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最近、和歌山で採集したイソスジエビ(Palaemon pacificus)。エサ用のエビ。活餌を食べる海水魚のため、常時キープするようにしている。とまぁここまではいいのだが、これとは別に常用している人工餌のひとつがほぼなくなっていることに気付いた。確か在庫があったはずだと思い、探してみたものの、見当たらない。急遽、近くの海水魚ショップへ出かけた。近くにはショップが2店舗あるが、片方は超有名な某ショップ。人工餌だけを買いに行くのもなんだか気が引けるので、もう一方のショップへ行った。でも欲しい人工餌はなかった…。行く前に電話で確認しておくべきだった。というわけで、最終的にホームセンターで購入した。最初からこうすればよかったかな。
2021年08月31日
ヨツバカワリギンチャク(Isactinernus quadrilobatus)。飼育しているカワリギンチャクのなかではアバタカワリギンチャク同様に飼育しやすいと思う。これらと比べるとセイタカカワリギンチャクのほうが厄介かも…。そう感じるときがある。でもこの厄介なセイタカが一番多い。いや多かったのだ。すでに過去形。というのも、足盤裂片で増えているアバタの小さな個体。数えてはいないけれどこっちの方が多いような気がする。深海メインの低温水槽を減らす方向で動いているのに、これに反して増えていくアバタカワリギンチャク。増えるのは正直うれしい。でも低温水槽を減らしてコンパクトにしたいのも事実。低温で稼働させている水槽クーラーも減らしたい。どうしようかな。現在考え中~。
2021年08月30日
ダルダヌス・ブラキオプス(Dardanus brachyops)。最近やってきた沖縄の深場採集の個体。ソメンヤドカリによく似とるやん。でもソメンヤドカリと異なって、めっちゃくちゃ毛深い。また鉗脚などにはたくさんの小さな突起。もさもさ、つぶつぶのヤドカリっす。Dardanus属はD. guttatusを除いて、あまり好きじゃなかったけれど、こいつには何だか好感が持てそうだ。
2021年08月29日
カスミサクラダイ(Plectranthias japonicus)~♪低温水槽で飼育している深海魚っす。リフジウム水槽でしかも仕切り板を使用。狭いところで飼育して申し訳ないっす。現在、低温水槽がたくさんある。実はこれ、かなり大変。冬は問題にならないが、夏は結露とか、水槽クーラーのフル稼働によるブレーカーのトリップとか、厄介なことが多いっす。それに串本や沖縄で採集した生体を飼育する場所が少なくなってきているのも事実。購入した生体に関しても低温では飼育できないものが多い。主に深海生体を飼育している低温水槽だが、現在減らす方向で動いている。最近は低温のメイン水槽x1、低温のリフジウム水槽x2をほぼ常温の水槽に変えた。飼育生体はほかの場所へ移動。よって一部の水槽はかなり密な状態になってしまった。最初のカスミサクラダイもその影響で狭いところで飼育?いやいやこの個体はずいぶん前からここで飼育している。ただメインの低温水槽に混泳させてこのリフジウム水槽をはずそうかどうか検討しているのは事実である。
2021年08月28日
新型コロナウイルスのワクチン接種後の抗体価がわかりほっとした。濃厚接触者でもないのに何度もやらされたPCR検査同様、最初はまたか…と思ったけれど、抗体価を知っておくことは今後の仕事に影響するので必要と思い、検査した。2回目接種後4か月以上経過しているが、抗体価は一般的な数値より高く、倍以上あった。ただほかのドクターと比較するとそれほど高いわけではなく、むしろ平均ぐらいだった。感染既往があった方は非常に高く、10倍以上の抗体価の方もいた。高齢の方は低めだったが、それでもワクチンとしての効果は十分だった。気になるのは3回目のワクチン。いつごろが適切なのかな。さてこちらはアカハタ(Epinephelus fasciatus)。和歌山からやってきた個体。尾鰭に乳白色の結節が見つかった。寄生虫かもしれないが、ほかの可能性もある。尾鰭軟条の腫瘍や瘢痕など。よくわからないがwildの個体の危険性は相対的に高い。特に伝播する感染症の持ち込みには気を付けたい。このアカハタも和歌山のwildの個体。しばらくは予備水槽で観察かな。ほんとワクチンでもあればいいのに。特に観賞魚のメジャーな感染症に対して。一部の魚類の感染症には水産用のワクチンがあるんやけれどなぁ…。
2021年08月27日
イッテンサクラダイ(Odontanthias unimaculatus)。以前より飼育している個体。消灯時に撮影した。バラハナダイにしろ、このイッテンサクラダイにしろ、ほかの海水魚と時々喧嘩をする。喧嘩といっても威嚇で終わることが多いが、稀に噛みついた状態が続くことがあるので、注意が必要かもしれない。イッテンサクラダイの後方に少しだけ見えているのはイズハナトラザメ。2019年3月9日のブログに掲載した個体。イッテンサクラダイが時々喧嘩していると書いたが、このイズハナトラザメには何もしない。エサを求めて泳ぎまくるサメには何もできないようだ。
2021年08月26日
2014年9月28日のブログに掲載したセンウマヅラハギ。センウマヅラハギ属(Cantherhines)からウマヅラハギ属(Thamnaconus)へ変更があったので掲載。これに伴い、ハクセイハギ属(Cantherhines)の和名が新たに提唱された。ついでと言ってなんだが、このとき採集した未掲載の海水魚をいっしょに紹介する。ずいぶん前の写真っす。ハマダイ(Etelis coruscans)。食用っすね。高級魚~♪ムスメベラ(Coris picta)。観賞用っす。フジナハナダイ(Plectranthias wheeleri)。これも観賞用。イズハナダイの仲間、よく似たものが多くてややこしい。アヤメイズハナダイ、チュラシマハナダイもまたいつか掲載しようと思う。
2021年08月25日
以前よりお世話になっている通販ショップより海水生体を購入した~♪通販は非常に便利。器具類はほぼこれに頼っている。生体に関しては、直接確認できないデメリットはあるものの、全般的にはメリットが大きいように思う。ただ直接確認できなくても信頼のおけるショップであれば、そこまで大きな問題ではないと思う。懇意にしてくれる店員さんが見つかれば、前述の話は違ってくる。ネットではわからない情報、種々のサービスなどがメリットとなる。これが大きいために今でも通っているショップがあるのも事実。ただいったん失った信頼が回復することは難しい。このために購入をやめたこともある。
2021年08月24日
ハナフエダイ(Pristipomoides argyrogrammicus)。沖縄の水深200-250mからやってきた深海魚。撮影のため明るくしているが、普段はもっと暗いっす。そうそう、新型コロナのために中止になった沖縄の深海魚採集旅行。そろそろ行きたくなってきたぞ~。計画を立てるか。
2021年08月23日
ダーリアイソギンチャク(Liponema multicornis)。深海性のイソギンチャク。飼育開始から7か月以上が経過した。動的な変化が乏しいイソギンチャクのなかでもまだマシなほうかな。時々転がっている、いやひっくり返っていることがある。といってもこれぐらいだけど。エサやりは結構楽しい。オキアミの小片などを上に置くとこれが沈んでいくようになくなる。なんだか面白い。現在これと言って問題はなく、個人的には飼育しやすいイソギンチャクだと思う。
2021年08月22日
ミカドウニ(Goniocidaris mikado)。熊野灘産の深海性キダリス類。飼育を開始してからすでに4年以上が経過している。さてこのミカドウニのこと。いつの間にやら、棘の間にミズムシ類が付着するようになった。これが一時的ならまだしも、最近ずっといるような気がする。当初ミカドウニには付着していなかったのだが…。深海生体のみの水槽。よってこのミズムシも深海性の可能性が高い。このまま観察を続けるのも面白いかもしれないな。
2021年08月21日
最近串本で採集した小さなヤドカリ。ちょこまかと素早い動き。ちょっとだけ見えるストライプな歩脚。なんだか期待できそう~♪とまぁ採集時には思ったのだが、お持ち帰りして観察してみると、めっちゃ小さなヤマトホンヤドカリ(Pagurus japonicus)だった…。ガーン!OMG…。俺のこの胸の高鳴りはなんやったんや…。俺のこの胸の高鳴りは…。俺のこの胸の…。まぁよくあることやけれど。今見れば最初の写真でも十分わかるんやけれど、採集時は期待が突っ走ってしまうんやな。そしてとりあえずキープしてしまう。また今度磯採集にでも行こうっと。
2021年08月20日
飼育開始からおよそ半年になるヒゲソリオコゼ(Tetraroge nigra)。飼育当初はもっと全体的に黒っぽい色だったのだが、いつの間にかこのような色彩、模様になった。タイトルに記載したように日本産は絶滅危惧種、しかもⅠA類~!飼育したくても飼育できない魚であるが、ときどき海外からやってくる個体があり、こちらは飼育可能なのでゲットした。ちなみにこの個体は台湾産。写真ではわかりにくいが下顎のひげがないので、よく似たアゴヒゲオコゼ(こちらもⅠA類)と区別可能である。現在汽水で飼育している。人工餌に餌付いており、非常に飼育しやすいと感じている。
2021年08月19日
ハオコゼの幼魚(Hypodytes rubripinnis)。少し前に串本の磯で採集した個体。最初見つけたときはまさかこんなところにイボオコゼ科の仲間が…。そう思って、めっちゃくちゃ慎重に採集したのだが、採集後改めて観察すると、なんやお前やったんか…と愕然とした。ハオコゼの幼魚の白っぽい個体。まぎらわしいやつや…。
2021年08月18日
最近串本で採集したフチドリタナバタウオ(Acanthoplesiops psilogaster)。この地味な海水魚が好きでつい探してしまうホムラspっす~♪見つけにくい、採集しにくいといった厄介な魚ではあるが、探せば結構いるんじゃないかと個人的には思っている。ヒラヒラと泳ぐさまはまるでヒラムシのように見える。またこの色彩パターンはカリオヒラムシに似ている。Pseudoceros属のヒラムシにもよく似たものがいたっけ。擬態しているのかもしれないな。ちなみにこの個体は小さく、全長1.5cm程度。普通のタモでは網目をすり抜けるので、採集には目の細かいタモが必要である。
2021年08月17日
最近串本で採集したイソスジエビ(Palaemon pacificus)。エサ用のエビとして常時キープしている。エビの採集とともに、もちろん海水魚の採集。楽しい~♪今回の磯採集は朝早くにやってきたのだが、すでに先客がいた。なんだかベテランっぽい採集家。お話を伺ってみると、もう20年ほど串本に通っているらしい。すげぇ~。ホムラspもかなり前から採集に来ているけれど、それ以上だな。どこかで一度ぐらい会っていてもおかしくないとは思ったが、たぶん一度も会っていない。う~ん不思議だ。話の内容はかなり面白く、採集家にとって貴重な情報ばかり。本当にありがたい。今回の素晴らしい出会いに対して、誠に感謝したい。
2021年08月16日
2018年7月中旬に行った沖縄磯採集の備忘録。磯採集後は深海魚師匠のところへ…。ハマダイ(Etelis coruscans)。深海より採集された個体。小さいハマダイをホムラspのためにキープしてくれていた。非常にありがたい。誠に感謝。ハマダイと言えば、2017年11月10日のブログに掲載したようにもう少し体高があると思ったが、この個体はそうではなく、やや細めの印象。小さな個体だからなのかな。それとも…。深海魚をメインにお持ち帰り個体を簡単にパッキング。翌日の朝に帰るので、昼過ぎぐらいまで持てば十分。水温維持が非常に大切。那覇空港。いつも写真を見て思うが、いい天気なのに帰るのが勿体ない…。ANA便の機内食。機内からの眺望。バラハナダイ(Odontanthias katayamai)。お持ち帰り直後の水合わせの写真。減圧症は師匠によってうまく調整されているため全く問題なし。ほか明らかな病気もなし。いつもいい個体を提供してくれる師匠に感謝。おわり。
2021年08月15日
ハナフエダイ(Pristipomoides argyrogrammicus)。沖縄の水深200-250mからの採集個体。フエダイ科のなかではかなり美しい種類で個人的に欲しかった深海魚のひとつなり~♪よく似た種にウスハナフエダイがいるが、背鰭などをみると、ハナフエダイでいいのだと思う。沖縄の深海魚採集にまた行きたいっす。
2021年08月14日
2018年7月中旬に行った沖縄磯採集の備忘録。このとき採集した海水魚~♪ルリスズメダイ(Chrysiptera cyanea)。やっぱりこれ、これ。綺麗なブルー、輝くブルー。ほんと癒しになるな。レモンスズメダイ(Chrysiptera rex)。写真は幼魚のときのカラー。ミヤコキセンスズメダイなどは幼魚は綺麗だが、成魚は地味というギャップが悲しいところだが、レモンスズメダイは成魚になっても美しいと思う。オキナワスズメダイ(Pomachromis richardsoni)。前二者と比べると華やかさに劣る?いやいやそんなことはない。薄っすらと青い色彩、尾鰭上下の黒いrim、なんともおしゃれではないか。ヒバシヨウジ(Doryrhamphus excisus)。間隙がある岩の下や岩穴などで見つかる。なかなかオシャレな色彩のため、友人の間でも人気が高いような気がする。ペアで見つかることも多い。イシヨウジ(Corythoichthys haematopterus)。先程のヒバシヨウジとは異なり、かなり多い。オウゴンニジギンポ(Meiacanthus atrodorsalis )。毒牙を持つことで知られている。咬まれたことはないけれど、一応素手では触らないようにしている。そういや、ニセクロスジギンポには以前咬まれたことがあったな…。あのときは不注意だった。キンセンイシモチ(Ostorhinchus properuptus)。群れでたくさんいる。水槽で飼育したら綺麗だろうなぁとしばしば思うが、あまりお持ち帰りしたことがない。あとアカホシキンセンイシモチとの区別に悩むことも多い。サザナミハゼ(Valenciennea longipinnis)。普通種。小さいのは採集しやすいのだが、成長するにつれて少しずつ難しくなる印象がある。サラサハゼ(Amblygobius phalaena)。こちらも普通種。小さい個体の採集は容易い。ネズッポ科の一種(Callionymidae sp.)。砂をガサガサと探っていたらタモに時々入る。でも探しているのはこの子ではないんやけれどなぁ。オグロトラギス(Parapercis pacifica)。あえて採集しようとは思わないが、個人的にはシックな色彩が綺麗だと思っている。フサカサゴ科の一種(Scorpaenidae sp.)。2021年8月3日のブログに掲載したヒジキムシが寄生していた個体。寄生虫がいると確認したくなる病なり~♪ホンソメワケベラ(Labroides dimidiatus)の幼魚。つい採集してしまう。クリーナーとしてお持ち帰りするのもいいかもしれない。つづく。
2021年08月13日
スミツキハナダイ(Selenanthias analis)~♪水深100-150mより採集した個体。飼育開始からおよそ3か月半が経過したっす♪背鰭が立っているね。写真撮影に気付き、警戒しているな。では簡単に最近のことを報告するっす。1週間に2回あるいは3回の給餌。普通に与えても食べるが、食べこぼしを避けるため、給餌棒を使用するっす。エサはオキアミ+練り餌。練り餌にはビタミンなどを添加~♪減圧症の発症はなく、ほかにこれと言って問題はないっす。まぁこんな感じっす。落ち着いてしまえばネタがなく、単なる現状報告になってしまう。まぁ仕方がないっすね。~~~~~COVID-19感染症の流行のため、深海魚採集旅行を中止した。というわけで、次回の旅行を計画中。次は行けるといいな~。
2021年08月12日
2021年8月2日のブログに掲載した深海性イソギンチャク、アバタカワリギンチャク(Halcurias japonicus)の足盤裂片の経過。こちらが現在のアバタカワリギンチャク。足盤の辺縁から分裂したたくさんの小さな個体。分裂した個体は親個体が移動する際にちぎれて残ったもの。よって、多くの個体が同じ方向に伸長しているのは親個体が移動する際にそれぞれ同様に引っ張られたためと推察される。こちらの個体にはすでに短い触手が確認された。しかも直立している。初期に分裂した個体なのだろうか。小さいながらも頼もしい姿に少しばかり感激なり~♪
2021年08月11日
2018年7月中旬に行った沖縄磯採集の備忘録。採集・観察した生体の一部を紹介。モンジャウミウシ(Glossodoris cincta)。今まで何度も見かけていると思っていたが、過去の写真を調べてみたらほとんど見かけていなかった。前回見かけたのは2010年5月の沖縄磯採集のときだった。お馴染みのタカラガイ。上:ハナビラダカラ(Monetaria annulus)。下:キイロダカラ(Monetaria moneta)。オトヒメゴカイ科の一種(Hesionidae sp.)。最近ちょっとだけ興味がある生体のひとつ。ヨコシマエビ(Gnathophyllum americanum)。少し前のブログに掲載したエビヤドリムシの寄生が見られる個体。ヤドカリたち~♪上から順にコモンヤドカリ(Dardanus megistos)、ツマキヨコバサミ(Clibanarius englaucus)、Pagurixus haigae。Pagurixus haigaeしか勝たん。つづく。
2021年08月10日
以前に和歌山の水深200-250mより採集したカイロウドウケツ属の一種(Euplectella sp.)。時々採集できるが、まだ一度も掲載していなかったので今回掲載。このカイロウドウケツだが、胃腔内には共生エビがいることが知られている。それがこちらのドウケツエビ(Spongicola venusta)。ペアでいるのが普通。このときもペアで見つかったが、採集時には1匹しか生きていなかった。さてこのカイロウドウケツだが、たまにしかお持ち帰りしない。というのも採集直後は泥などで汚れていることが多く、そのまま持ち帰ると、海水が汚れて、ほかの生体に影響が出るから。では海水で洗えば…。まさにその通りなのだが、その際は低温の海水を用いなければいけない。冬から春ならまだいいがそれ以外の季節は困ることが多い。それに深海生体の採集は時間との勝負なので、そこまで時間をかけられない。また個人的に欲しい生体の優先順位として低い。(実際これが一番の理由かな(爆))。
2021年08月09日
こちらはオレンジストライプバスレット(Liopropoma swalesi)。かなり前から飼育しているので、調べてみたら7年半ほど経過していた。はっきり言って自分でも驚いた。結構時間が経っているものだなぁ~。小型のオーバーフロー水槽なので、海水魚はこの1匹のみ。最近、苔取り貝を入れた。水換え、エサやり、時々掃除…。これを7年半も繰り返していたと思うと、自分で自分をほめたい気分だ。さぁ本日も水換えの予定だ~♪
2021年08月08日
新型コロナの抗体検査のため、いきなりの採血…。もう慣れてきた。抗体検査、PCR検査と今まで何度もやらされている。濃厚接触者ではないんやけれどなぁ…。でもほかの関係がないドクターもやっているから仕方がないかな。さて話は変わり、マリンアクア関係のこと。変なヤドカリがいてるなぁと思って見ていたら、コシオリエビの仲間だった。以前に和歌山の水深150mより採集した個体である。いつの間にか、巻貝のなかを隠れ家としていた。サイズもぴったりのようだ。
2021年08月07日
現在飼育しているウミウシ、ドーリス亜目の一種(DORIDINA sp.)。ドーリス科のウミウシ?名前はあるのだろうか?また時間があるときにでも調べたい。このウミウシは以前に和歌山の水深100-150mより採集した個体。(写真は採集日に撮影したもの。)背面はクリーム色を呈する地味なウミウシだが、茶褐色のrimをもつ褐色の斑紋が何ともオシャレで個人的に気に入っている。外套膜辺縁近くでは斑紋のrimが赤色に変化するのも面白い。触角の先端、二次鰓にも赤色が入っている。最初に飼育していると書いたが、飼育と言うよりも観察に近い状態。というのもエサを食べているのを確認できておらず、飼育とは言い難い…(汗)。やっぱりカイメンとかを食べるんだろうな。どうしようかな…。
2021年08月06日
以前より飼育しているアカトラギス(Parapercis aurantiaca)。特にこれといったネタもなく、掲載していなかった個体のひとつ。強いて言えば、ほかの深場の海水魚とエサを奪いあって、たまにケンカすることぐらいかな。よってケンカを避けるようにそれぞれの個体に給餌を行うことが、必須である。ついでにやってきたときの写真を2021年3月6日のブログに掲載しておく。ほかの未掲載の海水魚もまたいつか掲載したい。
2021年08月05日
1cmほどの小さな貝殻に入っているアオヒゲヒラホンヤドカリ(Pagurus decimbranchiae)。いつも目立たず、地道に力強く、生きているね。そんな君の魅力に気付いたのはもうずっと前のこと。第1触角はブルーとイエローのストライプ。さりげないオシャレに今も昔と変わらず首ったけ。
2021年08月04日
2018年7月中旬に行った沖縄磯採集の備忘録。今回は個人的に興味がある寄生虫の写真。フサカサゴの仲間に寄生するヒジキムシ科の一種(Pennellidae sp.)。太めの黒い棒のようなものが刺さっており、これが寄生虫(メス)。これに連続する2本の白くて細長いものは卵嚢である。オスはイカ、タコなどの中間宿主まで。寄生虫としては大きく、この種にはさらに大きなものもいるが、見たことがないっす。(あぁ~見たい…。)こちらはヨコシマエビに寄生するエビヤドリムシ科の一種(Bopyridae sp.)。エビの鰓室に寄生しており、ご覧のように鰓の部分が膨隆する。そういや、ヨコシマエビに寄生するエビヤドリムシを以前に掲載したのを覚えているが、実際あまり見かけないような…。イソスジエビに寄生するエビヤドリムシは非常に良く見かけるが…。まぁ圧倒的にイソスジエビが多いから仕方がないのかな。まぁこんな感じ。ちなみに寄生虫に対する興味はずいぶんと前から。学生の時に人体寄生虫学を勉強したときにはかなりの関心があったのを覚えている。つづく。
2021年08月03日
アバタカワリギンチャク(Halcurias japonicus)。和歌山の水深200-250mより採集した個体。非常にたくさん採れるセイタカカワリギンチャクと異なり、採集できる数は少なめ。今回は以前のブログに掲載した足盤のモコモコの経過。以前はこんな感じ。それが現在は…。少し伸びて今にも分裂しそうな感じ。以上、簡単ではあるが、足盤裂片法で増えるアバタカワリギンチャクの現状の報告っす。おまけ。最初の写真の左に写っているのは何度か掲載しているカルイシヤドカリ(Pylocheles mortensenii)。なんでそんなものを宿にしてんねんとツッコみたくなる。試しに軽石を入れておいて、今後どうするのか確認してみたい気もする。特に脱皮後に大きくなったときはどうするんだろうか?
2021年08月02日
めっちゃ散乱してるやん。バラバラやけれど美しいかもしれない。これらはモンハナシャコ(Odontodactylus scyllarus)の脱皮殻。いつの間にか脱皮していたようだ。肝心のモンハナシャコは…。隠れ家から出て様子を伺っていた。正面から撮影しようとしたら、警戒され、そのままUターンしてしまった。何はともあれ、無事脱皮が終わっていることにほっとひと安心。
2021年08月01日
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