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第81回 日本ダービー (東京優駿) (GI)2014年6月1日(日) 東京競馬場10R 芝・左 2,400m 発走15:40☆6月1日、皇太子殿下がJRA競馬博物館の特別展と日本ダービーを御覧になるため東京競馬場へ行啓されます。☆日本ダービーのプレゼンターは、JRA60周年記念CM「LOVE,HOLIDAY.」に楽曲を提供している、デビュー20年目を迎えた「TOKIO」発走前にメンバー全員がウイナーズサークルに勢ぞろい。国歌独唱は長瀬智也さん。☆東京10R(日本ダービー) 7番ウインフルブルーム号は、左肩跛行のため出走取消となっています(5/30 10:30発表)前日最終オッズ単勝(人気順) ☆2007年のダービー馬、牝馬で64年ぶりに日本ダービーを勝った、ウォッカの像です。東京競馬場のローズガーデンにあり、4月23日に除幕式が行われました。ひと月前の写真なので、藤の花が咲いてますねw☆GI、7勝のうち6つが東京という「府中の申し子」ウォッカ。今は海外で繁殖生活を送っていて会うことは難しいですが、里帰りの感じでしょうか。やはりウォッカには、花いっぱいの東京競馬場が似合います。 ☆さあ、ダービー当てて美味い酒を飲もう。やっぱウォッカよりビールかな (写真は友だちの手で~す)☆では、健闘を祈る(^^)/ ページビューランキング
2014.05.31

第81回 日本ダービー (東京優駿) (GI)2014年6月1日(日) 東京競馬場10R 芝・左 2,400m 発走15:40☆日本ダービー前日の5月31日(土)は東京競馬場の入場料が無料の「フリーパスの日」です。☆日本ダービーは、東京「10R」です。ご注意ください。前々日最終オッズ単勝(人気順) ページビューランキング
2014.05.30

【東京競馬場】バラ園と内馬場のバラです ☆6/1は日本ダービー(^^)/ 枠順はひとつ前の記事です♪ ページビューランキング
2014.05.29

第81回 日本ダービー (東京優駿) (GI)2014年6月1日(日) 東京競馬場10R 芝・左 2,400m 発走15:40 1 サウンズオブアース 浜中 俊2 ワンアンドオンリー 横山 典弘3 マイネルフロスト 松岡 正海4 アドマイヤデウス 岩田 康誠5 トゥザワールド 川田 将雅6 ショウナンラグーン 吉田 豊7 ウインフルブルーム 柴田 大知 出走取消(左肩跛行)8 スズカデヴィアス 酒井 学9 アズマシャトル 松山 弘平10 ベルキャニオン 戸崎 圭太11 ハギノハイブリッド C.ウィリアムズ12 エキマエ 江田 照男13 イスラボニータ 蛯名 正義14 タガノグランパ 菱田 裕二15 サトノルパン 小牧 太16 レッドリヴェール 福永 祐一17 トーセンスターダム 武 豊18 ワールドインパクト 内田 博幸 ページビューランキング
2014.05.29

小野田坂道は千葉県の総北高校の1年生。毎週ママチャリで秋葉原に通うアニメが大好きな気弱な少年が仲間と出会い自転車競技部に入部。試練を乗り越え才能を開花させていく......原作、渡辺航の自転車ロードレース漫画。 弱虫ペダル あらすじ・感想・各話タイトルクリックで、あらすじ・感想記事にリンクしています第1クール【OP】リクライム 【ED】 風を呼べ ☆第1話「アキバにタダでいけるから」 ☆第2話「部員をふやすため」☆第3話「僕は友達いないから」 ☆第4話「鳴子章吉」☆第5話「総北高校自転車競技部」☆第6話「ウェルカムレース」☆第7話「追いつきたい」☆第8話「スプリントクライム!!」☆第9話「全力VS全力」☆第10話「ピークスパイダー」☆第11話「肉弾列車!!」☆第12話「合宿初日!」 第2クール 【OP】弱虫な炎 【ED】I'm Ready ☆第13話「今泉と鳴子の1000km」☆第14話「朝霧の再会」☆第15話「策略」☆第16話「一点突破」☆第17話「最後尾の小野田」☆第18話「全力の勝負」☆第19話「新たなるスタート」☆第20話「真波山岳」☆第21話「石道の蛇」☆第22話「インターハイ開幕」☆第23話「トップスプリンター!!」☆第24話「震える泉田」☆第25話「負け」 第3クール【OP】Be As One 【ED】Glory Road ☆ 第26話「空が見える」☆第27話「山神東堂」☆第28話「100人の関所」☆第29話「山頂」☆第30話「荒北と今泉」☆第31話「強者3人」☆第32話「希望の夜」☆第33話「ヒメなのだ」 ページビューランキング
2014.05.28

小野田坂道、千葉県の総北高校の1年生。毎週ママチャリで秋葉原に通うアニメが大好きな気弱な少年が仲間と出会い自転車競技部に入部。試練を乗り越え才能を開花させていく......原作、渡辺航の自転車ロードレース漫画。☆前のお話は→ 第1話~第32話 あらすじまとめ弱虫ペダル 第33話 「ヒメなのだ」田所は後ろのやつにハンデくれてやってると言って遅れてスタートしていった。明らかに体調が悪そうだと見た京都伏見の面々は総北はこれで御堂筋くんの読み通り早々にバラケルなと話す。力が出ない田所は止まる。巻島に昨日、点滴を受けながら言った。もし俺が走れなくなったら置いていけと。 巻島は今から俺が引くと言って坂道を下げ、田所は置いていくと告げた。インハイは着順スタート。前日優勝のエース3人は、しばらくはひとりで走る。今、3チームが二日目の優勝を狙ってエースに追いつこうとしている。チームで集団を形成しゴールにエースを送り込むためには、こんな状況で悠長に待ってられないと言った。 少しだけ待とうと言う鳴子に巻島は険しい表情で切り捨てると言った。坂道は田所がメカトラブルではないと気づく。一人旅になってますます力が入らず田所はまた止まる。そこに手嶋と青八木が走って来た。スタートを見て気になって登ってきたのだと言う。ふらついて力が入らないと言う田所に手嶋が後ろを押そうと青八木に言う。頂上まで3km。なんとかいける。その先の下りで粘ればチームに追いつけるからと。後ろから審判車が来て選手から離れるようにと告げる。悪質なプッシュはペナルティでタイムを加算すると。田所は手嶋と青八木にありがとうと言った。お前らの気持ちはもらった。ちょっとばかし寝ぼけていたが目が覚めた。遅くなっても追いついてみせる。すると今度は左側に寄るようにと指示が。集団が田所を追い越して行った。昨日みんなで作ったマージンがなくなった。おっさんを捨てるなんて冗談ですよねと鳴子。巻島は言うなと言われたが、田所は昨日の表彰式の後、倒れたと告げる。点滴を打って2時間寝たが調子は最悪だと。絶句する鳴子。坂道が言った。「だったら、すぐに助けに行かないといけないですね」ダメだと言う巻島に3人が無理なら自分ひとりで行くと言った。田所は集団の後ろまで下がっている可能性がある。そこから戻って来れるという確証があるのかと言う巻島に、それでも行かせてもらえないでしょうかと坂道は言った。ぼくは金城さんに言われたんです......チームのために走らないとと思う田所だが、動かなかった。また選手が追い抜いていく。本当に追いつけるのだろうか。ここに総北のジャージがいればどんだけ心強いか。もうダメかもしれない。すると目の前に総北のジャージが。坂道が待っていた。「迎えに来ました。田所さん」 今すぐチームに戻れと田所は言うが、坂道は許可をもらったから田所を連れて戻ると言った。全員を連れてチームに合流しろと金城さんに言われましたと坂道。こんな土壇場で金城のたった一言を守ろうとしている。巻島は、坂道の真剣な目に賭けてみたくなった。行け、田所を連れて来いと指示を出していた。自分はリアリストだから夢は見ないが小野田の目に悪い夢を見ちまった。お前ならそいつを引いて戻って来ると。負けてられないと鳴子が前に出て引っ張った。 坂道の小さなからだのおかげで田所は風の抵抗がなく走りやすいと感じた。ありがたい。もう一度チームのために走れるかもしれない。グリーンゼッケンも地に落ちたなと昨日79位の奈良山理学園の大粒が抜いて行く。坂道が田所に、あの人、抜き返したほうがいいですかと聞く。田所は抜いたほうがいいが自分はこのペースでいっぱいいっぱいだ。どうするんだと言うと、ぼくに合わせて「ヒメ」って言ってもらっていいですかと言った。はあ? ヒメって何だと田所が聞くと。超絶イチオシアニメ。ラブヒメのオープニングテーマ「恋のヒメヒメぺったんこ」ですと坂道は目を輝かせる。絶対いやだと田所。追い抜く時に歌うとぶわ~っととか、上りはリズムだとか言っている意味は全然わからないが確かに追い抜くと言った。田所は、アニソン上等、やってやろうじゃないかと言った。坂道が歌いだす。田所も続く(ヒメって言ってくださいって、それだけじゃなかった~輪唱かい?www)♪よくあることかもでも 女子には大事なの (小野田、はいに続いて田所w)♪わたしの気持ち ねえねえ届いてる?届いてない? (小)♪無理だって言われても 今はちっちゃくても (小)♪信じたい このハートは本物だって (田 歌ってるし~w)♪ページめくる 今日のストーリー (小) ♪ちゅるりら~ (田)♪だきしめる 胸に秘めたパワー (田)♪ルートガイドに載ってない 新しい世界へとね レッツゴー (小) ♪メタモルフォーゼ~ (小・田 以下合唱www) ♪ヒメヒメ ヒメ スキスキ ダイスキ ヒメヒメ キラキラリン ♪キミとみんないればわたしって 絶対無敵♪ヒメヒメ ヒメ スキスキ ダイスキ ヒメヒメ キラキラリン♪大きくなあれ 魔法かけても♪ヒメはヒメなの ヒメなのだ ヒメヒメ ラブヒメ ファイト大粒を抜き返す。鼻歌まじりに抜かれた方は愕然。田所はヒメは何だか知らないが今はこいつの小さな背中を信じるしかないと思った。前方に選手がふたり見えた。田所がどうすると聞くと坂道は抜きますと答えた。ふたりを抜いたがまた抜き返してきた。坂道が、サビのところだけ、もう一回いきましょうと言った。サビ?ヒメヒメ、スキスキダイスキの部分がサビだと坂道。そして、ヒメなのだまで歌いきったら2クリックしてギアをあげてください。ダンシングしますと言った。なんというデタラメな指示。だが、行ってやろうじゃねえかと田所は言った。 抜いた。前にいたふたりまで。あとは集団、その先には......行けるかもしれない。一度はあきらめたチームにもう一度。田所は余裕が出てきた。力も入る。少しずつまともに戻っていると感じた。小野田とこの変な歌のおかげだ。いくぞ小野田と田所が声をかけた。 先頭は箱学は6人そろった。総北は金城と今泉のふたりのまま。そろそろか、早く来てくれと考える今泉にこちらひとりの御堂筋が、バラケとったりしてなと言う。おまえのつまらない言葉遊びに付き合っている暇はないと今泉。お前はたったひとりで走るつもりなのかと御堂筋に言った。 箱学が動いた。マズイ、うちはまだ......そこに、後ろ来るぞの声が。間に合ったと今泉が見ると後ろから来たのは5人。京都伏見だった。御堂筋がご苦労やったなザクと声をかける。上がって来たメンバーが御堂筋に、172番と176番は落ちたでと伝える。さて、そろたなと御堂筋。☆次回 「新開隼人」★出た~田所さんのヒメヒメ~♪ 面白すぎてコメントの余裕なしwwwページビューランキング
2014.05.28

『蟲(むし)』見慣れた動植物とは違う、時にヒトに妖しき影響を及ぼすもの。蟲師(むしし)は、それらを調査し在るべき様を示す。ヒトと蟲の世を繋ぐ者、蟲師ギンコの旅の物語。★前のお話は→ 蟲師 続章 あらすじまとめ★蟲師1~26話 特別篇は→ 蟲師 あらすじまとめ蟲師 続章 第7話「日照る雨」土にしみ入らず、土の上を這うは、まやかしの水。追えども決して届かぬ水。 日照りが続く村で、テルが雨を占うと、言った通りに雨が降った。飲み水を切らしたギンコが道でテルに水場を聞くと、直、雨が降るから数日この地に留まるといいと言った。通り過ぎたテルは雨の匂いがした。雨乞いをしている場所に行ったテルは、皆に直に天の恵みがあるからご安心くださいと告げる。ヤスがテルによく来てくれたなと話しかける。雨が降ると聞いて人々は宴の用意を始める。ギンコがヤスに水を分けてもらえないかと話すと、ヤスは悪いが今はないが、直に雨が降るよと言った。なぜわかるのかと聞くと、あの娘(テル)が言うならそうなんだ。今まで外れたことはないと言った。そいつは奇異だねとギンコ。子供の頃、大きな水たまりを見つけたテルは、絶対に追いつけない「逃げ水」だと涼に聞いて、試してみようと近づいた。(以下斜体は子供の頃の回顧シーン) 今、井戸を掘っているのだとテルに話すヤス。雨が降れば一息つけるが、雨が降ったら行ってしまうのかの問いにテルは頷いた。ここで自分と所帯を持つより、ひとりで旅をして暮らすほうがいいのかとヤス。テルはひとつ所に住む気はないと言った。せめて間を置かずに来てくれと言われたが、それもできないと答えた。 ここに留まることにしたギンコは、テルに、あんたがどうやって雨を降らせるのか見てみようと思ってねと言った。テルは、私は雨を告げに来ているだけ。ヒトが雨を降らせたりできると思う?と言った。そんなことができたら、それはもうヒトではないと。降りやまぬ雨のせいで多くの人が病気になり、涼は亡くなった。テルは大声で泣きたいのに涙も出ない。食べるものもなくなり、母は暮らしがラクになったら呼び戻すからとテルをおばさんの家に預けることにした。テルの里は雨で廃れてしまった。テルが親戚に預けられると、そこは雨ばかり降り、まるで雨を連れてきたようだと言われた。テルが自分の里に逃げ帰ると、廃れていた里は元に戻っていた。しかしテルが足を踏み入れると、また雨が降り出した。テルは再び里をあとにした。どうしてこんなことになったのかわからない。わかるのは、戻れる故郷も住めるところもないということ。そのことを受け入れるための涙も出ないということ。 雨が降ると聞いて宴が用意されたが、まだ雨は降らなかった。いつもならもう降っているはずとテルは思う。ヤスもこのままじゃマズイと井戸を掘り続ける。村人が村長のところにテルを出せと集まり始めた。もうじきと言って何日にもなり、みんな水を使い果たしてしまったと言う。そこにヤスが倒れたと知らせが来る。 井戸を掘っていて暑さにやられたヤスだが、飲ませる水ももうなかった。テルはヤスの手を握りしめると、涼のことを思い出した。「もう、そんなのは、いや」すると外で雨が降って来たぞと声が上がった。ヤスはテルによかったなと言った。そして雨を見ながら、きれいだなと言った。 すぐに出発するテル。望み通りに雨が降ったのに嬉しそうじゃないなとギンコ。まだ何か用かと言うテルにギンコは、この数日あんたを観察して気づいたと話し始める。テルは暑い中、汗のひとつも見せなかった。おそらく涙も出ないのではないかと。涙のひとつでも流せればまだラクでしょうにと言うテルに聞いた。「追いつけるはずのないものを捕まえちまったことは?」テルは思い出した。逃げ水を追いかけたときのこと。追いつけないと聞いていたが水は逃げて行かなかった。テルは追いついて水たまりに足を踏み入れた。一瞬、水は渦を巻き、テルの体に光がさした。そして遅れて涼が来たときには水たまりは消えていた。やっぱり逃げ水だったんだよと言われ、でも今そこにと言ったが、気のせいだと言われた。話を聞いたギンコが、それは「アメフラシ」という蟲の一形態だと言った。普段は空中にいる細かい水滴の一群で空中の水分を集めて雨を作って落ちてくる。日照りが続き空中の水分が失われると、地表近くに留まり、逃げ水のような姿となる。生きているということ以外は自然現象そのもので、そういうものを「ナガレモノ」と言う。そして触れると「憑く」 アメフラシは、触れたテルの水分を奪い、上空へ上り雨を集めるようになった。全部それのせいだったのなら、早く引き離してとテルはギンコに言うが、ナガレモノには対処法はなく、寿命が尽きるのを待つだけだと言う。ガッカリするテルに、それはいつになるかわからないが、雨が降るのが遅くなってきているから力が弱まっているのかもしれない。そう悲観することもないだろうと言った。この雨のせいで私は何人もの命を奪った。さっきももう少しでヤスを死なせるところだったとテル。ギンコは、あんたには何の過失もないしアメフラシのせいでもない。ただ不幸な巡り合わせが起こっただけと言った。あんたは、アメフラシとある程度うまくやれてる。これはもう、ただ不幸なばかりじゃないはずだと。 「ありがとうな、テルのおかげで助かったよ。また来てくれよな。絶対、来いよな」ヤスが手を振って見送っていた。雨に喜び、きれいだねと空を見上げる、笑顔の人々がいた。 いつか雨がやんで、ほんとうの涙が出たら、土の上に根をおろそう。それまでは、雨をともに雲のように流れて行こう。☆次回 「風巻立つ(しまきたつ)」 ページビューランキング
2014.05.26

およそ遠しとされしもの。下等で奇怪、見慣れた動植物とはまるで違うとおぼしきモノ達。それら異形の一群をヒトは古くから畏れを含み、いつしか総じて蟲と呼んだ。★2014年4月より放送の「蟲師 続章」→ 蟲師 続章 あらすじまとめ★前のお話は→ 蟲師 あらすじまとめ蟲師 第7話 雨がくる虹がたつ大木の下で雨宿りをするギンコ。大きな甕を持った男に、食い物なら売ってくれというと、中にカラだと言う。そんな大きい甕に何を入れるのかと聞くと、虹を入れて持ち帰るために旅をしているのだと言った。話を聞いてみることにする。 男が子供の頃の話。「雨がくる、虹がたつ」父親は物心ついたころにはすでに雨気を悟るとにわかに別人の様相となり、何日も嬉しそうに山野を駆け巡るような奇妙な性質の男だった。数日後ぬかるみにはまっているのを発見されたり、自分でひょっこり帰ってきたりした。そして雨の降らない日は浴びるほど水を飲んだ。自分にもどうしてしまったのかわからないと言った。あの虹を見たときから。父は母には内緒で虹の話をしてくれた。あの日はお前が生まれる前の日で、ようやく大水が引いた日だった。自分が作った橋はまた流されてしまっていた。それを見ていると近くに虹が出た。その虹はそこの河原から生えていた。虹のたものを掘るとお宝があると聞いたことがあった。虹に手を伸ばすと衝撃が走って虹は消えた。すると手の中に虹が。 それからその虹は雨のあとには必ずどこかに姿を現すようになった。見るたびに姿をかえて楽しませたが、他のものには見えないようで唯一、虹に反応を示したのは乳飲み子の男だった。けれどある日やけに遠くにいるなと思ったら、それきり現れなくなった。それ以来、飲んでも飲んでものどが渇き、雨の降りそうな日には体の底がザワザワして気がつくと野山を駆け回っていた。まともでいる時も、あの虹が恋しくてたまらないと父は言った。どこにいるのか、いつか探しに行ってみたいと言っていたが、父は病で床に伏すようになった。それでも雨の前には外に出たがり暴れたが、やがて足も立たないほどに衰弱した。病床でも、あの虹を見たいと言っていた父に何とかあの虹を見つけ出して見せてやりたいと旅をしているのだと男は言った。 ギンコは男に、親父さんが見たのは「虹蛇(こうだ)」という蟲だ。一度だけ見たことがあるが、生えている根本を見たいのでよければ協力すると言った。報酬は当面の飯代。大きい甕は役に立たないから売り払ってしまえと言った。ギンコは、普通の虹は太陽を背にしているときしか見えないが、虹蛇はそれとは関係なく現れる。それから色の並びが逆だ。見極めてから追わないときりがないと言った。男はなぜ通りすがりのものに手を貸すのかとたずねた。俺もそれが見たいだけだよとギンコ。立秋までに見つからなければ手をひく。それならいいだろうと言った。雨上がりによく姿を見せるというのは虹と同じ。雨を読んで移動しなければならない。雨が降って虹が出たが、どれも虹蛇ではなかった。探すとなると難しいものだった。男は旅をはじめて5年になると言った。男の名前は、虹郎(こうろう) 虹を探しては徘徊をくりかえす親父を常に背負う名だと言った。この名のために村では笑い者にされてきた。家は近くの暴れ川に代々、橋をかけてきた橋大工。何度かけても大水のたびに流された。あとを継いだ兄は優秀で壊れるたびに丈夫な構造の橋を考え出していたが、自分には才能もなく、怪我をしてから左手の自由もきかなくなっていて、大工としても二流以下だった。いつしか居場所は病気の父親のそばだけになった。それに耐えられなくなって逃げ出してきたと虹郎は言った。虹を探すのは生きるための目的だと言い、ギンコに目的がなくて旅ができるものなのかとたずねる。ギンコは、たまに休みたくなる。そういう時こうやって目的を作る。そうすればこうして余暇も生まれると言った。虹蛇は見つからず、日照りが続いていた。そろそろ降ってもいいころ。のどが渇いた。もう汗もでないと手元を見た虹郎に父の声がする。「雨がくる、虹がたつ」向こうの山に虹が見えた。ふたりは駆け出す。途中、虹が見えなくなった。位置はあっているはず。雨はまだ降りそうだし遠くには行っていないかもしれない。そこで待つことにする。父は笑い者にされている虹郎に、自分の見たこの世で一番美しいものの名をお前にやりたかったのだが、悪かったなと言った。父は別のいい名を考えておいたと言って紙を渡した。明日からそう名乗れと。虹郎は、いいよ、そんなこと言うなよ。親父より立派な橋大工になってみせるからと言った。そして虹郎は家を出た。 夜が明けると雨が降っていた。ふと見るとすぐ近くに虹が出ていた。虹の根元に着いた。ギンコが、すげえと声を上げる。父が見たこの世で一番美しいもの...虹郎は思わず手を伸ばした。親父の言っていたことは本当だった。こいつは持って帰らないと。ギンコが虹郎を虹から引き離した。近くで見るまで確証がなかったが皮膚にビリビリくる。こいつは「ナガレモノ」の一種だとギンコ。生命を持つものでありながら、自然現象そのものに近しいもの。生命があること以外は光と雨を作る虹と同じ。おそらく虹蛇を作り出したのは、光と光酒(こうき)を含む雨だ。光酒とは蟲の生命の元となるもの。 ナガレモノとは洪水や台風と似たようなもの。発生する理由はあれど目的はない。ただ流れるためだけに生じ何からも干渉を受けず、影響だけを及ぼし去って行く。そういう蟲は触れれば憑りつく。俺の自由になる相手じゃなかったと虹郎。からだに穴があいたようで清々しいくらいだと言った。これからどうするんだとギンコが聞くと、さあ、しばし考えるさと言った。お前は、また流れるだけだよな。 その後、男がどこに行ったかは知る由もない。ただ、西の国の有名な暴れ川に、壊れぬ橋ができたと聞いた。増水してくれば渡し板の片方を外し、水の流れるままに泳がせ、水が引いたら元に戻す。「流れ橋」という名の橋が、ひとりの男の考えでかけられているという。★原作では第2巻にあります。 ページビューランキング
2014.05.26

蟲師 続章 特別番組「蟲(むしがたり)語」★各話あらすじ記事へのリンクは一番下にあります。☆蟲師続章、第6話の後に特別番組が放送されました。6話までをふり返る、製作と出演者の対談番組のようなものでした。☆出演は、監督の長濱博史さん、ギンコ役の中野裕斗さん、淡幽役の(まだ続章では出番がないですが)小林愛さん、音響監督の、たなかかずやさん、録音調整の名倉靖さん、設定製作の(突然引きずり出されたらしい)岡本千尋さん。☆監督が進行をつとめ、ギンコ役の中野さんがあらすじを読み上げて、各話のエピソードなどを語っていました。あらすじは、公式ページのあらすじと同じもののようです。その部分と興味深い話をピックアップしておきます。第1話 「野末の宴」地中深く流れる光──生命の素たる"光酒"。それが世の生命達に与える影響を知らずに扱った男がいた。他意なき故の危うさが何かを引き起こす前に、蟲師が追う。★第1期が放送されたのは9年ほど前。1期、続章の2期、いずれも第1話は「光酒(こうき)」の話。原作の並びをかえて表裏になるように構成されているとのこと。第2話 「囀る貝」貝殻に耳をあて、聞こえてきたのは──鳥の声。幾年も前の悲劇が癒えぬままの漁村で妖しき"蟲"が凶兆を示す。異形のモノが告げる異変、ヒトにとってそれは──。 ★中野さんテイク3。毎週こんなことやっているらしいw 最後の鳥(蟲)が羽ばたく場面、生音から収録して製作するこだわり。第3話 「雪の下」その男の頭上には、常に雪が舞っている。凍える事も無く平然とする男を支配するものは、決して拭い去れない記憶──妹と共にした冬の想い出。★泣ける話。音を吸収する雪の表現の難しさ。作画、蟲は全部手書き。着水して水中に降る雪、頬にあたってとける雪など大変な作業。第4話 「夜を撫でる手」夜の山中、道具ひとつ使わずに狩りをする者があった。己の意のままに生命を摘み取り弄ぶ"それ"は──"ヒト"と"蟲"の境に在る、脆弱なる"モノ"。★こだわったのは夜の山の音。何か見られている感じを出したかった。第5話 「鏡が淵」覗き込んだ水面に映ったのは誰、或いは何──。虚と実が溶け合う時、己で在り続ける術を悟り得るのは、この世に生を刻む己のみ。★エピローグでのギンコの表情。人間に対する愛と蟲に対する愛が出ている。中間にいる感じ。第6話 「花惑い」枝先に溢れる無数の彩りは、ヒトを魅了する春の美景。それを欲して止まぬ者は、いつしか禁忌に歩み寄る。儚き花──咲き誇るは誰が為に。 ★怖い話。桜の花びら、燃える火も手書き。木霊が桜の花のように見えるシーンは必見。★佐保の最後の声は、首をすげ替えられた過去の人たちの声を混ぜてみた。「いやだ~」の場面、6人分の声が入っているとのこと(これはすごいですね。気づかなかったです。ますます怖くなったけど、もう一度みないとですね)☆☆蟲師続章の放送に合わせて、9年前の蟲師のあらすじも載せております。9月末で全話終了予定です。対になっているので、こちらも合わせてご覧いただけたらと思います。★蟲師続章1~6話は→ 蟲師 続章 あらすじまとめ★蟲師1~26話は→ 蟲師 あらすじまとめ ページビューランキング
2014.05.26

【都電荒川線】三ノ輪橋(荒川区)~早稲田(新宿区) 12.2km☆区の中央を東西に走る荒川区内(13駅)約4.8kmのうち、約4kmの区間に約140種13,000株のバラが植えられています三ノ輪駅付近 荒川二丁目駅付近 町屋駅付近 ページビューランキング
2014.05.22

弱虫ペダル あらすじ・感想・各話タイトルクリックで、あらすじ・感想記事にリンクしています第1クール【OP】リクライム 【ED】 風を呼べ ☆第1話「アキバにタダでいけるから」 ☆第2話「部員をふやすため」☆第3話「僕は友達いないから」 ☆第4話「鳴子章吉」☆第5話「総北高校自転車競技部」☆第6話「ウェルカムレース」☆第7話「追いつきたい」☆第8話「スプリントクライム!!」☆第9話「全力VS全力」☆第10話「ピークスパイダー」☆第11話「肉弾列車!!」☆第12話「合宿初日!」 第2クール 【OP】弱虫な炎 【ED】I'm Ready ☆第13話「今泉と鳴子の1000km」☆第14話「朝霧の再会」☆第15話「策略」☆第16話「一点突破」☆第17話「最後尾の小野田」☆第18話「全力の勝負」☆第19話「新たなるスタート」☆第20話「真波山岳」☆第21話「石道の蛇」☆第22話「インターハイ開幕」☆第23話「トップスプリンター!!」☆第24話「震える泉田」☆第25話「負け」 第3クール【OP】Be As One 【ED】Glory Road ☆ 第26話「空が見える」☆第27話「山神東堂」☆第28話「100人の関所」☆第29話「山頂」☆第30話「荒北と今泉」☆第31話「強者3人」☆第32話「希望の夜」 ページビューランキング
2014.05.21

小野田坂道、千葉県の総北高校の1年生。毎週ママチャリで秋葉原に通うアニメが大好きな気弱な少年が仲間と出会い自転車競技部に入部。試練を乗り越え才能を開花させていく......原作、渡辺航の自転車ロードレース漫画。 ☆2014年10月より 第2期放送決定! ☆前のお話は→ 第1話~第31話 あらすじまとめ弱虫ペダル 第32話 「希望の夜」 巻島を呼び出した田所は、チームにつまらない神経を使わせるわけにはいかない、明日にはグリーンゼッケンを着けて走るから心配するなと言ったが、巻島に肩を借りないと歩けない状況だった。チームに戻った巻島は、田所はトイレの紙がなくて呼び出したとごまかす。 今泉は、完全に御堂筋に敗北したと考えていた。あいつを倒すために今までしてきたことが無力だった。すべて自分が劣っていることがはっきりわかった。もうインターハイで走る理由がない。金城が体調が悪いのかと聞く。なんでもないと答えた今泉に、今日のおまえの走りはチームを1位に導いてくれた。感謝していると言った。 宿泊先のホテルでの箱学。福富は、泉田、東堂、荒北の仕事は十分な活躍だったと話すが、荒北はぶっちぎりで1位を取りたかったと言う。福富は、それは3日目にすればいいと言い、明日の前半は3人は足を休めるように、フレッシュな男をひとり残しているからと言う。やれるか、の問いに新開が、一日目は何も仕事をしていない、やれるさ、おれの足は満タンだぜと答えた。 総北は旅館。鳴子は坂道に、チーム戦は初めてだったが、戦いの集団の中に仲間がいる感覚は新鮮だった。あんなに安心してゴールするのは初めてだったと話す。明日もきばるで~とふたりで拳を合わせた。そこに金城主将が来て、坂道にお客さんが来ていると告げる。なんと女性のwww 訪ねてきたのは母だった。坂道が箱根に行くというので主婦会のいつもの3人で旅行に来たのだと言う。なぜここに来たんだよと坂道が言うと、せっかくだから顔をみとこうと思ってとガイドブック片手に笑った。レースでの坂道の活躍を見ましたかと金城が聞くと、レースって何? 旗がたくさん立っていたけど車のレースか何か?と母。坂道は、ちゃんと説明しているのかと金城に言われる。無事に来られたのかと母に聞かれ坂道は一回転んだが手嶋さんと青八木さんに助けてもらったと答える。母は鳴子に、写真で見たことあると言い、坂道をお願いねと言った。金城にも、不器用だから迷惑かけると思うけど守ってあげてねと言った。そして坂道に、あなたは強くなりなさい。みんなに迷惑かけないように一生懸命走りなさいと言うと帰っていった。 台風みたいなおかんだな。けど案外いいこといいよると鳴子。明日も明後日もきばって、1秒でも早くジャージをゴールに届ける。3日目にそれができれば、チーム6人全員がステージに上がれる。坂道は金城に、明日も自分にできることがあれば何でも言ってください。僕はこの目で3日目のゴールを見たいんですと言った。 2日目。芦ノ湖からスタートしてすぐに急こう配の坂を登り、箱根峠を越えて、標高846mを一気に海まで下る。平坦に入ってからは国道1号線を走り、139号線を山に向けて上る。本大会3日間中100kmを超える最も長いステージ。 1日目1位の総北は注目されていた。写真を撮られて驚く坂道。全国版のニュースに載ると言われてオロオロ。まとめて撮りますと言われて見ると箱学のメンバーも来ていた。 坂道が落としたボトルを拾ってくれたのは京都伏見の石垣。昨日、上りで御堂筋についていった男が小さいことに驚く。だが、御堂筋とは違った不思議なオーラがあると感じる。 選手が位置について間もなく2日目のスタート。先頭は昨日の優勝者。イエローゼッケンの3人が並ぶ。田所が間違えるなよと声をかける。インターハイは特別ルール、着順スタート。坂道たちがスタートするのは、金城たちが出て3分40秒後となる。坂道は鳴子ともう一度、根性注入の拳を合わせた。始まる、100km以上の長い闘いのステージが。 主将からのオーダーは、今泉はスタートしてすぐに金城に追いつき、前に出てサポート。坂道はスタート直後、鳴子、田所、巻島を引っ張り、峠を上り金城と今泉になるべく早く追いつくこと。過酷だが頼むぞの言葉に、坂道は、はいと力強く返事をした。田所は、おまえは速い、真っ直ぐ前を見て走れと言った。坂道たちもスタートする。 沿道には真波の幼なじみの委員長が来ていた。たまたま地元だから、山岳を見てあげてもいいかなと。だが風のように通り過ぎてしまって差し入れも渡せなかった。真波は委員長がいたことに気づいていた。「でも、ごめん。今はなしてるひまないや。3分先にいる福富さんに合流しないといけないんだ」 できるだけ早く金城たちに追いつかなきゃとペダルを回す坂道。後ろを見た巻島が鳴子に、田所はいつから来てないのかと聞いた。田所がいないことに気づく鳴子と坂道。スタート地点では、グリーンゼッケンの田所が止まったまま、スタートしていなかった。☆次回 「ヒメなのだ」台風みたいな坂道のおかん、面白いですね。委員長もかわいかったです。あ、そんなことよりw田所さん、なんとスタートしていなかったのですね。どうなるんだろう、心配。と、次回のタイトル~ ついに来ましたか。実はアニメ化されて一番たのしみにしていたのですwwwページビューランキング
2014.05.21

およそ遠しとされしもの。下等で奇怪、見慣れた動植物とはまるで違うとおぼしきモノ達。それら異形の一群をヒトは古くから畏れを含み、いつしか総じて蟲と呼んだ。★2014年4月より放送の「蟲師 続章」→ 蟲師 続章 あらすじまとめ★前のお話は→ 蟲師 あらすじまとめ蟲師 第6話 露を吸う群★字数オーバーのため画像つき記事は→ 蟲師・第6話(画像アリ) 今日も日が昇り日が沈む 朝さく花が首から落ちる 今日も日が沈みまた昇る あたり一面 花が咲く けれど昨日とは別の花 されど今日もきれいな花大潮の時しか入れない島に向かうギンコ。依頼主の少年ナギが舟を漕ぐ。島には漁師はひとりもいないのだという。安全に船を出せる日は月に一日だけだから。土が少ない岩だらけの島に到着。「生き神」を心の支えにみんな何とか生きているのだという。人が来ると隠れるナギ。ギンコにも隠れるように言う。生き神への供物を持った人が通る。これで病気を治してもらうのだと話している。なぜ自分たちが隠れなくてはいけないのかと聞くと、見てほしいのは、その生き神だからだと言う。あの子はただの人間だった。みんな騙されているだけ。どうか助けてくださいとナギはギンコに言った。生き神の様子を隠れて見るギンコ。彼女の身には毎日、奇跡が起きるのだという。今日はそれを信者の人たちが参拝できる日で、人が集まっていた。生き神の隣には父親。供物を食べていた生き神が突然、少女から老婆の姿に変わって倒れた。夜になると呼吸も完全に止まった。すると鼻先から煙のようなものが出てきた。がナギには見えないようだった。蟲か。父親は信者に、その香をしっかり吸い込むようにと告げた。心の苦しみも病も取り除いてくださるでしょうと言った。不老不死なる生き神様の御力だと。生き神は、このあと元の姿に回復していくんだとギンコに話すナギ。夜明けには元の姿になって何もなかったように目を覚ますのだという。ナギの母は畑の収穫のほとんどを貢いだが病は治らず死んでしまったという。あの生き神信仰は頭主の一族がこの島で始めたもの。潮を読んで初めて島に入った一団だったらしい。一族から代々、生き神が現れるようになり、それを聞いた人たちがこの島の奇跡を慕って少しずつ集まりはじめた。ひとり生き神が死ぬと半年とたたないうちに別の生き神が現れる。そのうちに、あの生き神が出す匂いで不治の病が治ったという人が出たがナギは信じる気にはなれなかった。先代の生き神が死んでひと月後の大潮の日、友だちだった頭主の娘のあこやが、大事な話があると父親に呼ばれていった。そして言葉も通じない、昨日のことも覚えていられない、全く違う人になってしまった。ある日、生き神の父親が、暗示で病が治るとはめでたいものだ。あこやも孝行できて満足だろうと話すのを聞いた。許せないナギは島には戻らないと言ってあこやを治せる人を探しに出た。戻っているのが知れたら疑われるだろう。ギンコの身も危険だ。ギンコはつきあってやるよと言った。夜、忍び込んで生き神の様子を見たギンコは、鼻腔に寄生している蟲を見つける。子を生んで親が死ぬと鼻から香が出た。同じ症状の者は他にも数人いて岬に隔離されているという。生き神に近づけた信仰の厚いものとして代々の頭主がそこに住まわせていた。発病したのは大潮の日。大潮の日しか入れない場所で思いつくところはとナギにたずねるギンコ。岬の先端の洞と聞いて近くに行ってみる。寄生された小動物を見つけて解剖したギンコは療法を見つける。あこやの眉間に針を打つと蟲が出てきて元のあこやに戻ってナギの名を呼んだ。次の大潮まであと3日。その間、治ったことを隠して島を出ようというナギ。あこやは、この島が好きだし父様も悪かったと言ってくれるはず。自分が逃げれば他の誰かが生き神になるだけだと言った。この島から蟲の悪用を絶つためには原因を持ち出せばいいとギンコ。生き神になった日、父親にヒルガオに似た香りの強い花を渡され匂いを嗅いだのだとあこや。岬の洞で見たとナギは言った。大潮は3日後、生き神を演じるあこやだったが、ギンコに不安でたまらないと話す。生き神だったころは日が暮れると体が衰え、満たされた気持ちで目を閉じることができたが、今は恐ろしいのだという。目が覚めても昨日までの現実の続きが待っている。目の前に広がる膨大な時間に足がすくむと言うあこや。ギンコは蟲の時間で生きていたんじゃないかなと言う。あの蟲は寄生した動物の体内時間を同調させる。あの蟲の生涯は一日。それを毎日味わっていたのだと。それでかなとあこやは言った。一日一日、一刻一刻が新しくて、何かを考えようとしても追いつかないくらい。いつも心の中がいっぱいだった。ギンコとナギは岬の洞に向かった。あこやは治っていることが父親にバレてしまった。怒った父親はナギの行き先をあこやに聞いてギンコたちを追ってきた。岬の洞の暗闇に一面に咲くヒルガオを見つけたギンコ。すごい匂いだ。この花が蟲の巣。動物に寄生したほうが確実に子を残せるのだろう。あこやは岬の洞の場所を島の人に聞く。生き神様がしゃべったと驚く島民に、すべて話すからナギを助けてと言った。あこやの父がギンコたちを見つける。蟲を安易に利用し続ければ人は少しずつ正気を奪われていく。いずれあんたらは破滅する。蟲を扱うには不相応だったんだよとギンコは言うとナギと逃げた。潮が満ちてきたが、あこやに聞いてやってきた島の人たちにギンコとナギは助けられる。ヒルガオを摘んで持ち帰ろうとしていた父親は怒った人々に殺される。父の姿を見たあこやは、わたしが殺してしまったのだと思う。ギンコとナギが来るが、あこやは父の懐に入っていたヒルガオを吸い込んだ。どうして?と言うナギにあこやは、ごめんと謝った。向こうなら生きていけるの。蟲は最初より強く寄生していて取り出すのは難しいとギンコ。ナギは、もういいんだと言った。あこやが心底みたされた表情をするのは生き神でいる時だけだったから。大潮を逃してしまったギンコは島にひと月いることになった。あこやは治せなかったが、他の岬の人をすべて治療した。しかし治療をありがたく思っていない人もいて、大潮が来てあの洞が開くたび誰かが生き神に戻っている。あこやは先にある膨大な時間が恐ろしいと言っていたが、ナギは俺たちも似たようなものだと言った。これから何を糧に生きていけばいいかわからない。ふつうに生きりゃいいんだよとギンコは言った。いつでも船を出せるように岩をみんなで削るといい。容易なことじゃないだろう。だが、おまえの目の前には、果てしなく膨大な時間が広がっているんだからな。★原作では第2巻にあります。 ページビューランキング
2014.05.20

☆ロタ島の旅☆20142014/2/1~2/5 グアム経由ユナイテッド航空利用テテトビーチ シュノーケリング ☆テテトビーチの続き、シュノーケリングで撮った魚の写真です。昨日はボートでシュノーケリングに出かけて楽しかったけど、あまりいい写真は撮れていなくて、今日は近場のビーチなので、ほとんど期待していませんでした。☆だ~れもいないビーチ。泳ぎだすと、あら、魚が寄ってくる。ここはまだ餌付けをする人もいるということかな。まわりをチョロチョロ魚が泳ぐので楽しくて泳ぎまくりでした(ちなみに私は餌はあげてないです)☆そうそう、流れがきついとお話しましたね。写真だと右から左にどんどん流されます。たまに沖に流れることもあるんですが、まあ前にも言ったとおり、そんなに深くない場所なら大丈夫な感じです。泳ぐというより浮いていれば流れていくので足も全然使わないからラクです。☆天気もよくて、海の水はキラキラしているし、浅いし、下は白砂の砂地だし、おまけに写真の技術も進歩なしなので、あまりよく撮れてないですが、魚がいることはわかるかな。同じようなのばかりだけど、流されながら撮った魚たちをご覧ください。 ★動画もあります。が、透明度はあまりいいとは言えない感じ。それと、並んで魚と泳ごうとしても追い越してしまうのでどんどん離れちゃう。方向を変えるとピントは合わないわ泳ぎにくいわで悪戦苦闘w まあコンデジふたつ抱えて頑張ったのでこっちも見てね。【船酔いする人は見ないほうがいいw動画】☆チョウチョウウオが、あまり近くに来るので、撮りにくいし、揺れてピントも合わないし~www ☆魚と一緒に泳ごうとしてるんだけど、流されるほうが速いので、途中で方向をかえて後ろ向きになって撮ってみた。が、大した成果なしwww ☆2時間ほど泳いで、シャワーを浴びたら、屋根付きの場所に移動して休憩。あんまりきれいな場所でもなかったけど、部屋から持って来た冷たい飲み物を飲みながら、海をながめて帰りの車を待ちました。お菓子は食べなかったけど、戻ったら昼なので、部屋でお昼ご飯にします。☆海はテテトビーチだけの予定だったけど、疲れてないし、午後はもう一度、スイミングホールに行ってみることにします。波が高くて眺めただけだったけど、やはり泳いでみたいので、ちょっと冒険www ページビューランキング
2014.05.17

小野田坂道は千葉県の総北高校の1年生。毎週ママチャリで秋葉原に通うアニメが大好きな気弱な少年が仲間と出会い自転車競技部に入部。試練を乗り越え才能を開花させていく......原作、渡辺航の自転車ロードレース漫画。 弱虫ペダル あらすじ・感想・各話タイトルクリックで、あらすじ・感想記事にリンクしています第1クール【OP】リクライム 【ED】 風を呼べ ☆第1話「アキバにタダでいけるから」 ☆第2話「部員をふやすため」☆第3話「僕は友達いないから」 ☆第4話「鳴子章吉」☆第5話「総北高校自転車競技部」☆第6話「ウェルカムレース」☆第7話「追いつきたい」☆第8話「スプリントクライム!!」☆第9話「全力VS全力」☆第10話「ピークスパイダー」☆第11話「肉弾列車!!」☆第12話「合宿初日!」 第2クール 【OP】弱虫な炎 【ED】I'm Ready ☆第13話「今泉と鳴子の1000km」☆第14話「朝霧の再会」☆第15話「策略」☆第16話「一点突破」☆第17話「最後尾の小野田」☆第18話「全力の勝負」☆第19話「新たなるスタート」☆第20話「真波山岳」☆第21話「石道の蛇」☆第22話「インターハイ開幕」☆第23話「トップスプリンター!!」☆第24話「震える泉田」☆第25話「負け」 第3クール【OP】Be As One 【ED】Glory Road ☆ 第26話「空が見える」☆第27話「山神東堂」☆第28話「100人の関所」☆第29話「山頂」☆第30話「荒北と今泉」☆第31話「強者3人」 ページビューランキング
2014.05.16

小野田坂道、千葉県の総北高校の1年生。毎週ママチャリで秋葉原に通うアニメが大好きな気弱な少年が仲間と出会い自転車競技部に入部。試練を乗り越え才能を開花させていく......原作、渡辺航の自転車ロードレース漫画。☆前のお話は→ 第1話~第30話 あらすじまとめ弱虫ペダル 第31話 「強者3人」 突如あらわれたのはスタート前に箱学をぶっ潰すと言っていた京都伏見の御堂筋。金城、福富の位置にゴールライン手前で届くのは飛び出しのタイミングがギリギリすぎて無理だろうと巻島。もともと3位狙いだといいけどなと話す田所に御堂筋の走りを見た坂道は、あの人は強いですと言った。 御堂筋がゴールを狙っている。追い越された今泉と荒北は後を追うが足を使い切っていて張り付くのがやっとの状態。どうにかしてこいつを俺が止めないとと今泉。気になる要素は払い落としておかないといけないとと思うが残り400mで金城たちとの差は縮まっていなかった。 このままエースに追いつけないから大丈夫だと思ったが、御堂筋は予定通りやと言う。レースに勝つために必要なのは勝利のことだけ考えること。ゴールだけを狙って、くだらない山岳リザルトやファーストリザルトははじめから捨てていたと御堂筋。そして、とっておきは最後の際まで見せたらあかんちゅうことやなと言うと指のテーピングを外した。 今までアウターを封じていたのかと驚く今泉。アウターに入れ御堂筋が加速する。今泉も荒北も追いつけなかった。何もかも予定通り。残り3kmで前の集団を追い抜き、残り500mでエースを捉え、200mでとっておき出して、150mでエースに追いつき、残り50mでエースを追い抜く。ぶっちぎりで勝つ必要はない。ゼロコンマ差、数ミリ差で十分。目的は完全優勝。御堂筋がエースに追いついた。 金城と福富が加速して御堂筋を引き離す。追って来ると思うかとの金城の問いに、俺ならそうすると福富。だが、追って来れば払うだけ、問題ない。当然だと金城も言った。生き残るのはひとりだけ。福富は王者箱学の強さの証明のために。金城は託された仲間の思いのために。ゴールで会おうとふたりは加速した。 ふたりの実力を認めながらも予定通りの御堂筋。坂道に見せたから正確には違うけどと、とっておきその2を出す。極端な前傾姿勢のダンシングで加速する。 間もなくゴールに選手が入ってくる。先頭の金城と福富に御堂筋が迫る。インターハイ1日目、一番最初にゴールラインに到達するのは? 「残り50mで追い抜く。ほんで悪いけど1日目の優勝は僕がもらうわ」(御堂筋)「ロードレースの勝者は常に強者だ。相手に道にそして何よりも自分に、そのすべてに打ち勝った者が勝者であり強者」(福富)「田所、巻島、ありがとう。お前たちのおかげで俺は今ここにいる。鳴子、今泉、小野田、見ていろ俺がこのジャージを真っ先にゴールにぶちこんでみせる」(金城) 残り50m、ふたりはまだ前にいる。あかんやろと御堂筋が追いつき3人が並んだ。残り40m...30...20...10...ゴール!!! 勝者は? 結果は3チーム同着の1位。今まで1日目を取ったチームがほとんど優勝してきた。昨年の箱学もそうだった。今年は強者が3人。 インターハイ1日目の表彰式。坂道も鳴子も足がプルプルで歩けない。ここからでいいから表彰式はちゃんと見ておけと田所は笑った。同着1位、上等じゃねえか。胸を張れ、誇りを持て。お前たちが力を出し切って、俺たちが思いをつないで手にした、これが勝利のかたちだ。史上初の3校同着ゴール。金城、福富、御堂筋が並んで表彰台に立つ。 あと2日、偶然なんかじゃない、俺たちの本当の力を見せてやろうと言う田所に力強くはいと答える坂道と鳴子。今泉は元気ナシ。ファーストスプリンター賞の表彰台に田所が上がる。緑ゼッケンが渡される。マイクパフォーマンスで会場を大いに盛り上げる。山岳賞の赤ゼッケンの東堂はステージ上から巻島を呼ぶw イエローゼッケンを手にした金城が戻ってくる。そこに真波が東堂と来た。自転車に乗ってないと特に話すことないねと笑う真波。俺にはあるぞと東堂が来て、坂道に感謝しているよと言った。君は優れたクライマーだ。生き残れ君はまだ伸びる。 明日からは死闘になる。あれだけの戦いをして優劣がつかなかった。明日はたとえこの赤ゼッケンを捨ててでもチームのために走るつもりだと東堂は言った。明日は今日より過酷なレースになる。 こっそり巻島を呼び出した田所、体調不良で食べたものを全部もどしてしまっていた。だがこのことは絶対、誰にも言うなよと巻島に言った。☆次回 「希望の夜」★わあ、3校同着とはビックリ。御堂筋君はすごいですね。もしかしてまだ、とっておき隠してる? 田所さんの体調、気になります。 ページビューランキング
2014.05.16

『桜 さくら SAKURA』☆福島県耶麻郡猪苗代町 2014年5月13日撮影 ☆一昨年から紹介している山の桜です。街の桜はひと月前に咲いていて、だいぶ前に散っています。ここは磐梯吾妻レークラインの入り口に近い集落です。GW前に満開のソメイヨシノを載せた岳温泉より緯度も標高も高いところです。海抜830mくらい。満開の予想がつかないのですが、GW明けで混んでいないだろうし、青空が広がったので行ってみました。 ☆こんな感じのところです。タイミングを外してしまったようで、数種類ある桜はどれも満開を過ぎ、散り始めていましたが、見ることはできました。 ☆ちょうど満開くらいかなと思っていたのですが、今年は少し早かったようです。市街地のソメイヨシノの開花は平年並みでしたが、その後、気温の高い日が続いて桜は一気に満開になりました。お山も暖かい日が続いたようですね。昨年みかけたキクザキイチゲなどは花が終わっていました。 ☆そばにレークラインの入り口(無料開放中)があって、近くに秋元湖があります。 ☆お目当てのレストラン跡地の桜はかなり散ってしまっていました。地面は桜の花びらでいっぱい。風が強くて写真が撮りにくいです。花びらが風に舞ってました。雰囲気だけでも伝わるかな、動画です。 ☆では、少しボケたりしているし、種類もいろいろ混ざってしまっていますが、今年最後の桜をご覧ください。 ☆小さな川にかかる橋のそばに小さなトンネルがあって、こんな看板が。 ☆熊出没注意の看板は知っていたけど、実際に見たのは初めてですw この先には墓地がありました。用はないのですけど、ちょっとトンネルの先に行ってみたら、足元は白い花でいっぱいでした。 ☆山で探してやっと見つけたニリンソウが、ここには普通に一面さいていました。☆車に桜の花びらをいっぱいつけて帰ってきました。昨日でかけて写真を撮ったのですが、今日は曇り空。でも気温はどんどん上がって30℃くらいあります。桜もかなり散ってしまったでしょうね。☆桜前線は今、北海道の一番北のあたりでしょうか。桜の旅も終わりですね。今年も数は少なかったけど、青空の下の桜をお届けすることができました。また来年です♪ (拍手は記事毎のカウントをしておりません。記事に関係ないことでも業務連絡でもご自由にお使いくださいませ。登録なしで非公開コメントもできます)ページビューランキング
2014.05.14

『蟲(むし)』見慣れた動植物とは違う、時にヒトに妖しき影響を及ぼすもの。蟲師(むしし)は、それらを調査し在るべき様を示す。ヒトと蟲の世を繋ぐ者、蟲師ギンコの旅の物語。★前のお話は→ 蟲師 続章 あらすじまとめ★蟲師1~26話 特別篇は→ 蟲師 あらすじまとめ蟲師 続章 第6話「花惑い」 物心ついた頃、彼女はすでに庭の離れに住んでいた。そして今も、変わらぬ美しさでそこにいる。ギンコは近くにある桜の名木を見ていこうと寄り道。前を歩いていた娘に聞くと、その近くに行くところだと言うので一緒に行く。桜の木のそばに、どんな痛みも取り除ける薬をくれる人がいるので母親に飲ませるために山向こうから来たという。 行ってみると、有名な桜は全く咲いていなかった。どうしたのかな、残念だったねと言うと娘はギンコと別れて薬をくれる家へ。出て来た男(柾)に母の薬が欲しいと言うと、あなたは悪いところはと聞かれ、丈夫だと答えた。柾は、それは何よりと娘を見ると、これから薬を作るから今日は泊まっていくといいと言って娘を家の中に通す。 桜の木はかなり古く600~700年は生きているだろうかとギンコは思う。花の散ったあともなかった。木の中に何か見えた。と、桜の木の下に咳き込む人がいた。匂い立つような、ゾクリとするような、美しい女だとギンコは思った。だがどこか妙だ。話しかけると目と耳が悪いようで反応がなかった。 佐保に何かと柾が来た。佐保の親族なのだと言う。ギンコは、目と耳が不自由なのは、この木から出る泡を口にしたせいではと聞く。この木には泡状をした木霊(こだま)という蟲が棲んでいる。木霊の宿った木は群を抜いて長く生き美しい花を咲かせるが、動物の中に取り込まれると五識のいずれかを麻痺させると話すと柾は、それを聞く手だてがないと言い佐保を家につれて帰った。 医者なら調べようはないのかと言うと、家は代々、しがない庭師で草木を美しく保つことしかできないと言う。薬は草木の研究を重ねるうちに草を煎じるようになったのを分けているだけと言った。大桜から薬を作ったりは?と聞くと、これは代々うちで守ってきた特別な木、そのようなことには使わないと言った。 夜、柾が大桜に木霊を取りにきたところをギンコが見つけ、それを痛み止めと言って患者に渡すのかと言うと、取り方と量さえ間違わなければやがて元に戻ると言った。あの女で試したのかと聞くと、そんなむごいことはしない、泡を見た先祖は3人ほどいて、それぞれが調べを重ねて安全な処方を見つけたと言うがギンコは、それは植物ではない。もしものことがあったら対処できるのかと言った。木霊を置いて行くようにと言うギンコに柾は、この薬を必要とする人がいる。病の苦しみから逃れられれば、何も見えなくても聞こえなくてもかまわないという人。あんたにそれを奪う権利があるのかと言った。ギンコはならば調べたものを見せてもらうと家をたずねる。佐保の病が木霊が原因だとしたら目や耳を元に戻せるかもしれないが本当に心当たりはないのかとギンコがたずねると、曽祖父から伝え聞いた話ならあると言った。 曽祖父の万作が若い頃、80年ほど前、大桜に置き去りにされた赤ん坊を見つけた。飢えて木の汁をすすったか口に薄紅色の泡をつけていた。万作はその子を家に連れて帰ったが、あの木の汁しか飲まなかった。その子を本当の家族のように慈しみ育てたが成長が遅く10年以上も赤子のまま桜の泡だけを飲んで育った。30年後、万作夫婦は亡くなったが佐保はまだ幼子だった。 その頃には佐保の五識のほとんどは失われて、周期的に病に伏した。佐保が体をこわした年は大桜は花をつけなかった。代がかわっても佐保を大切に慈しんだ。柾は父に佐保を頼んだぞと言われた。桜の化身の如く佐保を愛した。80年と聞いて、木霊を抜く方法はあるが木霊を抜いて余命があるか保障はないとギンコは言った。柾はギンコに泡に関する書物を見せた。佐保の体調は悪化していて血を吐いたのを見て、もう時間がない、仕方ないと言った。娘の部屋を訪ねると薬ができたので飲んでもらいたいと言った。稀に体に合わない血筋があるが娘のあなたに合えば大丈夫だろうからと。娘は薬を飲んだ。書物を見ていたギンコは記録者全員、四代、蟲が見える体質とはひどく稀なことだと考えていた。 柾が娘に飲ませたのは眠り薬だった。佐保の隣に運ぶ。邪魔が入って痛み止めを入れられなかったが、すぐに終わらせるからと言った。そして佐保に、お前はまだまだ生きられる、美しい花を咲かせられるというと娘に刃物を振り上げた。 ギンコが入ってきて止め、接ぎ木するように首をすげ替えて、女を生きながらえさせてきたのかと言った。80年どころじゃない何百年も。柾は、そうだと答えた。万作は八代前の先祖。こうでもしないと佐保の体は朽ちていく、まだこんなに美しいのに。すぐに新しいからだをあげるからと佐保に言う柾に、気は確かか、そうやって何人の命を犠牲にしてきたんだとギンコは言った。おかしいかもしれんな、300年も草木のような女を愛でてきた一族なんてのはと柾は言った。ギンコは灯りを倒し部屋に火を放つと娘を抱えて逃げた。 大桜に火が燃え移ってしまうと見ると花?泡が枝に飛んでいく。男が大桜がまた咲いたよと佐保を見ると体から花びらのように泡が溢れ出し体が朽ちていった。年を経た古木には魂が宿る。それゆえ人の心を引き付けるという。その木が美しい花を冠したならば、なおのこと。 大桜は全焼を免れた。だが、あの庭師と女の姿を二度と見たものはないという。そして大桜は美しい花を咲かせていた。☆次回、特別番組「蟲(むしがたり)語」★まさか人を殺して首をすげ替えていたとはビックリで怖い話でした。花に惑うというより狂わされてますね。次回はオリジナルでしょうか。楽しみです。 ページビューランキング
2014.05.12

【昭和記念公園】 東京都☆アイスランドポピー2014/5/8撮影 (5/9の記事3本あります) ページビューランキング
2014.05.09

我が家の庭の花たち2014年5月撮影★ときどき庭の花の写真を撮るのですが、PCに取り込んでも記事にしないものが結構あります。また少したまってきたので無理やり載せちゃうw 昨年、花壇や裏庭を整理(除染作業のため) 花の種類はかなり少なくなりましたが、この春も元気に花を咲かせました。小さい花たちは花壇を埋めた砂利の中から出て花を咲かせ、雑草もガンガン伸びて、予想以上に庭の手入れに大忙しの毎日です。でもちょっと嬉しいかな。 ☆オオアマナ(大甘菜) 一昨年かな、舌を噛みそうな学名で紹介した花です。Ornithgalum umbellatum (オーニソガラム ウンベラータム) ユリ科 全く手入れはしませんが、春になり気づくと庭のあちこちに咲いているカワイイ花です。 ☆おかしな写真だけど、チューリップです。今、庭にあるのは、赤、黄、クリーム色、まだら、それとこの黄色の5種類。埋め立ててしまったはずの花壇跡地の砂利の中から出てきて咲いています。球根が残っていたようで、花の根性? 除染の手抜き? でもきれいだから、いいですw ☆裏庭のヤエヤマブキ ☆ヤマブキといっしょに咲いている、シロヤマブキ(ヤマブキとは別種) うちには黄色の一重のヤマブキはないです。 ☆ミヤコワスレ 咲き始めたところです。これも放っておいても勝手に咲く花、てか、考えてみたらどれもそうでしたw ちょうど外猫の通り道で、毎日、猫たちが踏みまくっていますwww★おまけ タンポポ 食事中 ・タンポポは庭では引っこ抜いてしまう花ですけど、ちょうどフォト蔵のテーマタグに「たんぽぽ」があったので撮ってみました。うちでは今は、関東タンポポが多いです(西洋タンポポと違って一年中は咲かないみたいです)☆庭は、今は、花桃と藤と椿が終わって、きたな~い感じになってます。ツツジが咲き始めていますが、にぎやかになるのは、サツキが咲くころでしょうか。ボツ写真の寄せ集めみたいになりましたが、またたまりましたら、おつき合いくださいませ。 ページビューランキング
2014.05.09

☆ロタ島の旅☆20142014/2/1~2/5 グアム経由ユナイテッド航空利用4日目 ☆テテトビーチ ☆ロタ旅行記、久しぶりの更新なので、どこまで話したか自分でも忘れかけておりますがw 前回は、3日目の夕食に釣った魚「シイラ」を自分で調理して食べたところまで。今日は旅行4日目。明日は帰国するので、ロタで遊べる最終日です。☆地図のオレンジの丸で囲んだところ、テテトビーチに午前中に。午後はスイミングホールにもう一度行ってみます(地図ではテテトビーチのそばにホテルがありますが、実際にはもうないです) ☆無駄に大きい写真ですがw ホテルからテテトビーチへ無料シャトルバスが出ています。朝食はパンとインスタントのスープですませて、9:15の便でビーチに行きます。 ☆お菓子~ 昨日スーパーマーケットで買ったスナック菓子と、ホテルの売店にあった、かっぱえびせん、手前は来る時に機内でもらったクッキー。作って冷やしておいたアイスコーヒーとウーロン茶、お水とレジャーシートも持って、フロントでビーチタオルを借りたら(無料) 出発~ ☆テテトビーチです。誰もいません。貸切り。雲は多いけど、いいお天気です。 ☆あまり意味がないけど、パノラマ写真。実は一番上にしようと思っていたんだけど、細い写真を一番上にすると画像ナシの扱いになってしまうのね。なので唐突にここに入れてみました~ ☆ビーチの前の道。ガラガラ。ホテルからビーチに行く人もいなかったし、他から来ている人もいないみたい。シャトルバスの運転手さんと帰りの時刻を確認してビーチへ。 ☆バーベキューができる屋根付きの場所。雨が降っても安心。荷物をここに置いて泳ごうかと思ったけど、海から見えないので、砂浜にレジャーシートを敷くことにしました。 ☆こちらの小屋はトイレ。入り口は左。右の壁の外にシャワーがふたつ。以前は、近くにロタホテルがあったし、すぐ前にお店もあって、ビーチチェアやシュノーケリングギアもあったんだけど、今は全部自分で持っていかないとダメみたい。 ☆前にあったお店。行ってみたら、だいぶ前に閉店したようでした。飲み物などは高くもなくて良かったんだけど残念です。もう人も住んでいないようです。で、 ☆お店の横の草だらけの空き地にレモンの木があったので、いただきました~せっかく来たんだし、いいよね。実は、屋根付きの場所の流しにレモンが捨ててあったので、近くにあるかなと思って探したのでした。みんなけっこう取ったみたいで、あまり数はなかったけど、今日のお土産。(レモンの木はお店の左手奥にあります。手前の草むらにひっつく草があって、日本のより強烈。足に刺さると痛いです。それとレモンの木もトゲがあるので気をつけて。って取る人いないかw) ☆さて、ビーチですけど、静かできれい。でも潮の流れはきついです。前に来たときも泳いで、けっこう流されていました。これが楽しいのですよ。沖に流されたら楽しくないですけどね。あまり深くないところで泳ぐことにします。荷物の場所まで歩いて戻らないといけないのが面倒なんですけどね。 ☆海の水、きれいです。波が立っている手前、水深3メートルくらいまでの場所で泳ぎました。昨日のシュノーケリングでは、期待したほどの魚の数でなくて、少しガッカリだったんだけど、こちらは何も期待しないで来たら、魚が集まって来る~☆魚と一緒に流されるのが楽しくて、持って来たお菓子の袋を開けることもなく、ずっと泳いでいました。写真はあまりうまく撮れなかったけど、十分に楽しませてもらいました。次に海の中も紹介します。★ダイバーが流された事故など、ニュースで聞いたりしたと思うのでひとつご注意を。テテトビーチは、かなり流されるので、泳ぐときは注意してください。あまりビーチに近いと砂で透明度が落ち、魚もあまりいないですが、3mくらいまでの深くないところで泳いだほうがいいです。珊瑚の向こう側は危険です。沖に流されたら戻ってこれないです。ライフセーバーもいないので、ここではすべて自己責任となります。何かあっても近くに電話などもないです。脅かすようで悪いですが、くれぐれもお気をつけて。 ページビューランキング
2014.05.09

小野田坂道は千葉県の総北高校の1年生。毎週ママチャリで秋葉原に通うアニメが大好きな気弱な少年が仲間と出会い自転車競技部に入部。試練を乗り越え才能を開花させていく......原作、渡辺航の自転車ロードレース漫画。 弱虫ペダル あらすじ・感想・各話タイトルクリックで、あらすじ・感想記事にリンクしています第1クール【OP】リクライム 【ED】 風を呼べ ☆第1話「アキバにタダでいけるから」 ☆第2話「部員をふやすため」☆第3話「僕は友達いないから」 ☆第4話「鳴子章吉」☆第5話「総北高校自転車競技部」☆第6話「ウェルカムレース」☆第7話「追いつきたい」☆第8話「スプリントクライム!!」☆第9話「全力VS全力」☆第10話「ピークスパイダー」☆第11話「肉弾列車!!」☆第12話「合宿初日!」 第2クール 【OP】弱虫な炎 【ED】I'm Ready ☆第13話「今泉と鳴子の1000km」☆第14話「朝霧の再会」☆第15話「策略」☆第16話「一点突破」☆第17話「最後尾の小野田」☆第18話「全力の勝負」☆第19話「新たなるスタート」☆第20話「真波山岳」☆第21話「石道の蛇」☆第22話「インターハイ開幕」☆第23話「トップスプリンター!!」☆第24話「震える泉田」☆第25話「負け」 第3クール【OP】Be As One 【ED】Glory Road ☆ 第26話「空が見える」☆第27話「山神東堂」☆第28話「100人の関所」☆第29話「山頂」☆第30話「荒北と今泉」 ページビューランキング
2014.05.07

小野田坂道、千葉県の総北高校の1年生。毎週ママチャリで秋葉原に通うアニメが大好きな気弱な少年が仲間と出会い自転車競技部に入部。試練を乗り越え才能を開花させていく......原作、渡辺航の自転車ロードレース漫画。☆前のお話は→ 第1話~第29話 あらすじまとめ弱虫ペダル 第30話 「荒北と今泉」インターハイ1日目のゴール争いが始まる。取る、絶対に。今泉は思った。鳴子がボロボロになってスプリントを走った。小野田が信じられない走りでチームを引っ張った。 「ふだんなら、あいつらには負けたくないって思うところだが、おかしいぜ、今日は。あいつらのためにゴール取んなきゃって思ってる」 今泉は福富の一瞬の踏み込みを見逃さずにコースを塞ぎタイミングを殺した。頭のいいやつだ、鍛え上げたな金城と福富は感じる。 ゴールまで残り4km。峠を超えて、つづら折りを下れば後は平坦。5分以内で決着がつく。金城は前を走る今泉に、今チーム総北にはお前の力が必要だ。残り4km、このまま行けるかとたずねる。今泉は、実はさっきから夏の暑さにやられてましてねと答える。 「行けますよ、当然。金城さんが、ついて来れれば」 残り3km。前は総北。箱学との差は50m。下りに入る。組んだレースはすべて優勝している福富と荒北。福富が荒北に前に出るように言う。遅いぜという荒北に、カーブのたびに敵がチラチラ見える距離、そして残りわずか3km、燃えるだろうと言った。 巻島と東堂は、エースが追いついてくるころだと話していた。どちらが先に来るかなと言う巻島に東堂は、エースアシストの荒北は大舞台になると豹変すると話す。特にゴール前で目の前に敵がいるときの集中力はまるで動物。もしこの状況で総北が数十メートル先行していたら、残念ながらうちの勝ちだよと言った。 インターハイ、ゴール前2500、これが燃えずにいられるかと荒北。総北に追いつくと凄い勢いでとばす。頑張れの声援にも、見てるだけのやつに言われる筋合いはないと悪態。俺は自分の力だけでここに来た。前に進むためにすべてを使って。下りセクションが終わり、ゴールまでの平坦、残り1900。じゃまだと前に出ようとする荒北を今泉がガード。いい反応に確かに福富の言う通りこいつ賢い、並じゃないと感じた。1年なのに俺たちと対等に踏んだら...荒北は今泉に言った。 「ゴールには入れねえな、おりこうちゃんだからな。俺は、お前とは違う」★中2の夏、大事な試合の前に肘を壊した。高校は野球部がない箱学を選んだ。荒れていた荒北のまわりは誰もいなくなり、学校にこれ以上いても意味がないかと考えていた。バイクだけは裏切らなかった。信じられるのはこいつだけ、手首をひねれば、どこだって連れていってくれる。思いのまま。 箱根の山で自転車部の福富に絡む。苛立ちを発散できれば誰でもよかったのだが、ダサい自転車なんかに乗って何になると荒北は言った。福富は、進む、前に、確実に。と答えた。俺は俺自身、前に進みたくてこいつに乗っている。おそらくお前とは違うという言葉に荒北が怒る。中1で県の新人投手賞を取って、中2の夏、華々しく県大会でデビューするはずだった。ケガがなけりゃ。俺は絶対に悪くないという荒北に、原因を他者に求めても前には進めない。お前はそういう目をしていると福富は言った。突き飛ばした荒北に勝負したければ道の上でやろうと言った。ここから学校の正門まで約5km、荒北の原付と自分の自転車で勝負だと福富。わかりきってることだと勝負するが道は下り坂、福富に抜かれて追いつけなかった。自転車競技の下り勝負では、70キロ、80キロは当たり前だと言われた。勝負は福富の勝ちだった。それをきっかけに荒北は自転車に乗り始めた。なかなか乗れない荒北に福富は言った。「前を見ろ、遠くを。すべてを忘れろ。過去も、しがらみも。自転車にエンジンはついていない。進も止まるもお前次第。進まないのはお前が進もうとしていないからだ。すべてを使って進もうとしなければ自転車は速くはならない」「俺が認めるのは、福ちゃんだけだ。だから、俺が福ちゃんをゴールまで運んでやる。誰よりも速く」このままでは抜かれると今泉は思った。だが今は集中する時、スタート前、金城に言われていた、全ステージを通してのオーダーを思い出した。「成長しろ、この3日間で」それがなければ俺たちは勝てないと金城は言った。自分と向き合い、現状を知り、打破する方法を考え試せ。他人を真似ても答は出ない。本質は自分の中にしかないと。 本質って何だ。今、成長しなきゃ俺はと考える今泉。そういうところが、おりこうちゃん、てめえじゃ力不足だと言うと荒北と福富が抜いて行く。ここから先、戦えるのは選ばれた真の強者か野獣だけ。今泉は抜かれてやっと本質がわかった。自分の思いはいつもシンプル。「どけよ、細目。俺はうるさいのが嫌いなんだ。先頭は俺が走る」 今泉が抜きにかかる。エースアシストの仕事はゴールラインの間際までエースを運ぶこと。エースを勝負所まで全力で届けること。総北と箱学が並んだ。ゴールまで残り500m、「あとは頼むぜ、福ちゃん」 「頼みます金城さん、みんなの思いをゴールに届けてください」今泉が金城の背中を押した。金城と福富の一騎打ち。と? 「お待たせや」御堂筋が来ていた。☆次回 「強者3人」うわ~出た~御堂筋くん。すごいタイミングで来ましたね。面白くなりました。次回が楽しみです。早く続きが見たい~ ページビューランキング
2014.05.07

我が家の藤の花です 2014/5/2撮影☆藤の名所とかの写真じゃなくて悪いけどw 庭の藤の花です。 ☆もう玄関あけたら香りがして、ものすごいです。香りも蜂もw ☆私は手入れが下手なので、藤棚にはしていなくて、背が高くならないように毎年切って、小さい木に咲かせています。 ☆高さ1メートルくらい。写真は蕾が多いけど、4日前のものなので、今は満開の感じです。後ろに赤く見えるのは花桃。うちの庭で一番背が高い木です。次に背が高いのは駐車場のハナミズキ。この2本の他は全部、私の背丈以下にしてあります。手が届かないところは、いずれ手入れできなくなりそうなので。 ☆2月の大雪のとき、大枝が1本倒れて地面に着いてしまったのですが、ひどく曲がったままで花を咲かせています。切ってしまおうと思っていたのですが、花芽が出てきたのでやめました。しっかり大きな花です。藤の花の下は外猫たちのお昼寝の場所。 ☆地面の赤いのは花桃の花びらです。花びらだらけになってゴロゴロ、楽しそうです。って、雑草まで映ってしまった~草むしりしないとです。★庭は、スイセン、チューリップ、ニワウメが終わって、椿と花桃は派手に散っていて、藤の花は満開。オダマキやツルニチニチソウなんかも咲き始めました。ツツジは赤、桃色の2種類と裏庭のヤマツツジが咲いています。サツキのほうがかなり多いので、これからにぎやかになるところです。きれいに咲いたものがあったらまた載せますね。 【テスト】 足あと代わりにつけてみました(ランキングはホームにあります)ページビューランキング
2014.05.06

【スプリング・エフェメラル】早春に花を咲かせ、春は葉だけになり、夏以降は次の春まで地下で過ごす草花「春の妖精」とも呼ばれる★この春、山で見つけた、春の妖精たちです。アップが遅れましたが4/24に撮影しました。市街地ではソメイヨシノも散ってしまった頃です。植物園などにはよくあるし、園芸種も販売していたりするので、珍しい花ではないかもですが、自生しているものを見る機会は少ないです。何年も探してやっと(実は偶然だったりするがw)見つけた花たちです。見てやってくださいwww(名前が間違っていたら教えてくださいませ)【アズマイチゲ】 ☆ブログ初登場の花です。キクザキイチゲは前にもアップしていましたが、こちらは葉っぱが菊みたいになってなくて、花の真ん中が少し紫色っぽいのが特徴のようです。 ☆合戦場のしだれ桜を見に行った帰り、近くの河原の道で見つけました。まだ蕾もあって、けっこうたくさん咲いていましたが、気づかない人も多いみたいでした。私が写真を撮っていたので、何人か集まってきましたけどね。何やら勝手な名前を言ってました~【ヤマエンゴサク】 ☆アズマイチゲのそばに一株だけ咲いていました。エンゴサクの仲間もいろいろあって、区別つきにくかったりするのですが、たぶん。【キクザキイチゲ】【カタクリ】 ☆こちらは、ハナモモの写真を撮った、お寺さんの裏山に咲いていました。カタクリは花が終わったものが多いようでした。ソメイヨシノの前に咲くと聞いていたので、この時期で見られたのはラッキーかもです。 【ニリンソウ】 ☆同じハナモモのお寺さんの近所の草むらで。この寺には、芳水の桜の親桜があるということで行ってみたのですが、満開を過ぎていました。でも春の妖精たちに会えたのでよかったです。☆アズマイチゲの写真を撮った近所には、合戦場のしだれ桜の親桜もありました。合戦場のしだれ桜が三春の滝桜の孫なので、三春の滝桜の子供ということになるかな。写真は撮ったのですが、時期がちょっと遅かったようなので、また来年にでも機会がありましたらご紹介したいと思います。ページビューランキング
2014.05.05

『蟲(むし)』見慣れた動植物とは違う、時にヒトに妖しき影響を及ぼすもの。蟲師(むしし)は、それらを調査し在るべき様を示す。ヒトと蟲の世を繋ぐ者、蟲師ギンコの旅の物語。★前のお話は→ 蟲師 続章 あらすじまとめ★蟲師1~26話 特別篇は→ 蟲師 あらすじまとめ蟲師 続章 第5話「鏡が淵」 山で見かけた娘(真澄)の家を訪ねるギンコ。好いた男が会いに来なくなって気がふさいで寝込んでいる。毎度のことだが今回は長引いていると話す両親。それは気の病だけとは限らないとギンコ。水盤を用意するようにと言う。真澄に水盤に姿を映してみるようにと言うが、そこには何も映らなかった。 影を写し取られたのだとギンコ。波のない池に棲む「水鏡」という蟲で、元は水銀のような姿だが、池の水面に動物の姿が映り込むと、その姿を真似て陸に上がる。そして本体のあとをついてまわる。すると本体の体力が少しずつ衰える。水鏡は実体を持ち始め、本体は実体を失っていく。やがて水鏡は本体になり替わる。 水鏡はもともとの姿では動けないので、自由に動けるからだを欲しがる。それは困るのでなんとかならないのかと父親。本体と入れ替わる瞬間は誰の目にも水鏡の姿が見える。そこを本体に鏡に映されると姿は崩れ本体も元に戻りますとギンコは言った。 真澄の手鏡が曇っていたので、父が研いでやるからと言うが、大事な鏡だから自分でやると言った。真澄の想い人は鏡研ぎだった。鏡で合図して待ち合わせ。いつも手鏡を研いでもらっていたが、このあたりの鏡研ぎの仕事が減ってしまい、仕事場を替えると言い出した。 次はいつ会えるかわからないと言われ、真澄は嫌だというが、食っていかなくてはいけないのだからと言われる。それなら嫁になって里で待っていると言うと、所帯を持つ気はまだない。嫁にするなら、もっとおとなしい娘がいいと言われた。次の約束はできない。鏡は自分で研いでくれと言って想い人は去った。 山の中で水鏡が真澄に近づく。こんな私になりたいのかと真澄は聞いた。そこにギンコが来て、お前さんにも水鏡の足音が聞こえはじめたかと言う。そいつになり替わられたくなかったら、早いとこ手鏡を研いでおけよと言うが、真澄は、別にかわってやったっていいよと言う。私はもう私でいたってしかたないから、欲しいならあげてもいいと。 投げやりにしてると後悔することもできなくなるとギンコ。水鏡と入れ替わるということは自我も実体も失うということ。自分の意志でこの世に影響を及ぼすことが何ひとつできないモノになる。いてもいなくても同じもの。なら今の私と同じだと真澄。あの人にとって私はそれくらい軽いものだった......ギンコが真澄に言った。 そこは寂しいだろう。だがな、そこよりずっと寂しいところがある。蟲と同じ実体を持たないものたちの棲む世だ。相手は実体に姿を映されただけで消える儚いもの。血の通う実体を持つということは、それだけで強い力を持つということ。だがいったん入れ替わるとそれも逆転する。また暖かい場所へ戻りたければ、自分の身は自分で守るんだ。 夜、真澄は泣きながら手鏡を研いだ。傍らには水鏡がいた。翌日、真澄は寝込んでいた。脈も弱くなっている。ギンコは手鏡を肌身離さず持っているようにと言った。直に水鏡が姿を現すから、その瞬間を見逃さずに鏡に映すんだと言った。 山に光を見た真澄はお手洗いに行くと言って外に出て山に向かう。想い人が戻ってきた。しかし約束の場所にその姿はなかった。光っていたのは鏡ではなく、鳥の巣の中にあったガラスだった。倒れ込む真澄。手鏡が地面に落ちて転がった。 そこに水鏡が来る。気づいた真澄は手鏡を取り出そうとするが、離れた場所に落ちていた。取りに行こうとするが体が動かない。このまま入れ替わられてしまうのか。あんなふうに人のまわりをついてまわるだけのモノになるのか。真澄に似た姿の水鏡が近づく。 いやだ、そんなの寂しすぎる。手を伸ばす水鏡を睨んで真澄は言った。「なによ、真似してんじゃないわよ」次の瞬間、水鏡は消えた。 真澄はすっかり元気になって、両親に今日一日くらいおとなしくしていなさいと叱られていた。水鏡はなぜ消えたのだろう。ギンコは真澄の目に水鏡の姿が映ったのだろうと言った。目を開けてさえいれば鏡は必要なかったのか。やはり実体を持って生きているということは、それだけで十分力を持っているのだなと言った。 ギンコを見つめていた真澄が、気づかなかったが、よく見ると男前だねと言い出す。奥さんいるの? 郷里はどこ? ゆっくりしてきなよ...本当にもう治ったみたいですよとギンコは退散するw 真澄は、少しは懲りんかと父に言われていた。 山に入ると水鏡は元の池に戻っていた。ギンコは水鏡に言った。「ついてこい。もっと山深い池に案内してやる。実体はくれてやらんがな...そんな寂しそうにしてるなよ」 ☆次回 「花惑い」★ギンコさん、いい人ですね。美しい景色にいいお話でした。それにしても懲りない真澄は笑える。また逃げられてるし~ページビューランキング
2014.05.04

第149回 天皇賞(春) (GI)2014年5月4日(祝・日) 京都競馬場11R 芝・右 外 発走 15:40全着順1着 7 フェノーメノ 蛯名 正義2着 12 ウインバリアシオン 武 幸四郎 (A.シュタルケから乗り替わり)3着 6 ホッコーブレーヴ 田辺 裕信4着 14 キズナ 武 豊5着 9 タニノエポレット 和田 竜二6着 10 フェイムゲーム 北村 宏司7着 8 ゴールドシップ C.ウィリアムズ8着 3 サトノノブレス 浜中 俊9着 11 ラストインパクト 川田 将雅10着 4 サイレントメロディ 池添 謙一11着 2 アドマイヤフライト 福永 祐一12着 13 オーシャンブルー 藤田 伸二13着 15 アドマイヤラクティ 四位 洋文14着 5 レッドカドー G.モッセ15着 17 ヒットザターゲット 北村 友一16着 16 ジャガーメイル 石橋 脩17着 18 デスペラード 横山 典弘18着 1 アスカクリチャン 秋山 真一郎払戻単勝 7 1,150円複勝 7 310円 12 220円 6 1,470円枠連4-6 780円馬連7-12 2,080円ワイド7-12 740円6-7 7,050円6-12 3,230円馬単7-12 5,670円3連複6-7-12 38,790円3連単7-12-6 211,180円 ページビューランキング
2014.05.04

およそ遠しとされしもの。下等で奇怪、見慣れた動植物とはまるで違うとおぼしきモノ達。それら異形の一群をヒトは古くから畏れを含み、いつしか総じて蟲と呼んだ。★2014年4月より放送の「蟲師 続章」→ 蟲師 続章 あらすじまとめ★前のお話は→ 蟲師 あらすじまとめ蟲師 第5話 旅をする沼 化野(あだしの)先生を訪ねたギンコは、阿に寄生された時にできる角や神の筆(ひだりて)を持つ少年が描いた盃などを見せる。売りつけに来たのだが、途中で会った「生き沼」を捕獲したいので協力してくれないかと話す。 *化野先生は海辺の町に住む医者で蟲がらみの品を集めたりしている。ギンコの持ち込むものを結構疑っている。人徳は結構あって町の人の信頼は厚いようだ。 山脈を越える間よく沼を見た。迂回して山腹から見ると沼は跡形もなく消えているが、またひとつ山を越えた頃に次の沼が姿を現す。沼に少女がいた。前の沼にもいた娘でその髪は沼の水で芯まで染めたような緑(あお)さだった。 ギンコが、普通の沼じゃないよなと言うと、この沼は旅をしてるのと答えた。そりゃすごい、生き沼かとギンコ。少女は信じてもらえないかと思ったと言う。仕事柄たいがいの現象は受け入れるさとギンコは言うと蟲の話をした。たとえば「スイコ」という蟲は無色透明の液体で古い水脈の水に好んで棲む。水と誤り飲み続けると常に水に触れていないと呼吸ができなくなり体が透け始める。放っておくと液状化し流れ出してしまう。そういうのがいるくらいだから、沼が動くのもありかなと。 気味が悪いとは思わなかったのかと少女にたずねると、初めて見た姿は力強くて神々しかったから恐ろしいと思ったことはないと言う。流れに飲み込まれて浮き上がることもできないでいると緑色の巨大なものが激流の底を悠然と遡って来て気がつくと山間の沼の淵だった。その時は髪はもうこの色に染まっていた。たぶん私は一度死んでいるのよと少女。でも、この沼が生きていいと言ってくれたから唯一の居場所だと言った。 ★晴れ着を着せられた少女は水神様の嫁になるのだと思ってくれと言われた。母親のことは皆で助けていくから心配ない。お前の名は語られることだろう。水禍から村を救った誉れ高き娘として。 沼が地下に潜りだした。少女は、いろいろ教えてくれてありがとう。わたし、この沼の一部になるのと言うと飛び込んで消えた。そこでギンコは緑色のものはスイコの成れの果てだと気づく。少女は生きていたかったんだろう。そう思ったギンコは化野先生に協力してもらい海へ向かうことにする。 地下水脈の地図、数万年前の河の予想地図から沼のルートを見つける。沼はかつてはあった河を記憶していて死に場所を定めて辿っているのかもしれない。海に出たら手がつけられない。化野先生が人々に呼びかけて河口付近に網を張る。 化野先生はギンコに、なぜそうまでして助けたい。沼の一部になることを望んでいたのではと言う。ギンコは、それは蟲になるということ。蟲とは生と死の間に在る「モノ」者のようで物でもある。一度きりの瞬間の死より想像を絶する修羅だ。そんな所へ行こうというのに最後に見たとき、あいつは大事そうに晴れ着を着ていた海に緑色のやつが流れ込んできた。みんなで網をかけて少女を救出する。海は緑色のやつの死骸を喰いに集まる魚で真っ黒になった。 気がついた少女は、海に出たら沼が死んでいくのがわかって悲しかった。自分が沼に融けていくのがすごく怖かったと泣いた。ギンコは、あれは、数万年は生きている。おまえはその最後の旅に同行したわけだ。会えてよかったなと言った。 沼の死んだこの海で自分の力で生きてゆきたい。少女はこの町で暮らし始めた。化野先生が声をかけた。沼の死骸を食べて大きくなった魚で今日も大漁だ。髪はすっかり黒くなっていた。★原作では第1巻にあります。 ページビューランキング
2014.05.03

小野田坂道は千葉県の総北高校の1年生。毎週ママチャリで秋葉原に通うアニメが大好きな気弱な少年が仲間と出会い自転車競技部に入部。試練を乗り越え才能を開花させていく......原作、渡辺航の自転車ロードレース漫画。 弱虫ペダル あらすじ・感想・各話タイトルクリックで、あらすじ・感想記事にリンクしています第1クール【OP】リクライム 【ED】 風を呼べ ☆第1話「アキバにタダでいけるから」 ☆第2話「部員をふやすため」☆第3話「僕は友達いないから」 ☆第4話「鳴子章吉」☆第5話「総北高校自転車競技部」☆第6話「ウェルカムレース」☆第7話「追いつきたい」☆第8話「スプリントクライム!!」☆第9話「全力VS全力」☆第10話「ピークスパイダー」☆第11話「肉弾列車!!」☆第12話「合宿初日!」 第2クール 【OP】弱虫な炎 【ED】I'm Ready ☆第13話「今泉と鳴子の1000km」☆第14話「朝霧の再会」☆第15話「策略」☆第16話「一点突破」☆第17話「最後尾の小野田」☆第18話「全力の勝負」☆第19話「新たなるスタート」☆第20話「真波山岳」☆第21話「石道の蛇」☆第22話「インターハイ開幕」☆第23話「トップスプリンター!!」☆第24話「震える泉田」☆第25話「負け」 第3クール【OP】Be As One 【ED】Glory Road ☆ 第26話「空が見える」☆第27話「山神東堂」☆第28話「100人の関所」☆第29話「山頂」ページビューランキング
2014.05.02

小野田坂道、千葉県の総北高校の1年生。毎週ママチャリで秋葉原に通うアニメが大好きな気弱な少年が仲間と出会い自転車競技部に入部。試練を乗り越え才能を開花させていく......原作、渡辺航の自転車ロードレース漫画。☆前のお話は→ 第1話~第28話 あらすじまとめ弱虫ペダル 第29話 「山頂」 地元箱根開催。沿道は箱学の応援で盛り上がっていた。山神・東堂が登ってくる。いつもの派手なパフォーマンスと思いきや明らかに様子がおかしい。ペースも悪くない。リザルトは必ず取るからと言うのだが。女子の応援にも反応ナシ。 「初めてだ。こんだけ観客がいて、トップで独走してて、地元のエースで、早く終わっちまえなんて思うのは」 山岳リザルトを取ることが自分の役割り。沿道の「後ろからひとり追い上げているぞ」の声に巻島が来たかと期待する。初めての約束......追いついて来たのは、長野中央工業の館林だった。「捨てろ、期待は。あいつは来ない」と自分に言い聞かせて館林を抜き返す。 譲れない。このポジションだけは。そのために全部すてたんだ。長野の後ろにもう1台きていると声が上がるが、ひとりもふたりも変わらないと振り返らずに走る。追い上げて来た選手を見た沿道の声がする。ダンシングがフラフラで左右に大きく振れている、頭の色は玉虫色。それを聞いて速度を緩めた東堂を館林が抜いて行く 「よう、東堂。どうだ、コンデションは」巻島が来た。上げめに登って来たからウォームアップは済んでいる。今までになくいい調子だと巻島。東堂が答えた。 「巻ちゃん、おれは、たった今、絶好調になった~」 山頂まで残り2km。ふたりで前を行く館林を一瞬で抜く。山岳リザルトを取れたかと思っていた館林は、なんでそんなに早く走れるんだと驚く。東堂に、落車に巻き込まれて最下位だった坂道が、俺たちを引っ張るために上って来てくれたと話す巻島。あいつは要領が悪くてひとつのことしかできないが、きっちりやる男。レースが終わったら、ありがとうと言わねばならんなと東堂。俺が先に言っといたと巻島が言った。 「できるんだな。本当に。お前との勝負が」 大会本部にレースの様子が伝わる。山頂手前で館林が脱落、残ったのは山神・東堂と総北の巻島。それを聞いた手嶋が叫んだ。 「あいつ、とんでもないやつだ。この大舞台で100人抜いて、本当に追いついたんだ。小野田~」 「行け、巻島。チームは小野田に任せろ。お前は自由だ。最後の夏を存分に楽しんでこい」(寒咲) 巻島が当たり前のようにそこにいる。絶対に山は譲らないという顔をして。この最高のシチュエーションを用意してくれた山の神に感謝せずにはおれんよと東堂。山神はおめえじゃねえのかよと巻島は笑った。感謝なら俺もしてる。認めたくないがいいライバルだった。巻島が前に出る。 最後のインターハイ。コースは天下の剣・箱根。勝負をつけるのにこれ以上の舞台はない。楽しいな、夢のようだよ。できればこの時が永遠に続いてくれとさえ思うよ。だが永遠などない。時はすべて一瞬。ならばその一瞬を忘れないように心に刻もう。残り1km、東堂が並んだ。 「これまで、共に競いあってくれてありがとう。巻ちゃん、ラストクライムだ。絶対に手は抜くなよ」 「抜いてたら、ここにはいないっしょ。尽八」 残り800m。 残り400m。 真波が坂道に声をかける。「いまごろ戦ってるね。東堂先輩と巻島さん。きっと楽しんでるね」そして、今はできないけど、僕らもこのインターハイでやろうよと言った。限界の最後の一滴までを争うような戦いを。坂道も頷いた。 巻島も東堂も限界だった。でも止まらない。進む、こいつより前に。残り100m。山頂を取るのはどっちだ。 山頂は箱学。山神・東堂。「ありがとう。楽しかったよ、3年間」東堂が手を伸ばした。「もしお前がいなかったら、俺はこんなに早くなれなかった」 山岳リザルトの結果が坂道たちに知らされる。2位で残念と言う坂道に田所が、ほとんど差がない、3分差から追いついてコンマ数秒差。ギリギリの戦いをしたんだよと言う。主将が巻島は最高の仕事をしてくれたと言うと、坂道に鳴子と田所を連れて途中で巻島を回収し出来る限り早く確実に走れと告げる。それが今日のラストオーダーだ。 残り4km。目指すはゴール。本当の勝負だと田所。総北、箱学の主将が前に出る。主将は今泉に全力で走るように言い後ろにつく。「取るぞ、ゴール!!!」☆次回 「荒北と今泉」★東堂さんは巻ちゃんが大好きなんだね。仲良し、いいなあw いいお話で、いい勝負でした。どっちも勝たせてあげたかったような。次は1日目のゴールかな、楽しみです。ページビューランキング
2014.05.02

『蟲(むし)』見慣れた動植物とは違う、時にヒトに妖しき影響を及ぼすもの。蟲師(むしし)は、それらを調査し在るべき様を示す。ヒトと蟲の世を繋ぐ者、蟲師ギンコの旅の物語。 ★蟲師1~26話、特別篇はこちら→ 蟲師 あらすじまとめ★2015/5/6 「鈴の雫」のあらすじを追加しました蟲師 続章 あらすじ☆第1話 「野末の宴」☆第2話 「囀る貝」☆第3話 「雪の下」☆第4話 「夜を撫でる手」☆第5話 「鏡が淵」☆第6話 「花惑い」★特別番組 「蟲(むしがたり)語」☆第7話 「日照る雨」☆第8話 「風巻立つ」☆第9話 「潮わく谷」☆第10話 「冬の底」★特別番組「蟲語」第二夜☆特別編 「棘のみち 前編」☆特別編 「棘のみち 後編」★特別番組「蟲語」第三夜 ☆第11話 「草の茵」☆第12話 「香る闇」☆第13話 「残り紅」☆第14話 「隠り江」☆第15話 「光の緒」☆第16話 「壷天の星」☆第17話 「水碧む」☆第18話 「雷の袂」☆第19話 「泥の草」☆第20話 「常の樹」鈴の雫 前編鈴の雫 後編ページビューランキング
2014.05.01

およそ遠しとされしもの。下等で奇怪、見慣れた動植物とはまるで違うとおぼしきモノ達。それら異形の一群をヒトは古くから畏れを含み、いつしか総じて『蟲』と呼んだ。 ★2014年放送の続章はこちら→ 「蟲師 続章 あらすじまとめリンク」★以前(2005~2006年)放送されたものですが、1期(蟲師)と2期(続章)は裏表になるように原作の並びをかえて構成されています。★2014年1月に放送された特別篇「日蝕む翳」は一番下にあります。蟲師 あらすじ☆第1話 「緑の座」☆第2話 「瞼の光」☆第3話 「柔らかい角」☆第4話 「枕小路」☆第5話 「旅をする沼」☆第6話 「露を吸う群」☆第7話 「雨がくる虹がたつ」☆第8話 「海境より」☆第9話 「重い実」☆第10話 「硯に棲む白」☆第11話 「やまねむる」☆第12話 「眇の魚」☆第13話 「一夜橋」☆第14話 「籠のなか」☆第15話 「春と嘯く」☆第16話 「暁の蛇」☆第17話 「虚繭取り」☆第18話 「山抱く衣」☆第19話 「天辺の糸」☆第20話 「筆の海」☆第21話 「綿胞子」☆第22話 「沖つ宮」☆第23話 「錆の鳴く聲」☆第24話 「篝野行」☆第25話 「眼福眼禍」☆第26話 「草を踏む音」★「特別篇 日蝕む翳 前編」★「特別篇 日蝕む翳 後編」ページビューランキング
2014.05.01

第149回 天皇賞(春) (GI)2014年5月4日(祝・日) 京都競馬場11R 芝・右 外 発走 15:401 アスカクリチャン 秋山 真一郎2 アドマイヤフライト 福永 祐一3 サトノノブレス 浜中 俊4 サイレントメロディ 池添 謙一5 レッドカドー G.モッセ6 ホッコーブレーヴ 田辺 裕信7 フェノーメノ 蛯名 正義8 ゴールドシップ C.ウィリアムズ9 タニノエポレット 和田 竜二10 フェイムゲーム 北村 宏司11 ラストインパクト 川田 将雅12 ウインバリアシオン A.シュタルケ13 オーシャンブルー 藤田 伸二14 キズナ 武 豊15 アドマイヤラクティ 四位 洋文16 ジャガーメイル 石橋 脩17 ヒットザターゲット 北村 友一18 デスペラード 横山 典弘 ページビューランキング
2014.05.01
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