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常用漢字は基本的に新字体ですが、部分的に旧字体が交じっている漢字もあって、混同してしまいます。
たとえば、「はかどる」という意味の「進捗」の「捗」は、つくりが「歩」ではなく旧字形です。「渡る・関わる」の「交渉」の「渉」はつくりが「歩」なので、混乱してしまいます。
食へんもほとんど新字体になっていますが、「餌」と「餅」は「𩙿」です。「箸」も「者」ではなく「者」です。
「遡(さかのぼ)る」の「遡」と「謙遜」の「遜」、「謎」も「辶」ではない「辶」が使われます。謎です。
かぶせて隠す、おおうの「遮蔽」の「蔽」も、「幣」「弊」と点の向きが違います。「㡀」です。常用漢字の中でも統一性がないのが不思議です。
「危惧する(おそれる)」に「惧」は「具」と元々の字が異なるのですが、つい忄に具と書きたくなります。
安心しました。ですが、旧字体ではどうだったかを知っておくと、常用漢字外の漢字にまで広げられるので、それも勉強かもと思いました。
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