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●暑いときは ○涼しい風を楽しむ●嵐のときは ○冒険を楽しむ●忙しいときは ○スリルを楽しむ●暇なときは ○雲の流れを楽しむ●疲れたときは ○風呂寝を楽しむ●眠いときは ○夢を楽しむ●迷ったときは ○偶然を楽しむ●失敗したときは ○逆転を楽しむ●独りのときは ○独り旅を楽しむ先に角を取った方が勝ち。
2003年05月30日
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またしても土曜日。とうとう待ちに待った『Creator’s Sabato』(クリエイターズサバト)の作品上映会があった。場所は何故か白金高輪の居酒屋の2階。「居酒屋かぁ、もっと気の利いた場所はなかったのかな…」なんて思いつつも上映会がスタートしたのだが、次第にその理由も判明。その居酒屋の店長は、今回参加してくれたチーム「W-Bogey」のメンバーだった。「んんっ、よく見ると料理を運んでくる彼は、さっきの作品でチンピラを熱演していた彼じゃないか!」「しかも、ロケ地は今まさに自分達がいるここだぞ!!」なんて具合に、段々テンションが盛り上がっていく。「どうも初めまして。どこのチームさんですか?」声を掛けてまわる。「あ、チーム○○です。そちらはどちらのチームですか?」事情を知っている人が横から耳打ちする。「こらっ、この人は今回の出題者だよ!」「あっ、ごめんなさい!」作品を通して知った顔が、ひとつづつ実際のキャラクタとリンクされていく。「あ、“2001年宇宙の旅”のテーマソングを使って、著作権に抵触した多摩美のチーム(笑)」(残念ながら、サイト上では非公開)くくくっ、こんなシチュエーションが面白くないはずはない。 しかし、やっとその週の仕事が終わった金曜日の夜から、24時間休む間もなくこれに時間を費やす彼らのモチベーションは、いったいどこからやって来るのだろうか?「お酒を飲んでテーマの発表を待つという仕事ではありえないユルさだろうか?」「プロでもないのに、24時間しか持ち時間がないというスリルだろうか?」「気の合う仲間と何かをつくれて、発表できるというサークル的なノリだろうか?」「はたまた、将来この企画をビジネスに乗せていこうというビジョンだろうか?」いつの間にか、中心メンバーがロゴ入りの名刺を持っている。会社でこっそり出力したフライヤーを配っている。実際のところは、よく判らないが、面白いことに対して、くすぶっている潜在的なパワーを感じざるを得なかった。 まあ、とにかく観てみてください。そして投票してください。リニューアルされた『Creator’s Sabato』のページに行って。この件、正直言って、自分も本業そっちのけで入れ込んでしまいそうです(笑)画像:審査委員賞商品「Web Cam」用のラッピングペーパーを求めて入った花屋で購入したガーベラ
2003年05月25日
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とうとう明日は、2週間前に開催された『Creator’s Sabato』(クリエイターズサバト)の作品上映会。(これまでのあらすじを知らない方は、5月9日の『物欲日記』を参照)当日は、テーマが発表されてから暫くの間「今回のテーマは難しい…」なんて、ぼやく声なんかがチラホラ聞こえていたのだが、ろくに寝ずに戦い続け、24時間も残り僅かとなってきた時、各チームに、〆切間近の緊迫感と、ある種の達成感とでもいうか、恍惚とした満ち足りたムードが漂ったのが、とても印象的だった。 さて、その集まった作品は、どうだったのか。まず、全国から寄せられた作品は、前回よりも3つ増えて全14作品。まだ、プロモーションなどは打っていない実験的な企画にもかかわらず、既に口コミで成長を始めている様子。今後が楽しみ。次に作品の内容。今回私は、前もって審査委員賞を選出しておかねばならない立場なので、各チームの作品を編集したDVDを既に昨夜受け取った。う~ん、(・∀・)イイ!どれも個性的で、なかなかいい出来!!…とは言え、みんな役者気分で馬鹿をやっているから、ゲラゲラ笑いながら、ブツブツつっこみを入れつつ拝見させてもらった。あらためて考えてみると、彼らのチーム名は、まるで「お笑い芸人」のよう。カヤバ、シンサクチーム、すぽんじ、チームKami-yas、チーム新品、つばめ企画、畿面組、B&O、BAKUTSU、Cat&Pork、D-RANGE、TZW、U-Geen、W-Bogey。しかし、みんな、よくやった!あのライブ感がたまらなかった!感動した!でも、肝心の審査委員賞は、一発で決めさせてもらったよ。お楽しみに。[お知らせ]明後日以降になるかとは思いますが『Creator’s Sabato』のサイトで、それらのレポートとユーザー投票が行われる予定です。興味を持った方は、是非投票してみて下さい。また、18時半から白金高輪で行われる上映会に参加されたい方が、もしいらっしゃいましたら、メールでご連絡下さい。ご招待できるかもしれません。ああ、もう次回の開催まで、あと20日と22時間…♪
2003年05月23日
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「一期一会」その一瞬一瞬を大切にしている人が好き。もしかすると、何かと何かが出会う時は、いちばん美しい瞬間なのかもしれないと思う。だけど、それが儚いということも知っている。日に日に「実」の部分は増えてゆく。でも、そのひとつひとつを、愛していくことができるかどうか。「現実」は「充実」へと。 「一悟一恵」がいいんじゃないかな。最初がすべてではない。そう「デザインしてゆく」こと。それがいいと思う。画像:もう梅雨なんですかね?
2003年05月19日
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「以前、ラグビーをしていたんですよ」というと結構驚かれる。デザインという繊細な仕事とそれが結びつきにくいからだ。でも、ベンチャーで会社を1から立ち上げたり、また独立してタフにやってこれているのも、実はこの時の経験があったからだと思っている。今日は友達のサイトで、その時のことを思い出させることがあったので、ちょっとそのさわりを書き残しておきたいと思う。 「ノーサイド」ラグビーをあまり知らなくても、この言葉を「聞いたことぐらいはある」という人は多いかもしれない。まさにその言葉の通り「試合が終われば敵も味方もない」という意味だ。つまり同時に「試合終了」であることを示している。 自分がラグビーを始めたのは高校生の時。まだ入学したばかりのある日の放課後のこと。その日は友達と話していたか何だかで帰る時間が少し遅くなった。すると雨の日にも関わらず中庭で練習を始めた部があった。ご想像の通り「ラグビー部」である。今まで見たこともないその激しい光景にしばし唖然…。でも、まさかその後に自分がその部に入ることになろうとは思ってもみなかった。 次の日の放課後、少し気になって、また彼らの姿を探したが見付からない。そう思っているところへ「これからラグビー部の練習を見に行く」という人がいた。後で考えても、あの時、彼がいなかったらやはりラグビーなどしていなかっただろう…。「あんなの見たの初めてだったよ、自分も見に行こうかな」そう私が言うと、彼は「ジャージに着替えないと見学できないよ、場所はバス停の先の遊水池」とだけ言って走っていった。初めて会話を交わしたばかりの彼の言葉を鵜呑みにして、私は真新しいジャージに急いで着替え、その遊水池とやらへ急いだ。 「やってる、やってる」遊水池は、その近辺の住宅地に大雨が降った際に、一時的にその水を溜めるための場所で、四方の斜面がコンクリートで覆われている。「はーい、じゃあボールまわして」集まった1年生に、先輩から声が掛かる。「次は、壁スクラムやってみようか」あれ、見学だけのつもりだったのだけれど…。彼は黙々とそれをこなしている。「やられた!」その時初めて騙されたことに気が付いた。 しかし、知らないうちにどんどんのめり込んだ。途中で辞めることが嫌いだった自分は、結局3年間ラグビーを続けることになる。練習や試合でたくさんのケガをしたが、その分、たくさんのことも学んだ。技術的なことはもちろん、「ノーサイド」、「One for All, All for One」(一人はみんなのために、みんなは一人のために)。きつい夏合宿や試合でのケガに、何度か辞めることを考えたとき、横を見上げてみれば、同じようにきつそうな顔をしながら、いまにも地面に膝を突き落としそうな仲間が立っていた。それを見ると、自分だけ逃げ出すことなのできず、でもその後には、ちゃんと耐え切れている自分がいる。「ひぃ~、ぜったい無理!」なんて思っていたのに。そんな仲間と一緒に、試合に出れば、勝てば嬉しくて泣き、負けても悔しくて泣いた。卒業でチームがバラバラになってしまう時も泣いた。ラグビーをするやつは実はよく泣く。そんな経験がいまでも自分の大きな支えになってる。
2003年05月13日
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ちょっとコレを見てください。『Creator’s Sabato』(クリエイターズサバト)土曜日の午前0時に発表される今回のテーマ、実は、私が出題者なんです。ふっふっふっ。参加クリエイターは、このテーマを元に映像作品をつくらなければいけません。締め切りは、何と24時間後。ちょっと難しかったかな? 今回のテーマのミソは、デザインというものを、目に見えるようなモノのイロやカタチ(グラフィックやプロダクト)を使って表現出来ないということ。そこにあるのは、純粋なインタラクションだけ。コンピュータや携帯電話等、コミュニケーション機器の小型化が進む中、これからのデザイナーには、モノに依存しない意識改革が必要なのです。 さて、みんながどんな解答を提示してくれるのか楽しみです。がんばってね~、みんな!ちなみに、今回は第3回目。今後も続きます。来タレ挑戦者!※以下、出題したテーマ皆さん、こんばんは。"Creator’s Sabato"エージェントのデザインスコープです。先程、クライアントから新たなミッションが届きました。今回もまた、例によって24時間サーヴィスでの受注です。下記を参照の上、各自は速やかに任務の遂行をお願いします。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━Date: 2014.05.10 00:00Mission: 次世代コミュニティサイトにおける、タブレット型ロボットの活用方法━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 今回のクライアントは、打倒「楽天市場」を狙うベンチャー企業『Tykahn』。「五感で感じる」がキャッチコピーのコミュニティサイト『体感空間』の構築・運営に加え、それを可能にした最先端の技術開発を行うラボを所有している。 先日、一人の研究者が「人間が服用できるタブレット型ロボット」の開発に成功。これを使えば、我々は、普通に日常生活を営みながら、自分の体内に「バーチャル世界へのハブ」と「独立した第2の生命」を宿すことが出来るようになる。 この企業は、この技術を基に一気に市場の独占を計りたいところだが、果たして、どういうサーヴィスを展開すればいいのか、そもそも、どういう世界が繰り広げられるのか、まだまったく見通しが立っていない、というのが今の状況だ。しかし、競争が激しい今の時代、アイディアとスピードがすべての成否を握っている。我々には、一刻の猶予も残されていない。 さて、『Tykahn』トップへのプレゼンは24時間後に決定した。優秀な皆さんに、この技術の活用方法を、映像を使って効果的に提案してもらいたいと思う。以上、健闘を祈る。<注意>今回のミッションは、クライアントの安全・利益確保のため秘密裏に遂行し、栄養と睡眠を良く採り健康管理にも心掛けること。画像:午前0時、Creator’s Sabatoのトップページに、新たなテーマが告げられる
2003年05月09日
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やだなぁ、もう。ネタですよ、ネタ!半分ね。あ、昨日の日記のこと。楽天が「メンテナンスのお知らせ」を出していましたからね。それを見て、自分も「メンタルヘルス」(メンテナンス)が必要だなぁ~って…。でも、ありがとう。 同時に、そんな状態を前に、こんなことを考えていました…。自分が、まだここを書き始めたばかりの頃に、掲示板を通じて友達になった人がいました。いや、しっかり毎日書き綴られていたその人の日記は、まだ存在しているのですが、去年の7月の時点で、まるで時計が止まったように、突然本人からの書き込みが止んでしまったのです。もうすぐ1年が経とうとしていますが、未だにその訳を知る人はここにはいません。この分だと、恐らくこれからも…。そして、ただ掲示板だけが、誰かの一方的な呼びかけで動き続けているという現実。 つまり、例えばの話ですが、日記の著者の身に何かが起こったとします。もし、現実の世界で、ここに日記を書いていることを誰にも知らせていなかったとすると、コミュニティの管理者によって、それが削除されない限り、その状態は永遠に続いてしまうという訳です。まぁ、仮にそれを知る人が現れたとしても、ハンドルネームやパスワードという秘匿性やセキュリティの問題があるために、手を付けられない、なんてことが十分起こりうるでしょう。と言うより、現実にそういうことが人知れずたくさん起きているはずなのです。 「ネットを通じて繋がっているということ」それは、コミュニケーションを続けていくことだけが、唯一「生きている証」になっているのです。えっ、それならもっとマメにレスポンスしろって?画像:すべての道はローマに通ず
2003年05月08日
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緊急メンタルヘルスのお知らせ日ごろより物欲日記をご利用いただきまして誠にありがとうございます。物欲日記は、著者のメンタルヘルスのため、サービスを停止させていただいております。サービス再開は、明日ごろを予定しています。ご不便をおかけいたしますが、何卒よろしくお願いいたします。デザインスコープCopyright (c) 2002-2003 Designscope,Inc. All Rights Reserved.
2003年05月07日
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もう2週間くらい前のこと。その日は朝から、ぶ厚い雲が霧雨を散らつかせる鬱陶しい天気が続いていた。夕方の6時頃、私は、母親が思わぬ怪我の保険料で手にしたiBook(笑)をセットアップしてあげるため、代々木駅から親の家に向かって歩いていた。 代ゼミの脇を通り、小さな飲食店の並ぶ通りを下る。ハンバーガー屋、ラーメン屋、少し前に流行したシュークリーム屋…、学生の街だけあって、手頃な価格帯の店が多くを占めて、様々な臭いが混ざり合っている。しかし、この手の街は、決まって路上にゴミが散乱していたりするので、実はあまり好きはない…なんて、天気のせいだろうか、そんなつまらないことを考えながら、下を向いて黙々と歩く。 そんな時、もうすぐ日も暮れる頃というのに、突如、ふわぁ~っと辺りが明るくなった。すれ違う女の子たちが、にこにこ笑いながら上を向いている。何だろうと、つられて上を見上げてみると、淡い水色からオレンジ色へグラデーション掛かった空に、大きな虹が円弧を描いている。しかも、今まで見たこともない、くっきりと鮮やかな虹だった。カップルの彼女の方が、1、2、3、4、5、6、7色!すごーい!と騒いでいる。私も、金物屋から出てきたお婆ちゃんと目が合って、「きれいだね~」「きれいですね~」と、面識はないが、笑顔で言葉を交わす。とにかく、みんな、にこにこ、幸せそうな笑顔で空を見上げている。なんだろう、この情景は。こんな簡単に、一瞬にしてみんなが幸せになれるものって他に何があるだろうか。ひとりのデザイナーとしても、ある意味こういう状況を理想としたい…。 ………しばらくして、ふと気が付くと……… 何と、その虹と自分が、すっかり入れ替わってしまっていたのだ。海には、虹になってしまった自分の姿が映っている。私は、誰かの幸せを願いながら、太陽の前へ丁寧にプリズムを並べていく。もろいプリズムたちを、ひとつ、またひとつ、と。ふと、地上に目をやると、にこにこ笑っている人たちが、随分遠くに見える。手を伸ばしても届かない。いつの間にか雨もやんで、そんな風に、一時の幸せな時間は流れていった。 しかし、そんな時間も束の間。暫くすると、美しい光を放っていたはずのプリズムたちが、次々と溶けていく。また冷たい雨へと姿を変え、あっという間に消えて無くなってしまった。儚かった虹の光。 私は、誰かの中に、きらきらと美しい光の記憶を残すことが出来ただろうか…。
2003年05月02日
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