみに私はキリスト教徒ではないです)・最古の教会の次は、最古の要塞です。市内観光、もう少しなのでおつき合いくださいませ(更新は週に一回ペースですみませんが) ★「拍手」にコメントもできます。記事にまったく関係のないコメントはこちらにお願いします。 ページビューランキング
2014.11.20

ソードアート・オンライン II あらすじ・感想★I期はこちら→ 「ソードアート・オンライン 第1話~第25話あらすじまとめ」【ファントム・バレット編】 仮想世界で銃で撃たれたプレイヤーが現実世界でも死亡。SAO事件から1年。死銃(デス・ガン)事件の捜査を依頼されたキリトはガンゲイル・オンライン(GGO)にログイン。そこで出会ったのは、スナイパーの少女、シノンだった。☆第1話「銃の世界」☆第2話「氷の狙撃手」☆第3話「鮮血の記憶」☆第4話「GGO」☆第5話「銃と剣」☆第6話 「曠野の決闘」☆第7話 「紅の記憶」☆第8話 「バレット・オブ・バレッツ」☆第9話 「デス・ガン」☆第10話 「死の追撃者」☆第11話 「強さの意味」☆第12話 「幻の銃弾」☆第13話 「ファントム・バレット」☆第14話 「小さな一歩」★第14.5話「Debriefing」 (総集編)【キャリバー編】 ALOで新たなクエストが始まった。それは伝説の聖剣「エクスキャリバー」を獲得するもの。新たにシノンがメンバーに加わり、キリトたちは7人でクエストに挑む☆第15話 「湖の女王」☆第16話 「巨人の王」☆第17話 「エクスキャリバー」【マザーズ・ロザリオ編】 新生アインクラッド、24層の小島に現れる「絶剣」オリジナル・ソードスキルを賭けたデュエルで対戦相手全員を打ち負かした。キリトも敗北。デュエル以外に何か目的があるのではと気になったアスナは戦いを挑む。☆第18話 「森の家」☆第19話 「絶剣」 ページビューランキング
2014.11.20

新生アインクラッド、24層の小島に現れる「絶剣」はオリジナル・ソードスキルを賭けたデュエルで対戦相手全員を打ち負かした。キリトも敗北。デュエル以外に何か目的があるのではと気になったアスナは戦いを挑む。★前のお話は→ 第1話~第18話 あらすじまとめ ★I期はこちら→ 「ソードアート・オンライン 第1話~第25話あらすじまとめ」ソードアート・オンライン II #19 絶剣絶剣は午後3時に現れる。翌日の14:30に待ち合わせして解散。ログアウトしたアスナ。夕食の時間ちょうどにダイニングに行くと母がすでに席に着いていて遅いわよと言われる。5分前にはテーブルに着くようにと母。兄の帰りが遅いので母とふたりの夕食。以下母のお小言。 またあの機械を使っていたのと言われ、家が遠い友だちと集まって宿題をしていたと言うと、あんな機械を使っても会っていることにはならないし宿題はひとりでやるものだと言われた。あなたには遊んでいる余裕などない。他の子より2年も遅れたのだから2年分よけいに勉強するのは当たり前。勉強はちゃんとしている。成績通知表も置いておいたでしょとアスナ。見たけど、あんな学校の評価などあてにならない。3学期は家庭教師をつける。ネットじゃなくて家に来てもらうと言った。そして友だちが理事をしている高校の3年次への編入試験を受けられるようにしてやったからと案内を出した。あんな急ごしらえの学校じゃなくて、ちゃんとした高校。単位制だから前期で卒業して9月には大学に進学できる。勝手に決められても困る。今の学校が好きだし、いい先生もいる。勉強はあそこでもちゃんとできると言うと、調べたがとても学校とは言えない。いいかげんなカリキュラムにレベルの低い授業、教師は寄せ集め。事故のせいで教育が遅れてしまった生徒の受け皿と言っているが、本当のところは、おかしな世界でずっと殺し合いをしていた子供たちを一か所に集めて監視しておこうという収容所みたいなものと母。中学の友だちはみんな大学受験なのに少しは焦る気持ちがないのかと言われ、進学なんて1年や2年遅れても大した問題じゃない。それに大学に行くだけが進路じゃないしとアスナが言うと、いけませんと言われた。あなたには能力がある。引き出すためにどれだけ心を砕いてきたか知っているはずという母に、人の生き方なんて自分で選び取っていくものでしょう。今はまだ答えは出せないけど、本当にやりたいことが見つかりそうだから今の学校で見つけたいとアスナは言った。あんなところに何年通っても選択肢は広がらないと母。あなたに惨めな人生を送ってほしくない。誰にでも胸を張って誇れるキャリアを築いてほしいと言われ、それなら正月に本家で引き会わされた人は何なのとアスナ。もう私と婚約でもしたような口ぶりだった。私の生き方の選択肢を狭めているのは母さんのほうだ。結婚もキャリアの一部よと母。物質的に不自由のあるような結婚をしてしまったら後悔する。やりたいことだってできなくなる。その点、ユウヤ君(見合い相手)なら申し分ない。一族経営の地方銀行は安定しているし...アスナは母に何も反省していないのかと言った。あんな事件を起こして私と大勢の人を苦しめて会社の経営を危うくしたのは、母さんが選んだ須郷なのよ。あの人とおつき合いする気は全くない。相手は自分で選ぶと言うと、あなたにふさわしい立派な人ならだれでもいいわよと母は言った。そして、あんな子、あんな施設の生徒は含まれませんからねと言った。母はキリトのことも調べていた。編入のことはしばらく考えさせてと言ってアスナは席を立った。部屋を出るとき母に、母さんは亡くなった祖父母を恥じているのねと言った。由緒ある名家に生まれなかったことが不満なんでしょ。母は怒ったが無視した。キリトのそばで同じ夢を追いかけたいと思っていた。でも現実世界の自分は弱く何の力もないとアスナは思った。(ふう、お母様、ごもっともなんですが話が長いですわwww) 絶剣との戦いの前にキリトと会うアスナ。キリトは何か言いかけて、絶剣は強いぞと言った。それにしてもキリトが負けるとは信じられない。そういえば絶剣と何か話していたらしいがと聞くと、気になっていたことがあって、君は完全にこの世界の住人なんだなと聞いたとキリト。答は無言の笑みと猛烈なスピードの突進技。あの速さは限界を超えていた。この世界の人間とはひとつのバーチャルMMOのことではなくフルダイブ環境そのものの申し子のような気がしたとキリト。どういう意味かとアスナが聞くと先入観を持たせたくないから、これ以上は自分で感じてみてほしいと言った。リズたちが迎えに来てアスナはデュエルに向かう。たくさんのプレイヤーが集まっていた。やられたプレイヤーが下りてきて降参と叫ぶ。これで67人抜き。誰か止めるやつはいないのか。絶剣が下りてきてVサイン。なんと絶剣は女の子だった。聞いてないよと驚くアスナ。キリトが負けた理由はもしかしてと睨むと女の子だから手加減などはしていないとキリト。少なくても途中からはマジだったと。次に対戦する人いませんか~と絶剣。リズに押されて前に出たアスナ。お姉さん、やる? と絶剣。じゃあ、やろうかな。絶剣はオッケーと明るく笑った。地上戦を選択、絶剣からのデュエル申請を受ける。「ユウキ」という名前だった。デュエルが始まる。絶剣はとても早く強かった。いきなり一撃を食らったアスナだがここで諦めたら剣士の名が廃ると思った。アスナ本気モード。目つきが変わった。絶剣に向かって行く。互角の戦い。ついに絶剣が噂のオリジナル・ソードスキルの11連撃を出した。これほどの剣技に敗れるなら悔いはないとアスナは思った。 終わりかと思ったが絶剣は最後の一撃を寸前で止めていた。そして剣を引くとアスナの肩に手を置いて、凄くいいね、お姉さんに決めたと言った。デュエルの決着はと聞くと、こんだけ戦えば僕はもう満足だよと言った。最後までやりたい?と聞かれてアスナが首を横に振ると、絶剣は、ずっとピピッとくる人を探してたんだ、ようやく見つけたと手を差し出した。アスナが手を差し出すとその手を取って空へと飛んだ。そしてアスナに、お願いします、僕たちに手を貸してくださいと頭を下げた。☆次回 「スリーピング・ナイツ」★前半に文字数とりすぎましたwww あら絶剣ちゃん、かわいいね。アスナ、強いんだね、いまさらだけど。さて、手を貸してほしいって何でしょう。さっぱりわからないので続きが楽しみ。なんだけど、EDとか何だか寂しい感じ。これって悲しい物語なのかな。あまり得意なほうでないのでちょっと心配。ページビューランキング
2014.11.19

ソードアート・オンライン II あらすじ・感想★I期はこちら→ 「ソードアート・オンライン 第1話~第25話あらすじまとめ」【ファントム・バレット編】 仮想世界で銃で撃たれたプレイヤーが現実世界でも死亡。SAO事件から1年。死銃(デス・ガン)事件の捜査を依頼されたキリトはガンゲイル・オンライン(GGO)にログイン。そこで出会ったのは、スナイパーの少女、シノンだった。☆第1話「銃の世界」☆第2話「氷の狙撃手」☆第3話「鮮血の記憶」☆第4話「GGO」☆第5話「銃と剣」☆第6話 「曠野の決闘」☆第7話 「紅の記憶」☆第8話 「バレット・オブ・バレッツ」☆第9話 「デス・ガン」☆第10話 「死の追撃者」☆第11話 「強さの意味」☆第12話 「幻の銃弾」☆第13話 「ファントム・バレット」☆第14話 「小さな一歩」★第14.5話「Debriefing」 (総集編)【キャリバー編】 ALOで新たなクエストが始まった。それは伝説の聖剣「エクスキャリバー」を獲得するもの。新たにシノンがメンバーに加わり、キリトたちは7人でクエストに挑む☆第15話 「湖の女王」☆第16話 「巨人の王」☆第17話 「エクスキャリバー」【マザーズ・ロザリオ編】 新生アインクラッド、24層の小島に現れる「絶剣」オリジナル・ソードスキルを賭けたデュエルで対戦相手全員を打ち負かした。キリトも敗北。デュエル以外に何か目的があるのではと気になったアスナは戦いを挑む。☆第18話 「森の家」 ページビューランキング
2014.11.19

☆マザーズ・ロザリオ編、スタート。★前のお話は→ 第1話~第17話 あらすじまとめ ★I期はこちら→ 「ソードアート・オンライン 第1話~第25話あらすじまとめ」ソードアート・オンライン II #18 森の家 2026年1月6日。新生アインクラッド22層の家で、冬休みの宿題をするアスナ、リーファ、リズ、シリカ。気持ちよさそうに居眠りをするキリト。見ているとこちらも眠くなるねとみんな。キリトはGGOから戻って来てからずっと例のメカトロニクスとやらを頑張っているらしい。 2025年12月20日。エギルの店でコーヒーを飲むキリトとアスナ。とても元攻略組のツートップには見えないなとエギル。お互い様だとキリト。エギルは奥さんとゲームで出会った。当時アメリカ在住だった妻だが1年後にはここで一緒に店をやることになったのだから人生はわからないとエギル。ナーヴ・ギアも二人分買うつもりだったが、予約できたのはひとつだけ、どちらが先にプレイするかゲームで決めた。勝ったのが俺で良かったと今でも思う。攻略組になったのもこの店があったからかも。いつまでも嫁さんひとりに任せておくわけにはいかないと思ったから。確かに俺も家族のところに帰りたいという気持ちに助けられたことがあったかもなとキリト。アインクラッドにいたプレイヤー全員がそうだったんじゃないかなとエギル。アスナはあまり自分の家が好きじゃなかったから、アインクラッドで戦う意味を見失いそうになることもあったと話す。 現実世界にも仮想世界にも居場所がない気がした。でも、キリトが帰る場所をくれた。現実世界の自宅よりも、ずっと自分の家だと思える場所を。SAOがクリアされれば22層の家もなくなることはわかっていたが、いつかまたキリトとユイと暮らせる日が来ると信じることが力をくれたのだと思う。アスナの話にキリトが手を握った。 その件なんだがとエギル。次のアップデートの中身が先ほど公開されて、新しい武器、ソードスキルの追加、それと新生アインクラッドの21層から30層までの解放が発表された。21層のボスさえ倒せばもういちどあのログハウスが買える?とアスナ。細部がかなり変更されているから、同じプレイヤーホームが存在するかは行ってみないとわからないとキリト。アスナはあの家も私たちを待っていると信じると言った。で、また手を握るふたりwおいw ただ、アップデートはクリスマスイブなんだよなとエギルが言った。12月24日。みんなで21層のボスを攻略、22層の湖畔に到達した。キリトとアスナとユイはあの家へと急ぐ。家はそのままあった。さっそく購入。アスナの手に鍵が。ユイも大きくなってドアを開けた。アスナは、ただいまと涙ぐんだ。(で、最初の場面になります)眠気覚ましにお茶でも入れようかとアスナ。外の雪はいつの間にかやんでいた。リズがアスナに「絶剣」の話をする。あんまり強すぎるのでそう呼ばれている。噂をよく聞くようになったのは年末年始あたりからとリズ。アスナは京都に帰っていて知らなかった。ゲーム環境がない上に見合いまでさせられた。ぶぶぶ。 絶剣はデュエル専門。全くの新顔らしいがスキル数値はそうとう高そうだから他のゲームからのコンバートじゃないかなとリズ。24層市街区の北の観光スポットの小島の大きな木の根元に毎日午後3時になると現れるのだという。立ち合い希望プレイヤーとひとりずつ対戦する。初日に対戦した30人は全員返り討ち。その日はHPを3割以上削れた人はひとりもいなかったらしい。シリカはデュエルを見ただけでかなわないとわかったと言う。リズとリーファは昨日立ち会った。そんなに強かったら対戦希望者はいなくなるのではとアスナが言うと、賭けネタがすごいからとシリカが言った。オリジナル・ソードスキル、それも必殺技系のやつを賭けているのだという。片手剣系汎用型で驚きの11連撃(今までの最強は8連撃) そのソードスキルは初日に演武として披露しただけで実戦では使っていない。使わせるほど追いつめた人はまだ誰もいないから。リーファはお互いHPが6割り切るくらいまではいい勝負だったがデフォルト技だけで押し切られた。動きが目で追えないくらい速い。あんなこと初めてだった。スピードと言えば、そこで寝ている反則級の人、キリトは? とアスナが言うと、戦ってカッコよく負けましたとリーファが言った。キリトは本気だったのかと聞くとリズは、わからないが二刀流ではなかった。それにキリトはもうノーマルなゲームで本気で戦うことはないんじゃないかと思うと言った。本気になるのはゲームがゲームでなくなったとき、バーチャルワールドがリアルワールドになったときだけなのではないか。だから、キリトが本気で戦わなきゃならないようなシーンはもう来ないほうがいいんだよ。相変わらず寝ているキリトを見ながらリズが言った。ただでさえ厄介な巻き込まれ体質なんだから。 リーファは自分が感じた限りでは兄は真剣だったと思うと言った。少なくても手をぬいたりはしていない。ただ気になったのは、勝負が決まる少し前に動きが止まったとき、ふたりが何か話していたような気がする。そのあとすぐに距離をとって、キリトが突進攻撃を回避しきれなくて決着した。 何を話していたか聞いても教えてくれないとリーファ。アスナはそれじゃ直接、絶剣さんに聞いてみるしかないかなと言った。勝てるはと思わないが、何か目的があるようで気になる。見とどけてねとみんなに言って明日さっそく戦うことにする。キリトは絶剣がSAOプレイヤーの可能性はまずないだろうと言った。なぜなら、もしSAOにいたなら二刀流スキルは自分でなくあいつに与えられていたはずだから。☆次回 「絶剣」★すごく強そうな謎の新キャラ登場のようですね。あれ、EDはネタバレか? 絶剣は女の子? とりあえず次だね。ページビューランキング
2014.11.19

およそ遠しとされしもの。下等で奇怪、見慣れた動植物とはまるで違うとおぼしきモノ達。それら異形の一群をヒトは古くから畏れを含み、いつしか総じて蟲と呼んだ。★2014年4月より放送の「蟲師 続章」→ 蟲師 続章 あらすじまとめ★前のお話は→ 蟲師 あらすじまとめ蟲師 第15話 春と嘯く (はるとうそぶく)(2006年に放送されたものです) 誰もが息を潜める頃に、芽吹く春はまがいもの春と浮かれて長居をすれば、いつしかその身は凍りつく 雪の中、ギンコは山の中の家に一晩の宿を頼む。そこには姉弟が住んでいた。翌朝ギンコが出発しようと家を出ると弟のミハルが木に登って蟲を採ろうとしていた。ギンコが姉のすずに妙なものを見つけてもやたらと手を出さないように言っとくんだなと言うと、この子が見ているものがあなたにも見えるのとすずは聞いた。 あれは「蟲」と呼んでいるものだが、見える者にも恐れる者と親しむ者とあるが、あの子はめっぽう後者のようだなとギンコが言うと、もともと生き物は好きで捕まえて持って帰るような子だったが、三年前にあれが見えるようになってから、あの子の行動はおかしなことばかりだとすずは話した。三年前の冬、ミハルは山に入ったきり行方知れずになった。それから数日吹雪が続き、望みは絶たれたと思われたが、春になってひょっこり帰ってきた。それ以来、妙なものがいると言って夢中で追い回すようになった。冬の食べ物が底をつく頃になるとフイと姿を消し晩には里のはずれで倒れていてそのまま春まで眠り続けた。懐には冬にあるはずのない山菜や木の芽を忍ばせていた。どこに行ってたのか聞いても覚えていないと言い、袋は皆に知れたら面倒だから家の外で開けちゃだめだよとだけ言った。どう考えたっておかしい。不安でならないと言うすずにギンコは「春まがい」ってヤツかもしれないと言う。木に咲く花のような姿をした「空吹(うそぶき)」という蟲がいると聞く。特殊な匂いを出して冬眠中の動物や植物の活動を促して精気を吸う。吸われたものは春まで再び眠り続けるという。それ以上のことはわからんがなとギンコは言った。 ミハルにどこで山菜を見つけてきたのかとギンコは聞いたが、知らないと言った。姉さんに心配かけているのがわかってるんだろうと言ったがやはり教えなかった。お前には戻るべきところがあるんだ、あんまり向こうに踏み込みすぎるなよとギンコは言った。ギンコはしばらくここにいてミハルにこの辺の蟲のことを教えることにした。蟲を寄せる体質で蟲が多い豊かな土地だと長くいられないが、ここは豊かな土地とはいえないようなので多少の長居はいいだろうとギンコが言うと春までいればいいよとすずは言った。ギンコはこの辺りの蟲をひととおりミハルに教えた。 夜、ギンコは天井に蛹のようなものを見た。が朝みると消えていた。外に出ると蟲が増えているようだった。長居しすぎたかもしれない。すずが里に出かけたあと見るとミハルの姿がなかった。足あとを辿って探しにいったが吹雪いてきて夜になった。いったん戻ろうかと思ったとき倒れているミハルを見つけた。ミハルの包みの中から蝶のようなものが出た。春まがいか。家に運んだミハルは眠っていたが、いつもと同じ症状だろうから春にはちゃんと目覚める。もう行かなくてはならないからまた顔を見に来ると言ってギンコは出発した。 一年後、ギンコが再び訪ねてみるとミハルはあれからずっと眠ったままだった。何がいけなかったのかわからないとすず。ミハルが行っていた場所を探し出すしかないなとギンコ。それじゃミハルと同じになってしまうかもとすずは言うが、目覚めるための何かがたりないのだ。行けばわかるはずだとギンコは言った。 戻らないようなら山の北側を捜してみてくれとすずに言って、ギンコは昨年のミハルの足あとのあったあたりを進む。ミハルの袋に入っていた蝶がいた。甘い匂いが目が眩む。花が咲き乱れていた。空吹は木につく花の形の蟲。どれだと手がかりを探すうちに匂いが変わり体温が下がってきた。体が動かなくなった。 あの蝶は雪の中を飛び回っていた。捕まえて、わかったとギンコは思ったが眠くてしかたなくなり倒れた。すずはギンコを見つけて家に運んだがギンコもミハルと同じように眠り続けていた。どうしたらいいと思い落ちたギンコの薬入れをあけてみると中から何か出て来たような気がした。(すずには見えないが蝶のような蟲が出て天井にとまって花のような形になった) 匂いがした、もう春かとギンコは思った。目が覚めた。そしてミハルも目を覚ました。天井の花のようなものは数日強い匂いを放つと見覚えのある姿に変わった。出発の用意をしたギンコがミハルと山で話す。家で見た蛹みたいなものが空吹だった。ミハルは空吹の羽化を春まがいの発生の合図にしていたのだという。ギンコが蝶を逃がさなかったら春にはちゃんと花になって起こしてくれたはずなんだよとミハル。そういう事は先に言っとけとギンコは言った。 あいつらが一等好きだから秘密にしておきたかった。冬に山菜を生やして助けてくれるし、雪の中で飛んでるのもきれいだし。でもそうやってえさを集めて生きてるだけなんだよなとミハルは言った。何だわかってきてるじゃないかとギンコ。やつらは決して友人じゃない。ただの奇妙な隣人だ。気を許すもんじゃない。ギンコは言った。でも好きでいるのは自由だがな。家に寄ってきなよとミハルは言ったがギンコは長居してしまったから一刻も早く出たほうがいいと言った。姉ちゃんさみしがるとミハル。世話になったと言っといてくれと言うギンコにまた来るよなとミハルは言った。さあな、まあ冬じゃない時にな。冬は人間も弱っていかんからな。ギンコは旅立った。凍山に芽吹く幻の春、雪路に灯る家のあかりそれらは逃れ難く長居を誘うけものも虫も 人も同様★原作では第4巻にあります。ページビューランキング
2014.11.18

『蟲(むし)』見慣れた動植物とは違う、時にヒトに妖しき影響を及ぼすもの。蟲師(むしし)は、それらを調査し在るべき様を示す。ヒトと蟲の世を繋ぐ者、蟲師ギンコの旅の物語。★前のお話は→ 蟲師 続章 あらすじまとめ★蟲師1~26話 特別篇は→ 蟲師 あらすじまとめ蟲師 続章 第15話「光の緒」ゲンは今日もケンカ。年上の子を相手にすごい怪力、おまけに癇癪持ち。今に何やらかすか末恐ろしいなと大人たちは心配する。父にケンカの理由を聞かれ、あっちが悪いと答えた。母さんのことを陰でコソコソ、病気というのはウソでゲンのことが嫌いで出て行ったと言っていた。そんなわけないだろ、いい子にしてれば母さんの病気も治ると父は言うが、ゲンはそんなのウソだと言った。俺を産んだせいで病気になったから俺に会いたくないんだというゲンに父は、お前が元気すぎるから会わせると病気に良くないのだと言った。(ゲンには蟲が見えた) 父が話しているとき、家の中の不思議なものを見ていた。いったい何を見ているんだと言われ父を突き飛ばした。ひとり部屋にいると行李が崩れてきて、その中に光るきれいな衣を見つけた。なんだこれ? いろんな色がゆらゆら動いてまるで生きているみたいだ。きれいだなあ。でもきっとこれは見てはいけないものだとゲンは思った。あれらと同じもの。見たと言ったら叱られる。前に空に人がいるから天女かなと父に聞いたときも、何を言ってる気のせいだと言われた。そんなもの見ちゃいけない、そんなものいやしないと父は言った。夜中にもういちど光る衣を見て、どこにも縫い目がないと気づいた。天女の衣には縫い目がないのだと草紙(子)で読んだ。空にはまた人のようなものが飛んでいる。もしかしてあれは、この衣を探しているのかなとゲンは思った。 またケンカをしたゲンにギンコが声をかけた。ずいぶんとたくましく育ったものだな。誰?と聞くゲンにギンコは、お前が赤子の頃にちょっいと縁があってなと言った。あの貧相な子がここまで...そして、変わった衣がお前の家にあるだろう、あれは俺がお前に着せたものだと言った。とても体が弱い赤子がいるというのでギンコはやって来た。かなり心配な状態だった。特別な衣を着せて、この子が生きる力を取り戻すまで、この衣はこのままにしてくださいと言ったが、衣が見えない父親はデタラメを言うなと言った。しかし赤子は意識を取り戻し顔色も良くなってきたようだった。少しこのまま様子を見ませんかとギンコは言った。お礼はこの子が立派に育ってからでかまわないから。とまあ、そういう事だったんだが、少し効果がありすぎたかねとギンコ。怒ると自分でも力の加減ができないのだろう。蟲切りが必要かもなと言う。蟲を見る性質が強くなりすぎると、子供のうちは特に、自分で自分を思い通りにできなかったりする。薬を塗ろうと手を貸してみと言うと、それをしたら、あれは見えなくなるのかとゲンは聞いた。いやなら全部は抜かないがと言いゲンが差し出した手に薬を塗った。指の先から蟲が出て来るはずだったが何も出てこなかった。父親に息子さん元気に育ちましたなと言うと、たくましく育ってくれたのはいいが、いくらか手におえないところがあると言った。あのときは藁にもすがる思いだったが、ゲンがああなったのは、あんたのせいじゃないのかと父親。あんたいったい、あのときゲンに何をしたかと聞いた。ギンコは本人に口止めされていたが、あのときここへ来る前にあの子の母親に会ったと話した。あれは彼女が作ったものです(ゲンがこっそりふたりの話を聞いていた)あのとき...ギンコは山の中で不思議な衣が掛けてある家を見つけてたずねてみた。家にいた女性はゲンの母、ゆいだった。きれいな衣ですね、どこで手に入れたんですと聞くと、あなた、この着物が見えるの?とゆい。これは自分が紡いだ糸で織ったものだが、その糸が何なのかわからない。息子を産んだとき生死を彷徨ってから急に見えるようになったと言った。 ゆいはゲンを産んだ後、何日も眠ったままだったので、子供は里へ連れて帰ったが、近いうちに連れて来るから、しっかり養生しろと夫に言われた。(蟲が見えるようになって) まるで生まれ変わったみたい、世界が違って見えた。草や木はあんなに光を宿してたかしら。木に触れると糸のようなものが出た。とてもきれいな糸なのでゲンの晴れ着にいいと思い紡いでいると母が驚いた顔で何をしているのかと言った。ここらの木からこんなにきれいな糸がとれるのよと言ったが、母はあんまり無理するんじゃないよとだけ言った(母親は蟲が見えない)夫が息子のゲンを連れてきてくれた。元気そうだと言われたが母親は、時々おかしなことを言うと話した。ゲンも光を帯びていた。なんて愛おしい、顔に触れると糸のようなものが出た。そしてゲンは急にぐったりしてしまった。何があったと夫に聞かれ、撫でたら光る糸が抜けてと話すと、何を言っているんだと言われた。ゲンを抱くと医者に連れていったが、お前は来なくていいと言われた。夜、衣が脈打つように動き脱皮のような現象が起きた。これは生きているのだ。あの糸は触れてはいけない何かだったのだと思った。ギンコに話すと、あの糸は蟲師が妖質と呼ぶもの、あんたが急に持った今まで見えなかったものを見せる力のことだが、それを薬も使わずただ指で紡げるという話はきいたことがないと言った。抜くとどうなるのかとたずねると、成長した子供なら障りはないが赤子のうちは妖質は生きるのに必要な要素でほとんどの者が持っている。むやみに抜けば生きる力を失うとギンコは言った。だが、ひとつ望みはある。この衣をあの子に着せればあるいは...結果はご存じの通りですと父親に話すギンコ。あの子は人一倍たくましく育った。が少々、妖質を持ちすぎた。普通なら蟲師が薬で抜けるものが効かないくらい。あなたには信じられない話かもしれないが、あの子に話して母親に会わせてみては。今、あの子の糸を抜けるのは母親くらいですよと言うと、それは無理だと父親は言った。隠れて聞いていたゲンが戸を開けた。母さん俺のこと嫌いじゃなかったんだ。母さんに会いたいとゲンは泣いた。父親は、すまない、もっと早く会わせてやるべきだったと言った。ゲンを連れていく。ゆいはまるで抜け殻のようになっていた。もう二年近くこの状態だと父。もっと早くゆるしてやれてたらと言った。あの後も糸を紡いでいたのか。新しい衣を作るために。妖質に触れすぎて蟲の気を帯びてしまっている。もっとこっちに注意しておくべきだったとギンコは思った。ゲンがゆいを見て、この人、知ってると言った。覚えているのかと父親が聞くと、そうじゃないよと言った。「いつも俺を見ている天女だ」親子は母親の体を里へ連れ帰った。しばらくするとその体に生気が戻っていった。やがてその天女は姿を消した。ゆいは夫に、ある時すっと体が軽くなって、気づくと空からあの子を見ていた。あの子がちゃんと育っていて嬉しかったと話した。ギンコは約束通りお礼に衣をもらった。あの光はもう全く見えなくなったとゆいは言った。そして強力な薬でも開発しないとかと思えたゲンは、明るく優しい子になっていた。☆次回 「壷天の星」ページビューランキング
2014.11.18

『蟲(むし)』見慣れた動植物とは違う、時にヒトに妖しき影響を及ぼすもの。蟲師(むしし)は、それらを調査し在るべき様を示す。ヒトと蟲の世を繋ぐ者、蟲師ギンコの旅の物語。★前のお話は→ 蟲師 続章 あらすじまとめ★蟲師1~26話 特別篇は→ 蟲師 あらすじまとめ蟲師 続章 第14話「隠り江」ゆらが発作で苦しいとき、いつもスミが助けに来てくれた。ゆらの助けてという声が離れていたも聞こえるのだとスミは言った。ゆらはスミにずっと家にいてねと言った。 水路の町を行くギンコ。途中、舟から見かけた少女の家をたずねる。出て来た少女の父親に、お嬢さんは少々厄介な癖があるのではと聞く。時折、抜け殻のようになってしばらく意識が戻らないというような。何のことだと言う父親に放っておくとますます厄介なことになりますよと言った。 娘のゆらは抜け殻のようになっていたが、父に何度も名を呼ばれてやっと戻った。ギンコがその癖を治してくれるそうだと話すが、誰も治してなんか言ってない、出て行ってよとゆらは言った。スミと話していたんだからと言うゆらに、バカなことは言っていないで、いい加減スミのことは忘れろ。あれはもう家の使用人を辞めたのだからと父親は言った。でもスミは今でも私が臥せっているとわかって大丈夫と言ってくれる。そうしたら苦しいのも楽になるのよとゆらは言った。その人との間に深い水脈(みお)が通ったんだなとギンコ。人と人の意識の間には見えない通路があるという。ちょうどこの町に張り巡らされた水路のように裏庭ですべての水路がつながっていて、そこには五識を補うもの、蟲師のいう妖質というものが流れている。だが水かさが少ないところも多く、おまけに入り組んでいて地図もない。それでも水路はつながっているので、望む相手に会えることもたまにある。するとお互い同時に相手のことを思い出すような、いわゆる「虫の知らせ」が起こる。それを思うままに起こせる蟲がいる。 「カイロギ」は妖質の豊かな者の意識に棲み、主と同調し自由に水脈を往来し、望む相手に思いを届けることができる。お前さんのようになとギンコはゆらに言ったが、ゆらは蟲なんて関係ないと言った。ギンコは、必要とすれば誰のところにでも行けるはずなんだがなと言った。だが、繰り返しカイロギを使うとやがて人の意識を乗せたまま自分の意思で動き始める。すると人はその間、意識を奪われるようになる。そしていつかは、二度と意識が戻らなくなってしまう。当分その能力を使うのをやめさえすれば害はないとギンコ。ゆらは無理よと言った。 発作が起きたらいつの間にかスミのところに行ってしまうとゆら。そうとう進行しちまっているようだなとギンコは言い妖質を一時的に枯らす薬を渡した。飲めばカイロギは動けなくなる。でも発作が起きたときスミの声が聞けなきゃ怖いとゆら。父親は、気のせいだ、胸の病はじっとして気を落ち着かせていれば大丈夫だと言った。急には難しいかもしれないが、ひとりの問題じゃない、スミにもすでに伝染しているなとギンコ。同じところに繰り返し行けば相手にもカイロギがわく。薬を飲んでおいたほうが身のためだぞと言うとギンコはスミのところに向かった。 ギンコの話を聞いたスミは、嬢ちゃんは薬を飲むのはきっと無理ねと言った。ひどく寂しがりやで臆病だから。そして自分にも薬をくれないかと言った。これを機にもうつながりを断ちたいからと。ゆらのところに戻ったギンコはスミが薬を飲むと言ったこと、それと預かってきた手紙を渡した。手紙には、もう私に頼るのはやめてください。お元気でと書いてあった。いつでも困ったら呼んでねと言ったのに、本当は迷惑だったのか。だったら謝るからとスミを呼んだ。答はなく、スミは泣いているようだった。父親にいい加減にしろと言われてゆらはわかったと答えた。薬を飲むからひとりにしてくれと言った。 ゆらはひとりで家を抜け出して、水路を舟でスミのところへ向かう。スミが泣いていた。何があったの? 私も少しはスミの役に立てるかな。ずっと頼ってばかりでごめんね。ゆらの父はスミに、母親代わりに本当によくやってくれたが、ゆらはお前が来てから弱くなる一方だと言った。お前になつくあまり他の者を拒むようになった。外で遊ぶこともせず、お前とは話さなくても心が通じると言い、それを諭せばますます拒む。お前が側にいる限りゆらは変わらないだろう。すまないが、あの子のためなんだ。そう言ってスミを里に帰した。 舟を漕いでいたゆらに発作が起きた。もうスミに頼っちゃだめだと思うが竿を落とし倒れてしまう。水路を流されるゆら。誰もいない、妙なものが泳いでいる。戻ってスミのところへと思うが竿がない。どんどん流されてしまう。「誰かお願い助けて」心の中で叫ぶ。ゆらの願いが多くの人に伝わった。夢に女の子が出てきて海に流されそうになっている。女の子が助けてと呼んでいる。ゆらを探す父親とギンコにもゆらの助けてという声が伝わる。たくさんの人が集まって無事ゆらを見つけた。スミの家で父親に薬を飲むまで見ていると言われ、ゆらは薬を飲んだ。 ようやく懲りたようだなとギンコ。スミは薬は全部は飲めなかったと言った。やっぱり嬢ちゃんが心配で。ダメね、わざわざあんな文まで書いたのに。やっぱり寂しくなるなと言うゆらとスミにギンコは、会いに行きゃいいだろと言った。水路は変わらずつながっているんだ。自分で漕ぐのが無理なうちは誰かの舟に乗っけてもらえばいい。苦しくなれば町の誰かが助けてくれる。そうしていいかと聞くゆらに父は渋々頷いた。スミはもちろんよと笑顔で答えた。 自分で舟を漕いでゆらはスミのところに来れるようになった。遊びに来たよと手を振るゆら。また合図を送ったでしょとスミが言うと、いいでしょ、たまになんだからと明るく笑った。☆次回 「光の緒」ページビューランキング
2014.11.17

およそ遠しとされしもの。下等で奇怪、見慣れた動植物とはまるで違うとおぼしきモノ達。それら異形の一群をヒトは古くから畏れを含み、いつしか総じて蟲と呼んだ。★2014年4月より放送の「蟲師 続章」→ 蟲師 続章 あらすじまとめ★前のお話は→ 蟲師 あらすじまとめ蟲師 第14話 籠のなか(2006年に放送されたものです) ギンコがその竹林で休んでいると奇妙な男(キスケ)に声をかけられた。山をおりるならついて歩いてもいいかとキスケは言った。どうしても竹林から出られなくて三年になると言った。元々ふもとの里の者なんだが何で方角を失うやら自分でもわからないのだと言った。ギンコはキスケと西に向かって下りはじめたが、何度も元の場所に戻ってしまう。初めは西に向かっているが気づいたらズレていて、ズレてズレたあげく一周している。あんたもつかまったんだな。こうなったらここで俺らと暮らすかいとキスケ。子供を連れた嫁のセツを紹介した。元々ここに住んでいた母子で母はもういないが娘のセツとは幼なじみだったし今は夫婦。不幸中の幸いだと言った。付き合わせてすまなかった。家に戻るが休んでいくかいとキスケ。ギンコはもう少し別の方法を考えてみると言った。どうも妙だなと思いながらキスケと別れて歩き出すと竹林を抜けた。竹林を抜けて休んでいると、里の女たちが、あの竹林から出て来たようだが中で男を見なかったかいと聞いた。何なんだあの男はとギンコが聞くと化け物に囚らわれちまっている、あんた無事でよかったよと言われた。あの中に白い竹が生えていて......ギンコは竹林に戻った。出られなかったのかいというキスケにギンコは見たいものがあって戻って来たと言った。里でここに白い竹が生えていると聞いた。あんたや嫁さんのことも少し。それが俺の生業の範疇のモノなら、非常に稀な現象なので詳しく話を聞きたいと言った。もしかするとあんたをここから出す術もあるかもしれない。キスケはギンコを白い竹に案内した。これ以外にもあと4本あるとキスケ。ギンコはやっぱり「間借り竹」だなと言った。まずはこの竹林で起こったことのすべてを聞かせてもらえるか。キスケは自分たち里の子らが聞かされて育った話からはじめた。この竹林に若い夫婦が住んでいた。長年、子ができず夫は家を空けがちになった。草木と話をするような変わり者だった妻は夜な夜な竹林を徘徊するようになりある時、子ができたようだと言った。夫が怪しんである晩あとをつけると女房は白い竹にすがりついていた。夫は肝をつぶして逃げ出したが里の人にとがめられて家に戻った。すると女は筍を赤子のように抱えていた。結果夫は里から逃げ出したし嫌がらせだったのではと思っていたとキスケ。実際自分らが子供の頃に「竹の子」を見た時も普通の子にしか見えなかった。それがセツだった。その頃すでに母親は亡くなっていてひとりじゃ寂しいだろうと妹や仲間たちとここで遊んだ。ただセツは異質だと感じていた。水しか口にせず決して竹林から出なかった。ある時、竹林から出られなくなった。皆でぐるぐる竹林を回り気づくとキスケがひとり残された。翌日、里に戻れた連中が捜しに来てくれたがキスケと一緒だと竹林から出られなくなった。(知っていて俺を巻き込んだなとギンコが言うと、すまない他所の人ならどうかと思ったんだよとキスケは言った)それからはセツの家で暮らした。キスケには妹しか肉親がなくて里の皆で食べ物を世話してくれていたが、訪問者も減って来た。セツは寂しいかと聞いた。いいやと答えるとならよかったと笑った。やがてセツは子を身ごもった。だがその時初めてセツの素性を思い知った。産婆は里へ逃げ帰り、それ以来だれもここへ来なくなった。で、あんたの言うマガリダケってのは何なんだいと聞かれギンコが話す。「竹」と名につくが草木ではない。竹は竹林一帯が同じ根を持ちそれらのすべてでひとつの個または世代交代する家族と言える。「間借り竹」はその根に寄生し家族の一員になりすます「蟲」竹の根から養分を吸って育ち、竹林を茂らせる成分を根に戻し竹林を広げ自分の子株を増やす。あんたの女房は蟲と人との間の子。蟲師は「鬼蠱(おにこ)」と呼ぶ非常に稀な「まざりモノ」だとギンコは言った。キスケは親が何でもセツはセツだと言った。里の皆もセツに会えばわかってくれるはずだ。いつか三人で里で暮らすことだって...それに妹が俺のせいで辛い思いをしていないが気がかりだと言った。ギンコが白い竹のところに行くとセツが竹から水を汲んでいた。それがあんた方の命の水かい、少し分けてもらっていいかとギンコ。セツは大事な水だから他所様にはやるなと母に言われたと話す。キスケには子供の頃に一度あげちゃったけどとセツ。里の者らに忌み嫌われるのは辛いかとたずねると、私はキスケと娘がいればいい、キスケは出られなくて可哀相だけどそれが嬉しいと言った。ギンコが命の水をもらって持ち歩くと竹林から出られなくなった。竹の葉が落ちるのを見てはしゃぐ娘にキスケはこの季節には里のことを思い出すよと言った。広くて陽がいっぱい差して賑やかな里をお前にも見せてやりたいなと。ギンコが原因がわかったと言う。蟲には草木と違い意思がある。体の各部位に命令を下し意思を遂行する。この蟲にとって体はこの株を中心とした竹林一円。そして意思を伝えるものがセツたちが飲む命の水だと。この水を持っているだけで蟲の意思に感化されてしまう。むろんそれを口にした者その側にいる者まで。セツがキスケに水をくれた時、それを知っていたとは思えないが、体から水を抜く術は思いつかないとギンコ。もうひとつ手段は考えられるが他にどんな影響があるか読めないからやりたくないと言うと、そうか、それならようやく諦められるとキスケは言った。ふたりの話を聞いていたセツは白い竹のところに行くと、あなたがキスケをとらえてくれていたのね、ありがとうと言った。そして、ごめんなさいと言うと竹を切ろうとしたが手が止まった。ギンコが来て、あんたはそいつの子株、体の一部なんだから切れないはずだと言った。キスケは私のせいでと言うセツにギンコは、でもキスケは不幸だったわけじゃないと言った。キスケは親が何でも私は私だと言ってくれたのに、私はキスケから里を奪った。ギンコはもうよせと言ったがセツは竹を切り倒した。娘を背負いセツを捜してしたキスケは気づくと里に下りていた。やっと出られた。その足で妹のところに行くが帰ってくれと言われた。そんなもの連れて里に下りてこないで。私も子供がいる。子供にまで肩身の狭い思いをさせないでくれと。キスケはセツのところに戻った。それからしばらくは三人は幸せに暮らしていたという。だが半年後、親株を伐った影響をギンコが見に行くと、間借り竹は一本もなくなっていた。そしてキスケがひとりでいた。あれから白い竹は次々朽ちてしまった。そして命の水を失ったセツと娘は苦しんで亡くなった。セツはあんなことしちゃならなかった。あれはセツの親だったのに。俺がそうさせた。俺が里を捨てきれなかったから......竹の葉が落ちる季節になった。もう今年もそんな時季かとキスケが見るといつの間にか白い竹が生えていた。赤子の声が聞こえてきた。それはふたりの墓のほうからだった。★原作では第4巻にあります。ページビューランキング
2014.11.16

『蟲(むし)』見慣れた動植物とは違う、時にヒトに妖しき影響を及ぼすもの。蟲師(むしし)は、それらを調査し在るべき様を示す。ヒトと蟲の世を繋ぐ者、蟲師ギンコの旅の物語。★前のお話は→ 蟲師 続章 あらすじまとめ★蟲師1~26話 特別篇は→ 蟲師 あらすじまとめ蟲師 続章 第13話「残り紅」夕暮れ時、友だちがみんな家に帰ってひとりになったアカネに誰かが近づいてきた。一緒に遊ぼうと声をかけると姿はなくて影だけで......日が暮れる。家に帰らなくちゃ。ここはどこ? 早く家に帰らなくちゃ...... ギンコが夜の山道を歩いていると佇む老婆がひとり。婆さんを背負って家に送っていく。何であんなところにいたんだと聞くと。それがねえ、どうしてだかねと婆さん。婆さん(みかげ)を探して爺さん(陽吉)が来た。お~い、こっちだよとギンコの背中で元気に答える婆さんwww家に着いてギンコに礼を言う陽吉。なぜ山に入ったのかわからないのでは心配ですなとギンコが言うと。みかげはこの頃たまにこういうことがあると陽吉。夕方になると、夕焼けの日なんかは特に、帰ると言って家を出ようとするのだと言う。ギンコが蟲師と聞いて、昔この里にもいて娘の疳の虫や稲の病気などで世話になったとみかげ。足が少し悪くて山奥までは入れないと言っていた陽吉の膝を見ると痣が。お灸で蟲が出て来た。楽になった気がすると陽吉。明日の朝もう一度すれば完治するはずだとギンコは言った。夜中に陽吉がギンコに婆さんの話をする。年をとって昔のことを思い出すというのは記憶を失くした者にもあるのかねと陽吉に、さあ、そこまではとギンコが答え、婆さんは記憶がないのかいと聞くと、みかげは昔、突如この里に現れたのだと言った。 普段はもう忘れているのだが、ふと思い返すたび、あれはいったい何だったんだろうと思う......子供の頃、夕焼けの帰り道、ひとりでいるアカネに会った。まだ家に帰らないのかと聞くと父ちゃんが畑から戻るのを待っていると言った。暗くなる前に帰れよと言って別れた。また明日とアカネは手を振った。その夜、アカネが来ていないかと父親がたずねてきた。姿が見えなくなったアカネをみんなで探した。陽吉が女の子の姿を見つけアカネかと近づくと同じ年頃の見たことのない女の子だった。アカネはそれきり姿を消した。女の子は名前を聞いても里を聞いても首を横に振るばかり。里の人たちは気味が悪い、鬼の子じゃないか。アカネちゃんは鬼に喰われてしまったのかと噂した。やがてその子を引き取ると名乗り出たのはアカネの父だった。その子、みかげは次第に里にとけこんでいった。時が過ぎ、陽吉とみかげは夫婦となった。共に子を育て上げ、共に老い、このままこの里に共に骨を埋めるのだと当然のように思っていた。夕方になるたび、帰るなどと言い出すまでは。妙な話だろうと陽吉は笑った。婆さんはいつか自分の故郷のことを思い出すのかもしれない。そうしたらやはり帰りたいと思うのかのうと言う陽吉にギンコは、夕暮れ時に人が入れ替わる現象を聞いたことがあると言った。夕暮れ時のみ現世(うつしよ)に現れる、オオマガドキ(逢魔時)というものがある。それに飲まれたものは夕暮れ時に本体のない影のみの姿で現れる。そしてその影に踏まれたり踏んだりすると影の本体と入れ替わりに、オオマガドキに飲まれてしまう。のだろうと考えられている(そこまでの記憶がなくなっているため実証はない)入れ替わったアカネはその後どうなったんだと陽吉。同じように誰かと入れ替わってどこかで暮らしているんじゃないだろうかねとギンコ。どこに現れたのかわからないのかと陽吉。オオマガドキは現世とは別のところにあり、いつどこでつながるかわからないと言うと、アカネもどこかで幸せになってくれているといいがと陽吉は言った(寝ていたと思ったみかげがふたりの話を聞いていた) 影踏みをして遊んでいたが友だちは飽きちゃったと言ってあやとりを始めた。誰か来たようなので、続きをしようと近づくとそれは影だけだった。あんた誰? 影に影を踏まれた......翌朝、ギンコの治療ですっかり足の具合が良くなった陽吉。同じように足の悪い連中が数人いるのでついでに診てくれんかと言われ、ギンコはもう一日いることにする。里の人を治療する。足が治った陽吉は魚を獲りに。家に戻るとみかげの姿がなかった。提灯もなくなっている。故郷を思い出して出て行ったのかも。ここはどこなの? 誰もいない。いつまでも夕暮れのまま。寂しい、怖い。きっとあの影のせいだ。あの影が私の影を踏んだから......ひとり山を歩くみかげは、ごめんねアカネちゃんと言って泣いた。見つけた陽吉とギンコが駆け寄る。思い出したのか、黙って出て行くつもりだったのかと陽吉。そんなに故郷に帰りたいのかと言うと、そうじゃないよと言った。私は本当にずっと幸せだった。あんたやお父さんに会えて幸せだった。でも私はあそこにいていい子じゃなかったんだ。アカネちゃんを身代りにした。私と入れ替わればいいと思って影を踏んだ。そしてあの子の全部を盗んだ。あんたからアカネちゃんを奪ってごめんねと泣くみかげに陽吉は、わしには謝らんでくれんかと言った。わしも幸せだった。ずっとずっと、お前のおかげで。陽吉がみかげの手をとった。さあ帰ろう。わしらの家に帰ろう。 数年後、流行り病で婆さんが亡くなるまで、ふたりは幸せに暮らしたという。夕焼けがきれいな夕暮れ時、陽吉は小さな花を摘んでみかげの墓に。帰ろうと立ち上がるとそばに本体のない影だけが立っていた。女の子の影のようだ。あかね? お前、あかねだな。陽吉は言った。お前、どうしてずっとそのままで? と聞いた陽吉は、そうか、お前、踏めなかったんだなと言って泣いた。心根の優しい娘だった。すまんと陽吉は謝った。お前の影を踏んだ子と夫婦になった。ひどいやつと思うか? あの子を恨んでいるか? わしの影を踏んでくれ、頼むアカネ、戻って来てくれ。アカネの影は去って行こうとする。どこへ行く? 行くな、アカネ。陽吉が影を踏んだ。(夜道を歩く老女。子供の姿を見つけどこの子だいと声をかけた。こちらを見た少女は昔いなくなった友だちのアカネちゃんだった。アカネちゃんが帰ってきた...)☆次回 「隠り江」ページビューランキング
2014.11.15

『蟲(むし)』見慣れた動植物とは違う、時にヒトに妖しき影響を及ぼすもの。蟲師(むしし)は、それらを調査し在るべき様を示す。ヒトと蟲の世を繋ぐ者、蟲師ギンコの旅の物語。★前のお話は→ 蟲師 続章 あらすじまとめ★蟲師1~26話 特別篇は→ 蟲師 あらすじまとめ蟲師 続章 第12話「香る闇」 夜、ふと花の匂いを嗅ぐと何かを思い出しそうになる。でもいつも思い出せない。懐かしいような、恐ろしいような何かを。ある夜、雨に降られたギンコがカオルの家をたずねる。夫・カオル、妻・郁(いく) と幼い娘の3人家族。ギンコが仕事は蟲師だと話し、何か具合の悪いところや奇妙なことでもあれば役に立てるかもしれないと言うと、うちはみんな丈夫なことだけがとりえで、困ったことと言えば働いても働いても楽にならないことくらい。旅をしているなら、よその土地の話を聞かせてくれ、もう長いことこの里から出ていないのでなとカオルは言った。よく朝、出発するギンコに、平凡に暮らしてきたから、いろいろ変わった話が聞けて面白かったとカオル。ギンコは何事もないのが一番いいさと言った。時は流れた。娘は成長し嫁に行き、夫婦も年をとった。ある夜の帰り道、遅くなってしまったから早く帰らないと郁が心配するなとカオルが思いながら歩いていると花の匂いがした。まただ、また何か大事なことを忘れているような気がする。洞を見つけた。こんな洞、あったかな、誰かが掘ったのか。花の匂いは洞の中からだった。花の匂いがしているのなら、どこかに出られるのか。この方向なら里への近道かもしれない。洞の中に入った。中を進むと花の匂いでむせ返るようだった。いったい何だったろう。何を忘れてしまっているのだろう。そう確か遠い昔のことだ。 母がお茶が入ったわよとカオル(少年)を呼ぶ。父が賃上げを要求する従業員の蔵人に、それならもっとましな酒を造ってみろと怒っている。母はあなたは気にしなくていいのよと言った。カオルと同じ年頃の丁稚がいた。父の大事な花瓶を割ってしまったカオルはその子がやったと嘘をついた。やってませんと言う丁稚。父はカオルが見たといっている、嘘をつくなと言い、謝れないなら出て行けと告げた。その夜、カオルは丁稚が蔵のほうから出て来たのを見た。カオルを睨むと去って行った。翌朝、蔵の酒の栓が全部抜かれていることがわかった。家業はつぶれ、母と町を離れ山里に来た。慣れない畑仕事もした。春になり花が咲いた。ながめていると木の下にひとりの少女が。どこかで見た気がする。でも思い出せない。いったい誰だったっけ。匂いを嗅ごうとしたが届かない少女に枝を引っ張ってあげた。ありがとうと少女。なぜだろう、とても懐かしい感じがした。少女は郁といった。月日はながれ二人は成長し結婚した。子どもが生まれて、母が亡くなり....雨の晩に旅の蟲師が来て...娘が嫁いで、年を重ねて...帰り道に洞を見つけた。何か妙だな、でもいったい何が? まただ、また思い出せない。でもこの穴は前にも見たことがある。中から花の匂いがする。ならたぶんどこかに出られるはずだ。早く戻らないと郁が心配する...... 春になり花が咲いた。花を眺めていた少年、カオルはまた何か思い出しそうになった。何だったかな。思い出せない。この頃、何だか変だ。ずっとこの家に住んでいるのに、時々とても懐かしい感じがする。前にもこんなことがあった気がする......郁と結婚した。娘が生まれた。ああ、この場面も見たことがある。ずっと昔に。でもずっと昔って、いったいいつだ? 冬になって雪が積もって、屋根の雪を下ろして...また春になって...思い出せない。いつも、どうしても......雨の夜に旅の蟲師がたずねて来た。何か具合の悪いところや奇妙なことでもあれば役に立てるかもしれないと言うギンコに、カオルは実はちょっと気になることがあってと話した。物心ついたときから初めてのはずなのに見たことがある気がしたり、前にも同じことがあったような気がする。気のせいじゃなくて、今もこんな雨の晩に前にもあんたを家に泊めたことがあると。ギンコはこのあたりに来るのは初めてだがなと言った。だからどうという事でもないが気が落ち着かなくてとカオルが言うと、既視感かとギンコ。もしや夜、花の匂いを嗅ぐと不安になるとかと聞かれ、そうだ、何かを忘れている気がしてと答えると、あんたは、回廊に囚われちまったのかもしれんなとギンコは言った。回廊は花のような匂いを出し、虫や獣を誘い込む漆黒の筒状の蟲。そして誘い込んだ獲物の時間を円環状に歪めると言われている。だとすれば、同じ時間を繰り返し生かされることになる。誰にも確かめる術はないが、もしそうだとしたら、あんたはもう、同じ人生を何度も生きているんだとギンコは言った。そして、この先のどこかでまた同じように回廊に出くわす。気づかずにまたその中をくぐってしまえば、また時間は繰り返し同じ人生を味わう。既視感を持つ者の記録はあるが、すべてを調べることなど到底できない。何一つ言い切ることはできないが、一応、花の匂いがする暗がりには用心したほうがいい。回廊に囚われた者が思うように過去を変えたという話は聞かない。それに既視感を持ったということは今までのように昔に戻ることはできないかもしれない。何度もくぐるうちに回廊と同化してしまうかもしれない。決してもう一度くぐろうなどとは考えるなよとギンコは言った。変えたい過去もあるが、それよりこの先が見たいとカオルは言った。娘の成長や孫の姿や、まだ見たことがない毎日が。翌朝、旅立つギンコを見送る...そしてまた月日は流れて、ふたりは年を重ね...山菜採りに出かけたカオルはすっかり遅くなってしまい...早く帰らないと...花の匂い...そして洞を見つけた。 ああそうだと気づくカオル。何度もこの穴をくぐった後、あの頃に戻って...カオルは穴をくぐらずに家に戻った。外で郁が待っていた。これは初めて見る。ずっと幸せな悪夢を見ていたようだと言うカオルに、どうしたのいったいと郁。これからはずっと新しい毎日がやってくるんだと言って抱きしめた。きのこ採りに出かけたふたり。郁の姿が見えない。カオルが探すと郁は崖下に転落し頭から血を流していた。郁を背負って運ぶ。すぐ医者に連れていってやるから辛抱しろと言うが体が冷たくなってくる。このままでは里に着くまえに郁は...目の前に洞があった。ギンコの言葉を思い出した。決してもう一度くぐろうなどとは考えるなよ。洞の前でカオルは郁に言った。この中から花の匂いがする。里への近道かもしれん...カオルは洞に入った。大丈夫だよ、お前は助かるんだ。そしてまた遠い未来に俺と一緒に暮らすんだ。春になり花が咲いた。匂いを嗅ぎたいが届かない花の枝を少年が引き寄せてくれた...月日は流れ...夫のカオルと娘と3人での帰り道、郁は花の香りに何か思い出しそうな気がした。何か懐かしいような、恐ろしいような......雨の晩に旅の蟲師がたずねてきた。☆次回 「残り紅」ページビューランキング
2014.11.14

ソードアート・オンライン II あらすじ・感想★I期はこちら→ 「ソードアート・オンライン 第1話~第25話あらすじまとめ」【ファントム・バレット編】 仮想世界で銃で撃たれたプレイヤーが現実世界でも死亡。SAO事件から1年。死銃(デス・ガン)事件の捜査を依頼されたキリトはガンゲイル・オンライン(GGO)にログイン。そこで出会ったのは、スナイパーの少女、シノンだった。☆第1話「銃の世界」☆第2話「氷の狙撃手」☆第3話「鮮血の記憶」☆第4話「GGO」☆第5話「銃と剣」☆第6話 「曠野の決闘」☆第7話 「紅の記憶」☆第8話 「バレット・オブ・バレッツ」☆第9話 「デス・ガン」☆第10話 「死の追撃者」☆第11話 「強さの意味」☆第12話 「幻の銃弾」☆第13話 「ファントム・バレット」☆第14話 「小さな一歩」★第14.5話「Debriefing」 (総集編)【キャリバー編】 ALOで新たなクエストが始まった。それは伝説の聖剣「エクスキャリバー」を獲得するもの。新たにシノンがメンバーに加わり、キリトたちは7人でクエストに挑む☆第15話 「湖の女王」☆第16話 「巨人の王」☆第17話 「エクスキャリバー」 ページビューランキング
2014.11.13

ALOで新たなクエストが始まった。それは伝説の聖剣「エクスキャリバー」を獲得するもの。新たにシノンがメンバーに加わり、キリトたちは7人でクエストに挑む★前のお話は→ 第1話~第16話 あらすじまとめ ★I期はこちら→ 「ソードアート・オンライン 第1話~第25話あらすじまとめ」ソードアート・オンライン II #17 エクスキャリバー スリュムと戦うキリトたち。HPがなかなか削れず苦戦していた。このままでは倒せない。フレイヤがスリュムを倒すには奪われた一族の秘宝、黄金の金槌が必要だとキリトに言う。リーファが雷系のスキルを使ってとアドバイス。キリトは黄金の金槌を見つけた。 かなり重い金槌だったが、フレイヤに向かって投げた。フレイヤは楽々キャッチ。すると様子が変わった。えっ? フレイヤの姿がおっさんにw 驚くキリトたち。フレイヤは雷の神・トールだった。トールはスリュムに我が宝、ニョルニルを盗んだ罪を贖ってもらうと近づく。 トールとともにキリトたちも総攻撃をかける。スリュムを倒した。地の底に帰るがいいとトールはスリュムにニョルニルを振り下ろした。スリュムは消えた。トールはキリトたちに礼を言うと、褒美をやらねばと言った。クラインに雷鎚ニョルニルを正しき戦に使うがいいと言って授けると去って行った。 クエストはまだ終わっていなかった。玉座の後ろに下り階段が出来ているとユイ。エクスキャリバーを引き抜くため最下層へと走る。キリトはエクスキャリバーに「待たせたな」と言った。引き抜こうとすると抜けなかった。みんなに応援され、やっと引き抜いた。 ダンジョンの崩壊が始まった。スリュムヘイム全体が崩壊するから脱出をとユイ。脱出といっても成す術もなくダンジョンと落下し始めるキリトたち。遠くから何か聞こえた。トンキーが助けに来てくれたのだった。トンキーに乗り移る。「俺にはまだ重すぎるか」キリトはエクスキャリバーを放り投げるとトンキーに乗った。 落ちて行くエクスキャリバー。シノンが200mくらいかと言うと弓と呪文でエクスキャリバーを引き上げた。キリトの手に。ありがとうと言うキリトにシノンは、この剣を抜くたびに私のこと思い出してねと言った。他の女子はムッ。 ダンジョンが崩れてヨツンヘイムに水と緑が戻ってきた。あたたかく美しいヨツンヘイムが蘇る。トンキーとその仲間たちも大喜び。ウルズが現れてキリトたちに礼を言う。ふたりの妹、ベルザンディーとスクルドも礼を言った。妹たちからクリア報酬が。キリトにはウルズからエクスキャリバーが授けられた。 クエストはクリアされた。ありがとう妖精たち、また会いましょうと言うとウルズと妹は去って行った。(エクスキャリバー編・終わり)☆蘇ったヨツンヘイムは美しかったですね。美しいフレイヤがおっさんになったのはビックリだけどw クラインはショックだったでしょうねwww 短い物語できれいにまとまってよかったです。私のほうはサボっているうちに終わってしまってバタバタですがwページビューランキング
2014.11.13

ソードアート・オンライン II あらすじ・感想★I期はこちら→ 「ソードアート・オンライン 第1話~第25話あらすじまとめ」【ファントム・バレット編】 仮想世界で銃で撃たれたプレイヤーが現実世界でも死亡。SAO事件から1年。死銃(デス・ガン)事件の捜査を依頼されたキリトはガンゲイル・オンライン(GGO)にログイン。そこで出会ったのは、スナイパーの少女、シノンだった。☆第1話「銃の世界」☆第2話「氷の狙撃手」☆第3話「鮮血の記憶」☆第4話「GGO」☆第5話「銃と剣」☆第6話 「曠野の決闘」☆第7話 「紅の記憶」☆第8話 「バレット・オブ・バレッツ」☆第9話 「デス・ガン」☆第10話 「死の追撃者」☆第11話 「強さの意味」☆第12話 「幻の銃弾」☆第13話 「ファントム・バレット」☆第14話 「小さな一歩」★第14.5話「Debriefing」 (総集編)【キャリバー編】 ALOで新たなクエストが始まった。それは伝説の聖剣「エクスキャリバー」を獲得するもの。新たにシノンがメンバーに加わり、キリトたちは7人でクエストに挑む☆第15話 「湖の女王」☆第16話 「巨人の王」 ページビューランキング
2014.11.12

ALOで新たなクエストが始まった。それは伝説の聖剣「エクスキャリバー」を獲得するもの。新たにシノンがメンバーに加わり、キリトたちは7人でクエストに挑む★前のお話は→ 第1話~第15話 あらすじまとめ ★I期はこちら→ 「ソードアート・オンライン 第1話~第25話あらすじまとめ」ソードアート・オンライン II #16 巨人の王 スリュムヘイムの入り口に立つ。ユイが、このアルブヘイム・オンラインは、他のザ・シード規格のバーチャルMMOとは大きく異なる点がひとつあると言う。それはゲームを動かしているカーディナル・システムが機能縮小版ではなく、旧ソードアート・オンラインに使われていたフルスペック版の複製だということ。本来のカーディナル・システムにはクエスト自動生成機能がある。このクエストはそれによるものの可能性が高い。だとすればストーリーの展開次第で行きつくところまで行ってしまうことがあり得る。クエストとALOそのものの原型となっている北欧神話にはいわゆる「最終戦争」が含まれる。霜の巨人族が侵攻して来るだけでなく、さらにその下層にいるムスペルヘイムという灼熱の世界から炎の巨人族までもが現れ世界樹をすべて焼きつくすということも考えられる。オリジナルのカーディナル・システムにはワールドマップをすべて破壊する権限がある。なぜなら旧カーディナルの最後の任務は浮遊城アインクラッドを崩壊させることだったのだから。そうなった時、バックアップを使っても巻き戻せるのはプレイヤーデータだけでフィールドは含まれない。 ユイの話に驚くキリトたち。ウルズの石の光が消えかけている。時間がない、最下層へと急ぐ。第2層でソードスキルの高いモンスターに苦戦しながら協力しての集中攻撃で倒す。残り時間は1時間くらい、ダンジョンは4層構造になっている。3層はサクサクっと片づけて30分でボス部屋に行く予定。後はラスボスだけになって移動していると氷の檻に閉じ込められた女性がいた。助けて、ここから出してと言う女性。ウルズと同じ言語エンジンモジュールに接続しているNPCだがHPゲージを持っていた。ということは戦闘になるかもしれない? 罠だとみんな。罠じゃないとしても寄り道している時間はない。 先を急ごうと走り出すが、クラインは罠だとわかってても、ここであの人を置いていけないと戻り女性を助ける。ありがとう、妖精の剣士さま。女性は巨人の王、スリュムに盗まれた一族の宝物を取り戻さなければならないと言った。一緒にスリュムの部屋に連れて行ってくれないかと女性。なんかきな臭い展開だねとアスナはキリトに言った。 罠と決まったわけじゃないし、仕方ないので連れて行くことに。ありがとうございますと抱きつかれ、剣士さまクラインはメロメロwww NPCのパーティー参加を承認。フレイヤという名だった、かなりMPが高いようだ。この先の階段を下りたらラスボスの部屋だろう。後はもう小細工なしでぶつかっていくしかないとキリト。「ラストバトル、全開でぶっ飛ばそうぜ」 ラスボス、スリュムの部屋の扉が開く。フレイヤの魔法呪文で全員のマックスHPが増えた。奥に進むと黄金の宝の山。小虫が飛んでいる、悪さをする前に潰してくれようかと巨人の王が現れた。でかっ。ウルズの居場所を教えればこの部屋の黄金を持てるだけくれてやるぞとスリュム。フレイヤの姿を見つけると、檻から出てきたということは、花嫁になる決心がついたのかなと言った。 嫁として迎えたが宴の前の晩に宝物庫をかぎまわろうとしたので氷の牢獄につないでおいたのだとスリュムは言った。スリュムとフレイヤ、盗まれた宝...リーファはキリトに本で読んだ気がすると言った。スリュムは小虫どもを捻り潰したあと念入りに愛でてやるとフレイヤに言って笑った。スリュムがキリトたちに向かってくる。キリトはユイの指示をよく聞いて序盤はひたすら回避するようにと指示する。巨人の王との戦いが始まる。☆次回 「エクスキャリバー」★剣でのバトルシーン、よかったですね。フレイヤ、あれじゃクラインは罠でも助けますよねwww 巨人の王はすごく大きいし強そうだけど大丈夫かな。次も迫力のバトルシーンを期待します。ページビューランキング
2014.11.12

セブ旅行記 2014 (8) ☆マゼランは世界一周の途中フィリピンで亡くなった☆セブ島2日目。セブ市内観光の続きです。高級住宅地ビバリーヒルズに建つ道教寺院からセブの市街地へ。まずは「マゼランクロス」 セブの有名な観光地で人も多いです。 ☆アップして気づきました。外の写真を撮っていなかったです。すみません。真ん中にあるのがマゼランクロス。八角堂の中にあって天井には絵が描かれています。入場無料で誰でも入れます。 ☆1521年。セブ島に上陸したマゼランはセブ王(首長)に熱心に布教を行い、王と王女、臣下の者400人が洗礼を受け、フィリピン最初のキリスト教徒となる。その地に建てられたのがこのマゼランクロスです。★マゼランがフィリピンで最初に上陸したのはセブ島ではないですが、艦隊の補給に便利な港ということでセブを紹介されてやって来たようです。セブはそれ以前から東南アジアの国々と交流があったようで、マゼランの布教は奴隷のマレー人が通訳をしていたとか。 ☆木枠に囲まれた黒っぽい十字架ですが、上の絵にあるように、実物はこれではなくて、これはカバーみたいなもの。もともとは外にあった十字架ですが、万病に効くといって削って持ち帰る人が多くて、このままでは壊れてしまうということで、1984年に八角堂が作られ外枠もできたそうです。 ☆願い事は外で蝋燭を買ってここに灯して、直接十字架には届かないので、右下の人たちのように台座などに手を置いてお祈りします。 ☆八角堂はあちこち壊れていて、寄りかかったりしないようにテープが貼られたりしていました。崩れないかちょっと心配。ここの周りは人がとても多くて、物売りや物乞いの子もかなりいます。アクセサリーなんかを売っています。★買うなとは言えないですが、安くはないです。相手にすると車までついてきたりするので気をつけたほうがいいですね。断るときは、はっきりと、静かに断りましょう。大声で拒否したりしないように。またセブはマニラに比べて治安がいいとか聞きますけど、スリとかちょっとした犯罪は多いです。日本ではないことを認識しましょう。荷物は体の前に抱えて、ズボンの後ろポケットに札入れなど間違っても入れないように。【マゼラン終焉の地・マクタン島】では、最後はマゼランのお話をザックリと。どこまでが本当かは実際にはわからないので、伝説レベルの話としてお聞きくださいませ。セブに上陸して多くのキリスト教徒獲得に成功したマゼランですが、セブ王がこのあたりで一番有力と見て熱心に布教したようです。しかしながら通訳を介しての布教活動でどれだけ伝わったかと考えると、セブ王のほうも何か思惑があったのかもしれません。それに気をよくしたのか、マゼランは次の目的地へ向かわず布教活動を続けます。周りの島にも王(首長)がいましたが、改宗してセブ王に服従するようにと言い出します。マゼランはセブに着いた時も大砲を一発撃って驚かせたらしいですが、ここでも武力をちらつかせ始めたようです。セブ島の向かいのマクタン島、今はセブ島と橋で結ばれて空港がありビーチリゾートがある、私も滞在しているところですが、マゼランは町を焼くなどしたため島民は反発しました。他の王がマゼランに従う中、マクタン島の王のひとり、ラプラプは従わないので応援に来てくれと他の王に言われてマゼランは、1521年4月27日、兵を率いてマクタン島に上陸します。船の上から攻撃すればよかったのではないかと単純に思うのですが、もともとの計算か神の意思かわかりませんが、マゼランが到着したときは、ちょうど干潮時でした。マクタン島の周りは遠浅な海。マゼランは大砲などの攻撃を諦め武器を持って50人ほどで上陸します。ところが、ラプラプ王はマゼランの動きを察知していて、1500人もの兵で待ち構えていたのでした。少ない兵でも勝機はあるとマゼランは考えていたようです。実際、ラプラプの兵は竹槍しか持っておらず、マゼラン軍が着けている甲冑に刺さりもしなかったからです。しかし、ラプラプは自分の兵に告げました。敵の甲冑を着けていない足だけを狙い撃ちするようにと。そしてマゼランも命を落とします。ふたりが直接、一対一で戦ったという記録はないようですが、ラプラプは英雄として称えられています。マゼランを失った艦隊は、1522年に世界一周を成し遂げます。1519年の出航から3年、出発時の270人のうち世界一周を達成できたのは、わずか18人だったそうです。★次はマゼランクロスの八角堂の北側にある教会です。 ★「拍手」にコメントもできます。記事にまったく関係のないコメントはこちらにお願いします。 ページビューランキング
2014.11.11

バグズ2号の悲劇から20年経ち、地球では火星からの未知のウイルスが猛威をふるっていた。ウイルスのサンプルを入手してワクチンを作るため、アネックス1号が火星へと向かう。人間とゴキブリの種の存続をかけた戦争が始まる。 TERRAFORMARS あらすじ・感想・各話タイトルクリックで、あらすじ・感想記事にリンクしています☆第1話 SYMPTOM 変異☆第2話 DEPARTURE 出陣☆第3話 TO MARS 災いの星へ☆第4話 WAR 全面戦争☆第5話 EXCEPTIONAL TWO 奇跡の子☆第6話 2MINUTES 2分間ページビューランキング
2014.11.11

バグズ2号の悲劇から20年経ち、地球では火星からの未知のウイルスが猛威をふるっていた。ウイルスのサンプルを入手してワクチンを作るため、アネックス1号が火星へと向かう。人間とゴキブリの種の存続をかけた戦争が始まる。☆前のお話は→ 「第1話~第5話 あらすじまとめ」TERRAFORMARS #06 ~2 MINUTES 2分間~ 2班の脱出機に飛んできたテラフォーマーは異様に発達した脚を持っていた。立ち向かうアレックスだったが蹴り落とされた。仲間を乗せたまま脱出機は走り出す。テラフォーマーは操縦桿を握り運転していた。燈とアレックスは後を追うが、離陸して空へ飛び立った。何もできずにいる機内のクルーたち。操縦するテラフォーマーにアレックスの剛速球が命中するそして燈の糸が飛んできた。『糸』 人も他の地球生物も様々な方法で糸を駆使する。その中において最も強靭な糸を作り出す生物は、糸で罠を作ったり網を投げて獲物を捕えたりはしない。ただ2本の切れない糸に生活のすべてを預ける。同じ太さのクモの糸と比べ実に2.5倍の荷重に耐える糸を出す。その虫は、日本原産「オオミノガ」絶滅危惧種である。糸で燈が機内に乗り移った。「待たせたな、みんな。護衛の場を離れてすまなかった。助けにきたぜ」 【膝丸燈 ベースはオオミノガ マーズランキング6位】「ところで、みんなはさ、バンジージャンプなんか割と大丈夫なほう?」八重子は多少イケメンでもw絶対無理と言ったが燈は笑うと機体の後部を切り離した。残ったテラフォーマーの脚を見て、ゴキブリも走り込みとかスクワットとかしてるとそうなるのかと言った。違うな、バッタか? ミッシェルはテラフォーマーと湖の中。結構深い。テラフォーマーの手は吸盤のようになっていて離れない。脚もブラシ状で水を捉えやすくなっている。背中の形状も他と違う。この水中戦に特化した体はゴキブリじゃない。ゲンゴロウか? 500年前にゴキブリを放したときにゲンゴロウも混じっていた? そんなわけないだろ。親世代の誰かか? 死体をつかったのか? (手術用の器具を作り出すテラフォーマーの職人?がいた) 燈はテラフォーマーに、この機体は止めない。てめえは2分以内に倒すと言った。ミッシェルはテラフォーマーの手を振り払い泳ぎだした。飛ばされたクルーたちは空中を落下中。八重子は死を覚悟したが、アレックスが飛んできて諦めるのが早いぞと言った。みんなを吊るして運ぶ。が重すぎてかなり大変そうw 降ろすまで燈を助けにはいけないが、あいつは強いから大丈夫だと思った。水面に向かって泳ぎ浮上するミッシェルをテラフォーマーがまた捕える。すでに勝負はついていた。バグズ2号のクルーたちの遺体がゴキブリに利用されているとミッシェルは直感的に理解していた。ゲンゴロウは流線形の体に吸盤の前足、ヒレ状の後ろ足、加えて一部の水生昆虫に特有の呼吸法を使用する。ゲンゴロウは、羽と背中の間に空気を貯めた状態で潜水する。酸素が消費され二酸化炭素の分圧が増えると、まわりの水の中の酸素とガス交換が起こる。これによりゲンゴロウはエラを持たずして水中で10分以上の活動が可能になっている。それに対してミッシェルの水中での活動限界はおよそ2分だった。バクダンアリの能力も敵の体温が水温同様に低ければ炸裂しない可能性が高い。この時点で勝ち目がないミッシェルはテラフォーマーに足四の字固めをかけて抑え込むと動きを止めた。そして2分を数えた。窒息3期に至り、意識を完全に消失、痙攣が止まり非常に危険な状態となる。対するゴキブリは痛みを感じないが脚が動かせないことに戸惑っていた。それはミッシェルにとって好都合だった。足四の字固め(フィギュアフォーレックロック)は2分間がまんすると骨折すると言われている。しかしミッシェルに足のロックを解いて水面に上がる判断力はすでになかった。窒息は次の第4期に入ると回復は望めず、それを過ぎると死に至る。アレックスは無事(やっと)みんなを地上に降ろした。班長ミッシェルはまだ上がってきていない。燈が倒れているのが見えた(アレックスのベースは鳥で視力が強化されていてよく見える) 倒れていた燈が立ち上がってテラフォーマーに不思議かと聞いた。バッタの脚力は人間大にするとビルを壊せるくらい強烈。なぜ倒せない殺せない、この虫けらがってとこか? 教えてやると燈。「それは、てめえがゴキブリだからだ」たぶんお前よりバグズ2号のバッタだったやつのほうが強い。お前らの力も速さも頑丈さも脅威だ。しかも人間が残した機械の扱い方を理解、もしくは理解したやつから指導を受けている。リーダーを中心に統率がとれていてそいつにはビジョンがある。知性も力も脅威だがそれでも、お前らは戦い始めて日が浅い。燈はテラフォーマーに近づく。接近されて蹴りが出ないテラフォーマーに蹴りで一撃(至近距離からの上段回し蹴り、お見事~)最初の1年は型と股割りだ、出直してこい。と言ったが自分もダメージを受けており倒れ込んだ。立ち上がろうとするテラフォーマー。立つな、この機体は止めさせない。せっかく長さを調節しておいたんだから。ミッシェルさんなら呼吸の限界の2分かその前に必ず敵を仕留めているはずだから。機体から伸びた燈の糸がピンと張った。見ていたアレックスは、なるほどね大したやつだぜと言った。ミッシェルの体が水面から出た。機体を止める。立ち上がったテラフォーマーは飛んで来た壊れた部品が当たって落下した。慣性の法則だよな、これたぶん。理科は覚えなきゃいけねえこといっぱいあるよな、国語と違って。燈は笑った。落下したテラフォーマーは羽を広げて体勢を立て直すがアレックスが攻撃、腕を切り落とす。飛んでるバッタならともかく、羽ひろげてるゴキブリなんざ的だぜ。次の投球は脚に命中。テラフォーマーを仕留めた。今のは鳥の能力じゃないぜとアレックス。1867年に突如あらわれた人類最初の魔球、カーブと、それを支えるマグナス効果だ。テストには出ないぜ。 取り戻した脱出機に通信。「SOS」の文字が。テラフォーマーの大群が第3班(ロシア・北欧)に向かって来る。 班長のアシモフが確かマニュアルでは非戦闘員は脱出機にと言うと答えが返ってきた。非戦闘員はいません、この班には。「よし行くぞ、ラハブの遺産を停止させる」☆次回 「CRAB 猛士」★おお、燈、賢いではないですか。アレックスの野球の能力も素晴らしい。ほんと有能な部下ですね。語りも面白いよね。ゴキブリは返事しないけどw SOSは3班ではない? アシモフさんとこ、みんな強そう。ページビューランキング
2014.11.10

バグズ2号の悲劇から20年経ち、地球では火星からの未知のウイルスが猛威をふるっていた。ウイルスのサンプルを入手してワクチンを作るため、アネックス1号が火星へと向かう。人間とゴキブリの種の存続をかけた戦争が始まる。 TERRAFORMARS あらすじ・感想・各話タイトルクリックで、あらすじ・感想記事にリンクしています☆第1話 SYMPTOM 変異☆第2話 DEPARTURE 出陣☆第3話 TO MARS 災いの星へ☆第4話 WAR 全面戦争☆第5話 EXCEPTIONAL TWO 奇跡の子ページビューランキング
2014.11.09

バグズ2号の悲劇から20年経ち、地球では火星からの未知のウイルスが猛威をふるっていた。ウイルスのサンプルを入手してワクチンを作るため、アネックス1号が火星へと向かう。人間とゴキブリの種の存続をかけた戦争が始まる。★前のお話は→ 「第1話 変異」 「第2話 出陣」 「第3話 災いの星へ」「第4話 全面戦争」TERRAFORMARS #05 ~EXCEPTIONAL TWO 奇跡の子~「あの星はね、火星っていって地球とお隣の星。近い将来、人間がいっぱい引っ越すんだって。どんなところだろうね。行ってみたいなあ」 かつてシーラはマルコスとアレックスにそう話していた。シーラは雇主の娘。雇われていたマルコス、アレックスの親たちが給料の不払いでシーラの父ともめて暴動を起こした。屋敷は焼失。父も失いシーラは母とグランメキシコからアメリカに親戚を頼って旅立つ。荒れた生活を送っていたマルコスとアレックス。ギャングも差別も給料の不払いもない、ここよりましな場所はないもんかなと話して夜空を見上げた。別れの挨拶もできずに行ってしまったシーラの話を思い出した。火星...ふたりはU-NASAをたずねてクルーに志願する。俺たちもう行くところがないんです。お願いしますと座り込んだ。そこに小町艦長がやって来た。小町の後ろで次の面接の場所を女性がたずねた。それはシーラだった。シーラとの再会に大喜びのふたり。3人はアネックス1号のクルーになる。「いつも、屈託なく受け入れてくれた。生まれ変われたら、こんなふうに生きたいと思えた。シーラは俺の憧れだった」★マルコスのベースであるアシダカグモはゴキブリを主食とし日本でもゴキブリを追う形で分布を広めてきた。体毛で空気の微妙な流れをとらえ、獲物の動きを先回りし、刺し、引き裂き捕食する。すでに捕食中でも他のゴキブリが通りかかるとすぐさま襲いかかるほど獰猛である。しかし、アシダカグモの狩りは待ち伏せのような形が多く、持久力は高いとはいえない。 「誰より幸せになってほしかった」金を失うということは、その願いすら奪われることなのか。テラフォーマーを次々倒したマルコスだが疲れが出て来たところを反撃される。それを助けたのは小町艦長だった。テラフォーマーを殺してしまっていたマルコスに小町は、培養のできないウイルスをやつらが保有している可能性を考えるとサンプルは生け捕りが望ましいが、この場にいる十数匹は全員ぶっ叩くと言った。あとで息があるやつを確保する。2班では、ミッシェルがひとりでテラフォーマーと戦っていた。ベースは「パラポネラ」自重の100倍近い物体を持ち上げる最強のアリ。この能力は手術ではなく遺伝。父親(バグズ2号艦長、ドナテロ・K・デイヴス)から受け継いだもの。遺伝するはずはないと考えられていて、当時の化学者の誰もが神のいたずらだと言ったが、その意志と能力は受け継がれていた。 ミッシェル・K・デイヴスには能力がふたつある。ひとつは父親から受け継いだパラポネラの筋力。そして手術で与えられたふたつめの能力、ベースは通称「バクダンアリ」二十世紀にマレーシアで発見された希少種。捕まえるとそのアリは自爆した。ミッシェルは自爆ではなくテラフォーマーを次々爆発させて倒した。(地球では蛭間が本多に話す)能力は遺伝しうる。もうひとりの青年、膝丸燈の手術と訓練を見てそれは確信に変わった。彼らが最も大きな戦力になる。そして我々にとっての希望となるでしょうと蛭間。膝丸燈の名を聞いて驚く本多。火星で何か起こるならば日本人の上位ランカーがひとりでも多く必要だったと蛭間は言った。 あの3匹は俺に任せろと燈。アレックスが脱出機の上空を見張る。燈は不思議だと感じていた。自然に変異してしまうときは、いつも怒りや恐怖で頭が吹っ飛んで自分の中の人じゃない部分に振り回されるような感覚なのに、薬を使うとまるで今サナギから羽化したかのようにまわりの世界がはっきりと見える。怖くない。テラフォーマーを痛めつける燈。だが殺しはしないと言った。捕獲する。 ボロボロになってしまった百合子の人形を見た少年はかわいそうと言った。そこの病院に住んでいるという少年は春風桜人、10歳。膝丸燈という名前をカッコイイねと言った。日本では難しくて治せないから引っ越してきたんだと桜人。百合子と同じ病気だった。出発の日に病室をたずねると人形を直してくれていた。人形をくれた彼女は見送りにこないのと聞かれ日本で帰りを待っていると燈は答えた。僕は膝丸さんの帰りを待てないかも、病気を治すのは無理みたいと桜人。患者にあまり希望を持たせることは言うなとミッシェルに言われていたが絶対に治るよと燈は言った。俺たちは遠い火星を調べて、そこにしかない物質から、君の病気の治し方がきっと見つかる。ミッシェルは例え無事にウイルスのサンプルが採れたとしてもワクチンが間に合うという保証もないと言っていたが、燈は治ったら何がしたいかと桜人にたずねた。そして、今は希望を持っていい。すごく小さくて遠い希望だけど今度はそれに向かえる正しい手順がある。燈は人形を渡した。この人形はお前が持っていてくれ。そして俺の帰りを待っていろ。俺は必ずこの悲しみの元を絶つ。任せておけ。燈が糸を出して捕獲する。糸を使うが燈のベースは蜘蛛ではない。薬は注射、つまり昆虫型。テラフォーマー3体の捕獲完了。ベースとなる昆虫が希少なため20年前には行えなかった手術だがミッシェル同様、手術の成功率が高かった燈には施すことができた。蛭間は本多に燈は戦力になると言った。火星でも、そしてこの先も。 第2班、サンプルの格納を終了。出番がなくてホッとするアレックス。凍土が融けてできた湖の水が地球とほぼ同じものだったと聞いてミッシェルが体を洗おうとしているとテラフォーマーが飛んできて脱出機へ。ミッシェルは水の中に引きずり込まれる。助けようとする燈にお前の役目はアッチだと言う。脱出機のみんなを助けに走る燈。ミッシェルはテラフォーマーと水中に沈んでいった。「それでいい燈、お前はいい部下だ。頼むぞ」☆次回 「2MINUTES 2分間」★ふふ、規制もゴキブリにはないみたいで、やはり人間はゴキブリには容赦ないねw ミッシェルと燈はさすがに強いですね。燈の親もバグズ2号のクルーなのかな。施設で育ったみたいだけど。そう、アニメとしてはテンポが遅かったりだけど、こういうそれぞれの事情や昆虫などの解説、回顧シーンも楽しみではあります。いきなりアネックス1号の話でもありますしね。だんだん面白くなってきている気がして期待してます。ページビューランキング
2014.11.08

昭和記念公園(東京都) ☆日本庭園の紅葉2014/11/4 撮影 ☆一年中いろいろな花が楽しめる昭和記念公園。赤花そば、日本庭園の紅葉は今週末が見頃ピークでしょうか。秋といえば楽しみにしているのが、イチョウ並木の黄葉。こちらもそろそろ見頃のようです。 ★写真は11/4に友だちが撮影したものです。今日はもっと色づいているでしょうねページビューランキング
2014.11.07

昭和記念公園(東京都) ☆赤花そば「高嶺ルビーNeo」 ☆原っぱからの「富士山」2014/11/4 撮影☆霜がおりるまで楽しめる赤花そば。見頃です♪ ☆原っぱからの富士山です。 ページビューランキング
2014.11.07

ヤマノススメ セカンドシーズン あらすじ・感想 ★ファーストシーズンはこちら→ 「ヤマノススメ」・各話タイトルクリックで、あらすじ・感想記事にリンクしています★セカンドシーズンのススメ☆第1話 「テントに泊まろう」☆第2話 「富士山を見に行こう」☆第3話 「山に登るということ」☆第4話 「降りた後のお楽しみ」☆第5話 「ゆるして、あげない!」☆第6話 「好きな事をするために」☆第7話 「カワノススメ?」☆第8話 「素敵な思い出を」☆第9話 「初めまして、富士山」☆第10話 「富士山って、甘くない...」☆第11話 「もぉ、やだ!!」☆第12話 「Dear My Friend」 ☆第13話 「不思議なホタルの物語」☆第14話 「お母さんと霧ヶ峰」☆第15話 「雨具の記憶~ねえ、ゆうか。今なにしてるの?」☆第16話 「思いをうけついで」 ヤマノススメ セカンドシーズン(1)【Blu-ray】井口裕香楽天ブックスで詳細を見るページビューランキング
2014.11.07

ヤマノススメ セカンドシーズン新十六合目 「思いをうけついで」★前のお話は→ 「第1話~第15話 あらすじまとめ」★ファーストシーズンはこちら→ 「ヤマノススメ」 小さい頃にひなたと登った思い出の山は谷川岳だった。あのときに見たきれいな朝日、忘れることのできない景色をひなたと一緒にもう一度見たい。と思ったあおいだったが、谷川岳にはロープウェイがある。冷静に考えてみたら怖い、やっぱり無理だ。ひなたに言われてかえでに相談することに。 みんなでかえでの家へ。今日のかえでは、ゆうかに言われて女の子ぽい服装。(かえでの家もデカかった。ここな以外はみんな金持ちのお嬢様かw) かえでの部屋でこのあいだ縦走してきた北アルプスの大キレットの話を聞く。キレットとは山が深く切れ込んでいる場所。下は何百メートルも切れ込んでいて落ちたら間違いなく死ぬねというかえでの言葉にあおいは話だけでビビるw。なぜそんなに怖いところが平気なのかとあおいはたずねた。谷川岳に登りたいと思ったがロープウェイがあるから怖くなった。でもどうしても行きたい。かえでも昔は高いところが苦手だったと聞いたが、どうやって克服したのか教えてもらえないかとあおい。かえでも始めはロープウェイが怖くてビクビクしていたと言う。でも2.3回乗ったら慣れて何も感じなくなった。自分が怖いって思い込んでいることとか、不安に感じていることって、本当は大したことじゃないのかもしれないとかえでは言った。例えば、山登りで行きは怖かったところが帰りはあまり怖くないとかと聞いて、あおいも三ツ峠でそうだったと思った。 怖いっていう自分の心が、よけい怖がらせているのかもしれないわねとかえでは言った。ここに行くって決めちゃえばいい、そしたらもう行くしかないから、自然と覚悟できるようになると思う。危なかったらいつでも引き返せばいいんだから。悩むなら、とりあえず前に進んでみたらどう? 答えはあとでついてくるから。思い切って前に足を踏み出そう。あおいは、かえで、ひなた、ここなに、夏休み中にみんなで谷川岳に行きませんかと言った。もちろんOKとみんなは言った。何で谷川岳なのとかえでに聞かれ、子供の頃にひなたと登った思い出の山だと答えた。小学生の頃だった。あおいが高いところがダメになる前で(あおいは小学生の時ジャングルジムから落ちて高いところが苦手になった) 朝日がとてもきれいだった。また見たいなと思ったとあおい。そうなると小屋泊になるわねとかえで。予約しておかなくちゃと言うあおいに、まあ朝日を見れるかどうかは運だけどと言った(かえでは雨女らしいw)雨具の用意も必要だとかえで、ひなたはバイト代で先日購入済み、ここなは母が昔つかっていたものがあると言った。あおいは持っていなかった。買わなきゃと思い調べていたが結構高くてと言うと何かを思い出した様子でかえでがあおいの身長を聞いた。 かえでが雨具を出してきた。中学の頃に買ったがもう着れないから、あおいちゃんにあげるよと言った。友だちと一緒に選んだものだから捨てられないでいたが、あおいが使ってたら嬉しいとかえで。あおいが着てみるとサイズはピッタリ、よく似合っていると言われた。ありがとうございます。一生懸命、計画立てますとあおい。ガイドブックのロープウェイの写真を見るだけでも怖かったが、勇気を出して一歩踏み出そうと思った。進んだその先にはきっと素敵な景色が待っているはずだから。【感想】ゆうかが選んでくれた、かえでの雨具、あおいが着ることになってよかったですね(あおいの家はお金持ちだから、ここなにあげればと思ったけどw) 高所恐怖症って私とは無縁だからわからないですけど、やはり慣れかな。昔、テレビ(ためしてガッテン)でやってましたわ。高いところに行かなきゃですけど、10分くらいで治るそうです。ページビューランキング
2014.11.07

ヤマノススメ セカンドシーズン あらすじ・感想 ★ファーストシーズンはこちら→ 「ヤマノススメ」・各話タイトルクリックで、あらすじ・感想記事にリンクしています★セカンドシーズンのススメ☆第1話 「テントに泊まろう」☆第2話 「富士山を見に行こう」☆第3話 「山に登るということ」☆第4話 「降りた後のお楽しみ」☆第5話 「ゆるして、あげない!」☆第6話 「好きな事をするために」☆第7話 「カワノススメ?」☆第8話 「素敵な思い出を」☆第9話 「初めまして、富士山」☆第10話 「富士山って、甘くない...」☆第11話 「もぉ、やだ!!」☆第12話 「Dear My Friend」★セカンドシーズンのススメ Part 2 (記事なし)☆第13話 「不思議なホタルの物語」☆第14話 「お母さんと霧ヶ峰」☆第15話 「雨具の記憶~ねえ、ゆうか。今なにしてるの?」 ヤマノススメ セカンドシーズン(1)【Blu-ray】井口裕香楽天ブックスで詳細を見るページビューランキング
2014.11.06

ヤマノススメ セカンドシーズン 新十五合目 雨具の記憶「ねえ、ゆうか。今なにしてるの?」★前のお話は→ 「第1話~第14話 あらすじまとめ」★ファーストシーズンはこちら→ 「ヤマノススメ」 かえでは、いらなくなった物はすぐ捨てる主義。荷物整理がクセになっている。「手に持てるものは限られている。わたしは常に身軽でいたい」そんなかえでにも捨てられないものがあった。ゆうかと一緒に買いに行った雨具。中学時代のかえでは、ひとりで山に登っていて、スタイルも頭もいいけど変な人とか言われていた。ゆうかは、女の子がひとりで登山なんて危なくないのと言った。山はいつもひとりで登った。何もかもが自由にできた。幸せだった。ゆうかはいつも心配してくれた。ゆうかに迷惑はかけないよと言ったが、そういうのとも何か違う気がした。山で足をくじいて包帯を巻いた姿のかえで。大丈夫だと言うかえでを、ゆうかは、そうじゃないと泣きながら怒った。何も大丈夫じゃない。ゆうかの涙を見たかえでは、真面目にゆうかの話を聞いたことがなかったと思った。いつも突っ走って、全部自分で決めてどんどん先に進んだ。ゆうかの心配も問題ないと思い込んでいた。ゆうかは心から心配してくれていたのに真面目に取り合わなかった。『人と歩く時は歩幅を合わせて歩く。それは人付き合いだってそうだ。歩幅が合わなくて行き過ぎたなら立ち止まろう。相手が追いついてくれるまで』かえではゆうかに謝った。心配してくれたのにごめん。もうちょっと体を気づかうよと言うと、私もきつく言ってごめんとゆうかは笑った。ゆうか、ありがとう。ようやくわかった。何かが足りないと前からずっと引っかかっていた気持ち。私は寂しかったのだとかえでは思った。誰にも見向きもされない自分を恐れていた。心配してくれたり本気で怒ってくれる人がいることは、とても幸せなことだと知らなかった。新しい雨具を買うと話すと、ゆうかは一緒に行くと言った。ちょっと興味出てきたし、かえでにもう少し女の子らしい格好をさせようと思ってとゆうか。ふたりで出かけて、ゆうかに無理やりすすめられて女の子っぽい服を買った。次は雨具を見に行く。山登りに雨具はとても大事と話すかえで。雨だけじゃなくて風も防いでくれるから防寒着として使うことが多い。雨具を見て、意外と高いんだねとゆうか。登山用に機能を充実させると高価になる。軽くて丈夫で雨は通さないが汗は外に出す。熱心に雨具の説明をするかえで。ゆうかは、ちゃんと自分のことも考えているんだねと笑った。さてどれにしようかと悩むかえでに、ゆうかが、これカワイイじゃんと言った。かえでは迷わずそれを購入した。雨具は今はサイズが合わなくて着られなくなったが捨てられなかった。今日は、ゆうかに買い物に付き合ってくれと電話して出かけることに。するとあおいからメールが届いた。谷川岳に登りたいので相談にのってくださいというもの。ゆうかが私を心配してくれたように、今度は私があおいちゃんたちを心配するようになるのかなとかえでは思った。ゆうかとの待ち合わせ場所に向かう。ずっと私はひとりで歩いていた。でも今はひとりじゃない。ゆうかも、あおいちゃんたちもいる。【感想】新キャラのゆうかちゃん登場ですね。最初、ゆうかはもういない人なのかと思ったwww 雨具の思い出、私もありますわ。バイトしてお金をためてやっと山に行く貧乏学生でしたので、ゴアテックスのレインスーツが欲しかったけど、高くて買えなくて、内側が濡れちゃう安い雨具を破けたところにテープまで貼ってずっと着ていて、安くならないかなあと何度も店に通いましたわ。いつも山道具を買っていたのは、神保町のさかいやさん。楽天にもショップがあるんですね。懐かしくて思わずあちこち見てしまいましたwww◎プロモンテ SR130W・ゴアテックス レインスーツ(ウィメンズ)【送料無料】価格:18,800円(税込、送料込)ページビューランキング
2014.11.05

セブ旅行記 2014 (7) ☆ビバリーヒルズに万里の長城?セブ2日目。朝食を食べたら市内観光へ。ツアーに付いていたので、たまにはいいかなと参加。空港に迎えに来てくれたフィリピン人のガイドさんの案内でセブ市内へ。私たち夫婦の他に一組、日本人の若いお嬢さん3人を乗せて出発。お嬢さんたちは、別途オプショナルで申し込んだ観光のようで、日本円でひとり8500円だったかな、結構高いです。あちらはフィリピン料理の昼食付きということで同じコースを回って、昼の時間は私たちは買い物でそのあとホテルに送ってくれるということでした。数か所まわっただけですが、コメントでいただいた質問やフィリピン情報なども交えてお話したいと思います。★台風が発生したらしい。空はどんより曇り。「マーヨン、ブンタ~」とやって来たガイドさん、台風でマニラは大荒れだと言っています。明日は回復するだろうけど、今日は天気は悪そうとのこと。そう、前回、ベストシーズンについて質問をいただいていました。前々からお話していて、南の島の雨季・乾季は、ずれてきていると言っていたのですが、セブはあまり区別がはっきりしておらず、旅行会社のパンフレットなどでは表記していないところもあります。一応、雨季は6~10月くらい、乾季が11~5月。なので今は雨季ということになります。この時期、フィリピンは台風の被害が結構多かったりするのですが、セブ島はフィリピンの中では、台風の被害が少ない地域です。今日も雨は降りそうだけど外に出られないようなことはないみたい。泳ぐのは波が高いし魚も見えそうにないですけどね。★セブの人は、何語を話す?朝の挨拶のマーヨン、ブンタですけど、これはビサヤ語の「おはようございます」で、セブ語、セブアノ語とも言います。フィリピンの公用語は英語とタガログ語。英語を話す人がとても多い国なので、英語がある程度話せれば不自由はないかと思います。タガログ語とビサヤ語は、同じものもあるけど、まったく違うものも多いです。フィリピン人どうしの会話だと、タガログ語が多いかと思っていたけど、ビサヤ語は話す人口が多く、セブの人となら会話はビサヤ語。話してみたらタガログ語は使わないのでよく知らないという人もいます。なので英語で話す人も多いです。Good Morning は、タガログ語では、Magandang umaga. (マガンダ ウマガ) ビサヤ語は、Maayong buntag. (マーヨン ブンタ) 綴りとカタカナが合わないかもですが、掘った芋じゃないですが、発音の感じはこれが一番近いかな。語尾のgは発音しない感じ。ユーミン yuming みたいなw ホテルのレストランでも、朝の挨拶は現地語だったりするんで、覚えておくと、ちょっとだけいいかもです。私は下手な英語のほかにタガログ語の読み書きを少々と会話はビサヤ語をミックスで使うんだけど、世界中これで何とかなる感じかも。言葉の話は長くなるので、また機会があったら単語でも紹介しますね。★はじめはビバリーヒルズへさて、話を観光に戻します。もらった日程表を見て、予定のところは、一通り主人に説明してありました。英語ガイドだと困るだろうし。でもオプショナルの観光コースになったので、私が予定していなかったところにも行くことに。ちょっと得した気分かな。ホテルのあたりからセブの街中へは車で1時間ほどです。ガイドブックだともう少し短い時間で載っているかもだけど、年々交通量が増えて、いつも朝はやくから夜まで道は混んでいるので、結構時間がかかります。最初に向かったのは郊外の高台にある高級住宅地「ビバリーヒルズ」でした。入り口にはゲートがあってセキュリティチェックをしています。高級外車が並んだ大きな家がいっぱい。ビバリーヒルズてのも何だかなだけど、ビックリなのは、そこにドカンと建っている、失礼かもだけど、不可思議なお寺でした。 ★道教寺院は老子が祀られているらしい道教寺院です。華僑が建てたお寺だそうで、眺めの良いところでした。写真は1枚だけですみません。悪いけどあまり中国のお寺さんに興味がなかったので、本殿のあたりに行ったら何枚か撮ろうかなと思っていたら、撮影禁止でした。写真で見える長い道は、万里の長城のつもりらしいです。セブにいながらこれで万里の長城に登ったことになるとか。本殿は信者さんでいっぱいでした。知識がなくて申し訳ないですが、どんな宗教やらさっぱりわからん。ガイドさんが言うには、宗教ではなくて生き方なのだそう。それならなぜ信者と呼ばれるひとがお供えをするのか、ツッコミたくなったけど、フィリピン人には珍しく、教会の前を通っても仕事中とはいえ十字を切らない人なので、もしかしてと思い、いろいろ聞くのはやめておきました。撮影禁止の場所ですけど、入るのは誰でも大丈夫みたいです。お供えをして、床に頭を着けて祈る人がたくさんいたので、近くには行きませんでしたけど。願い事をかなえるために占いをするのだそうです。木片の見方とか紙が貼ってあって、結果がYesとNoで木片に現れるのだとか。Yesが出ると願いがかなうので、いい結果を出すために通いつめるらしいです。と入り口のおばあちゃんが、いろいろ話してくれたんだけど、あまり覚えてないです。ごめん。★フィリピン人は9割がキリスト教ちなみにフィリピン人は9割以上がキリスト教といわれていて、そのうち8割がカトリック。道教やイスラム教はキリスト教以外の約1割の中に含まれているということになりますね。それにしては混んでいるかも。あ、宗教ではないとガイドさんが言ったのはそういうことかもですね。誰でも占いやお願い事はできるからかな。★タクシーは待たせておかないと大変さて、何だかよくわからないお寺さんをあとにして、セブ市内、次は街中に向かいます。そう、市内観光ですけど、個人で行っても問題ないですけど、ビバリーヒルズは、タクシーとか走ってないですから、タクシーで行ったら待たせておかないとえらいことになるかもです。街まで歩いたらすごい運動に、てか暑くて倒れそうです。道教寺院のあと、途中、お土産屋さん1軒に立ち寄りました。別に欲しいものもなかったので、ガイドさんとお店のおばさんと雑談。ガイドさんが、私のことを、彼女、エルニドやボラカイにも行ったんだってと紹介すると、お店のおばさんは、いいな、どうだった? 海、きれいだった? とか聞いてきました。そう、フィリピン国内と言っても、仕事でもない限り、店員さんレベルの人が、高級ビーチリゾートに行くことはないみたいですから。1島1リゾートというようなところなら別だけど、少し滞在すると、フィリピンは階級社会だなあと実感します。昔、1割の人が9割のお金を持っていると、出稼ぎに来て近所に住んでいたフィリピンダンサーが言っていて、ウソだろとか言ったけど、そうかけ離れた話でもないと思う。ビバリーヒルズのゲートを出ると、全く違った生活がいきなりあって、まあこちらの生活のほうが多いのだけど、ちょっとすごいなとか感じつつ、雨が降り出しそうな中、にぎやかな街に到着です。次は古い教会やマゼランのお話など。 ★「拍手」にコメントもできます。記事にまったく関係のないコメントはこちらにお願いします。 ページビューランキング
2014.11.04

新宿の路地裏で、午前0時から朝7時頃まで営業しているめしや「深夜食堂」 店をひとりで切り盛りするマスター(小林薫)と客の交流を描くドラマ。第三部。☆前のお話は→ 第1話(21話)「メンチカツ」★第1話「メンチカツ」に関連して、2009年に放送された「バターライス」のあらすじをアップしました。→ 深夜食堂 第5話 「バターライス」☆2011年に放送された第二部はこちら→ 「深夜食堂2 全話あらすじ」深夜食堂3 第2話 (第22話) 豚バラトマト巻き 手塚(山本浩司)が田舎に帰ることになり、挨拶に来た。漫画家の卵だったが、躓いて諦めたようだ。手塚が帰ったあと、宇野(ダンカン)が店に来た。漫画編集者の宇野は新人の橋本ワタル(石田法嗣)を連れてきていて、トマト巻きとビールを注文する。マスターが手塚くんがトマト巻きを食べて田舎に帰ったと話す。橋本は担当する漫画雑誌で新人賞をとった漫画家の卵。連載の話も出ていると宇野は話した。常連客たちは今のうちにサインをもらっておいたほうがいいかななどと言った。トマト巻きは、「ミニトマトを豚バラ肉で巻いて串に刺し、塩をふって網でこんがり焼いたもの」美味いですと食べる橋本に宇野は手塚の話をする。手塚は本名が手塚オサミ。すごい名前だろうと宇野。新人賞をとった後に担当した。名前負けするから変えろといったがそのままだった。結局、宇野のところでは芽が出なくて他で何本が描いたようだった。田舎に帰ったと聞いて、そっか諦めたかと宇野。橋本は、俺は大丈夫ですよと言った。諦めるつもりは全くない、バイトもやめたと言う橋本に宇野はたのむよと言った。橋本ワタルの受賞作がビックコミック・オリジナルに掲載される。めしやで橋本と飲む友人たちは、夢がかなってお前は幸せ者だよと言った。内定を蹴った時は正直バカだと思ったけどと言う友人に橋本は、俺、漫画しか描けないからと言った。半年後、橋本は、めしやで出会った、山田のりこ(椎名琴音)と暮らしていた。漫画は描き続けていたが、連載デビューはできず、ヒモのような暮らしをしていた。新しい女性担当者の若宮(渋谷麻美)のことを宇野に愚痴る橋本だったが、作品を読んだ宇野は、自分で本当に面白いと思っているのか、正直言ってつまんない、金を出して読む気になれないと言った。若宮に何を言われたか知らないが、描いているのは橋本くんだろう、自分に嘘をついていると、そのうち裏切られるぜと宇野は言った。その後、橋本は宇野に連絡してこなくなった。描けないんだろうな。めしやで宇野はマスターに話した。期待外れなんて慣れっこだと言いながら酒を飲む宇野にマスターは、そうは見えないけどねと言った。プロになっても、そこから生き残ることのほうが何十倍も大変。本当に死んでしまうやつもいる。たかが漫画が描けないくらいで。諦めて帰る田舎があるやつは幸せかもなと宇野。手塚くんのことかいとマスター。宇野は、俺がここでトマト巻きを食わせた新人は芽が出ないんだよねと言った。うちの料理のせいにしないでくれよとマスタが言うと、冗談だよと言った。精神的に追い詰められていく橋本に落胆するのりこ。何で働かないのと言うと、毎日構想を練ってる、ゼロから作り上げていると橋本。のりこは、もう別れると言った。公園で自分の受賞作が載った雑誌が10円で売られているのを見つけた橋本。買って読んでみた。家に戻ると、のりこが台所に立っているようだった。橋本は家に入らず夜の街を駆け出した。受賞作「疾風メビウス」のワンシーンのように。めしやに橋本が来た。もう漫画はやめようと思うと言う橋本に、自分で決めたんならいいじゃないかとマスターが言うと、でも怖いんですと橋本は言った。俺から漫画とったら、あと何も残らないから。マスターは、逆じゃないのかなと言った。全部なくしたつもりで、最後まで残っちまったもんが漫画だったんじゃないのかい。そこに手塚が女性とやって来た。トマト巻きとビールを注文した手塚は、今、一緒に描いていると、弥生(山田キヌヲ)を紹介する。田舎に帰ってヘルパーをしていて高校のときから趣味で漫画を描いていた弥生と知り合った。漫画のことを忘れたいと思っていたが、弥生と話しているうちに、また漫画を描きたいと素直に思えるようになった。ふたりで描いて何度か出版社に送り、やっと連載が決まったと手塚は言った。夢がかなってよかったじゃないかとマスター。手塚は、だから今日は、どうしても弥生さんに、ここのトマト巻きを食べさせたくて来たのだと言った。名前は手塚オサミのままですかと橋本がたずねると、名前は今も同じ、気にならなくなったと手塚は言った。ふたりでトマト巻きを食べる手塚と弥生。橋本はマスターに、いろいろありがとうございましたと挨拶する。元気でなとマスターが言って橋本が店を出ようとすると手塚が言った。しんどくなったら、いっぺん漫画から離れてみるといいな。描きたいって本当に思えるようになったら、また描けばいい。僕も同じやったから。ありがとうございますと言って橋本は店を出た。歩いて行く後姿をちょうどやって来た宇野が見ていた。それから彼は、まだ一度もトマト巻きを食べに来てないけど、待ってるよ、橋本くん。【感想】漫画家の卵の話はいろいろあるけど、かなり大変そうですね。漫画家に限らず、夢をかなえることは簡単なことではないですね。橋本くんがその後どうなったかわからないけど、田舎っぽい手塚くんが、いい味だしてましたね。いいお話でした。豚バラトマト巻きは、深夜食堂にしては、ちょっと変わったメニューかな。作って食べてみようかな。第二部のときは、たがめ食堂のメニューなどもたまに載せていたので、またできたらアップしますね。あ、夜中に食べるのはやめてます。太るからwページビューランキング
2014.11.03
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