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晴れてるークーラーをつけたいと思う程ではない。部屋の中は直射日光もなく過ごしやすいのだが、窓を開けると風もなくそこにとどまったままの熱気に夏を感じる。今とっても観たい映画が1つあるんで、今日は都内某所の映画館に“おひとりさま映画鑑賞”(水曜は1000円デー)しに行くつもりだったが、だいぶ暑そうなので早くも挫けた。昨日はダンナの仕事の関係で、『めざましテレビ』をやってる時間に珍しく早く起きたのだけど、窓の外は一面、幻想的な霧の世界で。ヒグラシとかも鳴いてるし、辺りは静まり返ってるしで、まるで夏のキャンプ場?そんな涼しい朝だった。先週末あたりから我が家の周りにお留守が増えてたり、子供達がビニールプールで水遊びしてるのとかを見かけるようになり、巷は夏休みなんだなぁと感じたりもする。それでも関東地方の梅雨は8月まで続くという。気のせいか周辺の道が混んでない。去年の今頃は、海へと向かう県外ナンバー(何気に埼玉が目立つ)の車が、数珠繋ぎで並んでたのに。私の胃は季節を先取りしてる模様。ここんとこ食欲がない。消化も遅め。お腹はちゃんと空くし食べることは食べるんだけど、「食べたい!」とゆー欲がなんだか失せてるみたい。今までが食べすぎなだけだ、って話もあるが 買い物や食事に行っても「とりあえずお腹がたまればいいや」的に食事が面倒くさくなってるのがやや気になる。私から食べる楽しみを取ってしまったら、一体何が残るとゆーのだ来週からまたひと仕事。担当者に「空いてる」と告げてた分だけ残らず出勤に 「すべて動けますよね?」と念を押され、思わず後ずさりしそうになった最近すぐにネジが緩んでくるので、仕事の朝は特に気合が必要だ。年々思い通りに動かなくなってく心と体に愕然とする。毎日継続して何かを続けることが、こんなにも大変だったのかと思い知らされる今日この頃。暑いとか寒いとか、そんなつまらない理由で気持ちがすぐ萎える。マツケンとかしげる松崎とか年齢的には完全にオッサンなのに、なんだかスゴイ生命力(生殖力か(苦笑)なのにね 目標に向かって突き進もうとする情熱は今や風前の灯状態だけど、時には今日の空の青さのように、まぶしい夏の太陽のように、パリっとシャキっと背筋を伸ばして、生きてる実感を噛みしめたいもんだ。この山を越える頃、いや、その坂道の途中で“夏到来の声”を聞くだろう。あとひと踏ん張りすれば、私にも夏休みがやって来る。そしたら思いっきりダラケてやるぞ、と★ ★ ★ ★ ★今日のひとこと。「有○さつきのへ文字眉。」
2006.07.26
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この連休中に前々から用意してた絵を部屋に、やっと飾ることができた。お義父さんが生前に趣味で描き続けた作品が、ダンナの実家に大事に沢山遺されている。近い将来義母がこちらに来てその家を手放す時になったら、「荷物になるから処分する」とお義母さん。この前会ったら早速作品をカメラで撮ったらしく、ミニアルバムを見せてくれた。全てに絵のサイズも丁寧に記入されていた。本当は捨てたくないんだと思う。だって世界にたった1つだけの、お義父さんの生きた証なんだもん。そんな想いを薄々感じ取っていたから私は、その中の油絵の風景画を2枚選び、お義母さんに送ってもらった。これとは別に卓上サイズのお義父さんの油絵が1つ、結婚当初から我が家にはある。それよりもずっとサイズの大きいちゃんと額に入った作品を、1つはリビングの壁に、もう1つは寝室の壁に飾ることに決めた。新居に移り住む時、部屋ごとに絵を飾りたいと2人で話していた。「お義父さんの絵を飾ろう♪」と言い出したのは私。なぜあの時そんなことを言ったのか自分でもよく分からない。彼や彼の家族に気を遣ったというわけでもないが、長年住み続けたあの家を私達の代で継げないことに、○○家の皆さんに申し訳ないという(名ばかりの)長男の嫁心がなかったと言えば嘘になる。ココの暮らしが落ち着いてきた頃、1度は有名作家の絵の複製を買おうって方で話が盛り上がり、実際にネットで絵をあれこれ調べたりもした。けれど結局、コピーは所詮コピーでしかない(質感とかがホンモノと全く違うし)ってことで、そんなモノにウン万円も払う価値があるのかとゆー馬鹿らしい気持ちも湧いてきて、この話はすぐ消えた。そして今、我が家には素人にして名画家?のお義父さんの絵が飾られている。実家でセットされていたままの古~い額縁も一緒に。さすがにこっちは届いた時にはバラバラで、ハンズで修理小道具を細々買って修理した。それほど高価な額じゃないらしい。でも、ちょっと色褪せた木製のフチや布の部分がアンティークな雰囲気を醸し出してて、やや年寄り臭い趣味な我が家の「目指せ! アンティークモダン調」な部屋のテイストと妙にマッチしてる。特にダンナは、リビングの絵をすごく気に入って、毎晩ソファに寝転びながらぼんやりそれを眺めてる。絵を描いていた頃のお義父さんと、久しぶりに父と息子との会話でもしてる、のか?ナント寝室に飾った絵。これを実家で見た時驚いた。私が今年鎌倉の海で撮った写真と、ほぼ同じだったのだ!! お義父さんは私が嫁になるかなり前に、この世を去っている。だから私との接点はない。ホント鳥肌モノ。お義父さんは一体、どこの海を描いたんだろう。我が家じゃその絵のことを『湘南の海』と呼んでいる。ますますこの絵が好きになった。疲れて家に帰って来た日、灯かりを点けると目の前に山と緑と湖や海が一気に広がる。今までは感じなかったホッとする不思議な気持ち。「帰って来たなぁ」と実感する瞬間。家に絵がある生活って、なんかいい。親友D家には、アフリカ旅行でご主人が「自分との縁を強く感じる」と衝動買いしたシマウマの、愛らしいイラストが飾られていた。別のI家には、冷蔵庫に子供の描いた何とも賑やかなクレヨン画が飾られていた。誰も知らない絵でも、ただの趣味な絵でも、そこに込められたあったかい気持ちは、何よりも伝わる。これも1つの縁なのだろう。選ばれる絵と選ぶ人。引き寄せられて重なって。【本日のネットのオトモ。】 『mania coba 2』 by coba ★ ★ ★ ★ ★今日のひとこと。「38にもなって…何やってんだ?!な人の多い今日この頃。」
2006.07.19
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7年前の今日は、真夏のような太陽が照り付ける猛暑の1日だった。あの日の青空、あの日の空気、あの日の2人、そして誰も居ない区役所の片隅の守衛室のおじさんとのやり取り…どれも全て鮮明に覚えてる。付き合ってた頃の細かいことは、主に辛い想い出が多くを占めていたから、私は結構忘れてしまったけれど、彼はどれだけのことを覚えてるんだろう?時々突然「あの時、びー。はこう言ったんだよね」とか、私が気にもしなかったような場面を掘り起こすから、かなり焦る。今日たまたま婦人科の癌検査の結果を聞きに再びあの町を訪れたから、これも何かの縁といい方に捉え、私の中でのケジメの意味も込めて、2人の暮らしが始まった場所へ病院帰りに行ってみた。何ヶ月前だったかやっぱり病院帰りに寄ったことがあるから、そんなに変わった気もしないけど、何となくあの頃とは違う場所になっているような。私達がこっそりと愛を注いだ猫の家族の姿も、今はもう、どこにもない。懐かしい集合ポストの、あの番号を見つけた。1年くらいついてなかった表札が付いてる。最近になって新しい住人が入居したらしい。私達2人が始まったあの家で、今は誰かの新しい人生が始まっている。そう思うと余計吹っ切れた。この町に未練はもう何ひとつ…。入籍の少し前から住み始めたその家は、とても狭い家だったけど、あの頃の2人には十分だった。当時抱えてる問題の多さに、何度も2人して泣いたし、頭を抱えて眠れない日も続いた。もちろん楽しい想い出もあるにはあったが、今日そこを訪れても、真っ先に想い出すのは泣いた出来事ばかり。あの町にも縁があって住むことになったとは思うんだけど、今離れてみて改めて、私達夫婦とあの場所は「合わなかった」んだと、そう思う。結婚が相手との相性で成り立つように、町との相性も人生に大きな影響を与えると感じている。それでもあの町で結婚したてのもう若くもなかった2人が、次々起こる問題に共に立ち向かい、何とか乗り越えていけたからこそ、今の平穏な暮らしと笑顔の私達があるのだと。2人が出逢った頃から色々と苦労は絶えなかったけれど、立ち向かえるパワーのあるうちに頑張れて良かった。だからそこで2人の新しい人生が始まったことにも、深い意味があったのだと思える。そんなことをぼんやり考えながら、その町を後にして、横浜そごうへ。例えどんなに忙しくても、1年毎きちんと感謝したいと思う。2人が無事にココまで一緒に歩いて来れたことに。豪華なディナーとかプレゼントとか、そんなものは要らないし庶民な私達には似合わないからササヤカな食事とケーキと大好きなワイン、これで互いを労うのが我が家流。今回のワインは連休中に2人で選んだ激安のキャンティの赤。このラベルのは初めて買うけど、美味しいと良いな。不味いとそれだけでテンション下がって困るもんね。そごうの地下ではローストビーフを先ずはゲットして、ケーキショップのコーナーで商品をチェックしながら二周り。結局最初に狙いをつけたアンテノールで買うことに。お祝いだからパァーっと気前よくホールで買いたいとこだけど、ナマモノだし胃袋は2つだけなんで、食後のデザートでちょっと楽しめる2個でガマンだ。うーん、お上品な大きさ。もう1個買えば良かった 地元の食品売り場でも買い物を続け、取りあえず目当てのモノは全て揃った。外はさっきよりも激しい雨。そう、今日は朝からとても涼しい1日。こんな天気の記念日も、今までなかったような気がする。これはこれで忘れられない日になるだろう。あと1時間程でダンナの帰って来る時間。正確にはいつも記念日を1日過ぎてからのお祝いになってしまうのだが、おめでたいのでよし、とする。さぁ明日からも。8周年目指して前進するぞー★ ★ ★ ★ ★今日のひとこと。「本日のタイトルは私の大好きな歌(古内東子)より拝借。」
2006.07.18
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3連休初日。地元で遅めのカフェランチを済ませたら、ダンナが急に(いつも大体彼は突然何かを思いつく)「海に行こう!」と言い出したので、逗子の海岸へ。 さすがにこんな海水浴日和に水着じゃない人は浮いちゃうわけだが、まーそんな細かいことは気にせず、私達は私達なりの楽しみ方でその場の雰囲気を味わった。いつもは由比ヶ浜の浜辺にいるのだが、ココの海は由比ヶ浜と比べると視界がやや狭め。こじんまりとした感じがして、民家のすぐ裏のトンネルみたいな所から出入りできるので、近所の人達は泳いだそのままの格好で、家に向かうとゆー。特に日暮れ前の人の空いてくる時間帯だと、ちょっとしたプライベートビーチ感覚?なアットホームさがある。足に砂が纏わりついたまま、再び駅前商店街の方へと戻る。今度は市役所の隣にある亀岡八幡宮http://www.zushiginza.com/guide/kamegaoka/へ。運がいいことにこの日は神社の例祭とゆーお祭りが行われる日で。私達が海に向かう頃から既に、人でごった返し、かなりの盛り上がりを見せていたのだ。 この神社も立派なお祭りがあるわりに、規模はかなり小さめ。それでもその歴史はしっかりとしたもので、神社を護るように覆う大木もダイナミックで貫禄があり、町のオアシス的存在のよう。狭い境内に並ぶ露店の数も多く、とにかくココは、子供天国のよーに幼児から高校生ぐらいまでの子供達が沢山やって来て楽しんでいるのが印象的。ハイソな土地柄、お受験まっしぐらの子供達なのかと思いきや、こうして日本古来のお祭りを家族で楽しむ心の余裕もあるのは、見ていてホッとする。贔屓目か子供達はみんなお行儀が良く、それでいて無邪気で可愛い。逗子は子供を育てるのには、とってもいい環境なんだと思った。ちなみにこの神社の名前。もしやと思ったら、やはり鎌倉の鶴岡八幡宮に対して亀岡と名づけられたらしい。絵馬の形が亀の甲羅をしてるのが、ユニークでオリジナリティあっていいな。お祭りを楽しんだ後、「ついでに行っとく?」とゆーことで、鎌倉・由比ヶ浜へ。 海開きされた後にココに来るのは初めてだったので、海の家だらけの浜辺は、いつもの見慣れた景色よりずっと狭い気がして、ちょっと違う場所のよう。それでも夕暮れ間近なので、ゆったりとした雰囲気は変わらず、ワンコのはしゃぐ姿を眺めてるうち、いつもの感覚を取り戻す。そしてお約束の深呼吸。2人相模湾に向かって大きく手を広げ……。海のハシゴで塩害受けまくりの身体も服もバッグも全部ベタベタ(苦笑)。「お肌には良さそう♪」とヘンな納得をしながら、後にする。いつもの若宮大路を戻ってく途中、足の指に絡み付いてた砂もいつの間にかサラリと落ちてしまってた。すっかり日が暮れた頃、人もまばらになった鶴岡八幡宮に到着。月に照らされて名前も判らない紫の花びらが、より一層輝いて美しかった。それにしても鶴と亀をセットで1日で参拝できて、なんだかとってもオメデタイ感じだ。何か良い事あるかしらん。お腹が減ったんでお茶した後に我が町に戻り、前々から気になってた台湾料理屋に入る。どれもこれも今までこの町で食べた中で、一番おいしゅうございました。お店の雰囲気も店員さんも価格も◎! 早速良い事が起きたかも。鶴さん亀さん、ありがとう。★ ★ ★ ★ ★今日のひとこと。「なんだかなぁ。」
2006.07.16
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梅雨はどこへ? 雨は時々突然降るのだけど、通り雨のようにサッとひと降りしてすぐに空が青くなる。そんな毎日が続いてる気がする。とうとうクーラーを使ってしまった。8月になるまで、いや、せめて梅雨が明けるまで、窓の開閉とファンで切り抜けようと思ってたのに。朝起きて(と言っても昼前だが)リビングの窓を開けた瞬間、脱力。もわんとしたずっしりと重い熱に、顔が歪んだ。昨日も猛暑だったが、こんな不快な感じはまだなかった。かなり薄着して朝食の準備をしてるのに、ちょっと動くだけで汗だく。朝の気分は最悪、である。ここ数日やたら頭痛が取れず不機嫌だったのだが、もしかしたら熱中症にでもなりかけてたのか?水分をたっぷり摂って爆睡を続けたら、今日になって体調回復。頑張りすぎもほどほどに、ってことで、ちょっと悔しかったけど、クーラーの室外機のカバーを外し、コンセントを入れスイッチオン。あっという間にリビングが、快適空間に変身。この心地よさに慣れちゃうと、外に出るのが億劫になるんだな。引っ越して初めて迎えた去年の夏は、自然に吹き抜ける涼やかな風に感動し、ほとんどクーラーを使わなくて過ごせた。そのお蔭もあってか、それまでかなりの暑がりだった私にも変化が。最近は電車やスーパーのクーラー風に弱くなった。身体が冷えすぎて、鼻水やクシャミが止まらなくなる。だから我が家の設定温度は28~29度をキープ。それでも十分涼める。以前住んでた町は都会の内陸部だったせいか光化学スモッグばかり発生してて、アスファルトの照り返しや車の排気ガス、クーラーの排気熱、それらが交じり合い息もしづらく夏に涼しいと感じた記憶がない。窓を開けても吹き抜けないのだ、風が。梅雨も夏も、ちっとも快適じゃなかった。クーラーから送られる風も、なんとなく臭いような気がした。残念ながらほんのり海風を感じる緑多いこの町も、今日は光化学スモッグ警報が出された。これにはかなりショック。やっぱりもっと都会から離れた場所に行かないと、公害は避けられないのかな。しぶしぶ窓を閉め、クーラーに頼る。今からこんな調子で、8月はどうなってしまうんだろう。電気代も跳ね上がりそうで、イチ主婦としてはこっちも心配。 そうそう。先月慌てて実を取って、新しい鉢に植え替えた万両の花が、今勢いつけて咲いている。1ヵ月開花がズレちゃったけど、誰に言われることもなく、順序通りにすくすく育つものなのね。ついでに言うと、ある日突然虫だらけになって、花も葉も養分を吸い取られ無惨に枯れて枝だけになったミニバラが、最近一輪の赤い花をつけた。よく見ると若葉もちょろょろ生えてきた。ああなんて、自然は素晴らしい! 人間もこのくらい、タフにならねば。★ ★ ★ ★ ★今日のひとこと。「新ドラ、今回もパッとしないなー。」
2006.07.14
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半年おきに定期健診に行っている。編集者時代に無理を重ねて患った婦人病。それとの付き合いはもう、10年になろうとしてる。今その長さに気づいてびっくりした。そんなに前から私は、自分をごまかし、自分を傷め続けていたんだと…。ブログを楽天に移してから、病気の話はなるべく避けていた。以前のトコではひとりで抱えきれない気持ちを、散々ぶつけまくってたけども。だって今なんて婦人病で悩んでる女性の数は、その昔4人に1人って言われてた時代から、確実に増えてるハズなのだ。どこの婦人科も患者で満杯。そんな有様を、見ていると思う。私だけが辛いんじゃないし、痛いんじゃない。だからここでジメジメしたことを書くのは、あまりしたくないと。読んでる人達には全く関係のないことなんだから、自分の不幸を沢山の人に押し付けるのは、なんだかとってもみっともない気がして…。けどもしもこんな私の経験が、誰かのために少しでも役立つのなら時々病気の話を書いてみようとも思う。たとえば世の中に、「自分には何もない」と凹んで投げ遣りになってる人がいるならば、健康であることが一番の幸せなんだと、その喜びに気づいてもらえるように。 4年前の春、日韓W杯の始まる少し前。長年勝手に育ち続けた子宮周辺の悪を、担当医に開腹手術4時間かけてやっつけられるだけやっつけてもらったのに、去年の定期健診で新たな筋腫が育ってるのが判明。手術しても再発は避けられないストーカー並みのしつこい病気なので、ある程度の覚悟はしていたが、再び地獄に突き落とされた気分になる。とりあえず以前のような擬似更年期症状にする投薬治療(良性腫瘍の成長を抑えるため。この注射と副作用が辛いんだわ)は、見送ったが、経過観察ではその成長を抑える術はない。だからいつ何時も子宮に小爆弾を抱えた状態で日々過ごしている。筋腫以外にも色々複雑な問題を我が子宮ちゃんは抱えてるので、突然ゴキゲン斜めにならないよう、ひたすら祈るしかない。自分の身体のことなのに、私は何て無力なんだろう。そんな風に自分を責めてしまうことも多い。最近は以前より随分精神的に強くなったとは思う。不幸中の幸いで、ニュー筋腫は大きさに変わりなし、との診断。ひとまず安心。ホントはいつ大きくなるか不安は消えないわけだが。それでもポジティヴに考えられるようになっただけマシだ。でも今回は久々泣きそうになった。毎回子宮癌検査(子宮口の細胞採取)を受けるのだが、子宮頸癌(タレントの向井亜紀がかかった病気)の方だけで。昨日は先生に「子宮体癌」の検査も勧められ、女性としての義務と思い潔く検査をお願いした。どんな検査(子宮奥の細胞採取)でどんなイタミが伴うかはある程度知ってたが、いやーこれが言葉にできない感想で。手術前受けた卵管造影検査のような地獄は見なかったけど、その次くらいにエグい感じの。気持ち悪さと不気味な痛さで全身硬直してしまい、看護師さんに「びー。さんっ!! 大丈夫?! 具合悪くないですかっ? もう少しですよ頑張ってください! はぁい息を吐いて身体をラクぅ~にして~」と、これじゃまるで分娩室の妊婦である。歯を食い縛ってるし脳は完全に思考力が落ちてて、声かけられてもすぐ返せる状態じゃないのに「はいっっ…だ、ダイジョウ…ブで…す(引き攣り笑顔)」だって。顔真っ青だっつーの(苦笑)。結果は1週間後。うん、きっと大丈夫。最近の私はストレスのない生き方してるんだから、あの頃より絶対に悪いことは起こらないハズ。無理無茶は2度としない、と決めたのだ。病院からの帰り。駅近くのお気に入りのカフェに寄る。以前住んでたこの町で、唯一私達夫婦が今も愛して止まない癒しの空間。最近行くのは夕方の軽食の時間だから、激ウマパスタは引っ越して以来口にできてない。だがしかし、この時間にも食べれるトーストサンドが、これまた美味い 5種類くらいの具の中から前回と同じくツナをオーダー。3.5cmくらいはあるぶ厚い食パンの上に、隠し味で形を変えたツナがのっかって、こんがり熱々の四つ切になってやって来る。ワンプレートには、フレンチドレッシングのかかったサラダが添えられて。これに60年間変わらぬオリジナルブレンドのホットコーヒーをつければ、僅か800円ちょいで簡単に幸せが手に入る。テーブル席の壁に飾られた絵とジャズを楽しみながらのひと時。さっきまでの地獄が、ほんわかとした天国に変わる。絵画に興味を示してたせいか、ママさん(可愛いおばぁちゃん)が2階の個展を見せてくれるという。案内されて後をついて行くと、棚や壁に整然と個性的な作品が飾られている。単なる趣味じゃなく、一応本職で描いてたり作ったりしてる作家さんみたいなんだけど、かなり斬新&好き嫌いの分かれそうなものばかりで、正直私の趣味ではなかった でもひとつひとつが丁寧に時間をかけて作られたもので、何かをアピールしているのが解かる。他にひとつとして代わりのない作品だからこそ、それが持つ意味も大きいのかも。この店に来て初めて上に誘われたんで、ちょっと嬉しくて、ママさんの好意に甘えじっとりと熱気の纏わりつく蒸し暑い部屋でひとり、ぼんやり作品を眺めてた。そんな時間を過ごすうち、さっきの歯を食い縛ってこらえた気持ち悪さは消えていた。帰り際「毎月作品替わりますから」と、ママさんに観に来てください、って目で訴えられ笑顔で返す。毎月はさすがに来れる距離じゃないんだけど、半年に1度この町に戻って来るから、検診で凹んだ時はまた、美味しいトーストとコーヒーと、謎のアートに癒してもらうとするか。余談だが、病院近くで妙に小柄な猫と遭遇 あまりに全体が小さくて、子猫かと思ったが、乳首が見事に張っていた 体長が、とうもろこしぐらいの大きさしかなくて、顔もめっちゃ小さくて…どっから見ても子猫サイズだけど、何か違う。猫好きな私だけど、あんな細くて小さいオトナ猫、初めて見た 宇宙からの使者 んなバカな。 ★ ★ ★ ★ ★今日のひとこと。「甲斐智枝美さん…まだ43か。突然逝った方も逝かれた方も辛すぎる(拝)」
2006.07.12
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長男の嫁業を果たしに、日曜日はダンナの家族と義父やご先祖様の眠るお寺に墓参り。その後、いつもの黄金のう○こビルまで移動して、みんなで軽くカフェランチした。義弟一家と別れてから、義母を見送りに上野駅まで。無事お役目を果たしたので、そのまま隣の上野公園に行き、その中にある東京国立博物館・平成館へ。【若冲と江戸絵画展】 http://www.jakuchu.jp/を観に行くのが目的。まだ始まったばかりの展覧会とゆーことでか、大盛況だった。あまりに混んでたので、気に入った絵の前でゆっくりそれを眺める、なんて時間を持ちづらい状況で。美術館はやっぱ平日に来るべきなんだよなぁと思ったけど、ダンナは週末しか無理なので仕方ない。 若冲のもなかなか面白かったけど、前にも観たことがある酒井抱一の作品が一番好きだ。今回の展示物はみんな米国のプライス氏っておじさんのものなんだけど、彼のこだわりで、光の当たり具合(まるでリビングの光が朝と夜で移動するように)で作品の新たな魅力が発見できるように照明の工夫がなされてたりして、とても新鮮な楽しさがあった。1時間ぐらいみっちり立ちっぱなしでの観賞だったから、会館を出る頃にはぐったり。ぐったりしつつも、またまたその隣のアメ横へ移動。ここもまた混み混み! 少しだけダンナの物を買い、疲れたのですぐに電車に乗る。それでも1時間はいたかな。アメ横はちょっと遠すぎて、ナマモノを買えなくて残念だった。 横浜で下車して、靴屋で買い物を済ませた後急に、ダンナが「よし! 寿司にするぞ!」と言い出した。さっきの魚介類の山を見て、食べたくなってしまったんだろう。そんなわけで夕食は我が駅の近くにある有名(テレビ等で時々紹介される)回転寿司屋(テーブル席と半々)にて。三浦半島産直のいい寿司ネタが、地元価格で気軽に食べれる。アルコール飲まずに二人で十分食べても、二千円でお釣りがきたくらい。うふ。★ ★ ★ ★ ★今日のひとこと。「これから定期健診。どうか悪化してませんように…」
2006.07.11
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我が家の夏の参加行事のひとつになりつつある湘南平塚七夕まつりへ。初日の昨日は平日だったが貴重な晴れということでか、仕事帰りに我が駅のホームでも浴衣を着たお嬢さん達と遭遇したが、今日は晴れの土曜日ということもあり、しかも最終日の日曜は突風&大雨の恐れとゆー天気予報のせいなのか、平塚駅の構内からシャレになんない混み方で。夕方遅くに行くから、そんなに混まないかな~なんてのは甘かった 過去2回週末の昼間に行った時よりも鬼混み 鬼も遠慮する人の頭の多さにゲップが出そうになる。とりあえず日が暮れる前に御参りしておこうと、平塚八幡宮へと向かう。去年この場所に初めて来て、境内にある池の鯉に餌(ひと袋100円)をあげたら妙に燃えちゃって。面白いからまた寄った。また今回も、ゲーセンより盛り上がってたお馬鹿夫婦。ついでにダンナは黄色、私はピンクの短冊(@100円)に願いを書いて笹に結んだ。そして神社ニャンコと少しだけ遊んで、いざ、商店街へ前回とは逆ルートで入ってしまったせいか、流れと逆らった方向に進んでしまったようで、前に行くのにひと苦労 せっかく飾りの前に着いても、気のせいか去年と比べて豪華さがなくなってしまったようで、常連組(商店街のお店で毎年賞を獲得する有名なトコが数件)はそこそこまぁ楽しませてくれるのだが、それでもちょっと勢い不足のような…。一番のヒットだったのは、屋台で買ったハーブソーセージと海賊ソーセージだった。商店街の真ん中辺りにあるやまと豚(活性水飼育)を扱った専門店のヤツ。4種類から2つ選べて計300円。店のお姉さんもかなり感じいい。これは毎年の楽しみのひとつになりそうだ。それにしてもすごい人だ。確かに作りは大きい街ではあるが、都内に比べれば田舎は田舎というか(市民の皆さんゴメンなさい)、地方の大きな繁華街なのである。そこに各国各地の人々が、一気に七夕飾り目掛けてやって来るのだ。何万人とゆー規模で。日本の伝統的お祭りに、目を細めながらしみじみする白人のお兄さん。甚平姿が粋に決まってるラテン系のお兄さん。そして地元のそっち系らしきパンチなオジサン達。マンバメイクのギャルも大量捕獲、いや発見! 老若男女入り乱れ、時々ワンコも乳飲み子もみんなみんな願いを掛けにココに来る。それって実はものすごく、珍しいことなんじゃないかと思ったり。いや要するにいつの時代も日本人って、そして日本に暮らす人達って、お祭りが大好きなんだなぁと。どんなに浴衣が原型を留めてない形で着られる時代になっても、その足にミュール、その耳に長いピアスが垂れ下がっていても、ヤンママヤンパパの世間に反抗してるよな目の鋭いカップルも、みんなみんな日本の祭りが好きな気持ちは変わらないんだと、そう思った夜だった。ひと回りしてシメはお約束?の【弦斎カレーパン】(@130円)を駅前で頬張る。うま帰りの電車で、短冊に書いた文字の間違いに気づいた…(校正者なのに、なんちゅう恥さらしな)。星にこの想いは届く…のか?画像上に合わせると説明出ま~す ★ ★ ★ ★ ★今日のひとこと。「明日も早起きは続く。がんばるのよ、猫村ねこっ」
2006.07.08
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先月末から仕事モードに入ってるので、早起きが続いてる。早起きと言ってもヨソサマに比べるとかな~り遅い時間なのだが、夜型ライフサイクルの染み付いてる我が家にとっては一大事。約2時間いつもより早まる起床時間に、身体を慣らすのに毎回ひと苦労。仕事は毎月短期間なんで、1週間ぐらいそれが続いてやっとそろそろ慣れた頃に任務終了。今月はとりあえず前半の仕事が明日でひと区切り。あと1日頑張れば、精神的にも肉体的にもラクになるハズだが、どうも今回は身体が辛い。仕事が来る直前まであまり体調が良くなかったせいもあるのだろうが、W杯に時間を割いて睡眠不足が延々と続いてたのも原因か。今日になり目が辛くなった。ある時からコンタクトレンズを放置してメガネ生活に切り替えたので、目の疲れはみるみるうちに解消されているのに。だからこんなに目が不快なは、ものすごく久しぶりのこと。目薬をさしても重だるいイタミは癒されない。今日はオフなのでちょっと昼寝でもしようと思ったが、今日までに溜まりに溜まった手付かずの家事をこなしてるうちに日が暮れた。あぁ。この週末は何かと用があり、残念ながら更に早起きの日が続く。しなきゃいけないのに、できないままのこともてんこ盛り。来週までなんとか倒れずに乗り切れますように。ねむー。仕事帰りの癒しのモト。昨晩雨上がりの夜空のボスはゴキゲン。 ★ ★ ★ ★ ★今日のひとこと。「週末あの時間帯だけ雨やみますように。」
2006.07.06
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ボーナスシーズンに合わせ、サマーバーゲンが一斉に始まったようなので、私も近場のファッションビルに行ってみた。今の私にはボーナスはないけれど、仕事用の靴にちょうどいいのをあまり持ってなくて、狙ってたのが1つあったので。ってことでREGALで、一足ゲット 残念ながら前々から狙ってたのはもう、私のサイズが売り切れで。諦めきれずワンサイズ下を試したけれど、やっぱ無理があった 欲しいと思った時に迷わず手に入れなければってことだなぁ。ちなみにショートケーキのイチゴやモンブランの栗は、最後に食べる派な私だ(話飛びすぎ)。でもその代わりというか、その靴よりももっといい靴に出合えたんでラッキーだった。欲しかったモノよりも少しだけ値段が高かったが、これも30%オフで。履き心地もいい感じで、よく見たら売り切れたアレよりも色んな服にも合いそうで、革も丈夫だし、こっちで良かったのかもしんない(残りものに福)。店で見てた時よりも、家で見て改めて好きになった。明日からの仕事で、足から私を支えてもらおう。しっかり働いておくれ 雨じゃないといいんだけれど…。新しい靴をおろす日に限って雨が降るので、ちょっと気がかり。★ ★ ★ ★ ★今日のひとこと。「このガムテ、かわいい」
2006.07.03
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