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新しいアレルギー予防法のニュースがありました。その予防法では、妊娠時に母親に特殊な薬を予防接種をします。すると、生まれてくる赤ちゃんは、生涯アレルギー体質にならないというのです。人口の半数が何らかのアレルギー体質という、日本人には特に朗報です。この理由はアレルギーの原因となる免疫グロブリンE(IgE)が、予防接種で生涯作られなくなるためです。その結果、花粉症、食物アレルギー、ぜんそくなどが予防されます。国立育成医療研究センターでは、マウスで効果を確認。悪影響もなく、妊婦での検証を予定しています。アレルギーの画期的な予防法になるかもしれません。医療技術の進歩は、とても良いことと思います。ただ、それに伴う倫理観の整備も必要です。今回の予防法は、「生まれる前からの体質決定」。誕生した時には、アレルギー体質か否かが決まっています。この予防法が普及すれば、大半の妊婦が予防接種を受けることでしょう。しかし、「妊婦が薬に合わない体質」、「文化・宗教の理由」、「経済的理由」など、予防接種できない妊婦もいることでしょう。この場合、日本人なら子供は1/2の確率でアレルギー体質です。子供に罪はありません。しかし大半の人がアレルギー知らずなら、その子は差別を受けるかもしれません。アレルギーなら、まだ些細かもしれません。ただ、もっと大きな遺伝的な病気なら、深刻な事態になるかもしれません。生まれる前からの選別。倫理観の見直しを、既に真剣に考えるべき時が来ています。
2018.11.27
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おひさしぶりです。あちらこちら移動していました。今日は更新せず、コメントくださった皆さまのところにご訪問します。よろしくお願いします。
2018.11.26
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鳥羽水族館では、”人魚の財布”も見ました。”人魚の財布”の日記は、以前2007年11月8日に書いていました。今回、鳥羽水族館観光は2018年11月10日。実に11年を経て、人魚の財布に出会えました。【2007年の日記】 「ゆりかごは 波に揺れて ― 人魚の財布 ―」人魚の財布は、ナヌカザメの卵。鳥羽水族館にて撮影。鳥羽水族館に人魚の財布があることは知りませんでした。出会いというのは、意外な時にあるものです。
2018.11.21
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チンアナゴは”珍アナゴ”だと思っていました。【チンアナゴ (鳥羽水族館にて撮影)】チンアナゴは、顔が犬の”狆(チン)”にているのが名前の由来。まさか小さな魚から犬を連想するとは思いませんでした。もうひとつ誤解がありました。下の写真はチンアナゴではありません。ニシキアナゴです。【ニシキアナゴ (鳥羽水族館にて)】ニシキアナゴは、シンジュアナゴ属。チンアナゴ属でもありません。顔もかなり違います。顔をアップで比べてみましょう。コンデジ撮影、暗所、乱暴な撮影でピントが甘くてすみません。【チンアナゴ】丸い顔はチンに似ているともいえます。【ニシキアナゴ】チンアナゴは口が少し突き出ています。土に隠れてプランクトンを食べるチンアナゴたち。時々エサを求めて、他のチンアナゴと絡みあってしまうこともあるそうです。仕事に疲れたあなた。水族館でチンアナゴを眺めて和んでみては?
2018.11.19
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たまに食べたくなる吉野家の牛丼。様々な注文用語が飛び交う、吉野家。その中で、不思議な注文がありました。「かるいの大盛!」不思議に思い、あらためて吉野家用語を整理します。基本として、「並」、「大盛」、「特盛」などの注文は、それだけで牛丼を指します。「つゆだく」は汁多め、「つゆぬき」は汁なし。「だくだく」の様なさらに汁ましの注文もありますが、実際は意味がないようです。「ねぎだく」、「ねぎぬき」でタマネギの量を注文しますが、断られる店もあるそうです。「肉下」は牛肉をご飯の下にします。築地移転で閉店した、吉野家1号店(築地店)。この店でのみ通用する注文もありました。「赤多め」は牛肉の脂身を少なく、「とろぬき」は赤身だけの牛丼。ご飯を冷ました「つめしろ」もありました。ご飯なしの「しろぬき」もありましたが、「牛皿」が商品となり無意味になりました。さて問題の「かるいの大盛」。「かるいの」はご飯少なめを指します。つまり「かるいの大盛」は、大盛でご飯少なめ。ところが、商品には「アタマの大盛」があります。これはご飯が並で、牛肉が大盛。「かるいの大盛」と同じに思えます。ただし違うのは、両者の価格。「かるいの大盛」、つまり「大盛」は550円。「アタマの大盛」は480円。70円の価格差がありますが、「アタマの大盛」と「大盛」の牛肉の量は同じです。「かるいの大盛」と「アタマの大盛」は、ご飯の量が違うのか。謎は残りました。< ↓ ランキングクリックはこちらから > にほんブログ村
2018.11.17
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アシカがジャンプ!日本の水族館では唯一のジュゴン。キョロキョロしていると、その辺りにアシカ。見たかったスナドリネコ。「スナドリ」の意味は覚えていますね?ヒントは下記のリンクの以前の私の日記から。【スナドリネコの日記】 「すなどってますか? - スナドリネコ -」久しぶりの水族館を堪能しました。【鳥羽水族館のラッコ】 「かわいいラッコ - 鳥羽水族館 -」
2018.11.15
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イベントが多い三重県の鳥羽水族館。「アシカショー」,「セイウチふれあいタイム」,「ペンギン散歩」などの多彩なイベントが続きます。どれも魅力的ですが、見逃したくないのは「ラッコのお食事タイム」でしょう。残念ながら今年の11月1日にラッコの「ロイズ」は急死してしまいました。でもそのアナを埋める様に、元気な「メイ」が頑張っています。飼育さんが出てくると、メイは狂喜して泳ぎ回ります。陸のパイロンを抱えて泳ぐ様からは、如何に食事を楽しみにしていたかわかります。飼育員さんが開けた扉は、メイが自ら閉めに行きます。飼育員さんとハイタッチしたり、それはもう大騒ぎです。メイは実に多芸なラッコ。早く食事をと床を石で叩き、高い所のイカをハイジャンプでキャッチ。観客側の水槽を叩いて、食べ物をくれないよと抗議。驚くのは、メイのボケ突っ込み。飼育員さんが食べ物ではなく石を渡すと、メイは喜んで泳ぎます。石をおなかの上で叩いてボケてから、「食べれないだろ」と飼育員さんに返しに行きます。もちろん床を石で叩いて抗議して。それでも一番人気なのは、このポーズでしょう。頭を両手で抑えて静止し、ゆっくりと客席側全体を見る様に回転します。両手を合わせて「おねがい」のポーズも人気です。多彩な芸と、十分なかわいさアピール。ラッコのメイはまちがいなく、プロの芸人です。・・・・・・・YouTubeにメイの動画がありました。メイの芸は、この動画がより進歩しています。またお食事タイムは30分あり、この動画は一部です。それでもかわいさは伝わりますので、ぜひご覧ください。
2018.11.13
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愛知県刈谷市の洲原公園は、16ヘクタールもの大きな池がある公園として知られていました。池を1周する遊歩道は2.3キロあり、散歩道として利用する人も多くいました。様々な鳥や魚が多く住み、自然に触れることもできました。亀も多くいて、子供たちにも好かれていました。その池で、今年の夏ごろから水抜きが始まりました。そして、3~4ヶ月かけて、池の水はほぼ完全に抜かれました。水が抜かれた池。手前の葦や雑草が茂る場所も、数カ月前は池でした。この公園は自然に優しい、水辺に生きる生物たちの天国に思えました。しかし、池の水が抜かれ、公園は墓場に変わりました。この日は雨が降り、池には少し水が溜まりました。その水に多量に浮かぶものがあります。大小様々な魚の死骸。逃げ場所を失った魚が横たわります。水の減り始めは、魚は鳥たちに食べられたのでしょう。今では、残ったサギたちも魚に見向きもしません。もう食べ飽きたのでしょう。カイツブリも多くいましたが、もうサギしか残っていません。そのサギたちも、寂しそうに見えます。カワセミも住む池だったのに。池のしゅんせつ工事をするそうです。亀が多い池でした。水のない池底には、亀の足跡が残ります。しゅんせつ工事ということは、今は土の中で冬眠中の亀たちも生き残れないでしょう。もちろん、ヤゴなどの水生昆虫たちも。多くの命が失われました。鳥や魚たちに罪があるとすれば、あまりに無知で無警戒であったということ。見せかけの楽園の正体に気づいていなかったということ。楽園が、いつまでも楽園であるとは限らないのに。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・時を同じくして、テレビ番組で魚の多量死のニュースがありました。【文春オンライン】 「”池の水ぜんぶ抜く”で魚3,000匹以上が大量死」
2018.11.10
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私が異常をはっきりと自覚したのは、寒い冬が終わる今年の3月頃でした。思えばその前から、関連した兆候はあったように思います。あれこれ疑い、その間にも症状は悪化していきました。町医者に掛かり、すぐに紹介状を持って大きな総合病院で精密検査。今年の9月には診断結果が出ました。診断結果は、私が予想した中で最悪の難病。原因不明、治療法なし、病気の進行を遅らせる治療法もありません。あるのは症状を和らげる、対処療法の薬のみ。医学的には為す術なく、徐々に進行するのを見守るだけの文字通りの難病でした。予想もしていなかった突然の出来事。きわめて健康なつもりだった私には、何の心の準備もありませんでした。かつて理系の道を進もうと思った時、医学だけは避けようと決めました。医学は”できない”ということが、”とりかえしがつかない”罪になってしまうから。他の分野の科学であれば、”できない”としても”不便”ぐらいの罪で済むのに。思えば、その選択は私の”逃げ”でした。今の分野では多くの難題を解決してきたつもりでしたが、所詮は”自分にできること”をしてきただけだったのでしょう。そのツケが、今にして我が身に降りかかってきました。もう、逃げることはできません。現代医学が解決できない難病なら、自分自身で治療法を発見するしかありません。自分自身の体の調子は、他人である医師よりよくわかります。この点は、医師より有利なはず。治療法を発見して、難病を克服する。実験体は、自分自身。失敗は許されません。幸い対処療法の薬は効いています。診断を受けたのが、極めて早期だったことが幸いしました。試行錯誤の中で、治療法に手ごたえも感じています。進行を遅らせることはできるはず。原因不明の難病ですから、原因不明で治ってもおかしくはありません。最近、お祭りの日記が多かったと思います。元気なうちに、動けるうちに、見ておきたいと思ったから。なにより、お祭りは病気と向き合うパワーをもらえるから。ご心配なく。かならず、この難病を克服します。ブログもあきれるくらい、長く続くことでしょう。皆さんの方がギブアップするぐらいに。ブログの日記の内容は、今までと変わらないと思います。若干、お祭りの日記が増えるかもしれませんが。(笑)私事をお伝えするのは、ためらいました。しかし、長くおつきあい戴いてきた皆さんには、やはりお伝えしようと考えました。今回は、暗い内容の日記ですみませんでした。これに懲りず、長くおつきあい戴ければと思います。
2018.11.05
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楽天ブログを振り返ります。様々な出会いと別れがありました。特に「北猫さん」との別れは深く記憶に残っています。北猫さんの病気の重さをよく理解していなかったことを、後々深く後悔しました。「たっちゃん5765さん」とのお別れは突然でした。ブログでも病気の話はなかったので気づかないまま。「つぼんち16さん」のことは今でも心配です。後半、明らかに体調が悪そうにして日記が中断し、もう5年が過ぎました。どうされているでしょうか。皆さん、ご自身の病気について、ほとんど書くことはありませんでした。その気持ちは、わかる気がします。前を向いて生きる時、自身の病気を語ることは後ろ向きに感じるからでしょう。ましてや、そこで同情されたくないとも思うのでしょう。ブログの中では、元気で強い自分でいたいから。ただ、その日記を読むだけでは、読む人はその日記の向こう側を知り得ません。そして何度となく、私には気づけなかった後悔にもなりました。PC端末の前でブログに向かう時、仮想と現実の世界の狭間にいると強く感じます。仮想空間の日記の向こうには、それを書いた現実世界の人がいます。次回の日記では、少し私の話をします。
2018.11.03
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