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連日の猛暑のなか、それでも体力つけたくて朝晩自転車通勤をしていたんである。この暑いのになぜ自転車通勤を続けているのか。それはね、電車に乗るのが嫌いだからだよ。それに自転車があれば、仕事で日中出かける機会の多い千代田区・中央区・港区はほぼカバーできる。それに自転車乗っている間は、風を受けて走れるから涼しいのよ。通勤で乗っている時間は20分くらいだけど、出かける前に万全のUV対策(肌、サングラス、帽子)をし、水分補給をしてから出かけるので、朝の儀式が長い。UVプロテクターにはSPF50PA+++という強力なものを愛用している。通常これだけ強いと、肌によくないんだけど、今年はエスティローダーのにしたら保湿もできて肌荒れしない! でも腕にまで塗っていたら消費が早すぎて、7月から使い始めてもう3本目・・・。今年はUVケア貧乏だ。5%OFF!!エスティローダー サイバー ホワイト EX インテンシィブ UV プロテクター 内容量 ...価格:5,486円(税込、送料別)手袋は去年、手首から10センチくらいある夏用のメッシュを買ったまま1年放置していて、今年やっと使った。問題は腕だ。私にはかっこ悪くしか見えない日焼け用アームカバーが、普通に見られるようになったけど、どうしても付けたくない! でも陽に焼けたくない! と、ずっとインド綿とかガーゼとかの通気性のいい長袖ジャケットを羽織って通勤していたんだけど、それでもやっぱりうっすら黒くなるのね(涙)。東北人は肌のキメと白さだけが命なのに(他の東北人に失礼だな)。朝、会社に到着して自転車を降りてビルのエントランスから15Fのオフィスに上がってくるまでのわずか3、4分の間に、体に蓄積された熱を放出するらしく、汗をかく。これがいや。ビル内だからもちろん冷房は効いているんだけど、放射熱? 気化熱? とにかく外→中というコースでは、朝も夜も汗をかかないわけにはいかないようだ。そうそう、ガラスのコップに氷水を入れると外側に水滴が付くでしょ、丁度あんな感じ。観測史上最も暑い夏なのに、水分も怠りなく摂取していから脱水にもならないし、食欲もある。不思議と例年になく体調はいい。以前の職場のころは、こんなに暑かったら毎日タクシー通勤だったな。なぜか。仕事のストレスがほとんどないからだ。夜なべといえるほどの残業もないし、いやいややっている仕事じゃないし、ヤな上司もいない(笑)。しかしついに昨日の日中、ランチのために外に出たら熱風を吸い込んで気分が悪くなり、引き返してビル内のおいしくない店で食べるハメになった。そして今朝はついに自転車通勤をやめた。時間をズラして乗る車両を見極めれば、ほぼ9時近いと座れなくても、体が接触するほどの込み具合からは免れるからまだ乗れることがわかった。しかし家から駅、駅から会社までの5~8分の距離(幅があるのは信号の都合)が耐えられないよ~。日傘は失くすから面倒なんだよ~。サングラスは電車内では目立つので駅構内に入ると頭に乗っけておくけど、これも失くしそうでいやなんだよ~! 今はもうひたすら、駅を出て目の前に見える300メートル先の会社までタクシーに乗りたい衝動に駆られる。でもそれは恥ずかしいから、やっぱり家からタクシー通勤したいよ~。一体いくらかかるんだろう。そしてこんなに頭に紫外線と熱を受けたら脳みそ沸騰して、タダでさえもさえないオツムがますます使い物にならなくなるよ。現に今、本を読むペースがかな~り落ちている。マンガすら読めない。んんん~困った。
2010.08.31
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SUPER LOVERS(第1巻)価格:588円(税込、送料別)『SUPER LOVERS(1)』あべ美幸雑誌に載ったのは読んだことあるような気がするけど、コミックスは初めて読む作家さん。いかにも角川系らしい濃密な絵柄で、背景とか写真をトレースしたような緻密さでちょっとくどいけど、人物とかうまいよね。しっかり描けているというか、腐女子も普通の女子も好みだろう。あ、あのカナダの山小屋は友人の軽井沢の別荘そっくりだ。その友人はフランク・ロイド・ライトの落水荘っぽいのを自慢していたから、一時期流行のスタイルなのかも。角川は絵のクオリティが高くて均質だけど、誰もどこかで見たような絵なのが微妙。この人の絵も「ちんつぶ」の人の絵とかぶるわ。私の目がにごっているせいか。で、お話も面白かった。美形ハーフの苦労症の主人公が、血のつながらない双子の弟たちとか、孤児らしい男児(最初の出会いは7,8歳)にやたらなつかれる話。これ、1巻だからまだそれらしいシーンはなくて、ほも臭はにおわせる程度だけど、そのうち育ってBLになっていくのかな。両親の事故死、記憶喪失、虐待、双子の葛藤など危うい要素を織り交ぜながらのジェットコースターほもロマンス。もうさ、主人公の母の年代なもんで、そっちの気持ちになって読んでしまったけど、放任にもほどがある親なところもなんか好き。親はなくても子は育つというのは、親が断固たる意志を持って遠くからでも見守っていて、いざというときにはちゃんと介入すれば成り立つことわざだな。この母ちゃんと友人だという日本での世話係(弁護士)が、一歩引いていてなかなかかっこいい。主人公はまだ自分がゲイだとは認識できてなくて、売れっ子ホストとしててきとーに女子をあしらう術を体得しているけど、イタタな勘違い地味女が出てきてストーカーのようにやってきて、主人公をおっかけてカナダから日本にやってきた少年(5年経っているので12歳くらいになっていた)を傷つける。あーえすえむプレイは平気なのに、頭のねじが飛んじゃってて本気で痛めつけるのは勘弁だわ~。コマ割と進行が独特で、ちょっと時間の流れがわかりにくいところがあったけど、ちょっと続きも気になる。
2010.08.30
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大奥(6)価格:650円(税込、送料別)『大奥(6)』よしながふみ待ってた6巻。てか、コミックスではまだ吉宗の代になっていないのに、実写映画化は吉宗が主役なの? ストーリー先取り? それとも設定だけ借りたお手軽オリジナルなの? ますます実写版に嫌悪感抱いちゃうよ。なんかなー家光と有功の関係とか、綱吉と柳沢吉保のれずびあんとか面白かったので、この時代をやってほしかったのに。で、今回久々なので、4巻から読み返して、またもめそめそ泣きながら読んじゃった。もう、クライマックスの作り方とか、緩急というか字が詰まった説明のページとムードだけで進行するページのコントラストもお見事。全体の構成や進行度合いが緻密に計算されている。相変わらずコマ割りは大胆すぎるほど大きいけど、時折みっちり字が詰まって状況を説明してくれるから、飽きないわ。今回は、老いらくのせくすというか、ジジババばっかり出てきてすごかったな。とても少女漫画に掲載されているとは思えないよ。そして老境の有功さまが出てきたのもうれしかった。えーっと、大体史実と同じ人物が登場するけど、天海が出てこなかったな。柳沢吉保は、自分がレキジョだった頃、行く先々で吉保ゆかりの寺やら遺物やらに偶然出会って(関西でも北関東でも)、なんて領土持ちだと驚いたのだった。右衛門佐があっさり退場(積年の思いを遂げて歓喜のあまり死んじゃったとか?綱吉の腹の上で死んだも同然だな)したのにも驚いたけど、あれほど権謀術数の限りを尽くした吉保がひっそりと隠居したのにも驚いたわ。この頃の平均寿命はいくつぐらいだろ。坊主はやたら長生きだけど、みんな感染症とか食中毒で本来の寿命をうっかり失っているようにしか思えない。吉保と綱吉の白髪頭の結い上げ髪(島田の変形?)に激萌えしたけど、あれでも50代くらいかな?あと右衛門佐の公家言葉でのおねだりというのも萌えた(笑)。名前だけの御台所とか滑稽すぎて笑っちゃう。うーん・・・江戸は文化史以外スルーだったけど、この際ちゃんと勉強してみようかなあ。
2010.08.29
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セカンド・セレナーデfull com価格:1,155円(税込、送料別)『セカンドセレナーデ』木原音瀬あーなんか久しぶりの木原さん。しかもやっと読めたよデビュー作。・・・デビュー作からしてこれかい。これを通した編集もすごいけど、こんな最初からいい人が一人も出てこないようなお話を書いていたのか・・・。登場人物の性格の悪さが本当に気持ちが悪いほどで、これは木原さんの人間観察力によるものなのか、こういうキャラしか想定できないのか、作家さんにも関心が向かう。表題作の前に、デビュー作だったという「水のナイフ」という作品が収められていて、これは高校生×高校教師。高校生は「かっこいい自分」をひたすら演出したくて、チビでブサイクな高校教師が意外と人望があるのが気に入らない。しかも気になる美少女がこの先生を慕っていることを知り、憎むようにすらなっていく。でも医学部行くほどの頭脳を持ってして、二人の恋路を邪魔するために、自分も先生が好きだということにして「彼女の告白にイエスと言ったら死んでやる」とか言い張る。もう馬鹿かと。コドモの悪知恵とかあざとさなんて、所詮こんなもんと思える愚かな行動だけど、本人はご満悦。そして無理やり関係をつくる。別にゲイでもなんでもなかったのにね。嫌っていた相手をだんだん好きになっていくんだけど、その心理状態は描かれず、相変わらず横柄でわがままで独りよがりな攻。好きな人のために自分を変えようって気のないキャラというのも木原さんの専売特許だな。表題作はデビュー作にも登場した攻のクラスメートが主人公だけど、「え、こいつこんなに性格悪かったっけ?」ってくらい別人になっていて、10歳以上年上の見栄っ張りで友達のいない変人サラリーマンの押しかけせくすフレンドになる。なんかなに考えてるか全然わからない性格で、なのに教師になりたいとかいう。こんな性悪に教わる生徒がかわいそうだからやめろ!ここまでいやなキャラばかりだと、見栄っ張りで人の気持ちを考えない受が、むしろかわいく思えてくるな。どうしてこうも健全なコミュニケーションのできない恋愛ばかりなんだろう。全員が不健全というより剣呑なコミュニケーションを楽しんでいるように思える。そして、こうまで心で思っているネガティブ感情のままに行動したり口に出したりするキャラばかりだと、医大とか教師志望とか、現実的な社会生活のなかにいるととっても不自然なんだよね。だから最近の木原さんは、そういうまともなレベルの環境設定をやめたのかとすら思う。底辺じゃない人たちのほうが、本当はいやな性格を持っているのはわかるけど、そういう人に出会ったことがないから、ここまで性格がヒネていると引くわ。でもドイツもこいつも、その後の木原作品に登場する、どしよもない男たちの原型のようではある。わざといじめて、相手が自分のために泣いていると思うとゾクゾクする、というのはSMともDVとも違う、人として間違った感情だと思うけど、作品のなかでこういうことが何度も出てきて、さすがは木原さん、負のエネルギーに油を注ぐ技術はすごいわと感心したけど、かなりおなかいっぱい。あ、でも書き下ろしSSが3本入っていて、お得な感じ。
2010.08.28
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昨日は夜9時まで勉強会で缶詰になっていて、なんか脳みそが疲弊してブログが書けなかった。会場がウイメンズプラザだったので、行きがけにピエールエルメを冷やかしたりはしたけど、なんか過剰なディスプレイにちょっと引いた。あれでは銀座和光のようだわ。というわけで、ネタなし金曜は、ネットで拾った話題を。本の感想がいっぺんに比較できるサイト発見。検索ちゃ~んならぬ感想ちゃんだって。検索ボックスに作者名や作品名を入れると、アマゾンのレビューが一括して見られるようになっている。へええ~。使いようによっては便利かなー。でもアマゾンのレビューも偏ってるからなー。感想ちゃんもひとつ。YOU TUBEで、路上のネコ(放し飼いの飼い猫)をゴミ箱に捨てる女性の映像がアップされていた。イギリスでの話が、あんな巨大なゴミ箱が街中に普通にあるほうがなんかおかしいよ。なにが入っているかわかったもんじゃない。その点、日本は中身が見えるタイプだったり、最初から分別を強いるものが多くていいよな。新幹線なんて最近は、係の人がゴミを集めに来てくれる。こういうのって暗黙のうちにテロ対策になっているよ。あとはマカオでのアダルトエキスポというのが、なんつうか刺激的すぎて画像を見ていると笑いが起こる。アダルト業界の見本市なんてものがあるのも知らなかったけど、多分こういうものを喜ぶ嗜好があることを、人前で言う人は少ないと思うので、面白くても巷間流布しにくいだろう。ステージパフォーマンスが、もうまんまストリップ状態で(しかも男性)、そういや10年くらい前まで西麻布にあった男子ストリップが見られるクラブはどうなっちゃったかなーとか思い出した。いや、行ったことはないけど、仕事場が近所で毎日通っていたんだよ。一時ははとバスツアーまでやってきていたが、まあ時代から言えばとっくに倒産してるだろうな。
2010.08.27
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涼子さんの言うことには価格:620円(税込、送料別)『涼子さんの言うことには』ヤマザキマリなぜ14歳でヨーロッパを一人旅することになったか、というよりヨーロッパでの出会いについて描いた、大筋ノンフィクション。虫愛でる姫君だったんだな、ヤマザキさん。で、お母さんはオケ団員なのに、彼女自身は楽器はやらず、絵を描くのが好きだったのね。中学時代の大冒険だが、よくここまで鮮明に覚えているものだ。それとも大分フィクションで補完してあるのかな。でも読み応えはどうだろ。結婚後のイタリア式日常エッセイマンガよりは、数段落ちるな。思春期ものにはもっとこう、主人公を変えてしまうような成長譚を期待してしまう。でも最初の、中学のクラスメートとのエピソードは、中流家庭の子が、低所得層の子と仲良くするお話で、ヤマザキさんは虫好きを公言してはばからない中学生だけあって、人からどう思われようと平気だったみたいだ。このオオムラキを育てるおじいちゃんと暮らしているクラスメートとの絆をもっと見たかった。あるいは、ローティーンでヨーロッパを見たことが、その後の彼女に与えた影響とか、帰ってきてからのものの見え方の変化とか。そこが描かれていないと、全然意味ないよ。ロクに英語もしゃべれないコドモが、いきなり親元はなれてあまりにも特殊な環境(異文化という意味で)に放り込まれてしまうと、本人がオロオロしている間に周囲がどんどんコトを進めてしまっている。そんな感じの内容だった。でも、いろいろ成長はしたんだろうけど。この作品読んでわかったんだけど、山崎さん、マンガづくりは実はあんまりうまくない。エピソードのほうが強烈だと、勝手に画面が生成されそうだけど、この本はどれもエピソードが弱くて、あんまりなにを描きたいのかが伝わってこないんだよね。コメディのようにみっしり詰まったどたばたのほうが好きだな。
2010.08.26
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甘いものは積極的には食べないけど、なにかのきっかけで短期間ハマることがあって、大抵飽きるまで食べるんである。10年くらい前には、自由が丘が近かったので、毎週のようにモンサンクレールに行っては、全種類食べつくした。でもそれでなんか憑き物が落ちたみたいで、以後はどんなに話題のスイーツだろうと名品だろうと、わざわざ遠くまで買いに行ったり、ましてや並んでまで買ったりはしない。基本、味覚の嗜好が超保守的なので、一旦これがおいしいと思ったものは、変わらず好きであり続けられるんである。このブログに登場するスイーツの最多登場が紀の善の抹茶ババロアって事実が、保守さ加減を象徴しているような気がする。で、アップしてない画像の中からみつけたスイーツたち。最初に日本にできたときは狂喜乱舞したパリのFloだが、日本のケーキはうまくもなんともない。や、しかしこれはいただきものなので、ありがたくいただた。最近ハマっている果山のフルーツロール。だって通勤途中に寄れるんだもん。しかし翌日まではもたない超生モノなんである。隅田川花火に呼ばれたとき、おもたせで持っていったら好評だったので、先週もある会合に買っていったらやっぱりホめられた。うまし。同じく果山のカマンベール入りチーズケーキ。珍しくオーバルの器に入っている。中にアプリコットリキュールに浸したスポンジとドライアプリコットのコンポートが隠れていた。上に載っているのも干し杏。凝ったケーキじゃないけど、素朴でおいしい。素朴な割には結構高いけどね。もう最近は600~800円台のケーキがデフォになってきた。ケーキじゃないけど、どっかで飲んだマンゴーラッシー。ヨーグルトがあまり得意じゃないけどラッシーは好きなの。大分前に時間つぶしで入った渋谷のカフェで食べた焼バナナとブラウニーの生クリーム添え。この組み合わせと甘さと盛り付けの雑さがアメリカチックだな。でも焼いたバナナもまあうまい。
2010.08.25
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土曜日、久しぶりにフランス映画を見にミニシアターに出かける。出不精で暑がりの私を映画館へ誘う憎い映画の主役は当然ヒトではない。La voie du chat邦題は「ネコを探して」だけど、原題は英語にすると The road of the cat だね。du はなんの du だろう。ネコは不加算名詞なわけがない・・・と思って調べたら、de(of)+le(定冠詞男性)の縮約だった。男性名詞なのか…。相変わらずフレンチは苦手じゃ。ミニシアターなんて何年ぶりだろ。昔はよく行ってたけど、イメージフォーラムとユーロスペースをいつも間違うので、今回も迷わず渋谷で降りて桜ヶ丘の坂を上る気満々だったが、それはユーロスペースで、この作品の上映館であるイメージフォーラムは表参道側のほうだった。この暑い中、間違わなくてよかったよ。さすがに猫もの(しかもドキュメンタリー)だけあって、いつもはイメージフォーラムとは縁のなさげな老若男女でいっぱい。ちょっと迷惑な中年のご婦人方などもいて(上映中ずっと扇子であおいでいるんだが、なにかチャームが付いているらしくチリチリと音がする)、席が近かったら注意するのに、周囲の若者はなぜ我慢してる!それとも私が気にしすぎですか?さて、映画はアニメの手法で語り手を務めるのがパイロット役の監督自身で、彼女の飼い猫であるクロネコが行方不明になったことを端緒に、時間と空間を越えてさまざまな場所で猫と人とのかかわりを取材する、というもの。ネコをいとおしむだけの作品じゃなくて、ヒトとの絆や犬のようにヒトに従いはしないけど、ちゃんと役に立っている働くネコとか、人間の愚かさを浮き彫りにするようなネコグッズとか、ネコの鍼灸医とか、いろんなところに取材していておもしろかった。水俣病の病理を解明するために数百匹の猫が解剖された話は知らなかった。もともと飼い猫が奇妙な行動(集団で海に飛び込むなど)やけいれんを起こしたことがこの病気が発見された始まりで、食物連鎖の果て(水銀入り魚→猫および人がそれを食べて発症)の奇病の報告は世界初だったらしい。現在でも重い後遺症に悩まされている方が大勢いたのにも心が痛んだ。解剖されたネコを哀悼する碑まで建てられていた。そういえば水銀入りの排水を垂れ流したチッソの会長の娘が、雅子妃の母だったことが結婚時には問題になったんだよね。そんなことを思い出した。あと19世紀末のパリでの猫話題も面白かった。ネコの存在認識と個人主義の確立が同時期だったというような話で、確かにそれまで猫が単体で画題になることはなかった。大好きなスタンランの絵がたくさん紹介されていたり、女を猫になぞらえて(わがまま気まぐれ)サロンに集った男たちが話題にするとか、世紀末ネタは興味深かった。あとはドキュメンタリー・ザ・ネコのオンパレードで、駅長ネコのタマとか、イギリスの鉄道ネコとか、認知症病棟で死期を知らせる介護ネコとか、ワンシーンだけの歌舞伎町ネコとか、なぜか半分は日本のネコたちだった。その中で、一番時間を割いているのが水俣のネコだったので、「かわいい」だけの映画じゃないことは明らか。フランスらしいシニカルさは不足していたけど、ねこたまとかネコカフェの様子は、ある種の侮蔑が滲んでいたぞ。なんかばかっぽくて。◎『ネコを探して』公式ホームページその後、国連大学前のファーマーズマーケットを冷やかして、グラフィックデザイナーのYちゃんと南国酒家で会食。あー面白くておいしい一日だった。
2010.08.24
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いとしさを追いかける価格:580円(税込、送料別)バッグに入るサイズのBLの新刊ストックが切れたので、久々に積読本の詰まったダンボールから無作為に一冊引き抜く。杉原さん・・・1、2冊読んでるかなあ。リリカル系だっけ?あんまり印象のない作家さん。大学生同士のカップルで、攻は、受のもとボランティア家庭教師。そして攻の父の愛人が受の母親(恋愛に奔放な体質らしい)で、そのことを受だけが知っているという関係。これは登場人物がどっちもダメだった。もう、こう抗えない血がどろどろする話はなーまだSMのほうがずっとマシだなー。だって消せない事実だしなーとか思いながら読んでいって、なんでも持っている(社会的に恵まれた)ぼっちゃん体質のやさしい攻を陥れる目的だったのに、攻から告白されてその気になって、でも攻が大学進学をする折に、「お前の父ちゃんは俺のかあちゃんを愛してる」みたいなベタな捨て台詞で攻を傷つけ、「もう顔も見たくない」と一度は手痛い言葉を投げつけられて決裂したはずなのに、大学に入った途端に攻を追って東京にやってくる、と。なんかやっぱこの受、複雑すぎて頭わるく見えるわ。第一、「テレビの配線がわからないから来て」って、どんな大学生男子だよ(冒頭エピソード)。人の心をうかがうあまり、相手を翻弄するようなことをわざと言ったり、相手を試すような言動を繰り返している、要するに頭悪いわこの受。多分、もっとしっかり読めばそれなりにいいお話なんだろうけど、たとえば、おもわせぶりな友人が複数出てきて、しかもそれがみんな攻に気があるように思えてしまう。実は全然違うのにそう思わせるというのは、私の理解が弱いのか、作者さんの書き方が微妙なのか。受の感情がとても複雑で、一筋縄ではいかなそうなのに、たとえば毎晩もらっていた電話が、ある日からこなくなると、本当は声を聞きたくて、会いたくてたまらないのに「でもいつも掛けてきたのはむこうだから」と、なにも行動を起こさないとかいうのは、自分も絶対自分から告白なんてしないタイプなので、ちょっと近親憎悪だった。やせがまんにもほどがある。今から思うと、非常に性格悪いよね。まあ自分の場合は人にもモノにもあまり執着しないタチなので傷は浅いが、要は自分だけは傷つきたくないって防衛本能だからさ。この受もきっと、いくつになっても人付き合いのスキルが進化しないで、攻に甘やかされるだけなんだろうなと思ったよ。
2010.08.23
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『夜明けには優しいキスを』凪良ゆうあちこちで良い評判を聞く凪良さん初トライ。既刊がさ、なんかアホエロっぽいタイトルのものが多くてなかなか手が出せなかったので、ネット書店であらすじを読んで慎重に選んでみました(笑)。でも、基本、花丸BLACKとか、えろ多めレーベルからのが多いのね。さて、この作品は年下ワンコ攻×Mっ気過剰な寡黙美形受、と組みあわせだけを書いてしまうとありきたりなんだけど、なんちゅうか人物がしっかり書き込まれててびっくりした。結構重くて深くて痛かった。カップルに共通するのは「貧乏」なんだけど、なんか労災がどうのサービス残業で過労死寸前とか、労務環境最悪な工場での派遣労働とか、イマドキなプアな若者階層を描いていて、気持ち的に切なくなってきた。でもなし崩しにフリーターやプータローをやっているわけではない深い理由がまたあって、それがまた痛い理由だったりして。人はこんな理由で敢えて貧乏に甘んじているのかとか、どいつもこいつも資本主義に馴染まない若者でびびったよ。なんか超ポジティブな「貧乏でもハッピー」な攻と(ゼンゼン同盟とかに入っていそうな権利だけは主張するタイプ?)、貧乏以前に生きていることすら肯定できない超ネガティブな受という凸凹コンビで、そこに受と半同棲状態の超DVな攻というドロドロの三角関係で、うっわーこれは木原さんと水原さんを足したような作品だわ~とワクワクしちゃったよ(笑)。過去にボランティアでかかわった女子高生を自殺に追い込んだという負い目から、やられっぱなしの攻があまりにも哀れで、でもマイナスに振れる意志だけは強固で、一方的に執着していたDV男が自殺未遂を起こして、普通ならこれが縁の切れ目で清々するのに、彼の魂を救いたいと戻っていく受が、あまりにも聖人君子で(でも「またまちがったかも」と自問自答している)、そんな哀れな受を救いたいと思うワンコな年下くんがいて、結局、二人とも誰かのために動いているだけの人生なのがなー。イマドキの若者でこんだけ他人のために心も時間も割ける子がいるのか?とツッコミ入れたくなるほどだった。でもものすごい吸引力というか、集中して読ませてくれるパワーがある。それぞれの生き方の裏づけとなる過去をしっかり書き込むことで、DVですら肯定してしまいそうなほど説得力がある話になっているんだけど、こういうのを書く人が、一方で花嫁とかタイトルだけ見るとアホッぽいものも書いているのか。引き出し多そうだわ。評判よさげなので最新作にも手を出してみようっと。
2010.08.22
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田舎で食べたうまいもの。最後はもっともシンプルでもっとも手がかかっていないのに超おいしいと感じたもの。本当は毎日、こういうのを食べていたい。これがなにか一目でわかる人は、ごく少数かも。キュウリと三杯酢で和えてあるあるもの。三陸の海の幸。コドモのころからこれが大好きで(しかも家族で好きなのは自分だけだった)、夏は厨房に行っては1個もらって自分で捌いてほぼ毎日食べていた。食感といい独特の甘さといい香りといい、酒飲みにはたまらないはずなのになぜかこれまで「嫌い」「食べられる」という人は多いが、「好き」という人に出会ったことがない。新鮮じゃないとニオイが気になるせいだろう。だから私も東京では特定の店でしか食べない。 正体はホヤ。今回も朝摂りの殻のままのを買ってきて自分で捌いた。昔は丸かったけど、最近は細長くて巨大になっているのね。これも縦20センチ以上あったわ。外見はこんなグロテスクなのに中は鮮やかなオレンジ色。あ、この殻付き画像は拾い物です。1個丸まる1本分のキュウリスライスと和えて、土佐酢をジャバジャバ掛けまわして、飲む勢いで食べつくす。ついでに、東北新幹線の車内販売で買える「ほやの燻製」も好物である。あれを食べて水を飲むと水が甘くなる。不思議。こっちは父が丹精した家庭菜園からの収穫物。最終日のあさごはん。6時ごろ自分で行って収穫してきた。採れたては最高の調味料なので味噌とマヨのみ。素焼きに釉薬掛け回しただけのこの器、気に入ったのでもらってきちゃった。
2010.08.21
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1年ぶりに訪れたイタリア人シェフが地方都市でのんびり腕を振るうイタリアンへGO!去年、初めて連れて行ってもらって、鄙には稀なクオリティとCPが一致していて関心したのだった。でも今年行ったらメニューが大きく変わっていて、ウズラとかコメを使ったソースとかの、ちょい珍しいメニューがなくなっていた(涙)。シェフの腕はいいのに需要の問題だろうなあ。でも、万人向けにしたおかげで、結構流行っていたので安心した。ワインリストも、去年はメニューの金額に比して不似合いなフランスのヴィンテージワインとかあったけど、今回はボトルで5000円前後のお手軽なイタリアものを中心に据えているので、安心して選べたわ。 まずは前菜と共に出てきたパンのバスケットに驚愕! 自家製フォカッチャなど3種類+グリッシーニ。小さく切ってあるので食べやすいのがいいわ。これについてきたのが、エキストラヴァージンオリーブオイルと、上級クラスのバルサミコと、ニンニクのオリーブオイル漬け。わーい! これうれしーっ!とくにバルサミコはちょっと舐めてみたら、かなり上のクラスか、あるいは煮詰めてコクとトロミを凝縮させたもので、そのままでもとてもおいしい。パンに塗ってよし、サラダにまぶしてよし、ソース代わりに肉や魚にかけてよしの万能調味料になっていた。パンもおいしくて、メインが登場する前にお代わりを要求(笑)。ついでにバルサミコも継ぎ足してもらう。なんちゅうわがままな客。ワインは、連れが運転手で飲めないので、残しても惜しくないハウスワインの銘柄を聞いたら、赤はキャンティだというので、これは苦手なので、好みのピエモンテのワイン(モンテプルチャーノダブルッツォ)をデキャンタをお願いする。これまた、私が普段家で飲んでいる安ワインと同じ味! ボトルを見せてもらったら全然違ったけど、土壌とブドウ品種が同じだと、イタリアでは限りなく近い味になるみたい。 前菜4種盛り。牛もも肉のマリネ、ブッタネスカ(ラタトゥイユ?)、野菜のテリーヌ、リコッタチーズのムース。ハムとムースに件のバルサミコ滴下。まいう~~!パスタはニョッキと野菜のトマトクリームソース。これがまたスペシャルおいしい。ズッキーニ、ナス、セロリなど野菜たっぷりでやさしい味だった。この店、パスタは全部自家製なので、ロングパスタでもよかったけど、なんかニョッキって普段、東京のイタリアンではほとんど見ないからちょっとうれしくなって頼んじゃったけど、正解だった。 メインはスズキのズッキーニ巻き。調理法はポワレ。透けるほど薄く縦にスライスしたズッキーニを何枚もつかって、スズキの半身のさらに半分をグルグル巻きにして、ミルポワで蒸し焼き。周囲に温野菜を散らしてある。これはまあ普通。というか、ずっとぼんやり系の味が続いたので、もうちょっとはっきりした味でもよかった。なのでこれも失礼ながらバルサミコを滴下したら味が締まっておいしくなった。前菜からして半端ない量のうえ、いつにも増してパンを食べちゃったので、もうメインは全部入らない。なのにデザートは別腹(笑)。粉系は無理そうだったので、クリームブリュレを。どっちかというと甘いものが苦手な私がちょうどいい甘さだと思ったのに、連れは「甘いっ!」と怒っていた。甘さの感覚ってすごい個人差があることに驚く。コーヒーはエスプレッソをダブル抽出で。ちょっと酸味の強い豆だったのが残念。今回は料理は70点だな。でもワインがおいしかったから結果オーライ。なにより田舎値段で、ワイン込みで6000円也なのが超幸せ。
2010.08.20
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東北の小都市のラーメン屋で食べた、昭和チックな冷やし中華。私のなかでは、子供の頃よく食べていた、これぞ冷やし中華の原型だ。添加物たっぷりの縁の赤いプレスハム、真っ赤な紅生姜、折り紙みたいな色の錦糸玉子。どれもB級飯の王道を行く人工的な毒々しさがらぶりー。たれはもちろん甘くてすっぱい。あとはわかめ、きゅうり、とびきり辛い和辛子がつく。これって配色的に黄金率だと思うわ(笑)。この店(おそらくチェーン店。でもいつも流行っている)の冷やし中華には、なぜかてっぺんに缶詰のみかんが2個乗っている。これは新しいデザインだ(笑)。缶詰みかんって、蕎麦屋のひやむぎに入っているものだった気がする。子供の頃、学校給食がまずくてほとんど食べられなかったので、学校から帰ると習い事に行く前に、近所の蕎麦屋で毎日麺類を食べていた(顔パスの店だった)。でもコドモの時分は蕎麦が嫌いだったので、食べられるのは冷麦と素麺と冷やし中華だけだったけど。冬でもそれらを食べ続けた。なので、グラタンとかナポリタンとか、コドモの好きな食べ物を知るずっと前から、冷やし中華は私の血肉となっていた。今思うと、なかなかにヘンな食育だったような気がするよ。
2010.08.19
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それにしても、田舎から戻ってくると東京の暑さはまた格別というか凶悪だ。なのに、今月これからほぼ週に3回は外出予定がある。お願いだからそんなに熱心に会議を開かないで欲しい>某省殿。2年後の法改正に向けて、来年国会で諮るためには今年中に改正案をまとめないといけないので、関係部署は結構ピリピリしている。お役所での仕事のなにがいやって、周辺に食べるところがほとんどない。役人が集まる食堂なんてごめんだし、最近は本庁の会議室が足りないらしく、永田町界隈に場所を移して開催されるので、ますます絶望的。まだ霞ヶ関だったら、新橋や虎ノ門あたりでランチしてからいけるけど、さすがにランチのためだけに電車にのったりタクシー乗るのは面倒だ。でもって、取材でぶらさがって話聞いたり、電話したりしてせっかく親しくなった担当が、この時期に異動でいなくなる。んも~っ! 今年度に入ってもう3人も別の部署に異動になって、また関係づくりからはじめなきゃならんのはなんとかしてほしい。なんかさ、私も今の仕事も前の仕事も、関係業界にはまったく興味がないんだけど、お役所の役人もころころ配置転換させられているのを見ると、興味も好きでもないけど、とにもかくにも局長への道を目指して与えられた目の前の仕事を淡々とこなしているようにしか見えない。よく会う「なかのひと」に、某局の課長さんがいる。彼はいつもオドオドしていて風采のあがらないおっさんで(おっさん言っても、トシは自分とあんまり変わらない)、腰も低く、ことさら自分を低い位置に置いて話をする傾向にある。講演なんかでは、風采の上がらなさを逆手にとって親しみやすさをアピールしたりする。そんな彼が絵に描いたようなエリートコースを歩んでいるのをつい最近知った。入省数年で地方自治に1年出向、戻って間もなくアメリカ留学(コロンビア大)、在米大使館一等書記官(出向)、そして内閣官房参事官も経験済みだった。目立たないけど確実に事務次官候補なんだろう。こういう人とは仲良くしなくちゃいけないわ(笑)。どうも腐った脳だと「エリート=絵に描いたようなイケメン=ほも」という構図が浮かぶので(実際、絵に描いたようなイケメンも最近は多い)、彼は私にとっては手の届く現実のエリートだったりする。いやなんの意図もないけど。早く日常復帰するために無理やり仕事で妄想してみた(笑)。
2010.08.18
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東北だって暑い今年の夏だけど、やはり夜にはスーッと気温が下がるので、エアコンなんてなくても眠れる。都心と比較したら天国だわ。ちなみに昼と夜の気温差は10~12度くらいある。で、暑い日中にちょっとだけドライブに出かけた。もともと中古で手に入れたうえ年に数度しか乗らない自分名義の車が、さすがに15万キロを超えて、メンテにお金がかかるので廃車にすることにした。普段はイトコのコドモが乗り回しているので、バッテリが上がったりはしてないんだけど、今時、キーレスエントリーとかパワーウィンドウとかないと、不便で乗ってられん。エアコンの効きも悪いしね。なのでさよならドライブを決行した。隣県まで結構な山脈を横断する峠超え。久々に峠を攻めたぞっと。何しろ土砂降りの中、むりやり山道に入り込んだら、途中のいろは坂もびっくりのガードレールなんてないワインディングや、照明のほとんどないトンネル、途中、土砂崩れで岩や倒れた木が散乱している道に出くわして、山道の怖さを知る。普段乗り回していたのは整備された林道だけど、峠はまた格別じゃ。ほんまもんの山道って、民家、コンビにはおろか、電線、自販機すらないんだね。日本は山林の国だとつくづく実感するわ。 岩場は水嵩が増えてプチ滝になっていた。水は清らかで冷たいのだった。やがて雨が上がると、そこには幻想的な光景が! 雨雲の中を突っ切っている途中は、1メートル先も見えない霧の中で、そりゃこわくて飛ばせないけど、上に出ちゃったら、中国の山水画みたいな光景が広がっていた。雨雲が蒸発する様子の幻想的なこと!県境を越えて、平成の大合併を経てもなおも「村」を維持している某村の山道を走っていると、なにやら滝があるとの看板が。「釣りキチ三平」のロケ地にも使われた名曝らしいので、いけるところまでいってみることに。 滝への降り口には先客もいたから大丈夫だと思ったのに……。雨上がりの緑は格別。ところが「ここから350m」とあった看板から下が、ものすごいがけの下で、一応石組みで階段状の足場はあるものの、サンダル履きでは到底降りられそうにない。しかも雨上がりでモロに滑りそう。それでもマイナスイオンを浴びたくて、そろそろと降りていったものの、途中で石組みの階段が途切れ、瓦礫だらけになったところで進軍を断念(涙)。まあね、世間一般のハイキングが自分にとっては登山に匹敵する体力なしだから、仕方がない。音だけ確認して諦めた。でも、山道はいいよね。なんか肺が浄化される感じ。引き換えに脚をいっぱい虫に刺されてきたけど。
2010.08.17
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5日間の帰省中は儀式的な行事に2日、ドライブ・買い物・温泉に2日、というスケジュールであらかた終わってしまった。友達と食事に行ったりする以外、夕食後は暇なので、自室のクローゼットに入れっぱなしになっている古いマンガを読む。古いといっても、帰省の度に田舎の本屋で買っていた本ばかりで、せいぜい10数年前くらい。あ、十分古いか。どうも自分の中での「古いマンガ」って70年代くらいの感覚なもんで。複数巻あるもので、全巻揃っていないのはなぜだろう。どこかにあるのか、もしかして東京にあるのか。普段なら絶対に読まない種類の漫画とかもあって、結構過去の読書歴を知るのは、マンガであっても恥ずかしかったりするものなのだった。『ニューヨーク・ニューヨーク』羅川真里茂なぜか3、4巻だけあった。この頃(90年代中ごろ)は、まだボーイズラブなんて全然知らなくて、たまに嵌っていた同人誌関係でやおいのカップリングがあることを知っていた程度だな。そして白泉社の雑誌は「花ゆめ」「LaLa」創刊から読んでいた筋金入りの少女漫画読みだったけど、さすがにこの時代はすでに読んでいなかった。毎号買うのをやめたのは、「動物のお医者さん」「ここはグリーンウッド」が終わったころかな。その頃になるともう半分くらいしか自分が読める作品はなかった。なので、この作品も連載中は知らなくて、単行本で一気読みした。すごく泣かされた記憶があるけど、今読むとつまらないのだった。やっぱりBLというジャンルが成熟(いや、すでに爛熟かも)して、このテのおきれいなストーリーが過去のものになってしまっているからだろうか。もともとこの人の絵は全然好みじゃないことに加えて、3巻はほとんどアメリカの刑事やFBIや警察もののドラマそっくりの作りだし、4巻の年老いていくあたりは、ハリウッド映画のあざとさ(つまりはうまいってことだけど)を感じる。作品には全然罪はなくて、すべて読み手が汚れてしまった結果だな(笑)。ああ、こういうラストはその後、幾多のBLもので目にしたけど、羅川さんのは早かったかもしれないなとか(まあカップル成就後の長い人生を書くBL作家なんて木原さんくらいかもしれないけど)、今から15年くらい前だと、まだまだ社会的には白い目状態だっただろうかとか、うーん……つまりは「今」の作品としては読めなかった。『双子座の女』西炯子こんな作品があったとは。ていうか、実家にあるのにほとんど読んだ記憶がなかった。2004年刊だから、そんな前の作品じゃないけど、西さんだからして、今読んでもまったく新刊として読めた。委員長として周囲から尊敬と信頼を集める男子が、実は性同一性障害で、女子のヒラヒラの服が好きで好きで仕方がなくて、自作好きのクラスメートに洋裁を教わるシーンが、なんかすごくいい。そして最後に自分で縫ったウェディングドレスを着て、親の前に頭を下げる。今ほどこの病気が知られていない頃だと思うので、それをこんなふうに一見軽いコメディに仕立ててみせて、その実深い問題をはらんでいることをしっかり作品に刻んでみせるのは、やはり西さんの力量だろうなあ。西さんは出自は少女漫画だけど、女子はいわゆる美人やかわいい子だけじゃないし、男子もそうだし、なにより都会に憧れない地方都市で生きる人々をしっかり描いてくれるから好きだ。西さん、『女男の一生』がヒットしたことだし、これからも大人が出てくる話をもっと描いてほしい。 『青青(あお)の時代』全4巻※画像は文庫として再刊された3巻完結ものこれも全然読んだ記憶がない。もしかしたら買うだけで満足して、読んでいないのかも。99年ころから順次刊行。最近、山岸さんの「アラベスク」が豪華本で再刊されていて、懐かしくて読んでみたら、35年くらい前の話なのに全然古くなくてびっくりしたんだよね。造形もファッションも、今でも全然通用するということは、当時はいかに先端を行き過ぎていたかだよね。第一彼女の寓話ものは今読んでも怖いし普通にありえる話だったりする。ミシェル・デュトワシリーズ(セブンティーンコミックス!)が出てきたので、これも読んでみたけど、この時代のお耽美ものにつきものの恥ずかしさがなかった(笑)。さて、この話は多分梅原歴史学にインスパイアされた系列のものかもしれない。聖徳太子よりさらに以前の、国家の態を成す以前の日本の部族制の中での古代シャーマンの話、かな。さすがに簡単には読めない話だったので、結局東京に持ってきちゃったよ。これから読む。そうそう、4巻にずっと探していたニジンスキーの生涯を描いたマンガが収められていたのがラッキー!一度読んだきりで、最近バレエリュスのドキュメンタリーを観たりしたもんだから、探していたんだよね。初出はおよよの1989年「ぶ~け」連載だった。これは懐かしかったわ。
2010.08.16
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今年は帰省中も更新するぞと意気込んでいたのに、結局果たせず。だって短期間の間にスケジュールぎっしりで、普段の仕事のある日より忙しいんだもん。なので、穴埋めに先週、晴天の日にがんセンターのカフェでランチしながら撮った画像。見事な聖路加病院&聖路加レジデンス(1部屋3~5億といわれるVIP専用医療付き住宅。鳩山ブラザーズのママンがお住まいである)。老後はここに住むのが夢である(笑)。あっ手前(下)やや左側に斜め45度から見た築地本願寺も写ってるわ。そして同じ方向に見える建設途中のスカイツリー。右のタワービルは私がよく買い物に行くピーコックが入っている浜町の複合ビル。左のは……人形町かな? 茅場町当たりかな? よくわかんないけど同じく30階以上のタワービル。雲の中に飛行機発見!
2010.08.14
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『捨てていってくれ』高遠琉加かつてビブロスから出ていたものの新装版。改稿しているらしいし、ビブロス版には収録されていなかったSSが入っているちょっと厚めの文庫本。なるほどおおお~年下ワンコ攻はいくつか面白いのを読んだことがあるけど、年上オレサマ受というのは超珍しいかもしれない。こんな、二人ともちゃんと仕事している社会人で、オトコオトコしていて、ちゃんと成り立っているBLも実は久しぶりに読むわ。仕事ができて顔もよくって頭もいい、でも本能を充たすためなら不特定多数と同時に付き合える、下半身の緩い先輩って、なんか高遠さんが書くと、本当にいそうな気がする(笑)。辣腕編集者の私生活の夜の営みはこうです、って興味半分な書き方ではなく、あくまで受を先輩として尊敬している攻が、尊敬とかいとしさとかの感情がないまぜになって、まったくのストレートなのに次第にラブ感情が芽生えていく過程が、なかなか読み応えがあった。この攻くんも、決してワンコではないし、先輩の言うなりなのに攻、というところがなんとも。おっかなびっくりな攻、というのが新鮮。過去に手痛い失恋、というか相手を傷つけて以来、真剣に恋愛することを怖がっていたクールビューティーな受は、必死にまとわりついてくる年下をじゃけんんにしながらも気になって、やっと攻の念願がかなって恋人に昇格してからも「おまえ、ストレートだったのに悪いな」とか言われちゃう。こういう気遣いがツボ。後半の、受がニヒリストになった理由でもあるモトカレが経営するオーベルジュに行く話は、なんでか女性小説家を触媒にしていて、BLとしては不思議な短編だったけど、未練たっぷりのモトカレの前で「攻がかわいくて仕方がない。あいつのものになりたい」って、普通だったら相反する感情なのに、この受ならこう言うだろうなあというぴったりの台詞でうならされた。今回は編集者同士のラブで、すぐさま秀さんの「他人同士」だっけ、編集者×カメラマンのお話を思い出したけど、あれも先輩のほうが受だったような。で、甲斐甲斐しく世話を焼くのが年下の攻。ちがったっけ。でも、あっちはどこまでもスタイリッシュで、ファンタジーとしてのBLの体裁を整えていたけど、高遠さんの作品は、時折BLだってことを忘れる。恋愛が成就するまでの過程の深い人間観察力というか、性格設定がしっかりできているからこそ、「ああ、この場でこの台詞……」と身もだえしてしまうんである。なんか、うまくいえないけど、現在のその人(受)の言動が、受を受たらしめている複雑な過去にあって、でもそれを決してドロドロなものにして見せるんじゃなくて、サラーっと借景みたいに扱って、さわやかさえ感じる。そんな後半のお話だった。そうそう、後に書くことになるレストランシリーズを彷彿とさせるような、オーベルジュでの食事の数々がまた、おいしそうだった。
2010.08.13
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去年帰省したときに、友達の家で加島屋の鮭の粕漬けをごちそうになった。三陸の海の幸ある地域なのに(内陸だから近くはないけど)、なんでわざわざ日本海の海の幸を取り寄せるかなーと思ったら、到来ものだというので、ありがたくいただいた。でも、食べながら「なんか漬かりが浅いねー。魚久の粕漬けのほうがもっとおいしいなー」とささやいた。彼女はグルメで知られる一族である。「もっとおいしいものがあるよ~ん」のささやきにすぐさま反応して、「じゃあ買って送ってよ」ということになった。そして月日は流れ早や1年。忘れたわけではなかったし、人形町の本店近くを朝晩通るので、ついでに買えないわけではなかったが、なにが悲しくて東京から魚を買って帰省しなくちゃならんかいなと思って、すっ呆けていた。そしたらやっぱりメールが。「土産は粕漬けでいいからね(はあと)」。凶悪である。魚久の名物の銀鱈は1切750円くらいするんだよ!いろいろ見繕ったらあっという間に5000円越えちゃうじゃないか。たかが友達のお土産に(ごめん)。口惜しいので、今日は1人で銀座の出店にランチを食べにいった。 銀鱈粕漬け定食1260円なり。これは十分価値のあるお値段。おいしすぎる。小鉢は、サラダ風に仕立てた大根と鮭フレークのポン酢和え、出汁巻き卵、クラゲときゅうりの酢の物。そして香の物はたくあん・茄子漬・キャベツ漬けの三種を刻んだもの。お味噌汁は焼き茄子と海草。赤だしではないけど限りなく赤だしに近い田舎味噌。ごはんはピカピカのコシヒカリ。完璧だ。そして主役の銀鱈様。もう光輝いてますことよ。あああ~なんという甘さ! まろやかさ! 香りがふくよか~。舌の上でとろける~。半端なスイーツなんかより、この粕漬けのほうが数倍脳に糖分を補給してくれるわ。「もやしもん」の読みすぎで「糖化」という言葉をかみ締めながら味わった。粕漬けだって発酵だよな。銀座の出店には初めて来たけど、せいぜい20人も入ればいっぱいの小さな場所で、1時半を過ぎていたけど、ひっきりなしに人が入る。やはり皆さん、おいしい魚に飢えているんだなあ。ガラス製のお茶のポット(冷麦茶)が、素敵なデザインで使いやすそう。これが1人につき1個付いてくる。なんつう気前のよさというか人件費節約というか。まあ水飲み女なのでありがたい。これで、もうちょっと器とかに気を使ってくれればなあ。今日は本当はお寿司を食べたかったんだが、こっちのほうがずっとよかった。だって寿司で満足するのは、やはり3000円は覚悟しないといけないもんな。さて、仕方がないから粕漬け買って帰省するか。
2010.08.12
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『犬は夢見て恋をする』夏水りつあー犬シリーズかーどんな話だったっけーと思いながら、半身浴のお供にした。ちょっと前までは、めそめそ泣きはするけど、普通のリーマン同士のBLが多かった気がするけど、どんどんアホっぽくなっていくのね夏水さん。それはそれでおもしろいけど。えろ小説家と、いいようにコスプレさせられてもてあそばれちゃう大学院生(理系)。こういうの読むと、理系ってバカだよなーあははーと、その単純さがほほえましく思えるよ。こんな素直な受理系が本当にいたらいいのに。後半の弟くんシリーズも、受の傲慢ツンデレ王子のアホさに、さらに磨きがかかって、もうほとんど学習能力がない、甘えるだけの子どもに先祖がえりしていた。こんなにバカだっけこいつ?料理とかって、ある程度頭のいい人だったら、すぐに会得する類のものだと思うんだけどさ、毎日、本を見ながらつくっても、たかがグラタンがつくれないっていうありえない状況が、BL的には楽しいんだろうか。科学的に考えられる人の多い男子のほうが得意だと思うんだけど。もうこのシリーズはおなかいっぱいだな。でもちっちゃい課長さんとお菓子擬人化妄想を読みたいがために、きっとまた買ってしまうな。今回の黒棒には吹いたぞ。
2010.08.11
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あ~食べ物ネタしか書くことないわ~。BLとかマンガとかの娯楽本読む時間が全然ないよ~。というわけで、先週金曜の居酒屋飯。年に1,2度集まるマスコミヤクザ稼業(「元」含む)な面々が新宿に集結。日高さんとか多田さんとか森さんとか(漫画家ではなくってよ)、今年に入ってからの物故者を偲びつつ、文芸大手(といっても出版業の売り上げなんてたかが知れていることが離れてみてわかった)の営業がIT企業に営業に来る時代(なにしろうちにも幻○舎が営業に来た)を自虐的に笑い飛ばしていた。キンドルも解禁らしいが、日本の文字文化じゃi-Pad普及はかなり難しいんでないのとデジタルメディアのテクニカルライターが言えば、テレビ観るのも本読むのもランニングコストかかる世の中じゃあ、清貧生活なんてできないとか話していたけど、なんかちゃんぽんしたら酔っ払って、久々にどうやって帰ってきたか覚えていないほど飲みすぎて、途中から記憶が欠落している。でもしっかり食べたものは撮っていた。 突き出し4種がちまちま松花堂弁当の箱に入ってきたのはよかったけど、あとは普通の宴会飯だったな。最後にブリとタコと豚のしゃぶしゃぶまで出てきて、「真夏に鍋かよ~」と喜んでいたのが2人ほどいたな。飲んで騒いで5000円くらいだった気がする。もしかして普段自分が食べている外食って、高い?
2010.08.10
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先週の火曜に、がっつり肉を食べたばかりなのに、木曜だったか、朝から出先で仕事して、新橋駅から汐留経由で徒歩で築地に抜けようとしたら、もう暑さと疲れで途中で立ち止まる。丁度、汐留シティセンターの前あたりで、ふと上を見上げれば、牛タンの太助の文字が。これは食べねばなるまい。 牛タン塩焼き・牛テール・麦飯+とろろという、牛タン焼きのゴールデントリオさま。1550円也。太助は、水道橋にあった古い店で、夜に行って食べまくった記憶がある。15年くらい前だけど。でもランチは初めてで、店舗数の多いねぎしに比べて、テールスープはたっぷり(ついでにねぎもてんこ盛り!)、唐辛子の味噌漬けが白菜漬けの上にうやうやしく寝そべっているのがナイス。でもごはんがマズい。麦飯ぱさぱさだったわ。とろろも少量。牛タンはねぎしよりおいしいかな。これでごはんととろろがねぎしのだったら満点だった(んなことできるわけないっつうの)。新橋演舞場あたりの地下にある中華料理屋のつけ麺。いや中華麺の専門店だったかも。まあ普通にたべられたけど、やっぱり私、つけ麺は苦手だわ。ここ、ヘンな店でさ、「午後1時過ぎにはドリンクサービスです」って、冷えた缶コーヒーを1本置いてった。こんなの初めて。もって帰ってきて会社で飲んださ。東銀座のルノアールの入っているビルの地下にある、汚い居酒屋のランチ。このビルの隣あたりに、いわて銀河プラザが入っていて、もうじきお盆帰省するというのに、思わず散財してしまう。まあ卵麺とかの保存食だけど。唐揚ランチにそばが付いてきたので、そばと唐揚だけいただく。安いわりにはそばがおいしいわ。日替わり690円也。ランチじゃないけど、最近の家飯。表参道経由で帰ってきたときに、エチカの紀伊国屋で買ったサンドイッチとヤムウンセン。これまたなんつう組み合わせ。バゲットの左右幅は4センチくらいで、それぞれ生ハムとかサーモンとかクリームチーズとかパストラミとか、ちょっとリッチ目の具が挟んである。お皿に並べてみたら、かわいかったので思わずパチリ。いつもはこんくらい質素なんである。
2010.08.09
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『CHERRY』月村奎シリーズの寮ものは2冊でストップしたままなので、なんか久しぶりの月村さん。最初に彼女の作品を読んだときは、あまりのピュアピュアぶりと、ちゃんと成長する主人公に、BLの裾野の広さを見た気がしたんだよね。スコーンと明るくてえろいBLとは対極だけど、これもJUNEとは明らかに違うジャンルだなと思って。だけどこの本は、若々しくておしゃれっぽくて、なんつーか普通のBL。あれ。玄上さんの最新作でも同じように感じたな。私のアンテナが狂ってきたんだろうか。えーと、大人な准教授×ツンデレ学生カップル。准教授は研究者とは思えぬタッパの高さとたくましい肉体と遊びなれたあしらいを兼ね備えていて、まあありえないわなってところがドリーム。おまけにちょっかい出したい相手には直球じゃなくて、甘えさせて贅沢させてジワジワとアリジゴクのようにその気のさせて、絶対に相手からコクらせるという変化球で迫るもんだから、なんつうかダイレクトに押し倒してしまえばいいのに、手間暇かけて相手を落とす、そのプロセスが楽しいというタイプ。まあこういうのが恋愛では最強だが大人の余裕が鼻につくと嫌われる(笑)。でもって学生の受くんは無駄に家柄も顔も頭もいいプライド大魔王だからして、誰もが自分を尊敬し、ひれ伏すのが当然と思っていて、そう思われるための努力も密かに怠らない、まあトシが近いと「なんだこいつ、ヤなタイプ」という存在だが、それが大学生だと「まーかわいいわね」ってぐらいにはトシ喰ってる自分には、空回りな無駄な努力もほほえましく思える。でも、なんか受が、絶対に自分がなびいていると思われないための裏工作に必死になっているのが、笑いを通り越して滑稽で悲しいよ。パーフェクトな自分を演出するためのウラ勉(だっけ? 余裕にみせておいて実は密かに必死に勉強するタイプ)とか、周囲の空気を読めないところとか、なんか昔の自分を見るようでちょっと近親憎悪したわ(笑)。今となっちゃ、それも無駄な努力だったと知るわけだが。とにかく、頭もいいという設定の割には、一回り以上も年上の、しかもオトコ相手にどう振舞ったらいいのか、全然余裕がなくて、言動も行動もバカを連発する受がなー。こういうキャラを月村さんが書くというのが意外だよ。このじれったさと受の言動と行動のズレのギャップを楽しめばいいのかな。まあ、サラッと2時間程度で読めたから楽しくはあったな。今読んでる高遠さんの再版ものが全然進まないのとは大違い。受の友人たちが実にいいやつで、本当は孤独で寂しい思いをしている受のことをちゃんとわかって、一歩引いて付き合っている。こういう友人に恵まれているということは、やっぱりいいやつなんだろうけど、自分的にはNGキャラではある。だって、自分から折れることを是としない受は、相手に屈服することへの葛藤はあるけど、オトコであることへは抵抗なさそうなんだもん。最近、そういうのが多いなー。
2010.08.08
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ドラマで放映した時には結構話題になっていた「ハゲタカ」の映画版の短縮バージョンというのを、NHKでやっていた。ドラマも見ていなかったのでどんなもんかと思ったら、数年前のニッポン放送買収騒ぎの構造とよく似ていた。TOB買い付けとかホワイトナイトとか黒船ファンドとか。そして国家をバッグに日本の自動車メーカーを買収しようと乗り込んだ若い中国人CEOの生い立ちが、ちょっと前に読んだ水原さんのBLのキャラとかぶったり、五條さんの小説ともかぶった。構造というかこんがらがってるところがそう思うだけで、五條さんのほうがもっとウェットだけど、これは好みかも。でもって出てくる俳優がみんな演技過剰で笑った。これはやりすぎだ。日本の企業戦士やファンドの人たちって割とアクションも言葉も少ないのにな。
2010.08.07
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『背中を抱きたい』玄上八絹美容師×板前(でもどうみてもギャルソン系)という職人同士のBL。普通に面白かったけど……作者が玄上さんなのが問題だ。デビュー作と、続く近未来SF風味の命がけの愛の3冊があまりに印象的だったおかげで、現代ものはさっぱり印象に残らないわ。あまつさえ、これまで1冊出ている現代ものは、くどくてなんか読みにくくて途中で放棄しちゃってるんだよなあ。なんか「月と茉莉花」の人みたいなこと(一発屋)にならないといいなあ。美容師が若いのに天才肌だったり、オトコがオトコ目当てでしょっちゅう美容院行ってたり、お手軽設定が子どもっぽすぎて、まずだめだった。かっこいいオトコを書かなくちゃという外圧によって生み出されたようなキャラだな。そして二人とも致命的に言葉が足りない。口ベタにもほどがある。それが狙いなのもわかるけど、もうちょっとこうなんとかならんかったかね。日本語不自由なガイジン同士(母国語はお互いもっと遠い設定)のBLだったら納得できたかも(笑)。特に美容師のほうは、誤解が誤解を生んでこんがらがる要因をつくってて、こんな頭悪そうで愛想のない美容師、いくらカットが天才的にうまくてもヤだなあ。一方、料理人のほうは、どこが板前?ってほど肝心の板前らしい仕事はしてないし、造形も見た目もただのギャルソンじゃないか。そして髪の長い板前は勘弁してほしい。せめてシェフ見習いくらいだったら納得できたのに。玄上さんて、その作品内でしかありえない環境設定だと、すばらしく感動的な話を書くのに、一般的なよくある設定だと、途端につまんなくなっちゃうのかなあ。なんか惜しいというか残念というか。あとイラストも無理だった。どっから連れて来たのか、こんな素人臭い、いろいろデッサン狂っている挿絵は本当に勘弁してほしいわ。玄上さんは、デビュー以来4冊続けて竹美家ららさんだったから、なかなかそのイメージから抜けられないし、デビュー作でいいレーターさんをつけてもらうと、その後、どんどんレーターの質が落ちていって、すごいリスキーなことに気が付いたよ。安定したファンが付いている中堅さんなら、およよでいたたなレーターでもいいのよ(水壬さんとかさ、いい加減レーター選ばないよね)。でも寡作なうえ、BL本道というかもっとも多いファン層に向けてのアーバンスタイリッシュラブ(爆)で勝負するなら、レーターは選べよ!(これは編集さんへの叫び)おまけについてたSSは、本当にタイトルのとおり「ついでに。」で、本編から漏れたエピソードを無駄にしたくありませんでしたってノリだった。普通だったら、二人ともが寡黙な理由が、過去のトラウマだったり家庭環境だったりと、ちゃんと説明してあれば、それだけでもBLではマシな親切心だと思えるけど、とにもかくにもこの作家さんに求めるクオリティが高すぎるせいか、こんなとってつけたような過去設定にするな~と内心がっかりもしたり。ぜひ次は非現代の特殊設定でお願いしたい。なにがいいかなあ。マタギと遭難者とか?漁協に入ってない漁師と遭難者とか? お約束で記憶喪失とか。伝記設定とかもいいなあ。九条兼実と家司・定家の主従ラブとか(爆)。なんか最近、「玉葉」読んでたら火が付いちゃった。
2010.08.06
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1年ぶりに若い友人のEちゃんと七條でごはん。春にアスパラ食べそこねたので、去年のジビエ以来かな。Eちゃんは我が家の駄猫のいちばんのシッターである。もし、猫らが存命中に自分になにかあったら、このマンションごとEちゃんにあげてもいいと思ってる。そして二人とも海外ドラマ好き、イギリス好きの基本ミーハーである。春に長かった髪を切って、かなりのショートにした私と反対に、ずっとショートだったEちゃんがかなりなロングになっていた。およよ。別人かと思ったよ。これはカレシができたかな? と思ったが、違った。「最近、走ってるんですよー。ホノルルマラソン行きたくてー」。あーブルータスおまえもか!なんで飛び切り運動嫌いの私の周辺にホノルルでフルマラソンは知るような連中が複数いるんだろう。彼女で6人目? 7人目? もおお~やんなるなあ。何度も言うが自慢じゃないが私は400メートルも走れないんだぞ!でもホノルル走った連中の話だけは聞いているので、その情報を伝え、ひとりで走っているというので、「クラブに入れば?参加しやすくなるよ」と言ったら、一人で走るのが好きだという。だからホノルルも今からホテル押さえて、ひとり参加だって。ヘンなとこが自分にそっくりだ。さて、今日の七條。 前菜はEちゃんがウニのコンソメジュレ(ここの定番)、私は早くもお目見えのマツタケフリット万願寺唐辛子と鴨肉生ハム添え。うーん贅沢。メインよりお高い前菜になっちゃったよ。 メインはビーフ好きのEちゃんは牛タンシチュー、私はまたもや凝った子羊、しかも今回は背肉のタプナード詰めがメニューにあった。これまたスペシャルなお味ですばらしい。タプナードってパンに塗ったりするだけじゃなくて、詰め物にするのね。しかもどうやって詰めたのかわかんないよ。だってぱっかり半分に切ってあって、丸くくりぬいて詰めてある。背肉脂の甘いこと!私がチョップ好きなの知っているので、シェフがチョップも2本つけてくれた。子羊好きだ~大好きだ~!ハウスワイン空けて、デザートは白桃とミントのスープ。ミントの香りがする(ブレンダーで粉砕して白桃スープに溶け込んでいる)スープに、白桃が3切れ入っていた。うんまーっ!この店はサービスもしつらいも器もぞんざいな代わりに、これだけ飲んで食べて(アミューズも出て、食後のコーヒーにもプチガトーがつく)一人7000円くらいと、バカみたいな安さなんだよね。だから止められない(笑)。そして久々の「がっつりお肉」で、これでこの夏はなんとか乗り切れそう。
2010.08.05
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『オオカミの血族』井上佐藤相変わらず妙なマンガで面白すぎるよ井上佐藤!このペンネームに「さん」はつけにくいな……。すぐに3Dに変換できそうな、安定感のある造形で、この人の絵は大好きなんだが、どうも立体造形の仕事をしていたらしいことが、真ん中へんにあるあとがきで知れた。道理でね。いつも人形みたいな硬質な皮膚感をもった中身の詰まった絵だと思っていたんだよ。で、今回はオトコ二人にコドモ3人の「子連れオオカミ」の続きともう一本の連作。オオカミのほうは、親の轍をきれいになぞった息子の話が2本。これも、大の大人が無表情の下であわてまくっている様子とか、子供の頃から知っている仲の弟分にナニされてパニックになる様子とかいいわあ(笑)。わけのわからないヘンタイぞろいで笑えて萌えてツボったハーフおねえ旅館もの(一言で形容できないもんだから、象徴的な要素を組み合わせてみました)に至っては、なんか新しいジャンル(BL総合格闘技)を発見した気分。とても女子好みの造形(ハーフ、ロンゲ、ヒゲ、マッチョ)の攻と、肩書き(会計士、税理士)だけはすごい受、当て馬ですら国際的な空間デザイナーというおされ職業で、なんでこうなるの? もう吹いたよ。伊豆の旅館のあととりがハーフとか、おねえ言葉とか、オカマのショーパブ経営とか、異様にえろいナニのシーンとか、なんだろ、要素ひとつだけでもネタになるのに、てんこ盛り過ぎる。キャラの行動が一切予測できない。したくもない。予測不可能な不可解な行動を楽しみたい。そんなマンガ。あースカッとするわ、こういうの(爆)。もうさ、キャラがむっちゃいいわ。おっさんだし。行動ヘンだし。心は乙女だし。一途だし。なのにめっちゃ腹黒いし(笑)。楽しいなあこういうの。口絵のイラストが端的にこのシリーズの概要を物語っているが、こういうアホな話は、ギラギラした絵より、このくらいのむさいおっさん絵のほうがよろしい。
2010.08.04
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『おとぎ話のゆくえ』一穂ミチ一穂さんの新刊。ランチタイムと移動中だけで1日で読了。これはよかったわ~。アッパークラスとロウアークラスの身分格差モノも大概好物だけど、なんつーか、これは現代の殿様と社会に混ぜてもらえないマージナルの出会い。設定自体がめっちゃツボだった。ミドルクラスもちゃんといて、それが二人の仲をとりもつ形となった慎ちゃん、なのかな。地域から尊敬される家の跡取りとしての教育を受け(何しろ城下町の旧藩お殿様の直系)、厳しく自分を律してきた、子どものくせに(まあ高校生だけど)我慢ばっかりしている老成した受って、ほんとうにおとぎ話だけど、相手がリアルにいそうなはぐれモノなので(しかも本能だけで行動する動物系)、この二人をどう結び付けるんだろうと思いながら読んだ。受ちゃんの人生は、千代田の森にお住まいのやんごとなき人たちを連想するとわかりやすい。人前では決して乱れを見せず、いつも人民(城下の民草)のことを思って、自分の感情とは無縁にいつもつくり笑顔をしなくちゃならない生活。映画「QUEEN」を観たときに、エリザベス二世が“Duty first, self second.”とつぶやいたのを思い出した。まさにそういう生活。嫁に行く身だからこそ、体制批判も軽口も言える、できた姉にも腹を立てることなく「いつも静かに笑って」(by宮澤賢治)いたりと、普通だったらこういう聖人君子然としたキャラはうさんくさいだけなのに、なんかほわーっとして、一人称が「俺」だったこともあって、なんか自然に受け入れられた。でもって「うっわーこんな子、欲しいわ」と思った。恋人だとつまんないし、なんでも許してくれそうだから夫に。あ、でもほもか(笑)。で、何ももたず、身ひとつで生きてきた攻も、グレることなくひょうひょうと、君子危うきに近寄らず、しかも臭いものにはフタをしてきて生きてきた。こいつも信じられないくらい精神は澄んでいて、小説の登場人物としては神々しいほどだけど、実際にはいない。定職も定住もしてない攻が、最終的には若さまに絡めとられてハッピーエンドだけど、その過程がドキドキするほどピュアで鋭くて面白かった。若様が絵に描いた餅のごとくありえない高潔さなのに対して、風来坊(まさにそういう生活。なんての? フーテンの寅さんみたいな?)の攻も、自分の悲惨な生い立ちを嘆くでも逆自慢するでもなく、人を見通す目だけはしっかりもっているという。この組み合わせに激萌えした。どんなに身分違いでも、底辺生活でも、お互いがいればそれでいいというドリームBLは、木原さんが白眉だけど、木原さんって、社会人であっても現代ではありえない無欲な生活しているキャラばっかりで、最近「ああ、またか」と思うことがしばしばあるけど、この作品も現代ではありえそうでありえないけど、ちゃんと地域での社会生活とか、都会の便利ならぶほとか登場していることろが、まだまとも。一つ前に読んだテレビ局ものが、キャラが嫉妬したりして自分的にはいまひとつだったので、おとぎ話のこの本もどうかなと心配したけど、こういう「できすぎたキャラがラブにおぼれていく」過程と、「どーしよーもないキャラがラブに目覚めて更生していく」過程が楽しめて、なんつうか一冊で二度おいしい話だった。
2010.08.03
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最近、ブログをサボり気味なので、穴埋めに。3日と空けずに通っていたBLの豊富な書店が遠くなって、最近は月に1、2度のまとめ買いに。で、月末は新刊も多いはずと久々に出かけて買った本たち。なぜか最近、漫画があまり読めなくなってきて困ったことだが、マンガを読むのはバスタブの中がほとんどなので、シャワー率が高くなるこの時期は、あんまり消化できなんである。雑誌の「コーラス」に「いつもポケットにショパン」の30周年記念小冊子が付いていたのがうれしかった。きしんちゃん! そして30年!そおかあ。昭和は遠くなりにけり。あとは続きを楽しみにしているマンガと好き作家さんたちのいろいろ。 『魍魎の匣(4)』志水アキ『オオカミの血族』井上佐藤『僕のやさしいお兄さん(3)』今市子『呼出し一(1)』中村明日美子『犬は夢見て恋をする』夏水りつ『金色騎士』尚月地 小説は木原さんと高遠さんの2冊。まだ魍魎しか読めていないので、今週はがんばろう。
2010.08.02
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ううう~暑くて脳みそがよう働かん。通常ならこんな異常な暑さの日は、仕事以外では一切外に出ない引きこもりなのに、いろいろとヤボ用が重なったり、以前からの約束があったりで、日中に買い物に出たりして体力消耗して、おまけに夕べは恒例の隅田川花火大会に呼ばれて、Sちゃんの家で女8人プラスSちゃんのお母さんと叔母さんという10人ほどのパーティーでS邸の屋上でひたすら飲み、食べ、花火見物をする。料理は各自持ち寄りだが、デザート係の私は果山のフルーツロールを持参。花火終わってリビングに移動し、談笑すること2時間。その後、電車帰宅のほとんどの人が帰り、自転車訪問の私だけが残り、そこから延々Sちゃんと二人でガールズトーク。「さて、そろそろ帰ろうかな」と腰を上げたら深夜3時だった。Sちゃん以外はほとんど数年ぶりの再会(麻雀仲間)で、さらに10数年ぶりの人もいたけど、一目でわかっちゃった。Sちゃんとも話していたんだけど、何が異様って、40~50代の女8人集まって、既婚者はたった一人だったことだよ。「なんか私たち、おかしいよね」と気づいてはいるけど、全員揃っているうちは×1も×2もいるので敢えてそれには触れず、とりあえず全員息災で集ったのはめでたいと、互いの健康というか、無事を祝ったけど、二人きりになってから、「なんか、私たちって反社会的存在?」とか「世間からはかわいそうとか思われてるのかな」とかささやきあった。いや、全員本人、ごくまっとうに生きているし、生活に困らないSちゃんは早々にリタイアしたけど、全員ちゃんと仕事していてそこそこ豊かだし(まあね、20年以上働いてきた独身なんて可処分所得が多くて当たり前だ)、でもファッションの話をするでもなく、身近な話題は健康と病気と親のこと(笑)。これは年齢的なものだろう。でも、久々に合う連中との話題についていけなかったのは、みなさんマメにテレビのドラマを見ていて、「ねえねえテレビ観ていい?」と誰かが聞いて、5人ほどがかぶりつきで見ていたのが、ジャニーズが出ている(なんだっけ、松潤がいるグループ)番組だった。なんでみんなこんなに熱心なの? 年齢に関係なく芸能好きというのは変わらないのだろうか。まあね、元をたどれば、このメンバー全員、テレビ誌の編集とライターとカメラマンとイラストレーターだった。唯一の既婚者で中3のおじょうさんがいるSIOちゃんなんて、韓流ドラマにはまって何度も韓国まで行ったそうだ。みんなすごいなあ。そこまで入れ込めるものがあるって。はっ。自分はそれがBLなのか? 写メで撮るのはこれが限界。S邸は2箇所の打ち上げポイントの両方が見られるうえ、スカイツリーまで目の前だ。静かなところが好きで、12年前に本所にビルを建てたのに、スカイツリーのおかげで人が増えたのでうるさくなったからと、結局もう一軒、妹さんの暮らす某市に洋館を買って、現在二箇所を行ったり来たりの生活。ここんちのシュミは「家を買う・建てる」ことなんだよな。ある意味最強にお金のかかるシュミだ。数年ぶりでまともに花火を見たら、ラベンダーどかオレンジ系とかの微妙な色が豊富になっていた。そして★型とかパフェとかハンバーグとか傘(きのこ?)とか、子どもの喜ぶ形もまあ成功していた。夜中までヒートアップしたおかげで、今日は午睡が過ぎて目覚めたら5時だった・・・。また体内時計が狂ってしまった。
2010.08.01
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