全8件 (8件中 1-8件目)
1
第22回「劇的な証言」 Give Me the Blame脚本:ボブ・デイリー演出:ラリー・ショウあらすじカレン・マクラスキー:カレンの病状が悪化。最期は自宅で迎えたいと希望していた彼女だったが、老老介護状態にあるロイとの2人世帯での療養は認められないとして、ホスピス入所が決まる。しかし、これまでカレンに子どもの相手をしてもらうなど長く世話になってきたリネット、ブリー、スーザン、ギャビーは4人で分担してカレンの介護を引き受け、カレンの希望通り、フェアビューに彼女を引き止めることにする。スーザン:家の買い手は決まりつつあるものの、ご近所の面々には引っ越し話は言い出せないまま。リー:リフトアップしたお尻をスーザンに見せびらかすも、スーザンはピンと来ず。トリップ:とにかく依頼人であるブリーの無罪を勝ち取ることが目的であるトリップは、「友達を巻き込まないで」と言っていたブリーをキスで黙らせ、ガブリエルを証人台に立たせる。ベン:盗聴されたテープを証拠に検事に回答を求められるも黙秘を貫き、法廷侮辱罪で拘束される。ガブリエル:5年前のギャビーとは違う。カルロスの身代わりになることを決心。カレン:夜、ソリス家の介護用ベッドの上で夫婦の会話を聞いていたカレンはある作戦を思いつき、法廷に現れる。「私が彼を殺しました。幼い頃のギャビーに虐待していたアレハンドロが憎かったから。ギャビーたちは今や私の家族なんです」。カレンの自白で形勢は一発逆転。検察側はブリーに対する訴えを取り下げた。検事は、年齢と健康面を考慮してカレンの起訴を見送ることに。ブリー:約束を破ったトリップのことが許せない。ブリーに好意を抱いて家を訪れたトリップを追い返してしまう。トム:ジェーンは出て行った。ロイの助言を受け、リネットと会う。「君はずっと僕の最愛の人」。リネット:「『意中の人』はあなた」とトムに伝える。感想マクラスキーさん大活躍。こんなトントン拍子に解決していいのか!? まあ、いっか!来週ついに最終回! いろんなことがありましたな〜。8年間。感慨深い。さよなら、ウィステリア通り……
August 29, 2013
コメント(0)
![]()
第21回「罪と罰」 The People Will Hear脚本:ブライアン・タネン演出:デビッド・ウォーレンあらすじスーザン:妊娠中の娘ジュリーをサポート。妊婦マッサージ、呼吸法、イメージトレーニング等はすべてスーザンがジュリーに付きっきりで行った。出産準備に非協力的なポーターに、父親としての自覚はあるのか問いつめたスーザンに返ってきた答えは「経済的に彼女を支える自信がない。俺が子どもの父親で、彼女は貧乏くじをひいたと思う」。そこでスーザンは、出産後ジュリーが復学できるよう、現在住んでいるフェアビューの家を売り払い、ジュリーの大学の近くにMJと共に移り住み、産まれた子どもの世話をする考えをジュリーに打ち明ける。妊娠初期から「子どもを産んだら博士号への道が閉ざされる」と心配していたジュリーにとって、母スーザンの提案は願ってもないものだった。リネット:トムの口調に特別なものを感じたリネットは、トムのムンバイ出向を取りやめるようグレッグに直訴。リネットに対する自分の下心を利用されたと知ったグレッグはプレゼンの場で、自分を振ったリネットを中傷。グレッグの挑発に乗ったトムはボスであるグレッグを殴り会社をクビになる。ガブリエル:自分たち夫婦のせいでブリーが終身刑になるかもしれない…リネットとスーザンに指摘され、気持ちに変化が。ブリー:友人たち(ガブリエル、リネット、スーザン)の証言によって、アレハンドロ殺害が行われた時刻のブリーのアリバイが証明された。しかし新たに検察側から提示された証拠物件は「やましさはない」としたブリーの証言への反証となるものだった。それは、チャック刑事がひき逃げされた5月7日の晩、モーテルで書いたブリー自筆の遺書。「疲れ果てました。自責の念と罪悪感で。こんな秘密、私には抱えきれない。もう限界です」。感想トリップが好きだと言ってた映画「ボールズ・ボールズ」、なんか聞き覚えあるなぁ…と思っていたらボールズ・ボールズ [ チェビー・チェイス ]これ、去年か一昨年にホワイトハウスの食事会でイギリスのキャメロン首相が披露したスピーチに出て来てた映画だった。(「うちのワイフがね、今回アメリカに来るにあたって『憧れのハリウッドスターに会えるんだわ〜』って喜んでるもんだから、僕は訊いたんですよ、それはガンジーかい? アラビアのロレンスかい?……彼女のお目当ては『ボールズ・ボールズ』の俳優でした」みたいな話。オチに使われてた)オバマとか皆大爆笑だった。
August 22, 2013
コメント(0)
第20回「頼れる味方」 Lost My Power脚本:ウェンディ・メリクル演出:デビッド・グロスマンあらすじスーザン:息子MJの学校で手作りカートレースが行われると聞き、美術教師スーザンは完璧なカートを完成させるもMJに壊されてしまう。訊けば、MJはクラスで変わり者扱いされており、「父と子のカートレース」に自分だけ母親と参加することに悩んでいた。マイクが亡くなって以降子育てに周囲の力は借りない方針を立てていたスーザンであったが、息子のために最高のピットクルー(トム、ベン、ボブ、リー)を集める。大人の男同士の作戦会議の中心に迎えられたMJには久しぶりに笑顔が戻るのだった。リネット:正式に離婚するまでは大人の態度で、と心掛けていたリネットだったが、職場で不倫相手ジェーンとキスする夫トムを見てしまう。トムの上司グレッグとデートすることで、トムのスケジュールはリネットの思い通りにでき、ジェーンをいらつかせられる。良くないこととは知りながら、復讐の味はリネットをとりこにした。ある日、トムにムンバイ出向の話が持ち上がる。ガブリエル:大物顧客を夫カルロスに横取りされそうになり、カルロスの事務所に細工する。レネ:ベンは何か隠している。夫ベンに、結婚式を終えたらすべて話すことを約束させる。ブリー:死刑制度賛成論者で銃規制反対派、という絵に描いたような保守系米国婦人のブリーに、弁護士トリップは彼女の無罪の証明は容易だと考えていたが、検察側の証人リストから過去にブリーがアルコール依存症を再発したときに寝た男性たちの名前が続々と出て来たためトリップを慌てさせる。検察側はアレハンドロとブリーの間には男女関係があり、そのもつれから殺害に至ったのでは、と陪審員に印象づけたいのだ。これを覆す作戦を立てるため、トリップと頻繁に会ううちに、ブリーは淡い恋心を抱き始めている自分に気付く。感想「犯罪者をも無罪にしてしまうやり手弁護士」で思い出すのが映画「シカゴ」でリチャード・ギアが演じたビリー・フリンですが、今回の内容を見る限り、トリップはビリーほどの悪徳弁護士ではなさそう。今後どう出るのか、楽しみ。
August 15, 2013
コメント(0)

あらすじ現代廃墟と化したブライヤークリフ。興味本位で忍び込んだカップルを襲ったのは、ブラッディフェイスに扮したジョニー・モーガンだった。4ヶ月後ケネディ・センター名誉賞の授賞式を控え、インタビューを受けるラナ。彼女はベストセラーを6冊生み出したのち、時代を読みテレビの世界に進出、その後は自らの報道番組を持つなどジャーナリストとして一時代を築いた。プライベートではパートナーのオペラ歌手マリアンとの満ち足りた生活。同性愛者であることを理由に、どこかへ閉じ込められたり治療を受けさせられる時代は終わった。しかし、彼女にはまだやり残したことがある。1970年3月27日キットはジュードを施設から連れ出した。書店でのラナとの再会から数ヶ月後のことである。母親を亡くした2人の子ども達のために、キットの家庭にはジュードが必要だった。薬の離脱症状に苦しみ、時には過去と現実の区別ができなくなり混乱するジュードであったが、キットや子ども達との暮らしの中で穏やかさを取り戻し、半年後、安らかに死を迎える。1970年代ラナは再び精神科病棟へ足を踏み入れる。劣悪な環境に置かれた患者の現状を撮影し『ブライヤークリフの真実』として放送したことで、施設閉鎖に成功。その後ラナは、1965年に枢機卿に任命されたティモシー・ハワードを取材。患者失踪事件について、また、患者を使って人体実験を行っていた故アーデン医師について、ブライヤークリフの最高責任者だったハワードを追及する。取材攻撃の結末は、ハワードの自殺で幕引きとなった。このことでラナは世間のバッシングを受ける。1970年代半ばラナはジョニー・モーガンと一度だけ接触している。同性愛者が子どもを持ちたいと願うのは許されない時代であった。そんな中、キットから「子ども達、トーマスとジュリアの代母になって」と頼まれラナは喜んで引き受ける。キットはアリソンという女性と再婚。1980年代後半〜トーマスは法律学の教授に、ジュリアは優秀な神経外科医となった。キットは40歳で膵臓がんを患い肝臓に転移、化学療法も効かず死を待つのみの状態に。穏やかな表情で数ヶ月過ごしたのち、ある日突然姿を消した。妊娠したアルマとグレースが「彼ら」に回収された時と同じ、閃光の中での一瞬の出来事である。ブライヤークリフで心停止した時と同じように、「彼ら」はキットを観察し続けていたのだろうか。現代インタビューを終え、取材スタッフがすべて部屋を出た後、ラナはやり残した仕事に着手する。ジョニー・モーガンについての情報はすでに入手していた。ラナの予想通りジョニーは今部屋の中にいて、彼女を殺そうとしている。ラナは経験から、異常者にはどう対応すれば良いか熟知していた。彼らは母性に飢えている。ジョニーの話を聞き、幼い頃と同じように頬に触れる。「あなたは善人。あなたは悪くない。私の責任なのだから」ラナは彼の眉間に銃口を向け引き金を引いた。1964年シスター・ジュードはラナに言う。「悪に近寄ると、悪もあなたに歩み寄る」感想もしかしたら、ジョニー・モーガンはスレッドソンとラナの子ではないかもしれないなと思った。ジョニーが「自分はラナの子だ」と確信した根拠はラナの本を読み、テレビに映るラナを見た、というだけの話だ。ラナの本によって殺人鬼ブラッディフェイスとしてハリウッドスター並みの有名人となったスレッドソンと、自分は関係があると思い込む誇大妄想、血統妄想だったのでは。しかし間接的ではあるものの、実際に第二のブラッディフェイスを誕生させたのは自分であり、不幸な人間をこの世に送り出してしまった責任をとる意味で、ラナは最後の行動に出たのではないか。「ラナが幼いジョニーに接触した」事実も、実はなかったのではないかと思う。インタビュースタッフの中にジョニーが紛れ込んでおり、話を聞かれていることを知っていたラナが創作したエピソードであって、ラナはジョニーのフォールス・メモリー・シンドローム(偽りの記憶を作る心の働き)を狙ったのでは。このエピソードをひとつ生み出したことで、ジョニーにとってラナは「自分を死産として処理しようとし、その存在を認めなかった復讐すべき対象」から「母性を持ち合わせていたのに不幸な関係性によってそれが発揮できなかった母親」の要素を帯びる。1963年に報告されたミルグラム実験では被験者のうち65%が相手に最大の電気ショックを与えたという記録が残っているが、人間は役割を与えられれば比較的容易にそこに身を委ねてしまう。「ユダヤ人を絶滅させることこそ我々の務めだ」とアイデンティティを与えられたナチスドイツと同じように。ジョニーは「スレッドソンの血を引いている」という考えに支配されブラッディフェイスとしての役割を自らに与えてしまった。そういった意味では病棟を牛耳っていた時代のシスター・ジュードも、殺人鬼ジョニー・モーガンも、善男善女として健全に生きる人々も、皆同じ普通の人間であり、環境や境遇、その時代の常識とされることにどれほどの影響を受けているのか、それは時間が経過しないと見えてこない部分が多い。もしかしたら私たちも、取り返しのつかない間違いを今この瞬間も続けているのかもしれない。
August 10, 2013
コメント(0)
![]()
第19回「広がる波紋」 With So Little to Be Sure Of脚本:マルコ・ペネット演出:タラ・ニコール・ワイヤーあらすじレネ:ブライダルシャワー当日、友人たちからの贈り物に不満たらたらのレネ。しかも男性ストリッパーが来るかと思いきや枯れたオヤジが3人来てしまう。ブリー:枯れたオヤジは刑事だった。アレハンドロ殺害容疑でブリーは逮捕。しかし、警察に傍受されていた通話記録と、遺体のシャツのボタンに残った彼女の指紋は、いずれも容疑者特定の根拠としては不十分と裁判所は判断し、ブリーは保釈される。マーフィー刑事:同僚チャックを死に追いやったのはブリーのはずだ。そう信じるマーフィーは、遺留品の地図を見つけ出し、そこにブリーの番地を自分の手で書き加えた。トリップ・ウェストン弁護士:どんな犯罪者も無罪に仕立て上げる、やり手弁護士。常にチャレンジャーでありたい彼にとって、いかにも清廉潔白なブリーの依頼はあまりに退屈であるとして一度は断るものの、警察署で見かけたブリーの相手がマーフィーであったことから自ら彼女の弁護士として名乗りを上げる。「面白そうな点を見つけた。ブリー、君がやってなくても誰がやったか僕は知ってる」ガブリエル:パーソナルスタイリストとして活動を始めようにも、女性客には既に専属のスタイリストがついており新入りの入り込む隙はなかった。そこでターゲットを男性客に変更、マネージャーの指示通り結婚指輪を外して接客を開始する。売り上げは上々で元モデルの面目躍如といったところであったが、それは夫であるカルロスのプライドを著しく傷つけ、妻の収入と反比例するように夫婦間の温度は下降線を描くのだった。リネット:トム奪回作戦パート2を企画していたが、夫のサイン済みの離婚届を不倫相手ジェーンが持って来たことでリネットは冷静さを失い、トムのいるバーに乗り込みその場の勢いでサインしてしまう。スーザン:故人となった夫マイクのクローゼット上段から鍵のかけられた小箱をリーが発見する。「これはマイクの秘密だから」との説明に一旦は理解を示したスーザンであったが箱の中身が気になり夜も眠れない。「昔やってた麻薬? それとも実は変態だったとか?…」結局深夜リーの家に押し掛け中身を確認するとそこには見知らぬ女性への送金記録があった。住所を訪ねたスーザン親子は、自閉症でケアを受けているマイクの姉ローラと初対面する。その背景にはマイクの母の複雑な胸中が隠されていた。ジュリー:マイクの母の手紙を読み、お腹の子どもを自分で育てると決意する。感想トリップ弁護士(スコット・バクラ)という素晴らしいキャラ登場。カール亡きあと、変わり者のやり手弁護士の到来をずっと待っていました。サイコパスっぽいところもたまらない。あー面白くなりそう。トリップの口ぶりだと、刑事のマーフィーは過去にも証拠品の改ざんを行っていそうな感じがあるけど、どうなんだろう。自白に重点を置く日本の警察だったら、最初の証拠の時点でブリーは黒。罪を認めるまで取調室から出してもらえないと思う。真犯人はカルロスだけど、彼は既に2回捕まっているから、三振法で今回逮捕されれば終身刑は逃れられないわけで、だとすれば現在仕事のない独身の自分が罪をかぶろう…と考えて、やっていない罪を自白しそう。ブリーには、過去にカルロスのお母さんを死なせた負い目もある。ひき逃げしたのはアンドリューだけど隠蔽工作して嘘をつき続けたのはブリー。ブリーが刑務所に入ったとしたらやっぱり落ちたリンゴでジャムを作るだろうな。マーサ・スチュワートばりに。グッド・シングズ / マーサ・スチュワート
August 8, 2013
コメント(0)

あらすじ1967年 マサチューセッツキットは2人の妻(黒人のアルマと白人のグレース)と、2人の子ども(それぞれの妻との間に出来た子)と共に暮らしていた。「黒人と結婚している白人」であるがためにキットは白人の知り合いビリー・マーシャルたちから度々嫌がらせを受けており、家屋に放火されたと警察に相談するも、一夫多妻は州法に違反しているためまともに取り合ってもらえない。キットは10月16日にボストン広場で行われる徴兵制度反対デモに期待を寄せる。「教授や大卒の人、著名人も大勢来る。平等のために戦う大規模な行進に家族で参加しよう」宇宙人に連れ去られ出産した出来事を神秘体験のように語り、世のヒッピームーブメントに共鳴するようにそのあり方を楽しんでいたグレースとは裏腹に、アルマは宇宙人との接触を思い出したくない過去として記憶の底に封印していた。幸せな家庭を破壊され身体を宇宙人の実験の道具として使われたと感じていたアルマは、ことあるごとにそのときの話をしたがるグレースを疎ましく感じていた。ある夜、事件は起こる。宇宙人の絵を描き子どもに見せ、「また彼らは来る」と言うグレースの頭を背後から斧で叩き割ったのはアルマだった。「彼女は奴らを呼び戻そうとしてる! 隠れなきゃ」と叫ぶアルマはブライヤークリフに入院することとなる。1968年4月4日(キング牧師暗殺の日) ブライヤークリフ 精神病棟ティモシー・ハワード司祭はニューヨークで枢機卿に任命され、ブライヤークリフを去ることに。それに伴い教会はブライヤークリフを州に譲渡。別の施設の収容者が移って来る。司祭はシスター・ジュード(ジュディでありベティ・ドレイク)に「あなたをここから出す」と約束する。別の施設の収容者がやってきた。その中に、死の直前になると現れる死神が居たため、ジュードは混乱する。死神は「生活保護者を始末したからここへ来た」と言い、ブライヤークリフでは男性患者の脇腹をナイフで刺した。ジュードは気がつくとミランダ・クランプ院長の前に拘束着を着せられ座っていた。院長によると、ジュードは2ヶ月間で5人の同室患者と問題を起こしており部屋を変えているという。そして司祭が枢機卿になったのは2年半も前の話であること、そしてペッパーは1966年の冬に死んだと知りジュードはショックを受ける。つい先日の月曜日の出来事だと思っていたのにその間の記憶(ペッパーの死を悲しんでいた記憶さえも)がないのだ。1969年ラナ・ウィンターズはベストセラー作家に。しかし自著の中で彼女は殺人鬼スレッドソンの罪を水増しし、自身が同性愛者であることは伏せてあったため、罪悪感に苛まれていた。そんな中、サイン会場でキットと再会。キットから「ブライヤークリフを閉鎖に追い込むのが目的ではなかったのか。安っぽい有名人ではなく真実の報道者になるのでは」と問いつめられる。キットの妻アルマはブライヤークリフで死んだ。ブライヤークリフの生存者はキットとラナ、そして現在も収容されているジュード。なんとかジュードを助け出したいと行動するキットとは対照的にラナの態度は「彼女の自業自得」と冷ややかだった。現代ジョニー・モーガンはかつてラナが1969年にサイン会を催した書店の店じまいセールに姿を現す。母の著書『マニアック:ある女性の生還の記録』を手に入れたモーガンはその本を手にラナと会おうとしていた。母を殺すために。感想次回最終回。あっというまだったな〜。久々に面白いドラマだった。次回も楽しみ。
August 3, 2013
コメント(0)
先月から果皮の色が濃青色に変わって甘くなり、食べられるようになったものの、今月に入って収穫量が激減。どうやら木の実を食べる鳥のナンパスポットにされたらしい。その証拠に、そこかしこに青い果実がつつき回され転がっている。昨年の今頃もミニトマトで同じ被害にあった経験がありピンときた。しかし、野人のしわざじゃなくて良かった。内容が一緒でも、犯人が動物だと判明すると途端に心温まるニュースになるのは何故だろう。害虫を見つけ次第捕殺してくれたらなお良い。日給としてブルーベリー10つぶ出すのもやぶさかでない。肉食系の鳥の到来が待たれるところである。
August 2, 2013
コメント(0)

第18回「家族の癒やし方」 Any Moment脚本:シーラ・ローレンス演出:ランディ・ジスクあらすじブリー:アンドリューが婚約者メアリーを連れて戻って来た。『ゲイは生まれつきのもの』と息子は語っていたはず。不審に思ったブリーは2人の婚約パーティを催し、ゲイの男性たちを大勢招待する。ガブリエル:カウンセラーになりたいというカルロスを支え、現在の生活水準を維持するため職に就くことにしたギャビー。職業紹介所へ出向くも、15年ものブランクがある年を取ったモデルに就職先はなく、憂さ晴らしのために出かけたショッピング先で新たな仕事に巡り会う。レネ:ベンと婚約。リネット:トムを取り返すために娘ペニーを巻き込んで一芝居打つ。スーザン:マイクを失ってからMJを甘やかしていたスーザンだったが、キンスキーさんからもらったジャムの瓶を壁にぶつけ、親子2人で怒りの段階を乗り越え、マイクの死を受け入れるのだった。感想カルロスは富裕層でいるのに耐えられないと言って高収入の仕事をやめたのに対し、ギャビーは富裕層の娯楽の為のお金の使い道を指南する仕事に就くだなんて、皮肉。レネ、プロポーズを待ちくたびれたって言うシーン、「そのスフレ(? チョコのデザート的なやつ!)の中じゃない!?指輪!」って、カールからのプロポーズを待ちわびていた時のイーディみたいなことを考えてしまいました。そしたら、違った。ベンの内ポケットに入ってたのをレネが身体検査してつかみ取ってた。キンスキーさんの手作りジャムが一瞬にしてゴミに…初登場のとき、スーザン宅のガレージセールで値切った報いでしょうか。夜中にゴミ出してアンジーの怒りを買った罰かもしれない。ブリーの変貌ぶりにホッとした。最初の頃、アンドリューがゲイだってわかって取り乱し、アルコール依存になったり息子を山に捨てたりしてましたよね。あのとき、ブリーはオーソンと初めての旅行に行く途中の空港にいて、テレビで息子が『現代アメリカの闇!少年ホームレスの親は一体何をしているんでしょうか!』とかドキュメンタリータッチで紹介されているのを見てあわてて帰ったのですよね。こう考えるとオーソンって一度もブリーと旅行に行けたことないんじゃない? シーズン8でも旅行に行く直前でキャンセルになる事態が生じたわけで。オーソン、一回くらいブリーと旅したかっただろうな。オーソンにどうしても同情してしまう。人殺しだけど。マイクの話は、やっぱり悲しい。夜、スーザンがマイクの服を着てたりだとか……せつなくて喉が痛いです。スーザンの沈んだ表情見るたび「うっ」てなる。アンドリューが連れて来たお嬢さんは元々今より100キロ以上ある肥満で、過食をやめたくてグループセラピーに行った先で断酒会に参加していたアンドリューと出会った、と言っていましたね。依存とまではならなかったものの、スーザンはカジノに一時期ハマって儲けたことがあったし(その後ピタッとやめられたのは奇跡だ)、ギャビーは現在進行形で買い物依存になってる(買えるような経済状態にない、と知りつつ買い物せずにはいられない)。思い返せばカルロスのお母さんもギャンブル依存だった。デスパレートな妻たちにおける、「依存」状態に陥る人って、みんな本業の手応えがイマイチな時だ。ギャビーが今回職業紹介所で断られたときみたいに、そのイマイチ感を忘れるため、何かに依存する。イマイチ感を高揚感に置き換える。高揚は、自分で自分を肯定できる唯一の時間だから。モデルだったことはキャリアとして認められないと言われ、自分の人生丸ごと否定されたような気分に陥ったギャビーには買い物でしか埋まらない穴があいてしまった。カルロスのお母さんや、アンドリュー、ブリー、それぞれに事情があり、依存の深い穴に飲み込まれてしまう。依存は誰にでも起こりうる、身近な病だから、海外のギャンブルのできるところはあえて不便な場所に作って(ラスベガス、マカオ等)毎日通えないようにしているし、お酒を美味しそうに飲むCMも規制されている。アルコール依存症の人が見たら苦しくなってしまうから。ビールをごくごく飲むCMを流している先進国は日本だけだそうです。しかし「依存に苦しんでいる」姿を彼女たちは秘密にする。ブリーは何度もアルコール依存症の再発を繰り返していながらも「うまくいってるわ」という態度を貫き通す。たしかにトータルで見たらうまくいっている方だろう。豪邸に住み、経済的にも困っておらず、趣味に使える時間もある。でも、いつも何かが違う。何か足りない。コレではダメだと常にアップアップして苦しく辛い。そんな風な彼女たちの心情に共感するからこそ、このドラマは多くの支持を集め長く続いたのだと思う。何にも依存せず、いつもポジティブに物事に挑戦し続けていられる人ってそんなにいるんだろうか……テイラー・スウィフト 「You Belong With Me」ペニー「好きな人に彼女がいても思い続けるって曲。今夜ライブで聴いてパパとママのことが浮かんで来た」
August 1, 2013
コメント(0)
全8件 (8件中 1-8件目)
1
![]()
![]()
![]()