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リビングの壁にかけてからくり時計を使っています。こんな感じの。 SEIKO【掛時計】WaveSymphony 電波からくり時計 我が家のものは、写真のものとは違って電波時計ではないのですが。時計の下にクリスタルの柱がくるくるまわっていて、正時になると両脇の人形がハンマーで鐘をたたく仕草をする飾りがついたものです。半年ほど前から、柱が回らなくなっていました。たぶん電池が減ってきたのだろうと思ったのですが、時計は普通に動いていたので放置。数ヶ月前にはお人形も鐘をたたかなくなりました。ああ、やっぱり電池ですね。柱のからくりが壊れたのではなかったようです。(暢気)お人形は止まっていても、オルゴールは電子仕掛けなので、正時にはメロディーとともに時刻の数の鐘がちゃんとなります。…電池、いつ取り替えたのでしたか…?記憶にないのですよね。もしかすると、時計を買って取り付けて以来か?だとすると…7年以上、ということになります。それはありえませんよねぇ。そんなことを言っている間に、とうとう時計が遅れ始めました。いまどき、録画デッキや携帯電話、あちこちにおかれた目覚まし時計やタイマーつきスイッチなど、時刻を知るものは家中にいくらでもありますが、やはりリビングの時計が狂っているのは不便です。とくに、鐘が鳴るのがずれるわけで、かなり調子が狂います。(つまり、そのくらいのことを感じるまで放置していたということですw)とうとう、思い切って電池の交換をしました。思い切って、と書くほどの作業でもないのですが、高いところからはずし、埃を丁寧に掃除して、さて電池の大きさはどのサイズだったか?と蓋を開けると単一が2本。買い置きのあるものではありませんでした。買いに行かなくちゃ。ほら、やっぱり一仕事でしょう?なぁんて。パパに [ 帰りに電池買ってきて ] とメールして済ませました!入っていた電池がいつから使われていたのか…見ますと、私の字で「02.02.28」と書かれていました。なんだ、時計を買った後、ちゃんと電池の交換をしたのでしたね。というより驚くべきはやはり、5年も持ったその電池のパワーでしょう。あ。別なところに驚きます?電池に日付が書いてあるところ?そうなの。これはいつから始めたか覚えていないのですが、(新婚の頃読んだ雑誌か何かの知恵だと思います)交換した日付を書いておくと、電池がダメになったのか、それとも機会のほうが不具合なのか見る目安になるし、次に交換するタイミングの目安にもなります(こっちの方はすぐに忘れてしまうけど)。パパには注文メールを出しましたが、もしやどこかに余った単一電池がないかとあちこち探してみました。でもやはりありませんでした。ここで、そういえば他の、単一使用の家電品は、いつ電池交換したのだろうと気になりました。1つは台所のガスレンジ、これは春頃取り替えたのを覚えています。他に単一を使うものと言えば、懐中電灯です!まさかのときに使う懐中電灯。子供たちが小さかったころはそれで遊んだりもしていましたが、このところはとんと出番もなく、玄関や納戸で埃をかぶっていました。玄関のものにスイッチを入れると、弱いながらちゃんと明かりが点ります。さて、その電池は?明けてみましたら、そこに書かれた日付は、5.5.17「2年ね?」と思ったのはほんの一瞬で。だって、さっぱり身に覚えがないんですもん。いくら私でも、2年前に懐中電灯のメンテナンスをしてたら覚えていると思うんですね。ということは。この「5」は。そうです!「05」じゃないんですよ。「5」ですよ。平成5年!ガンの生まれる前の年!見知らぬメーカーの乾電池。たぶん当時の私が100円ショップで買ったんだと思います。(なんとなく、あの町のあそこの店、と思いだせる気がしますw)その安い電池が、13年近くの間、この懐中電灯の中で我が家の備えとなってくれていたんです。見れば、かすかに液漏れの気配。お疲れ様でした。ちなみに、懐中電灯の本体は、私が就職した年に職場で何かに使うので購入したものです。こっちも長持ちだねぇ。パパは銀色ボディの高級電池を買ってきてくれたので(ちゃんと代金は払わされましたけどね)今回もしばらく、からくり時計は動き続けてくれることでしょう。柱もお人形も、威勢良く動いています。心なしか、オルゴールのメロディも張りがある響きです。明日は、懐中電灯用の電池を買ってこなくては。
2007.08.29
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パソコン・フルコがいよいよ…時折、画面全体が縦じまになります。黒字に赤青緑の細いスジスジ。また、Wordを使っているときには、白紙の描画キャンパスのようなものがどどーんと現れます。ただしカーソルやツールバーはありません。どういうタイミングでとは言えないので、予防や対策もしようがないのです。しばらく待っていると、自動的にもとの画面に治ります。でも、いつ、いつ、戻らなくなってもおかしくはないのです。もはやフルコ、全然信用がおけません。こんなことを言うと拗ねてもっと悪くなるかもしれませんが…ほんとに参ります。とりあえず、昨日は半日かけて色々なデータのバックアップをDVDやMOにとりました。スジスジにならぬまでも、画面の切り替えにも、ひどく時間を食います。98、いや94を使っていた頃のようです。インターネットも光回線なのに、ダイヤルアップの頃を思い出します。それでも、パソコンを使うのに慣れた日常ですと、どうしてもパソコンで作業がしたくなります。我慢しながら使っているのですが、もちろん、いらいらします。いらいらに加えて、もう1つ不都合があるのに気がつきました。目が疲れるのです。モニタは、明るさも文字の大きさも快適に動いていたときと同じ設定のままです。ちなみに、液晶です。なのに何故?と、考えてみました。今日の夕刊に、こんな記事がありました。テレビ番組で、テロップが出ること、多いですよね。例えば「正解は、CMのあと!」この手のテロップって、<CMの間にチャンネルを変えないで欲しい>という企みなのだとばかり思っていたのですが、記事によると、そうではなく、<CMの注目度をあげるため>なのだというのですね。なるほど。CMのあとすぐに、知りたかった正解が映し出されると思うと、それを待ってつい、画面に見入ります。こうしてCMを、より多くの人に見させるためだということなんですね。それで思い出したのが、番組録画をするのに、VHSを使っていたころのこと。録画したものを見るので、CMのところは早送りします。でも、どの長さのCMが入っているかわからないので、番組に切り替わる瞬間を見のがさないために、早送り画面を一生懸命見てしまうのです。番組と言ってもバラエティやアニメといった、さほど深刻なものではありません。だから本編は、何かを食べながらとか何かしながらとか、軽い感じで見ている。なのに、CM早送りになると、その場の全員で手を止めて必死に見守るわけです。ビデオデッキが使いすぎて故障したので、昨年HDDレコーダーが導入されました。録画予約も頭出し再生も簡単になって良かったのですが、一番良かったのは、CMスキップができることです。チャプターにわけて録画しておくように設定しておくと、ボタン1つでCMを飛ばして本編が見られます。妙な緊張をしなくてすみ、目の疲れも少なくなった気がしていました。これを踏まえて考えますと。「いつ正常に動き出すか?」気を張り詰めて、立ち上がらない画面や切り替わるのにもたついている画面を、つい一生懸命見入っているのですね。たぶん、瞬きも少なくなっていることでしょう。だから、目が疲れるんだわ。たぶん、そうだ納得の結論が出ましたが、それでもフルコは不調のまま。また明日も、こんな感じのままでしょう。だけど私にはお金がないの。目薬をさしさし、しばらくフルコで頑張り続けます。
2007.08.27
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気をつけていました。初めのうちは。自転車に乗るときには長袖の上着を着たり、手袋をしたり、日焼け止めを一日に何回も塗りなおしたり。それでも日焼けしてしまう!こうしてパソコンに向かう私のキーボードに乗せた手は腕は、日に日に黒くなっていくのでした。暑さが本格的になってからは、手袋も上着も諦めました。日焼け止めは塗り続けていたものの、それだけでは今年の陽射しには対抗できなかったようです。顔は(一応)メイクをして出かけるため(日焼け止め効果もあるし、こんな素顔で出て行くことは公共の福祉に反するようにも思われる故)腕ほど悲惨なことにはなっていません。安心していましたが…ふと大きな鏡にうつした自分に驚きました。ファンデーションの色が、合っていない。いえ、顔の肌色とは馴染んでいるんですよ。さほど白浮きして見えてはいないと思います。しかし、腕の色と顔の色が違いすぎる!首の挿げ替えに手違いがあったかのように見えます…昨日は、ガンの中学のママ仲間とお食事会をしました。賑わう街中をぬけて、待ち合わせのお店に入り、冷房のきいたお部屋の席に着くと皆安堵のため息。陽射しと人ごみと照り返しで、本当に暑い日でしたから。「お久しぶり~」挨拶をひとしきりかわしたところで、向かいに座ったママが「あむあむさん、焼けたね!」するとテーブル中「うん、焼けてる」「焼けた、焼けた」「何をしたの?」「南の海で子供と遊んじゃって」とか、「近場なんだけど、セーリングを」とか、「海のそばのリゾートに行って、何もしなかったんだけどお庭でぼーっとしていたら」とか、言いたかったものですが…「なんにも!気をつけてたのよ~。日焼け止めだってちゃんと塗ってたんだけど~」正直に言いました(アッパレ)「そうよねー、焼けるもん」「気をつけたって、だめなのよねー」などということで落ち着きましたが…思えば、夏休みに入ってから、私、パーマかけて、今朝も念入りにスタイリングしてきたのに!一番変化したのって、そこだと思ってたのに!il||li _| ̄|○ il||li 腕の方が、目立ったのね il||li _| ̄|○ il||li<ヘアスタイルは違和感なく私のイメージに馴染んでいると言うことなのだわ>と速攻立ち直り(前向きな私)、お食事会を楽しんできました。野菜を中心にした美しいお料理のコースで、お品書きを見ながら「これは…ふーん、そうなのねー」などと食べておりましたが、やはり楽しかったのはおしゃべりでございましょう。それぞれの子どもの部活の話、食欲の話、そして夏休みの宿題の話…宿題は、国数社理英はもちろん、技術家庭、武道、美術と各教科からがっつりと出されています。当初は長い夏休みだと思ったものの、この量ではぼんやり退屈する暇もなさそうです。ガンも前半は快調でしたが、次第に「宿題もないしぃ、レポートもないしぃ、あぁぁぁ夏休みってこういうものなんだよねー!」というポンに同調して…このペースでは永遠に仕上がらない。などという調子をお互いにこぼしあって、一様に「あー、うちだけじゃないのね!」安心してお食事がさらに美味しくなった母たちでありました。でも、よくよく考えてみれば、実のところ焦りや不安を抱えまくっているのは本人たちなはずです。その当人たち、夏休みも部活などで学校にかなり頻繁に登校しています。顔をあわせています。そこで、進行ペースを確認しあっています。「あー、俺も俺も!」安心して帰宅するんだね。だからあんなに、宿題が残っていても、あんなに楽しそうにしているんだね。夏休みの残りの日々もはや、カウントダウンとなりました。心なしか、夕方の陽射しもパワーダウンしてきているような…また毎日忙しくなるのでしょうが、母も子も楽しい仲間に恵まれて、刺激的な日々が始まるのかと思うと楽しみでもあります。
2007.08.26
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パパの夏風邪も二日間の発熱がようやく収まりました。まだ喉が相当痛いようで、話すのを聞いても、喉口に何かのかたまりを飲み込みかけたような声。大人のかかるタイプの<ヘルパンギーナ>、流行っているようですね。もう一度受診して来れば?と申しましたら「いい…誤診を認めさせるのは気の毒だろう」なんちゃって、ただめんどくさかったらしい。熱は下がりたてが肝心なのだと、病院に行かないことの寝ていることの、見たいテレビを見るのは大事な休養になることの寝ていると腰が痛いことのシャワーを浴びるの浴びないの、昼飯は何がいいの喉にはある種のアルコール消毒も大事だことの、と…熱出してるか出張してるか、どっちかだと静かでいいんだけどねぇさて。部活動に出かけたポン、帰りが遅いと思ったら「もうすぐ合宿だから、やっぱり買ってきちゃった!備えなくちゃ!!」着替えか何かを買ってきたのか?と思ったら、 「ソイエ(シェーバーヘッド付)」全身タイプ脱毛器ナショナル ES2047「これ、ボディソープ泡立ててるところで使えるから、痛くないんだって。コードレスで、お風呂でも使えるし、パーツも水洗いできて清潔でしょ?」はぁ。昼食代やバス代にまぎれさせて、グミ代やチョコ代も丁寧に請求してくるくせに、こういう買い物は大胆なことよ。それにしても、何故…合宿に備えて、これを?「だってあんなに長い日程、毎日短パンだとか半袖だとかで、皆と一緒にいるんだもん。当然じゃん」そうでしょうか…振り返りますと、私の若い頃、それはまぁ、お肌の産毛も気にならないことはなかったけど、腕や足に関しては、剃ったり抜いたりしている人ってそんなにいなかった気がするのね。でも、今の子たちは違うのね。つるつるでないと、だめだって言う。初めて言われたときには、ガキのクセに何を抜かすかタワケ~!考えるべきことは他にあるだろがー!と思ったものだったけど、ママ仲間で話をしても、どこも似たり寄ったりのようで。そういえば何年か前にも、1台お祖母ちゃまに買っていただいてたでしょ?泡の使えないタイプではあったけど、あのときも欲しい欲しい、無いと部活に出られない、って言ったのよね?「あ、あれ。…ガンにあげる。」いらないだろう!ところが「あ、欲しいかも」( ;゜Д゜)!!誰がそんな物、使っとるの?パパの足をご覧んんっ!「だって、おとーさんはホラ、あんまりお洒落とかにさ、敏感じゃないっていうかこだわってないじゃん?でもさー。部活の先輩とか見てると、汚く見えない人がどうしているのか、お手入れしてるのかそのままなのかはわからないけど、もう、足がね、生やし放題の人がいるわけ。あれって…どうなのかなぁと。俺もそうなったら、ちょっと問題だなぁと。」考えるべきことは他にあるだろがー!!と、おり良くテレビには、エアーサ○ンパスのCMが。そうです、ダルビッシュ君のあの逞しいナマ足がアップに。「ほら、ガン!見てごらん?」振り返ると…「いらっしゃいまっせ~(柳原可奈子ふう)」ガンの足を持ち上げるポン。手には新しいソイエ。「このへん、抜いちゃっていい感じですかぁ?」「ひー、痛くないのかよ?……いたたたた、痛い痛いって!」「え~?みんな痛くないって言ってくれてるぅ」「やめてくれえ」「…ったく!美の道は険しいんだぞ、わかったか?見せて!わー、ここだけ、すべすべー」「ほんとだー」 (´Д`) =3
2007.08.24
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この夏のあまりの暑さに、 エアコンつけっぱなし寝に踏み切っております!妙な立地のマンションなので、窓を開けて寝ることもできる。いつもの夏は、夜入れたエアコンに数時間のタイマーをかけ、それが切れて寝苦しくなったら窓を開ける…そんなことでしのいでいました。でも、今年は夜中の何時になっても暑さがおさまらない…。眠いのをこらえて窓を開けに立っても、不愉快になるのが落ち。そこで、枕元に目覚まし時計と並べてエアコンのリモコンを置き、寝苦しくなったら電源を入れなおす…ということを数日続けたのですが、考えてみれば寝苦しさでわざわざ目覚めようなんて!間違っています!せっかく神様がくれた睡眠時間、通しで思いっきりぐっすり眠るのが正しい。正しいはずです。そこで、踏み切ったわけです。心なしか、翌日のバテ具合も若干穏やかになった気がします。若干ですけどね。目覚めたときの満足感がぜんぜん違うのです。汗のべたつきに不愉快になりながら、あー今日も暑いのかっ、と目をあけるのと、目覚ましが鳴るまでは確かに眠っていたという感覚で目をあけるのとでは、やはりもたらされるエネルギーが違うのでしょうね。地球に優しくないのはわかっているけど。そんな話をポンにしました。そうしたら 「ヽ(´▽`)/ いいねー、それ!」…ちょっと嫌な予感がしたのよね…ポンの部屋はエアコンの効きがよい上に、いつも設定温度低め!立ち寄るとたちまちさわやかに汗が引く!ドアの前の廊下床板はひーーんやり!忍び込んでリモコンの設定を変えておいても、いつのまにか戻っている!翌朝は 「筋肉痛にスプレーしたエアサ○ンパスで寒くなっちゃったしぃ、肌がけ布団にくるまって寝ちゃった♪ああ、気持ちよかった!」と起きてきました。するとパパ「くるまって?怪しからん!タイマーをかけろタイマーを!」「だって寝苦しくて目を覚ますじゃない?」「そしたらまた1時間タイマーだ!」「そしたらまた目が覚めるじゃん?」「また1時間タイマーだ!タイマータイマータイマー!」「睡眠時間を分断するのって良くないと思うんだけど。」「それで健康を害するのなら俺はとっくに病気だ!いいか?設定温度は29℃、タイマーだぞ!怪しからん!」しかし!そのパパ、数日前から「喉が痛い…」と言い出しました。「おかしいなぁ、冷房も効かせすぎてないし、ちゃんとタイマーで切ってるのに。ガンガン冷やしているポンが風邪を引くならわかるが、なぜ俺が!俺がどんな悪いことをしたというんだ!」そしてついに、昨日は発熱。「病院にも行ったのに…ヤブだな!まったく、神様も医者もパパの味方をしてくれないんだね。ああ、孤独だ」そうそう、病院で感冒薬と抗生物質をいただいたのに、発熱。これは、先日ガンがかかった風邪と同じタイプのものではないでしょうか。「うん、ガンにうつされたんだ!」半月もたって、うつるわけないって!「パパばっかりいつも貧乏くじを引くね」でしょうか?ぐっすり安らかに眠れば、治ると思うよ。そのうちに(鬼嫁爆)ちなみに、「食べ物を飲み込むのにも痛いなんて、喉ごしこそ味わいのすべてなのに、何ということだ」と悲しみながら、食事をとっています。38℃あっても、食欲はいつも通りなので!! Σ(゚д゚;) !!
2007.08.23
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夜、寝る前には「明日こそ、真人間になろう。家事をさっさとすませて、あれと、これと、しよう」誓ってから眠ります。なのに翌朝になると「あ~、もう、いいわ。楽にできることだけ、しよう。具合が悪くならなければそれで御の字、というものだわ」と思う毎日。今日も、掃除もいい加減にしてでかけてしまいました。駅まで我慢すれば、冷房の利いた電車に乗って、冷房の利いたモールが待っています♪メインの目的=建前的用事、としては、パパの出張の切符を買いに緑の窓口へ。ふつう、出張の切符なんて職場で用意してくれるのよね?でもパパのお勤め先は違うんです。申請すると「それじゃ貨物便で貨物にまぎれて行ってちょうだい」と言われてしまうの(マジです)だよ。なんぼ鬼嫁の私でも、そうすればいい、とは思えない。実費に若干不足ながら交通費はなんとか出してもらえるので、この私が緑の窓口に足を運んでいます。でかけるのは嫌いじゃないし☆ついでにウィンドーショッピングの一日。これもまたウォーキングと称することができましょう…運動不足の私には。さて、デパートや地下街など回ったところで、部活帰りのガンが戻る時間になったので、携帯で連絡を取って一緒に帰ることにしました。改札口でおちあい、開口一番「のど渇いた…」大きな水筒も空になり、帰りに駅で飲み物を買おうかと思っていたところが、駅に着くや電車が来てしまい、乗ってしまい、乗換駅でもまたすぐに電車が来てしまい…と買いそびれてきたらしい。では、ホームの売店で…と話しながら階段を上ったのですが、おお!こんな日に限ってすぐに電車が!ホームには快速がすべりこんで来たところでした。急いで買えば間に合うかとも思ったのですが、真面目で小心者のガンは「いいってば!」電車に乗ることになりました。そのまま揺られることしばし。各駅停車に乗り換える駅に着き、やっとチャンスが。ちょうど自販機があって、「あるある!これに限るぜ」このところ気に入っているコーラのボタンを押すガン。ペットボトルを持って、各駅停車に乗り込みました。並んで座ったところで、お釣りの小銭を財布に入れるのにペットボトルを私に手渡し、「持ってて。一口、飲んでもいいよ」では、お言葉に甘えて!キャップをひねりました。シュパッ!ものすごく派手な音がしました。シャンパンか!おっとりしているぼんやり者の私は、それでも「こんなものなのかな」と思い、キャップをはずしました。しゅばばばばばば~凄まじい勢いで泡が!泡が!進水式か!某かの予感があったのか、それとも主婦の業でしょうか、腕を伸ばして自分の体からは離していたので、私の服もバッグも汚さずにすみました。ガンのズボンにはちょっとシミが(笑)「おーい!おかーさん!」と叱られたり、「うわー」と慌てたりしながら、ボトルは持ってなきゃいけないし垂れてくるからタオルでくるみたいし、バッグからティッシュ出して足元の水溜りを何とかしたいし、ちょっとだいぶ慌てました。するとガン「これで拭けば?」リュックから、部活に使っていたタオルを出して…床を…「えー、それで拭いちゃうの?」「だってもうびしょびしょに汚れてたし、あと洗えば良くない?」「でもここって…」「いいじゃん?うっかりコーラのところに落としたと思えば」あらかた吸い取ったところで、運動着入れに戻そうとするから「待って待って」とボトル持ってない片手で買い物した品を別な袋に移し、そのポリ袋に入れさせました (^_^;)私の撒いたティッシュも回収するように言われたので、別なポリ袋に入れました ('_';)それにしても何故、はじけたのか?「振ってないよね?」「振ってないよ。電車に乗るときに少しは体動いたけど、あのくらいではじけるんならいつでもはじけてるよ」「じゃあ、自動販売機からガタンと落ちてきたときの衝撃が大きすぎたとか」「だったらコーラ、自販機で売れないじゃん」「うーん」「温度差とか?自販機で冷えてて、外が暑かったから、気温差で気圧がこう、差ができて?」「うー」「おかーさん、メントス入れてないよね(笑)」「まさか!」(コーラとメントスって…これです)わからないまま、こんな話でうやむやに。それにしてもコーラとメントスって、どういうことでしょう。勿体無いけど…それにしても、今日はほんとに、どうしてしゅばばばっとなったんだろう。
2007.08.20
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随分以前のことですが、俳優の故・渡辺文雄氏が、出演していたテレビ番組『くいしん坊!万才』のエピソードとして、こんなお話をしておられました。北海道でカニの美味しいお店に入った。出された茹でカニは噂どおりの美味しさ。むいては食べ、食べてはむく。同席していた他のお客も同様、皆もくもくと食べるのみ。店内にはその音があるだけだ。しかしそれでは番組にならない。カメラの近くからスタッフが「何かコメントしろ」とジェスチャーで指令する。食べるのに忙しく、それどころではなかったのだが、何度もサインを送ってくるので仕方なく、一言「うまいっ!」と言った。すると店主「出て行ってくれ!」 本当にうまければ、声など出ずに味わい続けるはずだから、と言うのだ。もっともなことだと思いながらも、そのロケは失敗…さて、 神様からひと言大手広告代理店を辞め、「珠川食品」に再就職した佐倉凉平。入社早々、販売会議でトラブルを起こし、リストラ要員収容所と恐れられる「お客様相談室」へ異動となった。クレーム処理に奔走する凉平。実は、プライベートでも半年前に女に逃げられていた。ハードな日々を生きる彼の奮闘を、神様は見てくれているやいなや…。サラリーマンに元気をくれる傑作長編小説。 (「BOOK」データベースより) この本の帯に、こうありました。「読んでる途中で思わず「面白~い!」と声が出ます!本当です!私は256ページで (略)」ある書店員さんのナマの推薦文、です。確かに、面白かった!帯の文末にあるとおり、「愉快・爽快・痛快」でした!でも、声は出ませんでした。「面白~い」なんて声、出せません。渡辺文雄氏のカニと一緒です。ひたすら読む、読み進む、ワクワクしながら文を読む、ページをめくる。その音あるのみ。声に出したら、我に帰ってしまいます。自分の声に、しらけてしまいます。没頭するに限るのです!人間関係のトラブルから大手広告代理店を退社し、再就職した主人公の涼平。ところが新しい職場でも早々にトラブルを起こし、クレーム処理担当部署に異動されてしまいます。そこはリストラ対象の社員の吹き溜まりのようなところ。いわば左遷です。「お客様の声は神様の声」と掲げながら、「お客様相談室」が墓場扱いされるとは、どんな退室の会社なのか推して知るべしですが、ひょっとすると現実でもよくあることなのかもしれないとも思います。能力と、プライドと、上下関係や派閥や…職場とは、1人の思いだけではどうにも動かないものでもあります。身の回りに思い当たる節をみつけながら読むサラリーマンも多いのではないでしょうか。相談室の中でもさらに、いじめのようなものがあり、心を病んでいくメンバーも。それを変えようと立ち上がったのが主人公…なんて話ではありません。もうやめたい、次の給料が出たらやめよう、とも思います。覚えるにつれて、相談室の仕事が好きになるとか、居心地が良くなるとか、そんなこともありません。次々に入ってくる妙なクレームを、こなしていくうちに、一日が終わる。けれど、気がつくと少しずつ、自分が昨日と変わっているのに気がつく。仕事が見えてくるのと同時に、わからずにいた自分自身にも気がつくのです。見えなかったのではなく、見ようとしていなかったものが、見えてくる。涼平はもちろん、相談室の面々を始め、登場人物のキャラクターが愉快です。個性ぞろい、それでいてどこかにいそうな現実的な匂いがします。これを読んで、ストレートに励まされるサラリーマンよりも、型破りな主人公を羨ましく思う人のほうが多いだろうとは思います。それでも、痛快なこの感じ。わくわくしてすっきりして、最後は笑顔で息をつく。読んでよかった、と振り返ることが出来る一冊です。いい明日を迎えたかったら、寝る直前に今日の出来事を思い出し笑いするといいそうです。それと同じ。楽しかった、と閉じることが出来る一冊だから、読んだ明日は明るくなりそうな気がします。
2007.08.19
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先日の旅行を跨いで、読んでいた本です。 螺鈿迷宮医療界を震撼させたバチスタ・スキャンダルから1年半。東城大学の医学生・天馬は、留年を繰り返し医学の道をリタイア寸前だった。ある日、幼なじみの記者・葉子から「碧翠院桜宮病院に潜入できないか」と依頼を受ける。桜宮病院は、老人介護センター、ホスピス施設と寺院を一体化した複合型病院で、終末期医療の先端施設として注目を集めていた。しかし、その経営には黒い噂が絶えないという。天馬は看護ボランティアとして桜宮病院に通い始めるが、ある時から疑念を感じる。「この病院、あまりにも人が死にすぎる」と…。『このミス』大賞受賞『チーム・バチスタの栄光』の新鋭が贈る最新メディカル・エンターテインメント。白鳥の最強の部下“氷姫”、ついに登場。 (「BOOK」データベースより)『チーム・バチスタの栄光』(感想はこちらです) 『ナイチンゲールの沈黙』(感想はこちらです)につづく、海堂尊の医療ミステリシリーズです。今回は、舞台を桜宮病院に移し、語り手も田口医師ではなく医大生の天馬。シリーズとしては番外編といえるかもしれません。ただし、時系列的にはきちんと『ナイチンゲールの沈黙』の数ヵ月後が描かれています。「桜宮病院…このへんで叩き潰しておいた方がいいかもしれませんね」と前作の終わりにつぶやいていた白鳥技官の台詞が思い出されます。古くから桜宮の町で開業されてきた桜宮病院。経営する医者の一族の名も桜宮です。地元の古い家なのを思わせます。その病院の、どこか怪しげな内部が、つぎつぎに審らかにされます。表向きは終末医療を掲げ、新しいシステムを構築した、気鋭の病院です。双子だという若い女医も美しい。経営母体であったという隣の寺では、連携した心のケアが行われているようです。(今朝の新聞で見たのですが、<ホスピス>とはキリスト教活動に深く関わるもので、仏教を背景にした施設では<ビハーラ病棟>と呼ばれるものがあるそうです)なのに、おどろおどろしいのは何故か。終戦前、軍の施設としても使われたという建物は、秘密めいた地下通路も備えています。死体の剖検が頻繁に行われているというのも、恐怖をあおります。『チーム・バチスタの栄光』はオーソドックスなまでの医療ミステリでした。それに比べて『ナイチンゲールの沈黙』は、ややファンタジーめいた筋立てになっています。今回の『螺鈿迷宮』は、亡霊や怨霊こそ出てこないものの、オカルトめいた味付けが濃いです。血生臭いし、「死」というものにとり憑かれた人間のおぞましさが主題でもあります。「怪しい」と思った人が「やはり」と思えるやり口で犯している罪の話なので、本格的な謎解きを期待するとがっかりしてしまうかもしれません。それでも、田口医師のように、結末まで安心して物語を任せられる語り手ではないので、十二分にハラハラすることができます。そして、はちゃめちゃな白鳥技官は本作でも健在。これまで、その言葉の端々にしか登場していなかった「氷姫」が全貌を現すのも楽しいです。死、というものは誰でもが必ず受け入れなければならないものながら、また誰も能動的にその瞬間を決めることができないものです。病院は生と死が表裏で預けられた、いわば不条理の場所でもあります。それをユーモラスなキャラクタとミステリの味付けで描こうとした、海堂氏の意欲を感じます。もしかすると、医療事故や外科手術のあれこれよりも、作者がもっと描きたかったテーマが、ここにあるのかもしれないと思うからです。
2007.08.18
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夜になって、窓の外にドドン!ドドドン!という凄まじい音がしました。「あれ?花火大会、来週じゃなかったっけ?」と思い、海側の窓を覗いた私。はい、花火大会は来週です。音の後見えた閃光は、雷でした!日暮の夕焼けも迫力がありました。薄くかかっていた雲が赤い光を反射させて、空全体が燃えているような色でした。しかも、長いこと。異次元空間に飛ばされたような不安を覚えるほどの、夕焼けでした。まったく!「もっと!もっと!熱くして!」…と叫んでいたのは誰でしょう?と、誰かのせいにしたくなるような、尋常でない暑さの一日でした。もう何をする気力もわきおこらず。とりあえず、無事生きていればそれでよし。『リビングで意識を失い倒れている主婦のあむあむさんを帰宅した家族が発見、病院に搬送したが手遅(略)』という記事の文面も頭にうかび…昨日、空手の合宿からガンが帰宅。夏休みの間、春からお休みしていた道場に再び稽古に行かせていただき、2拍3日の合宿にも参加したのでした。初日、見送りに行ったパパによると「先生、『しごきまくりますよ!明後日にはボコボコにしてお返しします(笑)』だそうだ」先生、それって「ボコボコ」じゃなくて「ボロボロ」だよね(危険すぎですべ)?と思ったのですが、それはそれとして、どんなにしごかれてくるのか楽しみでもありました。日本列島煮えたぎるような空気の中、具合悪くしてるんじゃないか…怪我でもしはしまいか…心配はしましたが、便りのないのは元気な証拠!と自分に言い聞かせた3日間。昨夕迎えに行きますと、ややくたびれた顔色ながら笑顔で降車してきたのでまずは安心。先生 「いやー、頑張らせました!足の裏は、他の子もそうですが、ガンももうベロベロに剥けてますよ」頷くガン…空手は基本すり足なので、きちんと練習すれば皮は剥けるのですが、そうですか、頑張ったんですね。でも、ガンはグロッキーな様子も見せず、満足気です。逞しいじゃありませんか!?「あー、楽しかった!」充実していたんですね!?「帰りのバスの中で大貧民とかやって、負けた奴は罰ゲームで、SAで小島よしおのモノマネしたんだぜ。夜もさぁ、お笑いのマネうまい奴がいて、おかしいの、もう。で、テレビはあれとあれと見て、」え?ボロボロになって、バタン・キューではないんですか?「せっかく合宿なんだぜ。起きてなきゃ!消灯は一応10時だけど、別によくて、」えー?…消灯10時って言われてる、でもそんなの関係ねぇ??まぁ、楽しかったというし足の裏は一応剥けているから練習もしたのだろうし、汗だらけの洗濯物の山を見ればやっぱり練習したのだろうし、何より、忘れ物・失くし物はないようで。鞄もちゃんと持って出た形状と同じく蓋を閉じて持って帰れたし。いいか!案の定、9時に横になるなり寝息を立てたガンでした。で、分厚い空手着やTシャツなど大量の洗濯物と格闘した今朝の私。ポンは部活に行く、というので、熱中症に気をつけなさいと繰り返し言い聞かせる。何度も何度も言い聞かせる。そのうち半分くらいは、さっき口に出して言ったのか頭の中で思っただけだったか、わからなくなって言っている。本当に暑い。ぼーっとしつつもふと、ポンの部屋を覗くと…使っていない肌掛け布団の上に、!!定期券が!電話したのですが気付かないようなので、仕方ない、持って行ってやることにしました。(以前、ガンにこうして忘れた定期を届けたのを知っているので、知らん振りすると拗ねそうだから)すっぴんで汗だく、頭はぼさぼさだが仕方ない。自転車を出す…と、こんな格好のときに限って近所の人に会ってしまうんだねえ!ポンに追いついて定期を渡し、自転車を押して坂道を帰ると、汗だくバージョンアップ。と、こんな格好のときに限って、またまた近所の親子連れに会ってしまうんだねえ。どーも!帰宅してもガンはすやすや寝ていました。洗濯を干し終わり、掃除も終えて、やれやれ、私も、はやゴロリとなりましょうかね…と思った11時ころ、「おはよー、腹減ったし」と起きてきました。 (^_^;)午後も寝た記憶はないのだけど何をした記憶もない。とにかく生きぬいた、そんな一日であった。
2007.08.17
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ワーキング・ホリデー息子と過ごすために、ホストから「ハチさん便」ドライバーへ。正義感の強い元ヤンキー父とおばちゃん臭い少年のハートフルな物語――夏のある日、ホストクラブで働く元ヤン・沖田大和のもとに、突然、息子と名乗る小学五年生の進がやってきた! 息子の教育上ホストはよろしくない、と大和は昼間の仕事である宅配便のドライバーへ転身するのだったが……。正義感溢れ、喧嘩っ早くて義理人情に篤い大和。家事にたけて口うるさい、おばちゃんのような中身の進。仕事や仲間を通して、二人は絆を深めてゆくが、進の夏休みも終わりに近づいて……。大和の燃える「ハチさん便」が、爽やかで心地よい読書をお届けします。 (内容紹介・文藝春秋社HPより)坂木司の新作『ワーキング・ホリデー』は、宅配仕事に滝の汗を流す大和と、家庭が再生することを願って主婦業をこなす進の、暑い夏休みの物語。まさに暑い、この夏休みに読むのにぴったりの一冊でした!舞台の宅配業者はその名も〈ハチさん便〉、表紙はロゴ入りの段ボールの写真です。毎回坂木作品の装丁をしている石川絢士氏のデザインとのことですが、とてもナチュラルなイメージです。ホストあがりの肉体労働ヤンキーに、はてこの表紙の色合いは…?オープニングいきなり、きらびやかなホストクラブ。語り手がそこに誰かを訪ねて行くところから始まります。ホストであろうとなかろうと、いきなり小学生があらわれて自分のことをお父さん、と呼んだら驚きます。何か仕掛けがあると警戒もするでしょう。しかしこの主人公・沖田大和はとまどいながらもその少年の言葉をすんなり信じるのでした。事情を聞いて思い当たる節があったらしい。それもかなり痛々しい思い出が。訪ねてきた男の子の名は進。死んだと聞いていたお父さんがもしかすると生きていて、それがこの人なのでは、と一人で推理して訪ねてくるあたりからかなりのしっかりもの。しかも節約上手の料理上手で礼儀正しい。大和はますますある女性のことを思い出して納得、なのです。ホストの世界に身を置いているとはいえ、大和、仁義に篤い男のようです。さらにオーナーのジャスミンさんも酸いも辛いもかみわけた情がある人。同僚の面々も同様です。このあたり、かなり坂木ワールドです。これまで、坂木作品を読んでいて、ひっかかりを感じることが少なくはありませんでした。登場人物のかたくななのを語るのに、そこまで型をはめなくてもよいだろうと思ったり…例えば、「お取り寄せ」好きな理由や、あるいは屋外でものを食べるのが好きな理由を、人格形成の過程に求めて、いちいち説明しなくてもいいだろうと思ったのですね。そのほかにも、大腿部にやけどをした女性がスカートをやめてパンツルックにするだろうか、と疑問に思ったり。ちょっと不自然な感じのする箇所が、なきにしもあらず…でした。それが『シンデレラ・ティース』(感想はこちらです)からはあまり気にならなくなりました。主人公の一人称の語りも、今風の言葉が使われていますがとても自然で読みやすいのです。いつの間にか、こんな人たちが暮らすこんな町が、近くにあったらいいのに、と思わされています。大和のことも、応援し続けたい、見守り続けたいと思うようになっていました。配達中の大和に差し出されたタオルは、<新井クリーニング店>の名入りでした。取引先の会社から出された「壊れ物注意」の小荷物のあて先は…あの人です!(読んでのお楽しみ!)『切れない糸』の感想(こちらです)でムーミン谷のようだと書いた坂木ワールドですが、その心地よさは本作でも続いているのでした。このあと坂木作品は9月に角川書店から『ホテルジューシー』(これは『シンデレラ・ティース』の主人公サキの友人の話のはずです)、12月に双葉社から『先生と僕』が出る予定とのことです。この文藝春秋刊『ワーキング・ホリデー』とあわせて3冊の初版帯についたマークを集めるキャンペーンがあるとのことなのですが、出版社を跨いだこういうキャンペーンって、よくあることなのでしょうか?(私は驚いているのですが…)坂木ワールドはどこへ行っても繋がっている、と言われているようで、嬉しくなってしまいます。ところで、沖田大和――ホストの源氏名は「ヤマト」です――に、進。そう来たら…やっぱり。進のお母さんの名前は由希(ゆき)子、でした。本文中には出てこないけれど、進の苗字は「森」じゃないかと思います(笑)
2007.08.16
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“オーシャンズ”のメンバーの1人、ルーベンが心筋梗塞で倒れた。原因は世界的なホテル王ウィリー・バンクの裏切り。だまされ、切り捨てられたショックで病に伏せたのだ。ルーベンの病床にかけつけたオーシャンやラスティーたちは、仇をとるべく行動を開始。狙う先は、バンクが新たにラスベガスに建設するカジノホテルだ。最新鋭のセキュリティに守られたこの場所で、バンクの全てを奪うための戦いが開始された…!!wwws.warnerbros.co.jp/oceans13/ ジョージィに会いに行きました 映画『オーシャンズ13』を見に行きました。映画館のある建物に着いたのは上映の30分ほど前。汗をふきふき、角にあるコーヒーショップを曲がって、驚きました。長蛇の列なのです!建物の外、ゲームセンターと雑貨屋の前を通ってファミリーレストランのあたりまでつづいています。朝早いので扉が開いていないのかとうっかり並びかけてしまいましたが、係員の「当日券購入の列最後尾はこちらです!」の声に事情がわかって入り口へと急ぎました。インターネットで予約購入していて良かった!映画館の入り口とチケットカウンターは2階にあるのですが、そのロビーも大変な混雑です。お目当ての映画は「売り切れ」の表示が出ていました。冷房のきいた館内に入り、人心地つきました。この映画、『11』公開時からロードショーで見て、DVDでまた見て、と我が家のお気に入りのシリーズです。予告編では「ど派手なリベンジにしようぜ」と、大掛かりなシーンが立て続けに映されていましたが、やはり見所は前作・前々作と同様の、緻密な計画とおちゃめで大胆な詐欺実行シーンです。面々がたくらむのは強奪なわけですけれども、人質を取るでもない、殺人があるわけでもない、カーチェイスもない。『007』のようなアクションものではないです。なのにわくわく。どこからどこまでが計画された企みなのか、私たちまでがどこから騙されているのか、迷うのがわかっていながらあれれっ?と思いながら見守るのがいいのです。『11』に比べると、手に汗握る箇所は少ないです。DVDで今見ても、リビングストンの手に書いたメモが汗でにじんでしまうところなど、何度でもどきどきしてしまいますが、もはや誰が失敗しかけてもさほど気を揉まなくなってしまいました。やはり『11』では、出来立てのチームで、お互いがお互いを信頼しきっていないような、脆さがありました。それが全体に緊張感を増していたのです。だからといって『13』では馴れ合いになっているかというとそんなことはない。逆に、絆のようなものが同じ敵にむかっていく士気を自然に生み出しています。犯罪に手を染めることになる理由が、『12』に比べてとてもわかりやすい。それぞれのメンバーのキャラクターも一層愉快に描かれていて、かなり笑えます。これまでバージルとターク兄弟はあまりに大人気なく騒々しいのでちょっと苦手だったのですが、今作では痛快でした。そして何と言ってもダニーとラスティ(ジョージとブラピです)。アメリカ版「徹子の部屋」とも言われる「オプラ・ウィンフリー・ショー」を見て2人がウルウルする場面もあります。ここはツボですよ。映画の中で彼らが、デジタル時代にアナログ過ぎると評されるシーンがありました。たしかに時代遅れの犯罪かもしれないし、荒唐無稽かもしれません。でも、こんな陽気なギャングがいたっていいじゃありませんか?誰が12人目と13人目だったのか、実のところわからないのですけど、いいんです。かっこよくて気持ちよくて、楽しかったものね。こちら、劇中に登場。ラスベガスでもオッサレなパーティーでは 「KUBOTA sake. KAMPAI !!」 久保田 萬寿 720ml(純米大吟醸)(日本酒)
2007.08.15
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帰るのがもったいないような感じを4人とも(貧乏性)抱いた2泊3日の最終日。午後の出発前に、軽いトレッキングにでかけることにしました(貧乏性)。朝食は7時、トレッキングツアーのバスが出るのが8時すぎ。それまでには身支度もすませ、荷物をまとめてチェックアウトしておかなくてはなりません。もちろん、朝風呂にもはいらなければ(貧乏性)。で、6時前に一同起床。なにしろ、パパの統率ですからね。朝は早ければ早いほど良い、という家訓がその頭上に光っていますもの。余裕とりすぎて、身支度済んだ姿でガンはテレビ見ていたはずが朝食前にもう一寝(笑)この日の朝食も、ガンは<洋+和>フルコース行っちゃいました。昨晩は我が家もとうとう、<お櫃お代わり>を達成。これはもう、帰りにどこかで『木曽ヒノキお櫃』を、ガンに買ってやるしかないかも!この日のコースは「残雪の北アルプス、標高2000m神秘の八方池と360度の大パノラマ、八方尾根トレッキング」という2時間ドラマばりのタイトルがついたものです。ホテルからゴンドラの八方駅までバスで送ってもらって、そこからゴンドラと2本のリフトを乗り継いでトレッキングコース入り口まで。リフトは冬にはスキーにも使われるもので、4人乗りです。「せっかく4人で乗ったから、記念撮影の写真を買おう!」パパの一言で全員、表情作りに気合が入りました(笑)リフトが出発して少し行った柱の下に、カメラマンが構えています。「記念写真お撮りしています!写してよろしいでしょうか?では、撮りまーす!」ガン 「『よろしいでしょうか?』って、『ダメですっ!』て人いるわけ?」「そりゃあ、いろいろあるでしょう」ポン 「どんな?」「不倫カップルのお忍びとか」「不倫でトレッキング!あり?」「あとは、指名手配犯とか。売り場に貼り出されたら『おい、小池!』ってなっちゃうから」「えー!リフトで逃げるのぉ!」「じゃ、このあとその森に逃げ込むのか!熊がいるぞ!危ないぞ!」リフトを降りると、その先はケルンをめぐりながら八方池までのトレッキングコースを歩きます。各々の自由散策という形なので、片道上り90分下り60分目安の道ですが、引き返すのも自由です。「どこで引き返すか決めておきなさい」「え?八方池まで行くよ?」「間に合うわけ、ないだろう?ちゃんと計算しろよ」「したよ?どう考えても…間に合うよ」「そんな甘い見積もりでどうする?これは一般的な速度で歩いた場合の目安だろう? この家でこのペースが守れるのはパパだけだろう!」「そっかなぁ…」「ママなんかのろのろ歩くしその上弁当を食べるのも遅いだろう?どうするんだ?」「大丈夫。歩きながら食べる」「無理だ!断崖絶壁の横を歩きながら食べて…う・うぅ、パパはいやですからね」などと大騒ぎをしたのですが、「どう考えても帰りのバスに間に合うから大丈夫じゃね?」という子供たちの口ぞえでパパもおとなしくなり、無事、池まで行くことに決まりました。これでゴールまで行かずに引き返した日には、木いちごソフトどころじゃない悔恨を残してしまいますからね!昨日の「アルプス平」も、散策…と言うにはちょっときつい道のりでしたが、ここは「トレッキング」と称しているだけあって本格的なコースでした。ハイキング気分の私たちが目指している八方池の、その先まで行くと、本格的な登山道になった尾根の道がつながっています。リフトを降りたところから始まる上り道は、石が並べられた遊歩道ですがかなりの勾配です。それでも、天気の良いこともあり、たくさんの人が山の上を目指して歩いていました。山肌に沿った道に人が連なっているのが見えます。あんなところまで今から行くんだ!楽しくなってしまいます。と、思ったところで、中高時代の林間学校を思い出しました。戸隠や妙高にでかけて、黒姫山や妙高山を列になって上ったものでしたが、あたしゃあれがいやでいやで、どのくらいいやだったかというと、前の晩には一大イベント男女混合肝試しツアーが中止になろうとも雨乞いをしてしまうほどいやでした。その後はわが体が何とか発熱しないかと思うほどいやでした。登山道の入り口までバスに揺られながら、「この30分が永遠に続いて山になんてつかなければいいのに」と願うほどいやでした。それがこうして、家族に率先して計画を立てて山歩きしようというのです。人間は成長を続けるものなのです。いつもの調子なのか、集合時刻が気になるのか、体力自慢か、どんどん上っていくパパ。ガンもしっかりついて行っています。ポンは急な高低差があるたびにモジョモジョ言うので、歩くのが遅い私とともにずりずり遅れていきます。ジグザグの道の踊場になったところで、水分休みとなるのですが、私たちがたどり着くとパパ 「よし、来たな!では行くぞ!」ちょっと待たれぃ!!そんな具合ではありましたが、すれ違う人の中には、スカート+日傘、という驚くべき格好の人がいたり、ポヤポヤの赤ちゃんを抱っこしたママの後ろを荷物抱えたパパが登っている若いファミリーがあったりもしました。幼稚園ぐらいの子供も、ちゃんと歩いて先を目指していました。ベンチにへたり込んでいる場合ではない。日差しは強く、気温も高めで、長袖の上着や合羽を用意するように言われていたのも、何だったのかと思うほどでした。この日の条件がすこぶる良かった、ということなのでしょうけどね。役に立ったのは長いタオルで、首に巻いて後ろの日焼けを防いだり、流れる汗を拭いたり。それでも上っていくとタイトルどおり、残雪の残っている箇所があります。その上を渡っていくのですが、解けた雪が細い川になって下っていくのは、この季節に来て良かったと思える涼しい眺めでした。前を行くパパやガンの背中に、うっすらと靄が流れていきます。雲の中に上っていくようです。予定の90分よりはかなり早めに、八方池に到着。「俺のエスコートあって、だなぁ!」そういうことにしてもいいけど、「じゃ、行きますか!」「え?先に行ってみるの?」「うぉおNO,NO,NO!帰るのよ。下で弁当も食べないとな」「もう下りるの?」「せっかく登ったのに!」子供たちに言われて、何とか、しばらくそこで休んだ後、来た道を下りました。上りがきついのは当然なのですが、下りもかなり足にはつらいです。心なしか、ひざが笑っているような気もします。パパはと見ると、「景色なんか見てたまるか」という表情で、足元だけを見て歩いています。ところどころ木で階段ができている場所もありますが、ほとんどは石が積まれた道です。ちょっと踏み間違えて、大き目の石を滑り台よろしくしゃがんだまま滑降してしまいました。おお!「下りもきついね。ちょっと休んでよ」「ちょっとだけだぞ」「景色も見ようよ、きれいじゃ~ん」「いい」「ほら」「わあっ!端に寄るなっ!!」「あはは(さらに寄ってみせる)」「そんな手すり、信用するんじゃない!抜けてもおかしくないし、ママなんかその下から転げ落ちるぅぅぅ~」「大丈夫よ」「さあ、行くぞ! 早く、地に足の着くところまで下りるぞ!」地に足の…!(笑)「ったく、高所恐怖症じゃない人には…高所恐怖症の人の気持ちなんて、わからないんだ!」こうして無事に下山。リフトの写真も買って、お弁当を食べ、八方駅まで下りて、その後帰京しました。帰り、さすがに足がちょっと重いような感じもしていましたが、翌日も、その翌日も、たいして筋肉痛にもならず。私もまだまだ健康だということです。引きこもりも良し。昼寝も良し。やっぱり夏の旅は山に限ります☆おわり。あ!お櫃買うの、忘れました!
2007.08.14
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今回は、旅の友にした本をメモ代わりに紹介。まずはガンのセレクション。donmaboさんの日記を読んで私も気になっていた本ですが、ガンにはまさにストライクだったようです。 小説こちら葛飾区亀有公園前派出所<超人気作家7人が「こち亀」小説化!!>「こち亀」30周年&「日本推理作家協会」60周年を記念して、史上空前の超豪華企画完成!! 国民的マンガ“こち亀”の世界を、日本推理作家協会のそうそうたる人気作家7人が料理!『新宿鮫』の鮫島警部や『池袋ウエストゲートパーク』のマコトと両さんが共演だ!【目次】(「BOOK」データベースより)幼な馴染み(大沢在昌)/池袋ー亀有エクスプレス(石田衣良)/キング・タイガー(今野敏)/一杯の賭け蕎麦―花咲慎一郎、両津勘吉に遭遇す(柴田よしき)/ぬらりひょんの褌(京極夏彦)/決闘、二対三!の巻(逢坂剛)/目指せ乱歩賞!(東野圭吾) これをきっかけにたくさんの作家と出会うことが出来るのがとても魅力的でもある、贅沢な本です。ポンは、今話題の妄想小説(笑)この本を私が知ったのはsamiadoさんの日記がきっかけでしたが、いまや書店でも平積み大プッシュですね。妄想度合いがポンにはぴったりはまった、とのことです。大喜びでした。 太陽の塔私の大学生活には華がない。特に女性とは絶望的に縁がない。三回生の時、水尾さんという恋人ができた。毎日が愉快だった。しかし水尾さんはあろうことか、この私を振ったのであった!クリスマスの嵐が吹き荒れる京の都、巨大な妄想力の他に何も持たぬ男が無闇に疾走する。失恋を経験したすべての男たちとこれから失恋する予定の人に捧ぐ、日本ファンタジーノベル大賞受賞作。 (「BOOK」データベースより)最後に私は(パパはなんだか難しい本を『友として旅に参加させただけだった』そうなので省略!) 神様からひと言大手広告代理店を辞め、「珠川食品」に再就職した佐倉凉平。入社早々、販売会議でトラブルを起こし、リストラ要員収容所と恐れられる「お客様相談室」へ異動となった。クレーム処理に奔走する凉平。実は、プライベートでも半年前に女に逃げられていた。ハードな日々を生きる彼の奮闘を、神様は見てくれているやいなや…。サラリーマンに元気をくれる傑作長編小説。(「BOOK」データベースより)感想はいずれ書きたいと思いますが、気軽に読めて痛快な内容ながら、読後充実感と明るい気分に満たされる、荻原浩ワールドでした。分厚いながら2泊3日の間で読了。子供たちもこの旅行で1冊ずつ読了でした。いい本で旅もさらに満ち足りました。
2007.08.13
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2日目はホテルで用意されたオプションツアーの中から、「白馬五竜テレキャビン空中散歩とアルプス山野草園散策」に参加。ほかにもいくつかツアーがある中でこれに決めたのは、パパの「よし、これだ!これがいい!」の一言によります。ゴンドラやリフトなどあれこれ乗り継いで、山の高い位置にある大きな植物園を歩くコースなどもあったわけですが、ここはテレキャビン(小ぶりなゴンドラ)1本に乗るだけ。従って価格がお手ごろなのはもちろん、高く上らない高いところ怖い症のパパにはまさにお手ごろ感があったのではないでしょうか。この山野草園には、4年前の夏に白馬に来たときにも立ち寄りました。そのときには駆け足だったので(修辞的意味だよ)、いま花盛りだというときにもう一度ゆっくり歩いてみるのもいいな、と私も思いました。子供たちも「ああ、あそこ!また行くのもいいんじゃない?」パパ 「そうかなぁ?そうだっけ?ペアリフトで下りたらヨーグルト屋があったところ?あれは違うよなあ…(註:志賀高原だよそれは)…全然覚えてないぞ!」本当に覚えていないらしく、「リフトに乗ったよ」「それ、デジカメの動画で撮ったじゃない」「山の上からパラグライダーが見えたよね」「頂上に小さなケルンがあって」口々に思い出して言うのに「…うーん…弁当はそこで食ってないよな?あれは…」食い物にまつわる話がないと思い出せないというのなら!私がもう一度ここに行くのもいいと強く思ったのは、前回し残したことがあったからです。それは、立ち去る間際に売店で見た「オリジナル・木いちごソフトクリームあります」のポスター。木いちごソフト!食べたい!食べたい!思って財布にまで手をかけたのですが、パパ 「時間がない!ダメ!行くぞ!」「ゴンドラに乗って食べる」「ゴンドラの中は飲み食い禁止に決まっとろうが~。この次にしなさい」この次にしなさい、と、パパは言ったのでした。その「この次」が、さぁ、やってきたわ!今年は食べます、食べてみせます!「ええ?そんなこと、言ったっけ?」まだ思い出せないようでしたが、いいでしょう。思い出をなぞり、し残したことにトライするも旅、訪れるたびに新鮮に味わうもまた旅、でしょう。ゴンドラが動き出すときの「ガタン」という音に「ひーー」と叫んだパパはその後、山の上方のみを見つめていましたが、日本列島晴れ渡った空はここ長野の山の上でも眩しく光っていました。遠くの山も近くの木々もよく見えます。山野草園到着。 パパ 「あー!ここか!」花の間をぬって山の上まで道が作られています。今回はリフトを使わずに歩いて上っていきました。ギボウシ、コマクサ、カライトソウ、ホタルブクロ、そのほか沢山の花が開いていて、三脚を構えて写真を撮っている人も大勢いました。山野草園の中では花ごとに名札が立てられていて覚えながら歩くのも楽しいものです。子供たちは、と見ると、名札など見もせず、ふざけながら歩いていました。さらにそのはるか先、足元の道しか見ずにずんずん歩いていくパパがいました。山野草園の先には「アルプス平 自然遊歩道」が作られています。遊歩道、とはいえ、小さなケルンに至る細い登り道でちょっとしたハイキングコースです。シモツケソウの群生地もあり、やはり人工的に作られた山野荘園の花畑とは比べられない迫力でした。盆地になった白馬の町のむこうには、志賀高原、妙高に至る山々が。そして空には、この日もたくさんのパラグライダーが飛んでいました。 (見えますか?)遊歩道には、巻き閉じた寝袋を乗せた大きなリュックをしょって杖を手にした本格登山装備の人たちも歩いています。びっくりしましたが、遊歩道の先は五竜岳に至る登山道が続いているのでした。そこから尾根伝いに下りてきた人たちなのでした。山道に比べたら、この程度の勾配は文字通り、かるーい遊歩道でしょう。しっかし。私、息は切れる、汗は流れる。「これだから、朝パンなんか食べる人はイヤだねぇ。ガン、しっかり朝食べてきて良かっただろう?」「うん…てか、むしろ食いすぎて重い…」「そうか!でも、歩けるなら大丈夫だろう。そのうちどんどん、腹も落ち着いてくる」「どっちみち、お昼食べるところはゴンドラの駅のあたりしかないでしょ?そこまで戻るころにはお腹すくわよ」「なんだなんだ!もう昼飯の話か?まだ10時15分だぞ!だから朝パンだとだめなんだ!」…食べる話、始めたのパパだけど (ーー;)ケルン<地蔵の頭>を回って遊歩道を一巡り、再び山野草園の中の道をゴンドラの駅まで下ります。今回は絶対に食べなければなりません。4年も思い続けた木いちごソフト。売店に行ってみると、あら。「木」の文字はなくて「いちご」になっていました。しかも、「バニラ」が350円で「いちごミックス」が400円。…いえいえ、ためらっている場合ではありません。食べる!ポンもここに来ると決めたときから私と同じようにソフトクリームのことを言い続けていました。わが娘です。ガンは「1個は食べないと思う(白メシではないのでw)。1口だけ、ちょうだい」と言うので、2つ注文。「いちごミックス」というのでバニラとイチゴ味のクリームが半々になっているソフトクリームを想像していたのですが、機械から出てくるクリームは、バニラクリームにイチゴのシロップが寄り添うように掛けられたものでした。おお、おいしそうです!と、ポンに手渡しながら売店のオバチャン「やわらかいから傾いちゃいました」ポンとガン、ベンチに向かいながら爆笑です。ものすごくイビツなソフトクリームなんだもん!あらら、オバチャンたら手もとが狂ったのかな?と待っていると、私に次のコーンを手渡しながら、「バランスが悪いので気をつけて~」およよ!またイビツ!どうしたのこりゃ!ベンチで大うけです。「私は、甘いものは…」と渋い顔をして見せたパパも、「ヒトクチヒトクチ」と双方から味見をして「美味い」。ほんとうに、美味しいんですけど、ですけど…「やっぱり俺も食べよう!美味いし…もう1つ買ったら今度はちゃんと立ってるかもよ」買いに行ったガン。一同、しっかり立ち上がったソフトクリームを期待して待ちました。「(笑)『クリームが重くて沈んじゃいました』だって(笑)」オバチャン、どんだけ~!ゴンドラで麓へ下り、のんびりと帰りました。麓の駅のそばでは、斜面に人工芝のスロープを作り、スキーでジャンプして池に飛び込むゲームの講習をしていました。ガンと同じくらいの少年たちがウェットスーツでツイストや回転を見せながら気持ち良さそうにジャンプしています。山の上で見たパラグライダーも、タンデム(2人乗り)で飛行体験させてくれるものや一日講習などがあるようでした。遊ぶところがたくさん!お金と時間に余裕があれば、また来てやってみたいことがいっぱいです。とりあえず午後の残りの時間は、ホテルで読書&昼寝、そして「ふろ」「めし」「さけ」「ねる」←なんか増えてますねw旅はいい!つづく。
2007.08.13
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ホテルにチェックインしたときに、ちょうどチェックアウトした女性(おばさん)グループとすれちがいました。エレベータに向かう私たちに、「お疲れさま~。いいお宿でしたよぉ。」「ウフフ、お食事もよかったしね、ウフフ」と声をかけてくれた彼女たち。微笑んで会釈して、さてエレベータに乗ったところで、私たち家族も乗り合わせた人たちも全員眉根が寄りました。「どっちの意味だろう!?」本当に美味しい食事だったのか!?皮肉か!?あのおばさんの性格は?どっちを言いそうな人だったか?一様に考えたのであります。しかし、どんなに考えても答えは出ない。謎は深まるばかり。ああ、あの一言、聞かなければ良かったのです。そうすれば「お食事どんなかな?」てな具合の軽い不安で済んだのに。あの言葉をかけられたばかりに、うんと美味しいのか、それとも…と悩むことになりました。実を申せば白馬は2回目。前回は4年前、別なホテルに一泊滞在しました。そのときのホテルは「有名ホテルで修業したオーナーシェフが腕をふるう創作料理」と宣伝コピーにあったので、かなり期待しちゃっていたわけですね。実際、見栄えも美しく、美味しいお料理ではありました。フレンチ風にアレンジした和食、という感じ。しかし、素材が魚中心の和風のもので、四足動物性蛋白を好む我が家の子供たちにはちょっと不評。とくに朝食は食堂こそリゾートホテルのしつらえながらメニューは純・純和風。魚・山菜・おしんこ・ご飯は大きなお櫃からお代わりし放題…というもので、席に着いたとたん子供2人の額から「ゲッソリ」という音が聞こえたほどです。それでせめても、と、2人に牛乳を注文しました。高原の冷えた牛乳は美味しいに違いありません。運ばれてきたグラスは、まわりのお客さんからも羨望をあつめ「うちも頼もうか」という声が聞こえました。ところがっ。そのグラス、氷が浮かべられていたのだ。「えっ…」「氷…」子供たちもびっくり、だよ。牛乳に氷。溶けたらどんな味になるっていうのさ。しかも200ccちょっとの普通のグラスに牛乳を入れるのに、半分くらい氷だよ。それで一杯300円。このホテルの近くを今回、何度か通ったのですが、ポン「あ、魚屋ホテルだ」…私はもちろん、あの氷を思い出していました…そんなことがあったので、ホテルの夕食に(この程度の予算の宿泊では)あまり期待をしないほうがよい、と思ってはいました。その心構えでいたところに、あのおばさんの一言はよくよく染み入ってしまったわけです。けれども、一風呂浴びて向かったレストランでは、小皿・大皿・お鍋・鉢物・お椀…とたくさんの料理が並べられていたばかりでなく、どれも手が込んでいて美味しい。ああ、あれをああしたお料理ね、と、わかる=なじみのある味ながら、私の手ではちょっと、しばしば拵えることはないなぁ、と思う類のものが、楽しくなっちゃうくらい並んでいます。好き嫌いのある子供たちでも喜びそうなメニューです。「うわー、美味そう!こんなに沢山おかずがあるし、ご飯は少なめでいいや。病み上がりで俺、食欲落ちてるんで」とガン。などと言いつつ、一品食べては「白メシも美味いね」(ほんとに、美味しく炊けたご飯でした)と口に運び、「お代わりする」と横に置かれたお櫃から嬉しそうによそっております。座りなおしては食べ、またよそい、また食べる。軽めによそっているとはいえ、5回ほどお代わりしたように思われます。見ると、別なテーブルの家族連れの中高生をふくむ3兄弟も、杓文字を手によそっては食べ、食べてはまた杓文字を手に。これがまことの手杓といえましょう。その家族、お櫃をお代わりしていました。男子は白メシで出来ているのだ。さて翌朝、朝食はバイキング形式。パンやサラダ・ウィンナー・炒り卵といった洋食メニューと、ご飯・味噌汁・焼き魚・温泉卵・海苔などの和食メニューが並んでいます。昨晩お給仕にまわっていたのは、日焼けして体格の良い若者で、おそらくスキー部か何かの大学生のアルバイトでありましょう。注文すると「ウィッス!」とお返事してくれるんであった。そのうちの1人がご飯をよそってくれています。もちろん和食を選んだパパ 「あいつ、盛が良すぎるぜ…アハハ」 嬉しそうに食べていました。残り3人はパンで朝食。私は<お櫃お代わり3兄弟>の朝食がどうしても気になって、見てしまいました。ぐっすり眠って腹をすかせ、やっぱり朝からバクバク食べるんであろうか?…お兄ちゃん、ご飯と味噌汁。弟、パン一切れとジュース。…かたや我が家、「あ、おとーさんやっぱりお代わりするんだ!次は卵で食うの?じゃ、俺も行こう!」バタロール一切れと食パン半切れでおかずを食べた後、ご飯と味噌汁を取ってきて、温泉卵かけご飯にするか味噌汁かけご飯にするか迷うガンでありました。つづく。
2007.08.13
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2泊3日で、長野県の白馬に行ってきました。夏の旅行、というと「山!」「海!」家族それぞれ希望が出て紛糾するのですが、「海はすぐ近くにあるからいつでもいける」「海は日焼けしてべとべとになって砂砂になる」「海に行くとポンはひたすら漂って流されていくしガンはひたすら砂を掘るだけだし」などという意見が出て「泳ごうよ」というパパの希望は壊滅。毎度、1対3で山派の勝ちになります。派閥党首は私ですしね☆とはいえ、山も今年は暑かった!昼間はほとんど横浜と変わらない暑さでした。とはいえ、都会の蒸れた空気とはやはり違い、木々を渡ってくる風は気持ちのよいものでした。宿は、別荘や欧米田舎風プチホテルが森の中に点在する一角にありました。長野オリンピックでオーストリア・アルペン競技選手の宿泊施設にも使われていたというところです。家族で経営している小さなホテルでした。お部屋も広くはありませんでしたが、窓の外は杉や白樺の木々で、細い道のむこうにスイスかカナダの山小屋のような可愛い建物が見えるのでした。気温は高くても、窓をあけて深呼吸、です。いつもは、家からできれば一歩も出るまい…と思いながら生活している私ですが、「なんで旅行に来ると、そうガシガシ歩きたがるのかねぇ?」パパに呆れられるほどの歩行欲を漲らせました!往路、事故などの影響があったものの宿に着いたのは3時ごろ。近くを散策しましょう!と地図を手に、丘を下って2キロほど先の河川敷をめざしました。遠回りしてコンビニでアイスクリームを買い、田んぼや畑の間を歩きながら食べる。旅ですからね。宿泊したあたりは<白馬塩の道温泉>といいます。平成5年に地下1000メートル余のところから見つけられた温泉だそうです。道路には、中学受験の地理でもおなじみ<糸魚川>の案内表示も見られ、日本を東西に分けるラインに程近い場所なのがわかります。温泉もその名のとおり塩化カルシウムを含むということでしたが、遊びに行った川の水もどこか海の匂いをさせていました。遠くに山々を望み、雲の切れ間から天使の梯子もおりています。流れの速い川の岸では、キャンプをしている家族や水着で子供を遊ばせている家族など。早朝にはここで、熱気球をあげたりもするそうです。(熱気球体験お1人2100円!ただし搭乗は5分ほど。すごく、ものすごく魅力的でしたが、5分で8400円也はちょっと痛いかなぁ…などと思っていましたら、そうそう、高いところが嫌いな人がいたのでした!パパ 「乗らないよ!パパは、乗らないよ!みんなだけ、どうぞ!…と言って何かあってパパ1人生き残っても困るしなぁ」)冷たい水が川原の大きな石で何本にも分かれて流れていきます。子供たちの、心の思い出絵日記に、「ママもお転婆少女に戻ったようでした」という1ページを加えてあげたい!石の上をひょい、ひょい、と、細い流れの向こう側まで渡ってみました。「うひゃひゃ!」喜んでガンも渡ってきます。「俺、水着ならよかったなぁ!」「パンツ1枚になって入ってみれば?すぐ乾くよ?ホテルに戻ればすぐにお風呂にも入れるし?」「…いやです」さて、戻ろうということになり、ひょい、ひょい、と帰るガン。その後ろを、来たときのように上手に渡っていこうとしました。したのですが、「この石を踏み外したら水に浸かる」とイメージしたそのままを具現して、足首をしっかり濡らし、子供たちの心の思い出絵日記に、「ママはやっぱりどじなオバサンでした」という1行を進呈。帰り道はもちろん上り坂なのですが、なんていい気分。戻ってもこの夜、「めし」「ふろ」「ねる」この3点セットが用意されて私を待っていると思うとこの上なく開放的な気分です。いかにいつもの自分が主婦業に忠実な心構えでいるのかがわかろうというものです。「ふろ」――温泉は暑すぎることもなく、浴場が空いていたこともあってゆっくりと楽しめ、いいお湯でした。サウナにも入りました。85℃の室内は「トイレ休憩した町田より涼しい」。汗を流してさっぱりしたら、あとはお酒と美味しいお料理が待っています。うふ。つづく。
2007.08.12
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ガンの風邪もよくなってきました。(ちょいと怖くなりまして、頂いたお薬の中で症状のとくにひどいハナの薬だけを服用中です…)良かった!間に合った!(佐藤浩市風)旅行に行きます。短いスケジュールのものですが、家族で泊りがけの旅行は3年ぶり。過去2年、夏休みもそれぞれ忙しかったのですもの。とはいっても、今年もそれぞれの合宿だ仕事だ何だ、予定をあわせるのがそりゃ大変でした。こうしてだんだんに、揃って出かけるのも難しくなっていくのでしょうか。でも、子供達は家族で出かけるのを敬遠するでもなく、楽しみにしてくれています。嬉しいです!…うるさいです。はしゃぐので。今日は荷物を作りました。前回こしらえたリストが残っていたので、それを見ると「ポン・MD(音楽プレイヤ)」とか「ガン・GB(ゲームのあれ)」とか、時代を彷彿とさせます(爆)時は流れ、今回のリスト…テーブルに乗せておいたら、「ポン・本」が「絵本」に、「ガン・本」が「エロ本」に、書き加えられていました!お前らっ!数の足りないものなどもあったので、午後買いに行…「行く行く!」「行く~!」「では、エスコートしましょう」ぞろぞろ全員でダイ○ーへ。私が何を買い足したかったかは誰も興味なし。「お菓子♪お菓子♪」と食料品売り場へ直行(幼稚園の遠足か!)いつもあまりじっくり見ることのないお菓子売り場ですが、CMで見た新商品や期間限定の品、おまけの可愛いお菓子など、見始めると楽しいですね。カートを横に、ゆっくり棚を見ていましたら、私がグミひとつを選ぶ間に、カゴがすごい勢いでうまっていきました。===本日のレシート===コーラゼロ (「今夜飲む分」)チョコレート・ノワール (「俺チョコはブラックでないと」)-196℃ (…私が今夜飲む分)つぶ緑茶ポッキー (「うふ」)パイの実 (「うふ」)フルーチェピーチ (「急に食べたくなった」)ガトーレーズンクッキー (「ウチ、これすっごい好きなの、うふ」)カオン (私の選んだグミ)三ツ矢サイダーグミ (「グミはこれでなくちゃだめ、うふ」)ミンティア (「俺、辛いやつでないと」)アポロチョコ (「チョコは甘くないと」)イチゴアップ (「ヨーグレットの新しい味だぜ」)チョコボール (「牛はダメデショ、のあれだぜ」)チーズサンド鱈 (「うふふふふ」) キシリッシュ (「あー、パッケージなんか新しいし~」)ポリッピースパイス(豆菓子) (「部屋で飲みたくなるかもしれない」)焼き剣先するめ (「そのとき寂しいとつまらない」)フィッシュソーセージ (「これはガンの好物でもあるし」) ―― 以上なんとジャンクなカゴの中。おかずが一つも入っていない2590円のお買い物でした。パパ 「あ、今買ったやつは手荷物でなくていいから。道中はサービスエリアで焼きとうもろこしを食べるから!」…行ってまいります (^_^;)
2007.08.08
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先週末、ガンが喉が痛いと言い出したので病院に連れて行きました。喉が痛いというのは珍しいことではなくて、騒いで帰った日のこともあるし、口をあけて寝てしまって朝ひりひりする、という場合もある。でもそういうときにはしばらくすると治るものです。それが今回はどうも違うようなので(本人は「声もかすれてるし、声変わりなのかも」といたって暢気でしたが、声変わりで喉が痛くなるという話は聞かないもんね)念のために部活はお休み、病院へ。部活に行くにはいつもの登校時と同じくらい早起きをするので、行くのをやめた途端気持ち良さそうに2度寝。目が覚めても元気にしていたので、たいしたことはないと思われました。病院で診ていただいたところ、「喉が少ぉし、赤いですねぇ。軽い夏風邪のひきはじめなのでしょう。熱もないようだし、この程度だと、大事にしていれば治ることもありますが、念のために薬をのんでおきましょうか」とのこと。家族旅行も控えているので(夏の旅は3年ぶりなんである!)感冒薬に加えて、念には念を入れて抗生物質もいただきました。安心して帰宅。途中コンビニに寄って昼食を買ったのですが、いつもなら大喜びしそうなお弁当の類に食指が伸びず、サンドイッチや調理パンを選んだガン。「ここ、変なニオイするよね…」と、店のおでんの匂いを気にしたりして、思えばちょっと、このときから変だったのですが、機嫌は良かったし買ったものもペロリと食べてました。午後もいつもと同じようにすごして、夕食も普通に食べたし。しかし、食後「なんか、へんだ…だるい」というので熱を測ると37.6℃。寝せました。抗生物質ものんでいるし、ぐっすり眠っているし、すぐに下がるでしょう。と、思ったのですが、翌日は一日、36℃台と38℃台を行ったり来たり。おお。本格的な風邪になってしまいました。病院の薬をのんだのに!その翌日にはなんとか平熱に戻ったものの、喉はまだ痛いと言う。咳もちょっと出始めました。週明け、かなり元気にはなっていたのですが、相変わらず喉は痛くて咳もくしゃみも出ています。咳、といえば思い出すのは数ヶ月前の私。ああなっては大変。早めに対処!再び病院へ行きました。前回もそうだったのですが、空く頃合を見計らって行ったのに1時間待ち。さて診察では、「あぁ、とすると、これは抗生物質の効かないウィルス性の夏風邪だったのかな!小さな子供だと、<ヘルパンギーナ>といって喉に白い粒粒の出る夏風邪があるのですが、ガン君のこの歳だとかかるものではないのですが、同様のウィルスの亜種はいろいろあるので、それだったのかもしれませんね。熱が出て、下がったということはウィルスとは戦い終わったのだろうし、この<ヘルパンギーナ>の類は、ほら(医学書を開いて見せてくださる)熱が下がった後喉の痛みや咳が出る、というのが特徴なんですね。でもそれもあまり心配なものではないので、咳やハナの対処療法だけで良くなるはずですから、そのお薬を出しましょう」ヘルパンギーナ!子供たちが小さいころはかかったことがあります。そういえば私も扁桃腺の白い粒粒、身に覚えがありますが、あれは…大学生のときだったのですが!では<ヘルパンギーナ>と呼ぶものではなかったのね?などと、安心して平和な気分で帰宅。晩御飯も美味しく食べ、食後の薬を出しておきました。咳やハナの風邪のとき、いつも処方されている、何度ものんだことのある薬です。ガン 「よし!一口にのんだぜ!タイ記録!」…ったく、男の子ってヤツは…ハナの薬や咳の薬、何粒もまとめてゴックンしたのが嬉しいらしいよ…上機嫌でコーラなんか飲んだりしていたのですが、と。むせた。咳き込んでいます。ちょっと、苦しそうです。なみだ目。汗かいてます。おぉ。あ…あれ?顔が真っ赤になったのは咳のせいかと思いましたが、どうも変です。腫れてます。「ケホ、ゲホ、…うう、かゆい!」頭もどこも痒いようです。蕁麻疹です!!汗もかいたし、冷やすと少し楽になるかと、ぬるいシャワーを浴びさせたのですが、もはや全身真っ赤になってしまって、ひくものではありません。「なんだよこれ~…この顔~…」手放しで泣いてます。痒い、痛い、寒い、暑い、怖い。いっぺんに来て「なんだかわかんない~」震えています。布団に横にならせましたが、熱いかたまりのようになって震えています。パパと2人がかり、冷蔵庫にあった保冷剤であちこち冷やしてやりましたが、ほかにどうしたらいいのでしょう。ガタガタ震えているのを見ると怖くて、救急車を呼ぼうかと思ったり…今読んでいる本に、繰り返し出てくるフレーズが「薬は毒」病のモトを殺す、という意味では、回復に向かわせるために薬は毒として働いているわけです。使い方を取り違えれば、もちろん人の体そのものにも毒として作用します。小説の中のそんな場面が、暢気に私の頭にうかんだり…私が以前、腸炎で呼んだときには救急車が来るまでに25分もかかって、マンションの入り口がわからないと電話がかかってきたりもした。今呼んだら救急車で連れて行かれるのはどの総合病院だろう。乗り込んで、あちこち回されているうちに、これってひょっとして治まったり。それでも病院に入ったら、点滴で何かの薬をさらに打たれるのかしら…荷物は何と何を持ったらいいだろう?いろいろいっぺんに考えたり…薬をのんでから、痒みが出てから、どのくらい経ったか時計をしばしば見たのですが、時間の計算が出来ているような出来ないような…そのうち、ガンも「もっとこっち、冷やして」だの「キャ、そこはくすぐったい」だのと言うようになりました。赤みも少しひいたかな?なんとか落ち着いてきたようです。少しずつ、いつもの肌に戻ってきました。結局、2時間ほどだったでしょうか?発作がおさまったときには本当にほっとしました。蕁麻疹だったからこの程度ですみましたが、あの痙攣は怖かった。ああいう場面、どの時点で119すべきなのでしょうか。いざというとき、体も頭も動かないものだと情けなくなりました。ガンは鏡を見て、「…あー、良かった!」と笑い、パパと私にそれぞれ「ありがとう」と言い(!クッ、泣かせます)、「ネタにしようと思ってまとめて薬のんだんだけど、こんなになるとは、俺のオマヌケキャラに拍車をかける大ネタになってしまったぜ…」と言いながら、気持ち良さそうに寝ました。…12時間!!
2007.08.07
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先日の日記に書いた、我が家のパソコン3姉妹の長女・フルコ。ついた名前が気に入らないのでしょう…機嫌が悪いです。きっとそうなんです。植物は、話しかけたり褒めてやったりするとよく育つといいます。そして家電品は、「だいぶ古くなってきた」とか「新しい機種で良さそうなのがある」と口にすると、聞こえたかのように故障する、というのが世の常です。実際のところ、使用年数は行ってます。XP搭載機なのを思うと、そう古くもないのですが、使用状況を考えるとかなり酷使されているとはいえるでしょう。別に特別難しい作業をさせているわけではないのですが、ワードひとつを大人しく使うということは少なくて、傍らインターネットで調べたり何か取り込んだり、エクセルを参照しながらだったりしながらメールを開いたり送ったり、別なインターネットを開いたり、ついでに音楽を聴いたり。その疲弊した体力に、先日導入したウィルス対策ソフトがかなりビリーズ・ブートキャンプらしいです。自分の体のためになるということはわかっていながら、やりきれない。音を上げます。立ち上がりに時間がかかります。すぐにフリーズします。動いているように見せかけながら、打ち込んだ文字が変換されるのに10秒ずつ待たせたりします。それに耐えて日記を書いても、アフィリエイトで別のウィンドウを開き、コピーしてもどると元の日記が全部消えていたりします。まじで。がんばって書いたのに、もうすぐ完成だったのに…あれはほんとにがっかりです。一方、パパのビスコ。絶対決して私は使うまい!と決めていたのですが…昨日、ガンがiPodを手に入れました。その音楽フォルダiTunesを、フルコに入れるのは無理であろうと、家族全員意見一致で、ビスコに搭載することにしました。ポンが留守、パパはiTunesわからない(ですよね)、で、操作を私が仰せつかったわけです。やむなく、仕方なく、不本意ながら、ビスコを動かすことになったのね。速い。賢い。きれい。今日はビスコから日記を書いてみました。久々に快適でした。おっと、フルコに聞こえちゃうかも。
2007.08.02
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読みかけの本はお休みして、図書館の予約の順番が来た本を読むことになりました。優しい雰囲気の短編集なので、数日で読み終わるかと思ったのですが… モノレールねこ小学生の僕は、ねこの首輪に挟んだ手紙で「タカキ」と文通をする。ある日ねこが車に轢かれて死に、タカキとの交流は途絶えたが…。表題作ほか、「パズルの中の犬」「シンデレラのお城」など全8編を収録。 (「MARC」データベースより)加納朋子の短編集です。連作ものではない、短編集。主人公も、テーマも、それぞれです。モノレールねこ、とは。不思議なネーミングですが、正体は一匹の太ったねこ。住宅のコンクリ塀の上に座ると、両脇におなかの肉が垂れて、それがいかにも一本のレールを抱えて走るモノレールのようだというもの。いわれてみれば、なるほどうまい名前です。そのねこの首輪を介して手紙のやり取りをする2人の小学生。いつ戻るとも必ず届くとも約束のない、楽しい文通でしたが、ある日やり取りは途絶えてしまいます。顔も本名も知らなくても、生活のほんの一部の話を交わしただけでも、とても大事な友達だと思えることはあるものです。わかります。すぐに訪ねあうことができそうでも、ためらう気持ちがわいてしまうのもわかります。だからこの、ぼく――サトルの気持ちが愛しくて、温かな気分で読んでいました。このサトル、明るくて優しくて、でもちょっと甘くてお調子者。大人になっても小学生のときのままのような、憎めないやつです。つい、その目論見にも、温かな気分のまま肩入れしてしまいます。幸せな気分で読み終えることができました。このほかには、夫を待つ時間に取り組んだ白いパズルの中に、犬の気配が(「パズルの中の犬」)。家族をいっぺんに失った中学生の私と、ダメ叔父さんの二人暮らし(「マイ・フーリッシュ・アンクル」)。私と偽装結婚したミノさんは、死んだ婚約者がそばにいると信じていた(「シンデレラのお城」)。ロクデナシのクソオヤジに苦しめられてきた俺に、新しい家族ができた(「ポトスの樹」)。会社で、学校で、悩みを抱えた家族の姿を見守るザリガニの俺(「バルタン最期の日」)。 (「BOOK」データベースより) といった短編が収められています。(もうひとつ「ちょうちょう」という、客足が急に落ちた新規ラーメン店にまつわるお話があります。どうしてこれだけ抜けていたのかしらん?なかなかいい味、でしたよ。)決して同じテーマで書かれたものではないし、登場人物も交錯することはなく、それぞれ別な話です。切なくなるものもあれば、ほっとするもの、あるいは少し鳥肌が立つものもあります。けれども、どれも読んだ後、ちょっとぼんやりとたゆたうような気分になるのです。嬉しさも、楽しさも、悲しさも、儚く溶けているミルク色の靄のなかに漂っているような感じです。もしかすると、羊水の中にいるのはこんな感じなのかもしれないと思います。この世と、あの世の境目をふっと覗くような物語の数々。それでいながら、死の淵の恐怖というよりも、生まれてくる前にいた海の懐かしさを思い起こさせてくれるのです。読み終えて表紙を閉じた後も、不思議な靄が本のまわりに残っているようでした。一日にひとつずつ。丁寧に読みました。あなたもこうして、できれば眠りに落ちる前に。読むのをおすすめします。
2007.08.01
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