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GWに開催される合唱の祭典、トウキョウ・カンタートの4/29紅白合唱合戦にメンネルコール広友会の一員で出演いたします。 出場団体や曲目は以下のURLより http://www.ongakuju.com/t-cantat/concert2015-1.html 白組は、昨年の合唱コンクール全国2位の創価学会しなの合唱団をはじめ実力団体が揃っていおり、それぞれ個性も違いますので、けっこう聴き応えがあると思います。 今、手持ちのチケットが2枚残っていますので、定価3000円のところ2000円に割引でお譲りしたいと思います。ご希望の方はコメントをお願いします。
2015.03.31
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昨日は、Tokyo Cantat 2015合唱団(混声)の第一回事前練習に参加してきた。参加人数は60人くらいで、名簿をしっかり数えた訳ではないが全員で80人くらいかな・・・ 事前指導は、藤井先生とカンタート合唱指揮者コンクールの優勝者でもある若手の佐藤洋人氏、最初に藤井先生からご挨拶があり、その後実際の指導は、佐藤氏が行い藤井先生がそれを監督しているという形・・・ で、メンバーに知り合いが居るかなと思い出席名簿をみると、元広友会の団内指揮者(広友会では今も指揮者)やセカンドとバリトンのパトリの名前を確認できた。セカンドのパトリKさんは、夜の部に登場し、挨拶を交わした。 さて、午後2時から体操、発声などを行い、その後さっそく歌う曲、F.シューベルト(1797-1828):Mirjams Siegesgesang D942(1828)の譜読みに入った。最初に藤井先生が言われたのだが、今回の曲は、昨年までと異なりソルフェージュ的には難しくないという言葉通り、混声テナー初心者の私でも割とすんなり音が取れ歌えていく・・・男声合唱のセカンドテナー的な不規則でイメージしにくい音の動きではなく、どのパートもメロディ的な美しい音の動きで形成されている。そして綺麗なハーモニーを組み立てていく・・・私自身、完全に迷子になりソプラノの音程を歌ってしまったのは1回だけだった。 これは、私にとっては意外だった。きっとかなり迷子になりソプラノにつられると思っていたのだが・・・以前、広友会でカウンターテナーが入る曲で内声パートになった時の苦労と比較するとまったく違う・・・私自身の能力も多少アップしたのかな? それにしても、さすがにカンタートの公募はレベルが高いなあ・・・譜読みの段階からしっかりハモってくる・・・間違った音やリズムの違いもほとんど聞こえてこない。歌っていて一番楽な合唱団は、レベルの高い大人数合唱団だということを実感できた。レベルが高くても少人数だとかなり厳しい・・・もちろん、厳しい環境の方が上達するのも事実なのだが・・・ しかし、混声合唱って意外と良いなあ・・・テナーは内声でハモるのだが、なんか男声合唱と違いハーモニーに無理がないという感じがする。まあ、歌ってるメンバーのレベルが高く綺麗な音が鳴っているということも大きな要因だと思うが・・・少し混声合唱の良さが認識できて嬉しい感じ・・・もう少し混声もやってみようかという気になってくる・・・ 本番指揮者によるリハまで事前練習の残りはあと3回・・・音程とリズム、そしてドイツ語をしっかり歌えるように頑張ろう・・・
2015.03.30
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昨晩、パナムジカで以下の書籍を購入した。 歌唱の仕組み: その体系と学び方 アメリカの高名な声楽教師であり、声楽教育のパイオニアとして知 られるリチャード・ミラーの「原点」とも位置づけられる初期の著 作物です。 医学、音響学、音声学、言語療法等の領域における、原書刊行当時 の最新の研究成果に基づき、歌唱の身体的、技術的、芸術的な諸要 素を、歌手のニーズにあわせて総合的に説明しています。歌唱技術 の主要領域をほぼすべてカバーする練習、ヴォカリーズ(母音歌唱 練習)も含まれていて、現代のアメリカにおいて、今なお声楽教育 の現場に欠かせない教科書と目されている1冊、待望の日本語版で す。 http://www.panamusica.co.jp/ja/product/16656/ 結構、高い本だったのだが、ツイッターでいろいろ見ていると参考になりそうだったので、少し悩んだのだが買ってしまった。 また、手元に届いたらご報告いたします。
2015.03.29
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先週の金曜日、会社を休んで2年前右目白内障の手術をした大病院へ行き診察を受ける。で、5月14日に左目白内障の手術が決定し、そのために必要な検査を受け帰宅。今度、病院に行くのは手術当日となり、日帰り手術の予定・・・ そして今週、やはり左目があまり見えない状態だと仕事の疲れがけっこう残るようだ。仕事量もさほどでないので、早めに帰宅していたのだが、横になるとすぐに寝てしまうような状況・・・ それと重なって、2、3日前からの寒の戻りで喘息が復活・・・かなり咳き込んでいたのだが、昨日辺りから暖かくなってきたので、少し改善の兆し・・・まあ、医者に行くまでもなかったようだ。 しかし、50を超えてくるといろいろ身体にボロが出るなあ・・・今のところ絶好調なのは、頭の回転と声くらいかあ・・・ 話は変わって、今年の7月に広島へ「碑」を歌いに行くのだが、5月31日(日)に広島で練習に参加する。この交通費が馬鹿にならない・・・日帰りなのだが、新幹線を使うと片道18000円で往復36000円にもなる・・・ひえー・・・ということで、同じく広島へ一緒に行くMさんから、LCCを使うと安いという話を聴き調べてみると、成田から広島空港で往復13000円と格安・・・ということで、さっそくMさんと一緒にネット予約完了・・・安いなあと思っているところで、ドイツでLCCの墜落事故・・・少しビビるが、まあ仕方ないか・・・原因が副操縦士の自殺のようだし・・・ さて、今日は広友会の夜練習、そして明日は、いよいよカンタート公募の練習が午後2時から夜9時まで(長い)練習・・・少し譜読みしておかなければ・・・
2015.03.28
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多田作品「尾崎喜八の詩から」を歌うにあたって、3曲目「春愁」と終曲「かけす」の詩について考えてみた。まず、基本的なところで言えば、2曲とも日本の美しい原風景をバックに自分の心情を語っているように感じる。しかしながらその「心情」の部分が非常に読み取りにくい。例えば「春愁」で言えば、「静かに賢く老いる境地」ってどんな境地なのだろうか?「かけす」で言えば、「人間との地上の契の夢」って何?というところ・・・で、まず「春愁」について考えてみたところ、副題の出てくる「八木重吉」との関連に注目したとき、同じ多田作品で八木重吉の詩でつくられた名曲「雨」この曲の最後のテナーソロで歌われる部分雨があがるように、静かに死んでゆこうということで、春愁で歌われる「境地」とは、「死」を悟ったというか意識したというか、そういうことなんだろうか・・・と一旦、結論じみたものを持った。しかしながら、前回の練習における指揮者の説明で、「3曲目と6曲目は、関連付けられている」・・・あれ?「かけす」の詩のなかに「死」の要素は見当たらない・・ということで、振り出しにもどってしまった。そして今度は「かけす」の方について考えてみようとしたのだが、最初に書いたようにこの詩は難しくて何が言いたいのか私には理解できない。なので仕方なく視点を変え、「カケス」という鳥の特徴について調べてみると面白い特徴が書いてあった。カケスには貯食性があり、どんぐりなどをある場所に貯めて隠しておく。しかし全て貯めたどんぐりを食べてしまうのではなく、おそらく貯めたことを忘れてしまい、そしてその貯められた場所でどんぐりが芽を出し森が広がる。え、「忘れる」・・・この言葉が非常に心に引っかかり、突然ではあるのだが、中島みゆきさんの作った「傾斜」という曲が思い浮かんだ。(突然すいません・・・みゆきさん信者なもので・・・)で、その曲のサビの歌詞は・・・としをとるのはステキなことです。そうじゃないですか忘れっぽいのはステキなことです。そうじゃないですか悲しい記憶の数ばかり飽和の量より増えたなら忘れるよりほかないじゃありませんかこの歌詞、非常にネガティブではあるのだが、春愁の静かに賢く老いるということは満ちてくつろいだ願しい境地だと同じようなことを言っているのではないのだろうか、春愁の方はポジティブなのだが・・・とすると、「春愁」と「かけす」をつなぐキーワードとは、「忘れる」・・・私の父は、今年で80歳となるのだが、数年前までは自分の人生における仕事などについて恨みがましい発言をしていたのだが、物忘れが激しくなった最近では、そのような発言はまったく影を潜め、日々静かに過ごしているような感じがしている。自分から忘れるようにしたのか、加齢により忘れていったのかは本人しかわからないが・・・とりあえす、現状ではここまでしかわからないし、この考察があっているかどうかもわからない。また、「かけす」の方は、「人間と地上の契の夢」なんてよくわからない。しかし、歌を表現しようとしたとき、このようにいろいろ考えることは重要だということは言えるのではないだろうか。
2015.03.20
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最近、よく先生から指摘される私の欠点として・・・ 歌っているときに、下半身が安定していない、身体を下半身から動かすことでリズムをてっている。リズムは身体の中でとるべき・・・姿勢が安定しないと歌も安定しない。 と言われたので、気をつけていたのだが、どうしても下が安定せず動いてリズムをとってしまうようだ・・・ で、先ほど急に思いついたのだが、下半身を安定させるもっとも簡単な方法・・・そうか、座って歌えば下半身は動きようがないなあ・・・今まで基本的に座って歌うと、どうも高い声がスムーズに出ないような気がして、いつも立って歌っていたのだが・・・座って歌っても問題ないような発声で歌うべきではないだろうか・・・ よし、今度の練習から試しに座って歌ってみることにしてみるか・・・きちっとした姿勢で座って歌うのは、けっこう難しいのだが、やってみる価値はありそう・・・どうかな?
2015.03.18
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昨日は、浜離宮朝日ホールへJCAユースの演奏会へ行ってきた。この演奏会は、全日本合唱連盟の主催で今年が4回目となる。全国の16歳から28歳までの若手でオーディションを行い、38人を選抜し、世界の有名指揮者を招聘、火曜日から土曜日の本番までキャンプをはり音楽を仕上げるという形式を取る。 この形式をとる演奏会を、2回ほど聴いた感じでは、各個人の能力はとても高いのだが、常時活動を共にする超一流合唱団と比較してどうしても急仕上げになる分、アンサンブルの完成度に不満があった。これは、曲作りには熟成させる時間という要素が必要なのかと思っていたのだが・・・ しかし、今回の演奏はまったく素晴らしかった・・・最初の方では、すこし強烈な声を持つソプラノが飛び出した場面もあり、やはりアンサンブルにすこし問題があるのかと思ったのだが、それはその箇所だけで、他は素晴らしい個人能力を十分に生かしたアンサンブルを聴かせてくれた。 前半6曲は、南米やヨーロッパの宗教曲・・・最初っからステージ上にピアノはなく、全てアカペラということは理解したのだが・・・宗教曲らしい落ち着いた表現の曲もあれば、最後の「降り止まぬ雨」なんかは、楽譜を回収し暗譜、しかもかなりな動きを伴った振り付きでとても素晴らしい演奏・・・やはりこのような目的がある場合は暗譜は必要条件となる。しかし、この短いアンサンブル練習でよく暗譜できたのは、やはり若さの力か・・・ 後半は、ラテンアメリカの民謡などを主題としたポピュラーな曲・・・もう、ノリノリの演奏で素晴らしいの一言・・・テナーソロと合唱という曲もあったが、よくあの難しいテナーソロを安定して歌いきった実力にはとても関心した。 全体で言えば、一緒に聴いていた広友会セカンドパトリK氏も同意見だったのだが、アルトが突出して素晴らしい・・・コンビーニも同じなのだが、混声合唱でアルトが磐石だと、それだけでとても演奏が安定するようだ・・・ しかし、やはり一番重要なのは指揮者の手腕であろう・・・この短期間で、しかも国も違う若者に全く知らないと思われる南米の音楽を伝えきるとは・・・世界的合唱指揮者という呼び名に相応しい・・・ベネズエイラの女性指揮者、マリア・ギナンド氏・・・ そして、アンコールに歌ったのは、震災復興曲「花は咲く」・・・もう涙するしかない・・・ ただ一点残念だったのは、観客数・・・このような素晴らしい演奏会に400人程度の観客では、もうもったいないとしか言い様がない・・・
2015.03.15
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左目白内障で、ほとんど片目しか見えなくなっていくと、やはりいろいろ障害が出てくる。仕事は、ほとんどパソコン相手なのであまり影響はないのだが、外を出歩くと距離感がイマイチつかめないので、多少神経を使うことになってしまう。 ということで、日曜日の夕方に長距離移動を伴い、少人数で練習も厳しいKFSについては、白内障の手術が終わるまで休団ということにし、メーリスに連絡を入れておいた。KFSはしばらく本番がないので、ここは無理をして事故など起こしては元も子もないという判断・・・ しかし、広友会の方は、4月29日に紅白合唱合戦の本番があるため、休むわけにはいかない・・・というか、声の方は絶好調なのに歌うのを止めてしまうのはいかにも辛い・・・まあ、広友会の練習会場は自宅から30分程度で、KFSの1/3・・・しかも練習は土曜日・・・日曜日はゆっくり休養できるので、月曜日からの仕事に影響はない。 まあ、多分手術は早めにやってもらえると思うので、休団は長くてもGW明けまでくらいかな・・・
2015.03.13
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先日、定例の眼科へ行って診察を受けたところ、左目の白内障が急速に進行しているという診断・・・そろそろ手術が必要ですねと言われてしまった。 実は一昨年、右目の白内障が今回と同じように一気に進行しほとんど視力が無くなったところで、手術していたので、いずれ左目も同じだろうとは思っていた。 最近の医療技術の進歩はすごく、白内障の手術は約15分くらいで終わり、その日の内に帰宅できる。そして、次の日、眼帯を取ってしまえば今まで見えなくなっていたのが、綺麗に見えるようにはなる。そして仕事も眼帯をとってすぐ、室内であればできるのだが、せっかくなので少し仕事は休んだ。 一番嫌なのが、手術後一週間は、頭を洗うことができないことくらい・・・ 来週末には、手術した地域の大病院で診察を受け、手術の日程が決定される。現在はけっこう込み合っており3ヶ月待ちという話なのだが、前回は進行が早かったので2週間後には手術してもらった。今回もある程度早めにやってもらえるかな~ まあ、手術は平日なので合唱活動に影響はないと思われるので、まあいいか・・・おっと、6/16はタリススコラーズの演奏会があるので、ここだけは避けなければ・・・
2015.03.11
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度の土曜日、私が聴きに行く予定の演奏会です。 第4回JCAユースクワイア・コンサート ~ マリア・ギナンド 奇跡の音楽が日本に降り立つ! JCAユースクワイアは若き合唱人のための音楽プロジェクトです。海外から招聘した世界的な合唱指揮者の下で多様な合唱音楽を学び、その成果をコンサートで披露します。 今回の指揮者はベネズエラのMaria Guinand(マリア・ギナンド)氏。16世紀と現代の作品を対比させ、中南米各国の多彩な合唱作品を紹介します。 日 時 2015年3月14日(土) 開場 13:00 開演 13:30 会 場 浜離宮朝日ホール 4th JCA Youth Choir concert leaflet都営大江戸線「築地市場」駅下車 A2出口すぐ アクセス http://www.asahi-hall.jp/hamarikyu/access/ 入場料 2,100円 (全自由席・税込) 演奏曲 天国の喜び~聖母マリアに捧げる古いペルーの讃美歌 (エスカラーダ編) お誘いください、わたしを(フランシスコ・ゲレーロ作曲) 慈しみと愛のあるところ(モートン・ローリゼン作曲) 降り止まぬ雨(アルベルト・グラウ作曲) 鳩は間違っていた(カルロス・グアスタビーノ作曲) 孤独な魂の木(アントニオ・エステベス作曲) サルサ(オスカル・ガリアン作曲) 他 主 催 全日本合唱連盟、朝日新聞社 と、南米の指揮者による南米の合唱曲ということで、なかなか聴く機会はないので、行くことにしました。 チケットは、 <電話予約> 全日本合唱連盟 TEL 03-5540-7813(平日10:00~18:00) <オンライン予約> インターネットで入場券の予約ができます。>>> オンライン予約 【3月13日 19:00まで受付】
2015.03.08
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日本シベリウス協会主催のシベリウス生誕150年シリーズのメインとなる演奏会、クッレルヴォをすみだトリフォニーホールへ聴きに行ってきた。思えば、ちょうど8年前の2007年12月22日、同じ場所、同じオケ、同じ指揮者で男声合唱団の一員として歌った曲を、今回は客席で・・・ということで、とても楽しみにしていた。 その前段として、一昨日の日曜日にクッレルヴォの男声合唱を担当するフィンランディア男声合唱団LAULU-MIEHETとお江戸コラリアーずのジョイントコンサートを聴いた。その時の感想としては、LAULU-MIEHETは会場の響きを使わずかなりパワーで押してくる迫力のある演奏だと思ったし、現在日本の男声合唱の特徴である柔らかい響きで会場を鳴らすお江コラさんとの合同演奏では、アカペラということもあり見事な融合をみせた演奏で素晴らしかった。 さて、いよいよクッレルヴォの演奏が始まり、第一楽章、第二楽章と進むにつれオケとの共演で男声合唱としてどのような演奏を聴かせてくれるかと期待は高まるばかり・・・そしていよいよ男声合唱とソロが登場する第三楽章になり男声合唱が歌いだす。あ、会場が鳴り響くような響きはあまりないが、言葉はしっかり聞き取れるし音圧も十分、この演奏は完全にLAULU-MIEHETの音・・・しかし、すごいパワー・・・あの大編成のオケを前に置き、会場の響きをあまり使うことなく直接的に声を客席に届けてくる。オケの音の壁を後ろから突き破るような合唱・・・ 8年前の演奏は、全て日本人での演奏で男声合唱も会場の響きを十分使った演奏で、オケの音の上に乗せて客席まで届けるような演奏(だったと思う・・・歌っていたのでよく分からないのだが、お客さんの感想などを聴くとそのような演奏でけっこう好評だった) この違いはなんだろうと思ったときに、気がついたのが演奏前の合唱指揮者のヒュヨッキ氏と松原先生の対談での言葉、「ヨーロッパの男声合唱は屋外でも歌われていた」・・・なるほど、屋外では会場内とは違い響きなど使えない。直接、声を届けるしかないからか・・・ そして演奏は第五楽章・・・非常にドラマチックな場面を、疲れを知らないような迫力ある男声合唱で客席まで届けてくる。そして、引続きフィンランディア男声合唱付き・・・もう素晴らしいの一言・・・これが本場の重さか・・・とても素晴らしい演奏会だった。
2015.03.03
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今日は、フィンランディア男声合唱団LAULU-MIEHETとお江戸コラリアーずのジョイントコンサートを聴きに、めぐろパーシモンへ行ってきた。 これは、シベリウス生誕150年記念のいろいろなコンサートの一貫で、このジョイントで明後日の3/3(火)すみだトリフォニーホールで行われるクッレルヴォの演奏会(この演奏会も、もちろん聞きに行く予定)に出演する。 さて、今日のコンサート、第一ステージはおえこらさん単独ステージで、東洋民謡集4 池辺晋一郎作曲を演奏した。おえこらさんは、50人くらいオンステでフルメンバーではなかったのだが、今回の公演に合わせてメンバーを絞ってきたような感じ・・・演奏自体は、オンステにムラのある、おえこらさんとしては良い部類の演奏だったと思う。なかなかの難曲のようだったのだが、しっかり安定した演奏で良かったと思った。 第2、3ステージは、LAULU-MIEHETさんの単独ステージ・・・こちらも50人くらいのメンバーだったのだが、入場してきた瞬間・・・で、でかい・・・演奏した曲は、シベリウスをはじめ、フィンランドの作曲家の曲を中心に演奏された。最初に感じたのが、現在日本の男声合唱とは明らかに違う・・・あまり響きを使わず直接的な声が聞こえる。最初は異国の郷土料理を味わったように違和感があったのだが、曲を重ねるにしたがって耳が慣れてきたのか、良い感じになってきた。どうも各人の発声はあまり統一されていない感じ、綺麗に頭声に抜く人もいれば、かなり胸声でパワーで歌っている人もいたのだが、アンサンブルでは、最終的にはうまくまとまっていたように感じた。これが創立100年の歴史か・・・ 第4ステージは合同演奏、マデトヤとシベリウスの2曲を歌ったのだが、もう素晴らしかった。おえこらさんの柔らかい日本風の響きとフィンランドの深い伝統の男声合唱の響きが見事な融合を見せた。よもすれば分離してしまいそうな声をまとめ上げたのは、指揮者のマッティ・ヒヨッキの手腕か・・・特に、昨年末から聴くのが3回目になるシベリウスの名曲「舟旅」は名演だった。 そしてアンコール・・・100人のメンバーが通路を客席へ降りて散らばり歌ったのが、「フィンランディア賛歌」・・・思わず客席で一緒に歌いだしそうになったのだが、なんとか抑え聞いているうちに泣きそうに・・・ さて、明後日のクッレルヴォにそなえ、7年前の演奏会のDVDを見て復習しておくか・・・
2015.03.01
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