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夕方頃に怪しかった天気も何とかもってくれた。大晦日→元旦の勤務は、毎年特別な気持ちになります。一言でいうなら、「サービス業の仕事をしているんだ!」という実感を最も深く堪能できます。(多少、プライドやK-1、イノキボンバイエの結果が気になったりもしましたが…:笑)完全防寒で望んだダンスイベント…。楽しかったですよ!「アースウィンド&ファイア」のナンバーがかかろうものなら、体がムズムズ…でした(笑)。大晦日は、たった一晩限りのイベントだけど、なんだか「学園祭」を思い出させてくれます。先日の日記に書いたように、大晦日は早番にして、元旦は公休にして潜り抜けようとする人もいれば、逆に、早番だけどそのままカウントダウンまで現場を手伝う人って、元旦は早番で頑張る人もいる。「最近の若い人は…」と一口に片付けてはいけないな…と、再確認させられます。こういう時に出ますね。「会議室や講演会だけ強い人」と、きれいごと、かけ声に終わらないように実際に最後までやり遂げる人…。それでも「お疲れさまです!」「今年もよろしくお願いします!」と元気で明るい!本物である。多少、寒かったり失敗があったり嫌なことがあったり…で、ヘコんでいても、ああいう姿を見ると自然と立ち上がることができる。そういう人たちと、同じ空間、同じ仕事をしながら新年を迎えられたのは大変うれしい。別にダラダラ話をしなくても、働いている姿勢だけで、人を元気にできるのだから凄い才能である。そういうシーンをみると、いつか、働く姿勢だけで人に勇気や感動を与えられるようになりたいものである…などと考えた。もっとも、ご本人たちに聞くと「人に感動を与えよう!」などとあまり考えていないらしい。ここが違う。自分が納得行くまでしっかり働いているだけ…と。「与えよう!」のレベルはまだまだで、「勝手に伝わるもの」「黙っていても伝わる」が本物!つまり「滲み出る」んでしょうね。…ということで、与えられるようになりたい…は取り下げます(笑)。10数歳年下の彼女たちが僕にとっての新たなターゲットとして「ロックオン!」です。出張の楽しみが大いに増えた、実り多き大晦日→元旦でした!
2003/12/31
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この年末年始は、「お休みの人」と「フル稼働の人」の真っ二つに分かれる、わかりやすい時期である。僕たちは忙しさが増しているが、都内の移動は凄ーーーく空いていて、大変効率がよい。打合せの移動や視察の移動でも、対して渋滞はなく、大助かりである。いつも思うことだが、経済の活性化には、全国できるだけ「シフト勤務化」を推進してはどうだろう?渋滞や通勤電車の大混雑にしても、「早番」「遅番」が導入されるだけでも随分違うはず。それから、土日祝日休みだけでなく、ローテーションで「日月」「火水」「木金」などの休みにする。これは2ヶ月ごとくらいに公正に替えていく…。シフト勤務と交代制の休日の導入で、大混雑は、約半分くらいには激減するはず。そうすると、オフィス自体の稼働率も高くなるはず。9-17で土日、GW、夏休み、年末年始…など、高い家賃の割りに使っていない時間が実は随分とある。シフト勤務化が進むと、「従業員が増えてきて、そろそろオフィスが狭くなってきた…」も解消される。無理に、広いオフィスに引っ越す必要はない。大手町や新橋などのオフィス街にある飲食店などのサービス業も一年中そこそこ活気が出てくる。そして、全国の観光地などでみられる、土日は大渋滞、平日は閑古鳥…の「繁閑格差」も小さくなる。すると、経営が随分と楽になる。たいていの商売で言えることだが、この「繁閑格差」が小さくなれば商売のしやすさがあがってくる。この恩恵に預かる企業は大変多いと考える。遊びに行く方も、いつも適度な賑わいで楽しい。けれど混み過ぎでもない…。当然、道路族と揉めている、道路も、ほどほどあればいい。もう、大渋滞はしないから。よって、節税ができる。…と、何とも楽しい未来が待っているような気がしてくる。経済を活性化させる議論の中で、投資意外の方法では、こういうものアリではないでしょうか?…と、1人きりのオフィスで考えました。(決して、寂しいから考えたわけではないんです:笑)これから最終の新幹線で出張です!
2003/12/29
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振り返れば、これまた激動?の一年間だった気がする。仕事そのもの以外のところで、まぁ色々あるものだ。激動…というのは、たくさんの「理解できないこと」や「不快なこと」「理不尽なこと」「自分でいやになること」と、これまたたくさんの「感動」や「素敵な出会い」「成長の実感」…などで、この両方の「幅が広かった」ということだと思う。それで、改めて自分で採点?してみると、「10:9」と出た。…なので「エキサイティングな一年だった」となった。1点でも勝ちは勝ち。(自分ではそう思うようにしている)つまり9点は得点を許したけど、10点は返した…みたいな感じ。そして、この「9点+10点=19点」が激動指数。つまり「幅」。前半戦はどちらかと言えば、信じられないようなことが多々起きたが、後半戦には、素敵な出会いの連続で、それは↓●楽天日記を始めたこと。そのお陰で上海で素敵な出会いがあったこと。。●素晴らしいセミナの講師をさせて頂けるようになったこと。●長年抱いていた、理想のネットワークができつつあること。●名古屋の素敵なホテルウーマンの方々と知り合いになれたこと。●再び中国での仕事をする機会を得たこと。●12月には、素敵なメンバー2人がチームメンバーに加わったこと。(ノゲイラとヒョードル、あるいはセナとシューマッハくらい超強力!)(このままでは、間違いなく抜かれるかもしれない…がんばれ所長!)…などなど。そして、後半戦のトピックスは、21年間のキャリアを丸ごと引っくり返してくれるほどの企業に出会うことができたこと!そこに足を運ぶだけで、何となく涙がジワッときそうなほど、「幸せの空気」が漂っている。働いている人もお客様もみんな幸せに見える施設にそう出会えるものではない。今日はその企業での打合せ(半分プレゼン)だったから、同点で迎えた9回の裏(年末)に、もう1点入れることができた。感謝である。こうして毎年、1点差でもいいから勝越して行けたらいいですね。大晦日の31日は、心の中で「小さなガッツポーズ(1点差なので)」をして締めくくりたい。
2003/12/28
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最近、来年の抱負、目標を繰返し考えている。ビシッとまとまらないのが、情けないところだが、何となく見えてきた。考えに考えてモヤっている時は、苦しいけど、少し晴れて見えてくるとなんともうれしいものだ。新しいこととしては、今までは、研修や講演などの後に依頼されて作成していた「小冊子」をもっときちんと作成していくこと。悔しい気もしないでもないが、ビシッと作ったマニュアルなんかより現場での評判が良かったり、第一、読まれる率が圧倒的に違ったから、心を入れ替えた。それ以外には、●中国語をマスターすること。いい加減、頑張って勉強しないと…。(上海でのむてつさんの学校に通おうかなぁ…)●FA制のチームを拡大すること今でも数名にお願いしているが、フリーで独立したり、サービス業の経験者で主婦をしながら活動している人たちのメンバーを増やして、理想とする、ネットワークを作り、「ネット」で「ワーク」できるようになること。これは、教育関連もさることながら、全国のレジャー施設の視察なども含まれる。そうして、依頼頂いている仕事に少しでも多く応えて行きたい。●オープンセミナーを開くこと「トレーナートレーニング」や「サービス業の考課者トレーニング」など、自社で教室を開設して運営すること。これは、自分たちで見つけた世間的には無名だけど「現場の達人」という方たちを招いて行いたい。部分的には僕もやるかも…?などなど、出始めるとたくさん出てきて楽しいが、果たして、実際にできるのはどれ?(最後は腰が引けてしまった:笑)
2003/12/27
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約30年ぶりに熱海に来た。日帰りで流すような視察はあったが、きちんと宿泊もして滞在しての訪問は小学生以来である。窓からの眺めも「きれいな夜景!」と声をあげていたのが懐かしい。駅に降りた瞬間、「ええっ?」ときた。夜7:00には商店街が閉まっている。当然、人の通りも少ない。建物も皆古めかしく見える。実際に古いものもあれば、手入れがされていなくて、寂れて見えるものもある。こうした観光地も、企業と同じで、相当な努力をしないと、30年寿命のようなものがあるのかもしれない。そうした視点で全国を眺めていくと、人気観光地も順位変動が激しい。もちろん、京都のような定番的地位を築いている所もあるが。一時は、人気を独占した観光地も、内情は、企業と全く一緒だ。市場の変化に、地域のオーナーたちがついていけなかった。昔ながらを守っていれば、そのうちにお客は戻っていくと思っていた。考えてみれば、観光地の人々は、その土地しか知らない。一方で、観光客は、それが好きな人々は、一年で数ヶ所、色々と訪れる。10年間の単位では、相当な数の旅行に行かれているはず。観光客の方が、実は観光のノウハウに長けている…という逆転現象が起きている。観光客を「いかに捌くか?」というサービスの時代にはもう戻れない。企業も、売れている時ほどご用心である…というのと同じだ。でも、まだまだいい所もたくさん残っているのだから、どんな風に復活していくのか?見守っていきたい…そんな気がした。何といっても、子供の頃、両親と楽しく過ごした街だから…。がんばれ熱海!
2003/12/26
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レジャーサービス業の現場仕事をしていると、クリスマスや大晦日、元旦…は、ほとんど現場にいることになる。社員で働いていれば尚更で、肝心要の繁忙時には最前線で働くことが宿命のようなもの。僕たちも毎年このシーズンは、色々なクライアントさんの施設のお手伝いで現場にいる。時には、一緒にサービスもする。コンサルなのにヘタだったら洒落にならないので、かなりマジになって頑張る。そういう肝心な所を見ていかないと、コンサルタントなんてできないですもんね。逆だったら「ふざけんな!」って言うでしょうね。パソコンでデータばかりでコメントするな!と。25日の夜からは、業者のみなさんは、文字通り不眠で頑張る。今晩、全ての営業が終了後、クリスマス用のたくさんのイルミネーションや飾り付けを撤去しなかれならない。明日の朝までに、清掃も終えなければならない。その裏で、大晦日用のイベントの準備を続ける。さらに元旦の準備も進める…。こういうシーズンは、業者だから…クライアントだから…がなくなって、一丸となっていく空気が充満していくから肉体的にはハードでも、精神的には充実してくる。細かい能書きはさておき、こういうのを自然に共有できる人々と仕事をするのは気持ちがいい。そんな中で、ちゃっかり自分だけ、クリスマスイブは「早番」、(遅番、早番がある)大晦日も「早番」、元旦は「休み」なんていうシフトにして、目立たないように潜り抜けようとするスタッフをみると悲しくなる。なんでこの業界に入社したのか?と。不幸である。いかに優秀な大学を出ていようが、MBAホルダーであっても…。どんなに最先端の理論で武装したつもりでも、実際の現場は、学問の3歩先に行っている…ということに気がつかないのは、なんとも可哀想なことだ。何ごともバランスが大事…という基本を身につけておかないとせっかくのキャリアが宝の持ち腐れ状態である。(実際問題として、宝なのかどうなのかも怪しいが…)これは個人的な見解だが、「準備と後始末」が出来ない「本番だけ」の人とは一緒に仕事はしたくないので、見方を変えれば、自分からさっさと帰宅してくれるのも、ありがたいことだ。仮にもう一人の自分がいたとしても、一緒に仕事がしたい!と思えるように今年残り少ない日々のお仕事に取り組みたいなぁと思いました。(もちろん、来年もですけど…ね)
2003/12/25
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先日、舞浜のディズニーリゾート周辺のホテルの方にお話しをうかがった。「ディズニーリゾートがあるから、さぞかし忙しいんでしょうね」とうかがうと、「半分正解」とのこと。では、残りの半分は?が気になった。確かに客室の稼働率は大変高いらしい。実に90~95%というアベレージは予想通り。ところが、こと料飲部門は?というと、これが厳しい。ディズニーランドはお客さんの滞在時間が長く、特に夜のエレクトリカルパレードは誰しもみたいもの。その後にある花火まで見て、買い物をしてからホテルに戻ると、時間は22:00になってしまう。だから、お店の閉店時間もあり、あまり稼動しない。また、パーク内で十分なお土産などを買っているせいか、お財布がかたい。それで、お部屋で食べられるようなサンドイッチなどの軽食の販売をロビー周辺の店舗で積極的に行っている。なので、料飲部門はその恩恵にあずかってはいないらしい。地元の「食事だけ利用のお客様」に向けての営業が中心とのこと。つまり、宿泊のお客様と、料飲のお客様の2つの営業が必要になる。そして、本当に力を入れている。そんな事情もあり、舞浜のホテル郡のランチは知る人ぞ知る、美味しくてお手頃な食事が楽しめる。それに結構、ごった返していない。クリスマス期間も、ディナーばかりではなく、ランチを家族で食べて、夜は自宅でケーキ…という人々もいるのだから、地元のユーザーは利用がうまい!テーマパークやリゾートの運営も奥が深いが、ホテルもこれまた奥行きが深い。そして、ホテルの利用の仕方は、もっと深い!来年のクリスマスは使いこなす方に回ってやるぅ…!
2003/12/24
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近年、インターネットの登場で個人が一躍有名になったり、その勢いで出版へ…というパターンができている。そうした勢いの中、大小様々なトラブルがあるらしい。先日、久しぶりの友人から連絡があった。情報関連の企業に勤務するAさんと僕の共通の知人が今年ある本を出版した。そこそこ売れているらしい。ところが、本の中に登場してくる人々から「待った!」がかかったらしい。ようは、「自分たちにことわり無く執筆した」ことに対するペナルティの請求のようだ。ちょっと大げさでは?と思ったが、登場人物は、それぞれのノウハウやスキルで生計を立てていると。(中には社長さんもいるらしい)おまけに、その本のお陰で出入り禁止になってしまった仕事もあるとのこと。そうなると話は簡単ではない。せめて登場人物にも原稿チェックでもしてもらえばよかったのに、していなかった、とのこと。例えばメールマガジンなどを発行していて、それを登場人物も読んでいたりするればトラブルは小さかったのだろうが、メールマガジンの発行もなかった。僕は多少の面識しかなかったが、優秀な方とのことだったので、なんでこんな手抜きをしたのか?理解できなかった。そういう視点に立って、本屋さんに行ってみると、他社事例とも言えそうなことや他人事例の本など、見方によっては「ラインギリギリ」っぽい本が並んでいることに気がつく。もちろん、きちんと公認してもらっている本も多数ある。しかし、そうしたトラブルがなぜ続くのか?というと、当然、著者本人の問題もあるが、出版業界にも問題があるような気がする。インターネットの登場も影響してか、売上げが減少しつつあるから、「これは行ける!」という人に積極的なアプローチをして、何とか一冊でも多くのベストセラーを!と、焦りまくっている様子もうかがえる。でも、なんかこういうのを聞くと、芸能界の暴露本と対して変わらないように思えてくるから、気持ちいいものではない。ビジネス書なのに、どれを信じていいのやら…である。そうなると、読む本に疑わしさが漂ったりして、結局、本離れにつながってしまうのではなか?と。…などと考えながら買った、高田延彦氏の「泣き虫」はどうなんだろう?ラインギリギリなのか?暴露なのか?格闘技ファンとしては大変悩ましいラインである。こういうご時世で本の出版のチャンスは広がってはいるが、公共性が高いことには変わりないのだから、ご注意である。
2003/12/22
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ふと気がつけば、日記を始めて100日目となった。通信事情が許す範囲で、なんとか続いたことがうれしい。100号?で思うのは、なんだかんだ言っても、自分で読み返すために書いているのかな?ということ。「こんなこと考えていたんだ」とヘン?な発見がある。何にせよ「1つずつ積み上がって行く感じ」というのは気持ちがいいものだ。こういう感覚は仕事にも役立てたい…です!・・・・・・・・・・・今日はテーマパークのダンサー“キルシュんぼ”さんたちと夕食をご一緒した。場所は、美味しい上海料理のお店。年は離れているが、ダンサーの方々と会って話をするのは大変楽しい。普段、僕の周りにいる人々と違うからだ。特に、サラリーマンと違うのは、毎年「オーディション」があること。テーマパークに限らず、劇団を受けようがついて回る。1回入社試験に合格したらもうOK!という世界ではない。かといって、スポーツ選手のように「勝敗」もあるわけでもない。だから明確な「評価」や「成果」がわかりづらい世界でもある。その中で、モチベーションを高くしていくのは、シロートが考えるよりも難しい。そんな中で毎年オーディションを受けたり次へのステップのために充電勉強したり…などの来年の進路を決めなくてはならない。考えてみれば凄い世界である。「若いのにしっかりしてる」という簡単な言葉では片付けられない…ような気がした。常に自問自答して、自分のスキルの棚卸をしている。何が足りないか?何がしたいのか?限りあるダンサー生活を自分にとって有意義にしていきたい!という気持ちがよく伝わってくる。「大変だなぁ」と思う反面、毎年オーディションがある世界だからこそ、真剣度が高くなるのかな?とも考えた。毎年「評価」にさらされているわけである。「合格」「不合格」と。強くなりますよね。それで「あれには受かった」「あれには落ちた…」という経験をたくさん積んでいく…。そういう経験って、受験以降は少ないですね。受験のことがクローズUPされて、かわいそう…の声も聞こえてくるが、その後の人生で、毎年受けていくことを考えれば、大したことではない、と。その初戦みたいなものだ。受験では第2志望合格でも肩を落としている暇はない。社会で第2、第3ラウンド…以降が待っている。もちろん全勝できればいいが、長い人生の中では、勝ち負けの乱打戦である。プロ野球だって毎試合「0:1」で勝てる球団などない。同じ勝ちでも、「9:10」の試合もある。もちろん「0:1」で負けることもある。そういう意味では、何かの試験に挑んだりすることは決してマイナスばかりではなくて、実社会の中ではその経験の積重ねがプラスに転じることがあると思った。そういうことを考えると、受験がかわいそうだとか、運動会の競争はよくない…などをやり過ぎるのはどうかな?と。逆に、受験も何もないままにスルーッと行くと、結果や人の評価に対して弱くなってしまうことがある。負けることが怖くなって、ビジョンを安易に変更してしまう癖がつく。言い訳が多くなる。きとんと勝負していくと、磨かれていくらしい。ダンスでダメだったけど、唄はOKだった。ジャズダンスはダメだったけど、タップはうまかった…と。土俵での勝負の中で、さらに自分の強みを確認することができる。これは全力で勝負した結果、あとでわかってくるものだと。つまり「オンリーワン」が見えてくる。きちんと勝負かけて、勝ったり負けたり…の経験は尊いものだなぁと再確認できた。正々堂々と取り組んで、オンリーワンを見つけたい…ですね!
2003/12/20
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東京非凡塾の忘年会を楽しみにしていたのに、出張になってしまった。さらに、新幹線にケータイを置き忘れてしまった。豊橋で下車して、5分後に気がつく。すぐにJRの窓口に行って、対応をお願いした。自分で落としてみて初めてわかることがたくさんあった。仕事柄、ケータイがないと片腕をもがれた状態に近いので、「さっきのひかり号に、ケータイを置き忘れたんですけど…」とすぐに駅員さんに対応を迫った。「ちょっと待ってください」「・・・・・・・・・」しばらくしてもう一度、「あのぉ…」「ちょっと待ってください」そしてようやく「何ですか?」…と。こちらとしては、なにしろすぐに連絡してもらって、次の停車駅の名古屋で預かって欲しかった。そしたら、取り行ける…と。ところが、いくら事情を説明しても、「まずは、こちらに全部記入してください」となる。殴り書きで記入すると、やっと「では、電話してみます」とのこと。天下の新幹線である。社内に置いてある社内誌「エッジ」には、「世界先端の…」と書いてある新幹線だから、電話くらいつながるものだと思っていた…。ところが、なかなか繋がらない。待たされること約30分。ようやく繋がって、結局は新大阪で保管になってしまった。「取りに行きますか?宅配しますか?」というのが結論。悩んだ末、会社に宅配してもらうことにした。明日も明後日も予定が一杯で新大阪まで取りに行く時間などない。肩を落としても仕方ないので、取りあえずは…と、数年ぶりに「テレフォンカード」を買う。懐かしい!それで、暗記しているところへ電話して、落としたことを伝える。そして、主要連絡先を教えてもらう。ケータイを落とすと不便なのは、電話番号がわからないことだ。完全にアドレス張になっている。ついでにメールもある。その後、コンビニによって、初めてプリペイドケータイなるものを買う。ノートPCから、主な仕事仲間にプリペイドケータイを電話番号をメールで送信する。…と、ケータイを落とすとこんなに大変で、お金がかかるんだなぁと実感した。少なくとも10年前は、ケータイなんか持ってなかったから、それでも仕事ができた。どんどん進化して便利になるのはいいが、反面、落とした時のインパクトは相当大きい。そういうのを一通りを終えると、自分たちが普段行っている「遺失物対応」の重要性を改めて噛締めた。少なくともホテルやテーマパークの対応は、JRの10倍は素晴らしい。細かいことへのこだわりがいかに大事なのか?教えて頂いた方々には感謝である。もう、レベルが全く違う。書類も違う。電話応対も違う。スピードも違う。冷静にひとつずつベンチマークしていくと凄い違いだった。新大阪駅の電話番号をひかえるのに、メモ張も用意していないし…。社内の不用紙の裏紙を破いたものだった。東京→大阪→福岡のJRのライバルはエアラインだ、自他共にそう認めている。ただし、JALやANAに価格では対抗できても、サービスでは…つらい!…と、ここまで結構厳しいモードになってしまったのは、自由席も指定席も満席で、仕方なしにグリーン車に乗ったからかもしれない。プラス4000円は、エアラインならスーパーシートである。正確にはグリーン車の方が高い。(区間で比較すれば)ほぼ独占のJRに対して、競争の激しい業界はサービスがよい。だからこそ、ユーザーの厳しいフィードバックがないとあぐらをかいてしまう。…ということで、さっき、しっかりフィードバックさせて頂きました。考えてみればJRも立派なホテルを経営している。たまにはクロストレーニングでもしてはいかがでしょう?…というアドバイス付きで。世界最高の新幹線なのだから…期待してます!
2003/12/19
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部下の育成に大切なことは、芸能界のマネージャーに教わった…20代の後半、主任なる役職になった頃、どうやって部下を育成したらいいのか?よくわからなくて、かなり苦戦していた。というのも、現場時代には現場の運営やサービスについてのトレーニングはできたいた。トレーナーとして。ところが、ことオフィスワーク部門の仕事になった途端、なんともやたらと企業人モードがあって、「部下の育成をちゃんとしろ!」と言われても、一体どうしたら良いものか?と。そんなある日、ある研修で芸能プロダクションにお勤めのタレントさんのマネージャーをしている方と知り合うことになった。当時、憧れのタレントさんを担当していたので、そうした下心も働いて、積極的に仲良くなろうとした。一緒に飲みに行くようになった時に、僕の悩みを打ち明けた。すると、育成する気持ちが強過ぎることを指摘された。「部下を預かったタレントだと思ってやってみたら?」とアドバイス頂いた。芸能界のマネージャーは、売れるか売れないか?わからないタレントの卵を、テレビ局から雑誌社とあらゆるところに紹介とお願いに回る。もちろん、タレントも一緒に。そしてようやく取れた小さな仕事でも何でもやらせて行く。当然、付き添って、「こうしろ、あーしろ」から、「ここが良かった、悪かった」とフィードバックも忘れない。マナーもいちいち注意する。何しろ、自分が言わなければ、傲慢なタレントになって、嫌われ者になってしまうかもしれないから。話が下手なら、話の先生の所に通わせる。歌が決まれば歌のレッスン。それに踊りも…。などなど、営業からマナーの指導から能力向上の支援まで…。と、まるで、スーパーマンだ。おまけに、「遅刻なんかはどうやって指導するんですか?」の質問に対しては、「遅刻はさせません。モーニングコールでも送迎でもやりますよ」だから恐れ入る。あくまでもお客さま主義である。結局は、育成なんて手段であって、その本人をどうやって売って行くか…に集中しているだけであると。食べられるようにしていくか?とシンプルな目標だった。そう考えれば、僕らも同じで、そのスタッフが仕事を受注できるようになること。お客さまに喜ばれるようになること。…のはずが、そこに上司のエゴも混ざってくるから難しくなる。「オレの言うことを聞かない…」とか…。これでは、ペットの躾とあまり変わらない?ような気がして来た。お客さんの出入りの少ないオフィスにいると、本来の目標がズレていくんだなぁ…と思った。なにしろ、当時の僕にとっては、大変、ありがたいアドバイスだった。ちなみに、そういう凄いマネージャーはやはり売れっ子で、売れるタレントを探すより、タレントを一人前にしてくれるマネージャーを探す方が実は大変らしい。これは、ひょっとして、企業内でもそうかもしれない…と思った。こんな人、そうはいないよなぁ…と考えていると、香取くんが書いた「社会人として大切なことはみんなディズニーランドで教わった」に出てくる<町丸さん>が頭に浮かんだ。
2003/12/18
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昼食時に、ちょっと寄り道すると、すぐに楽器屋さんが目につく。オフィスから歩いて御茶ノ水に行ける距離だから、この時期は大変つらい。衝動買いを抑えるのが…。何と言っても、楽器屋さんの多さでは定評がる地域だ。地方に長期出張していた時などは、カラオケに誘われると、必ず小さなギターとかベースを持っていって、皆で大いに弾いて唄った。もっとも、カラオケの音が大きくて、ほとんど聞こえていないが…。まぁ、ほろ酔いで、みんなで弾いているのが楽しかったからそれでよい。それに、なんといっても大好きなアーティストとジョイントできる。ホテルカリフォルニアの時には、酔ってはいても顔はマジになる。学生時代にちょっとでもバンドをやったことのある人ならわかると思うが、たまーーに、スタジオとかで大きな音を出して見たくなる。無性に…。最近、カラオケボックスも一時の勢いがなくて、試行錯誤していると聞く。ここはひとつ、ドラム、ギター、ベース、キーボード…と、楽器が置いてあるカラオケボックスを作ってくれませんかねぇ。値段なんか多少高くても構わないから…。あるいは、楽器は別レンタル…でもOK!結構、実は音を出したい人っているんじゃないかなぁ…?でも、あえてスタジオを借りて集合!…というほどかしこまりたくもないし…。などなど。忘年会の場所探しから、カラオケボックスの今後の展開への議論が続く。…ということで、学生時代の友人との忘年会は、ギターやベース(小さいやつ)持込で2次会はカラオケへGO!で決まりました。当然、プチプチライブ開催です!(笑)これも、立派なおじさんレジャーなんです、ハイ!
2003/12/17
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東京都23区内の道路は、年末の20~31日までの道路工事をしないらしい。年末の人出の多い時に、少しでも移動しやすくしよう!ということだ。そのせいか、20日まであと数日の最近は、本当に工事ラッシュだ。深夜でも渋滞がある。ただ、「やっと…」という思いがある。年末やGWに連休やお盆…など、年間のうちの約20日間くらい、全国の観光地で道路工事をしなかったら…と、常に考えていたし、そうした提案もしてきた。約30年間、そうしたことができずに、「観光地=渋滞」のイメージを造りあげてしまったことは事実だ。実際に、調べて回ったことは何度もある。「我が県、我が市は観光産業こそ…」という意気込みはよく聞くが、実際にGWに調査してみると、あちこちで渋滞してる。よくよく調べてみると、道路工事が犯人であった…というのは別に珍しくもない。道路族とのバトルが相変わらず続いているが、造るのもいいが「使い方」をもっとしっかりして頂きたい。僕の自宅の近所の道路で調べてビックリしたのは、ある時は「道路補修工事」が始まった。しばらくして、「ガス工事」が始まった。さらにしばらくすると、「水道工事」が始まった。同じと頃を短期間に3回も掘って埋めていたわけだ。あの裏路地でこのありさまである。全国では一体どのくらいのムダがあったのだろうか?と考えると、めまいがしてくる。しかも、30年間以上。道路を造るのには莫大な費用がかかる。しかし、その後のメンテナンスやらの工事費用も果てしなくかかる。何十年も続く。ただでさえ、湯水のようにお金を喰うのだから、せめて、連休くらいは計画的に工事をキャンセルして、快適な観光ができるようにしてもらいたい。道路が増えて、それに合わせて工事が増えて、肝心の連休にさらに渋滞するようなら、本末転倒である。これも全国でやれば、相当に快適な「休日ライフ」が過ごせるはず。人間の身体で言えば、「血管の目詰まりがない日」である。物凄く健康な感じがする。年間のうち20~30日だけでも、こうした日があれば、レジャー産業、あるいは観光産業は随分と救われる。そうすれば、当然、各地域の観光収入にも期待が持てる。ということで、この年末は、道路工事チェック!も行う予定です。
2003/12/16
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仕事によっては、自分たちが下請けになって仕事をもらうこともあれば、反対に、別の業者に仕事をお願いすることもある。その際にとても気をつけているのが、下請け企業の担当者の方が僕よりも年上の場合の言葉づかいだ。「仕事に年齢は関係ない!」と言い放つ人も多い。確かにそういう考え方もある。しかし、年齢に対するマナーもあるはず。そして、マナーも仕事に影響するとしたら、それは立派に仕事の一部なはずだ。いくら下請けだからと言って、10才も年上に対して「あのさぁ~」では情けない。ましてや、「何度言ったらわかるんだよ!このバカ!」もない。母が元気だった頃、母のお客さんが激怒したシーンを目撃してしまったことがある。僕と対して年齢の変わらないそのお客に、母は土下さ…させられていた。「クソババァ!」とまで言い放った。ショックだった。仕事とは言え、ギリギリのラインのようなものを見たような気がした。さらに、後日、お客の勘違いであったことがわかって、なおさら複雑な心境だった。当然、それ以来、何があってもそのメーカーの商品だけは手にすることはない。ましてや買うこともない。仕事を受けることもない。一生ない!それ以来、気をつけるようになった。マナーだけは…と思う。下請けには横柄な未熟者にロクな仕事はできない!と心からそう思う。でも、考えてみれば、その人にしかできないからこちらからお願いして「請けてもらっている」場合もあるから、ふんぞり返っている場合じゃないんですよね。
2003/12/15
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最近、身近の人でベトナムに出張に行く人が増えてきた。僕は一度も行ったことがないので、別に気に止めていなかった。自分自身を含めて、人件費が安く、技術も日進月歩で、工場環境も目覚しい成長を遂げている中国に目線が集まっているし、そういうものだと思っていた。ところが、メーカーの方々はすでにベトナムに目を向けているどころか、しっかりと進出しているとのこと。理由はいくつかあって、○中国よりもさらに人件費が安い。(最近は中国も賃金が上昇しているらしい)○何より勤勉である。手先が器用である。(中国人にも負けていない…と)○徐々にではあるが、環境(電気、水道などのインフラ)も整備されてきている。○それから、中国一辺倒…というのは、やはりリスクが高くなる。(それはそうでしょうね。何かあったら大変だ)…など色々あるらしい。さらに、反日的な要素が少ない。逆に、ベトナムでは、アメリカや中国よりもそうした面で苦労が少ないようだ。…ということで、民間企業は、自らがどんどん調べて試して先に行っている。そんな話を聞いてはいたが、「本当かな?」と半信半疑だった。それは自分が中国での仕事に関わっていることも大きいと思う。ところが、試しにユニクロに行ってみて「本当だ!」と実感した。少し前までは、中国の工場との連携で…の成功モデルとして一躍脚光を浴びたユニクロも、店内の洋服を良く調べてみると、「ベトナム産」が増えてきている。「ユニクロ=中国産」くらいのイメージがあったから、少々ビックリした。反対に中国側の立場になれば、ライバル現る!なんでしょうね、きっと。そういうのを見ると、現実の社会では、何でもかんでも中国…というより、アジアと広く付き合っていくようになるんだろうな…と考えた。ということで、せっかくだからベトナム産のYシャツを買ってみました。果たして着心地は、どちらに軍配があがるのでしょうか?さっそく試してみます!海外出張族の人たちの活きた情報は本当にためになるし、面白い。だから、出張から帰国したところを捕まえるのが趣味みたくなってきてしまった今日この頃。今週は……あの人をロックオン!です。
2003/12/14
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新人の頃、毎日業務日誌を書かされた。来る日も来る日も業務日誌を書くのが辛かった。嫌でも何でも「絶対に書け」と先輩たちは大変厳しかった。なぜか嫌だったのか?と言えば、毎日、たいして書くことが思いつかなかった…というか、結局、同じようなことばかり書いているから「これでいいんだろうか?」と。ところが、先輩の日誌を見せてもらうと、同じロケーションに勤務しているにも関わらず、毎日のいろんな違いが書いてあった。同じ仕事で、同じロケーションで、同じスタッフたちと働いているにも関わらず…。それを読んでいくと、「言われてみればそうだなぁ…」「そういうモノの見方があるんだ」ということがたくさんあったり、「へぇ、そういうことがあったんだ」と気がついていないこともたくさんあった。仕事がひと通りできるようになって、多少、飽きが出ていた頃の出来事だったので、「やばいなぁ」とリセットさせて頂いた。「仕事って奥が深いなぁ…」と、ため息が出た。モノの見方や捕らえ方が全然違った。「これがレベルの差という奴か!」…と。それから20年も経つと、当時の日記が大変仕事に活きているのだら、2度感謝である。毎日同じことの繰返しに見えてしまう僕が、少しずつ「小さな違い」に気づくようになったのは、間違いなく業務日誌のお陰だ。もっとも、A4で二枚書いている日もあれば、5行くらいの日もある。最初のうちは、なかなか違いがわからなかった。その時は、正直に同じことを書いていた。けれど悔しかったことも確かだ。ただ、そのお陰で続いたことは確かだ。書ける範囲で書いていた。それが段々と違いがわかってくるようになると、現場で気づくことが山のように見えてきて…それが現在の仕事への訓練になっていたような気がする。そこには、社会人デビューの頃、トレーナーになった頃、主任になった頃…など、その当時の自分の心境や困っていること、頭に来たこと…がギッシリ書いてある。新入社員研修とか主任研修とはの依頼を受けた時にも、再度読み返すと、あまりかっこつけた講師にならずに済む。「自分の実態はこんなものだったんだ」とわかると、気張らずに行けたりする。その他、現在の仕事のいろんなシーンで自分の参考書になっているから、書いていて本当に良かったと思う。大体にして、買おうと思っても売っていないことばかりが書いてある。そして、「記憶ではこうだったはず」ということが、業務日誌を読むとかなり違っていることもあるから、「記録」は大事だなぁと。ここ数年、サボり気味だったが、楽天日記のお陰で再始動できるようになった。これも、自分サイズで自分ペースで続けて行ければ、また何かで役立つ時が来るんでしょうね、きっと。
2003/12/13
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やれイベント会議だマーケティング会議だ採用会議だ…と、年末は来年度に向けての打合せが多い。そういう中で、最近とても気になることがある。だいたい会議室に集まる人々の多くは、オフィスワークである。自分のデスクを持っていて、一人1台のパソコンで仕事をしている。そうすると、広告宣伝の話ひとつとっても、断然パソコンで見るHPやメールマガジンとその広告の世界にはまっていく。また、ある地方であまり残業のない公務員の方々との打合せの中では、圧倒的に「テレビのCMを打つべし!」となる。これは、多分、毎朝毎晩テレビを見ているし、見る時間が十分にあるからそうなっていく。それでよく漏れてしまう、あるいは蚊帳の外になりがちなのがケータイのこと。会議室に集まる男性人にとっては、基本的には、正真正銘の「携帯する電話」なのである。だから、広告宣伝やイベントの土壌にあがることが少ない。ところが、実態は、毎日電車通勤をしていれば痛いほどよくわかるのが、学生もOLも主婦の方々も一日中持ち歩いているのはケータイである。極端な話、寝ている時間以外は持っている。人によっては、パソコンを持っているのにケータイの方ばかりいじっている。電話で話すばかりでなく、メールやHPをみたり、予約をしたりショッピングをしたり…。考えてみれば凄い媒体である。これに比べれば机の上にあるPCなんか可愛いものだ。ケータイでのビジネスに関わるとわかることだが、PCと比べて圧倒的に違うのは、「土日祝日のアクセスが落ちない」ということ。PC用のメールマガジンやHPはそのほとんどが会社のPCで観覧していることが多いから、極端に落ちる。その点ケータイは、あくまでも「個人のモノ」だから、それがない。その他、すでにテレビを越えた媒体であることは、気づいている人は気づいている。けれど、使っていない人たちにこうしたことを気づかせるのは、これまた大変な労力がいる。そんなことを考えていたら、会長2001さんの日記にも、ズバッと語られている大変参考になる日記があった。↓まぁ、実は僕自身が完全にPC派だから、当初は抵抗感100%だった。(こうして楽天日記も書いているくらいだし…)ところが、現実は受け止めなければならない。何と言っても、世界一のケータイ王国である。世界最高水準のケータイがある。メールもできて、HPも見れて、テレビも、GPSも、音楽も聴ける。ユーザーはとっくに使いこなしている。さて、それで何をしましょうか?
2003/12/11
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最近、オフィスにいると、のぼせてくる。部屋の温度設定が、人によって心地よさが違うからだろう。まぁ、仕方ないかぁ…。ただ、僕たちのオフィスだけではなく、打合せでお邪魔するオフィスでも強烈にHOT!なことが多い。男性と女性の体質の違いがあるから仕方ないよなぁ…と思って我慢しているが、辺りをよく見渡すと、「ちょっと、待ったーーーーー!」と、叫びたくなる衝動にかられることがある。なぜか?「寒ーーーい!」と、軽快な猫なで声でエアコンの温度設定を思い切り27度付近にまで上げてしまう方々に限って、この12月に<半袖>とオフィス用サンダル…だったりする。そりゃあ寒いでしょうね。十分に。対して、男性人は、長袖ワイシャツにジャケットまで来ていることが多いから、もう10度くらい合わないはず。さらに僕の場合、バイク移動も多いから、ボタンダウンの下に、「発熱するから温かい!プレスサーモ・スーパーテック」みたいな長袖下着まで着用しているから、12月のオフィスで滝の汗…。さて、これが社内のスタッフだけの時は、トイレに行く振りでもしながら、こっそり温度設定を23度くらいまで下げたり…。それに気がついた女性スタッフが、コンビに行く振りをしてまたまた27度に戻したり…で、エアコンの温度設定を巡る<水面下の攻防>もまた楽しい…と思えば思うこともできる(かも?)。ところが、「来客があった時にどうするか?」で、オフィスワーク検定の1級への道が開けたり閉じたりする。何しろ、寒いお外からいらしたのだから、オフィスに入ると当然「暑い」。それに加えて、駅から歩いているから、身体もHOTだ。だから上着を脱ぐ。(ここで、ハンガーが出てくるかどうか?)そして、お茶でも出すことになる。(さて、アイスかホットか?迷うところである)その隙に、部屋の温度を少し下げられたら1級へあともう少し…。30分くらい経過すると、だんだんと寒くなってくるからちょっと温度を上げることができたら…。もしくは、温かいお茶でも再度、お持ちできたら…認定?でしょうね。…と、ブツブツ独り言の多かった一日だった。だって、暑いんだもん!
2003/12/10
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財布のビジネスマナー20代の頃の話。仕事帰りに、職場のメンバーと食事&飲み会に行く。「お会計お願いしまーす!」「○○○○円です」「…ということは、一人4000円通し、わかった?」と先輩が会計をする。そんな時、僕は結構頻繁に「先輩、すみません。2000円かしてもらえますか?明日返します」「2000円?お前いくらもっているんだよ?」「うーん、2400円です」「そうか、わかったよ」…ということがあった。皆と別れて先輩と同じ方向の電車で2人。「あのなぁ、所長。前から言わなきゃと思っていたんだけど…」「なんですか?」「お前も社会人だろう?お金、ちゃんと持ってろよ」「ああ、すみません。明日返します」と答える。すると、「返すのはいいんだけど、そういう問題じゃないんだ」「???」「一人の時に何かあったらどうするんだよ?お客さんと一緒だったり…」「それと、先週もあったよな!」「ハッハイ」そりゃそうだ…と思った。お客さんと急に食事でも行って、会計の時に、「恐れ入りますが、明日、必ずお返し致しますので…」と、どんなに敬語のエレクトリカルパレードを演じても、みっともないことには変わりない。なので、取りあえず。「気をつけます」とだけ答えた。…が、一体いつもいくらくらい財布に入れていればいいのだろう?と思い聞いてみた。「そうだなぁ、オレは新人の頃に部長に“年齢×1000円”くらいを財布には入れておけ!って教わったからそうしているよ。それでたいていは平気みたいだ」…とのこと。それ以来、僕も<年齢×1000円>を入れるようにしている。極端な大金は恐いけど、まだまだ若いし(笑)、これくらいなら…と。今でも、急な出張があっても、何とかなる。(ただし、まだ十分に若いので、飛行機の場合は圧倒的に足りない…ということを強調すると共に補足とする)…今日も、そのお陰で助かった。実は先週も…と、大変実践的でありがたい教えだなぁと噛み締めている。
2003/12/09
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なんかの本で読んで印象的だったのが、「あの人に会いたい!」と思って、自分の身近の人から、たどって行くと、なんと5人目くらいで会えてしまう…というお話し。この日本では、「あの人」も5人くらい紹介してもらえば意外に出会えるらしい。「凄いなぁ!」と思っても、実際にそうして「あの人、この人」に会いに行くか?というと、そういう人は極々少数だと思う。そういう意味では、最近は自分もフットワークが悪いかも?と思った。その張本人は「コラボレーションgogoさん」だった。何しろ長野県に住んでいながら、楽天で僕が日記上知っている人に実際に会って話している人である。口で言うのは簡単だが、実際に新幹線に乗って…わざわざ人々に会いに来る…というのはなかなかできないことだ。それを面倒な人もいれば、楽しい!という人もいるのだから、人間は本当に才能が色々あるのだなぁと、しみじみ考えさせられた。好きなアーティストのCDを聴くだけの人もいれば、ライブには必ず足は運ぶ…みたいなものだろうか。なにしろ、文字通り「コラボレーションgogo!」な人だった。今回は東京の用事にあわせて連絡を頂いた。会ってみなければ、話してみなければわからないことだらけで、楽しかった。仕事柄「サービスは先手必勝!」と教わって、それを実践したり伝えたりしているつもりであった。が、出会いはチャンスについてはどうなのか?コラボレーションgogoさんにお会いして、ちょっと考えさせられた。転職でも恋愛でも出会いでも…指名されるのを待っているばかりでは寂しい。確かに、いつも選ばれていれば優越感もあるだろうが、自分から前に出る勇気の前には霞んでしまう。ということで、明日からはもう半歩くらい前に出たいと思います。(僕もひそかに「あの人」に会いたい…と、密かにロックオン!しました)
2003/12/08
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先日、ある企業の入社研修を拝見した。社長から幹部の方々のお話しから始まった。僕の役割は、これから導入研修をもっと質の高いものししていくためのお手伝いで、現状を拝見して、修正するべきところ、カットすべきところ、新たに加えた方がよいものを把握するのが仕事だった。サービス業が長いだけあって皆さんの話はとてもうまい!聞いていても結構楽しい。ただし、いくつも修正点が見つかった。さて、なんだと思いますか?↓正解は…中でも特に気になったのは、「うちの会社はねぇ…」のフレーズである。幹部の皆さんに共通していた。もう入社してこれから頑張るぞ!というメンバーに向かって、「うちの…」である。「うちの…」と言われている方としては何だかまだ外部の人間のような気がしてくる。これから一緒に頑張りましょう!という記念すべき日に…。だから、どんなに話が面白くても、何となく目に見えない「壁」のようなものを感じた。それは、現場でもそのまま継承されていて、「うちの店ではねぇ…」とこれまたトレーナーが説明してくる。本当によい人たちの会社なのに、なんかヘンだなぁと思っていたら、こんなちょっとした言葉づかいに現れていた。どんなにフレンドリーな空気全開で接しようとしても…もったいない。ということで、そのようにフィードバックした。次の週の入社式では「私たち」になった。やっぱり空気が違った。こんなのは「スキル」に入るのか?どうか?微妙なラインだが、そう言われた方がなんとなくうれしいのだから、きっと大事なんだと思う。結局、僕の役割はこのくらいだった。
2003/12/07
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以前あるプロジェクトに参加中のこと。よく夜中の2時頃にケータイ電話で起こされた。色々な業者さんと知り合い、ケータイやメールで情報のやり取りがあるから、ある程度は仕方ないものの…「もしもし。なに?寝てんの?…えっ?こっちはいま六本木だよ!寝てないでこっち来て飲もーぜぇ~!」…だったり、「飲んでて思い出したんだけどさぁ~。おめぇ、今日の打合せの資料なんだよ!あぁぁぁ!?あんなこと書きやがってぇ~、てめぇーは~」…みたいなものまで、かかってきた。まぁ、深夜にかかってくるものは、ロクなものがなかった。反対に朝5:00頃、「いやーおはよー!あのさぁ、急で悪いんだけど9:00に来てくれない?会社に~」…などもある。そうなってくると「もういい加減にして頂きたい!」という気持ちになってくる。それが3ヵ月くらい続くと、さすがに疲労困ぱいになってくる。そんな時、Mさんと出会うことができた。そして、あるに時相談したら、「僕は夜12:00過ぎたら、ケータイの電源は切るようにしていますよ。だって、キリがないですよ」と。「本当に重要な場合は自宅の電話にかけてくるでしょう。ただし、家族が全員寝てますから、よっぽどでないとかけられませんよね。それに、いつでもかけられる…ってよくないですよ。せいぜい20:00くらいまでに電話をしなきゃって、お互いが気をつけないと…ねぇ。仕事のことは…」とのこと。それ以来、徐々にそういう風にするようにしてきた。それで、ゆっくり本を読んだり睡眠とることができるようになった。ただし、出張先のホテルではケータイを目覚ましに使うから、しばらくは深夜電話に悩まされたりした。だから出張中の方が寝不足…ということが多々あった。…が今は随分減ってきた。そういう習慣を周囲に納得してもらうことは、仕事でもプライベートでもとても大事だと思う。そんな中、とても尊敬すべき使い方をされる人たちもいる。いつもいきなり電話をしてこないで、必ずケータイにメールをくれる。「お手すきの時で結構ですから、お電話頂けますか?……」または、「○○の件で、お電話頂けますか?19:00までオフィスにおります」と。そして、そのメールには必ず電話番号を入力されている。アドレス張に入っていてもいなくても、メールからそのままかけられるようにしておいてくれる。なんとも素晴らしい心遣いである。だから、こちらもできる限り早く電話しようとする…。とてもニッチだけど、これも「大事にしたいビジネス・スキル」である。あるいは「痒いところに手が届くマナー大賞」とも言える。いずれにしろ、電話のマナーが、○ケータイの登場と、○メールの登場…で、「うまいとヘタ」の差がどんどん大きく開いて行くことだけは確かなようだ。それに「品」の差もでますよね。こうなってくると、いろいろと変わっていくことが出て来る。従業員の採用面接などの時の質問なんかにも、しっかり組み込んでおかなければならない(職種によっては…)。だから、来年の新入社員研修も、20年前と同じ「電話応対研修」では不十分で、それにケータイやメールのこともしっかりと組み込んでおかなければ…。これもいずれ「○○検定」行きですね(笑)!…ということで、現在、新入社員研修の内容を検討中の所長でした。
2003/12/06
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久しぶりにホテルニューオータニへ足を運ぶ。改めて、日本を代表する素晴らしいホテルだなぁと、シミジミ。待ち合わせ前、2時間くらい前から色々と眺めてみた。建物自体はもうかれこれ40年近くなるが、徹底的に手入れが行き届いてるから、「古い」ではなく「格式」や「伝統」を感じることができる。ディズニーランドもそうだが、月日と共にどんどんよくなって行く…というのは、運営のレベルが大変高いということだ。建物ありきのレジャーサービス業界は、古さがハンデになりがちであるが、それを安心感や落ち着く雰囲気…の座標に持っていく…そういう施設からは学ぶものがたくさんある。宝の山である。(今日は、メモ帳が一杯になった)雰囲気がいい…という座標に行き着くのは本当に大変だ。膨大な労力を要しているはずである。もちろん、「粗探し」だけやってみれば色々あるかもしれないが、それを補って余りあるだけの雰囲気があった。雰囲気は滲み出てくるものであって、簡単にはインストールはできない。小さな積重ねの集大成である。よい雰囲気を作るのは、オフィスでも家庭でも難しいことだ。(なんどもインストールし直している会社もある)そして、その雰囲気の醸し出している、そこで働くスタッフの皆さんも相変わらず素晴らしい。20代の若い女性スタッフがドア係で一生懸命に挨拶してた。(本当に一生懸命だった)これほどの老舗で、まだ一生懸命が何人もいる。「ホスピタリティとは…」と、会議室の中で浮かれている人は、丸一日くらいジックリ視察することをお勧めしたい。当たり前にみえる何気ないことを、他のホテルには真似できないくらい、一生懸命にやっていた。僕は「迫力」を感じた。まさに「他の追従を許さない」という気迫みたいなものかもしれない。古いか?新しいか?の価値観にドップリ使っている人は、たまにこういう場所のラウンジやカフェで打合せしたりすることをお勧めする。考えてみれば、日本は「古い=価値が下がる」という価値観の国ではなかったはずで、逆に、先祖代々…に価値があったりした。時間とか経験が、価値をどんどん高めていくような仕事をしたいなぁと考えた。
2003/12/05
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ある業界紙のインタビューを受けた。そこで「事業としての営業方針とその戦略はなんですか?」と質問された。「ん???」と迷っていると、ようするに、今までどうやってこのような仕事を取って来たのか?ということらしい。仕事内容からして、説明に1時間も費やした。確かにわかりづらい職種ですね(笑)。ニッチ過ぎて。数年前、任期満了で退職した契約社員だったスタッフが職安から電話してきた。「所長さん、職種欄に該当がないんですけど、一番近いのは次のうちからどれか教えて下さい…。まずは…」という連絡を頂いた時のことを思い出した。なぜ、説明づらいのか?と言えば、案内をするパンフレットがないのだ。だから、説明するのに手間取ってしまう。では、なぜパンフレットがないのか?と言えば、「営業をしに行ったことがないから…」である。…ということに、改めて気がついた。まぁ、それで今まで食べて来れたんだから、それはそれでよしとしたい。けれど、いつでも説明できるようにしておく…というのは大事ですね。それで「実際はどうしているんですか?」と言うことだけど、それはもうズバリ「作品をお見せしています」ということになる。作品と言っても、かつて制作したマニュアルやら、運営計画やら、研修ツールやら、視察写真集やら、メールマガジンやら、果ては業務日誌まで…が対象になっている。それで、「こんな仕事してます」「こんな資料を作って検証して…こーして、あーして…」と説明すると何となく「あーなるほどね」となる。ただし、当然、見せられないものもあるので、必ずしも十分ではないが、実務でやってきたものは全て作品…というくらいに思うようにしている。そういう観点で考えると、どんな仕事でもひとつの仕事が終わると、何かしらの作品集ができる。スケジュールやら備品リスト、出張記録もあるし、ケータイで写真をまめに収めておくことで、写真集なんか簡単にできる。仕事が終わったら取りあえずファイルしてみる。いろいろファイルしてみる。(大丈夫なものに限るが…)それで、しばらくしたら編集してみる。すると、何となく、次への意欲も湧き上がるし、もっとこうすればよかった…も沸いてくる。それが、数年経つと、無理やり作成した企業アルバムよりも楽しいし、何より自分自身のためにもなる。プロジェクトごとにまとめて作品にしましょう!それは結局、自分たちのマニュアルにもなるんです。見ていて楽しいマニュアルの完成!…と、かけ声は素敵だが、まずはロッカーの整理から…します。(最近のやつが全然はかどっていません)
2003/12/04
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僕が社会人になった頃は、親元を離れてアパートを借りたりして、一人暮らしをはじめると、親戚や周囲の人々から色々と言われたものだ。(ようするに、引っ越さないで同居しなさい。あるいは、そこから通える範囲で就職を探しなさい…など)ところが、時代は変わるもので、今や、独身で同居していると「パラサイト・シングル」などと言われたりで、何とも可愛そうだ。かといって、結婚するとたいてい「別居」している。それでまた新たに一軒家やマンションを買うから、家計は苦しい。それでいて、実家ではいよいよ「老人介護問題」「一人暮らしの老人が…」となるから、これはそのまま増税となるから、また、家計が苦しい。…となると、あっちを立てればこちらが立たず…である。これを解決するには、また「サザエさん一家を見習おう」とか「寺内勘太郎一家を思い出そう!」とテレビ番組の再放送を繰り返すなどの政策も必要になる。3世代で、暮らせば「一軒当たりの収入」は凄いことになる。夫婦共働きで、おじいちゃんおばあちゃんの年金まである。一家で月収100万円も十分にあり得る。そのうちに長男も働くようになれば、もう大変だ。収入的には夢のような生活が待っている。それなら子供は3~4人作っても心配はない。家庭内に大人が4人もいれば、きっと良い子に育つ(かもしれない)。老人介護問題も減る。ただ、皆がこうして暮らすと、住宅はあまりたくさん要らなくなる。すると住宅業界は変革を求められる。マンション分譲より、3世代住宅への建替え需要が増す…など。ただし、物件数は減少する。しかし、この場合、嫁姑問題は…当然、勃発の可能性は大。それが嫌な人は…やっぱり別居…となる。すると…今と似たようになってしまう…か。…と、戻ってしまった(笑)なので、ここから先の展開論は後日に持ち越しです。
2003/12/03
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「初めて働いたのはディズニーランドなんですか?」と聞かれることが多い。おそらく「ハイ!」と期待しているのかもしれないが、実際は、魚屋さんである。高校生の時は、平日の夕方と、クリスマスから年末は必ず「魚屋さん」でアルバイトして働いていた。先輩のお手伝いがきっかけだ。今考えれば、サービス業のデビューは魚屋さんである。初めのうちは大嫌いな仕事だった。何といっても、手が冷たーーーーい!魚は氷水の中にいるから、お客さんに「それ頂戴…」と言われて氷水に中に手を入れる。心の中で「冷てぇーーー!」と思いながら、魚を取り出す。すると、「うーん、それじゃなくて、そっちの下のやつ頂戴」…と残酷な一言。そんなこんなで毎日一回は手がかじかむ。しかし、それを過ぎると暖かくなってきて、冷たい水もへっちゃらになってしまうから、人間の身体は不思議だなぁと思った。一番苦手だったのは、「いらっしゃい!!!!!」という、あの威勢のいい挨拶?というか、かけ声ができなかった。おやじさんにいつも「何言ってるのかわかんねぇよ」と言われていた。それでも一年もすると大きな声で「いらっしゃい!!!」くらいは言えるようになった。このように、魚屋さんで学んだことはたくさんある。あの威勢のいい挨拶。魚のさばき方。魚の包装の仕方。金銭のやり取り。そして、何と言っても「市場価格」である。同じブリでもその日で市場の卸値が違う。それを仕入れてきて、さしみにしたり、切り身にしたり…で陳列棚に並べる。ところが、閉店時間に近づいても売れ残りそうな時…、ここからが腕の見せ所で、必ずブリをおすすめしたり、ちょっとずつ値段を下げたり、他の商品とセットで買ってもらったり…と、時間ごとにセット商品と値段が変わる…ということが新鮮だった。たかが一年先輩は、同じ時間で同じ商品でも約2倍も売上げていた。今考えれば、それが悔しくてモチベーションになっていたのかもしれない。商売って凄いなぁと思った。真剣勝負である。はじめて「今日は、お前はブリを担当しろ!」とおやじさんに言われて、夕方にちゃんと売り切った時は17才の高校生でも少し鼻高々だった。社会人になって、年末の仕事が一杯になってきて辛くなってくると、ブリを売り切った頃のことを思い出したりして頑張ろうとするのだから、体験というのは財産である。…ということで、年末に近づいてくると、お魚屋さんが気になって仕方がない今日この頃。
2003/12/02
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年末年始のスケジュールの調整(…と言えばかっこいいが、ようするにやりくり)が始まった。レジャーサービス業界にいると、一年の中でガムシャラに働かなければならない時期がいくつかある。その中でも年末年始は、各施設が「一粒で2度でなく3度おいしい!」…になるように頑張るシーズンである。Xmasに大晦日にお正月…の3連戦である。中でも勝負の分かれ目になるのは、なんといってもXmas。イブは24日、当日は25日なのに、誰が発明したのか?はともかく、Xmasシーズンなるものがあって、それは段々と大きく広がって、少なくとも12月1日からは、もう「毎日がXmas」と言ってもよい。そういう意味では「世界最大のキラーコンテンツ」であり、「世界のグローバルスタンダード」であり…と、何とも凄いイベント?に発達したものである。逆の見方をすれば、せいぜい2日間のXmasにすがるしかない…とも言える。それを凌ぐようなイベントを考えつかなかった…という見方もできる。これはいつまで続くのだろうか?きっと100年後も盛り上がっているんでしょうね。Xmasから5日間くらいすると「大晦日」である。そして、一晩明けると「お正月」…と、Xmasから、たった一週間で3大イベントが押し寄せることになる。これを準備する舞台裏は、それはもう凄まじいわけです。こういう時にこそ、施設ごと、会社ごとに差が出る。やはり、ききちっとやるところは、3人のヘッドをおく。「Xmasの担当者」「大晦日の担当者」「お正月の担当者」と企画段階から分業したり共用したりしながら淡々(といっても忙しいが)と準備していく。反対は、なんでもかんでも企画部やイベント担当者みたいな人たちだけで突っ走る。それで、忙し過ぎて、数名は途中で倒れたり…があったりするから、準備が乱れて抜けが多かったり、段取りが悪かったりする。よって、「ちょっと惜しい」などの不発が多い。決戦の時ほど、組織力で乗り切れるようなチームを普段から作っておかないと手遅れになるということ。夏が終わってから、企画だけやっていたところと、チーム作りもしっかりやってきたところの差がどんな風にあらわれるのか?それは、当日の運営にしっかりとあわられる。作戦ばかり練っていたチームより、練習もしていたチームのほうが強いに決まっている。…ということで、今月は所長には珍しく「いつもより厳しいコンサル・モード」であっちこっちにお邪魔していきます。(…とか偉そうなこと言っているのは今のうちで、気がつけばお手伝いと化して、お汁粉を売っているかもしれないが…)
2003/12/01
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