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間もなく仕事モードに切り替えなので、何も出掛ける予定のない日ぐらいは、できるだけ出掛けずに家でぼんやり過ごしたい。一昨日まで体調が悪く、久しぶりにモワモワとすっきりしない時を過ごしてた。やっとそこから抜け出した感じ。体力はまだ完全とはいかないが、食欲だけはある。冷たいモノについ走りがちなのだが、そんな時こそ温かいモノでも飲んだりして。今日はどうやらいつもより暑かったようだ。関東で今年初の真夏日を記録した模様。暫く梅雨の中休みが続くとかで暑いらしい。雨の外出は面倒だが、あまり暑すぎるのもなぁ。次の勤務期間、何を着ればいいのか悩む。職業柄服装は全く自由なのだが、あまりにもラフな格好は失礼になるし。さーてどうしたものか。そんなことをダラダラ考えてたら、視界に何かが入った。バルコニーの方に目をやると、上から球体が大小次々降って来る。“しゃぼんだま”である。実は数日前も同じことが起きた。あの時は初めてだったんで、かなりビックリした。この前もすごく晴れた暑い日だったのだけど、次々舞い降りて来るそれを目の端でキャッチした時「え゛っ、雪? 霰?!」と本気で驚いたくらいだ(恥)。今回は2度めだったから、全然余裕の構えであった(大げさな)。多分だが、上の階の子供さんがバルコニーで飛ばしてるんだろう。この前こっそりバルコニーに出てみたが、子供のはしゃぐ気配もなく、ただそれは静かに風に吹かれてた。大きいの小さいの、どんどんどんどん降って来る。その瞬間を(ブログ用に)ケータイで撮ろうとしたのだが、なかなか決定的なモノが撮れない。儚くて、手に掴めないから、やけに綺麗で可愛くて。結局今日も、何も撮れずに、しゃぼんは消えた。下でシャッターチャンスに汗してる人間がいるなんてきっと、知らずにいるよね、上の人(笑)。外は日差しが強く照りつけてたけど、思わぬしゃぼんのプレゼントに、私いっとき暑さを忘れてた。ありがとね、どこかの誰かさん。私もしゃぼんだま、飛ばしてみようかな(ヤバ過ぎ)。夕方。特に何もする気も起きず、また音の昔箱を漁り、今日の気分にふさわしい1枚を選ぶ。 大貫妙子『NEW BEST』 ('94.11.23リリース) NHKの深夜、ものすごく遅い時間(というか朝に近い時間)。東京の下町風景の映像に添えて彼女の音楽が延々と流れている時がある。何度も“映像散歩”のようなその番組を観てるのだが、大貫妙子と矢野顕子のに当たる確率がやたら高い。スタッフの趣味なのか? 何の理由にせよ、ああいう静かな時間に聴くのにピッタリな声、である。なんとなく、しゃぼんの泡に似てるよな。そんなにしょっちゅうは聴かないけれど、いつ聴いてもふんわりと温かく優しく包んでくれる。彼女の楽曲はどれも決して派手ではないが、絵画を観た時のような余韻を残す。明日も天気はいいようだ。何をして過ごすとするかな。★ ★ ★ ★ ★今日のひとこと。「そんな魔女爪で料理は…。」
2006.06.28
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3ヶ月ぶりに昨日の午後、表参道へ。いつもの美容院で爆発寸前の髪型を、まともにしてもらう。前回乙女な気分?だったんで、襟足を珍しく残してもらったのだが、3ヶ月の間に伸びるだけ伸び、天パーな髪は名古屋嬢並みのカールで好き勝手に首に巻きつくんで、うっとおしくなり、ザックリやってもらった。でもそんなに切るつもりはなかった。顎のラインに揃うボブ程度のつもりが、Оさんのノリに任せてたら、あっという間に夏仕様のショートが完成。足元に落ちた髪の量の多いこと! 最後の仕上げをしたOさんは満足そうにひとこと。「まー、アレンジは色々できるんだけどー。大竹しのぶ風、って感じかな♪」 なるほど。今回はそーきたか。大竹しのぶってのは、ちょっと微妙な例えだが、ああいう髪型も嫌いじゃないんで、まーヨシとするか。頭が軽くなって心も軽くなった。お腹がすいてきたんで、ちょこっと食べる場所を探す。表参道ヒルズにも立ち寄って一周してみた。前回来た時は、平日土砂降りの夕方だったけど、すごい混みようで。それが3ヶ月経つとこの有様なのか、やっぱり。会社帰りの人や観光客らしき人達がやって来てはいるものの、全体に何とも言えぬ寂しさが漂っている。あの時行列だった有名飲食店フロアも、空席が目立つ。店員さんの呼び込みが、空しく響く。安かったら入るんだけど、器ばかりに気合が入ってて、値段が高いんだもん。結局いつものお店まで足を伸ばす。やっぱ外の見えない照明の暗いレストランより、外を感じられるココの方がいいや。以前はAPETITOとゆー名前で、焼きたてパンをテイクアウトできてイートイン(ランチプレート類もアリ)もできる場所だったのが、最近のカフェブームに乗りリニューアルしたらしく、APETITO Cafe(アペティートカフェ&ブレッド)と名前を変え、内装もややコじゃれた雰囲気に。パンもなかなか美味しかったのに、パンの販売コーナーはテーブル席へと変わり、前より座席数が増えてスッキリした感じ。ランチプレートも以前より種類が増えて、お腹に溜まるメニューができた。その中の「デリ&キッシュ」950円(多分日替わり)を、前に食べて結構キッシュが気に入ったので、今回も。キッシュの上にはトマト仕立てのソース、中にはブロッコリーが入ってた。グリーンサラダのモッツァレラチーズが何気にいいアクセントになってる。スープは大好きなお豆が入っててヘルシー。これに飲み物例えばホットコーヒーみたいなのをつけると、1300円位のランチ。まー、表参道だから。ケチな私はセルフの水で安く済ませた。あんなに好きだった表参道だったけど、ビブレも鉄屑になり、好きなカジュアルブティックも消えてしまった今、何だか懐かしい景色がなくなった気がして、すぐに渋谷に戻ってしまった。空しさを埋めるように、東横のれん街の「ブールミッシュ」で好物シブーストをゲット。 いつ食べてもおいしいわ、これは。でもちょっと何かが違う。暫く食べないうちに、アレンジされてしまったようだ。見た目は果肉も増えて美味しそうになったが、口に入れた時の感動は、前より小さくなった。改良しすぎな気もする。もうあの頃のあの味は、消えてしまったのか。なんだかちょっと、ホロリとなった。★ ★ ★ ★ ★今日のひとこと。「身体だるい。」
2006.06.23
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待ちきれなくて土曜日の午後、江ノ電に揺られ咲きたての紫陽花を観に行く。鎌倉駅で江ノ電に乗り換えようとしたら、既にそこから人でいっぱい。覚悟はしていたが、やはりみんなこの一時の晴れ間を目掛けてやって来たようだ。江ノ電ホームは、あっという間に朝のラッシュ状態に。去年もちょうど同じ頃、同じようにココで並んだが、最初に来た電車になんとか乗れた分、あの時よりはほんの少しマシかな。いつもより長くなった(白い臨時車両が付け足してある)緑の電車は、ちょっと重そうにゴトゴトと民家の軒先スレスレを駆け抜ける。長谷駅で長谷寺目当ての観光客がドッと降り、そして私達の目的地・極楽寺駅で残りのほとんどが降りた。初めて降りた極楽寺駅は、どこか田舎の山の中の駅みたく、線路の傍に小川のセセラギが聞こえ、ホーム目の前の壁を青葉が蔦のようにビッシリ埋め尽くしている。改札を抜けたら、左斜め前方に早くも紫陽花の大群が。普通の民家の庭先に、たくましく美しく。私達を歓迎してくれてるみたいな咲きっぷり(近所の人達にとっては、この時期騒々しくて大迷惑なのかも…)。そこから歩いて数分の所に成就院という何とも素敵な名前の寺が在る。ココは108段の石段の脇にある紫陽花と由比ヶ浜の海とをセットで観れるので、この時期の観光客が多い。それに本尊は縁結び不動明王さまってことでか、若いカップルも目立つ。肌見せノースリーブ&素足にミュール履きで神聖な寺にやって来るとは大した度胸だが、彼・彼女達の目には一体どんな景色が映ってるのだろう。お目当ての紫陽花は、残念ながら1週間ぐらい早かったかな~という感じ。去年長谷寺で観た時の感動には程遠く、「こんなもん…か」と思ってしまった。いや綺麗だったんだけど、紫陽花の名所のひとつと聞いて期待しすぎたせいか、意外にもあっさり目で、しかも狭い石段の坂道にぎっしり人が詰まってて、紫陽花をゆっくり愛でる暇もない。パンダを生で観た事ないが、パンダブームの頃の上野動物園の見学風景を思い出した。例えが思いっきり古くて自分でもビックリだが。観せていただいたお礼に本堂で軽く参拝して、駅まで戻る。今度は駅のすぐ裏手に在る極楽寺へ。その昔は地獄谷と呼ばれたらしいが、境内はゆったりとした空気が流れ茶処も在り、季節の花々で埋め尽くされた私好みの空間だった。拝観料はなく自由に出入りできるのだが、扉は頭を下げて腰を曲げ潜らなければならず(入る時と出る時に、自然にお辞儀する姿勢になるよう狙って作られたのではないかと思う)、境内での撮影も写生も固く禁じられており(撮影しまくってる非常識人もチラホラたいが)、この寺の強い意志を感じ、どこかの遊園地に行くよな気分でホイホイ寺に来てはいけないなぁ~と反省しつつ、再び江ノ電に乗る。江ノ島駅で降り、いつものように江の島へ渡る。紫陽花めぐりとセットなのか、ココも人がいっぱい。仲見世通りに一歩入ると、人混みの中、あちこちに島猫を発見 蒸し暑いけど風のある天気のいい日だったから、猫にも過ごしやすかったのか。居眠り中の猫、食事中の猫、毛繕い中の猫、にらみ合い中の猫…こんなに色んな猫を見れたのは、初めてのことだ。途中、首輪をつけた毛並みのいい大きな猫が、木登り屋根に飛び移り屋根のてっぺんで周囲を眺め屋根から下りれなくて困りなんとか木に移り地面に着地…という現場に遭遇。そのコはずっと見守っていた私達にお礼を言うように自分から近づいてきて、ダンナの差し出した手に長いしっぽをくるりと巻きつけた後、何事もなかったかのように仲間の元へ行ってしまった。 島の途中で折り返し、今来た坂道をまた戻る。少し雲行きが怪しくなってきた。風も湿り気を帯びていて、雨が近いことを知らせてる。石段をひょいひょいと駆け下りながら、入口へと急ぐ。あちこちに紫陽花が大輪の花を咲かせてる。名所と呼ばれる花よりも、自由にダイナミックに見えるのは、気のせいだろうか。わざわざ混んでる名所に行かなくても、良かったのかもしれない。島の入口に辿り着いた頃。それを待っていたように生暖かい雨が勢いを増した。次々に開く色とりどりの傘の花。次々とそれは重なって、まるで紫陽花のようだった。【旅のひとこま。】http://www.imagegateway.net/a?i=wnpmMbyCLq にこの日の『紫陽花めぐり』追加しました。どうぞ寄ってってくださいまし。今回は猫てんこ盛りとなっております。の画像同様、画像上に触れると簡単なコメント出ます。★ ★ ★ ★ ★今日のひとこと。「挨拶できない大人、ってどうなのよ?」
2006.06.19
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ずっと前に買ってたにも関わらず、昨日まで放置してたあの本をやっと読んだ。仕事で吐くほど活字と向き合ってると、家に帰ってまでわざわざぶ厚い本を読みたいと思わなくなるってゆーか。単純に視力が弱く目がすぐ疲れるからってのもあるけど、本当にこの数年、ほとんど書籍を読まずにきてしまった。本の虫であるダンナが、「これ面白いよ、読んでみて」と薦めてくれた本も、何ひとつ読めてない。そんな最低な大人だ。それは自分にも分かってる。そんな私が珍しく、半日で一気に読み終えたのが大好きなリリーさんの『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』。随分前から世間で話題になってたので、色んな特番や雑誌のインタビューをチェックしすぎて、すっかり読んだ気になっていた。でも昨日はなんか、「読みたい気分」になっていた。その勢いを利用して、読書開始。あまりにも期待しすぎてたのか、はっきり言って最初の数ページで飽きていた。リリーさんの喋りやコラムの言葉のセンスは好きなんだけど、私が彼を初めて知ったのは編集者になりたての頃で。当時の彼と言ったら、今NHK教育でやってるこっち系よりももっとナンセンスギャグ満載のくだらない(失礼)イラストや漫画を描いていた。だから彼が真面目なテーマで事実に基づく文章を書くということに、ちょっと違和感のようなモノを抱いたのかも。ってゆーか、正直あまり文章がうまくないなぁと思った。文章の組み立てと言うより、流れとかリズム…かな。記憶の糸を辿りながら書いたのかもしれないが、物事の場面が突然飛んだりするので、読んでてスムーズじゃない。それが彼の若かりし頃の動揺や不器用さを表してていいとも思う。しかし実際書いてるのは、現在の彼なわけで…。私みたいな読書しない人間が言える立場じゃないとは思うが、最初の数ページを読んでの感想は、そんなモヤモヤしたものだった。今年の『本屋大賞』に選ばれた時、生番組の某コメンテーターは「こんな本が書店のプロともあろう人達(店員さん)に一番支持されたのが、情けない。もっと他にいい本があるのに」みたいなことをチクリと言った。全くその通りなのかもしれない。もっと世の中に、沢山名作と言われる作品はある、だろう。けど読み進めるうち、彼の世界に思った以上に引き込まれていった。そして何度も何度も何度も、涙がポロポロボロボロダーダー流れ、一冊読み終わった頃には目の水分が飛んでしまったように白目がヒリヒリ。ついでに頭まで重く痛くなってしまった。ドキュメンタリー番組とかですぐ泣いちゃう単純な私でも、こんなにひっきりなし泣いていたのは、ホントにウン年ぶりのこと。多分、この本でここまで泣いてる人もそんなに居ないと思う。じゃあなぜこんなに泣けたのか。それは彼と私のいくつかの共通点を見つけてしまったから、だ。育った環境や家族構成は違うけれど、同じ九州の田舎町で育ったということだけでも親近感が湧くが、本のほとんどを占める言語が方言で、しかも私の地元とそれ程変わりないので、あっという間に感情移入できてしまった。その上、彼の青春時代の一部の想い出が、私の住む街の中に在ったことに驚いた。本の中で描かれたその景色を、私もよく知っている…それがひどく衝撃的で。歳もわりと近いから、私が実家で青春時代を過ごた頃に彼も同じようにあの街の澄んだ青空と空気に触れて、何かを目指し、迷い、日々もがいてたのかと思っただけで、胸がザワついた。上京してからのことも、特に就職前後のあたり。同じように音楽や出版社という世界に入った身なので、彼の当時の気持ちが妙にリアルに伝わってくる。時々出てくる仕事関係の人達のイニシャルも、「もしやあの人のことじゃないかな」と思うモノも何個かあり、どんどん距離が縮まった。タイトルの「東京タワー」に対する想いも近い。私の東京も全てあのとんがりに象徴されている。そんな奇妙な類似点と共に、私の一番弱点かもしれない家族&信頼できる仲間ネタが綴られている。こんなモノ読んでしまったら、涙がいくらあっても足りない。泣くつもりなんか全然なかった。なんかつまんなさそうだ…と本を買ったことを後悔しかけた。そんな私が泣かされた。ボロボロダーダー泣かされた。事実ほど心動かされるモノはない、家族ほど心強い存在はない(モチロン親友も、だが)。最後までぎこちない文章だったけど、包み隠さずありのままに綴られた(であろう)この一冊に、自分の今とこれからを色々と考えさせられた。週末は父の日。今日プレゼントを贈った。届いた頃、父に電話しよう。いっぱいいっぱい話をしよう。前と同じ事でも世間話でもいい。日頃孝行できない分、父の話を聞いてあげよう。そんな気持ちにさせた本。★ ★ ★ ★ ★今日のひとこと。「先生やっぱりサーファーだったんだ。」
2006.06.15
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既に寝不足気味、である。明け方のは翌日再放送もあるしってことで、今のトコ生放送は観ないでいるが、それ以外はできるだけ生でチェックしたいのだ。サッカーの試合90分+α分を観終わってまたサッカー観る、ってのは結構ツライ。野球とは違い展開がスピーディーなんで、ちょっと目を離した隙に誰かが得点決めてる、なんてことになるから悲惨。直ぐ後にリピートでそのシーンが流れても、リアルタイムでその瞬間を確認した時ほどの興奮はない。だからサッカー観戦は、試合前とハーフタイムの間に、“すべきコト”はしておかなくてはならないわけだ。私に限って言えば、どっちつかずの停滞気味の試合の最中、突然生理現象をもよおしたら要注意。トイレでひと息ついてる間に、必ず得点されてしまう。あの時の悔しさと言ったら! だからW杯だけは絶対、そんな間抜けなことにならないようにしたい。昨日のメキシコ×イラン戦は、かなり面白かった。メキシコには愛しのボルヘッティ(渡部篤郎にタバスコかけて渋~ぅくしたよな男前(←どんなだ?)が居るし、イランチームは日本との試合を何度も観てるから、何気に知ってる選手が多い。それだけでも結構楽しめるのに、試合自体の雰囲気が、初日から今までの私が観た中で、一番ワクワクした。この試合の直前まで爆睡してたダンナも、のそのそ起きてきて一緒に観たのだが、「起きて良かった~♪」と滑り込み観戦に目を輝かせていたくらい。FIFAランキング4位のメキシコにイランが劣ってないとゆーか、すごくいいリズムでゲームが展開してて、観る側を飽きさせない。サッカーの対戦チームにも“相性”みたいなのがあるらしく、どんなに両者がいい技術をもってても、勢いというか波の乗り方がギクシャクしてると、観てるこっちはすっごく辛くなる。そういう意味ではこの2チームは、いい相性だったのかもしれない。ま、後半にはピッチの暑さとスタミナ消耗で、イランチームもだいぶ動きにキレがなくなってしまったものの。35歳や37歳(!)のベテラン選手がフル出場で、しかも中心になって頑張ってる姿は、励みになるってゆーか、何かしらパワーをもらった気がする。ついさっき、日本代表のオーストラリア戦先発メンバーが発表された。あと1時間すれば、日本中が熱気に包まれる…のか? 残念ながら4年前の日韓W杯ほどの盛り上がりを身近で全く感じられないので、周りがどんだけこの試合を待ち構えてるのか、さっぱり判らない。流行りモン好きの日本人らしいって言えばそうも言えるが、あの時の歓声や黄色い声は、どこへ行ってしまったんだろう。インテリ男前の“ツネ様効果”も、今回はあまり期待できないのか? まーいいや。一時のブームだけで不自然に騒がれてもかえって面白くないし。サッカーをそして選手達を心から愛する人だけでもいいから、精一杯応援して共に盛り上がりましょ! 筋書きのないドラマに、今宵も大いに胸膨らませつつ。それにしても。カイザースラウテルン………………W杯終わるまでに、ちゃんと言えるようになるか微妙だ。★ ★ ★ ★ ★今日のひとこと。「去る者はやっぱ追わないに限る。形ないモノも、いつかは壊れるものなのね」
2006.06.12
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なりました。午前0時の合図とともに、ダンナからお祝いのひと言。祝いってよりか、彼は約1ヵ月の間だけ“同い年”になるのを、ただ愉快がってるだけって感じだけどー。とにかく、新しい私のスタート、なのである。今朝起きたらものすっごい寝不足の、腫れぼったい悲惨な目つきをしてて、最悪な目覚めだったのは置いといて。予告どおり梅雨入りで、シトシトと雨の降る、静かな1日の始まりだった。実は去年まで大学時代の親友二人と、互いのその日にプレゼントを贈り合うのが当たり前になってて。てか多分、贈り物好きな私が勝手に彼女達に毎年贈り物を続けてたから、彼女達も従うしかないって雰囲気だったんだろうが。毎年この日になると、朝イチで宅配便に起こされ、嬉しい届け物に胸を躍らせていた。でも、去年話し合って「もう止めよう」ってことになっちゃった。みんな結婚によって環境が変わり、日々の暮らしに追われる中で、会いたくても会うことができず、ただブレゼントを贈り合うことに、疑問を抱いてたんだと思う。私は単に「誰かのことを考えて、誰かのために贈り物を選ぶという行為」自体がとても好きなので、かなり毎年楽しみにしてたんだけど…。モノだけじゃないよね、相手との絆を繋ぐ手段て。それにハッとさせられた。「止めよう」と言われた時は一瞬ショックだったけど、私達の関係がこれで全部変わるわけじゃないのだし、今までどおり、その日が来たら同じ気持ちで相手を想い、その幸せをそっと祈ればいい。そう思うことにした。そんなこともあり、今年はとても静かな幕開け。この歳にもなると、実家の親達でさえ、何も言ってこないからね。自分の娘の生まれた日、覚えてんだか何なんだか。そんななのに「おめでとう!」とやったら明るく気合入ってるのが、会員登録してるネットショップとかからのお祝いe-cardだったりして。ああ何てカワイソウな女だろう。まぁそれでもちょっとは嬉しい。どんなに歳とっても、「おめでとう」って言葉の響きは、人をあったかい気持ちにさせるね、うんうん。えっと。毎年この日をきっかけに、大なり小なり何かしら目標立ててみたりするんだけど。去年は当日バッチリ身なりを整えて、写真屋さんで証明写真を撮った。その写真を履歴書に貼って、数日後面接に行ったのだ、今の派遣会社に。1年経った今、あの時の決心はなんとか実を結んだというか、年齢的にもギリギリなのは承知の上で社会へ挑戦(大げさだなー)したのは、我ながら勇気ある行動?だったと思ってる。だからこれからも何事に於いても「歳だから」ってのを理由に、諦めたりしたくない。いやでも“ミニスカートになろう”とか、そんな無茶はしないから。でも女を諦めたくはない。傍から見たら完全に“おばちゃん”扱いなんだとしても、常に“大人の女性”としての姿勢は崩さずに背筋伸ばしてシャンと生きたい。新しい段階へ進む前に、唯一できなかったことと言えば、妊娠&出産ぐらいかな? 今後は年齢的にも体力的にもますますその可能性が失われるんで、しかも婦人病抱えてるんで、女として一般的に可能と見なされてることを、体力と若さのあるうちにしないで過ごしてしまったのは今となっては惜しい気もする。ちゃんと産めてたら持病に悩まなかったかもしれないし。もしかしたら人間1人を産み出すことによって、私の人生全然違う方向にガラリと変わったのかもしれないな。けど、私は“そのことの代わりの何か”を神様から与えられてるんだって思うことにして、これから先の人生で「私は何をするために生かされているのか」、真面目にじっくり考えながら日々を楽しみたい。そのためにも、何かまた、新たな目標見つけたい。仕事は今の調子でプライベートとのバランスを取りつつ続けるとして。体調管理もちゃんとして、持病を理由に逃げることなく挑戦を恐れることなく、前だけを見て。数日中に見つけよう。英語の勉強、去年投げ出した分も取り戻したい。それを含めて何かグワッと“熱く”なれるもの。「ちょいワルおやじ」に対抗して「ちょいワル熟女」ってのもいいかもしんない。オバサンなんて言わせないフェロモン出しまくり。遊んで学んで食い気も色気も忘れず潤いながら、毎日笑って生きてたい。人生、何度でも、いつからでも、始められるんだから。後ろ振り向いたら負けだ。枯れてなんか、やるものか。★ ★ ★ ★ ★今日のひとこと。「そろそろ準備、しときますか。」
2006.06.09
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月末から続いてた仕事がやっと終わった。前にも書いたが、連続出勤は一気に生活が乱れる。1日目の疲れが2日目、3日目とどんどん体の中に蓄積されて、それを毎朝のユ○ンケルや出勤前の安いコーヒーで何とか立ち直らせる。そんなことを毎日繰り返し、やっと自由の身になった。独身の頃は生活や体調がどんなに乱れようと、私ひとりに振りかかるだけだったから、自分さえ耐えれば乗り越えられたけれど。今はダンナが居る身なので、彼の健康面とか色々と影響を与えてしまって申し訳ない。さすがにちょっと睡眠不足が続いてるよう。せめて食生活だけでも、元通りにしてあげなくては。いやでも、仕事は楽しかった。相変わらず地味な作業を黙々と進めてくわけなんだが、今回は任された雑誌の内容が、どれもかなり面白かったので、世に発表される前にそれをじっくり読めただけでも満足。読み捨てられる雑誌は書籍に比べると程度は低いのかもしれないが、読んで損するなんてことはない。逆に知らない世界をちょっとずつ見れるから、私みたいな“知ったかぶり”な人間には、ちょうどいい。やっぱり私って、書籍より雑誌ってものの形体が好きなのかも。あの印刷したての薬品臭い紙のニオイも、自分の原点に返ったみたいで妙に懐かしくなる。それに。派遣された町が、ココで良かったとも思う。もうちょっと家から近かったら、本当にありがたいんだけど、それを除いても、大好きなあのエリアの景色に溶け込める時間を時々持てるのが、かなり嬉しい。 この前はひとつお気に入りになりそうなカフェを見つけた。白を基調にしたインテリアで、外国の写真を飾ったり、外国の音楽を流したり…いわゆる今時のオシャレ系店構えなのだが、何と言っても最高なのが、ここの店員のお姉さん。ほわんとした雰囲気の素敵な女性で、常連客で占められた店に初めて入った私にも、笑顔で接してくれて、私が訊いたことに対してもひとつひとつ丁寧に応じてくれた。それに、大型液晶テレビが壁にかかってて、そこにサッカーの試合映像が垂れ流し状態(音はオフ)で。この前のはセリエAの試合で、ベーグルを頬張りながら、試合の最後まで見入ってしまった。ファミレス休憩に飽き飽きしてた頃だけに、この店と縁ができたことで、次からの仕事の楽しみがまた増えてしまい、ちょっと得した気分になった。しかも都会なのに安心価格で美味しいし。全然関係ないが、この前の夜。電車待ちしてたホームの掲示板で、こんなモノ見つけてしまった。こんなお姫様は、イヤだー! いやま、それだけなんだけど。なんか今時こんなベタな落書きする人、いるんだなぁと思ったもので。塾帰りのぼっちゃん嬢ちゃんが多いので、子供のイタズラかな? おっさんのイタズラだったら…ストレス溜まってるんだなぁ…と同情したくなるが(苦笑)。私の中距離通勤ストレスは、帰りにこのコ達↓に癒されて解消してた。程好くいい季節になったので、猫達も公園で集会がさかんに。おととい久しぶりにボス達全員集合で、私をお出迎えしてくれた。疲れて帰って来ても、いつものあの角を曲がると彼等が居るから、ホッとする。これもまた、仕事期間の楽しみのひとつ。 そして、再び月末までオフモード。たいして予定は入れないつもりだが、今月はふふふ。私にとっては、大きな節目&イベント有りのワクワク感たっぷりの月なのだー。さて、いよいよあと1時間で、日付が変わる。関東地方では明日には梅雨入り間違いなし!とのこと。W杯の開幕日と共に梅雨がやって来るのは、恒例のようなものだから。ついでに言うと、私も始まる。新しい1年の始まりが、色んな始まりと同時なのはなんとも賑やかで、お祭り好きにはたまらない。さぁ、明日の朝目覚めたら。何が変わってるのだろう。何も変わらないとは思うけど、このお腹の底から湧いてくるドキドキ感は、一体何を意味しているんだろう。★ ★ ★ ★ ★今日のひとこと。「サムライブルー。 」
2006.06.08
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夜遅く。仕事からの帰り道、紫陽花が色づき始めたのを眺めなが歩くのが最近の楽しみ。駅からの並木道や公園そして民家の庭々…こんなに紫陽花の開花が待ち遠しくなったのも、この町に引っ越してからだ。昼間に見るとまだ、ただ白っぽくって、その愛らしさも目立たないんだけど。深夜に薄暗い月夜の中に浮かぶソレは、淡い光に照らされてほんのりと色っぽく、やけに美しい。 紫陽花は気温や土の質や水によって色が変化するとか聞いたことがあるが、今白いこの花たちが、この後どんな色に変わってくのか、それを待つのも楽しみで。疲れた重い身体で帰る時、彼らに迎えられてホッと癒されてる自分がいる。今日は1日オフだった。ダンナをいつもの時間に送り出した後、午後からバルコニーに出て、ひと仕事。2年ぐらい前にその当時の家の近所の園芸店で衝動買いした万両のケアに専念。今年初めて無事赤い実を沢山つけけてくれたのだが、さすがに5月を過ぎたので、思い切って実を外した。ぷっくりまぁるくツヤツヤの赤い実は、とても美味しそうなのだが食用じゃない。だけど手袋をはめて実をとってると、何やら“収穫”してる気分になる。“さくらんぼ狩り”ってこんな感じなのかしら?とか、勝手に想像しつつ。 葉っぱだけになってしまった万両は、ひと回り大きめの新しい鉢に植え替えるためお引っ越し。ホントはもっと早くココまでやっとくべきだったのだ。予定通り6月中に花咲かせてくれるだろうか。ちょっと心配だけど、また来年も赤い実をいっぱいつけてくれますように。我が家の幸福のためにも!幸福と言えば。去年引っ越し直後に買ったマリーゴールドが、この春ぎっしり種を撒き散らして、新しい花を次々と咲かせている。庭があったらなー。今植えてある鉢が小さすぎるので、なんとか早めに植え替えしてあげたいものだ。なかなか土いじりする暇がないんだけども。はぁ~いつになるやら。 でも、土いじりって意外と楽しいもんだ。なんか夢中になってしまう。FMのジャズを聴きながら、黙々と花と向き合う時間…結構好きだ。土のニオイをこんなに身近にすることも中々ないしね。そうそう。もうひとつ、最近出合った花の話。会社近くの豪邸?の塀から、道路側に垂れ下がってる花の束(白地に赤い縦模様)がある。その前を通るとものすごく濃厚な鼻の奥までツーン!と突き刺さる香りが漂っている。カサブランカみたいな大きさのユリの一種だと思う。いつもそこを通るのは、夜遅い帰りの時間帯なので、ちゃんと立ち止まって確認したわけではないが…。とにかくあのニオイはキツイ。見た目ゴージャスでだが、病院のお見舞いには絶対に持って行っちゃいけない…てか、庭に咲かせるのも考えモノだ。いや、泥棒避けにはなるかもしんない。泥棒以外も寄りつかなくなりそうだけど(苦笑)。★ ★ ★ ★ ★今日のひとこと。「ああ、遂に。1週間切っちゃったなー。」
2006.06.03
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