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愛知県常滑市では、写真の様な「呂号甕」を見ることができます。街中や博物館に呂号甕は幾つかありますが、写真の呂号甕は高さ2mほどの大型です。呂号甕は戦時中に作られました。その用途はロケット戦闘機「秋水」の燃料の保存用です。秋水の燃料の主成分は、腐食作用が強い過酸化水素でした。通常の金属甕では腐食されるため、陶器製の甕が必要とされました。この軍事兵器を支える力として、常滑焼は必然的に陶業の技術開発が進みました。先日の私の常滑訪問の目的にも、この様な戦争遺産を見ることがありました。和製メッサーシュミットとした開発された、ロケット戦闘機「秋水」。B-29迎撃の目的を果たすことなく終戦を迎え、秋水の開発も中止されました。呂号甕も使われることなく打ち捨てられ、今も常滑の街中で見ることができます。陶業も軍事技術であった時代。終戦記念日が近づくと、あらためて平和な今の時代を幸せに思います。
2018.07.30
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台風接近中。皆さんのお役に立つかもしれませんので、状況を随時追加します。20:45 台風は静岡沖。愛知県は雨風ほとんどなし。21:30 愛知 降雨なし。不気味なほど無風。台風は静岡沖。22:30 愛知 雨なし、風なし、台風接近の実感なし。 台風は22時推定で御前崎市の南南西50㎞。970hPa。23:10 愛知 雨降り始め。無風。 台風は愛知の南にいる様子。29日 0:00 愛知 通常の雨。微風。 台風は間もなく三重に上陸。台風の北側は影響が少ない?0:20 愛知 急に突風が吹き始める。雨の量もやや増す。0:30 愛知 天候急変。家が揺れるほどの強風が吹き荒れる。 雨雲レーダからは台風は三重に上陸の様子。1:00 愛知 危険な強風。今後、台風北東の雨雲が接近の予測。 まだ台風上陸の発表はない。 台風の東は強風域。とりあえず就寝。1:04 気象庁 三重県伊勢市付近に台風上陸と発表。 それにしても風が強い。外出は危険。
2018.07.28
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先日の金沢の日記、ゆるキャラ「りぃたくん」からリツイートがありました。ブログ連動のツィッターへのリツィートです。りぃたくん、ありがとうございます。金沢の日記、「エヴァンゲリヲンと日本刀展」にも興味が集まったようです。2012年に私は見ていたので、今回はパスしましたが。開催案内は下記です。【展示会】 エヴァンゲリヲンと日本刀展 (金沢)刀工の句新作、ロンギヌスの槍。ねじるのが難しく、何度も失敗したと聞きます。ぜひ金沢でもご覧下さいと言いたかったのですが、終わってしまったようですね。2012年の私の日記でご容赦ください。【過去の日記】 ロンギヌスの槍 ー エヴァンゲリヲンと日本刀展 ー暑かったけれど、金沢は素敵な街でした。
2018.07.26
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私が楽天ブログを始めて12年が経ち、13年目となりました。楽天ブログ登録は、2006年5月20日。しかし私は、日記を書き始めた2006年7月21日を真の開設日としています。知らぬ間に13年目となっていました。この日記で、2720件目。12年間、様々なことがありました。開設当初の私のブログは閑散として、訪問者ゼロの日もありました。あまりの静けさに、仮想の”ねこさん”に語る形で日記を書いていました。そのうち、偉人の伝記や神話や絵本の日記を書きました。この頃から、少しずつ訪問者が増えていきました。動物の日記も多く、愛犬との別れの日記も書きました。【過去の日記1】 きみのこえがきこえるそして、「きみに ちかう - 捨て犬 -」。私自身の創作ですが、思い出のある日記。これは「子供やペットにつけたい花の名前」という、楽天の課題テーマで書いた日記です。未読の方は、ぜひ下記のリンク先でご覧ください。【過去の日記2】 きみに ちかう - 捨て犬 - 様々な出会いや別れもありました。楽天ブログを去るだけではなく、亡くなられた方も幾人かおられます。これらの交流は、私にとって貴重な思い出となっています。長く私は写真を使わない日記を書いてきました。でもその頃の方が、良い日記が書けていたと思います。また時には落ち着いて、昔の様な日記も書きたいと思います。長く応援を戴き、ありがとうございます。13年を始められたのも、皆様のおかげです。ぜひこれからも、よろしくお願い致します。
2018.07.24
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昨日は金沢にいました。猛暑を避け、博物館など冷房が効いた屋内観光の予定でした。金沢歴史博物館からスタートし、石浦神社、金沢21世紀美術館、石川四高記念文化交流館と巡ります。博物館はレンガ造り。歴史博物館と加賀本多博物館を観覧しました。特別展のエヴァンゲリオン展は別の場所で見たのでパス。歴史博物館では「縄文犬」の復元品に出会えます。縄文犬は、やせた柴犬に似ています。歩いて移動した21世紀美術館は、とても評価が高い美術館。しかし、近代美術音痴な私には、油圧式エレベータと、四角く空が見える空間の展示が印象に残ったぐらい。美術館から外を見ると、猛暑の中をゆっくりと歩く暑そうな御方が。子供たちすら出ようとしない炎天下に、私はいち早く美術館を飛び出して記念撮影。「りぃたくん」は公認キャラではなく、MrRSTという個人が街おこしのために企画したキャラとか。猛暑の中、素晴らしい郷土愛です。そういうわけで、美術館の有料ゾーンは見ないで立ち去りました。まったく私には、近代美術は猫に小判です。そのまま歩いて、石川四高記念文化交流館。切手コレクションの展示を眺めました。そのまま歩いて、長町武家屋敷跡へ。このあたりから、炎天下を避けて屋内という旅のコンセプトを忘れています。だらだらと長町を歩き、屋敷の中を観覧。そして、そのまま歩いて、近江町市場へ。ここで遅めの昼食です。休憩で元気になり、そのまま金沢駅まで歩きます。ここで、やはり暑いと再認識しました。その後、特急しらさぎで名古屋へ。この日の歩数も、2万歩を超えました。連日の猛暑。品行方正な皆様は、真似をなさいませんように。
2018.07.22
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野山に生える野草との生存競争に負け、野山から追われた弱い植物を雑草と呼ぶ。だから雑草は野山では生き残れず、野草が取り除かれた農道やあぜ道に育つ。しかしそこでは、人に除草される危険が常に伴う。ツユクサは、野草が除かれた農道を好む雑草だ。種の存続のために、ツユクサには独立した雄花と雌花がある。雄花と雌花の分離は種の多様性を増すには有利だが、受粉の確率が低下する。そのためにツユクサには、より受粉の可能性が高い雌雄一体の花もある。雌雄一体とは、おしべとめしべをひとつの花に持つ植物を言う。しかし、ツユクサの花は半日しか咲かず、雌雄一体の花でも昆虫による受粉の確率は低い。それを知るツユクサは、種を作るための秘策を持つ。ツユクサは受粉できない時、めしべがゆっくりと丸まり、自らおしべに接触して受粉する。この自家受粉では種の多様性は失われるが、とりあえず種を作ることはできる。こうしてできたツユクサの種は硬く大きく、しかし数は少ない。硬い種は何年も土の中で生き続け、しかも時期をずらして発芽できる。この結果、人による除草のタイミングをずらして発芽でき、ツユクサは生き延びる。生き延び、多様性を増し続けるツユクサには、多数の亜種が存在する。亜種、つまり今までとは違うツユクサは、人が作る環境により適用できる可能性を持つ。野草から逃れ、除草から逃れて生き延びるために、ツユクサは今も進化し続ける。ツユクサは野山から追われ、危険な地で生きることを選択した弱い雑草だ。だからこそツユクサは、たくましく生きる。
2018.07.18
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平成12年の東海豪雨では、私も愛車を氾濫した水に流されました。それで、あの時の出来事はよく覚えています。東海豪雨では、床上浸水22,077世帯。床下浸水も40,401世帯の大規模なものでした。今回の西日本豪雨では、現時点では床上浸水9,915棟。床上浸水17,008棟と、東海豪雨より少ない集計値となっています。西日本豪雨から1週間。被災数は集計途中かもしれません。それでも意外なのは、東海豪雨では死者7名に留めることができたこと。西日本豪雨と東海豪雨の決定的な違いは何でしょうか。今回の西日本豪雨でも、私は被災地域で帰宅難民となっていました。今回もたしかに危機感は乏しかったかもしれませんが、東海豪雨の時と大きく違ったとは思えません。集計値でわかる大きな違いは、全壊家屋数にあるとわかります。東海豪雨の全壊数は、18棟。それに対して、西日本豪雨では401棟に及びます。この全壊数の違いが、西日本豪雨での大規模な人的被害につながったと考えられます。東海豪雨に比べて、西日本豪雨では家屋が全壊するほどの局所的な被害が発生しました。土石流の影響もあるでしょうが、この局所的な被災の大きさが今回の特徴に思えます。両者の豪雨の比較検証から、今後の防災対策が強化されることを願います。亡くなられた方のご冥福をお祈りするとともに、被災地の早期復興を祈念します。
2018.07.16
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今回の西日本豪雨では、「晴れの国」としてPRする岡山県も被災しました。これだけの水害があると、本当に晴れの国か調べたくなりました。まず、年間降水量の少ない県を調べます。2010年のデータでは、降水量が少ない県は次の順位です。1位: 香川県 998mm2位: 長野県 1,058mm3位: 岡山県 1,216mm4位: 大分県 1,298mm5位: 埼玉県 1,307mm岡山県は3位ですが、隣接する香川県が1位。たしかに降水量が少ない地域です。同じく被災した広島県は、19位の1,586mm。ちなみに年間降水量最多の県は高知県で、3,093mmでした。次に、年間降水日が少ない県は次の通り。データは2014年の観測値。1位: 山梨県 82日2位: 埼玉県 90日2位: 兵庫県 90日2位: 群馬県 90日5位: 岡山県 96日山梨県が最も雨の日が少なくなります。2位が3県ありますので、岡山県は5位です。広島県は25位の108日でした。最多の県は秋田県の177日ですが、雨ではなく雪の日が多いのでしょう。岡山県は年間降水日が少なく、年間降水量も少ないことがわかります。それでも結果的には、この豪雨の被害がありました。いくら年間降水量が少なくても、短期間に集中して降雨すれば洪水も起き得る。日本のどこにいても、天災から完全に逃れることはできないのだと再確認しました。ここにいれば、大丈夫。その過信が、私たちの命を危険に晒します。
2018.07.14
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西日本豪雨の時、私は特別警報のエリアにいました。突然、周囲の方のスマホが鳴り出しました。災害対策本部からの「避難勧告」の通知でした。大雨のために土砂災害のおそれがあるとのこと。すみやかに安全な場所に避難する様にとの指示でした。私は避難勧告エリアの住民ではありませんが、エリアにいる人には通知が届きます。それがエリアメールの特長です。気になるのは、通知が届くタイミング。スマホも全員に同時に通知が届くのではありません。遅れて通知音が鳴りだすスマホもあります。さらに通知が遅れたのは、私の携帯電話。スマホの方に通知が届いてから、1~2分して通知が届きました。なぜ、エリアメールの通知に時間差があるのか。ご存知の方はいらっしゃいますか。
2018.07.12
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岡山県総社市の水害では、アルミ工場が爆発しました。工場は全壊。大きな配管が民家を直撃し、爆風で多くの家の窓ガラスが割れました。民家4棟にも延焼しました。爆発の原因は、水蒸気爆発。洪水による、アルミ溶鉱炉への浸水が原因でした。アルミの融点は660℃。浸水時は溶鉱炉を止めて従業員は避難していましたが、溶鉱炉はすぐには冷えません。その溶鉱炉に浸水すれば、水はたちまち沸騰し、水蒸気に変わります。水は水蒸気に変わると、体積が1700倍に増えます。そのため高圧が発生し、爆発が起こります。溶鉱炉への浸水は、あってはならない危険な事故です。事故の発生は、7月6日午後11時35分。今回の水害に翻弄され、いつの間に七夕が過ぎていました。
2018.07.09
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水害の影響で、JR在来線が運行中止。新幹線も運休で、移動先で完全に足止めされていました。所用はバス移動で対処できましたが、帰宅はままならず。本日8日になって新幹線が運行再開。それでようやく帰宅できました。新幹線から見る河川も、氾濫寸前まで増水。在来線は、今も運休が続いています。冠水が続く地域、土砂崩れの被災。高知自動車道の様に、崩壊してしまった高速道路もあります。避難、復旧には、まだ時間がかかるようです。被災地の皆さんの苦労が偲ばれます。また亡くなられた方のご家族へ、お悔やみ申し上げます。さらに、900hPaを切りそうなレベルの超大型台風8号が接近中。予測通り、日本へは上陸しないでいてほしい。それでも、まだ水害、土砂崩れの恐れはあります。皆さんもお気をつけてください。
2018.07.08
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昨日は早めに就寝しました。なぜなら、今日は午前3時前に起きて、TVでサッカーを観戦するためです。結果は・・・・・・、よく善戦したと思います。相手はFIFAランク3位なのですから。それにしても、FIFAランク61位の日本が大活躍。他の試合でも”番狂わせ”が目立ちます。これほど番狂わせが起きるものでしょうか。FIFAランクが間違っている様に思えてきます。調べてみましょう、どれどれ・・・。FIFAランクの仕組みは下記の通りとのことです。【NAVER まとめ】 「FIFAランク決定方法」なるほど、FIFAランク上位国と対戦すると、ポイントが割増しになるわけですね。欧州、南米で試合するとポイントが高く、アジアでの試合は勝ち点が8割に減算です。例えば欧州の試合で、FIFAが1位のドイツに勝てば、勝ち点3点は次の計算。(FIFAポイント)=(勝ち点3点)×(欧州試合 3)×(対戦国 2)×(大陸の強さ 1)×100 =1800ポイント獲得アジアの試合で、FIFA57位の韓国に勝てば、勝ち点3点は次の計算。(FIFAポイント)=(勝ち点3点)×(アジア試合 1)×(対戦国 1.43)×(大陸の強さ 0.86)×100 = 369ポイント獲得同じ勝ち点3でも、実に1431ポイントもの差が1試合で生まれます。これでは、アジアで試合する限り、日本はFIFA上位国にはなれません。今回のワールドカップで活躍した日本。しかしFIFAランクは、過去4年の全試合のポイントを基に決まります。今回の活躍で、日本はFIFA上位国に!それはどうやら、儚い夢の様です。
2018.07.03
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